JP2017536529A - 電子デバイスのためのデュアル磁力計を使用する仮想ジャイロスコープ - Google Patents

電子デバイスのためのデュアル磁力計を使用する仮想ジャイロスコープ Download PDF

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Abstract

一例において、磁力計ユニットは、第1の磁気センサから第1の磁気応答データ、および、第1の磁気センサから変位させられた第2の磁気センサから第2の磁気応答データを受信すること、第1の磁気応答データと第2の磁気応答データとから複合応答表面表現を生成すること、複合応答表面表現を非一時的メモリに記憶すること、を行うための論理を備える。他の例が説明され得る。

Description

本明細書で説明する主題は、一般に電子デバイスの分野に関する。より詳細には、電子デバイスのための磁力計ユニットに関する。
ラップトップコンピュータ、タブレットコンピューティングデバイス、電子リーダー、モバイルフォンなどの電子デバイスは、電子デバイスのロケーション/位置、および/または、配向(orientation)を判定することを可能にする磁気センサなどのセンサを含み得る。電子デバイスがセンサからの入力を処理して電子デバイスのロケーション/位置、および/または、配向(すなわち、姿勢)を近似することを可能にする技法は効用であることがわかり得る。
詳細な説明について、添付の図を参照しながら説明する。
いくつかの例による、磁力計ユニットを含むように適応され得る電子デバイスの概略図である。 いくつかの例による、磁力計ユニットを実装するための例示的なアーキテクチャのハイレベルな概略図である。 いくつかの例による、磁力計ユニットを含むように適応された電子デバイスの概略図である。 いくつかの例による、磁力計ユニットの磁気応答表面(magnetic response surface)を示すグラフである。 いくつかの例による、磁力計ユニットの磁気応答表面を示すグラフである。 いくつかの例による、磁力計ユニットの磁気応答表面を示すグラフである。 いくつかの例による、磁力計ユニットの磁気応答表面を示すグラフである。 いくつかの例による、磁力計ユニットの磁気応答表面を示すグラフである。 いくつかの例による、磁力計ユニットの磁気応答表面を示すグラフである。 いくつかの例による、磁力計ユニットを実装するための方法における動作を示すフローチャートである。 いくつかの例による、磁力計ユニットを実装するための方法における動作を示すフローチャートである。 いくつかの例による、スマートフレームトグリング(smart frame toggling)を実装するように適応され得る電子デバイスの概略図である。 いくつかの例による、スマートフレームトグリングを実装するように適応され得る電子デバイスの概略図である。 いくつかの例による、スマートフレームトグリングを実装するように適応され得る電子デバイスの概略図である。 いくつかの例による、スマートフレームトグリングを実装するように適応され得る電子デバイスの概略図である。 いくつかの例による、スマートフレームトグリングを実装するように適応され得る電子デバイスの概略図である。
電子デバイスにおいて磁力計ユニットを実装するための例示的なシステムおよび方法について本明細書で説明する。以下の説明では、様々な例の完全な理解を提供するために多数の具体的な詳細を記載する。しかしながら、様々な例は、それらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には理解されよう。他の場合には、特定の例を不明瞭にしないために、よく知られている方法、手順、構成要素、および回路は詳細に図示または説明されていない。
上記で説明したように、電子デバイスのロケーション/位置、および/または、配向を判定する技法を実装するために使用され得る磁力計ユニットを有する電子デバイスを提供することが有用であり得る。しかしながら、周囲環境中の磁気干渉および/または電子デバイスの他の構成要素もしくは構造によって生成される磁気干渉は、磁力計ユニットの磁気センサが正確に方位判定するのを妨害することがある。完全な磁気センサは、一定の磁界中で磁気センサのz軸を中心として回転されたとき、図3Aに示されているように、重心がほぼ原点(0,0)にある円の形状の応答表面を生成するはずである。磁気センサの多軸回転は、重心がほぼ原点(0,0,0)にある3次元球体の形状を有する応答表面を生成するはずであることを当業者は認識されよう。
回転に関する歪みが無視できる、プラットフォーム中の磁気センサによって測定される磁界は、プラットフォームによって誘起される磁界、地磁界、およびプラットフォームの外部の磁気源からの何らか寄与という、3つの磁界と、それぞれの座標系とのベクトル加算として表され得る。これは以下のように記述され得る。
Figure 2017536529
Figure 2017536529
=プラットフォーム/センサ座標
Figure 2017536529
=世界座標
Figure 2017536529
≡センサ座標と世界座標の回転変換行列。
各ベクトルの絶対値は、磁気源の強度、ならびに世界座標系とプラットフォーム座標系との両方における境界への近接度の両方の関数である。
プラットフォームの真の方位は以下の式を用いて判定され得る。
磁北≡
Figure 2017536529
正確な方位判定は、プラットフォームおよび環境磁気干渉の存在下で理想的な重心を維持するために複雑なトラッキングアルゴリズムに依存する。図3Bは、磁気干渉を伴う場合でも相対センサ回転座標が依然として取得され得るが、真の方位(すなわち、磁北)が判定され得ないことを示す。
特定の状況では、物体からの干渉に起因する偏移および歪みを重心が受けると、方位の精度がさらに減少する。図3Cは、磁気センサに物理的に近接した軟鉄によって誘起される応答表面の歪みを示すグラフである。図3Cに示されている大きさの歪みにより、電子デバイスは、有効な方向変化が起こったことを検証するために、磁界による影響を受けない第2のセンサ(例えば、ジャイロスコープ)をアクティブにすることが必要になり得る。しかしながら、ジャイロセンサなどのセンサは、磁気センサよりも著しく多くの電力(例えば、10倍〜100倍)を消費し、その結果、電子デバイスからの電力消耗が著しくなる。従って、電子デバイスの位置および/または配向を判定するための代替技法を提供することが有用であり得る。
本明細書で説明する主題は、電子デバイスのための仮想ジャイロスコープを提供することによってこれらおよび他の問題に対処することである。いくつかの例では、仮想ジャイロスコープは、第1の磁気センサから第1の磁気応答データ、および、第1の磁気センサから変位させられた第2の磁気センサから第2の磁気応答データ、を受信することと、第1の磁気応答データから第1の補正された応答表面、および、第2の磁気応答データから第2の補正された応答表面、を生成することと、第1の磁気応答データと第2の磁気応答データとから複合応答表面表現を生成すること、を行うための論理(logic)を備える磁力計ユニットを備える。仮想ジャイロスコープは、電子デバイスの配向データを生成するための論理を備える加速度計ユニットと、第1の磁気応答データまたは第2の磁気応答データのうちの1つを加速度計からの配向データと合成するための論理を備えるコンバイナユニットとをさらに備える。
磁力計ユニットと電子デバイスとの追加の特徴および動作特性について、図1〜図10を参照しながら以下で説明する。
図1は、いくつかの例による、仮想ジャイロスコープを含むように適応され得る電子デバイス100の概略図である。様々な例では、電子デバイス100は、ディスプレイ、一つまたはそれ以上のスピーカー、キーボード、一つまたはそれ以上の他のI/Oデバイス、マウス、カメラなどを含む、一つまたはそれ以上の付随の入出力デバイスを含むか、または、それらに結合され得る。他の例示的なI/Oデバイスは、タッチスクリーン、ボイスアクティブ化入力デバイス、トラックボール、ジオロケーションデバイス、加速度計/ジャイロスコープ、生体特徴入力デバイス、および、電子デバイス100がユーザから入力を受け取ることを可能にする任意の他のデバイスを含み得る。
電子デバイス100は、システムハードウェア120と、ランダムアクセスメモリおよび/または読取り専用メモリとして実装され得るメモリ140とを含む。ファイル記憶装置が、電子デバイス100に通信可能に結合され得る。ファイル記憶装置は、例えば、eMMC、SSD、一つまたはそれ以上のハードドライブ、あるいは他のタイプの記憶デバイスなど、電子デバイス100の内部にあり得る。代替的に、ファイル記憶装置は、例えば、一つまたはそれ以上の外部ハードドライブ、ネットワーク結合ストレージ、あるいは別個のストレージネットワークなど、電子デバイス100の外部にもあり得る。
システムハードウェア120は、一つまたはそれ以上のプロセッサ122と、グラフィックスプロセッサ124と、ネットワークインターフェース126と、バス構造128とを含み得る。一実施形態では、プロセッサ122は、米国カリフォルニア州サンタクララのインテル社から入手可能であるIntel(登録商標)Atom(商標)プロセッサ、Intel(登録商標)Atom(商標)ベースのシステムオンチップ(SOC)、または、Intel(登録商標)Core2 Duo(登録商標)、もしくは、i3/i5/i7シリーズのプロセッサとして具備され得る。本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、限定はしないが、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、複合命令セット計算(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セット(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、または、任意の他のタイプのプロセッサもしくは処理回路など、任意のタイプの計算要素を意味する。
グラフィックスプロセッサ124は、グラフィックおよび/またはビデオ動作を管理する付属プロセッサとして機能し得る。グラフィックスプロセッサ124は、電子デバイス100のマザーボード上に組み込まれ得るか、またはマザーボード上の拡張スロットを介して結合され得るか、または、処理ユニットと同じダイもしくは同じパッケージ上に配置され得る。
一実施形態では、ネットワークインターフェース126は、イーサネット(登録商標)インターフェース(例えば、電気電子技術者協会/IEEE802.3−2002を参照)などのワイヤードインターフェース、またはIEEE802.11a、bもしくはg準拠インターフェース(例えば、IEEE Standard for IT−Telecommunications and information exchange between systems LAN/MAN−−Part II:Wireless LAN Medium Access Control (MAC)and Physical Layer (PHY)specifications Amendment 4:Further Higher Data Rate Extension in the 2.4 GHz Band,802.11G−2003を参照)などのワイヤレスインターフェースであり得る。ワイヤレスインターフェースの別の例は汎用パケット無線サービス(GPRS)インターフェース(例えば、Guidelines on GPRS Handset Requirements,Global System for Mobile Communications/GSM(登録商標) Association,Ver.3.0.1,December 2002を参照)であり得る。
バス構造128は、システムハードウェア128の様々な構成要素を結合する。一実施形態では、バス構造128は、限定はしないが、11ビットバス、工業標準アーキテクチャ(ISA)、マイクロチャネルアーキテクチャ(MSA)、拡張ISA(EISA)、インテリジェントドライブエレクトロニクス(IDE)、VESAローカルバス(VLB)、周辺構成要素相互接続(PCI)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、アドバンストグラフィックスポート(AGP)、パーソナルコンピュータメモリカード国際協会バス(PCMCIA)、および小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI)、高速同期シリアルインターフェース(HSI)、シリアル低電力チップ間メディアバス(SLIMbus(登録商標))などを含む、任意の様々な利用可能なバスアーキテクチャを使用する、メモリバス、周辺バスもしくは外部バス、および/またはローカルバスを含むバス構造のいくつかのタイプのうちの一つまたはそれ以上であり得る。
電子デバイス100は、RF信号を送受信するためのRFトランシーバ130と、ニアフィールド通信(NFC)無線機134と、RFトランシーバ130によって受信された信号を処理するための信号処理モジュール132とを含み得る。RFトランシーバは、例えば、Bluetooth(登録商標)または802.11X.IEEE802.11a、bもしくはg準拠インターフェース(例えば、IEEE Standard for IT−Telecommunications and information exchange between systems LAN/MAN−−Part II:Wireless LAN Medium Access Control (MAC)and Physical Layer (PHY)specifications Amendment 4:Further Higher Data Rate Extension in the 2.4 GHz Band,802.11G−2003を参照)などのプロトコルを介してローカルワイヤレス結合を実装し得る。ワイヤレスインターフェースの別の例は、WCDMA(登録商標)、LTE、汎用パケット無線サービス(GPRS)インターフェース(例えば、Guidelines on GPRS Handset Requirements,Global System for Mobile Communications/GSM(登録商標) Association,Ver.3.0.1,December 2002を参照)であり得る。
電子デバイス100は、例えば、キーパッド136およびディスプレイ138など、一つまたはそれ以上の入出力インターフェースをさらに含み得る。いくつかの例では、電子デバイス100はキーパッドを有さず、入力のためにタッチパネルを使用し得る。
メモリ140は、電子デバイス100の動作を管理するためのオペレーティングシステム142を含み得る。一実施形態では、オペレーティングシステム142は、システムハードウェア120へのインターフェースを提供するハードウェアインターフェースモジュール154を含む。さらに、オペレーティングシステム140は、電子デバイス100の動作中に使用されるファイルを管理するファイルシステム150と、電子デバイス100上で実行されているプロセスを管理するプロセス制御サブシステム152とを含み得る。
オペレーティングシステム142は、リモートソースからデータパケットおよび/またはデータストリームを送受信するためにシステムハードウェア120と連携して動作し得る一つまたはそれ以上の通信インターフェース146を含み得る(または管理し得る)。オペレーティングシステム142は、オペレーティングシステム142と、メモリ130中に常駐している一つまたはそれ以上のアプリケーションモジュールとの間のインターフェースを提供するシステムコールインターフェースモジュール144をさらに含み得る。オペレーティングシステム142は、UNIX(登録商標)オペレーティングシステムもしくはそれの派生物(例えば、Linux(登録商標)、Androidなど)として、またはWindows(登録商標)ブランドのオペレーティングシステムとして、または他のオペレーティングシステムとして具備され得る。
いくつかの例では、電子デバイスは、主要な実行環境から分離された一つまたはそれ以上のコントローラを備え得る、コントローラ170を含み得る。この分離は、コントローラが、メインプロセッサから物理的に分離されたコントローラ中に実装され得るという意味で、物理的であり得る。代替的に、信頼できる実行環境は、コントローラが、メインプロセッサをホストするのと同じチップまたはチップセット上にホストされ得るという意味で、論理的であり得る。
例として、いくつかの例では、コントローラ170は、電子デバイス100のマザーボード上にある独立した集積回路として、例えば、同じSOCダイ上の専用プロセッサブロックとして実装され得る。他の例では、信頼できる実行エンジンは、ハードウェア強制機構(hardware enforced mechanism)を使用してプロセッサ122の残部から隔離されたプロセッサの一部分上に実装され得る。
図1に示されている実施形態では、コントローラ170は、プロセッサ172と、メモリモジュール174と、仮想ジャイロスコープ176と、I/Oインターフェース178とを備える。いくつかの例では、メモリモジュール174は永続的フラッシュメモリモジュールを備えてよく、様々な機能モジュールは、永続的メモリモジュール中に符号化された論理命令、例えば、ファームウェアまたはソフトウェアとして実装され得る。I/Oモジュール178は、シリアルI/OモジュールまたはパラレルI/Oモジュールを備え得る。コントローラ170は、メインプロセッサ122およびオペレーティングシステム142から分離されているので、コントローラ170は、一般的にホストプロセッサ122からソフトウェア攻撃をマウントするハッカーに対してセキュアに、すなわち、アクセス不可能にされ得る。いくつかの例では、仮想ジャイロスコープ176の部分は電子デバイス100のメモリ140中に常駐し得るものであり、プロセッサ122のうちの一つまたはそれ以上の上で実行可能であり得る。
いくつかの例では、仮想ジャイロスコープ176は、電子デバイスのロケーション/位置、および/または、配向を近似するために、電子デバイス100の一つまたはそれ以上の他の構成要素と対話する。図2Aは、電子デバイス中に仮想ジャイロスコープ176を実装するための例示的なアーキテクチャの高レベル概略図である。図2を参照すると、コントローラ220は、汎用プロセッサ122として、またはコントローラ170などの低電力コントローラとして具備され得る。コントローラ220は、磁力計ユニット230と、加速度計240と、コンバイナユニット250と、ローカルメモリ260とを備え得る。上記で説明したように、いくつかの例では、磁力計ユニット230と、加速度計ユニット240と、コンバイナユニット250とは、コントローラ220上で実行可能な論理命令として、例えば、ソフトウェアまたはファームウェアとして実装され得るか、あるいは、ハードワイヤード論理回路に簡約され得る。ローカルメモリ260は、揮発性および/または不揮発性メモリを使用して実装され得る。
コントローラ220は、電子デバイスが運動中であるのか他の環境条件にあるのかを示す信号を提供する一つまたはそれ以上のローカルデバイス入出力(I/O)デバイスに通信可能に結合され得る。例えば、コントローラ220中の磁力計ユニット230は第1の磁気センサ232および第2の磁気センサ234に結合され得る。同様に、加速度計ユニット240は加速度センサ242に結合され得る。
図2Bは、いくつかの例による、仮想ジャイロスコープを含むように適応された電子デバイスの概略図である。図2Bを参照すると、いくつかの実施形態では、第1の磁気センサ232および第2の磁気センサ234は、距離Dだけ分離されてよい。電子デバイス100は3つ以上の磁気センサを備え得ることを当業者は認識されよう。
電子デバイス中に仮想ジャイロスコープを実装するためのシステムの様々な構成について説明したので、いくつかの例による仮想ジャイロスコープを実装するための方法における動作を示すフローチャートである図4〜図5を参照しながら、システムの動作態様について説明する。図4〜図5のフローチャートに示されている動作は、仮想ジャイロスコープ176によって、単独でまたは電子デバイス100の他の構成要素と組み合わせて実装され得る。
いくつかの例では、磁力計ユニット230は、デバイスセットアップ中にまたは周期的に較正プロセスを実装する。図4を参照すると、動作410において、磁力計ユニット230は、2つ以上の磁気センサ、例えば、センサ232、234から磁気応答データを受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイスはプラットフォーム上に取り付けられ、一つまたはそれ以上の軸を中心として回転され得る。磁力計ユニット230は、次いで、磁気センサ232、234によって生成された磁気応答データを受信する。動作415において、磁力計ユニット230は、動作410において受信された磁気応答データから複合応答表面を生成する。例として、図3Dは、第1の磁気センサ232と第2の磁気センサ234とによって生成された磁気応答表面のグラフ図である。
図3Dに示されている例では、第1のセンサ232および第2のセンサ234は、磁気干渉の外部源、例えば、硬化鉄(hard iron)に対して、デバイス内のそれらのそれぞれの位置から生じる異なるオフセットを示す。1つのセンサが硬化鉄干渉源のより近くに回転されると、それらのセンサはデバイスの反対側にあったので、干渉源と第2のセンサとの間の距離は増加しているであろう。各センサが干渉源のより近くになると、それの応答表面は典型的な円形形状から逸脱し、ロゼット経路(rosette path)に従う。単一のセンサ出力を使用することに関連する方位誤差は、それが干渉源のより近くに来るほど増加するであろう。図3Eは、2つのセンサを使用することによって、かなり円形であり、計算された配向の誤差を最小限に抑えるか、または、少なくとも低減する複合応答表面を取得することが可能であることを示す。
動作415において、複合応答表面が生成される。図3Fは、理想的な結果を取得するために補正された応答表面の限界値を使用することによって判定され得る複合表面の一例を示す。動作420において、複合表面を定義するデータがメモリに記憶される。
電子デバイスが使用中であるとき、磁気センサから受信されたデータを使用して応答表面を生成することができ、この応答表面は、動作420において生成された複合表面と比較されて、どのセンサが正確な方位を生成している可能性が最も高いかが判定され得る。図5を参照すると、動作510において、第1の磁気センサ232と第2の磁気センサ234とからの磁気応答データが仮想ジャイロスコープ230において受信される。動作515において、仮想ジャイロスコープは、第1の磁気センサ232からのデータを使用して第1の応答表面を生成し、第2の磁気センサ234からのデータを使用して第2の応答表面を生成する。
動作520において、それぞれの第1の応答表面と第2の応答表面とを、動作415において生成された複合表面と比較することによって、第1の誤差と第2の誤差とが判定される。第1の誤差は、複合応答表面に関連する対応するデータポイントから、第1の応答表面に関連するデータポイントを減算することによって判定され得る。同様に、第2の誤差は、複合応答表面に関連する対応するデータポイントから、第2の応答表面に関連するデータポイントを減算することによって判定され得る。
動作525において、第1の誤差が第2の誤差よりも小さい場合、制御は動作530に移り、仮想ジャイロスコープ230は、第1の磁気センサ232からのデータを出力する。対照的に、動作525において、第1の誤差が第2の誤差よりも小さくない場合、制御は動作535に移り、仮想ジャイロスコープ230は、第2の磁気センサ234からのデータを出力する。
動作540において、加速度計ユニット240は、仮想ジャイロスコープ176がその中に組み込まれ得る電子デバイス100などの電子デバイスの配向データを生成する。例として、加速度計ユニット240は、電子デバイス100のピッチおよびロールデータを生成し得る。
動作545において、例えば、コンバイナユニット250において、磁力計ユニット230からの出力が加速度計ユニット240からの配向データと合成される。いくつかの例では、磁力計ユニット230からの出力は、それがコンバイナユニット250に入力される前に、回転行列によって変換され得る。
図5は、いくつかの例による、仮想ジャイロスコープ出力を現実のジャイロスコープの出力と比較する一連のグラフである。
上記で説明したように、いくつかの例では、電子デバイスはコンピュータシステムとして具備され得る。図6は、一例によるコンピューティングシステム600のブロック図を示す。コンピューティングシステム600は、相互接続ネットワーク(またはバス)604を介して通信する一つまたはそれ以上の中央処理ユニット602またはプロセッサを含み得る。プロセッサ602は、汎用プロセッサ、(コンピュータネットワーク603を介して通信されるデータを処理する)ネットワークプロセッサ、あるいは(縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサまたは複合命令セットコンピュータ(CISC)を含む)他のタイプのプロセッサを含み得る。その上、プロセッサ602は、シングルコアまたは複数コア(multiple core)設計を有し得る。複数コア設計をもつプロセッサ602は、同じ集積回路(IC)ダイ上に異なるタイプのプロセッサコアを組み込み得る。また、複数コア設計をもつプロセッサ602は、対称的または非対称的マルチプロセッサとして実装され得る。一例では、プロセッサ602のうちの一つまたはそれ以上は、図1のプロセッサ102と同じまたは同様であり得る。例えば、プロセッサ602のうちの一つまたはそれ以上は、図1〜図3を参照しながら説明した制御ユニット120を含み得る。また、図3〜図5を参照しながら説明した動作は、システム600の一つまたはそれ以上の構成要素によって実施され得る。
チップセット606も相互接続ネットワーク604と通信し得る。チップセット606は、メモリ制御ハブ(MCH)608を含み得る。MCH608は、(図1のメモリ130と同じまたは同様であり得る)メモリ612と通信するメモリコントローラ610を含み得る。メモリ412は、プロセッサ602、またはコンピューティングシステム600中に含まれる任意の他のデバイスによって実行され得る、命令のシーケンスを含む、データを記憶し得る。一例では、メモリ612は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、または他のタイプの記憶デバイスなど、一つまたはそれ以上の揮発性記憶(またはメモリ)デバイスを含み得る。ハードディスクなどの不揮発性メモリも利用され得る。複数のプロセッサ、および/または、複数のシステムメモリなど、追加のデバイスが相互接続ネットワーク604を介して通信し得る。
MCH608は、また、ディスプレイデバイス616と通信するグラフィックスインターフェース614を含み得る。一例では、グラフィックスインターフェース614は、アクセラレーテッドグラフィックスポート(AGP)を介してディスプレイデバイス616と通信し得る。一例では、(フラットパネルディスプレイなどの)ディスプレイ616は、例えば、ビデオメモリまたはシステムメモリなどの記憶デバイスに記憶された画像のデジタル表現を、ディスプレイ616によって解釈され表示されるディスプレイ信号に変換する信号変換器を通して、グラフィックスインターフェース614と通信し得る。ディスプレイデバイスによって生成されたディスプレイ信号は、様々な制御デバイスを通過して、その後、ディスプレイ616によって解釈され、引き続いて、ディスプレイ616上に表示され得る。
ハブインターフェース618は、MCH608と入出力制御ハブ(ICH)620とが通信することを可能にし得る。ICH620は、コンピューティングシステム600と通信するI/Oデバイスへのインターフェースを提供し得る。ICH620は、周辺構成要素相互接続(PCI)ブリッジ、ユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラ、または他のタイプの周辺ブリッジもしくはコントローラなど、周辺ブリッジ(またはコントローラ)624を通してバス622と通信し得る。ブリッジ624は、プロセッサ602と周辺デバイスとの間のデータ経路を提供し得る。他のタイプのトポロジーが利用され得る。また、複数のバスは、例えば、複数のブリッジまたはコントローラを通して、ICH620と通信し得る。その上、ICH620と通信している他の周辺機器は、様々な例では、統合型ドライブエレクトロニクス(IDE)もしくは小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI)ハードドライブ、USBポート、キーボード、マウス、パラレルポート、シリアルポート、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、デジタル出力サポート(例えば、デジタルビデオインターフェース(DVT))、または他のデバイスを含み得る。
バス622は、オーディオデバイス626、一つまたはそれ以上のディスクドライブ628、および(コンピュータネットワーク603と通信している)ネットワークインターフェースデバイス630と通信し得る。他のデバイスがバス622を介して通信し得る。また、(ネットワークインターフェースデバイス630などの)様々な構成要素は、いくつかの例では、MCH608と通信し得る。さらに、本明細書で説明するプロセッサ602および一つまたはそれ以上の他の構成要素は、シングルチップを形成するために(例えば、システムオンチップ(SOC)を提供するために)組み合わされ得る。さらに、グラフィックアクセラレータ616は、他の例ではMCH608内に含まれ得る。
さらに、コンピューティングシステム600は、揮発性および/または不揮発性メモリ(またはストレージ)を含み得る。例えば、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、ディスクドライブ(例えば、628)、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、フラッシュメモリ、光磁気ディスク、または(例えば、命令を含む)電子データを記憶することが可能である他のタイプの不揮発性機械可読媒体のうちの一つまたはそれ以上を含み得る。
図7は、一例による、コンピューティングシステム700のブロック図を示す。システム700は、(本明細書では「(複数の)プロセッサ702」または「(1つの)プロセッサ702」と総称する)一つまたはそれ以上のプロセッサ702−1〜702−Nを含み得る。プロセッサ702は、相互接続ネットワークまたはバス704を介して通信し得る。各プロセッサは様々な構成要素を含むことができ、そのうちのいくつかについて、明快のためにプロセッサ702−1のみに関して説明する。従って、残りのプロセッサ702−2〜702−Nの各々は、プロセッサ702−1に関して説明するのと同じ、または、同様な構成要素を含み得る。
一例では、プロセッサ702−1は、(本明細書では「(複数の)コア706」またはより全般的に「(1つの)コア706」と呼ぶ)一つまたはそれ以上のプロセッサコア706−1〜706−M、共有キャッシュ708、ルータ710、ならびに/あるいは、プロセッサ制御論理またはユニット720を含み得る。プロセッサコア706はシングル集積回路(IC)チップ上に実装され得る。その上、チップは、(キャッシュ708などの)一つまたはそれ以上の共有および/またはプライベートキャッシュ、(バスまたは相互接続ネットワーク712などの)バスまたは相互接続、メモリコントローラ、あるいは他の構成要素を含み得る。
一例では、ルータ710は、プロセッサ702−1および/またはシステム700の様々な構成要素間で通信するために使用され得る。その上、プロセッサ702−1は、2つ以上のルータ710を含み得る。さらに、プロセッサ702−1の内部または外部の様々な構成要素間のデータルーティングを可能にするために多数のルータ710が通信中であり得る。
共有キャッシュ708は、コア706など、プロセッサ702−1の一つまたはそれ以上の構成要素によって利用される(例えば、命令を含む)データを記憶し得る。例えば、共有キャッシュ708は、メモリ714に記憶されたデータを、プロセッサ702の構成要素によるより高速なアクセスのためにローカルにキャッシュし得る。一例では、キャッシュ708は、(レベル2(L2)、レベル3(L3)、レベル4(L4)、もしくは他のレベルのキャッシュなどの)中間レベルキャッシュ、最終レベルキャッシュ(LLC)、および/またはそれらの組合せを含み得る。その上、プロセッサ702−1の様々な構成要素は、バス(例えば、バス712)、および/または、メモリコントローラもしくはハブを通して、共有キャッシュ708と直接通信し得る。図7に示されているように、いくつかの例では、コア706のうちの一つまたはそれ以上は、(本明細書では「L1キャッシュ716」と総称する)レベル1(L1)キャッシュ716−1を含み得る。一例では、制御ユニット720は、図2のメモリコントローラ122に関して上記で説明した動作を実装するための論理を含み得る。
図8は、一例による、プロセッサコア706の部分と、コンピューティングシステムの他の構成要素とのブロック図を示す。一例では、図8に示されている矢印は、コア706を通る命令のフロー方向を示す。(プロセッサコア706などの)一つまたはそれ以上のプロセッサコアは、図7を参照しながら説明したように、シングル集積回路チップ(またはダイ)上に実装され得る。その上、チップは、一つまたはそれ以上の共有および/またはプライベートキャッシュ(例えば、図7のキャッシュ708)、相互接続(例えば、図7の相互接続704および/または112)、制御ユニット、メモリコントローラ、あるいは他の構成要素を含み得る。
図8に示されているように、プロセッサコア706は、コア706による実行のための(条件付き分岐をもつ命令を含む)命令をフェッチするためのフェッチユニット802を含み得る。命令は、メモリ714など、どんな記憶デバイスからもフェッチされ得る。コア706はまた、フェッチされた命令を復号するための復号ユニット804を含み得る。例えば、復号ユニット804は、フェッチされた命令を複数のuop(マイクロ操作)に復号し得る。
さらに、コア706はスケジュールユニット806を含み得る。スケジュールユニット806は、命令のディスパッチの準備ができるまで、例えば、復号された命令のすべてのソース値が利用可能になるまで、(例えば、復号ユニット804から受信された)復号された命令を記憶することに関連する様々な動作を実施し得る。一例では、スケジュールユニット806は、復号された命令を実行のために実行ユニット808にスケジュールおよび/または発行(もしくはディスパッチ)し得る。実行ユニット808は、ディスパッチされた命令が(例えば、復号ユニット804によって)復号され(例えば、スケジュールユニット806によって)ディスパッチされた後に、それらの命令を実行し得る。一例では、実行ユニット808は、2つ以上の実行ユニットを含み得る。実行ユニット808は、加算、減算、乗算、および/または、除算など、様々な算術演算をも実施することができ、一つまたはそれ以上の算術論理ユニット(ALU)を含み得る。一例では、コプロセッサ(図示せず)が、実行ユニット808と連携して様々な算術演算を実施し得る。
さらに、実行ユニット808は命令をアウトオブオーダー(out−of−order)に実行し得る。従って、プロセッサコア706は、一例では、アウトオブオーダープロセッサコアであり得る。コア706はまた、退去ユニット810を含み得る。退去ユニット810は、実行命令がコミットされた後にそれらの命令を退去させ得る。一例では、実行命令の退去により、プロセッサ状態が命令の実行からコミットされること、命令によって使用された物理レジスタが割当て解除されることなどが生じ得る。
コア706はまた、一つまたはそれ以上のバス(例えば、バス704および/または712)を介してプロセッサコア706の構成要素と(図8を参照しながら説明した構成要素などの)他の構成要素との間の通信を可能にするためのバスユニット814を含み得る。コア706は、また、コア706の様々な構成要素によってアクセスされる(電力消費状態設定に関係する値などの)データを記憶するための一つまたはそれ以上のレジスタ816を含み得る。
さらに、図7は、制御ユニット720が、相互接続812を介してコア706に結合されることを示しているが、様々な例では、制御ユニット720は、コア706の内部などの他の場所に配置されたり、バス704を介してコアに結合されたりなどされ得る。
いくつかの例では、本明細書で説明する構成要素のうちの一つまたはそれ以上が、システムオンチップ(SOC)デバイスとして具備され得る。図9は、一例によるSOCパッケージのブロック図を示す。図9に示されているように、SOC902は、一つまたはそれ以上のプロセッサコア920と、一つまたはそれ以上のグラフィックスプロセッサコア930と、入出力(I/O)インターフェース940と、メモリコントローラ942とを含む。SOCパッケージ902の様々な構成要素は、他の図を参照しながら本明細書で説明したように相互接続またはバスに結合され得る。また、SOCパッケージ902は、他の図を参照しながら本明細書で説明したもののように、より多くの、または、より少ない構成要素を含み得る。さらに、SOCパッケージ902の各構成要素は、例えば、本明細書の他の図を参照しながら説明したように、一つまたはそれ以上の他の構成要素を含み得る。一例では、SOCパッケージ902(およびそれの構成要素)は、例えば、単一の半導体デバイス中にパッケージングされた、一つまたはそれ以上の集積回路(IC)ダイ上に設けられる。
図9に示されているように、SOCパッケージ902は、メモリコントローラ942を介して(他の図を参照しながら本明細書で説明したメモリと同様または同じであり得る)メモリ960に結合される。一例では、メモリ960(またはそれの一部分)はSOCパッケージ902上に組み込まれ得る。
I/Oインターフェース940は、例えば、他の図を参照しながら本明細書で説明したように、相互接続および/またはバスを介して、一つまたはそれ以上のI/Oデバイス970に結合され得る。I/Oデバイス970は、キーボード、マウス、タッチパッド、ディスプレイ、(カメラまたはカムコーダ/ビデオレコーダなどの)画像/ビデオキャプチャデバイス、タッチ面、スピーカーなどのうちの一つまたはそれ以上を含み得る。
図10は、一例による、ポイントツーポイント(PtP)構成で配置されたコンピューティングシステム1000を示す。特に、図10は、プロセッサ、メモリ、および入出力デバイスがいくつかのポイントツーポイントインターフェースによって相互接続されたシステムを示す。図2を参照しながら説明した動作は、システム1000の一つまたはそれ以上の構成要素によって実施され得る。
図10に示されているように、システム1000はいくつかのプロセッサを含んでよく、そのうち、明快のためにプロセッサ1002および1004の2つのみが示されている。プロセッサ1002および1004は、それぞれ、メモリ1010および1012との通信を可能にするためのローカルメモリコントローラハブ(MCH)1006および1008を含み得る。MCH1006および1008は、いくつかの例では、図1のメモリコントローラ120および/または論理125を含み得る。
一例では、プロセッサ1002および1004は、図7を参照しながら説明したプロセッサ702のうちの1つであり得る。プロセッサ1002および1004は、それぞれ、PtPインターフェース回路1016および1018を使用してポイントツーポイント(PtP)インターフェース1014を介してデータを交換し得る。また、プロセッサ1002および1004はそれぞれ、ポイントツーポイントインターフェース回路1026、1028、1030、および1032を使用して個々のPtPインターフェース1022および1024を介してチップセット1020とデータを交換し得る。チップセット1020はさらに、例えば、PtPインターフェース回路1037を使用して、高性能グラフィックスインターフェース1036を介して高性能グラフィックス回路1034とデータを交換し得る。
図10に示されているように、図1のコア106および/またはキャッシュ108のうちの一つまたはそれ以上はプロセッサ1004内に配置され得る。しかしながら、他の例では、図10のシステム1000内の他の回路、論理ユニット、またはデバイス中に存在し得る。さらに、他の例は、図10に示されているいくつかの回路、論理ユニット、またはデバイス全体にわたって分散され得る。
チップセット1020は、PtPインターフェース回路1041を使用してバス1040と通信し得る。バス1040は、バスブリッジ1042およびI/Oデバイス1043など、それと通信する一つまたはそれ以上のデバイスを有し得る。バス1044を介して、バスブリッジ1043は、キーボード/マウス1045、(モデム、ネットワークインターフェースデバイス、もしくはコンピュータネットワーク1003と通信し得る他の通信デバイスなどの)通信デバイス1046、オーディオI/Oデバイス、および/またはデータ記憶デバイス1048など、他のデバイスと通信し得る。(ハードディスクドライブまたはNANDフラッシュベースのソリッドステートドライブであり得る)データ記憶デバイス1048は、プロセッサ1004によって実行され得るコード1049を記憶し得る。
本明細書で言及する「論理命令(”logic instruction”)」という用語は、一つまたはそれ以上の論理演算を実施するための一つまたはそれ以上の機械によって理解され得る表現に関する。例えば、論理命令は、一つまたはそれ以上のデータオブジェクトに対して一つまたはそれ以上の演算を実行するためのプロセッサコンパイラによって解釈可能な命令を含み得る。しかしながら、これは機械可読命令の一例示にすぎず、実施例は、この点において限定されない。
本明細書で言及する「コンピュータ可読媒体(”computer readable medium”)」という用語は、一つまたはそれ以上の機械が知覚できる表現を維持することが可能な媒体に関する。例えば、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読命令またはデータを記憶するための一つまたはそれ以上の記憶デバイスを備え得る。そのような記憶デバイスは、例えば、光記憶媒体、磁気記憶媒体または半導体記憶媒体などの記憶媒体を備え得る。しかしながら、これはコンピュータ可読媒体の一例示にすぎず、実施例は、この点において限定されない。
本明細書で言及する「論理(”logic”)」という用語は、一つまたはそれ以上の論理演算を実施するための構造に関する。例えば、論理は、一つまたはそれ以上の入力信号に基づいて一つまたはそれ以上の出力信号を提供する回路を備え得る。そのような回路は、デジタル入力を受け取り、デジタル出力を供給する有限状態機械、あるいは、一つまたはそれ以上のアナログ入力信号に応答して、一つまたはそれ以上のアナログ出力信号を供給する回路を備え得る。そのような回路は特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)中に設けられ得る。また、論理は、メモリに記憶された機械可読命令を、そのような機械可読命令を実行するための処理回路との組合せで備え得る。しかしながら、これらは論理を提供し得る構造の例示にすぎず、実施例は、この点において限定されない。
本明細書で説明する方法のいくつかは、コンピュータ可読媒体上に論理命令として具備され得る。プロセッサ上で実行されたとき、論理命令により、プロセッサは、説明した方法を実装する専用機械としてプログラムされる。プロセッサは、本明細書で説明する方法を実行するように論理命令によって構成されたとき、説明した方法を実施するための構造となる。代替的に、本明細書で説明する方法は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)などの上の論理に簡約され得る。
本明細書および特許請求の範囲では、結合された(coupled)、および、接続された(connected)という用語がそれらの派生形とともに使用されることがある。特定の例では、接続されたは、2つ以上の要素が互いに直接に物理的または電気的に接触していることを示すために使用され得る。結合されたは、2つ以上の要素が直接物理的または電気的に接触していることを意味し得る。ただし、結合されたは、2つ以上の要素が互いに直接接触していないことがあるが、それでも依然として互いに協働または相互作用し得ることをも意味し得る。
本明細書における「一例」または「いくつかの例」への言及は、それらの例に関連して説明する特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも一実装形態中に含まれることを意味する。本明細書の様々な場所における「一例では」という句の出現は、同じ例をすべて参照していることもあれば、そうでないこともある。
構造的特徴および/または方法論的行為に固有の文言において実施例について説明したが、請求する主題は、説明した特定の特徴または行為に限定されなくてよいことを理解されたい。そうではなく、特定の特徴および行為は、請求する主題を実装する例示的な形態として開示される。

Claims (21)

  1. 電子デバイスのための仮想ジャイロスコープであって、
    磁力計ユニットであり、
    第1の磁気センサからの第1の磁気応答データ、および、前記第1の磁気センサから変位させられた第2の磁気センサからの第2の磁気応答データを受信し、
    前記第1の磁気応答データから第1の補正された応答表面、および、前記第2の磁気応答データから第2の補正された応答表面を生成し、
    前記第1の磁気応答データおよび前記第2の磁気応答データから複合応答表面の表現を生成する、
    ための論理を備える、磁力計ユニットと、
    加速度計ユニットであり、
    前記電子デバイスの配向データを生成する、
    ための、少なくとも部分的にハードウェア論理を含む、論理を備える、加速度計ユニットと、
    コンバイナユニットであり、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを前記加速度計ユニットからの前記配向データと合成する、
    ための論理を備える、コンバイナユニットと、
    を含む、仮想ジャイロスコープ。
  2. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記複合応答表面を生成するために、前記第1の磁気応答データと前記第2の磁気応答データの限界値を使用する、
    ための論理を備える、
    請求項1に記載の仮想ジャイロスコープ。
  3. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記磁力計ユニットの出力として、前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを選択する、
    ための論理を備える、
    請求項1に記載の仮想ジャイロスコープ。
  4. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記第1の補正された応答表面および前記第2の補正された応答表面を、前記複合応答表面と比較する、
    ための論理を備える、
    請求項3に記載の仮想ジャイロスコープ。
  5. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを出力する、
    ための論理を備える、
    請求項4に記載の仮想ジャイロスコープ。
  6. 電子デバイスであって、
    少なくとも1つの電子的構成要素と、
    磁力計ユニットであり、
    第1の磁気センサからの第1の磁気応答データ、および、前記第1の磁気センサから変位させられた第2の磁気センサからの第2の磁気応答データを受信し、
    前記第1の磁気応答データから第1の補正された応答表面、および、前記第2の磁気応答データから第2の補正された応答表面を生成し、
    前記第1の磁気応答データおよび前記第2の磁気応答データから複合応答表面の表現を生成する、
    ための論理を備える、磁力計ユニットと、
    加速度計ユニットであり、
    前記電子デバイスの配向データを生成する、
    ための、少なくとも部分的にハードウェア論理を含む、論理を備える、加速度計ユニットと、
    コンバイナユニットであり、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを前記加速度計ユニットからの前記配向データと合成する、
    ための論理を備える、コンバイナユニットと、
    を含む、電子デバイス。
  7. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記複合応答表面を生成するために、前記第1の磁気応答データと前記第2の磁気応答データの限界値を使用する、
    ための論理を備える、
    請求項6に記載の電子デバイス。
  8. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記磁力計ユニットの出力として、前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを選択する、
    ための論理を備える、
    請求項6に記載の電子デバイス。
  9. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記第1の補正された応答表面および前記第2の補正された応答表面を、前記複合応答表面と比較する、
    ための論理を備える、
    請求項8に記載の電子デバイス。
  10. 前記磁力計ユニットは、さらに、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを出力する、
    ための論理を備える、
    請求項9に記載の電子デバイス。
  11. 論理命令を備えるコンピュータプログラムであって、前記論理命令がコントローラによって実行されると、前記コントローラは、
    磁力計ユニットを、
    第1の磁気センサからの第1の磁気応答データ、および、前記第1の磁気センサから変位させられた第2の磁気センサからの第2の磁気応答データを受信し、
    前記第1の磁気応答データから第1の補正された応答表面、および、前記第2の磁気応答データから第2の補正された応答表面を生成し、
    前記第1の磁気応答データおよび前記第2の磁気応答データから複合応答表面の表現を生成する、
    ようにさせ、
    加速度計ユニットを、
    電子デバイスの配向データを生成する、
    ようにさせ、
    コンバイナユニットを、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを前記加速度計ユニットからの前記配向データと合成する、
    ようにさせる、
    コンピュータプログラム。
  12. 前記コントローラは、さらに、前記磁力計ユニットを、
    前記複合応答表面を生成するために、前記第1の磁気応答データと前記第2の磁気応答データの限界値を使用する、
    ようにさせる、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記コントローラは、さらに、前記磁力計ユニットを、
    前記磁力計ユニットの出力として、前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを選択する、
    ようにさせる、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記コントローラは、さらに、前記磁力計ユニットを、
    前記第1の補正された応答表面および前記第2の補正された応答表面を、前記複合応答表面と比較する、
    ようにさせる、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記コントローラは、さらに、前記磁力計ユニットを、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを出力する、
    ようにさせる、請求項14に記載のコンピュータプログラム。
  16. 電子デバイスの位置を判定するための方法であって、
    第1の磁気センサから第1の磁気応答データ、および、前記第1の磁気センサから変位させられた第2の磁気センサから第2の磁気応答データを受信するステップと、
    前記第1の磁気応答データから第1の補正された応答表面、および、前記第2の磁気応答データから第2の補正された応答表面を生成するステップと、
    前記第1の磁気応答データおよび前記第2の磁気応答データから複合応答表面の表現を生成するステップと、
    前記電子デバイスの配向データを生成するステップと、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを加速度計ユニットからの前記配向データと合成するステップと、
    を含む、方法。
  17. 前記方法は、さらに、
    前記複合応答表面を生成するために、前記第1の磁気応答データと前記第2の磁気応答データとの限界値を使用するステップ、を含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記方法は、さらに、
    磁力計ユニットの出力として、前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを選択するステップ、を含む、
    請求項16に記載の方法。
  19. 前記方法は、さらに、
    前記第1の補正された応答表面および前記第2の補正された応答表面を、前記複合応答表面と比較するステップ、を含む、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記方法は、さらに、
    前記第1の磁気応答データまたは前記第2の磁気応答データのうちの1つを出力するステップ、を含む、
    請求項19に記載の方法。
  21. 請求項11乃至15のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを記憶した、
    コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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