JP2017524950A - 地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト - Google Patents

地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト Download PDF

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Abstract

【課題】 地下原子力発電所原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトを提供する。【解決手段】 原子炉プラント空洞(1)と、電気プラント空洞(2)と、安全プラント空洞(3)と、原子力補助プラント空洞(6)と、核燃料プラント空洞(4)と、連結プラント空洞(5)と、第1主通行トンネル(8)と、第2主通行トンネル(9)と、第3主通行トンネル(10)と、第4主通行トンネル(7)と、一次蒸気管路(11)を含む。原子炉プラント空洞(1)と、電気プラント空洞(2)と、安全プラント空洞(3)と、原子力補助プラント空洞(6)と、核燃料プラント空洞(4)と、連結プラント空洞(5)は、原子力アイランドプラント空洞群を形成する。原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の上側アーチスキューバック又は上側アーチ端壁は、上層分岐トンネルシステムを介して地表と連通する。原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の側壁下側は、下層分岐トンネルシステムを介して、各主通行トンネル及び一次蒸気管路と連結される。上記の建設配置を有する空洞群によれば、距離が短く、安全性が高く、モジュール化の程度が高く、建設が簡便であり、投資が節約される。【選択図】図1

Description

本発明は、原子力発電計画の技術分野に関し、特に、地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトに関する。
中国の第12次5か年計画(エネルギ計画)によれば、原子力発電所の建設を加速させることが提案されている。しかし、日本の福島での原子力事故の影響により、チェルノブイリ事故の影から抜け出そうとしていた世界中の原子力発電産業は、再度停滞することとなった。これに鑑み、原子力発電計画の国家的な実験や承認は、より厳しく慎重になり、原子力発電所に対するより高い安全性が求められ、原子力発電所全体又はその一部が地下に配置されるという、新しいタイプの原子力発電所の建設レイアウトを開発することが、増々検討されている。
地下空洞群では、水力発電所の地下プラント空洞群は、比較的一般的である。地下原子力発電所の空洞群における計画規模は、水力発電所の空洞群と同程度である。しかし、地下原子力発電所は、永久的な管路がずっと少なく、また、山の掘削率がずっと高い。また、原子力発電所は、モジュール分割化が大きく必要とされるので、建設坑道の配置が制限されてしまう。
建設用坑道が地下原子力発電所の空洞群に不適切に配置されると、主空洞の安定性と安全性に影響を及ぼし、建設に不都合が生じ、建設が遅れ、また投資が増加することとなる。
上述の課題に鑑み、本発明の目的は、地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトを提供することにある。本発明の建設レイアウトは、総距離が短く、安全であり、建設が簡便に行われ、経済的であり、モジュール化の程度が高いことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係り、地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトを提供する。本建設レイアウトは、2個の原子炉プラント空洞を含み、山の縦方向と垂直な2個の原子炉プラント空洞の中間軸の連結線を有する。電気プラント空洞、安全プラント空洞、原子力補助プラント空洞、核燃料プラント空洞、連結プラント空洞が、各原子炉プラント空洞を取り囲み、円形に配置される。電気プラント空洞、安全プラント空洞、核燃料プラント空洞は、山の縦方向に配置される。原子力補助プラント空洞及び連結プラント空洞は、山の縦方向と垂直に配置される。各安全プラント空洞及び各核燃料プラント空洞は、山の縦方向において、2個の原子炉プラント空洞各々の両側に載置される。各電気プラント空洞及び各安全プラント空洞は、2個の原子炉プラント空洞各々の同じ側に配置される。各原子力補助プラント空洞及び各連結プラント空洞は、山の縦方向と垂直に、各原子炉プラント空洞の両側に載置される。原子力アイランドプラント空洞群は、各原子炉プラント空洞及び対応する電気プラント空洞、安全プラント空洞、原子力補助プラント空洞、核燃料プラント空洞、及び連結プラント空洞により形成される。第1主通行トンネル及び第3主通行トンネルは、山の縦方向において、2個の原子力アイランドプラント空洞群の両側方に載置される。第2主通行トンネルは、2個の原子力アイランドプラント空洞群の間に載置される。第1主通行トンネル及び第3主通行トンネルは、第4主通行トンネルを介して連通する。第2主通行トンネルの一端は、第4主通行トンネルと連通する。第1主通行トンネル、第2主通行トンネル、第3主通行トンネルの他端は、地表と連通する。各原子炉プラント空洞は対応する連結プラント空洞と、地表と連通している一次蒸気管路を介して連通する。原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の上側アーチのスキューバック又は端壁は、建設の際に機能する上側坑道システムを介して、地表と連通する。原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の側壁下側は、第1主通行トンネル、第2主通行トンネル、及び第3主通行トンネル、第4主通行トンネル、一次蒸気管路と、スラグ排出管路として作用する下側坑道システムを介して連通する。
上側坑道システムは、第1主坑道と、第1原子炉プラント空洞の上側坑道と、第2原子炉プラント空洞の上側坑道と、第2主坑道と、第3主坑道と、第4主坑道と、核燃料プラント空洞の上側坑道と、連結プラント空洞の上側坑道と、電気プラント空洞の上側坑道と、安全プラント空洞の第1上側坑道と、原子力補助プラント空洞の上側坑道と、安全プラント空洞の第2上側坑道を含む。第1主坑道の高度は、第2主坑道の高度、第3主坑道の高度、第4主坑道の高度よりも高い。第1主坑道は、2個の原子炉プラント空洞の上側アーチのスキューバックと、第1原子炉プラント空洞の上側坑道及び第2原子炉プラント空洞の上側坑道夫々を介して連結される。第2主坑道及び第4主坑道夫々は、2個の原子力補助プラント空洞の外端面の上側アーチ端壁と連結される。原子力補助プラント空洞の上側坑道の両端は、2個の原子力補助プラント空洞の内端面の上側アーチ端壁と連結される。第3主坑道の一端は、原子力補助プラント空洞の上側坑道の中間部に連結される。第2主坑道は、第1核燃料プラント空洞の上側アーチ端壁と、核燃料プラント空洞の上側坑道の一方を介して連結される。第3主坑道は、第2核燃料プラント空洞の上側アーチ端壁と、核燃料プラント空洞の上側坑道の他方を介して連結される。第3主坑道は第1連結プラント空洞の上側アーチ端壁と、連結プラント空洞の上側坑道の一方を介して連結される。第4主坑道は、第2連結プラント空洞の上側アーチ端壁と、連結プラント空洞の上側坑道の他方を介して連結される。連結プラント空洞の上側坑道は、電気プラント空洞の上側アーチ端壁と、電気プラント空洞の上側坑道を介して連結される。第3主坑道は、一方の安全プラント空洞の一端の上側アーチ端壁と、安全プラント空洞の第1上側坑道の一方を介して連結される。原子力補助プラント空洞の上側坑道は分岐して、安全プラント空洞の第2上側坑道の一方を形成し、一方の安全プラント空洞の他端の上側アーチ端壁と連結される。安全プラント空洞の第2上側坑道の一方は、一方の原子力補助プラント空洞の内端面と第3主坑道の間に載置される。第4主坑道は分岐して、安全プラント空洞の他方の第1上側坑道を形成し、安全プラント空洞の第2上側坑道と共に、安全プラント空洞の両端の上側アーチ端壁と連結される。
上側坑道システムの各上側坑道は、12%よりも小さい長手状傾斜を有する。
下側坑道システムは、原子炉プラント空洞の下側坑道と、電気プラント空洞の下側坑道と、安全プラント空洞の下側坑道と、原子力補助プラント空洞の下側坑道と、核燃料プラント空洞の下側坑道と、原子力補助プラント空洞の下側坑道を含む。第1主通行トンネルは、第1原子炉プラント空洞の側壁下側と、原子炉プラント空洞の下側坑道の一方を介して連結される。第2主通行トンネルは、第2原子炉プラント空洞の側壁下側と、原子炉プラント空洞の下側坑道の他方を介して連結される。各一次蒸気管路は、対応する電気プラント空洞の側壁下側と、電気プラント空洞の各下側坑道を介して連結する。安全プラント空洞の2個の下側坑道は、第4主通行トンネル上に載置されるとともに、対応する安全プラント空洞の端壁下側と連結される。核燃料プラント空洞の2個の下側坑道は、第4主通行トンネル上に載置されるとともに、対応する核燃料プラント空洞の端壁下側と連結される。核燃料プラント空洞の2個の下側坑道は、対応する原子力補助プラント空洞の一端の端壁下側と、原子力補助プラント空洞の下側坑道を介して連結する。安全プラント空洞の2個の下側坑道は、対応する原子力補助プラント空洞の他端の側壁下側と原子力補助プラント空洞の下側坑道を介して連結する。
下側坑道システムの各下側坑道は、15%よりも小さい長手状傾斜を有する。
2個の原子炉プラント空洞には、対応する連結プラント空洞と連通する第1機器搬送管路が設けられる。各連結プラント空洞の側壁下側は、各第2機器搬送管路を介して地表と連通する。
高度±0の主通行トンネルは、スラグ排出管路としてプラント空洞の下側坑道を建設するとともに、地表と連通する建設管路としてプラント空洞の上側坑道を建設するために、完全利用され、プラント空洞の建設は、鉱石立坑法に係り最も少ない建設管路を使用して組織化することができる(鉱石立坑法とは、掘削領域における上側管路と下側管路の間の垂直方向にスラグ排出用立坑を配置し、上側管路を建設管路として使用し、建設の際に生成されるスラグをスラグ排出立坑を介して下側管路へ導入して、スラグを建設場所の外へ運ぶ方法のことを指す)。各プラント空洞には、下側坑道及び上側坑道のみが設けられる。上側坑道システムはプラントの上側アーチと連通し、下側坑道システムはプラントの壁部下側と連通する。
各連結プラント空洞の下層は、一次蒸気管路を建設管路として適合させるとともに、連結プラント空洞の上層は、連結プラント空洞の上側坑道と合わせて構成される。各原子力補助プラント空洞は、下層において原子力補助プラント空洞の下側坑道と合わせて構成されとともに、上層において第2主坑道、第4主坑道、原子力補助プラント空洞の上側坑道と合わせて構成される。安全プラント空洞は、下層において安全プラント空洞の下側坑道と合わせて構成されるとともに、上層において安全プラント空洞の第1上側坑道及び安全プラント空洞の第2上側坑道と合わせて構成される。核燃料プラント空洞は、下層において下側坑道と合わせて構成されるとともに、上層において核燃料プラント空洞の上側坑道と合わせて構成される。電気プラント空洞は、下層において、電気プラント空洞の下側坑道と合わせて構成されるとともに、上層において、電気プラント空洞の上側坑道と合わせて構成される。
原子炉プラント空洞、電気プラント空洞、安全プラント空洞、連結プラント空洞、核燃料プラント空洞、原子力補助プラント空洞の下側坑道は、第1主通行トンネル、第2主通行トンネル、第3主通行トンネル、第4主通行トンネル、及び一次蒸気管路と連通する。
安全プラント空洞、核燃料プラント空洞、連結プラント空洞、原子力補助プラント空洞、電気プラント空洞は、上層において、第2主坑道、第3主坑道、第4主坑道と連通するように、上側坑道と合わせて構成される。
最も高い上側アーチを備えることにより、原子炉プラント空洞は、垂直面又は水平面のいずれかで、共通の建設管路を他の空洞と共有することができないので、第1主坑道が配置される。第1主坑道は分岐して、2個の原子炉プラント空洞のスキューバックと夫々連結される2個の原子炉プラント空洞の2個の上側坑道を形成する。
本発明の建設レイアウトによれば、鉱石立坑法により、配置される建設管路は最も少なくてすむ。本発明の建設レイアウトは短く、安全、経済的であり、高度にモジュール化され、建設に都合が良いことから、一般的な建設要件を満たすものである。
地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトであって、下側坑道システムを示す構造図。 地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトであって、電気プラント空洞、安全プラント空洞、原子力補助プラント空洞、核燃料プラント空洞、及び連結プラント空洞と関連する上側坑道システムを示す構造図。 地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトであって、原子炉プラント空洞と関連する上側坑道システムを示す構造図。
図1〜3に示すように、地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトは、原子炉プラント空洞1と、電気プラント空洞2と、安全プラント空洞3と、核燃料プラント空洞4と、連結プラント空洞5と、原子力補助プラント空洞6と、第4主通行トンネル7と、第1主通行トンネル8と、第2主通行トンネル9と、第3主通行トンネル10と、上側坑道システムと、下側坑道システムと、一次蒸気管路11と、第2機器搬送管路12と、第1機器搬送管路13を含む。
2個の原子炉プラント空洞1が設けられる。2個の原子炉プラント空洞の中間軸の連結線は、山の縦方向と垂直である。電気プラント空洞2、安全プラント空洞3、原子力補助プラント空洞6、核燃料プラント空洞4、連結プラント空洞5が、各原子炉プラント空洞1を取り囲み、円形に配置される。電気プラント空洞2、安全プラント空洞3、核燃料プラント空洞4は、山の縦方向に配置される。原子力補助プラント空洞6及び連結プラント空洞5は、山の縦方向と垂直に配置される。各安全プラント空洞3及び各核燃料プラント空洞4は、山の縦方向において、2個の原子炉プラント空洞1各々の両側に載置される。各電気プラント空洞2及び各安全プラント空洞3は、2個の原子炉プラント空洞1各々の同じ側に配置される。各原子力補助プラント空洞6及び各連結プラント空洞5は、山の縦方向と垂直に、各原子炉プラント空洞1の両側に載置される。原子力アイランドプラント空洞群は、各原子炉プラント空洞1及び対応する電気プラント空洞2、安全プラント空洞3、原子力補助プラント空洞6、核燃料プラント空洞4、及び連結プラント空洞5により形成される。第1主通行トンネル8及び第3主通行トンネル10は、山の縦方向において、2個の原子力アイランドプラント空洞群の両側方に載置される。第2主通行トンネル9は、2個の原子力アイランドプラント空洞群の間に載置される。第1主通行トンネル8及び第3主通行トンネル10は、第4主通行トンネル7を介して連通する。第2主通行トンネル9の一端は、第4主通行トンネル7と連通する。第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9、第3主通行トンネル10の他端は、地表と連通する。各原子炉プラント空洞1は対応する連結プラント空洞5と、地表と連通している一次蒸気管路11を介して連通する。原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の上側アーチのスキューバック又は端壁は、建設の際に機能する上側坑道システムを介して、地表と連通する。原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の側壁下側は、第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9、及び第3主通行トンネル10、第4主通行トンネル7、一次蒸気管路11と、スラグ排出管路として作用する下側坑道システムを介して連通する。
上側坑道システムは、第1主坑道41と、第1原子炉プラント空洞の上側坑道42と、第2原子炉プラント空洞の上側坑道43と、第2主坑道31と、第3主坑道32と、第4主坑道33と、核燃料プラント空洞の上側坑道34と、連結プラント空洞の上側坑道35と、電気プラント空洞の上側坑道36と、安全プラント空洞の第1上側坑道37と、原子力補助プラント空洞の上側坑道38と、安全プラント空洞の第2上側坑道39を含む。第1主坑道41の高度は、第2主坑道31の高度、第3主坑道32の高度、第4主坑道33の高度よりも高い。第1主坑道41は、2個の原子炉プラント空洞1の上側アーチのスキューバックと、第1原子炉プラント空洞の上側坑道42及び第2原子炉プラント空洞の上側坑道43夫々を介して連結される。第2主坑道31及び第4主坑道33夫々は、2個の原子力補助プラント空洞6の外端面の上側アーチ端壁と連結される。原子力補助プラント空洞の上側坑道38の両端は、2個の原子力補助プラント空洞6の内端面の上側アーチ端壁と連結される。第3主坑道32の一端は、原子力補助プラント空洞の上側坑道38の中間部に連結される。第2主坑道31は、第1核燃料プラント空洞4の上側アーチ端壁と、核燃料プラント空洞の上側坑道34の一方を介して連結される。第3主坑道32は、第2核燃料プラント空洞4の上側アーチ端壁と、核燃料プラント空洞の上側坑道34の他方を介して連結される。第3主坑道32は第1連結プラント空洞5の上側アーチ端壁と、連結プラント空洞の上側坑道35の一方を介して連結される。第4主坑道33は、第2連結プラント空洞5の上側アーチ端壁と、連結プラント空洞の他方の上側坑道35を介して連結される。連結プラント空洞の上側坑道35は、電気プラント空洞2の上側アーチ端壁と、電気プラント空洞の上側坑道36夫々を介して連結される。第3主坑道32は、一方の安全プラント空洞3の一端の上側アーチ端壁と、安全プラント空洞の第1上側坑道37の一方を介して連結される。原子力補助プラント空洞の上側坑道38は分岐して、安全プラント空洞の第2上側坑道39の一方を形成し、一方の安全プラント空洞3の他端の上側アーチ端壁と連結される。安全プラント空洞の第2上側坑道39の一方は、第1原子力補助プラント空洞6の内端面と第3主坑道32の間に載置される。第4主坑道33は分岐して、他方の安全プラント空洞の第1上側坑道37の他方を形成し、安全プラント空洞の第2上側坑道39の他方と共に、安全プラント空洞3の両端の上側アーチ端壁と連結される。上側坑道システムの各上側坑道は、12%よりも小さい長手状傾斜を有しており、無軌道搬送の要件が満たされる。
下側坑道システムは、原子炉プラント空洞の下側坑道21と、電気プラント空洞の下側坑道22と、安全プラント空洞の下側坑道23と、第1原子力補助プラント空洞の下側坑道24と、核燃料プラント空洞の下側坑道25と、第2原子力補助プラント空洞の下側坑道26を含む。第1主通行トンネル8は、第1原子炉プラント空洞1の側壁下側と、原子炉プラント空洞の下側坑道21の一方を介して連結される。第2主通行トンネル9は、第2原子炉プラント空洞1の側壁下側と、原子炉プラント空洞の下側坑道21の他方を介して連結される。各一次蒸気管路11は、対応する電気プラント空洞2の側壁下側と、電気プラント空洞の各下側坑道22を介して連結する。安全プラント空洞の2個の下側坑道23は、第4主通行トンネル7上に載置されるとともに、対応する安全プラント空洞3の端壁下側と連結される。核燃料プラント空洞の2個の下側坑道25は、第4主通行トンネル7上に載置されるとともに、対応する核燃料プラント空洞4の端壁下側と連結される。核燃料プラント空洞の2個の下側坑道25は、対応する原子力補助プラント空洞6の一端の端壁下側と、第2原子力補助プラント空洞の下側坑道26を介して連結する。安全プラント空洞の2個の下側坑道23は、対応する原子力補助プラント空洞6の他端の側壁下側と、第1原子力補助プラント空洞の下側坑道24を介して連結する。下側坑道システムの各下側坑道は、15%よりも小さい長手状傾斜を有しており、無軌道搬送の要件が満たされる。
2個の原子炉プラント空洞1には、対応する連結プラント空洞5と連通している第1機器搬送管路13が設けられる。各連結プラント空洞5の側壁下側は、各第2機器搬送管路12を介して地表と連通する。
本実施形態の地下原子力発電所は、2個原子炉型のCUP600配置を適用する。鉱石立坑法を適合させて、地下プラント空洞の採掘を構成し、即ち、採掘を上側作用面上で構成し、スラグを下側作用面から、スラグ排出立坑を介して排出する。鉱石立坑法は、最小の建設管路により、建設要件を満たすものである。従って、プラント空洞と連通する下側坑道システム及び上側坑道システムの設計を必要とするだけである。下側坑道が、第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9、第3主通行トンネル10に基づく分岐配置とされ、上側坑道が、第1主坑道41、第2主坑道31、第3主坑道32、第4主坑道33に基づく分岐配置とされることにより、計画建設の計画量を減らすことがきるという利点がある。下側坑道システム及び上側坑道システムは、隣接する空洞から一定の距離だけ離れており、空洞群の安定性と安全性が保証される。掘削される坑道が少なく、掘削距離が短く、坑道と空洞の間の空間が適当であることから、費用が節約されるとともに、計画全体が安全である。2個原子炉型のCUP600配置におけるプラント空洞は、モジュール化構成を採用しており、本発明構成の設計及び建設は、以下のとおりにモジュール化される。
永久管路として使用される第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9、第3主通行トンネル10、及び任意で管路として使用される一次蒸気管路11は、高度±0のところに全て配置されており、連結プラント空洞5を除くプラント空洞の下側高度と大きく異なる。例えば、原子炉プラント空洞1の下側高度は-9.0mであり、電気プラント空洞2の下側高度は-7.55mであり、安全プラント空洞3、原子力補助プラント空洞6、核燃料プラント空洞4の下側高度は-12.5mである。それ故、連結プラント空洞5が一次蒸気管路11を建設管路として直接使用できるのに加えて、永久管路として使用される第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9、第3主通行トンネル10、第4主通行トンネル7、一次蒸気管路11は、水平面或いは垂直面のいずれかで直接利用することはできない。空洞の下側からの採掘スラグ排出要件を満たすために、下側坑道を空洞下側に配置する必要がある。一方、山の掘削率を減少させ、空洞の安定性に悪影響を及ぼす要因を減らし、また下側坑道に対する費用を低減させるために、主下側坑道は独立設計されないが、永久管路として使用される第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9及び第3主通行トンネル10、第4主通行トンネル7、一次蒸気管路11を完全利用するとともに、分岐させて、下側坑道21、22、23、24、25、26を形成して、空洞の下側高度に到達させる。下側立坑の傾斜は全て15%よりも小さく、無軌道搬送要件が満たされる。
プラント空洞の上側高度は相対的に高く、また、互いに異なる。例えば、原子炉プラント空洞1の上側高度は+78.0mであり、電気プラント空洞2の上側高度は+46.45mであり、安全プラント空洞3の上側高度は+41.5mであり、原子力補助プラント空洞6の上側高度は+47.5mであり、核燃料プラント空洞4の上側高度は+54.5mであり、連結プラント空洞5の上側高度は+46.0mであることから、永久管路としての第1主通行トンネル8、第2主通行トンネル9、第3主通行トンネル10、第4主通行トンネル7、一次蒸気管路11は、水平面又は垂直面のいずれかで直接利用され得ない。また、第2機器搬送管路12の高度は他の空洞の高度と大きく異なることから、上側坑道を、各空洞の上側アーチのスキューバック又は端壁と連結させるように構成する必要がある。原子炉プラント空洞1の上側アーチが最も高く、垂直面又は水平面のいずれかで、他の空洞と共通の建設管路を共有することはできないので、第1主坑道41を独立して設計するとともに分岐させて、第1原子炉プラント空洞の上側坑道42及び第2原子炉プラント空洞の上側坑道43を形成し、高度+65.0mの対応する原子炉プラント空洞1の上側アーチのスキューバックと連結させる。電気プラント空洞2、安全プラント空洞3、原子力補助プラント空洞6、核燃料プラント空洞4、連結プラント空洞5は、垂直面における高度差が小さいので、これらの空洞は、第2主坑道31、第3主坑道32、第4主坑道33を共有する。第2主坑道31、第3主坑道32、第4主坑道33は分岐して、核燃料プラント空洞の上側坑道34、連結プラント空洞の上側坑道35、電気プラント空洞の上側坑道36、安全プラント空洞の第1上側坑道37、原子力補助プラント空洞の上側坑道38、安全プラント空洞の第2上側坑道39を形成して空洞と連通する。第2主坑道31、第3主坑道32、第4主坑道33は分岐して、上側坑道34、35、36、37、38、39を形成し、更に空洞のスキューバックの高度と連結される。核燃料プラント空洞の上側坑道34、連結プラントの上側坑道35、電気プラント空洞の上側坑道36、安全プラント空洞の第1上側坑道37、上側坑道38、安全プラント空洞の第2上側坑道39の上側アーチの高度は、夫々+45.0m、+37.0m、+33.0m、+38.0m、+33.0mである。連結プラント空洞の上側坑道35は分岐して、電気プラント空洞の上側坑道36を形成し、高度+37.0mの電気プラント空洞2の上側アーチ端壁と連結する。原子力補助プラント空洞6の寸法は相対的に大きいので、第2主坑道31、第4主坑道33、原子力補助プラント空洞の上側坑道38は特に、上側坑道として配置される。第1原子力補助プラント空洞の下側坑道24及び第2原子力補助プラント空洞の下側坑道26は、下側坑道として構成される。安全プラント空洞3の軸は相対的に長く、安全プラント空洞の第1上側坑道37と安全プラント空洞の第2上側坑道39は特に、上側坑道として配置されることにより、作用面を強化し、建設期間を調和させ、スキューバックの支持を促し、スキューバックの建設期間における安定性及び安全性が保証される。上側坑道の傾斜は全て12%よりも小さく、無軌道搬送要件が満たされる。
本発明の詳細な実施形態を図示及び説明してきたが、当該技術分野に属する者であれば、本発明のより広範な態様において、本発明から逸脱することなく、変更、変形が行われてよいことは明らかである。従って、添付の請求の範囲は、そのような変更や変形全てを、本発明の真の主旨や範囲に含むことを目的とする。
1 原子炉プラント空洞
2 電気プラント空洞
3 安全プラント空洞
4 核燃料プラント空洞
5 連結プラント空洞
6 原子力補助プラント空洞
7 第4主通行トンネル
8 第1主通行トンネル
9 第2主通行トンネル
10 第3主通行トンネル
11 一次蒸気管路
12 第2機器搬送管路
13 第1機器搬送管路
21 原子炉プラント空洞の下側坑道
22 電気プラント空洞の下側坑道
23 安全プラント空洞の下側坑道
24 第1原子力補助プラント空洞の下側坑道
25 核燃料プラント空洞の下側坑道
26 第2原子力補助プラント空洞の下側坑道
31 第2主坑道
32 第3主坑道
33 第4主坑道
34 核燃料プラント空洞の上側坑道
35 連結プラント空洞の上側坑道
36 電気プラント空洞の上側坑道
37 安全プラント空洞の第1上側坑道
38 原子力補助プラント空洞の上側坑道
39 安全プラント空洞の第2上側坑道
41 第1主坑道
42 第1原子炉プラント空洞の上側坑道
43 第2原子炉プラント空洞の上側坑道

Claims (6)

  1. 地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウトであって、2個の原子炉プラント空洞(1)と、前記2個の原子炉プラント空洞の中間軸の連結線は、山の縦方向と垂直であり、電気プラント空洞(2)と、安全プラント空洞(3)と、原子力補助プラント空洞(6)と、核燃料プラント空洞(4)と、連結プラント空洞(5)が、各原子炉プラント空洞(1)を取り囲み、円形に配置され、前記電気プラント空洞(2)、安全プラント空洞(3)、核燃料プラント空洞(4)は、山の縦方向に配置され、前記原子力補助プラント空洞(6)及び連結プラント空洞(5)は、山の縦方向と垂直に配置され、各安全プラント空洞(3)及び各核燃料プラント空洞(4)は、山の縦方向において、前記2個の原子炉プラント空洞(1)各々の両側に載置され、各電気プラント空洞(2)及び各安全プラント空洞(3)は、前記2個の原子炉プラント空洞(1)各々の同じ側に配置され、各原子力補助プラント空洞(6)及び各連結プラント空洞(5)は、前記山の縦方向と垂直に、各原子炉プラント空洞(1)の両側に載置され、原子力アイランドプラント空洞群は、各原子炉プラント空洞(1)及び対応する電気プラント空洞(2)、安全プラント空洞(3)、原子力補助プラント空洞(6)、核燃料プラント空洞(4)、及び連結プラント空洞(5)により形成され、第1主通行トンネル(8)及び第3主通行トンネル(10)は、山の縦方向において、2個の前記原子力アイランドプラント空洞群の両側方に載置され、第2主通行トンネル(9)は、2個の前記原子力アイランドプラント空洞群の間に載置され、前記第1主通行トンネル(8)及び前記第3主通行トンネル(10)は、第4主通行トンネル(7)を介して連通し、前記第2主通行トンネル(9)の一端は、第4主通行トンネル(7)と連通し、前記第1主通行トンネル(8)、第2主通行トンネル(9)、第3主通行トンネル(10)の他端は、地表と連通し、各原子炉プラント空洞(1)は対応する連結プラント空洞(5)と、地表と連通している一次蒸気管路(11)を介して連通し、前記原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の上側アーチのスキューバック又は端壁は、建設の際に機能する上側坑道システムを介して、地表と連通し、前記原子力アイランドプラント空洞群の各空洞の側壁下側は、前記第1主通行トンネル(8)、第2主通行トンネル(9)、第3主通行トンネル(10)、第4主通行トンネル(7)、一次蒸気管路(11)と、スラグ排出管路として作用する下側坑道システムを介して連通する、地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト。
  2. 前記上側坑道システムは、第1主坑道(41)と、第1原子炉プラント空洞の上側坑道(42)と、第2原子炉プラント空洞の上側坑道(43)と、第2主坑道(31)と、第3主坑道(3)2と、第4主坑道(33)と、核燃料プラント空洞の上側坑道(34)と、連結プラント空洞の上側坑道(35)と、電気プラント空洞の上側坑道(36)と、安全プラント空洞の第1上側坑道(37)と、原子力補助プラント空洞の上側坑道(38)と、安全プラント空洞の第2上側坑道(39)を含み前記第1主坑道(41)の高度は、前記第2主坑道(31)の高度、第3主坑道(32)の高度、第4主坑道(33)の高度よりも高く、前記第1主坑道(41)は、2個の前記原子炉プラント空洞(1)の上側アーチのスキューバックと、前記第1原子炉プラント空洞の上側坑道(42)及び第2原子炉プラント空洞の上側坑道(43)夫々を介して連結され、前記第2主坑道(31)及び第4主坑道(33)夫々は、2個の原子力補助プラント空洞(6)の外端面の上側アーチ端壁と連結され、前記原子力補助プラント空洞の上側坑道(38)の両端は、前記2個の原子力補助プラント空洞(6)の内端面の上側アーチ端壁と連結され、前記第3主坑道(32)の一端は、前記原子力補助プラント空洞の上側坑道(38)の中間部に連結され、前記第2主坑道(31)は、第1核燃料プラント空洞(4)の上側アーチ端壁と、前記核燃料プラント空洞の上側坑道(34)の一方を介して連結され、前記第3主坑道(32)は、第2核燃料プラント空洞(4)の上側アーチ端壁と、前記核燃料プラント空洞の上側坑道(34)の他方を介して連結され、前記第3主坑道(32)は第1連結プラント空洞(5)の上側アーチ端壁と、前記連結プラント空洞の上側坑道(35)の一方を介して連結され、前記第4主坑道(33)は、第2連結プラント空洞(5)の上側アーチ端壁と、前記連結プラント空洞の上側坑道(35) の他方を介して連結され、前記連結プラント空洞の上側坑道(35)は、前記電気プラント空洞(2)の上側アーチ端壁と、前記電気プラント空洞の上側坑道(36)を介して連結され、前記第3主坑道(32)は、一方の安全プラント空洞(3)の一端の上側アーチ端壁と、安全プラント空洞の第1上側坑道(37)を介して連結され、前記原子力補助プラント空洞の上側坑道(38)は分岐して、安全プラント空洞の第2上側坑道(39)の一方を形成し、前記安全プラント空洞(3)の他端の上側アーチ端壁と連結され、前記安全プラント空洞の第2上側坑道(39)の一方は、一方の原子力補助プラント空洞(6)の内端面と第3主坑道(32)の間に載置され、前記第4主坑道(33)は分岐して、前記安全プラント空洞の他方の第1上側坑道(37)を形成し、前記安全プラント空洞の第2上側坑道(39)の他方と共に、前記安全プラント空洞(3)の両端の上側アーチ端壁と連結される、請求項1の地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト。
  3. 前記上側坑道システムの各上側坑道は、12%よりも小さい長手状傾斜を有する、請求項2の地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト。
  4. 前記下側坑道システムは、前記原子炉プラント空洞の下側坑道(21)と、前記電気プラント空洞の下側坑道(22)と、前記安全プラント空洞の下側坑道(23)と、第1原子力補助プラント空洞の下側坑道(24)と、前記核燃料プラント空洞の下側坑道(25)と、第2原子力補助プラント空洞の下側坑道(26)を含み、前記第1主通行トンネル(8)は、第1原子炉プラント空洞(1)の側壁下側と、前記原子炉プラント空洞の下側坑道(21)の一方を介して連結され、前記第2主通行トンネル(9)は、第2原子炉プラント空洞(1)の側壁下側と、前記原子炉プラント空洞の下側坑道(21)の他方を介して連結され、各一次蒸気管路(11)は、対応する電気プラント空洞(2)の側壁下側と、前記電気プラント空洞の各下側坑道(22)を介して連結し、前記安全プラント空洞の2個の下側坑道(23)は、前記第4主通行トンネル(7)上に載置されるとともに、対応する安全プラント空洞(3)の端壁下側と連結され、前記核燃料プラント空洞の2個の下側坑道(25)は、前記第4主通行トンネル(7)上に載置されるとともに、対応する核燃料プラント空洞(4)の端壁下側と連結され、前記核燃料プラント空洞の2個の下側坑道(25)は、対応する原子力補助プラント空洞(6)の一端の端壁下側と、前記第2原子力補助プラント空洞の下側坑道(26)を介して連結し、前記安全プラント空洞の2個の下側坑道(23)は、対応する原子力補助プラント空洞(6)の他端の側壁下側と、前記第1原子力補助プラント空洞の下側坑道(24)を介して連結する、請求項2の地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト。
  5. 前記下側坑道システムの各下側坑道は、15%よりも小さい長手状傾斜を有する、請求項4の地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト。
  6. 前記2個の原子炉プラント空洞(1)には、対応する連結プラント空洞(5)と連通する第1機器搬送管路(13)が設けられ、各連結プラント空洞(5)の側壁下側は、各第2機器搬送管路(12)を介して地表と連通する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の地下原子力発電所の原子力アイランド空洞群の円形建設レイアウト。
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