JP2017528803A5 - - Google Patents
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Description
(関連特許出願)
本出願は、2014年8月20日に出願された、共同に所有された米国仮特許出願第62/039,734号に対して優先権を主張する。上記文献は、全ての目的のためにここで参照することによって本明細書において援用される。
本出願は、2014年8月20日に出願された、共同に所有された米国仮特許出願第62/039,734号に対して優先権を主張する。上記文献は、全ての目的のためにここで参照することによって本明細書において援用される。
(技術分野)
本開示は、容量感知システムと、それを動作させる方法とに関し、具体的には、電場効果を使用する容量感知システムのための電極配列に関する。
本開示は、容量感知システムと、それを動作させる方法とに関し、具体的には、電場効果を使用する容量感知システムのための電極配列に関する。
(背景)
本出願の譲受者によって製造されるMGC3130としても公知である、「GestiC(登録商標)」集積回路は、例えば、約100〜200kHzの準静的交流電気近接場を使用する、3次元無タッチジェスチャ検出および追跡のために使用されることできる、高感度容量感知技術である。そのようなシステムは、通常、電場を発生させるために、正弦波または方形波信号等の交流信号を受信する、伝送電極を使用する。複数の受信電極が、例えば、フレーム状方式で伝送電極の上方に配列され、受信信号から、物体の3次元位置が、信号処理を通して、集積回路デバイス内で再構築されることができる。
本出願の譲受者によって製造されるMGC3130としても公知である、「GestiC(登録商標)」集積回路は、例えば、約100〜200kHzの準静的交流電気近接場を使用する、3次元無タッチジェスチャ検出および追跡のために使用されることできる、高感度容量感知技術である。そのようなシステムは、通常、電場を発生させるために、正弦波または方形波信号等の交流信号を受信する、伝送電極を使用する。複数の受信電極が、例えば、フレーム状方式で伝送電極の上方に配列され、受信信号から、物体の3次元位置が、信号処理を通して、集積回路デバイス内で再構築されることができる。
そのような集積回路デバイスを使用する、ヒューマンインターフェースデバイス(HID)は、多くの場合、伝導性材料の層、例えば、印刷回路基板層(PCB)の銅の細片に形成される、センサ電極を要求する。これらの電極は、集積回路内の検出ユニットに電気的に接続される。検出システムに関して、従来の電極配列は、多層印刷回路基板上に形成され得、最下層は、多くの場合、全体として、またはその有意な部分が、送信機として使用され、より小さい受信電極および補償電極は、最上層上に形成され得る。2つを上回る層が、電極を構築するために提供されることができるが、また、そのような電極配列のための製造コストも増加させ得る。
ジェスチャ検出ユニットの測定値は、とりわけ、センサ電極の近傍における標的物体(指/手)の位置に依存し、これは、電極と標的との間の容量結合に影響を及ぼし、交流電場の歪曲に応じて、標的測定信号をもたらす。ジェスチャも、個別のデバイスの任意の領域をタッチせずに、検出領域の上方で行われる。加えて、タッチ検出はまた、デバイスのある機能を実施/開始するためにも要求され得る。
産業上の設計の平坦性および製造コストは、投影型容量タッチディスプレイを消費者および他の産業において躍進させている。今日、ますます多くの消費者ディスプレイ用途におけるタッチパネルは、単層電極設計であり、これは、製造がより容易であり、より高い収率を達成し、より薄く、かつ有意に低コストである。さらに、単層設計は、より優れた光学特性(より高い透過性)をもたらし得る。今日の2層GestIC(登録商標)電極設計は、3D手位置追跡およびジェスチャ認識に関するそのような初期量産市場にアクセスする障害となっている。
(要約)
故に、安価な電極配列の必要性がある。
故に、安価な電極配列の必要性がある。
ある実施形態によると、電極配列は、測定サイクルの間、交流伝送信号を受信するように構成される、伝送電極と、伝送電極によって形成される電場内の擾乱を検出するように構成される、複数の受信電極とを備えてもよく、伝送電極および受信電極は、単一伝送電極が該複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列される。
さらなる実施形態によると、電極配列はさらに、電気接続を伝送電極および各受信電極に提供するように構成される複数の供給線を備える、接触領域を備えてもよい。さらなる実施形態によると、電極配列はさらに、その上側に該伝送および受信電極が配列される、基板を備えてもよい。さらなる実施形態によると、基板は、可撓性基板であってもよい。さらなる実施形態によると、電極配列はさらに、該層内に配列される中心電極を備えてもよく、受信電極は、該中心電極を囲繞し、接触領域は、中心電極と接続される供給線を備える。さらなる実施形態によると、中心電極は、グリッドとして形成されることができる。さらなる実施形態によると、電極配列はさらに、該層内に配列される中心電極を備えてもよく、中心電極は、複数の受信電極を囲繞する伝送電極構造の少なくとも一部と接触する。さらなる実施形態によると、電極構造は、複数のリング形状区分を備えてもよく、各リング形状区分は、該受信電極のうちの1つを実質的に囲繞する。さらなる実施形態によると、各リング形状区分は、少なくとも1つの他のリング形状区分と重複し、それによって、単一電極を形成してもよい。さらなる実施形態によると、各リング形状区分は、リング形状区分によって囲繞される受信電極を接続する供給線の通路のための開口部を有してもよい。さらなる実施形態によると、電極配列はさらに、中心領域内に配列される複数の投影型容量タッチセンサを備えてもよい。さらなる実施形態によると、各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、該第1の電極に隣接する第2の電極とを備えてもよい。さらなる実施形態によると、第1および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されてもよい。
別の実施形態によると、センサ配列は、請求項1に記載の電極配列を備えてもよく、電極配列はさらに、基板の上部に配列され、該伝送および受信電極とコネクタを接続するように構成される複数の供給線を備える、接続領域を備える。
さらなる実施形態によると、センサ配列はさらに、該基板の上部の中心領域内に配列される複数の投影型容量タッチセンサを備えてもよい。センサ配列のさらなる実施形態によると、各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、該第1の電極に隣接する第2の電極とを備えてもよい。センサ配列のさらなる実施形態によると、第1および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されてもよい。さらなる実施形態によると、センサ配列はさらに、供給線と接続されるコントローラを備えてもよく、コントローラは、第1のモードまたは第2のモードで動作するように構成され、第1のモードは、無タッチジェスチャ検出のために、伝送電極および複数の受信電極を使用し、第2のモードは、タッチベースの検出モードのために、複数の投影型容量タッチセンサを使用する。センサ配列のさらなる実施形態によると、第1のモードでは、複数の投影型容量タッチセンサの電極は、容量結合を介して、交流伝送信号を受信してもよい。
さらに別の実施形態によると、伝送電極および複数の受信電極を伴う電極配列を備える、センサ配列を動作させるための方法であって、伝送電極および受信電極は、単一伝送電極が該複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、複数の受信電極は、中心領域の周囲に配列され、複数の投影型容量タッチセンサが中心領域内に配列され、方法は、第1の動作モードでは、測定サイクルの間、交流伝送信号を伝送電極に供給し、複数の信号を該受信電極から受信するステップと、該信号を処理し、伝送電極によって生成される電場に進入する物体の3次元場所を判定するステップと、第2の動作モードでは、該交流伝送信号をオフにし、各投影型容量タッチセンサの静電容量を測定し、投影型容量タッチセンサがタッチされたかどうかを判定するステップとを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、該第1のモードでは、交流伝送信号はまた、投影型容量タッチセンサの各電極にも容量的に供給されてもよい。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
電極配列であって、前記電極配列は、測定サイクルの間に交流伝送信号を受信するように構成されている伝送電極と、前記伝送電極によって形成される電場内の擾乱を検出するように構成されている複数の受信電極とを備え、前記伝送電極および前記受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列されている、電極配列。
(項目2)
電気接続を前記伝送電極および各受信電極に提供するように構成された複数の供給線を備える接触領域をさらに備える、項目1に記載の電極配列。
(項目3)
基板をさらに備え、前記基板の上側に前記伝送および受信電極が配列されている、項目1に記載の電極配列。
(項目4)
前記基板は、可撓性基板である、項目3に記載の電極配列。
(項目5)
前記層内に配列された中心電極をさらに備え、前記受信電極は、前記中心電極を囲繞し、前記接触領域は、前記中心電極と接続された供給線を備える、項目3に記載の電極配列。
(項目6)
前記中心電極は、グリッドとして形成されている、項目5に記載の電極配列。
(項目7)
前記層内に配列された中心電極をさらに備え、前記中心電極は、前記複数の受信電極を囲繞する前記伝送電極構造の少なくとも一部と接触している、項目1に記載の電極配列。
(項目8)
前記電極構造は、複数のリング形状区分を備え、各リング形状区分は、前記受信電極のうちの1つを実質的に囲繞している、項目1に記載の電極配列。
(項目9)
各リング形状区分は、少なくとも1つの他のリング形状区分と重複し、それによって、単一電極を形成する、項目8に記載の電極配列。
(項目10)
各リング形状区分は、前記リング形状区分によって囲繞された受信電極を接続する供給線の通路のための開口部を有する、項目9に記載の電極配列。
(項目11)
中心領域内に配列された複数の投影型容量タッチセンサをさらに備える、項目3に記載の電極配列。
(項目12)
各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、前記第1の電極に隣接する第2の電極とを備える、項目11に記載の電極配列。
(項目13)
前記第1および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されている、項目12に記載の電極配列。
(項目14)
前記電極配列はさらに、基板の上部に配列され、前記伝送および受信電極をコネクタと接続するように構成された複数の供給線を備える接続領域を備える、項目1に記載の電極配列を備えるセンサ配列。
(項目15)
前記基板の上部の中心領域内に配列された複数の投影型容量タッチセンサをさらに備える、項目14に記載のセンサ配列。
(項目16)
各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、前記第1の電極に隣接する第2の電極とを備える、項目15に記載のセンサ配列。
(項目17)
前記第1および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されている、項目16に記載のセンサ配列。
(項目18)
前記供給線と接続されたコントローラをさらに備え、前記コントローラは、第1のモードまたは第2のモードで動作するように構成され、前記第1のモードは、無タッチジェスチャ検出のために、前記伝送電極および前記複数の受信電極を使用し、前記第2のモードは、タッチベースの検出モードのために、前記複数の投影型容量タッチセンサを使用する、項目14に記載のセンサ配列。
(項目19)
前記第1のモードにおいて、前記複数の投影型容量タッチセンサの電極は、容量結合を介して、前記交流伝送信号を受信する、項目18に記載のセンサ配列。
(項目20)
伝送電極および複数の受信電極を伴う電極配列を備えるセンサ配列を動作させるための方法であって、前記伝送電極および前記受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、前記複数の受信電極は、中心領域の周囲に配列され、複数の投影型容量タッチセンサは、前記中心領域内に配列されており、前記方法は、
第1の動作モードにおいて、
測定サイクルの間、交流伝送信号を前記伝送電極に供給し、複数の信号を前記受信電極から受信することと、
前記信号を処理し、前記伝送電極によって生成される電場に進入する物体の3次元場所を判定することと、
第2の動作モードにおいて、
前記交流伝送信号をオフにし、各投影型容量タッチセンサの静電容量を測定し、投影型容量タッチセンサがタッチされたかどうかを判定することと
を含む、方法。
(項目21)
前記第1のモードにおいて、前記交流伝送信号はまた、前記投影型容量タッチセンサの各電極にも容量的に供給される、項目20に記載の方法。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
電極配列であって、前記電極配列は、測定サイクルの間に交流伝送信号を受信するように構成されている伝送電極と、前記伝送電極によって形成される電場内の擾乱を検出するように構成されている複数の受信電極とを備え、前記伝送電極および前記受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列されている、電極配列。
(項目2)
電気接続を前記伝送電極および各受信電極に提供するように構成された複数の供給線を備える接触領域をさらに備える、項目1に記載の電極配列。
(項目3)
基板をさらに備え、前記基板の上側に前記伝送および受信電極が配列されている、項目1に記載の電極配列。
(項目4)
前記基板は、可撓性基板である、項目3に記載の電極配列。
(項目5)
前記層内に配列された中心電極をさらに備え、前記受信電極は、前記中心電極を囲繞し、前記接触領域は、前記中心電極と接続された供給線を備える、項目3に記載の電極配列。
(項目6)
前記中心電極は、グリッドとして形成されている、項目5に記載の電極配列。
(項目7)
前記層内に配列された中心電極をさらに備え、前記中心電極は、前記複数の受信電極を囲繞する前記伝送電極構造の少なくとも一部と接触している、項目1に記載の電極配列。
(項目8)
前記電極構造は、複数のリング形状区分を備え、各リング形状区分は、前記受信電極のうちの1つを実質的に囲繞している、項目1に記載の電極配列。
(項目9)
各リング形状区分は、少なくとも1つの他のリング形状区分と重複し、それによって、単一電極を形成する、項目8に記載の電極配列。
(項目10)
各リング形状区分は、前記リング形状区分によって囲繞された受信電極を接続する供給線の通路のための開口部を有する、項目9に記載の電極配列。
(項目11)
中心領域内に配列された複数の投影型容量タッチセンサをさらに備える、項目3に記載の電極配列。
(項目12)
各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、前記第1の電極に隣接する第2の電極とを備える、項目11に記載の電極配列。
(項目13)
前記第1および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されている、項目12に記載の電極配列。
(項目14)
前記電極配列はさらに、基板の上部に配列され、前記伝送および受信電極をコネクタと接続するように構成された複数の供給線を備える接続領域を備える、項目1に記載の電極配列を備えるセンサ配列。
(項目15)
前記基板の上部の中心領域内に配列された複数の投影型容量タッチセンサをさらに備える、項目14に記載のセンサ配列。
(項目16)
各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、前記第1の電極に隣接する第2の電極とを備える、項目15に記載のセンサ配列。
(項目17)
前記第1および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されている、項目16に記載のセンサ配列。
(項目18)
前記供給線と接続されたコントローラをさらに備え、前記コントローラは、第1のモードまたは第2のモードで動作するように構成され、前記第1のモードは、無タッチジェスチャ検出のために、前記伝送電極および前記複数の受信電極を使用し、前記第2のモードは、タッチベースの検出モードのために、前記複数の投影型容量タッチセンサを使用する、項目14に記載のセンサ配列。
(項目19)
前記第1のモードにおいて、前記複数の投影型容量タッチセンサの電極は、容量結合を介して、前記交流伝送信号を受信する、項目18に記載のセンサ配列。
(項目20)
伝送電極および複数の受信電極を伴う電極配列を備えるセンサ配列を動作させるための方法であって、前記伝送電極および前記受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、前記複数の受信電極は、中心領域の周囲に配列され、複数の投影型容量タッチセンサは、前記中心領域内に配列されており、前記方法は、
第1の動作モードにおいて、
測定サイクルの間、交流伝送信号を前記伝送電極に供給し、複数の信号を前記受信電極から受信することと、
前記信号を処理し、前記伝送電極によって生成される電場に進入する物体の3次元場所を判定することと、
第2の動作モードにおいて、
前記交流伝送信号をオフにし、各投影型容量タッチセンサの静電容量を測定し、投影型容量タッチセンサがタッチされたかどうかを判定することと
を含む、方法。
(項目21)
前記第1のモードにおいて、前記交流伝送信号はまた、前記投影型容量タッチセンサの各電極にも容量的に供給される、項目20に記載の方法。
(詳細な説明)
種々の実施形態によると、センサ配列、特に、準静的交流電気近接場の効果を使用する非タッチ3次元ジェスチャ検出システムのためのセンサ配列は、より低い材料および製造コスト、より薄いセンサ設計、ならびに透明設計のより優れた光学性能を提供するように設計されることができる。
種々の実施形態によると、センサ配列、特に、準静的交流電気近接場の効果を使用する非タッチ3次元ジェスチャ検出システムのためのセンサ配列は、より低い材料および製造コスト、より薄いセンサ設計、ならびに透明設計のより優れた光学性能を提供するように設計されることができる。
前述のように、3次元容量非タッチ検出システムは、準静的電場を発生させ、物体がそれに進入することによって生じるその電場内の擾乱が、評価される。評価は、ユーザの指等の物体の3次元場所を判定し、その位置を追跡し、ジェスチャの所定のプールからのジェスチャが行われたかどうかをさらに判定することを可能にする。そのようなシステムはまた、3次元無タッチマウスとして動作する、または任意の種類の好適な動作を制御することができる。そのようなシステムは、通常、例えば、100〜200kHzの周波数を有する正弦波または方形波信号等の交流信号を受信する伝送電極を使用して、準静的交流電場を発生させる。例えば、相互または自己静電容量測定とは対照的に、伝送電極は、発生器信号が恒久的に供給され、発生された電場内の擾乱が、測定される一方、電場は、測定の間、恒久的に維持される。本システムは、静電容量測定システム、例えば、相互または自己静電容量測定のために使用される容量分圧器または充電時間測定ユニットに一般的であるように、単一パルス、単一または複数のパルスによって発生された電圧、およびセンサ電極の関連付けられた電荷変化を評価しない。いくつかの実施形態では、複数の受信電極が、例えば、フレーム状方式に配列され、伝送電極によって発生された準静的電場を評価し、受信された信号から、物体の3次元位置が、信号処理を通して集積回路デバイス内に再構築されることができる。他の実施形態では、同一電極が、伝送および受信のために使用され、依然として、同一電場が発生されている間、評価は、電場内の擾乱によって生じた各送信機/受信機電極上の負荷を測定する。
開示される種々の実施形態は、例えば、MicrochipのGestIC(登録商標)3D手追跡およびジェスチャ認識技術のための電極配列等の電極設計内の2つの電極層のうちの1つを排除するための解決策を提供する。しかしながら、開示される設計は、他のタイプのセンサデバイスにも有用であり得、GestIC(登録商標)3D手追跡およびジェスチャ認識技術に限定されない。種々の実施形態によると、技法は、TXおよびRX電極が1つのみの単一電極層内に統合され得る方法について説明するであろう。説明される技法は、GestIC(登録商標)システムのために提案されるものに類似電極設計を使用する任意の電極システムに適用されるが、そのようなシステムに限定されない。さらに、単層電極が1層投影型容量(pCAP)タッチマトリクス設計の中に統合され得る解決策も、開示される。
図1および2は、従来の2層電極配列を示す。図1に示される設計は、中心受信電極RXCenterを含む一方、図2に示される実施形態は、開放中心領域を伴う、フレーム設計を使用する。両設計では、4つの受信電極RXNorth、RXEast、RXSouth、およびRXWestが、異なる最上層場所にあり、電極配列の上方の領域内でジェスチャを行う、物体、例えば、手についての空間情報を提供する。これらの受信電極(RX)は、下層伝送電極TXBottomによって発生された交流電場を受信する。非伝導性担体材料110、120(例えば、プラスチック、PCB材料、ガラス等)は、RX電極を伝送電極(TX)から隔離する。最下層内のTX電極TXBottomは、電場を励起し、かつRX電極を背面雑音から遮蔽する。電場は、例えば、TX電極TXBottomに供給される100kHz方形波信号によって発生されることができる。個別の電場は、次いで、伝送電極TXBottomによって、担体材料110、120の上方の領域、例えば、約最大10〜15cm内に投影される。例えば、その手を用いて、本領域内でジェスチャを行うユーザは、電場を擾乱させ、これらの擾乱は、4つのRX電極RXNorth、RXEast、RXSouth、およびRXWestによって検出されることができる。受信された信号から、3次元位置が、処理されることができる。信号偏差、すなわち、第1および第2の偏差、ならびに各電極までの計算された線形距離が、ジェスチャ比較/評価を行うために使用されることができる。
図3は、簡略化された等価回路を示す。CRxTxは、RXとTX電極との間の静電容量を表し、約10〜30pFであり得る。CRxGは、RX電極から接地までの静電容量を表し、約10〜30pFであり得る。CHは、ユーザ手とRX電極との間の静電容量を表し、約1fF〜1pFであり得る。CBufは、電極と結合されたRX入力バッファの高インピーダンス入力静電容量を表し、約6pFであり得る。
GestIC(登録商標)技術において使用されるもの等の非タッチ近接場検出システムは、TX電極を介して励起された電場へのユーザの手の影響によって生じる、RX入力振幅変化を測定する。設計標的は、受信された信号の信号偏差を最大限にすることである。
2層電極設計では、スタックされた電極設定は、概して、電子回路および液晶ディスプレイ等の下にある雑音源および接地の両方に対するRX電極の良好な遮蔽を提供する。
最適電極設計では、CRxTxおよびCRxG静電容量は、小さく、類似サイズである。本シナリオは、例えば、Microchip Technology Inc.から利用可能な「GestIC(登録商標) Design guide, Electrodes and System Design MGC3130」に説明されており、参照することによって本明細書に組み込まれ、CRxGの下限、検出回路の入力静電容量(例えば、4〜5pF)である。2層設計では、Rx−TX電極距離および絶縁担体材料の低誘電率が、小CRxTxを可能にし、遮蔽TX層は、RX電極静電容量対接地を表す、小CRxG値を保証する。
TXおよびRX電極が、定義上、同一層内にある、種々の実施形態による単層設計では、z−寸法における十分な電場伝搬が、確実にされなければならない。これらのタイプの検出回路のためのTX電極は、種々の実施形態によると、以下であり得る。
a)RX電極と同一層内の別個のTX構造
b)RX電極自体
c)同一層内の容量または抵抗タッチパネルの電極構造
a)RX電極と同一層内の別個のTX構造
b)RX電極自体
c)同一層内の容量または抵抗タッチパネルの電極構造
単層設計では、供給線の配索は、層間貫通孔接続が、定義上、不可能であるため、特に重要である。最適設計は、任意の供給線交差点を全く有していない。提案される種々の実施形態は、そのような設計を実現する方法の実施例を示す。
ブリッジは、ある電極技術、例えば、箔またはガラス上のITO、印刷箔等において可能にされ得る。しかしながら、そのような技術は、高価である。ブリッジは、電極ボードを接続するフレックスケーブル上で実現されることができる。さらに、ブリッジは、電極に接続されるPCBおよびチップ上で実現されることができる。
図4の設計は、TX電極をRX電極層の中に統合する解決策を示す。TX電極410は、両側からRX電極420の周囲をリング状に巡り、接地の影響を低下させる。RX電極420あたりTXリング410の1つの中断430は、個別のRX電極供給線440の接続を可能にする。電極あたり1つのみのRX供給線440が、図4に示されるように、要求される。
各RX電極420の周囲のTXリング410は、接地を外側デバイス部品、例えば、金属筐体から遮蔽し、したがって、感度を維持する。従来の設計、例えば、図1および2に示されるようなGestIC(登録商標)設計と比較して、TX電極リング410は、真下の接地からの遮蔽を提供しない。前述とほぼ類似するCRXTXおよびCRXG値を維持するために、TXリング410は、RX電極420真下のより短い接地距離のために、RX電極420により近接しなければならない。接地は、例えば、透明1層電極構造下のディスプレイであることができる。
個々のフレーム電極TXリング410はまた、例えば、GestIC(登録商標)設計において使用されるような随意のRX中心電極450のためのTX構造を形成する。例えば、中心タッチ検出のために、RX中心電極が要求されない場合、中心領域は、有利には、図5に示されるように、TX電極510によって充填されることができる。システムの電場分布および感度は、増加する。図5の提案される設計では、1つのみのTX供給線520が、要求される。中心電極510は、図5に示されるように、電極420を囲繞するリング構造410および/または任意の他のアクセス可能リング構造に直接接続される。
いくつかの実施形態によると、完全1層投影型容量タッチマトリクスが、図6に示されるように、そのようなフレーム電極構造の中心領域内に統合されることができる。近接場受信電極420および内部pCAP電極610からの全電極供給線は、任意の交差点を伴わずに、1つの角620を通して配索される。本設計は、電極から電子回路基板まで1つのみのコネクタを要求し、1層電極ボードまたはガラス605上にブリッジを要求しないため、コストを節約する。任意の必要接続は、図6に示されるように、コントローラPCB上またはコネクタ内に形成されることができる。
pCAPマトリクスが電極列および行を形成するために要求されるブリッジは、最先端技術によると、フレックスコネクタ、電子回路基板(PCB)、およびタッチコントローラチップのいずれか上で行われる。図6では、接続は、点線によって示される。全ての他の交差は、ブリッジを要求しない。
両測定間の干渉を回避するためのPCAPとGestIC(登録商標)との間の時間多重化動作の場合、完全タッチマトリクスは、GestIC(登録商標)動作の間、GTX信号で駆動され得る(GTXは、以下では、GestIC(登録商標)TX伝送信号)。したがって、タッチ電極610は、リング構造410に接続される単一伝送電極を形成するようにともに切り替えられる。本切替は、ボード605の外部で、例えば、個別の切替回路によって行われる。これは、GestIC(登録商標)動作の間の画定された強力な電場およびpCAPとGestIC(登録商標)との間の最速ハンドオーバの利点を有する。pCAP電極610上に残っている電荷は、非常に敏感なGestIC(登録商標)測定に影響を及ぼし得ない。典型的には、コントローラチップの内部にあり得る、アナログマルチプレクサが、本動作モードを可能にするために使用されてもよい。例えば、GestIC(登録商標)チップもしくは任意の他の好適な無タッチ検出デバイスが、本機能を行うように設計されてもよい、または、例えば、アナログマルチプレクサチップを外部で使用して実装されてもよい。
図7は、pCAP1層タッチマトリクス設計と1層電極配列を組み合わせた別の実施例を示す。pCAP TXおよびRX電極710は、ここでは、櫛構造として実現される。図7はさらに、基板605が、伝送電極、受信電極、および複数のpCAP電極710に接続する個々の供給線の接続を可能にする、コネクタ区分720を提供するように延在または設計されることができることを示す。
任意の実施形態における基板605は、コネクタ720を受容する領域を備える、剛性印刷回路基板であることができる、または当技術分野において公知の印刷回路コネクタを直接形成する、区分720を備えてもよい。代替として、基板は、コネクタを提供する、可撓性基板であることができるか、または可撓性PCBは、コネクタの中に挿入されることができる接続区分720を形成するかのいずれかである。
いくつかの実施形態によるさらに別の解決策は、図8に示され、GestIC(登録商標)システムのRX−TX静電容量の離散実現である。TX信号は、電極420毎に離散CTX結合静電容量810を介してRX電極420上に結合される。CTX静電容量810は、離散成分であるか、またはGestIC(登録商標)チップ上に統合されるかのいずれかであり得る。CRXGに等しい最適化基準(CTX=CRXTX)を満たすために、CTX_NorthからCTX_Westの結合静電容量は、個々に、同調可能であるべきである(例えば、5pF、10pF、15pF、..、50pF)。図8は、専用TX電極が要求されたことを示す。RX電極420は、電場を分布させ、ユーザの手によって生じる電場変化に敏感である。故に、各電極420は、同時に送信機および受信機として動作し、受信機能は、各電極420にかかる負荷を判定することによって行われる。本解決策は、CTX同調が近似によって行われることができるため、実現がより単純かつ簡単である。電場シミュレーションは、CRXTXおよびCRXGを合致させるために要求されない。一方、接地遮蔽は、RX電極420上の高インピーダンスTX信号のため、効果が低くなり得る。GestIC(登録商標)タッチ領域(GestIC(登録商標)中心電極450)およびpCAPマトリクス(610、710)のための中心領域の使用は、以前の解決策と同一である。
図7および8の実施形態に示されるように、pCAP電極710は、櫛歯方式で配列される上側および下側櫛状構造によって形成される。そのようなpCAP電極710は、図7−9に示されるように、マトリクスに配列されることができる。ある上側および下側電極を組み合わせることによって、行および列が、形成されることができ、これは、二重機能のために使用されることができる。ジェスチャ検出モード(以降、GestIC(登録商標)モードとも称される)では、行または列全体が、別個に使用され、電極420に類似する電極を形成することができる。pCAPモードでは、これらの電極は、元々の意図通りに使用される。好ましくは、センサボードの外側に配列される、切替回路が、次いで、いずれかのモードでパネルを動作させるために使用されることができる。
図9は、例えば、15個のpCAPセンサ710を伴う、単層タッチマトリクスが、pCAPモードとGestIC(登録商標)信号取得モードとの間で共有され得る方法を示す。ここでは、GestIC(登録商標)電極は、櫛構造電極の要素によって形成され、次いで、伝送および受信構造として使用される。各pCAPセンサ710は、上側および下側櫛構造電極から成る。最上行の上側電極は、ともに接続され、北側電極930を形成する。各行内の最後のpCAPセンサの下側要素は、ともに接続され、東側電極940を形成する。最下行の上側pCAP電極は、接続され、南側電極950を形成し、各行内の各第1のpCAP電極の下側電極は、ともに接続され、西側電極960を形成する。本接続スキームは、下側電極が、接続され、列を形成し、上側電極が、接続され、行を形成するという事実に起因して、システムがpCAPモードで動作するとき、依然として、各pCAP電極対を別個に評価することを可能にする。ジェスチャ検出TX信号GTXは、システムがジェスチャ検出モードで動作するとき、スイッチ920を介して、ジェスチャ検出GRX電極(ここでは、CTX_East、CTX_South、CTX_West、CTX_North)の中に容量的に結合されることができる。
それらの外側電極930…960は、ジェスチャ検出モードでは、出力として使用され、pCAP測定の間、高インピーダンスに設定されなければならない。これは、GTX信号をオフにする、アナログスイッチ/マルチプレクサ回路によって行われることができる。
本解決策の利点は、アクティブpCAPタッチ領域が境界まである、よりコンパクトな電極設計である。本設計では、電極パターン(例えば、櫛)がより長い供給線より敏感であることを保証することが必要であり得る。したがって、供給線の表面は、電極のうちの1つよりはるかに小さくあるべきである。一般に、供給線は、非常に薄いはずである(例えば、「ナノワイヤ」技術を使用して)。
図10に関して、高GestIC(登録商標)モード感度を達成するために、再び、内側電極領域は、GestIC(登録商標)モード動作の間、伝送信号GTXで駆動されることが有利であり得、これは、接地に対するより優れた遮蔽およびz−方向におけるより良好な電場分布を提供する。本方法によって、pCAP動作から内側電極上に残っている電荷は、事実上、定義された電位にされ、pCAPモードとGestIC(登録商標)モードとの間に伝達効果は、生じない。
スイッチ/アナログマルチプレクサ1010は、図10に示されるように、電極がpCAPとGestIC(登録商標)動作間で切り替えられ得る方法を示す。一般に、GestIC(登録商標)GTXおよびpcapTXは、いくつかの実施形態によると、異なる信号であり得る。便宜上(HWおよびFW複雑性を低下させるため)、両信号は、他の実施形態によると、同一でもあり得る。
図10では、異なる入力段階が、pCAPモードおよびGestIC(登録商標)モード動作のために示される。また、GestIC(登録商標)モードおよびpCAPモードのために、(部分的に)同一入力および信号調整回路を使用することも可能である。
種々の実施形態によると、種々の電極配列が、タッチパネルおよびディスプレイ用途(例えば、対角線上で最大10インチ)のために、例えば、MGC3130ならびに後継3Dジェスチャおよびタッチコントローラ、例えば、MGC3430と併用されることができる。前述のように、GestIC(登録商標)技術は、大部分の実施例において、無タッチジェスチャ検出システムを実装するために使用されている。しかしながら、種々の実施形態は、そのようなシステムに限定されない。準静的交流電場を発生させ、擾乱を検出する、他のシステム、ならびに他の容量3D検出システムも、類似センサ配列から利益を享受し得る。
Claims (10)
- 電極配列であって、前記電極配列は、
測定サイクルの間に交流伝送信号を受信するように構成されている伝送電極であって、前記伝送電極は、中心領域を備えるフレーム構造を形成する、伝送電極と、
前記伝送電極によって形成される電場内の擾乱を検出するように構成されている複数の受信電極と、
前記フレーム構造の前記中心領域内に配列された複数の投影型容量タッチセンサと、
供給線と接続されたコントローラと
を備え、前記伝送電極および前記複数の受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、前記コントローラは、第1のモードまたは第2のモードで動作するように構成され、前記第1のモードは、無タッチジェスチャ検出のために、前記伝送電極および前記複数の受信電極を使用し、前記第2のモードは、タッチベースの検出モードのために、前記複数の投影型容量タッチセンサを使用し、
前記電極構造は、複数のリング形状区分を備え、各リング形状区分は、前記複数の受信電極のうちの1つを実質的に囲繞し、各リング形状区分は、少なくとも1つの他のリング形状区分と重複し、それによって、単一電極を形成する、電極配列。 - 電気接続を前記伝送電極および各受信電極に提供するように構成された複数の前記供給線を備える接触領域をさらに備える、請求項1に記載の電極配列。
- 基板をさらに備え、前記基板の上側に前記伝送電極および受信電極が配列されている、請求項1に記載の電極配列。
- 前記基板は、可撓性基板である、請求項3に記載の電極配列。
- 各リング形状区分は、前記リング形状区分によって囲繞された受信電極を接続する供給線の通路のための開口部を有する、請求項1に記載の電極配列。
- 各投影型容量タッチセンサは、第1の電極と、前記第1の電極に隣接する第2の電極とを備える、請求項1に記載の電極配列。
- 前記第1の電極および第2の電極はそれぞれ、櫛形であり、櫛歯方式で配列されている、請求項6に記載の電極配列。
- 電極配列であって、前記電極配列は、
測定サイクルの間に交流伝送信号を受信するように構成されている伝送電極であって、前記伝送電極は、中心領域を備えるフレーム構造を形成する、伝送電極と、
前記伝送電極によって形成される電場内の擾乱を検出するように構成されている複数の受信電極と、
前記フレーム構造の前記中心領域内に配列された複数の投影型容量タッチセンサと、
供給線と接続されたコントローラと
を備え、前記伝送電極および前記複数の受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、前記コントローラは、第1のモードまたは第2のモードで動作するように構成され、前記第1のモードは、無タッチジェスチャ検出のために、前記伝送電極および前記複数の受信電極を使用し、前記第2のモードは、タッチベースの検出モードのために、前記複数の投影型容量タッチセンサを使用し、
前記第1のモードにおいて、前記複数の投影型容量タッチセンサの電極は、容量結合を介して、前記交流伝送信号を受信する、電極配列。 - 伝送電極および複数の受信電極を伴う電極配列を備えるセンサ配列を動作させるための方法であって、前記伝送電極および前記受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、前記伝送電極は、中心領域を備えるフレーム構造を形成し、前記複数の受信電極は、前記フレーム構造の前記中心領域の周囲に配列され、複数の投影型容量タッチセンサは、前記フレーム構造の前記中心領域内に配列され、前記電極構造は、複数のリング形状区分を備え、各リング形状区分は、前記複数の受信電極のうちの1つを実質的に囲繞し、各リング形状区分は、少なくとも1つの他のリング形状区分と重複し、それによって、単一電極を形成し、前記方法は、
第1の動作モードにおいて、
測定サイクルの間、交流伝送信号を前記伝送電極に供給し、複数の信号を前記受信電極から受信することと、
前記信号を処理し、前記伝送電極によって生成される電場に進入する物体の3次元場所を判定することと、
第2の動作モードにおいて、
前記交流伝送信号をオフにし、各投影型容量タッチセンサの静電容量を測定し、投影型容量タッチセンサがタッチされたかどうかを判定することと
を含む、方法。 - 伝送電極および複数の受信電極を伴う電極配列を備えるセンサ配列を動作させるための方法であって、前記伝送電極および前記受信電極は、単一伝送電極が前記複数の受信電極の各受信電極を実質的に囲繞する電極構造によって形成されるように、単層に配列され、前記伝送電極は、中心領域を備えるフレーム構造を形成し、前記複数の受信電極は、前記フレーム構造の前記中心領域の周囲に配列され、複数の投影型容量タッチセンサは、前記フレーム構造の前記中心領域内に配列されており、前記方法は、
第1の動作モードにおいて、
測定サイクルの間、交流伝送信号を前記伝送電極に供給し、複数の信号を前記受信電極から受信することと、
前記信号を処理し、前記伝送電極によって生成される電場に進入する物体の3次元場所を判定することと、
第2の動作モードにおいて、
前記交流伝送信号をオフにし、各投影型容量タッチセンサの静電容量を測定し、投影型容量タッチセンサがタッチされたかどうかを判定することと
を含み、
前記第1のモードにおいて、前記交流伝送信号はまた、前記投影型容量タッチセンサの各電極にも容量的に供給される、方法。
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