JP2017531504A - 交換可能駆動軸および噛合い歯車を有する回転アテローム切除装置 - Google Patents

交換可能駆動軸および噛合い歯車を有する回転アテローム切除装置 Download PDF

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Abstract

交換可能駆動軸を有するアテローム切除装置が開示される。アテローム切除装置は、原動機の出力軸上の原動機歯車との噛合わせ係合のために交換可能駆動軸の遠端に駆動軸歯車を有する。交換可能駆動軸は、柄筐体の遠端にある開口の中に挿入され、近位方向に軸方向に移動される。少なくとも原動機筐体および係合可能駆動軸上の表面特徴は、駆動軸歯車を噛合わせ係合のために原動機歯車に整列させるのを助ける。

Description

発明者
ニコラス・ダブリュ・リュードベリ、オークデール、ミネソタ州、アメリカ合衆国民
グレゴリー・エイチ・スミス、プライアー・レイク、ミネソタ州、アメリカ合衆国民
ブレイク・ジィ・ポッツ、ミネアポリス、ミネソタ州、アメリカ合衆国民
関連出願への相互参照
この出願は、2014年3月10日に出願された米国仮出願第61/950,402号および2013年7月25日に出願された米国仮出願第61/858,345号の利益を主張する2014年7月24日に出願された米国特許出願第14/340,353号の分割出願である2014年9月22日に出願された米国特許出願第14/492,683号の一部継続出願であり、先に出願された出願の全体がここに引用により援用される。
連邦によって後援される研究または開発に関する陳述
適用なし
発明の背景
発明の分野
開示は、回転アテローム切除装置を利用した、動脈からのアテローム性動脈硬化プラークの除去などの、体の通路から組織を除去するための装置および方法に関する。特に、開示は、交換可能駆動軸を有する回転アテローム切除装置の改良に関する。
関連技術の説明
動脈および同様の体の通路における組織の除去または修復に用いるためにさまざまな技術および器具が開発されている。そのような技術および器具のよくある目的は、患者の動脈中のアテローム性動脈硬化性プラークの除去である。アテローム性動脈硬化は、患者の血管の(すなわち内皮下の)脈管内膜中の脂肪性沈着物(アテローム)の蓄積を特徴とする。時間とともに、非常にしばしば、比較的軟らかいコレステロールを多く含むアテローム物質として当初堆積していたものが石灰化アテローム性動脈硬化性プラークに硬化する。そのようなアテロームは血液の流れを制限し、したがってしばしば狭窄性病変または狭窄症と称され、阻害材は狭窄材と称される。治療せずに放置すると、そのような狭窄症は、アンギナ、高血圧、心筋梗塞、脳卒中などを引起す可能性がある。
そのような狭窄材の一部またはすべてを除去しようとして、いくつかの種類のアテローム切除装置が開発された。米国特許第4,990,134号(オース(Auth))に示されるものなどの一種の装置では、ダイヤモンドグリット(ダイヤモンド粒子または粉末)などの研磨用切削材料で被覆された回転小型フライス(burr)が可撓性の回転可能な駆動軸の遠端に担持される。
米国特許第5,314,438号(シュトゥルマン(Shturman))は、回転可能な駆動軸を有する別のアテローム切除装置であって、駆動軸のセクションは拡大した直径を有し、この拡大直径セクションの少なくともセグメントは研磨材で被覆されて駆動軸の研磨セグメントを規定する、アテローム切除装置を示す。高速で回転されると、研磨セグメントは動脈から狭窄組織を除去することができる。
米国特許第5,314,407号(オース)は、オース第’134号およびシュトゥルマン第’438号特許に示される種類の回転アテローム切除装置と関連して用い得る一種の柄の詳細を示す。オース第’407号特許に示される種類の柄は、ロータブレータ(Rotablator)(登録商標)という商標で販売される回転アテローム切除装置において、現在はボストンサイエンティフィックコーポレイション(Boston Scientific Corporation)(マサチューセッツ州ネーティック)が所有するハートテクノロジーインク(Heart Technology, Inc.)(ワシントン州レドモンド)によって商品化されている。ロータブレータ(登録商標)装置の柄は、圧縮気体駆動タービンと、駆動軸を通って延在するガイドワイヤをクランプするための機構と、光ファイバ回転速度計の部分と、駆動軸を通して塩水をポンプ送りするためのポンプとを含むさまざまな構成要素を含む。
(その関連の小型フライスを有する)駆動軸とロータブレータ(登録商標)装置中のタービンとの間の接続は永久的であるが、アテローム切除手順の際には1つよりも多くのサイズの小型フライスを用いる必要があることが多い。すなわち、まずよりサイズの小さな小型フライスを用いてある径まで狭窄を開き、次に1つ以上のよりサイズの大きな小型フライスを用いて狭窄をさらに開くことが多い。後になるほどより大きな径の複数の小型フライスをそのように用いることを「ステップアップ技術」と称することがあり、ロータブレータ(登録商標)装置の製造者によって推奨されている。複数小型フライス技術では、各々のそのような順次のサイズの小型フライス毎に新たなロータブレータ(登録商標)装置を用いることが必要である。これに応じて、内科医が、手順全体を通じて柄を1つだけ用い、そのような柄に適切な駆動軸および組織除去器具(たとえば小型フライス)を取付けて手順を開始し、次に駆動軸およびサイズが異なるまたは設計すら異なる組織除去器具を有する駆動軸用組織除去器具を交換できるようにするであろうアテローム切除システムの必要性が存在する。
ロータブレータ(登録商標)の後のバージョンは、サイズが異なる小型フライスを有する駆動軸の別の遠位部分用の小型フライスとともに駆動軸の可撓遠位部分を交換できるようにして導入された。そのようなシステムの技術的詳細は、「接続可能駆動軸システム」と題され、かつウルフマン(Wulfman)に対して1998年6月16日に発行された米国特許第5,766,190号に含有される。このシステムは、内科医が、柄のタービンに接続される駆動軸の可撓近位部分から、小型フライスとともに可撓駆動軸の交換可能遠位部分を切離して、アテローム切除ユニット全体を破棄することなく小型フライスのサイズを変えられるようにする接続/切離し特徴を有する可撓駆動軸を利用する。各々の交換可能駆動軸部分は、それ自身の交換可能カテーテルおよびカテーテル筐体内に配設される。このシステム中の駆動軸の可撓近位部分はタービンに永久的に装着されて交換されない。このシステムは、ロータリンクシステム(Rotalink System)(登録商標)という商標でボストンサイエンティフィックによって商品化されている。ロータリンクシステム(登録商標)は小型フライスのサイズを変えられるようにする一方で、駆動軸の交換可能部分を実際に切離してそれを駆動軸の別の交換可能部分と置き換えることを要件とする工程がかなり関与しており、非常に小さな構成要素の比較的込み入った操作を要件とする。
まず、カテーテル筐体を柄から切離して柄から遠位に離間させて、切離し可能な結合部を含有する可撓駆動軸の近位セクションおよび遠位セクションの両方の部分を露出させなければならない。この結合は、係止チューブを遠位に摺動させることによって切離され、可撓駆動軸の近位部分および遠位部分上の相補係止歯を互いから係合解除できるようになる。次に、異なる小型フライスを有する同様の可撓遠位駆動軸部分を駆動軸の可撓近位部分に接続し得る。そのような組立を達成するためには、まず、長手方向および回転方向の両方に、駆動軸の遠位置換え部分の近端上の係止歯を駆動軸の近位部分の遠端にある相補係止歯に整列させなければならない。可撓駆動軸は典型的に直径が1mm未満であるため、係止歯は同様にサイズがかなり小さく、係止歯を適正に整列させかつ連結するのにかなりの手先の器用さおよび視力を必要とする。係止歯が一旦適正に互いに連結されると、(これも直径が非常に小さい)係止チューブを近位に摺動させて結合を確実にする。次に、カテーテル筐体を柄筐体に接続しなければならない。
このシステムは、(駆動軸の一部とともに)1つのサイズの小型フライスを別のサイズの小型フライスに交換できるようにするが、交換の手順は容易ではなく、かなりの注意を払ってこれを行なわなければならない。交換手順を行なう個人は、自身を患者の血液から保護し、かつシステムの要素の滅菌状態を維持するように手術用の手袋を着用しながらそうしなければならない。手術用の手袋は交換手順を行なう個人の触感を低下させ、したがってそのような交換手順がはるかにより困難になってしまう。
近年、駆動軸およびその組織除去器具の装着および/または交換がより容易になったアテローム装置を開発する取組みがなされている。
たとえば、そのすべての全体が引用により援用される米国特許第6,024,749号(シュトゥルマン他)、第6,077,282号(シュトゥルマン他)、第6,129,734号(シュトゥルマン他)、および第6,852,118号(シュトゥルマン他)は、装置の柄筐体に着脱可能に装着可能な筐体を備える交換可能駆動軸カートリッジを有するアテローム切除装置を開示する。交換可能カートリッジは、原動機担持体に着脱可能に装着される長手方向に可動のチューブと、原動機に着脱可能に装着可能な回転可能駆動軸とを含む。長手方向に伸長可能なチューブと駆動軸の近位部分との相対的な位置の指標を示しつつ長手方向に伸長可能なチューブを原動機に接続する結合が設けられる。その全体が本明細書中に引用により援用される米国特許公開第2011/0087254号(ウェルティ(Welty))は、原動機が原動機カプラを有しかつ駆動軸が原動機カプラと係合可能な駆動軸カプラを有するアテローム切除装置を開示する。駆動軸カプラおよび原動機カプラは、互いに相補でありかつ互いに対して幾何学的に合わせられる係合可能横方向断面を有する。それらを互いに係合させると、相補の断面は、駆動軸カプラと原動機カプラとの間の回転カプラを禁じながら、駆動軸カプラと原動機カプラとの間の軸方向の並進を許容する。
米国特許公開第2011/0077673号(グルバック(Grubac)他)などの他のアテローム切除装置は、駆動軸と原動機との間の磁気クラッチ接続を利用する。駆動軸と原動機とは、モータ盤と駆動軸盤との間の磁気引力によってともに長手方向に保持される。モータと駆動軸との間のトルクはモータ盤と駆動軸盤との間で完全に伝達され、しきい値トルクを下回ると、モータ盤と駆動軸盤とは静止摩擦によってともに回転するように保持されたままとなる。モータと駆動軸との間のトルクがしきい値トルクよりも大きい場合は、モータ盤と駆動軸盤とは互いを過ぎて回転するように滑って、残余のトルクがモータと駆動軸との間で伝達されてしまう。
以上の装置は、摩擦または磁気結合を利用して駆動軸を原動機に着脱可能に係合するが、あるアテローム切除装置の駆動軸は、一方の歯車が駆動軸に接続され、一方の歯車が噛合い歯車に接続される1対の噛合い歯車によって駆動される。この歯車配置により、アテローム切除装置は一般的にアセンブリ当たり1つの軸サイズに制限される。典型的に、駆動軸に接続される歯車は置き換えられず、そのため駆動軸に適正に係合するように任意の交換可能駆動軸をサイズ決めしなければならない。このように、各々の所望の駆動軸径毎に複数のアテローム切除装置が必要である。
これに応じて、駆動軸が同じサイズのまたは別のサイズの別の駆動軸と交換可能な噛合い歯車アセンブリを有するアテローム切除装置に対する必要性が存在する。
発明の簡単な要約
回転アテローム切除装置の実施形態は、近位セクションと、柄の遠端の開口から近位に延在するチャネルを有する遠位セクションと、近位セクションと遠位セクションとの間の細長い中空の中間セクションとを有する柄を含む。中間セクションは、その内部と遠位セクション中のチャネルとの間の開口とスロットとを含む。装置はさらに、原動機を有する原動機担持体と、原動機の軸に固定して装着される原動機歯車とを含む。原動機担持体は、中間セクションの内部内に配設される。装置はさらに、その少なくとも一部が中間セクション中のスロットを通って延在しかつその長手方向の変位が原動機担持体の長手方向の変位を誘導するように原動機担持体に動作結合される制御ノブを含む。制御ノブは、制御ノブの長手方向の変位を許すための係止解除状態および制御ノブの長手方向の変位を抑制するための係止状態に動作されることができる。装置のある実施形態は、近位セクションと遠位セクションとを有する交換可能駆動軸カートリッジと、近端および遠端を有する駆動軸とを含む。駆動軸は、駆動軸カートリッジの遠位セクション中の開口を通って延在する。駆動軸カートリッジは、駆動軸歯車が駆動軸の近端に固定して装着される歯車係合アセンブリを含む。装置のある実施形態は、柄の遠位セクションと駆動軸カートリッジの遠位セクションとを互いに着脱可能に接続するための1つ以上のコネクタを含む。1つ以上のコネクタのある実施形態は相補の第1および第2のセクションを含み、各々のコネクタの第1のセクションは柄の遠位セクションと一体に形成され、各々のコネクタの相補の第2のセクションは駆動軸カートリッジの遠位セクションと一体に形成される。装置は、歯車係合アセンブリ、原動機担持体、および柄の中間セクションの内部のうち少なくとも1つの上に少なくとも1つの整列要素を含む。少なくとも1つの整列要素は、歯車係合アセンブリが中間セクションの内部の中に延ばされかつ原動機に近接して位置決めされると少なくとも原動機歯車と駆動軸歯車とを互いに整列させるように構成される。装置はさらに、原動機歯車と駆動軸歯車とが互いに整列されると、原動機および駆動軸の一方の回転移動が他方において回転移動を誘導するように原動機歯車と駆動軸歯車とを取外し可能に噛合わせるように構成される少なくとも1つの付勢要素を含む。
回転アテローム切除装置の別の実施形態は、近位セクションと、柄の遠端中の開口から近位に延在するチャネルを有する遠位セクションと、近位セクションと遠位セクションとの間に延在する谷部を有する細長い中間セクションとを有する柄を含む。装置はさらに、原動機を有する原動機担持体と、原動機の軸に固定して装着される原動機歯車とを含む。原動機担持体は中間セクションの谷部内に配設される。装置のある実施形態は、近位セクションと遠位セクションとを有する交換可能駆動軸カートリッジと、近位セクションと遠位セクションとの間に延在する中間セクション中のスロットと、近端および遠端を有する駆動軸とを含む。駆動軸は、駆動軸カートリッジの遠位セクション中の開口を通って延在する。駆動軸カートリッジは、駆動軸歯車が駆動軸の近端に固定して装着される歯車係合アセンブリと、少なくともその一部がスロットを通って延在しかつその長手方向の変位が駆動軸カートリッジの長手方向の変位を誘導するように駆動軸カートリッジに動作結合される制御ノブとを含む。制御ノブは、制御ノブの長手方向の変位を許すための係止解除状態および制御ノブの長手方向の変位を抑制するための係止状態に動作されることができる。装置のある実施形態は、柄と駆動軸カートリッジとを互いに着脱可能に接続するための1つ以上のコネクタを含む。1つ以上のコネクタのある実施形態は相補の第1および第2のセクションを含み、第1のセクションは柄と一体に形成され、相補の第2のセクションは駆動軸カートリッジと一体に形成される。柄と駆動軸カートリッジとは、原動機担持体と歯車係合アセンブリとを並設しかつ柄および駆動軸カートリッジを反対方向に同時に変位させることによって原動機歯車と駆動軸歯車とを取外し可能に噛合わせることによって着脱可能に接続される。
回転アテローム切除装置のまた別の実施形態は、近位セクションと、谷部を有する遠位セクションと、近位セクションと遠位セクションとの間の細長い中空の中間セクションとを有する柄を含む。中間セクションは、その内部と谷部との間の開口とスロットとを含む。装置はさらに、原動機を有する原動機担持体と、原動機の軸に固定して装着される原動機歯車とを含む。ある実施形態では、原動機担持体は中間セクションの内部内に配設される。装置のある実施形態は、その少なくとも一部がスロットを通って延在しかつその長手方向の変位が原動機担持体の長手方向の変位を誘導するように原動機担持体に動作結合される制御ノブを含む。制御ノブは、制御ノブの長手方向の変位を許すための係止解除状態および制御ノブの長手方向の変位を抑制するための係止状態に動作されることができる。装置はさらに、近位セクションおよび遠位セクションを有する交換可能駆動軸カートリッジと、近端および遠端を有する駆動軸とを含む。駆動軸は駆動軸カートリッジの遠位セクション中の開口を通って延在する。駆動軸カートリッジは、駆動軸歯車が駆動軸の近端に固定して装着される歯車係合アセンブリと、柄と駆動軸カートリッジとを互いに取外し可能に接続するための1つ以上のコネクタとを含み、1つ以上のコネクタの各々は相補の第1および第2のセクションを含み、第1のセクションは柄と一体に形成され、相補の第2のセクションは駆動軸カートリッジと一体に形成される。柄と駆動軸カートリッジとは、開口を通して少なくとも歯車係合アセンブリを柄の中間セクションに挿入し、原動機担持体と歯車係合アセンブリとを並設することによって原動機歯車と駆動軸歯車とを取外し可能に噛合わせ、かつ柄および駆動軸カートリッジを反対方向に変位させることによって、着脱可能に接続される。
回転アテローム切除装置の別の実施形態は、近位セクションと、遠位セクションと、近位セクションと遠位セクションとの間の細長い中空の中間セクションとを有する柄を含む。中間セクションは、その内部にアクセスするための扉と、内部と遠位セクションとの間の開口と、スロットとを含む。装置はさらに、原動機を有する原動機担持体と原動機の軸に固定して装着される原動機歯車とを含む。ある実施形態では、原動機担持体は中間セクションの内部内に配設される。装置のある実施形態は、その少なくとも一部がスロットを通って延在しかつその長手方向の変位が原動機担持体の長手方向の変位を誘導するように原動機担持体に動作結合される制御ノブを含む。制御ノブのある実施形態は、制御ノブの長手方向の変位を許すための係止解除状態および制御ノブの長手方向の変位を抑制するための係止状態に動作されることができる。装置はさらに、近端と遠端との間に駆動軸カートリッジの遠位セクション中の開口を通って延在する駆動軸を有する交換可能駆動軸カートリッジを含む。駆動軸カートリッジは、駆動軸歯車が駆動軸の近端に固定して装着される歯車係合アセンブリを含む。装置のある実施形態は、原動機担持体と歯車係合アセンブリとを取外し可能にかつ回動するように互いに接続しかつ少なくとも原動機歯車と駆動軸歯車とを互いに整列させるための第1のコネクタを含む。第1のコネクタのある実施形態は相補の第1および第2のセクションを含み、第1のセクションは原動機担持体と一体に形成され、第2のセクションは歯車係合アセンブリと一体に形成される。装置はさらに、柄と駆動軸カートリッジとを互いに着脱可能に接続するための第2のコネクタを含み、第2のコネクタを用いて柄と駆動軸カートリッジとを着脱可能に接続すると、原動機および駆動軸の一方の回転移動が他方における回転移動を誘導するように原動機歯車と駆動軸歯車とを取外し可能に噛合わせる。
回転アテローム切除装置のまた別の実施形態は、近位セクションと、柄の遠端中の開口から近位に延在するチャネルを有する遠位セクションと、近位セクションと遠位セクションとの間の細長い中空の中間セクションとを有する柄を含む。中間セクションは、その内部と遠位セクション中のチャネルとの間の開口とスロットとを含む。装置の実施形態は、原動機を有する原動機担持体と、原動機の軸に固定して装着される原動機歯車とを含む。ある実施形態では、原動機担持体は中間セクションの内部内に配設される。装置のある実施形態は、その少なくとも一部がスロットを通って延在しかつその長手方向の変位が原動機担持体の長手方向の変位を誘導するように原動機担持体に動作結合される制御ノブを含む。ある実施形態では、制御ノブは、制御ノブの長手方向の変位を許すための係止解除状態および制御ノブの長手方向の変位を抑制するための係止状態に動作されることができる。装置の実施形態はさらに、近位セクションおよび遠位セクションを有する交換可能駆動軸カートリッジと、近端と遠端との間に延在する駆動軸とを含む。駆動軸は、駆動軸カートリッジの遠位セクション中の開口を通って延在する。駆動軸カートリッジは、駆動軸歯車が駆動軸の近端に固定して装着される歯車係合アセンブリを含む。装置のある実施形態は、柄と駆動軸カートリッジとを互いに着脱可能にかつ回動するように接続するための第1のコネクタと、柄と駆動軸カートリッジとを互いに着脱可能に接続するための第2のコネクタとを含む。
装置のある実施形態では、第1のコネクタは、相補の第1および第2のセクションを有する回動コネクタであり、第1のセクションは柄の遠位セクションと一体に形成され、相補の第2のセクションは駆動軸カートリッジと一体に形成される。ある実施形態では、第2のコネクタは相補の第1および第2のセクションを含み、第1のセクションは柄と一体に形成され、第2のセクションは駆動軸カートリッジの近位セクションと一体に形成される。第2のコネクタを用いて柄と駆動軸カートリッジとを着脱可能に接続すると、原動機および駆動軸の一方の回転移動が他方における回転移動を誘導するように原動機歯車と駆動軸歯車とを取外し可能に噛合わせる。
装置のある実施形態では、第1のコネクタは相補の第1および第2のセクションを有する回動コネクタであり、第1のセクションは柄と一体に形成され、第2のセクションは駆動軸カートリッジの近位セクションと一体に形成される。ある実施形態では、第2のコネクタは相補の第1および第2のセクションを含み、第1のセクションは柄の遠位セクションと一体に形成され、第2のセクションは駆動軸カートリッジと一体に形成される。柄と駆動軸カートリッジとが第1のコネクタを用いて着脱可能にかつ回動するように接続されると、少なくとも原動機歯車と駆動軸歯車とが互いに整列される。第2のコネクタを用いて柄と駆動軸カートリッジとを着脱可能に接続すると、原動機および駆動軸の一方の回転移動が他方における回転移動を誘導するように原動機歯車と駆動軸歯車とを取外し可能に噛合わせる。
回転アテローム切除装置の実施形態の斜視図である。 負荷がかかっていない状態の図1Aの装置を示す図である。 図1Aの装置の長手方向断面図である。 図1Aの装置のための交換可能駆動軸カートリッジの実施形態の斜視図である。 伸縮させた状態の駆動軸を示す図1Dの駆動軸カートリッジの斜視図である。 図1Dの駆動軸カートリッジの遠位セクションの少なくとも一部の長手方向断面図である。 図1Bの負荷がかかっていない装置内の原動機担持体の実施形態の詳細な長手方向断面図である。 図1Dの交換可能駆動軸カートリッジが装着された図2Aの原動機担持体の詳細長手方向断面図である。 図1Dの交換可能駆動軸カートリッジの近位セクションの詳細斜視図である。 噛合っていない状態の原動機担持体および歯車係合アセンブリの実施形態を示す長手方向断面図である。 噛合っていない状態の図3Aの原動機担持体および歯車係合アセンブリを示す長手方向断面図である。 回転アテローム切除装置の別の実施形態のための交換可能駆動軸カートリッジの実施形態の遠位セクションの斜視図である。 図4Aの遠位セクションの一部の断面図である。 図4Aの遠位セクションに着脱可能に接続するように構成される柄の斜視図である。 図4Cの柄の遠位セクションの上面図である。 分解した状態の回転アテローム切除装置の別の実施形態の斜視図である。 分解した状態の回転アテローム切除装置のまた別の実施形態の斜視図である。 回転アテローム切除装置の実施形態の斜視図である。 図7Aの装置の原動機担持体および交換可能駆動軸カートリッジのための回動コネクタの実施形態を示す側面図である。 回転アテローム切除装置の別の実施形態の側面図である。 回転アテローム切除装置のまた別の実施形態の側面図である。 アテローム切除手順を行なうためのシステムの実施形態のブロック図である。 原動機担持体の実施形態の一部の断面斜視図である。 駆動軸カートリッジの実施形態の一部の斜視図である。
発明の詳細な説明
添付の図に示されるさまざまな実施形態の以下の詳細な説明では、同様の参照符号を用いて同様の構成要素および要素を同定する。
図1Aおよび図1Bはそれぞれ、「負荷がかかった」および「負荷がかかっていない」状態の回転アテローム切除装置100の実施形態の斜視図であり、図1Cは「負荷がかかった」状態の装置100の長手方向断面図である。装置100は、互いに着脱可能に接続可能な柄102と交換可能駆動軸カートリッジ104とを含む。装置100は、柄102と駆動軸カートリッジ104とが互いに接続されるときに「負荷がかかった」状態であると考えられ、柄102と駆動軸カートリッジ104とが互いから分離されるときには「負荷がかかっていない」状態であると考えられる。装置100は作業者が同じ柄102を用いて異なる駆動軸カートリッジを用いることができるように構成されるので、駆動軸カートリッジ104は「交換可能」と参照される。
ある実施形態では、柄102は、近位セクション106と、遠位セクション108と、近位セクション106と遠位セクション108との間に延在する細長い中空の中間セクション110とを含む。ある実施形態では、遠位セクション108は、柄102の遠端116中の開口114から近位に延在するチャネル112を含む。チャネル112および開口114は、駆動軸カートリッジ104の少なくとも一部がその中を通るように構成される。中間セクション110は、中間セクション110の長手方向に延在する内部120と遠位セクション108中のチャネル112との間の開口118を含む。開口118は、駆動軸カートリッジ104の少なくとも一部がその中を通るようにも構成される。中間セクション110は、内部120中に延在する長手方向に延在するスロット122をさらに含む。
内部120は、原動機担持体124の収容およびその中での長手方向の変位のために構成される。図2Aおよび図2Bを参照してどこかでさらに説明されるように、原動機担持体124は、原動機歯車128が原動機126の軸130に固定して装着される原動機126を含む。ある実施形態では、原動機126は、液体および圧縮気体などの流体を含むさまざまな手段を用いて動作可能なタービンである。他の実施形態では、原動機126は、交流(AC)源および直流(DC)源を含むさまざまな電源を用いて動作可能な電気モータである。
装置100は、スロット122を通って延在しかつ原動機担持体124に動作結合される部分134を有する少なくとも1つの制御ノブ132をさらに含む。これに応じて、矢印136で示されるような制御ノブ132の長手方向の変位は、原動機担持体124およびそれとともに含まれる原動機126の長手方向の変位を誘導する。ある実施形態では、中間セクション110内での原動機担持体124の位置は、制御ノブ132を用いて必要に応じて固定可能または係止可能である。たとえば、制御ノブ132は、制御ノブ132およびそれに結合される原動機担持体124の長手方向の変位を抑制するための係止状態に動作されることができる。制御ノブ132およびそれに結合される原動機担持体124の長手方向の変位は、制御ノブ132を係止解除状態に動作することによって可能になり得るまたは許され得る。ある実施形態では、係止状態および係止解除状態は、制御ノブ132を回転させることによって達成される。代替的な実施形態では、制御ノブ132は、記載の機能性を与えるための異なる態様で動作されることができる。他の実施形態では、原動機担持体124の位置を固定するまたは係止するための代替的な構成を含むことができ、制御ノブ132または何らかの他の手段を原動機担持体124の長手方向の変位のために用いる。当業者に明らかになり得るようなすべての代替例が本開示の範囲内に入ると考えられる。
図1Dは、交換可能駆動軸カートリッジ104の実施形態の斜視図である。示されるように、交換可能駆動軸カートリッジ104は、近位セクション138と、遠位セクション140と、駆動軸142と、歯車係合アセンブリ144とを含む。駆動軸142は、近端および遠端を含み、遠位セクション140中の開口146を通って延在する。ある実施形態では、開口146は駆動軸カートリッジ104の遠端を通る。しかしながら、これは要件とされているわけでも必要なわけでもない。たとえば、代替的な実施形態では、駆動軸142は、遠位セクション140の側の開口を通って延在することができる。歯車係合アセンブリ144は、駆動軸歯車148を回転させることによって駆動軸142が回転するように駆動軸142の近端に固定して装着される駆動軸歯車148を含む。
ある実施形態では、原動機歯車128と駆動軸歯車154とを取外し可能に噛合わせる(または係合させる)ことができる。そのため、歯車同士が噛合うと、原動機126を動作させることによって、原動機歯車128、駆動軸歯車148、および駆動軸142における回転移動が誘導される。駆動軸142の回転移動は、原動機歯車128と駆動軸歯車148とを噛合い解除(または係合解除)すること、および/または原動機126を停止させることによって停止することができる。当業者には明らかなように、駆動軸142の回転速度は、少なくとも部分的に、原動機歯車128に対する駆動軸歯車148の歯車比および原動機126の回転速度によって決まる。ある実施形態では、原動機歯車128と駆動軸歯車148とは、径が同じでありかつ歯の数が同じである点で実質的に同様である。そのような実施形態では、原動機歯車128と駆動軸歯車148とは回転速度が実質的に同様である。他の実施形態では、原動機歯車128および駆動軸歯車148は、2つの噛合った歯車のうち一方が他方よりもより速くまたはより遅く回転するように回転速度が異なり得る。当業者には明らかなように、これは、2つの歯車のうち一方の径を小さくするおよび一方の歯の数を他方に対して増やすことによって、達成可能である。実施形態は原動機歯車128を1つだけおよび駆動軸歯車142を1つだけ記載し示すが、歯車のそのような配置および量を限定的と考えるべきではない。たとえば、示されないが、装置100のある実施形態は、1つ以上の付加的な歯車が1つの原動機歯車128および1つの駆動軸歯車148と噛合わされるギヤボックスを含んでもよい。
ある実施形態では、原動機126および駆動軸142は、原動機126と駆動軸142とを互いに係合させることおよび互いから係合解除することの両方を行なうことができる機構に回転可能に結合される。非限定的例示的実施形態では、その機構は、磁気クラッチを含むクラッチ機構である。
装置100を用いるためには、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合うように柄102と駆動軸カートリッジ104とを互いに接続することによってこれに「負荷をかけ」なければならない。ある実施形態では、これは、少なくとも歯車係合アセンブリ144を柄102に挿入し、かつこれを原動機担持体124と並設することによって達成される。
チャネル112ならびに開口114および118は、少なくとも歯車係合アセンブリ144がその中を通るように構成される。歯車係合アセンブリ144は開口114の中に挿入され、チャネル112および開口118を通して中間セクション110の内部120の中に前進される。その後、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが互いに整列されるまで、原動機担持体124および歯車係合アセンブリ144を、互いに向けて、組合せてまたは個別に一方を他方に向けて、前進させる。ある実施形態では、歯車係合アセンブリ144が開口118を通って前進される前に、開口118に向けて原動機担持体124を変位させ、制御ノブ132をその係止状態に動作することによって原動機担持体124をそこに保持する。その後、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが互いに整列されるまで、開口118を通して歯車係合アセンブリ144を前進させる。
原動機歯車128と駆動軸歯車148との整列を確実にするために、装置100のある実施形態は、少なくとも歯車係合アセンブリ144を導くための少なくとも1つの整列要素を含む。装置100のある実施形態では、チャネル112、開口114および118、内部120、原動機担持体124、ならびに歯車係合アセンブリ144のうち1つ以上の中に整列要素の少なくとも一部が設けられる。装置100のある実施形態では、整列要素は少なくとも第1および第2の相補セクションを含むことができ、第1のセクションは歯車係合アセンブリ144上に配設され、第2のセクションは、チャネル112、開口114および118、内部120、ならびに原動機担持体124のうち任意の1つ以上の上に配設される。たとえば、整列要素は実矧ぎ構成を含んでもよく、第1のセクション、すなわち実は、歯車係合アセンブリ144の上に配設され、第2のセクション、すなわち矧ぎは、チャネル112、開口114および118、内部120、ならびに原動機担持体124のうち1つ以上の上に連続してまたは組合せ式に(たとえば区分けされて)配設される。当然ながら、実および矧ぎが配設される装置100の構成要素または要素を逆にすることができる。整列要素が第1およびセクションの両方を含むことが必ずしも必要であるまたは要件であるわけではないことを認めるべきである。ある実施形態では、装置100の構成要素および/または要素は、整列要素のセクションが1つだけ要件とされるように構成可能である。整列要素のいくつかの非限定的例は、1つ以上の傾斜部、リブ、レール、およびチャネルを含む。当業者には明らかになり得るような整列要素のすべての代替的な構成が本開示の範囲内に入ると考えられる。
第1および第2の相補セクションを有する整列要素の非限定的例示的実施形態を図2A−図2Cに示す。図2Aは、歯車係合アセンブリ144が装着されていない原動機担持体124の状態を示す詳細断面図であり、図2Bは、歯車係合アセンブリ144が装着された原動機担持体124の状態を示す詳細断面図であり、図2Cは、駆動軸カートリッジ104の近位セクション138の接近斜視図である。示される実施形態では、整列要素は第1および第2のセクションを含む。原動機担持体124の上に配設される第1のセクションは少なくとも部分的に挿入チャネル150によって規定される。ある実施形態では、挿入チャネル150は少なくとも部分的にそれぞれ第1および第2のガイド152および154によって規定される。ある実施形態では、第2のガイド154は、第2のガイド154の遠端から近端へと厚みが増大する傾斜平面によって少なくとも部分的に規定される。図2Cに示される整列要素の第2のセクションは、駆動軸担持体104の少なくとも近位セクション138上に配設される。示される実施形態では、第2のセクションは少なくとも部分的に第1および第2のガイド152および154の一方または両方に摺動可能に係合するように構成される1つ以上の窪み156,158によって規定される。
ある実施形態では、装置100は、歯車が噛合うと原動機126および駆動軸142の一方の回転移動が他方における回転移動を誘導するように、整列された原動機歯車128と駆動軸歯車154とを噛合わせるための少なくとも1つの付勢要素を含む。ある実施形態では、少なくとも1つの付勢要素は、歯車126と142とが整列されたときに駆動軸歯車142が位置決めされる場所に向けて、少なくとも原動機歯車126を変位させる。他の実施形態では、少なくとも1つの付勢要素は、歯車126と142とが整列されると原動機歯車126が位置決めされる場所に向けて少なくとも駆動軸歯車142を変位させる。代替的な実施形態では、装置100は、歯車126と142とが整列されたときに原動機歯車126と駆動軸歯車142との両方を互いに向けて変位させるように構成される1つ以上の付勢要素を含むことができる。付勢要素の非限定的例は、圧縮ばね、つる巻きばね、板ばね、ならびに他の好適な構成要素および/または材料を含む。
図2Aおよび図2Bは、少なくとも原動機歯車128を駆動軸歯車148に向けて付勢するように構成されるばね160付勢要素を有する装置100の非限定的例示的実施形態を示す。装置100が負荷をかけられていない、および/または原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とが並設されていない場合、ばね160は、装置100が負荷をかけられたときに歯車128と148とが整列されると駆動軸歯車148が位置決めされる場所に向けて少なくとも原動機歯車128を押す。整列要素は、装置100に負荷をかけるときに歯車係合アセンブリ144および原動機担持体124が互いに向けて前進されるにつれてのこれらの横揺れ、縦揺れ、および偏揺れを抑制するまたは最小限にするように構成される。歯車係合アセンブリ144の前縁が挿入チャネル150に入って原動機歯車128と駆動軸歯車148とが互いに向けて前進すると、第2のガイド154の傾斜平面は、原動機担持体124の近位セクションおよび少なくとも原動機歯車128を、前進する駆動軸歯車148とは離れる方向に移動させる。原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とが適切に並設されると、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが整列され、歯車128と148とがばね160からの付勢力によって噛合う。図2Aおよび図2Bを参照すると、ばね160は1つしか示されず記載されないが、1つよりも多くのばねを用いて、要件とされる機能性を提供することができることが容易に明らかであるべきである。これに応じて、すべてのそのような代替例が本開示の範囲内に入ると考えられる。
ある実施形態では、原動機担持体124は1つ以上の整列ピン162を含み、歯車係合アセンブリ144は、1つ以上の整列ピン162を受けるように構成される1つ以上の対応して整列されるアパーチャを含む。1つ以上の整列ピン162および1つ以上のアパーチャは、原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とが適正に並設されると、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが必要に応じて整列されるようにかつ1つ以上の整列ピン162と対応のアパーチャとが係合するように構成されかつ位置される。これに応じて、原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144との一層の相対的な変位が抑制され、歯車128と148との整列が維持される。1つ以上の付勢要素からのばね力により、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合う。
ある実施形態では、駆動軸カートリッジ104は、柄102および原動機担持体124の少なくとも一方の上の解放可能な係止特徴に係合する解放可能係止特徴を含む。ある実施形態では、原動機担持体124の近端にまたはその近くに自己解除係止機構204が設けられる。示される実施形態では、自己解除係止機構204は原動機歯車128の近位に位置決めされる。ある実施形態では、駆動軸カートリッジ104の近位セクション138の少なくとも一部が自己解除係止機構204に係合される。ある実施形態では、柄102も、チャネル208内に自己解除係止機構206を有する。ある実施形態では、1つ以上の自己解除係止機構204および206は、原動機担持体124が駆動軸カートリッジ104に接続されていない間は原動機担持体124の変位または移動を抑制するように構成される。装置100に「負荷がかけられ」かつ原動機歯車138と駆動軸歯車148とが噛合うと、1つ以上の自己解除係止機構204および206が係合解除される。
図1Bは、整列要素としても用いてもよい細長い付勢要素164の代替的な実施形態を示す。付勢要素164は、歯車係合アセンブリ144から遠位の場所で固定してもしくは着脱可能に装着されるか、またはこれと一体に形成される遠端を含む。ある実施形態では、付勢要素164は近位に延在し、外部力が全くなければその近端166が歯車係合アセンブリ144から離れて延在するように構成される。適切な力が付勢要素164の少なくとも一部に加えられると、近端166は矢印168が示す方向に歯車係合アセンブリ144に向けて変位され、ばね力が付勢要素164に蓄積される。次に、加えられた力が除去されると、蓄えられたばね力は、矢印168が示すのとは反対の方向に歯車係合アセンブリ144から離れるように近端166を付勢する。
加えて、ある実施形態では、付勢要素164は、整列要素の第1のセクションとして構成されることができ、柄102の少なくとも一部上に整列要素の第2のセクションを配設することができる。第2のセクションは、付勢要素164に摺動可能に係合するように構成される溝または同様の構造であり得る。ある実施形態では、第2の要素は、原動機担持体124の上に配設、たとえばこれと一体に形成される。加えてまたは代替的に、原動機担持体124から遠位の柄102の少なくとも一部は、整列要素の第2のセクションを含むことができる。たとえば、第2のセクションを、柄102の遠端116中の開口114、開口114から近位に延在するチャネル112の一部またはその全体、中間セクション110中の開口118、および開口118の近位の内部120の少なくとも一部のうち少なくとも1つ以上の上に配設することができる。
ある実施形態では、整列要素の第2のセクションは、付勢要素164の近端166を取外し可能に受け、かつ柄102内で近位方向への駆動軸カートリッジ104の一層の変位を抑制するように構成される窪み170を含むことができる。特に、柄102内での近位方向への歯車係合アセンブリ144の変位が抑制される。これに応じて、近端166および窪み170は、近端166が窪み170内で取外し可能に受けられるときに原動機歯車128と駆動軸歯車148とが整列されるように相補の構成を有しなければならないことが容易に明らかであるべきである。装置100に負荷をかけるためには、近端166と歯車係合アセンブリ144とが互いに向けて変位され、両者は次に、開口114を通して柄102の中に挿入される。歯車係合アセンブリ144および原動機担持体124は、付勢要素164の近端166が窪み170内で取外し可能に受けられるまで、互いに向けて変位される。原動機歯車128と駆動軸歯車148とは互いに整列され、付勢要素164内に蓄えられるばね力は歯車128と148とを噛合わせる。
装置100のある実施形態は、交換可能駆動軸カートリッジ104を柄102から取外せるように、噛合った歯車126と142とを分離させる、たとえば噛合い解除するための1つ以上の解除機構を含むことができる。装置100の他の実施形態では、柄102、駆動軸カートリッジ104、および整列要素のうち1つ以上は、柄102および駆動軸カートリッジ104の互いから離れるような変位が、並設された原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とを分離し、かつ噛合った歯車126と142とをも分離する、たとえば噛合い解除する、ように構成可能である。
図3Aおよび図3Bは、装置100の実施形態において原動機歯車128と駆動軸歯車148とを互いに噛合わせるための実施形態の部分側面図である。どこかに記載したように、本明細書中に開示される装置の実施形態、たとえば装置100、は、少なくとも部分的に細長い中空の中間セクションによって規定される柄を含む。図3Aは、柄、たとえば柄102の細長い中空の中間セクションの実施形態内の内部302の一部を示す。内部120と同様に、内部302は、歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306の収容ならびにこれらの線形の変位のために構成される。いくつかの点で、歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306の実施形態はそれぞれ、装置100を参照してどこかに記載された歯車係合アセンブリ144および原動機担持体124と実質的に同様である。そのため、歯車係合アセンブリ304は、それから遠位に延在する駆動軸の近端に固定して装着される駆動軸歯車308を含む。そして、原動機担持体306は、原動機歯車312がその軸314に固定して装着される原動機310を含む。
示されるように、内部302は、その少なくとも一部を通って延在するガイドレール316を含む。ある実施形態では、ガイドレール316は、内部302を少なくとも第1のセクション318および第2のセクション320に分割する。示されるように、第1のセクション318は、駆動軸歯車308と原動機歯車312とが互いに整列されるが噛合っていない間は歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306を収容するように構成される。第2のセクション320は、駆動軸歯車308と原動機歯車312とが噛合った後は歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306を収容するように構成される。ガイドレール316は、第1のセクション318と第2のセクション320との間に延在する遷移セクション322をさらに含む。ある実施形態では、遷移セクション322は、歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306が、単一でまたは組合されて、第1のセクション318から第2のセクション320の中へと変位される間に少なくとも整列された駆動軸歯車308と原動機歯車312とを互いに向けて前進させるように構成される。明らかになるように、したがって、遷移セクション322は、整列された駆動軸歯車308と原動機歯車312とが第1のセクション318から第2のセクション320の中へと変位されるとこれらを噛合わせるように構成される。示される実施形態では、歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306がともに第1のセクション318から第2のセクション320の中へと変位される間、遷移セクション322は、少なくとも原動機歯車312が駆動軸歯車308に向けて変位されかつこれに噛合わされるように原動機担持体306を回動点324の周りで回動させる。ある実施形態では、歯車係合アセンブリ304および原動機担持体306の第2のセクション320から第1のセクション318への変位を逆にすることによって、駆動軸歯車308と原動機歯車312とが互いから噛合い解除される。歯車係合アセンブリ304がその構成要素である駆動軸カートリッジを柄から取外し、歯車係合アセンブリ304と実質的に同様の歯車係合アセンブリを有する異なるまたは別の同様の駆動軸カートリッジと置き換えることができる。
図3Aに示される実施形態の第1のセクション318には、駆動軸歯車308と原動機歯車312とが互いから分離されていて互いに噛合わないように回動点324の周りで傾けられる原動機担持体306が示される。ある実施形態では、原動機担持体306の示される傾きは重力によるものであり得る。示されないが、他の実施形態は、示されるように原動機担持体306を傾けるように構成される1つ以上の付勢要素を含むことができる。非限定的例示的付勢要素は、つる巻きばね、板ばね、およびそれらの「正常な」状態から変位されるとばね力を蓄えるように構成される同様の構成要素を含む。たとえば、各々がその「正常な」状態として圧縮状態を有する1つ以上のつる巻きばねを設けてもよく、これにより、第1のセクション318で原動機担持体306が図3Aに示されるように傾けられる。図3Bに示されるように歯車係合アセンブリ304とともに第2のセクション320の中へと原動機担持体306を変位させることによって1つ以上のばねが「伸び」、その中にばね力を蓄える。第2のセクション320から第1のセクション318中へと歯車係合アセンブリ304とともに原動機担持体306がその後変位することにより、ばね力が「解放」され、これにより原動機担持体306が図3Aに示されるように傾き、駆動軸歯車308と原動機歯車312とが互いから噛合い解除される、すなわち分離される。
装置100を用いるためには、使用の際に原動機歯車128と駆動軸歯車148とが柄102内で互いに噛合ったままになるように、柄102の遠位セクション108と駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140とを互いに結合する必要がある。その目的のため、装置100の実施形態は、柄102と駆動軸カートリッジ104とを互いに係合させかつ互いから分離しまたは係合解除するように構成される1つ以上のコネクタおよび関連の解除機構をそれぞれ含んでもよい。手順の間に駆動軸カートリッジ104を置き換えることが望ましいまたは必要であることがあるので、述べられるように、そのような結合は解除可能である必要がある。これに応じて、1つ以上のコネクタのある実施形態は、柄102の遠位セクション108および駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140と一体にそれぞれ形成可能な相補の第1および第2のセクションを含む。第1および第2のセクションは互いに着脱可能に結合されるように構成される。その上に第1および第2のセクションが形成される構成要素は、要件とされる機能性に影響を及ぼすことがなければ逆にされ得ることが当業者には容易に明らかであろう。換言すると、第1のセクションが駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140と一体に形成されて第2のセクションが柄102の遠位セクション108と一体に形成されても、コネクタの機能性は変わらない。
図1Aおよび図1Bは、装置100が使用されている間は柄102と駆動軸カートリッジ104とを互いに接続されたままにするように構成されるコネクタの実施形態を示す。コネクタは、駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140と一体に形成されるタブ付きコネクタ172と、柄102の遠位セクション108と一体に形成される1つ以上の相補穴176とを含む。タブ付きコネクタ172は1つ以上のタブ174を含み、その各々は、遠位セクション108中の相補穴176に着脱可能に係合する。装置100に「負荷がかけられる」、すなわち遠位セクション108と140とが互いに当接すると、タブ付きコネクタ172は、手順の間に装置100が使用されている間、柄102と駆動軸カートリッジ104との分離を防止する。装置100の「負荷を除去する」、すなわち柄102と駆動軸カートリッジ104とを互いから分離するために矢印178が示す方向にタブ174に圧力を加え、遠位セクション108と140とを互いから離れるように変位させることによって遠位セクション108と140とを互いから係合解除することができる。
ある実施形態では、交換可能駆動軸カートリッジ104に負荷がかけられて原動機歯車128と駆動軸歯車148とが適正に互いに噛合わされかつ係合されるときに、駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140と柄102の遠端116との間に隙間ができることがある。ある実施形態では、柄102の遠端116と駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140とを互いに着脱可能に接続するための1つ以上のコネクタは、封止結合をその間に作り出すための封止機構を含むことができる。
1つ以上のコネクタおよび関連の解除機構の代替的な例示的な実施形態は、スナップ式コネクタ、実矧ぎコネクタ、レール、回転可能コネクタ、バヨネットマウント、およびリブを含む。たとえば、非限定的例示的実施形態では、封止機構(すなわち1つ以上のコネクタ)は、並設後の反対方向への柄102および/または駆動軸カートリッジ104の回転変位が柄102と駆動軸カートリッジ104とを互いに接続するまたは互いから切離すバヨネットマウントであり得る。
ある実施形態では、柄102と駆動軸カートリッジ104とを互いに着脱可能に接続するための1つ以上のコネクタは、シールとして機能するようにも構成される。たとえば、1つ以上のコネクタは、それを通る一切の流体の流れを抑制する流体シールも形成することができる。
当業者には明らかになり得るような1つ以上の解除機構の他の実施形態が本開示の範囲内に入ると考えられる。
図1A−図1Cに示されるように、装置100は、柄102の近位セクション106中にガイドワイヤクランプまたはブレーキ180を含む。ガイドワイヤクランプまたはブレーキ180を係合することにより、装置100のユーザは、装置100を通って延在するガイドワイヤ182の挿入または引抜きを止められるようになる。ガイドワイヤクランプまたはブレーキ180がその係合解除状態に動作されると、次にガイドワイヤ182を挿入するまたは引抜くことができる。
ある実施形態では、柄102の近位セクション106は、少なくとも1つの制御パネル184を含み、これを通してユーザは、装置100の動作をモニタするおよび/または制御することができる。少なくとも1つの制御パネル184のある実施形態は、装置100のユーザが、駆動軸142の回転速度に影響を及ぼす原動機126を起動させ、停止させ、その回転速度を変化させ、かつそれをモニタできるようにする。少なくとも1つの制御パネル184のある実施形態は、装置100のユーザが、塩水の流れをモニタおよび/または制御できるようにする。装置100のある実施形態は、患者の脈管構造の中に延在する1つ以上の光ファイバケーブルを含んでもよい。装置100のそのような実施形態では、少なくとも1つの制御パネル184は、脈管構造の内部の視覚表示、たとえば画像、を表示するように構成されてもよい。装置100のある実施形態は、装置100を動作させるために柄102と駆動軸カートリッジ104とが必要に応じて適正に結合されているか否かなどの条件を検知するための1つ以上のセンサを含んでもよい。1つ以上のセンサは、脈管構造内の環境条件(たとえば、温度、圧力など)および/または脈管構造の物理的条件(たとえば、厚み、柔軟性など)などのパラメータを検知するための手段も含んでもよい。これに応じて、少なくとも1つの制御パネル184のある実施形態は、検知された条件を表示するように構成されてもよい。少なくとも1つの制御パネル184のある実施形態は、少なくともマイクロプロセッサ、メモリ、表示インターフェイス、入出力ポートまたはインターフェイスなどを含んでもよい。当業者には明らかになり得るような少なくとも1つの制御パネル184のすべての機能性が本開示の範囲内に入ると考えられる。
どこかに記載されたように、装置100のある実施形態は、柄102と駆動軸カートリッジ104とが適正に接続されているか否かを検出するための1つ以上のセンサを含む。より具体的には、1つ以上のセンサは、柄102の遠端116と遠位セクション140の近端とが適正に接続されているか否かを検出するように構成される。装置100を動作させるために必要とされるような適正な接続が検出されなければ、駆動軸142は前進および/または回転を抑制され得る。これは、図1Eに示されるように駆動軸142が伸縮式駆動軸として構成される実施形態にも適用可能である。
装置100のある実施形態では、駆動軸カートリッジ104の遠位セクション140はノーズコーン186を含む。駆動軸142が伸縮式である装置100の実施形態では、ノーズコーン186と駆動軸カートリッジ104とは、互いに着脱可能に装着されるように構成される。図1Fは、ノーズコーン186が近位に延在する構造188を含み、駆動軸カートリッジ104が出力歯車ハイポチューブ190を含む実施形態を示す。示されるように、構造188の近位セクション192およびハイポチューブ190の遠位セクション194は、構造188とハイポチューブ190とを互いに着脱可能に接続するように構成される相補の要素196および198をそれぞれ含む。ある実施形態では、相補の要素196および198はそれぞれ、互いに摺動可能に係合するように構成されるばねで付勢されたタブと窪みとを含む。ある実施形態では、ばねで付勢されたタブは板ばねとして構成される。他の実施形態では、相補の要素196および198はそれぞれ、互いに摺動可能に係合するように構成される、ばねで付勢されるボールおよび凹みを含む。当然ながら、相補の要素196および198の構成を逆にすることができる。さらに、記載されかつ示される実施形態は例示的なものであり、そのため限定的と解釈されるべきではない。ノーズコーン186とハイポチューブ190とを着脱可能に接続するための変形例または代替的実施形態が本開示の範囲内に入ると考えられる。
使用の際、駆動軸142が引っ込んだ状態にあって伸縮していない場合は、構造188とハイポチューブ190とはそれらのそれぞれの近位セクション192および遠位セクション194で互いに接続されるまたは結合される。ある実施形態では、駆動軸142を伸縮させるためには、装置100に「負荷をかけ」なければならない。装置100から「負荷が除去される」と、1つ以上の係止機構(図示せず)は駆動軸142が伸縮されるのを抑制する。装置100に「負荷がかけられる」と、1つ以上の係止機構が係合解除され、ノーズコーン186と柄102とを互いから離れるように反対方向に変位させることによって駆動軸142を伸縮させることができる。
ある実施形態では、構造188およびハイポチューブ190は、遠位セクション194への近位セクション192の挿入を助けるための相補の整列要素を含む。示される実施形態では、ハイポチューブ190は、外向きに広がった遠端200を含み、構造188は、内向きに先細になる近端202を含む。記載の実施形態を限定的と解釈すべきではない。代替的な実施形態では、構造188の近位セクション192の中への挿入またはそこからの引抜きのためにハイポチューブ190の遠位セクション194を構成することができる。
装置100のある実施形態は、塩水貯留部と流体連通する塩水注入口を含む。装置は、注入口からカテーテルの内側管腔へ塩水を輸送するように構成される内部塩水チューブをさらに含んでもよい。そのため、貯留部からの塩水を、回転する駆動軸142と駆動軸142内および/またはその周りに配設される任意の非回転構成要素との間の摩擦を低減するために用いてもよい。貯留部からの塩水を熱転送流体として用いてもよい。
図4Aは、回転アテローム切除装置の別の実施形態の交換可能駆動軸カートリッジの実施形態の遠位セクション402の斜視図である。遠位セクション402は、そこから近位に延在する谷部406と、そこから遠位に延在する管状ノーズコーン408とを有する管状セクション404を含む。管状セクション404のチューブは、その第1の開放端において谷部406に連続しており、第1の開放端とは反対のその第2の開放端でノーズコーン408のチューブの第1の開放端に連続している。ノーズコーン408のチューブの、第1の開放端とは反対の第2の開放端は、遠位セクション402の遠端410中の開口146を規定する。そのため、遠位セクション402は、その近端で駆動軸歯車148に固定して装着されかつ患者の脈管構造の中に挿入されるように構成される遠端を有する駆動軸142がその中を通るように構成される。遠位セクション402はずっとほぼ円形の断面を有するように示されるが、幾何学的形状を要件および/または限定的と考えるべきではない。遠位セクション402全体および/またはその部分の上に延在する代替的な形状が本開示の範囲内に入ると考えられる。
図4Bは、図4Aに示される断面線B−Bを通って延在する平面に沿った谷部406の断面図である。示される実施形態では、谷部406は、対向する壁414および416によって少なくとも部分的に規定されたチャネル412を有するほぼU字状の外形を有する。しかしながら、谷部406のこの特定的な幾何学的形状を要件および/または限定的と考えるべきである。当業者には明らかとなり得るような代替的な構成が本開示の範囲内に入ると考えられる。
少なくともその一部の上に長手方向に延在するフィン418を有する遠位セクション402が示される。図4Aで、フィン418は管状セクション404および谷部406の長さ全体に沿って延在するように示される。しかしながら、フィン418および/または遠位セクション402の外面上のその場所の長手方向の範囲を要件および/または限定的と考えるべきではない。ある実施形態では、フィン418は、管状セクション404および/または谷部406の部分のみに沿って延在する。ある実施形態では、フィン418および/またはその部分は、遠位セクション402の外面上の1つ以上の場所に位置決めされる。当業者には明らかとなり得るようなフィン418のすべての代替的形状、サイズ、場所などが本開示の範囲内に入ると考えられる。
図4Aおよび図1Bを参照して、駆動軸カートリッジのそれぞれの遠位セクション402と140とは実質的に互いと異なることが明らかであるべきである。これに応じて、遠位セクション402および140を有する駆動軸カートリッジが柄との取外し可能な結合のためにそれを通って挿入される柄の遠位セクションも互いと異なる必要もある。図4Cは、図1Bに示される柄102の遠位セクション108とは異なる遠位セクション422を有する柄420の実施形態の斜視図である。いくつかの他の局面では、柄420と102とは実質的に互いと同様である。柄420の遠端424に近接する遠位セクション422の少なくとも一部の上面図を図4Dに示す。
一般的に、駆動軸カートリッジがそれを通って挿入される柄420の遠位セクション422の断面および遠位セクション402の少なくとも管状セクション404の断面は相補であるおよび/または実質的に同様である。図4Dに示されるように、遠位セクション422は、対向するガードレールまたは壁428および430によって少なくとも部分的に規定されるチャネル426を含む。チャネル426ならびに対向するガードレール428および430は、遠端424中の開口432から近位に延在し、駆動軸カートリッジの遠位セクション402の少なくともフィン418、管状セクション404、および谷部406に摺動可能に結合するように構成される。ある実施形態では、チャネル426ならびに対向するガードレール428および430は、遠位セクション402と422とを互いに整列させるように構成される。
ある実施形態では、遠端424およびその近位の遠位セクション422の少なくとも一部は、遠位セクション402のノーズコーン408の少なくとも一部に着脱可能に接続するように構成される。ある実施形態では、装置は、それぞれ相補の第1および第2のセクション434および436がノーズコーン408および遠位セクション422の上に配設され、かつノーズコーン408と遠位セクション422とを接続するおよび切離すように構成される少なくとも1つのコネクタを含む。
装置に「負荷をかける」ために、歯車係合アセンブリ144は、柄の中に開口432を通して挿入され、柄420の中間セクション110中の内部120内に収容される原動機担持体124に着脱可能に接続される。どこかに記載されるように、原動機歯車128と駆動軸歯車148とは、原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とが互いに接続されると噛合う。次に、方向矢印438で示されるように、遠位セクション402の谷部406および管状セクション404は、開口432を通して柄420の遠位セクション422の中に挿入される。柄420の遠位セクション402と少なくとも遠位セクション422とは、コネクタの第1のセクション434と第2のセクション436とが互いを係合するまで互いに向けて反対方向に変位される。示される実施形態では、装置の「負荷を除去」して、たとえば駆動軸カートリッジを変えるまたは置き換えるために、柄420の遠位セクション402および少なくとも遠位セクション422は、矢印440で示される方向に少なくともコネクタの第1のセクション434を同時に押すまたは押圧する間に互いから離れるように反対方向に変位される。同時にまたはその後、歯車係合アセンブリ144と原動機担持体124とが切離され、歯車係合アセンブリ144が開口432を通して柄420から取外される。
図5は、分解した状態の回転アテローム切除装置500の別の実施形態の斜視図である。装置の他の実施形態のものと実質的に同様のまたは同じ装置500の要素および構成要素は同じ参照符号で同定される。装置500は、柄502と交換可能駆動軸カートリッジ504とを含み、柄502と駆動軸カートリッジ504とは、柄502と駆動軸カートリッジ504とを互いに着脱可能に接続するように構成される1つ以上のコネクタを含む。
柄502のある実施形態は、近位セクション106、遠位セクション508、および細長い中間セクション510を含む。遠位セクション508は、柄502の遠端516中の開口514から近位に延在するチャネル512を含む。中間セクション510のある実施形態は、柄502のそれぞれ近位セクション106と遠位セクション508との間に延在する谷部518を含む。谷部518は、その中に配設される原動機担持体520の収容およびその長手方向の変位のために構成される。原動機担持体520は、原動機522と、原動機522の軸に固定して装着される原動機歯車524とを含む。
駆動軸カートリッジ504のある実施形態は、近位セクション526、遠位セクション528、および近位セクション526と遠位セクション528との間にそれぞれ長手方向に延在するスロット532を有する中間セクション530を含む。駆動軸カートリッジは、その少なくとも一部がスロット532を通って延在しかつ歯車係合アセンブリ536に動作結合される少なくとも1つの制御ノブ534をさらに含む。動作上また機能的に、制御ノブ534は、装置100の制御ノブ132と実質的に同様である。特に、スロット532に沿った制御ノブ534の長手方向の変位は、歯車係合アセンブリ536の同様の長手方向の変位を誘導する。制御ノブ132と同様に、制御ノブ534は、係止状態と係止解除状態との間で動作されることができる。歯車係合アセンブリ536は、駆動軸カートリッジ504の遠位セクション528中の開口を通ってそこから遠位に延在する駆動軸の近端に固定して装着される駆動軸歯車538を含む。
装置500を用いるために、柄502と交換可能駆動軸カートリッジ504とを以下のように互いに着脱可能に接続してもよい。制御ノブ534を用いて、歯車係合アセンブリ536を近位に変位させ、これを駆動軸カートリッジ504の近位セクション526に近接しておよび/またはその中に位置決めする。図5に示されるものなどのある実施形態では、歯車係合アセンブリ536は、その一部および/または駆動軸歯車538が近端544を越えて近位に延在するように位置決めされてもよい。また、示されるように、原動機担持体520は、谷部518の遠端546に近接して位置する。原動機歯車524と駆動軸歯車538とは、原動機担持体520と歯車係合アセンブリ536とを並設することによって整列されかつ次に噛合わされる。同時に、柄502および駆動軸カートリッジ504は、近位セクション526の近端544(すなわち駆動軸カートリッジ504)と近位セクション506の遠端542とが着脱可能に結合されるまで、互いに向けて変位される。装置500のある実施形態は、原動機歯車524と駆動軸歯車538との整列を補助するおよび/または維持するための1つ以上の整列要素の相補のセクションを含んでもよい。1つ以上の整列要素の非限定的例示的実施形態は、実矧ぎ、レール、チャネル、およびリブを含む。装置500のある実施形態は、原動機担持体520と歯車係合アセンブリ536とを着脱可能に結合するための1つ以上のコネクタの相補のセクションを含んでもよい。1つ以上のコネクタの非限定的例示的実施形態は、タブ付きコネクタおよびスナップ式コネクタを含む。
装置500の実施形態は、相補の第1および第2のセクションが柄502と駆動軸カートリッジ504とを互いに着脱可能に結合する(または接続する)ように構成される1つ以上のコネクタを含む。コネクタのある実施形態は、柄502の近位セクション506と一体に形成される1つ以上の摺動可能タブ540と、駆動軸カートリッジ504の近位セクション526と一体に形成される相補のタブ受け器(図示せず)とを含む。図5は近位セクション506の遠端542にある摺動可能タブ540を1つだけ示すが、これを限定的と解釈すべきではない。装置500の大部分の実施形態は、その遠端542において近位セクション506と一体に形成される1つ以上の付加的な摺動可能タブを含むことを了解すべきである。たとえば、近位セクション506は、摺動可能タブ540が例示的に配設される側または壁とは反対の側または壁上に摺動可能タブを含んでもよい。加えてまたは代替的に、近位セクション506の遠端542は、制御パネル184が例示的に配設されるのと同じ側または壁上に一体に形成される摺動可能タブを含んでもよい。図5には示されないが、1つ以上の摺動可能タブ540の各々毎に、駆動軸カートリッジ504は、その近端544において近位セクション526と一体に形成される相補のタブ受け器を含むことが容易に明らかであるべきである。当然ながら、1つ以上のコネクタが相補の摺動可能タブ540およびタブ受け器を含むことが必要なわけでも要件であるわけでもない。当業者には明らかになり得るような1つ以上のコネクタの代替的な構成が本開示の範囲内に入ると考えられる。たとえば、1つ以上のコネクタは、スナップ式コネクタおよび実矧ぎコネクタを含んでもよい。
装置500のある実施形態は、第1および第2のセクションが柄502と駆動軸カートリッジ504とを互いに着脱可能に結合する(または接続する)ように構成される1つ以上の代替的なおよび/または付加的なコネクタを含んでもよい。柄502を装置500の下方セクションと考えてもよく、駆動軸カートリッジ504を装置500の上側セクションと考えてもよい。たとえば、図5に示される装置500の実施形態は、柄502の遠位セクション508と一体に形成される第1のセクション546と、駆動軸カートリッジ504の遠位セクション528と一体に形成される相補の第2のセクション(図示せず)とを含む。そのようなコネクタの第1および第2のセクションは、柄502と駆動軸カートリッジ504とのそれぞれ少なくとも遠位セクション508と528とを着脱可能に結合するように構成される。図5に示されるものなどのある実施形態では、柄502と駆動軸カートリッジ504とは、方向矢印548で示されるように互いに向けて変位され、その後、方向矢印550で示されるように、遠位セクション508および528を互いに向けて変位させることによって、着脱可能に結合される。ある実施形態では、装置500の遠位セクションにある(すなわち、遠位セクション508および528中の)コネクタは、スナップコネクタまたはタブコネクタを用いるまたはそれを用いない摺動可能結合のための実矧ぎコネクタなどの整列要素としてさらに構成されてもよい。ある実施形態では、装置500は、その各々の相補の第1および第2のセクションが柄502および駆動軸カートリッジ504の長手方向に延在する対向する側端縁と一体に形成される、付加的なおよび/または代替的な整列要素および/またはコネクタを含んでもよい。たとえば、第1のセクションは、柄502の対向する側端縁552および554と一体に形成されてもよく、相補の第2のセクションはそれぞれ、駆動軸カートリッジ504の対向する側端縁556および示されない側端縁と一体に形成されてもよい。当業者に明らかになり得るような1つ以上のコネクタおよび/または1つ以上の整列要素のすべての代替的構成が本開示の範囲内に入ると考えられる。
図6は、分解された状態の回転アテローム切除装置600のまた別の実施形態の斜視図である。装置の他の実施形態のものと実質的に同様のまたは同じ装置600の要素および構成要素は同じ参照符号で同定される。装置600は、柄602と、交換可能駆動軸カートリッジ604とを含み、柄602および駆動軸カートリッジ604は、柄602と駆動軸カートリッジ604とを互いに着脱可能に接続するように構成される1つ以上のコネクタを含む。柄602は、近位セクション106、遠位セクション606、および近位セクション106と遠位セクション606との間に延在する細長い中空の中間セクション110を含む。中間セクション110は、歯車係合アセンブリ144を受けるように構成される、その内部120と遠位セクション606中の谷部608との間の開口118を含む。駆動軸カートリッジ604は遠位セクション610を含み、遠位セクションの、その遠端612にある開口は、歯車係合アセンブリ144から遠位に延在する駆動軸142がその中を通るように構成される。
柄602と駆動軸カートリッジ604とは、開口118を通して中間セクション110の内部120の中に歯車係合アセンブリ144をまず挿入することによって着脱可能に接続される。装置100を参照してどこかに記載したように、歯車係合アセンブリ144と内部120内の原動機担持体124とは着脱可能に結合される。次に、遠位セクション606および610を並設しかつ柄602および駆動軸カートリッジ604を互いに向けて変位させることによって、柄602と駆動軸カートリッジ604とを着脱可能に接続する。
図6に、各々の相補の第1およびセクションセクションが、柄602と駆動軸カートリッジ604とを着脱可能に接続するように構成される第1および第2のコネクタを有する装置600が示される。第1のコネクタの第1のセクションは、遠位セクション606のそれぞれ対向する側壁ならびに/または端縁618および620と一体に形成される対向するフック614および616として示される。第1のコネクタの相補の第2のセクションは、遠位セクション610のたとえば壁/端縁622などの対向する側壁および/または端縁と一体に形成されるフック614および616用フック受け器(図示せず)を含む。フック受け器は、フック614および616を着脱可能に受けるように構成される。並設された柄602と駆動軸カートリッジ604とが互いに向けて変位されると、フック614および616は、遠位セクション610中のフック受け器中に摺動可能にかつ着脱可能に受けられる。
柄602と駆動軸カートリッジとを着脱可能に接続するための第2のコネクタはタブ付きコネクタである。タブ付きコネクタの第1のセクションは、その近端(または端縁もしくは壁)626において遠位セクション610と一体に形成されるタブ624として示される。第2のコネクタの相補の第2のセクションは、中間セクション110の遠端(または端縁もしくは壁)630において柄602と一体に形成されるタブ受け器628として示される。タブ受け器628は、タブ624の少なくとも一部を摺動可能にかつ着脱可能に受けるように構成される。並設された柄602と駆動軸カートリッジ604とが互いに向けて変位されると、タブ624は、柄602上のタブ受け器によって摺動可能にかつ着脱可能に受けられる。
ある実施形態では、装置600は、柄602と駆動軸カートリッジ604とを互いに着脱可能に接続するための準備においてまたはその間に相補の第1および第2のセクションが遠位セクション606と610とを互いに整列させるように構成される1つ以上の整列要素を含む。ある実施形態では、1つ以上の整列要素は、遠位セクション606および610の側端縁と一体に形成される実矧ぎ要素として構成される。
ある実施形態では、第1および第2のコネクタは、柄602と駆動軸カートリッジ604とを着脱可能に接続するように同時に動作する。ある実施形態では、第1および第2のコネクタの一方は他方の前に動作する。加えてまたは代替的に、第1および第2のコネクタの一方または両方は、柄602および駆動軸カートリッジ604のそれぞれ遠位セクション606および610を整列させるための第1および第2の整列要素として構成されてもよい。
設置された駆動軸カートリッジ604を別のものと置き換えるまたは交換するために、第1および第2のコネクタは、それらのそれぞれの第1および第2のセクションを係合解除するように動作され、柄602と駆動軸カートリッジ604とが互いから離れるように変位される。次に、開口118を通して中間セクション110から歯車係合アセンブリ144を取外す。装置600のある実施形態は、開口118に近接して歯車係合アセンブリ144を保持し、歯車係合アセンブリ144を開口118を通して中間セクション110の内部120の中に挿入する前にそれらを整列させるための支持体632を含む。支持体632は、それが開口118を通して中間セクション110の内部120から取外される際に歯車係合アセンブリ144を保持するようにも用いることができる。支持体632は、柄602と駆動軸カートリッジ604とが接続されていない間に駆動軸歯車148を含む歯車係合アセンブリ144の少なくとも一部を保護するようにも構成されてもよい。
第1および第2のコネクタを参照してかつ1つ以上の整列要素を参照して具体的な構成を説明したが、付加的なおよび/または代替的な実施形態が当業者には明らかになるであろう。同じまたは実質的に同様の機能性を提供するように構成されるすべてのそのような付加的および/または代替的実施形態が本開示の範囲内に入ると考えられる。
図7Aは、分解された状態の回転アテローム切除装置700の実施形態の斜視図である。装置の他の実施形態のものと実質的に同様または同じ装置700の要素および構成要素は同じ参照符号で同定される。装置700は、柄702と交換可能駆動軸カートリッジ704とを含み、柄702および駆動軸カートリッジ704は、柄702と駆動軸カートリッジ704とを着脱可能に互いに接続するように構成される1つ以上のコネクタを含む。柄702は、近位セクション106、遠位セクション706、および近位セクション106と遠位セクション706との間に延在する細長い中空の中間セクション708を含む。中間セクション708は、その内部120にアクセスするように動作可能な扉710と、内部120と遠位セクション706中の谷部またはチャネル112との間の開口118とを含む。駆動軸カートリッジ704は、歯車係合アセンブリ144から遠位に延在する駆動軸142と、駆動軸142がそれを通って延在するその遠端にある開口を有する遠位セクション712とを含む。図示しないが、装置の他の実施形態と同様に、装置700は、各々の相補の第1および第2のセクションが遠位セクション706と712とを互いに着脱可能に接続するように構成される1つ以上のコネクタを含む。装置の他の実施形態と同様に、装置700は1つ以上の整列要素を含むことができる。
図7Bは、原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とを互いに着脱可能にかつ回動可能に結合するように構成される回動コネクタ714を示す詳細側面図である。回動コネクタ714は、原動機歯車128と駆動軸歯車148とを整列させかつ噛合わせるようにさらに構成される。回動コネクタ714は、回動点または軸716と、原動機担持体124および歯車係合アセンブリ144と一体に形成される相補の第1および第2のセクションとを含む。原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とは、それらのそれぞれの第1および第2のセクションにおいて回動可能にかつ着脱可能に接続される。
装置700に「負荷をかける」ために、扉710を開くことによって中間セクション708の内部120が露出される。原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とは、原動機歯車138と駆動軸歯車148とが整列されるように回動コネクタ714の回動点または軸716において回動可能にかつ着脱可能に結合される。次に、遠位セクション706と712とは、回動点または軸716の周りで柄702および駆動軸カートリッジ704を回転させることによってそれらを互いに向けて変位させることによって、並設される。原動機歯車138と駆動軸歯車148とは、遠位セクション706と712とが着脱可能に接続されると噛合う。その後、扉710が閉じられ、装置700は使用の準備が整った状態となる。装置700の「負荷を除去する」には、装置700に「負荷をかける」ためのプロセスを逆に行なう。
図8は、部分的に分解された状態の回転アテローム切除装置800の別の実施形態の側面図である。装置の他の実施形態のものと実質的に同様のまたは同じ装置800の要素および構成要素は同じ参照符号で同定される。装置800は、着脱可能に接続されるように構成される柄802と交換可能駆動軸カートリッジ804とを含む。ある実施形態では、装置800は、各々の相補の第1および第2のセクションが柄802と駆動軸カートリッジ804とを互いに着脱可能に接続するように構成される第1のコネクタおよび第2のコネクタを含む。
図8では、第1のコネクタは、柄802の遠位セクション806と一体に形成される第1のセクションと、駆動軸カートリッジ804の中間セクション808と一体に形成される第2のセクションとを有する回動コネクタとして示される。第2のコネクタはタブ付きコネクタとして示され、第1のセクションは、柄802の細長い中空の中間セクション812と一体に形成される摺動可能タブ810であり、第2のセクションは、駆動軸カートリッジ804の近位セクション814と一体に形成されるタブ受け器(図示せず)である。示される第1および第2のコネクタの場所は主に装置800を説明する目的のためのものである。当然ながら、柄802と駆動軸カートリッジ804とが着脱可能に接続されたときに原動機歯車128と駆動軸歯車148とが適正な噛合わせのために確実に整列されるようにすることを含む、要件とされる機能性を提供するという条件で、第1および第2のコネクタのそれぞれ相補の第1および第2のセクションを柄802および駆動軸カートリッジ804上のどこかに形成することができる。
装置800に「負荷をかける」ために、第1のコネクタの第1および第2のセクションを用いて、柄802の遠位セクション806と駆動軸カートリッジ804の中間セクション808とを互いに回動可能にかつ着脱可能に接続する。次に、柄802および駆動軸カートリッジ804を回動可能な第1のコネクタの回動点または軸816の周りで回転させることによってそれらを互いに向けて変位させることによって、柄802の中間セクション812と駆動軸カートリッジ804の近位セクション814とを並設する。次に、原動機担持体124および歯車係合アセンブリ144は、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが整列されるように位置決めされる。その後、第2のコネクタの第1および第2のセクションが自動または手動で動作して、中間セクション812と近位セクション814とを互いに着脱可能に接続する。また、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合わされる。第2のコネクタは、柄802の中間セクション812と駆動軸カートリッジ804の近位セクション814とを互いから切離すようにも動作されることができる。
装置800のある実施形態は、第1および第2のコネクタに加えてまたはこれに代えて、柄802と駆動軸カートリッジ804とを着脱可能に互いに接続するための相補の第1および第2のセクションをある場所に有する第3のコネクタを含む。図8は、柄802と駆動軸カートリッジ804との間の付加的な着脱可能な接続のための第3のコネクタを示す。ある実施形態では、第3のコネクタは、第1のセクションが柄802の中間セクション812と一体に形成され、第2のセクションが駆動軸カートリッジ804の中間セクション808と一体に形成されるタブ付きコネクタとして構成される。第3のコネクタは、自動的にまたは第2のコネクタの後もしくはこれと同時に装置800のユーザによって動作するように構成可能である。
装置800の「負荷を除去する」ためには、装置800に「負荷をかける」ためのプロセスを逆に行なう。装置の他の実施形態と同様に、装置800は1つ以上の整列要素を含むことができる。
図9は、部分的に分解された状態の回転アテローム切除装置900のまた別の実施形態の側面図である。装置の他の実施形態のものと実質的に同様のまたは同じ装置900の要素および構成要素は同じ参照符号で同定される。図8および図9を参照して、それぞれの示される装置800と900とは実質的に互いと同様であることが明らかであるべきである。装置800と900との間の1つの相違点は、第1のコネクタと第2のコネクタとの場所が入れ替えられていることである。具体的に、回動コネクタとして構成される第1のコネクタは、柄904の細長い中空の中間セクション902を交換可能駆動軸カートリッジ908の近位セクション906に回動可能にかつ着脱可能に接続する。また、タブ付きコネクタとして構成される第2のコネクタは、柄904の遠位セクション910と駆動軸カートリッジ908の中間セクション912とを着脱可能に互いに接続する。
装置900に「負荷をかける」ために、第1のコネクタの第1および第2のセクションを用いて柄904の中間セクション902と駆動軸カートリッジ908の近位セクション906とを回動可能にかつ着脱可能に互いに接続する。次に、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが整列されるように、原動機担持体124と歯車係合アセンブリ144とが位置決めされる。次に、回動可能な第1のコネクタの回動点または軸914の周りで柄904および駆動軸カートリッジ908を回転させることによってそれらを互いに向けて変位させることによって、柄904の遠位セクション910と駆動軸カートリッジ908の中間セクション912とを並設する。その後、第2のコネクタの第1および第2のセクションが自動または手動で動作して、柄904の遠位セクション910と駆動軸カートリッジ904の中間セクション912とを着脱可能に互いに接続する。また、原動機歯車128と駆動軸歯車148とは噛合わされる。第2のコネクタは、柄904の遠位セクション910と駆動軸カートリッジ904の中間セクション912とを互いから切離すようにも動作されることができる。装置800と同様に、装置900も実質的に同様の第3のコネクタを含むことができる。
装置900から「負荷を除去する」ためには、装置900に「負荷をかける」ためのプロセスを逆に行なう。装置の他の実施形態と同様に、装置900は1つ以上の整列要素を含むことができる。
図10は、アテローム切除術を行なうために用いられる複数の装置および構成要素の動作を識別し、モニタし、かつ制御するように構成されるシステム1000の実施形態を示す。ある実施形態では、システム1000の少なくとも一部は、アテローム切除術を行なうのに用いられる2つ以上の装置および構成要素同士の間の無線または非接触通信1002のために構成される。ある非限定的例示的実施形態では、通信1002のモードは、とりわけ、無線周波数(RF)および赤外線(IR)の1つ以上を含む。ある実施形態では、システム1000は、回転またはオービタルアテローム切除装置の1つ以上の装置および構成要素上に配設される1つ以上の無線または非接触識別タグ、たとえばNFC/RFIDタグ1004を含む。非限定的例示的実施形態では、1つ以上の識別タグ1004は、回転またはオービタルアテローム切除装置(OAD)1008に装着される異なる軸/クラウンまたはアクセサリー1006を識別するための非接触手段を設ける。識別情報は、主制御盤1010が必要に応じてその動作パラメータを変化させて装着1006を適正に制御するまたはこれとインターフェイスできるようにするであろう。ある実施形態では、1つ以上の識別タグを、OADとともに用いられる1つ以上の装置および/または構成要素の上に配設することができる。
非限定的例示的実施形態では、1つ以上の識別タグ1004をOADの着脱可能部分上に配設することができ、装置の本体に装着されると、NFC/RFIDリーダ1012は装着1006を識別し、その動作パラメータを取得するであろう。リーダ1012は、次にこの情報を制御盤1010に通信する1014。ある実施形態では、1つ以上の識別タグ1004は、分析のために用いることができるデータを記憶するように構成される。ある実施形態では、アテローム切除手順のスナップショットを生成するために、合計稼働時間、さまざまな速度で費やされた時間などの、装置および/または構成要素の使用の統計を用いることができる。
ある実施形態では、1つ以上の識別タグ1004を、要件とされる装着が接続されていない場合はOADが動作するのを許さないなどの安全機構として用いることができる。ある実施形態では、現場で集めて、たとえば遠隔サーバなどの遠隔センター1018に伝送することができる在庫管理および追跡データ1016のために1つ以上の識別タグを用いることができる。非限定的例示的実施形態では、タグ1004からデータを収集した後にスマートフォン1020を用いて伝送するためにWiFiおよび/またはセルラーネットワークを用いることができる。
ある実施形態では、1つ以上の識別タグは、システム1000の1つ以上の構成要素および装置を動作させるためのエネルギまたは電力を提供するためのエネルギをハーベストするために構成される。エネルギをハーベストするためのある非限定的例示的実施形態はRFエネルギをハーベストすることを含む。
図11は、原動機担持体124の実施形態の一部の断面斜視図であり、図12は駆動軸カートリッジ104の実施形態の一部の斜視図である。非限定的例示的実施形態では、原動機担持体124は、原動機シャーシ1102と、シャーシ1102の内部内に配設される原動機筐体1104と、筐体1104の内部1106内に配設される原動機126(図示せず)と、歯車係合アセンブリ144を筐体1104に着脱可能に固着するための係留具の要素1108Aとを含む。
シャーシ1102は、駆動軸カートリッジ104のノーズ(図示せず)から近位に延在する支持部材1114の近端1112において歯車係合アセンブリ144を整列させるための支持体1110を含む。ある実施形態では、支持体1110は、それが原動機担持体124の中に延在して支持部材1114を支持するという二重の目的を果たす。非限定的例示的実施形態では、シャーシ1102は、シャーシ1102の対向する側1118に沿って近位に延在する対向する傾斜部1116を含む。どこかに記載したように、傾斜部1116は、原動機歯車128と駆動軸歯車148とを噛合わせるおよび歯車係合アセンブリ114と筐体1104とを互いに結合するように歯車係合アセンブリ144を導く。
筐体1104は、筐体1104の第1の表面1122に沿って近位に延在する対向する稜線部1120(1つだけが示される)を含む。どこかに記載したように、傾斜部1116は、傾斜部1116とともに、原動機歯車128と駆動軸歯車148とを噛合わせかつ歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いに結合するように歯車係合アセンブリ144を導く。図示しないが、原動機126が内部1106内に配設され、筐体1104に固定して装着される。軸130(図示せず)は、筐体1104中の開口1124を通って延在し、原動機歯車128が軸130に固定して装着される。
非限定的例示的実施形態では、相補の要素1108Aおよび1108Bは、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いに着脱可能に固着するための係留具を規定する。ある実施形態では、要素1108Aは、筐体1104の第1の外面1122から離れるように延在する1対のペグであり、要素1108Bは、駆動軸カートリッジの歯車係合アセンブリ144の窪みである。示されるように、要素1108Aと1108Bとは、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合いのために整列されると要素1108Aが要素1108Bの中に着座するように互いに相補である。当業者には、要素1108Aおよび1108Bの場所を逆にして、ペグの形態の要素1108Aを歯車係合アセンブリ144の表面から延在するように設けることができかつ相補の窪みの形態の要素1108Bを筐体1104の第1の外面1122に設けることができることが明らかであろう。係留要素1108Aおよび1108Bは1対の相補のペグおよび窪みとして示されるが、これは絶対的要件ではない。たとえば、ある実施形態は、1組の相補ペグ1108Aおよび窪み1108Bしか含むことができない。当然ながら、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いに着脱可能に固着するために1つ以上の係留具および/または方法の他の形態を用いることができる。当業者になり得るようなすべてのそのような付加的および/または代替的実施形態が本開示の範囲内に入ると考えられる。
原動機担持体124の非限定的例示的実施形態では、付勢要素1124がシャーシ1102と筐体1104の第2の外面1126との間に配設される。そのため、第2の外面1126とシャーシ1102とを互いに向けて変位させるのに力を用いる場合、加えられる力が除去されるとシャーシ1102および筐体1104が互いから離れるように変位するように付勢要素1124の中に圧縮力またはエネルギが蓄えられる。ある実施形態では、原動機担持体124は、第2の外面1126とシャーシ1102とを互いに向けて変位させるように力を加えるための解除要素1128を含む。どこかに記載したように、圧縮力は、歯車係合アセンブリ144が原動機担持体124の中に近位に前進されるときに付勢要素1124の中に蓄えられ、蓄えられた力は、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いに着脱可能に結合する。次に解除要素1128を用いて、シャーシ1102と筐体1104の第2の外面1126とを互いに向けて変位させて歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いから結合解除して歯車係合アセンブリ144を原動機担持体124から引き出す。
非限定的例示的実施形態では、傾斜部1116と稜線部1120とは、各々の傾斜部1116の傾斜面が対応して対向する稜線部1120の傾斜面と反対になるように、互いに対向する関係となる。加えて、それらのそれぞれの傾斜面の傾きは、たとえば、それらの遠端でのそれらのそれぞれの頂点同士の間の距離がそれらのそれぞれの頂部同士の間の距離よりも大きくなるように、近位方向に増大する。各々の稜線部1120の傾斜面はその頂部で終端する一方で、各々の傾斜部1116の表面はその頂部の近位に水平方向に延在する。
非限定的例示的実施形態では、支持部材1114は、歯車係合アセンブリ144の遠位のそれぞれの対向する側1132の凹み1130を含む。ある実施形態では、各々の凹み1130は、各々の稜線部1120に対応しかつこれと相補であり、かつ、歯車係合アセンブリ144が原動機担持体124の中に近位に前進し、歯車係合アセンブリ144の表面と各々の稜線部1120の頂部とが互いに摺動可能に結合されるように構成される。
これまでの構成要素の説明に基づくと、当業者には、係留要素1108Aおよび1108B、付勢要素1124、傾斜部1116、稜線部1120、ならびに凹み1130が、原動機歯車128と駆動軸歯車148とを噛合わせかつ歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを着脱可能に係合させるように用いられることが明らかであろう。たとえば、歯車係合アセンブリ144が傾斜部1116および稜線部1120に沿って近位に前進すると、歯車係合アセンブリ144の表面が稜線部1120の頂部に沿って摺動する。傾斜部1116と稜線部1120との間の通路の狭まり、すなわち、それらのそれぞれの傾斜面同士の間の距離の減少は、シャーシ1102と筐体1104の第1の外面1122とを互いから離れるように反対方向に変位させる。これにより、シャーシ1102と筐体1104の第2の外面1126とが互いに向けて変位し、これにより圧縮力またはエネルギが付勢要素1124の中に蓄えられる。各々の稜線部1120の頂部が対応の凹み1130に一致すると、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合いのために整列される。付勢要素1124中に蓄えられる圧縮力は、稜線部1120の頂部が歯車係合アセンブリ144の遠位の凹み1130の中に変位されるように、シャーシ1102と筐体1104の第1の外面1122とを互いに向けて押しやる。同時に、係留具の要素1108Aは、対応の要素1108および歯車係合アセンブリ144の中に変位され、また伸長によって駆動軸カートリッジ104と筐体1104とは着脱可能に互いに結合される。そのため、歯車係合アセンブリ144の表面と筐体の第1の外面1122との間に接触が確立される。加えて、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合って、装置の使用の準備が整う。駆動軸カートリッジ104と原動機担持体124とは単一の構成要素として着脱可能に結合される。
以上から、当業者には、ある実施形態では、稜線部1120と凹み1130とが原動機担持体124からの歯車係合アセンブリ144の引出を抑制するための止め具として協働して動作することが明らかであろう。稜線部1120の頂部が凹み1130の中に一旦変位されると、歯車係合アセンブリ144の壁1134は、遠位方向への支持部材1114の変位を抑制する。当業者には、係留具、すなわち要素1108Aおよび1108Bが、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが整列しかつ噛合った状態に維持されるのを確実にすることも明らかであろう。
歯車係合アセンブリ144と筐体1104とが一旦結合されると、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いから結合解除するのに解除要素1128を用いることができる。解除要素1128を動作させること、たとえばそれを凹ませることにより、互いから離れるようにシャーシ1102と第2の外面1126とが反対方向に変位する。さらに、歯車係合アセンブリ144の表面および筐体1104の第1の外面1122も、互いから離れるように反対方向に変位される。そのため、係留要素1108Aと1108Bとが係合解除される、すなわち要素1108Aが要素1108Bから引き出され、稜線部1120の頂部が凹み1130から引き出され、原動機歯車128と駆動軸歯車148とが噛合い解除される。駆動軸カートリッジ104を原動機担持体124から離れるように遠位方向に変位させることにより、歯車係合アセンブリ144を原動機担持体124から引き出すことができる。非限定的例示的実施形態では、原動機担持体124が第1のゾーンにあるときのみ、解除要素1128を動作させるまたは用いることができる。
非限定的例示的実施形態では、原動機担持体124は、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とが互いに結合されていない間は第1のゾーンからの原動機担持体124の変位を抑制するための被付勢解除要素1136を含む。歯車係合アセンブリ144と筐体1104とが互いに結合されていない間は、被付勢解除要素1136の壁(または端縁もしくは端)1138の少なくとも一部は、柄102の中間セクション110の内面上の止め具(図示せず)と係合し、これにより原動機担持体124の近位方向への変位が抑制される。非限定的例示的実施形態では、被付勢解除要素1136は、原動機担持体124の近端に近接して配設されるので、これは、原動機担持体124と被付勢解除要素1136とが止め具の遠位の第1のゾーンにある間は止め具と係合する。したがって、第1のゾーンは、どこかに記載したように柄102が駆動軸カートリッジ104を用いて負荷をかけられる/負荷除去されることができる負荷付与/負荷除去ゾーンと称される。歯車係合アセンブリ144が原動機担持体124内で近位に変位されるにつれて、歯車係合アセンブリ144の近端1140は、被付勢解除要素1136のフィン(または延長部)1142に結合して、これにより被付勢解除要素1136が変位され、端1138を柄102上の止め具から係合解除する。そのため、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とが結合されると、原動機担持体124は、柄102の内部120内で変位できるようにされる。駆動軸カートリッジ104に結合される原動機担持体124が第1の(すなわち負荷付与/負荷除去)ゾーンの中に位置決めされると、解除要素1128を、歯車係合アセンブリ144と筐体1104とを互いから結合解除する、すなわち分離するように動作することができる。歯車係合アセンブリ144が遠位方向に変位されるにつれて、支持部材1114の(すなわち歯車係合アセンブリ144の)近端1140は、被付勢解除要素1136のフィン1142から結合解除され、被付勢解除要素1136の壁1138が止め具に係合または結合し、これにより第1のゾーンからの原動機担持体124の変位が抑制される。
非限定的例示的実施形態では、柄102の遠端116にある開口114および支持部材1114は、開口114を通って柄102の内部の中に支持部材1114を導くための相補の外形を含む。ある実施形態では、シャーシ1102上の支持体1110は、歯車係合アセンブリ144が原動機担持体124の中に近位に変位されるにつれての支持部材1114の支持、導き、および整列のうち1つ以上のために構成される。ある実施形態では、支持体1110および支持部材1114の外面の少なくとも一部は、それが原動機担持体124の中に近位に前進されるにつれての歯車係合アセンブリ144の支持、導き、および整列のうち1つ以上のための相補の外形を含む。
非限定的例示的実施形態では、原動機歯車128および駆動軸歯車148の一方は、歯車128および148の他方の歯に対して斜めの歯を含む。たとえば、歯車128および148の任意の一方の歯は、遠端から近端へ右または左に向けて角度付けられる。図12を参照して、駆動軸歯車148の歯は、遠位方向から近位方向に左に角度付けられるまたはずれるようにして示される。駆動軸歯車148の代わりに原動機歯車128にそのような斜めの歯を含むことができるが明白である。ある実施形態では、歯車128および148の一方の斜めの歯は歯車の噛合いを助ける。たとえば、歯車の歯が整列されていなければ、斜めでない歯との斜めの歯の噛合いは、歯車係合アセンブリ114と筐体1104とが互いに結合されたときに歯車、すなわち歯が完全に噛合うように、一方または両方の歯車を回転させる。当然ながら、これは歯車128と148とを噛合わせるための唯一の態様または設計ではない。当業者には付加的なおよび/または代替的な方法および設計が明らかになることがある。すべてのそのような実施形態が本開示の範囲内に入ると考えられる。
本明細書中に述べるような実施形態およびその適用例の説明は例示と解釈されるべきであり、開示の範囲を限定することを意図されない。さまざまな実施形態の特徴を、開示の範囲内で他の実施形態および/またはその特徴と組合せてもよい。この開示を検討すると、本明細書中に開示される実施形態の変形例および修正例が可能であり、実施形態のさまざまな要素の実際的な代替例および均等物が当業者に理解されかつ明らかになるであろう。本明細書中に開示される実施形態のそのような変形例および修正例は、発明の範囲および意味から逸脱することなくなされ得る。したがって、当業者が想到し得るようなすべての代替例、変形例、修正例などが本開示の範囲内に入ると考えられる。

Claims (20)

  1. 装置であって、
    駆動軸カートリッジを備え、前記駆動軸カートリッジは、
    ノーズコーンと、
    前記ノーズコーンから近位に延在する細長い支持部材と、
    前記支持部材の近端にある歯車係合アセンブリとを備え、前記歯車係合アセンブリは、前記支持部材に回転可能に結合される駆動軸歯車を備え、前記駆動軸カートリッジはさらに
    前記駆動軸カートリッジの遠端にある開口を通して延在する駆動軸を備え、前記駆動軸は、前記駆動軸歯車に固定して装着される近端を備え、前記装置はさらに
    その遠端にある開口から近位に延在する中空の内部を備える柄と、
    前記柄の前記内部内に配設される原動機担持体とを備え、前記原動機担持体は、
    前記支持部材を整列させるための支持体と、その対向する側に沿って近位に延在する対向する傾斜部とを備える原動機シャーシと、
    前記シャーシ内に配設される原動機筐体とを備え、前記筐体は、前記シャーシ上の前記傾斜部とは反対の、その第1の外面に沿って近位に延在する対向する稜線部を備え、前記原動機担持体はさらに
    前記筐体内に配設されかつ前記筐体に固定して装着される原動機を備え、前記原動機は、その軸に固定して装着される原動機歯車を備え、前記原動機担持体はさらに
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いに着脱可能に固着するための係留具を備える、装置。
  2. 前記シャーシとその前記第1の外面とは反対の前記筐体の第2の外面との間の付勢要素と、
    前記シャーシおよび前記筐体の前記第2の外面を反対方向に変位させるための解除要素とを備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記歯車係合アセンブリと前記筐体とが互いに対して係留されていない間は前記柄の第1のゾーンの中に前記原動機担持体を保持し、かつ前記歯車係合アセンブリと前記筐体とが互いに対して係留されると前記第1のゾーンから前記原動機担持体を解除するための被付勢解除要素を備える、請求項2に記載の装置。
  4. 前記傾斜部および前記稜線部は、それらの頂点同士の間の距離がそれらの頂部同士の間の距離よりも大きくなるように近位方向に増大する傾斜を有する対向する傾斜面を備え、
    前記稜線部の前記傾斜面はそれらのそれぞれの頂部で終端し、
    前記傾斜部はそれらのそれぞれの頂部から近位に延在する水平面を備える、請求項3に記載の装置。
  5. 前記歯車係合アセンブリを前記傾斜部と前記稜線部との間で前記近位方向に変位させることは、前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを反対方向に変位させかつ前記付勢要素を圧縮する、請求項4に記載の装置。
  6. 前記装置は、各々の凹みが対応の稜線部に整列するように前記歯車係合アセンブリの遠位の前記支持部材の各々の対向する側の凹みを備え、前記稜線部の近位の前記歯車係合アセンブリを変位させることは前記駆動軸歯車と前記原動機歯車とを噛合わせ、
    前記シャーシと前記筐体との間の圧縮された前記付勢要素は、前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いに向けて変位させ、かつ同時に、各々の稜線部の前記頂部を対応の前記凹みの中に載置し、前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いに係留し、かつ支持部材の前記近端は前記被付勢解除要素を変位させ、これにより前記原動機担持体は、前記第1のゾーンから解除されかつ前記柄の前記内部内で長手方向に変位するように動作可能となる、請求項5に記載の装置。
  7. 前記対応の凹みの中への前記稜線部の前記頂部の載置は、前記歯車係合アセンブリの前記原動機担持体からの引出を抑制する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いに係留することは、
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体との互いからの分離を抑制し、
    前記駆動軸歯車と前記原動機歯車との噛合い解除を抑制し、
    前記柄の前記第1のゾーン中での前記原動機担持体の保持を抑制し、かつ
    単一の構成要素としての前記支持部材と前記原動機担持体との変位を可能にする、請求項6に記載の装置。
  9. 前記原動機担持体が前記柄の前記第1のゾーンの中にない間は、
    前記解除要素は、前記シャーシと前記筐体の前記第2の外面とを反対方向に変位させるように動作可能ではなく、
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いから分離することができず、かつ
    前記駆動軸歯車と前記原動機歯車とを噛合い解除することができない、6に記載の装置。
  10. 前記解除要素を動作させることは、前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを反対方向に変位させ、同時に、
    前記稜線部の前記頂部を前記凹みから引き出し、
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いから分離し、
    前記駆動軸歯車と前記原動機歯車とを噛合い解除し、かつ
    前記原動機担持体からの前記歯車係合アセンブリの引出を可能にする、請求項9に記載の装置。
  11. 前記歯車係合アセンブリを前記遠位方向に変位させることは、前記被付勢解除要素を変位させて前記原動機担持体を前記第1のゾーン中に保持し、これにより前記柄の前記第1のゾーンからの前記原動機担持体の変位が抑制される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記柄の前記遠端にある前記開口および前記支持部材は、前記支持部材を前記柄の前記内部の中に導くための相補の外形を備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記シャーシ上の前記支持体および前記支持部材の外面の少なくとも一部は、前記原動機担持体の前記支持体上の前記支持部材を支持しかつ前記歯車係合アセンブリを前記傾斜部および前記稜線部に整列させるための相補の外形を備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記駆動軸カートリッジと前記柄とを互いに着脱可能に結合するためのコネクタを備え、前記コネクタは相補の第1および第2のセクションを備え、
    前記第1のセクションは前記ノーズコーンの近端と一体に形成され、
    前記第2のセクションは前記柄の前記遠端と一体に形成される、請求項1に記載の装置。
  15. 前記原動機歯車および前記駆動軸歯車の一方は、前記原動機歯車および前記駆動軸歯車の他方の歯に対して斜めの歯を備える、請求項1に記載の装置。
  16. 方法であって、
    柄の中空の内部内の第1のゾーン中に原動機担持体を保持することを備え、前記原動機担持体は、
    支持部材を整列させるための支持体と、その対向する側に沿って近位に延在する対向する傾斜部とを備える原動機シャーシと、
    前記シャーシ内に配設される原動機筐体とを備え、前記筐体は、前記シャーシ上の前記傾斜部とは反対の、その第1の外面に沿って近位に延在する対向する稜線部を備え、前記原動機担持体はさらに
    前記筐体内に配設されかつ前記筐体に固定して装着される原動機を備え、前記原動機は、その軸に固定して装着される原動機歯車を備え、前記原動機担持体はさらに
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いに着脱可能に固着するための係留具を備え、前記方法はさらに
    前記柄の遠端にある開口を通して前記柄の前記内部の中に駆動軸カートリッジの近端を挿入することを備え、前記駆動軸カートリッジは、
    ノーズコーンと、
    前記ノーズコーンから近位に延在する細長い支持部材と、
    前記支持部材の近端にある歯車係合アセンブリとを備え、前記歯車係合アセンブリは、前記支持部材に回転可能に結合される駆動軸歯車を備え、前記駆動軸カートリッジはさらに
    前記駆動軸カートリッジの遠端にある開口を通って延在する駆動軸を備え、前記駆動軸は、前記駆動軸歯車に固定して装着される近端を備え、前記方法はさらに
    前記歯車係合アセンブリを前記傾斜部および前記稜線部に整列させることと、
    前記歯車係合アセンブリを前記傾斜部および前記稜線部に沿って近位に変位させることと、
    前記駆動軸歯車と前記原動機歯車とを互いに整列させ、同時に、
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いに係留し、
    前記駆動軸歯車と前記原動機歯車とを噛合わせ、かつ
    前記原動機担持体を前記第1のゾーンから解除することとを備える、方法。
  17. 前記支持部材と前記原動機担持体とを単一の構成要素として変位させることと、
    前記原動機担持体が前記第1のゾーン中にない間は前記筐体からの前記歯車係合アセンブリの分離を抑制することとを備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記原動機担持体を前記柄の前記第1のゾーンの中に載置することと、
    前記歯車係合アセンブリと前記筐体とを互いから分離することと前記駆動軸歯車と前記原動機歯車とを噛合い解除することとを同時に行なうために解除要素を動作させることと、を備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記歯車係合アセンブリを前記原動機担持体から引き出すことと、
    前記柄の前記第1のゾーンからの前記原動機担持体の変位を抑制することと、を備える、請求項18に記載の方法。
  20. コネクタを用いて前記駆動軸カートリッジと前記柄とを互いに着脱可能に結合することを備え、前記コネクタは相補の第1および第2のセクションを備え、
    前記第1のセクションは前記ノーズコーンの近端と一体に形成され、
    前記第2のセクションは前記柄の前記遠端と一体に形成される、請求項16に記載の方法。
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