図1Aは、1または複数の開示されている実施形態が実施されることが可能である例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、コンテンツ、たとえば音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどを複数のワイヤレスユーザに提供するマルチプルアクセスシステムであることが可能である。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じてそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。たとえば、通信システム100は、1または複数のチャネルアクセス方法、たとえば符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などを採用することができる。
図1Aにおいて示されているように、通信システム100は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、およびその他のネットワーク112を含むことができるが、開示されている実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を想定しているということが理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、ワイヤレス環境において動作および/または通信を行うように構成されている任意のタイプのデバイスであることが可能である。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されることが可能であり、ユーザ機器(UE)、移動局、固定式または移動式のサブスクライバーユニット、ページャー、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電化製品などを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bを含むこともできる。基地局114a、114bのそれぞれは、1または複数の通信ネットワーク、たとえば、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはその他のネットワーク112へのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスにインターフェイス接続するように構成されている任意のタイプのデバイスであることが可能である。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバステーション(BTS)、Node−B、eNode B、ホームNode B、ホームeNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどであることが可能である。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができるということが理解されるであろう。
基地局114aは、無線アクセスネットワーク(RAN)104の一部であることが可能であり、RAN104は、その他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)、たとえば基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどを含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bは、特定の地理的領域内でワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されることが可能であり、その地理的領域は、セル(図示せず)と呼ばれることがある。セルは、セルセクタへとさらに分割されることが可能である。たとえば、基地局114aに関連付けられているセルは、3つのセクタへと分割されることが可能である。したがって一実施形態においては、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわち、セルのそれぞれのセクタごとに1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)テクノロジーを採用することができ、したがって、セルのそれぞれのセクタごとに複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェイス116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信することができ、エアインターフェイス116は、任意の適切なワイヤレス通信リンク(たとえば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であることが可能である。エアインターフェイス116は、任意の適切な無線アクセステクノロジー(RAT)を使用して確立されることが可能である。
より具体的には、上述したように、通信システム100は、マルチプルアクセスシステムであることが可能であり、1または複数のチャネルアクセススキーム、たとえばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどを採用することができる。たとえば、RAN104内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)テレストリアルラジオアクセス(UTRA)などの無線テクノロジーを実施することができ、この無線テクノロジーは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェイス116を確立することができる。WCDMAは、ハイスピードパケットアクセス(HSPA)および/またはエボルブドHSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、ハイスピードダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/またはハイスピードアップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、エボルブドUMTSテレストリアルラジオアクセス(E−UTRA)などの無線テクノロジーを実施することができ、この無線テクノロジーは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェイス116を確立することができる。
その他の実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、無線テクノロジー、たとえばIEEE 802.16(すなわち、ワールドワイドインターオペラビリティーフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定標準2000(IS−2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))、エンハンストデータレートフォーGSMエボリューション(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などを実施することができる。
図1Aにおける基地局114bは、たとえばワイヤレスルータ、ホームNode B、ホームeNode B、またはアクセスポイントであることが可能であり、局所的なエリア、たとえば事業所、家庭、乗り物、キャンパスなどにおけるワイヤレス接続を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE 802.11などの無線テクノロジーを実施することができる。別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE 802.15などの無線テクノロジーを実施することができる。さらに別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラーベースのRAT(たとえば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aにおいて示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることを求められないことが可能である。
RAN104は、コアネットワーク106と通信状態にあることが可能であり、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数に提供するように構成されている任意のタイプのネットワークであることが可能である。たとえば、コアネットワーク106は、コール制御、料金請求サービス、モバイルロケーションベースサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供すること、および/またはハイレベルセキュリティー機能、たとえばユーザ認証を実行することが可能である。図1Aにおいては示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを採用しているその他のRANと直接または間接の通信状態にあることが可能であるということが理解されるであろう。たとえば、コアネットワーク106は、E−UTRA無線テクノロジーを利用している可能性があるRAN104に接続されていることに加えて、GSM無線テクノロジーを採用している別のRAN(図示せず)と通信状態にあることも可能である。
コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/またはその他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割を果たすこともできる。PSTN108は、単純旧式電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話ネットワークを含むことができる。インターネット110は、一般的な通信プロトコル、たとえば、トランスミッションコントロールプロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)インターネットプロトコルスイートにおけるTCP、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびIPを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなるグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されている有線またはワイヤレスの通信ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを採用している可能性がある1または複数のRANに接続されている別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができ、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、別々のワイヤレスリンクを介して別々のワイヤレスネットワークと通信するために複数のトランシーバを含むことができる。たとえば、図1Aにおいて示されているWTRU102cは、セルラーベースの無線テクノロジーを採用している可能性がある基地局114aと、およびIEEE 802無線テクノロジーを採用している可能性がある基地局114bと通信するように構成されることが可能である。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bにおいて示されているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、電源134、グローバルポジショニングシステム(GPS)チップセット136、およびその他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保持しながら、上述の要素どうしの任意の下位組合せを含むことができるということが理解されるであろう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられている1もしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、その他の任意のタイプの集積回路(IC)、状態マシンなどであることが可能である。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、パワー制御、入力/出力処理、および/または、WTRU102がワイヤレス環境において機能することを可能にするその他の任意の機能を実行することができる。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合されることが可能であり、トランシーバ120は、送受信要素122に結合されることが可能である。図1Bは、プロセッサ118とトランシーバ120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内にともに統合されることが可能であるということが理解されるであろう。
送受信要素122は、エアインターフェイス116を介して、基地局(たとえば、基地局114a)に信号を送信するように、または基地局(たとえば、基地局114a)から信号を受信するように構成されることが可能である。たとえば、一実施形態においては、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されているアンテナであることが可能である。別の実施形態においては、送受信要素122は、たとえば、IR信号、UV信号、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されているエミッタ/検出器であることが可能である。さらに別の実施形態においては、送受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および受信するように構成されることが可能である。送受信要素122は、ワイヤレス信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されることが可能であるということが理解されるであろう。
加えて、送受信要素122は、図1Bにおいては単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMOテクノロジーを採用することができる。したがって、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェイス116を介してワイヤレス信号を送信および受信するために、複数の送受信要素122(たとえば、複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信されることになる信号を変調するように、および送受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されることが可能である。上述したように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがってトランシーバ120は、WTRU102が、たとえばUTRAおよびIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にするために複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されることが可能であり、そこからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128へ出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、任意のタイプの適切なメモリ、たとえば、取り外し不能メモリ130および/または取り外し可能メモリ132からの情報にアクセスすること、およびそれらのメモリにデータを格納することが可能である。取り外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、またはその他の任意のタイプのメモリストレージデバイスを含むことができる。取り外し可能メモリ132は、サブスクライバー識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。その他の実施形態においては、プロセッサ118は、WTRU102上に物理的に配置されていない、たとえば、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上のメモリからの情報にアクセスすること、およびそのメモリにデータを格納することが可能である。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内のその他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成されることが可能である。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の適切なデバイスであることが可能である。たとえば、電源134は、1または複数の乾電池(たとえば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合されることも可能であり、GPSチップセット136は、WTRU102の現在のロケーションに関するロケーション情報(たとえば、経度および緯度)を提供するように構成されることが可能である。WTRU102は、GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその情報の代わりに、基地局(たとえば、基地局114a、114b)からエアインターフェイス116を介してロケーション情報を受信すること、および/または複数の近隣の基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて自分のロケーションを決定することが可能である。WTRU102は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の適切なロケーション決定方法を通じてロケーション情報を取得することができるということが理解されるであろう。
プロセッサ118は、その他の周辺機器138にさらに結合されることが可能であり、その他の周辺機器138は、さらなる特徴、機能、および/または有線接続もしくはワイヤレス接続を提供する1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。たとえば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。上述したように、RAN104は、エアインターフェイス116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにE−UTRA無線テクノロジーを採用することができる。RAN104は、コアネットワーク106と通信状態にあることも可能である。
RAN104は、eNode−B140a、140b、140cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の数のeNode−Bを含むことができるということが理解されるであろう。eNode−B140a、140b、140cはそれぞれ、エアインターフェイス116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために1または複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態においては、eNode−B140a、140b、140cは、MIMOテクノロジーを実施することができる。したがって、eNode−B140aは、たとえば、WTRU102aにワイヤレス信号を送信するために、およびWTRU102aからワイヤレス信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。
eNode−B140a、140b、140cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、無線リソース管理の決定、ハンドオーバの決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを取り扱うように構成されることが可能である。図1Cにおいて示されているように、eNode−B140a、140b、140cは、X2インターフェイスを介して互いに通信することができる。
図1Cにおいて示されているコアネットワーク106は、モビリティーマネージメントゲートウェイ(MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含むことができる。上述の要素のうちのそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれかの要素が、コアネットワークオペレータ以外のエンティティーによって所有および/または運営されることも可能であるということが理解されるであろう。
MME142は、S1インターフェイスを介してRAN104内のeNode−B142a、142b、142cのそれぞれに接続されることが可能であり、コントロールノードとしての役割を果たすことができる。たとえば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの最初の接続中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担当することができる。MME142は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどのその他の無線テクノロジーを採用しているその他のRAN(図示せず)との間における切り替えを行うためのコントロールプレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144は、S1インターフェイスを介してRAN104内のeNode B140a、140b、140cのそれぞれに接続されることが可能である。サービングゲートウェイ144は一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cへ/WTRU102a、102b、102cから回送および転送することができる。サービングゲートウェイ144は、その他の機能、たとえば、eNode B間でのハンドオーバ中にユーザプレーンを固定すること、WTRU102a、102b、102cにとってダウンリンクデータが利用可能である場合にページングをトリガーすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および格納することなどを実行することもできる。
サービングゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146に接続されることも可能であり、PDNゲートウェイ146は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間における通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)155のアクセスルータ(AR)150が、インターネット110と通信状態にあることが可能である。AR150は、AP160a、160b、および160cの間における通信を容易にすることができる。AP160a、160b、および160cは、STA170a、170b、および170cと通信状態にあることが可能である。
コアネットワーク106は、その他のネットワークとの通信を容易にすることができる。たとえば、コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102cと、従来の地上通信線通信デバイスとの間における通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。たとえば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間におけるインターフェイスとしての役割を果たすIPゲートウェイ(たとえば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそうしたIPゲートウェイと通信することができる。加えて、コアネットワーク106は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されているその他の有線またはワイヤレスのネットワークを含むことができる。
本明細書において説明されている下記の方法は、例示の目的でWTRUによって実行されるが、それらは、UE、eNB、BS、STA、または、ワイヤレス通信ネットワークにおいて機能することができるその他の任意のデバイスによって実行されることも可能である。
図2は、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)230、232、および234を含むことができる例示的なプロキシミティサービス(ProSe)リファレンスアーキテクチャー200のブロック図である。例示的なProSeリファレンスアーキテクチャー200は、それぞれのProSeアプリケーション203および204を伴うWTRU201および202、ProSeアプリケーションサーバ205および206、ProSe機能207、208、および210、ホームサブスクライバーサーバ(HSS)212、MME214および218(これらは、それぞれのサービング/パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(S/PGW)に接続されること、もしくはそれらのS/PGWと同じ場所に配置されることが可能である、ならびに/またはエボルブドUMTSテレストリアルラジオアクセスネットワーク(E−UTRAN)216および220を含むことができるが、それらを含むことには限定されない。E−UTRAN216および220は、1または複数のeNode B(eNB、図示せず)を含むことができるということに留意されたい。
以降で説明されているように、例示的なProSeリファレンスアーキテクチャー200においては、多くのリファレンスポイントが示されている。PC1は、それぞれWTRU201または202内のProSeアプリケーション203または204と、それぞれのProSeアプリケーションサーバ205または206との間におけるリファレンスポイントであることが可能である。PC1は、アプリケーションレベルシグナリング要件を定義するために使用されることが可能である。PC2は、ProSeアプリケーションサーバ205または206と、それぞれのProSe機能207または208との間におけるリファレンスポイントであることが可能である。PC2は、ProSeアプリケーションサーバ205または206と、EPCレベルProSeディスカバリのためにそれぞれのProSe機能207または208を介して第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)エボルブドパケットシステム(EPS)(図示せず)によって提供されるProSe機能性(たとえば、ネームトランスレーション)との間における対話を定義するために使用されることが可能である。
PC3は、WTRU202と、ProSe機能207、208、および/または210との間におけるリファレンスポイントであることが可能である。PC3は、トランスポートのためにエボルブドパケットコア(EPC)ユーザプレーンを使用することができる(すなわち、「オーバーIP」リファレンスポイント)。PC3は、ProSeダイレクトディスカバリおよびEPCレベルProSeディスカバリ要求を承認するために使用されることが可能であり、ProSeダイレクトディスカバリのために使用されるProSeアプリケーション識別に対応するProSeアプリケーションコードの割り当てを実行することができる。PC3は、ProSeダイレクトディスカバリ(たとえば、公安および非公安用)、ならびにWTRU202および/または203と、ProSe機能207、208、および/または210との間における通信(たとえば、公安用)のためにPLMNごとに承認ポリシーを定義するために使用されることが可能である。
PC4aは、HSS212とProSe機能208との間におけるリファレンスポイントであることが可能である。PC4aは、PLMNごとにProSeダイレクトディスカバリおよびProSeダイレクト通信のためのアクセスを承認する目的でサブスクリプション情報を提供するために使用されることが可能である。それは、EPCレベルProSeディスカバリ関連のサブスクライバーデータの取り出しのためにProSe機能208(たとえば、EPCレベルProSeディスカバリ機能)によって使用されることが可能である。PC5は、WTRU201と202との間におけるリファレンスポイントであることが可能であり、ProSeダイレクトディスカバリ、ProSeダイレクト通信、および/またはProSe WTRUツーネットワークリレーのためのコントロールプレーンおよび/またはユーザプレーンのために使用されることが可能である。WTRU201がローミングしていない場合には、PC6は、WTRU201のためのホームPLMN(HPLMN)232内のProSe機能207と、異なるPLMN230内のProSe機能208との間におけるリファレンスポイントであることが可能である。PC6は、たとえば、ProSeダイレクトディスカバリ要求を承認するために、ならびに/またはWTRU201のHPLMN232からのProSeアプリケーション識別コードおよびProSeアプリケーション識別ネームの割り当てを実行するために使用されることが可能である。PC6は、ProSeサービス承認のHPLMNコントロールのために使用されることが可能である。
WTRU202がローミングしている可能性がある場合には、PC7は、WTRU202のHPLMN234内のProSe機能210と、訪問先PLMN(VPLMN)230内のProSe機能208または別のPLMN230内のProSe機能208との間におけるリファレンスポイントであることが可能である。PC7は、ProSeダイレクトディスカバリ要求を承認するために使用されることが可能であり、および/またはWTRU202のためのHPLMN234からのProSeアプリケーション識別コードおよびProSeアプリケーション識別ネームの割り当てを実行することができる。PC7は、ProSeサービス承認のHPLMNコントロールのために使用されることが可能である。
S6aは、E−UTRAN216接続手順中にProSe関連のサブスクリプション情報をMME214へダウンロードするために、またはHSS212内のMMEサブスクリプション情報が変わったということをMME214に知らせるために使用されるリファレンスポイントであることが可能である。S1は、それぞれのWTRU202または201がProSeダイレクトディスカバリを使用することを承認されることが可能であるという旨のMME214または218からの表示をそれぞれE−UTRAN216または220内のeNBに提供するためにProSeにおいて使用されることが可能である。LTE−Uuインターフェイスは、それぞれWTRU201および202と、E−UTRAN216および220との間において使用されることが可能である。LTE−Uuインターフェイスは、WTRU201および202と、LTEシステムとの間においてコントロールメッセージを通信するために、ならびに/またはWTRU201および202と、インターネットとの間においてユーザプレーンデータをトランスポートするために使用されることが可能である。
本明細書において説明されているように、ProSe機能は、ProSeのために必要とされるネットワーク関連のアクションのために使用されることが可能である論理的な機能であることが可能である。ProSe機能は、ProSeの特徴のうちのそれぞれに関して別々の役割を果たすことができる。例によれば、ProSe機能は、ダイレクトプロビジョニング機能(DPF)、ダイレクトディスカバリネーム管理機能、および/またはEPCレベルディスカバリProSe機能という、ProSeの特徴に応じて別々の役割を果たすサブ機能のうちの1または複数から構成されることが可能である。ProSe機能のこれらのProSeサブ機能は、以降でさらに詳細に説明される。
DPFは、ProSeダイレクトディスカバリおよび/またはProSeダイレクト通信を使用する目的でWTRUにパラメータを供給するために使用されることが可能である。DPFは、特定のPLMNにおいてWTRUがProSeを使用することを可能にするPLMN固有のパラメータをWTRUに供給するために使用されることが可能である。例においては、公安用に使用されるダイレクト通信に関して、DPFは、WTRUがE−UTRANによってサービス提供される際に使用されることが可能であるパラメータをWTRUに供給することができる。ダイレクトディスカバリネーム管理機能は、ProSeダイレクトディスカバリにおいて使用されるProSeアプリケーション識別(ID)および/またはProSeアプリケーションコードのマッピングを割り当てるおよび/または処理する目的でオープンProseダイレクトディスカバリのために使用されることが可能である。ダイレクトディスカバリネーム管理機能は、それぞれのディスカバリ要求の承認のためにHSS内に格納されているProSe関連のサブスクライバーデータを使用することができる。ダイレクトディスカバリネーム管理機能は、WTRUにセキュリティーマテリアルを提供することもでき、それによってWTRUは、無線で送信されるディスカバリメッセージを保護することができる。
EPCレベルディスカバリProSe機能は、アプリケーションサーバへのリファレンスポイント(たとえば、リファレンスポイントPC2)、HSSへのリファレンスポイント(たとえば、リファレンスポイントPC4a)、およびWTRUへのリファレンスポイント(たとえば、リファレンスポイントPC3)を有することができる。EPCレベルディスカバリProSe機能の機能性は、ProSe関連のサブスクライバーデータの格納および/もしくはHSSからのProSe関連のサブスクライバーデータの取り出し、EPCレベルProSeディスカバリおよび/もしくはEPCによって支援されるWLANダイレクトディスカバリおよび通信に関するWTRUの承認および/もしくは構成、EPCレベルProSeディスカバリおよびEPCによって支援されるWLANダイレクトディスカバリおよび通信を使用することを承認されることが可能であるアプリケーションのリストの格納、ロケーションサービスクライアント(たとえば、サービスロケーションプロトコル(SLP)エージェント)として行動してEPCレベルProSeディスカバリを可能にすること、WLANダイレクトディスカバリおよび通信を支援するためにWTRUに情報を提供すること、EPC ProSeサブスクライバーIDおよびアプリケーションレイヤユーザIDの取り扱い、セキュリティー関連の機能性、PC3リファレンスポイントを介したWTRUとの対話、PC2リファレンスポイントを介したサードパーティーアプリケーションサーバとの対話、PC6リファレンスポイントを介したその他のPLMN内のProSe機能との対話、HSSを介してWTRUロケーションを要求するための機能性のためのサポート、ならびに/または、EPCを介した課金もしくはEPC外の課金(たとえば、オフライン課金)のための機能性を提供することのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。ProSe機能は、EPCを介したProSeを含む場合があるProSeの使用に関する、ならびに/またはProSeダイレクトディスカバリおよびProSeダイレクト通信に関する課金機能性を提供することができる。
ProSeは、モデルAもしくは「私はここにいます」のダイレクトディスカバリ、および/またはモデルBもしくは「そこにいるのは誰ですか?/あなたはそこにいますか?」のダイレクトディスカバリというダイレクトディスカバリ手順のうちのいずれかを使用することができる。これらのダイレクトディスカバリ手順は、以降で詳細に説明されている。本明細書においては、告知側WTRUは、ディスカバリを告知することを担当することが可能であり、告知側WTRUまたはディスカバラー(discoverer)WTRUと交換可能に呼ばれることが可能である。モニタリングWTRUは、ディスカバリ情報をモニタすることを担当することが可能であり、モニタリングWTRUまたはディスカバリイー(discoveree)WTRUと交換可能に呼ばれることが可能である。
モデルA(「私はここにいます」)の手順によれば、ProSe対応WTRUは、ProSeダイレクトディスカバリに参加する際に2つの役割のうちの1つに指定されることが可能であり、告知側WTRUは、ディスカバーするための許可を有するプロキシミティ内のWTRUによって使用されることが可能である特定の情報を告知することができ、またはモニタリングWTRUは、告知側WTRUのプロキシミティ内の関心のある特定の情報をモニタすることができる。モデルAによれば、告知側WTRUは、事前に定義されたディスカバリインターバルでディスカバリメッセージをブロードキャストすることができ、これらのメッセージに関心を抱く可能性があるモニタリングWTRUは、これらのディスカバリメッセージを受信すること、読むこと、および/または処理することが可能である。モデルAは、「私はここにいます」のアプローチに相当するとみなされることが可能である。なぜなら、告知側WTRUは、自分のProSeアプリケーション識別、および/またはProSe WTRU識別など、自分自身に関する情報をディスカバリメッセージ内に含めてブロードキャストすることができるからである。
モデルB(「そこにいるのは誰ですか?/あなたはそこにいますか?」)の手順によれば、ProSe対応WTRUは、ProSeダイレクトディスカバリに参加する際に2つの役割のうちの1つに指定されることが可能であり、ディスカバラーWTRUは、ディスカバーすることに自分が関心を抱く可能性があるものに関する特定の情報を含む要求を送信することができ、ディスカバリイーWTRUは、その要求メッセージを受信することができ、ディスカバラーWTRUの要求に関連したいくつかの情報を伴って応答することができる。
図3は、モデルAと整合する例示的なオープンダイレクトディスカバリ手順300の流れ図である。WTRU302とProSe機能304との間におけるアクションは、WTRU302のHPLMN330において生じる場合がある。ProSe機能304とその他のProSe機能306との間におけるアクションは、VPLMNまたはローカルPLMNなど、その他のPLMN332上で生じる場合がある。サービス承認312中に、WTRU302は、ProSe機能304および/または306から(たとえば、オープンモバイルアライアンス(OMA)デバイス管理(DM)手順を介して)、HPLMN330および/またはその他のPLMN332など、特定のPLMNにおいて告知またはモニタを行うための承認を入手することができる。
WTRU302が告知を行うことを承認されていて、告知側WTRU手順308に従う場合には、WTRU302は、ディスカバリ(告知)要求メッセージ314を(たとえば、PC3リファレンスポイントを介して)ProSe機能304および/または306へ送信することができる。ディスカバリ(告知)要求メッセージ314は、WTRU302が宣伝したいサービスを、たとえばProSeアプリケーションIDを使用して、含むことができる。承認312の一部として、ProSe機能304および/または306は、ProSeアプリケーションコードをWTRU302に提供して、そのProSeアプリケーションコードを、ディスカバリ告知要求メッセージ314を介して告知することができる。WTRU302は、ディスカバリ告知手順318を、たとえば「告知」に設定されたタイプを伴うPC5ディスカバリメッセージを使用して、実行することができる。PC5ディスカバリメッセージは、ProSe機能から入手された可能性があるProSe(アプリケーション)コードを含むことができる。WTRU302は、ディスカバリ/告知メッセージを送信するためにE−UTRANによって示されているリソースを使用することができる。
WTRU302が特定のPLMNにおいてモニタを行うことを承認されていて、モニタリングWTRU手順310に従う場合には、WTRU302は、ディスカバリモニタ要求メッセージ316を(たとえば、PC3リファレンスポイントを介して)ProSe機能304および/または306へ送信することができる。ディスカバリモニタ要求メッセージ316は、WTRU302がディスカバー/モニタしたいサービスを、たとえばProSeアプリケーションIDを使用して、含むことができる。承認312の一部として、ProSe機能304および/または306は、モニタを行うWTRU302にProSeアプリケーションコードを提供することができる。
320において、WTRU302は、ディスカバリメッセージが受信/モニタされることが予想されるリソース(たとえば、E−UTRANによって示されている)をモニタすることができる。WTRU302がディスカバリメッセージを受信した場合には、それは、その受信されたメッセージ内のProSe(アプリケーション)コードがWTRUのディスカバリフィルタのうちのいずれかにマッチするかどうかを検証することができ、それは、ProSe機能304からあらかじめ受信されておくことが可能である。受信されたProSeコードと、ディスカバリフィルタとの間において(部分的な)マッチがある場合には、WTRUは、PC3リファレンスポイントを使用してマッチレポート322をProSe機能304へ送信することができる。ProSe機能304は、WTRU302が告知側WTRUをディスカバーすることを許可されているかどうかを確認するために応答することができ、ディスカバーを行っているWTRU302によってProSeコードの完全なマッチが達成されることが可能になるようにさらなる情報を提供することもできる。
ProSeダイレクトディスカバリのための識別子は、ProSeアプリケーションID、および/またはProSeアプリケーションコードを含むことができるが、それらには限定されない。これらのProSeダイレクトディスカバリIDは、以降で詳細に説明されている。
オープンProSeディスカバリに関して、ProSeアプリケーションIDは、パブリックProSeアプリケーションIDと呼ばれることが可能である。パブリックProSeアプリケーションIDの地理的な範囲は、PLMNに固有であること、国に固有であること、またはグローバルであることが可能である。それぞれのパブリックProSeアプリケーションIDは、諸部分から構成されることが可能であり、それらの部分は、次のものを含むが、それらには限定されない。ProSeアプリケーションIDネームは、さまざまなレベル、たとえば、広いレベルのビジネスカテゴリー(レベル0)、ビジネスサブカテゴリー(レベル1)、ビジネスネーム(レベル2)、および/またはショップID(レベル3)によって特徴付けられるデータ構造によってその全体が記述されることが可能である。ProSeアプリケーションIDネームは、ラベルどうしのストリングとして表示されることが可能であり、それらのラベルは階層レベルを表す。PLMNに対応するPLMN IDは、ProSeアプリケーションIDネームを割り振られることが可能である。パブリックProSeアプリケーションIDが国に固有である場合には、PLMN IDのモバイルネットワークコード(MNC)がワイルドカード化されることが可能である。パブリックProSeアプリケーションIDがグローバルである場合には、MCCおよび/またはMNCがワイルドカード化されることが可能である。
告知側WTRUに関して、ProSeアプリケーションコードは、告知要求手順を使用してHPLMN ProSe機能から入手されることが可能である。ProSeアプリケーションコードは、WTRUをモニタするためにProSeダイレクトディスカバリ手順に従事しているWTRUによって無線インターフェイスを介して(たとえば、PC5を介して)送信されることが可能であるメッセージ内に含まれることが可能である。モニタリングWTRUに関して、無線インターフェイスを介して(たとえば、PC5上で)ProSeアプリケーションコードをモニタするためのディスカバリフィルタが、モニタ要求手順を使用してHPLMN ProSe機能から入手されることが可能である。
HPLMN ProSe機能によってProSeアプリケーションコードが割り振られることが可能である。それぞれのProSeアプリケーションコードは、ProSeアプリケーションIDネームに対応することが可能である一時的な識別、ならびに/またはProSeアプリケーションコード(すなわち、モバイルカントリーコード(MCC)およびモバイルネットワークコード(MNC))を割り振ったProSe機能のPLMN IDのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。パブリックProSeアプリケーションIDに関連付けられているデータ構造を前提とすると、それぞれのProSeアプリケーションIDは、対応するProSeアプリケーションIDネーム内に諸レベルが存在することが可能であるのと同じぐらい多くの識別子を含むさまざまな一時的な識別に関連付けられることが可能であり、それは、ProSeアプリケーションマスクまたはディスカバリフィルタを使用してモニタリングWTRU側において部分的なマッチングを可能にすることができる。一時的な識別の使用は、モニタリングWTRUにおける受信された一時的な識別のフィルタリングをより効果的かつフレキシブルにすることができる。
ProSeアプリケーションコードマッチングは、上で列挙されているすべての構成要素を考慮することができる。ProSeアプリケーションコードマッチングにおいて、モニタリングWTRUは、PLMN IDおよび一時的な識別の両方がディスカバリフィルタの対応する内容とマッチする場合には、それを完全なマッチとみなすことができる。ProSeアプリケーションマスクの対応する内容とPLMN IDが完全にマッチし、かつ一時的な識別が部分的にマッチする場合には、部分的なマッチが入手されることが可能である。ProSeアプリケーションコードが、告知側WTRUごとに、およびアプリケーションごとに割り当てられることが可能であり、ProSe機能において、およびWTRUにおいて稼働することができる関連付けられている有効性タイマーを有することができる。有効性タイマーが切れる前に、割り振られているProSeアプリケーションコードを告知側WTRUから取り消すことは、いくつかのソリューションにおいては許可されない場合がある。
オープンProSeディスカバリのケースにおいて、告知側WTRUが何かを告知したい場合には、告知側WTRUは、パブリックProSeアプリケーションIDを含むディスカバリ要求をProSe機能へ送信することができ、ProSe機能は、ProSeアプリケーションコードを割り振ることができる。モニタリングWTRUが何かをモニタしたい場合には、モニタリングWTRUは、パブリックProSeアプリケーションIDの全体またはサブセットを含むディスカバリ要求を送信することができる。たとえば、モニタリングWTRUは、完全なパブリックProSeアプリケーションIDのn個のレベルのうちの2つを提供することができる。ProSeアプリケーションIDネームは、いくつかのレベルまたは層を有することができる。
制限されたディスカバリに関して、WTRUは、ユーザを識別する識別子と、そのユーザをディスカバーすることを許可されることが可能であるWTRU/ユーザである「友達」のリストに関する識別子とをProSe機能に提供することができる。ProSe機能は、ユーザが自分の友達をディスカバーすることを許可されることが可能であるということを検証するためにアプリケーションサーバに連絡を取ることができる。ProSe機能は、ユーザの友達のうちのいずれかがプロキシミティ内にいる可能性があるかどうかを検出するためにモニタするためのコードのリストをWTRUに提供することができる。
モデルAタイプのディスカバリおよびモデルBタイプのディスカバリのための制限されたディスカバリに関してアプローチが定義されることが可能である。3GPPリリース12ディスカバリサービスにおいては、グループディスカバリのコンセプトがない場合がある。送信されるProSeアプリケーションコードは、1人のユーザ(アプリケーションレベルにおける)またはユーザのグループに関連していることが可能である。アプローチは、WTRUのグループおよび/またはグループ内のユーザをディスカバーすることを含むことができる。アプローチによれば、モデルAおよびモデルBの制限されたディスカバリに関してグループ識別子が使用されることが可能である。たとえば、制限されたProSeアプリケーションIDをProSe機能によって認証するための方法が使用されることが可能である。このアプローチは、制限されたProSeアプリケーションIDがアプリケーションによって構成されるケースにおいて使用されることが可能である。
モデルBディスカバリは、グループまたはユーザが近くにいる可能性があるかどうかをユーザがディスカバーすることを可能にすることができる。それは、モデルAディスカバリとは異なると言える。モデルAディスカバリにおいては、ユーザが、ディスカバリのためにProSeアプリケーションコードを告知することができる。したがって、モデルBディスカバリは、グループまたはユーザが近くにいるかどうかを識別するためにWTRUがProSeアプリケーションコードを使用する方法、および/またはモデルBディスカバリに関するProSeアプリケーションコードにモニタリングWTRUが応答する方法を含むことができるが、それらを含むことには限定されない。
ディスカバリのための許可をユーザが取り消すことを可能にする制限されたディスカバリのためのステージ1の要件が存在する場合がある。このケースにおいては、制限されたディスカバリの取り消しを3GPPネットワークが実施するための技術、および/または単一のユーザもしくはユーザのグループへのディスカバリのための許可をユーザが取り消した後にProSe機能がProSeコードを管理するための技術(この場合、ProSeコードは、たとえば、アプリケーション、サービス、もしくはストアに相当するコードであることが可能である)が定義されることが可能である。
例によれば、制限されたディスカバリに関して識別子が使用されることが可能である。ProSeアプリケーションIDのためのフォーマットは、グループの識別のために確保されることが可能であるフィールドと、個々のユーザの識別のために確保されることが可能である別のフィールドとを有するProSeアプリケーションIDネームを含むことができる。たとえば、ProSeアプリケーションIDネームのためのフォーマットは、拡張されることが可能であり、グループおよびユーザの識別に言及することができるレベルが加えられることが可能である。別の例においては、フォーマットは、レベル1(たとえば、アプリケーションID)、レベル2(たとえば、サービスID)、レベル3(たとえば、グループID)、およびレベル4(たとえば、ユーザID)という情報要素(IE)を含むことができるが、それらには限定されない。以降では、フィールドおよび情報要素(IE)は、交換可能に使用されることが可能である。
図4は、制限されたディスカバリのために使用されることが可能である例示的な(制限された)ProSeアプリケーションIDフォーマット400の図である。たとえば、ProSeコードを告知したいWTRUに関して、そのWTRUは、ProSeアプリケーションIDフォーマット400に従ってProSeアプリケーションIDを生成することができ、そのProSeアプリケーションIDをProSe機能へ送信することができる。例示的なProSeアプリケーションIDフォーマット400は、サブ部分またはレベル1...N+1を含むことができる(制限された)ProSeアプリケーションネームフィールド402のための部分を含むことができる。ProSeアプリケーションIDフォーマット400は、たとえばWTRUのHPLMNを示すことができるPLMN IDフィールド410を含むことができる。
ProSeアプリケーションネームフィールド402は、レベル1のアプリケーションID404(およびその他のレベル、たとえば、レベル2...N−1のさらなるアプリケーションID)、グループIDフィールド406、および/またはユーザIDフィールド408を含むことができる。グループIDフィールド406は、レベルNに含まれることが可能であり、WTRUによって生成されることが可能である。グループIDフィールド406は、グループの一部であるすべてのWTRUに共通であることが可能である。たとえば、WTRUは、アプリケーションサーバとの対話によって、またはユーザによる直接の入力によってグループIDの値を得ることができる。図4において示されている例においては、告知側WTRUは、グループ「ABCD」として識別されることが可能であるグループに属する。
ユーザまたはWTRUは、ユーザが自分の個人ユーザ識別(すなわち、図4において「STUV」として示されている「ユーザID」408)がグループのその他のメンバーに対して明らかにされることを許可するかどうかをProSe機能に知らせることができる。グループID406および/またはユーザアプリケーションID404は、ProSeアプリケーションごとに一意であることが可能である。
ProSe機能は、ProSeアプリケーションID400において示されているサブ部分またはレベル1...N+1に対応する一時的な識別を有する対応するProSeアプリケーションコードを生成することができる。グループに関連したProSeアプリケーションコード部分は、同じグループの一部であることが可能であるすべてのWTRUと共有されることが可能である。ProSe機能は、識別されることが可能である特定のグループにどのWTRUが属しているかをアプリケーションサーバとの間で検証することができ、またはProSe機能は、この情報をローカルに含むことができる。ProSe機能は、WTRUによって送信されたグループIDを使用して、識別されたグループIDを伴うグループのメンバーであることが可能である個々のWTRUの特定の設定または承認パラメータを検証することができる。
例によれば、WTRUは、グループIDをブランクのままにすること(またはそれを特定の値に設定すること)が可能であり、これは、ユーザおよびアプリケーションのペアに関するグループ情報をアプリケーションサーバから、またはローカルから得るようProSe機能をトリガーすることができる。ProSe機能は、WTRUに応答し、それにWTRUの(またはユーザの)グループのグループIDを提供することができる。このケースにおいては、WTRUは、自分がメンバーであるグループ(またはグループID)がどれかを知る必要がない場合がある。WTRUが複数のグループの一部である場合には、ProSe機能は、それぞれのグループに関するコードを返すことができ、これは、グループIDフィールドの別々の値によってWTRU側において区別されることが可能である。WTRUは、自分が属するさまざまなグループ、および自分がモニタすることができるさまざまなグループを保存することができる。ProSe機能は、ユーザIDフィールドを、問題のユーザ(またはWTRU)に固有であることが可能である一時的な値に設定することができる。告知側WTRUに関して、ProSe機能は、「ユーザID」フィールドがそのWTRUにとって一意であることが可能である場合に告知するための少なくとも1つのProSeアプリケーションコードを返すことができる。
図5は、図4における(制限された)ProSeアプリケーションIDフォーマット400に対応することが可能である例示的な(制限された)ProSeアプリケーションコードフォーマット500の図である。図5を参照すると、例示的なProSeアプリケーションコードフォーマット500(または、ProSeコードフォーマット500)は、サブ部分またはレベル1...N+1(図4におけるProSeアプリケーションIDフォーマット400内のレベル1...N+1に対応する)を含むことができる一時的なID502を含むことができる。ProSeアプリケーションコードフォーマット500は、たとえばWTRUのHPLMNを示すことができるPLMN IDフィールド510を含むことができる。
今度は、告知するためのコードを要求する場合もある、同じグループの一部であることが可能である任意のWTRUに関して、ProSe機能は、グループID IE506に関する同じ一時的なID(たとえば、Temp_1234)を提供することができる。ユーザID IE508は、WTRUにとって一意であることが可能である値を有することができる。例においては、ユーザID IE508は、アプリケーションレイヤにおけるユーザのIDへのポインタであることが可能である。ユーザID IE508は、たとえば国際移動体サブスクライバー識別番号(IMSI)などのサブスクライバーIDに相当しない場合がある。ProSe機能は、グループID(または、たとえばWTRUによって、もしくはローカルポリシーによって、もしくはアプリケーションサーバとの検証によって提供されるネーム)を、生成されたProSeアプリケーションコード500内のグループID IE506内に含めて返される一時的なIDにマップすることができる。Temp_appフィールド504は、アプリケーションID(たとえば、図4におけるアプリケーションID404)を表すことができ、一時的なIDを使用して、アプリケーションIDを表すことができる。
特定のグループの一部であることが可能であるモニタリングWTRUに関して、そのモニタリングWTRUは、特定のアプリケーションに関するディスカバリフィルタを得たいという要求を送信することができる。モニタリングWTRUは、図4において説明されているのと同じフォーマットおよびレベルを有することができる(制限された)ProSeアプリケーションID(ProSeアプリケーションIDネームを含む)を送信することができる。モニタリングWTRUは、グループIDフィールド(たとえば、図4におけるグループID IE406)を特定の値に設定して、そのWTRUがモニタしたいと望むグループを示すことができる。たとえば、WTRUがグループ「ABCD」の一部である場合には、「ABCD」は、モニタリングWTRUによって送信される「グループID」IEの値であることが可能である。ユーザIDフィールド(たとえば、図4におけるユーザID IE408)は、特定のターゲットユーザをディスカバーすることをモニタリングWTRUが要求していない可能性がある場合には、ブランクのままにされることが可能であり、または特定の事前に定義された値に設定されることが可能である。しかしながら、上述したように、ユーザIDフィールドは、ブランクのままにされること(または特定の値に設定されること)が可能であり、これは、(アプリケーションサーバとの検証によって、またはローカルの情報もしくはポリシーによって)WTRUが属するすべてのグループに関するディスカバリフィルタを返すようProSe機能をトリガーすることができる。
ディスカバリフィルタは、ProSeアプリケーションコード(すなわち、ProSeコード)および/またはマスクを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。モニタリングWTRUが、(ユーザIDフィールドによって識別された)ターゲットユーザIDをディスカバーしたい場合には、モニタリングWTRUは、ユーザID IEを、それがアプリケーションレイヤとのシグナリングを介して受信しておくことが可能である特定のターゲットユーザに設定することができる。このケースにおいては、グループID IEは、グループ識別で満たされることが可能であり、またはブランクのままにされること(もしくは、その要求が、グループではなく宛先「ユーザID」に真に焦点を合わされている可能性があるということをProSe機能が知るように、事前に定義された値に設定されること)が可能である。
モニタリングWTRUに応答して、ProSe機能は、告知を行っている可能性があるグループのその他のすべてのメンバーに提供されるのと同じである可能性があるフォーマットを有するProSeアプリケーションコードを返すことができる。加えて、マスクがモニタリングWTRUに提供されることが可能であり、それによって、ProSeアプリケーションコードが無線でモニタされることが可能である場合に、そのモニタされるグループIDのマスクの結果が、グループIDフィールドに関する部分的なマッチにつながる可能性がある。図5の例においては、モニタリングWTRUが、コードを告知することを要求した同じグループのすべてのモニタリングWTRUのものと同じ一時的な値(すなわち、「Temp_1234」)を有する「グループID」IEを有する図5において示されているProSeアプリケーションコードフォーマットによる(制限された)ProSeアプリケーションコードを受信することができる。
図6は、ProSe機能によって提供されることが可能である例示的なマスク600の図である。モニタリングWTRUがProSeアプリケーションコードを無線で告知側WTRUから受信した場合には、モニタリングWTRUは、受信されたコードとマスク600との間においてビット単位のAND演算を実行することができる。図7は、モニタリングWTRUによって実行されることが可能である例示的なマスク手順700の図である。
図7の例においては、モニタリングWTRUが、(制限された)ProSeアプリケーションコード702を無線で受信することができる。ProSeアプリケーションコード702は、一時的なアプリケーションID704、グループID706、ユーザID708、およびPLMN ID710を含むことができる。モニタリングWTRUは、ビット単位のAND演算を使用してマスク712をProSeアプリケーションコード702に適用することができる。AND演算は例として示されており、その他のマスクまたはビット演算が使用されることが可能である。マスク712を適用した結果715は、モニタリングWTRUによってProSe機能から受信されたProSeアプリケーションコード702内のグループID IE706と同じ値(たとえばTemp_1234)をグループID IE716が有するということを確実にすることができる。しかしながら、ユーザID IE718は、モニタリングWTRUによるその受信されたユーザID708にマッチしない場合がある。コードの諸部分がマッチすることが可能であるので、WTRUは、部分的なマッチとみなすことができ、告知側WTRUが自分自身のグループのメンバーである可能性があり、それは、たとえば「ABCD」という実際のIDを有する一方で「Temp_1234」という一時的なIDを有する可能性があるということを認識することができる。
部分的なマッチが生じている(たとえば、グループIDフィールド716が、ProSeアプリケーションコード702のグループIDフィールド706にマッチしている)場合には、モニタリングWTRUは、告知者WTRUからのモニタされているProSeアプリケーションコードを有するマッチレポートを送信することができる。ProSe機能は、モニタリングWTRUが、識別されたグループの特定のユーザをディスカバーすることを許可されているかどうかを(たとえば、アプリケーションサーバとの検証、ローカルの情報もしくはポリシー、または告知側WTRUから受信された以前の表示によって)検証することができる。モニタリングWTRUが、識別されたグループの特定のユーザをディスカバーすることを許可されている場合には、ProSe機能は、告知側WTRUの識別を返すことができる。たとえば、ProSe機能は、告知側WTRU IDとして「STUV」を返すことができ、したがってモニタリングWTRUは、告知側WTRUが、同じグループ「ABCD」のメンバーであり、特定のユーザID「STUV」を有しているということを知ることになる。
モニタリングWTRUが、告知側WTRUの実際のIDを得ることを許可されていない場合には、ProSe機能は、その特定のユーザ識別が明らかにされることが不可能であるということを示す応答を返すことができる。このケースにおいては、その正確なユーザ識別がモニタリングWTRUに対して明らかにされることは不可能である。(制限された)ProSeアプリケーションIDおよび(制限された)ProSeアプリケーションコードが、それぞれProSeアプリケーションIDおよびProSeアプリケーションコードと同じフォーマットを有している場合には、ProSe機能は、グループ/ユーザIDディスカバリに関するディスカバリ要求(告知か、またはモニタか)を区別できない可能性がある。これらのディスカバリ要求の区別を可能にするために、WTRUは、自分が「グループ/ユーザ」ディスカバリのためにコードまたは識別を得たいと望んでいるということをディスカバリ要求内に含めて(すなわち、識別の一部としてではなく)示すことができる。ProSe機能は、上述のようにWTRUに識別および/またはディスカバリフィルタを提供するために、この表示を使用することができる。
(制限された)ProSeアプリケーションID(すなわち、ネーム)と、アプリケーションレイヤにおけるユーザ識別との間においてマッピングが存在することが可能である。したがって、WTRU(モニタリングまたは告知側)は、(制限された)ProSeアプリケーションID(すなわち、ネーム)をアプリケーションレイヤ識別にマップするための機能性を必要とする場合がある。WTRUは、このマッピングをローカルに有することができ、またはそれは、(制限された)ProSeアプリケーションID(すなわち、ネーム)を提供することによってアプリケーションサーバと対話し、対応するマップされたアプリケーションレイヤユーザ識別を受信することができる。
例によれば、制限されたディスカバリ識別子が、モデルAディスカバリのために使用されることが可能である。告知要求において、ユーザ(WTRU)は、制限されたディスカバリのためのコードを告知することを要求することができる。たとえば、この手順は、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバとの間で要求を検証するProSe機能を含むことができる。ProSeアプリケーションは、制限されたProSeアプリケーションIDを、ユーザの好みに基づいて、特定のユーザのみによってディスカバー可能であるように構成することができる。たとえば、アリスというユーザが、彼女をディスカバーすることを許可されることが可能であるユーザのリストを構成している場合には、アプリケーションは、制限されたProSeアプリケーションIDを、その制限されたProSeアプリケーションIDが、アプリケーションID、アリスのグループID、および/またはアリスのユーザアプリケーションIDを含むことができるが、それらには限定されないように構成することができる。
ユーザがWTRUにおいて、制限されたディスカバリを有効にしている場合には、WTRUは、告知するためのProseアプリケーションコードをProSe機能に要求することができる。たとえば、WTRUは、制限されたProSeアプリケーションID(ProSeアプリケーションによって構成された)、アプリケーションID、ユーザ識別(たとえばIMSI、移動局国際サブスクライバーディレクトリ番号(MSISDN))、および要求が、モデルAコードを告知するためのものであるということを示すための情報のうちのいずれかを要求内に含めることができるが、それらを含めることには限定されない。
ユーザが(HSSによって提供された情報に基づいて、)制限されたディスカバリに関して承認されている場合には、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDが有効であると言えるということを検証するために、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバに連絡を取ることができる。制限されたProSeアプリケーションIDが有効である場合には、ProSe機能は、ProSeアプリケーションコードを割り振ることができ、それを、告知するWTRUに提供することができる。
例によれば、モニタリングWTRUによって送信されるモニタリング要求は、ユーザまたはユーザのグループまたはサービスをモニタすることを要求することができる。たとえば、ユーザ(たとえば、ボブ)が、別のユーザ(たとえば、アリス)をディスカバーすることをアプリケーションに要求しておくことが可能である。アプリケーションは、ボブがアリスをディスカバーすることを彼女が許可しているかどうかをチェックすることができ、ボブにグループIDを提供することができる。
アプリケーションが、モニタリング要求において、制限されたProSeアプリケーションIDを構成するための方法の例は、アプリケーションが、ボブの制限されたProSeアプリケーションIDを、アプリケーションID、アリスのグループID、および/もしくはボブのユーザIDを含むように構成することができること、ならびに/またはアプリケーションが、アリスの制限されたProSeアプリケーションIDを提供することができることを含むが、それらには限定されない。WTRUは、ProSe機能によってアプリケーションコードをモニタしたいという要求を送信することができる。例においては、WTRUは、制限されたProSeアプリケーションID(ProSeアプリケーションによって構成された)、アプリケーションID、ユーザ識別(たとえば、IMSI、MSISDN)、要求が、モデルAコードをモニタするためのものであるという情報、および/またはボブのユーザアプリケーションIDのうちのいずれかを要求内に含めることができるが、それらを含めることには限定されない。
ユーザが(たとえば、HSSによって提供された情報に基づいて、)制限されたディスカバリに関して承認されている場合には、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDが有効であるということを検証するために、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバに連絡を取ることができる。制限されたProSeアプリケーションIDが、ボブのユーザIDを使用して構成されている場合には、アプリケーションは、ボブのユーザIDが、アリスによって構成されたグループID情報内にあるかどうかをチェックすることができる。例においては、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDおよびボブのユーザIDを検証のために送信することができる。制限されたProSeアプリケーションIDが有効である場合には、ProSe機能は、ProSeアプリケーションコードを割り振ることができ、それを、告知するWTRUに提供することができる。そのProSeアプリケーションコードは、アリスに提供される告知用コードである場合があり、それによってProSe機能は、少なくとも2つのWTRU(この例においては、ボブに関連付けられているWTRU、およびアリスに関連付けられているWTRU)に提供されているProSeコードどうしの間におけるマッピングを保持することが必要となる場合がある。
例によれば、制限されたモデルBディスカバリのための技術が使用されることが可能である。モデルBディスカバリにおいては、ユーザは、ユーザまたはユーザのグループが近くにいるかどうかを要求することができる。例によれば、アプリケーションは、ユーザを識別する制限されたProSeアプリケーションIDを構成することができる。別の例においては、制限されたProSeアプリケーションIDを、ユーザを識別するように構成するために、アプリケーションおよび/または3GPPネットワークによって割り振られた識別子が使用されることが可能である。このケースにおいては、制限されたProSeアプリケーションIDは、ユーザまたはグループを識別することができる。したがって、制限されたディスカバリをコントロールするために、アプリケーションおよび/または3GPPネットワークによって割り振られた識別子が使用されることが可能である。このアプローチは、モデルAまたはモデルBの制限されたディスカバリのために使用されることも可能である。
WTRUは、制限されたディスカバリのためのProSe機能に登録することができる。ProSe機能は、ProSe WTRU IDを割り振ることができる。制限されたディスカバリに参加することに関心があるWTRUは、登録要求を、PC3リファレンスポイントを介してProSe機能に提供することができ、ユーザを識別するユーザの制限されたProSeアプリケーションID、および/またはアプリケーションを識別するアプリケーションIDのうちのいずれかを登録要求内に含めることができるが、それらを含めることには限定されない。
図8は、ProSeの制限されたディスカバリの一部としての例示的なProse登録手順800の流れ図である。図8の例において示されているエンティティーは、WTRU802、ProSe機能804、HSS806、および/またはProSeアプリケーションサーバ808のうちのいずれかを含むことができるが、またはそれらを含むことには限定されない。810において、WTRU802内に存在することが可能であるProSeアプリケーションは、ユーザ、ユーザのグループ、および/またはサービスを識別するために、制限されたProSeアプリケーションIDを構成することができる。ユーザがWTRU802において、制限されたディスカバリを有効にしている場合には、WTRU802は、ProSeの制限されたディスカバリ登録要求812を、PC3リファレンスポイントを介してProSe機能804へ送信することができる。登録要求812は、制限されたProSeアプリケーションID、アプリケーションID、および/またはユーザ識別(たとえば、IMSI、MSISDN)のうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。
814において、ProSe機能804は、ユーザが、制限されたディスカバリに関して承認されていると言えるかどうかを、HSS806との間で(たとえば、HSS806との間でメッセージをやり取りすることによって)チェックすることができる。816において、承認が成功である場合には、ProSe機能804は、一時的なProSe WTRU IDをWTRU802に割り振ることができる。たとえば、ProSe機能804は、制限されたProSeアプリケーションIDごとに、またはアプリケーションごとに別々のProSe WTRU IDを割り振ることができる。別の例においては、ProSe機能804は、WTRUごとに一時的なProSe WTRU識別を割り振ることができる。
ProSe機能804は、ProSe登録要求818を、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバ808へ送信することができる。ProSe登録要求818は、制限されたProSeアプリケーションID、および/またはProSe WTRU IDのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。ProSeアプリケーションサーバ808は、制限されたProSeアプリケーションIDを一時的な3GPP識別子(ProSe WTRU ID)とリンクさせることができる。ProSe機能804は、ProSe登録肯定応答820を、PC3リファレンスポイントを介してWTRU802へ送信することができ、登録肯定応答820は、割り振られたProSe WTRU IDを含むことができる。
例によれば、WTRUは、ユーザ、ユーザのグループ、および/またはサービスが近くにあるかどうかをクエリーしたいという要求をProSe機能へ送信することができる。このアプローチによれば、WTRUは、ユーザ、ユーザのグループ、またはサービスが近くにあるかどうかを識別するための要求をProSe機能へ送信することができる。モデルBディスカバリにおいては、WTRUは、たとえば、ディスカバリのターゲットとされているWTRUに知られていることが可能であるProSeアプリケーションコードを入手することができる。告知要求メッセージにおいては、告知側WTRUに関連付けられているユーザは、モデルBディスカバリのためのコードを告知することを要求することができる。そのような手順は、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバとの間で告知要求を検証するProSe機能を含むことができる。WTRUは、ディスカバーされることになるグループもしくはユーザの制限されたProSeアプリケーションID(たとえば、ProSeアプリケーションによって構成された)、アプリケーションID、ユーザ識別(たとえば、IMSI、MSISDN)、要求が、モデルBコードを告知するためのものであるということを示す情報、および/またはProSe機能によって割り振られたProSe WTRU IDのうちのいずれかを告知要求メッセージ内に含めることができるが、それらを含めることには限定されない。
ユーザが(たとえば、HSSによって提供された情報に基づいて、)制限されたディスカバリに関して承認されている場合には、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDが有効であるということを検証するために、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバに連絡を取ることができる。ProSe機能は、WTRUによって提供されたProSe WTRU IDを含むこともできる。ProSeアプリケーションサーバは、ProSe WTRU IDのユーザが、制限されたProSeアプリケーションIDのユーザをディスカバーすることができるかどうかをチェックすることができる。ProSe WTRU IDを、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバへ送信することの代わりに、またはそれに加えて、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDをProSe WTRU IDから得ることができる。たとえば、このアプローチは、Prose機能が、制限されたProSeアプリケーションID要求ごとに別々のProSe WTRU IDを割り振る場合に使用されることが可能である。制限されたProSeアプリケーションIDが有効である場合には、ProSe機能は、ProSeアプリケーションコードを割り振ることができ、それを、告知するWTRUに提供することができる。
例によれば、ブロードキャスティングおよび/またはモニタリングが、モデルBディスカバリのもとで実行されることが可能である。例においては、ProSe WTRU IDおよびProSeアプリケーションコードが、モデルBディスカバリにおいてブロードキャストされることが可能である。モデルBディスカバリを要求したWTRUは、ProSeアプリケーションコードおよび/またはソースWTRUの一時的なProSe WTRU識別を告知することができる。モデルBディスカバリに関するProSeアプリケーションコードを検出するモニタリングWTRUは、マッチレポートを検証のためにProSe機能へ送信することができる。
図9は、例示的なブロードキャスティングおよびモニタリングモデルBディスカバリ手順900の流れ図である。図9の例において示されているエンティティーは、WTRU902、モニタリングWTRU903、ProSe機能904、および/またはProSeアプリケーションサーバ908のうちのいずれかを含むことができるが、またはそれらを含むことには限定されない。モデルBディスカバリを要求したWTRU902は、モデルB告知910をブロードキャストすることができ、モデルB告知910は、ProSeアプリケーションコード、ソースProSe WTRU ID(すなわち、WTRU902の)、および/またはモードの表示(たとえば、「そこにいるのは誰ですか」モード)のうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。
912において、ソースWTRU902にとってプロキシミティ内にあると言えるモニタリングWTRU903は、モデルBディスカバリ要求ブロードキャストメッセージ910をモニタすることができる。モニタリングWTRU903は、既知のProSeアプリケーションコード(たとえば、モニタリングWTRU903が告知するProSeアプリケーションコード)または異なるProSeアプリケーションコードを検出することができる。モニタリングWTRU903は、WTRU903が既知のProSeアプリケーションコードを検出した場合には、マッチを報告することができる。モニタリングWTRU903は、モニタリングWTRU903が検出するいかなるモデルB ProSeアプリケーションコードもProSe機能904に報告することができる。
モニタリングWTRU903は、マッチレポート914を、PC3リファレンスポイントを介してProSe機能904へ送信することができる。マッチレポート914は、ProSeアプリケーションコード、および/または受信されたProSe WTRU IDのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。916において、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDをProSeアプリケーションコードから得ることができ、告知側WTRU902が、モニタリングWTRU903をディスカバーすることを許可されていると言えるかどうかをチェックすることができる。ProSe機能904は、モニタリングWTRU903が告知側WTRU902によってディスカバーされることが可能であるかどうかを、PC2リファレンスポイントを介してディスカバリ承認メッセージ918を送信することによってProSeアプリケーションサーバ908との間でチェックすることができる。
例においては、ProSe機能904は、制限されたProSeアプリケーションID(ProSeアプリケーションコードから得られた)および/または告知側WTRU902のProSe WTRU IDをディスカバリ承認メッセージ918内に含めてProSeアプリケーションサーバ908に提供することができる。別の例においては、ProSe機能904は、制限されたProSeアプリケーションIDをProSe WTRU IDから得ることができる。そのケースにおいては、ProSe機能は、告知側WTRU902の制限されたProSeアプリケーションIDと、ProSeアプリケーションコードから得られた制限されたProSeアプリケーションIDとを送信することができる。モニタリングWTRU903が、告知側WTRU902によってディスカバーされることを許可されている場合には、ProSe機能904は、PC3リファレンスポイントを介してモニタリングWTRU903に告知側WTRU902の制限されたProSeアプリケーションIDを提供するためにマッチレポート肯定応答メッセージ920を送信することができる。
例によれば、モニタリングWTRUは、「私はここにいます」というメッセージを用いて応答することができる。マッチが成功である場合には、モニタリングWTRUは、モデルBディスカバリを告知した告知側WTRUに対して、告知側WTRUとモニタリングWTRUとがプロキシミティ内にいるということを応答することができる。モニタリングWTRUは、マッチが存在すると言えるということをブロードキャストメッセージ内で示すProSeアプリケーションコードを再びブロードキャストすることによって、マッチが成功であるということをブロードキャストすることができ、モニタリングWTRUの一時的なProSe WTRU IDを含めることができる。モニタリングWTRUは、プロキシミティ距離などのさらなる情報を含めることができる。そのコードを検出する告知側WTRUは、モニタリングWTRUのProSe WTRU IDを認証するためにProSe機能へマッチレポートを送信することができる。
例によれば、ブロードキャスティングおよび/またはモニタリングが、アプリケーションの割り振られた識別子を使用してモデルBディスカバリのもとで実行されることが可能である。たとえば、WTRUは、ユーザ、ユーザのグループ、および/またはサービスが近くにあるかどうかを識別するための要求をProSe機能へ送信することができる。たとえば、モデルBディスカバリにおいては、WTRUは、ディスカバリのターゲットとされているWTRUに知られていることが可能であるProSeアプリケーションコードを入手することができる。告知要求においては、ユーザは、モデルBディスカバリのためのコードを告知することを要求することができる。ProSe機能は、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバとの間でその要求を検証することができる。
WTRUは、ディスカバーされることになるユーザ/ユーザのグループの制限されたProSeアプリケーションID(たとえば、ProSeアプリケーションによって構成された)、アプリケーションID、ユーザ識別(たとえば、IMSI、MSISDN)、および/または要求が、モデルBコードを告知するためのものであると言えるという情報のうちのいずれかを要求内に含めることができるが、それらを含めることには限定されない。ユーザが(たとえば、HSSによって提供された情報に基づいて、)制限されたディスカバリに関して承認されている場合には、ProSe機能は、制限されたProSeアプリケーションIDが有効であると言えるということを検証するために、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバに連絡を取ることができる。
認証が成功である場合には、ProSe機能は、ブロードキャストするためにWTRUにProSeアプリケーションコードを提供することができる。上述の識別子が使用されている場合、およびWTRUが、グループ内の単一のユーザを識別するために要求を送信している場合には、ProSe機能は、ブロードキャストのためにWTRUに完全なProSeアプリケーションコードを提供することができる。ユーザが、ユーザのグループが近くにいるかどうかを識別するために要求を行った場合には、ProSe機能は、告知するためにWTRUに部分的なProSeアプリケーションコードを提供することができ、たとえば、グループIDまでのProSeアプリケーションコードが含まれることが可能であり、ユーザIDフィールドがワイルドカード化されることが可能である。ProSe機能は、ディスカバリ応答メッセージにおいてモデルB要求に応答するためにモニタリングWTRUが使用することができるProSeアプリケーションコードを告知側WTRUに提供することができる。このケースにおいては、告知側WTRUは、検出されたProSeアプリケーションコードがモデルB要求に関連していると言えるかどうかを知ることができる。
例によれば、モデルBディスカバリのもとで実行されるブロードキャスティングおよび/またはモニタリングは、モニタリングWTRUがモデルBディスカバリのためのすべてのProSeアプリケーションコードを検証のためにProSe機能へ送信することを含むことができる。モデルBディスカバリを要求したWTRUは、ProSeアプリケーションコードを告知することができる。モデルBディスカバリに関するProSeアプリケーションコードを検出するモニタリングWTRUは、マッチレポートを検証のためにProSe機能へ送信することができる。
図10は、例示的なブロードキャスティングおよびモニタリングモデルBディスカバリ手順1000の流れ図である。モデルBディスカバリを要求したWTRU1002は、ProSeアプリケーションコードを含む、および/またはモードを識別するモデルB告知メッセージ1010をブロードキャストすることができる。1012において、WTRU1002にとってプロキシミティ内にあると言えるモニタリングWTRU1003は、モデルBディスカバリ要求を探してモニタすることができる。
モニタリングWTRU1003は、WTRU1002から受信されたProSeアプリケーションコードを提供するマッチレポート1014を、PC3リファレンスポイントを介してProSe機能1004へ送信することができる。ProSe機能1004は、受信されたProSeアプリケーションコードから、制限されたProSeアプリケーションIDを得ることができる。ProSe機能1004は、マッチレポート肯定応答メッセージ1016をモニタリングWTRU1003へ送信して、モニタリングWTRU1003にクエリーを行って、特定のアプリケーションIDに関するその制限されたProSeアプリケーションIDを提供することができる(そのアプリケーションIDは、ProSeアプリケーションコード内に含まれていた可能性がある)。モニタリングWTRU1003は、制限されたProSe IDを含むマッチレポート1018を用いて応答することができる。
1020において、ProSe機能は、モニタリングWTRU1003が告知側WTRU1002によってディスカバーされることが可能であるかどうかに関して、PC2リファレンスポイントを介してProSeアプリケーションサーバ1008との間で(ディスカバリ承認を使用して)チェックすることができる。たとえば、ProSe機能1004は、告知側WTRU1002およびモニタリングWTRU1003の制限されたProSeアプリケーションIDをProSeアプリケーションサーバ1008に提供することができる。マッチが検出された場合には、ProSe機能1004は、マッチについてモニタリングWTRU1003に知らせるためにマッチレポート肯定応答メッセージ1022を送信することができ、告知側WTRUの制限されたProSeアプリケーションIDをマッチレポート肯定応答メッセージ1022内に含めることができる。別の例においては、制限されたProSeアプリケーションIDは、モニタリングWTRUがマッチレポート1014を送信したときに送信されることが可能である。
別の例においては、モニタリングWTRUは、モデルBディスカバリに関するProSeアプリケーションコードをモニタするためにモニタリング要求を送信することができる。モニタリングWTRUは、モデルBディスカバリに関するProSeアプリケーションコードを演繹的に知らされることが可能である。モニタリングWTRUが、モデルBブロードキャストを告知するためにディスカバリ要求を送信する場合には、モニタリングWTRUは、モニタするためのProSeアプリケーションコードを入手するためにディスカバリ要求をProSe機能へ送信することもできる。モニタリングWTRUは、別のWTRUが、モニタリングWTRUの所在を知らされるためにモデルBディスカバリ要求を送信しているということをアプリケーションレイヤから知らされることが可能である。
別の例によれば、モニタリングWTRUが完全なProSeアプリケーションコードを識別した場合には、完全マッチ手順が使用されることが可能である。たとえば、上述の識別子が使用される場合には、グループIDに関連したコード、およびユーザIDに関連したコードの両方がマッチすることが可能である。マッチが成功である場合には、モニタリングWTRUは、モデルBディスカバリを告知したWTRUに対して、そのWTRUがプロキシミティ内にいるということを応答することができる。
例においては、モニタリングWTRUは、WTRUどうしのマッチを示すProSeアプリケーションコード、ならびにモニタリングWTRUのProSe WTRU IDを再び告知することによって告知側WTRUに応答することができる。モニタリングWTRUは、ProSeアプリケーションコード、および/またはモニタリングWTRUの一時的なProSe WTRU IDを含めて、マッチが成功であるということをブロードキャストすることができる。告知側WTRUは、自分のProSe WTRU IDを提供して、モニタリングWTRUに返信することができる。
ProSe機能は、モデルBディスカバリを開始した告知側WTRUに返信するための新たなProSeアプリケーションコードをモニタリングWTRUに提供することができる。モニタリングWTRUは、その新たなProSeアプリケーションコードをブロードキャストすることができ、マッチ表示を含めることができる。告知側WTRUがその新たなProSeアプリケーションコードを検出すると、告知側WTRUは、ユーザまたはユーザのグループがモデルB要求に返信しているかどうかを検証するためにマッチレポートをProSe機能へ送信することができる。ProSe機能は、ディスカバリ応答メッセージにおいてモデルB要求に応答するためにモニタリングWTRUが使用するProSeアプリケーションコードを告知側WTRUに提供することができる。このケースにおいては、告知側WTRUは、検出されたProSeアプリケーションコードがモデルB要求を参照しているかどうかを知ることができる。モニタリングWTRUは、プロキシミティ距離などのさらなる情報を含むことができる。
別の例においては、ユーザが、ユーザのグループが近くにいると言えるかどうかを要求している場合に、部分的なマッチ手順が実行されることが可能である。このケースにおいては、WTRUが告知するProSeアプリケーションコードは、ユーザのグループに関する情報を提供することができる(たとえば、制限されたProSeアプリケーションID内のユーザアプリケーションID部分がワイルドカード化されることが可能である)。部分的なマッチアプローチにおいては、告知側WTRUは、告知側WTRUのプロキシミティ内にいると言えるグループ内のユーザのユーザ識別を識別することができる。
図11は、ProSeディスカバリのための例示的な部分的な手順1100の流れ図である。WTRU1102は、ユーザのグループがプロキシミティ内にいると言えるかどうかを識別するためにProSeアプリケーションコードを告知するためのブロードキャストメッセージ1110を送信することができる。1112において、モニタリングWTRU1103は、部分的なマッチの一部としてのユーザまたはユーザのグループに関するモデルBディスカバリのためにブロードキャストメッセージ1110から既知のProSeアプリケーションコードを検出することができる。モニタリングWTRU1103は、マッチレポート1114をProSe機能1104へ送信することができ、マッチレポート1114は、グループのProSeアプリケーションコード、および/または(このグループのユーザに関する情報を提供する)モニタリングWTRUの対応する制限されたProSeアプリケーションIDのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。
ProSe機能1104は、ディスカバリ承認手順1116を介して告知側WTRU1102からモニタリングWTRU1103がディスカバーされることが可能であるかどうかをProSeアプリケーションサーバ1108との間で検証することができる。マッチが成功である場合には、ProSe機能1104は、モニタリングWTRU1103が告知側WTRU1102に応答するためのProSeアプリケーションコードを生成し、そのProSeアプリケーションコードをマッチレポート肯定応答1118内に含めてモニタリングWTRU1103に提供することができる。
モニタリングWTRU1103は、PC5を介して告知側WTRU1102へメッセージ1120をブロードキャストし、マッチ肯定応答および/またはProSeアプリケーションコードを含めることができる。ProSe機能1104は、(図11においては示されていない)ディスカバリ応答メッセージにおいて、たとえばProSe機能1104から受信される可能性がある、モデルB要求に応答するためにモニタリングWTRU1103が使用することができるProSeアプリケーションコードを告知側WTRU1102に提供することができる。このケースにおいては、告知側WTRU1102は、検出されたProSeアプリケーションコードがモデルB要求に関連していると言えるかどうかを知ることができる。
告知側WTRU1102は、ユーザの識別を得るためにProSeアプリケーションコードを含むマッチレポート1122を、リファレンスポイントPC3を介してProSe機能1104へ送信することができる。1124において、ProSe機能1104は、告知側WTRU1102のために完全なProSeアプリケーションコードを得ることができる。マッチレポート肯定応答1126を介して、ProSe機能1104は、モニタリングWTRU1103の識別(たとえば、モニタリングWTRU1103の制限されたProSeアプリケーションID)を告知側WTRU1102に提供することができる。
上述の例示的なアプローチは、モデルBの制限されたディスカバリまたはオープンディスカバリのために使用されることが可能である。オープンディスカバリと、制限されたディスカバリとの間におけるあり得る相違は、オープンディスカバリが、PC2リファレンスポイントを介したProSeアプリケーションサーバとの検証を使用することができないということであると言える。
例によれば、モデルBの制限されたディスカバリのために、最適化されたマッチングメカニズムが使用されることが可能である。告知側WTRUが、モデルBアプローチを使用して特定のWTRUに連絡を取る場合には、その告知側WTRUは、PC5インターフェイスを介してブロードキャストされた「あなたはそこにいますか」のコードシーケンスに応答するモニタリングWTRUを明確に識別することができる。たとえば、図12は、最適化されたマッチングを採用している例示的なモデルBの制限されたディスカバリ手順1200の流れ図である。
1210において、告知側(ディスカバラー)WTRU1202は、アプリケーションのためのProSeアプリケーションIDを構成することができる。告知側(ディスカバラー)WTRU1202は、モデルBディスカバリアプローチを使用して、WTRUのグループまたはグループ内からの特定のWTRUのディスカバリを要求するためのディスカバリ要求メッセージ1212をProSe機能1204へ送信することができる。告知側WTRU1202は、制限されたProSeアプリケーションIDをディスカバリ要求1212内に含めて提供することができる。告知側WTRU1202は、モデルBディスカバリを告知する前にProSe機能1204へディスカバリ要求1212を送信することによってProSe機能1204に連絡を取ることができる。ディスカバリ要求1212は、WTRU識別、コマンド(たとえば、告知)、および/またはアプリケーションIDのうちのいずれかを含むこともできるが、それらを含むことには限定されない。モニタリング(ディスカバリイー)WTRU1203は、告知側WTRU1202によって送信されたディスカバリ要求メッセージ1212と同様のディスカバリ要求メッセージ(図示せず)を送信することができる。
ProSe機能1204は、告知側WTRU1202に関連付けられているユーザが、制限されたProSeディスカバリに関して承認されていると言えるかどうかをHSS1206との間でチェックするためにディスカバリ承認メッセージ1214を送信することができる。ProSe機能1204は、制限されたProSeアプリケーションIDの検証を要求するためにProSeアプリケーションサーバ1208へディスカバリ承認メッセージ1216を送信することができる。1218において、ProSe機能1204は、告知側WTRU1202のための1つのProSe(アプリケーション)コード、およびモニタリングWTRU1203のためのリンクされているProSe(アプリケーション)コードという2つのProSeアプリケーションコード(すなわち、ProSeコード)を生成することができる。それらの2つのProSeアプリケーションコードは、ともにリンクされることが可能であり、それによって、それらの2つのProSeアプリケーションコードの間におけるマッチが、関連付けられているディスカバリフィルタを使用して決定されることが可能である。それらの2つのProSeアプリケーションコードのうちのいずれも、制限されたProSeアプリケーションIDに基づいて得られることが可能である。1218において、ProSe機能1204は、上述のような2つのProSeアプリケーションコードに対応するディスカバリフィルタを生成することもできる。
ProSe機能1204は、モニタリングWTRU1203のための生成された(リンクされている)ProSeアプリケーションコードを含むディスカバリ応答メッセージ1220をモニタリングWTRU1203へ送信することができる。これは、たとえば、ProSeアプリケーションコードにリンクされている告知、もしくはモニタリングWTRU1203からのディスカバリ要求がProSe機能1204において受信されたときに、またはProSeディスカバリプロセスの最中もしくは後の任意の時点で生じる可能性がある。ProSe機能1204は、モニタリングWTRU候補1203とのマッチを見つけ出すために告知側WTRU1202のための(制限された)ProSeアプリケーションコードを含むディスカバリ応答メッセージ1222を告知側WTRU1202へ送信することができる。ディスカバリ応答メッセージ1222において、ProSe機能1204は、モニタリングWTRU1203のためのリンクされているProSeアプリケーションコードを告知側WTRU1202に提供することができる。ディスカバリ応答メッセージ1220および/または1222において、ProSe機能1204は、それぞれのProSeアプリケーションコードに関連付けられているディスカバリフィルタをモニタリングWTRU1203および/または告知側WTRU1202に提供することができる。
1224において、告知側WTRU1202は、ProSe機能1204から受信されたProSeアプリケーションコードを含むことができるモニタリングWTRU1203のための告知メッセージを、PC5インターフェイスを介してブロードキャストすることができる。モニタリングWTRU1203は、PC5インターフェイスをモニタし、告知側WTRU1202から告知メッセージを受信することができる。モニタリングWTRU1203が、告知側WTRU1202からの受信された告知メッセージにおいて(ディスカバリフィルタを使用して)マッチを決定した場合には、モニタリングWTRU1203は、PC5を介して告知メッセージ1226を送信することができ、その告知メッセージ1226は、PC5をモニタしている可能性がある告知側WTRU1202によって受信されることが可能である。告知メッセージ1226は、ProSe機能1204によってモニタリングWTRU1203に提供されたリンクされているProSeアプリケーションコードを含むことができる。1228において、告知側WTRU1202は、自分の受信したディスカバリフィルタを使用して、モニタリングWTRU1203から受信されたリンクされているProSeアプリケーションコードと、ProSe機能1204から受信されたProSeアプリケーションコードとの間においてマッチが存在するかどうかを決定することができ、それによって、WTRU1202とWTRU1203との間においてモデルBディスカバリが有効にされることが可能である。告知側WTRU1202は、マッチを確認するために、マッチレポート(図12においては示されていない。たとえば、図11におけるマッチレポート1122を参照されたい)をProSe機能1204へ送信することができる。
例によれば、ProSe通信プレーン(たとえば、ユーザプレーン)を介したモデルBディスカバリが有効にされることが可能である。モデルBディスカバリは、その他のオープンディスカバリ方法よりも多くの情報が無線で送信されることが可能である。このケースにおいては、モデルBディスカバリメッセージをオープンディスカバリメッセージまたはProSeユーザプレーンデータなどのその他のメッセージから区別するためにLTEメディアアクセスコントロール(MAC)ヘッダまたはプロトコルデータユニット(PDU)のためのフォーマットをさらに変更することは望ましくない場合がある。したがって、モデルBディスカバリは、通信プレーンを介して有効にされることが可能である。たとえば、WTRUは、モデルBサービスディスカバリのための通信のために使用されるMAC PDUを使用することができる。これを達成するために、告知メッセージ(たとえば、「そこにいるのは誰ですか」または「あなたはそこにいますか」)を送信しているWTRUは、MACフレームのソースIDを自分自身のソースIDに設定することができ、それは、たとえば、ProSe WTRU IDまたはその他の任意のIDであることが可能である。このケースにおいては、宛先IDフィールドは、事前に定義された値に設定されることが可能であり(および事前に定義された範囲内にあることが可能であり)、それによって、その事前に定義された値は、告知メッセージがモデルBディスカバリであるということを示すことができ、すべての受信者WTRUは、その告知メッセージに関連付けられている要求を処理することができる。例においては、ディスカバリコンテンツは、MACフレームのデータまたはペイロード部分内に含めて送信されることが可能である。
モデルB告知(または要求)メッセージを受信して、事前に定義された値に設定された、および/または事前に定義された範囲を伴う宛先IDを見つけるモニタリング(ディスカバリイー)WTRUは、そのメッセージのコンテンツを、たとえば、そのメッセージのデータまたはペイロード部分を含めて処理することができる。モニタリングWTRUが、たとえば、ディスカバリメッセージコンテンツの処理に基づいて応答する場合には、モニタリングWTRUは、自分の応答メッセージ内のソースIDを自分自身のソースIDに、および宛先IDを、受信されたメッセージから取り出されることが可能である告知側WTRUの宛先IDに設定することができる。宛先IDフィールドに関する事前に定義された値および/または範囲は、アプリケーションを介して、または、たとえば、手順ディスカバリ要求を使用したProSe機能との対話を介してWTRUに提供されることが可能である。
例においては、モデルBディスカバリは、ProSe機能との対話を伴わずに有効にされることが可能である。モデルBディスカバリは、上述のように、ProSe機能を使用して、ディスカバリ要求を承認すること、および/またはディスカバリ手順を完了するためのその他の情報を受信することが可能である。しかしながら、ProSe機能との対話を伴わずにモデルBディスカバリを達成することが望ましい場合があり、それによってシグナリングが低減されることが可能である。たとえば、ProSe機能とのIP接続を入手する目的で接続モードへ遷移するためのNASシグナリングなどのシグナリングが低減されること、またはなくされることが可能である。ProSe機能との対話を伴わずにモデルBディスカバリを実行することが望ましい場合がある別の理由は、E−UTRANが利用できないためにIP接続がProSe機能を伴ってセットアップされることが不可能であるカバレッジ外のシナリオであり得る。ProSe機能の使用を伴わないモデルBディスカバリのためのアプローチが、以降で説明されており、それは、WTRUがカバレッジの中または外にいる場合に使用されることが可能である。
下記の例においては、次の想定が行われることが可能である。すなわち、WTRU(たとえば、複数の)が、モデルBディスカバリに参加している場合があり、共有されているセキュリティーパラメータセット(それは、別の事前に定義されたセキュリティーパラメータセットと同じであることが可能である)を有することができ、それは、WTRUにおいて事前に構成されること、またはProSe機能によって提供されることが可能であり、WTRUは、ProSe機能を介して提供されることが可能である特定のグループIDを伴って事前に構成されることが可能であり、そのグループIDは、セキュリティーアルゴリズムへの入力であることが可能であり、ならびに/または「チャレンジ」および「応答」IEが、すべてのWTRUにおいて構成されることが可能であり、もしくはProSe機能によって提供されることが可能である。
例によれば、モデルBディスカバリを送信するために、告知側WTRUは、グループIDを暗号化することができ、ディスカバリメッセージを無線で送信することができる。ディスカバリメッセージは、そのディスカバリメッセージがモデルBディスカバリ要求であるということを示すことができる。これは、RANプロトコル(たとえばMAC)における変更によって行われることが可能であり、または上述の通信チャネルを介して行われることが可能である。
例によれば、グループIDおよび/またはその他のパラメータは、暗号化されることが可能である。受信者WTRUは、それらの暗号化されたデータを復号し、結果を検証することができる。モニタリングWTRUは、その結果が、それがメンバーであることが可能であるそのグループIDのうちのいずれかにマッチした場合には、次のアクションのうちのいずれかを取ることができる。すなわち、WTRUは、ディスカバリメッセージが受信された時刻(これは、どのディスカバリ要求が応答されているかを告知側WTRUが知る上で役立つ場合がある)に関連したタイムスタンプを含むことができ、告知側WTRUが、モデルBディスカバリに関する特定のメッセージをそれが送信する時刻を追跡把握することを含むことができ、WTRUは、グループIDを暗号化することができ、および/またはWTRUは、「チャレンジ」IEをその応答内に含めて送信することができ、それは、告知側WTRUによってセキュリティーアルゴリズムへ入力して、「応答」IEを伴って応答するために使用されることが可能である。
告知側WTRUが応答を受信した場合には、告知側WTRUは、次のアクションのうちのいずれかを取ることができる。すなわち、告知側WTRUは、最初に送信されたディスカバリメッセージに関連したタイムスタンプを検証することができ、この応答を、送信された最初のディスカバリ要求にマップすることができ、告知側WTRUは、グループIDを検証して、それが正しいグループIDであることを確実にすることができ、暗号化されたグループID IEを復号することによって、それを行うことができ、結果は、それが一部であることが可能であるグループIDにマッチする場合があり、告知側WTRUは、セキュリティーアルゴリズム内の「チャレンジIE」を使用して、応答IEを生成することができ、ならびに/またはWTRUは、応答IEとともに別のメッセージを返信することができ、モニタリングWTRUが使用および応答するためのチャレンジIEを含めることができる。
モニタリングWTRUは、応答を受信することができ、次のアクションのうちのいずれかを取ることができる。すなわち、モニタリングWTRUは、応答IEを検証して、それが、それがローカルに有しているのと同じ応答にマッチするかどうかを確かめることができ、そうである場合には、モニタリングWTRUは、ディスカバリ手順を続けることができ、またはそうでない場合には、そのメッセージを破棄することができ、および/もしくはモニタリングWTRUは、チャレンジIEを使用して応答IEを生成することができ、それを告知側WTRUに返信することができる。
告知側WTRUは、「応答」IEを伴うメッセージを受信することができ、これが、そのWTRUが有している「応答」IEにマッチする場合には、ディスカバリプロセスは完了する。次いで両方のWTRUは、接続を確立すること、および任意選択でセキュアな接続を介して各自のIDを共有することが可能である。
例によれば、グループIDは、暗号化されないことが可能である。このケースにおいては、告知側WTRUによって送信された第1のメッセージは、暗号化されないことが可能であるグループIDを有することができる。しかしながら、ディスカバリ要求は、チャレンジIEを含むことができ、次いで受信者WTRUは、(たとえば、それが、グループIDまたは受信されたコードに関して部分的なまたは完全なマッチが存在する可能性がある同じグループに属する場合には、)応答IEを伴って応答することができる。モニタリングWTRUは、チャレンジIEを生成し、応答パラメータおよび/またはチャレンジパラメータを伴って告知側WTRUに応答することができる。
モニタリングWTRUにおいて、応答IEが検証されることが可能である。その応答IEが、WTRU内の応答IEにマッチする場合には、モニタリングWTRUは、ディスカバリ手順を続けることができ、またはそうではない場合には、ディスカバリメッセージが破棄されることが可能である。マッチがある場合には、告知側WTRUは、上述の例示的な手順を使用してチャレンジIEに応答することができ、モニタリングWTRUに応答することができる。同様に、モニタリングWTRUは、自分自身の応答IEとのマッチを探して応答IEを検証することができる。マッチがある場合には、ディスカバリ手順は完了することができ、WTRUどうしは、セキュアな接続を確立することができ、各自のユーザに関する識別をやり取りすることができる。
例においては、制限されたディスカバリ取り消しのための方法が使用されることが可能である。たとえば、ディスカバリ取り消しは、PC2リファレンスポイントを介して行われることが可能である。WTRUは、ProSeアプリケーションにおいて別のWTRUまたはWTRUのグループに対する許可を取り消すことができる。たとえば、ProSeアプリケーションは、PC2リファレンスポイントを介して、制限されたディスカバリ取り消しをProSe機能に示すことができる。ProSeアプリケーションは、さまざまな方法でProSe機能の取り消しを示すことができ、それらの方法は、ProSeアプリケーションサーバが、取り消されたWTRUを識別することができ、そのようなWTRUの更新されたモニタリングディスカバリリストをProSe機能へ送信することができること、および/またはProSeアプリケーション(アプリ)サーバが、告知側WTRUの取り消されたWTRUのリストを送信することができることのうちのいずれかを含むが、それらには限定されない。
ProSe機能の取り消しを示すための例示的な方法によれば、ProSeアプリサーバは、取り消されたWTRUのリストおよび/またはそれらの更新された許可されているディスカバリリストをProSe機能に提供することができる。ProSeアプリサーバは、取り消されたWTRUの識別子を(たとえば、ProSeディスカバリWTRU IDと、ProSeアプリケーションユーザIDとのペアを提供することによって)、および/または取り消されたWTRUによるディスカバリを許可しているWTRUのそれぞれの更新されたリストを(たとえば、ターゲットProSeディスカバリWTRU IDと、ターゲットProSeアプリケーションユーザIDとのペアを提供することによって)提供することができる。
ProSe機能は、モニタされることが可能である更新されたProSeコードを提供されることになるモニタリングWTRUを識別するために、受信された情報を使用することができる。ProSe機能は、取り消されたWTRUおよび承認されたWTRUのProSeコードを取り出すことができ、告知側WTRUによって承認を取り消されたモニタリングWTRUへ新たなディスカバリフィルタをプッシュすることができる。ProSe機能は、更新されたProSeコードをモニタリングWTRUに提供することができ、および/または取り消されたコードを提供して、それらの有効期間(TTL)表示をゼロに設定することができる。モニタリングWTRUは、使用されていないコード、またはTTLがゼロに設定されているコードを破棄することができる。
モニタリングWTRUは、ディスカバリフィルタに関するエントリーと、以前にモニタリング手順に関するディスカバリ要求中に受信されたProSeコードとを比較し、新たなTTL、または以前に受信されたディスカバリフィルタを削除する/取り消すための表示など、新たなディスカバリフィルタ情報でディスカバリフィルタ(たとえば、ProSeコード、ProSeマスク、および/またはTTLを含む)を更新することができる。ProSe機能は、有効期限が切れたProSeコードに対する新たなProSeマスクを提供することができる。
図13は、例示的な制限されたディスカバリ取り消し手順1300の流れ図である。告知側WTRUであることが可能であるWTRU1303のユーザは、モニタリングWTRUであることが可能であるWTRU1302からの(またはWTRUのグループからの)ディスカバリ許可を取り消すために取り消しメッセージ1310をProSeアプリケーションサーバ1308へ送信することができる。WTRU1303は、取り消しメッセージ1310(これは、メッセージのやり取りを含むことができる)を介して、承認を取り消されたWTRU1302のそれぞれの制限されたProSeアプリケーションユーザIDをProSeアプリケーションサーバ1308に提供することによってアプリケーションにおける許可を取り消すことができる。1310において、WTRU1302は、アプリケーションサーバ1308と通信して、ユーザ/WTRU1302を誰が発見することができるかに関するユーザの設定をそれが変更したいと望んでいるということをそれに知らせることができる。1310のプロセスにおいて、WTRU1303は、ProSeディスカバリIDをアプリケーションサーバ1308に提供することができ、および/または制限されたProSe IDをアプリケーションサーバ1308から入手することができる。
1312において、ProSeアプリケーションサーバ1308は、取り消されたWTRU1302を識別することができ、取り消されたWTRU1302のProSeディスカバリWTRU IDを入手することができる。ProSeアプリケーションサーバ1308は、PC2を介して、取り消されたWTRU1302の識別を提供するために、承認を取り消すことになる旨のメッセージ1314をProSe機能1304へ送信することができる。たとえば、ProSeアプリケーションサーバ1308は、取り消されたProSeディスカバリWTRU ID、および/または取り消されたWTRU1302の制限されたProSeアプリユーザID、および/または取り消されたWTRU1302に関するディスカバリに関して承認されているユーザ/WTRUの更新されたリストを(たとえば、ターゲットProSe Disc WTRU IDと、ターゲットの制限されたProSeアプリユーザIDとのN個のペアを提供することによって)提供することができる。
WTRU1303が、承認を取り消された複数のユーザを有する場合には、ProSeアプリサーバ1308は、取り消されたWTRUの複数の識別を、承認を取り消すことになる旨の単一のメッセージ1314内に含めて提供することができ、または承認を取り消すことになる旨の複数のメッセージもしくはコマンド1314をProSe機能1304へ送信することができる。その上、ProSeアプリサーバ1308は、複数のProSe機能1304および1307に連絡を取ることができる。なぜなら、モニタリングWTRU1302は、別々のProSe機能1304および1307によってサービス提供されることが可能である(たとえば、それぞれのモニタリングWTRUは、別々のオペレータからの別々のサブスクリプションに属することが可能である)からである。
1316において、ProSe機能1304は、取り消されたWTRU1302および任意の承認されたWTRU(図示せず)のProSeコードを取り出すことができる。ProSe機能1307は、取り消されたWTRU1302の許可されたモニタリングディスカバリリストを、取り消し側WTRU1303の識別子をリストから除去することによって更新することもできる。1318において、ProSeコードが、異なるProSe機能によって割り振られた場合(すなわち、ディスカバリWTRU IDが、異なるPLMN1334に属しており、ProSe機能1304のHPLMN1332に属していない場合)には、ProSe機能1304は、上述の方法を使用して、ProSeコードを、そのコードを割り振ったその他のProSe機能(たとえば、ProSe機能1307)から取り出すことができる。
ProSe機能1304は、ディスカバリモニタリング更新メッセージ1320を、告知側WTRU1303をディスカバーすることを承認されていないモニタリングWTRU1302へ送信することができる。ディスカバリモニタリング更新メッセージ1320は、ディスカバリフィルタおよび/またはTTLのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。ProSe機能1304は、そのようなWTRUがディスカバーされることを許可されているユーザの更新されたコードリストをモニタリングWTRUに提供することができ、および/または取り消されたコードをそのようなWTRUに提供する一方で、それらの取り消されたコードのTTLをゼロに設定することができ、それによってWTRUは、それらを破棄することができる。ProSe機能1304は、承認を取り消されたProSeコードのための新たなProSeマスクをモニタリングWTRU1302に提供することができる。1322において、モニタリングWTRU1302は、WTRU1303のユーザによって取り消されたProSeコードを破棄することができる。
図14は、別の例示的な制限されたディスカバリ取り消し手順1400に関する流れ図である。1410において、告知側WTRUであることが可能であるWTRU1403のユーザは、モニタリングWTRUであることが可能であるWTRU1402からの(またはWTRU14021...1402xのグループからの)ディスカバリ許可を取り消すことができる。WTRU1403は、承認を取り消されたWTRU1402のそれぞれの制限されたProSeアプリケーションユーザIDをProSeアプリケーションサーバ1408に提供することによってアプリケーションにおける許可を取り消すことができる。
1412において、ProSeアプリケーションサーバ1408は、取り消されたWTRU1402を識別することができ、取り消されたWTRU1402のProSeディスカバリWTRU IDを入手することができる。ProSeアプリケーションサーバ1408は、PC2を介して、取り消されたWTRU1302の識別を提供するために、承認が取り消される旨のメッセージ1414をProSe機能1404へ送信することができる。たとえば、ProSeアプリケーションサーバ1408は、取り消されたProSeディスカバリWTRU ID、および/または取り消されたWTRU1402の制限されたProSeアプリユーザID、および/または取り消されたWTRU1402に関するディスカバリに関して承認されているユーザ/WTRUの更新されたリストを(たとえば、ターゲットProSe Disc WTRU IDと、ターゲットの制限されたProSeアプリユーザIDとのN個のペアを提供することによって)提供することができる。
WTRU1403が、承認を取り消された複数のユーザを有する場合には、ProSeアプリサーバ1408は、取り消されたWTRUの複数の識別を、単一の承認取り消しメッセージ1414内に含めて提供することができ、または複数の承認取り消しメッセージもしくはコマンド1414をProSe機能1404へ送信することができる。その上、ProSeアプリサーバ1408は、複数のProSe機能1404および1407に連絡を取ることができる。なぜなら、モニタリングWTRU1402は、別々のProSe機能1404および1407によってサービス提供されることが可能である(たとえば、それぞれのモニタリングWTRU1402は、別々のオペレータからの別々のサブスクリプションに属することが可能である)からである。
1416において、ProSe機能1404は、取り消されたWTRU1402および承認されたWTRU1402のProSeコードの更新されたリストを取り出すことができる。ProSe機能1404は、承認されたモニタリングディスカバリリストを、取り消されたWTRU1402の識別子(たとえば、および/ProSeディスカバリWTRU ID)をリストから除去することによって更新することができる。ProSeコードが、ProSe機能1404以外の異なるProSe機能によって割り振られた場合には、ProSe機能1404は、そのコードを割り振ったProSeのその他の機能(たとえば、ProSe機能1407)に連絡を取って、更新された/取り消されたコードを入手することができる。
1418において、ディスカバリWTRU IDが、異なるProSe機能によって割り振られた場合には、ProSe機能1404は、本明細書において説明されているアプローチを使用して、ProSeコードを、そのProSeコードを割り振ったその異なるProSe機能1407から取り出すことができる。モニタリングWTRU1403のHPLMN1432ProSe機能1404は、ディスカバリフィルタおよび/またはTTLを提供するために、告知側WTRU1403をディスカバーすることを承認されていないモニタリングWTRU1402へディスカバリモニタリング更新メッセージ1420を送信することができる。
ProSe機能1404は、そのWTRU1402がディスカバーされることを許可されているユーザの更新されたコードリストのみをWTRU1402に提供することができ、または取り消されたコードをWTRU1402に提供して、その取り消されたコードのTTLをゼロに設定することができ、それによってWTRUは、それらを破棄することができ、またはProSe機能1404は、承認を取り消されたProSeコードのための新たなProSeマスクを提供することができる。新たなディスカバリマスクが提供される場合には、そのマスクは、そのマスクを適用することが、取り消されているProSeアプリケーションコードに対する部分的なマッチをもたらすことのないようなものであることが可能である。1422において、モニタリングWTRU1402は、WTRU1403のユーザによって取り消されたProSeコードを破棄することができる。
例によれば、ProSeアプリサーバは、告知側WTRUの取り消されたWTRUのリストを送信することができる。ProSeアプリサーバは、自分のディスカバリ許可を変更したWTRUに関する情報、ならびに更新された(または取り消された)WTRUに関する情報を(たとえば、ターゲットProSeディスカバリ(Disc)WTRU IDと、ターゲットProSeアプリユーザIDとのN個のペアのリストを提供することによって提供する承認取り消し表示をProSe機能へ送信することができる。
例においては、ProSe機能は、取り消されたWTRUの取り消されたProSeディスカバリWTRU IDを取り出すことができ、それらを、告知側(取り消し側)WTRUの承認されたディスカバリリストから除去することができ、取り消されたWTRUに関するProSeコードの更新されたリストを取り出すことができる。別の例においては、ProSe機能は、取り消されたWTRUおよび承認されたWTRUのProSeコードを取り出すことができ、告知側WTRUによって承認を取り消されたモニタリングWTRUへ新たなディスカバリフィルタをプッシュすることができる。ProSe機能は、更新されたProSeコードをモニタリングWTRUに提供することができ、または取り消されたコードを提供して、それらのTTLをゼロに設定することができる。モニタリングWTRUは、使用されていないコード、またはTTLがゼロに設定されているコードを破棄することができる。例においては、ProSe機能は、承認を取り消されたProSeコードのための新たなProSeマスクを提供することができる。
無線でのシグナリング負荷を低減するために、複数のWTRUが告知側WTRUから承認を取り消されたということをProSe機能が検出した場合には、ProSe機能は、承認を取り消されたWTRUによるものであるProSeコードを送信することを停止するよう告知側WTRUに示すことができる。そのようなケースにおけるProSe機能は、告知側WTRUのProSeコードのTTLをゼロに設定することができる。次いで告知側WTRUは、新たなProSeコードを要求することができる。モニタリングWTRUは、取り消されたコードのTTLが切れた場合には、新たなProSeコードを入手することができ、および/またはProSe機能は、告知側WTRUをディスカバーすることを承認されているモニタリングWTRUへ新たなProSeコードをプッシュすることができる。
図15は、別の例示的な制限されたディスカバリ取り消し手順1500に関する流れ図である。1510において、告知側WTRUであることが可能であるWTRU1503のユーザは、モニタリングWTRUであることが可能であるWTRU1502からの(またはWTRU15021...1502xのグループからの)ディスカバリ許可を取り消すことができる。WTRU1503は、承認を取り消されたWTRU1502のそれぞれの制限されたProSeアプリケーションユーザIDをProSeアプリケーションサーバ1508に提供することによってアプリケーションにおける許可を取り消すことができる。
1512において、ProSeアプリケーションサーバ1508は、取り消されたWTRU1502を識別することができ、取り消されたWTRU1502のProSeディスカバリWTRU IDを入手することができる。ProSeアプリケーションサーバ1508は、告知側WTRU1503(その許可されているディスカバリリストを変更した)の識別およびユーザ/取り消されたWTRU1502のリストを提供するために、PC2を介して、承認が取り消される旨のメッセージ1514をProSe機能1504へ送信することができる。たとえば、ProSeアプリケーションサーバ1508は、取り消されたWTRU1502のWTRU1503のディスカバリWTRU IDおよび制限されたProSeアプリユーザIDのリスト、ならびに/または取り消されたWTRU1502の取り消されたProSeディスカバリWTRU IDおよび/もしくは制限されたProSeアプリユーザIDのリストを提供することができる。ProSeアプリサーバ1508は、それぞれの取り消されたWTRU1502に関するディスカバリに関して承認されているユーザ/WTRUの更新されたリストを(たとえば、ターゲットProSe Disc WTRU IDと、ターゲットの制限されたProSeアプリユーザIDとのN個のペアを提供することによって)提供することができる。単一のまたは複数の承認取り消しメッセージ1514が、ProSe機能1504(または複数のProSe機能)へ送信されることが可能である。
1516において、ProSe機能1504は、取り消されたユーザの数に基づいて、取り消されたWTRU1502に知られているProSeコードを告知することを停止するよう告知側WTRU1503に指示することができる。ProSe1504が、告知側WTRU1503に関する新たなProSeコードを割り当てた場合には、ProSe機能1504は、どのユーザがその新たなコードをモニタすることを承認されているかをチェックすることができる。
ProSe機能1504は、ProSeコードを送信してそのコードのTTLをゼロに設定することによってそのコードを告知することを停止するよう告知側WTRU1503に指示するためにディスカバリ告知更新メッセージ1518を告知側WTRU1503へ送信することができる。ProSe機能1504は、たとえば、告知するための新たなコード、アプリID、および/またはProSeアプリユーザIDを提供することもできる。告知側WTRU1503がVPLMN1530内にある場合には、モニタリングWTRU1502は、新たなProSeコードを割り振ることに関する承認、およびその新たなProSeコードを告知側WTRU1503のProSe機能1504に要求することができる。なぜなら、そのProSeコードは、告知側WTRU1503のProSe機能1504によって割り振られることが可能であるからである。
1520において、モニタリングWTRU1502のディスカバリWTRU IDが、異なるPLMN1534に属している場合には、ProSe機能1504は、その異なるPLMN1534のProSe機能1507に連絡を取って、ProSeコードを入手することができ、これは、HSS1506を介して行われることが可能である。1522において、告知側WTRU1503は、新たなProSeコードを(それが受信された場合に)送信するために、またはProSeコードを告知することを停止するために無線リソース割り当てを開始することができる。ProSe機能1504は、告知側WTRU1503に関する新たなProSeコードを割り当てることを決定することができ、ProSe機能は、告知側WTRU1503をディスカバーすることを承認されているモニタリングWTRU1502に、モニタするための新たなProSeコードを知らせるために更新メッセージ1524を送信することができる。更新メッセージ1524は、更新されたディスカバリフィルタを含むことができる。例においては、モニタリングWTRU1502は、以前の割り当てられたProSeコードのTTLが切れた場合には、新たなProSeコードを入手することができる。ProSe機能1504は、告知側WTRU1503をディスカバーすることを承認されていないモニタリングWTRU1502に新たなディスカバリフィルタを提供することができる。そのようなケースにおいては、ProSe機能1504は、そのようなコードのTTLをゼロに設定することができ、またはそれらを無効にするそのようなコードのための新たなマスクを送信することができる。
ProSe機能は、ProSe機能の取り消しを示すための上述の方法どうしから選択を行うことができる。その決定は、たとえば、ディスカバリに関して取り消されているWTRUの数に基づくことが可能である。取り消されている多くのWTRUがある場合には、ProSe機能は、ProSeコードを変更するアプローチを使用することを決定することができ、新たなProSeコードに関してモニタリングWTRUに知らせることができる。その決定は、サブスクリプションパラメータ、またはProSe機能が告知側WTRUから有しているコンテキストに基づくことが可能である。ProSe機能は、どの取り消し方法を使用するか、または告知側WTRUおよび/もしくはモニタリングWTRUが、同じPLMN内にいるか、もしくは異なるPLMN内にいるかに関して決定を行うためにProSeアプリケーションコードの有効期間を考慮に入れることができる。
例によれば、ProSeコード取り消しは、PC3リファレンスポイントを介して生じることが可能である。例においては、ProSeコードは、モニタリングWTRUにおいて取り消されることが可能である。このアプローチにおいては、ProSe機能は、WTRUをモニタすることをもはや承認されていないWTRUに、コードをモニタすることを停止するよう指示することができる。
図16は、別の例示的な制限されたディスカバリ取り消し手順1600の流れ図である。1610において、告知側WTRU1602のユーザは、WTRU1603に対する(またはWTRUのグループに対する)許可を取り消すことを決定することができる。告知側WTRU1602は、承認を取り消されたWTRUの制限されたProSeアプリユーザIDを提供することによって、アプリケーションにおける許可を取り消すことができる。ProSeアプリケーションサーバ1608は、WTRU1602からアプリケーションレイヤシグナリングを受信することなく、取り消しをトリガーすることができる。
告知側WTRU1602は、新たな告知/ディスカバリ要求メッセージ1612をProSe機能1607へ送信することができる。告知/ディスカバリ要求メッセージ1612は、その要求が、既に承認されている告知要求に関するものであるという表示、許可をリセットするためのディスカバリタイプ、および/または、以前の告知要求において割り当てられたProSeコードのうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。
1614および1616において、ProSe機能1604は、ユーザが、制限されたディスカバリに関してターゲットWTRUのセットに対して承認を行うことおよび承認を取り消すことを許可されているかどうかをアプリケーションサーバ1608との間で検証することができる。ProSeアプリケーションサーバ1608は、告知側WTRU1602(その許可されているディスカバリリストを変更した)の識別、ならびに/または承認されたおよび/もしくは取り消されたWTRUのリストを提供するために、PC2を介して、承認応答1618をProSe機能1607へ送信することができる。そのような機能性をサポートするための1つの方法は、ディスカバリに関して依然として承認されているWTRUに関するディスカバリWTRU IDおよび制限されたProSeアプリユーザID、ならびに取り消されたWTRUの取り消されたProSeディスカバリWTRU IDおよび制限されたProSeアプリユーザIDのリストを提供することによるものであることが可能である。ProSeアプリサーバは、それぞれの取り消されたWTRUに関するディスカバリに関して承認されているユーザ/WTRUの更新されたリストを(ターゲットProSe Disc WTRU IDと、ターゲットの制限されたProSeアプリユーザIDとのN個のペアを提供することによって)提供することもできる。
1620において、ProSe機能1607は、取り消されているユーザを識別することができる。承認を取り消されたユーザの数に基づいて、ProSe機能は、ProSeコードを告知することを停止するよう告知側WTRU1602に指示することを決定することができる。1622において、WTRUがローミングしている場合には、ProSe機能1607は、ProSeコードが有効ではないと言えるということをVPLMN1630内のProSe機能1604に示すことができる。ProSe機能1607は、コードの告知を終了するよう告知側WTRU1602に示すためにディスカバリ応答メッセージ1624を告知側WTRU1602へ送信することができる。ディスカバリ応答メッセージ1624は、たとえば、ProSeコードおよび/または有効性タイマーを含むことができる。
1626において、告知側WTRU1602は、新たなProSeコードを(それが受信された場合に)送信するために、またはProSeコードを告知することを停止するために無線リソース割り当てを開始することができる。ProSe機能1607は、承認されているモニタリングWTRU1603に、モニタするための新たなProSeコードを知らせることができる。モニタリングWTRU1603は、以前の割り当てられたコードのTTLが切れた場合には、新たなProSeコードを入手することができる。
1628において、ProSe機能1607は、(たとえば、承認応答メッセージ1618から、承認されているディスカバリWTRU IDをチェックすることによって)ProSeコードをモニタすることをどのユーザ/WTRUが承認されていないかをチェックすることができ、モニタするための承認されているコードを取り出すことができる。1640において、ディスカバリWTRU IDが、異なるPLMNに属している場合には、ProSe機能1607は、ディスカバリWTRU識別を割り当てたProSe機能(たとえば、ProSe機能1604)に連絡を取って、モニタするための承認されているコードを取り出すことができる。ProSe機能1607は、更新されたディスカバリフィルタおよび/またはTTLを提供するために、モニタリング更新メッセージ1642をモニタリングWTRU1603へ送信することができる。取り消されたWTRUに関して、ProSe機能1607は、モニタすることを許可されていないProSeコードのTTLをゼロに設定することができ、またはコードを無効にする新たなマスクを提供することができる。新たなディスカバリマスクが提供される場合には、そのマスクは、そのマスクを適用することが、取り消されているProSeアプリケーションコードに対する部分的なマッチをもたらすことのないようなものであることが可能である。
PC3リファレンスポイントを介した制限されたディスカバリ取り消しの別の例によれば、新たなProSeコードが割り振られることが可能である。このアプローチにおいては、告知側WTRUがディスカバリ許可を変更すると、告知側WTRUは、更新されたディスカバリ許可リストを含む新たな告知要求メッセージをProSe機能へ送信することができる。ProSe機能は、承認されているWTRUへ新たなコードをプッシュすることができ、および/または承認を取り消されたWTRUに上述のような取り消し表示を送信することができる。ProSe機能が新たなコードを告知側WTRUに提供する場合には、アプリケーションIDに関して告知するための新たなコードを告知側WTRUが受信するための手順が使用されることが可能である。モニタリングWTRUは、モニタリングWTRU内に格納されているコードのTTLが切れると、新たなコードを受信することができる。
例においては、ProSe機能は、新たなコード、ならびに更新されたモニタリング許可リストおよび/または取り消された許可リストに関する情報を提供することができる。図17は、別の例示的な制限されたディスカバリ取り消し手順1700に関する流れ図である。1710において、告知側WTRU1702のユーザは、モニタリングWTRU1703に対する(またはWTRUのグループに対する)許可を取り消すことができる。告知側WTRU1702は、承認を取り消されたWTRU1703の制限されたProSeアプリユーザIDをProSeアプリサーバ1708に提供することによって、アプリケーションにおける許可をリセットすることまたは取り消すことが可能である。
告知側WTRU1702は、その要求が、既に承認されている告知要求に関するものであるということを示す告知/ディスカバリ要求メッセージ1712をProSe機能1707へ送信することができる。告知/ディスカバリ要求メッセージ1712は、許可をリセットするように設定されているディスカバリタイプ、以前の告知要求において割り当てられたProSeコード、アプリケーションID、ProSeアプリユーザID、WTRU識別、および/またはコマンド(たとえば、告知)のうちのいずれかを含むことができるが、それらを含むことには限定されない。ユーザがProSeディスカバリサービスを使用することを許可されているかどうかをチェックするために、HSS1706とProSe機能1707との間におけるディスカバリ承認1714が使用されることが可能である。
ProSe機能1707は、どのユーザ/WTRUが承認されているか、またはもはや承認されていないか(取り消されているか)を決定するために、承認要求1716(たとえば、制限されたProSeアプリケーションユーザIDを含む)をアプリケーションサーバ1708へ送信することができる。ProSeアプリケーションサーバ1708は、告知側WTRU1702(その許可されているディスカバリリストを変更した)の識別、ならびに/または承認されたおよび/もしくは取り消されたWTRUのリストを、PC2を介して提供するために、承認応答メッセージ1718を送信することができる。これは、WTRU1702のディスカバリWTRU IDおよび制限されたProSeアプリユーザID、ならびに取り消されたWTRUの取り消されたProSeディスカバリWTRU IDおよび制限されたProSeアプリユーザIDのリストを送信することを含むことができる。ProSeアプリサーバ1708は、それぞれの取り消されたWTRUに関するディスカバリに関して承認されているユーザ/WTRUの更新されたリストを(ターゲットProSe Disc WTRU IDと、ターゲットの制限されたProSeアプリユーザIDとのN個のペアを提供することによって)提供することができる。
1720において、ProSe機能1707は、取り消されているユーザを識別することができる。承認を取り消されたユーザの数に基づいて、ProSe機能1707は、告知側WTRU1702が告知するための新たなProSeコードを割り当てることを決定することができる。
告知側WTRU1702がVPLMN1730内にある場合には、モニタリングWTRU1703は、新たなProSeコードを割り振ることに関する承認、およびその新たなProSeコードを告知側WTRU1702のProSe機能1707に要求することができる。ProSe機能1707は、告知承認メッセージ1722をVPLMN1730内のProSe機能1704へ送信することができる。告知承認メッセージ1722は、制限されたProSeアプリユーザID、アプリケーションID、有効性タイマー、ProSeコード、および/またはWTRU識別を含むことができるが、それらを含むことには限定されない。ProSe機能1704は、告知承認肯定応答(ACK)メッセージ1724を送信することによって、ProSe機能1707に応答することができる。
ProSe機能1707は、ProSeコードおよび/または有効性タイマーを含むディスカバリ応答メッセージ1726を告知側WTRU1702へ送信することができる。1728において、告知側WTRU1702は、新たなProSeコードを(それが受信された場合に)送信するために、またはProSeコードを告知することを停止するために無線リソース割り当てを開始することができる。ProSe機能1707は、承認されているモニタリングWTRU1703に、モニタするための新たなコードを知らせることができる。あるいは、モニタリングWTRUは、以前の割り当てられたコードのTTLが切れた場合には、新たなコードを入手することができる。
1740において、ProSe機能1707は、(承認応答メッセージ1718から、承認されているディスカバリWTRU IDをチェックすることによって)新たなコードをモニタすることをどのユーザ/WTRUが承認されているかをチェックすることができ、モニタするための承認されているコードを取り出すことができる。ProSe機能1707は、(承認応答メッセージ1718から、取り消されたディスカバリWTRU IDをチェックすることによって)以前のコードをモニタすることを承認されていないWTRUをチェックすることもできる。
1742において、ディスカバリWTRU IDが、異なるPLMN(たとえば、VPLMN1730)に属している場合には、ProSe機能1707は、識別を割り当てたProSe機能1704に連絡を取って、モニタするための承認されているProSeコードを取り出すことができる。ProSe機能1707は、更新されたディスカバリフィルタおよび/またはTTLを含むモニタリング更新メッセージ1744を、承認されたモニタリングWTRU1703に提供送信することができる。取り消されたWTRUに関して、ProSe機能1707は、ProSeコードのTTLをゼロに設定することができる。
例によれば、制限されたディスカバリの承認取り消しは、ProSe機能によって開始されることが可能である。ProSe機能は、特定のWTRUに対する制限されたディスカバリに関する承認を取り消すことを決定することができる。その理由は、たとえば、アプリケーションが、特定のPLMNにおいて、制限されたディスカバリを使用することをもはや承認されない場合があるということ、またはユーザが、制限されたディスカバリ(HSSにおける)に関する自分のサブスクリプションを取り消す場合があるということである可能性があるということである。
図18は、別の例示的な制限されたディスカバリ取り消し手順1800に関する流れ図である。1810において、HSS1806におけるサブスクリプション詳細における変更が、ProSe機能1807に知らせるようHSS1806をトリガーする。したがって、1812において、HSS1806は、取り消されたユーザおよび/またはアプリケーションのリストをProSe機能1807に示すことができる。1814において、ProSe機能1807は、HSS1806からの入力、または内部のトリガーからの(たとえば、アプリケーション承認がProSe機能1807内に格納されることが可能である場合の)入力に基づいて、制限されたディスカバリが許可されることが不可能であるユーザのリストを識別することができる。ProSe機能1807は、取り消されたWTRUのディスカバリWTRU IDおよび/またはリンクされている制限されたProSeアプリユーザIDを入手することができる。
1816における残りのオペレーションは、ProSe機能1807によって選択されたものとしてのPC3リファレンスポイントを介した制限されたディスカバリの取り消しに関して上述されているオペレーションの任意の組合せを含むことができる。
以降では、拒否シナリオが説明される。たとえば、上述の制限されたディスカバリ告知、モニタ、およびマッチ手順において、ProSe機能は、モデルA(またはモデルB)WTRUにおいてモニタリング(ディスカバリイー)WTRUおよび告知側(ディスカバラー)WTRUからのディスカバリ要求を常に受け入れるとは限らない場合がある。ディスカバリ要求がProSe機能によって受け入れられない場合には、ProSe機能は、拒否の理由を含むことができる拒否メッセージを送信することができる。ProSe機能は、下記のシナリオのうちのいずれかにおいて、制限されたディスカバリ要求を拒否することができる。
例示的なシナリオにおいては、WTRUは、特定のアプリケーションまたはアプリケーションレイヤユーザIDに関してサポートされていないディスカバリタイプを伴う要求を送信することができる。たとえば、WTRUは、特定の制限されたディスカバリアプリケーションユーザIDに関するモデルAの制限されたディスカバリに関して承認されることが可能であり、それは、その制限されたディスカバリアプリケーションユーザIDに関するモデルBの制限されたディスカバリ要求に関する要求を送信することができる。ProSe機能は、ディスカバリ要求のタイプ(モデルAディスカバリ対モデルBディスカバリ)が、この制限されたProSeアプリケーションユーザIDに関してサポートされていないと言えるということを明示する理由、またはそのアプリケーションIDが承認されていないと言えるという理由を伴って要求を拒否することができる。
この拒否シナリオは、モニタリングWTRUおよび/または告知側WTRUに関して当てはまり得る。モニタリングWTRUのケースにおいては、ディスカバリメッセージは、告知側WTRUの制限されたProSeアプリケーションレイヤIDをアプリケーショントランスペアレントコンテナ内に含めることができる。モニタリングWTRUが、トランスペアレントコンテナ内に含まれている制限されたアプリケーションレイヤユーザIDをモニタすることを承認されていない場合には、ProSe機能は、PC2インターフェイス上でProSeアプリサーバから承認拒否メッセージを入手することができる。ProSeサーバは、ターゲットの制限されたアプリケーションユーザIDが承認されていないと言えるという旨の拒否メッセージを通知側WTRUへ送信することができる。
例示的なシナリオにおいては、モニタリングWTRUは、告知側WTRUが取り消し手順を開始したと言えるのとほぼ同じ時点で、およびモニタリングWTRUが、更新されたディスカバリフィルタ、またはProSeコードが取り消されている旨の表示を受信する前に、マッチレポートメッセージをProSe機能へ送信することができる。このケースにおいては、ProSe機能は、更新されたディスカバリフィルタもしくはディスカバリモニタリング更新を送信すること、および/またはディスカバリコードが取り消されているということを示す理由を伴ってマッチレポート拒否メッセージを送信することが可能である。上述のシナリオのうちのいずれにおいても、WTRUは、自分の制限されたProSeアプリケーションIDに関連付けられているProSeコードをモニタすることを停止することができる。
上述のすべての実施形態においては、ProSe機能によって割り振られるProSeアプリケーションコードまたはProSeコードは、2つの部分から構成されることが可能である。そのうちの一方は、ProSe機能によって割り振られることが可能であり、ProSeコードの第2の部分は、アプリケーションサーバによって割り振られることが可能である。アプリケーションサーバは、PC2インターフェイスを介してProSe機能−アプリケーションサーバ承認手順中にProSe機能へProSeコードのアプリケーション固有の部分を送信することができる。モニタリングUEがProSeコードに関するマッチレポートを送信した場合には、ProSe機能は、ProSeアプリケーションコードのアプリケーション固有の部分がProSeアプリケーションサーバによって割り振られた際にそれのトランスレーションを得るためにProSeアプリケーションサーバへメッセージを送信することができる。このトランスレーションは、マッチレポート手順の一部としてProSe機能とProSeアプリケーションサーバとの間における承認要求/承認応答手順の一部として入手されることが可能である。
マッチレポート手順中に、またはマッチレポートの後に、モニタリングWTRUは、ターゲットの制限されたProSeアプリユーザIDを伴うマッチレポート肯定応答を受信することができる。モニタリングWTRUは、ProSeコードのアプリケーション固有の部分のトランスレーションを得るためにPC1インターフェイスを介して直接ProSeアプリケーションサーバに連絡を取ることができる。モニタリングWTRUは、完全なProSeコードをアプリサーバへ、またはアプリケーションサーバからマッピングを返信してもらうためにProSeコードのアプリケーション部分を送信することができる。
実施形態
1.モデルB ProSeディスカバリのための方法。
2.プロキシミティサービス(ProSe)機能によって実行される実施形態1の方法。
3.ディスカバラーワイヤレス送受信ユニット(WTRU)からディスカバリ要求を受信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
4.ディスカバリ要求は、少なくとも、制限されたProSeアプリケーション識別(ID)を含む実施形態3の方法。
5.制限されたProSeアプリケーションIDは、ディスカバラーWTRUに配置されているアプリケーションに関連付けられている実施形態4の方法。
6.ディスカバラーWTRUに関する第1のProSeコードを生成するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
7.少なくとも1つのディスカバリイーWTRUに関する第2のProSeコードを生成するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
8.それぞれの第1のProSeコードおよび/または第2のProSeコードに関連付けられている第1のディスカバリフィルタおよび/または第2のディスカバリフィルタを生成するステップをさらに含む実施形態6または7のうちのいずれかにおける方法。
9.第1のディスカバリフィルタおよび/または第2のディスカバリフィルタは、それぞれ第1のProSeコードおよび/または第2のProSeコードをマッチさせるために使用される実施形態8の方法。
10.第1のディスカバリ応答をディスカバリイーWTRUへ送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
11.第1のディスカバリ応答は第1のProSeコードを含む実施形態10の方法。
12.第1のディスカバリ応答は、関連付けられている第1のディスカバリフィルタを含む実施形態10または11のうちのいずれかにおける方法。
13.第1のProSeコードは、制限されたProSeアプリケーションIDに基づいて生成される実施形態6〜12のうちのいずれかにおける方法。
14.第2のディスカバリ応答を少なくとも1つのディスカバリイーWTRUへ送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
15.第2のディスカバリ応答は第2のProSeコードを含む実施形態14の方法。
16.第2のディスカバリ応答は、関連付けられている第2のディスカバリフィルタを含む実施形態14〜15のうちのいずれかにおける方法。
17.ディスカバリ承認をProSeアプリケーションサーバへ送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
18.ディスカバリ承認は、ディスカバリ要求の承認を要求するために、少なくとも、制限されたProSeアプリケーションIDを含む実施形態17の方法。
19.関連付けられている第1のディスカバリフィルタおよび第2のディスカバリフィルタはそれぞれ、少なくとも1つの有効性タイマーと、それぞれの第1のProSeコードおよび第2のProSeコードに関連付けられているProSeマスクとを含む実施形態8〜18のうちのいずれかにおける方法。
20.ProSe機能は、ディスカバラーWTRUのホーム公衆陸上移動体ネットワーク(HPLMN)内にある前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
21.ディスカバラーワイヤレス送受信ユニット(WTRU)によって実行される前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
22.ディスカバリ要求をProSe機能へ送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
23.ProSe機能からディスカバリ応答を受信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
24.ディスカバリ応答は、ディスカバラーWTRUに関する第1のProSeコードを含む実施形態23の方法。
25.ディスカバリ応答は、関連付けられているディスカバリフィルタを含む実施形態23〜24のうちのいずれかにおける方法。
26.PC5インターフェイスを介して第1の告知メッセージを送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
27.第1の告知メッセージは第1のProSeコードを含む実施形態26の方法。
28.ディスカバリイーWTRUから第2の告知メッセージを受信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
29.第2の告知メッセージは第2のProSeコードを含む実施形態28の方法。
30.受信された第2のProSeコードとのマッチを検出するために、関連付けられているディスカバリフィルタを使用するステップをさらに含む実施形態28または29のうちのいずれかにおける方法。
31.マッチが検出されたという条件で、マッチレポートをProSe機能へ送信するステップをさらに含む実施形態30の方法。
32.ディスカバリ要求は、制限されたProSeアプリケーション識別(ID)、WTRU ID、コマンド、またはアプリケーションIDのうちの少なくとも1つを含む実施形態22〜31のうちのいずれかにおける方法。
33.ディスカバリイーワイヤレス送受信ユニット(WTRU)によって実行される前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
34.ディスカバリ要求をProSe機能へ送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
35.ProSe機能からディスカバリ応答を受信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
36.ディスカバリ応答は、ディスカバリイーWTRUに関するリンクされているProSeコードおよび関連付けられているディスカバリフィルタを含む実施形態35における方法。
37.PC5インターフェイスを介して第1の告知メッセージをディスカバラーWTRUから受信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
38.第1の告知メッセージは第1のProSeコードを含む実施形態37の方法。
39.受信された第1のProSeコードとのマッチを検出するために、関連付けられているディスカバリフィルタを使用するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
40.PC5インターフェイスを介して第2の告知メッセージをディスカバラーWTRUへ送信するステップをさらに含む前述の実施形態のうちのいずれかにおける方法。
41.第2の告知メッセージは、リンクされているProSeコードを含む実施形態40の方法。
42.ディスカバリ要求は、制限されたProSeアプリケーション識別(ID)、WTRU ID、コマンド、またはアプリケーションIDのうちの少なくとも1つを含む実施形態34〜41のうちのいずれかにおける方法。
上では特徴および要素が特定の組合せで説明されているが、それぞれの特徴または要素は、単独で、またはその他の特徴および要素との任意の組合せで使用されることが可能であるということを当技術分野における標準的な技術者なら理解するであろう。加えて、本明細書において説明されている方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読メディア内に組み込まれているコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施されることが可能である。コンピュータ可読メディアの例は、(有線接続またはワイヤレス接続を介して送信される)電子信号、およびコンピュータ可読ストレージメディアを含む。コンピュータ可読ストレージメディアの例は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気メディア、光磁気メディア、CD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光メディアを含むが、それらには限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実施するために、ソフトウェアと関連付けられているプロセッサが使用されることが可能である。