JP2017533681A - ページングメッセージ送信方法、基地局、モビリティ管理エンティティ、およびユーザ機器 - Google Patents

ページングメッセージ送信方法、基地局、モビリティ管理エンティティ、およびユーザ機器 Download PDF

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Abstract

ページングメッセージ送信方法、基地局、モビリティ管理エンティティおよびユーザ機器が提供される。一方法は、基地局により、モビリティ管理エンティティ(MME)によって送信された第1のページングメッセージを受信するステップであって、第1のページングメッセージは、該第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器(UE)のカバレッジ拡張情報を含む、ステップと、基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップとを含む。

Description

本発明の実施態様は、通信分野に関し、特に、ページングメッセージ送信方法、基地局、モビリティ管理エンティティ、およびユーザ機器に関する。
モノのインターネットとは、人とモノとが相互接続され、モノとモノとが相互接続されるように、物質世界に関する情報が、認識、計算処理、実行、および通信、ならびに情報の伝送、調整、および処理を行うことができる様々なデバイスを配置することによって獲得されるネットワークをいう。
モノのインターネットでは、スマートメータ読取りは重要なアプリケーションである。例えば、スマートメータ読取りは、水道、電気、ガスなどの計測情報を自動的に読み取り、計測情報をデータセンタに報告するのに特に用いられる。この種のサービスは、通常、きわめて低いデータレートで実行される小パケット伝送であり、他のサービスがあまり存在しないサイレント期間中に完了することができる。スマートメータ読取りを備えるユーザ機器は、通常、住宅の地下室に設置されており、または金属ハウジングによって隔離されており、または壁の厚い古い建物に配置されている。この場合、ユーザ機器と基地局との間の経路は大きな損失を被る。コストや周波数スペクトルといった要因を考慮すると、新しいサイト中継装置を追加することが予期されない場合に、ユーザ機器にサービスを提供するためにユーザ機器のページング時のユーザ機器のカバレッジをどのように保証するかが解決すべき問題である。
本発明の実施態様は、ユーザ機器を効果的にカバーするために、ページングメッセージ送信方法、基地局、モビリティ管理エンティティ、およびユーザ機器を提供する。
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は、ページングメッセージ送信方法を提供し、本方法は、
基地局により、モビリティ管理エンティティMMEによって送信される第1のページングメッセージを受信するステップであって、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップと、
基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップとを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、
基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップは、
基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、基地局により、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、基地局により、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実施態様において、基地局により、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するステップは、
基地局により、最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップであって、最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルが基地局によってサポートされている、ステップを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップは、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、基地局により、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局により、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、基地局により、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するステップを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
基地局により、モビリティ管理エンティティMMEによって送信される第1のページングメッセージを受信するステップの後に、本方法は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局により、UEへ第2のページングメッセージを送信することをスキップするステップをさらに含み、または、
基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップは、具体的には、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップである。
第1の態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実施態様において、基地局により、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップの前に、本方法は、
基地局により、UEによって報告されるUEのカバレッジ拡張情報を受信するステップ、または、
基地局により、UEのカバレッジ拡張情報を受信し、基地局により、MMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するステップをさらに含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第6の可能な実施態様において、本方法は、
基地局により、MMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信するステップをさらに含む。
第1の態様、または第1の態様の第1、第2、第3、第4、第5、もしくは第6の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第7の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とすること、UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第8の可能な実施態様において、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は、ページングメッセージ送信方法を提供し、本方法は、
モビリティ管理エンティティMMEにより、ユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を獲得するステップと、
UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップであって、基地局は、UEが位置している位置登録エリアに位置している、ステップとを含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップは、
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示する場合に、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップを含み、
MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップの後に、本方法は、
MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップであって、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップをさらに含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様において、本方法は、
MMEにより、基地局によって送信される基地局のカバレッジ拡張情報を受信するステップをさらに含む。
第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップは、
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップを含み、
MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップの後に、本方法は、
MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップであって、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップをさらに含む。
第2の態様2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第4の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップは、
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するステップを含む。
第2の態様2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第5の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップは、
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含まない、ステップを含む。
第2の態様2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップは、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップであって、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップを含み、
MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップの後に、本方法は、
MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップをさらに含む。
第2の態様2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第7の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報に従って、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップは、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するステップを含む。
第2の態様、または第2の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6、もしくは第7の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第8の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とすること、UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第2の態様の第2、第3、第4、第5、第6、もしくは第7の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第9の可能な実施態様において、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は、ページングメッセージ送信方法を提供し、本方法は、
ユーザ機器UEにより、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するステップと、
UEにより、UEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されるページングメッセージを受信するステップとを含む。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施態様において、本方法は、
UEにより、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するステップをさらに含み、
UEにより、UEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されるページングメッセージを受信するステップは、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従って、UEにより、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するステップ、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従って、UEにより、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するステップ、または、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合に、非カバレッジ拡張方式で、UEにより、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するステップを含む。
第3の態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実施態様において、本方法は、
UEにより、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するステップと、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、UEにより、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するのことをスキップするステップとをさらに含み、または、
UEにより、UEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されるページングメッセージを受信するステップは、具体的には、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、UEにより、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するステップである。
第3の態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施態様において、UEにより、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するステップの前に、本方法は、
UEにより、UEはカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定するステップと、
UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、UEにより、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加するステップと、UEがカバレッジ拡張を必要とする場合、UEにより、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加するステップとをさらに含む。
第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実施態様において、UEにより、UEはカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定するステップは、
UEにより、UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定し、RSRPが第1の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、RSRPが第1の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEにより、UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定し、伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、伝搬損が第2の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEにより、物理ランダム・アクセス・チャネル上でUEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定し、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEにより、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定し、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップを含む。
第3の態様または第3の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第5の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とすること、UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態は、基地局を提供し、本基地局は、
モビリティ管理エンティティMMEによって送信される第1のページングメッセージを受信するように構成された受信モジュールであって、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を含む、受信モジュールと、
UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するように構成された送信モジュールとを含む。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、
送信モジュールは、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信し、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するように特に構成されている。
第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実施態様において、送信モジュールは、最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するように特に構成され、最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルが基地局によってサポートされている。
第4の態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
送信モジュールは、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信し、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信し、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するように特に構成されている。
第4の態様に関連して、第4の態様の第4の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
基地局は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、UEへ第2のページングメッセージを送信することをスキップするように構成された処理モジュールをさらに含み、または、
送信モジュールは、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するように特に構成されている。
第4の態様に関連して、第4の態様の第5の可能な実施態様において、受信モジュールは、UEによって報告されるUEのカバレッジ拡張情報を受信するようにさらに構成されており、または、
受信モジュールは、UEのカバレッジ拡張情報を受信するようにさらに構成されており、かつ送信モジュールは、MMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するようにさらに構成されている。
第4の態様に関連して、第4の態様の第6の可能な実施態様において、送信モジュールは、MMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信するようにさらに構成されている。
第4の態様、または第4の態様の第1、第2、第3、第4、第5、もしくは第6の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第7の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とすること、UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第8の可能な実施態様において、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施形態は、モビリティ管理エンティティMMEを提供し、本MMEは、
ユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された獲得モジュールと、
UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するように構成された決定モジュールであって、基地局は、UEが位置している位置登録エリアに位置している、決定モジュールとを含む。
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実施態様において、決定モジュールは、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示する場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定し、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ように特に構成されており、
MMEは、決定モジュールが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ように構成された送信モジュールをさらに含む。
第5の態様に関連して、第5の態様の第2の可能な実施態様において、MMEは、基地局によって送信される基地局のカバレッジ拡張情報を受信するように構成された受信モジュールをさらに含む。
第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実施態様において、決定モジュールは、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定し、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ように特に構成されており、
MMEは、決定モジュールが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ように構成された送信モジュールをさらに含む。
第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第4の可能な実施態様において、決定モジュールは、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するように特に構成されている。
第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第5の可能な実施態様において、決定モジュールは、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定し、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含まない、ように特に構成されている。
第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第6の可能な実施態様において、決定モジュールは、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージがUEのカバレッジ拡張情報を含む、ように特に構成されており、
MMEは、基地局へ第1のページングメッセージを送信するように構成された送信モジュールをさらに含む。
第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第7の可能な実施態様において、決定モジュールは、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するように特に構成されている。
第5の態様または第5の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6、もしくは第7の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第8の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とすること、UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第5の態様の第2、第3、第4、第5、第6、もしくは第7の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第9の可能な実施態様において、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
第6の態様によれば、本発明の一実施形態は、ユーザ機器UEを提供し、本UEは、
基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するように構成された送信モジュールと、
UEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されるページングメッセージを受信するように構成された受信モジュールとを含む。
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実施態様において、UEは、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された獲得モジュールをさらに含み、
受信モジュールは、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されるページングメッセージを受信し、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されるページングメッセージを受信し、または、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合に、非カバレッジ拡張方式で、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するように特に構成されている。
第6の態様に関連して、第6の態様の第2の可能な実施態様において、UEは、
基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された獲得モジュールと、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するのをスキップするように構成された、処理モジュールとをさらに含み、または、
受信モジュールは、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局によって送信されるページングメッセージを受信するように特に構成されている。
第6の態様に関連して、第6の態様の第3の可能な実施態様において、UEは、UEがカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定し、UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加し、そうではなくUEがカバレッジ拡張を必要とする場合、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加するように構成された決定モジュールをさらに含む。
第6の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第4の可能な実施態様において、決定モジュールは、UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定し、RSRPが第1の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなくRSRPが第1の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定し、伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなく伝搬損が第2の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、物理ランダム・アクセス・チャネル上でUEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定し、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなく物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定し、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなくUEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するように特に構成されている。
第6の態様または第6の態様の第1、第2、第3、もしくは第4の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第5の可能な実施態様において、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とすること、UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
前述の技術的解決策からわかるように、本発明の実施態様には以下の利点がある。
本発明の実施態様では、MMEが基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるUEのカバレッジ拡張情報を含む。基地局は、MMEによって送信される第1のページングメッセージからUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができ、基地局は、UEの前述のカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することができる。基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信される第2のページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。
本発明の一実施形態によるページングメッセージ送信方法の概略ブロックフローチャートである。 本発明の一実施形態による別のページングメッセージ送信方法の概略ブロックフローチャートである。 本発明の一実施形態による別のページングメッセージ送信方法の概略ブロックフローチャートである。 本発明の一実施形態による、MMEとUEと基地局との間の対話プロセスの概略図である。 本発明の一実施形態による基地局の概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造構成図である。 本発明の一実施形態によるMMEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のMMEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のMMEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態によるUEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のUEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のUEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のUEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のMMEの概略構造構成図である。 本発明の一実施形態による別のUEの概略構造構成図である。
本発明の実施形態は、ユーザ機器を効果的にカバーするために、ページングメッセージ送信方法、基地局、モビリティ管理エンティティ、およびユーザ機器を提供する。
本発明の目的、特徴、および利点をより明確によりわかりやすくするために、以下で、本発明の実施形態における添付の図面に関連して本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。当然ながら、以下で説明する実施形態は本発明の実施形態の全部ではなく一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1の」、「第2の」などの用語は、類似した対象を区別するためのものであり、必ずしも特定の順序や連続を示しているとは限らない。そのように用いられる用語は、適切な状況では交換可能であることを理解すべきである。これは、本発明の実施形態において同じ属性を有する対象を記述する場合に用いる単なる区別方法である。加えて、「include」、「have」という用語、およびこれらの用語の任意の他の変形は非排他的包含を対象とするものであり、そのため、一連のユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、もしくはデバイスは、必ずしもそれらのユニットだけに限定されるとは限らず、明記されていない、またはそうしたプロセス、方法、システム、製品、もしくはデバイスに固有の他のユニットを含んでいてよい。
詳細については以下で別途説明する。
本発明におけるページングメッセージ送信方法の一実施形態は、基地局に適用することができる。図1を参照すると、本発明の一実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップを含んでいてよい。
101.基地局は、MMEによって送信された第1のページングメッセージを受信する。
前述の第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるUEのカバレッジ拡張情報を含む。
本発明の本実施形態では、MMEがUEへのページングを開始するときに(UEをページングされるUEとも呼ぶ)、MMEは、UEの位置登録エリア(Tracking Area、TA)の範囲内のすべての基地局(例えば、eNodeB)へ第1のページングメッセージを送信する。一般には、ページングされるUEのTA内には複数の基地局があり、MMEはページングされるUEの位置登録エリア内の複数の基地局へ第1のページングメッセージを送信する。ページング手順が開始された後で、TA内の基地局はMMEによって送信された第1のページングメッセージを受信する。本発明の本実施形態では、ページングに必要とされるシグナリングを搬送することに加えて、MMEによって基地局へ配信される第1のページングメッセージは、ページングされるUEのカバレッジ拡張情報も含む。したがって、基地局は、MMEから受信した第1のページングメッセージを用いて、MMEによって送信されたUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができる。
具体的には、MMEによって基地局へ送信される第1のページングメッセージは、UEの識別インデックス値(英語の全文字表記:Identity Index value)および/またはUEのページング識別情報(英語の全文字表記:Paging Identity)を含んでいてよい。ページング識別情報は、UEの国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)または一時的移動体加入者識別番号(S-Temporary Mobile Subscriber Identity、S-TMSI)を含んでいてよい。IMSIまたはS-TMSIはUEを識別するのに用いることができる。
本発明の本実施形態では、MMEは、ページングされるUEのカバレッジ拡張情報を獲得し、次いで、MMEは、UEのTA内の基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。MMEが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した場合、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージにUEのカバレッジ拡張情報を付加する。したがって、基地局は、前述の第1のページングメッセージを受信することができる。
本発明の本実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、のうちの少なくとも1種または複数種を含むことに留意すべきである。本発明の本実施形態では、チャネル品質、信号伝送品質、または信号強度を直接的または間接的に反映(または区別または具現化)することができる任意の情報がカバレッジ拡張情報として用いられてよいことが理解できる。あるいは、異なるチャネル品質、異なる信号伝送品質、または異なる信号強度を直接的または間接的に反映(または区別または具現化)することができる任意の情報がカバレッジ拡張情報として用いられてもよい。例えば、UEのカバレッジ拡張は、繰り返し送信、スペクトル拡散送信、再送信、送信時間間隔バンドリング、狭帯域(例えば、サブキャリアスケジューリング)送信、超狭帯域(数十ヘルツから数十キロヘルツの帯域幅など)送信、電力スペクトル密度ブースト送信、要件緩和送信、または連続送信試行のうちの1つまたは複数とすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップをさらに含んでいてよいことに留意されたい。
A1.基地局は、MMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信する。
基地局はMMEに基地局のカバレッジ拡張情報を報告し、そのためMMEは、基地局によって報告された基地局のカバレッジ拡張情報に従って、前述の基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。具体的には、本発明の本実施形態では、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、基地局はカバレッジ拡張をサポートしている、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数、のうちの少なくとも1種または複数種を含んでいてよい。
本発明におけるカバレッジ拡張は、繰り返し送信、スペクトル拡散送信、再送信、送信時間間隔バンドリング、狭帯域(例えば、サブキャリアスケジューリング)送信、超狭帯域(数十ヘルツから数十キロヘルツの帯域幅など)送信、電力スペクトル密度増強送信、要件緩和送信、または連続送信試行のうちの1つまたは複数とすることができる。
基地局は、MMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信し、そのためMMEは、基地局のカバレッジ拡張情報に従って、LTEシステムにおけるリソース利用を最適化するように、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。
102.基地局は、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。
本発明の本実施形態では、基地局は、第1のページングメッセージからUEのカバレッジ拡張情報を獲得し、次いで基地局は、カバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することができる。すなわち、基地局は獲得したUEのカバレッジ拡張情報を用いてUEのカバレッジ拡張要件状況を決定することができるため、基地局はUEのカバレッジ拡張要件状況を参照して第2のページングメッセージを送信することができる。UEのカバレッジ拡張要件状況に従って送信された第2のページングメッセージはUEのカバレッジ拡張要件を満たすことができ、そのためUEは第2のページングメッセージを正常に受信することができる。
本発明の本実施形態では、ページングメッセージを送信するための異なる実行主体、異なるメッセージコンテンツ、および異なる受信対象に基づき、ページングメッセージを「第1」および「第2」のように区別して記述することに留意すべきである。MMEによって基地局へ送信されるページングメッセージ(PAGINGメッセージとも呼ばれる)を「第1のページングメッセージ」と定義し、基地局によってUEへ送信されるページングメッセージ(Pagingメッセージとも呼ばれる)を「第2のページングメッセージ」と定義する。加えて、本発明の本実施形態では、第1のページングメッセージはUEのカバレッジ拡張情報を搬送するが、第2のページングメッセージはUEのカバレッジ拡張情報を搬送する必要はない。
本発明の本実施形態では、基地局がUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ102には、複数の実施態様がありうることに留意すべきであり、これらについては複数の例を用いて以下で別個に説明する。
一実施態様のシナリオでは、UEのカバレッジ拡張情報はUEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局がUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ102は以下のステップを特に含んでいてよい。
B1.基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、基地局は、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する。または、
B2.基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、基地局は、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する。
すなわち、基地局が、UEのカバレッジ拡張情報を用いて、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定した場合に、基地局は、基地局がカバレッジ拡張をサポートしているかどうか決定する。基地局がカバレッジ拡張をサポートしている場合に、基地局は、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する。例えば、UEのカバレッジ拡張情報は、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する。基地局が、カバレッジ拡張レベル1、カバレッジ拡張レベル2、およびカバレッジ拡張レベル3をサポートしている場合、基地局は、カバレッジ拡張レベル1、カバレッジ拡張レベル2、またはカバレッジ拡張レベル3に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合、UEのカバレッジ拡張情報は基地局にとって無効であり、基地局は非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する。すなわち、基地局はどんなカバレッジ拡張も行わず、代わりに基地局は、通常の方法でUEへ第2のページングメッセージを送信する。本発明のいくつかの実施形態では、非カバレッジ拡張が最低カバレッジ拡張レベルとして用いられることが理解されよい。
さらに、基地局が基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する前述のステップB1は、以下のステップを特に含んでいてよい。
B11.基地局は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。
すなわち、基地局が基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式で第2のページングメッセージを送信することを選択する場合に、基地局は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従って第2のページングメッセージを特に送信することができる。例えば、UEのカバレッジ拡張情報はUEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル1である場合、基地局は、カバレッジ拡張レベル1に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。
別の実施態様のシナリオでは、UEのカバレッジ拡張情報はUEに関するカバレッジ拡張を指示し、基地局がUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ102は以下のステップを特に含んでいてよい。
C1.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、基地局は、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。または、
C2.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。または、
C3.基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、基地局は、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する。
すなわち、UEのカバレッジ拡張情報がUEに関するカバレッジ拡張レベルを指示する場合、基地局は、UEのカバレッジ拡張情報を用いて、UEが必要とするカバレッジ拡張レベルを決定してよい。基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合、基地局はステップC3を実行する。基地局がカバレッジ拡張をサポートしている場合、基地局は、ステップC1とステップC2のどちらを実行するか選択するために、UEに関するカバレッジ拡張レベルと基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとを比較する。ステップC1およびステップC2はさらに、以下のステップとして同様に記述することができる。
基地局は、カバレッジ拡張レベルxに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信し、x=min(UEに関するカバレッジ拡張レベル,基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)であり、minは最小値関数である。例えば、MMEによって送信された第1のページングメッセージに含まれるUEのカバレッジ拡張情報が、UEに関するカバレッジ拡張レベルはカバレッジ拡張レベル3であり、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルはカバレッジ拡張レベル1であることを指示するとする。基地局はカバレッジ拡張レベル3をサポートすることができないため、基地局は、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベル1に従ってUEへ第1のページングメッセージを送信する。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報はUEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、基地局がMMEによって送信された第1のページングメッセージを受信するステップ101の後に、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップをさらに含んでいてよいことに留意すべきである。
D1.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局はUEへ第2のページングメッセージを送信しない。または、
基地局がUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ102は、具体的には、以下のステップD2とすることができる。
D2.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局は、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。
前述のステップD1では、第1の条件が設定された後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合には、基地局はUEへ第2のページングメッセージを送信せず、すなわち、基地局は第1の条件が満たされない場合には、第2のページングメッセージを送信しない。第1の条件は、差が、1、0、−1といった、事前指定の特定の値よりも大きいこと、であってもよく、あるいは、第1の条件は、差が事前指定の特定の値と等しいこと、または、差が事前指定の特定の値よりも小さいこと、であってもよい。例えば、第1の条件は、差が2未満であること、として設定されてもよい。基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル1であり、UEに関するカバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル2である場合、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差は1である。この場合には、指定された第1の条件(差は2未満である)によれば、1<2であることは自明であるため、第1の条件を満たすことができる。この場合には、基地局は第2のページングメッセージを送信してよい。
前述のステップD2では、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合には、基地局は、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。この場合、基地局がUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することは、具体的には、前述のステップC1またはステップC2に記載した実施態様を指す。ここでは詳細を繰り返さない。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップをさらに含む。
E1.基地局は、UEによって報告されたUEのカバレッジ拡張情報を受信する。または
E2.基地局はUEのカバレッジ拡張情報を受信し、基地局はMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告する。
すなわち、本発明の本実施形態では、UEは基地局にUEのカバレッジ拡張情報をさらに報告することができ、基地局はUEのカバレッジ拡張情報を受信することができる。例えば、UEはアクセス層シグナリングを用いて基地局にUEのカバレッジ拡張情報を報告する。加えて、本発明のいくつかの他の実施形態では、基地局がUEのカバレッジ拡張情報を受信した後で、基地局は、MMEにUEのカバレッジ拡張情報をさらに報告することができる。例えば、基地局は、X2インターフェースを用いてMMEにUEのカバレッジ拡張情報を通知する。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含む。
基地局はUEによって報告された端末情報を受信する。
基地局は、基地局のサポート端末情報に従って、基地局がUEをサポートしているかどうか決定する。
基地局がUEをサポートしていない場合、基地局はUEへ第2のページングメッセージを送信しない。
前述の実施シナリオでは、端末情報は、端末のカテゴリ(category)、および/または端末によってサポートされている低コスト(または低複雑度)技術に関する情報、および/または端末によってサポートされているサービスに関する情報を特に指示することができる。サポート端末情報は、基地局によってサポートされているUEの端末カテゴリ、および/または基地局によってサポートされているUEの低コスト(または低複雑度)情報、および/または基地局によってサポートされているUEのサービス情報を含む。すなわち、基地局のサポート端末情報を用いて、基地局によってサポートされている、低コスト情報およびサービス情報を有する端末カテゴリおよびUEを決定することができる。基地局があるタイプのUEをまったくサポートしていない場合、基地局は、このタイプのUEへ第2のページングメッセージを送信しない。加えて、本発明の本実施形態では、基地局は、MMEへ基地局のサポート端末情報をさらに送信することもでき、そのためMMEは、基地局によってサポートされている、低コスト情報およびサービス情報を有する端末カテゴリおよびUEを獲得する。
前述のサポート端末情報では、低コスト技術は、ユーザ機器の帯域幅削減、ピーク・データ・レート低減、単一受信アンテナ、複雑度低減、半二重、伝送モード低減、または送信電力低減のうちの1つまたは複数とすることができることに留意すべきである。サービスタイプは、マシン・タイプ・サービス、および/または低遅延サービス、および/または低電力サービスとすることができる。
例えば、基地局が、そのタイプがcategory nであるUEをサポートしていない(またはそうしたUEにサービスしない)場合、MMEが、category nを有するUEをサポートしていない基地局へ、そのタイプがcategory nであるUE(ページングされるUE)と関連付けられた第1のページングメッセージを送信すると、基地局はページングされるUEへ第2のページングメッセージを送信しない。このようにして、基地局の情報送信オーバーヘッドを低減させることができ、リソースを節約することができ、デバイス電力消費を低減させることができる。
別の例として、基地局がページングされるUEによって用いられる低コスト技術をサポートしていない場合、MMEが基地局へページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信すると、基地局はページングされるUEへ第2のページングメッセージを送信しない。別の例として、基地局がページングされるUEによって用いられるサービスタイプをサポートしていない場合、MMEが基地局へページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信すると、基地局はページングされるUEに関連した第1のページングメッセージを送信しない。
例えば、MMEによってページングされるUE(すなわち、ページングされるUE)が、そのタイプがcategory 0であるUE1である場合、MMEは、基地局1、基地局2、および基地局3へ、UE1と関連付けられた第1のページングメッセージを送信する。基地局1および基地局2はそのタイプがcategory 0であるUEのページングをサポートしており、基地局3はそのタイプがcategory 0であるUEのページングをサポートしていない。基地局1および基地局2は各々、UE1と関連付けられており、MMEによって送信された第1のページングメッセージに従って、UE1に関連した第2のページングメッセージを送信する。基地局3は、そのタイプがcategory 0であるUEのページングをサポートしていないため、基地局3はUE1に関連した第2のページングメッセージを送信しない。
基地局側に関して行った、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法に関する前述の説明を読めば、LTEシステムに基づいてユーザ機器にサービスが提供されるときには、ユーザ機器のネットワークカバレッジが拡張される必要があることがわかる。UEをページングするときに(このUEはページングされるUEとも呼ばれる)、MMEはまず、UEの位置登録エリア内の基地局へ第1のページングメッセージを送信し、次いで基地局はページングされるUEへ第2のページングメッセージを送信する。一般には、ページングされるUEの位置登録エリア内には複数の基地局があり、MMEはページングされるUEの位置登録エリア内の複数の基地局へ第1のページングメッセージを送信する。一態様では、MMEによって送信された第1のページングメッセージを受信する基地局は、ページングされるUEが基地局にキャンプオンする(または滞在する)かどうか知らない。当然ながら、基地局はページングされるUEのカバレッジ拡張情報も知らない。本発明で解決すべき問題は以下のとおりである。基地局はページングされるUEのカバレッジ拡張情報を獲得し、ページングされるUEのカバレッジ拡張情報に従って適正なカバレッジ拡張措置を講じる(例えば、適正なカバレッジ拡張レベルを選択する)。別の態様では、MMEによって送信された第1のページングメッセージを受信する基地局において、一部の基地局はカバレッジ拡張をサポートしており、一部の基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない。カバレッジ拡張をサポートしている基地局がサポートすることができるカバレッジ拡張レベルが常に完全に同じであるとは限らない可能性もある。カバレッジ拡張を必要とするページングされるUEについては、基地局のカバレッジ拡張サポートの度合いが異なりうることを考慮すると、MMEが基地局へ第1のページングメッセージをどのように送信するか、および基地局がページングされるUEへページングメッセージをどのように送信するかも、本発明で解決すべき問題である。加えて、ページングされる端末は、低コスト(または低複雑度)端末であると仮定する。例えば、低コスト端末は新しいタイプのユーザ機器である。一般に、MMEは、位置登録エリア内の1つまたは複数の基地局へページングされる端末の第1のページングメッセージを送信する必要がある。しかし、実際には、位置登録エリア内の一部の基地局が低コスト端末をサポートしていない場合もがある。この場合、MMEと基地局との間の第1のページングメッセージ送信をどのように最適化すべきかも本発明で解決すべき問題である。前述の実施形態の説明を用いれば、基地局が第2のページングメッセージを送信するのに用いるべき方法が決定され、第2のページングメッセージが送信されない事例も説明される。基地局は、基地局のカバレッジ拡張サポートの度合いに(例えば、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、あるいは基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)従って、UEへ第2のページングメッセージを送信するのに用いられる適正な送信方法(例えば、非カバレッジ拡張送信や、カバレッジ拡張送信で用いられるカバレッジ拡張レベル)を決定することができる。したがって、LTEシステムにおける各エンティティの動作挙動が識別され、システムにおけるリソース利用が最適化され、UEが効果的にカバーされる。
本発明に関する前述の実施形態の説明からわかるように、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるUEのカバレッジ拡張情報を含む。基地局は、MMEによって送信された第1のページングメッセージからUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができ、基地局は、UEの前述のカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することができる。基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信された第2のページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。
以上では、基地局側における本発明のページングメッセージ送信方法について説明した。本発明の本実施形態で提供する、MMEに適用することができる別のページングメッセージ送信方法について以下で説明する。図2を参照すると、本発明の一実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップを含んでいてよい。
201.MMEは、UEのカバレッジ拡張情報を獲得する。
本発明の本実施形態では、MMEは、MMEによってページングされるUEのカバレッジ拡張情報を獲得する。MMEは基地局にUEのカバレッジ拡張情報を問合せしてもよく、基地局がMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告してもよく、UEがMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告してもよい。UEのカバレッジ拡張情報を獲得した後で、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報を用いてUEのカバレッジ拡張要件状況を決定することができる。
本発明の本実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、のうちの少なくとも1種または複数種を含むことに留意すべきである。本発明の本実施形態では、チャネル品質、信号伝送品質、または信号強度を直接的または間接的に反映(または区別または具現化)することができる任意の情報がカバレッジ拡張情報として用いられてよいことが理解できる。あるいは、異なるチャネル品質、異なる信号伝送品質、または異なる信号強度を直接的または間接的に反映(または区別または具現化)することができる任意の情報がカバレッジ拡張情報として用いられてもよい。例えば、カバレッジ拡張は、繰り返し送信、スペクトル拡散送信、再送信、送信時間間隔バンドリング、狭帯域(例えば、サブキャリアスケジューリング)送信、超狭帯域(数十ヘルツから数十キロヘルツの帯域幅など)送信、電力スペクトル密度ブースト送信、要件緩和送信、または連続送信試行のうちの1つまたは複数とすることができる。
202.MMEは、UEのカバレッジ拡張情報に従って、UEが位置している位置登録エリアに位置している基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。
本発明の本実施形態では、MMEがページングされるUEのカバレッジ拡張情報を獲得した後で、MMEは構文解析によってUEのカバレッジ拡張要件状況を獲得することができ、そのためMMEは、UEのカバレッジ拡張要件状況を参照して、UEが位置している位置登録エリア内の基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができる。UEのカバレッジ拡張要件状況に従って、第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するこの方法は、UEのカバレッジ拡張要件を満たすことができる。
本発明の本実施形態では、一般には、ページングされるUEの位置登録エリア内には複数の基地局があり、ページングされるUEの位置登録エリア内の基地局ごとに、MMEは第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する必要がある。
本発明の本実施形態では、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202には、複数の実施態様がありうることに留意すべきであり、これらについては複数の例を用いて以下で別個に用い説明する。
一実施態様のシナリオでは、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを含む。
F1.UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示す場合に、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを基地局へ送信することを決定する。
この実施シナリオでは、MMEが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップF1の後に、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよい。
F2.MMEは基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する。
すなわち、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報を用いて、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを知った場合、MMEは、UEが位置している位置登録エリア内の基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定することができる。本発明の本実施形態では、ページングに必要とされるシグナリングを搬送することに加えて、MMEによって基地局へ配信される第1のページングメッセージは、MMEによって獲得されたUEのカバレッジ拡張情報も含む。したがって、基地局は、MMEから受信した第1のページングメッセージを構文解析することによって、MMEによって送信されたUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップをさらに含んでいてよい。
G1.MMEは、基地局によって送信された基地局のカバレッジ拡張情報を受信する。
基地局はMMEに基地局のカバレッジ拡張情報を報告し、そのためMMEは、基地局によって報告された基地局のカバレッジ拡張情報に従って、前述の基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。具体的には、本発明の本実施形態では、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、基地局はカバレッジ拡張をサポートしている、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数、のうちの少なくとも1種または複数種を含んでいてよい。例えば、基地局のカバレッジ拡張は、繰り返し送信、スペクトル拡散送信、再送信、送信時間間隔バンドリング、狭帯域(例えば、サブキャリアスケジューリング)送信、超狭帯域(数十ヘルツから数十キロヘルツの帯域幅など)送信、電力スペクトル密度ブースト送信、要件緩和送信、または連続送信試行のうちの1つまたは複数についての基地局のサポート状況とすることができる。基地局は、MMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信し、そのためMMEは、基地局のカバレッジ拡張情報に従って、LTEシステムにおけるリソース利用を最適化するように、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。
前述のステップG1の実施シナリオに基づいて、本発明のいくつかの実施形態では、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを特に含む。
H1.UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、MMEは基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する。
この実施シナリオでは、MMEが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップH1の後に、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよい。
H2.MMEは基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する。
前述のステップG1の実施シナリオに基づいて、本発明のいくつかの実施形態では、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを特に含む。
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定する。
すなわち、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報を用いて、UEがカバレッジ拡張を必要とすると決定するが、MMEは、基地局によって報告された基地局のカバレッジ拡張情報から、基地局はカバレッジ拡張をサポートすることができないと決定する。この場合、MMEは、MMEのリソースの無駄を回避するために、前述の基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定することができる。すなわち、MMEは、カバレッジ拡張をサポートしていない基地局へ第1のページングメッセージを送信せず、代わりに、MMEは、カバレッジ拡張をサポートしている基地局へ第1のページングメッセージを送信する。
前述のステップG1の実施シナリオに基づいて、本発明のいくつかの実施形態では、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを特に含む。
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、MMEは基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含まない第1のページングメッセージを送信することを決定する。
すなわち、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報を用いて、UEがカバレッジ拡張を必要とすると決定するが、MMEは、基地局によって報告された基地局のカバレッジ拡張情報から、基地局はカバレッジ拡張をサポートすることができないと決定する。この場合、MMEは、前述の基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定することができるが、MMEは、第1のページングメッセージにUEのカバレッジ拡張情報を付加しない。MMEは、カバレッジ拡張をサポートしていない基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含まない第1のページングメッセージを送信する。
前述のステップG1の実施シナリオに基づいて、本発明のいくつかの実施形態では、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを特に含む。
I1.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、MMEは基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信することを決定する。
この実施シナリオでは、MMEが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップI1の後に、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよい。
I2.MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信する。
前述のステップI1では、第1の条件が設定された後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が第1の条件を満たす場合には、MMEは基地局へ第1のページングメッセージをさらに送信し、すなわち、MMEは、第1の条件が満たされない場合には、第1のページングメッセージを送信しない。第1の条件は、差が、1、0、−1といった、事前指定の特定の値よりも大きいこと、であってもよく、あるいは、第1の条件は、差が事前指定の特定の値と等しいこと、または、差が事前指定の特定の値よりも小さいこと、であってもよい。
前述のステップG1の実施シナリオに基づいて、本発明のいくつかの実施形態では、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを特に含む。
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定する。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップのうちの1つまたは複数をさらに含んでいてよい。
J1.MMEは、基地局によって送信された基地局のサポート端末情報を受信する。
J2.MMEは、ページングされるUEによって送信された端末情報を獲得する。
この実施シナリオでは、MMEが、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップ202は以下のステップを特に含んでいてよい。
J3.基地局がページングされるUEのタイプをサポートしていない場合、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定する。または、
J4.基地局がページングされるUEのタイプをサポートしている場合、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定する。
具体的には、端末情報は、端末のカテゴリcategory、および/または端末によってサポートされている低コスト技術に関する情報、および/または端末によってサポートされているサービスに関する情報を指示する。基地局のサポート端末情報内のサポート端末情報は、基地局によってサポートされているUEの端末カテゴリ、および/または基地局によってサポートされているUEの低コスト情報、および/または基地局によってサポートされているUEのサービス情報を含む。すなわち、基地局のサポート端末情報を用いて、基地局によってサポートされている、低コスト情報およびサービス情報を有する端末カテゴリおよびUEを決定することができる。基地局がそのUEをまったくサポートしていない場合、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定することができる。加えて、本発明の本実施形態では、基地局はMMEへ基地局のサポート端末情報をさらに送信することができ、そのためMMEは、基地局によってサポートされている、低コスト情報およびサービス情報を有する端末カテゴリおよびUEを獲得し、MMEは、基地局のサポート端末情報に従ってステップJ2またはステップJ3を実行することができる。
例を引いて行った前述の説明では、基地局はMMEに、基地局がカバレッジ拡張をサポートしているかどうかに関する情報を通知することができ、かつ/または、基地局はMMEに、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに関する情報を通知する。例えば、基地局がカバレッジ拡張をサポートすることができるかどうかに関する情報を知った後に、MMEは、リソースオーバーヘッドを低減させ、リソース利用効を向上させるために、カバレッジ拡張をサポートしていない基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信しない。すなわち、基地局がカバレッジ拡張をサポートすることができるかどうかの情報を知った後に、MMEは、カバレッジ拡張をサポートしていない基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含まない第1のページングメッセージのみを送信する。別の例として、カバレッジ拡張をサポートしている基地局について、MMEは、カバレッジ拡張をサポートしている基地局へ、カバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する場合もあり、カバレッジ拡張をサポートしている基地局へ、カバレッジ拡張情報を含まない第1のページングメッセージを送信しない場合もある。
例えば、ページングされるUEがcategory nを有するUEである場合、MMEが基地局はcategory nを有するUEをサポートすることができるかどうかに関する情報を知った後で、MMEは、category nを有するUEをサポートしている基地局へのみ、ページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信する。すなわち、MMEは、category nを有するUEをサポートすることのできない基地局へ、category nを有するUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信しない。このようにして、基地局とMMEとの間の情報送信のオーバーヘッドを低減させることができ、リソースを節約することができ、デバイス電力消費を低減させることができる。
基地局のサポート端末情報が、基地局によってサポートされている端末の低コスト技術はページングされるUEによって用いられる低コスト技術を含まないことを指示する場合、MMEは基地局へページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信しない。基地局のサポート端末情報が、基地局によってサポートされている端末のサービスタイプはページングされるUEによって用いられるサービスタイプを含まないことを指示する場合、MMEは基地局へページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信しない。以下に具体的な実施形態を示す。
基地局1、基地局2、および基地局3がMME1によって管理されており、基地局1および基地局2は、そのタイプがcategory 0であるUEのページングをサポートしており、基地局3は、そのタイプがcategory 0であるUEのページングをサポートしていない場合、基地局1と基地局2とはそれぞれ、MMEに、基地局1はそのタイプがcategory 0であるUEをサポートしているという情報と、基地局2はそのタイプがcategory 0であるUEをサポートしているという情報とを通知し、基地局3はMMEに、基地局3はそのタイプがcategory 0であるUEをサポートしていないという情報を通知する。MMEによってページングされることになるUE(すなわち、ページングされるUE)が、そのタイプがcategory 0であるUE1である場合に、MMEは基地局1および基地局2へUE1と関連付けられた第1のページングメッセージを送信し、MMEは基地局3へUE1と関連付けられた第1のページングメッセージを送信しない。
本発明の本実施形態では、MMEが、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルに関する情報を知った後で、MMEによって基地局へ送信されることになる第1のページングメッセージに含まれるUEのカバレッジ拡張情報によって指示されるUEに関するカバレッジ拡張レベルと、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルとの差が特定の第1の条件を満たす場合、MMEは、リソースオーバーヘッドを低減させ、リソース利用効を向上させるために、基地局へ第1のページングメッセージを送信する。MMEが、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルに関する情報を知った後で、MMEによって基地局へ送信されることになるPAGINGメッセージに含まれるカバレッジ拡張情報によって指示されるUEに関するカバレッジ拡張レベルと、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルとの差が第1の条件を満たさない場合、MMEは、リソースオーバーヘッドを低減させ、リソース利用効を向上させるために、基地局へ第1のページングメッセージを送信しない。
本発明の本方法に関する前述の実施形態の説明からわかるように、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報と基地局のカバレッジ拡張情報とに従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができる。MMEは、基地局のカバレッジ拡張サポートの度合い(例えば、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、あるいは基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)に従って、第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができ、そのため基地局は、適正な送信方法(例えば、非カバレッジ拡張送信や、カバレッジ拡張送信で用いられるカバレッジ拡張レベル)を用いることができる。したがって、システム内の各エンティティの動作挙動が特定され、基地局とMMEとの間のシグナリングのオーバーヘッドが低減され、MMEと基地局との間の不要なPAGINGメッセージ送信が回避され、システムリソースが節約され、リソース利用効率が向上し、システムリソース利用およびページングメッセージ送信が最適化される。
以上では、基地局側とMME側とにおける本発明のページングメッセージ送信方法について説明した。本発明の本実施形態で提供する、UEに適用することができる別のページングメッセージ送信方法について以下で説明する。図3を参照すると、本発明の一実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は、以下のステップを含んでいてよい。
301.UEは、基地局またはMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告する。
本発明の本実施形態では、UEは、基地局またはMMEにUEのカバレッジ拡張情報をまず報告する。例えば、UEはアクセス層シグナリングを用いて基地局にUEのカバレッジ拡張情報を報告する。基地局がUEのカバレッジ拡張情報を受信した後で、基地局はMMEにUEのカバレッジ拡張情報をさらに報告することができる。例えば、基地局は、X2インターフェースを用いてMMEにUEのカバレッジ拡張情報を通知する。加えて、UEは基地局を用いてMMEへUEのカバレッジ拡張情報を透過的に送信してもよい。
本発明の本実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、のうちの少なくとも1種または複数種を含むことに留意すべきである。本発明の本実施形態では、チャネル品質、信号伝送品質、または信号強度を直接的または間接的に反映(または区別または具現化)することができる任意の情報がカバレッジ拡張情報として用いられてよいことが理解できる。あるいは、異なるチャネル品質、異なる信号伝送品質、または異なる信号強度を直接的または間接的に反映(または区別または具現化)することができる任意の情報がカバレッジ拡張情報として用いられてもよい。例えば、UEのカバレッジ拡張は、繰り返し送信、スペクトル拡散送信、再送信、送信時間間隔バンドリング、狭帯域(例えば、サブキャリアスケジューリング)送信、超狭帯域(数十ヘルツから数十キロヘルツの帯域幅など)送信、電力スペクトル密度ブースト送信、要件緩和送信、または連続送信試行のうちの1つまたは複数とすることができる。
例えば、UEのカバレッジ拡張情報は、カバレッジ拡張が必要とされる(またはサポートされている)かどうか指示する。例えば、カバレッジ拡張情報は1ビットである。ビット状態0はカバレッジ拡張が不要であることを指示し、ビット状態1はカバレッジ拡張が必要であることを指示する。別の例として、カバレッジ拡張情報は、カバレッジ拡張レベル(もしくはレベル)、繰り返し回数、再送信回数、拡散率、狭帯域、時間間隔バンドル、連続試行回数、または電力スペクトル密度ブースト倍数、のうちの1つまたは複数を指示してもよい。別の例として、カバレッジ拡張情報は、異なるカバレッジ拡張レベルを有するリソースのうちの1つもしくは複数(時間リソース、周波数リソース、符号語リソース、もしくは電力リソースのうちの1つもしくは複数)、または異なるカバレッジ拡張レベルを有するリソースのインデックスを指示してもよい。別の例として、カバレッジ拡張情報は2ビットである。ビット状態00はカバレッジ拡張が不要であることを指示し、ビット状態01はカバレッジ拡張レベル1が必要であることを指示し、ビット状態10はカバレッジ拡張レベル2が必要であることを指示し、ビット状態11はカバレッジ拡張レベル3が必要であることを指示する。別の例として、カバレッジ拡張情報は2ビットである。ビット状態00はカバレッジ拡張が不要であることを指示し、ビット状態01は低カバレッジ拡張レベルが必要であることを指示し、ビット状態10は中カバレッジ拡張レベルが必要であることを指示し、ビット状態11は高カバレッジ拡張レベルが必要であることを指示する。別の例として、カバレッジ拡張情報はmビットであり、mは1よりも大きい正の整数である。第1のビットはカバレッジ拡張が必要であるかどうかを指示し、第2のビットから第mのビットはカバレッジ拡張が必要な場合に用いられるレベルを指示する。
本発明の前述の実施形態の説明では、カバレッジ拡張レベルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)のものであり、UEがランダムアクセスを完了した後で用いられるカバレッジ拡張レベルであってよいことに留意すべきである。カバレッジ拡張レベルは、PRACHのものであり、UEが直近のランダムアクセスを完了した後で用いられるカバレッジ拡張レベルであってもよい。カバレッジ拡張レベルは、事前定義の基準チャネルを送信し、または受信するのにUEが用いるカバレッジ拡張レベルであってもよい。特に、カバレッジ拡張レベルは、基地局によってUEに通知され、UEによって第2のページングメッセージを受信するのに用いられるカバレッジ拡張レベルである。UEは、セル固有(英語名:cell specific)構成カバレッジ拡張レベルから、第2のページングメッセージを受信するのに用いるカバレッジ拡張レベルとしてのカバレッジ拡張レベルを決定することができる。
本発明の本実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよいことに留意されたい。
K1.UEはUEがカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定し、UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、UEは、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加し、そうではなくUEがカバレッジ拡張を必要とする場合、UEは、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加する。
具体的には、UEがUEはカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定するステップK1には、複数の実施態様があってよく、これらについては例を用いて以下で別個に説明する。
K11.UEは、UEの参照信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)が第1の閾値よりも大きいかどうか決定し、RSRPが第1の閾値以上である場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなくRSRPが第1の閾値よりも小さい場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要とすると決定する。または、
K12.UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定し、伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、UEはUEカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなく伝搬損が第2の閾値以上である場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要とすると決定する。または、
K13.UEは、物理ランダム・アクセス・チャネル上でUEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定し、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たす場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなく物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たさない場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要とすると決定する。または、
K14.UEは、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定し、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たす場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなくUEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たさない場合、UEはUEがカバレッジ拡張を必要とすると決定する。
前述の実施形態では、UEが移動しうることを考慮すると、UEのカバレッジ拡張情報が変化するときに、UEは、MMEおよび/または基地局へ更新されたカバレッジ拡張情報を送信する必要がある。UEは、ランダムアクセスを開始し、MMEおよび/または基地局に更新されたカバレッジ拡張情報を報告することができる。例えば、第1の閾値が指定されており、UEが測定したRSRPが閾値よりも大きい場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要としないことを指示し、あるいは、第2の閾値が設定されており、UEが測定した伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要としないことを指示する。UEが測定したRSRPが第1の閾値よりも小さい(または伝搬損が第2の閾値よりも大きい)場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する。別の例として、第2の条件(または第3の条件)が、持続期間が特定の持続期間より長い、または回数が特定の回数より多い、として設定されてもよい。タイマが指定されており、UEが、特定のチャネル(例えばPRACH)を検出し、または特定のプロセス(例えばランダム・アクセス・プロセス)を完了する時間がタイマの最長測定時間より短い場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要としないことを指示する。別の例として、カウンタが指定されており、UEが、特定のチャネル(例えばPRACH)を検出し、または特定のプロセス(例えばランダム・アクセス・プロセス)を完了する回数がカウンタの最大カウントよりも小さい場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要としないことを指示する。UEが、特定のチャネル(例えばPRACH)を検出し、または特定のプロセス(例えばランダム・アクセス・プロセス)を完了する時間がタイマ上で設定された時間の長さ以上である場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する。UEが、特定のチャネル(例えばPRACH)を検出し、または特定のプロセス(例えばランダム・アクセス・プロセス)を完了する回数がカウンタ上で設定されている回数(カウンタの最大カウント)以上である場合、これはUEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する。
302.UEは、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信する。
本発明の本実施形態では、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。本実施形態で説明するページングメッセージは、前述の実施形態で説明した、基地局によって送信される第2のページングメッセージであることに留意すべきである。基地局は、獲得したUEのカバレッジ拡張情報を用いてUEのカバレッジ拡張要件状況を決定することができるため、基地局は、UEのカバレッジ拡張要件状況を参照して第2のページングメッセージを送信することができる。UEのカバレッジ拡張要件状況に従って送信された第2のページングメッセージはUEのカバレッジ拡張要件を満たすことができ、そのためUEは第2のページングメッセージを正常に受信することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよい。
L1.UEは基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得する。
この実施シナリオでは、UEがUEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信するステップ302は以下のステップを含む。
L2.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。または、
L3.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。または、
L4.基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合、UEは、非カバレッジ拡張方式で、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。
すなわち、UEはブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得することができる。基地局のカバレッジ拡張情報は、基地局がカバレッジ拡張をサポートしているかどうか、および基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルを指示する。基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合、ステップL4が実行される。基地局がカバレッジ拡張をサポートしている場合、UEは、ステップL2とステップL3のどちらを実行するか選択するために、UEに関するカバレッジ拡張レベルと基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとを比較する。ステップL2およびステップL3はさらに、以下のステップとして同様に記述することができる。
UEは、カバレッジ拡張レベルxに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信し、x=min(UEに関するカバレッジ拡張レベル,基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)であり、minは最小値関数である。例えば、UEのカバレッジ拡張情報が、UEに関するカバレッジ拡張レベルはカバレッジ拡張レベル3であり、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルはカバレッジ拡張レベル1であることを指示するとする。基地局はカバレッジ拡張レベル3をサポートすることができないため、UEは、カバレッジ拡張レベル1に従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよい。
M1.UEは基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得する。
この実施シナリオでは、UEがUEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信するステップ302は以下のステップを含む。
M2.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信しない。または、
UEがUEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信するステップ302は具体的には、以下のステップである。
M3.基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、UEは、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。
前述のステップM2では、第1の条件が設定された後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合には、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信しない。第1の条件は、差が、1、0、−1といった、事前指定の特定の値よりも大きいこと、であってもよく、あるいは、第1の条件は、差が事前指定の特定の値と等しいこと、または、差が事前指定の特定の値よりも小さいこと、であってもよい。例えば、第1の条件は、差が2以上であること、として設定されてもよい。基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル1であり、UEに関するカバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル2である場合、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差は1である。この場合には、指定された第1の条件(差は2よりも大きい)によれば、1<2であることは自明であるため、第1の条件を満たすことができない。この場合、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信しない。
前述のステップM3では、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合には、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信する。この場合、UEが基地局によって送信されたページングメッセージを受信することは、具体的には、前述のステップL2またはステップL3に記載した実施態様を指す。ここでは詳細を繰り返さない。
本発明のいくつかの実施形態では、本発明の本実施形態で提供するページングメッセージ送信方法は以下のステップをさらに含んでいてよい。
N1.UEは基地局および/またはMMEにUEの端末情報を報告する。
前述の実施シナリオでは、端末情報は、端末のカテゴリ(category)、および/または端末によってサポートされている低コスト技術に関する情報、および/または端末によってサポートされているサービスに関する情報を特に指示することができる。基地局および/またはMMEは、UEの端末情報を用いて、端末のカテゴリ、ならびに端末によって用いられる低コストの情報およびサービス情報を決定することができる。基地局がそのUEをまったくサポートしていない場合、基地局は第2のページングメッセージを送信しない。基地局がそのUEをまったくサポートしていない場合、MMEは第1のページングメッセージを送信しない。
前述の端末情報における低コスト技術は、ユーザ機器の帯域幅削減、ピーク・データ・レート低減、単一受信アンテナ、複雑度低減、半二重、伝送モード低減、または送信電力低減のうちの1つまたは複数とすることができることに留意すべきである。サービスタイプは、マシン・タイプ・サービス、および/または低遅延サービス、および/または低電力サービスとすることができる。
本発明に関する前述の実施形態の説明からわかるように、基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信されたページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。さらに、UEは、基地局のカバレッジ拡張情報とUEのカバレッジ拡張情報とに従って適切な方法で、基地局によって送信されたページングメッセージを受信することができる。したがって、基地局とUEとの間のページングメッセージの送受信における不整合性が回避され、システムリソースが節約され、リソース利用効率が向上する。
本発明の実施形態における前述の解決策をよりよく理解し、実施するために、以下では、詳細な説明の一例として、対応する応用シナリオを用いる。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態における、MMEとUEと基地局との間の対話プロセスの概略図である。このプロセスは以下のステップを特に含んでいてよい。
S1.UEはMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告する。
具体的な実施態様については、図3に対応する実施形態における前述の説明を参照されたい。
S2.基地局はMMEに基地局のカバレッジ拡張情報を報告する。
具体的な実施態様については、図1に対応する実施形態における前述の説明を参照されたい。
S3.MMEは、UEのカバレッジ拡張情報と基地局のカバレッジ拡張情報とに従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する。
具体的な実施態様については、図2に対応する実施形態における前述の説明を参照されたい。
S4.MMEは基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する。
S5.基地局は、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。
具体的な実施態様については、図1に対応する実施形態における前述の説明を参照されたい。
S6.UEは、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局によってUEへ送信された第2のページングメッセージを受信する。
具体的な実施態様については、図3に対応する実施形態における前述の説明を参照されたい。
例を引いて前述の実施形態で示した本発明に関する説明からわかるように、MMEが基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるUEのカバレッジ拡張情報を含む。基地局は、MMEによって送信された第1のページングメッセージからUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができる。基地局は、UEの前述のカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することができる。基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信された第2のページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。
説明を簡単にするために、前述の方法実施形態は一連の動作として表されていることに留意すべきである。しかし、本発明によれば、いくつかのステップを他の順序で行い、または同時に行うことができるため、当業者は、本発明が記載されている動作順序だけに限定されないことを理解するはずである。加えて、当業者は、本明細書に記載するすべての実施形態は実施形態の例であり、関連する動作およびモジュールは必ずしも本発明に必須であるとは限らないことも理解するはずである。
本発明の実施形態における前述の解決策をより適切に実施するために、以下で、前述の解決策を実施するのに用いられる関連装置をさらに提供する。
図5aを参照すると、本発明の一実施形態で提供する基地局500は、受信モジュール501と送信モジュール502とを含んでいてよい。
受信モジュール501は、モビリティ管理エンティティMMEによって送信された、第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを受信するように構成されている。
送信モジュール502は、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する。送信モジュール502は、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信し、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、送信モジュール502は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報はUEに関するカバレッジ拡張レベルを指示する。送信モジュール502は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信し、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信し、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報はUEに関するカバレッジ拡張レベルを指示する。図5bを参照すると、基地局500は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、UEへ第2のページングメッセージを送信するのをスキップする、ように構成された、処理モジュール503、をさらに含み、または、
送信モジュール502は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、受信モジュール501は、UEによって報告されたUEのカバレッジ拡張情報を受信するようにさらに構成されており、または、
受信モジュール501は、UEのカバレッジ拡張情報を受信するようにさらに構成されており、送信モジュール502は、MMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、送信モジュール502は、MMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明のいくつかの実施形態では、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしている、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明に関する前述の実施形態の説明からわかるように、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるUEのカバレッジ拡張情報を含む。基地局は、MMEによって送信された第1のページングメッセージからUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができ、基地局は、UEの前述のカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することができる。基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信された第2のページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。
図6aを参照すると、本発明の一実施形態で提供するMME600は、獲得モジュール601と決定モジュール602とを含んでいてよい。
獲得モジュール601は、ユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を獲得するように構成されている。
決定モジュール602は、UEのカバレッジ拡張情報に従って、UEが位置している位置登録エリアに位置している基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール602は、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示する場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信することを決定する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、図6bを参照すると、MME600は、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信するように構成された、送信モジュール603、をさらに含む。
本発明のいくつかの実施形態では、図6cを参照すると、図6aに示すMMEと比べて、MME600は、基地局によって送信された基地局のカバレッジ拡張情報を受信するように構成された、受信モジュール604、をさらに含む。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール602は、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信することを決定する、ように特に構成されている。
送信モジュール603は、決定モジュールが基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する、ように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール602は、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール602は、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含まない第1のページングメッセージを送信することを決定する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール602は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信する、ように特に構成されている。
送信モジュール603は、基地局へ第1のページングメッセージを送信するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール602は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明のいくつかの実施形態では、基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしている、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明の本方法に関する前述の実施形態の説明からわかるように、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報と基地局のカバレッジ拡張情報とに従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができる。MMEは、基地局のカバレッジ拡張サポートの度合い(例えば、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、あるいは基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)に従って、第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができ、そのため基地局は、適正な送信方法(例えば、非カバレッジ拡張送信や、カバレッジ拡張送信で用いられるカバレッジ拡張レベル)を用いることができる。したがって、システム内の各エンティティの動作挙動が特定され、基地局とMMEとの間のシグナリングのオーバーヘッドが低減され、MMEと基地局との間の不要なPAGINGメッセージ送信が回避され、システムリソースが節約され、リソース利用効率が向上し、システムリソース利用およびページングメッセージ送信が最適化される。
図7aを参照すると、本発明の一実施形態で提供するUE700は、送信モジュール701と受信モジュール702とを含んでいてよい。
送信モジュール701は、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するように構成されている。
受信モジュール702は、UEのカバレッジ拡張情報に従って、基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、図7bを参照すると、UE700は、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された、獲得モジュール703、をさらに含む。
受信モジュール702は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信し、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信し、または、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合に、非カバレッジ拡張方式で、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、図7cを参照すると、図7aに示すUEと比較して、UE700は、獲得モジュール703と、処理モジュール704とをさらに含む。
獲得モジュール703は、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するように構成されている。
処理モジュール704は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局によって送信されたページングメッセージを受信するのをスキップする、ように構成されており、または、
受信モジュール702は、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局によって送信されたページングメッセージを受信する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、図7dを参照すると、図7aに示すUEと比べて、UE700は、送信モジュール701が基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告する前に、UEがカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定し、UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加し、そうではなくUEがカバレッジ拡張を必要とする場合、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加する、ように構成された、決定モジュール705、をさらに含む。
本発明のいくつかの実施形態では、決定モジュール705は、UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定し、RSRPが第1の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなくRSRPが第1の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定し、伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなく伝搬損が第2の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、物理ランダム・アクセス・チャネル上でUEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定し、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなく物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定し、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、そうではなくUEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定する、ように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、UEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明に関する前述の実施形態の説明からわかるように、基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信されたページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。さらに、UEは、基地局のカバレッジ拡張情報とUEのカバレッジ拡張情報とに従って適切な方法で、基地局によって送信されたページングメッセージを受信することができる。したがって、基地局とUEとの間のページングメッセージの送受信における不整合性が回避され、システムリソースが節約され、リソース利用効率が向上する。
本発明の一実施形態はコンピュータ記憶媒体をさらに提供する。本コンピュータ記憶媒体はプログラムを記憶している。プログラムは、前述の方法実施形態に記載されているステップの一部または全部を実行する。
以下では本発明の一実施形態で提供する別の基地局について説明する。図8を参照すると、基地局800は、
入力装置801と、出力装置802と、プロセッサ803と、メモリ804とを含む(基地局800には1つまたは複数のプロセッサ803があってもよく、図8では1つのプロセッサを例に引いている)。本発明のいくつかの実施形態では、入力装置801と、出力装置802と、プロセッサ803と、メモリ804とは、バスを用いて、または別の手段によって接続されていてよい。図8では、一例としてバス接続が用いられている。
プロセッサ803は、
入力装置801を用いて、モビリティ管理エンティティMMEによって送信された、第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを受信するステップと、
出力装置802を用いてUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップと、
を実行するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ804に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報は、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する。
プロセッサ803は、
基地局が、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式で、出力装置802を用いてUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、または、基地局が、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、出力装置802を用いて非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ803は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従って、出力装置802を用いてUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、
を実行するように、特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ804に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報は、UEに関するカバレッジ拡張情報を指示する。
プロセッサ803は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、出力装置802を用いて、UEに関するカバレッジ拡張レベルに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従って、出力装置802を用いてUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、または、基地局が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、出力装置802を用いて非カバレッジ拡張方式でUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ804に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報は、UEに関するカバレッジ拡張情報を指示する。プロセッサ803は、
入力装置801を用いて、モビリティ管理エンティティMMEによって送信された第1のページングメッセージを受信した後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、UEへ第2のページングメッセージを送信するのをスキップするステップ、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、出力装置802を用いてUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するステップ、
を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ803は、UEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する前に、入力装置801を用いて、UEによって報告されたUEのカバレッジ拡張情報を受信するステップ、または、入力装置801を用いて、UEのカバレッジ拡張情報を受信し、出力装置802を用いて、MMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ803は、モビリティ管理エンティティMMEによって送信された第1のページングメッセージを受信する前に、入力装置801を用いてMMEへ基地局のカバレッジ拡張情報を送信するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ804に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ804に記憶されている基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしている、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明に関する前述の実施形態の説明からわかるように、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信し、第1のページングメッセージは、第1のページングメッセージを用いてページングされるUEのカバレッジ拡張情報を含む。基地局は、MMEによって送信された第1のページングメッセージからUEのカバレッジ拡張情報を獲得することができ、基地局は、UEの前述のカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信することができる。基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信された第2のページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。
以下では本発明の一実施形態で提供する別のMMEについて説明する。図9を参照すると、MME900は、
入力装置901と、出力装置902と、プロセッサ903と、メモリ904とを含む(MME900には1つまたは複数のプロセッサ903があってよく、図9では1つのプロセッサを例に引いている)。本発明のいくつかの実施形態では、入力装置901と、出力装置902と、プロセッサ903と、メモリ904とは、バスを用いて、または別の手段によって接続されていてよい。図9では、一例としてバス接続が用いられている。
プロセッサ903は、
ユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を獲得するステップと、
UEのカバレッジ拡張情報に従って、UEが位置している位置登録エリアに位置している基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップと、
を実行するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ904に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報が、UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示する場合に、プロセッサ903は、
基地局へUEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信することを決定するステップ、
を実行するように特に構成されている。
プロセッサ903は、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、出力装置902を用いて基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ903は、カバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前に、入力装置901を用いて、基地局によって送信された基地局のカバレッジ拡張情報を受信するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ903は、UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信することを決定するステップ、を実行するように特に構成されている。
プロセッサ903は、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、出力装置902を用いて基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ903は、
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ903は、
UEのカバレッジ拡張情報がUEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、基地局のカバレッジ拡張情報が基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含まない第1のページングメッセージを送信することを決定するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ903は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、基地局へ、UEのカバレッジ拡張情報を含む第1のページングメッセージを送信するステップ、
を実行するように特に構成されている。
プロセッサ903は、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、出力装置903によって基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ903は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ904に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ904に記憶されている基地局のカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
基地局はカバレッジ拡張をサポートしている、基地局はカバレッジ拡張をサポートしていない、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、基地局によってサポートされている繰り返しレベル、基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、基地局によってサポートされている繰り返し回数、基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、基地局によってサポートされている再送信回数、基地局によってサポートされている最大再送信回数、基地局によってサポートされている最大拡散率、基地局によってサポートされている最小狭帯域、基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明の本方法に関する前述の実施形態の説明からわかるように、MMEは、UEのカバレッジ拡張情報と基地局のカバレッジ拡張情報とに従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができる。MMEは、基地局のカバレッジ拡張サポートの度合い(例えば、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていないこと、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていること、あるいは基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)に従って、第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定することができ、そのため基地局は、適正な送信方法(例えば、非カバレッジ拡張送信や、カバレッジ拡張送信で用いられるカバレッジ拡張レベル)を用いることができる。したがって、システム内の各エンティティの動作挙動が特定され、基地局とMMEとの間のシグナリングのオーバーヘッドが低減され、MMEと基地局との間の不要なPAGINGメッセージ送信が回避され、システムリソースが節約され、リソース利用効率が向上し、システムリソース利用およびページングメッセージ送信が最適化される。
以下では本発明の一実施形態で提供する別のUEについて説明する。図10を参照すると、UE1000は、
入力装置1001と、出力装置1002と、プロセッサ1003と、メモリ1004とを含む(UE1000には1つまたは複数のプロセッサ1003があってよく、図10では1つのプロセッサを例に引いている)。本発明のいくつかの実施形態では、入力装置1001と、出力装置1002と、プロセッサ1003と、メモリ1004とは、バスを用いて、または別の手段によって接続されていてよい。図10では、一例としてバス接続が用いられている。
プロセッサ1003は、
出力装置1002を用いて、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告するステップと、
入力装置1001を用いて、UEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信するステップと、
を実行するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ1003は、UEのカバレッジ拡張情報に従って基地局によってUEへ送信されたページングメッセージを受信する前に、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
プロセッサ1003は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、入力装置1001を用いてUEに関するカバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信するステップ、または、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがUEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、入力装置1001を用いて基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルに従って、基地局によって送信されたページングメッセージを受信するステップ、または、基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合に、入力装置1001を用いて非カバレッジ拡張方式で、基地局によって送信されたページングメッセージを受信するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ1003は、基地局のブロードキャストメッセージから基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するステップと、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、基地局によって送信されたページングメッセージを受信するのをスキップするステップと、
を実行するようにさらに構成されており、または、
プロセッサ1003は、
基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、入力装置1001を用いて、基地局によって送信されたページングメッセージを受信するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ1003は、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告する前に、UEがカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定するステップと、UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、UEがUEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加するステップ、または、UEがカバレッジ拡張を必要とする場合、UEがUEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加するステップと、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ1003は、
UEが、UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定するステップと、RSRPが第1の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくは、RSRPが第1の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEが、UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定するステップと、伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくは、伝搬損が第2の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEが、物理ランダム・アクセス・チャネル上でUEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定するステップと、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくは、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEが、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定するステップと、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくはUEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、
を実行するように特に構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、メモリ1004に記憶されているUEのカバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
UEはカバレッジ拡張を必要とする、UEはカバレッジ拡張を必要としない、UEに関するカバレッジ拡張レベル、UEに関する繰り返しレベル、UEに関する繰り返し回数、UEに関する再送信回数、UEに関する拡散率、UEに関する狭帯域帯域幅、UEに関する時間間隔バンドルサイズ、UEに関する連続試行回数、またはUEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数、
のうちの少なくとも1種または複数種を含む。
本発明に関する前述の実施形態の説明からわかるように、基地局はUEのカバレッジ拡張情報に従ってUEへページングメッセージを送信するため、UEが基地局によって送信されたページングメッセージを正常に受信できることが保証され、UEを効果的にカバーすることができる。さらに、UEは、基地局のカバレッジ拡張情報とUEのカバレッジ拡張情報とに従って適切な方法で、基地局によって送信されたページングメッセージを受信することができる。したがって、基地局とUEとの間のページングメッセージの送受信における不整合性が回避され、システムリソースが節約され、リソース利用効率が向上する。
加えて、説明した装置実施形態は単なる例にすぎないことに留意すべきである。別々の部分として記載されたユニットは、物理的に分離している場合も分離していない場合もある。ユニットとして表示された部品は、物理的ユニットである場合もそうでない場合もあり、すなわち、一箇所に位置する場合もあり、複数のネットワークユニット上に分散されている場合もある。モジュールの一部または全部を、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択することもできる。加えて、本発明で提供する装置実施形態の添付の図面において、モジュール間の接続関係は、各モジュールが相互に通信接続を有することを指示している。これは、具体的には、1つまたは複数の通信バスまたは信号ケーブルとして実現することができる。当業者は、本発明の実施形態を難なく理解し、実現することができる。
前述の実施態様の説明によれば、本発明は必要な汎用ハードウェアにソフトウェアを加えたものを用いて実現することもでき、あるいは、当然ながら本発明は、専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用構成部品などを含む専用ハードウェアによっても実現できることを、当業者は明確に理解することができる。一般に、コンピュータプログラムが果たすことのできるあらゆる機能は、対応するハードウェアを用いて容易に実現することができる。加えて、同じ機能を実現するのに使用される具体的なハードウェア構造は様々な形態のものとすることができ、例えば、アナログ回路や、デジタル回路や、専用回路の形態とすることができる。しかし、本発明については、ほとんどの場合においてソフトウェアプログラムによる実施がより適切な実施態様である。そうした理解に基づき、本発明の技術的解決策を本質的に、または先行技術に寄与する部分を、ソフトウェア製品の形態で実現することができる。コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータのフロッピーディスク、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクといった可読記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどとすることができる)に、本発明の各実施形態において記載されている方法を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。
最後に、前述の実施形態は、本発明を限定するためのものではく、単に本発明の技術的解決策を説明するためのものにすぎない。本発明は前述の実施形態に関連して詳細に説明されているが、当業者は、前述の実施形態に記載されている技術的解決策にさらに改変を加え、あるいは前述の実施形態の一部の技術的特徴に対する等価の置換を行うことができることを理解するはずである。しかし、これらの改変および置換は、対応する技術的解決策の本質を本発明の実施形態の技術的解決策の趣旨および範囲から逸脱させることを意図したものではない。
500 基地局
501 受信モジュール
502 送信モジュール
503 処理モジュール
600 モビリティ管理エンティティ(MME)
601 獲得モジュール
602 決定モジュール
603 送信モジュール
604 受信モジュール
700 ユーザ機器(UE)
701 送信モジュール
702 受信モジュール
703 獲得モジュール
704 処理モジュール
705 決定モジュール
800 基地局
801 入力装置
802 出力装置
803 プロセッサ
804 メモリ
900 MME
901 入力装置
902 出力装置
903 プロセッサ
904 メモリ
1000 UE
1001 入力装置
1002 出力装置
1003 プロセッサ
1004 メモリ
具体的には、MMEによって基地局へ送信される第1のページングメッセージは、UEの識別インデックス値および/またはUEのページング識別情報を含んでいてよい。ページング識別情報は、UEの国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)または一時的移動体加入者識別番号(S-Temporary Mobile Subscriber Identity、S-TMSI)を含んでいてよい。IMSIまたはS-TMSIはUEを識別するのに用いることができる。
基地局は、カバレッジ拡張レベルxに従ってUEへ第2のページングメッセージを送信し、x=min(UEに関するカバレッジ拡張レベル,基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル)であり、minは最小値関数である。例えば、MMEによって送信された第1のページングメッセージに含まれるUEのカバレッジ拡張情報が、UEに関するカバレッジ拡張レベルはカバレッジ拡張レベル3であり、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベルはカバレッジ拡張レベル1であることを指示するとする。基地局はカバレッジ拡張レベル3をサポートすることができないため、基地局は、基地局がサポートすることのできる最高カバレッジ拡張レベル1に従ってUEへ第2のページングメッセージを送信する。
前述のステップD1では、第1の条件が設定された後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合には、基地局はUEへ第2のページングメッセージを送信せず、すなわち、基地局は第1の条件が満たされない場合には、第2のページングメッセージを送信しない。第1の条件は、差が、1、0、−1といった、事前指定の値よりも大きいこと、であってもよく、あるいは、第1の条件は、差が事前指定の値と等しいこと、または、差が事前指定の値よりも小さいこと、であってもよい。例えば、第1の条件は、差が2未満であること、として設定されてもよい。基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル1であり、UEに関するカバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル2である場合、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差は1である。この場合には、指定された第1の条件(差は2未満である)によれば、1<2であることは自明であるため、第1の条件を満たすことができる。この場合には、基地局は第2のページングメッセージを送信してよい。
別の例として、基地局がページングされるUEによって用いられる低コスト技術をサポートしていない場合、MMEが基地局へページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信すると、基地局はページングされるUEへ第2のページングメッセージを送信しない。別の例として、基地局がページングされるUEによって用いられるサービスタイプをサポートしていない場合、MMEが基地局へページングされるUEと関連付けられた第1のページングメッセージを送信すると、基地局はページングされるUEに関連した第2のページングメッセージを送信しない。
前述のステップI1では、第1の条件が設定された後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が第1の条件を満たす場合には、MMEは基地局へ第1のページングメッセージをさらに送信し、すなわち、MMEは、第1の条件が満たされない場合には、第1のページングメッセージを送信しない。第1の条件は、差が、1、0、−1といった、事前指定の値よりも大きいこと、であってもよく、あるいは、第1の条件は、差が事前指定の値と等しいこと、または、差が事前指定の値よりも小さいこと、であってもよい。
具体的には、端末情報は、端末のカテゴリ、および/または端末によってサポートされている低コスト技術に関する情報、および/または端末によってサポートされているサービスに関する情報を指示する。基地局のサポート端末情報内のサポート端末情報は、基地局によってサポートされているUEの端末カテゴリ、および/または基地局によってサポートされているUEの低コスト情報、および/または基地局によってサポートされているUEのサービス情報を含む。すなわち、基地局のサポート端末情報を用いて、基地局によってサポートされている、低コスト情報およびサービス情報を有する端末カテゴリおよびUEを決定することができる。基地局がそのUEをまったくサポートしていない場合、MMEは基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定することができる。加えて、本発明の本実施形態では、基地局はMMEへ基地局のサポート端末情報をさらに送信することができ、そのためMMEは、基地局によってサポートされている、低コスト情報およびサービス情報を有する端末カテゴリおよびUEを獲得し、MMEは、基地局のサポート端末情報に従ってステップJ3またはステップJ4を実行することができる。
本発明の前述の実施形態の説明では、カバレッジ拡張レベルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)のものであり、UEがランダムアクセスを完了した後で用いられるカバレッジ拡張レベルであってよいことに留意すべきである。カバレッジ拡張レベルは、PRACHのものであり、UEが直近のランダムアクセスを完了した後で用いられるカバレッジ拡張レベルであってもよい。カバレッジ拡張レベルは、事前定義の基準チャネルを送信し、または受信するのにUEが用いるカバレッジ拡張レベルであってもよい。特に、カバレッジ拡張レベルは、基地局によってUEに通知され、UEによって第2のページングメッセージを受信するのに用いられるカバレッジ拡張レベルである。UEは、セル固有構成カバレッジ拡張レベルから、第2のページングメッセージを受信するのに用いるカバレッジ拡張レベルとしてのカバレッジ拡張レベルを決定することができる。
前述のステップM2では、第1の条件が設定された後で、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合には、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信しない。第1の条件は、差が、1、0、−1といった、事前指定の値よりも大きいこと、であってもよく、あるいは、第1の条件は、差が事前指定の値と等しいこと、または、差が事前指定の値よりも小さいこと、であってもよい。例えば、第1の条件は、差が2以上であること、として設定されてもよい。基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル1であり、UEに関するカバレッジ拡張レベルがカバレッジ拡張レベル2である場合、基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルとUEに関するカバレッジ拡張レベルとの差は1である。この場合には、指定された第1の条件(差は2よりも大きい)によれば、1<2であることは自明であるため、第1の条件を満たすことができない。この場合、UEは基地局によって送信されたページングメッセージを受信しない。
プロセッサ903は、基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、出力装置902によって基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップ、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ1003は、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEにUEのカバレッジ拡張情報を報告する前に、UEがカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定するステップと、UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加するステップ、または、UEがカバレッジ拡張を必要とする場合、UEのカバレッジ拡張情報に、UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加するステップと、を実行するようにさらに構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ1003は、
UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定するステップと、RSRPが第1の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくは、RSRPが第1の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定するステップと、伝搬損が第2の閾値よりも小さい場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくは、伝搬損が第2の閾値以上である場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
理ランダム・アクセス・チャネル上でUEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定するステップと、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくは、物理ランダム・アクセス・チャネル上での検出が所定の第2の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定するステップと、UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たす場合、UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定するステップ、もしくはUEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たさない場合、UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、
を実行するように特に構成されている。
前述の実施態様の説明によれば、本発明は必要な汎用ハードウェアにソフトウェアを加えたものを用いて実現することもでき、あるいは、当然ながら本発明は、専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用構成部品などを含む専用ハードウェアによっても実現できることを、当業者は明確に理解することができる。一般に、コンピュータプログラムが果たすことのできるあらゆる機能は、対応するハードウェアを用いて容易に実現することができる。加えて、同じ機能を実現するのに使用される具体的なハードウェア構造は様々な形態のものとすることができ、例えば、アナログ回路や、デジタル回路や、専用回路の形態とすることができる。しかし、本発明については、ほとんどの場合においてソフトウェアプログラムによる実施がより適切な実施態様である。そうした理解に基づき、本発明の技術的解決策を本質的に、または先行技術に寄与する部分を、ソフトウェア製品の形態で実現することができる。コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータのフロッピーディスク、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、磁気ディスク、または光ディスクといった可読記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどとすることができる)に、本発明の各実施形態において記載されている方法を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。

Claims (50)

  1. ページングメッセージ送信方法であって、
    基地局により、モビリティ管理エンティティMMEによって送信される第1のページングメッセージを受信するステップであって、前記第1のページングメッセージは、前記第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を含む、ステップと、
    前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ第2のページングメッセージを送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、前記UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、
    前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ第2のページングメッセージを送信する前記ステップは、
    前記基地局が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、前記基地局により、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップ、または、
    前記基地局が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、前記基地局により、非カバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局により、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信する前記ステップは、
    前記基地局により、最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップであって、前記最高カバレッジ拡張レベルまたは前記最低カバレッジ拡張レベルが前記基地局によってサポートされている、ステップ
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、前記UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
    前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ第2のページングメッセージを送信する前記ステップは、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベル以上である場合に、前記基地局により、前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルに従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップ、または、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、前記基地局により、前記基地局によってサポートされている前記最高カバレッジ拡張レベルに従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップ、または、
    前記基地局が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、前記基地局により、非カバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、前記UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
    基地局により、モビリティ管理エンティティMMEによって送信される第1のページングメッセージを受信する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、前記基地局により、前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信することをスキップするステップ
    をさらに含み、または、
    前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ第2のページングメッセージを送信する前記ステップは、具体的には、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するステップ
    である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ第2のページングメッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記基地局により、前記UEによって報告される前記UEの前記カバレッジ拡張情報を受信するステップ、または、
    前記基地局により、前記UEの前記カバレッジ拡張情報を受信し、前記基地局により、前記MMEに前記UEの前記カバレッジ拡張情報を報告するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記基地局により、前記MMEへ前記基地局のカバレッジ拡張情報を送信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記UEはカバレッジ拡張を必要とすること、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、前記UEに関するカバレッジ拡張レベル、前記UEに関する繰り返しレベル、前記UEに関する繰り返し回数、前記UEに関する再送信回数、前記UEに関する拡散率、前記UEに関する狭帯域帯域幅、前記UEに関する時間間隔バンドルサイズ、前記UEに関する連続試行回数、または前記UEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記基地局の前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、前記基地局によってサポートされている繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大拡散率、前記基地局によってサポートされている最小狭帯域、前記基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または前記基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項7に記載の方法。
  10. ページングメッセージ送信方法であって、
    モビリティ管理エンティティMMEにより、ユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を獲得するステップと、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するステップであって、前記基地局は、前記UEが位置している位置登録エリアに位置している、ステップと
    を含む方法。
  11. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前記ステップは、
    前記UEのカバレッジ前記拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示する場合に、前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ステップ
    を含み、
    前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップであって、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ステップ
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記MMEにより、前記基地局によって送信される前記基地局のカバレッジ拡張情報を受信するステップ
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前記ステップは、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ前記基地局の前記カバレッジ拡張情報が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ステップ
    を含み、
    前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップであって、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ステップ
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前記ステップは、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ前記基地局の前記カバレッジ拡張情報が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するステップ
    を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前記ステップは、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ前記基地局の前記カバレッジ拡張情報が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含まない、ステップ
    を含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前記ステップは、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定するステップであって、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ステップ
    を含み、
    前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信するステップ
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  17. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、前記MMEにより、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定する前記ステップは、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、前記MMEにより、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するステップ
    を含む、請求項12に記載の方法。
  18. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記UEはカバレッジ拡張を必要とすること、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、前記UEに関するカバレッジ拡張レベル、前記UEに関する繰り返しレベル、前記UEに関する繰り返し回数、前記UEに関する再送信回数、前記UEに関する拡散率、前記UEに関する狭帯域帯域幅、前記UEに関する時間間隔バンドルサイズ、前記UEに関する連続試行回数、または前記UEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項10から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記基地局の前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、前記基地局によってサポートされている繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大拡散率、前記基地局によってサポートされている最小狭帯域、前記基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または前記基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項12から17のいずれか一項に記載の方法。
  20. ページングメッセージ送信方法であって、
    ユーザ機器UEにより、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEに前記UEのカバレッジ拡張情報を報告するステップと、
    前記UEにより、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記基地局によって前記UEへ送信されるページングメッセージを受信するステップと
    を含む方法。
  21. 前記UEにより、前記基地局のブロードキャストメッセージから前記基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するステップ
    をさらに含み、
    前記UEにより、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記基地局によって前記UEへ送信されるページングメッセージを受信する前記ステップは、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルに従って、前記UEにより、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信するステップ、または、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、前記基地局によってサポートされている前記最高カバレッジ拡張レベルに従って、前記UEにより、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信するステップ、または、
    前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合に、非カバレッジ拡張方式で、前記UEにより、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信するステップ
    を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記UEにより、前記基地局のブロードキャストメッセージから前記基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するステップと、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、前記UEにより、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信することをスキップするステップと、
    をさらに含み、または、
    前記UEにより、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記基地局によって前記UEへ送信されるページングメッセージを受信する前記ステップは、具体的には、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、前記UEにより、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信するステップ
    である、請求項20に記載の方法。
  23. ユーザ機器UEにより、基地局またはモビリティ管理エンティティMMEに前記UEのカバレッジ拡張情報を報告する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記UEにより、前記UEはカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定するステップと、
    前記UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、前記UEにより、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に、前記UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加するステップと、
    前記UEがカバレッジ拡張を必要とする場合、前記UEにより、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に、前記UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加するステップと
    をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  24. 前記UEにより、前記UEはカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定する前記ステップは、
    前記UEにより、前記UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定し、前記RSRPが前記第1の閾値以上である場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記RSRPが前記第1の閾値よりも小さい場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
    前記UEにより、前記UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定し、前記伝搬損が前記第2の閾値よりも小さい場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記伝搬損が前記第2の閾値以上である場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
    前記UEにより、物理ランダム・アクセス・チャネル上で前記UEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定し、前記物理ランダム・アクセス・チャネル上での前記検出が前記所定の第2の条件を満たす場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記物理ランダム・アクセス・チャネル上での前記検出が前記所定の第2の条件を満たさない場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ、または、
    前記UEにより、前記UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定し、前記UEが完了した前記ランダム・アクセス・プロセスが前記所定の第3の条件を満たす場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記UEが完了した前記ランダム・アクセス・プロセスが前記所定の第3の条件を満たさない場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定するステップ
    を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記UEはカバレッジ拡張を必要とすること、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、前記UEに関するカバレッジ拡張レベル、前記UEに関する繰り返しレベル、前記UEに関する繰り返し回数、前記UEに関する再送信回数、前記UEに関する拡散率、前記UEに関する狭帯域帯域幅、前記UEに関する時間間隔バンドルサイズ、前記UEに関する連続試行回数、または前記UEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項20から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. モビリティ管理エンティティMMEによって送信される第1のページングメッセージを受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1のページングメッセージは、前記第1のページングメッセージを用いてページングされるユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を含む、受信モジュールと、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ第2のページングメッセージを送信するように構成された送信モジュールと
    を含む基地局。
  27. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、前記UEがカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、
    前記送信モジュールは、
    前記基地局が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていると決定した場合に、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信し、または、
    前記基地局が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、非カバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信する
    ように特に構成されている、請求項26に記載の基地局。
  28. 前記送信モジュールは、最高カバレッジ拡張レベルまたは最低カバレッジ拡張レベルに従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するように特に構成され、前記最高カバレッジ拡張レベルまたは前記最低カバレッジ拡張レベルが前記基地局によってサポートされている、請求項27に記載の基地局。
  29. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、前記UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
    前記送信モジュールは、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベル以上である場合に、前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルに従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信し、または、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、前記基地局によってサポートされている前記最高カバレッジ拡張レベルに従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信し、または、
    前記基地局が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないと決定した場合に、非カバレッジ拡張方式で前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信する
    ように特に構成されている、請求項26に記載の基地局。
  30. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、前記UEに関するカバレッジ拡張レベルを指示し、
    前記基地局は、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信することをスキップするように構成された処理モジュール
    をさらに含み、または、
    前記送信モジュールは、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記UEへ前記第2のページングメッセージを送信するように特に構成されている、請求項26に記載の基地局。
  31. 前記受信モジュールは、前記UEによって報告される前記UEの前記カバレッジ拡張情報を受信するようにさらに構成されており、または
    前記受信モジュールは、前記UEの前記カバレッジ拡張情報を受信するようにさらに構成されており、かつ前記送信モジュールは、前記MMEに前記UEの前記カバレッジ拡張情報を報告するようにさらに構成されている、請求項26に記載の基地局。
  32. 前記送信モジュールは、前記MMEへ前記基地局のカバレッジ拡張情報を送信するようにさらに構成されている、請求項26に記載の基地局。
  33. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記UEはカバレッジ拡張を必要とすること、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、前記UEに関するカバレッジ拡張レベル、前記UEに関する繰り返しレベル、前記UEに関する繰り返し回数、前記UEに関する再送信回数、前記UEに関する拡散率、前記UEに関する狭帯域帯域幅、前記UEに関する時間間隔バンドルサイズ、前記UEに関する連続試行回数、または前記UEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項26から32のいずれか一項に記載の基地局。
  34. 前記基地局の前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、前記基地局によってサポートされている繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大拡散率、前記基地局によってサポートされている最小狭帯域、前記基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または前記基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項32に記載の基地局。
  35. モビリティ管理エンティティMMEであって、
    ユーザ機器UEのカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された獲得モジュールと、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って、基地局へ第1のページングメッセージを送信すべきかどうか決定するように構成された決定モジュールであって、前記基地局は、前記UEが位置している位置登録エリアに位置している、決定モジュールと
    を含むMME。
  36. 前記決定モジュールは、前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示する場合に、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定し、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ように特に構成されており、
    前記MMEは、
    前記決定モジュールが前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信し、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ように構成された送信モジュール
    をさらに含む、請求項35に記載のMME。
  37. 前記基地局によって送信される前記基地局のカバレッジ拡張情報を受信するように構成された受信モジュール
    をさらに含む、請求項35に記載のMME。
  38. 前記決定モジュールは、前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ前記基地局の前記カバレッジ拡張情報が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていることを指示する場合に、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定し、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ように特に構成されており、
    前記MMEは、
    前記決定モジュールが前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定した後で、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信し、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ように構成された送信モジュール
    をさらに含む、請求項37に記載のMME。
  39. 前記決定モジュールは、前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ前記基地局の前記カバレッジ拡張情報が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するように特に構成されている、請求項37に記載のMME。
  40. 前記決定モジュールは、前記UEの前記カバレッジ拡張情報が前記UEはカバレッジ拡張を必要とすることを指示し、かつ前記基地局の前記カバレッジ拡張情報が前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないことを指示する場合に、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信することを決定し、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含まない、ように特に構成されている、請求項37に記載のMME。
  41. 前記決定モジュールは、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信し、前記第1のページングメッセージが前記UEの前記カバレッジ拡張情報を含む、ように特に構成されており、
    前記MMEは、
    前記基地局へ第1のページングメッセージを送信するように構成された送信モジュール
    をさらに含む、請求項37に記載のMME。
  42. 前記決定モジュールは、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、前記基地局へ第1のページングメッセージを送信しないことを決定するように特に構成されている、請求項37に記載のMME。
  43. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記UEはカバレッジ拡張を必要とすること、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、前記UEに関するカバレッジ拡張レベル、前記UEに関する繰り返しレベル、前記UEに関する繰り返し回数、前記UEに関する再送信回数、前記UEに関する拡散率、前記UEに関する狭帯域帯域幅、前記UEに関する時間間隔バンドルサイズ、前記UEに関する連続試行回数、または前記UEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項35から42のいずれか一項に記載のMME。
  44. 前記基地局の前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていること、前記基地局はカバレッジ拡張をサポートしていないこと、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベル、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルの数、前記基地局によってサポートされているカバレッジ拡張レベルのインデックス、前記基地局によってサポートされている繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている最高繰り返しレベル、前記基地局によってサポートされている繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている最大繰り返し回数、前記基地局によってサポートされている再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大再送信回数、前記基地局によってサポートされている最大拡散率、前記基地局によってサポートされている最小狭帯域、前記基地局によってサポートされている最大時間間隔バンドル、または前記基地局によってサポートされている最大電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項37から42のいずれか一項に記載のMME。
  45. ユーザ機器UEであって、
    基地局またはモビリティ管理エンティティMMEに前記UEのカバレッジ拡張情報を報告するように構成された送信モジュールと、
    前記UEの前記カバレッジ拡張情報に従って前記基地局によって前記UEへ送信されるページングメッセージを受信するように構成された受信モジュールと
    を含むUE。
  46. 前記基地局のブロードキャストメッセージから前記基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された獲得モジュール
    をさらに含み、
    前記受信モジュールは、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関するカバレッジ拡張レベル以上である場合に、前記UEに関する前記カバレッジ拡張レベルに従って、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信し、または、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルが前記UEに関するカバレッジ拡張レベルよりも低い場合に、前記基地局によってサポートされている前記最高カバレッジ拡張レベルに従って、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信し、または、
    前記基地局がカバレッジ拡張をサポートしていない場合に、非カバレッジ拡張方式で、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信する
    ように特に構成されている、請求項45に記載のUE。
  47. 前記基地局のブロードキャストメッセージから前記基地局のカバレッジ拡張情報を獲得するように構成された獲得モジュールと、
    前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たさない場合に、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信することをスキップするように構成された処理モジュールと
    をさらに含み、または、
    前記受信モジュールは、前記基地局によってサポートされている最高カバレッジ拡張レベルと前記UEに関するカバレッジ拡張レベルとの差が所定の第1の条件を満たす場合に、前記基地局によって送信される前記ページングメッセージを受信するように特に構成されている、請求項45に記載のUE。
  48. 前記UEがカバレッジ拡張を必要とするかどうか決定し、前記UEがカバレッジ拡張を必要としない場合、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に、前記UEがカバレッジ拡張を必要としないという情報を付加し、前記UEがカバレッジ拡張を必要とする場合、前記UEの前記カバレッジ拡張情報に、前記UEがカバレッジ拡張を必要とするという情報を付加するように構成された決定モジュール
    をさらに含む、請求項45に記載のUE。
  49. 前記決定モジュールは、
    前記UEの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値よりも大きいかどうか決定し、前記RSRPが前記第1の閾値以上である場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記RSRPが前記第1の閾値よりも小さい場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、
    前記UEの伝搬損が第2の閾値よりも小さいかどうか決定し、前記伝搬損が前記第2の閾値よりも小さい場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記伝搬損が前記第2の閾値以上である場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、
    物理ランダム・アクセス・チャネル上で前記UEが行った検出が所定の第2の条件を満たすかどうか決定し、前記物理ランダム・アクセス・チャネル上での前記検出が前記所定の第2の条件を満たす場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記物理ランダム・アクセス・チャネル上での前記検出が前記所定の第2の条件を満たさない場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定し、または、
    前記UEが完了したランダム・アクセス・プロセスが所定の第3の条件を満たすかどうか決定し、前記UEが完了した前記ランダム・アクセス・プロセスが前記所定の第3の条件を満たす場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないと決定し、前記UEが完了した前記ランダム・アクセス・プロセスが前記所定の第3の条件を満たさない場合、前記UEはカバレッジ拡張を必要とすると決定する
    ように特に構成されている、請求項48に記載のUE。
  50. 前記UEの前記カバレッジ拡張情報は、以下の内容、すなわち、
    前記UEはカバレッジ拡張を必要とすること、前記UEはカバレッジ拡張を必要としないこと、前記UEに関するカバレッジ拡張レベル、前記UEに関する繰り返しレベル、前記UEに関する繰り返し回数、前記UEに関する再送信回数、前記UEに関する拡散率、前記UEに関する狭帯域帯域幅、前記UEに関する時間間隔バンドルサイズ、前記UEに関する連続試行回数、または前記UEに関する電力スペクトル密度ブースト倍数
    のうちの少なくとも1種または複数種を含む、請求項45から49のいずれか一項に記載のUE。
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