JP2010216473A - タービンエンジンのシュラウドリング - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のブレードを有するロータを含む改良されたタービンエンジンを提供する。
【解決手段】一実施形態において、システムは、複数のブレードを有するロータを含むタービンエンジンを含む。タービンエンジンは、ブレードの周りに配置されたシュラウド54を更に含む。シュラウド54は、噛み合い歯70、72、74、76を介して互いに係合する複数のセグメント64を含む。噛み合い歯70、72、74、76は、タービンエンジンの縦軸に沿って軸方向35に配向される。
【選択図】図5

Description

本発明はガスタービンエンジンに関し、より詳細には、タービンエンジンのシュラウド、シュラウドリング及びシュラウドハンガーに関する。
タービンエンジンは、中央ロータに取り付けられた複数のブレードを有するタービンを含む。蒸気又は燃焼ガス等の高温の加圧流体は、これらのブレードを回転するよう駆動し、更に中央ロータを回転させて1つ以上の負荷を駆動する。例えば、負荷としては、ガスタービンエンジンの空気圧縮機、発電機又はその両方が挙げられる。
米国特許第6,722,851号
タービンエンジンの性能は、少なくとも部分的には高温の加圧流体からブレードへのエネルギー伝達に基づく。従って、これらのブレードとシュラウドの間の隙間は、性能に重大な影響を及ぼす可能性がある。隙間が大きいと一般的に漏れが多くなるため性能が悪化するのに対して、隙間が小さいと一般的に漏れが少なくなるため性能が向上する。残念なことに、隙間が小さいと、場合によってはブレードとシュラウドの間に摩擦状態が起こる可能性がある。例えば、タービン部品は温度変化によって膨張、収縮、又は概して変形する可能性があり、それがブレードに対するシュラウドの対称性、配置及び隙間の変化につながることがある。これらの対称性、配置及び隙間の変化は、タービンエンジンの性能を悪化させ、摩耗を増加させる可能性がある。
出願当初の請求項に係る発明の範囲に相応する特定の実施形態を以下に要約する。これらの実施形態は、請求項に係る発明の範囲を制限することを意図するものではなく、むしろ本発明の可能な形態の概要を提供することのみを意図するものである。実際、本発明は、以下に記載の実施形態と同様の又は異なる様々な形態を含む。
第1の実施形態において、システムは、複数のブレードを有するロータを備えるタービンエンジンを含む。タービンエンジンは、ブレードの周りに配置されたシュラウドを更に含む。シュラウドは、噛み合い歯を介して互いに係合する複数のセグメントを含む。噛み合い歯は、タービンエンジンの縦軸に沿って軸方向に配向する。
第2の実施形態において、システムは、円周配列で配置され、多数のタービンブレードを取り囲むように構成された多数のセグメントを有するタービンシュラウドを含む。タービンシュラウドは、第1円周側面に配置された第1組の歯と、第2円周側面に配置された第2組の歯を有する第1セグメントを含む。第1及び第2組の歯は、タービンシュラウドの軸に対して軸方向に延在する。タービンシュラウドは、第3円周側面に配置された第3組の歯と、第4円周側面に配置された第4組の歯を有する第2セグメントを更に含む。第3及び第4組の歯は、タービンシュラウドの軸に対して軸方向に延在する。第1及び第2セグメントは第2及び第3組の歯に連結し、第2及び第3組の歯はタービンシュラウドの軸に対して半径方向に第1及び第2セグメントを支持する。
第3の実施形態において、システムは、タービンケーシングと、複数のタービンブレードの周りに延在するように構成された複数のシュラウドセグメントを有するタービンシュラウドとを含む。システムは、タービンケーシングとシュラウドセグメントの間に配置されたピン/スロットガイドを更に含む。ピン/スロットガイドは、タービンエンジンの回転軸に対してシュラウドセグメントの半径方向移動を可能にするように構成される。
本発明の上記及びその他の特徴、態様、及び利点は、図面を通して同様の符号が同様の要素を表す添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことによってより良く理解することができるであろう。
本発明の特定の実施形態に従って、タービンシステムの全動作温度範囲にわたって略円形状を維持するように構成されたシュラウドリングを含むタービンを有するタービンシステムのブロック図である。 本発明の特定の実施形態に従った、図1に示すタービンシステムの切欠側面図である。 本発明の特定の実施形態に従った、図2の線3−3で切り取られたタービン断面の切欠側面図である。 本発明の特定の実施形態に従った、図3の線4−4で切り取られたシュラウドリングの切欠側面図である。 本発明の特定の実施形態に従った、図3に示すシュラウドリングの斜視図である。 本発明の特定の実施形態に従った、高温のタービン運転期間中の図5に示す個々のシュラウドリングセグメントの斜視図である。 本発明の特定の実施形態に従った、低温のタービン運転期間中の図5に示す個々のシュラウドリングセグメントの斜視図である。
本発明の1つ又は複数の特定の実施形態を以下に説明する。これらの実施形態を簡潔に説明するため、実際の実装全ての特徴を本明細書で説明するわけではない。いずれの実際の実装の開発においても、あらゆる技術的計画又は設計計画の場合と同様に、実装ごとに異なる可能性があるシステム関連の制約及びビジネス関連の制約との適合等、開発者の具体的な目標を実現するため、多数の実装固有の決定が行われなければならないことを理解されたい。更に、そのような開発努力は複雑で時間がかかる可能性があるが、それでも、本開示の恩恵を受ける当業者には設計、組立、及び製造の日常的な仕事であることを理解されたい。
本発明の様々な実施形態の要素を紹介する時、冠詞である「1つの」、「その」及び「前記」は、その要素が1つ以上存在することを意味するものとする。「からなる」、「含む」及び「有する」といった用語は包括的であり、その用語には列挙した要素以外の追加要素が存在し得ることを意味するものとする。
本発明の実施形態は、タービンブレードをバイパスする高温の加圧流体(例えば、蒸気又は燃焼ガス)の量を減少させることによって、タービンシステム効率を向上させる。具体的には、タービンシュラウドをタービンブレードの周りに配置して、タービンブレードと外部タービンケーシングの間の距離を最小化する。特定の実施形態では、タービンシュラウドは、連結して連続環状リングを形成する複数のセグメントを含む。この構成において、シュラウドは、タービンシステムの動作温度範囲にわたって略円形状を維持する。特定の実施形態では、シュラウドセグメントは噛み合い歯を介して互いに係合する。これらの噛み合い歯は、タービンエンジンの縦軸に沿って軸方向に配向され、半径方向にセグメントを支持する働きをする。これらの噛み合い歯は、セグメントの熱膨張及び収縮に応じて異なる半径方向位置で互いに係合するように構成される。このようにして、シュラウドは、タービンシステムの温度変化にかかわらずその略円形状を維持する。更にまた、シュラウドセグメントは、ピン・溝構造を介してタービンケーシングに取り付けて、ケーシングに対する各々のシュラウドセグメントの半径方向移動を可能にする。そのため、タービン温度が上昇すると、シュラウドセグメントの膨張によってセグメントが半径方向外側に移動する。同様に、高温タービン状態によってタービンブレードの伸長が引き起こされる。
伸長しているタービンブレードと膨張しているシュラウドセグメントの組み合わせによって、タービンシステムの動作温度範囲にわたってタービンブレードとシュラウドの間のほぼ一定の分離距離、即ち隙間が得られる。ほぼ一定の分離距離を維持することによって、ブレードとシュラウドの間の摩擦の可能性を減少させながら、タービンブレードをシュラウドにより近付けることが可能になる。より接近した分離距離が、高温の加圧流体(例えば、蒸気又は燃焼ガス)の流体漏れ即ちバイパスを最小化することによって、高温の加圧流体からロータへのエネルギー伝達が向上する。特定の実施形態では、各々のシュラウドセグメントは、高温の加圧流体からシュラウドセグメントを保護するための熱障壁として機能する1つ以上のカバーセグメントを含む。以下の説明において、本発明の実施形態をガスタービンエンジンに関連して説明するが、実施形態は蒸気タービンエンジン及びその他の回転機械に同等に適用できる。
次に図面を見てまず図1を参照すると、ガスタービンシステム10の一実施形態のブロック図が示されている。図は、燃料ノズル12と、燃料供給14と、燃焼器16とを含む。図示のように、燃料供給14は、天然ガス等の液体燃料及び/又はガス燃料を、タービンシステム10に対して燃料ノズル12を介して燃焼器16内に送る。後述のように、燃料ノズル12は、燃料を噴射して圧縮空気と混合するように構成される。燃焼器16は混合気を点火燃焼させてから、高温の加圧排気ガスをタービン18に入れる。排気ガスがタービン18内のタービンブレードを通過することによって、タービン18を回転するよう駆動する。以下で詳述するように、タービン18は、タービンブレードを介して排気ガスを案内することによってタービン効率を向上させるように構成されたシュラウドリングを含む。シュラウドリングは、シュラウドリングが略円形状とタービンブレードからのほぼ一定の分離距離(即ち、隙間)をタービンシステム10の全動作温度範囲にわたって確実に維持するために、噛み合い歯を介して連結する複数のセグメントを含む。タービン18内のブレードと軸19との連結によって軸19の回転が生じることになり、図示のように、軸19はタービンシステム10の全体にわたって複数の部品にも連結されている。最終的に、燃焼プロセスの排気は排気出口20を介してタービンシステム10から出ることになる。
タービンシステム10の一実施形態では、圧縮機ブレードが圧縮機22の部品として含まれる。圧縮機22内のブレードは軸19に連結し、軸19がタービン18によって回転するように駆動されると回転することになる。圧縮機22は、空気取入口24を介してタービンシステム10に空気を吸い込む。更に、軸19は負荷26に連結し、負荷26は軸19の回転によって駆動されることになる。明らかであるように、負荷26は、発電所又は外部機械的負荷等の、タービンシステム10の回転出力によって電力を発生する任意の適切な装置である。例えば、負荷26としては、発電機、航空機のプロペラ等が挙げられる。空気取入口24は、外気取入口等の適切な機構を介してタービンシステム10内に空気30を吸い込む。その後、空気30が圧縮機22のブレード内を流れ、圧縮機22が燃焼器16に圧縮空気32を供給する。特に、燃料ノズル12は、圧縮空気32と燃料14を混合気34として燃焼器16内に噴射する。燃料ノズル12は、燃焼、例えば、燃料の浪費や過剰排出をもたらすことのないように燃料をより完全に燃焼させる燃焼に適した混合気34を発生させるように構成された整流器、旋回器及びその他の機構を含む。タービンシステム10の一実施形態は、更なる排気ガスをタービンブレード内に案内することによってタービン効率を向上させるために、タービン18内に特定の構造及び部品(例えば、円周方向に隣接するセグメント間の軸方向に配向された歯を有するセグメント化されたシュラウドリング)を含む。
図2は、タービンシステム10の一実施形態の切欠側面図である。図示のように、本実施形態は、燃焼器16、例えば6、8、10又は12個の燃焼器16の環状配列に連結される圧縮機22を含む。各々の燃焼器16は、各々の燃焼器16内に位置する燃焼領域に混合気を供給する少なくとも1つの燃料ノズル12(例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10個又はそれ以上)を含む。燃焼器16内の混合気の燃焼によって、排気ガスが排気出口20に向かうにつれて、タービン18内のベーン又はブレードの回転が生じることになる。以下で詳述するように、タービン18の特定の実施形態は、タービンブレード内の燃焼ガス流を増加させることによってタービン効率を向上させるために、様々な独自機構(例えば、円周方向に隣接するセグメント間の軸方向に配向された歯を有するセグメント化シュラウドリング)を含む。
図3は、図2の線3−3で切り取られたタービン18の一実施形態の詳細断面図である。燃焼器16からの高温ガスは、矢印36で示すように、下流のタービン18に軸方向35に流れ込む。本実施形態において示されているタービン18は、3つのタービン段を含む。その他のタービン構造は、それ以上又はそれ以下のタービン段を含む。例えば、あるタービンは1〜20個のタービン段を含む。第1タービン段は、タービン18の周りの円周方向41に略等間隔に配置されたノズル38及びバケット(例えば、ブレード)40を含む。第1段ノズル38はタービン18に固定的に取り付けられ、燃焼ガスをバケット40に向かって案内するように構成される。第1段バケット40はロータ42に取り付けられており、ロータ42は燃焼ガスがバケット40内を流れると回転する。ロータ42は更に、圧縮機22及び負荷26を駆動する軸19に連結される。燃焼ガスはその後、第2段ノズル44及び第2段バケット46内を流れる。第2段バケット46は、ロータ42にも連結される。最終的に、燃焼ガスは第3段ノズル48及びバケット50内を流れる。燃焼ガスが各々の段を流れるにつれて、燃焼ガスからのエネルギーがロータ42の回転エネルギーに変換される。各々のタービン段を通過した後、矢印52で示すように、燃焼ガスはタービン18から軸方向35に出る。
図示のように、第1段バケット40は、シュラウドライナー56を含むタービンシュラウド54によって取り囲まれる。シュラウド54は、タービン18の円周の周りに配置されたハンガー58によってタービンケーシング55に連結される。本実施形態のシュラウドライナー56は、シュラウド54を熱的に絶縁するために高温で作動するタービン18で使用される。しかし、シュラウド54が動作温度に耐えるように構成されている場合、低温タービン18はシュラウドライナー56を省略しても良い。
タービンシュラウド54は、バケット40をバイパスする燃焼ガスの量を最小化する働きをする。具体的には、タービンシュラウド54とバケット40の間の隙間57は、ガスが軸方向35に沿って下流に流れる時に燃焼ガスがバケット40をバイパスするための経路を形成する。バイパスガスからのエネルギーはバケット40によって捕捉されて回転エネルギーに変換されることがないので、ガスバイパスは望ましくない。言い換えれば、タービンシステム効率は、少なくとも部分的にはバケット40によって捕捉される燃焼ガスの量に左右される。従って、バケット40とシュラウド54の間の隙間57を最小化することが望ましい。しかし、隙間57が小さすぎると、特定の動作温度下でシュラウド54に接触して、摩擦として知られる望ましくない状況を引き起こす可能性がある。明らかであるように、隙間57の半径方向長さは温度に基づいて変化する。例えば、低温運転状態中は、バケット40とシュラウド54の間の隙間57が、各部品の熱膨張及び収縮によって高温運転期間中と異なる場合がある。特定の実施形態では、タービンシステム10の動作温度は約500℃〜約2000℃に及ぶ。隙間57の半径方向長さは、特にタービンシステム10の全動作温度範囲にわたって摩擦を防止するように構成される。
本実施形態は、タービンシュラウド54とバケット40の間の摩擦の可能性を減少させながら、隙間57の半径方向長さを最小化する。具体的には、図3に示すように、タービンシュラウド54はハンガー58によってタービンケーシング55に取り付けられており、ハンガー58はケーシング55に対して半径方向37へのシュラウド54の移動を円滑にする。本実施形態のシュラウド54は、結合してバケット40を取り囲む環状リングを形成するセグメントからなる。これらのセグメントの各々は、タービンケーシング55に配置されたハンガー58によって個別に支持される。ハンガー58とタービンシュラウド54のセグメントの間の取付具は、タービン18内の温度が変化するにつれて半径方向37へのシュラウドセグメントの移動を円滑にするように構成される。
タービン運転中、シュラウド54及びバケット40の温度は、軸方向35に沿って下流に流れる高温の燃焼ガスが原因で上昇する。しかし、タービンケーシング55の温度は、燃焼ガスからの距離だけでなく冷却剤循環(例えば、空気流)によってシュラウド54及びバケット40の温度よりも実質的に低く維持することができる。明らかであるように、高い温度は概して部品を膨張させる。従って、シュラウド54がタービンケーシング55に対して半径方向37に移動できるようにすることによって、シュラウド54はバケット40が半径方向37に伸長するにつれて膨張する。その結果、適切な隙間57をタービン18の全動作温度範囲にわたって維持される。その一方で、シュラウド54がタービンケーシング55にしっかりと取り付けられている場合、シュラウドの膨張はタービンケーシング55によって抑制され、低い温度によって低い膨張率が得られる。従って、摩擦を防止するために、大きな隙間57をバケット40とシュラウド54の間に形成して、バケット40が伸長している作動状態を補うことができるが、シュラウド54の膨張はタービンケーシング55の影響を受けていることによって制限される。そのため、タービンケーシング55に対して半径方向37へのタービンシュラウドセグメントの移動を可能にする取付構造を設けることで小さな隙間57を円滑にして、タービン効率を向上させる。
明らかであるように、特定の実施形態では、アクティブ制御システムを使用して、シュラウドセグメントを半径方向37に移動させ、冷却剤流によってシュラウドセグメントの温度ひいては半径方向の膨張又は収縮、或いはその両方を調節して、隙間57を変化させる。始動即ち一般的に過渡状態の間は、隙間57を増大又は最大化させて、効率を悪化させる摩擦状態の可能性を減少させる。定常状態(例えば、通常運転)の間は、隙間57を減少又は最小化させて効率を向上又は最大化させる。後述のように、タービンシュラウド54の開示の実施形態では、タービンバケット40に対するシュラウド54の配置及び対称性を向上させることによって、隙間57が狭くなり、効率が向上する。
図4は、図3の線4−4で切り取られたタービンシュラウド54の一実施形態の詳細図である。図示の実施形態は、タブ又は突出部59及び61を介してシュラウド54に固定するシュラウドライナー56を含む。タブ59及び61は、それぞれシュラウド54の溝部63及び65内に嵌合するように構成される。タブ59及び61と溝部63及び65は、連結してシュラウドライナー56をシュラウド54に固定するように構成される。特定の実施形態では、シュラウドライナー56は、円周方向41に沿って複数のセグメントに分割される。前述のように、シュラウド54は、連結してタービンバケット40を取り囲むセグメントからなる。各々のシュラウドセグメントは、1つ以上のシュラウドライナーセグメントを含む。例えば、各々のシュラウドセグメントは1、2、3、4、5個又はそれ以上のシュラウドライナーセグメントを含む。このようにして、シュラウドライナー56は、シュラウド54とバケット40の間の全円周において円周方向41に沿って延在する。代替的には、シュラウドライナー56は、シュラウド54をタービンバケット40に直接隣接して配するようにして省略しても良い。
前述のように、シュラウド54は、ハンガー58によってタービンケーシング55に非固定的に連結される。具体的には、ピン60が軸方向35に沿って配向され、ハンガー58に連結されて、軸方向35及び円周方向41へのシュラウド54の移動を抑制する。ピン60はハンガー58に固定的に取り付けられ、タービンシュラウド54のスロット62内に摺動するように構成される。例えば、各々のシュラウドセグメントは、各々の軸方向側面に2つのスロット62(即ち、上流側面の2つのスロット62と下流側面の2つのスロット62)を含む。2つのピン60をこれらのスロット62の各々の内部に配置しても良い。言い換えると、合計8個のピン60は、シュラウド54の各々のセグメントをタービンケーシング55に整列させる働きをする。代替的な実施形態では、それ以上又はそれ以下のスロット62及び/又は各々のスロット内のピン60を使用する。例えば、特定の実施形態では、タービンシュラウド54の各々のセグメントは、一方の軸方向側面のみにスロット62を含む。更なる実施形態では、一方又は両方の軸方向側面で、シュラウド54のセグメントごとに1、2、3、4、5、6、7、8個又はそれ以上のスロットを使用する。また更なる実施形態では、スロット62ごとに1、2、3、4、5、6個又はそれ以上のピン60を使用して、シュラウド54をタービンケーシング55に連結する。その他の実施形態では、代わりのコネクタ、例えばタブ、舌部等をスロット62内に配置して、軸方向35及び円周方向41へのシュラウド54の移動を抑制する。
図4に示すように、2つのピン60は各々のハンガー58から軸方向35に延在する。これらのピンは、半径方向37に配向された各スロット62内に嵌合する。このようにして、軸方向35及び円周方向41へのシュラウドの移動を制限する。しかし、ピン/スロット構造は、半径方向37への移動を円滑にする。従って、シュラウドセグメントは、低温のタービン状態の間は半径方向内側に、高温のタービン状態の間は半径方向外側に移動する。このようにして、バケット40とシュラウド54の間の半径方向隙間57を、タービン動作温度範囲にわたって維持する。
図5は、特定の実施形態に従った、複数のシュラウドセグメント64を含むタービンシュラウド54の斜視図である。シュラウドセグメント64の数は、タービン構造に基づいて変更する。例えば、図示のシュラウド54は、全円周を画定するように円周配列で次々に配置された20個のシュラウドセグメント64を含む。代替的な実施形態は、2、3、4、5、6、7、8、9、10、20、30、40、50又は60個のセグメント、或いはそれらの間の任意の数のセグメントを含んでも良く、それを超えても良い。
例えば、タービンシュラウド54は、同様に配置されたシュラウドセグメント64の中で、中間接続部69を備えた隣接するシュラウドセグメント66及び68を含む。以下で詳述するように、中間接続部69は、熱膨張及び収縮中にセグメント間の一定のシールを維持しながら、拘束又は望ましくない変形を伴わずにシュラウドセグメント、例えば66及び68を半径方向37に移動可能とするように構成される。その結果、中間接続部69は、バケット40に対する適切な対称性(例えば、円形状)及び配置を維持することができ、更にタービンシュラウド54とバケット40の間の隙間57の均一性を向上させる。図示のように、シュラウドセグメント66は、円周方向41に沿ってシュラウドセグメント68に直接隣接して配置される。
各々のシュラウドセグメントは、各々が円周側面に沿って配置され、軸方向35に配向された組の噛み合い歯を含む。具体的には、シュラウドセグメント66は、第1円周側面に第1組の歯70と、第1側面の反対の第2円周側面に第2組の歯72とを含む。同様に、シュラウドセグメント68は、第3円周側面に沿って配置された第3組の歯74と、第4円周側面に沿って配置された第4組の歯76とを含む。図5に示すように、セグメント66の第2組の歯72は、セグメント68の第3組の歯74と噛み合う。後述のように、これらの歯の噛み合いパターンは、タービンシュラウド54の温度によって変化する。更にまた、更なるタービンシュラウドセグメント64がタービンシュラウド54の全円周範囲の周りに配置される。このようにして、バイパスを最小化しながら、バケット40内を流れるように燃焼ガスを案内する。各々のシュラウドセグメント64は、例示的なセグメント66及び68と同様の組の歯を含む。これらの歯は、噛み合ってタービンケーシング55内にタービンシュラウド54を形成するように構成される。具体的には、噛み合い歯は各々のセグメント64を半径方向37に支持しながら、タービンシュラウド54内の温度変化に基づいて半径方向移動を円滑にする。
前述のように、各々のシュラウドセグメント64は、各々の軸方向側面に2つのスロット62を含む。これらのスロット62は、ピン60と相互作用してシュラウド54をタービンケーシング55に連結するように構成される。具体的には、ピン60は各々のスロット62内に配置されて、軸方向35及び円周方向41への各々のセグメント64の移動を制限する。しかし、ピン60は半径方向37への各々のセグメント64の移動を可能にする。従って、歯の噛み合い係合が温度によって変化するので、各々のセグメント64は半径方向37に自由に移動することができる。この構成は、タービン18の動作温度範囲にわたってバケット40とシュラウドセグメント64の間でほぼ一定の隙間57を維持する働きをすることによって、タービンシステム効率を向上させる。同様に、(例えば、ピン60及びスロット62による)半径方向移動の自由度を備えた中間接続部69により、セグメントがタービンバケット40に対する対称性及び配置を維持でき、タービン18の動作温度範囲にわたって隙間57の制御の向上をもたらす。
図6は、特定の実施形態に従った、噛み合い歯72及び74の各々の歯を示す例示的なシュラウドセグメント66及び68の詳細斜視図である。前述のように、これらの歯72及び74は、半径方向37でも円周方向41でもなく、軸方向35に配向される。図示のように、歯72及び74は一連の交互の雌雄部分として画定されており、交互のタブ及びスロット、交互の舌部及び溝部等として説明することができる。一般的に、一方の組の歯72の雄部分が他方の組の歯74の雌部分に嵌合し、逆の場合も同じである。これらの交互の雌雄部分は、軸方向35に平行且つ互いに平行に、軸方向35に伸長するものとしても説明することができる。図示のように、舌部及び溝部は、上流側面から下流側面までセグメント64の全軸方向範囲に沿って延在する。舌部及び溝部の数は、タービンシステム構造によって変化する。例えば、歯72及び74は、2、3、4、5、6、7、8個又はそれ以上の舌部とそれに対応する数の溝部を含む。
図示の実施形態では、各々の組の歯72及び74が4個の舌部と4個の溝部を含む。具体的には、歯72は舌部78、86、94及び102を含み、歯74は舌部84、92、100及び108を含む。同様に、歯72は溝部82、90、98及び106を含み、歯74は溝部80、88、96及び104を含む。これらの舌部及び溝部は、軸方向35に沿って連結して、半径方向37にタービンシュラウド54のセグメント66及び68を支持するように構成される。この構成において、舌部78は溝部80に連結するように構成され、舌部84は溝部82に連結するように構成され、舌部86は溝部88に連結するように構成され、舌部92は溝部90に連結するように構成され、舌部94は溝部96に連結するように構成され、舌部100は溝部98に連結するように構成され、舌部102は溝部104に連結するように構成され、舌部108は溝部106に連結するように構成される。シュラウド54のその他のセグメント64に関連する歯は、同様に連結するように構成される。この噛み合い歯72及び74と嵌合ピン60及びスロット62の構成は、タービン18の動作温度範囲にわたってバケット40とシュラウドセグメント64の間でほぼ一定の隙間57を維持しながら、半径方向37にタービンシュラウド54を支持する。また、この噛み合い歯72及び74と嵌合ピン60及びスロット62の構成は更に、タービンシュラウド54とバケット40の間の非対称性及び非整列の原因となる望ましくない変形を伴わずに、シュラウドセグメント64の半径方向移動を可能にする。更にまた、この噛み合い歯72及び74と嵌合ピン60及びスロット62の構成は、隣接するシュラウドセグメント64間の一定のシールを維持することによって、タービン効率を向上させる。
図6に示すように、各組の舌部及び溝部の各々の間の重なり又は係合の度合いは、歯72及び74の半径方向範囲に沿って変化する。具体的には、舌部78は、円周方向41の溝部80内に完全に配置即ち完全に着座される。反対に、舌部108は、円周方向41の溝部106から完全に分離される。舌部と溝部の間の分離距離は、半径方向外側方向に増加する。この構成は、シュラウド54の高温状態と合致する。以下で詳述するように、低温のシュラウド状態では噛み合いパターンを修正することになる。前述のように、各々のセグメント64は、シュラウド54の温度が変化するにつれて半径方向37に移動する。この移動により、スロット62がピン60に対して移動し、歯72及び74の噛み合いパターンが変更する。このようにして、タービン18の温度が変化する時に、バケット40とシュラウド54の間の隙間57の長さを維持する。ほぼ一定の隙間長さを維持することによって、バケット40とシュラウド54の間の摩擦の可能性を減少させながら、燃焼ガスからロータへのエネルギー伝達を向上させる。
図7は、特定の実施形態に従った、低温状態における例示的なシュラウドセグメント66及び68の斜視図である。図示のように、歯72及び74の間の噛み合いパターンは、図6の高温状態に関して上述した噛み合いパターンとは異なる。具体的には、舌部78、84及び86は、それぞれ溝部80、82及び88内に完全に配置即ち完全に着座される。同様に、舌部92、94、100、102及び108は、図6の高温状態と比べて、低温状態においては、それぞれ溝部90、96、98、104及び106に近接している。一般的に、低温状態における歯72及び74の間の噛み合いの度合いは、高温状態における噛み合いの度合いよりも大きくなる。噛み合いパターンの違いは、セグメント66及び68の熱収縮によるものである。前述のように、シュラウドセグメント64の熱収縮は、セグメント64を半径方向内側、即ち、バケット40の近くに移動させることになる。半径方向内側移動の度合いは、低温運転状態中のバケット40の半径方向収縮の度合いと同様になる。従って、バケット40とシュラウド54の間の隙間57は、タービン18の動作温度範囲にわたって維持される。同様に、シュラウドセグメント64の半径方向移動は、シュラウド54がタービンの温度変化にかかわらずその略円形状を維持することを可能にする。シュラウド54の対称性及び配置を維持することによって、始動及び/又は過渡状態(例えば、低温運転状態)中の狭い隙間を円滑にする。その結果、バケット40とシュラウド54の間の摩擦の可能性を減少させながら、燃焼ガスとタービン18の間のエネルギー伝達を様々なタービン温度にわたってほぼ一貫させることができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を使用して本発明を開示し、あらゆる装置又はシステムを製作且つ使用すること及びあらゆる組み込まれた方法を実行することを含む本発明の実施を当業者が行うのを可能にする。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が想到するその他の実施例を含む。このようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を有する場合、又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する同等の構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲内に含まれることを意図している。
10 ガスタービンシステム
12 燃料ノズル
14 燃料供給
16 燃焼器
18 タービン
19 軸
20 排気出口
22 圧縮機
24 取入口
26 負荷
28 −−
30 空気
32 圧縮空気
34 混合気
35 軸方向
36 流れ方向
37 半径方向
38 第1段ノズル
40 第1段バケット
41 円周方向
42 ロータ
44 第2段ノズル
46 第2段バケット
48 第3段ノズル
50 第3段バケット
52 流れ方向
54 タービンシュラウド
55 タービンケーシング
56 シュラウドライナー
57 隙間
58 シュラウドハンガー
59 タブ
60 ピン
61 タブ
62 スロット
63 溝部
64 シュラウドセグメント
65 溝部
66 シュラウドセグメント
68 シュラウドセグメント
69 中間接続部
70 第1組の歯
72 第2組の歯
74 第3組の歯
76 第4組の歯
78 第1組の歯の舌部
80 第2組の歯の溝部
82 第1組の歯の溝部
84 第2組の歯の舌部
86 第1組の歯の舌部
88 第2組の歯の溝部
90 第1組の歯の溝部
92 第2組の歯の舌部
94 第1組の歯の舌部
96 第2組の歯の溝部
98 第1組の歯の溝部
100 第2組の歯の舌部
102 第1組の歯の舌部
104 第2組の歯の溝部
106 第1組の歯の溝部
108 第2組の歯の舌部

Claims (10)

  1. タービンエンジンを含むシステムであって、
    前記タービンエンジンは、
    複数のブレード(40)を有するロータ(42)と、
    前記複数のブレード(40)の周りに配置されたシュラウド(54)とからなり、前記シュラウド(54)は、噛み合い歯(70、72、74、76)を介して互いに係合する複数のセグメント(64)を含み、前記噛み合い歯(70、72、74、76)は、前記タービンエンジンの縦軸に沿って軸方向(35)に配向されるシステム。
  2. 前記噛み合い歯(70、72、74、76)は、前記タービンエンジンの前記縦軸に対して半径方向(37)に前記複数のセグメント(64)を支持する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記噛み合い歯(70、72、74、76)は、前記複数のセグメント(64)の上流側面から下流側面までの全軸方向距離に延在する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記複数のセグメント(64)は上流側面、下流側面、又はその両方に沿ったスロット(62)を含み、前記スロット(62)は前記タービンエンジンの前記縦軸に対して半径方向(37)に延在する、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記タービンエンジンは前記スロット(62)内に配置されるピン(60)を含み、前記ピン(60)は前記軸方向(35)に配向され、前記スロット(62)は前記ピン(60)に対して移動して前記セグメント(64)の半径方向移動を可能にするように構成される、請求項4に記載のシステム。
  6. タービンケーシング(55)と、
    複数のタービンブレード(40)の周りに延在するように構成された複数のシュラウドセグメント(64)を有するタービンシュラウド(54)と、
    前記タービンケーシング(55)と前記複数のシュラウドセグメント(64)の間に配置されたピン/スロットガイド(60、62)であって、タービンエンジンの回転軸に対して前記複数のシュラウドセグメント(64)の半径方向移動を可能にするように構成される前記ピン/スロットガイド(60、62)とからなる、システム。
  7. 各々のシュラウドセグメント(64)は、前記回転軸に対して前記シュラウドセグメント(64)の上流及び下流側面に配置されたスロット(62)を有しており、前記スロット(62)は前記回転軸に対して半径方向(37)に配向される、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記タービンケーシング(55)は各々のスロット(62)内に配置された少なくとも1つの固定ピン(60)を有しており、各々のスロット(62)は各固定ピン(60)に沿って前記半径方向(37)に移動する、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記複数のシュラウドセグメント(64)は前記回転軸に沿って軸方向(35)に配向された噛み合い歯(70、72、74、76)を有しており、前記噛み合い歯(70、72、74、76)は前記回転軸に対して半径方向(37)に前記複数のシュラウドセグメント(64)を支持するように構成される、請求項6に記載のシステム。
  10. 前記噛み合い歯(70、72、74、76)は、前記複数のシュラウドセグメント(64)の熱膨張及び収縮に応じて様々な半径方向位置で互いに係合するように構成される、請求項9に記載のシステム。
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