JP2017538480A - 咬合採得ツール、咬合採得ツールセット、およびこれらに適した咬合採得方法 - Google Patents

咬合採得ツール、咬合採得ツールセット、およびこれらに適した咬合採得方法 Download PDF

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Abstract

咬合位置において頂部が相互に接するように配置された複数の人工歯(UZF、OZF)を備えている咬合採得ツールが記載されている。上顎用と下顎用の咬合採得ツール(OKB、UKB)と成形材料からなる咬合採得ツールセットが記載されている。特に総義歯用の咬合採得方法が記載されている。【選択図】図1a

Description

本発明は、咬合採得ツール、咬合採得ツールセット、およびこれらに適した咬合採得方法に関する。
咬合採得には、手作業で個別に製造される特殊な記録装置が使用される。このような記録装置を利用して、患者の両顎は咬合位置に導かれる。採得された情報は、咬合器内における別処理ににおいて再現されうる。
この目的のために、上顎と下顎の印象を採得する印象トレイが使用される。印象トレイは、あらゆる種類の印象材を受けるように構成される。上顎用と下顎用の印象トレイを用いて、無歯顎の予備可塑印象が用意される。この予備印象は、石膏型であり、熱可塑性材料などと蝋堤からなる予備咬合採得を歯科技工士が作製可能にする模型が得られる。さらに、精密印象については、非常に高度に個人向けとされたプラスチック製の顎記録装置(機能トレイ)が作製されることを要する。歯科医は、これを用いて機能印象を作製する。機能印象は、柔らかい組織の粘膜動態的プロセスを反映し、後補綴の機能マージンの位置を定める。この非常に精密な印象は、やはり石膏からなり、マスター模型を得るために加工される。その後、上顎と下顎のマスター模型は、予備咬合採得装置とともに咬合器に嵌合される。ここで予備咬合採得装置は、上顎と下顎間の上下高さを特定する役割を担う。
プラスチック製の咬合板がマスター模型から形成される。咬合板は、正しい顎の水平ヒンジ軸を歯科医が特定できるようにする。この場合、咬合採得の設定は咬合器内で行なわれる。
歯科医によって予備印象と機能印象が取得された後、最終的に補綴ベースを作製するために歯科技工士が呼ばれることが一般的である。補綴ベースは、歯科医が咬合採得を行なうための基礎になる。その後、歯科技工士は、蝋堤を用いた型を作製するために、咬合器によって再び型分析を行なう。この型は、再び歯科医による調節に供される。修正が必要であることが分かると、歯科医は歯科技工士に再び連絡を取らねばならない。最終的に歯科技工士によって補綴物が仕上げられると、歯科医によって当該補綴物が患者に装着される。上述の工程は、部分補綴物あるいは総補綴物を作製するために歯科医と歯科技工士の間で複数回のやり取りを必要とする複雑な手続きであり、問題である。
必要なマスター模型を作製するために、可塑性の印象を採得する上記の手法(すなわちアナログ的手法)に代えて、デジタル的なアプローチが近年採用されつつある。口腔内スキャナやI−トレイは、従来の印象トレイシステムを利用した印象採得を完全に不要にする有望なアプローチである。こうして作製される仮想的なマスター模型は、ソフトウェア内において直ちに実現され、上述の咬合採得に適用されうる。この手続きはアナログ的な手段によって遂行されうる。具体的には、まず型のプリントやミリングが行なわれ、次いでアナログ咬合器における採得に供される。しかしながら、デジタル的なアプローチもまた可能である。具体的には、顎採得のスキャンイン表面に仮想的な型が仮想的かつ直接的にキャストインされる(いわゆるマッチング)。
顎関節の上下高さと水平ヒンジ軸を特定するために、最適な顎採得の安全かつ確証された手法が必要とされている。この工程は、二つの顎の印象を採得し、両顎同士の正しい関係を知るために必要不可欠であり、例えば総義歯の作製にあたっては最重要である。
よって、本発明の目的は、上述の短所を克服することにある。また、本発明の目的は、上顎と下顎の印象が採得された後、当該上顎と下顎同士の関係の高度に正確な認識を可能にすることである。さらに、本発明の目的は、その後得られる補綴物の機能を直接確認可能にすることである。
上記の目的は、請求項1、2、または3に記載の特徴、請求項8に係る咬合採得ツール、および請求項12に係る咬合採得方法によって達成される。
本出願によれば、咬合位置に配列された複数の人工歯からなる咬合採得ツールが利用可能となる。これにより得られる利点は、歯科医療現場において試適が行なわれうることにある。患者の了承が得られると、好ましくは同じ形をした総義歯の人工歯に基づいて、義歯の姿勢決めが適切になされうる。当該人工歯は、同様にして咬合位置に配列されている人工歯を備えたミリングブロックから作製される。当該ミリングブロックは、工業的に製造されたものである。このようにして、個別の咬合状態が、当該ミリングブロックに合わせて予め定められ、義歯の仕上げ前には患者に提供されうる。しかしながら、部分義歯や総義歯の歯列を個別に手で設定する従来の手法にも、本出願に係る咬合採得ツールが使用されうることは明らかである。上顎用と下顎用の双方について咬合位置に人工歯が配列された咬合採得ツールが作製される場合、歯科医によるフィッティングと上顎に対する審美性の確認の後で下顎に対しても印象材を介して咬合採得ツールを正確に装着することが可能になり、歯科医療現場における咬合採得(好ましくはアナログ的な手法による)が許容される。したがって、本出願によれば、既に上顎に適合された部分義歯あるいは総義歯が、下顎咬合採得ツールとともに簡易な手法で咬合採得に使用されうる。この場合においても、歯科医は、対応する下顎用義歯の作製および適合が行なわれる前に、必要な審美性の確認を一度の患者の来院で遂行しうる。
咬合採得領域は、最終的に咬合採得が行なわれる領域を意味する。これまで、咬合採得領域は咬合平面に配置されていた。本出願によれば、下顎用の咬合採得領域は、咬合平面よりも下方に移されている。この事実による利点は、本出願に係る咬合採得ツールを用いて咬合採得をより柔軟に行なえることにある。特に咬合採得領域が咬合平面の外側あるいは下方に移されたことにより、下顎については、柔軟に構成された印象領域に咬合採得領域が位置する。換言すると、咬合採得ツールが患者の口腔内の咬合位置へ導入されうる。従来とは離れた咬合採得領域において、咬合採得の適合がなされる。
本出願の請求項3に係る咬合採得ツールによれば、顎受け領域が設けられる。これにより、歯科医は、咬合採得と併せて審美性の確認を患者とともに行なえる。歯科技工士を呼ぶ前に、後日作製される部分義歯あるいは総義歯の審美性について患者の同意を得ることができる。
したがって、本出願によれば、咬合器の使用を不要にすることができ、歯科医と歯科技工士の間のやり取りを必要最小限にできる。理想的には、歯科医により二機能的な印象採得が行なわれる。この場合、歯科医は、患者の初回来院時において部分義歯あるいは総義歯の仕上げ製作を歯科技工士に依頼できる。当該部分義歯あるいは総義歯は、二度目にして最終の来院時において試適に供される。
本発明に係る更なる有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
請求項4に基づいて符号化エレメントが咬合採得ツールに設けられると、必要に応じて上顎と下顎の適合面が当該符号化エレメントを介して咬合器へ伝達されうる。特に当該符号化エレメントが口内に配置される場合、本出願に係る咬合採得方法は、問題や混乱なしに遂行されうる。当該符号化エレメントが分解可能と取外し可能の少なくとも一方であるように構成されると、歯科医療現場と歯科技工士の双方にとって取扱いがより容易となり有利である。当該符号化エレメントがマルチパート構成を有する場合、咬合採得の適合がより柔軟とされうる。フォームフィット係合する場合、衛星的な要求にも配慮しうる。
予め形成された口蓋領域が上顎用咬合採得ツールに設けられている場合、当該上顎用咬合採得ツールの口への装着性が向上して有利である。印象材料が充填されることにより吸引作用が得られるため、当該咬合採得ツールは、予め定められた位置に正確に留まる。
基本的に消毒可能なプラスチック(好ましくはPEEKなど)が咬合採得ツールの材料に使用される場合、特に有利である。咬合採得ツール用の材料としては金属が使用されることが一般的であるが、当該手法によれば不必要にコストが高まる。
咬合採得ツールセットとして、上顎咬合採得ツール、下顎咬合採得ツール、および印象材(シリコン製、またはリバーシブル性と熱可塑性の少なくとも一方を有する)が利用可能である場合、治療に必要な咬合採得装置具の全てを歯科医が利用可能である点で有利である。これらの器具を用いて、当該歯科医は、歯科技工士が部分義歯または総義歯を作製できるようにするために必要な情報とデータを、例えばアナログ的な手法によって収集できる。
患者により異なる口内条件を考慮し、歯科医により在庫保管される咬合採得ツールセットの数を適正に保つために、利用可能とされる咬合採得ツールは、好ましくは四つのサイズ(具体的にはS、M、L、およびXL)があると有利である。
接続エレメントを備えた咬合フォークを咬合採得ツールを含む場合、基準物が当該接続エレメントと符号化エレメントを介して当該咬合採得ツールに固定されて有利である。この有利な構成により、最適な咬合採得に必要な歯科器具を歯科医が利用可能となる。
別の有利な構成は、別の従属請求項に記載されている。
符号化エレメントを介する咬合採得ツールの接続を解除することにより、歯科医による審美性の確認と位置決めに係る取扱いが簡易になる。例えば、審美性の確認結果が良好でない場合、歯科医は、より良好な結果を得るために少なくとも一度の咬合採得を問題なく行なえる。
部分義歯または総義歯を作製するために、符号化エレメントを介して符号化された咬合採得ツールが、顎領域に合わせてデンタルスキャナ内に位置決めされうる。顎領域の印象は、印象材を用いて採得済みである。これにより、咬合採得のデジタルデータレコードが生成される。当該デジタルデータレコードを用いて、ミリングブロック(好ましくはデンタルミリングブロック)から部分義歯または総義歯の義歯ベースが容易かつ最適にミリング加工されうる。当該ミリングブロックも同様に、咬合採得ツールに基づいて咬合位置に配列された人工歯を有する。
よって、好ましくは口蓋得領域を有する下顎咬合採得ツールを含む(下顎と咬合採得ツールの間には印象材が導入されている)本出願に係る咬合採得ツールセットを用いれば、治療を行なう歯科医が完全な手段を備えることは明らかである。当該手段は、従来から知られている咬合採得方法と比較して簡略化されており、かつ不正確な位置決めや不充分な審美性が生じた場合に一度の来院で歯科医と患者の双方により直接的に是正されうる咬合採得を可能にする。従来の方法では、歯科技工士による作製後の最初の試適時よりも前に審美性のチェックを行なうことはできなかった。
咬合採得ツールの仕様によっては、シリコン含有印象材、リバーシブル印象材、および熱可塑性印象材の少なくとも一つを用いて咬合採得または位置決めを労力やストレスなく遂行できる。
「人工歯」は、人工的に作製された歯のように、咬合位置を提供可能なあらゆる空間的構成を意味する。
本発明に係る有利な実施形態は、以下の図面に基づいて示される。
本出願に係る上顎用と下顎用の咬合採得ツールを示している。 本出願に係る上顎用咬合採得ツールと咬合フォークを示している。 マスター模型から得られた適合面と、上顎用咬合採得ツールから得られた部分印象のネガティブ表面形状を示している。 上顎用と下顎用のマスター模型とともに印象材が用いられた本出願に係る咬合採得ツールを示している。 歯列を介して咬合採得ツールを直接参照する上顎用と下顎用のミリングブロックを示している。 歯列を介して咬合採得ツールを直接参照する上顎用と下顎用のミリングブロックを示している。 図1に示された本出願に係る上顎用と下顎用の咬合採得ツールが符号化エレメントを通じて符号化されている様子を示している。 図1に示された本出願に係る上顎用と下顎用の咬合採得ツールがマルチパート符号化エレメントを備えている様子を示している。
図1aは、上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBを示している。上顎咬合採得ツールOKBは、上顎人工歯OZFを有している。下顎咬合採得ツールUKBは、下顎人工歯UZFを有している。下顎人工歯UZFと上顎人工歯OZFは、咬合位置に並んでいる。本実施形態においては、符号化エレメントVEも示されている。咬合採得は、符号化要素VEを介して符号化される。本実施形態においては、符号化エレメントVEは、上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBの双方に差し込み可能に構成されている。符号化エレメントVEは、フォームフィットな係合により咬合採得ツールと一体化されることが好ましい。すなわち、符号化エレメントVEは、咬合採得ツールと同じ材料からなることが好ましい。しかしながら、符号化エレメントVEは、必要に応じて咬合採得ツールに埋設されたマグネットとして構成されうる。
図1aから明らかなように、上顎咬合採得ツールOKBが裏返されると、下顎咬合採得ツールUKB上に配置されて結合されうる。各人工歯が整列されることにより咬合位置が取得されうる。上顎咬合採得ツールOKBが裏返されて下顎咬合採得ツールUKBに結合されると、両咬合採得ツールは、プラグ接続するように構成された符号化エレメントVEを介して符号化されうる。
図1bは、接続要素を有する咬合フォークOMを示している。咬合フォークOMは、鼻耳導線を見つける器具であることが好ましい。接続要素は、上顎咬合採得ツールOKBの符号化エレメントVEと接続(好ましくはフォースフィット係合)されるように構成されている。これにより、咬合フォークOMが接続された上顎咬合採得ツールOKBが、患者の口腔内に入れられうる。
図2は、上顎の例についてマスター模型MMのポジティブ表面形状を示している。マスター模型MMは、デジタルスキャンにより作製されたものでもよいし、アナログ印象採得により作製されたものでもよい。図2は、上顎咬合採得ツールOKBから得られた部分印象のネガティブ形状も示している。当該部分印象は、上顎咬合採得ツールOKBと歯茎領域の間に配置された印象材により作製される。別のデジタルプロセスにおいて、これら二つの印象には、マッチングにより表面領域が付与されうる。図2からわかるように、シリコン含有印象材、リバーシブル印象材、および熱可塑性印象材の少なくとも一つにより、水平方向と垂直方向の位置決めがなされ、咬合採得ツールと歯茎領域の間の対応関係が取得可能とされる。この場合、咬合採得は、簡易なアナログ手法によって行なわれうる。
図3は、上顎咬合採得ツールと下顎咬合採得ツールの双方が印象材を介して上顎と下顎のマスター模型に結合される配置の一例を示している。同図からわかるように、咬合採得領域は、咬合位置に配列された人工歯の下方、かつ変位する下顎上に位置する。この咬合採得法が単純であることは明らかであり、その単純さは、特に咬合位置に配列された人工歯および咬合平面の下方にある咬合採得領域(下顎については一般的でない)に由来する。咬合採得ツールは、顎受け領域を有している。例えば、シリコン含有印象材、リバーシブル印象材、および熱可塑性印象材の少なくとも一つを介して上顎咬合採得ツールOKBが患者の口腔内に導入および位置決めされた後、必要に応じて印象材が硬化する時間が与えられ、符号化エレメントによる符号化の後、下顎咬合採得ツールUKBが同様にして印象材を介して当該患者の口腔内に導入される。符号化および咬合位置に配列された人工歯に基づき、上顎咬合採得ツールOKBの人工歯が下顎咬合採得ツールUKBの人工歯とともに咬合位置に配置され、咬合採得がなされる。その結果、咬合採得領域が下顎と下顎咬合採得ツールUKBの間に形成される。当該領域は、下顎の人工歯が並んだ咬合平面の下方に位置する。下顎と下顎咬合採得ツールUKBの間に配置された可塑性印象材により、下顎用の人工歯の咬合平面の下方に咬合採得領域が形成される。各印象材が硬化し、符号化エレメントが取り外された後、歯科医は患者とともに審美性を確認できる。前歯の長さ、歯の形状、笑線、口角線、カンペル平面、および顔面の中心に対する正中線の観点から、全体の審美性が最適であるかの確認がなされる。よって、咬合採得および顎採得に係るこの第一工程の終了時において、初来院の患者が総義歯の空間的条件を確認できる。審美的パラメータが正しければ、次いで患者が快適と感じる最終咬合位置に上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBが配置され、当該患者が閉口することにより、符号化なしに機能が確認されうる。閉口を通じて、部分義歯または総義歯の作製がなされる。作製は、同じ咬合位置に配列されたミリングブロックの人工歯を介して、および当該患者の口腔内における空間的配置に係る別情報(コンプリートフォームに存在する)に基づいて行なわれる。従来の咬合採得によっては、歯科医療現場と技工所の間でなされる連絡は、単純さと正確さの観点から充分とは言えなかった。人工歯が既に咬合位置に配列されている上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBにより、歯科医における有利な試適が可能とされる。上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBは、同一または同様の歯が咬合位置に配列された上顎用ミリングブロックと下顎用ミリングブロックにそれぞれ対応付けられる。
咬合状態にあるこの種の上顎用および下顎用ミリングブロックの例は、図4aに示されている。図4bに示されるように、咬合状態にある上顎用および下顎用ミリングブロックは、それぞれ符号化なしに再現可能である。特に咬合採得中における符号化エレメントの機能が、同図より判る。上顎および下顎の総義歯の配置条件を水平方向と垂直方向について定める上顎と下顎の対応付けは、未装着状態でなされるからである。符号化エレメントを用いることにより、各ミリングブロックの義歯ベース同士を関連付ける空間的マッチングが確実とされ、下顎用印象材、下顎咬合採得ツールUKB、上顎咬合採得ツールOKB、および上顎用印象材を組み上げることにより、各総義歯について完全な位置決めが可能とされる。
図5は、符号化エレメントVEを介して符号化された上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBを示している。上顎咬合採得ツールOKBおよび下顎咬合採得ツールUKBの各人工歯は、咬合位置において相互に接している。
符号化エレメントを介して符号化された咬合採得ツールは、印象材とともにデジタルスキャナに位置決めされる。これにより、咬合採得に係るデジタルデータレコードを作成可能とされる。結果として、両咬合採得ツールの咬合位置に配列された人工歯を介して、デンタルミリングブロックの義歯ベースが加工されうる。これにより、歯科技工士は、ミリング(好ましくはデンタルミリング)による一工程のみで完全な義歯を作製できる。歯科技工士によるさらなる作業も不要になる。正中線、瞳面、咬合平面、および前歯の長さに係る重要な情報を取得するために必要な審美的確認は既になされているからである。歯科技工士は、位置決めと咬合採得をソフトウェア上で正確に実施できる。歯槽頂間間隙を正確に定めるために、マスター模型(好ましくは本出願に係る仮想マスター模型)および印象材のネガティブ表面(好ましくは本出願に係る仮想ネガティブ表面)によって、符号化された咬合採得ツールが適合面を介してマッチングされうるならば、有利である。また、別工程において、上顎咬合採得ツールの前庭スキャン面が、同様に適合する上顎ミリングブロックの歯列面に対応付けられる。
図6は、符号化されていない上顎咬合採得ツールOKBと下顎咬合採得ツールUKBを示している。両者の垂直方向の姿勢などを調節可能にするマルチパート符号化エレメント
が明示されている。このマルチパート符号化エレメントは、プラグイン接続型であり、重ね合わせる構成とされている。マルチパート符号化エレメントの一つが取り外されることにより、審美的チェックとテストの双方が簡易な手法で行なわれうる。これらのデジタル技術リンクの全ては、咬合採得ツールを介してアナログ的手段により取得された情報に基づいている。顎用の咬合採得ツールに設けられた受け領域に導入された印象材の形態である多様な印象材料を利用して、生理咬合面、前歯の長さ、全般的な歯の形、笑線、口角線、顔面の中心に対する正中線、および全体的な審美的印象を調節できる。基準アーチなどの形状を有する咬合フォークを補助的に使用できる。基準アーチは、カンペル平面に揃えられて瞳面の基準となりうる。
再度強調するが、本出願に係る咬合採得ツールにより、歯科医と患者の双方が機能的義歯を構成するパラメータを試適して決定でき、咬合採得または顎同士の関係が有効化される。結果が予想と一致しなかった場合、処置者あるいは歯科医は、試適で得た最終的な結果に至るまで、咬合採得自体を繰り返して更なる確認を行ないうる。これにより、材料を大幅に節約できる。硬化した印象材のみが交換あるいは補充されればよいからである。審美的な確認が行なわれた後、対応する機能確認を遂行するために上顎用と下顎用の二つの咬合採得ツールが符号化される。上顎用と下顎用の咬合採得ツールが再度符号化されると、複合体全体がスキャンインされ、歯茎領域とのマッチングがなされうる。このようにして得られたデータは、ミリングブロックの義歯ベースの加工に使用されうる。これにより、咬合採得ツールの人工歯に基づいた同一または同様の人工歯が得られる。
ドイツ特許出願102011118320.9に記載されているように、咬合位置に配列された人工歯が、同様に咬合位置に配列されたミリングブロック(好ましくはデンタルミリングブロック)の人工歯と少なくとも部分的に対応する場合、その開示全体は、本開示(好ましくは、ミリングブロック、ミリングブロックシステム、および対応する製造方法に関する内容)に援用される。

Claims (16)

  1. 咬合位置に配列された複数の人工歯を備えている咬合採得ツール。
  2. 下顎用に咬合平面よりも下方に設けられた咬合採得領域を備えている咬合採得ツール。
  3. 顎受け領域を備えている咬合採得ツール。
  4. 好ましくは口内に配置されるように符号化エレメントが設けられており、
    前記符号化エレメントは、破壊と除去の少なくとも一方が可能であり、プラグ接続により形成されていることが好ましく、フォームフィット係合しており、および/またはマルチパートからなる。
    請求項1から3のいずれか一項に記載の咬合採得ツール。
  5. 上顎咬合採得ツールに予め形成された口蓋領域が設けられている、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の咬合採得ツール。
  6. PEEKなどの消毒可能なプラスチックが材料に使用されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の咬合採得ツール。
  7. 前記複数の人工歯は、総義歯の完全歯列に対応している、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の咬合採得ツール。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の少なくとも一つの上顎咬合採得ツールと一つの下顎咬合採得ツールからなる咬合採得ツールセットであって、
    好ましくはリバーシブル熱可塑性印象材である印象材が用いられている、
    咬合採得ツールセット。
  9. 前記咬合採得ルールには、S、M、L、およびXLの四つのサイズがある、
    請求項8に記載の咬合採得ツールセット。
  10. 接続エレメントを備えた咬合フォークが符号化エレメントを介して前記咬合採得ツールに固定されている、
    請求項8または9に記載の咬合採得ツールセット。
  11. 上顎用ミリングブロックと下顎用ミリングブロックからなるミリングブロックシステムを備えており、
    人工的に形成された完全な義歯が前記咬合位置にあり、
    前記人工的に形成された歯は、前記咬合位置に配列された前記人工歯に対応している、
    請求項8から10のいずれか一項に記載の咬合採得ツールセット。
  12. 好ましくは請求項1から7のいずれか一項に記載の咬合採得ツールと請求項8から11のいずれか一項に記載の咬合採得ツールセットを使用し、特に総義歯のための咬合採得を行なう方法であって、
    a)適合面を結合して上顎の仮想機能型を形成するための仮想型作製用に上顎口蓋領域、好ましくは骨歯茎領域の印象を取得する工程と、
    b)咬合採得領域を有する下顎咬合採得ツールを利用可能にする工程と、
    c)符号化エレメントを介して咬合採得ツール同士を接続する工程と、
    d)咬合採得を遂行するために、前記下顎と前記下顎咬合採得ツールの間の前記咬合採得領域に印象材を導入する工程と、
    を含んでいる、
    方法。
  13. 好ましくはリバーシブル熱可塑性印象材である印象材が、前記上顎と前記上顎咬合採得ツールの間に導入される、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記咬合採得ツールの前記符号化エレメントを介する接続が解除されると、歯科医による審美性の確認と位置決めの少なくとも一方が行なわれる、
    請求項12または13に記載の方法。
  15. 咬合採得用のデジタルデータレコードを生成するために、前記符号化エレメントを介して符号化された前記咬合採得ツールは、印象材とともにデンタルスキャナ内に位置決めされる、
    請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記デジタルデータレコードに基づき、人工的に形成された歯列セットを備えた上顎と下顎用の義歯ベースが前記咬合位置において加工される、
    請求項15に記載の方法。
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