JP2017524089A - シュラウドハンガ組立体 - Google Patents

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Abstract

圧力嵌め又は摩擦嵌めされて互いに係合する構成要素など、寸法が一致しない構成要素を画成するハンガ(34)及びシュラウド(50)のためのシュラウドハンガ組立体(30)が提供される。シュラウドハンガ組立体(30)は、多部品ハンガ(34)と、軸方向に延在した少なくとも1つのピン(70)によりハンガ組立体(30)にピン留めされ、ハンガに対してシュラウドを位置決めして、エンジンに対する周方向(接線方向)及び半径方向の一方又は両方での動きを制御するシュラウド(50)とを含む。【選択図】図1

Description

本実施形態は、ガスタービンエンジンに使用するためのシュラウドハンガ組立体に関する。より具体的には、本実施形態は、非限定的に、ハンガ組立体に対してシュラウドを位置合わせするための少なくとも1つの位置決めピンを有するシュラウドハンガ組立体に関する。
ガスタービンエンジンは、直列流れ関係にある高圧圧縮機、燃焼機、及び高圧タービン(「HPT」)を有するターボ機械コアを含む。コアは、1次ガス流を生成するために既知の方法で動作することができる。高圧タービンは、燃焼機から出るガスを動翼又はバケットの中へ向ける静翼又はノズルの環状アレイ(「列」)を含む。1列のノズル及び1列の動翼が集合的に「段」を構成する。直列流れ関係にある一般に2つ以上の段が使用される。これらの構成要素は、極めて高温の環境で動作し、十分な耐用年数を確保するために空気流によって冷却されなければならない。
ガスタービンエンジンの一次流路内の動作温度に起因して、高温性能を有し、多量の冷却空気を必要としない材料を利用することが望ましい。流路部品を冷却するために使用される空気を抑制できる場合、エンジン内の高い動作温度によって、エンジンサイクルの熱効率が向上する。例えば、このような激しい温度及び圧力条件で効率的に動作するために、金属材料よりも優れた温度性能に起因して、複合材料が勧められてきた。特に、セラミック基複合(CMC)材料は、高温流路用途での理想的な材料である。CMC材料は、高い温度性能を有するが、CMC構成要素を支持しCMC構成要素に対するシール面を作り出すために使用される金属合金よりも低い熱膨張率を有する。シールは、冷却空気を抑制するというCMC材料が有する利点を保つために、極めて重要である。
高温材料の望ましい使用の1つがタービンシュラウドである。しかし、支持用金属製金物(シュラウドハンガ)には、種々の課題があることが知られている。例えば、一部の組立体は、シュラウドハンガの空洞内にシュラウドを挿入する間に、撓んで離れる一部品ハンガ構造を利用する。組立体内のこの干渉は、エンジンサイクルの全体でシールを維持するために必要とされ、金属製ハンガとCMC製シュラウドの膨張率の差に依る。しかし、この機械的な撓みによって、シュラウドを配置する間にハンガアームが屈曲する場合があり、降伏する場合さえあり、望ましくなく、高温時に早期の変形及び漏れが生じる場合もある。したがって、容易に組み立てられ、ハンガを降伏させない組立体を有することが望ましい。
シュラウドハンガ組立体を形成する際に容易に組み立てられるハンガを提供することが望ましい。ハンガ壁の予備載荷要求を抑制しながらハンガとシュラウドを熱的に良好に整合させるためにハンガ応力を抑制することも望ましい。
低熱膨張率の材料の使用に伴う追加の問題は、異なる材料で生じる異なる熱膨張速度に依る。これらの材料を金属製ハンガと組み合わせて利用する幾つかの試みによると、熱膨張による異なる伸長速度によって、シュラウドの位置合わせ不良又は高温条件時にハンガ内でのシュラウドの望ましくない移動が生じることが示されている。このことによって、加えて、高い動作温度での構成要素の意図しない緩み及びそれに伴う熱伸長がもたらされる場合がある。シュラウドハンガに対するシュラウドの移動を、ハンガ内又はハンガ組立体内でシュラウドハンガが配置不良とならない方法で制御することが望ましい。
これらの欠陥及び他の欠陥を克服し、シュラウド材料とハンガ材料の間の熱的な相違を良好に管理するハンガ組立体を提供することが更に望ましい。
本明細書のこの背景技術の項に含まれる情報は、本明細書で引用される参考文献並びにこの参考文献の説明又は論議があればそれを含めて、技術的な参照のみのために含められており、本発明の範囲を制約する主題と見なされるべきでない。
米国特許出願公開第2012/260670号明細書
圧力嵌め又は摩擦嵌めされて互いに係合する構成要素など、寸法が一致しない構成要素を画成するハンガ及びシュラウドのためのシュラウドハンガ組立体が提供される。シュラウドハンガ組立体は、多部品ハンガと、軸方向に延在した少なくとも1つのピンによりハンガ組立体にピン留めされ、ハンガに対してシュラウドを位置決めして、エンジンに対する周方向(接線方向)及び半径方向の一方又は両方での動きを制御するシュラウドとを含む。
幾つかの実施形態によると、シュラウド及びハンガ組立体は、相対的に高い熱膨張率を有する第1の金属材料で形成されたシュラウドハンガであって、前側ハンガ部分及び後側ハンガ部分を有し、前側ハンガ部分と後側ハンガ部分の間に空洞を有する、シュラウドハンガと、第1の材料よりも相対的に低い熱膨張率を有する第2の材料で形成されたシュラウドであって、前側ハンガ部分と後側ハンガ部分の間の空洞内に配されるシュラウドと、シュラウドハンガの少なくとも一部分とシュラウドとの間に延びる軸方向に配向された少なくとも1つのピンと、を含む。
別の実施形態によると、シュラウド組立体は、前側シュラウド壁と、前側シュラウド壁から隔てられた後側シュラウド壁とを備え、シュラウド基部が、前側シュラウド壁と後側シュラウド壁の間に延び、シュラウド基部は、燃焼ガス用の流路も画成する。前側シュラウド壁上の第1の傾斜部分、後側シュラウド壁上の第2の傾斜部分、第1の傾斜部分及び第2の傾斜部分は、シュラウドのための半径方向支持をもたらす。
また更なる実施形態によると、シュラウド支持組立体は、前側シュラウド壁と、前側シュラウド壁から隔てられた後側シュラウド壁と、前側シュラウド壁と後側シュラウド壁の間に延びるシュラウド基部と、前側シュラウド脚及び後側シュラウド脚の前側及び後側に延びる先端張出部及び後端張出部と、を備える。
「発明の概要」は、「発明を実施するための形態」において以下で詳細に説明される簡略化した形の抜粋した概念を紹介するために提供される。発明の概要は、特許請求された主題の重要な特徴又は本質的特徴を識別するためのものではなく、特許請求された主題の範囲を限定するために使用されるためのものでもない。上記に概説した特徴の全てが単に例示的なものとして理解されるべきであり、構造及び方法の更に多くの特徴及び目的は本明細書の開示から収集することができる。本発明の特徴、詳細、有用性、及び利点のより広範な提示は、本発明の様々な実施形態の、以下の書面による説明で提供され、添付図面に例示され、添付の請求項で定義される。したがって、発明の概要の非限定的な解釈は、本明細書全体、それに含まれる請求項及び図面をそれ以上読むことなく理解されるべきである。
これらの実施形態の上述及び他の特徴及び利点、並びにそれらを実現する態様は、添付図面に関連してなされる下記説明を参照することで更に明らかになり、これらの実施形態はより良く理解されるであろう。
例示的なガスタービンエンジンの側断面図である。 例示的なハンガ組立体の周方向横断面である。 例示的なシュラウドハンガ組立体の横断面図である。 代替的なシュラウドハンガ組立体の断面図である。 ハンガ組立体から取り外された例示的なシュラウドの等角図である。 シュラウドの代替的な一実施形態の等角図である。 代替的なシュラウドの等角図である。 頂部開放型シュラウドを有する代替的なシュラウドハンガ組立体の側断面図である。 多部品ハンガ及び頂部開放型シュラウドを有する代替的なシュラウドハンガ組立体の側断面図である。 頂部開放型デザインを有するシュラウドの代替的な実施形態の等角図である。 更なる代替的なシュラウドハンガ組立体の側断面図である。 組立体から取り外された、図11のシュラウドの等角図である。 多部品で形成されたシュラウドハンガ組立体の代替的な実施形態である。 シュラウドハンガ組立体の代替的な実施形態である。
図示された諸実施形態は、以下の説明に記載されている又は図面に例示されている構造の詳細及び構成要素の配置への応用に限定されないことが理解されるべきである。図示の諸実施形態は、他の実施形態でも可能であり、様々な方法で実施又は実行することができる。各例は説明として提供され、開示される実施形態を限定するものではない。実際、種々の修正及び変形が本開示の範囲又は精神から逸脱することなく本実施形態でなされ得ることが、当業者には明らかであろう。例として、一実施形態の一環として例示又は説明される特徴は、別の実施形態と共に使用して更に他の実施形態を提供することができる。よって、本開示は、添付の請求項の範囲及びそれらの均等物の範囲内にある、このような修正及び変形をカバーすることを意図している。
シュラウドハンガ組立体の実施形態が、図1〜図14に描写されている。ハンガ組立体は、ハンガの空洞内に位置するシュラウドを有する多部品ハンガを含む。シュラウド及びハンガ組立体は、少なくとも1つの軸方向ピンで接合されて、ハンガ組立体に対するシュラウドの位置を位置決めする。軸方向ピンは、ハンガの複数の部分、又はハンガとシュラウドの組み合わせを接合し得る。
更に、本明細書に用いられる表現及び用語は、説明のためのものであり、限定するものと見なされるものでないことを理解すべきである。本明細書での「含む(including)」、「備える(comprising)」又は「有する(having)」、及びそれらの変形形態の使用は、その後に列挙される品目及びそれらの均等物並びに追加の品目を包含することを意味する。特に限定されない限り、「連結される(connected)」、「結合される(coupled)」、及び「取り付けられる(mounted)」という用語、並びにそれらの変形形態は、広義に用いられ、直接的な連結、結合及び取付け、並びに間接的な連結、結合、及び取付けを包含する。加えて、「連結される」、「結合される」、及び「取り付けられる」という用語、並びにそれらの変形形態は、物理的又は機械的な連結又は結合に限定されるものではない。
本明細書に用いられているように、「軸方向の(axial)」又は「軸方向に(axially)」という用語は、エンジンの縦軸に沿った寸法を意味する。「軸方向の」又は「軸方向に」とともに用いられる「前側の/前側に(forward)」という用語は、エンジン入口に向かう方向に移動すること、又はある構成要素が別の構成要素と比べてエンジン入口に相対的に近接していることを意味する。「軸方向の」又は「軸方向に」とともに用いられる「後側の/後側に(aft)」という用語は、エンジンノズルに向かう方向に移動すること、又はある構成要素が別の構成要素と比べてエンジンノズルに相対的に近接していることを意味する。
本明細書に用いられているように、「半径方向の(radial)」又は「半径方向に(radially)」という用語は、エンジンの中央縦軸とエンジンの外周との間の寸法を意味する。本明細書における「近位の(proximal)」又は「近位に(proximally)」という用語は、その用語自体或いは用語「半径方向の」又は「半径方向に」と共に用いられて、エンジンの外周に向かう方向に移動すること、又はある構成要素が別の構成要素と比べてエンジンの外周に相対的に近接していることを意味する。本明細書における「遠位の(distal)」又は「遠位に(distally)」という用語は、その用語自体が或いは用語「半径方向の」又は「半径方向に」と共に用いられて、エンジンの外周に向かう方向に移動すること、又はある構成要素が別の構成要素と比べてエンジンの外周に相対的に近接していることを意味する。
本明細書に用いられているように、「横方向の(lateral)」又は「横方向に(laterally)」という用語は、軸方向寸法と半径方向寸法の両方向に対して垂直の方向の寸法を意味する。
全ての方向の参照(例えば、半径方向の、軸方向の、近位の、遠位の、上部の、下部の、上方への、下方への、左の、右の、横方向の、前の、後ろの、上部の、下部の、上方、下方、垂直の、水平の、時計回りの、反時計回りの)は、本発明の読者の理解を助けるために識別目的で用いられるに過ぎず、特に位置、向き、又は本発明の使用に関して限定するものではない。連結の言及(例えば、付着される、結合される、連結される、及び接合される)は、広義に解釈されるべきであり、特に指示がない限り、一群の要素間の中間部材及び要素間の相対移動を含むことができる。したがって、連結の言及は、必ずしも2つの要素が互いに直接連結され固定された関係にあることを意味するものではない。例示的な図面は、例示だけのためであり、図面内に反映される寸法、位置、順序、及び相対サイズは異なることがある。
初めに図1を参照すると、ガスタービンエンジン10の概略側断面図が示されている。タービンの機能は、高圧高温燃焼ガスからエネルギーを取り出し、取り出したエネルギーを、仕事のための機械エネルギーに変換することである。タービンエンジン10は、コア又は推進機13への空気が入るエンジン入口端12を有し、コア又は推進機13は、いずれもエンジン軸線26に沿って位置する圧縮機14、燃焼機16、及び多段高圧タービン20によって概ね画成される。推進機13は、集合的に、動作中の動力を提供する。推進機13は、航空機、発電、産業、船舶などに使用され得る。
動作中、空気は、ガスタービンエンジン10の空気入口端12を通って流入し、空気圧が高められる少なくとも1つの圧縮段を通って移動し、燃焼機16に導かれる。圧縮空気は、燃料と混合され燃焼されて高温燃焼ガスとなり、高温燃焼ガスは燃焼機16から高圧タービン20に向かって出る。高圧タービン20では、高温燃焼ガスからエネルギーが取り出されてタービン動翼の回転を引き起こし、この回転はシャフト24の回転を引き起こす。シャフト24は、エンジンの前面に向かって進んで、タービン設計に応じて、1以上の圧縮機段14、ターボファン18又は入口ファン動翼の回転を継続させる。ターボファン18は、シャフト28によって低圧タービン21に連結され、ガスタービンエンジン10の推力を作り出す。低圧タービン21は、更なるエネルギーを取り出し追加のブースタ又は低圧圧縮機段に動力を供給するためにも利用され得る。
シュラウドハンガ組立体30は、タービン動翼20、21又は圧縮機14内の動翼などの回転部品に隣接する流路を画成するために利用され得る。シュラウドハンガ組立体30は、図1の概略図に総称的に示されている。組立体30は、タービン20、21の動翼22、燃焼機16、又は圧縮機14の動翼の半径方向外側端(図2)に配され得る。
次に図2及び図3を参照すると、例示的なハンガ組立体30の周方向横断面及び半径方向断面図が示されている。組立体30は、1つ又は2つのハンガ部分で形成され得るハンガ32を含む。例示的な実施形態は、図3の横断面図に描写している、第1すなわち前側のハンガ部分34と、第2すなわち後側のハンガ部分36とを含み得る。組立体30は、ハンガ32の空洞46内に支持されるシュラウド50を更に備える。具体的には、空洞46は、ハンガ部分34とハンガ部分36の間に位置し得る。本実施形態によると、ハンガ部分34、36は、一部品ハンガ又は多部品ハンガの形式で形成され得る。シュラウド50は、軸方向でハンガ部分34とハンガ部分36の間に保持され、回転するタービン20、21の動翼に隣接して移動する空気の外側流路を画成する下面59を有する。種々の実施形態に示すように、シュラウド50は、頂部開放型シュラウド又は頂部閉鎖型シュラウドである種々の形式をとり得る。
シュラウド50は、種々の方法で所定位置に保持され得る。幾つかの実施形態によると、バッフル52が利用され得、バッフル52は、ハンガ32にピン留めされ、シュラウド50を所定位置に保持する。第2の方法では、ピン構造と組み合わせてリテイナが利用され得る。代わりに、組み合わせ構造が使用されてもよい。
バッフル52が、シュラウド50の内部に配置され、ハンガ32を通って延びる冷却孔35と流体連通し得、それによって、バッフル52は、シュラウド50の内面の上に空気を導き、空気のインピンジメント冷却をもたらす。半径方向ボルト70が、ハンガ組立体30を通って位置し得る。描写した実施形態によると、ボルト又は留め具70は、バッフル52に連結され、シュラウド50を半径方向で所定位置に保持するために利用され得る。代わりに、リテイナが、ハンガ32内にシュラウド50を捕捉するための半径方向保持機構を提供してもよい。当業者は、シュラウド50が、非限定的な種々の方法で配置され得ることを理解するであろう。
ボルト70は、半径方向でのハンガ32の分割を可能にし、軸方向での複数の部分の分離を可能にするために、示すように半径方向であり得る。代わりに、ボルト70が、軸方向に延びるようにハンガに配されてもよい。ボルト70は、ハンガ32の2つ以上の部分を連結し、ハンガの部分同士を締め付け得る。
1以上のボルト70に加えて、幾つかの実施形態によると、スリーブ又はピンが利用され得る。構造を異ならせるために、ハンガ32の複数の部分を軸又は半径方向で一緒に保持するようにボルト、例えばボルト70が一般に利用される。代わりに、ハンガ及びシュラウドを位置決めし、及び/又は熱膨張の差によるそれらの相対移動を案内するようにピン又はスリーブ、例えばスリーブ75及びピン674(図9)が使用されてもよい。ピンは、例えば、シュラウドに係合しシュラウドを位置決めするようにハンガ32を通して圧力嵌めされ得るか、又は代わりにハンガもしくはシュラウドの一方の移動を案内し得る、中実構造である。スリーブ、例えばスリーブ75は、またシュラウドに対するハンガの相対移動を案内する中空構造である。描写した実施形態では、スリーブ75は、ボルト70の通過を可能にする。スリーブ75は、ハンガ32に挿通され得、ボルト70は、スリーブ75を通過してシュラウド50をハンガ32に保持する。ピンは、前側から後側に、又は後側から前側に軸方向で延び得る。加えて、ピンは、ハンガ32に対してシュラウド50を位置決めし、ハンガ32とシュラウド50の相対移動を案内するために使用され得る。
本明細書に更に記述するハンガは、一部品ハンガを構成してもよく、多部品構造を構成してもよい。多部品構造は、軸方向で連結されてもよく、半径方向で連結されてもよい。加えて、エンジンケーシングは、組立体30の構築を支援するために、ハンガ部分34、36の一方又は両方を捕捉するために利用され得る。第1及び第2のハンガ部分34、36の一方又は両方は、ハンガ32をエンジンケーシングに連結するための1以上のタブ38、40を含み得る。多部品ハンガ32を画成するために、種々の装置が利用され得、例示的な実施形態は、本明細書に示す追加の実施形態と組み合わせて利用され得る、そのような実施形態の1つにすぎない。したがって、例示的なハンガ32は、限定していると考えられるものではなく、単一又は多部品ハンガの他の形式に置き換えられてもよく、本開示の範囲内であると考えられるべきである。例えば、幾つかの実施形態によると、ハンガ32は、周方向で見て中央で又は別の方法で分割47され得る。
タブ38、40から垂れ下がるのは、脚39、41である。脚39、41は、半径方向に対して傾斜して、又は何らかの組み合わせで、半径方向に垂れ下がり得る。脚39、41は、長さが等しくてもよく、一方の脚が他方の脚よりも長くてもよい。ウェブ42が、第1の脚39と第2の脚41との間に延びるように描写されている。ウェブ42、第1の脚39、及び第2の脚41は、全てが第1及び第2のハンガ部分34、36の一方に形成されてもよく、代わりに、第1のハンガ部分34又は第2のハンガ部分36に形成されてもよい。ウェブ42は、軸方向に延びてもよく、代わりに、前側脚39から後側脚41に傾斜してもよく、ウェブ42に沿う周方向位置に応じた何らかの組み合わせでもよい。よって、この構成は、部品の断面がどこで取られるかに応じて単一の部品内で変化し得る。これらの脚39、41の間に、シュラウド50が配置される空洞46がある。シュラウド50は、ハンガ32の材料とは異なる低熱膨張率の材料で形成され得る。例示的な幾つかの実施形態によると、ハンガ32は、相対的に低い熱膨張率を有するシュラウド50の材料よりも相対的に高い熱膨張率を有する合金などの金属材料で形成され得る。例えば、シュラウド50は、セラミック基複合材料(CMC)で形成され得るが、そのような実施形態に限定されない。したがって、動作中、ハンガ32は、シュラウド50の熱反応速度よりも大きな熱反応速度で伸長する。シュラウド50は、本明細書に記述する実施形態に応じて種々の形式をとり得る。例えば、シュラウド50は、シュラウドの上部分が概ね閉鎖していることを意味する、描写するような頂部閉鎖型シュラウドであり得る。このような閉鎖した頂部は、水平でもよく、傾斜してもよく、組み合わせでもよく、片持ち式でもよく、シュラウド50を実質的に閉鎖するための他の形式でもよい。代わりに、シュラウド50は、他の実施形態に応じて概ねU字形状でもよく、シュラウドの頂部が閉鎖しているのではなく開放しているそのような他の形状でもよい、頂部開放型シュラウドを構成してもよい。
実施形態は、ハンガ32に対してシュラウド50を位置決めするために、ピン、例えばピン274(図4)を更に利用し得る。ピンは、矩形断面及び円形断面を含む種々の形式をとり得る。ピンは、ハンガ32内でシュラウド50を半径方向に位置決めするために、シュラウド50を通ってハンガ32の前側部分及び後側部分の一方又は両方を通って軸方向に延び得る。軸方向ピンは、シュラウド及びハンガを直接通って延びてもよく、ハンガ32の前側端及び後側端で位置合わせされた1以上のスリーブ75を通って延びてもよい。スリーブ75は、直径が同じでもよく、異なってもよい。本実施形態によると、位置決めピンは、前側から後側の方向に延びてもよく、反対に後側から前側の方向に延びてもよい。本実施形態では、ボルト70は、シュラウド50の閉鎖した頂部から半径方向に延びるタブ51を通って延びる。本明細書で種々の実施形態に示すように、シュラウドとピンを取り付けるための構造は、シュラウドに沿う前側、中央及び後側の位置から延び得る。本実施形態では、タブ51は、シュラウド50の中央位置から延びる。
次に図4を参照すると、代替的なハンガ組立体230の断面図が描写されている。組立体230は、第1のハンガ部分234及び第2のハンガ部分236を有するハンガ232を含む。ハンガ232の前側端と後側端の間にウェブ242が延びる。本実施形態は、ハンガ232及びシュラウド250を通って延びる軸方向ピン274を利用する。ピン274は、シュラウド250に対するハンガ232の相対移動を案内し、又はハンガ232に対してシュラウド250を位置決めする。本明細書に更に記述するように、位置決め又は案内の機能は、シュラウド250内の孔の形状に部分的に依存する。シュラウド250は、ピン274が通って延びる孔253を含む、突起又はタブ251を含む。突起又はタブ251は、半径方向上向きに延び、シュラウド250の上面256を貫通する穴255に隣接する。したがって、突起251は、相対移動を案内し、及び/又はシュラウド250をハンガ232内で位置決めしながら、ピン274を受け入れてシュラウド250を半径方向の所定位置に保持する。
次に図5を参照すると、シュラウド250は、ハンガ組立体230(図4)から取り外されて、等角図に示されている。シュラウド250は、リテイナ272(図4)又は他の保持機構が配置され得る穴255を含む頂部壁256を有する。本実施形態では、シュラウドに加えてリテイナ272も捕捉され得る。頂部壁256から延び、穴255に隣接するのは、ピン孔又はホール253を含む突起251である。シュラウド250は、前側壁257及び後側シュラウド壁258、並びに前側壁257と後側壁258の間に延びる下壁259を含み得る。下壁259は、図4に描写するようにハンガ232の一部分のための肩を画成するために、後側壁258を越えて延び得る。
例示的な実施形態では、頂部壁256は、シュラウド250の周方向端又は切込み面まで延びる。描写した実施形態は、先に記述したような頂部閉鎖型シュラウド250を画成する。しかし、本明細書に更に記述する代替的な実施形態は、頂部開放型シュラウドを含んでもよい。
シュラウド250は、ハンガ232の全長で周方向に延びてもよく、代替的な実施形態では、2つのシュラウドが各ハンガ組立体230と共に利用されるように、ハンガ232の長さの半分を画成してもよい。
次に図6を参照すると、代替的なシュラウド350が描写されている。シュラウド350は、シュラウド基部359から延びる、後側壁358及び前側壁357を含む。前側壁357と後側壁358の間に上壁356が延びる。上壁又は頂部壁356は、例えば頂部壁356の下方から、シュラウド350のための接触支持点をもたらすためのリテイナを配置するための穴355を含む。更に、実施形態は、構造の周方向端又はその近くにタブ353A、353Bを含む。これによって、シュラウド350のための合計3つの接触点のための追加の2つの接触点がもたらされる。
タブ353Aは、位置決めピン又はスリーブ374を受け入れるピン孔360を含む。孔360は、ピン又はスリーブを受け入れ、第1のピンに対してシュラウド350を位置決めするようにサイズ決定される。
第2のタブ353Bは、例えば熱膨張による、周方向又は接線方向でのシュラウド350の移動を可能にするために、周方向又は接線方向のサイズが大きいスロット362を含む。よって、本実施形態は、構造が、一方が位置決めピンとして機能し、他方が周方向での移動のためのガイドピンとして機能する2つのピン又はスリーブを利用する点で、先の実施形態とは異なる。よって、シュラウド350の周方向の伸長は、スロット362を通って延びるガイドピンにより案内される。タブ353A、353Bは、シュラウド350の後側端に位置するが、前側、中央及び後側の端、又は間に位置してもよい。
次に図7を参照すると、シュラウド450の代替的な実施形態が描写されている。シュラウド450は、上面もしくは頂部面456、基部459、並びに前側壁457及び後側壁458を含む。実施形態の周方向端は、頂部壁456がシュラウド450の切込み面又は周方向端まで延びない点で、図6の実施形態の周方向端と同様である。しかし、頂部壁456の周方向端は、図6におけるようにエンジン軸線方向に対して傾斜して延びないが、代わりにエンジン軸線方向に延びる。種々の切込み形状又は穴455が、シュラウド用の保持構造を受け入れるために配置又は利用され得る。加えて、シュラウド450は、ハンガ及びスロット462に対してシュラウド450を位置決めして、先に記述したように周方向でのシュラウド450に対するハンガの移動を制御するためのガイドピン孔460を含む。孔460及びスロット462は、それぞれタブ453A及び453B内に位置し得る。
次に図8を参照すると、更なる実施形態が描写されており、シュラウド組立体530が断面図に示されている。組立体530は、前側ハンガ部分534及び後側ハンガ部分536、それらの間に延びるウェブ542を含む多部品で形成され得るハンガ532を含む。部分534及び部分536は、スリーブ575を通過する軸方向ボルト570により一緒に保持される。前側部分534及び後側部分536は、シュラウド550の複数の部分を受けるフランジ支持体539、541をそれぞれ含む。本実施形態は、前側脚557及び後側脚558を備える頂部開放型の実施形態であるシュラウド550を備える。脚557、558は、それぞれ支持体539、541内に延びており、1以上のピン574は、シュラウド550を内部に捕捉するように、フランジ支持体539及びフランジ支持体541を通って延びる連結部を形成する。1以上のピン574は、前側及び後側の方向に延びており、又は代わりに、両方とも前側方向に延びてもよく、両方とも後側方向に延びてもよい。
次に図9を参照すると、多部品ハンガ632及び頂部開放型シュラウド650を有するハンガ組立体630の代替的な実施形態が描写されている。本実施形態によると、ハンガ632は、第1のハンガ部分634及び後側すなわち第2のハンガ部分636を含む。第2の後側部分は、コンフォーマルシールなどのシールにより前側部分634に向けて前側方向に付勢される。この実施形態では、第3のハンガ部分637が示されており、その一部分が、第1の部分634の上脚と第2の部分636の上脚との間に挟まれる。ハンガ632の多くの部分は、シュラウド650の前側及び後側の脚657、658を挟み、ハンガ632及びシュラウド650を通って延びる軸方向ピン674によるピン連結を可能にする。
シュラウド650は、U字形状の横断面であり、異なる半径方向長さで形成される第1及び第2の壁657、658を含み得る。図10などの他の実施形態では、壁は、等しい長さであり得る。加えて、シュラウド650は、スリーブ及び/又はピンを受け入れるための孔660を含む。
次に図10を参照すると、シュラウド550の等角図が示されている。シュラウド550は、第1の壁557及び第2の壁558を含み、断面図又は端面図で概ねU字形状である。実施形態は例示であり、第1の壁557は前側壁であり、第2の壁558は後側壁である。U字形状を画成するように第1の壁557と第2の壁558との間に基部559が延びる。この実施形態では、第1及び第2の壁557、558は、次の実施形態の傾斜壁とは対照的に、半径方向に延び、又は概ね垂直である。U字形状は、頂部に沿って開放し、セグメントを画成するように周方向に延びる。これらの複数のセグメントは、エンジン10の周りに周方向に延びるように切込み面で位置合わせされる。
各壁557及び559は、位置決めピン孔560を含み得る。位置決めピン孔560は、ハンガ532を通って延び(図8)ハンガ532を半径方向で位置決めするピンを受け入れる。孔は、ハンガ532(図8)に対するシュラウド550の揺動を防ぐためにハンガ532の両端の近くに配置されて示されている。加えて、各壁557、558に沿って周方向で反対側に隔てられて、ガイドピン孔562が位置する。孔562は、ハンガ532に対するシュラウド550の伸長を可能にするために細長く、又は横長である。
第1の壁及び第2の壁557、558は、図8に示すように半径方向長さが等しくてもよく、図9に示すように半径方向長さが異なってもよい。加えて、基部559は、壁557、558の一方又は両方から、事前に選択された幾らかの距離だけ軸方向に延び得る。これによって、軸方向で隣接構造に対するタービン流路のシールが支援され得る。シュラウド550の上面551は、ハンガ532の周りの空気流を防ぐために、ハンガ532内に設置されるときにシールを含み得る。
シュラウド550の頂部開放型の横断面形状は、非限定的にセラミック基複合(CMC)材料を含む、種々の高温性能又は低熱膨張率の材料により形成され得る。CMCは、強度及び製造効率を向上させるために一方向又は複数方向でパイル状に敷かれ得る。
次に図11を参照すると、シュラウドハンガ組立体730の更なる代替的な実施形態が描写されている。ハンガ組立体730は、部品の中でもとりわけ、ハンガ732及びシュラウド750を含む。ハンガ732は、第1すなわち前側ハンガ部分734、中央ハンガ部分737、及び第2すなわち後側ハンガ部分736により画成される。したがって、ハンガ732は、中央すなわち第3のハンガ部分737及び前側部分734がシュラウド750を所定位置で締め付ける、3部品構成である。シュラウド750は、少なくとも1つの傾斜面751を含む。本実施形態によると、シュラウド750は、シュラウド750の前側端及び後側端に少なくとも1つの傾斜部分751を含む。前側ハンガ部分734及び中央ハンガ部分737は、それぞれ対応する傾斜面754及び759を有する。この実施形態によると、ハンガ732及びシュラウド750の傾斜面は、ハンガ732の組立体とシュラウド750との間にシールを提供するように機械加工され得る面を提供する。加えて、シュラウド750の荷重は、これらの係合面754、759全体に分散されて、シュラウド750の機能を向上させる。後側ハンガ部分736は、組立体の後側端に、傾斜面759と共にシュラウド750を捕捉する傾斜面755も備える。冷却孔は、ハンガ組立体730を通って延びて、中央部分737の内部を通り、シュラウド750の内部面を冷却するためのバッフル752を通過し得る。
次に図12を参照すると、シュラウド750は、ハンガ732(図11)から取り外されて示されている。シュラウド750は、前側壁757、後側壁758、及びそれらの間に延びる基部759を含む。壁757、758の上端には、傾斜面751がある。本実施形態は、シュラウド750の周方向端で、これらの傾斜面751を利用する。しかし、これらは、他のどこかで利用されてもよい。同様に、シュラウド750の後側壁758に位置するようにピン孔793が示されている。しかし、ピン孔793は、前側壁757に位置してもよく、その周方向中央位置から代わりの所望位置に移動されてもよい。更に、追加のピンホールが利用されてもよい。
次に図13を参照すると、第1の部分834及び第2の部分836を含む多部品で形成されるハンガ832を含む、シュラウドハンガ組立体の更なる実施形態が描写されている。この実施形態では、ハンガ832は、先の実施形態と同様にエンジンケーシングに連結され、第1及び第2の部分834、836は、ハンガ832の後側端で連結され、第2の部分は、半径方向で概ね連結され、シュラウドに対して作用するばねアームを画成する。代替的な実施形態によると、ハンガの第1及び第2の部分834、836は、先の実施形態の場合と同様に軸方向でなど、他の態様で連結されてもよい。
加えて、本実施形態は、第1のハンガ部分834の嵩及びサイズが大きく、第2のハンガ部分836が小さく、ばね構造を画成することを想定するが、第2の部分836のサイズが大きく、第1の部分834のサイズが小さい反対の構成が利用されてもよい。
ハンガ832は、第1及び第2のシュラウドリテイナ837、838に締結され下向きに垂れ下がる部分を備える。これらのリテイナは、加えて、シュラウド850のうち、それらの間に配置される部分を画成する。リテイナ837、838は、ハンガ832の前側端及び後側端で半径方向に延び、台座839を備え、台座からはシュラウドリテイナ837、838の上向きに延びる部分が延びる。台座839の間には、台座839の傾斜面840に係合する、前側端及び後側端に傾斜壁859を有する概ねU字形状の中央シュラウド850がある。これは、リテイナ837とリテイナ838の間の所定位置にシュラウド850を捕捉する。
リテイナ837、838は、本実施形態以外の種々の態様で連結され得、リテイナ837、838を通ってハンガ832内に延びるピン874が利用され得る。ハンガの下部835は、ハンガ832の前側端から延び冷却空気がシュラウド850の冷却された上面に近付くことを可能にする貫流孔833を含む。シュラウド850が多部品を含み、下部835から半径方向距離だけ隔てられているので、リーフシール857、858が、シュラウド850とハンガ832の間で、傾斜壁859と面840の間からの空気漏れを制限し、シュラウドリテイナ837とシュラウドリテイナ838の間を通る漏れを防ぐために利用され得る。リーフシール857、858は、半径方向に延びるように示されている。シールは、U字形状シュラウド850の半径方向に延在した面に係合し、ハンガ832及びシュラウド850の一方に締結され、接着され、連結され、そうでなければ接合される。本実施形態では、ポケット870が、ハンガ832の下部835に形成され、リーフシール857、858の上端を受け入れる。リーフシールは、これらのポケット870内でハンガ832に連結される。描写した実施形態では、圧力は、下部ハンガ部分835とシュラウド850の間の領域で最大となる。これにより、リーフシール857、858の外向きの力又は移動が生じ、又は軸方向でハンガ832及びシュラウド850の一方又は両方にリーフシールが係合される。同様に、シュラウド850の上方の圧力は、組立体830の下方に示される動翼の前側端の領域よりも大きくなる。動翼の前側端の圧力も、動翼の後側端の圧力よりも大きくなる。したがって、動翼のこの領域の圧力によって、リーフシール857、858は、軸方向内向きに互いに押し付けられず、漏れを生じさせる代わりに、シュラウド850の上方及びシュラウド850と下部ハンガ部分835の間の領域の内圧によって、軸方向外向きの力が生じ、組立体830のこの領域がシールされる。
次に図14を参照すると、ハンガ組立体930の代替的な実施形態が描写されている。本実施形態では、ハンガ932は、前側部分934及び後側部分936を含み、後側部分936は、2つの本体のうち大きい方であり、前側部分934は、軸方向で後側部分936の溝に連結される。先の実施形態の場合と同様に、1以上の冷却チャネル又は孔933が、下方のシュラウド950を冷却するためにハンガ932を通って延び得る。ハンガ932は、前述したような種々の形式をとり得、第1及び第2の部分934、936は、サイズが等しく、又は描写されるように一方のサイズが他方のサイズよりも大きい。加えて、ハンガ932は、ハンガ部分934、936の一方が、シュラウド950の面に対してばねとして作用してシュラウドを所定位置に保持するように機能し得る。
本実施形態のシュラウド950は、U字形状であった先のタイプと同様に頂部開放型シュラウドである。この実施形態では、シュラウド950は、前側シュラウド部分957、後側シュラウド部分958、及び2つの部品の間に延びるシュラウド基部959を含む、W字形状を有する。中央アーム951は、基部959から上向きに延び、ハンガ932に連結されるリテイナ937に、例えば留め具938によりボルト留めされる。具体的には、リテイナ937は、第2のシュラウド部分936から垂れ下がる。シュラウド950は、後側シュラウド部分958と第2のシュラウド部分936のスロット又はポケット939との間に延びるリーフシール970によりシールされる。リーフシール970は、シュラウド950とハンガ部分936の間でリーフシール970の半径方向の挿入をもたらすように、スロット又はポケット939内でシュラウド950又はハンガ932に連結され得る。シール970は、先の実施形態の場合と同様に、シュラウド950又はハンガ932に連結され得、リーフシール970が半径方向に延びるように示されているが、そのようなリーフシール970は、半径方向に傾斜して延び、エンジンの周方向に更に延びてもよい。
ハンガ932とシュラウド950の間の圧力は、動翼の前側端及び動翼の後側端の圧力よりも大きい。したがって、シュラウド950とハンガ932の間のこの領域の圧力によって、リーフシール970は、隣接する構成要素に対して軸方向外向きに押し付けられ、部品間の空気漏れが防がれる。代わりに述べるように、シュラウド950とハンガ932の間のこの圧力が大きいので、リーフシール970は、軸方向前向きに押し付けられず、これにより、シュラウド950と第2のハンガ部分936との間の領域への漏れの逆流が可能となる。
本発明の幾つかの実施形態に関する前述の説明は例示のために提示されている。この説明は、網羅的とする、或いは開示する正確なステップ及び/又は形に本発明を限定するためのものではなく、明らかに、上記教示に照らして多くの修正形態及び変形形態が可能である。本発明の範囲及び全ての均等物が本明細書に添付する特許請求の範囲によって定義されることが意図されている。
10 ガスタービンエンジン
12 空気入口端、エンジン入口端
13 推進機
14 圧縮機段
16 燃焼機
18 ターボファン
20 多段高圧タービン、タービン動翼
21 低圧タービン、タービン動翼
22 動翼
24 シャフト
26 エンジン軸線
28 シャフト
30 シュラウドハンガ組立体
32 多部品ハンガ
34 第1のハンガ部分
35 冷却孔
36 第2のハンガ部分
38 タブ
39 第1の脚、前側脚
40 タブ
41 第2の脚、後側脚
42 ウェブ
46 空洞
47 分割
50 シュラウド
51 タブ
52 バッフル
59 下面
70 留め具、半径方向ボルト
75 スリーブ
230 ハンガ組立体
232 ハンガ
234 第1のハンガ部分
236 第2のハンガ部分
242 ウェブ
250 頂部閉鎖型シュラウド
251 突起、タブ
253 ピン孔、ホール
255 穴
256 頂部壁、上面
257 前側壁
258 後側シュラウド壁
259 下壁
272 リテイナ
274 軸方向ピン
350 シュラウド
353A タブ
353B 第2のタブ
355 穴
356 頂部壁、上壁
357 前側壁
358 後側壁
359 シュラウド基部
360 ピン孔
362 スロット
374 スリーブ
450 シュラウド
453A タブ
455 穴
456 頂部面、頂部壁
457 前側壁
458 後側壁
459 基部
460 ガイドピン孔
462 スロット
530 シュラウド組立体
532 ハンガ
534 前側ハンガ部分、前側部分
536 後側ハンガ部分、後側部分
539 フランジ支持体
541 フランジ支持体
542 ウェブ
550 シュラウド
551 上面
557 前側脚、第1の壁
558 後側脚、第2の壁
559 基部
560 位置決めピン孔
562 ガイドピン孔
570 軸方向ボルト
574 ピン
575 スリーブ
630 ハンガ組立体
632 多部品ハンガ
634 第1のハンガ部分、前側部分
636 第2のハンガ部分
637 第3のハンガ部分
650 頂部開放型シュラウド
657 脚、第2の壁
658 脚、第2の壁
660 孔
674 軸方向ピン
730 シュラウドハンガ組立体
732 ハンガ
734 前側ハンガ部分
736 後側ハンガ部分
737 中央ハンガ部分、第3のハンガ部分
750 シュラウド
751 傾斜部分、傾斜面
752 バッフル
754 係合面、傾斜面
755 傾斜面
757 前側壁
758 後側壁
759 係合面、傾斜面、基部
793 ピン孔
830 組立体
832 ハンガ
833 貫流孔
834 第1のハンガ部分
835 下部ハンガ部分
836 第2のハンガ部分
837 第1のシュラウドリテイナ
838 第2のシュラウドリテイナ
839 台座
840 傾斜面
850 U字形状シュラウド、中央シュラウド
857 リーフシール
858 リーフシール
859 傾斜壁
870 ポケット
874 ピン
930 ハンガ組立体
932 ハンガ
933 孔
934 前側部分、ハンガ部分、第2の部分
936 後側部分、第2のシュラウド部分、第2のハンガ部分
937 リテイナ
938 留め具
939 ポケット
950 シュラウド
951 中央アーム
957 前側シュラウド部分
958 後側シュラウド部分
959 シュラウド基部
970 リーフシール

Claims (14)

  1. 相対的に高い熱膨張率を有する第1の金属材料で形成されたシュラウドハンガ(32)であって、前側ハンガ部分(34)及び後側ハンガ部分(36)を有し、前側ハンガ部分(34)と後側ハンガ部分(36)の間に空洞(46)を有する、シュラウドハンガ(32)と、
    第1の材料よりも相対的に低い熱膨張率を有する第2の材料で形成されたシュラウド(50)であって、前側ハンガ部分(34)と後側ハンガ部分(36)の間の空洞(46)内に配されるシュラウド(50)と、
    シュラウドハンガ(32)の少なくとも一部分とシュラウド(50)との間に延びる軸方向に配向された少なくとも1つのピン(274)と、
    を備える、シュラウド及びハンガ組立体(30)。
  2. 軸方向に配向された少なくとも1つのピン(274)は、2つのピンである、請求項1に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  3. シュラウド(50)は、2つのピンのための少なくとも1つのホール(253)を有する、請求項2に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  4. 2つのピンの一方は、位置決めピン(274)である、請求項2に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  5. 軸方向に配向された2つのピンの他方は、ガイドピン(274)である、請求項4に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  6. ガイドピン(274)は、シュラウド(50)に対するシュラウドハンガ(32)の伸長に伴う移動をガイドする、請求項5に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  7. 前側ハンガ部分(34)及び後側ハンガ部分(36)は、前側ハンガ部分(34)及び後側ハンガ部分(36)に沿うシールを向上させる傾斜面(42)を有する、請求項1に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  8. シュラウド(50)は、概ね頂部開放型の構造である、請求項1に記載のシュラウド及びハンガ組立体(30)。
  9. 前側シュラウド壁(757)及び前側シュラウド壁(757)から隔てられた後側シュラウド壁(758)を有するシュラウド(750)と、
    前側シュラウド壁(757)と後側シュラウド壁(758)の間に延びるシュラウド基部(759)であって、燃焼機ガス用の流路も形成するシュラウド基部(759)と、
    前側シュラウド壁(757)上の第1の傾斜部分(751)及び後側シュラウド壁上の第2の傾斜部分(751)であって、シュラウド(50)のための半径方向支持をもたらす第1の傾斜部分(751)及び第2の傾斜部分(751)と、
    を備える、シュラウドハンガ組立体(730)。
  10. 第1の傾斜部分(751)及び第2の傾斜部分(751)は、シール面を更に提供する、請求項9に記載のシュラウドハンガ組立体(730)。
  11. 第1のハンガ部分(732)及び第2のハンガ部分(736)を含むハンガ組立体(732)を更に備える、請求項10に記載のシュラウドハンガ組立体(730)。
  12. 第1及び第2のハンガ部分(732、736)は、傾斜シュラウド部分(732、736)に嵌る傾斜面(751)を有する、請求項11に記載のシュラウドハンガ組立体(730)。
  13. シュラウド(750)は、第1のハンガ部分(732)と第2のハンガ部分(736)との係合によりシールされる、請求項12に記載のシュラウドハンガ組立体(730)。
  14. シュラウド(750)の傾斜部分(751)に係合するための傾斜面(759)を含む第3のハンガ部分(737)を更に備える、請求項13に記載のシュラウドハンガ組立体(730)。
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