JP2018002129A - 電動駐車ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動駐車ブレーキでは、運転者が操作スイッチに対して、ブレーキ操作を手動で指示する。この指示された状態を操作スイッチ内部で正しく保持し、正確なブレーキ動作を実現する、簡素で故障率の小さい電動駐車ブレーキ装置を提供する。【解決手段】操作スイッチは、運転者の手動押圧操作により、On(Apply)/Off(Release)の動作状態となり、その後弾性材の作用等により中立状態に移行する。操作スイッチは、複数の端子と複数の小型スイッチと導線のみで内部回路が構成され、一対の端子から見て独立の閉回路を複数形成することで、一部の小型スイッチが故障しても、操作スイッチ全体としては正しい動作状態を認識できる。この正しい動作状態の認識に際して、操作スイッチの前後に来る中立状態における小型スイッチ故障状態も利用する。【選択図】図1

Description

本発明は電動駐車ブレーキ装置に関し、詳しくは、電動駆動手段により作動および解除が行なわれる駐車ブレーキを有する電動駐車ブレーキ装置に関する。
電動駐車ブレーキ装置は、通常、操作スイッチと制御回路(ECU)で構成される。操作スイッチは、駐車ブレーキを作動させるか否かの状態を、運転者の操作に基づき保持する。制御回路は、操作スイッチの状態を検証し、それに基づき車両のブレーキ作動または解除指令等を発する。操作スイッチと制御回路とは、通常、複数の信号線で接続される。かかる電動駐車ブレーキ装置は、車両の安全性に深く関わるため、操作スイッチに故障があっても、フェイルセーフ等に基づく確実な作動制御が求められる。加えて近年の車両性能向上への要請等の為、車両内部に搭載される部品の点数が増加している。この為操作スイッチと制御回路の構造は、簡素且つ省スペースであることが求められる。
従来の電動駐車ブレーキ装置は、特許文献1の様に、操作スイッチにスイッチのみならず誤動作診断部や電源・グランドラインを有し、操作スイッチと制御回路との間には5本の導線を有するものがある。また他の従来の電動駐車ブレーキ装置では、特許文献2の様に、操作スイッチと制御回路の間にスイッチ制御回路(SWECU)を有し、スイッチ制御回路と制御回路との間をCAN通信線で接続するものが提案されている。更に他の従来の電動駐車ブレーキ装置では、特許文献3の様に、操作スイッチに接続される外部配線は、制御回路との間の4本の導線のみとするコンパクト構造を実現しているが、操作スイッチはスイッチ及びダイオードにより構成されている。
特表2010−512277号公報 特開2014−104880号公報 US8432060
ここで、特許文献1の電動駐車ブレーキ装置は、操作スイッチの内部の構造が複雑であり、加えて操作スイッチには電源線、グランド線および5本の信号線が接続され、複雑である。また特許文献2の電動駐車ブレーキ装置は、操作スイッチと制御回路との接続はCAN通信ラインのみとなり簡素化できている。しかし操作スイッチにスイッチ制御回路を設け、ここで駐車ブレーキを作動させるか否かの状態を検証することに加えて、CAN通信インターフェース処置を行う必要があり、複雑化している。更に特許文献3の電動駐車ブレーキ装置は、操作スイッチにダイオード等の電流方向制限素子が追加されている。
そこで本発明は、これら従来技術に比較して、より簡素であり、且つスイッチ故障等があっても、運転者の意図した電動ブレーキ操作を確実に実現する電動駐車ブレーキ装置を提供することを目的とする。
本発明による電動駐車ブレーキ装置は、操作スイッチと制御回路とを有する電動駐車ブレーキ装置であって、前記操作スイッチは、On(Apply),Off(Release)、中立の3つの状態のいずれかをとるスイッチボタンと、前記スイッチボタンの状態に連動して動作する複数の小型スイッチと、複数の操作スイッチ端子と、内部導線とを少なくとも含み、前記操作スイッチはOn,Off,中立の3つの動作状態を有し、前記制御回路は、制御回路端子と、スイッチ検証回路と、当該駐車ブレーキ装置を管理する管理部と、ブレーキ作動指令部とを少なくとも含み、前記操作スイッチ端子と制御回路端子とは外部導線にて接続され、前記操作スイッチは、前記操作スイッチ端子が前記内部導線により複数の前記小型スイッチのみと接続される回路を有し、3つの前記動作状態のそれぞれについて、一対の前記操作スイッチ端子から見て相互に独立な閉回路を複数形成し、当該複数の閉回路は、複数の前記小型スイッチのいずれかひとつまたはそれ以上が故障した場合でも、当該故障した前記小型スイッチ以外の他の前記小型スイッチにより、当該故障に影響されない閉回路として前記操作スイッチ内に構成され、前記管理部は操作スイッチが前記スイッチボタンの3つの前記動作状態または故障状態の何れかであることを検出する。
ここで「前記小型スイッチのみと接続」とは、小型スイッチ以外の部品、例えばダイオードや抵抗等の部品が、操作スイッチの内部回路部品として接続されていないことを意味する。また操作スイッチについての「内部導線」とは、操作スイッチ内部に敷設された導線をいい、「外部導線」とは、操作スイッチと制御回路との間を接続する導線をいう。そして、これらの小型スイッチの構成を冗長性ある構造にすることで、操作スイッチの故障率を低減する。
ある実施形態において、前記操作スイッチ端子は4つあり、前記外部導線は4つある。
小型スイッチの構成を冗長性ある構造にすると、構造が複雑になる。これを最小構成で実現することで、小型化と簡素化を実現するとともに、更に故障リスクの低減を実現する。
またある実施形態において、前記操作スイッチの前記小型スイッチは5つで構成され、前記操作スイッチは、3つの前記動作状態のそれぞれについて、4つの前記操作スイッチ端子から選択された2つの前記操作スイッチ端子から見て独立した2つの閉回路を構成し、前記スイッチ検証回路は、5つの前記小型スイッチのいずれか一つが故障した場合でも、前記操作スイッチが少なくとも3つの前記動作状態あるいは故障状態のいずれかであることを検出する。
これらの小型スイッチを含む閉回路の構成を少なくとも2重構造にすることで、操作スイッチ全体の故障率を低減する。
またある実施形態において、前記スイッチ検証回路は、前記外部導線のそれぞれに対して、プルアップするか、プルダウンするか、プルアップもプルダウンもしないか、の3つの状態のいずれかにより検査することを通じて、操作スイッチが、3つの前記動作状態あるいは故障状態のいずれかであることを検出する。
これによりスイッチ検証回路での検査が単純化され、高速かつ確実に検査できる。
またある実施形態において、前記操作スイッチ端子と前記スイッチ検証回路とが接続されている前記外部導線は、信号線のみで構成されている。ここで信号線のみとは、電源線やグランド線等の電力供給線を含まないことを意味する。
これにより操作スイッチの内部構造を簡素化し、故障率を低減する。その結果、小型化および低コスト化も可能になる。
またある実施形態では、前記操作スイッチにおいて、前記小型スイッチは切換型スイッチある。
ここで切換型スイッチとは、後述する通り、3つの端子a,b,cを有し、Off時には端子aと端子bを接続し、On時には端子aと端子cを接続するスイッチをいう。切換型スイッチを用いることで、操作スイッチ内に形成する独立の閉回路を効率よく構成できる。そして操作スイッチの内部構造を簡素化できる。その結果、故障率の低減、小型化、低コスト化が可能になる。
またある実施形態において、5つの前記小型スイッチのうち、少なくとも2つの前記小型スイッチは、前記スイッチボタンがOn(Apply)の時に作動し、他の少なくとも2つの前記小型スイッチは、前記スイッチボタンがOff(Release)の時に作動する。
スイッチボタンとの関係で最も簡素な構成とすることで、故障率の低減、小型化、低コスト化が可能になる。
またある実施形態において、前記管理部は、前記スイッチボタンが前記3つの状態の間で変化する毎に、それぞれの状態において、前記操作スイッチ端子から見て、前記内部導線により複数の前記小型スイッチのみと接続される閉回路の形成情報を記憶しておき、複数の前記小型スイッチのいずれかひとつまたはそれ以上が故障した場合で、且つ操作スイッチが前記スイッチボタンの3つの前記動作状態または故障状態の何れかであることを検出できない場合において、現在のスイッチボタンの状態における前記閉回路の形成情報、および直後のスイッチボタンの状態における前記閉回路の形成情報に基づき、現在のスイッチボタンの状態を検出する。
これにより管理部により、現在のスイッチボタンの状態が、何れかの小型スイッチの故障により、故障と判断された場合でも、直後のスイッチボタンの状態における前記閉回路の形成情報に基づき、故障を挽回して正常な動作を確保できると判断できる場合がある。これにより、故障率の低減が可能になる。
電動駐車ブレーキ装置の故障は、小型スイッチの接触部と可動部にて多く生じる。本発明によれば、これらの小型スイッチを含む回路を冗長性ある構造にすることで、装置の故障率を低減する。また冗長性ある構造にすると、内部構造が複雑になる。これを最小構成で実現することで、小型化と簡素化を実現するとともに、故障リスクの低減を実現する。また製造コストの削減にも寄与する。
図1は、電動駐車ブレーキ装置の内部構成を示す図である。 図2は、小型スイッチに用いる切換型スイッチの構成を示す図である。 図3は、操作スイッチの中立時の回路構成を示す図である。 図4は、操作スイッチのOn時の回路構成を示す図である。 図5は、操作スイッチのOff時の回路構成を示す図である。 図6は、スイッチ検証回路に含まれる操作回路の内部構成を例示する図である。 図7は、操作スイッチの動作状態を判断する概略手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に電動駐車ブレーキ装置(Electrical Parking Brake)の内部構成を示す。電動駐車ブレーキ装置1は、操作スイッチ10と制御回路20を少なくとも有する。
操作スイッチ10は、運転者により操作されるスイッチボタン15と、スイッチボタンの状態に連動して動作する複数の小型スイッチS1〜S5と、操作スイッチ端子A1〜A4と、導線11〜14を含む内部導線とを有する。そして操作スイッチ10は、スイッチボタン15の操作の結果、故障状態でない場合には、On(Apply),Off(Release)、中立(Neutral)のいずれか3つの動作状態をとる。
一方制御回路20は、制御回路端子B1〜B4と、スイッチ検証回路40と、当該駐車ブレーキ装置を管理する管理部(Parking Brake Control)30と、ブレーキ作動指令部(Brake Operation Control)50とを含み、本実施形態では動作状態表示部60を更に含む。スイッチ検証回路40および管理部30は、操作スイッチ10の内部に形成される、操作スイッチ端子A1〜A4の何れか2つから見た独立の閉回路を、電気的に検出する。本実施形態では、操作回路41により、これに電気的に接続されている操作スイッチ端子の電気的状態を変化させる。そして変化後の電気的状態を管理部30にて検証することで、閉回路の形成状態を確認する。これにより操作スイッチ10が、3つの正常な動作状態、あるいは故障状態のいずれかを検出する。管理部30は、検出された操作スイッチ10の動作状態を運転者に知らせるために、その動作状態を動作状態表示部60に表示する。またその動作状態に対応したブレーキ動作の指示501を、ブレーキ作動指令部50に送る。この指示を受けたブレーキ作動指令部50は、対象とする車両のブレーキ(図示せず)に対して、動作指令502を発する。これにより駐車ブレーキの作動/解除の動作が実現される。
操作スイッチ10と制御回路20との間は、操作スイッチ端子A1〜A4と制御回路端子B1〜B4との間を外部導線21〜24で接続することで、操作スイッチ端子A1〜A4の電気的状態が、制御回路20側に伝達される。
まず操作スイッチ10の構成を詳述する。スイッチボタン15は、通常、運転者がOnまたはOffの操作を行う。スイッチボタン15は、運転者がOn(Apply)またはOff(Release)側を押しその後離すと、内部のバネ機構等により、中立状態に移行する。押された状態は一定時間(以下この持続時間を「押圧時間(Pushing time)」という)、例えば少なくとも0.2秒程度の間、OnまたはOffの状態を保って持続し、その後中立状態に移行し、その状態で安定する。小型スイッチS1〜S5は、切換型スイッチと呼ばれる構造を有する。これを図2に示す。切換型スイッチは、3つの端子a,b,cを有し、Off時には端子aと端子bが接続され、On時には端子aと端子cが接続されるスイッチをいう。
運転者がスイッチボタン15をOn(Apply)状態にした場合、小型スイッチS1〜S3は、これに連動してOn状態となる。この連動関係を、図1の破線151にて示す。一方運転者がスイッチボタン15をOff(Release)状態にした場合、小型スイッチS4、S5は、これに連動してOn状態となる。この連動関係を、図1の破線152にて示す。これら小型スイッチのOn状態は、一定時間経過後にOff状態に移行する。
操作スイッチ端子A1〜A4と小型スイッチS1〜S5は、これら以外の部品であるダイオードや抵抗等を含むことなく、操作スイッチ10内の内部導線のみで接続されている。即ち、操作スイッチ10は、操作スイッチ端子A1〜A4が、内部導線により複数の小型スイッチS1〜S5のみと接続される回路を有する。これにより、操作スイッチの内部回路の構成が簡素化される。その結果、操作スイッチ10内に形成される回路が小型化され、且つはんだ付け等の箇所が少なることや導線の配置が単純になることから、操作スイッチ10の故障率が低減される。加えて小型化、製造容易化、低コスト化が可能になる。
操作スイッチ10の内部に形成される回路は、操作スイッチ10の3つの動作状態である中立、On (Apply)、Off(Release)のそれぞれについて、操作スイッチ端子A1〜A4から見て2つの独立した閉回路を形成する。これらについて、図3〜図5を参照しつつ、次に説明する。
<操作スイッチが中立状態>
図3は、操作スイッチ10が中立状態である場合の内部回路を示す。中立状態では、小型スイッチS1〜S5は全てOff状態である。即ち図2に示す切換型スイッチにおいて、端子aと端子bが導通している状態である。この時、操作スイッチ10内には、第一の閉回路「A1,S1,S4,S2,A2」110と第二の閉回路「A3,S3,S5,A4」120との2つの閉回路が相互に独立に形成されている。ここで、小型スイッチS1〜S5の何れか一つが、例えば図2に示す切換型スイッチにおいて、「Off状態において故障となり、端子aと端子bが常に導通していない状態」(以下これを「Off時断線故障」という)である場合を考える。この場合、故障した小型スイッチを除く他の小型スイッチが正常であれば、第一の閉回路あるいは第二の閉回路の何れかが導通している。従って後述するスイッチ検証回路40により、これを電気的に検出することで、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。
この場合、故障した小型スイッチが2つ以上であっても、これらが、第一の閉回路110または第二の閉回路120の何れかにのみ含まれる小型スイッチであれば、他の閉回路は導通しており、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。この意味で、この実施形態では、小型スイッチの一つが「Off時断線故障」である場合は、必ず操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。また2つの閉回路の何れかのみに含まれる2以上(2を含み、且つ2を超える数)の小型スイッチが「Off時断線故障」した場合にも、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。故に、後述するスイッチ検証回路40は、複数の小型スイッチS1〜S5のいずれかひとつまたはそれ以上が故障した場合でも、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。
<操作スイッチがOn状態>
次に操作スイッチ10がOn状態である場合について説明する。図4は、操作スイッチ10がOn状態である場合の内部回路を示す。On状態では、小型スイッチS1〜S3は全てOn状態、小型スイッチS4,S5はOff状態である。この時、操作スイッチ10内には、第一の閉回路「A1,S1,S3,A3」111と第二の閉回路「A2,S2,A4」121との2つの閉回路が形成されている。ここで、小型スイッチS1〜S3の何れか一つが、図2に示す切換型スイッチにおいて、「On状態において故障となり、端子aと端子cが常に導通していない状態」(以下これを「On時断線故障」という)であるか、小型スイッチS4,S5の何れかが「Off時断線故障」である場合を考える。この場合、故障した一つの小型スイッチを除く他の小型スイッチが正常であれば、第一の閉回路111あるいは第二の閉回路121の何れかが導通している。従って後述するスイッチ検証回路40により、これを電気的に検出することで、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。
なおこの場合、第一の閉回路111に含まれる2つの小型スイッチS1,S3がともに故障しても、第二の閉回路121は導通状態なので、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。
<操作スイッチがOff状態>
次に操作スイッチ10がOff状態である場合について説明する。図5は、操作スイッチ10がOff状態(Release状態)である場合の内部回路を示す。Release状態では、小型スイッチS1〜S3は全てOff状態、小型スイッチS4,S5はOn状態である。この時、操作スイッチ10内には、第一の閉回路「A1,S1,S4,A4」112と第二の閉回路「A2,S2,S5,S3,A3」122との2つの閉回路が形成されている。
ここで、小型スイッチS1〜S3の何れかひとつが「Off時断線故障」であるか、あるいは小型スイッチS4,S5の何れかひとつが「On時断線故障」である場合を考える。この場合、故障したひとつの小型スイッチを除く他の小型スイッチが正常であれば、第一の閉回路112あるいは第二の閉回路122の何れかが導通している。従って後述するスイッチ検証回路40により、これを電気的に検出することで、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。
この場合、「操作スイッチが中立状態」の場合と同様、故障した小型スイッチが2つ以上であっても、これらが、第一の閉回路112または第二の閉回路122の何れかにのみ含まれる小型スイッチであれば、他の閉回路は導通しており、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することができる。
<操作スイッチの他の実施形態>
以上説明した実施形態は、本件発明の理解を容易にするため、操作スイッチ10の具体的な回路構成を示したものである。本発明は、操作スイッチ10の内部が、複数の小型スイッチと導線のみから構成され、操作スイッチ端子A1〜A4の何れか2つの端子から見た時、独立な2つの閉回路が形成されていることに基づく。そして、少なくとも一つの小型スイッチの故障があっても、何れかの独立閉回路が正常に動作していることを確認することで、操作スイッチの動作状態を正しく検出するものである。
これを実現する実施形態は、上記の実施形態以外にも複数存在する。小型スイッチの数が増えると、操作スイッチ全体の故障に対する冗長度が増大する。これにより操作スイッチの故障率は小さくすることができる。また小型スイッチは、図2に示す切換型スイッチではなく、端子が2つで単にOn/Offの動作のみを行うスイッチにて構成しても良い。
<スイッチ検証回路における操作回路の動作>
管理部30は、スイッチ検証回路40に指示300を送ることにより、操作スイッチ10の内部において、操作スイッチ端子A1〜A4の何れか2つの端子から見た時、少なくともひとつの独立な閉回路が形成されていることを、電気的に確認する。管理部30は、この閉回路の状態に基づき、操作スイッチ10の4つの動作状態の何れにあるかを検出する。以下に、この電気的確認動作について説明する。
図6は、スイッチ検証回路に含まれる操作回路の内部構成を例示する図である。図上、Bnは、制御回路端子B1〜B4の何れかを代表して示しており、nは1〜4の整数を示す。破線で囲まれた部分は操作回路41を示しており、これは図1のスイッチ検証回路40の内部にある操作回路41に該当する。操作回路41は、2つの定電流源411、412と、2つのスイッチSS1,SS2により構成されている。ここで定電流源は、一定の電流を流すことで、その両端の電位をほぼ同じにする機能を、模式的に表している。そして定電流源両端の電位差は、電源電圧に比較して十分無視できる値である。この定電流源の機能は公知の技術により多様に実現できる。また2つのスイッチは、管理部30からの指示により、制御回路の内部配線301,302を介して、On/Offされる。なお2つのスイッチが同時にOnされることはない。
従ってスイッチSS1のみOnされた時、Bn端子は、電源電位であるHighレベル(以下この電位を「VH」という)になる。他方スイッチSS2のみOnされた時、Bn端子は、グランド電位であるLowレベル(以下この電位を「VL」という)になる。管理部30は、4つの操作回路41のそれぞれのスイッチSS1,SS2を適宜Onすることで、制御回路端子B1〜B4の電位をVH、VL、あるいはこれら何れの電位にも接続しない未接続状態(以下これを「Open状態」という)の何れかになる様操作する。これにより操作スイッチ端子A1〜A4の電位を制御し、操作スイッチ10内に形成されている閉回路の状態を認識することができる。
<管理部による操作スイッチの閉回路状態検査>
スイッチボタン15は、運転者がOn(Apply)またはOff(Release)側を押し、その後離すと、内部のバネ機構により、中立状態に移行する。運転者がスイッチボタンを押している時間(押圧時間)は、例えば少なくとも0.2秒程度続く。この間、スイッチボタン操作に連動して、小型スイッチS1〜S5がOn/Off動作を行う。管理部30は、常時制御回路端子B1〜B4の電気的状態を監視し、これに変化があったとき、運転者によりスイッチボタン15が押されたことを検知する。以下この動作を具体的に説明する。
まずスイッチボタンが押されていない状態では操作スイッチ10は中立状態にある。この時、操作スイッチ10内には、図3に示す2つの閉回路110、120が形成されている。管理部30は、例えば、操作回路41を通じて(B1,B2,B3,B4)がそれぞれ(VH,Open,Open,Open)の状態になる様に操作する。そして(B2,B3,B4)の電気的状態を検査し、B2のみVHであることを確認する。これにより閉回路110が正しく形成されていることを確認する。管理部30は、例えば、次に操作回路41を通じて、(B1,B2,B3,B4)がそれぞれ(Open,Open,VH,Open)の状態になる様に操作する。そして(B1,B2,B4)の電気的状態を検査し、B4のみVHであることを確認する。これにより閉回路120が正しく形成されていることを確認する。以上の2つの確認動作を繰り返すことで、管理部30は、操作スイッチ10が中立状態にあることを認識する。この中立状態を繰り返し確認する動作を、以降「中立アイドリング動作」と言うこととする。
次に運転者が、例えばスイッチボタン15のOn(Apply)またはOff(Release)を押したとき、前記の中立アイドリング動作における閉回路検査において、中立状態でないことが検知される。この時点で、管理部30は、スイッチボタン15が押されたことを認識し、押された状態が電気的に安定するのを待って、何れの側のスイッチボタン15が押されたのかを検出するために、図4および図5に示すそれぞれの閉回路形成状態を、操作回路41を通じて検査する。スイッチボタン15が押された状態は、押圧時間の間(例えば少なくとも0.2秒間)は続くので、この検査は、この時間内に完了すればよい。この押圧時間は、運転者がスイッチボタン15を長く押している場合は長くなる。従って管理部30は、押圧時間がいつ終了し、スイッチボタン15が中立状態に移行するかを監視する必要がある。この監視動作は、中立アイドリング動作と類似する繰り返し動作を行うことで、実現できる。即ちスイッチボタン15がOn(Apply)であった場合は、図4に示す2つの独立な閉回路111,121が継続して形成されていることを、管理部30が確認する。そしてその状態が変化したとき、押圧時間が終了したと考えられ、以降中立状態の閉回路である図3の閉回路が形成されることを確認すればよい。スイッチボタン15がOff(Release)の場合も同様である。
<閉回路確認における中立状態の活用>
以上説明した通り、本発明は、操作スイッチ10への運転者の操作履歴に基づき、電動駐車ブレーキ装置1の動作状態を保持し、確実かつ安全な駐車ブレーキ動作を実現する。その際、操作スイッチ10を構成する小型スイッチS1〜S5の一部の故障があっても、これを挽回し、正常な動作を確保する。その手段として、操作スイッチ10が採る3つの正常な動作状態に対応して、図3〜図5に示すそれぞれ独立した2つの閉回路を形成し、何れかの閉回路が独立に形成されている場合に、正しい動作状態を導く。そしてこの正しい状態以外の場合に、故障であることを運転者に知らせる等の処理を行う。
本発明では、スイッチボタン15は、運転者に押され、その後離されたとき、バネ等の作用により、中立状態に戻る。管理部30は、例えば中立状態では正常であった操作スイッチ10の内部状態が、運転者がスイッチボタン15を押した後の押圧時間内の状態において、故障状態を認識したとする。これは押圧状態の操作スイッチ10の故障検査を、押圧時間内に形成される図4または図5の独立の2つの閉回路の状態のみで判断するからである。通常の故障検査においては、この第一段階の検査にて、ほぼ検出可能である。しかし仮に故障状態を確認した場合は、第二段階の検査工程として、この故障状態の前あるいは後に必ず存在する中立状態での閉回路状態についても検査し、現故障状態の閉回路状態とともに検証することで、どの小型スイッチS1〜S5が故障しているか、どの様な故障であるか、例えば故障はOff時断線故障、On時断線故障、Off時導通故障、On時導通故障等の何れであるか、一定の範囲内で検出することができる。ここでOff時導通故障とは、図2において「Off状態において故障となり、端子aと端子bが常に導通している状態」をいい、またOn時導通故障とは、図2において「On状態において故障となり、端子aと端子cが常に導通している状態」をいう。この考え方を利用することで、複数の小型スイッチの故障があっても、操作スイッチ10の正しい動作状態を検出することが可能になる。これにより、故障率の一層少ない、安全な電動駐車ブレーキ装置を実現できる。以下この動作を具体的に説明する。
図7は、管理部30がスイッチボタン15の動作状態を判断する概略手順を示す。図7の手順は、例えば、10ミリ秒程度の一定周期で繰り返し実行される。まず、ステップS01では、スイッチボタン状態を検査する。続いて、ステップS02において、スイッチボタン状態を判定し、中立状態、On状態、またはOff状態の3つの状態のいずれかと判断できる場合は、ステップS03へ進む。もし、ステップS02においてスイッチボタンが3つの状態のいずれとも判断できない場合は、ステップS06に進み、スイッチボタンの状態が確定できないと記憶する。具体例は後述する。
ステップS03では、スイッチボタン状態が、中立状態、On状態、またはOff状態のいずれかであるかを決定する。続いて、ステップS04では、今回スイッチボタンの切り替わる前のスイッチボタン状態が故障であったかどうかを判定し、故障であった場合にステップS05に進む。そして、ステップS05では、今回のスイッチボタン状態を利用して、スイッチボタンの前回状態を決定する。
以下、スイッチボタン状態が確定できない場合の具体例を示す。
例えば、図3においてスイッチボタンが中立状態の場合、小型スイッチS1〜S5は全てOff状態である。よって、中立状態では、小型スイッチS1〜S5のOff時導通故障を検出ができない。しかし、図4においてスイッチボタンがOnの場合には、小型スイッチS1〜S3のOff時導通故障が検出できる。また、図5においてスイッチボタンOffの場合には、小型スイッチS4、S5のOff時導通故障が検出できる。
もし図4において小型スイッチS3がOff時導通故障の場合は、スイッチボタンがOnされても正しい2つの閉回路が形成されない。1つは「A2,S2,A4」の回路が形成される。もう1つは「A1,S1,S3,A3」の回路が形成されないかわりに「A3,S3,S5,A4」の回路が形成される。これら2つの回路は操作スイッチ端子A4を共通とする回路である。ここで1つ目の回路「A2,S2,A4」はスイッチボタンがOn状態と認識される回路であり、もう1つの回路「A3,S3,S5,A4」はスイッチボタンが中立状態と認識される回路であるため、スイッチボタンがOn状態か中立状態か判断できない状態である。管理部30は、この故障状態を記憶しておく。そして、この後にスイッチボタンは必ず中立状態になる。すると、正しい2つの閉回路「A1,S1,S4,S2,A2」110と「A3,S3,S5,A4」120が認識される。この時が中立状態であるので、以前の記憶した状態が中立状態でなくOn状態であることを判断できる。
また、もし図3において小型スイッチS2がOn時導通故障の場合は、スイッチボタンが中立状態でも正しい2つの閉回路が形成されない。1つは「A3,S3,S5,A4」の回路が形成される。もう1つは「A1,S1,S4,S2,A2」の回路が形成されないかわりに「A2,S2,A4」の回路が形成される。これら2つの回路は操作スイッチ端子A4を共通とする回路である。ここで1つ目の回路「A3,S3,S5,A4」はスイッチボタンが中立状態と認識される回路であり、もう1つの回路「A2,S2,A4」はスイッチボタンがOn状態と認識される回路であるため、スイッチボタンが中立状態かOn状態か判断できない状態である。管理部30は、この故障状態を記憶しておく。そして、この後にスイッチボタンがOn状態になると、正しい2つの閉回路「A1,S1,S3,A3」111と「A2,S2,A4」121が認識される。この時がOn状態であるので、以前の記憶した状態がOn状態でなく中立状態であることを判断できる。
他の小型スイッチが故障の場合も同様に、故障状態の前あるいは後に必ず存在する中立状態での閉回路状態について検査し、現故障状態の閉回路状態とともに検証することで、故障率の一層少ない安全な電動駐車ブレーキ装置を実現できる。
本発明によれば、車両の運転者が操作する操作スイッチの故障率が小さく、且つ小型、低コストの電動駐車ブレーキ装置を提供することができる。本発明による電動駐車ブレーキ装置は、四輪自動車をはじめとする車両に好適に用いられる。
1 電動駐車ブレーキ装置
10 操作スイッチ
15 スイッチボタン
20 制御回路
30 管理部
40 スイッチ検証回路
41 操作回路
50 ブレーキ作動指令部

Claims (8)

  1. 操作スイッチと制御回路とを有する電動駐車ブレーキ装置であって、
    前記操作スイッチは、On(Apply),Off(Release)、中立の3つの状態のいずれかをとるスイッチボタンと、前記スイッチボタンの状態に連動して動作する複数の小型スイッチと、複数の操作スイッチ端子と、内部導線とを少なくとも含み、前記操作スイッチはOn,Off,中立の3つの動作状態を有し、
    前記制御回路は、制御回路端子と、スイッチ検証回路と、当該電動駐車ブレーキ装置を管理する管理部と、ブレーキ作動指令部とを少なくとも含み、
    前記操作スイッチ端子と制御回路端子とは外部導線にて接続され、
    前記操作スイッチは、前記操作スイッチ端子が前記内部導線により複数の前記小型スイッチのみと接続される回路を有し、3つの前記動作状態のそれぞれについて、一対の前記操作スイッチ端子から見て相互に独立な閉回路を複数形成し、
    当該複数の閉回路は、複数の前記小型スイッチのいずれかひとつまたはそれ以上が故障した場合でも、当該故障した前記小型スイッチ以外の他の前記小型スイッチにより、当該故障に影響されない閉回路として前記操作スイッチ内に構成され、
    前記管理部は前記操作スイッチが前記スイッチボタンの3つの前記動作状態または故障状態の何れかであることを検出する電動駐車ブレーキ装置。
  2. 前記操作スイッチ端子は4つあり、前記外部導線は4つある請求項1に記載の電動駐車ブレーキ装置。
  3. 前記操作スイッチの前記小型スイッチは5つで構成され、前記操作スイッチは、3つの前記動作状態のそれぞれについて、4つの前記操作スイッチ端子から選択された2つの前記操作スイッチ端子から見て独立した2つの閉回路を構成し、前記スイッチ検証回路は、5つの前記小型スイッチのいずれか一つが故障した場合でも、前記操作スイッチが少なくとも3つの前記動作状態あるいは故障状態のいずれかであることを検出する請求項2に記載の電動駐車ブレーキ装置。
  4. 前記スイッチ検証回路は、前記外部導線のそれぞれに対して、プルアップするか、プルダウンするか、プルアップもプルダウンもしないか、の3つの状態のいずれかにより検査することを通じて、前記操作スイッチが、3つの前記動作状態あるいは故障状態のいずれかであることを検出する請求項1〜3のいずれかに記載の電動駐車ブレーキ装置。
  5. 前記操作スイッチ端子と前記スイッチ検証回路とが接続されている前記外部導線は、信号線のみで構成されている請求項1〜4に記載の電動駐車ブレーキ装置。
  6. 前記操作スイッチにおいて、前記小型スイッチは切換型スイッチである請求項1〜5に記載の電動駐車ブレーキ装置。
  7. 5つの前記小型スイッチのうち、少なくとも2つの前記小型スイッチは、前記スイッチボタンがOn(Apply)の時に作動し、他の少なくとも2つの前記小型スイッチは、前記スイッチボタンがOff(Release)の時に作動する請求項3に記載の電動駐車ブレーキ装置。
  8. 前記管理部は、前記スイッチボタンが前記3つの状態の間で変化する毎に、それぞれの状態において、前記操作スイッチ端子から見て、前記内部導線により複数の前記小型スイッチのみと接続される閉回路の形成情報を記憶しておき、
    複数の前記小型スイッチのいずれかひとつまたはそれ以上が故障した場合で、且つ前記操作スイッチが前記スイッチボタンの3つの前記動作状態または故障状態の何れかであることを検出できない場合において、現在のスイッチボタンの状態における前記閉回路の形成情報、および直後のスイッチボタンの状態における前記閉回路の形成情報に基づき、現在のスイッチボタンの状態を検出する、請求項1〜7のいずれかに記載の電動駐車ブレーキ装置。
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