JP2017538380A - 資源配置方法及びシステム、並びに基地局機能を有するデバイス及び端末 - Google Patents

資源配置方法及びシステム、並びに基地局機能を有するデバイス及び端末 Download PDF

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Abstract

本発明は、端末間通信のための資源配置方法及びシステム、並びに基地局機能を有するデバイス及び端末を提供する。端末間通信のための資源配置方法は、基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得することと、基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、各D2D端末の状態情報に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することと、各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、配置モードに基づいて各D2D端末に端末間通信のための時間・週波数資源を配置することと、を備える。本発明は、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できると共に、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。【選択図】図1

Description

本発明は通信技術分野に関し、特に、端末間通信のための資源配置方法、端末間通信のための資源配置システム、基地局機能を有するデバイス及び端末に関する。
携帯端末のハードウェアやソフトウェア技術及び無線通信技術の発展につれて、端末間通信技術(Device to Device、即ち、D2Dは、3GPPRel―12に導入された端末の直接通信の技術であり、ユーザがセルラーネットワークのインフラストラクチャーを介せずにデータを伝送することを許容する)は、次第に、重要な技術になる。D2D技術は、主に、D2D discovery(即ち、発見段階)とD2D communication(即ち、通信段階)を備え、D2D discoveryとD2D communicationが独立の業務である。D2D communicationは、2つのUEが基地局を介して伝送せずに特定のチャンネル(sidelink channel)を介してデータを直接送信及び伝送することを許容する。D2D通信は、ビジネスの場合に用いられてもよく、公共安全の場合に用いられてもよく、現在多くの国と多国籍企業が重視する技術でもあり、将来端末に重大な影響を及ぼす技術でもある。
D2D通信は、ネットワークカバレッジがある場合とネットワークカバレッジがない場合とを含む。ネットワークカバレッジがある場合、マクロネットワーク側のスペクトル資源がD2D通信に利用されれば、D2D通信のための資源がネットワーク側に管理及び制御される必要がある。従来技術において、ネットワークカバレッジがある場合について、D2D通信用の時間・周波数資源を配置するための2種類のモードがある。一方のモードは、直接スケジューリングに基づくD2D通信(以下単にモードAという)である。具体的には、UE(UserEquipment、ユーザデバイス)は接続状態にある必要があり、基地局は、シグナリングによって、UEが何時どの資源ブロックでデータを伝送するかを送信者に指示する。このような資源の配置は各UEに基づくものである。他方のモードは、共有資源に基づくD2D通信(以下単にモードBという)であり、基本発想が、同じセルに位置するUEが基地局の放送した時間・週波数資源プールを共用してD2D通信を行うことである。上記の2種類の配置モードは、それぞれ自分の利点・欠点があり、すべて実際上必要な手段である。
現在、3GPPが検討した直接スケジューリングに基づくD2D通信手段には、UEが位置するマクロネットカバーがよくない場合、接続状態にあり且つモードAで通信するUEが一定の時間に基地局からモードAの資源を得ることができない恐れがあり、このとき、もし、UEが依然としてモードAの資源を利用しようとすれば、D2D通信が続くことができないため、D2D通信の中断が引き起こされるという欠点がある。
このため、どのようにD2D通信の中断の確率を低減し、且つ効果的にD2D通信業務の連続性を保証することは、解決されようとする課題になる。
本発明は、上記の技術課題の少なくとも一つを工夫するものであり、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための新たな資源配置手段を提案しており、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できると共に、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
これに鑑みて、本発明の第一方面によれば、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置方法は、提案されており、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得するステップと、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するステップと、前記各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、前記配置モードに基づいて前記各D2D端末に端末間通信のための前記時間・週波数資源を配置するステップと、を備える。
この技術手段において、基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、D2D端末の状態情報に基づいてD2D端末との通信の品質劣化(例えば、D2D端末がセルのエッジに移動する)を確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モード(即ち、上記モードB)の採用を確定できる。D2D端末同士がモードBの資源を利用してデータを伝送するとき、短時間に基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことが、D2D伝送を止める必要があることを意味していないため、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できる。
基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、基地局機能を有するデバイスの、D2D通信に利用可能な現在の時間・週波数資源の量に基づいて、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを柔軟に確定する。例えば、D2D通信に利用可能な時間・週波数資源の量が多い場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保する。
言うまでもなく、基地局機能を有するデバイスが、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定する場合、上記の両方を総合的に考慮できるため、D2D通信業務の連続性の確保を前提にして、通信D2Dが高い通信品質を有することを確保する。
当業者が理解できるように、本発明に開示された基地局機能を有するデバイスは、マクロ基地局、通信デバイス(例えば、スマートフォンなど)によって実現されるマイクロ基地局などを含む。
本発明の一つの実施形態において、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、前記配置モードを確定するステップは、前記基地局機能を有するデバイスによってスケジューリングできる、上りデータを伝送するための時間・週波数資源のうちの端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が予定量以上であるかどうかを判断することと、端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が前記予定量以上であると判定する場合、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードの採用を確定することと、を備える。
以上に述べたように、D2D通信に適用される時間・週波数資源の量が多いであると判定する場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
本発明の別の実施形態において、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するステップは、前記各D2D端末の位置情報に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置するかどうかを判断することと、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると判定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードの採用を確定し、前記いずれかのD2D端末に時間・週波数資源を配置することと、を備える。
この実施形態において、D2D端末が基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると確定する場合、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する恐れがある。時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを採用することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する場合でも直接スケジューリングするという配置モード(即ち、モードA)を採用することに起因してD2D通信が中断するという問題を回避できる。
上記の技術手段において、好ましくは、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに基づいて、前記いずれかのD2D端末に端末間通信のための時間・週波数資源を配置するステップは、前記いずれかのD2D端末の移動状態に基づいて、前記いずれかのD2D端末が入ろうとするターゲットセルを予測することと、前記基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第一時間・週波数資源プール、及び、前記ターゲットセル内の基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第二時間・週波数資源プールに基づいて、前記第一時間・週波数資源プール及び前記第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することと、前記いずれかのD2D端末が前記配分されようとする時間・週波数資源プールから端末間通信のための時間・週波数資源を選択するように、前記配分されようとする時間・週波数資源プールを前記いずれかのD2D端末に通知することと、を備える。
この技術手段において、D2D端末が他のセル(即ち、ターゲットセル)に入ろうとすると確定する場合、前記第一時間・週波数資源プール及び第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することにより、D2D端末が、一方のセルから他方のセルに移動する場合、当該二つのセルに配置された、端末間通信のための共通時間・週波数資源に基づいてD2D通信を行うことができ、さらに、D2D端末が複数のセルの間にハンドオーバを行う時のD2D通信業務の連続性を保証できる。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末の移動状態に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動するかどうかを判断することと、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動すると判定する場合、前記時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替えることと、をさらに備える。
この技術手段において、D2D端末がセルのエッジからセルの中心へ移動すると確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替え、即ち、モードBをモードAに切り替えることにより、D2D端末との通信の品質が(D2D端末がセルのエッジに位置するときの通信の品質よりも)良い場合、D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードを採用できるため、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を保証する。
上記の技術手段において、好ましくは、いずれかのD2D端末が送信した、指定配置モードを要求するというコマンドを受信する場合、端末間通信のための時間・週波数資源を前記いずれかのD2D端末に配置するための現在採用されたモードを前記指定配置モードに切り替えることをさらに備える。
この技術手段において、D2D端末は、D2D通信のための時間・週波数資源を配置するための配置モードを、基地局機能を有するデバイスに直接通知できる。具体的には、例えば、D2D端末が、行われるD2D通信の重要性などの情報に基づいて、基地局機能を有するデバイスが時間・週波数資源を配置するための配置モードを能動的に要求できるため、基地局機能を有するデバイスはD2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードがD2D端末の実際需要を一層満たせると確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が、前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない場合、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するように、前記基地局機能を有するデバイスが配置した前記異常時間・週波数資源プールを前記各D2D端末に通知すること、をさらに備える。
この技術手段において、異常時間・週波数資源プールを各D2D端末に通知することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信が異常になり、且つ、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに切り替えない(例えば、モードAをモードBに切り替える過程において通信が異常になる)場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源で通信の連続性を保持できる。D2D端末は、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択する場合、現地セル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもよく、隣接するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもいと注意されるべきである。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が処理するD2D業務の重要性及び前記D2D業務の優先度に基づいて、前記異常時間・週波数資源プールを配分することをさらに備える。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない後の、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、前記異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することをさらに備える。
この技術手段において、中断したD2D通信の再開状況に基づいて、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することにより、中断したD2D通信を多く再開する場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を適宜に低減できるため、時間・週波数資源の最大利用率を確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、無線リンク再開過程に関するシグナリングを受信し、前記無線リンク再開過程に関するシグナリングに基づいて、前記中断した端末間通信の再開状況を確定すること、及び/又は、前記各D2D端末が報告した、前記中断した端末間通信の再開状況を受信すること、をさらに備える。
換言すれば、一方、基地局機能を有するデバイスは、無線リンク再開過程において受信されたシグナリングに基づいて中断した端末間通信の再開状況を確定してもよく、他方、基地局機能を有するデバイスの分析負荷を低減するために、基地局機能を有するデバイスは、D2D端末が報告した、中断した端末間通信の再開状況のみを受信してもよい。
上記の技術手段において、好ましくは、スケジューリングされようとするD2D端末の数に基づいて、前記各配置モードでの時間・週波数資源の量を調整することをさらに備える。
この技術手段において、具体的には、スケジューリングされようとするD2D端末の数が多い場合、基地局機能を有するデバイスの負荷を低減するために、モードBで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードBでの時間・週波数資源の量を増加でき、また、スケジューリングされようとするD2D端末の数が少ない場合、D2D通信の品質を向上させるために、モードAで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードAでの時間・週波数資源の量を増加できる。
本発明の第二方面によれば、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置システムは、提案されており、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得するための取得ユニットと、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するための処理ユニットと、前記各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、前記配置モードに基づいて前記各D2D端末に端末間通信のための前記時間・週波数資源を配置するための配置ユニットと、を備える。
この技術手段において、基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、D2D端末の状態情報に基づいてD2D端末との通信の品質劣化(例えば、D2D端末がセルのエッジに移動する)を確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モード(即ち、上記モードB)の採用を確定できる。D2D端末同士がモードBの資源を利用してデータを伝送するとき、短時間に基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことが、D2D伝送を止める必要があることを意味していないため、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できる。
基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、基地局機能を有するデバイスの、D2D通信に利用可能な現在の時間・週波数資源の量に基づいて、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを柔軟に確定する。例えば、D2D通信に利用可能な時間・週波数資源の量が多い場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保する。
言うまでもなく、基地局機能を有するデバイスが、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定する場合、上記の両方を総合的に考慮できるため、D2D通信業務の連続性の確保を前提にして、通信D2Dが高い通信品質を有することを確保する。
当業者が理解できるように、本発明に開示された基地局機能を有するデバイスは、マクロ基地局、通信デバイス(例えば、スマートフォンなど)によって実現されるマイクロ基地局などを含む。
本発明の一つの実施形態において、前記処理ユニットは、前記基地局機能を有するデバイスによってスケジューリングできる、上りデータを伝送するための時間・週波数資源のうちの端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が予定量以上であるかどうかを判断するための第一判断ユニットと、前記第一判断ユニットが、端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が前記予定量以上であると判定する場合、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードの採用を確定するための第一確定ユニットと、を備える。
以上に述べたように、D2D通信に適用される時間・週波数資源の量が多いであると判定する場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
本発明の別の実施形態において、前記処理ユニットは、前記各D2D端末の位置情報に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置するかどうかを判断するための第二判断ユニットと、前記第二判断ユニットが、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると判定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードの採用を確定し、前記いずれかのD2D端末に時間・週波数資源を配置するための第二確定ユニットと、を備える。
この実施形態において、D2D端末が基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると確定する場合、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する恐れがある。時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを採用することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する場合でも直接スケジューリングするという配置モード(即ち、モードA)を採用することに起因してD2D通信が中断するという問題を回避できる。
上記の技術手段において、好ましくは、前記配置ユニットは、前記いずれかのD2D端末の移動状態に基づいて、前記いずれかのD2D端末が入ろうとするターゲットセルを予測するための分析ユニットと、前記基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第一時間・週波数資源プール、及び、前記ターゲットセル内の基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第二時間・週波数資源プールに基づいて、前記第一時間・週波数資源プール及び前記第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択するための選択ユニットと、前記いずれかのD2D端末が、前記配分されようとする時間・週波数資源プールから端末間通信のための時間・週波数資源を選択するように、前記配分されようとする時間・週波数資源プールを前記いずれかのD2D端末に通知するための第一通知ユニットと、を備える。
この技術手段において、D2D端末が他のセル(即ち、ターゲットセル)に入ろうとすると確定する場合、前記第一時間・週波数資源プール及び第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することにより、D2D端末が、一方のセルから他方のセルに移動する場合、当該二つのセルに配置された、端末間通信のための共通時間・週波数資源に基づいてD2D通信を行うことができ、さらに、D2D端末が複数のセルの間にハンドオーバを行う時のD2D通信業務の連続性を保証できる。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末の移動状態に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動するかどうかを判断するための第三判断ユニットと、前記第三判断ユニットが、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動すると判定する場合、前記時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替えるための第一切り替えユニットと、をさらに備える。
この技術手段において、D2D端末がセルのエッジからセルの中心へ移動すると確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替え、即ち、モードBをモードAに切り替えることにより、D2D端末との通信の品質が(D2D端末がセルのエッジに位置するときの通信の品質よりも)良い場合、D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードを採用できるため、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を保証する。
上記の技術手段において、好ましくは、いずれかのD2D端末が送信した、指定配置モードを要求するというコマンドを受信する場合、端末間通信のための時間・週波数資源を前記いずれかのD2D端末に配置するための現在採用されたモードを前記指定配置モードに切り替えるための第二切り替えユニットをさらに備える。
この技術手段において、D2D端末は、D2D通信のための時間・週波数資源を配置するための配置モードを、基地局機能を有するデバイスに直接通知できる。具体的には、例えば、D2D端末が、行われるD2D通信の重要性などの情報に基づいて、基地局機能を有するデバイスが時間・週波数資源を配置するための配置モードを能動的に要求できるため、基地局機能を有するデバイスはD2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードがD2D端末の実際需要を一層満たせると確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が、前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない場合、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するように、前記基地局機能を有するデバイスが配置した前記異常時間・週波数資源プールを前記各D2D端末に通知するための第二通知ユニット、をさらに備える。
この技術手段において、異常時間・週波数資源プールを各D2D端末に通知することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信が異常になり、且つ、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに切り替えない(例えば、モードAをモードBに切り替える過程において通信が異常になる)場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源で通信の連続性を保持できる。D2D端末は、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択する場合、現地セル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもよく、隣接するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもいと注意されるべきである。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が処理するD2D業務の重要性及び前記D2D業務の優先度に基づいて、前記異常時間・週波数資源プールを配分するための配分ユニットをさらに備える。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない後の、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、前記異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整するための第一調整ユニットをさらに備える。
この技術手段において、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することにより、中断した端末間通信を多く再開する場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を適宜に低減できるため、時間・週波数資源の最大利用率を確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、無線リンク再開過程に関するシグナリングを受信するための第一受信ユニットと前記無線リンク再開過程に関するシグナリングに基づいて前記中断した端末間通信の再開状況を確定するための第三確定ユニット、及び/又は、前記各D2D端末が報告した、前記中断した端末間通信の再開状況を受信するための第二受信ユニット、をさらに備える。
換言すれば、一方、基地局機能を有するデバイスは、無線リンク再開過程において受信されたシグナリングに基づいて中断した端末間通信の再開状況を確定してもよく、他方、基地局機能を有するデバイスの分析負荷を低減するために、基地局機能を有するデバイスは、D2D端末が報告した、中断した端末間通信の再開状況のみを受信してもよい。
上記の技術手段において、好ましくは、スケジューリングされようとするD2D端末の数に基づいて、前記各配置モードでの時間・週波数資源の量を調整するための第二調整ユニットをさらに備える。
この技術手段において、具体的には、スケジューリングされようとするD2D端末の数が多い場合、基地局機能を有するデバイスの負荷を低減するために、モードBで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードBでの時間・週波数資源の量を増加でき、また、スケジューリングされようとするD2D端末の数が少ない場合、D2D通信の品質を向上させるために、モードAで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードAでの時間・週波数資源の量を増加できる。
本発明の第三方面によれば、上記の技術手段のいずれかに記載の端末間通信のための資源配置システムを備える、基地局機能を有するデバイスはさらに提案される。
本発明の第四方面によれば、端末に適用される、端末間通信のための資源配置方法は、提案されており、前記端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第一異常時間・週波数資源プール、及び/又は、他のセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信するステップと、前記端末が、現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、前記端末が行う端末間通信が中断する場合、前記第一異常時間・週波数資源プール及び/又は前記第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するステップと、選択された時間・週波数資源で前記中断した端末間通信を再開するステップと、を備える。
この技術手段において、端末が、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、端末が行う端末間通信が中断する場合、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが以前通知した第一異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、他のセル(例えば、端末が現在位置するセルに隣接するセル)が通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信したとき、第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、第一異常時間・週波数資源プール及び第二異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源を総合的に選択できるため、中断した端末間通信を速く再開できることを確保し、端末間通信の連続性を保証する。
本発明の第五方面によれば、端末に適用される、端末間通信のための資源配置システムは、されに提案されており、前記端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第一異常時間・週波数資源プール、及び/又は、他のセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信するための受信ユニットと、前記端末が、現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、前記端末が行う端末間通信が中断する場合、前記第一異常時間・週波数資源プール及び/又は前記第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するための選択ユニットと、前記選択ユニットによって選択された時間・週波数資源で前記中断した端末間通信を再開するための処理ユニットと、を備える。
この技術手段において、端末が、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、端末が行う端末間通信が中断する場合、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが以前通知した第一異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、他のセル(例えば、端末が現在位置するセルに隣接するセル)が通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信したとき、第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、第一異常時間・週波数資源プール及び第二異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源を総合的に選択できるため、中断した端末間通信を速く再開できることを確保し、端末間通信の連続性を保証する。
本発明の第六方面によれば、上記端末間通信のための資源配置システムを備える端末はさらに提案される。
上記の技術手段によれば、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できると共に、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
図1は、本発明の実施形態による、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置方法の概略フローチャートを示す。 図2は、本発明の実施形態による、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置システムの概略ブロック図を示す。 図3は、本発明の実施形態による、端末に適用される、端末間通信のための資源配置方法の概略フローチャートを示す。 図4は、本発明の実施形態による、端末に適用される、端末間通信のための資源配置システムの概略ブロック図を示す。
本発明の上記の目的、特徴及び利点を一層理解するために、以下に、実施形態及び図面を参照しながら、本発明をより詳しく説明する。衝突しない場合、本発明の実施形態及び実施形態の特徴を互いに結合できると指摘される。
以下に、本発明を充分に理解できるように詳細について説明するが、しかしながら、本発明は、ここで説明される実施形態と相違する他の実施形態で実施されてもよいため、本発明の範囲は、以下に開示される実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態による、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置方法の概略フローチャートを示す。
図1に示すように、本発明の実施形態による、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置方法は、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得するステップ102と、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するステップ104と、前記各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、前記配置モードに基づいて前記各D2D端末に端末間通信のための前記時間・週波数資源を配置するステップ106と、を備える。
この技術手段において、基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、D2D端末の状態情報に基づいてD2D端末との通信の品質劣化(例えば、D2D端末がセルのエッジに移動する)を確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モード(即ち、上記モードB)の採用を確定できる。D2D端末同士がモードBの資源を利用してデータを伝送するとき、短時間に基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことが、D2D伝送を止める必要があることを意味していないため、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できる。
基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、基地局機能を有するデバイスの、D2D通信に利用可能な現在の時間・週波数資源の量に基づいて、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを柔軟に確定する。例えば、D2D通信に利用可能な時間・週波数資源の量が多い場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保する。
言うまでもなく、基地局機能を有するデバイスが、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定する場合、上記の両方を総合的に考慮できるため、D2D通信業務の連続性の確保を前提にして、通信D2Dが高い通信品質を有することを確保する。
当業者が理解できるように、本発明に開示された基地局機能を有するデバイスは、マクロ基地局、通信デバイス(例えば、スマートフォンなど)によって実現されるマイクロ基地局などを含む。
本発明の一つの実施形態において、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、前記配置モードを確定するステップは、前記基地局機能を有するデバイスによってスケジューリングできる、上りデータを伝送するための時間・週波数資源のうちの端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が予定量以上であるかどうかを判断することと、端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が前記予定量以上であると判定する場合、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードの採用を確定することと、を備える。
以上に述べたように、D2D通信に適用される時間・週波数資源の量が多いであると判定する場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
本発明の別の実施形態において、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するステップは、前記各D2D端末の位置情報に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置するかどうかを判断することと、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると判定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードの採用を確定し、前記いずれかのD2D端末に時間・週波数資源を配置することと、を備える。
この実施形態において、D2D端末が基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると確定する場合、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する恐れがある。時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを採用することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する場合でも直接スケジューリングするという配置モード(即ち、モードA)を採用することに起因してD2D通信が中断するという問題を回避できる。
上記の技術手段において、好ましくは、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに基づいて、前記いずれかのD2D端末に端末間通信のための時間・週波数資源を配置するステップは、前記いずれかのD2D端末の移動状態に基づいて、前記いずれかのD2D端末が入ろうとするターゲットセルを予測することと、前記基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第一時間・週波数資源プール、及び、前記ターゲットセル内の基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第二時間・週波数資源プールに基づいて、前記第一時間・週波数資源プール及び前記第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することと、前記いずれかのD2D端末が前記配分されようとする時間・週波数資源プールから端末間通信のための時間・週波数資源を選択するように、前記配分されようとする時間・週波数資源プールを前記いずれかのD2D端末に通知することと、を備える。
この技術手段において、D2D端末が他のセル(即ち、ターゲットセル)に入ろうとすると確定する場合、前記第一時間・週波数資源プール及び第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することにより、D2D端末が、一方のセルから他方のセルに移動する場合、当該二つのセルに配置された、端末間通信のための共通時間・週波数資源に基づいてD2D通信を行うことができ、さらに、D2D端末が複数のセルの間にハンドオーバを行う時のD2D通信業務の連続性を保証できる。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末の移動状態に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動するかどうかを判断することと、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動すると判定する場合、前記時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替えることと、をさらに備える。
この技術手段において、D2D端末がセルのエッジからセルの中心へ移動すると確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替え、即ち、モードBをモードAに切り替えることにより、D2D端末との通信の品質が(D2D端末がセルのエッジに位置するときの通信の品質よりも)良い場合、D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードを採用できるため、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を保証する。
上記の技術手段において、好ましくは、いずれかのD2D端末が送信した、指定配置モードを要求するというコマンドを受信する場合、端末間通信のための時間・週波数資源を前記いずれかのD2D端末に配置するための現在採用されたモードを前記指定配置モードに切り替えることをさらに備える。
この技術手段において、D2D端末は、D2D通信のための時間・週波数資源を配置するための配置モードを、基地局機能を有するデバイスに直接通知できる。具体的には、例えば、D2D端末が、行われるD2D通信の重要性などの情報に基づいて、基地局機能を有するデバイスが時間・週波数資源を配置するための配置モードを能動的に要求できるため、基地局機能を有するデバイスはD2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードがD2D端末の実際需要を一層満たせると確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が、前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない場合、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するように、前記基地局機能を有するデバイスが配置した前記異常時間・週波数資源プールを前記各D2D端末に通知すること、をさらに備える。
この技術手段において、異常時間・週波数資源プールを各D2D端末に通知することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信が異常になり、且つ、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに切り替えない(例えば、モードAをモードBに切り替える過程において通信が異常になる)場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源でD2D通信の連続性を保持できる。D2D端末は、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択する場合、現地セル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもよく、隣接するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもいと注意されるべきである。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が処理するD2D業務の重要性及び前記D2D業務の優先度に基づいて、前記異常時間・週波数資源プールを配分することをさらに備える。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない後の、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、前記異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することをさらに備える。
この技術手段において、中断したD2D通信の再開状況に基づいて、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することにより、中断したD2D通信を多く再開する場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を適宜に低減できるため、時間・週波数資源の最大利用率を確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、無線リンク再開過程に関するシグナリングを受信し、前記無線リンク再開過程に関するシグナリングに基づいて、前記中断した端末間通信の再開状況を確定すること、及び/又は、前記各D2D端末が報告した、前記中断した端末間通信の再開状況を受信すること、をさらに備える。
換言すれば、一方、基地局機能を有するデバイスは、無線リンク再開過程において受信されたシグナリングに基づいて中断した端末間通信の再開状況を確定してもよく、他方、基地局機能を有するデバイスの分析負荷を低減するために、基地局機能を有するデバイスは、D2D端末が報告した、中断した端末間通信の再開状況のみを受信してもよい。
上記の技術手段において、好ましくは、スケジューリングされようとするD2D端末の数に基づいて、前記各配置モードでの時間・週波数資源の量を調整することをさらに備える。
この技術手段において、具体的には、スケジューリングされようとするD2D端末の数が多い場合、基地局機能を有するデバイスの負荷を低減するために、モードBで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードBでの時間・週波数資源の量を増加でき、また、スケジューリングされようとするD2D端末の数が少ない場合、D2D通信の品質を向上させるために、モードAで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードAでの時間・週波数資源の量を増加できる。
図2は、本発明の実施形態による、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置システムの概略ブロック図を示す。
図2に示すように、本発明の実施形態による、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置システム200は、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得するための取得ユニット202と、前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するための処理ユニット204と、前記各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、前記配置モードに基づいて前記各D2D端末に端末間通信のための前記時間・週波数資源を配置するための配置ユニット206と、を備える。
この技術手段において、基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、D2D端末の状態情報に基づいてD2D端末との通信の品質劣化(例えば、D2D端末がセルのエッジに移動する)を確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モード(即ち、上記モードB)の採用を確定できる。D2D端末同士がモードBの資源を利用してデータを伝送するとき、短時間に基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことが、D2D伝送を止める必要があることを意味していないため、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できる。
基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することにより、基地局機能を有するデバイスの、D2D通信に利用可能な現在の時間・週波数資源の量に基づいて、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを柔軟に確定する。例えば、D2D通信に利用可能な時間・週波数資源の量が多い場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保する。
言うまでもなく、基地局機能を有するデバイスが、D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定する場合、上記の両方を総合的に考慮できるため、D2D通信業務の連続性の確保を前提にして、通信D2Dが高い通信品質を有することを確保する。
当業者が理解できるように、本発明に開示された基地局機能を有するデバイスは、マクロ基地局、通信デバイス(例えば、スマートフォンなど)によって実現されるマイクロ基地局などを含む。
本発明の一つの実施形態において、前記処理ユニット204は、前記基地局機能を有するデバイスによってスケジューリングできる、上りデータを伝送するための時間・週波数資源のうちの端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が予定量以上であるかどうかを判断するための第一判断ユニット2042と、前記第一判断ユニット2042が、端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が前記予定量以上であると判定する場合、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードの採用を確定するための第一確定ユニット2044と、を備える。
以上に述べたように、D2D通信に適用される時間・週波数資源の量が多いであると判定する場合、各D2D端末を直接スケジューリングするという配置モードを採用するため、各D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
本発明の別の実施形態において、前記処理ユニット204は、前記各D2D端末の位置情報に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置するかどうかを判断するための第二判断ユニット2046と、前記第二判断ユニット2046が、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると判定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードの採用を確定し、前記いずれかのD2D端末に時間・週波数資源を配置するための第二確定ユニット2048と、を備える。
この実施形態において、D2D端末が基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると確定する場合、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する恐れがある。時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを採用することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信の品質が劣化する場合でも直接スケジューリングするという配置モード(即ち、モードA)を採用することに起因してD2D通信が中断するという問題を回避できる。
上記の技術手段において、好ましくは、前記配置ユニット206は、前記いずれかのD2D端末の移動状態に基づいて、前記いずれかのD2D端末が入ろうとするターゲットセルを予測するための分析ユニット2062と、前記基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第一時間・週波数資源プール、及び、前記ターゲットセル内の基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第二時間・週波数資源プールに基づいて、前記第一時間・週波数資源プール及び前記第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択するための選択ユニット2064と、前記いずれかのD2D端末が、前記配分されようとする時間・週波数資源プールから端末間通信のための時間・週波数資源を選択するように、前記配分されようとする時間・週波数資源プールを前記いずれかのD2D端末に通知するための第一通知ユニット2066と、を備える。
この技術手段において、D2D端末が他のセル(即ち、ターゲットセル)に入ろうとすると確定する場合、前記第一時間・週波数資源プール及び第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することにより、D2D端末が、一方のセルから他方のセルに移動する場合、当該二つのセルに配置された、端末間通信のための共通時間・週波数資源に基づいてD2D通信を行うことができ、さらに、D2D端末が複数のセルの間にハンドオーバを行う時のD2D通信業務の連続性を保証できる。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末の移動状態に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動するかどうかを判断するための第三判断ユニット208と、前記第三判断ユニット208が、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動すると判定する場合、前記時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替えるための第一切り替えユニット210と、をさらに備える。
この技術手段において、D2D端末がセルのエッジからセルの中心へ移動すると確定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替え、即ち、モードBをモードAに切り替えることにより、D2D端末との通信の品質が(D2D端末がセルのエッジに位置するときの通信の品質よりも)良い場合、D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードを採用できるため、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を保証する。
上記の技術手段において、好ましくは、いずれかのD2D端末が送信した、指定配置モードを要求するというコマンドを受信する場合、端末間通信のための時間・週波数資源を前記いずれかのD2D端末に配置するための現在採用されたモードを前記指定配置モードに切り替えるための第二切り替えユニット212をさらに備える。
この技術手段において、D2D端末は、D2D通信のための時間・週波数資源を配置するための配置モードを、基地局機能を有するデバイスに直接通知できる。具体的には、例えば、D2D端末が、行われるD2D通信の重要性などの情報に基づいて、基地局機能を有するデバイスが時間・週波数資源を配置するための配置モードを能動的に要求できるため、基地局機能を有するデバイスはD2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードがD2D端末の実際需要を一層満たせると確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が、前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない場合、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するように、前記基地局機能を有するデバイスが配置した前記異常時間・週波数資源プールを前記各D2D端末に通知するための第二通知ユニット214、をさらに備える。
この技術手段において、異常時間・週波数資源プールを各D2D端末に通知することにより、D2D端末と基地局機能を有するデバイスとの間の通信が異常になり、且つ、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに切り替えない(例えば、モードAをモードBに切り替える過程において通信が異常になる)場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源でD2D通信の連続性を保持できる。D2D端末は、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択する場合、現地セル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもよく、隣接するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した異常時間・週波数資源プールから選択してもいと注意されるべきである。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が処理するD2D業務の重要性及び前記D2D業務の優先度に基づいて、前記異常時間・週波数資源プールを配分するための配分ユニット216をさらに備える。
上記の技術手段において、好ましくは、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない後の、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、前記異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整するための第一調整ユニット218をさらに備える。
この技術手段において、中断したD2D通信の再開状況に基づいて、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することにより、中断したD2D通信を多く再開する場合、異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を適宜に低減できるため、時間・週波数資源の最大利用率を確保する。
上記の技術手段において、好ましくは、無線リンク再開過程に関するシグナリングを受信するための第一受信ユニット220と前記無線リンク再開過程に関するシグナリングに基づいて前記中断した端末間通信の再開状況を確定するための第三確定ユニット222、及び/又は、前記各D2D端末が報告した、前記中断した端末間通信の再開状況を受信するための第二受信ユニット224、をさらに備える。
換言すれば、一方、基地局機能を有するデバイスは、無線リンク再開過程において受信されたシグナリングに基づいて中断した端末間通信の再開状況を確定してもよく、他方、基地局機能を有するデバイスの分析負荷を低減するために、基地局機能を有するデバイスは、D2D端末が報告した、中断した端末間通信の再開状況のみを受信してもよい。
上記の技術手段において、好ましくは、スケジューリングされようとするD2D端末の数に基づいて、前記各配置モードでの時間・週波数資源の量を調整するための第二調整ユニット226をさらに備える。
この技術手段において、具体的には、スケジューリングされようとするD2D端末の数が多い場合、基地局機能を有するデバイスの負荷を低減するために、モードBで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードBでの時間・週波数資源の量を増加でき、また、スケジューリングされようとするD2D端末の数が少ない場合、D2D通信の品質を向上させるために、モードAで時間・週波数資源を選択するようにD2D端末を多くスケジューリングできるため、モードAでの時間・週波数資源の量を増加できる。
本発明は、図2に示すような端末間通信のための資源配置システム200を備える、基地局機能を有するデバイス(図示せず)をさらに提案する。
図3は、本発明の実施形態による、端末に適用される、端末間通信のための資源配置方法の概略フローチャートを示す。
図3に示すように、本発明の実施形態による、端末に適用される、端末間通信のための資源配置方法は、前記端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第一異常時間・週波数資源プール、及び/又は、他のセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信するステップ302と、前記端末が、現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、前記端末が行う端末間通信が中断する場合、前記第一異常時間・週波数資源プール及び/又は前記第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するステップ304と、選択された時間・週波数資源で前記中断した端末間通信を再開するステップ306と、を備える。
この技術手段において、端末が、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、端末が行う端末間通信が中断する場合、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが以前通知した第一異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、他のセル(例えば、端末が現在位置するセルに隣接するセル)が通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信したとき、第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、第一異常時間・週波数資源プール及び第二異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源を総合的に選択できるため、中断した端末間通信を速く再開できることを確保し、端末間通信の連続性を保証する。
図4は、本発明の実施形態による、端末に適用される、端末間通信のための資源配置システムの概略ブロック図を示す。
図4に示すように、本発明の実施形態による、端末に適用される、端末間通信のための資源配置システム400は、前記端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第一異常時間・週波数資源プール、及び/又は、他のセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信するための受信ユニット402と、前記端末が、現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、前記端末が行う端末間通信が中断する場合、前記第一異常時間・週波数資源プール及び/又は前記第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するための選択ユニット404と、前記選択ユニット404によって選択された時間・週波数資源で前記中断した端末間通信を再開するための処理ユニット406と、を備える。
この技術手段において、端末が、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、端末が行う端末間通信が中断する場合、端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが以前通知した第一異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、他のセル(例えば、端末が現在位置するセルに隣接するセル)が通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信したとき、第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択でき、或いは、第一異常時間・週波数資源プール及び第二異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源を総合的に選択できるため、中断した端末間通信を速く再開できることを確保し、端末間通信の連続性を保証する。
本発明は、図4に示すような端末間通信のための資源配置システム400を備える端末をさらに提案する。
具体的には、本発明が解決しようとする課題は、D2D通信過程の中断を低減することにより、業務に及ぼされる影響を低減し、特に、D2D通信が公共安全に用いられる場合、中断を低減し、業務の連続性をできるだけ保証することであり、非常に重要な意義がある。
本発明に提出された、D2D業務の中断を減少するための方法は、主に、以下のように説明される。
第一、基地局(説明の便利のために、以下、基地局機能を有するデバイスを例に挙げて説明しており、当業者が理解できるように、基地局機能を有するデバイスが基地局機能を有するすべてのデバイスであってもよい)は、UEの特性や他の情報(例えば、セルのエッジまたは中心にあるか、隣接するセルの資源配置など)に基づいて、D2D通信のモードを柔軟に選択できる。具体的には、基地局の上りリソースにおけるD2D通信に利用可能な部分が多い場合、モードAを採用して、セルの中心に位置するUEをスケジューリングすることができ、UEが移動して次第にセルのエッジに近づく場合、基地局がUEの資源配置モードをモードBに変更することができる。
第二、D2D UEがセルのエッジに位置する場合、このセルの基地局は、隣接するセルの基地局と対話して、隣接するセルの基地局のモードBの資源配置情報を取得できる。更に、D2DUEがこの隣接するセル内に移動しようとすると判定する場合、できるだけこのセルと隣接するセルとのモードBの資源の共通部分をこのD2D UEに配置し、モードBで通信を行うことをこのD2DUEに通知することができる。
UEがこのセルの中心に戻る場合、本発明の一つの実施形態において、基地局が、モードAで再び通信を行うようにUEを設定してもよく、本発明の別の実施形態において、UEが、資源の配置を基地局に指示ことにより、モードAで再びD2D通信を行ってもよい。
第三、モードBに切り替えられないD2DUEと基地局との無線リンクが故障した場合、UEはモードBで通信できる。モードBで利用される資源プール(区別の便利のために、以下に、専用資源プールを例に挙げて説明する)は、一つのセル内の複数のUEが共有するモードBの資源であってもよく、複数のセルが共有するモードBの資源であってもよく、専用資源プールは、モードBの資源プールにおけるD2D通信を再開するためのみの一部であってもよい。
専用資源プールは、基地局によって配分されてもよく、専用資源プールが基地局によって配分される根拠がUEの情報を含むが、これに限定されない。この情報は、UEが現在処理できるD2D業務の重要性または優先度を含む。
また、基地局は、中断したD2D通信の再開の統計結果に基づいて、専用資源プール内の時間・週波数資源の量を調整できる。統計過程は、UEによって非明示的にまたは明示的に報告される必要がある。ここで、非明示的な報告は、基地局の推測に依拠するものである。例えば、基地局は、完全な無線リンクを再開する過程において受信されるシグナリングや無線リンクを再開する前のD2D通信状態に基づいて、中断したD2D通信の再開の発生を推測できる。明示的な報告は、基地局のシグナリング分析負荷を低減するためのものであり、即ち、UEが直接報告する。
D2D端末は、専用資源プールから、中断したD2D通信を再開するための時間・週波数資源を選択する場合、現地セルの基地局が通知した専用資源プールから選択してもよく、隣接するセルの基地局が通知した専用資源プールから選択してもよいと注意されるべきである。隣接するセルは、D2D端子が移動して入ろうとするセルであってもよい。
第四、基地局は、D2D通信を現在行える端末の数に基づいて、モードAとモードBとの資源の量を調整できる。具体的には、基地局による資源の配分は、UEが現在の位置を参照しながら選別する、D2D通信に好適に利用される週波数の情報、及び、D2D通信業務のタイプ(例えば、多くのデータが発生するかどうか)などの、UEから収集される情報に基づくものである。基地局がD2D通信を現在行える端末の数に基づいてモードAとモードBとの資源の量を調整することは、D2D発見過程における資源プール配分に適用されてもよい。
本発明の技術手段は、D2D通信の中断の確率を低減でき、ネットワークカバレッジ或いは他の要素に起因するUEとマクロネットワークの接続故障に起因してD2D業務が中断するということをできるだけ回避でき、高い品質と高い信頼性の業務をD2D端末に提供する能力を向上でき、D2D端末のユーザ体験を向上できる。
以上、図面を参照しながら、本発明の技術手段について詳しく説明する。本発明は、基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための新たな資源配置手段を提案しており、D2D通信の中断の確率を効果的に低減でき、D2D通信業務の連続性を保証できると共に、D2D端末がD2D通信を行うとき、高い通信品質を確保できる。
以上は、本発明の好適な実施方式に過ぎなく、本発明を制限するためのものではない。当業者にとっては、本発明は、様々な変更及び変化が可能である。本発明の精神及び要旨を逸脱しない場合行われる修正、均等置換及び改良などは、いずれも本発明の範囲に属するものである。

Claims (24)

  1. 基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置方法であって、
    前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得することと、
    前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することと、
    前記各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、前記配置モードに基づいて前記各D2D端末に端末間通信のための前記時間・週波数資源を配置することと、を備えることを特徴とする端末間通信のための資源配置方法。
  2. 前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況に基づいて、前記配置モードを確定することは、
    前記基地局機能を有するデバイスによってスケジューリングできる、上りデータを伝送するための時間・週波数資源のうちの端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が予定量以上であるかどうかを判断することと、
    端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が前記予定量以上であると判定する場合、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードの採用を確定することと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  3. 前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定することは、
    前記各D2D端末の位置情報に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置するかどうかを判断することと、
    いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると判定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードの採用を確定し、前記いずれかのD2D端末に時間・週波数資源を配置することと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  4. 時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードに基づいて、前記いずれかのD2D端末に端末間通信のための時間・週波数資源を配置することは、
    前記いずれかのD2D端末の移動状態に基づいて、前記いずれかのD2D端末が入ろうとするターゲットセルを予測することと、
    前記基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第一時間・週波数資源プール、及び、前記ターゲットセル内の基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第二時間・週波数資源プールに基づいて、前記第一時間・週波数資源プール及び前記第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択することと、
    前記いずれかのD2D端末が前記配分されようとする時間・週波数資源プールから端末間通信のための時間・週波数資源を選択するように、前記配分されようとする時間・週波数資源プールを前記いずれかのD2D端末に通知することと、を備えることを特徴とする請求項3に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  5. 前記各D2D端末の移動状態に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動するかどうかを判断することと、
    いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動すると判定する場合、前記時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替えることと、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  6. いずれかのD2D端末が送信した、指定配置モードを要求するというコマンドを受信する場合、端末間通信のための時間・週波数資源を前記いずれかのD2D端末に配置するための現在採用されたモードを前記指定配置モードに切り替えることをさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  7. 前記各D2D端末が、前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない場合、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するように、前記基地局機能を有するデバイスが配置した前記異常時間・週波数資源プールを前記各D2D端末に通知すること、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の端末間通信のための資源配置方法。
  8. 前記各D2D端末が処理するD2D業務の重要性及び前記D2D業務の優先度に基づいて、前記異常時間・週波数資源プールを配分すること、及び/又は、
    前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない後の、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、前記異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整することをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  9. 無線リンク再開過程に関するシグナリングを受信し、前記無線リンク再開過程に関するシグナリングに基づいて、前記中断した端末間通信の再開状況を確定すること、及び/又は、
    前記各D2D端末が報告した、前記中断した端末間通信の再開状況を受信すること、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の端末間通信のための資源配置方法。
  10. スケジューリングされようとするD2D端末の数に基づいて、前記各配置モードでの時間・週波数資源の量を調整することをさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の端末間通信のための資源配置方法。
  11. 基地局機能を有するデバイスに適用される、端末間通信のための資源配置システムであって、
    前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域内の各D2D端末の状態情報を取得するための取得ユニットと、
    前記基地局機能を有するデバイスの時間・週波数資源の利用状況、及び/又は、前記各D2D端末の状態情報に基づいて、前記各D2D端末に時間・週波数資源を配置するための配置モードを確定するための処理ユニットと、
    前記各D2D端末が配置される時間・週波数資源を利用して端末間通信を行うように、前記配置モードに基づいて前記各D2D端末に端末間通信のための前記時間・週波数資源を配置するための配置ユニットと、を備えることを特徴とする端末間通信のための資源配置システム。
  12. 前記処理ユニットは、
    前記基地局機能を有するデバイスによってスケジューリングできる、上りデータを伝送するための時間・週波数資源のうちの端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が予定量以上であるかどうかを判断するための第一判断ユニットと、
    前記第一判断ユニットが端末間通信に適用される時間・週波数資源の量が前記予定量以上であると判定する場合、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードの採用を確定するための第一確定ユニットと、を備えることを特徴とする請求項11に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  13. 前記処理ユニットは、
    前記各D2D端末の位置情報に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置するかどうかを判断するための第二判断ユニットと、
    前記第二判断ユニットが、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域のエッジに位置すると判定する場合、時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードの採用を確定し、前記いずれかのD2D端末に時間・週波数資源を配置するための第二確定ユニットと、を備えることを特徴とする請求項11に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  14. 前記配置ユニットは、
    前記いずれかのD2D端末の移動状態に基づいて、前記いずれかのD2D端末が入ろうとするターゲットセルを予測するための分析ユニットと、
    前記基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第一時間・週波数資源プール、及び、前記ターゲットセル内の基地局機能を有するデバイスによって配置される、端末間通信のための第二時間・週波数資源プールに基づいて、前記第一時間・週波数資源プール及び前記第二時間・週波数資源プール内の共通時間・週波数資源を配分されようとする時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源として選択するための選択ユニットと、
    前記いずれかのD2D端末が、前記配分されようとする時間・週波数資源プールから端末間通信のための時間・週波数資源を選択するように、前記配分されようとする時間・週波数資源プールを前記いずれかのD2D端末に通知するための第一通知ユニットと、を備えることを特徴とする請求項13に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  15. 前記各D2D端末の移動状態に基づいて、前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動するかどうかを判断するための第三判断ユニットと、
    前記第三判断ユニットが、いずれかのD2D端末が前記基地局機能を有するデバイスのカバレッジ領域の中心へ移動すると判定する場合、前記時間・週波数資源プールを予め配分するという配置モードを、前記各D2D端末の時間・週波数資源を直接スケジューリングするという配置モードに切り替えるための第一切り替えユニットと、をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  16. いずれかのD2D端末が送信した、指定配置モードを要求するというコマンドを受信する場合、端末間通信のための時間・週波数資源を前記いずれかのD2D端末に配置するための現在採用されたモードを前記指定配置モードに切り替えるための第二切り替えユニットをさらに備えることを特徴とする請求項12または13に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  17. 前記各D2D端末が、前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない場合、異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するように、前記基地局機能を有するデバイスが配置した前記異常時間・週波数資源プールを前記各D2D端末に通知するための第二通知ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載の端末間通信のための資源配置システム。
  18. 前記各D2D端末が処理するD2D業務の重要性及び前記D2D業務の優先度に基づいて、前記異常時間・週波数資源プールを配分するための配分ユニット、及び/又は、
    前記各D2D端末が前記基地局機能を有するデバイスと無線接続されない後の、中断した端末間通信の再開状況に基づいて、前記異常時間・週波数資源プール内の時間・週波数資源の量を調整するための第一調整ユニット、をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  19. 無線リンク再開過程に関するシグナリングを受信するための第一受信ユニットと前記無線リンク再開過程に関するシグナリングに基づいて前記中断した端末間通信の再開状況を確定するための第三確定ユニット、及び/又は、
    前記各D2D端末が報告した、前記中断した端末間通信の再開状況を受信するための第二受信ユニット、をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の端末間通信のための資源配置システム。
  20. スケジューリングされようとするD2D端末の数に基づいて、前記各配置モードでの時間・週波数資源の量を調整するための第二調整ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載の端末間通信のための資源配置システム。
  21. 請求項11〜20のいずれかに記載の端末間通信のための資源配置システムを備えることを特徴とする基地局機能を有するデバイス。
  22. 前記端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第一異常時間・週波数資源プール、及び/又は、他のセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信することと、
    前記端末が、現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、前記端末が行う端末間通信が中断する場合、前記第一異常時間・週波数資源プール及び/又は前記第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択することと、
    選択された時間・週波数資源で前記中断した端末間通信を再開することと、を備えることを特徴とする端末間通信のための資源配置方法。
  23. 前記端末が現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第一異常時間・週波数資源プール、及び/又は、他のセル内の基地局機能を有するデバイスが通知した第二異常時間・週波数資源プールを受信するための受信ユニットと、
    前記端末が、現在位置するセル内の基地局機能を有するデバイスと無線接続されないことに起因して、前記端末が行う端末間通信が中断する場合、前記第一異常時間・週波数資源プール及び/又は前記第二異常時間・週波数資源プールから、中断した端末間通信を再開するための時間・週波数資源を選択するための選択ユニットと、
    前記選択ユニットによって選択された時間・週波数資源で前記中断した端末間通信を再開するための処理ユニットと、を備えることを特徴とする端末間通信のための資源配置システム。
  24. 請求項23に記載の端末間通信のための資源配置システムを備えることを特徴とする端末。
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