JP2017526227A - 無線通信システムにおけるマシン型通信をサポートする方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるマシン型通信をサポートする方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線通信システムにおけるマシン型通信のための方法及び装置に関し、本発明の実施形態によってMTCをサポートする無線通信システムにおけるページングメッセージを受信する方法は、端末が一般カバレッジ(NC)又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かを判定する過程と、上記判定結果によってEC機能サポート情報及び上記NC又はECの領域表示情報のうち少なくとも一つを含む状態情報をネットワークに伝送する過程と、上記状態情報に関連する動作モードによってページング受信時点を決定する過程と、上記決定されたページング受信時点によって上記ページングメッセージを受信する過程とを含む。

Description

本発明は、無線通信システムにおけるマシン型通信のための方法及び装置に関する。
最近、無線通信技術が急激に発展することによって通信システム技術も進化しており、その中で、現在4世代無線通信技術として注目されるシステムが3GPP(3rd Generation Partnership Project)標準団体で規格化するLTE(Long-Term Evolution)システムである。
図1は、LTEシステムの構造を示す図である。
図1を参照すれば、LTEシステムの無線アクセスネットワークは、次世代基地局(Evolved Node B、以下、ENB、Node B又は基地局)(105、110、115、120)とMME(Mobility Management Entity:125)及びS−GW(Serving-Gateway:130)を含む。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)135は、ENB(105〜120)及びS−GW130を通して外部ネットワークに接続する。
図1で、ENB(105〜120)は、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)システムで既存ノードBに対応する。ENB(105〜120)は、UE135と無線チャネルを通して接続され、既存ノードBより複雑な役割を実行する。LTEシステムでは、インターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスをはじめとする全てのユーザトラフィックが共用チャネル(shared channel)を通してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能伝送電力状態、チャネル状態などの状態情報を集合してスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB(105〜120)が担当する。一つのENBは、通常、複数のセルを制御する。例えば、100Mbps又はそれ以上の伝送速度を具現するためにLTEシステムは、例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)を無線接続技術として使用する。また、端末のチャネル状態に合せて変調方式(modulation scheme)とチャネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCと称する)方式を適用する。S−GW130は、データベアラーを提供する装置であり、MME125の制御によってデータベアラーを生成したり除去する。MME125は、端末に対する移動性管理機能に加えて、各種制御機能を担当する装置として複数のENB(105〜120)と接続する。
図2は、LTEシステムにおける無線プロトコル構造を示す図である。
図2を参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは、端末とENBで各々PDCP(Packet Data Convergence Protocol:205、240)、RLC(Radio Link Control:210、235)、MAC(Medium Access Control:215、230)階層を含む。PDCP(Packet Data Convergence Protocol)205、240は、IP(Internet Protocol)ヘッダ圧縮/復元などの動作を担当し、無線リンク制御(Radio Link Control:RLC)210、235は、PDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズで再構成する。MAC215、230は、端末に構成された多様なRLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化しMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を実行する。物理階層220、225は、上位階層データをチャネルコーディング及び変調し、OFDMシンボル化して無線チャネルを通して伝送したり、無線チャネルを通して受信したOFDMシンボルを復調しチャネルデコーディングして上位階層に伝達する動作をする。また、物理階層でも追加的なエラー訂正のために、HARQ(Hybrid ARQ)を使用し、受信端では、送信端から伝送したパケットの受信可否を1ビットとして伝送する。これをHARQ ACK/NACK情報という。アップリンク伝送に対するダウンリンクHARQ ACK/NACK情報は、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)物理チャネルを通して伝送され、ダウンリンク伝送に対するアップリンクHARQ ACK/NACK情報は、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)やPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)物理チャネルを通して伝送される。
また、LTEシステムでは、多様な端末種類をサポートするための技術が導入され、そのうち一つがマシン型通信(Machine Type Communication、以下、MTCと称する)端末をサポートするための技術である。上記MTC端末とは、例えば、電気メータ又は水道メータのように人が直接操作しない機械が(例えば、月に一回に定められた時間に)自ら通信を行う機械などを示し、上記例示に従って、一般に、低い優先順位で接続を試してもよい装置を意味する。
上記MTC端末の中では、上記例示のように、検針器のような用途で使用される端末は、高性能のデータ伝送能力を必要としない場合が多く、低い出力の伝送パワーを有することがある。また、MTC端末は、受信性能が一般的な端末と同一であっても、地下室や倉庫のような通信環境が非常に劣悪な地域に設置される可能性が存在する。したがって、上記のように、低い伝送速度を有しながら、低い伝送パワーを克服するためのカバレッジ拡張(Coverage Extension又は、Extended Coverage:CE)機能が必要な別途の端末種類を区分する必要性が台頭された。このためにLTEリリース12(バージョン情報を意味し、高いほど最新バージョン)では、既存の端末カテゴリ(端末のダウンリンク/アップリンク伝送可能速度によって分類;例えば、カテゴリ4端末は、下方150Mbps、カテゴリ5端末は下方300Mbps伝送速度サポート)に加えて、上記のような形態の端末をカテゴリ0番として新規定義した。のカテゴリ0番の端末は、低い伝送速度(例えば1Mbps)を有し、カテゴリ0番の端末は、低い伝送パワーでも広いカバレッジを確保するためにCEモードで動作できる。このために、別途の追加的な伝送方法などが使用されてもよい。上記の別途の追加的な伝送方法には、反復伝送などが使用されてもよい。したがって、カテゴリ0番の端末をMTC端末として利用できる。
一方、上記MTC端末が広いカバレッジが必要な場合には、上記例示のように、CEモードを適用して該当MTC端末が送受信する全てのデータに対して別途の追加的な伝送方法(例えば、反復伝送など)を適用できる。例えば、ネットワークは、かかって来た信号を端末に受信させるために(又は、電話を受けるために)スリープ状態の端末をウェイクアップさせるためのページングメッセージを伝送する。これは、上記MTC端末だけでなく、全ての端末に適用される方法である。しかし、ネットワークが上記MTC端末に対する情報を有しない場合、基地局は、上記ページングメッセージを伝送する時、ページングメッセージを受信する端末が一般端末であるかMTC端末であるか分からないために、全てのメッセージを上記の追加的な伝送方法(例えば、反復伝送など)を使用して伝送せざるを得ない。このような不必要な反復伝送は、無線リソースの浪費につながり、データ伝送に使用されるべきリソースが制御メッセージ伝送に使用されて伝送速度の低下につながる問題点があり、これを解決する必要がある。
また一つの問題は、MTC端末がセル選択及び再選択を実行する際に、既存の方法を使用することが難しいことである。MTC端末の受信機性能は、一般端末より落ちることがあり、たとえMTC端末が一般端末と同一の受信機性能を有するとしても、一般端末よりさらに劣悪な環境に設置される可能性が高い。したがって、既存の方法によって、セル選択を試す場合、MTC端末は、適切なサービングセルを探せない場合が発生される。他の一方で、MTC端末は、既存の方法によってサービングセルを選択することが可能であれば、なるべくCEモードでサービングセルを探すことが好ましいといえる。CEモードで、MTC端末は、既存端末より低品質、低効率的なサービスの提供を受けるためである。セル再選択の再に、端末は、基地局から提供を受けた周波数優先順位を考慮して、サービングセルを再選択する。この時、MTC端末が各周波数を再選択する際に、CEモードで接続するか否かを考慮する必要がある。
本発明は、無線通信システムで、MTC端末のための効率的な通信方法及び装置を提供する。
また、本発明は、MTCをサポートする無線通信システムでページングメッセージを効率的に送受信する方法及び装置を提供する。
また、本発明は、MTCをサポートする無線通信システムにおけるセル選択とセル再選択を効率的に実行する方法及び装置を提供する。
本発明の実施形態によって、MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるページングメッセージを受信する方法であって、端末が一般カバレッジ(NC)又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かを判定する過程と、上記判定結果によって、EC機能サポート情報及び上記NC又はECの領域表示情報のうち少なくとも一つを含む状態情報をネットワークに伝送する過程と、上記状態情報に関連する動作モードによってページング受信時点を決定する過程と、上記決定されたページング受信時点によって、上記ページングメッセージを受信する過程と、を含む
また、本発明の実施形態によって、MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるページングメッセージを受信する端末であって、上記ページングメッセージの受信のためのメッセージを送受信する送受信部と、一般カバレッジ(NC)又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かを判定し、上記判定結果によってEC機能サポート情報及び上記NC又はECの領域表示情報のうち少なくとも一つを含む状態情報をネットワークに伝送し、上記状態情報に関連する動作モードによってページング受信時点を決定し、上記決定されたページング受信時点によって上記送受信部を通して上記ページングメッセージを受信する動作を制御する制御部と、を含む。
また、本発明の実施形態によって、MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるセル選択を実行する方法であって、上記セル選択のためのセル探索及び測定を実行する過程と、上記セル選択のための第1の基準を満足するセルが存在しない場合、ECのための補償値が適用された上記セル選択のための第2の基準を適用してセル選択を実行する過程と、を含む。
また、本発明の実施形態によって、MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるセル選択を実行する端末であって、上記セル選択のためのシステム情報を受信する受信部と、上記セル選択のためのセル探索及び測定を実行し、上記セル選択のための第1の基準を満足するセルが存在しない場合、ECのための補償値が適用された上記セル選択のための第2の基準を適用してセル選択を実行する動作を制御する制御部と、を含む。
LTEシステムの構造を示す図である。 LTEシステムで無線プロトコル構造を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末がCEモードで動作する際にページングメッセージを受信する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末がECモードで動作する際にページングメッセージを受信する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末が状態情報をアップデートする手順を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末がページングメッセージを受信する手順を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで基地局がページングメッセージを送信する手順を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末のサービス領域を説明するための図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末のセル選択動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで端末にセル再選択のための周波数別優先順位情報を提供する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで端末が信号強度によってセル再選択を実行する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで受信信号品質(RSRQ)を考慮した閾値の提供可否によってセル再選択を実行する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで受信信号品質(RSRQ)を考慮した閾値の提供可否によってセル再選択を実行する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する多様なセル再選択規則を利用する端末の動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する多様なセル再選択規則を利用する端末の動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する多様なセル再選択規則を利用する端末の動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する多様なセル再選択規則を利用する端末の動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでタイマーに基づいてインター周波数イントラ/インター周波数を測定する方法を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで反復的に伝送されるシステム情報、PDCCH、ページングを示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでページングを受信する過程を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでページングを受信する端末の動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムでページングを受信する端末の動作を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで端末の構成を示す図である。 本発明の実施形態による無線通信システムで基地局の構成を示す図である。
下記で本発明の実施形態を説明する際に、関連公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要にすると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。以下で説明される本発明の実施形態は、説明の便宜のために分離されているが、相互衝突しない範囲内で少なくとも二つ以上の実施形態を組み合わせて実行してもよい。
図3は、本発明の実施形態による無線通信システムで、MTC端末がCEモードで動作する際のページングメッセージを受信する方法を示す図である。図3の例で、端末(UE)301は、MTC端末であると仮定する。
端末301は、図3のステップ311で電源が入り、ステップ313で、周辺セルの信号を探索して基地局(又はセル)303を選択する手順を実行する。この時、端末301は、受信信号強度又はセルが伝送するデータを反復受信する手順などを通して端末301が一般カバレッジ(Normal coverage:NC)内に存在するか又は拡張されたカバレッジ(Extended coverage:EC)内に存在するか否かを判定する。
以後、端末301は、現在端末301が、電源が入って電話を受けられる状態であることをネットワークに通知するために、まず、ステップ315で基地局(ENB)303に無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)階層の制御メッセージのうち一つのRRC接続リクエスト(RRC Connection Request)メッセージを伝送する。この時、本発明の一実施形態として、端末301が伝送する上記RRC接続リクエストメッセージは、EC機能サポート情報及び/又はNC/EC領域表示情報を含む。上記EC機能サポート情報は、端末301がEC機能をサポートするか否かを表し、上記NC/EC領域表示情報は、端末301が一般カバレッジ(NC)内にあるか又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かを表す。本実施形態で、上記EC機能サポート情報及び/又はNC/EC領域表示情報は、ステップ315で伝送されることを例示したが、他の実施形態で、以後説明するステップ319で伝送されてもよい。ステップ317で、上記RRC接続リクエストメッセージを受信した基地局303は、端末301にRRC接続設定(RRC Connection Setup)メッセージを伝送する。
以後、ステップ319で、端末301は、上記RRC接続設定メッセージを正常に受信したことを通知するRRC接続設定完了(RRC Connection Setup Complete)メッセージを基地局303に伝送する。この時、端末301は、上記RRC接続設定完了メッセージに、ネットワークに位置登録を通知する接続リクエスト(Attach Request)メッセージを含めて伝送できる。上記接続リクエストメッセージは、端末301が基地局303ではなく、他のネットワークエンティティに伝送されるメッセージであり、基地局303は、上記接続リクエストメッセージを受信して上記他のネットワークエンティティに伝達する。本実施形態で上記他のネットワークエンティティは、MME309であると仮定する。
この時、本発明の一実施形態で、端末301が上記RRC接続設定完了メッセージを伝送する際に含まれる上記接続リクエストメッセージは、端末301の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを含むことができる。端末301が拡張されたカバレッジ(EC)内で動作する場合、反復受信のために、現在端末301の拡張されたカバレッジ(EC)内で無線チャネル状態情報と現在拡張されたカバレッジ(EC)内で端末301が所望するページングメッセージの反復伝送回数情報のうち少なくとも一つが上記接続リクエストメッセージに追加で含まれてもよい。
上記接続リクエストメッセージを含むRRC接続設定完了メッセージを受信した基地局303は、ステップ315で、上記RRC接続リクエストメッセージを通して受信した情報又はステップ319で上記RRC接続設定完了メッセージを通して受信した情報によって、ステップ321で、端末の移動性管理を担当するネットワークエンティティである複数のMME(Mobility Management Entity)のうちでEC機能をサポートするMME309を選択し、ステップ324で、上記RRC接続設定完了メッセージを通して受信した上記接続リクエストメッセージをMME309に伝達する。MME309は、上記接続リクエストメッセージから端末301の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを獲得し、また追加的に上記無線チャネル状態情報とページングメッセージの上記反復伝送回数情報のうち少なくとも一つを獲得できる。
上記接続リクエストメッセージを受信したMME309は、ステップ325で、上記接続リクエストメッセージを正常に受信したことを端末301に通知する接続確認(Attach Accept)メッセージを基地局303に伝送し、ステップ327で、基地局303は、上記接続確認(Attach Accept)メッセージを端末301に伝達する。次いで、端末301が、接続リクエストが成功的に完了(許諾)したことを確認する。
一方、端末301は、一つの基地局内で移動するか、又は他の基地局に移動してもよく、移動することによって拡張カバレッジ(EC)から一般カバレッジ(NC)に、又は反対で移動してもよく、又は拡張カバレッジ(EC)内でも信号強度が最も悪い所からよい所に、又は、さらによい所から最も悪い所に移動してもよい。この場合、ステップ331で、端末301は、上記接続リクエストメッセージを通して以前にネットワークに通知した状態、すなわち、端末301が一般カバレッジ(NC)内にあるか拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否か及び所望するページングメッセージの反復伝送回数などが、現在状態と異なっていると判定する。端末301は、変更された現在状態をまたネットワークに通知できる。
具体的に、ステップ331で、上記変更された現在状態を通知するために、端末301は、位置追跡アップデート(Tracking Area Update:TAU)リクエスト(Request)メッセージを使用して端末301の現在状態が以前に通知した状態と異なっていることをMME309に通知する(333)。端末301が上記位置追跡アップデートリクエストメッセージを伝送する時、端末301は、上記接続リクエストメッセージと同様に、位置追跡アップデートリクエストメッセージ内に端末301の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを含めて伝送し、また追加的に上記無線チャネル状態情報とページングメッセージの上記反復伝送回数情報のうち少なくとも一つを含めて伝送できる。上記位置追跡アップデートリクエストメッセージ受信したMME309は、現在端末状態をアップデートし、ステップ335で、上記位置追跡アップデートリクエストメッセージを正常に受け取ったことを示す位置追跡アップデート確認(TAU Accept)メッセージを端末301に伝送する。端末301は、現在状態を反映する上記位置追跡アップデートリクエストが正常に行われたことを確認する。
以後、ステップ341で、MME309は、サービングゲートウエイ(S−GW)のようなネットワークエンティティから、端末301に伝送するデータが到着したという通報を受けると、端末301に受信するデータがあることを通知するために、ページングメッセージを伝送する必要があると判定する。ステップ343で、MME309は、上記ページングメッセージを伝送するためにステップ324又はステップ333を通して受信した最新の端末状態によって、現在端末301が位置していると判定される一つ又は複数の基地局にページング(Paging)メッセージを伝送する(343)。この時、ステップ324又はステップ333を通して受信した最新の端末状態情報を上記ページングメッセージに含めて伝送する。上記最新の端末状態情報は、端末301の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを含み、また追加的に上記無線チャネル状態情報とページングメッセージの上記反復伝送回数情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
端末301の最新の端末状態情報を含むページングメッセージを受信した基地局303は、ステップ345で、端末301が一般カバレッジ(NC)内にあるか拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かによって、端末301に伝送されるページングメッセージを一般端末に伝送されるページングメッセージと共に送るか、又は拡張されたカバレッジ(EC)内で動作するCEモード(or ECモードと称される)で反復して伝送するか否かを判定し、CEモードで反復して伝送する場合には、ページングメッセージの伝送回数を判定して、ステップ347乃至ステップ349で、端末301にダウンリンクデータがあることを通知するページングメッセージを伝送する。この時、ページングメッセージをCEモードで反復して伝送する場合には、基地局303は、ページングメッセージを伝送する時点を別途に計算し、別途の方法を通して伝送される。以下、図4を参照して、ページングメッセージをCEモードで反復して伝送する具体的な方法を説明する。
図4の実施形態で提案する上記方法を通して、CEモードで動作するMTC端末は、現在動作する状態をネットワークに通知し、別途にページングメッセージを受信することによって既存端末の影響を最小限にしながらも拡張されたカバレッジでもページングメッセージを正常に受信することができる。
図4は、本発明の実施形態による無線通信システムにおけるMTC端末がECモードで動作する時、ページングメッセージを受信する方法を示す図である。
図3の実施形態のように基地局が端末にページングメッセージを伝送する時に、図4で基地局は特定システムフレーム(System Frame、例えば10ms単位;毎フレーム毎にシステムフレーム番号があり、これは1ずつ増加;各フレームは0〜1023値を有する)421内の特定サブフレーム(Subframe、例えば1ms単位;一つのフレーム内に10個のサブフレームがあり、各サブフレームは0〜9値を有する)でページングメッセージが伝送される。既存一般端末がページングメッセージを受信するためのシステムでページングフレーム(Paging Frame:PF)及びページングサブフレームは、下記の<表1>で例示した方式を利用して決定される。下記<表1>でPO(Paging Occasion)は、上記ページングサブフレームを意味する。
Figure 2017526227
図4で端末が一般カバレッジ(NC)内にある場合、ページング受信タイミングは、例えば、3GPPTS36.304規格でPF,POを参照できる。本実施形態で端末が拡張カバレッジ(EC)内にある場合、ページング受信開始タイミングは、上記NC内にある場合のページング受信タイミングに最も近いページング反復区間の開始タイミングとして定められる。
基地局は、上記<表1>によって計算された特定フレーム内の特定サブフレームで一般端末にページングメッセージを伝送する。LTEシステムで基地局が端末にデータを伝送する時は、基地局が伝送しようとするサブフレーム401内で、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)403領域でリソース割り当てメッセージ411を伝送し、上記リソース割り当てメッセージには、実際データが伝送されるリソース位置が含まれる。上記リソース割り当てメッセージで指示した通り、実際データ413は、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)405領域で伝送される。
一方、本発明の実施形態のようにMTC端末がECモードで動作する場合には、反復伝送のような追加的な伝送方法が使用されるべきであり、各ページングメッセージが伝送される周期間に十分の時間差があって必要なだけ反復伝送が可能でなければならない。このために、本発明の実施形態ではページングメッセージの反復伝送のための2種類方法を提案する。
最初の方法は、上記した<表1>の方法を使用しても十分にページングメッセージを反復伝送できる場合に適用できる方法である。上記最初の方法で、基地局は、端末にページングメッセージが反復伝送される(又は、全てのダウンリンクデータが反復伝送される)時点を別途に通知し(例えば、毎サブフレーム0番から全てのダウンリンクデータ反復伝送開始)(413)、上記<表1>の方法によってページングメッセージが受信されるフレーム及びサブフレームから、最も近い反復伝送される時点(上記既存ページングが受信されるフレーム及びサブフレーム以前又は以後)からページングメッセージ伝送を開始する。図4を参照すれば、上記<表1>の方法によってページングメッセージが受信されるサブフレームは、フレーム421の4番目のサブフレーム417であると仮定すると、本実施形態によって、基地局は、フレーム421の0番目のサブフレーム413からページングメッセージを送信するか、又はフレーム427の0番目のサブフレームからページングメッセージを送信できる。以後、基地局は、次のページングメッセージ431を伝送する前の全てのフレーム(427のフレームを含む)で上記ページングメッセージを反復して伝送できる。
上記ページングメッセージの反復伝送のための第2の方法は、上記<表1>の方法を使用してもページングメッセージを十分に反復伝送できない場合に適用できる方法である。このような場合には、さらに長い周期を有する新たなページング周期が必要であり、このために現在最大周期である2.56秒を増やす方案(例5.12秒)、又は、上記<表1>の方法とは異なる方法を使用するか、上記<表1>の方法に含まれるSFN値を拡張してPF及びPOを計算する方法がある。上記<表1>の方法に含まれるSFN値を拡張するためには、現在10.24秒が最大長さである10ビットSFN情報(10ビットは1024フレーム、一つのフレームは10ms、したがって総10.24秒)を拡張する新たなフレーム番号を基地局が伝送でき、上記拡張されたフレーム番号と拡張されたページング周期を使用する場合には、下記の<表2>の数式を使用してページング伝送フレーム及びサブフレームを決定できる。
Figure 2017526227
一方、基地局がページングメッセージを反復伝送する方法に対する情報(すなわちECにある端末のためのページング反復区間情報)は、基地局により設定されてシステム情報を通してセル内に公知されて端末に通知するか、又は、MTC端末がCEモードで動作する時に固定されたリソース位置を使用するように予め関連規格上で明示されてもよい。すなわち、ECにある端末のためのページングメッセージに対するリソース割り当て/スケジューリングチャネルは、PDCCHの固定された又は制限されたセット(set)として定められる。また、セル内に公知されるか又は関連規格上の方法を通して反復伝送が固定されたPDSCHリソース位置で反復伝送が行われる場合、基地局は、PDCCH伝送内のリソース割り当てメッセージ411がなくても、直ちにページングメッセージ(413、414、415、416、417、418、419)を伝送することができる。
また、CEモードで動作するMTC端末に伝送されるページングメッセージは、既存ページングメッセージと異なる識別子を使用して伝送されてもよい。例えば、一般ページングメッセージは、リソース割り当てメッセージ411を伝送する時、ページング向け無線ネットワーク臨時識別子(Paging Radio Network Temporary Identifier:P−RNTI)を含めて伝送し、ページングメッセージを受信しようとする端末は、リソース割り当てメッセージ411にP−RNTIが含まれているか否かを判定して、該当リソース割り当てメッセージがページングメッセージ伝送のためのものであるか否かを判定できる。
本発明の実施形態では、上記P−RNTIの代りにカバレッジ拡張向けRNTI(Coverage Enhancement RNTI:CE−RNTI)を導入して、基地局がCEモードで動作するMTC端末のためのページング伝送する時、リソース割り当てメッセージを使用する場合、上記CE−RNTIを含めてリソース割り当てメッセージを伝送する方法を提案する。従って、CEモードで動作するMTC端末は、ページングメッセージを受信する際に、リソース割り当てメッセージに上記CE−RNTIが含まれているか否かを判定してページングメッセージを受信することができる。この場合、上記P−RNTIの代りに上記CE−RNTIを利用してCRC(Cyclic Redundancy Check)マスキングが実行される。
一方、他の実施形態で、端末がNCにあるか又はECにあるかによって、ページングメッセージを受信する動作を区分せずに、端末がNCにあるか又はECにあるかに関わらずページングメッセージを受信することも可能である。
図5は、本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末が状態情報をアップデートする手順を示す図である。図5の手順は、図3の実施形態における端末観点の動作を示す。図5を参照すれば、端末は、ステップ501で電源が入り、ステップ503で周辺セルの信号を探索して基地局(又はセル)を選択する手順を実行する。この時、端末は、受信信号強度又はセルが伝送するデータを反復受信する手順などを通して一般カバレッジ(NC)内にあるか又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するかを判定する。
以後、ステップ505で、端末は、ネットワークに現在端末が電源が入って電話を受けられることを通知するために、まず、基地局にRRC接続リクエスト(RRCConnection Request)メッセージを伝送する。この時、本発明の一実施形態で、端末がEC機能をサポートするか否かと、一般カバレッジ(NC)内にあるか拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するかを基地局に通知することができる。
以後、ステップ507で、端末は、基地局からRRC接続設定(RRC Connection Setup)メッセージを受信したか否かによって、受信した場合、ステップ509で上記RRC接続設定メッセージを正常に受信したことを通知するRRC接続設定完了(RRC Connection Setup Complete)メッセージを基地局に伝送する。この時、端末は、上記RRC接続設定完了メッセージに、ネットワークに位置登録を通知する接続リクエスト(Attach Request)メッセージを含めて伝送する。上記接続リクエストメッセージは、基地局を経由して、例えば、MMEのようなネットワークエンティティに伝送される。上記接続リクエストメッセージは、図3の実施形態で説明したように、端末の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを含み、また、端末が拡張されたカバレッジ(EC)内で動作する場合、追加的に上記無線チャネル状態情報とページングメッセージの上記反復伝送回数情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。
以後、ステップ511で、端末は、ネットワークから接続確認(Attach Accept)メッセージを受信すると、上記接続リクエストメッセージに含まれた情報がネットワークに正常に伝えられたことを確認し、ステップ513で、以前にネットワークに通知した端末の状態に比べて変更事項があるかを判定する。ステップ513で、端末の状態情報に変更がある場合、ステップ515で、端末は、位置追跡アップデートリクエスト(TAU Request)メッセージを使用して最近に通知した状態と異なっていることをMMEに通知する。ここで、上記位置追跡アップデートリクエストメッセージは、上記接続リクエストメッセージと同様に、端末の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを含み、また、端末が拡張されたカバレッジ(EC)内で動作する場合、追加的に上記無線チャネル状態情報とページングメッセージの上記反復伝送回数情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。
以後、ステップ517で、端末は、ネットワークから位置追跡アップデート確認(TAU Accept)メッセージを受信すると、上記位置追跡アップデートリクエストメッセージに含まれた情報がネットワークによく伝えられたことを確認して、以後、以前に通知した状態対比変更事項があるか否かを引き続き判定する。
図6は、本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末がページングメッセージを受信する手順を示す図である。図6の手順は、図3及び図4の実施形態における端末観点の動作を示す。
図6を参照すれば、ステップ601で、端末は、基地局からいつでもデータを送受信できるRRC接続(RRC_CONNECTED)状態から、アイドルモードのようなRRCアイドル状態(RRC_IDLE)に遷移する。RRCアイドル状態で、ネットワークで端末に送るデータがある場合には、ページングメッセージを伝送して端末をRRC接続状態に遷移させないと該当データを該当端末に送ることができない。
以後、ステップ603で、端末は、CEモードで動作するか否かを判定する。CEモードで動作する場合には、ステップ605で、端末は、図4の実施形態で説明した通り、上記<表2>で提案するページングフレーム、サブフレーム計算方式によって、ページング受信時点を計算する。
以後、ステップ607で、上記<表2>によって定められたページング受信時点で、端末は、リソース割り当てメッセージ受信が必要であるか否かを判定し、必要な場合、ステップ609で、端末は、上記したCE−RNTIを使用してページングメッセージ向けリソース割り当てメッセージを受信し、ステップ611で、上記リソース割り当てメッセージが示すページングメッセージを受信する。
一方、基地局がセル内に公知したり規格上で固定されたリソース位置を使用するように定められている場合には、端末は、ステップ607で、上記リソース割り当てメッセージを別途に受信する必要なく、ステップ611で、上記定められたリソース位置でページングメッセージを受信する。端末がCEモードで動作する場合には、次のページング区間まで幾つか反復して基地局が伝送してもよいので、端末は受信に成功するまで反復受信して成功確率を高める。
一方、ステップ603で、端末がCEモードで動作しない場合には、ステップ621で、端末は、<表1>で説明した既存ページングフレーム、サブフレーム計算方式によって、ページング受信時点を計算し、ステップ623で、該当時点でP−RNTIを使用してページングメッセージ向けリソース割り当てメッセージを受信し、ステップ625で、上記ページングメッセージ向けリソース割り当てメッセージを通して指示を受けたリソース位置でページングメッセージを受信する。
以後、ページングメッセージを成功的に受信した場合、端末は、ステップ631で自分に伝送されるデータがあるか否かを判定して、存在する場合、ステップ633で、RRC接続モードに遷移してダウンリンクデータを受信する。
図7は、本発明の実施形態による無線通信システムで基地局がページングメッセージを送信する手順を示す図である。図7の手順は、図3及び図4の実施形態における基地局観点の動作を示す。
図7を参照すれば、ステップ701で、基地局は、MMEからページングメッセージを受信して、特定端末に伝送するデータがあることを確認する。ここで、上記ページングメッセージは、端末の最新の状態情報を含む。上記状態情報は、端末の識別子と共に、上記EC機能サポート情報及び上記NC/EC領域表示情報のうち少なくとも一つを含み、また、追加的に上記無線チャネル状態情報とページングメッセージの上記反復伝送回数情報のうち少なくとも一つを含むことができる。ステップ703で、上記ページングメッセージ内の情報から該当端末がCEモードで動作するか否かを判定して、CEモードで動作する端末に対しては、図4の実施形態で提案する別途の方式でページングメッセージを伝送する。
ステップ703でページングメッセージを受信する端末がCEモードで動作する場合には、ステップ705で図4の実施形態で説明した通り、上記<表2>で提案するページングフレーム、サブフレーム計算方式によって、ページング伝送時点が計算される。
以後、ステップ707で、基地局は、上記<表2>の方式によって定められたページング伝送時点で、リソース割り当てメッセージ伝送が必要であるか否かを判定し、必要な場合、基地局は、ステップ709で、CE−RNTIを使用してページングメッセージ向けリソース割り当てメッセージを伝送し、ステップ711で、上記リソース割り当てメッセージが指示したリソース位置にページングメッセージを伝送する。
一方、基地局がセル内に公知したり規格上で固定されたリソース位置を使用するように定められている場合には、基地局は、ステップ707で上記リソース割り当てメッセージを別途に伝送する必要なく、ステップ711で定められたリソースでページングメッセージを伝送する。端末がCEモードで動作する場合には、次のページング区間まで、基地局は、ページングメッセージを反復して伝送することで、端末が成功的にページングメッセージを受けるようにする。
一方、ステップ703で、ページングメッセージを受信する端末がCEモードで動作しない場合には、ステップ721で、基地局は、<表1>で説明した既存ページングフレーム、サブフレーム計算方式によって、ページング受信時点を計算し、ステップ723で、該当時点でP−RNTIを使用してページングメッセージ向けリソース割り当てメッセージを送信し、ステップ725で、上記ページングメッセージ向けリソース割り当てメッセージを通して指示したリソース位置でページングメッセージを伝送する。
図8は、本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末のサービス領域を説明するための図である。
図8を参照すれば、基地局800は、参照番号815のように、システム情報を伝送するブロードキャスト情報、すなわち、SIB1(System Information Block1)を通してセル選択のための設定情報をブロードキャスティングする。上記設定情報を受信した端末は、上記設定情報に基づいて、該当セルの受信信号強度又は品質が定められた基準(Criteria)を満足させるかを判定する。満足させる場合、端末は、該当セルをサービングセルとして決定できる。このような動作をセル選択動作という。一方で、セル選択は、セルのサービス領域を決定する基準になり得る。すなわち、上記セルの受信信号強度又は品質が上記定められた基準(Criteria)を満足させない場合、上記端末は、上記セルをサービングセルと見なすことなく、他のサービングセルを探すはずである。
以下、端末のセル選択動作をさらに詳細に説明する。端末が特定セルをサービングセルとして決定するためには、信号強度及び品質観点で下記の数式を満足しなければならない。
Figure 2017526227
ここで、SrxlevとSqualは、下記<数式2>、<数式3>のように定義され、S−基準(S-Criteria)と称される。
Figure 2017526227
Figure 2017526227
上記<数式1>乃至<数式3>に関連する各変数の定義は、下記<表3>の通りである。LTE標準文書TS36.304では関連内容を詳細に記述している。下記q-Rxlevmin、q-Qualmin、q-Rxlevminoffset、q-Qualminoffset、PEMAXは、上記SIB1に含まれる。
Figure 2017526227
上記したS−基準(S-Criteria)によれば、特定セルに対する端末の受信信号強度q-Rxlevmeasと信号品質q-Qualmeasが所定の閾値を超過してこそ、上記セルがサービングセルとして決定されることが分かる。特定セルが、端末が一般的なサービスの提供を受けられる適合した(suitable)セルになるためには、上記<数式1>乃至<数式3>を満足しつつ、いくつかの追加的な条件を共に満足させなければならない。例えば、上記セルがサポートできるPLMN(Public Land Mobile Network)が端末のSelected PLMN、Registered PLMN又はEquivalent PLMNsに一致しなければならない。また、上記セルに対するアクセス禁止が設定されることなく、“forbidden tracking areas for roaming”リストに含まれていてはならない。上記言及した全ての条件が満足すると、上記セルは上記端末の適合したセルになり得る。
また、図8の説明に戻ると、基地局800の周辺から一定の距離が離れた2MTC端末(例えば、第1及び第2の端末(805、810)を仮定する。第1の端末805は、基地局800から近い距離に位置し、既存のセル選択動作を実行して、基地局800をサービングセルとして接続されることができる。参照番号820は、既存のセル境界選択基準に基づいて決定されるセル境界を示す。しかし、第2の端末810は、基地局800から相対的にさらに遠い距離に位置しているため、既存のセル選択動作を実行する場合、第2の端末810は、上記基地局をサービングセルとして接続されない。このような現象は、実際、第2の端末810が基地局800から非常に遠い距離に位置する場合又は地下鉄、倉庫などに設置されて通信環境が劣悪な場合に発生され、他の原因では、第2の端末810の受信機性能が劣悪なことから発生する。すなわち、実際セルは、第2の端末810が位置した地域までサービスできるように配置されたが、第2の端末810そのものの性能が落ちて第2の端末810が基地局800に接続されない場合もある。これは、MTC端末を一般端末より低コストで生産するために、性能が落ちる受信機を適用するからである。しかし、このような制約でも第2の端末810は、基地局800と接続されるべきである。このためには、新たな接近方法が必要になる。本発明の実施形態では、このようなMTC端末を考慮して、サービス領域を拡大させる方法を提案する。参照番号825は、CEモードで動作する第2の端末810の拡大されたサービス領域、すなわち、CEモードに基づくセル境界を示す。
図9は、本発明の実施形態による無線通信システムでMTC端末のセル選択動作を示す図である。
本実施形態でセル選択のための端末の動作モードは、既存のセル選択動作を実行して適合したセルを探す一般モード(Normal Mode:NM)とMTC端末のためのセル選択動作を実行して適合したセルを探す拡張領域モード(Extended coverage Mode:EM)を提案する。本実施形態は、基地局から非常に遠く離れているか、受信機性能が劣悪なMTC端末も基地局に接続されるように既存のセル選択方式を改善したものである。しかし、改善されたセル選択方式を活用することもできるが、できるだけ既存のセル選択動作を通して、適合したセルを探すことがより好ましい。これは、MTC端末に十分の品質のサービスを提供できるということを保障するからである。改善されたセル選択方式を通して、端末が基地局を探すと、端末は、劣悪なチャネル状態でも基地局に定着(キャンプオン:camp-on)できるが、EMでは、より多くの再伝送許容など品質が落ちるサービスの提供を受けるはずである。したがって、本実施形態では、MTC端末であっても、すぐEMで動作することでなく、まず既存のセル選択動作を実行した後、EMで動作するか、又はMTC端末は特定条件を満足する場合、すぐEMで動作することができる。
図9を参照すれば、ステップ900で、MTC端末(以下、端末)は、セル選択のためのセル探知及び周辺セル測定を実行する。ステップ905で、端末は、上記した<数式1>乃至<数式3>のS−基準を利用してセル選択動作を実行する。この時、必要な設定情報は、基地局からブロードキャストされるSIB1に含まれた情報を利用する。ステップ910で、端末は、S−基準(すなわち、第1のS−基準)を満足するか否かを判定する。他の実施形態で、上記S−基準を満足するか否かを判定するために、上記<数式1>乃至<数式3>を利用すること以外に、他の方法を考慮することもできる。例えば、端末がセルからブロードキャストされる、例えば、LTEシステムで、MIB(Master Information Block)及び/又はSIB1を受信してデコーディングすることに成功すると、S−基準を満足すると見なすことができる。既存のLTE技術では、T331タイマーが満了する前まで特定セルからMIB又はSIB1を受信するのに失敗すると、端末は、該当セルをセル選択する際に‘除外されたセル(barred cell)'と見なす。しかし、実施形態では、特定時間が経過しているにもかかわらずMIB又はSIB1を受信に失敗しても、該当セルを直ちに‘barred cell’と見なすことなく、下記言及したEMで接続されるセルからもMIB又はSIB1を受信されない場合に‘barre d cell’と見なすことを特徴とする。
ステップ910で、S−基準を満足すると、ステップ915で、端末は、上述した適合したセル条件に満足するか否かを判定する。満足しない場合、他の周辺セル中にS−基準を満足するセルがあるかを引き続き探索する。適合したセル条件まで満足すると、ステップ925で、端末は、該当セルに定着(camp-on)し、端末は、NMでセル選択して適合したセルを探したものと見なす。一方、ステップ910で、既存のセル選択方式でS−基準を満足しなかった場合、ステップ920で、端末は、既存のS−基準に特定補償値を適用して、またセル選択を実行する。上記特定補償値を適用する方法に対しては、また詳細に説明する。ステップ930で、端末は、上記改善されたS−基準(すなわち、第2のS−基準)が満足するか否かを判定する。満足すると、ステップ935で、上記セルが適合したセルに満足するか否かを判定する。また、満足すると、ステップ945で、上記端末がEMで上記セルを選択して、適合したセルを探したものと見なす。ステップ930でもS−基準を満足しなかった場合、ステップ940で、上記端末は、セル選択に失敗したものと見なす。上記した図9の実施形態を適用すれば、端末は、一つの適合したセルにキャンプオンするようになり、再選択方式によって、NM又はEMに区分して現在状態を見なすことができる。上記NM又はEMによって、端末は後続動作にも影響を受ける。
図9のステップ920を具体的に説明すれば、本実施形態では、既存のS−基準に特定補償値を適用する下記のような3種類のセル選択方法を提案する。
最初のセル選択方法は、下記<数式4>のように既存のS−基準数式に特定値(α)を固定的に足して適用するものである。
Figure 2017526227
上記特定値(α)の適用は、端末の受信信号強度又は品質が特定値(α)だけ落ちても、S−基準を満足させる。例えば、上記特定値(α)15dBに設定され、実験的に求められた他の特定値を利用することも可能である。
第2のセル選択方法は、S−基準を計算するのに適用される変数を別途に定義するものである。
具体的にはq-Rxlevminとq-Qualminに対応するCEモードで新たな値であるq-RxlevminCEとq-QualminCEを設定するものである。すなわち、端末は、ステップ920で、既存のq-Rxlevminとq-Qualminの代りに新しく定義された値であるq-RxlevminCEとq-QualminCE値を利用して、S−基準を計算する。本実施形態ではq-Rxlevminとq-Qualminを考慮したSrxlev及びSqualを満足すると、上記端末は、現在モードをNMと見なし、単に新しく定義したq-RxlevminCEとq-QualminCEだけを考慮したSrxlev及びSqualを満足すると、現在モードをEMと見なす。上記新しく定義された値は、既存の値と同一に基地局から提供されるはずである。
第3のセル選択方法は、既存の変数とは関係ない新たな変数を定義するものである。このような変数は、既存の変数の代りに使用されず、既存の変数と共に適用されてもよい。すなわち、下記<数式5>でq-RxlevoffsetCEとq-QualoffsetCEのように既存のS−基準に新たな変数を足した形態である。上記新たな2変数も基地局から提供されるはずである。
Figure 2017526227
端末が既存のS−基準を満足しないが、上記<数式5>を満足する場合、端末は、現在モードをEMと見なす。
移動する端末は、より適合したサービングセルを探すために努力する。これをセル再選択という。セル再選択方法は、サービングセルと周辺セルの受信信号強度と周波数及びRAT間の優先順位情報を考慮して実行される。上記優先順位情報は、基地局が例えば、SIB3に含めてブロードキャストし、端末毎にdedicatedに適用される優先順位情報は、RRC Connection Releaseメッセージを利用して提供されてもよい。セル再選択方法でも端末がNM又はEMによって、新たな規則が必要である。一般に、EM状態である端末がNMに変更可能であれば、NMに切り替えることが好ましい。したがって、既存の優先順位情報を加工する必要性が要求される。本実施形態の内容を詳細に説明する前に既存のセル再選択方法を説明する。
図10は、本発明の実施形態による無線通信システムで端末にセル再選択のための周波数別優先順位情報を提供する方法を示す図である。
セル再選択(Cell Reselection)とは、移動する端末が最もチャネル状態が良好なセルに接続されるように、サービングセルを再選択する過程であると理解される。ネットワークは、周波数別に優先順位を付与して、待機モードにある端末のセル再選択を制御する。例えば、端末が基地局から二つの周波数f1とf2に対する優先順位情報を受信し、f1がf2より高い優先順位を有する場合、端末がf1に留まる確率が高くなる。また、端末がf2にいても、f2のチャネル状態がよくないと、f1に変更しようとする。本実施形態で周波数別優先順位(priority)情報は、SIBを通してbroadcastされるか、dedicated RRC signallingであるRRC Connection Releaseメッセージを通して、特定端末に提供されてもよい。端末がSIBを通して既に周波数に対する優先順位情報を受信しても、UE-specific優先順位情報をRRCシグナリングで提供を受けると、SIBから受信した優先順位情報は無視されてもよい。各周波数の優先順位情報は、基地局からcellReselectionPriority IE(Information Element)を通して伝えられ、例えば、総8段階の優先順位のうち一つが与えられる。RAT(Radio Access Technology)間の周波数は、同一の優先順位を与えられない。端末のIDLE状態が‘任意のセル状態で定着(camped on any cell state)'であると、SIBを通して受けた周波数優先順位情報を適用し、RRCsignallingで受けた優先順位情報は使用せずに保存する。上記cellReselectionPriority IEは、optional IEであって、存在しないことがある。この場合、該当周波数に対する優先順位情報は、付与されないことである。この時、端末は該当周波数の優先順位を最も低い段階と見なす。
図10を参照すれば、端末は、ステップ1000でSIBを通して、EUTRA(Evolved Universal terrestrial Radio Access)だけでなく、他のRATで使用する周波数に対する優先順位情報の提供を受ける。しかし、必ずしも全ての周波数に対して優先順位情報が提供されることではない。現在定着(camp)したサービングセルの周波数に対する優先順位情報も提供されないことがある。端末は、ステップ1005で現在周波数に対して優先順位情報が存在するか否かを確認する。現在サービングセルの周波数に対する優先順位情報が提供されていないと、端末は、上記現在サービングセルの周波数の優先順位を最も低い段階と見做す。端末は、ステップ1015で各周波数の優先順位情報を適用する。端末は、基地局からRRC接続解除(Connection Release)メッセージを受けると、接続モード(Connected mode)から待機モード(IDLE mode)に切り替える。上記RRC接続解除メッセージには、周波数の優先順位情報が含まれてもよい。これは、UE-specificな情報として、一般にSIBから提供を受けた周波数優先順位情報より優先的に適用される。したがって、端末は、ステップ1020で上記RRC接続解除メッセージに周波数優先順位情報があるかを確認する。存在すると、上記RRC接続解除メッセージに共に含まれているタイマーT320値を適用して、一つのタイマーをステップ1025で駆動させる。端末は、現在の待機モード状態が‘任意のセル状態で定着(camped on any cell state)'であるか、又は‘一般状態で定着(camped normally state)'であるかをステップ1030で判定する。上記‘camped normally state’は、端末が適合したセルにキャンプしている状態を称する。上記適合したセルは、端末に一般的なサービス(normal service)を提供できるセルであって、下記のような4つの条件を満足させるセルである。上記適合したセルの定義に関連して適合したセルであるか判定しようとするセルがCSGセルでない場合、下記の条件1)乃至条件3)を全て満足する必要があり、条件4)はCSGセルである場合に適用される。
1)セルがselected PLMN、registered PLMN又はequivalent PLMN list内のあるPLMNに該当
2)Barringされないセル
3)Cell selection criterionを満足するセル
4)CSG(Closed Subscriber Group)セルであれば、端末のwhitelist内に該当CSG IDがあるセル
また、上記‘camped on anycell state’は、端末が適合したセルにcampできず、acceptable cellにcampしている状態を称する。Acceptable cellでは一般的なサービスは不可能であり、応急コール(emergency call)だけを端末が試すことができる。Acceptabl e cellは、下記のような2種類条件を全て満足させるセルである。
1)Barringされないセル
2)Cell selection criterionを満足するセル
ステップ1030で、端末が上記‘camped on any cell state'待機状態であると、RRC Connection Releaseメッセージから提供を受けた優先順位情報の代りにステップ1015に進行して、端末は、SIBから提供を受けた周波数優先順位情報を適用する。端末が、ステップ1030で‘camped normally’待機状態であると、 端末は、下記の3種類条件のうち少なくとも一つの条件が満足されるかをステップ1035で判定する。3種類条件は下記の通りである。
1)端末が接続モードに切り替える
2)T320タイマーが満了する
3)NAS(Non Access Stratum)リクエストによって、PLMN選択過程が実行される
上記3種類条件のうち一つの条件でも満足すると、端末は、ステップ1040でRRC Connection Releaseメッセージから提供を受けた優先順位情報を廃棄し、ステップ1015に進行して、SIBから提供を受けた周波数優先順位情報を適用する。そうでなければ、上記3種類条件のうちいずれの条件も満足しない場合、端末は、RRC Connection Releaseメッセージから提供を受けた優先順位情報をステップ1045で適用する。
周波数優先順位情報は、端末が実行する特定周波数の測定に影響を与える。現在のサービングセルより高い優先順位を有する周波数に対して端末は、測定(measurement)を常に実行する。これに反して、サービングセルと同一の周波数(intra-frequency)又はこれより優先順位が同一であるか又は低い他の周波数は、端末電力を節約するために該当周波数に対する測定を常に実行しない。端末の測定実行の可否は、サービングセルのチャネルQoS(Quality of Service)が特定閾値より小さいか又は同一な時に実行する。セル再選択は、チャネル状態が良好なセルに移動するために実行するが、現在サービングセルのチャネルQoSが良好であるため、敢えて優先順位が同一であるか又は低い周波数に移動する理由がない。したがって、不必要なチャネル測定による電力消耗を減らすために特定閾値を基準にして測定実行の可否を決定するものである。同一の周波数(intra-frequency)の場合に、特定閾値SintrasearchよりサービングセルのQoSが同一であるか低い場合、同一周波数の他のセルに対してチャネル測定を実行する。優先順位が同一であるか低い他の周波数に対しては、特定閾値SnonintrasearchよりサービングセルのQoSが同一であるか低い場合、該当他の周波数のセルに対してチャネル測定を実行する。チャネルQoSは、一般にRSRP(Reference Signal Receive Power)とRSRQ(Reference Signal Received Quality)を考慮する。
端末は、上記した方式で測定を実行し、高い優先順位を有する周波数のセルのチャネルQoSが特定閾値ThreshX-highより高くなると、端末は高い優先順位を有する周波数のセルをサービングセルとして再選択する。低い優先順位を有する周波数のセルのチャネルQoSが特定閾値ThreshX-lowより高く、サービングセルのQoSがThreshServing-lowより低くなると、端末は、低い優先順位を有する周波数のセルをサービングセルとして再選択する。
図11は、本発明の実施形態による無線通信システムで端末が信号強度によってセル再選択を実行する方法を示す図である。
図11の例では、本実施形態でサービングセルの再選択の際に利用される複数の(特定)閾値がサイズによって図示されている。
端末は、サービングセルに対する測定信号強度にかかわらず優先順位が高い周波数又はRATに対しては常にインター周波数/RAT測定を実行する。図9を参照すれば、サービングセルに対する測定信号強度が第1の特定閾値であるSintraSearch1125より低い場合、端末はイントラ周波数測定を実行する。サービングセルに対する測定信号強度が第2の特定閾値であるSnonintraSearch1130より低い場合、端末は、優先順位が現在サービングセルの周波数と同一又は低い周波数に対してインター周波数/RAT測定を実行する。このように段階的に端末が測定をトリガーする理由は、周辺セル測定による端末の電力消耗を減らすためである。高い優先順位を有する周波数のセル1110のチャネルQoSが第3の特定閾値であるThreshX-high1135より高くなると、端末は高い優先順位を有する周波数のセルをサービングセルとして再選択する。低い優先順位を有する周波数のセル600のチャネルQoSが第4の特定閾値であるThreshX-low1115より高く、サービングセルのQoSが第5の特定閾値であるThreshServing-low1120より低くなると、端末は、低い優先順位を有する周波数のセルをサービングセルとして再選択する。
また、セル再選択の際には、受信信号強度(RSRP)又は受信信号品質(RSRQ)を考慮することができる。受信信号品質、すなわちRSRQを利用する場合には、基地局は、それぞれThreshServing-low1120、ThreshX-low1115、ThreshX-high1135に対応するThreshserving-lowQ、ThreshX-lowQ、ThreshX-highQをブロードキャストして端末に提供する。受信信号強度を利用する時は、上記変数と区別するために、本発明の実施形態では各々ThreshServing-low1120、ThreshX-low1115、ThreshX-high1135に対応するThreshserving-lowP、ThreshX-lowP、ThreshX-highPを使用する。
図12a及び図12bは、本発明の実施形態による無線通信システムで受信信号品質(RSRQ)を考慮した閾値の提供可否によってセル再選択を実行する方法を示す図である。すなわち、図12a及び図12bの実施形態は、受信信号品質(RSRQ)を考慮した特定閾値Threshserving-lowQ、ThreshX-lowQ、ThreshX-highQの提供可否によって、セル再選択を実行する過程を説明するための図である。
図12を参照すれば、ステップ1200で周辺セルに対する測定を開始する。周辺セルは、例えば、周辺LTE周波数(Inter Frequency)セル又は周辺UTRANセルであり得る。ステップ1205で、端末は、基地局からセル再選択のための特定閾値で受信信号品質を考慮したThreshserving-lowQ、ThreshX-lowQ、ThreshX-highQの提供を受けたか否かを判定する。提供を受けたら、端末は、受信信号品質を基準にしてセル再選択可否を決定する。ステップ1210で、端末は、測定実行結果とサービングセルのSIB情報を適用してサービングセル及び周辺セルのS−基準であるSqualを計算する。ステップ1215で、端末は、サービングセル周波数の優先順位が周辺セル周波数のそれより高いか否かを判定する。そうでないと、ステップ1220で、端末は、定められた時間(例えば、Treselection時間)の間、上記周辺セルのSqualがThreshX-lowQより大きく、かつ、サービングセルのSqualがThreshserving-lowQより小さいか否かを判定する。そうでないと、端末は、セル再選択を実行せず、ステップ1205に進行する。
一方、ステップ1220で、周辺セルのSqualがThreshX-lowQより大きく、サービングセルのSqualがThreshserving-lowQより小さい場合、端末は、ステップ1230に進行して現在サービングセルに移動して定められた時間(例えば、1秒)が過ぎたか否かを判定する。過ぎていないと、端末は、上記周辺セルにセル再選択を実行する。一方、ステップ1215で、端末は、サービングセル周波数の優先順位が周辺セル周波数のそれより高いと、ステップ1225で、端末は、定められた時間(Treselection)の間に間周辺セルのSqualがThreshX-highQより高いか否かを判定する。高い場合、ステップ1230で、端末は、サービングセルに移動して定められた時間(例えば、1秒)が過ぎているか否かを考慮して、過ぎた場合ステップ1235でセル再選択を実行する。
一方、ステップ1205で、基地局がセル再選択のための特定閾値として受信信号品質を考慮したThreshserving-lowQ、ThreshX-lowQ、ThreshX-highQを提供せずに、受信信号強度(RSRP)を考慮したThreshserving-lowP、ThreshX-lowP、ThreshX-highPだけを提供したのであれば、端末は、Threshserving-lowQ、ThreshX-lowQ、ThreshX-highQの代わりにThreshserving-lowP、ThreshX-lowP、ThreshX-highPだけを考慮して上記説明した過程をステップ1240乃至ステップ1265で実行する。
具体的に、ステップ1240で、端末は、測定実行結果とサービングセルのSIB情報を適用してサービングセル及び周辺セルのSrxlevを計算する。ステップ1245で端末は、サービングセル周波数の優先順位が周辺セル周波数のそれより高いか否かを判定する。そうでない場合、ステップ1250で、端末は、定められた時間(例えば、Treselection時間)の間に上記周辺セルのSqualがThreshX-lowPより大きく、かつ、サービングセルのSqualがThreshserving-lowPより小さいか否かを判定する。そうでない場合、端末は、セル再選択を実行せずに、ステップ1205に進行する。一方、ステップ1250で周辺セルのSrxlevがThreshX-lowPより大きく、かつ、サービングセルのSrxlevがThreshserving-lowPより小さい場合、端末は、ステップ1260に進行して、現在サービングセルに移動してから定められた時間(例えば、1秒)が過ぎているか否かを判定する。過ぎていない場合、端末は、上記周辺セルにセル再選択を実行する。一方、ステップ1245で、端末は、サービングセル周波数の優先順位が周辺セル周波数のそれより高いと、ステップ1255で、端末は、定められた時間(Treselection)の間に間周辺セルのSrxlevがThreshX-highPより高いか否かを判定する。高い場合、ステップ1260で、端末は、サービングセルに移動して定められた時間(例えば、1秒)が過ぎているか否かを考慮して、過ぎている場合にステップ1265でセル再選択を実行する。
本発明の実施形態では、既存の優先順位情報と周辺セルがNM又はEMで接続可能であるか否かによって、セル再選択を実行する方法を提案する。既存のセル再選択規則は低い優先順位から高い優先順位周波数に移動するものである。また、可能であれば、EMの必要なく端末が接続され得るセルにキャンプオンすることが好ましい。したがって、本発明の実施形態では、既存の優先順位情報のみだけでなく、周辺セルが又はEMで接続可能であるか否かによって、セル再選択を決定する方案を提案する。このために本発明の実施形態では、EMを考慮する多様なセル再選択規則(alternative1乃至5)を提案する。
alternative1:EMを無視して既存の優先順位情報だけを考慮する。
alternative2:EMに接続可能な周波数に対する優先順位を無視し、NMに接続可能な周波数に対して優先権を付与する。
alternative3:ケース別に、他の規則を用意する。
alternative4:既存のセル再選択に適用される変数と別途に、EMに接続可能な周波数のみに適用される変数を定義する。例えば、EM関連セル再選択のみに適用する特定閾値Threshserving-lowforCE、ThreshX-lowPforCE、ThreshX-lowQforCE、ThreshX-highPforCE又はThreshX-highQforCEを基地局が端末に提供する。ここで、上記特定閾値は、図11及び図12a、12bの実施形態で説明した特定閾値に対応し、EM関連セル再選択のみで適用のためにCEモードを仮定したのである。
alternative5:既存の優先順位を全て無視し、全てのサポート可能な周波数は同一の優先順位を有すると見なす。
図13は、本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮するセル再選択規則を利用する端末の動作を示し、ここで、上記セル再選択規則は、alternative1を利用すると仮定する。
図13を参照すれば、ステップ1300で、端末は、基地局がブロードキャスト(broadcast)しているSIB(例えば、SIB3、SIB5、SIB6)からセル再選択関連設定情報を受信する。ステップ1305で、端末は、周辺セルに対して、既存のS−基準(すなわち、Srxlev及びSqual)と本発明の実施形態で提案した(すなわち、図9の実施形態で提案した)、EMで適用する改善されたS−基準を各々計算する。特に、EMを通してキャンプオンしたセルを定めた端末の場合、周期的にNMで接続可能なセルをさがすことができる。ステップ1310で、端末は、基地局から提供を受けた既存のセル再選択優先順位情報をNM又はEMに関係なくそのまま適用して、セル再選択動作を実行する。ただし、Srxlev又はSqual値をThreshserving-lowQ、ThreshX-lowQ、ThreshX-highQと比較する時、NMセルは、既存のS−基準を、EMセルは、上記本発明の実施形態で提案したS−基準を通して導出されたSrxlev又はSqual値を適用する。
図14は、本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する他のセル再選択規則を利用する端末の動作を示し、ここで、上記セル再選択規則はalternative2を利用すると仮定する。
図14を参照すれば、ステップ1400、1405は、図13のステップ1300、ステップ1305と同一である。ステップ1410で、端末は、EMを適用したセルに対する周波数優先順位を常にNMを適用したセルより低いと見なす。この場合、EMを通して接続可能なセルはNMを通して接続可能なセルより常に優先順位が低くなる。これは基地局がブロードキャストする情報を通して、上記基地局のセルがEMをサポート可能であることを示すインジケータを伝送する場合にトリガーされる。例えば、あるセルの周波数優先順位が‘3’であるとする。参考のため、既存のLTE標準で優先順位は、0から7間の値で表し、0が最も高い優先順位を意味する。端末が上記セルをNMでセル再選択を考慮すると、既存の優先順位‘3’を適用する。しかし、上記セルをEMでセル再選択を考慮すると、最も低い‘7’と見なすか、又は新しく定義される優先順位‘8’と見なすことができる。又は、現在考慮されている周波数の優先順位のうちで最も低いと内在的に見なすことができる。上記のような端末動作は、端末にとって可能であれば、NMを通して接続可能なセルにキャンプオンするためである。EMを通して接続可能なセル同士は既存の周波数優先順位をそのまま適用する。
下記<表4>は、EMを考慮するセル再選択規則のうちでalternative3に対する一例である。下記の<表4>に挙げられる多様な場合によって、優先順位を調整することができる。<表4>の最左側の二つの列は、サービングセルと周辺セルの優先順位とモードを表す。最後の列は、信号強度又は品質が現在サービングセルから周辺セルにセル再選択できる条件を満足する時、セル再選択の可能可否を表す。CM又はNMであるか否かによって、実際セル再選択を実行するかを決定できる。
Figure 2017526227
図15は、本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する他のセル再選択規則を利用する端末の動作を示し、ここで上記セル再選択規則はalternative4を利用すると仮定する。
図15を参照すれば、ステップ1500で、端末は、基地局からSIBを受信して既存のセル再選択設定情報とともに、追加的にEPでキャンプオン可能なセルに関連するセル再選択に適用される新たなパラメータ情報として、Threshserving-lowforCE、ThreshX-lowPforCE、ThreshX-lowQforCE、ThreshX-highPforCE、ThreshX-highQforCEのうち少なくとも一つの提供を受ける。上記Threshserving-lowforCEは、端末が現在キャンプオンしているサービングセルがEMを通して決定されていると、既存のThreshserving-lowより高い値に設定されたThreshserving-lowfoCEを適用する。ThreshX-lowPforCE及びThreshX-lowQforCE値は、優先順位が低いEMでキャンプオン可能なセルにセル再選択時に適用される。ThreshX-highPforCE及びThreshX-highQforCEは、優先順位が高いが、EMでキャンプオン可能なセルにセル再選択時に適用される。また、ステップ1305で、端末は、周辺セルに対して、既存のS−基準(すなわち、Srxlev及びSqual)と本発明実施形態で提案した(すなわち、図9の実施形態で提案した)、EMで適用する改善されたS−基準を各々計算する。
以後、ステップ1510で、端末は、既存のセル再選択優先順位を維持しつつ、上記EMに適用するセル再選択関連変数を考慮して、セル再選択を実行する。例えば、Threshserving-lowforCEは、端末にとって、優先順位が低いが、NMで接続可能なセルを再選択できる確率を高くする。また、ThreshX-low<ThreshX-lowPforCE、又はThreshX-lowQ<ThreshX-lowQforCEに設定すると、EMで、まず優先順位が低いセルとして再選択する確率が低くなる。ThreshX-highP<ThreshX-highPforCE又はThreshX-highQ<ThreshX-highQforCEに設定すると、高い優先順位を有するが、EMで接続可能な周波数にセル再選択する場合を減少させることができる。EMに適用するセル再選択関連変数を別途に用意すれば、端末が可能であれば、EMよりはNMで接続する確率を増加させることができる。
図16は、本発明の実施形態による無線通信システムでEMを考慮する他のセル再選択規則を利用する端末の動作を示し、ここで上記セル再選択規則はalternative5を利用すると仮定する。
図16を参照すれば、ステップ1600、ステップ1605は、図13のステップ1300、1305と同一である。ステップ1610で、端末は、全てのサポート可能な周波数優先順位を常に同一であると見なす。これは、基地局がブロードキャストする情報を通して、上記基地局のセルがEMをサポート可能であることを示すインジケータを伝送する場合にトリガーされる。
上述したように、セル再選択のために、端末は、所定の規則によって、サービング及び周辺周波数を測定する。すなわち、閾値SintrasearchよりサービングセルのQoSが高い場合には、高い優先順位を有する周波数のみに対して測定を実行する。同一周波数(intra-frequency)の場合に、特定閾値SintrasearchよりサービングセルのQoSが同一であるか低い場合に同一周波数の他のセルに対してチャネル測定を実行する。優先順位が同一であるか低い他の周波数に対しては、特定閾値SnonintrasearchよりサービングセルのQoSが同一であるか低い場合、該当他の周波数のセルに対してチャネル測定を実行する。これは端末の電力消耗を節約しつつ、可能な優先順位が高い周波数で端末をキャンプオンするためである。しかし、上記言及した周波数の優先順位実行方法によって、周波数優先順位は低いが、NMで接続可能な周波数が存在することがある。この場合、NMで接続できるとしても、低い周波数優先順位によって上記周波数を測定さえ出来ない。したがって、本発明の実施形態では、特定タイマーを適用して、周期的に周波数優先順位にかかわらずイントラ/インター周波数を測定する方法を提案する。上記タイマーは、特定イベントが発生する時に開始する。上記特定イベントは、下記言及したイベントのうち少なくとも一つであり得る。
イベント1:端末がEMモードで特定セルにキャンプオンする時、上記タイマー開始又は再開始
イベント2:端末が周波数優先順位に関わらずイントラ/インター周波数測定を実行した以後、上記タイマー開始又は再開始
また、上記特定イベントによるタイマーが満了すると、端末は、周波数優先順位に関わらずイントラ/インター周波数を測定する。測定された結果に基づいて、セル再選択動作を実行することができる。すなわち、周波数優先順位が低いが、NMで接続できるセルを再選択できる。例えば、CMで現在サービングセルにキャンプオンした端末は、NMで接続され得るセルのうち(周辺セルのチャネルQoSが特定閾値ThreshX-lowより高く現在サービングセルのQoSがThreshServing-lowより低い条件を満足する周辺セル)最も周波数優先順位が高いセルを再選択できる。
図17は、本発明の実施形態による無線通信システムでタイマーに基づいてイントラ/インター周波数を測定する方法を示す図である。
図17を参照すれば、ステップ1700で、端末がEMモードで特定セルにキャンプオンするようになると、ステップ1705で、端末は、特定タイマーを開始する。上記タイマーが満了するまで、端末は、intra-inter-freq測定を実行せずに、電力消耗を節約する。ステップ1715で、上記タイマーが満了すると、ステップ1710で、端末は、周波数優先順位にかかわらずイントラ/インター周波数測定を実行する。上記タイマーの周期が長すぎると、端末は、適時に最も適合したセルにキャンプオンすることを逃すことがある。したがって、上記タイマーは、端末性能の要求事項を考慮して設定されなければならない。イントラ/インター周波数測定を実行した後、端末は、ステップ1715で上記タイマーを再開始する。以後、ステップ1225で上記再開始したタイマーが満了すると、端末は、ステップ1720で、またイントラ/インター周波数測定を再実行する。また、端末はステップ1725で上記タイマーをまた再開始する。
図18は、本発明の実施形態による無線通信システムで反復的に伝送されるシステム情報、PDCCH、ページングの一例を示す図である。
図18を参照すれば、基地局からMTC端末が適用しなければならない設定情報(configuration information)を含むMTC専用MIB(Master Information Block)又はSIB(System Information Block)2010が反復的に伝送される(1815)。MTC端末は、上記反復的に伝送されるMIB又はSIBを受信し、受信された情報をソフトコンピュータバーイニング(soft combining)して、デコーディングを試す。上記反復回数は、予め定められていると仮定してもよい。上記反復伝送及びソフトコンピュータバーイニングは、MTC端末の受信性能を向上させるためである。上記言及したMIBは、従来のMIBとは異なって、他の無線リソース位置で伝送されてもよい。上記MIB又はSIBは、MPDCCHとページングに対する設定情報を含んでいる。上記MPDCCHは、MTC端末用PDCCH(Physical Downlink Control Channel)を簡略に称したことであり、上記MPDCCHは、従来のLTE規格で定義されたePDCCH(enhanced PDCCH)のようにPDSCH(Physical Downlink Control Channel)リソース領域で伝送される。上記PDSCHリソース領域は、サブフレーム1805でPDCCH1800の領域を除外した無線リソース領域を称する。従来のePDCCHは、PDCCHに載せられる情報の量を一部分担するために導入された。Low cost MTC端末は、例えば1.4MHzのように狭い周波数帯域幅だけを使用することができ、この時、MTC端末は、一般端末のために割り当てられたより広い帯域幅で伝送されるPDCCHをデコーディングできないこともある。したがって、本実施形態では、PDCCHに伝えられる情報をMTC端末に伝送するために、ePDCCHと同様にPDSCHリソース領域に位置するMTC端末用PDCCH(すなわち、上記MPDCCH)1820を提案する。上記MPDCCHもいくつか反復伝送されてソフトコンピュータバインディングされ得る(1830)。上記MPDCCHは、MTC専用ページングメッセージ1835の無線リソース位置を表す情報を含む。また、本実施形態では、上記MTC専用ページングメッセージを示すインジケータとしてCE−RNTI(Coverage Extension-Radio Network Temporary Identifier)を提案する。上記CE−RNTIは、従来のP−RNTIのようにページングメッセージを示すために使用され、また、従来のページングメッセージとMTC専用ページングメッセージを区別するために提案されたものである。上記MPDCCHの反復回数、MPDCCHが使用する無線リソースの位置などの設定情報は、上記MIB又はSIB内に含まれる。上記CE−RNTIを含むMPDCCHの伝送が開始されるフレーム及びサブフレーム位置は、従来のPF(Paging Frame)及びPO(Paging Occasion)を計算する数式を利用して計算されか、または、本発明の実施形態で上記<表2>で提案する方法を利用してもよい。MTC端末がMPDCCHからCE−RNTIを確認し、ページングメッセージのスケジューリング情報を獲得するのに成功すると、MTC端末は、上記スケジューリング情報を利用してページングメッセージを受信することができる。この時、MTC専用ページングメッセージ1835も反復伝送されることができる。(1840)。MTC端末は、その端末が使用するシステム周波数帯域より狭い、例えば、1.4MHzなどの周波数帯域(sub-band)を利用することができ、上記sub-bandは、時間によって変更され得る(すなわち、frequency hopping)。したがって、上記MTC専用MIB又はSIBが伝送されるsub-bandとMPDDCH又はページングメッセージが伝送されるsub-bandが全て相異なる周波数帯域に位置できる。この場合、MTC端末は、受信するsub-bandを移動させるための再調整時間(switching time)1845が必要である。この再調整時間1845の間、上記MTC端末は、RF(Radio Frequency)モジュールを変更されたsub-bandを受信するように再調整できる。上記再調整時間は、既に定められるか、又は、基地局がMTC専用MIB又はSIBを通して設定することもできる。一般に、上記再調整時間は、0〜N個のサブフレーム時間区間で定義される。仮に、上記MTC専用MIB又はSIBが伝送されるsub-bandとMPDDCH又はページングメッセージが伝送されるsub-bandが変更されず同一の周波数帯域を使用するのであれば、上記再調整時間は必要でないこともある。
図19は、本発明の実施形態による無線通信システムで端末がページングを受信する過程を示す図である。
図19を参照すれば、ステップ1915、ステップ1920で、基地局1905は、端末1900に基地局1905がサービス領域拡張のための反復伝送機能をサポートするか否かを従来のSIB1又はMTC専用MIB1920を利用して示す。上記再伝送機能をサポートするのであれば、本発明の実施形態でページングメッセージのみだけでなく、ePDCCH、MTC専用システム情報(すなわち、MIB、SIBなど)、プリアンブル、RAR、msg3といった、多様な種類のメッセージがサービス領域拡張のために反復伝送され、端末は、これを受信することができる。上記SIB1には、カテゴリ0をサポートするか否かを示すインジケータが含まれることができる。
ステップ1925で、上記言及したMTC専用MIB又は新たなMTC専用SIBを通してページングメッセージ受信に関連する設定情報が上記端末に提供される。ここで上記設定情報は、CE−RNTIを含むMPDCCHの設定情報とページング設定情報のうち少なくとも一つを含む。
本発明の実施形態で上記MPDCCHの設定情報は、下記<表5>乃至<表8>に例示の情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
Figure 2017526227
Figure 2017526227
Figure 2017526227
Figure 2017526227
また、本発明の実施形態で、上記ページングメッセージ関連設定情報は、下記<表9>に例示の情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
Figure 2017526227
また、図19の説明に戻って、ステップ1930乃至ステップ1940は、attachのためのランダムアクセス手順を示す。ステップ1930で、システム情報を成功的に受信したMTC端末は、ランダムアクセスを試す。MTC端末は、一般端末が使用するPRACH(Physical Random Access Channel)の無線リソースを使用せずに、別途の専用PRACH無線リソースを利用してランダムアクセスプリアンブルを基地局に伝送することもできる。上記一般端末と他の別途のPRACH無線リソースを使用する理由は、基地局にとって上記プリアンブルを伝送する端末が一般端末であるか又はMTC端末であるかを認知させるためである。基地局は、プリアンブルが伝送されるPRACH無線リソースに基づいて上記プリアンブルを伝送する端末の形態を把握し、上記形態に基づいて、RAR(Random Access Response)メッセージを反復伝送するか否かを決定できる。上記別途のMTC専用PRACH無線リソースの位置は、予め定義されているか又は上記MTC専用MIB又はSIBを通してMTC専用端末に提供されることができる。上記基地局は、上記MTC端末から上記プリアンブルを成功的に受信した後、ステップ1935からその応答でRARを上記MTC端末に伝送する。ステップ1940で上記RARを成功的に受信したMTC端末は、基地局にmsg3を伝送する。上記msg3には、上記端末がサービス領域を拡張するモードをサポートするMTC端末であることを示すLCID(Logical Channel ID)を含むことができる。上記LCIDを受信した基地局は、上記MTC端末には、サービス領域を拡張するモードが要求されることが分かり、今後、ページングメッセージを送る時に反復伝送を実行する。ステップ1945で、上記MTC端末は、基地局で端末性能情報(UE Capability Information)メッセージを伝送して、上記MTC端末がサービス領域を拡張するモードをサポートすることをまた通知することができる。上記端末性能情報メッセージには、既存の上記端末のCat.0能力情報(サポート可否表示)と共に、反復受信できるかを表す能力情報が含まれることができる。
以後、ステップ1950で、上記基地局は、MME(Mobility Management Entity)に上記MTC端末がサービス領域を拡張するモードをサポートすることを通知する。この時、基地局は、MMEに上記端末がページングの反復受信ができるかに対する能力情報を伝達できる。ステップ1955で、上記MMEは、上記MTC端末にページングメッセージを送らなければならない場合、上記ページングメッセージと共に、上記MTC端末に反復伝送が必要であることを示す。以後、ステップ1960で、上記基地局は、上記MPDCCHを利用して、CE−RNTIとページングメッセージのスケジューリング情報を上記MTC端末に提供する。上記MPDCCHも反復伝送されることができる。MPDCCHの反復伝送が完了した後、ステップ1965で順次的に基地局はページングメッセージも反復伝送する。ステップ1960とステップ1965の伝送でrobust MCS(modulation and coding scheme)が利用されることができる。
図20は、本発明の実施形態による無線通信システムでページングを受信する端末の動作を示す図である。
図20を参照すれば、MTC端末がサービス領域を拡張するために基地局とやりとりした全てのメッセージは反復送受信できる。ステップ2000で、上記MTC端末は、MTC専用MPDCCHとページングの設定情報を含む新たなMTC専用MIB又はSIBを受信する。ステップ2005で、上記MTC端末は、最大反復受信回数まで上記情報受信を試し、ステップ2010で反復受信された情報をソフトコンピュータバインディングして、上記情報を成功的にデコーディングしたか否かを判定する。上記デコーディングが成功した場合、ステップ2015で、上記MTC端末は、上記獲得したMPDCCHとページング設定情報を適用する。また、ステップ2020で、常時、MTC端末は、自身のページングメッセージを受信するために、MPDCCH又はページングメッセージが伝送されるPF(Paging Frame)及びPO(Paging Occasion)を計算する。上記PFとPOは、上記<表1>と<表2>の方法を利用して計算される。ステップ2025で、上記MTC端末は、上記計算したPF及びPOタイミングが渡来するかを判定して、そのタイミングが渡来した場合、ステップ2030で、上記MTC端末はMPDCCHを受信する。ステップ2035で、上記MTC端末は、最大反復受信回数まで上記MPDCCHの情報受信を試し、ステップ2040で上記反復受信されたMPDCCHの情報をソフトコンピュータバインディングして、上記MPDCCHの情報が成功的にデコーディングされたか否かを判定する。以後、ステップ2045で、上記MTC端末は、上記獲得したMPDCCHに自身に関連するCE−RNTIが含まれているか否かを判定する。上記CE−RNTIは、従来のP−RNTIのように、プリアンブルを伝送した無線リソースの位置を考慮して計算されてもよい。ステップ2045で、上記MTC端末は、MPDCCHに自身に関連するCE−RNTIが含まれていると、ステップ2050で、上記MTC端末は、MPDCCHが提供するスケジューリング情報を利用して、ページングメッセージを受信する。この時、上記MTC端末は、ステップ2055で最大反復受信回数まで上記ページングメッセージの受信を試す。また、ステップ2060で、上記MTC端末は、反復受信されたページングメッセージの情報をソフトコンピュータバインディングして、上記ページングメッセージの情報が成功的にデコーディングされたか否かを判定する。
一方、図20a及び図20bのステップ2000乃至ステップ2010で、上記MTC端末は最大反復回数までMIB又はSIBを受信した後、デコーディング成功可否を判定すると説明したが、上記MTC端末は、最大反復回数前にMIB又はSIBを正常に受信した場合、残った反復回数に対してMIB又はSIBを受信する動作を省略できる。また、図示されないが、上記MTC端末は、最大反復回数までMIB又はSIBを受信した後、デコーディングに失敗した場合、MIB又はSIBの受信が失敗したと判定して、以後動作を終了するか又は予め定められた手順を実行することも可能である。同様に、上記最大反復回数までの反復受信に関連して図示されない上記した各場合の動作は、ステップ2030乃至ステップ2040でMPDCCHの受信動作と、ステップ2050乃至ステップ2060でページングメッセージの受信動作にも同一方式で適用されてもよい。
図21は、本発明の実施形態による無線通信システムで端末の構成を示す図である。
図21を参照すれば、本発明の実施形態による端末は、送受信部2105、制御部2110、多重化及び逆多重化部2120、制御メッセージ処理部2135及び各種上位階層処理部2125、2130を含む。送受信部2105は、サービングセルの順方向チャネルでデータ及び所定の制御信号を受信し、逆方向チャネルでデータ及び所定の制御信号を伝送する。複数のサービングセルが設定された場合、送受信部2105は、上記複数のサービングセルを通じるデータ送受信及び制御信号送受信を実行する。多重化及び逆多重化部2120は、上位階層処理部2125、2130や制御メッセージ処理部2135で発生したデータを多重化したり送受信部2105で受信されたデータを逆多重化して、適切な上位階層処理部2125、2130や制御メッセージ処理部2135に伝達する役割をする。
制御メッセージ処理部2135は、基地局から受信された制御メッセージを処理して必要な動作を取る。上位階層処理部2125、2130は、サービス別に構成されることができ、FTP(File Transfer Protocol)やVoIP(Voice over Internet Protocol)といったユーザサービスで発生するデータを処理して多重化及び逆多重化部2115に伝達するか、または、多重化及び逆多重化部2115から伝えられたデータを処理して上位階層のサービスアプリケーションに伝達する。また、制御部2110は、送受信部2105を通して受信されたスケジューリング命令、例えば、アップリンクリソース割り当て情報を確認して適切な時点に適切な伝送リソースでアップリンク伝送が実行されるように送受信部2105と多重化及び逆多重化部2115を制御する。
本発明の実施形態では、制御メッセージ処理部2135で端末の現在状態の変更可否によってネットワークに現在状態を引き続きアップデートできるように接続リクエストメッセージ又は位置追跡アップデートリクエストメッセージを生成し、以後、動作モードによって定められた時点でページングメッセージを受信して、端末に受信されるパケットが存在するか否かを判定する。また、図21の実施形態では具体的な例示のために、複数の構成要素を図示したが、本発明の実施形態の端末は、送受信部と制御部を含む構成で具現されてもよい。ここで、上記制御部は、図3乃至図20bで説明した方式によってMTC通信を制御し、ページングメッセージを受信する動作を制御し、またセル(再)選択動作を制御する。
図22は、本発明の実施形態による無線通信システムで基地局の構成を示す図である。
図22の基地局装置は、送受信部2205、制御部2210、多重化及び逆多重化部2220、制御メッセージ処理部2235、各種上位階層処理部2225、2230、スケジューラ2215を含む。
図22を参照すれば、送受信部2205は、ダウンリンク搬送波を通してデータ及び所定の制御信号を伝送し、アップリンク搬送波を通してデータ及び所定の制御信号を受信する。複数の搬送波が設定された場合、送受信部2205は、上記複数の搬送波を通してデータ送受信及び制御信号送受信を実行する。多重化及び逆多重化部2220は、上位階層処理部2225、2230や制御メッセージ処理部2235で発生したデータを多重化するか、または、送受信部2205で受信されたデータを逆多重化して適切な上位階層処理部2225、2230や制御メッセージ処理部2235、又は制御部2210に伝達する役割をする。制御メッセージ処理部2235は、端末が伝送した制御メッセージを処理して必要な動作を取るか、または、端末に伝達する制御メッセージを生成して下位階層に伝達する。上位階層処理部2225、2230は、端末別サービス別に構成されることができ、FTPやVoIPといったユーザサービスで発生するデータを処理して多重化及び逆多重化部2220に伝達するか、または、多重化及び逆多重化部2220から伝達したデータを処理して上位階層のサービスアプリケーションに伝達する。
また、制御部2210は、端末がいつチャネル状態情報などを伝送するかを判定して送受信部2205を制御する。スケジューラ2215は、端末のバッファー状態、チャネル状態及び端末の活動時間などを考慮して端末に適切な時点に伝送リソースを割り当て、送受信部2205に端末が伝送した信号を処理するか、または、端末に信号を伝送するように処理する。また、図22の実施形態では、具体的な例示のために、複数の構成要素を図示したが、本発明の実施形態で、基地局は送受信部と制御部を含む構成で具現されてもよい。ここで、上記制御部は、図3乃至図20bで説明した方式によってMTC通信を制御し、ページングメッセージを送信する動作を制御し、また、端末のセル(再)選択に関連する動作を制御する。
上記した本発明の実施形態によれば、既存端末に対する影響を最小限にしつつ、MTC端末がページングを効率的に受信するための方案を提供できる。また、上記した実施形態を通して既存端末に影響を最小化しつつ拡張されたカバレッジを必要とするMTC端末との通信をサポートし、MTC端末は、ページングメッセージを効率的に受信して円滑な通信を実行することができる。また、上記した本発明の実施形態はMTC端末のためのセル選択及びセル再選択方法を提供するため、MTC端末は、カバレッジ拡張を通してセルと通信を円滑にできる状況でセルを選択及び再選択できる。
105 次世代基地局
110 次世代基地局
115 次世代基地局
120 次世代基地局
135 ユーザ端末
800 基地局
805 端末
810 端末
2105 送受信部
2110 制御部
2120 多重化及び逆多重化部
2125 上位階層処理部
2130 上位階層処理部
2135 制御メッセージ処理部
2205 送受信部
2210 制御部
2215 スケジューラ
2220 多重化及び逆多重化部
2225 上位階層処理部
2230 上位階層処理部
2235 制御メッセージ処理部

Claims (14)

  1. MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるページングメッセージを受信する方法であって、
    端末が一般カバレッジ(NC)又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かを判定する過程と、
    前記判定結果によって、EC機能サポート情報及び前記NC又はECの領域表示情報のうち少なくとも一つを含む状態情報をネットワークに伝送する過程と、
    前記状態情報に関連する動作モードによってページング受信時点を決定する過程と、
    前記決定されたページング受信時点によって、前記ページングメッセージを受信する過程と、を含むことを特徴とするページングメッセージを受信する方法。
  2. 前記状態情報に変更がある場合、前記変更された状態情報を前記ネットワークに伝送する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のページングメッセージを受信する方法。
  3. 前記状態情報は、接続リクエストメッセージと位置追跡アップデートリクエストメッセージのうち少なくとも一つを利用して伝送されることを特徴とする請求項1に記載のページングメッセージを受信する方法。
  4. 前記動作モードがCEモードである場合、カバレッジ拡張向けRNTI(Coverage Enhancement RNTI:CE−RNTI)を利用して前記ページングメッセージの受信のためのリソース割り当てメッセージを受信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のページングメッセージを受信する方法。
  5. 前記受信する過程は、前記動作モードがCEモードである場合、前記状態情報に含まれた反復回数情報によって前記ページングメッセージを反復して受信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のページングメッセージを受信する方法。
  6. MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるページングメッセージを受信する端末であって、
    前記ページングメッセージの受信のためのメッセージを送受信する送受信部と、
    一般カバレッジ(NC)又は拡張されたカバレッジ(EC)内に存在するか否かを判定し、前記判定結果によってEC機能サポート情報及び前記NC又はECの領域表示情報のうち少なくとも一つを含む状態情報をネットワークに伝送し、前記状態情報に関連する動作モードによってページング受信時点を決定し、前記決定されたページング受信時点によって前記送受信部を通して前記ページングメッセージを受信する動作を制御する制御部と、を含むことを特徴とする端末。
  7. 前記制御部は、前記状態情報に変更がある場合、前記変更された状態情報を前記ネットワークに伝送する動作をさらに制御することを特徴とする請求項6に記載の端末。
  8. 前記状態情報は、接続リクエストメッセージと位置追跡アップデートリクエストメッセージのうち少なくとも一つを利用して伝送されることを特徴とする請求項6に記載の端末。
  9. 前記制御部は、前記動作モードがCEモードである場合、カバレッジ拡張向けRNTI(Coverage Enhancement RNTI:CE−RNTI)を利用して前記ページングメッセージの受信のためのリソース割り当てメッセージを受信する動作をさらに制御することを特徴とする請求項6に記載の端末。
  10. 前記制御部は、前記動作モードがCEモードである場合、前記状態情報に含まれた反復回数情報によって前記ページングメッセージを反復して受信する動作をさらに制御することを特徴とする請求項6に記載の端末。
  11. MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるセル選択を実行する方法であって、
    前記セル選択のためのセル探索及び測定を実行する過程と、
    前記セル選択のための第1の基準を満足するセルが存在しない場合、ECのための補償値が適用された前記セル選択のための第2の基準を適用してセル選択を実行する過程と、を含むセル選択を実行することを特徴とする方法。
  12. MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるセル選択を実行する端末であって、
    前記セル選択のためのシステム情報を受信する受信部と、
    前記セル選択のためのセル探索及び測定を実行し、前記セル選択のための第1の基準を満足するセルが存在しない場合、ECのための補償値が適用された前記セル選択のための第2の基準を適用してセル選択を実行する動作を制御する制御部と、を含むことを特徴とする端末。
  13. MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるセル再選択を実行する方法であって、
    前記セル再選択のためのパラメータ情報を含むシステム情報を受信する過程と、
    前記パラメータ情報を利用して周辺セルに対して、前記セル再選択のために、既存方式による第1の基準とEMによる第2の基準を各々計算して前記セル再選択を実行する過程と、を含むことを特徴とするセル再選択方法。
  14. MTC(Machine Type Communication)をサポートする無線通信システムにおけるセル再選択を実行する端末であって、
    前記セル選択のためのパラメータ情報を含むシステム情報を受信する受信部と、
    前記パラメータ情報を利用して周辺セルに対して、前記セル再選択のために、既存方式による第1の基準とEMによる第2の基準を各々計算して前記セル再選択を実行する動作を制御する制御部と、を含むことを特徴とする端末。
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