JP2017532915A - アップリンクサービス待ち遅延の推定方法及び装置 - Google Patents

アップリンクサービス待ち遅延の推定方法及び装置 Download PDF

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Abstract

アップリンクサービス待ち遅延の推定方法であって、基地局はUEが報告したBSRと維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するステップ、前記基地局は前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するステップ、及び前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するステップを含む。本発明の実施例は従来のアップリンク報告情報によって、アップリンクサービス待ち遅延を推定して、基地局がアップリンクサービス待ち遅延を取得することができない欠陥を補う。【選択図】図1

Description

本文は移動通信分野に関し、特に無線通信分野におけるアップリンクサービス遅延の推定方法及び装置に関する。
従来の3GPP(3rd Generation Partnership Project、第三世代パートナーシッププロジェクト)プロトコルではサービスを異なるプロパティに応じて異なる種類に分けて、各種のサービスはQCI(Qos Class Identifier、サービス品質クラス識別子)インデックスで示される。従来のプロトコルが挙げた9種のQCIサービスは、各種のQCIサービスはいずれもサービスデータパケットの遅延(PDB:Packet Delay Budget)を明確に規定しており、パケットデータパケットを携帯端末(UE)とコアネットワークの間に伝送する最大遅延を示し、プロトコルはいずれかのサービスの98%のデータパケットがいずれも遅延要求を満たすべきであることを明確に規定するため、パケットデータパケットの有効性を確保するために、該値は基地局スケジューラの重要な考慮パラメータの一つである。
アップリンクサービス及びダウンリンクサービスのパケットデータパケットの遅延要求が同様であり、ダウンリンクサービスパケットデータパケットはコアネットワークにより基地局を介してUEに伝達され、アップリンクサービスパケットデータパケットはUEにより基地局を介してコアネットワークに伝達され、基地局はサービスパケットデータパケットを基地局とコアネットワークとの間に伝達する過程を制御できなく、基地局はパケットデータパケットを基地局とUEとの間に伝達する過程のみを制御することができるため、プロトコルはパケットデータパケットを基地局とコアネットワークとの間の伝達遅延が20msであることを明確に規定し、このように、パケットデータパケットが基地局とUEとの間の伝達遅延は(PDB-20)msに縮小する。
ダウンリンクサービスパケットデータパケットが基地局のユーザプレーンに到達する場合に、タイムスタンプを添加することができ、このように、基地局は該パケットデータパケットをスケジューリングする際に基地局での待ち遅延を取得することができ、再び該サービスのPDB要求を結合して、適切なスケジューリング策略を選択して、できるだけサービスパケットデータパケットのPDB要求を満たし、しかし、アップリンクサービスに対して、基地局はパケットデータパケットがいつUEのユーザプレーンに到達するかを分からなく、パケットデータパケットがUEユーザプレーンでの待ち遅延も分からなく、従来、UEはユーザプレーンにおけるスケジューリングを待つデータの大きさのみを報告し、アップリンクのデータパケット待ち遅延について、従来プロトコルに報告を定義しなく、このように、基地局はアップリンクパケットデータパケットの待ち遅延情報を取得することができなく、スケジューリング中にアップリンクパケットデータパケットPDBの要求を考慮することができない。
本発明の実施例は、従来のアップリンク報告情報によって、アップリンクサービス待ち遅延を推定して、基地局はアップリンクサービス待ち遅延を取得することができない欠陥を補う移動通信ネットワークにおいて、アップリンクサービス待ち遅延の推定方法及び装置を提供。
上記の問題を解決するために、本発明の実施例はアップリンクサービス待ち遅延の推定方法を提供し、
基地局はUEが報告したバッファ状態報告BSR及び維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するステップ、
前記基地局は前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記添加したタイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するステップ、及び
前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するステップを含む。
選択的に、前記基地局はUEが報告したBSR及び維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するのは、
前記基地局は前記UEが本回で報告したBSRと維持された前記UEのBSRの和とを比較して、本回で報告したBSRは前記BSRの和以下であると、本回で報告したBSRが無効であり、本回で報告したBSRは前記BSRの和より大きいと、本回で報告したBSRが有効であり、有効なBSRは本回で報告したBSRから維持された前記UEのBSRの和を引いたものであることを確定することを含む。
選択的に、前記方法は、
前記基地局は前記UEをスケジューリングした後に、維持された前記UEのBSRを更新するのは、スケジューリングされたBSRの大きさを修正して、維持されたBSRの和を更新し、スケジューリングが完成したBSRをクリアすることを更に含む。
選択的に、前記維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するのは、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記基地局が算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔であること、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記基地局が算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔に、予定のサービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値を加えるものであることを含む。
選択的に、前記サービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値は、
連続的にスケジューリングする際に、前記遅延推定値は0であり、
非連続的にスケジューリングする際に、閉区間[1,スケジューリング要求周期]にある数値をランダムに生成して、前記遅延推定値とする。
本発明の実施例はアップリンクサービス待ち遅延の推定装置を更に提供し、基地局に設置され、前記装置は、
UEが報告したバッファ状態報告BSRと維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するように設定される比較モジュール、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記添加したタイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するように設定される維持モジュール、及び
前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するように設定される計算モジュールを備える。
選択的に、前記比較モジュールは、
前記UEが本回で報告したBSRと維持された前記UEのBSRの和とを比較して、本回で報告したBSRは前記BSRの和以下であると、本回で報告したBSRが無効であり、本回で報告したBSRは前記BSRの和より大きいと、本回で報告したBSRが有効であり、有効なBSRは本回で報告したBSRから維持された前記UEのBSRの和を引いたものであることを確定するように設定される。
選択的に、前記計算モジュールは更に、前記基地局は前記UEをスケジューリングした後に、維持された前記UEのBSRを更新するように設定され、スケジューリングされたBSRの大きさを修正して、維持されたBSRの和を更新し、スケジューリングが完成したBSRをクリアすることを含む。
選択的に、前記計算モジュールは、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔であり、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔に、予定のサービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値を加えるものであるように設定される。
選択的に、前記サービスがUE側バッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値は、
連続的にスケジューリングする際に、前記遅延推定値は0であり、
非連続的にスケジューリングする際に、閉区間[1,スケジューリング要求周期]にある数値をランダムに生成して、前記遅延推定値とする。
本発明の実施例はコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体を更に提供して、該コンピュータプログラムはプログラム命令を含み、該プログラム命令が基地局機器によって実行される際に、該機器は上記のアップリンクサービス待ち遅延の推定方法を実行させることができる。
本発明の実施例は以下のような利点を有し、基地局が直接にアップリンクサービス待ち遅延を取得することができない欠陥を補い、基地局スケジューラのためにアップリンクスケジューリング遅延参照を提供して、最大限にアップリンクサービスパケットデータパケットのPDB遅延要求を確保する。
図1は本発明の実施例のアップリンクサービス待ち遅延の推定方法を示すフロチャートである。 図2は本発明の一例示的な実施例を示すフロチャートである。 図3は本発明の実施例のアップリンクサービス待ち遅延の推定装置を示す構造ブロック図である。
以下、図面及び実施例を参照して本発明の実施例の技術的解決手段を詳細的に説明する。
なお、衝突しないと、本発明の実施例及び実施例における各特徴を互いに結合することができ、いずれも本発明の保護範囲にある。また、フロチャートにロジック順序を示したが、ある場合に、これと異なる順序で示した又は説明したステップを実行することができる。
本発明の実施例はアップリンクサービス待ち遅延の推定方法を開示し、
基地局はUEが報告したバッファ状態報告BSR及び維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するステップ、
前記基地局は前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するステップ、及び
前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するステップを含む。
前記基地局はUEが報告したBSR及び維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するのは、具体的に、
前記基地局は前記UEが本回で報告したBSRと維持された前記UEのBSRの和とを比較して、本回で報告したBSRは前記BSRの和以下であると、本回で報告したBSRが無効であり、本回で報告したBSRは前記BSRの和より大きいと、本回で報告したBSRが有効であり、有効なBSRは本回で報告したBSRから維持された前記UEのBSRの和を引いたものであることを確定することを含む。
維持された前記UEのBSRの和は、基地局が維持された全てのスケジューリングを完成しない該UEのBSRの和であり、以下、歴史的に維持されたBSRの和とも呼ばれる。新しく報告したBSRは歴史的に維持されたBSRの和以下であると、UE側buffer(バッファ)に新しいデータの生成がないことを示し、本回で報告したBSRが無効であり、新しく報告したBSRを無視でき、報告したBSRは歴史的に維持されたBSRの和より大きいと、UE側bufferに新しいデータの生成があることを示し、本回で報告したBSRが有効である。
前記方法は、
前記基地局は前記UEをスケジューリングした後に、維持された前記UEのBSRを更新するのは、スケジューリングされたBSRの大きさを修正して、維持されたBSRの和を更新し、スケジューリングが完成したBSRをクリアするステップを更に含んでもよい。
複数のタイムスタンプのBSRを同時にスケジューリングすると、最大遅延を本回でスケジューリングしたサービス待ち遅延とする。前記維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するのは、具体的に、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記基地局が算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔であること、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記基地局が算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔に、予定のサービスがUE側バッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値を加えるものである。
従来、LTEシステムアップリンク報告BSRは論理チャネルグループに応じてそれぞれ報告され、上記のサービス待ち遅延計算は論理チャネルグループに従ってそれぞれ維持して、計算することができる。
基地局はサービスがUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延を取得することができなく、サービスのスケジューリング状況に基づき推定することができ、連続的なスケジューリングであると、遅延を無視することができ、前記遅延推定値は0であってもよく、一旦アップリンクデータがbufferに到達すると、スケジューリングに伴ってBSRを報告し、非連続的なスケジューリングであると、SR(Scheduling ReqUEst、スケジューリング要求)周期に基づき、[1,SR周期]の数値をランダムに生成することができ、前記遅延推定値とする。
基地局の記憶空間を考えて、アップリンクサービス遅延要求が厳しくないと、基地局が維持したBSRグループ数の上限を規定することができ、該グループ数より大きいと、前のBSRが既にスケジューリングされた以外、後続の遅延を精確に維持しない。
本発明の実施例はUEがデータパケットタイムスタンプを報告すること及び基地局がサービスパケットデータパケット遅延を推定することの2部分を含み、UEが基地局に報告するBSRにデータパケットのタイムスタンプを含む際に、前記タイムスタンプに基づき基地局がUEをスケジューリングする際のサービス待ち遅延を推定し、UEが基地局に報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含まないと、サービスがUE側bufferに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値、及びメッセージが基地局に到達する時間に基づき、基地局がUEをスケジューリングする際のサービス待ち遅延を推定し、前記基地局はサービスのPDB要求を結合して、サービスタイムアウトスケジューリングの残り時間を計算することができ、該パラメータに基づき、すべてのサービスの残り時間を比較して、それにより適切なスケジューリング策略を選択することができ、できるだけすべてのサービスのPDB遅延要求を満たすことができる。
本発明の実施例は具体的に以下の技術的解決手段を採用する。
準備階段で、まずUEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含むか否かを確定する。
データパケットタイムスタンプを含まないと、基地局が維持したBSRグループ数の上限及びサービスがUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延推定値を確定する。
また、報告したBSRをサービスプロパティに基づき分類することができ、維持時、比較時、更新時にいずれも対応的な分類に基づき行う。
インタラクション階段で、UEが報告したBSRにデータパケットタイムスタンプを含むと、同一のUEの同類のサービスの現在と基地局が歴史的に維持したBSRの大きさに基づき、有効なBSRを確定して、且つ有効なBSR及びそのタイムスタンプを記憶し、データパケットタイムスタンプを含まないと、同一のUEの同類のサービスの現在と基地局が歴史的に維持したBSRの大きさ及び維持したBSRグループ数に基づき、有効なBSRを確定してそれにタイムスタンプを添加した後に記憶する。
前記基地局はスケジューリング時刻で記憶されたタイムスタンプに基づき、アップリンクサービス待ち遅延を推定し、該サービスのPDB要求を結合して、該サービスタイムアウトスケジューリングの残り時間を計算し、全てのサービスの残り時間を比較し、適切なスケジューリング策略を選択する。
1つの具体的な例示的な実施例は図2に示すように、ステップ101〜114を含み、
101、準備階段で、UEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含むか否かを判断し、含むと、103を行い、含まないと、102を行う。
102、基地局が維持したBSRグループ数の上限、及びサービスがUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延推定値を確定し、103を行う。
103、インタラクション階段で、USがBSRを報告する際に、歴史的に維持されたBSRの和を取得する。104を行う。
104、報告したBSRが歴史的に維持されたBSRの和より大きいか否かを判断し、大きいと、106を行い、小さい又は等しいと、105を行う。
105、UEが報告したBSRを無効なBSRとして、113を行う。
106、UEが報告したBSRを有効なBSRとして、BSRの大きさを報告したBSRの大きさから歴史的に維持されたBSRの和を引いたものとする。107を行う。
107、UEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含むか否かを判断し、含むと、111を行い、含まないと、108を行う。
108、維持されたBSRグループ数が予定維持されるBSRグループ数の上限より小さいか否かを判断し、小さいと、109を行い、小さくないと、110を行う。
109、BSRグループを順に番号を付けて且つタイムスタンプを添加し、111を行う。
110、報告したBSRを最後の一組の維持したBSRに合併し、該グループのBSRのタイムスタンプが変わらなく、111を行う。
111、歴史的に維持されたBSRを更新し、112を行う。
112、有効なBSRの大きさとタイムスタンプを記憶し、113を行う。
113、基地局はUEをスケジューリングする際に、サービス待ち遅延を計算し、スケジューリングアルゴリズムに基づきスケジューリングして、114を行う。
114、スケジューリングされたUEが維持したBSRグループと歴史的に維持されたBSRの和を更新する。
本発明の実施例はアップリンクサービス待ち遅延の推定装置を開示し、基地局に設定され、前記装置は、プロセッサ、プログラム記憶装置を備え、
UEが報告したバッファ状態報告BSRと維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するための比較モジュール、
前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するための維持モジュール、及び
前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するための計算モジュールを更に備える。
前記比較モジュールはUEが報告したBSRと維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するのは、具体的に、
前記比較モジュールは前記UEが本回で報告したBSRと維持された前記UEのBSRの和とを比較して、本回で報告したBSRは前記BSRの和以下であると、本回で報告したBSRが無効であり、本回で報告したBSRは前記BSRの和より大きいと、本回で報告したBSRが有効であり、有効なBSRは本回で報告したBSRから維持された前記UEのBSRの和を引いたものであることを確定することを指すことができる。
前記計算モジュールは更に、前記基地局は前記UEをスケジューリングした後に、維持された前記UEのBSRを更新することに用いられ、スケジューリングされたBSRの大きさを修正して、維持されたBSRの和を更新し、スケジューリングが完成したBSRをクリアすることを含む。
前記計算モジュールは維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するのは、具体的に、
前記計算モジュールは前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔であり、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔に、予定のサービスがUE側バッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値を加えるものであることを指すことができる。
前記サービスがUE側バッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値は具体的に、
連続的にスケジューリングする際に、前記遅延推定値は0であり、
非連続的にスケジューリングする際に、閉区間[1,スケジューリング要求周期]にある数値をランダムに生成して、前記遅延推定値とする。
以下、具体的な例示的な実施例によって説明する。
実施例1、ステップ201〜215を含み、
ステップ201:UEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含むことを確定する。
ステップ202:UE Index=10のUE1の初期アクセス、t1_eNB時刻でBSRが1000bitsであることを報告し、含まれたタイムスタンプはT1_UEである。この時、歴史的に維持されたBSRの和は0であるため、該新しく報告したBSRは有効であり、基地局はBSR1=1000bitsを維持する。基地局が歴史的に維持したBSRの和を1000bitsに更新する。
ステップ203:t2_eNB時刻で基地局は前記UE1をスケジューリングして、この時、サービスの待ち遅延がt2_eNB−T1_UEである。
ステップ205:基地局はスケジューリングアルゴリズム及びサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は500bitsである。
ステップ206:BSR1=1000−500=500bitsを更新して、タイムスタンプがT1_UEである。基地局が歴史的に維持したBSRの和を500bitsに更新する。
ステップ207:t3_eNB時刻でUE1が報告したBSRは1000bitsであり、含まれたタイムスタンプはT2_UEである。
ステップ208:基地局が歴史的に維持したBSRの和は500bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRより大きく、UE側に新しいデータを生成して、該新しく報告したBSRは有効なBSであり、基地局はBSR2=1000−500=500bitsを維持して、タイムスタンプはT2_UEであり、基地局が歴史的に維持したBSRの和を1000bitsに更新する。
ステップ209:t4_eNB時刻でUE1が報告したBSRは1000bitsであり、含まれたタイムスタンプがT3_UEである。
ステップ210:基地局が歴史的に維持したBSRの和は1000bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRに等しく、UE側に新しいデータを生成しなく、該新しく報告したBSRは無効なBSRであり、該新しく報告したBSRを無視する。
ステップ211:t5_eNB時刻で基地局がUE1をスケジューリングして、この時サービス待ち遅延がt5_eNB−T1_UEであり、最大時間で計算する。
ステップ212:スケジューリングモジュールはスケジューリングアルゴリズムとサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は800bitsである。
ステップ213:基地局が維持したUE1のBSRグループであるBSR1=500bitsを更新して、スケジューリング800bits > BSR1、BSR1のスケジューリングが完成し、BSR2の残りは500−(800−500)=200bitsであり、タイムスタンプはT2_UEである。基地局が歴史的に維持したBSRの和を200bitsに更新する。
ステップ214:BSRグループ数を更新して、BSR1スケジューリングが完成すると、BSR2をBSR1に更新し、後続でこれによって類推する。
ステップ215:UE1は新しいBSR報告を有すると、ステップ207及び208(BSRが有効である時)又はステップ209及び210(BSRが無効である時)を繰り返し、基地局はUEをスケジューリングすると、ステップ211〜214を繰り返す。
実施例2:
ステップ301:UEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプが含まないことを確定し、基地局が維持したBSRグループ数の上限は無限大であることを確定し、サービスがUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延が0であることを確定する。
ステップ302:UE Index=10のUE1初期アクセス、T1時刻で報告したBSRが1000bitsである。この時、歴史的に維持されたBSRの和が0であるため、該新しく報告したBSRは有効であり、基地局がBSR1=1000bitsを維持し、維持されたBSRグループ数の上限を超えないことを確定する。
ステップ303:BSR1にタイムスタンプT1を添加する。基地局が歴史的に維持したBSRの和を1000bitsに更新する。
ステップ304:T2時刻で基地局がUE1をスケジューリングして、この時、サービス待ち遅延がT2−T1である。
ステップ305:基地局はスケジューリングアルゴリズムとサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は500bitsである。
ステップ306:BSR1= 1000−500=500bitsを更新して、タイムスタンプがT1である。基地局が歴史的に維持したBSRの和を500bitsに更新する。
ステップ307:T3時刻でUE1が報告したBSRは500bitsである。
ステップ308:基地局が歴史的に維持したBSRの和は500bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRに等しく、UE側に新しいデータを生成しなく、該新しく報告したBSRは無効なBSRであり、該新しく報告したBSRを無視する。
ステップ309:T4時刻でUE1が報告したBSRは1000bitsである。
ステップ310:基地局が歴史的に維持したBSRの和は500bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRより大きく、UE側に新しいデータを生成し、該新しく報告したBSRは有効なBSRであり、基地局がBSR3=1000-500=500bitsを維持し、維持されたBSRグループ数の上限を超えないことを確定し、BSR3に添加したタイムスタンプがT4であり、基地局が歴史的に維持したBSRの和を1000bitsに更新する。
ステップ311:T5時刻でUE1が報告したBSRは2000bitsである。
ステップ312:基地局が歴史的に維持したBSRの和は1000bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRより大きく、UE側に新しいデータを生成し、該新しく報告したBSRは有効なBSRであり、基地局はBSR4=2000-1000=1000bitsを維持し、維持されたBSRグループ数の上限を超えないことを確定し、BSR4に添加したタイムスタンプがT5であり、基地局が歴史的に維持したBSRの和を2000bitsに更新する。
ステップ313:T6時刻で基地局がUE1をスケジューリングして、この時、サービス待ち遅延はT6−T1であり、最大時間で計算する。
ステップ314:基地局はスケジューリングアルゴリズムとサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は800bitsである。
ステップ315:基地局が維持したUE1のBSRグループであるBSR1=500bitsを更新し、スケジューリング800bits > BSR1、BSR1のスケジューリングが完成し、BSR3の残りは500−(800−500)=200bitsであり、タイムスタンプはT4であり、BSR4=1000bits、タイムスタンプがT5である。基地局が歴史的に維持したBSRの和を1200bitsに更新する。
ステップ316:BSRグループ数を更新して、BSR1スケジューリングが完成すると、BSR2をBSR1に更新し、BSR3をBSR2に更新し、後続でこれによって類推する。
ステップ317:新しいBSR報告があると、ステップ309/311及び310/312(BSRが有効である時)又はステップ307及び308(BSRが無効である時)を繰り返し、基地局はUEをスケジューリングすると、ステップ313〜316を繰り返す。
実施例3:
ステップ401:UEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含まないことを確定し、基地局が維持したBSRグループ数の上限は2であることを確定し、サービスがUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延が0であることを確定する。
ステップ402:UE Index=10のUE1初期アクセス、T1時刻で報告したBSRが1000bitsである。この時、歴史的に維持されたBSRの和が0であるため、該新しく報告したBSRが有効であり、基地局がBSR1=1000bitsを維持し、維持されたBSRグループ数の上限を超えないことを確定する。
ステップ403:BSR1にタイムスタンプT1を添加する。基地局が歴史的に維持したBSRの和を1000bitsに更新する。
ステップ404:T2時刻でUE1が報告したBSRは1500bitsである。
ステップ405:基地局が歴史的に維持したBSRの和は1000bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRより大きく、UE側に新しいデータを生成し、該新しく報告したBSRは有効なBSRであり、新しいデータの大きさが1500−1000=500bitsである。
ステップ406:BSRグループ数が標準に達するか否かを判断し、従来、基地局が一組のBSRのみがあり、基地局が維持したBSRグループ数の上限2より小いと、基地局がBSR2=500bitsを維持し、BSR2のためにタイムスタンプT2を添加し、基地局が歴史的に維持したBSRの和を1500bitsに更新する。
ステップ407:T3時刻でUE1が報告したBSRは2000bitsである。
ステップ408:基地局が歴史的に維持したBSRの和は1500bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRより大きく、UE側に新しいデータを生成し、該新しく報告したBSRは有効なBSRであり、新しく報告したBSRデータの大きさは2000−1500=500bitsである。
ステップ409:BSRグループ数が標準に達するか否かを判断し、従来、基地局に2組のBSRがあり、維持されたBSRグループ数の上限2に達したと、BSR2=500+500=1000bitsを更新し、タイムスタンプがT2であり、新しく報告したBSRの500bitsの報告時間T3を無視し、基地局が歴史的に維持したBSRの和を2000bitsに更新する。
ステップ410:T4時刻で基地局はUE1をスケジューリングして、この時、サービス待ち遅延がT4−T1であり、最大時間で計算する。
ステップ411:基地局はスケジューリングアルゴリズムとサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は1500bitsである。
ステップ412:基地局が維持したUE1のBSRグループであるBSR1=1000bitsを更新し、スケジューリング1500bits > BSR1、BSR1のスケジューリングが完成し、BSR2の残りは1000−(1500−1000)=500bitsであり、タイムスタンプがT2である。基地局が歴史的に維持したBSRの和を500bitsに更新する。
ステップ413:BSRグループ数を更新して、BSR1のスケジューリングが完成すると、BSR2をBSR1に更新し、BSR2が空いている。
ステップ414:新しいBSRの報告があって且つ該新しく報告したBSRが有効であると、ステップ407〜409(維持されたグループ数が上限より小さくない時)又はステップ404〜406(維持されたグループ数が上限より小さい時)を繰り返し、新しいBSR報告があって且つ該新しく報告したBSRが無効であると、該新しく報告したBSRを無視し、基地局がUEをスケジューリングすると、ステップ410〜413を繰り返す。
実施例4:
ステップ501:UEが報告したBSRにデータパケットのタイムスタンプを含まないことを確定し、基地局が維持したBSRグループ数の上限は無限大であることを確定し、サービスがUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延が[1、5]msの乱数であることを確定する。
ステップ502:UE Index=10のUE1初期アクセス、T1時刻で報告したBSRは1000bitsである。この時、歴史的に維持されたBSRの和が0であるため、該新しく報告したBSRは有効であり、基地局がBSR1=1000bitsを維持し、維持されたBSRグループ数の上限を超えないことを確定する。
ステップ503:BSR1にタイムスタンプT1を添加して、基地局が歴史的に維持したBSRの和を1000bitsに更新する。
ステップ504:T2時刻で基地局はUE1をスケジューリングして、ランダムにサービスを生成しUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延は2であり、この時、サービス待ち遅延(単位がミリ秒msである)はT2−T1+2である。
ステップ505:基地局はスケジューリングアルゴリズムとサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は500bitsである。
ステップ506:BSR1= 1000−500=500bitsを更新して、タイムスタンプがT1である。基地局が歴史的に維持したBSRの和を500bitsに更新する。
ステップ507:T3時刻でUE1が報告したBSRは500bitsである。
ステップ508:基地局が歴史的に維持したBSRの和は500bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRに等しく、UE側に新しいデータを生成しなく、該新しく報告したBSRを無視する。
ステップ509:T4時刻でUE1が報告したBSRは1000bitsである。
ステップ510:基地局が歴史的に維持したBSRの和は500bitsであり、新しく報告したBSRは基地局が歴史的に維持したBSRより大きく、UE側に新しいデータを生成し、該新しく報告したBSRは有効なBSRであり、基地局がBSR2=1000-500=500bitsを維持し、維持されたBSRグループ数の上限を超えないことを確定し、BSR2にタイムスタンプT4を添加して、基地局が歴史的に維持したBSRの和は1000bitsであることを更新する。
ステップ511:T5時刻で基地局はUE1をスケジューリングして、ランダムにサービスを生成しUE側bufferに到達することとUEがBSRを報告することの間の遅延は3であり、この時、サービス待ち遅延がT5−T1+3であり、最大時間で計算する。
ステップ512:基地局はスケジューリングアルゴリズムとサービス待ち遅延に基づきスケジューリングして、スケジューリングUE1は800bitsである。
ステップ513:基地局が維持したUE1のBSRグループであるBSR1=500bitsを更新して、スケジューリング800bits > BSR1であり、BSR1スケジューリングが完成し、BSR2の残りは500−(800−500)=200bitsであり、タイムスタンプがT4である。基地局が歴史的に維持したBSRの和を200bitsに更新する。
ステップ514:BSRグループ数を更新し、BSR1のスケジューリングが完成すると、BSR2をBSR1に更新し、BSR3があると、BSR2に更新し、後続でこれによって類推する。
ステップ515:新しいBSRの報告があると、ステップ509及び510(BSRが有効である時)、又はステップ507及び508(BSRが無効である時)を繰り返し、基地局がUEをスケジューリングすると、ステップ511〜514を繰り返す。
当業者は、上記方法における全部又は一部のステップは、プログラムによって関連するハードウェアを命令することによって完成することができ、前記プログラムはコンピュータ可読記憶媒体、例えば読み出し専用メモリ、ディスク又はCDなどに記憶することができることを理解することができる。選択的に、上記実施例の全部又は一部のステップは、1つ又は複数の集積回路を採用して達成することもできる。対応的には、上記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形式で達成してもよく、ソフトウェア機能モジュールの形式で達成してもよい。本発明はいずれの特定形式のハードウェアとソフトウェアの組み合わせに限定されたものではない。
勿論、本発明は他の多種の実施例を更に有してもよく、本発明の精神及びその実質から逸脱しない場合に、当業者は本発明により各種の相応の改変と変形を行うことができるが、これらの相応の改変と変形はいずれも本発明に付属する請求項の保護範囲に属すべきである。
本発明の実施例が開示したアップリンクサービス待ち遅延の推定方法は、従来のアップリンク報告情報によって、アップリンクサービス待ち遅延を推定して、基地局がアップリンクサービス待ち遅延を取得することができない欠陥を補い、基地局スケジューラのためにアップリンクスケジューリング遅延参照を提供して、最大限にアップリンクサービスパケットデータパケットのPDB遅延要求を確保する。

Claims (11)

  1. 基地局は端末UEが報告したバッファ状態報告BSRと維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するステップ、
    前記基地局は前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記添加したタイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するステップ、及び
    前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するステップを含むアップリンクサービス待ち遅延の推定方法。
  2. 前記基地局はUEが報告したBSR及び維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するのは、
    前記基地局は前記UEが本回で報告したBSRと維持された前記UEのBSRの和とを比較して、本回で報告したBSRは前記BSRの和以下であると、本回で報告したBSRが無効であり、本回で報告したBSRは前記BSRの和より大きいと、本回で報告したBSRが有効であり、有効なBSRは本回で報告したBSRから維持された前記UEのBSRの和を引いたものであることを確定することを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局は前記UEをスケジューリングした後に、維持された前記UEのBSRを更新するのは、スケジューリングされたBSRの大きさを修正して、維持されたBSRの和を更新し、スケジューリングが完成したBSRをクリアすることを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するのは、
    前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記基地局が算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔であること、及び
    前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記基地局が算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔に、予定のサービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値を加えるものであることを含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記サービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値は、
    連続的にスケジューリングする際に、前記遅延推定値は0であり、
    非連続的にスケジューリングする際に、閉区間[1,スケジューリング要求周期]にある数値をランダムに生成して、前記遅延推定値とする請求項4に記載の方法。
  6. アップリンクサービス待ち遅延の推定装置であって、基地局に設定され、前記装置は、
    UEが報告したバッファ状態報告BSRと維持された前記UEのBSRを比較して、有効なBSRを確定するように設定される比較モジュール、
    前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、前記有効なBSR及び前記タイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新し、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、前記有効なBSRのためにタイムスタンプを添加し、前記有効なBSR及び前記添加したタイムスタンプに基づき維持された前記UEのBSRを更新するように設定される維持モジュール、及び
    前記基地局は前記UEをスケジューリングする際に、維持された前記UEのBSRのタイムスタンプに基づきサービス待ち遅延を計算するように設定される計算モジュールを備えるアップリンクサービス待ち遅延の推定装置。
  7. 前記比較モジュールは、
    前記UEが本回で報告したBSRと維持された前記UEのBSRの和とを比較して、本回で報告したBSRは前記BSRの和以下であると、本回で報告したBSRが無効であり、本回で報告したBSRは前記BSRの和より大きいと、本回で報告したBSRが有効であり、有効なBSRは本回で報告したBSRから維持された前記UEのBSRの和を引いたものであることを確定するように設定される請求項6に記載の装置。
  8. 前記計算モジュールは更に、前記基地局は前記UEをスケジューリングした後に、維持された前記UEのBSRを更新するように設定され、スケジューリングされたBSRの大きさを修正して、維持されたBSRの和を更新し、スケジューリングが完成したBSRをクリアすることを含む請求項6に記載の装置。
  9. 前記計算モジュールは、
    前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まれる際に、算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔であり、前記UEが報告したBSRにタイムスタンプが含まない際に、算出したサービス待ち遅延は、前記UEをスケジューリングする時刻と維持された前記UEのBSRにおけるタイムスタンプが代表した最も初期の時刻の間の間隔に、予定のサービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値を加えるように設定される請求項6に記載の装置。
  10. 前記サービスが前記UEのバッファに到達することと前記UEがBSRを報告することの間の遅延推定値は、
    連続的にスケジューリングする際に、前記遅延推定値は0であり、
    非連続的にスケジューリングする際に、閉区間[1,スケジューリング要求周期]にある数値をランダムに生成して、前記遅延推定値とする請求項9に記載の装置。
  11. コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムはプログラム命令を含み、該プログラム命令が基地局機器によって実行される際に、該機器は請求項1-5のいずれか一項の方法を実行させることができるコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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