JP2017530809A - 血圧計およびカフ - Google Patents

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Abstract

個人の腕の形状にほとんど依存せず寸法が小型化された血圧計カフが、医学的に認められる精度で導入される。本発明は、動脈を閉塞するように構成された閉塞部材と、身体部位に対する閉塞部材の自由度を制限するための可撓性プラスチックのコアと、コアと閉塞部材との間の体積を占有して身体部位に対するコンプライアンスを向上させるスペーサと、を有している。

Description

本発明は、血圧計およびカフに関する。
血圧は、人間または動物の生命兆候(すなわち、血圧、呼吸、体温、心拍など)の1つであり、医学的状態と心臓病および高血圧などの疾患とを監視および診断するための最も重要なパラメータの1つである。信頼できる医学的評価および処置のためには、身体部位からの、偏差が±8mmHg以内での±5mmHg未満の血圧測定精度が必要である。血圧値は心臓の高さからの垂直距離に強く依存するため、より信頼できる正確な測定法として、心臓の高さでの上腕からの血圧測定が医療専門家によって広く認められている。これは、一般に、人間の上腕に巻き付けられる(すなわち上腕の周りに配置される)「カフ」と呼ばれる構造体によって行われる。
通常のカフは、圧力制御ユニットからの空気によって膨張/収縮(または加圧/減圧)される袋またはブラダーからなる。血圧を測定するためには、(i)医療専門家によって一般に聴診器で行われるコロトコフ音の検出、(ii)動脈の圧力振動によって生じる膨張式空気袋内の振動を検出するオシロメトリック法、(iii)ドップラー効果による手法など、さまざまな方法があり得る。コロトコフ音およびオシロメトリック法による血圧測定は、市販の血圧モニター、血圧メーター、または血圧デバイス(すなわち血圧計)に広く受け入れられて用いられている。自動血圧計または電子血圧計の場合、その改善された信号対雑音比性能とコロトコフ音(血流音)の検出の必要性がないことのために、オシロメトリック法が一般に用いられている。さらに、この方法によって、血圧波または血圧脈波を可視化することが可能になり、被験者の医学的評価が改善される。
しかしながら、カフの加圧中、心臓は血液を送り続け、血液は、カフの下の閉塞された動脈の壁に突き当たる。心臓側からの血流は跳ね返され、近位側に上流への流れを引き起こす。加圧状態にあるカフは、断面が楕円のようになり、それにより、端部での皮膚との接触の効率が失われる。このことは、カフエッジ効果として知られている。それにより、動脈に対する不均一な圧力分布が生じ、カフの中心の周りで動脈の部分的閉塞または狭い閉塞が引き起こされる。カフエッジ効果によって、有効な閉塞幅は、カフが巻き付けられた軸に沿ったカフの幅よりも小さくなる。
考慮すべき重要な事項は、上腕血圧モニター用のカフサイズである。理想的なカフは、袋幅が腕周囲長の少なくとも40%であり、袋の長さについては、この幅の2倍が推奨されている。腕周囲長が22〜26cmの小柄な大人の場合、12cmの袋幅が推奨され、その一方で、腕周囲長が27〜34cm(またはそれ以上)の標準的な大人の場合、16cmの袋幅が推奨されている[非特許文献1の705頁]。しかしながら、このような考え方は、単一の空気袋(プラダー)からなるカフを前提としたものであり、そのようなカフではカフエッジ問題に見舞われることになる。
ほとんどの医療検査では、袋の幅が12cmのカフが使用されている。一般に、このような検査はすぐに終わり、5分未満である。医療検査中では快適さが問題にならないとしても、日常的な使用や、連続的な血圧測定、すなわち自由行動下血圧測定(ABPM)などでは、約12cmのカフ幅は快適ではない。血圧測定の結果が白衣高血圧によって影響を受け、誤った結果や処置を引き起こす可能性があることは、周知の事実である。病院外、家庭内、または日常生活中の血圧測定は、特に、心血管事故の危険を予測するとともに、白衣高血圧を診断し、より信頼できる結果を得るために推奨されている[非特許文献1]。しかしながら、現在のカフは、幅が大きく、日常生活中の使用者にとってストレスの多いものである。精度を犠牲にすることのない、より小さいカフ幅は、日常生活での測定にとって望ましいが、課題として残っている。
血圧の標準的測定として、水銀型の上腕血圧モニターが用いられている[非特許文献1]。水銀型の血圧モニターにおける典型的な市販のカフは、幅が約12cmの膨張/収縮可能な空気袋(または閉塞部材)であり、人間(または動物)の身体部位(例えば、腕または脚)上でのその断面は、楕円のようになる。(心臓に近い)近位側は上流側と呼ばれ、(手または足に近い)遠位側は下流側と呼ばれる。閉塞部材は、動脈を閉塞するために加圧され、その下にある動脈の振動によって生じる振動に基づいて、血圧が測定される。
典型的なカフの圧力分布特性では、上述の幅は許容できるものであるが、幅を狭くすることでカフエッジ効果が高まり、このことにより、狭いカフの下の動脈に対して圧力が不完全に伝えられたり不均一に伝えられたりすることに起因して、つまり、カフが誤って取り付けられることに起因して、高い確率で誤って高い測定値になってしまう[非特許文献2]。したがって、このようなカフエッジ効果を低減させることで、カフの下の動脈に対して完全または均一に圧力を伝えること、あるいは分散させることができれば、十分な測定精度で、標準的な大人用のより小さいカフ幅が実現可能および適用可能になる。
上記に加えて、もう1つの考慮すべき重要な事項は、カフを身体部位にフィットさせること、つまり、身体部位に対するカフのコンプライアンスである。フィットしていないカフでは、その下にある動脈の不適切な閉塞により、誤った結果が引き起こされる。身体部位の断面または形状は、人によって異なる。脂肪質の身体部位の人もいれば、筋肉質の身体部位の人もいる。
通常のカフは、膨張可能な袋またはブラダーからなる。カフのコンプライアンスを向上させるために、プラスチック製の柔軟かつ硬質の構造体またはコアが用いられることもある(特許文献1〜3)。例えば、ある発明では、身体部位に対するカフのフィット性を高めるために、コアに設けられた孔が用いられている(特許文献1)。恐らくは、比較的硬質のプラスチックシートが、身体部位への膨張可能なカフの動きを制限することでカフエッジ問題を軽減し、したがって感度を向上させることになる。
しかしながら、これらすべての発明(特許文献1〜3)では、膨張可能な袋は、一般的なサイズであり、それらのカフエッジ問題は、許容できるものである。それらは、依然として、ABPMなどの日常生活での使用においてユーザまたは患者にストレスを与える布地を含めて14cmの幅がある。これらの発明は、カフおよび膨張可能な袋の幅を狭めてストレスを緩和するとともに、身体部位に対するカフのフィット性をある程度は提供することができるが、その場合、カフエッジ問題が大きくなり、医学的精度が失われることになる。
ABPM用途のために医学的精度の範囲内で小型化された構造(すなわち、少ないストレスで高い耐久性および携帯性)を備え、身体部位への高いフィット性を有するか、個人に依存しない(すなわち、腕の形状に依存しない)カフが、課題として残っている。
特開2003−210423号公報 米国特許第8771196号明細書 特開2002−209858号公報
トーマス G.ピカリング、外、「Recommendations for blood pressure measurement in humans and experimental animals. Part 1: Blood pressure measurement in humans: A statement for professionals from the subcommittee of professional and public education of the American Heart Association council of high blood pressure research」、Circulation、111、697−716、2005年 M.ラムジー、「Blood pressure monitoring: Automated oscillometric devices」、J.Clin.Monit.、56−67、1991年
腕の形状には個人差があり、そのことで、上腕の断面にも個人差がある。そのような違いは、血圧計カフがきちんとフィットしなかったり、身体部位に対するコンプライアンスが十分でなかったりすることに起因して、血圧の誤った結果をもたらす可能性がある。個人の腕の形状または腕の断面にほとんど依存しない血圧計カフが高く望まれている。
フィットしていない空間のために体積を占有するとともに、身体部位に対するコンプライアンスを向上させる可撓性スペーサが使用される。
本発明のスペーサを用いた血圧計カフは、小型化されているが、市販の同等品(12cmの袋幅)と同様の医学的精度で、医学的により正確でより誤差の少ない血圧測定値を実現する。スペーサを用いた場合、感度は約25%向上し、誤差または偏差は約40%低減される。十分な精度を備えた本発明の小型化されたカフは、より快適で、より装着性が高く、より携帯性が高い医療機器およびABPM用途としての大きな可能性を有している。
人間の上腕の測定結果と上腕の断面を近似した楕円形を示す図である。 巻き付け動作と間隔部の位置を示す断面図である。 スペーサの位置と好ましい形状を示す図である。 本発明の第1の実施形態の異なる組み合わせを示す図である。 実験前の測定結果を示す図である。 実験後の測定結果を示す図である。 実験結果と本発明の効果を示す図である。 コア内に加工された組み込みスペーサを含む、本発明の第2の実施形態の一例を示す図である。 コアに取り付けられた補助コアを含む、本発明の第2の実施形態の別の例を示す図である。 巻き付け方向に沿った断面が楕円形に加工されたコアを含む、本発明の第3の実施形態の例を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための実施形態について説明する。ただし、以下に示す実施形態には、本発明を実施するための例示的な技術的制限が適用されるが、本発明の範囲は以下に限定されるものではない。
人間の上腕は、様々な形状を有し、したがって様々な断面を有することが予想される。脂肪質の構造の人もいれば、筋肉質の構造の人もいる。このことを効果的に理解するために、11人の被験者に対して人間の上腕の断面を調査した(図1)。例えば、被験者Dと被験者Kが、比較的円形断面の上腕を有している一方、他の被験者は、楕円形断面にかなり近くなっている。
しかしながら、問題は、フィット性を高めるためのコア(比較的硬質の可撓性プラスチックシート)の断面が円形であることである。なぜなら、コアを円形に成形することが、追加のコストを負担することなく非常に簡単なためである。特許文献1〜3では、実際にそのようなコアが使用されている。特許文献1では、他とは異なり、切頭円錐形のコアが用いられているが、他では、円筒形のコアが使用されている。様々な形状があり得るとしても、すべてのコアは、身体部位に対する巻き付け方向における断面が円形である。なぜなら、円形に成形することが、追加のコストを負担することなく非常に簡単なためである。楕円形断面に加工することも可能であるが、それが製造コストを上昇させ、そのようなデバイスを大人数で利用することの妨げになる。したがって、低コストの手法をとることが高く望まれている。
人間の上腕の平均的な断面は円形ではなく、楕円形に近いと考えるのが最良である。図1の右側の略図には、上部(Y軸)の上腕二頭筋とその下にある上腕骨とを有する上腕の楕円形断面(左手から見た左上腕の断面)が示されている。骨の左側には、動脈が示されている。平均的な腕の断面が楕円形として近似またはモデル化されている。
身体部位、例えば腕203の状況を例示するために、血圧計カフのコア201が取り付けられている(図2)。左側の図は、楕円形断面(平均的な上腕の断面)にモデル化された身体部位への取り付け前のコアを示している。この略図は、左手から左上腕を見たときの断面を示している。上腕二頭筋204が上部に示されており、上腕二頭筋204の下に上腕骨205が示されている。動脈は上腕骨205のほぼ左である。この骨205により(その不撓性により)、動脈を閉塞して血圧を測定することができる。コアを巻き付けるために、かつ身体部位への硬質のカフのフィット性またはコンプライアンスを向上させるために、固定具202が使用される。
上腕は、固定されると、柔軟な体内組織のために全体的に変形する。通常、AA’方向の右側にかかる力が上腕の変形に関与する。また、これにより、柔軟な体内組織は209の方向に引き延ばされる。楕円形に類似した上腕の断面とコアの円形断面により、身体部位に対するデッドスペース、すなわちフィットしていない間隔部208が生じることになる。身体部位とコア201との間には、通常は膨張可能な袋によって占有された加圧体積207が存在することになる。この間隔部208は、断面が三日月に類似している。それは、間隔部の身体部位に近接した内面210がコアに近接した外面211よりも小さいようなものである。
この間隔部により、身体部位へのフィット性またはコンプライアンスは不十分なものになる。しかしながら、現在の技術では膨張可能なカフが広い幅を有しており、誤差は許容される。小型化した場合、それらの空間は極めて重要である。
図3は、上述の間隔部を占有するスペーサを示している。コア301は、通常、可撓性プラスチック製であり、場合によっては内部に孔を含んでいる。切頭円錐形または円筒形のC字型コアを有することが可能である。フィット性を高めるには、切頭円錐形のC字型コアが好ましい。
コア301と同等の弾性か、あるいはそれよりも低い弾性の材料からなるスペーサ302が好ましい。金属、プラスチック(有孔プラスチックまたは発泡プラスチックも含む)、または複合材料が使用可能である。コアに近接したスペーサ表面は、外面303と呼ばれ、身体部位に近接したスペーサ表面は、内面304と呼ばれる。スペーサの上面図は、三日月のように見える。したがって、身体部位への取り付け中、内面は外面よりも小さいことがわかる。
図3には、XX’方向におけるスペーサ302の断面も示されている。それは、上流側での内面から外面までの距離が下流側での距離よりも長いようなものである。この図には三角形状の構造が示されているが、他の断面も考えられる。例えば、内面は、XX’方向において曲線状であってもよい。
もう1つの要点は、スペーサ302のサイズがコア301のサイズに等しいか、あるいはそれよりも小さいことである。XX’方向における幅は、コア301の幅に等しいか、あるいはそれよりも狭くなっていてよい。スペーサ302の長さは、コア301に等しいか、あるいはそれよりも短くなっていてよい。
[第1の実施形態]
図4には、A、B、およびCという3つの異なる組み合わせを有する第1の実施形態の血圧計カフが示されている。図4−Aは、第1の実施形態の第1の例として、スペーサが閉塞部材とコアとの間にあることを示している。図4−Bは、第1の実施形態の第2の例として、閉塞部材が上流側で閉塞サポート部材によって支持されていることを示している。図4−Cは、第1の実施形態の第3の例として、コンプライアンスを向上させるためのコンプライアンス流体袋が身体部位に面して取り付けられ、脈波検出部材が身体部位とコンプライアンス流体袋との間に構成されていることを示している。
図4−Aは、第1の例を示している。左上腕404aの周りに配置された血圧計カフが示されている。上側が、心臓に近接し、近位側と呼ばれ、手に近接した反対側は、遠位側と呼ばれる。切頭円錐形のC字型コア401aが好ましい。この形状が平均的な上腕に最も良くフィットする構造であることは事実である。なぜなら、上腕はほとんどが遠位側で細くなるためである。
コア401aは、可撓性プラスチックであることが好ましい。動脈を閉塞するために、閉塞部材402aが用いられる。膨張/収縮可能な空気袋が好ましい。閉塞された部材が機能していると、動脈が閉塞される(すなわち、閉塞された動脈405aが引き起こされる)。閉塞部材402aは、身体部位に最も近接した部材である。コア401aと閉塞部材402aとの間には、空間を占有して身体部位に対する血圧計カフのフィット性(またはコンプライアンス)を向上させるスペーサ403aが設けられている。近位側(すなわち上流側)から見たとき、(図3に示すように)三日月状の断面が好ましい。なぜなら、上述のように、カフの巻き付け方向において楕円形断面の上腕に円形の切頭円錐形のC字型コアをフィットさせるには、三日月状の柔軟な構造が最良なためである。スペーサ403aは、遠位側よりも近位側において、コア401aと閉塞部材402aとの間により広い間隔を有している。スペーサの幅は、身体部位に沿ったコア401aの幅に等しいか、あるいはそれよりも狭くなっていてよい。カフが身体部位の周りに配置されたときに、閉塞部材402aに近い側でのスペーサ403aの長さは、コア401aに近い側でのスペーサ403aの長さよりも短いことが好ましい。簡単に見やすくするために、カフの反対側でのカフの突出部分を406aで示している。
図4−Bには、別の可能性が示されており、図4−Aの閉塞部材402aが流体接続部を介した閉塞サポート部材406bによって支持されている。上流への流れの影響をさらに抑制することと、振動信号における雑音を減らすことが提案されている。心臓は鼓動し続け、送り出された血液は、閉塞された動脈405aの壁に突き当たって跳ね返る。これら上流への流れは雑音となり、そのような血液の動きの影響を低減することが最良の策である。このため、近位側での閉塞を向上させるためのサポート構造が提案されている。
図4−Cには、第3の可能性が示されている。血圧計カフのフィット性またはコンプライアンスをさらに高めるために、閉塞部材402aと身体部位との間にコンプライアンス流体袋408cが用いられている。脈波を検出して血圧値を推定するために、上述のコンプライアンス流体袋408cと身体部位との間に脈波検出部材409cが配置されている。カプセル化されたコンプライアンス流体袋402aが好ましい。液体、ゲル、様々な粘度の混合物などの流体が使用可能である。液体またはゼリー状の高粘度材料を収容するコンプライアンス流体袋を使用することで、カフのフィット性またはコンプライアンスがさらに向上される。スペーサによってフィット性は高められるが、コンプライアンス流体袋によって、その効果がさらに高められる。その両方を用いることで、様々な人間のあらゆる上腕に対するフィット性が実現され、腕の形状に依存しないカフが可能になる。
図として示されていないが、脈波検出部材409cを用いることなく血圧を測定することが可能である。閉塞部材自体を、閉塞部材と通常の脈波検知デバイスの両方として使用することができる。さらに、コンプライアンス流体袋の位置を変更して、コンプライアンス流体袋がスペーサと閉塞部材との間にあるようにすることも可能である。
スペーサの効果を証明するために、11人のボランティアに対して3回の検査を含む実験が行われた(図5A〜図5C、基準デバイスは市販の血圧計である)。これらの実験では、身体部位へのコンプライアンスまたはフィット性を高めるために、内部にゼリー状の材料を含むコンプライアンス流体袋が用いられた。これらの実験では、十分な可撓性および耐久性を有する発泡プラスチックを用いることで三日月状の構造に構成されたスペーサを用いたカフ構造が用いられた。スペーサ材料は、300mmHgで検査された(300mmHg=40kPa=0.04MPa、この値より大きい可撓性が望ましい)。スペーサ材料は可撓性を有していたが、十分に強固で耐久性を有していたため、変形は観測されていない。事前実験(プロトタイプ1)では、断面は図4−Cのようであったが、スペーサは設けられていなかった。事後実験(プロトタイプ2)では、図4−Cのようにスペーサが用いられた。スペーサを使用する前、測定された収縮期血圧の(市販の血圧と比較した)誤差は、平均値が−4.6mmHg、偏差(誤差)が7.7mmHgであった。拡張期血圧の誤差は、平均値が2.7mmHg、偏差が8.6mmHgであった。これらの結果は、事前実験では、偏差(誤差)の限界が8mmHgである医学的精度が失われていることを示している。このデバイスは敏感であるが、様々な人間に試験した場合、個人の様々な腕の形状のために、その感度を失ってしまう。
精度を高めるために、スペーサを用いた。その結果が事後実験として示されている。スペーサが含まれる場合、収縮期血圧の誤差は、平均値が1.6mmHg、偏差(誤差)が4.7mmHgであった。拡張期血圧の誤差は、平均値が0.6mmHg、偏差が5.5mmHgであった。
両方の実験において、医学的に認められる精度(±5±8)の範囲内にある結果について、差異を簡略化するために灰色の枠内に示されている。総合感度(すなわち、SBPおよびDBPの両方が医学的に認められる精度の範囲内)は、ほぼ25%改善されており、その一方で、部分感度(すなわち、SBPおよびDBPの一方が医学的に認められる精度の範囲内)は、ほぼ26%改善されている。標準偏差(または誤差)は、ほぼ43%低減されている。カフにおけるスペーサ構造は、非常に効果的である。
さらに、誤差の平均値はゼロに近づいており(SBPでは−4.6から1.6、DBPでは2.7から0.6)、これは理想的な状況である。このことは、スペーサが効果的であり、デバイスが腕の形状にほとんど依存せず、精度がさらに改善されることも示している。
スペーサの中心が測定すべき動脈の近くにおおよそ配置されることが重要である。上腕の動脈上にスペーサの中心があることが最良である。スペーサのサイズは動脈の大きさよりも大きく、したがって、位置のずれは許容される。
このデバイスは、たとえ半分に縮小された閉塞袋(膨張可能)を備えていたとしても市販の同等品よりも小さいが、その医学的精度は同程度である。これにより、このデバイスは、日常生活でのコンパクトな血圧測定器または標準的な大人のABPM用途にとって魅力的なものとなる。
[第2の実施形態]
図6には、血圧計カフの第2の実施形態が示されている。この例では、通常はプラスチック材料であるコア601が、身体部位の側面上の形状に加工されている。それは、図3のスペーサ302が図6に組み込まれてコア601内に組み込みスペーサ602を形成するようなものである。側面図は、身体部位に沿った断面が三角形に類似していることを示している。このことは、組み込みスペーサ602が下流側(すなわち手の側)に比べて上流側でより深くなっていることを意味している。身体部位に沿った組み込みスペーサ602の幅は、その方向に沿ったコア601の幅と同等の幅であってもよい。組み込みスペーサ602のサイズは、巻き付け方向に沿ったコア601のサイズよりも小さくなっていてよい。
組み込みスペーサ602の利点は、この空間つまり体積が空になっており、この体積に、電気回路および電子機器の回路、IC、ポンプ、弁、または電池を配置して、完成した血圧計カフの厚みを減少させることができることである。なぜなら、カフの厚みは、日常生活において、携帯性、耐久性、および快適性にとって非常に有効なためである。
組み込みスペーサ602により、精度と耐久性の両方が改善される。しかしながら、プラスチックのコアを加工することは、追加のコストを生じさせる。それにより、製造コストが上昇することになる。
[第3の実施形態]
図7には、血圧計カフの第3の実施形態が示されている。この例では、主要なコアであるコア701に補助コア702が取り付けられている。取り付け部品703を用いて、取り付けを行うことができる。補助コア703は、コア702と同様の金属またはプラスチックのシートであってもよい。それは、下流側に比べて上流側でコア701に対する補助コア702の分離がより大きくなるようなものである。
身体部位に沿った補助コア702の幅は、その方向に沿ったコア701の幅と同等の幅であってもよい。(側面図におけるXX’は、コア701の幅と同等の長さであってもよい。)補助コア702のサイズは、巻き付け方向に沿ったコア701のサイズに等しいか、あるいはそれよりも小さくなっていてよい。
[第4の実施形態]
図8には、血圧計カフの第4の実施形態が示されている。ここで、身体部位への巻き付け方向周りの円形断面が導入されている。円形のコア801を、身体部位、例えば腕802に取り付けることができる。このコアは、断面が楕円形になってコア803を形成するように構成されていてもよい。この構造は単純であるが、第2の実施形態で述べたように、コアを非標準的な形状に加工することは、追加のコストを生じさせる。これにより、最終的な製造コストが上昇することになる。通常は、コストを上昇させることのない単純な手法による方法が好ましい。
材料を構成または成形する場合、プラスチックまたは金属が望ましい。しかしながら、それは曲面を有する身体部位に配置され、高い可撓性と十分な耐久性を有している方が良い。
[産業上の適用可能性]
本発明は、血圧計およびABPMに適用可能である。
201,301,401a,401b,401c,601,701,801,803 コア
202 固定具
203,404a,404b,404c,802 腕
204 筋肉
205 骨
206 動脈
207 加圧体積
208 空間
210,303 内面
211,304 外面
302,403a,403b,403c スペーサ
402a,402b,402c 閉塞部材
405a,405b,405c 閉塞された動脈
406a,407b,407c 突出部分
406b,406c 閉塞サポート部材
408c コンプライアンス流体袋
409c 脈波検知構成要素
602 組み込みスペーサ
702 補助コア

Claims (10)

  1. 動脈を閉塞するように構成された閉塞部材と、
    身体部位に近接した前記閉塞部材上で前記身体部位への自由度を制限するように構成されたコアと、
    前記閉塞部材と前記コアとの間に構成された体積を占有して前記身体部位に対するコンプライアンスを向上させるスペーサと、
    を有する血圧計カフ。
  2. 監視すべき血管の周りで前記身体部位に沿って構成された前記スペーサが、前記身体部位の遠位側よりも近位側において、前記コアと前記閉塞部材との間により広い間隔を有する、請求項1に記載の血圧計カフ。
  3. 前記スペーサが、前記コアに等しいか、あるいはそれよりも短い長さおよび幅を有するように構成されている、請求項1または2に記載の血圧計カフ。
  4. 前記スペーサは、前記身体部位に接触したときに、前記身体部位への巻き付け方向において前記身体部位に近接した内側長さが前記コアに近接した外側長さよりも短い断面を有するように構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の血圧計カフ。
  5. 前記スペーサが、前記コアの弾性と同等の弾性を有するか、あるいはそれよりも低い弾性を有するように構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の血圧計カフ。
  6. 前記スペーサが、カプセル化された流体袋であるように構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の血圧計カフ。
  7. 前記スペーサが、前記コアを加工して該スペーサを組み込むことで構成されているか、あるいは、補助コアが取り付けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の血圧計カフ。
  8. 身体部位に対する巻き付け方向に沿った楕円形断面を有するコアを備えた血圧計カフ。
  9. 前記閉塞部材と前記身体部位との間で前記動脈に対して圧力を分散させるように構成されたコンプライアンス流体袋と、場合によっては前記コンプライアンス流体袋と前記身体部位との間で脈波または血圧を検出するように構成された脈波検出部材と、をさらに有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の血圧計カフ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の血圧計カフを含む血圧計。
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