JP2017534892A - モノリシック時計レギュレータ、そのような時計レギュレータを有する時計ムーブメントおよび時計 - Google Patents

モノリシック時計レギュレータ、そのような時計レギュレータを有する時計ムーブメントおよび時計 Download PDF

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Abstract

単一プレート(9)内に作られるモノリシック時計レギュレータ(7)であって、外部剛性要素(10)と、内部剛性要素(11)と、外部剛性要素を内部剛性要素に接続し、それらの間の振動回転運動を可能にする弾性サスペンション(12)とを備える、モノリシック時計レギュレータ(7)。内部剛性要素は、互いに強固に接続され、かつ互いの間に自由角度間隔(14)を残すアーム(13)を有し、弾性サスペンションは、これらの自由角度間隔内に位置する。

Description

本発明は、モノリシック時計レギュレータ、そのようなレギュレータを有する時計ムーブメントおよび時計に関する。
特許文献1は、単一プレート内に作られるモノリシック時計レギュレータであって、
− 外部剛性要素と、
− 前記外部剛性要素によって取り囲まれる内部剛性要素と、
− 外部剛性要素を内部剛性要素に接続し、プレートに垂直である回転軸の周りで、外部剛性要素と内部剛性要素との間の振動回転運動を可能にする複数の弾性サスペンションとを備える、モノリシック時計レギュレータを開示する。
この振動機構は、弾性サスペンションによって外部剛性要素にそれぞれ接続される、2つの分離した内部剛性要素を有する。そのような設計の1つの問題は、2つの内部要素を共通の支持部上に固定するとき、変形および応力が、弾性サスペンション内に生み出され、それ故に振動子の特性、特にその周波数またはその回転軸を変更し、それは適切でないということである。
米国特許出願第2013176829A1号
本発明の1つの目的は、この欠点を少なくとも軽減することである。
この目的を達成するために、本発明の一実施形態によると、内部剛性要素は、互いに堅固である複数のアームを備え、前記アームは、360度上に分配され、内部剛性要素に対して半径方向外部にある自由角度間隔をそれらの間に残し、弾性サスペンションは、前記自由角度間隔内にそれぞれ位置する。
本発明による機構の様々な実施形態において、人はおそらくは、次の配置の1つおよび/またはその他に頼ってもよく、すなわち、
− 前記複数の弾性サスペンションは、少なくとも3つの弾性サスペンションを含み、前記複数のアームは、少なくとも3つのアームを含み、
− 前記複数の弾性サスペンションは、3つの弾性サスペンションにあり、前記複数のアームは、3つのアームにあり、
− 前記弾性サスペンションは、回転軸の周りで角度的に一定の間隔で分配され、
− 前記内部剛性要素はさらに、剛性ハブを含み、内部剛性要素の前記アームは、前記ハブから外部剛性要素に比較的近い外端までそれぞれ延び、
− 各弾性サスペンションは、回転軸に関して実質的に半径方向に配置され、かつ内端と外端との間にそれぞれ延びる複数の弾性分岐を含み、前記弾性分岐は、それらのそれぞれの内端か、またはそれらのそれぞれの外端において一緒に接続され、
− 各弾性サスペンションは、少なくとも1つの第1の弾性分岐および少なくとも2つの第2の弾性分岐を備え、前記第1の弾性分岐は、外部剛性要素に接続される外端および内部剛性要素から分離している中間剛性要素に接続される内端を有し、2つの第2の弾性分岐は、前記中間剛性要素に接続される内端および内部剛性要素の2つの隣接するアームにそれぞれ接続される外端を有し、
− 各弾性サスペンションは、少なくとも1つの第1の弾性分岐、少なくとも2つの第2の弾性分岐、少なくとも2つの第3の弾性分岐および少なくとも2つの第4の弾性分岐を備え、前記第1の弾性分岐は、外部剛性要素に接続される外端および内部剛性要素から分離している第1の中間剛性要素に接続される内端を有し、2つの第2の弾性分岐は、前記第1の中間剛性要素に接続される内端およびV字状の第2の中間剛性要素の2つの外側アームにそれぞれ接続される外端を有し、前記第2の中間剛性要素は、内部剛性要素からかつ第1の中間剛性要素から分離しており、第1の中間剛性要素と回転軸との間に配置されるベースを有し、2つの第3の弾性分岐は、前記第2の中間剛性要素に接続される外端および第3の中間剛性要素にそれぞれ接続される内端を有し、前記第3の中間剛性要素は、内部剛性要素からかつ第1および第2の中間剛性要素から分離しており、第2の中間剛性要素と回転軸との間に配置され、2つの第4の弾性分岐は、前記第3の中間剛性要素に接続される内端および内部剛性要素の隣接するアームにそれぞれ接続される外端を有し、
− 内部剛性要素のアームは、T字状であり、回転軸に対して実質的に角度方向に延びる外側ヘッドを含み、前記外側ヘッドは、2つの隣接する弾性サスペンションの2つの弾性分岐の外端にそれぞれ接続される2つの端部を有し、
− モノリシック時計レギュレータは、少なくとも60N/mのオフアクシス剛性を有し、
− モノリシック時計レギュレータは、最大で5×10−4Nm/radの回転剛性を有する。
その上、本発明はまた、上で規定されるようなモノリシック時計レギュレータを有する時計ムーブメントにも関する。
本発明による時計ムーブメントの様々な実施形態において、人はおそらくは、次の配置の1つおよび/またはその他に頼ってもよく、すなわち、
− 内部剛性要素は、支持部に固定され、外部剛性要素は、支持部に関して、回転軸の周りで自由に振動することができ、
− 外部剛性要素は、支持部に固定され、内部剛性要素は、支持部に関して、回転軸の周りで自由に振動することができ、
− 内部および外部剛性要素の1つは、支持部に固定され、内部および内部剛性要素のもう1つは、回転軸の周りで自由に振動することができる調整部材であり、時計ムーブメントはさらに、回転エネルギー分配ホイールが、回転ステップごとに一定の角度移動量の回転ステップずつ回転するように、前記エネルギー分配ホイールを一定の間隔でかつ交互に保持し、解放するように調整要素によって制御されるブロッキング機構を備え、前記エスケープメント機構はさらに、前記調整部材の振動を維持するためにエネルギーを調整部材に一定の間隔で解放するように適合される。
さらに、本発明はまた、上で規定されるような時計ムーブメントを有する時計にも関する。
本発明の他の特徴および利点は、付随する図面を参照し、限定されない例として与えられるその一実施形態の次の詳細な説明から見えてくる。
機械式時計の概略ブロック図である。 中立位置にある、本発明の第1の実施形態による機械式時計のためのレギュレータの平面図である。 ブロッキング機構に組み立てられた図2のレギュレータを示す図である。 本発明の第2の実施形態のための、図2に似た図である。 本発明の第3の実施形態のための、図2に似た図である。
図では、同じ参照符号は、同一のまたは同様の要素を示す。
図1は、機械式時計1、例えば腕時計の概略ブロック図を示し、少なくとも次の事項、
− 機械的エネルギー貯蔵装置2と、
− エネルギー貯蔵装置2によって動力を供給される伝動装置3と、
− 伝動装置3によって駆動される1つまたはいくつかの時間表示器4、例えば時計の針(watch hand)と、
− 伝動装置3によって駆動されるエネルギー分配ホイール5と、
− エネルギー分配ホイールを連続的に保持し、解放するように適合されるブロッキング機構6と、
− ブロッキング機構の保持および解放の連続が一定の継続時間であるように、それを時間的に一定の間隔で動かすようにブロッキング機構を制御し、それ故にエネルギー分配ホイール5、伝動装置3および時間表示器4の動きのテンポを与える振動機構であるレギュレータ7と、を含む。
機械的エネルギー貯蔵装置2は通常、スプリング、例えば通常主スプリングと呼ばれる、らせん形のスプリングである。このスプリングは、巻真(winding stem)を通じて手動でかつ/またはユーザの動きによって動力を供給される自動巻き装置を通じて自動的に巻かれてもよい。
伝動装置3は通常、互いにかみ合い、入力軸を出力軸(図示されず)に接続する一連の歯車(図示されず)を備えるギアである。入力軸は、機械的エネルギー貯蔵装置2によって動力を供給され、出力軸は、エネルギー分配ホイールに接続される。歯車のいくつかは、時計の針または他の時間表示器4に接続される。
エネルギー分配ホイール5は、例えばエスケープホイールであってもよく、ブロッキング機構は、例えば当技術分野で知られているようなパレット、例えば通常の方法でエスケープホイールと協働する一組のスイスパレットまたはデテントパレットであってもよい。この例は、もちろん制限的でない。
伝動装置3は、エネルギー分配ホイールが、入力軸よりもはるかにより速く(例えば3000の程度であってもよい速度比で)回転するように設計される。
レギュレータ7は、以下でより詳細に述べられることになる。それは、一定の周波数で振動するように設計され、それ故に時計の精度を確保する。レギュレータの振動は、例えばブロッキング機構6を通じて、エネルギー分配ホイール5からの機械的エネルギーの一定の間隔の移動によって持続される。
機械的エネルギー貯蔵装置2、伝動装置3、エネルギー分配ホイール5、ブロッキング機構6およびレギュレータ7は、時計ムーブメント8を一緒に形成する。
本発明によると、レギュレータ7は、例えば図2に示されるように、モノリシックであり、単一プレート9内に作られる。プレート9は、通常平面である。
プレート9は、その材料に応じて小さい厚さ、例えば約0.1から約0.6mmを有してもよい。
プレート9は、前記プレートの平面内で、約15mmから40mmの間に含まれる横の寸法(例えば、幅および長さ、または直径)を有してもよい。
プレート9は、好ましくは良好な弾性特性を示すために比較的高いヤング率を有する、任意の適切な材料から製造されてもよい。プレート9のために使用できる材料の例は、シリコン、ニッケル、スチール、チタンである。シリコンの場合は、プレート9の厚さは、例えば0.5から0.6mmの間に含まれてもよい。
この後で詳述されることになる、レギュレータ7の様々な部材は、プレート9内にカットアウトを作ることによって形成される。これらのカットアウトは、特にMEMSの製造のための、マイクロメカニクスで知られている任意の製造方法によって形成されてもよい。
シリコンプレート9の場合は、プレート9は、例えば深堀り反応性イオンエッチング(DRIE)によって、または場合によっては固体レーザ切断(特にプロトタイピングまたは小規模なシリーズ(small series)のための)によって局所的にくりぬかれてもよい。
ニッケルプレート9の場合は、レギュレータ7は、例えばLIGAによって得られてもよい。
スチールまたはチタンプレート9の場合は、プレート9は、例えばワイヤ放電加工(WEDM)によって局所的にくりぬかれてもよい。
プレート9の一部によってそれぞれ形成される、レギュレータ7の構成パーツは、今から詳細に述べられることになる。
すべての実施形態において、レギュレータ7は、
− 外部(すなわち外側)剛性要素10と、
− 前記外部剛性要素10によって取り囲まれる内部(すなわち内側)剛性要素11と、
− 外部剛性要素10を内部剛性要素11に接続し、プレート9に垂直である回転軸Zの周りで、外部剛性要素と内部剛性要素との間の振動回転運動を可能にする複数の弾性サスペンション12とを備える。回転軸Zは、重力または衝撃の加速度に起因して内部剛性要素と外部剛性要素との間にオフアクシスの動きがあってもよいので、わずかに移動可動であってもよい。
外部剛性要素10は、環形状、すなわち実質的に円形かまたはその他の、中空空間を取り囲む閉じた形状を有してもよい。可能性のある変形では、外部剛性要素10は、内部剛性要素11を部分的にだけ、すなわち360度ではなく取り囲んでもよい。
いわゆる剛性パーツといわゆる弾性パーツとの間の差は、それらの形状に、特にそれらの細長さに起因する、プレート9の平面内でのそれらの剛性である。細長さは、例えば細長比(パーツの幅に対するパーツの長さの比)によって測定されてもよい。高細長さのパーツは、弾性的(すなわち弾性的に変形可能)であり、低細長さのパーツは、固い。例えば、いわゆる剛性パーツは、プレート9の平面内で剛性を有してもよく、それは、プレート9の平面内でいわゆる弾性パーツの剛性よりも少なくとも約1000倍高い。
内部剛性要素11は、互いに強固に接続される複数の剛性アーム13を備える。
アーム13は、360度上に分配され、内部剛性要素11に対して半径方向外部にある自由角度間隔14をそれらの間に残す。
例えば、内部剛性要素11はまた、アーム13と一体に形成される剛性中央ハブ15を含んでもよい。アーム13は、中央ハブ15から実質的に半径方向外向きに延びてもよい。
図2の例では、アーム13は、3つであり、互いに120度で均等に分配され、弾性サスペンション12もまた、3つであり、互いに120度で分配される。より一般的には、アーム13は、少なくとも2つであり、弾性サスペンション12は、アーム13と同じ数である。
アーム13は、それらの半径方向内端と比較して、それらの半径方向外端ではより広くてもよい。より具体的には、図2の例では、各アーム13は、比較的小さい幅の半径方向内側部分16および半径方向外向きに増加する幅を有する半径方向外側発散部分17を含んでもよい。外側発散部分17は、それぞれの穴17aを有してもよい。図2の例では、内部剛性要素11は、例えば穴17aを通り抜けるネジまたは同様のものによって、時計1内の支持部S(図3に概略的にだけ示される)に固定されるように設計され、外部剛性要素10は、矢印Rの方向に、回転軸Zの周りで自由に振動して回転するように設計される。外部剛性要素10はそれ故に、ここでは上述のブロッキング機構を制御する慣性レギュレータ部材を構成している。これらの振動中、サスペンション12は、図2に示される中立位置に向かって外部剛性要素10にバイアスをかける。
レギュレータの構成は、逆にされてもよく、内部剛性要素が、固定され、外部剛性要素が、旋回して振動してもよいことに留意すべきである。
アーム13の半径方向外端は、各アーム13がT字状であるように、2つの対向する横方向延長部18によって横方向に延長されてもよく、横方向延長部を含むアーム13の外端は、回転軸Zに対して実質的に角度方向に延びる外側ヘッドを形成する。
外部剛性要素10の内縁は、好ましくは円形であり、回転軸Zに中心があり、可能性のある横方向延長部18を含む、各アーム13の外縁もまた、円形であり、回転軸Zに中心がある。例えば0.1mm程度の小さい隙間が、各アーム13の外縁と外部剛性要素10の内縁との間に残される。
外部剛性要素10はおそらくは、前記外部剛性要素10の内縁から半径方向内向きに延びる突出部19を含んでもよい。これらの突出部19は、内部剛性要素11に対する外部剛性要素10の角度振動を制限するために、横方向延長部18と協働する停止部材としての役割を果たしてもよい。図2に示される例では、突出部19は、アーム13の間の中間距離に配置される。例えば、各突出部は、隣接するアームから約30度だけ分離されてもよい。
弾性サスペンション12はそれぞれ、アーム13の間の前記自由角度間隔14内に位置する。
好ましくは、各弾性サスペンション12は、回転軸に関して実質的に半径方向に配置され、かつ内端と外端との間にそれぞれ延びる複数の弾性分岐を含み、前記弾性分岐は、それらのそれぞれの内端、またはそれらのそれぞれの外端において一緒に接続される。
図2の例では、各弾性サスペンション12は、少なくとも1つの第1の弾性分岐20および少なくとも2つの第2の弾性分岐21を備える。第1の弾性分岐20は、外部剛性要素10に接続される外端および内部剛性要素11から分離している中間剛性要素22に接続される内端を有し、一方2つの第2の弾性分岐21は、前記中間剛性要素22に接続される内端および内部剛性要素の2つの隣接するアーム13にそれぞれ接続される外端を有する。
弾性分岐20、21の長さは、例えば8から13mmの間に含まれてもよい。
弾性分岐20、21の幅は、0.02から0.03mmの間に含まれてもよく、例えば約0.025mmであってもよい。
同じ程度の大きさの長さおよび幅が、他の実施形態において、弾性サスペンション12の他の弾性分岐に適用されてもよい。
弾性サスペンション12は、2つの第1の弾性分岐20を含んでもよい。
第1の弾性分岐20の外端は、外部剛性要素10の突出部に接続されてもよい。
第2の弾性分岐21の外端は、横方向延長部18の自由端にそれぞれ接続されてもよく、それは、前記弾性分岐21とアーム13との間の干渉を回避する。
中間剛性要素22は、回転軸Zに中心があり、また円形状を有してもよい剛性ハブ15の周りに配置される円弧として成形されてもよい。剛性要素22とハブ15との間の隙間は、小さく、例えば約0.1mmであってもよい。
上記のレギュレータは、シリコンで作り上げられているとき、例えば約15から30Hzの振動周波数を有してもよい。
振動振幅は、良好な線形性特性、それ故に良好な時間測定精度を保ちながら、約20度に至るまでであってもよい。特に、振動振幅は、1日当たりの最大時間ずれが6秒未満という、優れた時間精度を保ちながら、13度に至るまでであってもよい。
図2の実施形態の特定例では、レギュレータ7は、次の特性を示してもよく、すなわち、
− プレート9の材料:シリコン、
− プレート9の厚さ:0.525mm、
− 外部剛性要素10の内径:24mm、
− 外部剛性要素10の外径:29mm、
− 弾性分岐20、21の幅:0.024mm、
− レギュレータの回転剛性:k=1.37×10−4Nm/rad(kは、トルクTが、回転軸Zの周りで可動慣性調整部材−ここでは外部剛性要素10−に印加されるとき、前記可動慣性調整部材が、その静止位置からT=k・ωであるような角度ωだけ回転するようなものである)、
− レギュレータの最小オフアクシス剛性koa:181N/m(koaは、力Fが、プレート9の平面内で可動慣性調整部材−ここでは外部剛性要素10−に印加されるとき、前記可動慣性調整部材が、その静止位置からF=koa・dであるような距離dだけ移動されるようなものである)。
上述のレギュレータは、従来技術、特に米国特許出願第2013176829A1号を超えるいくつかの利点を有し、
− レギュレータの固有特性、特に振動の時間周期および回転軸の位置決めは、時計ムーブメント内のレギュレータの取り付けに敏感でなく、
− 外部剛性要素および内部剛性要素の相互配置は、これらの要素間の干渉がなく、良好な線形性特性を有して、比較的大きい振動振幅を可能にする。
図3で概略的に示されるように、レギュレータ7は、例えば古典的なエスケープメント機構、ここではいわゆるスイスレバーエスケープメントまたはスイスアンクルエスケープメントの形のブロッキング機構6に組み立てられてもよい。ただ単に説明に役立つ例として、外部剛性要素10は、エスケープメントホイールの形のエネルギー分配ホイール5とそれ自体協働するスイスアンクル25と協働するインパルスローラ24を担持するブリッジフィッティング23に接続されてもよい。エスケープメントホイール5は、伝動装置3のピニオンの1つとかみ合うピニオン26に接続される。エスケープメントホイール5およびピニオン26は両方とも、軸Zに平行な回転軸Z’(上述の支持部Sに関して固定される)を中心に回転し、スイスアンクル25は、軸Zに平行な旋回軸Z’’(また上述の支持部Sに関して固定されもする)を中心に旋回して交互運動する。これらの要素の構造および動作は、時計製造の分野ではよく知られており、詳述されないことになる。他のブロッキング機構6およびエネルギー分配ホイール5は、可能である。
図4および図5の実施形態は、図2のそれに似ており、それ故に詳細には述べられないことになる。第1の実施形態のすべての説明および利点は、以下で特に指定される場合を除き、図4および図5のこれらの実施形態に当てはまる。
図4の実施形態は、より高い振動振幅のための線形性を高めるためにより多くの弾性分岐を備える弾性サスペンション12によって、図2のそれとは異なる。図4の場合は、各弾性サスペンション12は、図2のそれに似た少なくとも1つの第1の弾性分岐20(例えば2つの第1の弾性分岐)、図2のそれに似た少なくとも2つの第2の弾性分岐21、少なくとも2つの第3の弾性分岐32および少なくとも2つの第4の弾性分岐34を備える。すべての弾性分岐は、軸Zに関して実質的に半径方向に延びる。
第1の弾性分岐20は、外部剛性要素10および例えば突出部19の1つに接続される外端、ならびに内部剛性要素から分離し、上述の中間剛性要素22に似た第1の中間剛性要素22に接続される内端を有する。
2つの第2の弾性分岐21は、前記第1の中間剛性要素22に接続される内端およびV字状の第2の中間剛性要素27の2つの外側アームにそれぞれ接続される外端を有する。
前記第2の中間剛性要素27は、内部剛性要素11からかつ第1の中間剛性要素22から分離している。
前記第2の中間剛性要素27は、第1の中間剛性要素22と回転軸Zとの間に配置されるベース28およびベース28に強固に接続される2つの外向きに発散するV字状剛性アーム29を有する。V字状アーム29は、内部剛性要素11の質量を低減するために、それらの中央をくりぬかれてもよい。
各アーム29は、外部剛性要素10の内縁に近いヘッド30を有してもよい。ヘッド30は、隣接する突出部19および隣接する横方向延長部18に向かってそれぞれ延びる、対向する横方向延長部31を有してもよい。
2つの第3の弾性分岐32は、前記第2の中間剛性要素27に、例えば隣接する横方向延長部18に近い横方向延長部31に接続される外端を有する。2つの第3の弾性分岐32はまた、第3の中間剛性要素33にそれぞれ接続される内端も有する。前記第3の中間剛性要素33は、内部剛性要素11からかつ第1の中間剛性要素22および第2の中間剛性要素27から分離している。
第3の中間剛性要素33は、第2の中間剛性要素27のベース28と回転軸Zとの間に配置される。第3の中間剛性要素33は、ハブ15の外縁に近く配置される。
2つの第4の弾性分岐34は、前記第3の中間剛性要素33に接続される内端および内部剛性要素の隣接するアーム13にそれぞれ接続される外端を有する。2つの第4の弾性分岐34の外端は、特にアーム13の横方向延長部18に接続されてもよい。
図4の実施形態の特定例では、レギュレータ7は、次の特性を示してもよく、すなわち、
− プレート9の材料:シリコン、
− プレート9の厚さ:0.525mm、
− 外部剛性要素10の内径:24mm、
− 外部剛性要素10の外径:29mm、
− 弾性分岐20、21の幅:0.024mm、
− レギュレータの回転剛性:k=1.10×10−4Nm/rad、
− レギュレータの最小オフアクシス剛性koa:274N/m。
図5の実施形態は、外部剛性要素10が、支持部Sに固定されるように設計され(例えば外部剛性要素10の穴10aを通り抜けるネジまたは同様のものによって)、内部剛性要素11が、旋回して自由振動するように設計されるという事実によって図2のそれと区別される。内部剛性要素11のアーム13は従って、内部剛性要素11の回転の慣性を高めるためにより大きい。
図3のそれに似たブロッキング機構6が、図5のレギュレータとともに使用される場合、インパルスローラ24は、直接にまたはフィッティングを通じて、内部剛性要素11に固定されることになる。
上述の実施形態では、モノリシック時計レギュレータ7は、回転軸Zの周りで互いに120°に角度的に一定の間隔で分配される3つの弾性サスペンション12を有する。より一般的には、モノリシック時計レギュレータ7は、回転軸Zの周りで互いに120°に角度的に一定の間隔で分配される少なくとも3つの弾性サスペンション12を有してもよい。この配置は、プレート9の平面内ですべての方向のオフアクシスドリフトを低減するのに特に有利であり、その結果動いている部分(外部剛性要素10か、または内部剛性要素11)の質量中心は、回転中は実質的に同じままであることになる。それは、システムを回転運動について「力が釣り合った状態」にする。これは、振動システムの線形性を高めるために、弾性サスペンション12が通常、個々に柔軟であるが、しかし全体のオフアクシス剛性(すなわちプレート9の平面内での移動運動に関する剛性)が、比較的高く、それ故に加速度、重力の影響およびショックに対してレギュレータ7の設計をより強固にするので、特に有用である。その上、3つの弾性サスペンションを有することは、回転振動の大振幅を有することを可能にする。
一般に、レギュレータ7は、少なくとも60N/m、好ましくは約65N/mまたはそれ以上のオフアクシス剛性koaを有してもよい。
また、レギュレータ7は一般に、最大で5×10−4Nm/rad、好ましくは2×10−4Nm/rad未満、さらにより好ましくは1.5×10−4Nm/rad未満の回転剛性kを有してもよい。
すべての実施形態において、レギュレータ機構7のストローク当たりのエネルギーPは、好ましくは少なくとも20×10−6W(20マイクロワット)、好ましくは少なくとも40×10−6Wである。ストローク当たりのこのエネルギーPは、次の通りに計算され、
P=E・f、ただしEは、レギュレータ機構7の全ポテンシャルエネルギーであり、fは、振動周波数であり、
E=0.5・k・θ、ただしθは、振動振幅である。
1 機械式時計
2 機械的エネルギー貯蔵装置
3 伝動装置
4 時間表示器
5 エネルギー分配ホイール、エスケープメントホイール
6 ブロッキング機構
7 レギュレータ、レギュレータ機構
8 時計ムーブメント
9 プレート
10 外部剛性要素
10a 穴
11 内部剛性要素
12 弾性サスペンション
13 剛性アーム
14 自由角度間隔
15 中央ハブ
16 半径方向内側部分
17 半径方向外側発散部分
17a 穴
18 横方向延長部
19 突出部
20 第1の弾性分岐
21 第2の弾性分岐
22 中間剛性要素、第1の中間剛性要素
23 ブリッジフィッティング
24 インパルスローラ
25 スイスアンクル
26 ピニオン
27 第2の中間剛性要素
28 ベース
29 V字状アーム
30 ヘッド
31 横方向延長部
32 第3の弾性分岐
33 第3の中間剛性要素
34 第4の弾性分岐

Claims (16)

  1. 単一プレート(9)内に作られるモノリシック時計レギュレータ(7)であって、
    外部剛性要素(10)と、
    前記外部剛性要素(10)によって取り囲まれる内部剛性要素(11)と、
    前記外部剛性要素(10)を前記内部剛性要素(11)に接続する複数の弾性サスペンション(12)であって、前記単一プレート(9)に垂直である回転軸(Z)の周りで、前記外部剛性要素(10)と前記内部剛性要素(11)との間の振動回転運動を可能にする複数の弾性サスペンション(12)と、
    を備え、
    前記内部剛性要素(11)が、互いに強固に接続される複数のアーム(13)を備え、前記アーム(13)が、前記回転軸の周りで分配され、前記内部剛性要素(11)に対して半径方向外部にある自由角度間隔(14)をそれらの間に残し、前記弾性サスペンション(12)が、前記自由角度間隔内にそれぞれ位置することを特徴とする、モノリシック時計レギュレータ(7)。
  2. 前記複数の弾性サスペンションは、少なくとも3つの弾性サスペンション(12)を含み、前記複数のアームは、少なくとも3つのアーム(13)を含む、請求項1に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  3. 前記複数の弾性サスペンションは、3つの弾性サスペンション(12)にあり、前記複数のアームは、3つのアーム(13)にある、請求項2に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  4. 前記弾性サスペンション(12)は、前記回転軸(Z)の周りで角度的に一定の間隔で分配される、請求項1から3のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  5. 前記内部剛性要素(11)は、剛性ハブ(15)をさらに含み、前記内部剛性要素の前記アーム(13)はそれぞれ、前記剛性ハブ(15)から前記外部剛性要素(10)に比較的近い外端まで延びる、請求項1から4のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  6. 各弾性サスペンション(12)は、前記回転軸(Z)に関して実質的に半径方向に配置され、かつ内端と外端との間にそれぞれ延びる複数の弾性分岐(20、21;20、21、32、34)を含み、前記弾性分岐は、それらのそれぞれの内端か、またはそれらのそれぞれの外端において一緒に接続される、請求項1から5のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  7. 各弾性サスペンション(12)は、少なくとも1つの第1の弾性分岐(20)および少なくとも2つの第2の弾性分岐(21)を備え、
    前記第1の弾性分岐(20)は、前記外部剛性要素に接続される外端と、前記内部剛性要素(11)から分離している中間剛性要素(22)に接続される内端と、を有し、
    前記2つの第2の弾性分岐(21)は、前記中間剛性要素(22)に接続される内端と、前記内部剛性要素(11)の2つの隣接するアーム(13)にそれぞれ接続される外端と、を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  8. 各弾性サスペンション(12)は、少なくとも1つの第1の弾性分岐(20)、少なくとも2つの第2の弾性分岐(21)、少なくとも2つの第3の弾性分岐(32)および少なくとも2つの第4の弾性分岐(34)を備え、
    前記第1の弾性分岐(20)は、前記外部剛性要素(10)に接続される外端と、前記内部剛性要素(11)から分離している第1の中間剛性要素(22)に接続される内端と、を有し、
    前記2つの第2の弾性分岐(21)は、前記第1の中間剛性要素(22)に接続される内端と、V字状の第2の中間剛性要素(27)の2つの外側アーム(29)にそれぞれ接続される外端と、を有し、前記第2の中間剛性要素(27)は、前記内部剛性要素(11)からかつ前記第1の中間剛性要素(22)から分離しており、前記第1の中間剛性要素(22)と前記回転軸(Z)との間に配置されるベース(28)を有し、
    前記2つの第3の弾性分岐(32)は、前記第2の中間剛性要素(27)に接続される外端と、第3の中間剛性要素(33)にそれぞれ接続される内端と、を有し、前記第3の中間剛性要素(33)は、前記内部剛性要素(11)からかつ前記第1および第2の中間剛性要素(22、27)から分離しており、前記第2の中間剛性要素(27)と前記回転軸(Z)との間に配置され、
    前記2つの第4の弾性分岐(34)は、前記第3の中間剛性要素(33)に接続される内端と、前記内部剛性要素(11)の隣接するアーム(13)にそれぞれ接続される外端と、を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  9. 前記内部剛性要素(11)の前記アーム(13)は、T字状であり、前記回転軸(Z)に対して実質的に角度方向に延びる外側ヘッド(17、18)を含み、前記外側ヘッドは、2つの隣接する弾性サスペンション(12)の2つの弾性分岐(21;34)の外端にそれぞれ接続される2つの端部を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  10. 少なくとも60N/mのオフアクシス剛性を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  11. 最大で5×10−4Nm/radの回転剛性を有する、請求項1から10のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のモノリシック時計レギュレータ(7)を有する時計ムーブメント(8)。
  13. 前記内部剛性要素(11)は、支持部に固定され、前記外部剛性要素(10)は、前記支持部に関して、前記回転軸(Z)の周りで自由に振動することができる、請求項12に記載の時計ムーブメント(8)。
  14. 前記外部剛性要素(10)は、支持部(S)に固定され、前記内部剛性要素(11)は、前記支持部に関して、前記回転軸の周りで自由に振動することができる、請求項12に記載の時計ムーブメント(8)。
  15. 前記内部剛性要素(11)および前記外部剛性要素(10)のうちの一方は、支持部(S)に固定され、前記内部剛性要素および前記外部剛性要素のうちの他方は、前記回転軸(Z)の周りで自由に振動することができる調整部材(10;11)であり、前記時計ムーブメントはさらに、回転エネルギー分配ホイール(5)が回転ステップごとに一定の角度移動量の回転ステップずつ回転するために、前記回転エネルギー分配ホイール(5)を一定の間隔でかつ交互に保持し、且つ解放するように前記調整要素によって制御されるブロッキング機構(6)を備え、前記ブロッキング機構(6)はさらに、前記調整部材の振動を維持するためにエネルギーを前記調整部材(10;11)に一定の間隔で解放するように適合される、請求項12から14のいずれか一項に記載の時計ムーブメント(8)。
  16. 請求項12から15のいずれか一項に記載の時計ムーブメント(8)を有する時計(1)。
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