JP2017533810A - 除染装置および方法 - Google Patents

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Abstract

除染装置が提供される。この除染装置は、除染装置を動かすように動作可能な移送システムを有する動力付きベースを含む。UVC光を各々発する複数のUVC電球が、上記ベースにより支持される。コントローラは、除染プロセス中に除染装置が開始点から目的地へ移動することになる学習した経路を記憶し、移送システムの動作を制御して、除染装置を学習した経路に沿って動かす。【選択図】なし

Description

本開示は、一般に、複数の表面を除染し、場合により、所与の環境における様々な物理的位置で紫外線エネルギーについての情報を集め、その情報を図形表示、解析、および記録のために収集点に提供するためのシステム、装置、および方法に関する。
医療施設における高頻度接触環境面(high touch environmental surfaces)は、重大な病原菌源であると認識されている。そのような環境にある患者が感染性微生物に触れることを避けるために、そこで働く医療従事者は、高頻度接触面を消毒するための予防措置を取る必要がある。1つのそのような措置は、高頻度接触面が存在する部屋全体に、高線量のCスペクトルの紫外光、すなわちUVCを用いる消毒技術を施すことである。
このような高線量は連続光源またはパルス光源からのものであってよいが、このような技術に関する1つの課題は、実質上すべての表面をUVCに適切に晒して所望レベルの病原菌の減少を確実に達成することである。
したがって、当技術分野において、室内の表面を十分なレベルのUVC光に晒して、表面の所定レベルの病原菌の減少を達成するための方法および装置が求められている。そのようなシステムおよび方法は、場合により、自動で再位置決めされる比較的低出力の複数のUVC光源を使用して、除染装置を室内の開始位置に位置決めしたまま、最初はUVC光から遮蔽されている様々な表面をUVC光に晒すことができる。
方法および装置は、場合により、センサを使用する。このセンサは、所与の点で受ける強度についての重要なデータをリアルタイムで検出および提供し、消毒の力の有効性を認めて向上させる目的でこれらのデータを記録する。そのような方法および装置は、UVC強度の複数のデータ点を、場合により同時におよび/または並行して取り込み、データをリアルタイムで示し、将来の解析の目的でデータを記録し、医療応用例で使用するための、提供される消毒技術の精度および質を向上させることができる。
一態様によれば、本出願は、動力付きベースを含む除染装置を含む。この動力付きベースは、除染装置を動かすように動作可能な移送システムを有する。各々UVC光を発する複数のUVC電球が、ベースにより支持される。コントローラは、除染プロセス中に除染装置が開始点から目的地へ移動することになる学習した経路を記憶し、移送システムの動作を制御して、除染装置を学習した経路に沿って動かす。
別の態様によれば、本出願は、医療応用例において使用するためのUVCデータ点を取り込む方法を含む。方法は、UVCを感知し得る少なくとも1つのセンサを用いて様々な位置におけるUVCレベルを検出するステップを含み、各センサは、UVC強度の情報を中央デバイスに提供する通信能力を有する。
別の態様によれば、各UVCセンサは、バッテリにより電力供給できるように設計される。
別の態様によれば、各UVCセンサは、強度の測定が望ましい位置に一時的に固定可能であるように設計される。
別の態様によれば、各UVCセンサは、壁コンセントから電力供給できる位置に恒久的に固定可能であるように設計される。
別の態様によれば、各UVCセンサは、エネルギーの特定の帯域のみを検出可能であるように設計される。
別の態様によれば、本出願は、入力に対する広角の感度(例えば、少なくともX°)を有して、当たっている極めて大きなUVCが、直軸から離れても測定されるようにしたセンサを含む。
別の態様によれば、中央データ収集点は、複数のセンサ入力を同時にモニタできるように設計される。
別の態様によれば、中央データ収集点は、データをセンサから無線通信により収集できるように設計される。
別の態様によれば、中央データ収集点は、収集されたデータを様々な測定単位で報告できるように設計される。
別の態様によれば、中央データ収集点は、収集されたデータをリアルタイムで報告できるように設計される。
別の態様によれば、中央データ収集点は、特定のセンサ、部屋番号、オペレータなどに固有に識別されたデータを含むようカスタマイズできるように設計される。
別の態様によれば、本出願は、製造応用例において使用されるときにこれらのUVCデータ点を取り込む方法を含む。方法は、UVC強度の情報を中央デバイスに提供する通信能力を有する各センサを用いてUVCを感知し得る複数のセンサを含む。
上記の概要は、本明細書に記載のシステムおよび/または方法のいくつかの態様の基本的な理解をもたらすために、簡単な概要を示すものである。この概要は、本明細書に記載のシステムおよび/または方法の広範囲にわたる概略ではない。この概要は、主要な/重要な要素を特定すること、またはそのようなシステムおよび/もしくは方法の範囲を定めることを意図したものではない。この概要の唯一の目的は、後述するより詳細な説明の前置きとして、いくつかの概念を簡単な形で示すことである。
本発明は、ある部品の物理的形状および部品の配置を採用することができ、その実施形態について本明細書で詳細に説明し、その一部をなす添付図面に図示する。
UVCセンサの例示的な実施形態の斜視図である。 センサ動作のブロック図である。 中央収集点表示および代表的なデータフィールドのグラフ表示である。 センサと中央収集点との接続性および作用を図示するフロー図である 自律的に可動のUVC源の斜視図である。 図5に示すUVC源のベースの部分切取図である。 動力付きベースにより支持された、独立して調節可能な複数のUVC電球を含むUVC源の実施形態である。 図7に示すUVC電球のうちの1つの底面図である。 除染プロセスを実行する方法を概略的に示すフロー図である。
本明細書において、ある用語は単に便宜上使用されるものであり、本発明を限定するものとみなすべきではない。本明細書で使用される関連する言い回しは、図面を参照することにより最もよく理解され、図中、同等の数字を使用して同等または同様の要素を特定する。さらに、図中、ある特徴をいくらか概略的な形で示してもよい。
また、本明細書における複数の部材に続く「〜の少なくとも1つ」という表現は、本明細書で使用される場合、部材の1つ、または2つ以上の部材の組合せを意味することに留意されたい。例えば、「第1のウィジェットおよび第2のウィジェットの少なくとも1つ」という表現は、本出願において、第1のウィジェット、第2のウィジェット、または第1のウィジェットおよび第2のウィジェットを意味する。同様に、「第1のウィジェット、第2のウィジェット、および第3のウィジェットの少なくとも1つ」は、本出願において、第1のウィジェット、第2のウィジェット、第3のウィジェット、第1のウィジェットおよび第2のウィジェット、第1のウィジェットおよび第3のウィジェット、第2のウィジェットおよび第3のウィジェット、または第1のウィジェットおよび第2のウィジェットおよび第3のウィジェットを意味する。
医療施設における表面(例えば、病室のベッド、トレイテーブル、シートなど)を消毒するために、照射プロセス中に高線量のUVCが中央UVC源から供給される。現在、確実に領域の各部分が十分に消毒されるようにするために、照射プロトコルを試験しなければならない。しかしながら、様々な部屋の配置および家具の形状のため、除染する各表面を適切なレベルのUVCに晒して所望レベルの病原菌の減少を達成することが難しい場合がある。これには、多くの場合、中央に位置する高出力UVC源を、室内の所望の位置に手で位置決めすること、UVC源を起動して1つの位置で照射を行うこと、照射が完了しUVC源が動作停止したら、UVC源を手で動かすこと、およびUVC源を再び起動して再び照射することが必要となる。
多くの場合、確実にすべての表面をUVC光に十分に晒すために、このプロセスを複数回繰り返すが、このプロセスは手間が掛かり時間を消費するため、そのようなプロトコルは実用的でない。したがって、本開示は、様々な異なる表面を順次UVC光に晒し、場合により、所与の環境における様々な物理的位置で紫外線エネルギーについての情報を集め、その情報を図形表示、解析、および記録のために収集点に提供するためのシステム、装置、および方法を対象とする。
本開示の一態様は、場合により、除染する表面を有する室内の様々な位置に位置決めされて、UVC光への曝露のレベルを感知することのできるUVCセンサに関する。UVCセンサ1の一例が図1に示される。UVCセンサ1は光学センサ2を含み、この光学センサ2は、UVC光3を感知して、センサ2が晒されるそのUVC光の滅菌効果を示すUVC光の強度、電力出力、または他の特性を示す信号を送信する。光学センサ2を適切な位置に位置決めすることができ、その位置で、光学センサ2がUVC源により伝送されるUVC光に晒されるようになっているか、またはUVC光の曝露を判定する必要がある。一部の実施形態において、UVCセンサは、UVC周波数の特定の狭帯域のみを感知し得る。さらに、UVCセンサは、センサが直接UVC源の見通し線内にある必要がないように、大きい入射角でUVC光を感知可能であることが望ましい。
一部の実施形態において、面ファスナストラップ3、磁気取付台4など、またはこれらのいくつかの組合せを設けて、UVCセンサ1を様々な位置で様々な物体に取り付けてもよい。様々な実施形態において、UVCセンサ1を一時的に取り付けて、部屋の配置についての照射プロトコルの有効性を試験してもよい。しかしながら、他の実施形態において、UVCセンサ1を恒久的に取り付けることが望ましい場合がある。UVCセンサが一時的に取り付けられるか恒久的に取り付けられるかに応じて、リチウムイオンバッテリなどの着脱可能な充電式または有線の電源を有することが望ましい場合がある。さらにこの趣旨で、図1は、オン/オフ電源スイッチおよび電源LEDインジケータを示し、照射プロセス中にのみUVCセンサの電源を入れることができるようにしてもよい。
図2は、UVCセンサ1の動作のフローチャートを示す。フローチャートによれば、光学センサ2からの信号が演算増幅器乗算器(opamp multiplier)5に送られる。次に、アナログ−デジタル変換器6により信号がデジタル信号に変換された後、信号が多重化され、送信機7により送信される。図4にさらに示すように、複数のUVCセンサ1A、1B、1Cが共に動作して、UVC照射に関連するデータを生成し報告することができる。一部の実施形態において、各UVCセンサ1A、1B、1Cは、無線通信チャネル9(例えば、IEEE802.11、ブルートゥース(登録商標)など)を介してデータをタブレット8または同様のパーソナルコンピューティングデバイスに直接送信することができ、このデバイスは、収集されたデータのグラフ表示を生成して、臨床医が便利に見ることができるようにする。
しかしながら、他の実施形態において、UVCセンサはデータを中央収集点に送信してもよい。そのような実施形態において、センサは、工業用、科学用、および医療用(ISM)帯域においてのみデータを中央収集点に送信してもよい。このようにして、UVCセンサからの送信をメガヘルツのオーダーにすることにより、UVCセンサでの消費電力を節約してもよい。それに対して、多くの場合パーソナルコンピューティングデバイスと最も互換性のあるWiFiおよびブルートゥース(登録商標)技術は、追加の電力を必要とするギガヘルツ帯域幅で送信する。そのため、中央収集点は、データのすべてをUVCセンサから収集し、WiFiまたは近距離ブルートゥース(登録商標)技術を使用してタブレットまたは他のコンピューティングデバイスにそのデータを送ることができる。
図3は、UVCセンサのデータをタブレットまたは同様のデバイスに表示できる様子の例を示す。この例では、スクリーンの1つのセクションが、各UVCセンサで測定された光の強度を示す棒グラフ31を示す。棒グラフ31の各棒34は、UVCセンサを表すことができる。棒は、検出されたUVCが適切なレベルであるかどうかを示す色を変化させてもよい(例えば、緑から黄色、黄色から赤)。一部の実施形態において、棒34をカスタマイズすることができる。例えば、第1の棒は、1つのレベルのUVC照射を必要とするベッド上に配置されたUVCセンサを表すことができる。別の棒は、第2のレベルのUVC照射を必要とする部屋全体の壁に配置されたセンサを表すことができる。したがって、各棒の色分けは、カスタマイズされた必要な照射レベルに特有のものであってよい。
表セクション35は、各センサの現在の照射レベルおよび/または照射強度の経時的な蓄積(すなわち、ジュールまたはワットで示す)を示すことができる。同様のデータを示すための円グラフセクション35も示される。勿論、上記は、どのデータを示すことができ、そのデータがどのように示されるかの少数の例を表すが、限定的な実施形態を表すものではない。UVCセンサにより収集された他のデータを、当業者に公知の様々な形式で表示してもよい。UVCセンサのデータを表示するための応用例は、設定スクリーン(ボタン32によりアクセス可能であるが、それ以外は図示せず)を含んでもよい。前述したように、多くの実施形態において、コンピューティングデバイスにおける応用例は、WiFiまたはブルートゥース(登録商標)技術を使用してUVCセンサおよび/または中央収集点とインターフェースで接続するが、本開示の範囲内で任意の通信技術が想定される。
上記の実施形態は、センサのアレイを使用して、部屋の異なる領域が定置式UVC源により発せられるUVC光に晒される程度を検出する。データを表示することに加えて、UVCセンサを使用して、部屋全体にわたって複数の異なる位置へ移動する動力付きUVC源を自動で制御できることも想定される。すなわち、例えば、1つのUVCセンサは、適切なレベルよりも低いUVCを検出した場合、その報告に関するUVCセンサの位置が追加の照射を受けるよう、UVC源が自律的に動くようにすることができる。照射期間中にUVCセンサを安全機構として使用する他の実施形態も想定される。すなわち、例えば、照射が行われることになっていないときにUVCセンサがUVCを検出した場合、このUVCセンサを使用して、有害な状態の領域にいるすべての人に警告することができる。
代替実施形態によれば、図5〜図7に概略的に示すように、UVC源10は移動式とすることができ、動力付きベース12により室内の複数の異なる位置に自律的に移送される。本明細書で説明したようにUVC源10を移送することにより、UVC源10は、第2の位置にある間に、表面をUVC光に晒すことができ、そのような表面は、第1の位置(例えば、UVC源10が最初に起動される位置)で、UVC源10により発せられたUVC光から遮蔽される。部屋全体にわたってUVC源10を複数の異なる位置に移送することにより、除染する表面に近接して(例えば、5フィート以内、または場合により4フィート以内、または場合により3フィート以内、または場合により2フィート以内、または場合により1フィート以内に)UVC発光電球14を位置決めすることができる。したがって、室内の単一の位置からUVC光を広げて病原菌の減少を達成する中央の高出力UVC電球の代わりに、比較的低出力の(例えば、表面から3フィート離れたときに10分以内で表面の1ログ10の減少などの所望レベルの病原菌の減少を達成することができない)複数のUVC発光電球14を、UVC源10の一部として含むことができる。
図5に示すように、UVC源10は定置式ではなく移動式である。UVC源10は、少なくとも1つの、場合により複数の、ベース12から上方に延びる、縦長のUVC発光電球14を含む。電気コード16は、例えば電力会社から電気エネルギーが供給される従来のAC電源壁コンセントに一端部でプラグ接続されるように構成され、電気エネルギーをコンセントからベース12内のコントローラ18(図6に概略的に示す)に伝えるように動作可能に接続される。複数のホイール20がベース12の下側に連結されて、ベース12、およびしたがってUVC源10を床面に沿って転がすことができる。少なくとも1つの、場合により複数のホイール20を、場合により、ベース12の下側に旋回可能に連結して、UVC源10が角を曲がることができるか、また他の方法で移動の方向を変えることができるようにしてもよい。代替実施形態によれば、ホイール20を、場合により、複数のホイール上で移動するベルトを含む1つまたは複数のモータ駆動トラックなどの適切な移送デバイスに置き換えて、例えばベース12をスキッド操向できるようにしてもよい。しかしながら、簡潔かつ明確にするために、ベース12を移送するためにホイール20を使用する実施形態について詳細に説明する。
縦長のUVC発光電球14の代わりに、またはこれに加えて、図7に示すように、UVC源10の別の実施形態は、独立して位置決め可能な複数のUVC源を含み、これは、病原菌を減少させる表面に各々UVC光を向ける1つまたは複数のUVC電球114を含む。UVC電球114は、各々の位置を他のUVC電球114に対して調節し維持することができるという点で独立して位置決め可能であると言われている。そのようなUVC源10は、場合により、部屋1が占有されているか否かを判定する占有者センサと、占有者感知システムからの信号に基づいて部屋1が占有されている、または占有されるようになる場合にUVC光の発光を妨げるコントローラ116とを含んでもよい。
図7の矢印102により示す方向で対の平行な電球114を見上げた図8に示す視点から、電球114は反射シールド118に連結され、この反射シールド118は、除染されている表面に向かってUVC光を集束させる。電球114および/または反射シールド118を、関節アーム122または他の適切な支持体の遠位端に旋回可能に連結してもよく、これらのアームまたは支持体により、電球114および/またはシールド118は、矢印121により示す方向で回転軸の周りを旋回し、他の方法で表面に対して適切な位置に位置決めされて、起動されると所定期間内(例えば、10分未満、8分未満、6分未満、4分未満、3分未満など)に所望レベルの除染を達成する。共通のシールド118を備える平行な電球114は、他のアーム122により支持された電球114に対して独立して位置決め可能である。そのような再位置決め可能な電球の例が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれているDaytonの米国特許第9,095,633号に記載されている。
図7の実施形態によれば、各アーム122は、ベース部分125から概ね離れて延びる調節可能な長さを含む部分を有し、これは、内側部材126を伸縮式に受ける外側部材124により、または他の適切な長さ調節機構(例えば、摺動トラックなど)により容易になり得る。ロッキング位置などに向かって付勢されるばね付勢ピンなどのロッキング部材127を外側部材124および内側部材126の一方または両方に設けて、アーム122の所望の長さを、手で設定した後に維持してもよい。ベース125に対するアーム122の角度調節を可能にするのに適したヒンジ128または他のコネクタを、ベース125とアーム122との間に配置してもよい。屈曲可能な接合部130を、電球114が支持されるアーム122の遠位端に隣接する位置など、アーム122の長さに沿った任意の位置に設けてもよい。
接合部130を塑性変形可能な可撓性材料から形成してもよく、このような材料は、手で屈曲させて電球114を位置決めすることができるが、屈曲力が除去された後にアーム122に対するハウジングの位置を維持するのに十分な剛性を有することができる。さらに、ヒンジ132を、場合により、接合部130の前および/または後でアーム122に沿って位置決めして、電球114の位置をさらに調節できるようにし、UVC光を用いて除染する表面の所望の対象範囲を達成してもよい。本明細書に記載のヒンジのいずれかに関し、ヒンジ132は選択的にロック可能であってよく、これは、例えば止めねじなどのロッキング部材を緩めて、ヒンジ132の両側に連結された構造を互いに対して旋回可能に調節できるようにすることを意味する。所望の調節が完了すると、止めねじまたは他のロッキング部材を締め付けて、構造の互いに対するさらなる旋回調節を妨げることができる。
ベース125は、アーム122を部屋の床上の所望の高さで支持する。ベース125はコントローラ116を支持することができ、このコントローラ116をユーザが操作して、UVC源10の動作を制御する(例えば、各電球114の動作を独立して制御してUVC光を発し、場合により1つの電球114を別の1つの電球114よりも長く通電されたままにする)ことができる。ベース125は、場合により、充電式バッテリバンクまたは回路などの内蔵電源を収容する。これは、電球114に通電しコントローラ116に電力供給するために使用可能な、電力会社により供給される壁コンセントなどのAC電源からの電気を使用するためのものである。電源コードを電力会社から供給されるAC電源コンセントにプラグ接続して、UVC源10に電力供給するのに必要な電気エネルギーを得ることができる。
UVC源10の実施形態にかかわらず、少なくとも1つの、場合により複数のホイール20の各々を電気モータ22により駆動して、UVC源10の動作中に人のユーザが直接助けることなく、UVC源10が自律的に移動できるようにしてもよい。言い換えると、UVC源10は、除染されている部屋を進み、除染プロセス中にUVC源10を操作するために人のユーザが物理的に接触することなく、かつ場合により、人のオペレータがリアルタイムで手入力する遠隔制御信号を受信することなく、部屋の病原菌を減少させることができる。
「病原菌を減少させる」ために、UVC電球14によって発せられるUVC光に晒された物体の露出表面に存在する生物活性病原菌の少なくとも一部、場合によりすべてに満たない部分を不活性化する。例えば、室内の物体の病原菌を減少させるには、必ずしもそのような物体を100%殺菌した、生存可能に人間を感染させ得るありとあらゆる生物活性微生物のない状態にする必要はない。代わりに、病原菌を減少させるには、感染を生じさせるように生存可能な生物活性病原体が、本明細書の除染プロセスの実行前に物体の表面に存在した生物活性病原体よりも低レベルで、除染プロセスの実行後に物体の表面に残るようにする必要がある。また、生物活性病原体の不活性化は、生きている病原体を死滅させること、または不活性化された病原体に晒された人を感染させる程度まで繁殖する病原体の能力を少なくとも無効にする(例えば、生存不可能にする)ことを含む。
他の実施形態によれば、除染される表面は、殺菌分野において、例えば外科手術中に手術室などにおいて使用するための物体に関する米国食品医薬品局の要求により認可された閾値量よりも低レベルの生存可能な、またはその他の生物活性病原体を有する必要があり得る。他の実施形態によれば、除染プロセスは、除染プロセスの実行直前に露出表面に存在する、あらゆる生きた、またはその他の生物活性病原体の少なくとも99%を死滅させ、または他の方法で不活性化して、表面の病原菌を減少させることが必要とされ得る。
さらに他の実施形態によれば、UVC源10を使用して室内の表面の高レベルの消毒につながる病原菌の減少を達成することは、生物活性病原体の適切な部分を不活性化して、感染力が残っている、物体上の生存可能な病原体を少なくとも1ログ10減少させる(すなわち、除染プロセスが完了した時点で、最初に存在した生物活性病原体の10分の1未満が活性であるか感染力を有する)ことを伴ってよい。さらに他の実施形態によれば、UVC源10を使用して表面の高レベルの消毒を達成することは、生物活性病原体の適切な部分を不活性化して、UVC光に晒された表面に最初に存在した生存可能な病原体を少なくとも3ログ10減少させる(すなわち、1000分の1)ことを伴ってよい。さらに他の実施形態によれば、そのような表面の高レベルの消毒を達成することは、生物活性病原体の適切な部分を不活性化して、表面上の生存可能な病原体を少なくとも5ログ10減少させる(すなわち、10万分の1)ことを伴ってよい。
図6に示すように、独立して制御可能な電気モータ22がホイール20の各々に設けられるが、代替実施形態は、駆動系(図示せず)の使用を通して共通の電気モータ22により駆動される複数のホイール20を含んでよい。さらに他の実施形態は、UVC源10が移動する方向を制御するための操作機構(図示せず)を含んでよく、これにより、すべてに満たないホイール20をモータにより駆動することができる。しかしながら、本開示の目的で、ホイール20の各々を駆動して、UVC源10が移動する方向を、モータ22の各々の動作を個々に異なる速度で選択的に制御することによって制御してもよい。したがって、それぞれのホイールを1つの速度で駆動するように第1のモータ22を動作させ、ベース12の反対側の第2のモータ22がそれぞれのホイールをより高速で駆動すると、UVC源10は、より低速で駆動されるホイール20へ向かう。
コントローラ18の概略図が図6に示される。図示した実施形態について、コントローラ18は、電源コード16を介してUVC発光電球14に供給される電気エネルギーの送出を選択的に制御するUVC制御部品24を含む。UVC制御部品24はタイマを含んでよく、このタイマは、場合によりユーザが手動で特定することのできる所定期間の終了時に、UVC発光電球14を動作停止させる。
代替実施形態によれば、前述したUVCセンサの1つまたは複数は、場合により、コントローラ18に設けられた任意選択の通信部品26とリアルタイムで通信して、UVC発光電球14が起動される除染プロセスの継続時間を限定することができる。例えば、UVC源10を使用して除染される部屋に、複数のUVCセンサを配置してもよい。UVC源10を同じ部屋に配置して、室内のすべてのUVCセンサがUVC源10により発せられる、閾値の最小レベルのUVC光に晒されるまで、UVC電球14の動作を維持するモードでUVC源10を起動してもよい。各UVCセンサは、UVC曝露の程度を測定し、最小レベルのUVC光への曝露を感知したことに応答して無線信号を送信し、この信号が通信部品26で受信される。すべてのUVCセンサが、除染プロセスのためのUVC光への適切な曝露を示すそのような信号を送信し、信号が通信部品26により受信されると、通信部品26は信号をUVC制御部品24に送信し、UVC制御部品24はUVC電球14を動作停止させる。
通信部品26の代替実施形態は、場合により、以下で説明するように、ホイール20を用いてUVC源10の再配置を制御するために使用される信号を受信することができる。例えば、部屋全体にわたって分散されるものとして前述したUVCセンサは、場合により、それらのUVCセンサが晒されたUVC光のレベルを示す信号を発することができる。そのような信号を通信部品26により受信し、通信部品26により使用して、UVCセンサに隣接する領域内で所望レベルの除染を達成するのに十分なレベルのUVC光に晒されていないUVCセンサが室内にあるかどうかを判定することができる。少なくとも部分的にそのような判定に基づいて、次の位置に進む前に、UVCセンサが所望レベルの除染を達成するのに適切なレベルのUVC光に晒されるまで、UVC源10を不十分に曝露されたUVCセンサに近接したままにしてもよい。
コントローラ18は駆動制御部品28を含んでもよく、この駆動制御部品28は、メモリ部品30の一部を形成するコンピュータ可読メモリによって記憶された複数の中間地点に基づいて、ホイール20を駆動する電気モータ22の動作を制御する。各中間地点は、UVC源10が除染プロセス中にその行程の一部として自律的に到達する、部屋または他の環境内の位置を設定する。中間地点を、場合により、メモリ部品により保存して、病院内の複数の病室、ホテルの客室、または共通して構成された他の位置に共通の一般的なパターンを反映してもよい。したがって、UVC源10をそのような各部屋に共通の開始点に配置し、除染モードで起動することができる。この除染モードは、UVC源10が各中間地点へ自律的に移動して除染プロセスを完了させることを必要とする。1つのそのような共通して構成された部屋で除染プロセスが完了すると、UVC源10を共通して構成された次の部屋に手で移送し、開始点に配置し、除染モードで再起動して、その部屋も除染することができる。このプロセスを、除染するそのような共通して構成された各部屋について繰り返すことができる。メモリ部品30は、場合により、異なる部屋構成について異なる中間地点を記憶することができ、オペレータが所与の部屋専用のボタンを押して、UVC源10が押されたボタン専用の中間地点を自律的に進むようにすることができる。
UVC源10を「学習」モードにして、オペレータが特定の部屋の所望の中間地点をメモリ部品30に手入力できるようにしてもよい。使用に当たっては図9のフロー図に示すように、ステップS200では、オペレータはUVC源10を、除染プロセスを遂行するためにUVC源10が進むべき経路の開始点に手動で移送(例えば、押して、または他の方法で直接制御)することができる。開始点に着くと、ステップS210で、オペレータは適切なユーザインターフェースを介してUVC源10が学習モードに入るようにし、その後、ステップS220で、オペレータが部屋から出た後にUVC発光電球14を通電させた状態でUVC源10が自律的に移動する経路に沿って、UVC源10を手で動かすことができる。駆動制御部品28は、1つまたは複数のセンサを含んでよく、このセンサを使用して、進行方向(例えば、開始点に対する方向を判定するためのホイール20の角度旋回)、およびオペレータが手で示す最終位置に到達するまでの移動距離(例えば、モータ22が中間地点間を移動するように動作可能な継続時間を判定するタイマ)を示す信号を感知することができる。ステップS230で、このナビゲーション情報をコントローラ18により記録することができる。
UVC源10が除染プロセスの一部として移動する最終位置に到達すると、ステップS240で、オペレータは、適切なユーザインターフェースを介して学習モードを終了することにより、この位置を識別することができる。除染プロセスを行うために、ステップS250で、オペレータはUVC源10を開始点に手で戻し、場合により、1つまたは複数のUVCセンサを部屋全体にわたって所望の位置に配置して完全な除染を確実にし、ステップS260で、適切なユーザインターフェースを介して学習したナビゲーションモードを選択することにより除染プロセスを開始することができる。オペレータが部屋から出てドアを閉めることができるほど十分な所定期間の終了後、ステップS270で、UVC制御部品24がUVC発光電球14を起動する。開始点でUVC源10を用いてUVC電球14により発せられたUVC光に晒された室内の表面において所望レベルの除染が達成されると、ステップS280で、駆動制御部品28は、モータ22の動作を制御して、学習モードで学習した経路に沿ってUVC源10を動かす。
再び、UVC源10の動きは、通信部品26により受信される、室内の1つまたは複数のUVCセンサからのフィードバックにより、タイマにより(例えば、所定期間、開始点にとどまった後に前方へ動く)、および/または開始点近くの表面の除染レベルを示す他の要因により影響されることがある。UVC源10は、UVC源10を学習した(または予めプログラムされた)経路に沿って自律的に移送する間に、GPSナビゲーション三角測量、公知の時間長さだけモータ22をある方向へ起動するタイマおよび方向センサ、ならびに他の制御要因を使用してもよい。UVC源10が移動する速度は、UVC源10が動くときに所望レベルの除染を達成するのに十分なものであってよく、かつ/またはUVC源10が学習モードで学習した中間地点の1つ、複数、またはすべてにおいて停止して、露出表面の所望レベルの除染を達成することができる。学習した経路の最終目的地に到達すると、UVC電球を動作停止させて除染プロセスを完了する。
代替実施形態によれば、病室、ホテルの客室などが、場合により、床に1つまたは複数のマーキング(例えば、反射材料のストライプ、塗料のドットなど)を備えて、これをベース12の下側に設けられたセンサにより感知してもよい。方向信号を駆動制御部品28に伝えるようにセンサを動作可能に接続して、適宜モータ22の選択的動作を生じさせ、UVC源10が床のマーキングにより画成された経路をたどるようにしてもよい。そのような実施形態によれば、マーキングは、中間地点をメモリ部品30に予めプログラムする必要をなくすことができ、代わりに、UVC源10が所望の経路に沿って簡単にマーキングをたどることができる。
UVC源10が移動式である上記実施形態のいずれについても、UVC源10のベース12または他の部分が、場合により、超音波、光学センサなどを使用する近接センサを備えて、UVC源10の任意の部分が異物(例えば、室内の家具、床上の医療器具など)に接近し、その異物と物理的に接触しそうであるときを検出してもよい。近接センサは、信号を駆動制御部品28に送信するように動作可能に接続され、この駆動制御部品28は、UVC源10が実際に異物に接触する前にモータ22を動作停止させてUVC源10を停止させる。差し迫った異物との接触は、場合により、UVC発光電球14を動作停止させるための理由にもなるため、除染プロセスを早くに終了させてもよい。そのような状況で、場合により、UVC源10に設けられた可視および/または可聴インジケータにより除染プロセスの早すぎる終了をオペレータに知らせてもよい。これは、既知の経路の終点ではなく除染が早く終了した不測の位置にあるUVC源10の位置のみにより、通信部品26により送信された信号を受信したことに応答して、除染されている部屋の外からの遠隔制御を介して行われ、または他のインジケータを介して行われる。
例示的な実施形態について上で説明した。上記のデバイスおよび方法は、本発明の一般的範囲から逸脱することなく変更および修正を組み込んでもよいことが当業者に明らかであろう。すべてのそのような修正および変更は本発明の範囲内に含まれるものである。さらに、「含む(includes)」という用語は、詳細な説明または特許請求の範囲で使用される限り、「含む(comprising)」が請求項において転換語(transitional word)として使用されるときに解釈されるように、「含む(comprising)」という用語と同様の形で包括的であることを意図したものである。

Claims (5)

  1. 除染装置を動かすように動作可能な移送システムを含む動力付きベースと、
    前記ベースにより支持された、UVC光を各々発する複数のUVC電球と、
    除染プロセス中に前記除染装置が開始点から目的地へ移動することになる学習した経路を記憶し、前記除染装置を前記学習した経路に沿って動かす移送システムの動作を制御するコントローラと、
    を含む除染装置。
  2. 前記移送システムが、
    複数のホイールと、
    前記複数のホイールのうちの少なくとも1つを駆動するモータと、を含む、
    請求項1に記載の除染装置。
  3. 前記複数の電球が、互いに対して独立して位置決め可能であるように前記ベースに調節可能に連結されている、
    請求項1に記載の除染装置。
  4. 前記コントローラが、前記移送システムを制御して、前記除染装置を、前記複数のUVC電球により発せられた前記UVC光から表面が遮蔽された前記開始点から、前記学習した経路に沿って別の位置へ再位置決めするように構成されており、
    前記別の位置では、前記複数のUVC電球のうちの少なくとも1つにより発せられた前記UVC光に前記表面が晒される、
    請求項1に記載の除染装置。
  5. 近接センサをさらに含み、
    前記近接センサは、前記開始点と前記目的地との間の前記除染装置の動きを妨げる障害物を感知し、前記コントローラにより受信される信号を送信して、前記学習した経路に沿った前記除染装置の動きを中断する、
    請求項1に記載の除染装置。
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