JP2017532464A - 精製機のブレード要素 - Google Patents

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Abstract

繊維材料を精製するための精製機(10,11)のためのブレード要素(12)は、内側縁(13)と外側縁(14)と第1ブレード要素(18)及びそれらの間の第1ブレード溝(19)を有し、前記第1ブレードバー及び前記第1ブレード溝は前記ブレード要素の外側縁に向けて延びている。前記第1ブレードバーの頂部表面には、第2ブレードバーとそれらの間の第2ブレード溝が存在する。前記ブレード要素(12)の外側端部部分(12b)に存在する第2ブレードバー(20)の少なくともいくつかは、ブレード要素(12)の内側端部部分(12a)に存在する第2ブレードバー(20)より大きい幅を有する、及び/又は前記ブレード要素(12)の外側縁(14)に向けて増加している。

Description

本発明は、繊維材料の精製のための精製機のブレード要素に関し、このブレード要素は、内側縁と外側縁、複数の第1ブレードバーとそれらの間にある第1ブレード溝を有し、前記第1ブレードバーと前記第1ブレード溝は、ブレード要素の外側縁に向かって延びており、前記第1ブレードバーの頂部表面に複数の第2ブレードバーとそれらの間の第2ブレード溝を備えている。
本発明は、また、繊維材料を精製するための精製機に関する。
上述のブレード要素の例は、WO2012-101331 A1に記載されている。
この種のブレード要素の問題点は、内側縁の近傍より外側縁の近傍におけるブレードバーの摩耗速度が高いことであり、このことは、ブレードバーの摩耗速度に影響を与える剪断力は精製機の周速度と対向する精製要素の間のブレードギャップの幅に依存するため、
外側縁近傍の周速度が内側縁近傍より速いことにより生じる。外側縁近傍におけるブレードバーの摩耗速度は内側縁近傍の2倍程度になる。外側縁近傍におけるブレードバーのより高い摩耗は、ブレードバーの内側縁近傍において接触するようになり、繊維の切断し、精製機内における振動レベルの増加をもたらすこととなる。
本発明の目的は、繊維材料を精製するための精製機の新規なブレード要素を提供することである。
本発明によるブレード要素は、ブレード要素の外側端部部分に配置される第2ブレードバーの少なくとも一部はブレード要素の内側端部部分に配置される第2ブレードバーの幅より大きい幅を持つ、及び/又はブレード要素の外側縁に向う方向に増加する幅を持つことを特徴としている。本発明による精製機は、請求項1乃至14のいずれかに記載の少なくとも1つのブレード要素を有していることを特徴としている。
ブレード要素の外側縁に近接して位置する第2ブレードバーの少なくともいくつかの幅は、ブレード要素の内側縁に近接して位置する第2ブレードバーの幅より大きくされる、及び/又は、ブレード要素の外側縁に近接して位置する第2ブレードバーの少なくともいくつかの幅はブレード要素の外側縁に向かう方向に、即ち長手方向に増加している。
ブレード要素の外側縁に近接するより幅広の第2ブレードバーは、耐摩耗性を増し、即ち、換言すると、精製機の作動中にブレード要素も外側縁の近傍に現れる増加した摩耗を補償する。
ブレード要素の1実施例によると、第2ブレードバーと第2ブレード溝は、少なくとも部分的に第1ブレードバーを横切り、これにより、第2ブレードバーと第2ブレード溝は第1ブレードバーの方向において互い違いとなる。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の外側端部部分に配置される実質的に全ての第2ブレードバーの幅は、ブレード要素の外側縁の方向に向けて増加する。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の内側端部部分に配置される第2ブレードバーの少なくともいくつかの幅は、ブレード要素の外側縁に向かう方向に増加している。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の内側端部部分に配置される第2ブレードバーの実質的に全ての幅は、ブレード要素の外側縁に向かう方向に増加している。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の外側縁に向かう長手方向における第2ブレードバーの幅の増加は、10〜50%、好ましくは30〜40%である。
ブレード要素の1実施例によると、第2ブレードバーの幅は、ブレード要素の外側縁により近接して配置される第2ブレードバーの幅は、ブレード要素の外側縁からより離れて配置される第2ブレード要素の幅より大きくなるようにしてブレード要素の外側端部に向かう方向に増加するように設けられる。
ブレード要素の1実施例によると、隣接する第2ブレードバーのグループ内にある第2ブレードバーの幅は等しく、第2ブレードバーの幅は、ブレード要素の外側縁により近くに位置するグループ内では最大となるようにして、第2ブレードバーの幅は段階的に増加するように設けられる。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の外側縁に向かう第1ブレードバーの方向における前の第2ブレードバーの幅より次の第2ブレードバーの幅が大きくなるようにして、第2ブレード要素の幅はブレード要素の外側縁に向けて連続的に増加するように設けられる。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の外側端部部分に位置する第2ブレードバーとブレード要素の内側端部部分に位置する第2ブレードバーとの間の第2ブレードバーの幅の増加は、10〜100%、好ましくは10〜50%、より好ましくは30〜40%である。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素はディスク精製機となるような平坦なブレード要素で、第2ブレード要素の幅の増加は0.5mm〜0.7mmである。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の内側縁近くに位置する第2ブレードバーの幅は、1〜2mmで、ブレード要素の外側縁近くに位置する第2ブレードバーの幅は1.5mm〜2.7mmである。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素はコーン型精製機を意図した円錐形ブレード要素であり、第2ブレード要素の幅の増加は0.1mm〜0.3mmである。
ブレード要素の1実施例によると、ブレード要素の内側縁近傍にある第2ブレード要素の幅は、1.3mm〜1.4mmの間で変化し、ブレード要素の外側縁近傍にあるの第2ブレード要素の幅は、1.5mm〜1.7mmの範囲で変化する。
以下に、本願発明を添付の図面を参照して好ましい実施例により詳述する。
ディスク精製機の断面概略図である。 コーン型精製機の断面概略図である。 平坦状ブレード要素の概略図である。 図3の平坦状ブレード要素の部分的概略図である。
明確にするため、図は本発明の複数の実施例を簡略化して示すものである。図中において、同じ参照番号は同様な要素を示す。
図1はディスク精製機10の側面断面を概略的に示す。図1のディスク精製機10は、ディスク状第精製要素1とディスク状第2精製要素を有している。第1精製要素1は第1精製面1’を含み、第2精製要素2は第2精製面2’を含む。
第1精製要素1と第2精製要素2は互いに同軸的に配置されており、第1精製面1’と第2精製面2’とは互いに実質的に対面している。図1のディスク精製機10においては、第1精製要素1は、例えば図1に矢印Rで示される方向に軸3により回転可能に設けられ、したがって、第1精製要素1はディスク精製機10のロータを1を構成している。
念のため、図1は第1精製要素1を回転するために使用されるモータは示していないが、モータは当業者に周知の方法で採用される。更に、図1のディスク精製機10においては、第2精製要素2はディスク精製機10のフレーム構造4に固定支持されており。したがって、第2精製要素2は精製機10のステータ2を構成する。したがって、精製機10が作動状態にあるとき、第1精製要素1が回転し、第1精製面1’と第2精製面2’が相対的に動くようにされている。更に、図1は、矢印Sで示されるように第1精製要素1が第2精製要素2に向けて或いは離れるように移動され、第1精製要素1と第2精製要素2の間のギャップ6,即ち、ブレードギャップ6を調節できるように 面軸3を通して第1精製要素1に作用するように連結された荷重付与装置5を示している。
図1の精製機10において、繊維が離解される或いは精製されるファイバー状でリグノセルロースを含む材料は第2精製要素2の中央の開口7を通して精製面1’及び2’の間のブレードギャップ6内に供給され、そこで離解され精製され、その間、含有する水分は蒸発する。離解される材料は、また、図1には簡略して示していないが、第1精製面1’及び/又は第2精製面2’内の開口を通してブレードギャップ内に供給することもできる。
離解された材料は、ブレードギャップの外側縁から出て精製機10の精製チャンバー8内に入り、更に、排出チャンネル9を通して排出される。いくつかのディスク精製機においては、離解されるべき材料は、第1精製面1’又は第2精製面2’内に設けられた開口を通してブレードギャップ6内に供給され、既に離解された材料は、簡略化のため図示していない、対向する精製面に設けられる開口を通してブレードギャップ6から排出される。
図2はコーン型精製機11の断面側面図を概略的に示す。図2のコーン型精製機11は、図2のディスク精製機10と対応する部位を持つが、主たる相違点はコーン型精製機11における円錐状の精製要素の形状のみである。離解される又は精製される繊維状のリグノロース含有材料は、第2精製要素2’の中央のい開口7を通して離解され、精製されるブレードギャップ6に供給され、その間、含有する水分は蒸発する。離解された材料は、ブレードギャップ6の外側縁から精製機11の精製チャンバーに入り、更に、精製チャンバー8を出て排出チャンネル9を通して排出される。いくつかのコーン型精製機においては、離解される材料は、第1精製面1’又は第2精製面2’内の開口を通してブレードギャップ6に供給され、既に離解された材料は、ブレードギャップ6から、簡略化のため図していない対向する精製面の設けられた開口を通して排出される。
図3は平面状或いはディスク状のブレード要素12を概略的に示し、ブレード要素12の精製面12’の方向から視た図である。図3のブレード要素12は、ディスク精製機10の第1又は第2精製要素の一部を与えるようにされたブレードセグメントであり、これにより、ブレード要素12の精製面12’は、第1精製要素1の精製面1’又は第2精製要素2の精製面2’の一部を与えるものであり、精製要素1,2の全体の精製面1’、2’は、図示されたブレードセグメントを多数互いに隣接して配置することにより与えられる。図4は、図3の平板状のブレード要素の一部を概略的に拡大して示すものである。
図3のブレード要素12は第1縁13又は内側縁13又は内周部13を有し、ディスク精製機10においては、精製機10の中心に面している。コーン型精製機11においては、円錐状ブレード要素の内側縁は、コーン型精製機の小さい直径を持つ方の端部に面している。ブレード要素12の内側縁13はブレード要素12の供給縁を与えるものであり、精製されるべき材料が、ブレード要素12に設けられた開口を通してブレードギャップに供給されない場合は、その供給縁を通してブレードギャップ内に供給される。ブレード要素12は、更に、第2縁14又は外側縁14又は外周部14を有しており、ディスク精製機10においては、精製機10の外周に面している。コーン型精製機11においては、円錐状ブレード要素の外側縁はコーン型精製機11の大きい直径を持つ方に面している。ブレード要素12の外側縁14は、ブレード要素12の排出縁を与えるものであり、既に精製された材料が、ブレード要素12を通して設けられる開口を通してブレードギャップ6から排出されない限り、そこを通して排出される。更に、ブレード要素12は、第1側部縁15と第2側部縁16を有している。ブレード要素12は、固定穴17を通して挿入されるボルトのような固定手段により対応する精製要素に固定される。
ブレード要素12は、ブレード要素12の外側縁に向けて延びる第1ブレード18を有する、即ち、第1ブレードバー18は、内側縁13から外側縁14に向けて延びる或いは走行している。第1ブレードバー18の各特定点における方向は、第1ブレードバー18の中心線の方向により確定され、より正確には、ブレードバー18の特定点における第1ブレードバー18の中心線の接線方向により確定される。ブレード要素12は、更に、第1ブレードバー18の間に横たわる第1ブレード溝19を有し、この第1ブレード溝19は精製される材料を移送すると共に既に精製された材料をブレード要素12の外側縁14の方向に移送する。
図3のブレード要素12の実施例においては、第1ブレード溝19はブレード要素12の外側縁14に達するようには設けられておらず、これにより、第1ブレードバー18は、ブレード要素12の外側縁14において統合されているということができる。
ブレード要素12は、更に、第1ブレードバー18の頂部表面に、第2ブレードバー20、即ち微小バー及びそれらの間の第2ブレード溝21、即ち微小溝を有している。第2ブレード溝20及び第2ブレード溝21は、第1ブレードバー18の頂部表面に、第1ブレードバー18の方向に対して少なくとも部分的に横切る方向に延びる、横たわる、或は走行するように設けられる、或は、換言すると、第2ブレードバー20及び第2ブレード溝21は、第1ブレードバー18の方向からずれた方向に延びる、横たわる或いは走行するように設けられる。したがって。第2ブレードバー20及び第2ブレード溝21は、ブレード要素18の表面において、第2ブレードバー20及び第2ブレード溝21が第1ブレードバー18の延びる方向において交互に配置されるように設けられる。第1ブレードバー18、第1ブレード溝、第2ブレードバー20及び第2ブレード溝21は、全体としてブレード要素12の精製面12’を与えている。
ブレード要素12、或はブレード要素12の精製面12’は、内側縁13から外側縁14に向かう方向において、二つの連続するブレード要素部分又は区域、即ち、ブレード要素12の内側縁13側における内側端部部分12a或いは内側端部区域12aと、ブレード要素12の外側縁側における外側端部部分12b或いは外側端部区域12bを有し、それらは符号DLを付した仮想の分割ラインによって分離されている。したがって、ブレード要素12の外側端部部分12bは、ブレード要素12の径方向の最も外側の部分或は区域を意味する。それは、外側端部部分12bがブレード要素12の外側縁14まで延びる第2ブレードバー20の全体の長さを含むようにして、レード要素12の外側縁14まで途切れない即ち連続した第2ブレードバー20をカバーする。内側端部部分12a或いは外側端部部分12bの外側の区域は、ブレード要素12の残りの微小溝区域をカバーし、したがって、そこに存在するいかなる第2ブレードバーも外側縁14までは延びることはない。換言すると、分割ラインDLはブレード要素12或いはブレード要素12の精製面12’を、
外側端部区域12bがブレード要素12の外側縁14に連続して到達する全ての第2ブレードバー20を含み、内側端部分部12bがブレード要素12の外側縁14に到達するように延びるブレードバー20を含まないようにして、2つの部分に分割する。
図3及び4に示された実施例においては、ブレード要素12の外側端部部分12bに存在し、ブレード要素12の外側縁14まで延びる実質的に全ての第2ブレードバー20の幅は、ブレード要素12の外側縁14に向かう方向に増加する、即ち、ブレード要素12の外側縁14に向かう長手方向において増加している。
「実質的に全て」の用語は、後に詳述するように、摩耗の少ない、より長寿命をとなる意味において本解決手段の利益を得られる第2ブレードバー20の数を意味する。実際、外側端部区域12bの外側縁14にまで延びる第2ブレードバー20の各々でなく大部分、少なくとも第2ブレードバー20の50%、好ましくは75〜100%、より好ましくは90%は外側縁14に向けて幅が増加する。以下は、第2ブレードバー20の幅を符号Wで示す。ブレード要素12の外側端部部分12bにおいて、ブレード要素12の外側縁14にまで伸びない即ち達しない第2ブレード要素20の幅は、ブレード要素12の外側縁14に向けて一定に保つか、或は増加するようにしてもよい。ブレード要素12の内側端部部分12aに存在する第2ブレードバー20の幅は、また、ブレード要素12の外側縁14に向かう長手方向において実質的に一定とするか、或は増加するようにすることができる。
ブレード要素12の外側端部部分12bに存在し、ブレード要素12の外側縁14にまで延びる或いは到達する第2ブレードバー20の幅Wがブレード要素12の外側縁14に向かう方向において増加する上述の態様は、図3の要素の一部を拡大して概略的に示す図4に更に示されている。
図4は、第1端部20’と第2端部20”を持つブレードバー20を示し、ここでは、第2ブレードバー20の第1端部20’はブレード要素12の内側縁13に面しており、第2ブレードバー20の第2端部20”はブレード要素12の外側縁14に面している。図4から、第2ブレードバー20の幅は第2ブレードバー20の長手方向においてブレード要素12の外側縁14に向けて増加しており、第2ブレードバー20の第2端部20”における第2ブレードバーの幅W20”は第2ブレードバー20の第1端部20’における第2ブレードバー20の幅W20’より大きいことが見ることができる。
第2ブレードバー20のブレード要素12の外側縁14に向かう長手軸の方向における幅の増加は、例えば、10〜50%、好ましくは30〜40%である。
それとは別に、或は、ブレード要素12の外側端部部分12bに存在する第2ブレードバー20の少なくともいくつかはブレード要素12の外側縁14に向かう方向で幅が増加する態様に加えて、ブレード要素12は、ブレード要素12の外側端部部分12bに存在する第2ブレードバー20の少なくともいくつかは、ブレード要素12の内側端部部分12aに存在する第2ブレードバー20の幅より大きいという特徴を持つことができる。
ブレード要素12のこの特徴は特に図3を参照してより詳細に述べる。
示されているブレード要素12において、ブレード要素12の外側端部部分12bに存在する第2ブレードバー20の幅Wbは、ブレード要素12の内側端部部分12aに存在する第2ブレードバー20の幅Waより大きい。第2ブレードバー20の幅Wa、Wbは、第1ブレードバー18の頂部表面においてその延びる或いは走行する方向に対して横切る方向における第2ブレードバー20の寸法として決定される。もし、第2ブレードバー20がその長手方向に一定の幅を有していれば、第2ブレードバー20の幅Wa、Wbは一定の幅の値に対応する。それとは別に、第2ブレードバー20の幅がブレード要素12の外側縁14に向けて増加するものであれば、第2ブレードバー20の幅Wa、Wbは第2ブレードバー20の平均値に対応する、即ち、第2ブレードバー20の第2端部20”における第2ブレードバー20の幅W20”と第2ブレードバー20の第1端部20’における第2ブレードバー20の幅W20’の平均値に対応する。したがって、第2ブレードバー20の幅は、ブレード要素12の外側部分12bに存在する第2ブレードバー20の幅が、ブレード要素12の内側端部部分12aに存在する第2ブレードバー20の幅より大きくなるようにして、ブレード要素12の内側縁13からブレード要素12の外側縁14に向かう方向において増加するようにされる。
ブレード要素12の外側端部部分12bに存在する第2ブレードバー20の少なくともいくつかの幅がブレード要素12の外側縁14に向けて増加するとき、及び/又は、ブレード要素12の外側端部部分12bに存在する第2ブレードバー20の少なくともいくつかの幅が、ブレード要素12の内側端部部分12aに存在する第2ブレードバー20の幅より大きい寸法とされるとき、ブレード要素12の外側縁14に近い第2ブレードバー20は増加した耐摩耗性を与える、即ち、換言すると、精製時においてブレード要素12の外側縁14に近傍において現れる大きい摩耗を補償する。このことは、ブレードギャップ6の輪郭の形状が実質的に変化せず、ブレード要素の外側縁近傍の第2ブレードバーの幅が等しいか或いはブレード要素の内側縁近傍の第2ブレードバーの幅より小さい従来技術に比較して、対向する精製要素のブレードバーの間の接触の影響が受けづらくなる。
従って、ここでの解決策は、従来のものよりより長い寿命を与える。ブレード要素の摩耗を伴う清精機の振動のレベルの増加も避けられる。
更に、上述の解決策により、近時、ブレードギャップの輪郭を、ディスク清精機では、精製要素の周辺近くでは精製要素の中央付近より低くし、コーン型清精機では大径端部の近傍のブレードギャップが小径端部の近傍より低くするという近時採用されているブレード要素のテーパーグラインディングも省略される。
したがって、この明細書で記載される解決策においては、ディスク清精機における精製要素の周辺に近いブレードバー及びコーン型清精機の大径端部に近いブレードバーの摩耗の増加を考慮に入れるように意図されている。
ブレード要素12の精製面12’の開放領域と水力学的容量の要求を補うため、第2ブレード溝21の幅は、ブレード要素12の内側縁近傍ではブレード要素12の外側縁14近傍より大きくしている。
1つの実施例によると、1つの隣接する第2ブレードバー20のグループの第2ブレードバーは等しい幅を持ち、ブレード要素12の外側縁15により近くに存在する隣接する第2ブレードバー20のグループの幅は、他のグループ、即ち、ブレード要素12の外側縁14から更に離れて存在する他の隣接する第2ブレードバー20のグループより大きくなるようにして、第2ブレードバー20の幅は、ブレード要素12の内側縁13からブレード要素12の外側縁14に向かう方向に段階的に増加するようにされる。
この実施例は図3において更に明確にされ、参照符号23は1つの隣接するブレードバー20のグループを示し、このグループ23内では全ての第2ブレードバー20は幅Wbを持ち、参照符号22は他の隣接する第2ブレードバー20のグループを示し、このグループ22はブレード要素12の外側縁14から更に離れて存在するグループであり、全ての第2ブレードバー20は同じ幅Waを持ち、幅Waは幅Wbより小さい。図3において、隣接する第2ブレードバー20のグループ22,23に属するブレードバー20は破線で例示的に示されている。
1つの実施例によると、ブレード要素12の外側縁14に向かう第1ブレードバー18の方向において、又は換言すると、ブレード要素12の内側縁13からブレード要素12の外側縁14に向かう方向において、次の第2ブレードバー20の幅は先行するブレードバー20の幅より大きくなるようにして、隣接する第2ブレードバー20の幅は、ブレード要素12の外側縁14に向けて連続的に増加するように設けられている。
1つの実施例によると、第2ブレードバー20の延伸方向に沿って或は第1ブレードバー18のリーチに沿って、即ち、ブレード要素12の内側端部部分12aとブレード要素12の外側端部部分12bの間での幅の増加は、10〜100%、好ましくは10〜50%、最も好ましくは30〜40%である。
1つの実施例によると、ブレード要素はディスク清精機を意図した平坦状ブレード要素12であり、第2ブレードバー20の幅の増加は05mmから0.7mmの範囲である。
1つの実施例によると、ブレード要素12の内側縁13近傍に存在する第2ブレードバーの幅が約1〜2mm、例えば、1.5mmとすることができ、また、ブレード要素12の外側端部部分12bの始めまで一定のままとし、第2ブレードバーの幅がブレード要素12の外側縁14まで1.5mm〜2.7mmの範囲で徐々に増加し、第2ブレード溝21の幅を実質的に一定に保つようにすることもできる。
他の実施例においては、第2ブレードバー20の幅は、ブレード要素12の内側縁13近くで約1.5mmでブレード要素12の外側端部部分12bの前で約1.9mm、更に外側端部部分12b内で2〜3mm、好ましくは2.2〜2.5mmとなるように段階的に増加する。ブレード要素12の外側端部部分12b内における幅の増加は、10〜100%、好ましくは20〜50%である。
1つの実施例によると、ブレード要素はコーン型清精機11を意図した円錐形であり、第2ブレードバー20の幅の増加は0.1mm〜0.3mmである。
ブレード要素の内側縁近傍に存在する第2ブレードバー20の幅は、例えば、1.3mm〜1.4mmであり、ブレード要素の外側縁近傍に存在する第2ブレードバー20の幅は、例えば、1.5mm〜1.7mmである。
以上の結果として、1つの実施例によると、ブレード要素の内側縁近傍に存在する第2ブレードバーの幅は例えば、1.3mmとすることができ、ブレード要素の外側縁近傍に存在する第2ブレードバーの幅は例えば、1.5mmとすることができる。
他の実施例によると、ブレード要素の内側縁近傍に存在する第2ブレードバーの幅は例えば、1.4mmとすることができ、ブレード要素の外側縁近傍に存在する第2ブレードバーの幅は例えば、1.5mm又は1.7mmとすることができる。
基本的には、上述の同じブレードバーとブレード溝のパターンはコニカル型及びディスク型の両方のブレード要素に適用可能である。したがって、幅の増加は、外側端部部分12bの領域のみで各第2ブレードバーの幅を徐々に増加させてよく、また、内側端部部分12aで開始して段階的に幅を増加することも可能である。その形状に起因して、円錐形ブレード要素において外側縁14に向かう第2ブレード要素20の幅の増加は、時には、第2ブレード溝21の幅がブレード要素12の外側縁14に向けて減少することを意味する。
図3に示されたブレード要素12の実施例は、固体或いは均一であるが、ブレード要素12を貫通する開口を持つことができ、これにより、清精機のブレードギャップ内への精製されるべき材料の供給がブレード要素の開口を通して供給され、或は、既に精製された材料の清精機のブレードギャップからの排出がブレード要素の開口を通して行われる。
ここに説明されたブレード要素12は、第1ブレードバー18の頂部表面に第2ブレードバー20及び第2ブレード溝21を持つブレード要素構造が適用可能な全ての精製装置において使用可能である。
上述のブレード要素が非常に有益である1つの応用例は、大きい精製負荷において繊維の切断が減少するため、軟質木材の精製である。他の応用分野としては、機械パルプ(メカニカルパルプ)の小さい濃度の精製であり そこでの利点は高負荷における少ない繊維切断であり、精製された材料及びそれから製造されるボードや紙の高い強度をもたらす。3番目の好適な応用例は、硬質木材の精製であり、ここではブレード要素の外側縁に近い第2精製要素の幅の増加によるより高い耐摩耗性が明らかにブレード要素の寿命を従来のものに比較して長くなる。
上述の実施例においては、解決手段が、精製要素の精製表面全体の一部に与えられるようにしてブレード区域で用いられている。この解決は精製要素の全体の精製面を与えるブレード要素においても同様に利用できるものである。上記においてブレード要素の上記特徴は、ディスク清精機のディスク状精製要素或いはコニカル型清精機の円錐状精製要素に関連して述べてきたが、同様の精製表面はドラム式精製機においても使用できる。最終的な精製表面の形状又はパターンは、それぞれの精製操業に対して特定して設計され、したがって、ブレードバーとブレード溝の全体的な配置はそれぞれに基づいて変化するものである。
技術の進歩に従い、本発明のコンセプトは種々の方法で適用できる。本発明とその
実施例は上述のものに限られるものでなく、特許請求の範囲の範囲内で変化できるものである。

Claims (14)

  1. 繊維材料を精製する精製機用のブレード要素であって、前記ブレード要素は、
    内側縁及び外側縁と、
    前記ブレード要素の前記外側縁に向かって延びる複数の第1ブレードバー及びそれらの間の複数のブレード溝と、
    前記第1ブレードバーの頂部表面にある複数の第2ブレードバー及びそれらの間にある第2ブレード溝であって、少なくとも部分的に前記第1ブレードバーに対して横断しており、これによって前記第2ブレードバー及び前記第2ブレード溝は前記第1ブレードバーの方向で交互に配置されている、第2ブレードバーと第2ブレード溝とを有し、
    前記ブレード要素の外側端部部分に存在する少なくともいくつかの第2ブレードバーは、前記ブレード要素の内側端部部分に存在する第2ブレードバーより大きい幅を有する、及び/又は前記ブレード要素の前記外側縁に向かう方向に増加する幅を有することを特徴とする、
    ブレード要素。
  2. 前記外側端部部分に存在する実質的に全ての前記第2ブレードバーの幅は、前記ブレード要素の前記外側縁に向けて増加していることを特徴とする、請求項1に記載のブレード要素。
  3. 前記ブレード要素の内側端部部分に存在する少なくとも1部の第2ブレードバーの幅は、前記ブレード要素の前記外側縁に向かう方向に増加していることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のブレード要素。
  4. 前記ブレード要素の内側端部部分に存在する前記第2ブレードバーの少なくとも1部の幅は、前記ブレード要素の前記外側縁に向かう方向に増加していることを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のブレード要素。
  5. 前記ブレード要素の前記外側縁に向かう方向における前記第2ブレードバーの幅の増加は、10〜50%、好ましくは30〜40%であることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のブレード要素。
  6. 前記ブレード要素の前記外側縁のより近傍に存在する前記第2ブレードバーの幅が前記ブレード要素の前記外側縁よりより離れている前記第2ブレードバーの幅より大きくなるように、前記第2ブレードバーの幅は、前記ブレード要素の前記外側縁に向けて増加するようにされていることを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれかに記載のブレード要素。
  7. 隣接する第2ブレードバーのグループ内の第2ブレードバーの幅は等しくし、前記ブレード要素の前記外側縁により近いグループ内においては最大となるように、前記第2ブレードバーの幅は段階的に増加するようにされていることを特徴とする、
    請求項6に記載のブレード要素。
  8. 隣接する第2ブレードバーの幅は、前記ブレード要素の前記外側縁に向かう前記第1ブレードバーの方向において先行する第2ブレードバーの幅より大きくなるようにして、前記第2ブレードバーの幅が連続的に増加するようにされることを特徴とする、
    請求項6に記載のブレード要素。
  9. 前記ブレード要素の外側端部部分に存在する第2ブレードバーと前記ブレード要素の内側端部部分に存在する第2ブレードバーとの間の幅の増加は、10〜100%、好ましくは10〜50%、より好ましくは30〜40%であることを特徴とする、
    請求項1乃至8のいずれかに記載のブレード要素。
  10. 前記ブレード要素は、ディスク型精製機のための平坦状ブレード要素であり、前記第2ブレードバーの幅の増加は、0.5mm〜0.7mmであることを特徴とする、
    請求項9に記載のブレード要素。
  11. 前記ブレード要素の内側縁近傍に存在する第2ブレードバーの幅は、1〜2mmの範囲であり、前記ブレード要素の外側縁近傍にある第2ブレードバーの幅は1.5〜2.7mmであることを特徴とする、
    請求項10に記載のブレード要素。
  12. 前記ブレード要素は円錐型精製機のための円錐状ブレード要素であり、前記第2ブレードバーの幅の増加は、0.1mm〜0.3mmの範囲であることを特徴とする、
    請求項9に記載のブレード要素。
  13. 前記ブレード要素の前記内側縁の近傍に存在する第2ブレードバーの幅は、1.3mm〜1.4mmの範囲で変化し、前記ブレード要素の前記外側縁の近傍に存在する前記第2ブレードバーの幅は、1.5mm〜1.7mmの範囲で変化することを特徴とする、
    請求項12に記載のブレード要素。
  14. 前記請求項1乃至13のいずれかに記載のブレード要素の少なくとも1のブレード要素を有することを特徴とする、繊維材料を精製するための精製機。
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