JP2018000155A - 竿体内の水分除去装置 - Google Patents

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【課題】例えば、振出竿や並継竿等の釣竿や、タモ網の柄、枝切ハサミの柄等の内部が中空に設けられた竿体内の水分や埃等を短時間で確実に除去することができる竿体内の水分除去装置を提供する。【解決手段】内部が中空の竿体100の少なくとも一端開口114に着脱自在に密着嵌合して竿体100の中空内部と連通する吸引口部12と、吸引口部12を介して竿体100の中空内部を負圧吸引する吸引装置14と、を含む竿体内の水分除去装置10から構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、振出竿や並継竿等の釣竿、タモ網の柄等の中空筒状の竿体内の水分や埃等を除去するのに利用される竿体内の水分除去装置に関する。
釣竿は、使用した後には流水で洗って海水や汚れを落とし、水分をタオルで拭いた後に自然乾燥して保管される。例えば、多重筒状(入れ子状)の構造となっている振出式の釣竿や印籠継ぎで接続される並継竿等の場合は、竿の内部が中空となっていることから、竿内部に水分が入ってしまうが、細い竿内部をタオルで拭くことができないとともに、竿内部の空気の流通が悪いため乾燥に長時間かかっていた。また、竿内部の水分を除去するために、尻栓を外して竿尻を下にした状態で釣竿を壁等に立て掛けておく方法等も知られているが、乾燥に長時間かかっていた。竿に水分が長期間残ることから保管、収納するまでに時間がかかるとともに、カビが発生したり、水垢がこびりついたり、竿を損傷するおそれが大きかった。
一方、特許文献1には、柱状の本体内部に、釣竿の下端部を支える釣竿受け材と、釣竿を収納するときの釣竿への衝撃を防止するクッション材と、外部から本体内部に空気を取り込むファンと、ファンを回転させるモーターとを備える釣竿乾燥機が開示されている。
実用新案登録第3131853号公報
しかしながら、特許文献1では、網状の釣竿受け材の上にスポンジ材等のクッション材を設置して、該クッション材に釣竿の下端部を受けさせて、釣竿受け材の下からファンで風を送る構造であるが、ファンからの風が細い竿内部へ確実には空気を送りにくいとともに、クッション材の竿がない部分を通過する面積も多く、無駄が多い結果、効率が悪く、乾燥に時間がかかるおそれがあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、短時間で竿体内外の水分を確実に除去することができる竿体内の水分除去装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明は、内部が中空の竿体100の少なくとも一端開口114に着脱自在に密着嵌合して竿体100の中空内部と連通する吸引口部12と、吸引口部12を介して竿体100の中空内部を負圧吸引する吸引装置14と、を含む竿体内の水分除去装置100から構成される。
また、吸引装置14は、吸引機28と、吸引機28に連通接続されるとともに吸引口部12にも連通接続される本体管30と、を含むこととしてもよい。
また、本体管30は、吸引機28と吸引口部12のいずれか又は両方について着脱自在に接続されることとしてもよい。
また、本体管30には、吸引機28の過負荷状態を防止する過負荷防止手段44が設けられたこととしてもよい。
また、過負荷防止手段44は、本体管30の流路中間位置に連通し、開閉自在に設けられた空気取り入れ孔48を含むこととしてもよい。
また、過負荷防止手段44は、本体管30の流路40から分岐した分岐流路54を形成する分岐管部50と、分岐管部50に進退自在に設けられ、該分岐管部50に対する進退移動に伴って、流路40への過負荷防止用の空気の流入を調整するバルブ部材52と、を含むこととしてもよい。
また、吸引口部12は、嵌合状に受ける竿体100の一端開口114を含む基部106の周囲に密着するゴム部材24を有することとしてもよい。
また、吸引口部12に着脱自在に接続される本体管30の先端部32aは吸引口部12の流路内部18側に向けて次第に狭くなるようにテーパ状に設けられたこととしてもよい。
本発明の竿体内の水分除去装置によれば、内部が中空の竿体の少なくとも一端開口に着脱自在に密着嵌合して竿体の中空内部と連通する吸引口部と、吸引口部を介して竿体の中空内部を負圧吸引する吸引装置と、を含むことから、簡単な構造で低コストで製造できるとともに、竿体内に負圧吸引力を効率良く作用させて、短時間で竿体内の水分や埃等を確実に吸引除去することができる。
また、吸引装置は、吸引機と、吸引機に連通接続されるとともに吸引口部にも連通接続される本体管と、を含む構成とすることにより、簡単な構造で製造できる。例えば、従来周知の掃除機や負圧ポンプ等を吸引機として利用して具体的に実現でき、取り扱いしやすい。
また、本体管は、吸引機と吸引口部のいずれか又は両方について着脱自在に接続される構成とすることにより、必要に応じて本体管と吸引機と吸引口部を着脱して、清掃やメンテナンスや保管管理等を行うことができ、使い勝手が良い。また、竿体の種類に応じて吸引口部を交換したりすることもでき、実用性が高い。
また、本体管には、吸引機の過負荷状態を防止する過負荷防止手段が設けられた構成とすることにより、過負荷により吸引機や竿体が損傷するのを防止しながら、スムーズに水分等の除去を行える。
また、過負荷防止手段は、本体管の流路中間位置に連通し、開閉自在に設けられた空気取り入れ孔を含む構成とすることにより、簡単な構造で過負荷防止手段を実現できる。
また、過負荷防止手段は、本体管の流路から分岐した分岐流路を形成する分岐管部と、分岐管部に進退自在に設けられ、該分岐管部に対する進退移動に伴って、流路への過負荷防止用の空気の出入を調整するバルブ部材と、を含む構成とすることにより、簡単な構造で過負荷防止手段を実現できるとともに、バルブ部材により過負荷防止の有無を簡単かつ手早く切り換えることができる。
また、吸引口部は、嵌合状に受ける竿体の一端開口を含む基部の周囲に密着するゴム部材を有する構成とすることにより、吸引口部からの空気の漏れが少なく、効率良く吸引による水分除去を行うことができる。
また、吸引口部に着脱自在に接続される本体管の先端部は吸引口部の流路内部側に向けて次第に狭くなるようにテーパ状に設けられた構成とすることにより、吸引口部の流路側の空気の流れを絞って吸引力を効率よく作用させて、スムーズに竿体内部の水分や埃等を除去することができる。
本発明の竿体内の水分除去装置の第1の実施形態の概略説明図である。 図1の竿体内の水分除去装置の縦断面説明図である。 図1の竿体内の水分除去装置の作用説明図である。 図1の竿体内の水分除去装置の吸引口部周辺の拡大縦断面説明図である。 竿体内の水分除去装置の吸引口部の他の形態の拡大縦断面説明図である。 竿体内の水分除去装置の吸引口部の他の形態の拡大縦断面説明図である。 図1の竿体内の水分除去装置の他の形態の縦断面説明図である。 本発明の竿体内の水分除去装置の第2の実施形態の概略説明図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の竿体内の水分除去装置の実施形態について説明する。本発明に係る竿体内の水等除去用アダプタ装置は、例えば、振出竿や並継竿等の釣竿、タモ網、又は枝切ハサミの竿等の内部が中空の竿体に付着した水分や埃等を吸引して除去する装置である。図1ないし図4は、本発明の竿体内の水等除去用アダプタ装置の第1の実施形態を示している。図1、図2に示すように、本実施形態では、竿体内の水分除去装置10は、竿体100に係合する吸引口部12と、吸引装置14と、を備えている。
本実施形態では、竿体内の水分除去装置10によって水分除去の対象となる竿体100は、例えば、図3に示すように、振出竿の場合で説明する。竿体100は、従来周知の振出竿であり、その概略構成は、複数の中空の筒状体101〜104が多重筒状(入れ子状)に構成されており、内部の第2〜第4の筒状体102〜104を、第1の筒状体101から振り出したり第1の筒状体101の内部に収容したりすることにより、伸縮自在に設けられている。なお、図では、釣り糸のガイド等は省略している。竿体100の一番外側の筒状体101の基部106側すなわち、竿尻には、尻栓108が着脱自在に設けられている。尻栓108は、例えば、竿体の基部106の内壁に設けられたネジ溝110に、該尻栓の雄ネジ部112が螺合して脱着可能に装着される。尻栓108を取り外すことにより、竿体100は基部106の一端側に開口114が形成される。なお、竿体100は、振出竿の筒状体の本数は任意のものでもよい。
図1、図2、図3、図4に示すように、吸引口部12は、内部が中空の竿体100の少なくとも一端開口114に着脱自在に密着嵌合して竿体100の中空内部105と連通する吸引口部である。この吸引口部12を介して竿体100の中空内部と後述の吸引装置14とが連通接続される。吸引口部12は、例えば、竿体100の基部106を嵌合状に受け入れるように設けられており、挿入開口16と、挿入開口16に連通する流路内部18と、流路内部18の挿入開口に対向する他端に形成された接続開口20と、を有する接続アダプタ19となっている。本実施形態では、吸引口部12は、例えば、両端を開口した円筒形状の外筒部材22と、外筒部材22の内部に嵌着された略中空円筒状のゴム部材24と、を有する吸引口ユニットで構成されている。外筒部材22は、例えば、硬質合成樹脂等で形成されている。外筒部材22内部に装着されるゴム部材24によって、挿入開口16と流路内部18と接続開口20が形成されており、嵌合状に受ける竿体100の一端開口114を含む基部106の周囲に密着する。ゴム部材24は、挿入開口16側にはフランジ部26が形成されている。ゴム部材24の流路内部18は、挿入開口16側から接続開口20側まで、同じ径で形成されている。ゴム部材24により、その弾性により竿体100の基部に確実に密着できるので吸引装置14からの吸引力を作用した際に、空気が漏れ入りにくく、効果的に水分等を除去できるとともに、竿体100の脱着操作の際に傷付けにくく、脱着操作も行いやすい。
図1、図2、図3に示すように、吸引装置14は、吸引口部12を介して竿体100の中空内部105を負圧吸引する吸引手段である。吸引装置14は、例えば、吸引機28と、該吸引機28に連通接続されるとともに吸引口部12にも連通接続される本体管30と、を含む。吸引機28は、負圧力を発生して吸引力を作用する負圧発生装置であり、例えば、家庭用電気掃除機が利用される。なお、吸引機28は、例えば、業務用掃除機、負圧ポンプ(真空ポンプ)、ブロワ、その他電気式、油圧式等の任意の吸引機でもよい。
本実施形態では、本体管30は、例えば、吸引機28と吸引口部12のいずれについても着脱自在に接続される管部材から構成される。本体管30は、例えば、硬質合成樹脂製の複数の管部材を組み合わせて構成されており、吸引口部12に着脱自在に接続される先端管部32と、先端管32に接続される直管部34と、直管部36に接続されるT字管部36と、T字管材に接続される基管部38と、を含み、それぞれが着脱自在に接続されている。本体管30は、吸引口部12に接続されるから先端管部32から吸引機28に接続される基管部38までの直線的に形成される経路が吸引流路40となる。本体管30の吸引経路40の中間位置にT字管部36により形成される分岐流路42は後述の過負荷防止手段44の一部を構成する。なお、本体管30は、一つの管部材で構成されていてもよく、また、吸引機28又は吸引口部12の一方にのみ着脱自在に接続されていてもよいし、両方に固定されていてもよい。先端管部32は、吸引口部12に接続される先端部32aが、吸引口部12の流路内部側に向けて次第に狭くなるようにテーパ状に設けられている。これにより、竿体100に接続される吸引口部12側の空気の流れを絞ることにより、効率的に竿体の中空内部105を負圧吸引することができる。先端管部32には、吸引口部12の接続開口20から流路18に嵌合される係合部を有しており、その先端に空気の漏れを防止するパッキン46が配置されている。基管部38に、例えば、家庭用電気掃除機からなる吸引機28の可撓パイプ等が接続される。
さらに本実施形態では、本体管30には、吸引機12の過負荷状態を防止する過負荷防止手段44が設けられている。過負荷防止手段44は、例えば、本体管30の吸引流路40の中間位置に連通した空気取り入れ孔48を含む。空気取り入れ孔48は、開閉自在に設けられており、閉鎖状態では、吸引流路40を介して吸引機28からの負圧吸引力を確実に作用させる。一方、吸引機28に過負荷がかかる場合には、空気取り入れ孔48を開放することにより、該空気取り入れ孔48を介して外気と本体管30の吸引流路40とを連通し、外部から空気を取り入れて負圧力を軽減し、吸引機28の過負荷による損傷を防止できる。本実施形態では、空気取り入れ孔48は、T字管部36の分岐管部50に進退自在に取付けられたバルブ部材52に設けられている。すなわち、過負荷防止手段48は、本体管30の吸引流路40から分岐した分岐流路42を形成する分岐管部50と、分岐管部50に進退自在に設けられたバルブ部材52と、を含む。分岐管部50は、直状部分から略垂直に分岐して設けられており、吸引経路40に連通した分岐流路42の内壁に雌ネジ部56が設けられている。
バルブ部材52は、一端を開口し、他端を閉鎖した管状の栓部材からなり、開口が設けられた一端側からの一部分に分岐管部50の雌ネジ部56に螺合する雄ネジ部58が設けられている。バルブ部材52の雄ネジ部58が設けられた部分に空気取り入れ孔48が設けられており、該分岐管部50に対する螺進退移動に伴って、空気取り入れ孔48を開閉して吸引流路への過負荷防止用の外気の取り入れを調整する。なお、過負荷防止手段44は、上記した構成に限らず、例えば、スライド移動や着脱により空気取り入れ孔を開閉する開閉栓を設けた構造や、空気取り入れ孔の開口面積を調整することにより取り入れる空気量を調整できる構造等、分岐管部を設けずに吸引経路40を形成する本体管30の周壁の一部に空気取り入れ孔を形成し開閉蓋等により開閉する構造、負圧力が所定の値より低い圧力となった際に自動的に空気取り入れ孔を開くような開閉弁を備えた構造、その他任意の構造でもよい。
次に本実施形態に係る竿体内の水分除去装置10の作用について説明する。図3に示すように、例えば、水分除去を行う振出竿からなる竿体100を、入れ子状に複数の筒状体を一番外側の第1の筒状体101内に収容し縮めた状態とするとともに、各筒状体102〜104の先端部分をそれぞれ数mm程度ずつ出しておく。竿体100の基部106の尻栓108を取り外し、開口114を形成する。竿体内の水分除去装置10の吸引口部12に竿体100の基部16を嵌合させて、竿体100の中空内部と吸引口部12及び本体管30を連通させる。例えば、負圧吸引手段44のバルブ部材52を分岐管部50に螺進させて空気取り入れ孔48を二点鎖線位置に移動させて該孔48を閉鎖しておく。家庭用電気掃除機等からなる吸引機28を作動させて、該吸引機28に接続された本体管30の吸引経路40を介して吸引口部12から竿体100の中空内部を負圧吸引して、竿体100の内部の水分を吸引除去する。この際、振出竿の入れ子状の複数の筒状体101〜104の先端側の隙間から外気が竿体100内部に流入しながら、収容された各筒状体の内外の水分や埃等が吸引装置14側に吸引される。これにより、細い空間となる竿体100の中空内部に確実に負圧吸引力を作用させて、短時間で竿体100内部の水分や埃等を確実に除去することができる。なお、必要に応じて複数の筒状体を出し入れするとより短時間で水分等を除去できる。竿体100の中空内部に負圧吸引力を作用させる際に、竿体100内及び本体管30の負圧が大きくなり、吸引機28が過負荷状態となる場合には、過負荷防止手段44のバルブ部材52を螺進退させて、空気取り入れ孔48が外部に連通する位置まで移動させて該孔48を開放する。これにより、該空気取り入れ孔48から外気が取り込まれ、吸引機28が過負荷状態になるのを防止し、吸引装置や竿体100を損傷させることなく、スムーズに水分等の除去を行える。また、必要に応じてバルブ部材52を羅進退させて、空気取り入れ孔48を再び閉鎖することで、大きな負圧吸引力を作用させて、水分等を除去することができる。
本実施形態の竿体内の水分除去装置10は上記したものに限らない。例えば、図5、図6は、吸引口部12の他の形態の例を示している。図5に示すように、例えば、吸引口部12の流路内部18aを形成するゴム部材24の内壁は、竿体100を入れる挿入開口16側から内部に向けてテーパ状に次第に狭くなるように設けられてもよい。これにより、1つの吸引口部12だけで、竿体100の基部106の種々の太さのものに無段階的に対応して密着嵌合でき、良好に使用することができる。また、図6に示すように、吸引口部12の流路内部18bを形成するゴム部材24の内壁は、竿体100を入れる挿入開口16側から内部に向けて段階的に狭くなるように設けられてもよい。これにより、1つの吸引口部12だけで、該流路内部の段階的に設定された径に対応して、竿体100の基部106の複数の太さのものに対応して密着嵌合でき、良好に使用することができる。また、吸引口部12は、上述したものに限らず、竿体100の基部106に密着嵌合する構造であれば任意でよい。また、例えば、図7に示すように、吸引機28に接続される基管部38Tは、接続先端側に向けて次第に径が小さくなるようなテーパ状に設けることとしてもよい。これにより、吸引機28側の可撓パイプ等に対して本体管30との接続操作を行いやすいとともに、吸引機28側の可撓パイプ等の種々の径の大きさに対応して接続することができる。また、直管部34のT字管36に接続される接続部34Tは、次第に径が小さくなるようなテーパ状に設けることとしてもよい。
次に、図8を参照しつつ本発明の竿体内の水分除去装置10の第2の実施形態について説明する。上記した第1実施形態と同一構成、同一部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態にかかる竿体内の水分除去装置10−2では、吸引口部12と吸引装置14とを備えているが、吸引装置14の本体管30の構造などが上記実施形態とは異なっている。本実施形態では、本体管30は、過負荷防止手段44を備えておらず、先端管部32と該先端管部32に一端が接続された直管部34とからなり、直管部34の他端側34bが吸引機28との接続口部となって、直管部34に吸引機28が連通接続される。本実施形態では、本体管30をシンプルな構造とすることができ、上記実施形態よりも簡単にコンパクトに、低コストで製造することができる。本実施形態でも、上記実施形態同様に、竿体100の中空内部に確実に負圧吸引力を作用させて、短時間で竿体100内部の水分や埃等を確実に除去することができる。
以上説明した本発明の竿体内の水分除去装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の伸縮長尺物の水等除去用アダプタ装置は、例えば、本発明は、例えば、振り出し竿、並継竿、タモ網、枝切ハサミの竿等の伸縮自在な長尺物の内部の水気や埃等を除去する際に利用される。
10 竿体内の水分除去装置
12 吸引口部
14 吸引装置
24 ゴム部材
28 吸引機
30 本体管
40 吸引経路
42 分岐流路
44 過負荷防止手段
48 空気取り入れ孔
50 分岐管部
52 バルブ部材
100 竿体
106 基部
114 開口

Claims (8)

  1. 内部が中空の竿体の少なくとも一端開口に着脱自在に密着嵌合して竿体の中空内部と連通する吸引口部と、
    吸引口部を介して竿体の中空内部を負圧吸引する吸引装置と、を含むことを特徴とする竿体内の水分除去装置。
  2. 吸引装置は、吸引機と、吸引機に連通接続されるとともに吸引口部にも連通接続される本体管と、を含むことを特徴とする竿体内の水分除去装置。
  3. 本体管は、吸引機と吸引口部のいずれか又は両方について着脱自在に接続されることを特徴とする請求項2記載の竿体内の水分除去装置。
  4. 本体管には、吸引機の過負荷状態を防止する過負荷防止手段が設けられたことを特徴とする請求項3記載の竿体内の水分除去装置。
  5. 過負荷防止手段は、本体管の流路中間位置に連通し、開閉自在に設けられた空気取り入れ孔を含むことを特徴とする請求項4記載の竿体内の水分除去装置。
  6. 過負荷防止手段は、本体管の流路から分岐した分岐流路を形成する分岐管部と、
    分岐管部に進退自在に設けられ、該分岐管部に対する進退移動に伴って、流路への過負荷防止用の空気の流入を調整するバルブ部材と、を含むことを特徴とする請求項4記載の竿体内の水分除去装置。
  7. 吸引口部は、嵌合状に受ける竿体の一端開口を含む基部の周囲に密着するゴム部材を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の竿体内の水分除去装置。
  8. 吸引口部に着脱自在に接続される本体管の先端部は吸引口部の流路内部側に向けて次第に狭くなるようにテーパ状に設けられたことを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の竿体内の水分除去装置。
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