JP2017529754A - クラウド無線アクセスネットワークのための改良型アーキテクチャとフロントホールデータの圧縮方法 - Google Patents

クラウド無線アクセスネットワークのための改良型アーキテクチャとフロントホールデータの圧縮方法 Download PDF

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Abstract

本システムおよび方法は、共通公衆無線インタフェース(CPRI)利用のC−RANアーキテクチャと比較してフロントホールのデータレート要件を低減できる集中処理型クラウド利用のRAN(C−RANまたはクラウドRAN)アーキテクチャである。ベースバンド物理層処理を、BBUプールと改良型RRH(eRRH)間で分割することができる。LTE信号冗長性とユーザスケジューリング情報を利用する周波数領域の圧縮方法をeRRHで用い、フロントホールのデータレート要件を著しく低減することができる。圧縮方法では、ユーザスケジューリング情報に基づき周波数領域での均一スカラ量子化および可変レートハフマンコード化が使用され、不可逆圧縮の後に可逆圧縮が続く。

Description

移動機器(携帯電話およびタブレットなど)が近年ますます普及するにつれ、無線通信の需要が増加している。この需要に応えるため、無線アクセスネットワーク(RAN)内で作られる基地局の数は増加している。RANに無線接続される機器の多くは移動式であり、使用者が移動機器を別の場所に携帯するため、所定の基地局でのネットワークトラフィック負荷は通常の一日の間で変動する。
本発明の開示の特徴および利点は、実施例により発明の開示の特徴を説明する以下の詳細な説明と、添付図面から明らかになる。
一実施例に従うC−RANアーキテクチャを示す図。
一実施例に従う共通公衆無線インタフェース(CPRI)利用のC−RANアーキテクチャを示す図。
一実施例に従うPHY分割C−RANアーキテクチャを示す図。
一実施例に従う改良型遠隔無線ヘッド(eRRH)の図。
一実施例に従うeRRHの例示的機能を示すフローチャート。
一実施例に従う無線機器の例を説明する図。
今後、示された例示的実施形態を参照し、具体的な用語を使用して、それらの例示的実施形態を説明する。ただし、それによって本発明の範囲が限定されるものではない。
いくつかの実施形態を開示・説明するにあたり、当然のことだが、特許請求の範囲に記載された発明は、ここで開示された特定の構造、処理操作、または材料に限定されず、当業者であれば想到しうる均等物へ拡張される。これも当然のことだが、ここで使用される用語は特定の実施例のみを説明する目的で使用されており、限定を意図していない。異なる図面中で参照番号が同じものは、同じ要素を示す。フローチャートおよびプロセスに付された番号は、操作の説明を明瞭にするために付されており、必ずしも特定の順番または順序を示すものではない。
以下では最初に技術的実施形態の概要を示し、次に具体的な技術的実施形態をさらに詳しくその後で記載する。この最初の要約は、読者がこの技術をより迅速に理解するのを助けるためであり、この技術の重要な特徴または必須となる特徴を特定するものでも、請求項に記載された発明の範囲を限定するものでもない。
無線機能を備えた移動機器がますます普及するに従い、無線通信への需要が近年急激に増加している。これらの移動機器の多くは便利な機能(たとえばインターネットアクセス、音声通話、およびテキストメッセージの送受信)を可能にしているが、それらの機能は無線ネットワークへの接続に依存している。移動機器がますます広範に分布するに従い、これら移動機器を支える無線ネットワークの中を移動するトラフィック量は著しく増加している。
このように無線ネットワーク中のトラフィック量が増加したことで、従来の無線アクセスネットワーク(RAN)の枠組みに課題が発生している。使用者の無線トラフィックへの需要増加に対応するための従来の基地局の建設、更新、および維持費用は、設備投資額(CAPEX)および経常費(OPEX)双方の点で高い。ネットワーク負荷のピーク対平均値比が高いことが多いという事実が、この問題をさらに大きくしている。たとえば郊外住宅地の基地局では主に、朝の短い期間、住民が近隣の町へ仕事に出る前には無線トラフィックのピーク負荷が高い状態になるが、晩に住民が戻るまでの一日の大半は負荷が極めて低くなる可能性がある。この種の事態において、基地局のネットワークリソースは、一日の大半は十分活用されていない。
従来のRANインフラで生じるこれらの問題に対処する目的で、集中処理型クラウド利用のRAN(Cloud(C)−RAN)インフラが提案されてきた。従来のセルラーシステムとは異なりC−RANでは、ベースバンド処理ユニット(BBU)の中央プールがほとんどのベースバンド処理を実行し、一方で遠隔無線ヘッド(RRH)は無線信号の送受信を行う。C−RANアーキテクチャは、エネルギーを消費するハードウェア装置を、BBUプールで一元管理することでエネルギー効率を向上することができる。またC−RANアーキテクチャは、集中型ネットワーク管理とネットワーク更新を実施しやすくすることで、CAPEXおよびOPEX双方を低減することができる。加えてC−RANアーキテクチャは、高度多地点協調(CoMP)通信および改良型セル間干渉協調(eICIC)などの干渉管理方式を実施するのに使用することができる。
図1は典型的なC−RANアーキテクチャ100を示す。RRH102、104、および106は、ユーザ装置(UE)などの無線機能を備えた機器から無線信号を送受信することができる。RRH102、104、および106は、フロントホールリンク116、118、および120を介してそれぞれ、BBUプール114と通信することができる。共通公衆無線インタフェース(CPRI)は、フロントホールリンク116、118、および120を介して、RRH102、104、106をBBUプール114へ接続するのに使われる種類のインタフェースでもよい。BBUプール114は、コアネットワーク122と通信することができる。一実施例においては、コアネットワーク122からRRH102(またはRRH104またはRRH106)のサービスエリア内にある無線機器124への通信は、コアネットワーク122からBBUプール114へ送信することができる。次にBBUプール114はRRH102(またはRRH104またはRRH106)に、フロントホールリンク116(またはそれぞれフロントホールリンク118またはフロントホールリンク120)を介して通信することができる。次いで、この通信は、無線信号を介して、RRH102(またはRRH104またはRRH106)から無線機器124へおこなわれる。これは通常、下りリンク通信と呼ばれる。
別の実施例においては、無線機器124からコアネットワークへの上りリンク通信と呼ばれる通信は、無線信号を介して無線機器124から送信し、RRH102(またはRRH104またはRRH106)で受信される。RRH102(またはRRH104またはRRH106)は、フロントホールリンク116(またはそれぞれフロントホールリンク118またはフロントホールリンク120)を介してBBUプール114へ通信することができる。次にBBUプール114はコアネットワーク122と通信することができ、そこで意図された目的地へ向けての通信が可能となる。
図2はCPRI利用のC−RANアーキテクチャ200の実施例を示しており、その中でBBUプール202はフロントホールリンク206によってRRH204へ接続されている。RRH204は、アナログフロントエンド(AFE)208、デジタルアナログ変換器(DAC)210、およびアナログデジタル変換器(ADC)212を備えることができる。AFE208は、複数のアンテナ228へ動作可能に接続することがある。加えて選択部214に示されるように、RRH204はCPRI処理用の少なくとも2つのモジュール、すなわち、圧縮・フレーム化モジュール216と復元・フレーム化モジュール218を備えることができる。BBUプール202は、パケットデータ圧縮プロトコル(PDCP)層、無線リンク制御(RLC)層、メディアアクセス制御(MAC)層、および物理(PHY)層への処理を扱う層処理モジュール220を備えることができる。選択部222に示されるように、BBUプール202はCPRI処理用の少なくとも2つのモジュール、すなわち、圧縮・フレーム化モジュール224と復元・フレーム化モジュール226を備えることができる。
実施例中のダウンリンク通信において、BBUプール202の層処理モジュール220から、BBUプール202の圧縮・フレーム化モジュール224へ信号を送信することができる。圧縮・フレーム化モジュール224は、信号に時間領域圧縮とフレーム化の操作を施し、その信号を、CPRIプロトコルを用いてフロントホールリンク206を介して、RRH204の復元・フレーム化モジュール218へ送信することができる。復元・フレーム化モジュール218は、信号に復元とフレーム化の操作を施し、その信号をDAC210へ送信することができる。DACは、その信号をアナログ信号に変換し、そのアナログ信号をAFE208へ送信することができる。AFEは、アナログ信号を複数のアンテナ228へ通信することができる。複数のアンテナ228は、目的とする機器(たとえばUE)へアナログ信号を無線で送信することができる。
別の実施例中のアップリンク通信において、複数のアンテナ228は無線信号を受信し、その信号をAFE208へ通信することができる。AFE208はその信号をADC212へ通信することができる。ADC212は、同相(I)および直交位相(Q)サンプリングで信号をデジタル化し、圧縮・フレーム化モジュール216へデジタル化信号を送信することができる。圧縮・フレーム化モジュール216は、信号に時間領域圧縮とフレーム化操作を施し、CPRIプロトコルを用いてフロントホールリンク206を介して、BBUプール202の復元・フレーム化モジュール226へその信号を転送することができる。復元・フレーム化モジュール226は、信号に復元とフレーム化の操作を施し、その信号を層処理モジュール220へ送信することができる。層処理モジュール220は、信号に上位層ベースバンド処理を行うことができる。
C−RANの枠組みは、従来のRANの枠組みに関連した問題の多くを軽減する一方で、現状のC−RANアーキテクチャはまた、いくつかの新たな課題をもたらしている。特に現状のC−RANの枠組みは、RRHをBBUプールに接続するのにCPRIインタフェースを使うことを要求しているので、C−RANアーキテクチャで使われるフロントホールリンクに関する転送レートの要件が問題とる可能性がある。なぜなら、フロントホールインタフェース上での予期される転送レート(つまりフロントホールレート)は、無線インタフェース上のデータ転送レートより極めて高くなる可能性があるからである。
たとえば、10メガヘルツ(MHz)帯域、RRHに2つの受信アンテナ、およびサンプリング周波数15.36MHzのロングタームエボリューション(LTE)上りリンク(UL)システムを考えてみる。I/Q位相のデジタルサンプルに15ビット表現を使用する場合、I/Qデータレートは921.6メガビット/秒(Mbps)になる。CPRI基本フレームのデータ15バイト毎の1ヘッダーバイトのオーバーヘッドと10/8のライン符号化レートを考慮する場合、物理ラインレートは1.2288ギガビット/秒(Gbps)となる。加えて、CPRI物理ラインレート全体はアンテナ数とともに線形に増加し、キャリアアグリゲーションを用いる場合、システム帯域はすぐに10Gbpsを超える可能性がある。したがってこうした要因によって、フロントホールレートへの要件は、現実の配備に対して極めて高いものとなりうる。
他の問題も、現状のC−RANアーキテクチャに影響を与える。たとえばCPRIのサンプルレートはLTEのサンプルレートと同じであり、セル内のユーザ負荷またはユーザアクティビティに左右されない。結果として、統計的に平均した場合に利益はない。加えて、CPRIデータレート要件のほとんどは、I/Qユーザプレーンのデータサンプルによって決定される。LTE信号は、ガード帯域を使うため本質的に冗長である。たとえば10MHzのLTEシステムでは、利用可能な副搬送波1024の内の600だけがデータ用に使われ、他の副搬送波はガード帯域としてゼロ設定にされている。しかしながら時間領域LQサンプルは冗長な信号構造をしているが、複雑な非線形方式ではさらなる圧縮係数を達成するためにこの冗長性を利用することが求められている。加えて、時間領域LQサンプルで動作するフロントホール圧縮方式は、別の変調および符号化方式またはユーザスケジューリング・サイド情報(たとえばユーザアクティビティ、副搬送波占有)に対して信号対量子化雑音比(SQNR)を利用することができない。なぜなら、一旦信号が時間領域で分割されるとこの情報は失われるのが一般的だからである。少なくともこれらの理由のため、現状のC−RANアーキテクチャでの圧縮性能は比較的低い。
本発明の開示によるシステムおよび方法で、ベースバンド物理層の処理がBBUプールと改良型RRH(eRRH)間で分割される別のC−RANアーキテクチャ(すなわちPHY分割C−RANアーキテクチャ)を提示する。LTE信号の冗長性とユーザスケジューリング・サイド情報を利用する周波数領域の圧縮方法はeRRHで使用され、フロントホールのデータレート要件を著しく低減することができる。本開示に一致する実施例によっては、可変レートハフマン符号化とともに均一スカラ量子化が、周波数領域の圧縮方法で用いられる。実施例によっては、この周波数領域圧縮方法は不可逆圧縮に続いて可逆圧縮を含む。実施例によっては、圧縮に使われるアーキテクチャの部分は、実施に使用されるハードウェアを複雑にしないよう分離可能である。
図3は実施例に従うPHY分割C−RANアーキテクチャ300の説明図である。BBUプール302は、フロントホールリンク306により改良型RRH(eRRH)304へ接続される。eRRH304は、アナログフロントエンド(AFE)308、デジタルアナログ変換器(DAC)310、およびアナログデジタル変換器(ADC)312を備えることができる。AFE308は、複数のアンテナ328へ動作可能に接続されてもよい。さらに、選択部314に示すように、eRRH304は、ある限定されたベースバンド物理層処理を実行する2つのモジュール、上りリンクベースバンド物理層処理(UBPHY)モジュール316および下りリンクベースバンド物理層処理(DBPHY)モジュール318を備えることができる。BBUプール302は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層、無線リンク制御(RLC)層、メディアアクセス制御(MAC)層、および物理(PHY)層への処理を扱う層処理モジュール320を備えることができる。BBUプール302は、選択部322に示すように、少なくとも2つの追加の処理モジュール、すなわち圧縮・フレーム化モジュール324および復号・フレーム化モジュール326も備えることができる。
一実施例において、複数のアンテナ328を介して上りリンク無線信号を受信し、AFE308へ通信することができる。AFE308はその信号をADC312へ通信することができる。ADC312は、同相(I)および直交位相(Q)サンプリングで信号をデジタル化し、UBPHYモジュール316へデジタル化信号を送信することができる。UBPHYモジュール316は、上りリンク信号に、巡回プレフィックス(CP)除去および高速フーリエ変換(FFT)計算などのいくつかの物理(PHY)層処理機能を実行することができる。UBPHYモジュール316はまた、信号に圧縮とフレーム化の操作を行い、その信号をフロントホールリンク306を介してBBUプール302の復号・フレーム化モジュール326に転送することができる。復号・フレーム化モジュール326は、信号に復号とフレーム化の操作を行い、その信号を層処理モジュール320へ送信することができる。層処理モジュール320は、UBPHYモジュール316によってまだ実行されていない、チャネル推定、ターボ符号化/復号化、および複数アンテナ処理などの上位層ベースバンド処理機能を信号に実行することができる。
一実施例において、下りリンク信号をBBUプール302の層処理モジュール320によってコアネットワークから受信することができる。層処理モジュール320はその信号を、BBUプール302の圧縮・フレーム化モジュール324へ送信することができる。圧縮・フレーム化モジュール324は信号に圧縮およびフレーム化操作を行い、その信号をフロントホールリンク306を介してRRH304のDBPHYモジュール318へ送信することができる。DBPHYモジュール318は、層処理モジュール320によってそれ以前に実行されていなかった、巡回プレフィックス(CP)付加、逆高速フーリエ変換(IFFT)計算などのいくつかのPHY層処理機能を下りリンク信号に実行することができる。またDBPHYモジュール318は、信号に復号およびフレーム化操作を行い、その信号をDAC310へ送信することができる。DACは信号をアナログ信号に変換し、そのアナログ信号をAFE308へ送信することができる。AFEはアナログ信号を複数のアンテナ328へ通信することができる。複数のアンテナ328は、目的とする機器(たとえばUE)へそのアナログ信号を無線で送信することができる。
本開示に一致する実施例(たとえばLTEを用いた実施例)によっては、複数ユーザ間での時間周波数リソースの割付と、下りリンク(DL)および上りリンク(UL)両方に関するユーザスケジューリング・サイド情報を、BBUプールで利用できる。ユーザスケジューリング・サイド情報のある実施例として、限定はされないが、占有副搬送波、各副搬送波上の配列または変調、ターボ符号化レート、マルチ入力マルチ出力(MIMO)内でスケジューリングされるユーザ数、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)状態、目標信号対干渉雑音比(SINR)、および平均ビット/ブロック誤り性能が含まれる。
本開示に一致する実施例によっては、ユーザスケジューリング・サイド情報を、フロントホールリンク中を流れるI/Qデータサンプルの圧縮を所望に実現するために用いることができる。ベースバンド情報を信頼性高く復号化するため、一般に目標SQNRは使われる変調および符号化方式に基づき変動する。結果として、直角位相偏移変調(QPSK)シンボルを伝送するリソースブロック量子化に割当てられるビット数は、64直角位相振幅変調(64−QAM)シンボルを伝送するリソースブロック量子化に割当てられるビット数より著しく少なくすることができる。
図4は実施例に従う改良型遠隔無線ヘッド(eRRH)400の図を示す。eRRH400は、複数のアンテナ404に動作可能に接続されるアナログフロントエンド(AFE)402を備えることができる。AFE402は、複数のアンテナ404経由から無線信号を受信することができる。AFE402は、受信した上りリンク信号をDAC/ADCモジュール406へ通信することができる。DAC/ADCモジュール406は、アナログデジタル変換器(ADC)および/またはデジタルアナログ変換器(DAC)を備えることができる。DAC/ADCモジュール406は、同相(I)および直交位相(Q)サンプリングで信号をデジタル化し、デジタル化信号を制御/データ分割モジュール408へ送信することができる。実施形態によっては、デジタル化信号は、時間領域I/Qサンプルを備えることができる。
制御/データ分割モジュール408は、デジタル化信号に巡回プリフィックス(CP)除去を行い、デジタル化信号内のユーザプレーンのデータシンボル(すなわち物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)I/Qシンボル)とデジタル化信号内の参照信号、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、およびランダムアクセスチャネル(RACH)信号などの非データシンボルを分離することができる。実施形態によっては、ユーザプレーンのデータシンボルを、複数の時間領域I/Qサンプルで表すことができる。次に制御/データ分割モジュール408は、ユーザプレーンのデータシンボル(すなわちPUSCH I/Qシンボル)を高速フーリエ変換(FFT)モジュール410へ送り、参照信号、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、およびランダムアクセスチャネル(RACH)信号をパッキング・フォーマット化モジュール412へ送信することができる。FFTモジュール410は、FFT計算によってユーザプレーンのデータシンボル(すなわちPUSCH I/Qシンボル)にFFTを行い、そのユーザプレーンのデータシンボル(すなわちPUSCH I/Qシンボル)を圧縮モジュール414へ送信することができる。実施形態によっては、より具体的には、FFTモジュール410は、ユーザプレーンのデータシンボルを表す複数の周波数領域のI/Qサンプルを生成するため、ユーザプレーンのデータシンボルを表す複数の時間領域のI/QサンプルにFFTを行うことができる。
ビット割当モジュール416は、フロントホールリンク418を介して、直交周波数分割多元接続(OFDMA)上りリンク信号に関しBBUプールからサイド情報を受信することができる。サイド情報は、物理リソースブロック(PRB)毎に使われる変調および符号化方式、マルチ入力マルチ出力(MIMO)接続数、CoMP方式、特定のPRBでスケジューリングされるユーザ数、および/またはHARQ状態を含むことができる。一実施形態においては、ビット割当モジュール416は、所定のPRBに対応したサイド情報に基づき、所定のPRB中の各シンボルを量子化するため、圧縮モジュール414が使用する量子化ビット数を割付けることができる。ビット割当モジュール416が使用するビット割当値は、サイド情報の関数であり、所与のPRB内ではすべてのシンボルに対して一定の可能性がある。様々なビット割当値方式を使用することができる。実施例によっては、下表に示されるようにビット割当値は変調次数に基づくことができる。
Figure 2017529754
ビット割当モジュール416は、所与のPRB中の各シンボルを量子化するために使用するビット数を、圧縮モジュール414へ通信することができる。圧縮モジュール414は、PRB当たりにFFTモジュールから受信したPUSCH I/Qシンボルに対応して、平均値を引きI/Qサンプルの値が−1から1の範囲に正規化されるようにスケール値を用いることで、PUSCH I/Qサンプル(たとえば周波数領域のPUSCH I/Qサンプル)を正規化することができる。圧縮モジュール414は、正規化I/Qサンプルが有限ビットに均一に量子化される不可逆圧縮を行うのに使われる均一スカラ量子化器を含むことができる。各正規化I/Qサンプルに使われるビット数は、各正規化I/Qサンプルにそれぞれ関係するPRBに関してビット割当モジュール416が与えるビット割当値に一致し得る。不可逆圧縮は、PUSCH I/Qシンボル中で見つかる情報を表す均一正規量子化I/Qサンプルを生成することができる。
PRB毎のビット割付レベルを決定するためスケジューリング・サイド情報を使用すると、データの圧縮率をより高くすることが可能となり、フロントホールリンク418上で送信するデータ量を著しく低減することができる。たとえば一実施例において、試験およびシミュレーションから、ここに記載する他の圧縮技術とともにスケジューリング・サイド情報を使うことで、10倍(10x)の圧縮率が可能となることが示されている。圧縮レベルが高くなると、フロントホールリンクで発生する障害を低減することで、C−RANアーキテクチャをより容易に実施することができる。
圧縮モジュール414はまた、各均一正規量子化I/Qサンプルの2つの最上位ビット(MSB)を圧縮するため、無損失のプリフィックスフリーハフマン符号を用いることで、無損失圧縮も実行することができる。実施例において、ハフマン符号は、以下の表によって定義される。
Figure 2017529754
正規量子化I/Qサンプル(例えば、ガードバンドを用いるLTE信号から取った信号)で見つかる最上位ビットの分布において、00値は、01、10、および11値よりも最初の2つのMSBとして、より一般的な可能性がある。結果として、圧縮モジュール414が行う無損失圧縮は、均一正規量子化I/Qサンプルを表すのに必要とされるビット数を低減することができる。無損失圧縮は、均一正規量子化I/Qサンプル中で見つかる情報を表す量子化大きさビットを生成することができる。次に圧縮モジュール414は、各PRBに関するスケール値と平均値とともに、各正規量子化I/Qサンプルに対応する量子化大きさビットと符号ビットを、パッキング・フォーマット化モジュール412に送信することができる。
パッキング・フォーマット化モジュール412は、制御/データ分割モジュール408から受信する参照信号、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、およびランダムアクセスチャネル(RACH)信号をパッキングしフォーマット化することができる。加えてパッキング・フォーマット化モジュール412は、圧縮モジュール414から受信する量子化大きさビット、符号ビット、スケーリング値、および平均値をパッキングしフォーマット化することができる。パッキング・フォーマット化モジュール412は、パッキングされフォーマット化された量子化大きさビット、符号ビット、スケーリング値、および平均値を含む1または複数の通信を、フロントホールリンク418を介してBBUプールへ送信することができる。
図4は一つの例示的なeRRHの図を提示するが、他のeRRHモデル、設計、および構成も可能である。たとえば実施形態によっては、図4の中では別々に示されるいくつかのモジュールを、使用される抽象化レベルによって一つのモジュールとしても表すことができる。たとえば一つの抽象化層では、DAC/ADCモジュール406、制御/データ分割モジュール408、おおびFFTモジュール410を、この3つの別々のモジュールで説明される機能を行う一つのモジュール(たとえば前処理モジュール)として表すことができる。
加えて、図4に示される個々のモジュールを、適用される抽象化レベルによって、別々のモジュールとしても表してもよい。たとえば圧縮モジュール414を第1の(不可逆)圧縮モジュールおよび第2の(無損失)圧縮モジュールとして表してもよい、というのは別々のハードウェアおよび/またはソフトウェアをそれぞれ不可逆圧縮および無損失圧縮に使用する可能性があるからである。
eRRHモデルによっては、図4に明確に示された以外の追加モジュールを含むかもしれない。たとえば制御/データ分割モジュール408から送信される参照信号、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、および/またはランダムアクセスチャネル(RACH)信号を圧縮および/または復号することができる任意の中間処理モジュールを、制御/データ分割モジュール408とパッキング・フォーマット化モジュール412の間に挿入することができる。
本発明の開示に一致するeRRHモデルによっては、ある操作が実行される順序が変わる可能性がある。たとえばeRRHモデルによっては、受信信号のFFTを計算してから、ユーザプレーンのデータシンボルと参照信号を分割することができる。
図5はPHY分割C−RANでのフロントホールリンクのデータレート要件を下げることができるeRRHの例示的機能500を示したフロー図である。この機能を一方法として実行するか、コンピュータの各命令として実行することができ、これらの命令は少なくとも一つのコンピュータ可読媒体または非一時的マシン可読記憶媒体に含まれている。510に示すように、無線信号を少なくとの一つのUEから、eRRHで受信することができる。実施例によっては、無線信号をADCでデジタル化してもよい。520に示すように、eRRHで無線信号に巡回プリフィックス除去を行うことができ、実施例によっては、eRRHで巡回プリフィックス除去を制御/データ分割モジュールによって実行することができる。530に示すように、無線信号中のPRBに関連する複数のPUSCH I/Qシンボルを、eRRHで特定することができる。実施例によっては、PUSCH I/Qシンボルを制御/データ分割モジュールによって(たとえばPUSCH I/Qシンボルに対応した複数の時間領域のI/Qサンプルを特定することで)特定することができる。540に示すように、eRRHで複数のPUSCH I/Qシンボルを表す複数の時間領域のI/QサンプルにFFTを実行することができる。実施例によっては、eRRHでFFTモジュールによってFFTを実行することができる。
550に示すように、PRBに関連するユーザスケジューリング・サイド情報を、BBUプールまたは発展型ノードB(eNB)からフロントホールリンクを介してeRRHで受信することができる。実施例によっては、ユーザスケジューリング・サイド情報をビット割当モジュールによってeRRHで受信することができる。ユーザスケジューリング・サイド情報は、1または複数のユーザアクティビティ、すなわち、副搬送波占有、個々の副搬送波の配列または変調、ターボ符号化レート、マルチ入力マルチ出力(MIMO)でスケジューリングされるユーザ数、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)状態、目標信号対干渉雑音比(SINR)、または平均ビット/ブロック誤り性能を含む可能性がある。
560に示すように、複数のPUSCH I/Qシンボル中の各PUSCH I/Qシンボルに割付けられるビット数を、ユーザスケジューリング・サイド情報に基づき(たとえばユーザスケジューリング・サイド情報が含む変調次数に基づき)特定することができる。実施例によっては、ビット数をビット割当モジュールによってeRRHで決定および/または特定することができる。ビット割当モジュールは、変調次数が直角位相偏移変調(QPSK)の時は各PUSCH I/Qシンボルに用いられるビット数を4ビット/シンボルと決定し、変調次数が16直角位相振幅変調(16−QAM)の時は5ビット/シンボルと決定し、変調次数が64直角位相振幅変調(64−QAM)の時は6ビット/シンボルと決定することができる。
570に示すように、不可逆圧縮をUEで実行することができる。実施例によっては、不可逆圧縮を圧縮モジュールによってeRRHで実行することができる。不可逆圧縮の一部として(または予備的な前処理動作として)、複数のPUSCH I/Qシンボルに対応する複数のPUSCH I/Qサンプル中の各PUSCH I/Qサンプル(たとえばPUSCH I/Qシンボルに対応する時間領域のI/QサンプルにFFTを実行することで作成される周波数領域のI/Qサンプル)を正規化することができる。実施例によっては、各PUSCH I/Qを、平均値を引いてからスケール値を用いることで、−1から1の範囲の値に正規化することができる。正規化されたPUSCH I/Qサンプルを、ビット数に基づき量子化することができる。実施例によっては、(たとえば均一スカラ量子化器によって)均一スカラ量子化を各正規化PUSCH I/Qサンプルに応用することができる。
580に示すように、可逆圧縮をUEで実行することができる。実施例によっては、可逆圧縮を圧縮モジュールによってeRRHで実行することができる。可逆圧縮では、プリフィックスフリー符号を複数のビットサブセットに使用し、この複数のビットサブセットの各ビットサブセットを複数のPUSCH I/Qサンプル中のそれぞれのPUSCH I/Qサンプルに関連づけることができる。実施例によっては、複数のビットサブセットの各ビットサブセットは、そのビットサブセットに関連するPUSCH I/Qサンプルの2つの最上位ビット(MSB)を含む可能性がある。実施例によっては、プリフィックスフリー符号はハフマン符号であって、MSB値00は値0の単一符号化ビットに割付けられ、MSB値01は値10の2符号化ビットに割付けられ、MSB値10は値110の3符号化ビットに割付けられ、MSB値11は値111の4符号化ビットに割付けられる。
実施例によっては、eRRHは、追加の圧縮技術(ビットサブセット、I/Qサンプル、および/またはPUSCHシンボルに適用された圧縮技術とは異なる圧縮技術)を参照信号、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、またはランダムアクセスチャネル(RACH)信号の少なくとも一つに応用するよう構成された参照信号圧縮モジュールをも含むことができる。
図6は、ユーザ装置(UE)、移動局(MS)、移動無線機器、移動通信機器、タブレット、ハンドセット、または他の種類の無線機器などの無線機器の実施例の説明図である。無線機器は、ノード、マクロノード、低電力ノード(LPN)つまり基地局などの送信局、発展型ノードB(eNB)、ベースバンド処理ユニット(BBU)、遠隔無線ヘッド(RRH)、遠隔無線装置(RRE)、中継局(RS)、無線装置(RE)、または他の種類の無線広域ネットワーク(WWAN)アクセスポイントと通信するよう構成された1または複数のアンテナを含むことができる。無線機器は、3 GPP LTE、WiMAX、High Speed Packet Access(HSPA)、Bluetooth(登録商標)、およびWiFiを含む少なくとも一つの無線通信規格を用いて通信するよう構成することができる。無線機器は、各無線通信規格のための別々のアンテナ、または複数の無線通信規格のための共用アンテナを用いて通信することができる。無線機器は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、および/またはWWANで通信することができる。
図6はまた、マイク、無線機器からの音声入出力に使用しうる1または複数のスピーカの説明図である。表示スクリーンは、液晶表示(LCD)スクリーン、有機発光ダイオード(OLED)表示などの他の種類の表示スクリーンであってもよい。表示スクリーンは、タッチスクリーンとして構成することができる。タッチスクリーンは、容量式、抵抗式、または別の種類のタッチスクリーン技術を用いることができる。アプリケーションプロセッサおよびグラフィックプロセッサは、内部メモリと結合して、処理および表示機能を提供することができる。また不揮発メモリポートは、ユーザにデータ入出力オプションを提供するために用いることができる。また不揮発メモリポートは、無線機器のメモリ機能を拡張するのに用いることができる。キーボードは無線機器と一体であるか、無線機器と無線で接続され、追加のユーザ入力を提供することができる。タッチスクリーンを用いて仮想キーボードも提供することができる。
様々な技術、または特定の局面またはその一部は、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、ハードドライブ、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、または任意の他のマシン可読記憶媒体などの有形媒体内で具現化されるプログラムコード形式(つまり命令)を取ることができ、そこではプログラムコードをコンピュータなどのマシンにロードし実行する時に、そのマシンは様々な技術を実行する装置となる。回路は、ハードウェア、ファームウェア、プログラムコード、実行コード、コンピュータ命令、および/またはソフトウェアを含むことができる。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、信号を含まないコンピュータ可読記憶媒体の可能性がある。プログラム可能なコンピュータ上でのプログラムコード実行の場合、そのコンピュータ機器は、プロセッサ、プロセッサで可読な記憶媒体(揮発および不揮発メモリおよび/または記憶要素)、少なくとも一つの入力機器、および少なくとも一つの出力機器を含むことができる。揮発および不揮発メモリおよび/または記憶要素は、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、光学ドライブ、磁気ディスクドライブ、半導体ドライブ、または電子データを記憶する他の媒体の可能性がある。またノードおよび無線機器は、送受信モジュール、カウンタモジュール、処理モジュール、および/またはクロックモジュールまたはタイマモジュールを含むことができる。以下に説明する様々な技術を実施または利用することができる1または複数のプログラムは、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、再利用可能制御などを用いることができる。こうしたプログラムは、高水準手続きまたはオブジェクト指向プログラミング言語で実施され、コンピュータシステムと通信することができる。しかしながら、プログラムは必用であれば、アセンブリまたはマシン言語で実施することができる。どんな場合でも、言語はコンパイルまたはインタープリタされた言語であり、ハードウェア実施と組合せることができる。
本明細書で使用するとき、用語プロセッサは、無線通信を受信、送信、および処理する送受信器で用いられるベースバンドプロセッサだけでなく、汎用プロセッサと、VLSI、FPGAなどの専用プロセッサ、および他の種類の専用プロセッサを含むことができる。
当然のことだが、本明細書で説明された機能ユニットの多くは、これらの実施独立性を特に強調するため、モジュールと表示されている。たとえばモジュールは、カスタムVLSI回路またはゲートアレイ、論理チップなどの既製品半導体、トランジスタ、または他のディスクリート部品を含むハードウェア回路(特定用途向け集積回路(ASIC))として実施することができる。またモジュールは、プログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、プログラマブルロジックデバイスなどのプログラム可能なハードウェアデバイスに実装することができる。
またモジュールを、様々な種類のプロセッサによって実行されるためのソフトウェアに実装することができる。たとえば実行可能なコードの特定モジュールは、たとえばオブジェクト、手続き、または関数として構成されうるコンピュータ命令の1または複数の物理的または論理的なブロックを含むことができる。もっとも特定モジュールが実行可能であるためには、物理的に集まっている必要はなく、別の場所に記憶された異なる命令を含み、その命令は論理的に繋がれた時にモジュールを構成し、そのモジュールの記載目的を実現することができる。
実際、実行可能なコードのモジュールは、単一の命令、または多くの命令であり、いくつかの異なるコードセグメントにまたがって、異なるプログラム間に、いくつかのメモリデバイスにわたって分布することすらある。同様に操作データは、本明細書ではモジュール内で特定および説明され、任意適当な形式で具現化され、任意適当な種類のデータ構造内で構成されうる。操作データは、単一のデータセットとして収集され、または異なる記憶装置を超えてなど異なる場所にわたって分布し、少なくとも部分的には、システムまたはネットワーク上の単なる電子信号として存在することができる。モジュールは能動的または受動的であり、所望の機能を実行する操作可能なエージェントを含むことができる。
本明細書で使用するとき、用語「プロセッサ」は、無線通信を受信、送信、および処理する送受信器で用いられるベースバンドプロセッサだけでなく、汎用プロセッサと、VLSI、FPGA、および他の種類の専用プロセッサなどの専用プロセッサを含むことができる。
本明細書中、「実施例」への参照は、実施例に関連して説明される特別な特徴、構造、または特性が、少なくとも一つの実施形態中に含まれることを意味する。したがって、本明細書中の様々な箇所で「実施例によっては」というフレーズが表れても、必ずしもすべて同じ実施形態を参照しているわけでない。
本明細書で使用するとき、複数の項目、構造要素、構成要素、および/または材料は、便宜上共通リストで提示することができる。しかしながらこれらのリストは、リストの各部材が別々の固有の部材として個々に特定されるかのように解釈されるべきではない。したがってこのリストの個々の部材のどれも、反対の表示なく共通グループ内で提示されていることのみに基づき、同じリストの任意の他部材と事実上均等であると解釈すべきではない。加えて、様々な実施形態および実施例を、その様々な構成要素の代替物とともに参照することができる。但しこの実施形態、実施例、および代替物は、互いに事実上均等であると解釈されるべきではなく、別々に自立した実施形態、実施例、および代替物としてみなされるべきである。
さらに、上記の特徴、構造、または特性を、1または複数の実施形態において任意の適当な方法で組み合わせることができる。以下の説明では、いくつかの実施形態を十分に理解するため、配置、距離、ネットワークの実施例など多くの具体的詳細を提示する。しかしながら当業者であれば、実施形態によっては、具体的詳細のうち1または複数に関して異なりうること、または他の方法、構成要素、配置などと異なりうることを理解しているであろう。他の例においては、実施形態の局面が不明瞭になるのを避けるため、周知の構造、材料、または操作は示しも説明もされていない。
上記実施例は、1または複数の特定のアプリケーションにおいていくつかの実施形態の原理を説明しているが、発明の能力を発揮することなく発明の開示および特許請求の範囲に記載された原理と概念から逸脱することなく、実施の形状、使用法、および詳細において多くの変更がなされうることは当業者にとっては明らかである。したがって発明の開示または図面は限定を意図していなく、意図的な限定は以下の特許請求の範囲により表明されている。

Claims (25)

  1. ベースバンド物理層処理がベースバンド処理ユニット(BBU)プールと改良型遠隔無線ヘッド(eRRH)間で分割されているクラウド利用の無線アクセスネットワーク(C−RAN)で用いるように構成された改良型遠隔無線ヘッドであって、
    1または複数のプロセッサと、
    1または複数のアンテナを介して少なくとも一つのユーザ装置(UE)から無線信号を受信するよう構成されたアナログフロントエンド(AFE)と、
    前記AFEから前記無線信号を受信し、前記無線信号をデジタル化するよう構成されたアナログデジタル変換器(ADC)と、
    制御/データ分割モジュールとを備え、この制御/データ分割モジュールは、
    前記ADCからデジタル化された前記無線信号を受信し、
    前記1または複数のプロセッサを用いてデジタル化された前記無線信号に巡回プリフィックス除去を行い、かつ
    デジタル化された前記無線信号内の複数の時間領域物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)の同相/直交位相(I/Q)サンプルを特定するように構成されており、前記複数の時間領域PUSCH I/Qサンプルは複数のPUSCH I/Qシンボルに対応しており、前記複数のPUSCH I/Qシンボルは物理リソースブロック(PRB)と関連している、eRRH。
  2. 前記制御/データ分割モジュールから前記複数の時間領域PUSCH I/Qサンプルを受信し、前記複数の時間領域PUSCH I/Qサンプルに高速フーリエ変換を行い前記複数のPUSCH I/Qシンボルに対応する複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプルを作成するよう構成された高速フーリエ変換(FFT)モジュールをさらに備える、請求項1に記載のeRRH。
  3. フロントホールリンクを介して前記BBUプールから前記PRBに関連したユーザスケジューリング・サイド情報を受信し、
    前記ユーザスケジューリング・サイド情報に基づき前記複数のPUSCH I/Qシンボル中の各PUSCH I/Qシンボルに割当てられるビット数を特定するよう構成されたビット割当モジュールをさらに備える、請求項2に記載のeRRH。
  4. 前記FFTモジュールから前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプルを受信し、
    前記ビット割当モジュールから前記複数のPUSCH I/Qシンボル中の各PUSCH I/Qシンボルに用いられる前記ビット数を受信し、
    前記複数のPUSCH I/Qシンボルに対応した前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中の各周波数領域PUSCH I/Qサンプルが、前記ビット割当モジュールから受信された前記ビット数に基づき正規化および量子化される不可逆圧縮を行うよう構成された圧縮モジュールをさらに備える、請求項3に記載のeRRH。
  5. 前記ユーザスケジューリング・サイド情報は、ユーザアクティビティ、副搬送波占有、個々の副搬送波の配列または変調、ターボ符号化レート、マルチ入力マルチ出力(MIMO)でスケジューリングされるユーザ数、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)状態、目標信号対干渉雑音比(SINR)、または平均ビット/ブロック誤り性能のうち1または複数を備える、請求項3に記載のeRRH。
  6. 前記圧縮モジュールは、前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中の各周波数領域PUSCH I/Qサンプルを、平均値を引いてからスケール値を用いることで、−1から1の範囲の値に正規化するようさらに構成されている、請求項4に記載のeRRH。
  7. 前記圧縮モジュールは、均一量子化を適用して前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中の各周波数領域PUSCH I/Qサンプルを量子化するようさらに構成されている、請求項4に記載のeRRH。
  8. 前記ビット割当モジュールは、前記ユーザスケジューリング・サイド情報に含まれる変調次数に基づき、前記複数のPUSCH I/Qシンボル中の各PUSCH I/Qシンボルに用いられるビット数を特定するようさらに構成されている、請求項4に記載のeRRH。
  9. 前記ビット割当モジュールは、前記変調次数が直角位相偏移変調(QPSK)の時は各PUSCH I/Qシンボルに割付けられる前記ビット数を4ビット/シンボルと決定し、前記変調次数が16直角位相振幅変調(16−QAM)の時は5ビット/シンボルと決定し、前記変調次数が64直角位相振幅変調(64−QAM)の時は6ビット/シンボルと決定するようさらに構成されている、請求項8に記載のeRRH。
  10. 前記圧縮モジュールは、複数のビットサブセットにプリフィックスフリー符号が適用される可逆圧縮を行うようさらに構成されており、前記複数のビットサブセット中の各ビットサブセットは、前記複数のPUSCH I/Qサンプル中のそれぞれのPUSCH I/Qサンプルと関連している、請求項4に記載のeRRH。
  11. 前記複数のビットサブセット中の各ビットサブセットは、前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中のそれぞれの周波数領域PUSCH I/Qサンプルの2つの最上位ビット(MSB)を備える、請求項10に記載のeRRH。
  12. 前記プリフィックスフリー符号としてハフマン符号を用い、前記MSBの値00は値0の1符号化ビットに割付けられ、前記MSBの値01は値10の2符号化ビットに割付けられ、MSBの値10は値110の3符号化ビットに割付けられ、MSBの値11は値111の4符号化ビットに割付けられる、請求項11に記載のeRRH。
  13. 前記制御/データ分割モジュールは、前記無線信号中の参照信号、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、およびランダムアクセスチャネル(RACH)信号を特定するようさらに構成され、前記eRRHは、前記複数のPUSCHシンボルに適用される圧縮技術とは異なる圧縮技術を、前記参照信号、前記物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)シンボル、または前記ランダムアクセスチャネル(RACH)信号の少なくとも一つに適用するよう構成された参照信号圧縮モジュールをさらに備える、請求項1に記載のeRRH。
  14. 1または複数のプロセッサにより実行された場合に、
    改良型遠隔無線ヘッド(eRRH)で無線信号を受信する工程と、
    前記eRRHで前記無線信号に巡回プリフィックス除去を実行する工程と、
    前記無線信号内の複数の時間領域物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)同相/直交位相(I/Q)サンプルを特定する工程であって、前記複数の時間領域PUSCH I/Qサンプルは、複数のPUSCH I/Qシンボルに対応しており、前記複数のPUSCH I/Qシンボルは、前記無線信号中の物理リソースブロック(PRB)に関連している、工程と、
    前記複数の時間領域PUSCH I/Qサンプルに前記eRRHで高速フーリエ変換を行い、前記複数のPUSCH I/Qシンボルに対応する複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプルを作成する工程と
    を実行する命令をさらに備える、コンピュータ可読媒体。
  15. 1または複数のプロセッサにより実行された場合に、
    フロントホールリンクを介してBBUプールまたは発展型ノードB(eNB)から前記eRRHで前記PRBと関連するユーザスケジューリング・サイド情報を受信する工程と、
    前記eRRHで前記ユーザスケジューリング・サイド情報に基づき前記複数のPUSCH I/Qシンボル中の各PUSCH I/Qシンボルに用いられる指定されたビット数を特定する工程と
    を実行する命令をさらに備える、請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  16. 前記ユーザスケジューリング・サイド情報は、ユーザアクティビティ、副搬送波占有、個々の副搬送波の配列または変調、ターボ符号化レート、マルチ入力マルチ出力(MIMO)でスケジューリングされるユーザ数、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)状態、目標信号対干渉雑音比(SINR)、または平均ビット/ブロック誤り性能のうち1または複数を備える、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. 1または複数のプロセッサにより実行された場合に、前記ユーザスケジューリング・サイド情報に含まれる変調次数に基づき前記複数のPUSCH I/Qシンボル中の各PUSCH I/Qシンボルに用いられる指定されたビット数を特定する工程を実行する命令をさらに備える、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. 1または複数のプロセッサにより実行された場合に、前記複数のPUSCH I/Qシンボルに対応する前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中の各周波数領域PUSCH I/QサンプルをeRRHで正規化する工程と、前記複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中の各周波数領域PUSCH I/Qサンプルを前記指定されたビット数に基づき正規化する不可逆周波数領域圧縮をeRRHで実行する工程とを実行する命令をさらに備える、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 1または複数のプロセッサにより実行された場合に、複数のビットサブセットにプリフィックスフリー符号が適用される可逆圧縮を実行する工程であって、前記複数のビットサブセット中の各ビットサブセットは複数の周波数領域PUSCH I/Qサンプル中のそれぞれの周波数領域PUSCH I/Qサンプルに関連している、工程を実行する命令をさらに備える、請求項18に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. 前記複数のビットサブセット中の各ビットサブセットは、そのビットサブセットが関連するそれぞれのPUSCH I/Qサンプルの2つの最上位ビット(MSB)を備える、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  21. 前記プリフィックスフリー符号はハフマン符号であり、前記MSBの値00は値0の1符号化ビットに割付けられ、前記MSBの値01は値10の2符号化ビットに割付けられ、MSBの値10は値110の3符号化ビットに割付けられ、MSBの値11は値111の4符号化ビットに割付けられる、請求項20に記載のコンピュータ可読媒体。
  22. クラウド利用の無線アクセスネットワーク(C−RAN)で用いられるよう構成された改良型遠隔無線ヘッド(eRRH)であって、
    1または複数のアンテナを介して、1または複数のユーザ装置(UE)から1または複数の無線信号を受信するよう構成されたアナログフロントエンド(AFE)と、
    ユーザプレーンのデータシンボルを参照シンボルから分離し、前記1または複数の無線信号中の情報を制御するよう構成された制御/データ分割器と、
    前記1または複数のUEに関するスケジューリング・サイド情報を受信し、前記スケジューリング・サイド情報に基づき各ユーザプレーンのデータシンボルに関する量子化レベルを決定するよう構成されたビット割当ユニットと、
    前記量子化レベルに基づき前記ユーザプレーンのデータシンボルを圧縮して圧縮された量子化サンプルを形成し、前記圧縮された量子化サンプルをフロントホールリンク上をベースバンドユニットまで通信するのを可能とするように構成された圧縮ユニットとを備える、eRRH。
  23. 前記ビット割当ユニットは、ユーザアクティビティ、副搬送波占有、各副搬送波上の配列または変調、ターボ符号化レート、マルチ入力マルチ出力(MIMO)内でスケジューリングされるユーザ数、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)状態、目標信号対干渉雑音比(SINR)、または平均ビット/ブロック誤り性能のうち1または複数を備えるスケジューリング・サイド情報に基づき前記量子化レベルを決定するようさらに構成された、請求項22に記載のeRRH。
  24. 前記ビット割当ユニットは、物理リソースブロック(PRB)内の各データシンボルに関して前記量子化レベルを決定するようさらに構成された、請求項22に記載のeRRH。
  25. 前記圧縮ユニットは、プリフィックスフリー符号が前記圧縮された量子化サンプルに適用される可逆圧縮を実行するようさらに構成された、請求項22に記載のeRRH。
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