関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年9月4日に出願された「EFFICIENT RESOURCE ALLOCATION」と題する米国仮出願第62/046,154号、および2015年9月3日に出願された「EFFICIENT RESOURCE ALLOCATION」と題する米国特許出願第14/845,230号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、効率的な方法で帯域幅リソースを割り振ることに関する。
[0003]多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る、地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)として指定されるであろう。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために採用される物理媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、同期光ネットワーキング(SONET:Synchronous Optical Networking)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
[0004]ワイヤレスネットワークは、しばしば、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的接続性の必要を有するときに、またはネットワークアーキテクチャが、固定ではなくアドホックなトポロジーで形成される場合に好適である。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用して、非誘導伝搬モードで無形物理媒体を採用する。ワイヤレスネットワークは、固定ワイヤードネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを有利に容易にする。
[0005]本発明のシステム、方法、コンピュータ可読媒体、およびデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が、単独で、本発明の望ましい属性を担当するとは限らない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本発明の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴について手短に説明する。この説明を考察すれば、特に「詳細な説明」と題するセクションを読めば、本発明の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるデバイスに対する利点をどのように提供するかが理解されよう。
[0006]本開示の一態様では、方法、コンピュータ可読媒体、および装置が提供される。本装置はワイヤレスデバイスであり得る。ワイヤレスデバイスは、送信時間期間においてチャネルの帯域幅にわたって延びる(extend)リソースユニット(RU)のセットのRUの第1のサブセットを決定し、RUの第1のサブセットが、RUのセットよりも少ないRUを含み、RUのセットの各RUが、少なくとも26個のトーンを含む。ワイヤレスデバイスは、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを通信する。
[0007]本開示の態様が採用され得る、例示的なワイヤレス通信システムを示す図。
[0008]図1のワイヤレス通信システム内で採用され得るワイヤレスデバイスの機能ブロック図。
[0009]ワイヤレス通信を送信するためにワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々な構成要素を示す図。
[0010]ワイヤレス通信を受信するためにワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々な構成要素を示す図。
[0011]ワイヤレス通信を送信および受信するために図2のワイヤレスデバイスなどのワイヤレスデバイスにおいて実装され得るMIMOシステムの機能ブロック図。
[0012]ワイヤレス通信を受信するために図2のワイヤレスデバイスなどのワイヤレスデバイスにおいて実装され得る例示的なMIMOシステムの機能ブロック図。
[0013]物理レイヤパケットの例示的な構造を示すブロック図。
[0014]WLANのチャネル上のリソース割振りを示す図。
[0015]WLANにおける20MHz帯域幅のチャネル上の第1の例示的なリソース割振りを示す図。
[0016]WLANにおける20MHz帯域幅のチャネル上の第2の例示的なリソース割振りを示す図。
[0017]WLANにおける20MHz帯域幅のチャネル上の第3の例示的なリソース割振りを示す図。
[0018]WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル上の第1の例示的なリソース割振りを示す図。
[0019]WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル上の第2の例示的なリソース割振りを示す図。
[0020]WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル上の第3の例示的なリソース割振りを示す図。
[0021]WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル上の第4の例示的なリソース割振りを示す図。
[0022]WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル上の第1の例示的なリソース割振りを示す図。
[0023]WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル上の第2の例示的なリソース割振りを示す図。
[0024]WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル上の第3の例示的なリソース割振りを示す図。
[0025]WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル上の第4の例示的なリソース割振りを示す図。
[0026]WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル上の第5の例示的なリソース割振りを示す図。
[0027]WLANにおいてチャネル上のリソースを割り振る例示的な方法のフローチャート。
[0028]帯域幅のリソースを少なくとも1つの局に割り振る例示的な方法のフローチャート。
[0029]アクセスポイントとの通信のための帯域幅のリソースの割振りを決定する例示的な方法のフローチャート。
[0030]例示的な装置中の異なる構成要素/手段間のデータフローを示す概念データフロー図。
[0031]例示的なワイヤレス通信デバイスの機能ブロック図。
詳細な説明
[0032]添付の図面を参照しながら、新規のシステム、装置、コンピュータ可読媒体、および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示される特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の他の態様と組み合わせられるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、コンピュータ可読媒体、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載される本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示するどの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0033]本明細書では特定の態様が説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのうちのいくつかを例として、図において、および好適な態様についての以下の説明において示す。詳細な説明および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
[0034]普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、ワイヤレスプロトコルなど、任意の通信規格に適用され得る。
[0035]いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11プロトコルに従って送信され得る。802.11プロトコルの実装形態は、センサー、計測、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利には、802.11プロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力を消費し得、および/または比較的長い距離、たとえば約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る。
[0036]いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(AP)および(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントがあり得る。概して、APがWLANのためのハブまたは基地局として働き得、STAがWLANのユーザとして働く。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るために、WiFi(登録商標)(たとえば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
[0037]アクセスポイントはまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、eノードB、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、接続ポイント、または何らかの他の用語を含むか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[0038]局はまた、アクセス端末(AT)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を含むか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを含み得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0039]一態様では、ワイドエリアWLAN(たとえば、WiFi)接続性のために、MIMO方式が使用され得る。MIMOは、マルチパスと呼ばれる電波特性を活用する。マルチパスでは、送信データは、物体(たとえば、壁、ドア、家具)に当たって跳ね返り、異なるルートを通って異なる時間に複数回受信アンテナに達し得る。MIMOを採用するWLANデバイスが、データストリームを、空間ストリームと呼ばれる複数の部分にスプリットし、各空間ストリームを、別個のアンテナを通して受信WLANデバイス上の対応するアンテナに送信する。
[0040]「関連付ける」または「関連付け」という用語、あるいはそれらの任意の変形態は、本開示のコンテキスト内で可能な最も広い意味を与えられるべきである。例として、第1の装置が第2の装置に関連付けるとき、2つの装置が直接関連付けられ得るか、または中間装置が存在し得ることを理解されたい。簡潔のために、2つの装置間の関連付けを確立するためのプロセスについて、装置のうちの1つによる「関連付け要求」と、後続の、他の装置による「関連付け応答」とを必要とする、ハンドシェイクプロトコルを使用して説明する。ハンドシェイクプロトコルが、例として、認証を行うためのシグナリングなど、他のシグナリングを必要とし得ることが、当業者には理解されよう。
[0041]本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでない。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つまたはそれ以上の要素またはある要素の複数の事例を区別する便利な方法として使用される。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。さらに、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「A、BまたはCのうちの少なくとも1つ」は、A、またはB、またはC、またはそれらの任意の組合せ(たとえば、A−B、A−C、B−C、およびA−B−C)を包含するものとする。
[0042]上記で説明したように、本明細書で説明するいくつかのデバイスは、たとえば、802.11規格を実装し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されるのか、APとして使用されるのか、他のデバイスとして使用されるのかにかかわらず、スマートメータリングのためにまたはスマートグリッドネットワークにおいて使用され得る。そのようなデバイスは、センサー適用例を与えるか、またはホームオートメーションにおいて使用され得る。デバイスは、代わりにまたは追加として、ヘルスケアコンテキストにおいて、たとえばパーソナルヘルスケアのために使用され得る。それらのデバイスはまた、(たとえば、ホットスポットとともに使用するための)拡張された範囲のインターネット接続性を可能にするために、またはマシンツーマシン通信を実装するために、監視のために使用され得る。
[0043]本明細書で説明するデバイスのうちのいくつかは、さらに、多入力多出力(MIMO)技術を実装し、802.11規格の一部として実装され得る。MIMOシステムは、データ送信用の複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたはストリームとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは性能の改善(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
[0044]図1に、本開示の態様が採用され得る、例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば802.11規格に従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA(たとえば、STA112、114、116、および118)と通信するAP104を含み得る。
[0045]様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTAとの間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTAとの間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれることがある。代替的に、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTAとの間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100はCDMAシステムと呼ばれることがある。
[0046]AP104からSTAのうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクはダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、STAのうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクはアップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。いくつかの態様では、DL通信は、ユニキャストまたはマルチキャストトラフィック指示を含み得る。
[0047]AP104は、いくつかの態様では、AP104が、著しいアナログデジタル変換(ADC)クリッピング雑音(clipping noise)を引き起こすことなしに、同時に2つ以上のチャネル上でUL通信を受信し得るように、隣接チャネル干渉(ACI:adjacent channel interference)を抑制し得る。AP104は、たとえば、各チャネルについて別々の有限インパルス応答(FIR)フィルタを有すること、または増大されたビット幅をもつより長いADCバックオフ期間を有することによって、ACIの抑制を改善し得る。
[0048]AP104は、基地局として働き、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを与え得る。BSA(たとえば、BSA102)は、AP(たとえば、AP104)のカバレージエリアである。AP104は、AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTAとともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、中央AP(たとえば、AP104)を有しないことがあり、むしろ、STA間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、STAのうちの1つまたは複数によって代替的に実行され得る。
[0049]AP104は、ダウンリンク108などの通信リンクを介して、ワイヤレス通信システム100の他のノード(STA)にビーコン信号(または単に「ビーコン」)を、1つまたは複数のチャネル(たとえば、各チャネルが周波数帯域幅を含む、複数の狭帯域チャネル)上で送信し得、ビーコン信号は、他のノード(STA)がそれらのタイミングをAP104と同期させるのを助け得るか、あるいは他の情報または機能を与え得る。そのようなビーコンは周期的に送信され得る。一態様では、連続送信間の期間はスーパーフレームと呼ばれることがある。ビーコンの送信は、いくつかのグループまたは間隔に分割され得る。一態様では、ビーコンは、限定はしないが、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続時間、送信方向情報、受信方向情報、ネイバーリスト、および/または拡張ネイバーリストなどの情報を含み得、それらのうちのいくつかについて以下でさらに詳細に説明する。したがって、ビーコンは、いくつかのデバイスの間で共通である(たとえば、共有される)とともに所与のデバイスに固有である、情報を含み得る。
[0050]いくつかの態様では、STA(たとえば、STA114)は、AP104に通信を送るために、および/またはAP104から通信を受信するために、AP104に関連付けることを必要とされ得る。一態様では、関連付けるための情報が、AP104によってブロードキャストされるビーコン中に含まれる。そのようなビーコンを受信するために、STA114は、たとえば、カバレージ領域にわたって広カバレージ探索(broad coverage search)を実行し得る。また、探索は、STA114によって、たとえば、灯台方式(lighthouse fashion)でカバレージ領域を掃引することによって実行され得る。関連付けるための情報を受信した後に、STA114は、関連付けプローブまたは要求などの基準信号をAP104に送信し得る。いくつかの態様では、AP104は、たとえば、インターネットまたは公衆交換電話網(PSTN)などのより大きいネットワークと通信するために、バックホールサービスを使用し得る。
[0051]一態様では、AP104は、様々な機能を実行するための1つまたは複数の構成要素を含み得る。たとえば、AP104は、通信のために帯域幅のリソースを少なくとも1つの局(たとえば、STA112、114、116、118)に割り振ることと、割り振られたリソースを少なくとも1つの局に示すこととに関係するプロシージャを実行するように構成されたリソース割振り構成要素124を含み得る。リソース割振り構成要素124は、送信時間期間においてチャネルの帯域幅にわたって延びるRUのセットのRUの第1のサブセットを決定するプロセスを制御し得、RUの第1のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含み、RUのセットの各RUは、少なくとも26個のトーンを含む。リソース割振り構成要素124はまた、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを通信するプロセスを制御し得る。
[0052]別の態様では、STA114は、様々な機能を実行するための1つまたは複数の構成要素を含み得る。たとえば、STA114は、アクセスポイント(たとえば、AP104)との通信のための帯域幅のリソース割振りを決定することに関係するプロシージャを実行するように構成されたリソース割振り構成要素126を含み得る。リソース割振り構成要素126は、送信時間期間においてチャネルの帯域幅にわたって延びるRUのセットのRUの第1のサブセットを決定するプロセスを制御し得、RUの第1のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含み、RUのセットの各RUは、少なくとも26個のトーンを含む。リソース割振り構成要素126はまた、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを通信するプロセスを制御し得る。
[0053]図2は、図1のワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス202の機能ブロック図である。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104を含むか、またはSTA112、114、116、または118のうちのいずれか1つを含み得る。
[0054]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に与え得る。メモリ206の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ204は、一般に、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ206中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するために(たとえば、プロセッサ204によって)実行可能であり得る。
[0055]ワイヤレスデバイス202がAPまたはSTAとして実装されたとき、リソース割振り構成要素224は、送信時間期間においてチャネルの帯域幅にわたって延びるRUのセットのRUの第1のサブセットを決定するプロセスを制御し得、RUの第1のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含み、RUのセットの各RUは、少なくとも26個のトーンを含む。リソース割振り構成要素224はまた、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを通信するプロセスを制御し得る。
[0056]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサで実装された処理システムを含むか、またはそれの構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは情報の計算または他の操作を実行することができる任意の他の好適なエンティティの任意の組合せを用いて実装され得る。
[0057]処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体をも含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、処理システムに本明細書で説明する様々な機能を実行することを行わせる。
[0058]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202とリモートデバイスとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機210および/または受信機212を含み得る、ハウジング208を含み得る。送信機210と受信機212とは組み合わせられてトランシーバ214になり得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含み得る(図示せず)。
[0059]ワイヤレスデバイス202はまた、トランシーバ214または受信機212によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器218を含み得る。信号検出器218は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含み得る。DSP220は、送信のためのパケットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、パケットは物理レイヤデータユニット(PPDU)を含み得る。
[0060]ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様ではユーザインターフェース222をさらに含み得る。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/またはディスプレイを含み得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を搬送し、および/またはそのユーザから入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
[0061]ワイヤレスデバイス202はリソース割振り構成要素224をも含み得る。ワイヤレスデバイス202がAP(たとえば、AP104)として実装されるとき、リソース割振り構成要素224は、通信のために帯域幅のリソースを少なくとも1つの局(たとえば、STA112、114、116、118)に割り振ることと、割り振られたリソースを少なくとも1つの局に示すこととに関係するプロシージャを、プロセッサ204および/またはトランシーバ214を介して実行するように構成され得る。ワイヤレスデバイス202がSTA(たとえば、STA112、114、116、または118のいずれか1つ)として実装されるとき、リソース割振り構成要素224は、AP(たとえば、AP104)との通信のための帯域幅のリソース割振りを決定することに関係するプロシージャを、プロセッサ204および/またはトランシーバ214を介して実行するように構成され得る。
[0062]ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素はバスシステム226によって互いに結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバス、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、互いに結合されるか、あるいは何らかの他の機構を使用して、互いに入力を受け付けるかまたは与え得る。
[0063]いくつかの別個の構成要素が図2に示されているが、それらの構成要素のうちの1つまたは複数は、組み合わせられるかまたは共通に実装され得る。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上記で説明した機能を実装するためだけでなく、信号検出器218、DSP220、ユーザインターフェース222、および/またはリソース割振り構成要素224に関して上記で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示す構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[0064]上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA114を含み得、通信を送信および/または受信するために使用され得る。図3に、ワイヤレス通信を送信するためにワイヤレスデバイス202において利用され得る様々な構成要素を示す。図3に示す構成要素は、たとえば、OFDM通信を送信するために使用され得る。いくつかの態様では、図3に示されている構成要素は、以下でさらに詳細に説明するように、20MHz、40MHz、80MHz、またはそれ以上の帯域幅上で送られるべきパケットを生成し、送信するために使用される。参照しやすいように、図3に示されている構成要素で構成されたワイヤレスデバイス202を、以下ではワイヤレスデバイス302aと呼ぶ。
[0065]ワイヤレスデバイス302aは、送信のためにビットを変調するように構成された変調器302を含み得る。たとえば、変調器302は、たとえばコンスタレーション(constellation)に従ってビットを複数のシンボルにマッピングすることによって、プロセッサ204(図2)またはユーザインターフェース222(図2)から受信されたビットから複数のシンボルを決定し得る。それらのビットは、ユーザデータまたは制御情報に対応し得る。いくつかの態様では、それらのビットはコードワード(codewords)において受信される。一態様では、変調器302は、QAM(直交振幅変調)変調器、たとえば16−QAM変調器または64−QAM変調器を含む。他の態様では、変調器302は、2位相シフトキーイング(BPSK)変調器または4位相シフトキーイング(QPSK)変調器を含む。
[0066]ワイヤレスデバイス302aは、変調器302からのシンボルまたはさもなければ変調されたビットを時間領域に変換するように構成された変換構成要素304をさらに含み得る。図3では、変換構成要素304は、逆高速フーリエ変換(IFFT)構成要素によって実装されるものとして示されている。いくつかの実装形態では、異なるサイズのデータのユニットを変換する複数の変換構成要素(図示せず)があり得る。いくつかの実装形態では、変換構成要素304は、それ自体が、異なるサイズのデータのユニットを変換するように構成され得る。たとえば、変換構成要素304は、複数のモードで構成され得、各モードでシンボルを変換するために異なる数のポイント(point)を使用し得る。たとえば、IFFTは、26個のトーン(たとえば、サブキャリア)上で送信されるシンボルを時間領域に変換するために26ポイントが使用されるモードと、242個のトーン上で送信されるシンボルを時間領域に変換するために242ポイントが使用されるモードとを有し得る。変換構成要素304によって使用されるポイントの数は、変換構成要素304のサイズと呼ばれることがある。
[0067]図3では、変調器302および変換構成要素304は、DSP320中で実装されるものとして示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変調器302と変換構成要素304の一方または両方が、プロセッサ204中でまたはワイヤレスデバイス302aの別の要素中で実装される(たとえば、図2に関する上記の説明を参照)。
[0068]上記で説明したように、DSP320は、送信のためのデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、変調器302および変換構成要素304は、制御情報を含む複数のフィールドと複数のデータシンボルとを含むデータユニットを生成するように構成され得る。制御情報を含むそれらのフィールドは、たとえば、1つまたは複数のトレーニングフィールドと、1つまたは複数の信号(SIG)フィールドとを含み得る。トレーニングフィールドの各々は、値またはシンボルの既知のシーケンスを含み得る。SIGフィールドの各々は、データユニットに関する情報、たとえばデータユニットの長さまたはデータレートの記述を含み得る。
[0069]図3の説明に戻ると、ワイヤレスデバイス302aは、変換構成要素の出力をアナログ信号に変換するように構成されたデジタルアナログ変換器306をさらに含み得る。たとえば、変換構成要素304の時間領域出力は、デジタルアナログ変換器306によってベースバンドOFDM信号に変換され得る。デジタルアナログ変換器306は、プロセッサ204中でまたはワイヤレスデバイス202の別の要素中で実装され得る。いくつかの態様では、デジタルアナログ変換器306は、トランシーバ214(図2)中でまたはデータ送信プロセッサ中で実装される。
[0070]アナログ信号は送信機310によってワイヤレス送信され得る。アナログ信号は、送信機310によって送信される前に、たとえばフィルタ処理されることによってあるいは中間またはキャリア周波数にアップコンバートされることによって、さらに処理され得る。図3に示されている態様では、送信機310は送信増幅器308を含む。送信されるより前に、アナログ信号は送信増幅器308によって増幅され得る。いくつかの態様では、増幅器308は低雑音増幅器(LNA)を含む。
[0071]送信機310は、アナログ信号に基づいてワイヤレス信号中の1つまたは複数のパケットまたはデータユニットを送信するように構成される。それらのデータユニットは、プロセッサ204(図2)および/またはDSP320を使用して、たとえば上記で説明したように変調器302および変換構成要素304を使用して、生成され得る。上記で説明したように生成され、送信され得るデータユニットについて、以下で説明する図に関して以下でさらに詳細に説明する。
[0072]図4に、ワイヤレス通信を受信するためにワイヤレスデバイス202において利用され得る様々な構成要素を示す。図4に示されている構成要素は、たとえば、OFDM通信を受信するために使用され得る。いくつかの態様では、図4に示されている構成要素は、20MHz、40MHz、80MHz、またはそれ以上の帯域幅上でデータユニットを受信するために使用される。たとえば、図4に示されている構成要素は、図3に関して上記で説明した構成要素によって送信されたデータユニットを受信するために使用され得る。参照しやすいように、図4に示されている構成要素で構成されたワイヤレスデバイス202を、以下ではワイヤレスデバイス402bと呼ぶ。
[0073]受信機412は、ワイヤレス信号中の1つまたは複数のパケットまたはデータユニットを受信するように構成される。以下で説明するように受信され、復号され、またはさもなければ処理され得るデータユニットについて、以下で説明する図に関してさらに詳細に説明する。
[0074]図4に示されている態様では、受信機412は受信増幅器401を含む。受信増幅器401は、受信機412によって受信されたワイヤレス信号を増幅するように構成され得る。いくつかの態様では、受信機412は、自動利得制御(AGC:automatic gain control)プロシージャを使用して受信増幅器401の利得を調整するように構成される。いくつかの態様では、自動利得制御は、たとえば、利得を調整するために、受信されたショートトレーニングフィールド(STF:short training field)など、1つまたは複数の受信されたトレーニングフィールド中の情報を使用する。当業者は、AGCを実行するための方法を理解されよう。いくつかの態様では、増幅器401はLNAを含む。
[0075]ワイヤレスデバイス402bは、受信機412からの増幅されたワイヤレス信号をそれのデジタル表現に変換するように構成されたアナログデジタル変換器410を含み得る。増幅されることに加えて、ワイヤレス信号は、デジタルアナログ変換器410によって変換される前に、たとえばフィルタ処理されることによってあるいは中間またはベースバンド周波数にダウンコンバートされることによって、処理され得る。アナログデジタル変換器410は、プロセッサ204(図2)中でまたはワイヤレスデバイス402bの別の要素中で実装され得る。いくつかの態様では、アナログデジタル変換器410は、トランシーバ214(図2)中でまたはデータ受信プロセッサ中で実装される。
[0076]ワイヤレスデバイス402bは、ワイヤレス信号の表現を周波数スペクトルに変換するように構成された変換構成要素404をさらに含み得る。図4では、変換構成要素404は、高速フーリエ変換(FFT)構成要素によって実装されるものとして示されている。図3に関して上記で説明したように、変換構成要素404は、複数のモードで構成され得、各モードで信号を変換するために異なる数のポイントを使用し得る。たとえば、変換構成要素404は、26個のトーン上で受信された信号を周波数スペクトルに変換するために26ポイントが使用されるモードと、242個のトーン上で受信された信号を周波数スペクトルに変換するために242ポイントが使用されるモードとを有し得る。変換構成要素404によって使用されるポイントの数は、変換構成要素404のサイズと呼ばれることがある。いくつかの態様では、変換構成要素404は、それが使用する各ポイントについてシンボルを識別し得る。
[0077]ワイヤレスデバイス402bは、データユニットがそれを介して受信されるチャネルの推定値を形成することと、チャネル推定値に基づいてチャネルのいくつかの影響を除去することとを行うように構成された、チャネル推定器および等化器405をさらに含み得る。たとえば、チャネル推定器および等化器405は、チャネルの関数を近似する(approximate a function of the channel)ように構成され得、チャネル等化器は、その関数の逆(inverse)を周波数スペクトルにおけるデータに適用するように構成され得る。
[0078]いくつかの態様では、チャネル推定器および等化器405は、たとえば、チャネルを推定するために、ロングトレーニングフィールド(LTF:long training field)など、1つまたは複数の受信されたトレーニングフィールド中の情報を使用する。チャネル推定値は、データユニットの始端において(at the beginning)受信された1つまたは複数のLTFに基づいて形成され得る。このチャネル推定値は、その後、上記1つまたは複数のLTFに後続するデータシンボルを等化するために使用され得る。一定の時間期間の後にまたは一定数のデータシンボルの後に、データユニット中で1つまたは複数の追加のLTFが受信され得る。追加のLTFを使用して、チャネル推定値は更新され得、または新しい推定値が形成され得る。この新しいまたは更新チャネル推定値は、追加のLTFに続くデータシンボルを等化するために使用され得る。いくつかの態様では、新しいまたは更新されたチャネル推定値は、追加のLTFに先行するデータシンボルを再等化するために使用される。当業者は、チャネル推定値を形成するための方法を理解されよう。
[0079]ワイヤレスデバイス402bは、等化されたデータを復調するように構成された復調器406をさらに含み得る。たとえば、復調器406は、たとえばコンスタレーションにおけるシンボルへのビットのマッピングを逆転させること(reversing)によって、変換構成要素404とチャネル推定器および等化器405とによって出力されたシンボルから複数のビットを決定し得る。それらのビットは、プロセッサ204(図2)によって処理または評価されるか、あるいはユーザインターフェース222(図2)に情報を表示するかまたはさもなければ出力するために、使用され得る。このようにして、データおよび/または情報が復号され得る。いくつかの態様では、それらのビットはコードワードに対応する。一態様では、復調器406は、QAM(直交振幅変調)復調器、たとえば16−QAM復調器または64−QAM復調器を含む。他の態様では、復調器406は、2位相シフトキーイング(BPSK)復調器または4位相シフトキーイング(QPSK)復調器を含む。
[0080]図4では、変換構成要素404と、チャネル推定器および等化器405と、復調器406とは、DSP420中で実装されるものとして示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変換構成要素404と、チャネル推定器および等化器405と、復調器406とのうちの1つまたは複数が、プロセッサ204(図2)中でまたはワイヤレスデバイス202(図2)の別の要素中で実装される。
[0081]上記で説明したように、受信機212において受信されたワイヤレス信号は、1つまたは複数のデータユニットを含む。上記で説明した機能または構成要素を使用して、データユニットまたはそれの中のデータシンボルは、復号され評価される、あるいはさもなければ評価または処理され得る。たとえば、プロセッサ204(図2)および/またはDSP420は、変換構成要素404と、チャネル推定器および等化器405と、復調器406とを使用して、データユニット中のデータシンボルを復号するために、使用され得る。
[0082]AP104とSTA114とによって交換されるデータユニットは、上記で説明したように、制御情報またはデータを含み得る。物理(PHY)レイヤにおいて、これらのデータユニットは物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU:physical layer protocol data unit)と呼ばれることがある。いくつかの態様では、PPDUはパケットまたは物理レイヤパケットと呼ばれることがある。各PPDUはプリアンブルとペイロードとを含み得る。プリアンブルはトレーニングフィールドとSIGフィールドとを含み得る。ペイロードは、たとえば、メディアアクセス制御(MAC)ヘッダまたは他のレイヤのためのデータ、および/またはユーザデータを含み得る。ペイロードは、1つまたは複数のデータシンボルを使用して送信され得る。本明細書のシステム、方法、およびデバイスは、ピーク対電力比が最小限に抑えられたトレーニングフィールドをもつデータユニットを利用し得る。
[0083]図3に示されているワイヤレスデバイス302aは、アンテナを介して送信されるべき単一の送信チェーンの一例を示している。いくつかの実装形態では、ワイヤレスデバイス302aは、データを同時に送信するために複数のアンテナを使用してMIMOシステムの一部分を実装し得る。
[0084]図5は、ワイヤレス通信を送信および受信するために図2のワイヤレスデバイス202などのワイヤレスデバイスにおいて実装され得るMIMOシステムの機能ブロック図である。MIMOシステムは、図3を参照しながら説明した構成要素の一部または全部を利用し得る。受信機の出力において受信されるべき、送信のためのビットが、エンコーダ504に与えられる。エンコーダ504は、そのビットストリームに対して前方誤り訂正(FEC)コードを適用し得る。FECコードは、ブロックコード、畳み込みコードなどであり得る。符号化されたビットは、符号化されたビットをN個の送信ストリームに分配するインターリービングシステム505に与えられる。
[0085]インターリービングシステム505は、エンコーダ504からN個の空間ストリームインターリーバ508a、508b、および508nへの入力ビットストリームをパーズ(parse)する、ストリームパーサ(stream parser)506を含む。ストリームパーサ506は、空間ストリームの数を与えられ、ラウンドロビンベースでビットをパーズし得る。他のパージング関数(parsing functions)も使用され得る。使用され得る1つのパージング関数はkn=NTX*k+nである(たとえば、空間ストリームごとに1ビットを用いて、次いで次の空間ストリームに移る、ラウンドロビンであり、ここで、knは入力ビットインデックスであり、NTXは送信機/空間ストリームの数である)。別のより一般的な関数f(k,n)も使用され得、たとえば、ある空間ストリームに2ビットを送り、次いで次の空間ストリームに移る。各インターリーバ508a、508b、および508nは、それぞれ、その後、フェージングまたは他のチャネル状態による誤りが修復され得るように、ビットを分配し得る。以下で、インターリーバ508a、508b、および508nはインターリーバ508と呼ばれることがある。
[0086]各送信ストリームは、次いで変調器502a、502b、または502nによって変調され得る。図3を参照しながら上記で説明したように、ビットは、QPSK(4位相シフトキーイング)変調、BPSK(一度に1ビットをマッピングする)、16−QAM(6ビットのグループをマッピングする)、64−QAMなど、変調技法を使用して変調され得る。各ストリームについて変調されたビットは、変換構成要素510a、510b、および510nに与えられ得る。いくつかの実装形態では、変換構成要素510a、510b、および510nは、変調されたビットを周波数領域から時間領域に変換するために逆離散時間フーリエ変換(IDFT)を実行し得る。変換構成要素510a、510b、および510nは、図3を参照しながら上記で説明したように、異なるモードに従って動作し得る。たとえば、変換構成要素510a、510b、および510nは、26ポイントモードまたは242ポイントモードに従って動作するように構成され得る。いくつかの実装形態では、変調されたビットは、変換構成要素510a、510b、および510nに与えられる前に、時空間ブロックコーディング(STBC:space time block coding)を使用して符号化され得、空間マッピングが実行され得る。変調されたビットが各空間ストリームについて時間領域信号に変換された後、その時間領域信号は、図3を参照しながら上記で説明したように、変換器512a、512b、および512nを介してアナログ信号に変換され得る。その信号は、次いで、送信機514a、514b、および514cを使用して、ならびにアンテナ516a、516b、または516nを使用して、所望の周波数帯域幅(たとえば、20MHz、40MHz、80MHz、またはそれ以上)上でワイヤレス無線空間中に送信され得る。
[0087]いくつかの実施形態では、アンテナ516a、516b、および516nは、別個の、空間的に分離したアンテナである。他の実施形態では、別個の信号が合成されて、N個よりも少数のアンテナからの異なる偏波(different polarizations)になり得る。このことの一例は、空間回転または空間拡散が行われる場合であり、複数の空間ストリームが単一のアンテナ上にマッピングされる場合である。いずれの場合も、別個の空間ストリームが異なる方法で編成され得ることを理解されたい。たとえば、ある送信アンテナが、2つ以上の空間ストリームからのデータを搬送し得、またはいくつかの送信アンテナが、ある空間ストリームからのデータを搬送し得る。たとえば、4つの送信アンテナと2つの空間ストリームとを用いた送信機の事例について考える。各空間ストリームは、その場合、2つの送信アンテナ上にマッピングされ得、したがって2つのアンテナが、ただ1つの空間ストリームからのデータを搬送している。
[0088]図6は、ワイヤレス通信を受信するために図2のワイヤレスデバイス202などのワイヤレスデバイスにおいて実装され得る例示的なMIMOシステムの機能ブロック図である。ワイヤレスデバイス202bは、図5のアンテナ516a、516b、および516nからの送信を同時に受信するように構成され得る。ワイヤレスデバイス202bは、N個の受信回路に結合されたN個のアンテナ518a、518b、および518n(適宜に、別個の偏波を計数する)においてチャネルから信号を受信する。それらの信号は、次いで、受信された信号を増幅するように構成された増幅器をそれぞれ含み得る受信機620a、620b、および620nに与えられる。それらの信号は、次いで、変換器622a、622b、および622nを介してデジタル形式に変換され得る。
[0089]変換された信号は、次いで、変換構成要素624a、624b、および624nを介して周波数スペクトルに変換され得る。上記で説明したように、変換構成要素624a、624b、および624nは、様々なモードに従って、使用されるサイズおよび帯域幅に従って動作し得る(たとえば、26ポイント、242ポイントなど)。変換された信号は、図4を参照しながら上記で説明したのと同様に機能し得る、それぞれのチャネル推定器および等化器ブロック626a、626b、および626nに与えられ得る。チャネル推定の後に、その出力はMIMO検出器628に与えられ得、MIMO検出器628は、その後それの出力を復調器630a、630b、および630nに与え得、復調器630a、630b、および630nは、上記で説明したような変調技法のうちの1つに従ってビットを復調し得る。復調されたビットは、次いでデインターリーバ632a、632b、および632nに与えられ得、デインターリーバ632a、632b、および632nは、ビットをストリーム・デパーサ(stream de-parser)634中に受け渡し得、ストリーム・デパーサ634は、それらのビットを単一ビットストリームにしてデコーダ636中に与え得、デコーダ636は、それらのビットを適切なデータストリームに復号し得る。
[0090]上記で説明したように、AP104とSTA114とによって交換されるデータユニットは、上記で説明したように、物理(PHY)レイヤパケットまたは物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)の形態の、制御情報またはデータを含み得る。
[0091]図7は、物理レイヤパケット700のプリアンブル702とペイロード710との例示的な構造を示すブロック図である。プリアンブル702は、既知の値のSTFシーケンスを含むショートトレーニングフィールド(STF)704を含み得る。いくつかの態様では、STFは、パケット検出のために(たとえば、パケットの開始を検出するために)および粗い時間/周波数の推定のために使用され得る。STFシーケンスは、低いPAPRを有するように最適化され、特定の周期性をもつ非0トーンのサブセットを含み得る。STF704は1つまたは複数のOFDMシンボルにまたがり得る。プリアンブル702は、1つまたは複数のOFDMシンボルにまたがり得、既知の非0値の1つまたは複数のLTFシーケンスを含み得る、ロングトレーニングフィールド(LTF)706をさらに含み得る。LTFは、チャネル推定、精細な時間/周波数の推定、およびモード検出のために使用され得る。プリアンブル702は、上記で説明したように信号フィールド(SIG:signal field)708をさらに含み得、SIG708は、一態様では、モード検出目的と送信パラメータの決定とのために使用されるいくつかのビットまたは値を含み得る。
[0092]本明細書で説明する技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。そのような通信システムの例としては、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもある。OFDMでは、各サブキャリアは独立してデータで変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA:interleaved FDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA:localized FDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA:enhanced FDMA)を利用し得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。特に、以下で説明するトーンは、OFDMトーンであり得る。
[0093]次に、OFDMAリソース割振りのための様々な方法について説明する。図8は、WLANのチャネル上のリソース割振りを示す図800である。ワイヤレスデバイス804(たとえば、AP104またはSTA114)が、WLANにおけるチャネル806上で1つまたは複数のワイヤレスデバイス808(たとえば、ユーザ)と通信するために、OFDMAを利用し得る。特に、ワイヤレスデバイス804は、図8〜図20を参照して以下で説明するように、1つまたは複数のリソース割振りに従って、特定の帯域幅、たとえば、P MHzのチャネル806上で1つまたは複数のワイヤレスデバイス808と通信し得る。一例として、P MHzは、20MHz、40MHz、または80MHzであり得る。図8は、例示的なリソース割振り810とリソース割振り860とを示している。リソース割振り810では、チャネル806は、K個のRU816(たとえば、RU−1 816〜RU−K816)に分割され得る。Kは0よりも大きい整数である。各RU816は、所定の数のタイムスロット(または時間期間)と、それぞれのN個のトーン(サブキャリア)とを占有し得る。一例として、いくつかの構成では、Nは、26、52、106、242、484、または996であり得る。各RU816は、別のRU816のサイズと同じであるか、またはそのサイズとは異なるサイズを有し得る。たとえば、RU−1 816とRU−K816とは同じサイズ(たとえば、26個のトーン)であり得、RU−2 816は異なるサイズ(たとえば、52個のトーン)であり得る。
[0094]さらに、ワイヤレスデバイス804は、それぞれの異なるワイヤレスデバイス808との通信のための1つまたは複数のRU816を割り振り得る。一例として、RU−1 816〜RU−3 816は、第1のワイヤレスデバイス808に割り振られ得る。RU−4 816〜RU−6 816は、第2のワイヤレスデバイス808に割り振られ得る。RU−7 816〜RU−K816は、第3のワイヤレスデバイス808に割り振られ得る。いくつかの構成では、ワイヤレスデバイス804は、図7に示されている物理レイヤパケット700を特定のワイヤレスデバイス808に送信し得る。物理レイヤパケット700のペイロード710は、ワイヤレスデバイス804と特定のワイヤレスデバイス808との間の通信に割り振られ、通信されるべきデータを有する、RU816を搬送し得る。さらに、MIMOを使用するとき、単一のRU816が、1つまたは複数のワイヤレスデバイス808に割り振られ得る。ワイヤレスデバイス804は、決定されたチャネル割振りを示す情報を、フレーム(たとえば、制御フレーム、管理フレーム、またはデータフレーム)中で各ワイヤレスデバイス808に送信し得る。情報を受信すると、各ワイヤレスデバイス808は、データ(たとえば、制御データ/シグナリング、および/またはペイロードデータ)をワイヤレスデバイス804と通信するために、割り振られたRUを使用し得る。
[0095]以下で説明するように、いくつかの構成では、チャネル806は、26個のトーンのRUに分割され得る。26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。いくつかの構成では、チャネル806はまた、242個のトーンのRUに分割され得る。242個のトーンは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。いくつかの構成では、チャネル806は、484個のトーンのRUに分割され得る。484個のトーンは、468個のデータトーンと16個のパイロットトーンとを含み得る。
[0096]さらに、特定の帯域幅(たとえば、P MHz)のチャネル806について、RU816中のRUのサイズは、帯域幅の関数であり得る。一例として、20MHzの場合、チャネル806は、26個のトーンの9つのRU816を含み得る。40MHzの場合、チャネル806は、可能な5つの直流(DC)トーンをもつ26個のトーンの16個〜19個のRU816を含み得る。40MHzの場合、チャネル806は、代替的に、可能な5つのDCトーンをもつ242個のトーンの2つのRU816を含み得る。80MHzの場合、チャネル806は、26個のトーンの32個またはそれ以上のRU816を含み得る。80MHzの場合、チャネル806は、代替的に、242個のトーンの4つのRU816を含み得る。80MHzの場合、チャネル806はまた、代替的に、484個のトーンの2つのRU816を含み得る。
[0097]リソース割振り860は、異なるサイズを有するRU832、838およびRU834、836を示す。RU832/838のサイズは、帯域幅の関数であり得る。RU832/838は、IEEE802.11規格に従って、既存の数霊術(existing numerology)(たとえば、26個のトーン、56個のトーン、114個のトーン、242個のトーン、または484個のトーン)を使用し得る。さらに、この例では、RU834/836のサイズは、帯域幅のサイズにかかわらず、ぺアにされた7つのトーンであり得る。ぺアにされた7つのトーンは、14/13個のトーンのサイズに等しくなり得る。
[0098]一態様では、本開示は、帯域幅のDCトーンの周りに位置するセンターRUを作成するために帯域幅リソースを割り振る技法を開示する。標準リソース割振りを実行した後に使用されないトーンは、センターRU中に位置し得る。センターRUトーンは、様々な目的のために使用され得る。たとえば、センターRUトーンは、ダウンリンクにおける制御チャネルのために使用され得る。その上、センターRUトーンは、アップリンクまたはダウンリンクにおける最初の/最後のOFDMAユーザによって使用され得る。
[0099]別の態様では、各帯域幅について、RUは、センターRUを除いてすべてのリソース割振りのビルディングブロック(building block)であり得る。いくつかの構成では、RUは、既存のRUサイズ(リソース・グラニュラリティ(resource granularity))数霊術(たとえば、26個のトーン、56個のトーン、114個のトーン、242個のトーン、または484個のトーン)を使用し得る。センターRUは、パケット帯域幅のセンターに固定ロケーションを有し得る。センターRUは、いくつかのトーン(センターRUトーン)を含み得る。帯域幅において、センターRUトーンの半分が、DCトーンのグループの一端に位置し、センターRUトーンの別の半分が、DCトーンのグループの他端において割り振られる。特に、センターRUは、DCトーンとRUのトーンとの間に位置し得る。センターRUのサイズは、帯域幅のサイズとともにスケーリングし得る。ワイヤレスデバイス804は、既知のトーンプランを用いるリソース割振りの組合せにセンターRUを適合させるために、(帯域幅の中心部分(central portion)に位置する)いくつかのDCトーンと、(帯域幅の外側エッジ部分に位置する)いくつかのガードトーンとを調整し得る。図に示されているように、ガードトーンは、左ガードトーンおよび右ガードトーンと呼ばれることがある。しかしながら、帯域幅の外側エッジ部分に位置するガードトーンは、上側ガードトーンおよび下側ガードトーンと呼ばれることもある。
[00100]別の態様では、各帯域幅について、1つの固定RUサイズがあり得る。代替的に、RUサイズは変動し得る。スケジューラは、各帯域幅についてRUサイズを選択することを可能にされ得る。スケジューラは、SIGフィールド中の1ビットまたは2ビットを介してRUサイズを示し得る。したがって、センターRUのサイズは、帯域幅のサイズとRUのサイズの両方の関数であり得る。
[00101]本開示の技法はいくつかの利点を与え得る。たとえば、センターRUは、シグナリングに基づいて、ダウンリンクにおける制御チャネルとして使用されるか、またはアップリンクまたはダウンリンクにおける最初の/最後のOFDMAユーザによって使用され得る。別の利点は、センターRU割振りが局にシグナリングされる必要がないことがあることであり得る。局は、局にすでにシグナリングされた他の情報を介して、センターRU割振りを決定し得る。さらなる利点は、MACレイヤが、未使用リソースを充填するために、小さいパケットの位置を特定し、パックする必要がないことがあり、より多くのリソース割振りタイプがサポートされることである。
[00102]また別の態様では、上記および以下で説明するようなセンターRUは、センターRUと同じ総ブロックサイズを有する2つのエッジRUと置き換えられ得る。2つのエッジRUは、ガードトーンと第1のRUとの間の帯域幅の左エッジと右エッジとに位置し得る。2つのエッジRUは、ダイバーシティ(diversity)を増加させるために、一緒に割り当てられ得る。
[00103]図9は、WLANにおける20MHz帯域幅のチャネル806上の第1の例示的なリソース割振りを示す図900である。リソース割振り910では、256個のトーンを有する20MHz帯域幅が使用され得る。図9に示されているリソース割振り(ならびに図10〜図20に示されているリソース割振り)では、周波数値は、帯域幅の上側部分から帯域幅の下側部分に向かって(たとえば、以下で説明する、左ガードトーン922から右ガードトーン924に向かって)増加する。この例では、20MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、9つのRU(たとえば、RU−1〜RU−8 916およびRU−9 918)を含み得る。一例として、RU916の各々は26個のトーンを有し得る。さらに、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。20MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン922と、周波数の上端にある右ガードトーン924とを含み得る。左ガードトーン922および右ガードトーン924は、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、20MHz帯域幅は、20MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン920を含み得る。一例として、DCトーン920の数は、11であると決定され得る。RU−9 918は、それらのうちの一方が周波数においてDCトーン920の下にあり、他方が周波数においてDCトーン920の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−9A 918AとセンターRU部分−9B 918Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−9A 918AおよびセンターRU部分−9B 918Bの各々は、13個のトーンを含み得る。
[00104]リソース割振り960では、リソース割振り910と比較して、センターRU部分−9A 918AおよびセンターRU部分−9B 918Bは、エッジRU部分−9A 968AおよびエッジRU部分−9B 968Bと置き換えられる。たとえば、RU−9 968は、それらのうちの一方が左ガードトーン922に隣接して配置され、他方が右ガードトーン924に隣接して配置される、エッジRU部分−9A 968AとエッジRU部分−9B 968Bとにスプリットされる。エッジRU部分−9A 968Aは、周波数において左ガードトーン922の上にあり、エッジRU部分−9B 968Bは、周波数において右ガードトーン924の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−9A/9B 968A、968Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00105]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、242トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、234個のデータトーンおよび8つのパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、20MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−8 916およびRU−9 918)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−8 916(たとえば、8つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−9A/9B 918A、918B、またはエッジRU部分−9A/9B 968A、968Bを割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、4つのRU916を割り振られ得、第2のユーザは、4つのRU916を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−9A/9B 918A、918B、またはエッジRU部分−9A/9B 968A、968Bを割り振られ得る。様々な他の組合せが可能である。特に、センターRU部分−9A/9B 918A、918B、またはエッジRU部分−9A/9B 968A、968Bは、まとめて、26個のトーンのサイズを有し得、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00106]図10は、WLANにおける20MHz帯域幅のチャネル806上の第2の例示的なリソース割振りを示す図1000である。リソース割振り1010では、256個のトーンを有する20MHz帯域幅が使用され得る。この例では、20MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、5つのRU(たとえば、RU−1〜RU−4 1016およびRU−5 1018)を含み得る。一例として、RU−1〜RU−4 1016の各々は、56個のトーンを有し得る。20MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1022と、周波数の上端にある右ガードトーン1024とを含み得る。左ガードトーン1022および右ガードトーン1024は、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、20MHz帯域幅は、20MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1020を含み得る。一例として、DCトーン1020の数は、7であると決定され得る。RU−5 1018は、それらのうちの一方がDCトーン1020の下にあり、他方がDCトーン1020の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−5A 1018AとセンターRU部分−5B 1018Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−5A 1018AおよびセンターRU部分−5B 1018Bの各々は、7つのトーンを含み得る。
[00107]リソース割振り1060では、リソース割振り1010と比較して、センターRU部分−5A 1018AおよびセンターRU部分−5B 1018Bは、エッジRU部分−5A 1068AおよびエッジRU部分−5B 1068Bと置き換えられる。たとえば、RU−5 1068は、それらのうちの一方が左ガードトーン1022に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1024に隣接して配置される、エッジRU部分−5A 1068AとエッジRU部分−5B 1068Bとにスプリットされる。エッジRU部分−5A 1068Aは、周波数において左ガードトーン1022の上にあり、エッジRU部分−5B 1068Bは、周波数において右ガードトーン1024の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−5A/5B 1068A、1068Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00108]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、242トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、234個のデータトーンおよび8つのパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、20MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−4 1016およびRU−5 1018)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−4 1016(たとえば、4つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−5A/5B 1018A、1018B、またはエッジRU部分−5A/5B 1068A、1068Bを割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、2つのRU1016を割り振られ得、第2のユーザは、2つのRU1016を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−5A/5B 1018A、1018B、またはエッジRU部分−5A/5B 1068A、1068Bを割り振られ得る。様々な他の組合せが可能である。特に、センターRU部分−5A/5B 1018A、1018B、またはエッジRU部分−5A/5B 1068A、1068Bは、まとめて、14個のトーンのサイズを有し得、14個のトーンは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00109]図11は、WLANにおける20MHz帯域幅のチャネル806上の第3の例示的なリソース割振りを示す図1100である。リソース割振り1110では、256個のトーンを有する20MHz帯域幅が使用され得る。この例では、20MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、3つのRU(たとえば、RU−1〜RU−2 1116およびRU−3 1118)を含み得る。一例として、RU−1〜RU−2 1116の各々は、114個のトーンを有し得る。20MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1122と、周波数の上端にある右ガードトーン1124とを含み得る。左ガードトーン1122および右ガードトーン1124は、所定の数の、たとえば、11個または9つのガードトーンを含み得る。さらに、20MHz帯域幅は、20MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1120を含み得る。一例として、DCトーン1120の数は、3または5であると決定され得る。RU−3 1118は、それらのうちの一方がDCトーン1120の下にあり、他方がDCトーン1120の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−3A 1118AとセンターRU部分−3B 1118Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−3A 1118AおよびセンターRU部分−3B 1118Bの各々は、7つのトーンを含み得る。
[00110]リソース割振り1160では、リソース割振り1110と比較して、センターRU部分−3A 1118AおよびセンターRU部分−3B 1118Bは、エッジRU部分−3A 1168AおよびエッジRU部分−3B 1168Bと置き換えられる。たとえば、RU−3 1168は、それらのうちの一方が左ガードトーン1122に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1124に隣接して配置される、エッジRU部分−3A 1168AとエッジRU部分−3B 1168Bとにスプリットされる。エッジRU部分−3A 1168Aは、周波数において左ガードトーン1122の上にあり、エッジRU部分−3B 1168Bは、周波数において右ガードトーン1124の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−3A/3B 1168A、1168Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00111]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、242トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、234個のデータトーンおよび8つのパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、20MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−2 1116およびRU−3 1118)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−2 1116(たとえば、2つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−3A/3B 1118A、1118B、またはエッジRU部分−3A/3B 1168A、1168Bを割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、1つのRU1116を割り振られ得、第2のユーザは、1つのRU1116を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−3A/3B 1118A、1118B、またはエッジRU部分−3A/3B 1168A、1168Bを割り振られ得る。特に、センターRU部分−3A/3B 1118A、1118B、またはエッジRU部分−3A/3B 1168A、1168Bは、まとめて、14個のトーンのサイズを有し得、14個のトーンは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00112]図12は、WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル806上の第1の例示的なリソース割振りを示す図1200である。リソース割振り1210では、512個のトーンを有する40MHz帯域幅が使用され得る。この例では、40MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、26個のトーンの16〜19個のRUを含み得る。一例として、図12は、19個のRU(たとえば、RU−1〜RU−18 1216およびRU−19 1218)を示す。RU−1〜RU−18 1216の各々は、26個のトーンを有し得る。さらに、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。40MHz帯域幅は、一緒に、周波数の下端にある左ガードトーン1222と、周波数の上端にある右ガードトーン1224とを含み得る。左ガードトーン1222および右ガードトーン1224は、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、40MHz帯域幅は、40MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1220を含み得る。一例として、DCトーン1220の数は、5(または7)であると決定され得る。RU−19 1218は、それらのうちの一方がDCトーン1220の下にあり、他方がDCトーン1220の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−19A 1218AとセンターRU部分−19B 1218Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−19A 1218AおよびセンターRU部分−19B 1218Bの各々は、13個のトーンを含み得る。
[00113]リソース割振り1260では、リソース割振り1210と比較して、センターRU部分−19A 1218AおよびセンターRU部分−19B 1218Bは、エッジRU部分−19A 1268AおよびエッジRU部分−19B 1268Bと置き換えられる。たとえば、RU−19 1268は、それらのうちの一方が左ガードトーン1222に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1224に隣接して配置される、エッジRU部分−19A 1268AとエッジRU部分−19B 1268Bとにスプリットされる。エッジRU部分−19A 1268Aは、周波数において左ガードトーン1222の上にあり、エッジRU部分−19B 1268Bは、周波数において右ガードトーン1224の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−19A/19B 1268A、1268Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00114]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、484トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、468個のデータトーンおよび16個のパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、40MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−18 1216およびRU−19 1218)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−18 1216(たとえば、18個のRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−19A/19B 1218A、1218B、またはエッジRU部分−19A/19B 1268A、1268B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、9つのRU1216を割り振られ得、第2のユーザは、9つのRU1216を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−19A/19B 1218A、1218B、またはエッジRU部分−19A/19B 1268A、1268Bを割り振られ得る。特に、センターRU部分−19A/19B 1218A、1218B、またはエッジRU部分−19A/19B 1268A、1268Bは、まとめて、26個のトーンのサイズを有し得、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00115]別の構成では、センターRU部分−19A/19B 1218A、1218B(またはエッジRU部分−19A/19B 1268A、1268B)は、それぞれ、RU−9 1216およびRU−10 1216のトーンを含むように拡張され得る。言い換えれば、RU−19 1216およびRU−10 1216は取り除かれ(removed)得、RU−19 1218は78個のトーンを有し得る。
[00116]図13は、WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル806上の第2の例示的なリソース割振りを示す図1300である。リソース割振り1310では、512個のトーンを有する40MHz帯域幅が使用され得る。この例では、40MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、9つのRU(たとえば、RU−1〜RU−8 1316およびRU−9 1318)を含み得る。一例として、RU1316の各々は56個のトーンを有し得る。40MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1322と、周波数の上端にある右ガードトーン1324とを含み得る。左ガードトーン1322および右ガードトーン1324は、一緒に、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、40MHz帯域幅は、40MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1320を含み得る。一例として、DCトーン1320の数は、11であると決定され得る。RU−9 1318は、それらのうちの一方が周波数においてDCトーン1320の下にあり、他方が周波数においてDCトーン1320の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−9A 1318AとセンターRU部分−9B 1318Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−9A 1318AおよびセンターRU部分−9B 1318Bの各々は、21個のトーンを含み得る。
[00117]リソース割振り1360では、リソース割振り1310と比較して、センターRU部分−9A 1318AおよびセンターRU部分−9B 1318Bは、エッジRU部分−9A 1368AおよびエッジRU部分−9B 1368Bと置き換えられる。たとえば、RU−9 1368は、それらのうちの一方が左ガードトーン1322に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1324に隣接して配置される、エッジRU部分−9A 1368AとエッジRU部分−9B 1368Bとにスプリットされる。エッジRU部分−9A 1368Aは、周波数において左ガードトーン1322の上にあり、エッジRU部分−9B 1368Bは、周波数において右ガードトーン1324の下にある。いくつかの構成では、エッジRU−9A/9B 1368A、1368Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00118]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、484トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、468個のデータトーンおよび16個のパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、40MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−8 1316およびRU−9 1318)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−8 1316(たとえば、8つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU−9A/9B 1318A、1318B、またはエッジRU−9A/9B 1368A、1368Bを割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、4つのRU1316を割り振られ得、第2のユーザは、4つのRU1316を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU−9A/9B 1318A、1318B、またはエッジRU−9A/9B 1368A、1368Bを割り振られ得る。様々な他の組合せが可能である。特に、42個のトーンのサイズを有するRU−9 1318は、3つの14トーン割振りに等しくなり得る。各14トーン割振りは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00119]図14は、WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル806上の第3の例示的なリソース割振りを示す図1400である。リソース割振り1410では、512個のトーンを有する40MHz帯域幅が使用され得る。この例では、40MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、5つのRU(たとえば、RU−1〜RU−4 1416およびRU−5 1418)を含み得る。一例として、RU−1〜RU−4 1416の各々は、114個のトーンを有し得る。40MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1422と、周波数の上端にある右ガードトーン1424とを含み得る。左ガードトーン1422および右ガードトーン1424は、所定の数の、たとえば、11個または9つのガードトーンを含み得る。さらに、40MHz帯域幅は、40MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1420を含み得る。一例として、DCトーン1420の数は、3または5であると決定され得る。RU−5 1418は、それらのうちの一方がDCトーン1420の下にあり、他方がDCトーン1420の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−5A 1418AとセンターRU部分−5B 1418Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−5A 1418AおよびセンターRU部分−5B 1418Bの各々は、21個のトーンを含み得る。
[00120]リソース割振り1460では、リソース割振り1410と比較して、センターRU部分−5A 1418AおよびセンターRU部分−5B 1418Bは、エッジRU部分−5A 1468AおよびエッジRU部分−5B 1468Bと置き換えられる。たとえば、RU−5 1468は、それらのうちの一方が左ガードトーン1422に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1424に隣接して配置される、エッジRU部分−5A 1468AとエッジRU部分−5B 1468Bとにスプリットされる。エッジRU部分−5A 1468Aは、周波数において左ガードトーン1422の上にあり、エッジRU部分−5B 1468Bは、周波数において右ガードトーン1424の下にある。
[00121]いくつかの構成では、エッジRU部分−5A/5B 1468A、1468Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00122]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、484トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、468個のデータトーンおよび16個のパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、40MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−4 1416およびRU−5 1418)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−4 1416(たとえば、4つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−5A/5B 1418A、1418B、またはエッジRU部分−5A/5B 1468A、1468B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、2つのRU1416を割り振られ得、第2のユーザは、2つのRU1416を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−5A/5B 1418A、1418B、またはエッジRU部分−5A/5B 1468A、1468Bを割り振られ得る。様々な他の組合せが可能である。特に、42個のトーンのサイズを有するRU−5 1418は、3つの14トーン割振りに等しくなり得る。各14トーン割振りは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00123]図15は、WLANにおける40MHz帯域幅のチャネル806上の第4の例示的なリソース割振りを示す図1500である。リソース割振り1510では、512個のトーンを有する40MHz帯域幅が使用され得る。この例では、40MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、3つのRU(たとえば、RU−1〜RU−2 1516およびRU−3 1518)を含み得る。一例として、RU−1〜RU−2 1516の各々は、242個のトーンを有し得る。さらに、242個のトーンは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。40MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1522と、周波数の上端にある右ガードトーン1524とを含み得る。左ガードトーン1522および右ガードトーン1524は、所定の数の、たとえば、11個または9つのガードトーンを含み得る。さらに、40MHz帯域幅は、40MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1520を含み得る。一例として、DCトーン1520の数は、3、5、またはそれ以上であると決定され得る。RU−3 1518は、それらのうちの一方がDCトーン1520の下にあり、他方がDCトーン1520の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−3A 1518AとセンターRU部分−3B 1518Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−3A 1518AおよびセンターRU部分−3B 1518Bの各々は、7つのトーンを含み得る。
[00124]リソース割振り1560では、リソース割振り1510と比較して、センターRU部分−3A 1518AおよびセンターRU部分−3B 1518Bは、エッジRU部分−3A 1568AおよびエッジRU部分−3B 1568Bと置き換えられる。たとえば、RU−3 1568は、それらのうちの一方が左ガードトーン1522に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1524に隣接して配置される、エッジRU部分−3A 1568AとエッジRU部分−3B 1568Bとにスプリットされる。エッジRU部分−3A 1568Aは、周波数において左ガードトーン1522の上にあり、エッジRU部分−3B 1568Bは、周波数において右ガードトーン1524の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−3A/3B 1568A、1568Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00125]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、484トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術(たとえば、468個のデータトーンおよび16個のパイロットトーン)を使用し得るか、またはユーザは、40MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−2 1516およびRU−3 1518)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−2 1516(たとえば、2つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−3A/3B 1518A、1518B、またはエッジRU部分−3A/3B 1568A、1568B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、1つのRU1516を割り振られ得、第2のユーザは、1つのRU1516を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−3A/3B 1518A、1518B、またはエッジRU部分−3A/3B 1568A、1568Bを割り振られ得る。特に、センターRU部分−3A/3B 1518A、1518B、またはエッジRU部分−3A/3B 1568A、1568Bは、まとめて、14個のトーンのサイズを有し得、14個のトーンは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00126]図16は、WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル806上の第1の例示的なリソース割振りを示す図1600である。リソース割振り1610では、1024個のトーンを有する80MHz帯域幅が使用され得る。この例では、80MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、32個またはそれ以上の26トーンRUを含み得る。一例として、図16は、33個のRU(たとえば、RU−1〜RU−32 1616およびRU−33 1618)を示す。RU−1〜RU−32 1616の各々は、26個のトーンを有し得る。さらに、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。80MHz帯域幅は、一緒に、周波数の下端にある左ガードトーン1622と、周波数の上端にある右ガードトーン1624とを含み得る。左ガードトーン1622および右ガードトーン1624は、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、80MHz帯域幅は、80MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1620を含み得る。一例として、DCトーン1620の数は、11であると決定され得る。RU−33 1618は、それらのうちの一方がDCトーン1620の下にあり、他方がDCトーン1620の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−33A 1618AとセンターRU部分−33B 1618Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−33A 1618AおよびセンターRU部分−33B 1618Bの各々は、85個のトーンを含み得る。
[00127]リソース割振り1660では、リソース割振り1610と比較して、センターRU部分−33A 1618AおよびセンターRU部分−33B 1618Bは、エッジRU部分−33A 1668AおよびエッジRU部分−33B 1668Bと置き換えられる。たとえば、RU−33 1668は、それらのうちの一方が左ガードトーン1622に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1624に隣接して配置される、エッジRU部分−33A 1668AとエッジRU部分−33B 1668Bとにスプリットされる。エッジRU部分−33A 1668Aは、周波数において左ガードトーン1622の上にあり、エッジRU部分−33B 1668Bは、周波数において右ガードトーン1624の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−33A/33B 1668A、1668Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00128]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、1024トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術を使用し得るか、またはユーザは、80MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−32 1616およびRU−33 1618)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−32 1616(たとえば、32個のRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−33A/B 1618A、1618B、またはエッジRU部分−33A/33B 1668A、1668B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、16個のRU1616を割り振られ得、第2のユーザは、16個のRU1616を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−33A/B 1618A、1618B、またはエッジRU部分−33A/33B 1668A、1668Bを割り振られ得る。特に、まとめて170個のトーンのサイズを有する、センターRU部分−33A/B 1618A、1618B、またはエッジRU部分−33A/33B 1668A、1668Bは、1つの114トーン割振りおよび1つの56トーン割振りに等しくなり得る。114トーン割振りは、108個のデータトーンと6つのパイロットトーンとを含み得る。56トーン割振りは、52個のデータトーンと4つのパイロットトーンとを含み得る。
[00129]図17は、WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル806上の第2の例示的なリソース割振りを示す図1700である。リソース割振り1710では、1024個のトーンを有する80MHz帯域幅が使用され得る。この例では、80MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、16個またはそれ以上の56トーンRUを含み得る。一例として、図17は、17個のRU(たとえば、RU−1〜RU−16 1716およびRU−17 1718)を示す。RU−1〜RU−16 1716の各々は、56個のトーンを有し得る。さらに、56個のトーンは、52個のデータトーンと4つのパイロットトーンとを含み得る。80MHz帯域幅は、一緒に、周波数の下端にある左ガードトーン1722と、周波数の上端にある右ガードトーン1724とを含み得る。左ガードトーン1722および右ガードトーン1724は、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、80MHz帯域幅は、80MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1720を含み得る。一例として、DCトーン1720の数は、5であると決定され得る。RU−17 1718は、それらのうちの一方がDCトーン1720の下にあり、他方がDCトーン1720の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−17A 1718AとセンターRU部分−17B 1718Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−17A 1718AおよびセンターRU部分−17B 1718Bの各々は、56個のトーンを含み得る。
[00130]リソース割振り1760では、リソース割振り1710と比較して、センターRU部分−17A 1718AおよびセンターRU部分−17B 1718Bは、エッジRU部分−17A 1768AおよびエッジRU部分−17B 1768Bと置き換えられる。たとえば、RU−17 1768は、それらのうちの一方が左ガードトーン1722に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1724に隣接して配置される、エッジRU部分−17A 1768AとエッジRU部分−17B 1768Bとにスプリットされる。エッジRU部分−17A 1768Aは、周波数において左ガードトーン1722の上にあり、エッジRU部分−17B 1768Bは、周波数において右ガードトーン1724の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−17A/17B 1768A、1768Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00131]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、1024トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術を使用し得るか、またはユーザは、80MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−16 1716およびRU−17 1718)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−16 1716(たとえば、16個のRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−17A/17B 1718A、1718B、またはエッジRU部分−17A/17B 1768A、1768B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、8つのRU1716を割り振られ得、第2のユーザは、8つのRU1716を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−17A/17B 1718A、1718B、またはエッジRU部分−17A/17B 1768A、1768Bを割り振られ得る。特に、まとめて112個のトーンのサイズを有する、センターRU部分−17A/17B 1718A、1718B、またはエッジRU部分−17A/17B 1768A、1768Bは、2つの56トーン割振りに等しくなり得る。56トーン割振りは、52個のデータトーンと4つのパイロットトーンとを含み得る。
[00132]図18は、WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル806上の第3の例示的なリソース割振りを示す図1800である。リソース割振り1810では、1024個のトーンを有する80MHz帯域幅が使用され得る。この例では、80MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、9つのRU(たとえば、RU−1〜RU−8 1816およびRU−9 1818)を含み得る。一例として、RU1816の各々は114個のトーンを有し得る。80MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1822と、周波数の上端にある右ガードトーン1824とを含み得る。左ガードトーン1822および右ガードトーン1824は、一緒に、所定の数の、たとえば、11個のガードトーンを含み得る。さらに、80MHz帯域幅は、80MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1820を含み得る。一例として、DCトーン1820の数は、5であると決定され得る。RU−9 1818は、それらのうちの一方が周波数においてDCトーン1820の下にあり、他方が周波数においてDCトーン1820の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−9A 1818AとセンターRU部分−9B 1818Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−9A 1818AおよびセンターRU部分−9B 1818Bの各々は、48個のトーンを含み得る。
[00133]リソース割振り1860では、リソース割振り1810と比較して、センターRU部分−9A 1818AおよびセンターRU部分−9B 1818Bは、エッジRU部分−9A 1868AおよびエッジRU部分−9B 1868Bと置き換えられる。たとえば、RU−9 1868は、それらのうちの一方が左ガードトーン1822に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1824に隣接して配置される、エッジRU部分−9A 1868AとエッジRU部分−9B 1868Bとにスプリットされる。エッジRU部分−9A 1868Aは、周波数において左ガードトーン1822の上にあり、エッジRU部分−9B 1868Bは、周波数において右ガードトーン1824の下にある。いくつかの構成では、エッジRU−9A/9B 1868A、1868Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00134]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、1024トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術を使用し得るか、またはユーザは、80MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−8 1816およびRU−9 1818)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−8 1816(たとえば、8つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU−9A/9B 1818A、1818B、またはエッジRU−9A/9B 1868A、1868B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、4つのRU1816を割り振られ得、第2のユーザは、4つのRU1816を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU−9A/9B 1818A、1818B、またはエッジRU−9A/9B 1868A、1868Bを割り振られ得る。様々な他の組合せが可能である。特に、96個のトーンのサイズを有するRU−9 1818は、1つの56トーン割振り、1つの26トーン割振り、および1つの14トーン割振りに等しくなり得る。56トーン割振りは、52個のデータトーンと4つのパイロットトーンとを含み得る。26トーン割振りは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。14トーン割振りは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00135]図19は、WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル806上の第4の例示的なリソース割振りを示す図1900である。リソース割振り1910では、1024個のトーンを有する80MHz帯域幅が使用され得る。この例では、80MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、5つのRU(たとえば、RU−1〜RU−4 1916およびRU−5 1918)を含み得る。一例として、RU−1〜RU−4 1916の各々は、242個のトーンを有し得る。さらに、242個のトーンは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。80MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン1922と、周波数の上端にある右ガードトーン1924とを含み得る。左ガードトーン1922および右ガードトーン1924は、所定の数の、たとえば、11個または9つのガードトーンを含み得る。さらに、80MHz帯域幅は、80MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン1920を含み得る。一例として、DCトーン1920の数は、3または5であると決定され得る。RU−5 1918は、それらのうちの一方がDCトーン1920の下にあり、他方がDCトーン1920の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−5A 1918AとセンターRU部分−5B 1918Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−5A 1918AおよびセンターRU部分−5B 1918Bの各々は、21個のトーンを含み得る。
[00136]リソース割振り1960では、リソース割振り1910と比較して、センターRU部分−5A 1918AおよびセンターRU部分−5B 1918Bは、エッジRU部分−5A 1968AおよびエッジRU部分−5B 1968Bと置き換えられる。たとえば、RU−5 1968は、それらのうちの一方が左ガードトーン1922に隣接して配置され、他方が右ガードトーン1924に隣接して配置される、エッジRU部分−5A 1968AとエッジRU部分−5B 1968Bとにスプリットされる。エッジRU部分−5A 1968Aは、周波数において左ガードトーン1922の上にあり、エッジRU部分−5B 1968Bは、周波数において右ガードトーン1924の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−5A/5B 1968A、1968Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00137]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、1024トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術を使用し得るか、またはユーザは、80MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−4 1916およびRU−5 1918)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−4 1916(たとえば、4つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−5A/5B 1918A、1918B、またはエッジRU部分−5A/5B 1968A、1968B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、2つのRU1916を割り振られ得、第2のユーザは、2つのRU1916を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−5A/5B 1918A、1918B、またはエッジRU部分−5A/5B 1968A、1968Bを割り振られ得る。様々な他の組合せが可能である。特に、42個のトーンのサイズを有するRU−5 1918は、3つの14トーン割振りに等しくなり得る。各14トーン割振りは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00138]図20は、WLANにおける80MHz帯域幅のチャネル806上の第5の例示的なリソース割振りを示す図2000である。リソース割振り2010では、1024個のトーンを有する80MHz帯域幅が使用され得る。この例では、80MHz帯域幅は、データを通信するために使用される、3つのRU(たとえば、RU−1〜RU−2 2016およびRU−3 2018)を含み得る。一例として、RU−1〜RU−2 2016の各々は、484個のトーンを有し得る。さらに、484個のトーンは、468個のデータトーンと16個のパイロットトーンとを含み得る。80MHz帯域幅は、周波数の下端にある左ガードトーン2022と、周波数の上端にある右ガードトーン2024とを含み得る。左ガードトーン2022および右ガードトーン2024は、所定の数の、たとえば、11個または9つのガードトーンを含み得る。さらに、80MHz帯域幅は、80MHz帯域幅のセンターにいくつかのDCトーン2020を含み得る。一例として、DCトーン2020の数は、3または5であると決定され得る。RU−3 2018は、それらのうちの一方がDCトーン2020の下にあり、他方がDCトーン2020の上にある、2つの部分、たとえば、センターRU部分−3A 2018AとセンターRU部分−3B 2018Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−3A 2018AおよびセンターRU部分−3B 2018Bの各々は、21個のトーンまたは13個のトーンを含み得る。
[00139]リソース割振り2060では、リソース割振り2010と比較して、センターRU部分−3A 2018AおよびセンターRU部分−3B 2018Bは、エッジRU部分−3A 2068AおよびエッジRU部分−3B 2068Bと置き換えられる。たとえば、RU−3 2068は、それらのうちの一方が左ガードトーン2022に隣接して配置され、他方が右ガードトーン2024に隣接して配置される、エッジRU部分−3A 2068AとエッジRU部分−3B 2068Bとにスプリットされる。エッジRU部分−3A 2068Aは、周波数において左ガードトーン2022の上にあり、エッジRU部分−3B 2068Bは、周波数において右ガードトーン2024の下にある。いくつかの構成では、エッジRU部分−3A/3B 2068A、2068Bは、データを通信するために使用されないことがあり、追加のガードトーンとして使用されることがある。
[00140]例示的なリソース割振りは、以下の通りであり得る。1つのユーザの場合、ユーザは、1024トーン・リソース・グラニュラリティ数霊術を使用し得るか、またはユーザは、80MHz帯域幅のすべてのRU(たとえば、RU−1〜RU−2 2016およびRU−3 2018)を割り振られ得る。2つのユーザの場合、第1のユーザは、RU−1〜RU−2 2016(たとえば、2つのRU)を割り振られ得、第2のユーザは、センターRU部分−3A/3B 2018A、2018B、またはエッジRU部分−3A/3B 2068A、2068B(たとえば、1つのRU)を割り振られ得る。3つのユーザの場合、第1のユーザは、1つのRU2016を割り振られ得、第2のユーザは、1つのRU2016を割り振られ得、第3のユーザは、センターRU部分−3A/3B 2018A、2018B、またはエッジRU部分−3A/3B 2068A、2068Bを割り振られ得る。特に、いくつかの構成では、センターRU部分−3A/3B 2018A、2018B、またはエッジRU部分−3A/3B 2068A、2068Bは、まとめて、3つの14トーン割振りに等しくなり得る、42個のトーンのサイズを有し得る。14トーン割振りは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。いくつかの構成では、センターRU部分−3A/3B 2018A、2018B、またはエッジRU部分−3A/3B 2068A、2068Bは、まとめて、26個のトーンのサイズを有し得、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00141]図21は、WLANにおいてチャネル上の帯域幅のリソースを割り振る例示的な方法2100のフローチャートである。本方法は、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス804、ワイヤレスデバイス202/装置2402)によって実行され得る。帯域幅は複数のトーンを含み得る。複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかのDCトーンとを含む。
[00142]一態様では、ワイヤレスデバイスはAPである。いくつかの構成では、動作2112において、ワイヤレスデバイスは、送信時間期間においてガードトーンとDCトーンとを除外した複数のトーンを、チャネルの帯域幅にわたって延びるRUのセットに割り振る。RUのセットの各RUは、少なくとも26個のトーンを含む。動作2114において、ワイヤレスデバイスは、複数のSTAとの通信のための、RUのセットの複数のサブセットを割り振る。動作2116において、ワイヤレスデバイスは、フレームを複数のSTAに送信する。フレームは、複数のサブセットの割振りを示す情報を含む。動作2120において、ワイヤレスデバイスは、第1のSTAとの通信のための複数のサブセットの割振りに基づいて、RUのセットのRUの第1のサブセットを決定する。RUの第1のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含む。動作2122において、ワイヤレスデバイスは、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを、第1のSTAと通信する。
[00143]いくつかの構成では、動作2124において、ワイヤレスデバイスは、複数のサブセットの割振りに基づいて、複数のSTAのうちの第2のSTAとの通信のための、RUのセットのRUの第2のサブセットを決定する。RUの第2のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含む。動作2126において、ワイヤレスデバイスは、RUの第2のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを、第2のSTAと通信する。いくつかの構成では、第1のSTAとの通信と、第2のSTAとの通信とはコンカレントである。
[00144]別の態様では、ワイヤレスデバイスはSTAであり得る。動作2152において、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスと通信するための、RUのセットの第1のサブセットの割振りを示す情報を含むフレームを受信する。第1のサブセットは、割振りに基づいて決定される。動作2154において、ワイヤレスデバイスは、第1のSTAとの通信のための複数のサブセットの割振りに基づいて、RUのセットのRUの第1のサブセットを決定する。RUの第1のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含む。動作2156において、ワイヤレスデバイスは、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを、第1のSTAと通信する。
[00145]たとえば、図8を参照すると、ワイヤレスデバイス804は、チャネル806をK個のRU816に分割する。ワイヤレスデバイス804は、特定のワイヤレスデバイス808と通信するために割り振られた特定のRU816を使用して、特定のワイヤレスデバイス808とデータを通信する。
[00146]いくつかの構成では、RUのセットのRUは、26個のトーン、242個のトーン、または484個のトーンのうちの少なくとも1つのサイズを有する。たとえば、図9を参照すると、チャネル806は、26個のトーンのRU916を含む。図15を参照すると、チャネル806は、242個のトーンのRU1516を含む。図20を参照すると、チャネル806は、484個のトーンのRU2016を含む。
[00147]いくつかの構成では、26個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含む。たとえば、図9、図12、および図16を参照すると、チャネル806は、26個のトーンのRUを含む。いくつかの構成では、242個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、242個のトーンは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含む。たとえば、図15および図19を参照すると、チャネル806は、242個のトーンのRUを含む。いくつかの構成では、484個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、484個のトーンは、468個のデータトーンと16個のパイロットトーンとを含む。たとえば、図19を参照すると、チャネル806は、484個のトーンのRU2016を含む。
[00148]いくつかの構成では、帯域幅は、20MHz、40MHz、または80MHzである。いくつかの構成では、帯域幅は20MHzである。RUのセットは9つのRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。チャネルは、いくつかのDCトーンを含む。RUのセットの1つのRUは、第1の部分と第2の部分とを含む。第1の部分は、周波数においていくつかのDCトーンの上にあり、第2の部分は、周波数においていくつかのDCトーンの下にある。たとえば、図9を参照すると、チャネル806は、26個のトーンを有する9つのRUを含む。RU−9 918は、それらのうちの一方が周波数においてDCトーン920の下にあり、他方が周波数においてDCトーン920の上にある、2つの部分、すなわち、センターRU部分−9A 918AとセンターRU部分−9B 918Bとにスプリットされ得る。センターRU部分−9A 918AおよびセンターRU部分−9B 918Bの各々は、13個のトーンを含み得る。
[00149]いくつかの構成では、帯域幅は40MHzである。RUのセットは、16個のRU、17個のRU、18個のRU、または19個のRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。いくつかの構成では、チャネルは、5つまたはそれ以上のDCトーンを含む。いくつかの構成では、RUのセットは18個のRUを含む。たとえば、図12を参照すると、チャネル806は、26個のトーンおよび5つまたはそれ以上のDCトーンの16個〜19個のRUを含む。いくつかの構成では、帯域幅は40MHzである。RUのセットは2つのRUを含む。RUのセットの各RUは、242個のトーンを含む。いくつかの構成では、チャネルは、5つまたはそれ以上のDCトーンを含む。たとえば、図15を参照すると、チャネル806は、242個のトーンおよび5つまたはそれ以上のDCトーンの2つのRU1516を含む。
[00150]いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは、32個またはそれ以上のRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。いくつかの構成では、RUのセットは37個のRUを含む。たとえば、図16を参照すると、チャネル806は、26個のトーンの32個またはそれ以上のRUを含む。いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは4つのRUを含む。RUのセットの各RUは、242個のトーンを含む。たとえば、図19を参照すると、チャネル806は、242個のトーンの4つのRU1916を含む。いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは2つのRUを含む。RUのセットの各RUは、484個のトーンを含む。たとえば、図20を参照すると、チャネル806は、484個のトーンの2つのRU2016を含む。
[00151]図22は、帯域幅のリソースを、通信のための少なくとも1つの局(たとえば、STA112、114、116、または118)に割り振る例示的な方法2200のフローチャートである。帯域幅は複数のトーンを含む。複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかのDCトーンとを含む。方法2200は、装置(たとえば、AP104またはワイヤレスデバイス202)を使用して実行され得る。方法2200について、図2のワイヤレスデバイス202の要素に関して以下で説明するが、本明細書で説明するステップのうちの1つまたは複数を実装するために、他の構成要素が使用され得る。
[00152]動作2205において、装置は、通信のための少なくとも1つの局に、少なくとも1つのRUを割り振る。各RUは、複数のトーンのうちのいくつかのRUトーンを含む。
[00153]動作2210において、装置は、通信のための少なくとも1つの局に、複数のトーンのうちのいくつかのセンターRUトーンを含むセンターRUを割り振る。センターRUトーンの数は、帯域幅の複数のトーンの数と、RUトーンの数とに基づく。RUトーンは、帯域幅のガードトーンとセンターRUトーンとの間に位置し得、センターRUトーンは、帯域幅のRUトーンとDCトーンとの間に位置し得る。動作2215において、装置は、センターRUトーンの数に基づいて、ガードトーンの数とDCトーンの数とを決定する。
[00154]代替的に、動作2205における動作を実行した後、装置は動作2225に進む。動作2225において、装置は、通信のための少なくとも1つの局に、エッジRUのペアを割り振り、エッジRUのペアは、複数のトーンのうちのいくつかのエッジRUトーンを含む。エッジRUトーンの数は、帯域幅の複数のトーンの数と、RUトーンの数とに基づく。RUトーンは、帯域幅のエッジRUトーンとDCトーンとの間に位置し得、エッジRUトーンは、帯域幅のガードトーンとRUトーンとの間に位置し得る。動作2230において、装置は、エッジRUトーンの数に基づいて、ガードトーンの数とDCトーンの数とを決定する。
[00155]動作2215または動作2230における動作を実行した後、装置は動作2220に進む。動作2220において、装置は、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、および/またはDCトーンの数を示すことによって、割り振られたリソースを少なくとも1つの局に示す。
[00156]一態様では、帯域幅の複数のトーンの数は256であり、通信のために割り振られたRUの数は8であり、各RUのRUトーンの数は26であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は11であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は26である。
[00157]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は256であり、通信のために割り振られたRUの数は4であり、各RUのRUトーンの数は56であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は7であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は14である。
[00158]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は256であり、通信のために割り振られたRUの数は2であり、各RUのRUトーンの数は114であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は3であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は14である。
[00159]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は256であり、通信のために割り振られたRUの数は2であり、各RUのRUトーンの数は114であり、ガードトーンの数は9であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は14である。
[00160]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は512であり、通信のために割り振られたRUの数は16であり、各RUのRUトーンの数は26であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は7であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は78である。
[00161]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は512であり、通信のために割り振られたRUの数は8であり、各RUのRUトーンの数は56であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は11であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00162]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は512であり、通信のために割り振られたRUの数は4であり、各RUのRUトーンの数は114であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は3であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00163]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は512であり、通信のために割り振られたRUの数は4であり、各RUのRUトーンの数は114であり、ガードトーンの数は9であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00164]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は512であり、通信のために割り振られたRUの数は2であり、各RUのRUトーンの数は242であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は3であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は14である。
[00165]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は512であり、通信のために割り振られたRUの数は2であり、各RUのRUトーンの数は242であり、ガードトーンの数は9であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は14である。
[00166]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は32であり、各RUのRUトーンの数は26であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は11であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は170である。
[00167]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は16であり、各RUのRUトーンの数は56であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は112である。
[00168]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は8であり、各RUのRUトーンの数は114であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は96である。
[00169]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は4であり、各RUのRUトーンの数は242であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は3であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00170]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は4であり、各RUのRUトーンの数は242であり、ガードトーンの数は9であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00171]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は2であり、各RUのRUトーンの数は484であり、ガードトーンの数は11であり、DCトーンの数は3であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00172]別の態様では、帯域幅の複数のトーンの数は1024であり、通信のために割り振られたRUの数は2であり、各RUのRUトーンの数は484であり、ガードトーンの数は9であり、DCトーンの数は5であり、センターRU/エッジRUのペアのセンターRU/エッジRUトーンの数は42である。
[00173]図23は、アクセスポイント(たとえば、AP104)との通信のための帯域幅のリソースの割振りを決定する例示的な方法2300のフローチャートである。帯域幅は複数のトーンを含む。複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかの直流(DC)トーンとを含む。方法2300は、装置(たとえば、STA112、114、116、または118のうちのいずれか1つ、あるいはワイヤレスデバイス202)を使用して実行され得る。方法2300について、図2のワイヤレスデバイス202の要素に関して以下で説明するが、本明細書で説明するステップのうちの1つまたは複数を実装するために、他の構成要素が使用され得る。
[00174]動作2305において、装置は、アクセスポイント(たとえば、AP104)から、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、およびDCトーンの数の指示を受信する。
[00175]動作2310において、装置は、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、およびDCトーンの数に基づいて、通信のために割り振られるセンター動作のセンターRUトーンの数を決定する。たとえば、装置は、肯定応答(ACK)メッセージを受信することを予想したとき、割り振られるセンターRUトーンの数を決定し得る。RUトーンは、帯域幅のガードトーンとセンターRUトーンとの間に位置し得、センターRUトーンは、帯域幅のRUトーンとDCトーンとの間に位置し得る。
[00176]代替的に、動作2305における動作を実行した後、装置は動作2315に進み得る。動作2315において、装置は、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、およびDCトーンの数に基づいて、通信のために割り振られるエッジRUのペアのエッジRUトーンの数を決定する。たとえば、装置は、肯定応答(ACK)メッセージを受信することを予想したとき、割り振られるエッジRUトーンの数を決定し得る。RUトーンは、帯域幅のエッジRUトーンとDCトーンとの間に位置し得、エッジRUトーンは、帯域幅のガードトーンとRUトーンとの間に位置し得る。
[00177]図24は、例示的な装置2402中の異なる構成要素/手段間のデータフローを示す概念データフロー図2400である。本装置はワイヤレスデバイスであり得る。本装置は、受信構成要素2404と、トーンマッピング構成要素2406と、データアプリケーション2407と、チャネル割振り構成要素2408と、送信構成要素2410とを含む。
[00178]受信構成要素2404および送信構成要素2410は、帯域幅のチャネル上で、データパケット2432とデータパケット2442とを、少なくとも1つのワイヤレスデバイス2450と通信するように構成され得る。帯域幅は複数のトーンを含み得る。複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかのDCトーンとを含む。
[00179]一態様では、装置2402はAPであり得る。トーンマッピング構成要素2406は、チャネル情報2434をチャネル割振り構成要素2408から受信するように構成され得る。チャネル情報2434は、帯域幅に関する情報を含み得る。トーンマッピング構成要素2406は、送信時間期間においてチャネルの帯域幅を、データ通信のためのRUのセットに分割するチャネルの割振りを決定するように構成され得る。RUのセットの各RUは、少なくとも26個のトーンを含む。たとえば、トーンマッピング構成要素2406は、送信時間期間においてガードトーンとDCトーンとを除外した複数のトーンを、チャネルの帯域幅にわたって延びるRUのセットに割り振るように構成され得る。トーンマッピング構成要素2406は、決定されたトーンマッピングに関する情報、たとえば、トーンマッピング情報2436を、チャネル割振り構成要素2408に送るように構成され得る。
[00180]チャネル割振り構成要素2408は、少なくとも1つのワイヤレスデバイス2450の各々とデータを通信するための、RUのセットのそれぞれのサブセットを割り振るように構成され得る。RUのそれぞれのサブセットの各々は、RUのセットよりも少ないRUを含む。チャネル割振り構成要素2408は、フレーム2462を送信構成要素2410に送るように構成され得る。フレーム2462は、複数のサブセットの割振りを示す情報を含む。送信構成要素2410は、フレーム2462を少なくとも1つのワイヤレスデバイス2450に送信する。チャネル割振り構成要素2408は、各ワイヤレスデバイス2450とデータを通信するために割り振られたRUのそれぞれのサブセット中で、データアプリケーション2407から受信されたデータを、少なくとも1つのワイヤレスデバイス2450の各々と通信するように構成され得る。少なくとも1つのワイヤレスデバイス2450は、複数のワイヤレスデバイス2450を含み得る。
[00181]別の態様では、装置2402はSTAであり得る。特定のワイヤレスデバイス2450は、APであり得る。受信構成要素2404は、RUのセットの特定のサブセットの割振りを示す情報を含むフレーム2464を受信するように構成され得る。受信構成要素2404は、フレーム2464をチャネル割振り構成要素2408に送るように構成され得る。したがって、チャネル割振り構成要素2408は、受信構成要素2404と送信構成要素2410とに、RUの特定のサブセットを使用することによって特定のワイヤレスデバイス2450とデータを通信するように命令する。
[00182]より詳細には、受信構成要素2404は、1つまたは複数のデータパケット2432(たとえば、1つまたは複数の物理レイヤパケット700)を、特定のワイヤレスデバイス2450から受信するように構成され得る。受信構成要素2404は、データパケット2432をチャネル割振り構成要素2408に送るように構成され得る。チャネル割振り構成要素2408は、トーンマッピング構成要素2406から受信されたトーンマッピング情報2436に基づいて、特定のワイヤレスデバイス2450と通信するために割り振られる1つまたは複数の特定のRUを決定する。したがって、チャネル割振り構成要素2408は、特定のワイヤレスデバイス2450からのものであるデータパケット2432の特定のRU中で搬送されたデータ2440を取得し得る。チャネル割振り構成要素2408は、特定のワイヤレスデバイス2450から受信されたデータ2440を、データアプリケーション2407に送るように構成され得る。さらに、データアプリケーション2407は、特定のワイヤレスデバイス2450に送信されるべきデータ2440を、チャネル割振り構成要素2408に送り得る。チャネル割振り構成要素2408は、特定のワイヤレスデバイス2450と通信するために割り振られた特定のRUを用いて、1つまたは複数のデータパケット2442(たとえば、1つまたは複数の物理レイヤパケット700)を構築するように構成され得る。特定のRUは、特定のワイヤレスデバイス2450に送信されるべきデータ2440を含む。チャネル割振り構成要素2408は、データパケット2442を送信構成要素2410に送るように構成され得、送信構成要素2410は、データパケット2442を特定のワイヤレスデバイス2450に送信する。
[00183]いくつかの構成では、RUのセットのRUは、26個のトーン、242個のトーン、または484個のトーンのうちの少なくとも1つのサイズを有する。いくつかの構成では、26個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含む。いくつかの構成では、242個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、242個のトーンは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含む。いくつかの構成では、484個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、484個のトーンは、468個のデータトーンと16個のパイロットトーンとを含む。
[00184]いくつかの構成では、帯域幅は、20MHz、40MHz、または80MHzである。いくつかの構成では、帯域幅は20MHzである。RUのセットは9つのRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。チャネルは、いくつかのDCトーンを含む。RUのセットの1つのRUは、第1の部分と第2の部分とを含む。第1の部分は、周波数においていくつかのDCトーンの上にあり、第2の部分は、周波数においていくつかのDCトーンの下にある。
[00185]いくつかの構成では、帯域幅は40MHzである。RUのセットは、16個のRU、17個のRU、18個のRU、または19個のRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。いくつかの構成では、チャネルは、5つまたはそれ以上のDCトーンを含む。いくつかの構成では、RUのセットは18個のRUを含む。いくつかの構成では、帯域幅は40MHzである。RUのセットは2つのRUを含む。RUのセットの各RUは、242個のトーンを含む。いくつかの構成では、チャネルは、5つまたはそれ以上のDCトーンを含む。
[00186]いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは、32個またはそれ以上のRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。いくつかの構成では、RUのセットは37個のRUを含む。いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは4つのRUを含む。RUのセットの各RUは、242個のトーンを含む。いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは2つのRUを含む。RUのセットの各RUは、484個のトーンを含む。
[00187]装置は、図21〜図23の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図21〜図23の上述のフローチャート中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行され得、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[00188]トーンマッピング構成要素2406およびチャネル割振り構成要素2408は、図2に示されているリソース割振り構成要素224を構成し得る。リソース割振り構成要素224は、プロセッサ204、メモリ206、信号検出器218、DSP220、および/またはユーザインターフェース222を採用し得る。受信構成要素2404および送信構成要素2410は、プロセッサ204、メモリ206、信号検出器218、および/またはDSP220を採用し得る。トランシーバ214は、1つまたは複数のアンテナ216から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を受信構成要素2404に与える。さらに、トランシーバ214は、VTから情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ216に適用されるべき信号を生成する。
[00189]一態様では、ワイヤレスデバイス202/装置2402は、ワイヤレスデバイスであり得る。ワイヤレスデバイス202/装置2402は、図21〜図23に示されている動作を実行するための手段を含むように構成され得る。より詳細には、ワイヤレスデバイス202/装置2402は、送信時間期間においてチャネルの帯域幅にわたって延びるリソースユニット(RU)のセットのRUの第1のサブセットを決定するための手段を含むように構成され得、RUの第1のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含み、RUのセットの各RUは、少なくとも26個のトーンを含む。ワイヤレスデバイス202/装置2402は、RUの第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを通信するための手段を含むように構成され得る。
[00190]いくつかの構成では、帯域幅は複数のトーンを備え、ここにおいて、複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかの直流(DC)トーンとを含む。
[00191]いくつかの構成では、ワイヤレスデバイス202/装置2402はAPである。ワイヤレスデバイス202/装置2402は、送信時間期間においてガードトーンとDCトーンとを除外した複数のトーンを、RUのセットに割り振るための手段を含むように構成され得る。ワイヤレスデバイス202/装置2402は、複数のSTAとの通信のための、RUのセットの複数のサブセットを割り振るための手段を含むように構成され得る。第1のサブセットは、第1のSTAとの通信のためのものであり、複数のサブセットの割振りに基づいて決定される。第1のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つの通信は、第1のSTAとのものである。いくつかの構成では、ワイヤレスデバイス202/装置2402は、フレームを複数のSTAに送信するための手段を含むように構成され得る。フレームは、複数のサブセットの割振りを示す情報を含む。
[00192]いくつかの構成では、ワイヤレスデバイス202/装置2402は、複数のサブセットの割振りに基づいて、複数のSTAのうちの第2のSTAとの通信のための、RUのセットのRUの第2のサブセットを決定するための手段を含むように構成され得、RUの第2のサブセットは、RUのセットよりも少ないRUを含む。ワイヤレスデバイス202/装置2402は、RUの第2のサブセット中のデータまたは制御情報のうちの少なくとも1つを、第2のSTAと通信するための手段を含むように構成され得る。いくつかの構成では、第1のSTAとの通信と、第2のSTAとの通信とはコンカレントである。
[00193]いくつかの構成では、ワイヤレスデバイス202/装置2402はSTAである。ワイヤレスデバイス202/装置2402は、ワイヤレスデバイス202/装置2402と通信するための、RUのセットの第1のサブセットの割振りを示す情報を含むフレームを受信するための手段を含むように構成され得る。第1のサブセットは、割振りに基づいて決定される。
[00194]いくつかの構成では、RUのセットのRUは、26個のトーン、242個のトーン、または484個のトーンのうちの少なくとも1つのサイズを有する。いくつかの構成では、26個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、26個のトーンは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含む。いくつかの構成では、242個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、242個のトーンは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含む。いくつかの構成では、484個のトーンを含むRUのセットの各RUについて、484個のトーンは、468個のデータトーンと16個のパイロットトーンとを含む。
[00195]いくつかの構成では、帯域幅は、20MHz、40MHz、または80MHzである。いくつかの構成では、帯域幅は20MHzである。RUのセットは9つのRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。チャネルは、いくつかのDCトーンを含む。RUのセットの1つのRUは、第1の部分と第2の部分とを含む。第1の部分は、周波数においていくつかのDCトーンの上にあり、第2の部分は、周波数においていくつかのDCトーンの下にある。
[00196]いくつかの構成では、帯域幅は40MHzである。RUのセットは、16個のRU、17個のRU、18個のRU、または19個のRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。いくつかの構成では、チャネルは、5つまたはそれ以上のDCトーンを含む。いくつかの構成では、RUのセットは18個のRUを含む。いくつかの構成では、帯域幅は40MHzである。RUのセットは2つのRUを含む。RUのセットの各RUは、242個のトーンを含む。いくつかの構成では、チャネルは、5つまたはそれ以上のDCトーンを含む。
[00197]いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは、32個またはそれ以上のRUを含む。RUのセットの各RUは、26個のトーンを含む。いくつかの構成では、RUのセットは37個のRUを含む。いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは4つのRUを含む。RUのセットの各RUは、242個のトーンを含む。いくつかの構成では、帯域幅は80MHzである。RUのセットは2つのRUを含む。RUのセットの各RUは、484個のトーンを含む。
[00198]上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、ワイヤレスデバイス202/装置2402の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明した方法の様々な動作は、(1つまたは複数の)様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つまたは複数の)モジュールなど、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。概して、図に示すどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
[00199]図25は、例示的なワイヤレス通信デバイス2500の機能ブロック図である。ワイヤレス通信デバイス2500は、AP(たとえば、AP104)または局(たとえば、STA112、114、116、または118)として実装され得る。ワイヤレス通信デバイス2500は、受信機2505と、処理システム2510と、送信機2515とを含み得る。処理システム2510はリソース割振り構成要素2524を含み得る。
[00200]処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、帯域幅のリソースを、通信のための少なくとも1つの局(たとえば、STA112、114、116、または118)に割り振るように構成され得る。帯域幅は複数のトーンを含み得る。複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかのDCトーンとを含む。
[00201]処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、通信のための少なくとも1つの局に、少なくとも1つのRUを割り振るように構成され得る。各RUは、複数のトーンのうちのいくつかのRUトーンを含む。処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、通信のための少なくとも1つの局に、複数のトーンのうちのいくつかのセンターRUトーンを含むセンターRUを割り振るようにさらに構成され得る。センターRUトーンの数は、帯域幅の複数のトーンの数と、RUトーンの数とに基づき得る。RUトーンは、帯域幅のガードトーンとセンターRUトーンとの間に位置し得、センターRUトーンは、帯域幅のRUトーンとDCトーンとの間に位置し得る。処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524はまた、センターRUトーンの数に基づいて、ガードトーンの数とDCトーンの数とを決定するように構成され得る。
[00202]処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、通信のための少なくとも1つの局に、エッジRUのペアを割り振るように構成され得、エッジRUのペアは、複数のトーンのうちのいくつかのエッジRUトーンを含む。エッジRUトーンの数は、帯域幅の複数のトーンの数と、RUトーンの数とに基づき得る。RUトーンは、帯域幅のエッジRUトーンとDCトーンとの間に位置し得、エッジRUトーンは、帯域幅のガードトーンとRUトーンとの間に位置し得る。処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524はまた、エッジRUトーンの数に基づいて、ガードトーンの数とDCトーンの数とを決定するように構成され得る。
[00203]送信機2515、処理システム2510、および/またはリソース割振り構成要素2524は、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、および/またはDCトーンの数を示すことによって、割り振られたリソースを少なくとも1つの局に示すように構成され得る。
[00204]一態様では、処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、アクセスポイント(たとえば、AP104)との通信のための帯域幅のリソースの割振りを決定するように構成され得る。帯域幅は複数のトーンを含み得る。複数のトーンは、帯域幅の外側エッジ部分に位置するいくつかのガードトーンと、帯域幅の中心部分に位置するいくつかの直流(DC)トーンとを含む。
[00205]受信機2505、処理システム2510、および/またはリソース割振り構成要素2524は、アクセスポイント(たとえば、AP104)から、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られた標準ブロック(RU)の数、各標準ブロック(RU)のRUトーンの数、ガードトーンの数、およびDCトーンの数の指示を受信するように構成され得る。
[00206]処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、およびDCトーンの数に基づいて、通信のために割り振られるセンターブロックのセンターブロック(センターRU)トーンの数を決定するように構成され得る。RUトーンは、帯域幅のガードトーンとセンターRUトーンとの間に位置し得、センターRUトーンは、帯域幅のRUトーンとDCトーンとの間に位置し得る。
[00207]処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524は、帯域幅の複数のトーンの数、通信のために割り振られたRUの数、各RUのRUトーンの数、ガードトーンの数、およびDCトーンの数に基づいて、通信のために割り振られるエッジブロックのペアのエッジRUトーンの数を決定するように構成され得る。RUトーンは、帯域幅のエッジRUトーンとDCトーンとの間に位置し得、エッジRUトーンは、帯域幅のガードトーンとRUトーンとの間に位置し得る。
[00208]受信機2505、処理システム2510、リソース割振り構成要素2524、および/または送信機2515は、図21〜図23に関して上記で説明した1つまたは複数の機能を実行するように構成され得る。受信機2505は受信機212に対応し得る。処理システム2510はプロセッサ204に対応し得る。送信機2515は送信機210に対応し得る。リソース割振り構成要素2524は、(AP104の)リソース割振り構成要素124、(STA114の)リソース割振り構成要素126、および/または(ワイヤレスデバイス202の)リソース割振り構成要素224に対応し得る。
[00209]その上、帯域幅のリソースを、通信のための少なくとも1つの局に割り振るための手段は、処理システム2510および/またはリソース割振り構成要素2524を含み得る。割り振られたリソースを少なくとも1つの局に示すための手段は、送信機2515、処理システム2510、および/またはリソース割振り構成要素2524を含み得る。アクセスポイントとの通信のための帯域幅のリソース割振りを決定するための手段は、受信機2505、処理システム2510、および/またはリソース割振り構成要素2524を含み得る。
[00210]上記で説明した方法の様々な動作は、(1つまたは複数の)様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つまたは複数の)モジュールなど、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。概して、図に示すどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
[00211]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[00212]1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む通信媒体と、コンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含み得る。
[00213]本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを含む。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[00214]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示する動作を実行するためのコンピュータ可読媒体を含み得る。たとえば、そのようなコンピュータ可読媒体は、本明細書で説明した動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を含み得る。いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体はパッケージング材料を含み得る。
[00215]ソフトウェアまたは命令はまた、伝送媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
[00216]特許請求の範囲は、上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な修正、変更および変形が行われ得る。
[00217]上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、それの基本的範囲から逸脱することなく考案され得、それの範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。
[00218]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実施できるようにするために与えられた。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。