JP2017536158A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 操縦可能医療装置において、
   メインルーメンを規定する装置本体と、
   前記装置の近位端部分から前記装置の遠位端部分に延在する少なくとも１つのプルワイヤと、
   前記装置の前記遠位端部分に配置されたプルワイヤリングであって、前記プルワイヤが、前記プルワイヤリングに取り付けられ、前記装置の曲げ動作を与えるように構成される、当該プルワイヤリングと、
   を有し、前記プルワイヤリングが、
   第１の端面及び前記第１の端面の反対側の第２の端面と、
   前記第１及び第２の端面の間にそれぞれ延在する外周面及び内周面と、
   前記リングに少なくとも１つのプルワイヤを取り付ける固定手段と、
   を有し、
   前記リングが、前記第１の端面から前記第２の端面まで延在する少なくとも１つの偏心リセスを有し、前記リセスが、電線、データケーブル、及び光ファイバのグループから選択された少なくとも１つの補助的要素に対する通路を規定し、前記操縦可能医療装置が、前記プルワイヤリングの前記偏心リセスを通って前記装置の遠位端に向かって延在する少なくとも１つの補助的要素を有する、
   操縦可能医療装置。
2. 前記リセスが、前記リングの前記外周面におけるへこみである、請求項１に記載の操縦可能医療装置。
3. 前記リセスが、前記リングの前記内周面におけるへこみである、請求項１に記載の操縦可能医療装置。
4. 前記リングの前記リセスが、貫通孔である、請求項１に記載の操縦可能医療装置。
5. 前記リングの前記リセスが、前記外周面から前記内周面まで延在するギャップである、請求項１に記載の操縦可能医療装置。
6. 前記リングが、複数の偏心リセスを有し、
   １つの、一部の又は全ての偏心リセスが、
   前記リングの前記外周面におけるへこみ、
   前記リングの前記内周面におけるへこみ、
   貫通孔、
   前記外周面から前記内周面まで延在するギャップ、
   からなるグループから選択される、
   請求項１に記載の操縦可能医療装置。
7. 前記リングに取り付けられる支持構造を有する、請求項１に記載の操縦可能医療装置。
8. 前記支持構造が、少なくとも部分的に前記リングを埋め込む、請求項７に記載の操縦可能医療装置。
9. 前記少なくとも１つの偏心リセスが、前記リングの前記支持構造を通って延在する、請求項７に記載の操縦可能医療装置。
10. 前記リングの前記支持構造が、５０Ｄ以上のショア硬度を持つ高分子材料からなる、請求項７に記載の操縦可能医療装置。
11. 前記リングの前記支持構造が、
    エラストマ、
    熱可塑性物質、
    ポリウレタン、
    ポリエチレン
    ポリ塩化ビニル、
    ポリエーテルブロックアミド、
    ポリエーテルエーテルケトン、
    ポリアミド、
    熱硬化性ポリマ、
    シュリンクチューブ、
    フッ素化エチレンプロピレン、
    ポリエステル、
    又はこれらの組み合わせ、
    の少なくとも１つからなる、
    請求項７に記載の操縦可能医療装置。
12. 操縦可能医療装置の遠位端部分に曲げ動作を与えるプルワイヤリングの使用において、前記プルワイヤリングが、前記プルワイヤリングを越えて前記装置の遠位端に向けて、電線、データケーブル及び光ファイバのグループから選択された少なくとも１つの補助的要素を通し、前記プルワイヤリングが、
    第１の端面及び前記第１の端面の反対側の第２の端面と、
    前記第１及び第２の端面の間にそれぞれ延在する外周面及び内周面と、
    前記リングに少なくとも１つのプルワイヤを取り付ける固定手段と、
    を有し、
    前記リングが、前記第１の端面から前記第２の端面まで延在する少なくとも１つの偏心リセスを有し、前記リセスが、少なくとも１つの補助的要素に対する通路を規定する、
    使用。