JP2017523482A - 瞼裂幅に反応する制御デバイス - Google Patents

瞼裂幅に反応する制御デバイス Download PDF

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Abstract

遠近調整用コンタクトレンズは、1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造を備える、制御デバイスを備える。眼瞼係合構造は、コンタクトレンズに対して眼瞼とともに移動するように構成される。眼瞼係合構造は、眼瞼および遠近調整用コンタクトレンズに結合され、内部および外部リザーバを有する、流体モジュールを備え得る。眼瞼係合構造は、眼瞼裂の狭小化または広大化に応答して、流体を内部リザーバ内外に移動させ、近方視および遠方視を遠近調整するように構成される。

Description

(相互参照)
本出願は、2014年7月31日に出願された“Control Device Responsive to Lid Fissure Width”と題する米国仮出願番号第62/031,305号(代理人書類番号第44910−706.101号)に基づく優先権を主張しており、その全体の内容は参考として本明細書中に援用される。
本出願の主題は、以下の特許出願に関連している:2014年1月28日に出願された“Accommodating Soft Contact Lens”と題するPCT/US2014/013427(代理人書類番号第44910−703.601号);2013年1月28日に出願された“An Accommodating Soft Contact Lens”と題する米国出願第61/757,457号(代理人書類番号第44910−703.102号);2014年1月30日に出願された“Manufacturing Process of an Accommodating Contact Lens”と題するPCT/US2014/013859(代理人書類番号第44910−704.601号);2013年1月30日に出願された“Manufacturing Process of an Accommodating Soft Contact Lens”と題する米国出願第61/758,416号(代理人書類番号第44910−704.101号);2013年7月23日に出願された“Manufacturing Process of an Accommodating Soft Contact Lens II”と題する米国出願第61/857,462号(代理人書類番号第44910−704.102号);2014年12月22日に出願された“Fluidic Module For Accommodating Soft Contact Lens”と題するPCT/US2014/071988(代理人書類番号第44910−705.601号);2013年12月20日に出願された“Fluidic Meniscus Module for Accommodating Soft Contact Lens”と題する米国出願第61/919,691号(代理人書類番号第44910−705.101号);2014年7月31日に出願された“Fluidic Meniscus Module for Accommodating Soft Contact Lens”と題する米国仮出願番号第62/031,290号(代理人書類番号第44910−705.102号);および2014年7月31日に出願された“Sacrificial Molding Process for an Accommodating Contact Lens”と題する米国出願第62/031,324号(代理人書類番号第44910−707.101号)。これの全体の開示は、参考として本明細書中に援用される。
(発明の背景)
眼を処置するための先行技術の方法および装置は、少なくともいくつかの点において、理想的とは言えない。
遠近調整用コンタクトレンズを用いて老眼を処置することが提案されているが、先行技術の遠近調整用コンタクトレンズは、少なくともいくつかの事例において、理想的ではない結果をもたらし得る。例えば、実施形態に関連する研究は、そのようなレンズを装着するユーザが、レンズの制御が改良されることを所望し、しかも従来のレンズを用いて提供される遠近調整の量が、少なくともいくつかの事例において理想的とは言えないことを示唆している。例えば、ユーザが、水平または上方を見るとき、近方視に遠近調整することを可能にすることが有用であり得る。また、矯正近視域の瞳孔に伴う移動および整合は、先行技術の遠近調整用コンタクトレンズの少なくともいくつかを用いる場合、少なくともいくつかの事例では、理想的とは言えない。
薬物溶出コンタクトレンズも提案されているが、薬物溶出レンズは、理想的ではない量の薬物を提供し得、薬物の放出速度の制御は、少なくともいくつかの事例では、理想的とは言えない。
前述に照らして、改良された遠近調整用コンタクトレンズと、薬物送達のための改良された方法および装置とを提供することが有用となるであろう。理想的には、改良された方法および装置は、コンタクトレンズの改良されたユーザ制御、遠近調整の改良されたユーザ制御、瞳孔との改良された整合、または薬物送達の改良されたユーザ制御のうちの1つ以上を提供するであろう。
(要旨)
実施形態は、コンタクトレンズ等のユーザに結合される装置の改良されたユーザ制御を提供する。制御デバイスは、眼の眼瞼裂の幅に応答する多くの方法のうちの1つ以上で構成されることができる。眼の眼瞼裂に基づく制御は、ユーザが、眼移動から独立であり得る移動に伴って、装置を制御することを可能にするという利点を有する。眼鏡およびコンタクトレンズ等の調節可能焦点レンズを備える実施形態を用いる場合、眼瞼裂の幅に応答した制御は、ユーザが、各眼を細めることに伴って焦点を調節することを可能にするという利点を有する。眼を細めることに応答した調節可能焦点は、ユーザが、視線の方向および頭部の角度から独立して、焦点を制御することを可能にするという利点を有する。
多くの実施形態では、制御デバイスは、眼瞼裂を画定するユーザの1つまたはそれを上回る眼瞼に係合するような形状にされる、複数の眼瞼係合構造を備える。眼瞼係合構造は、眼瞼が閉鎖すると、相互により近づき、眼瞼が分離すると、相互からより離れることができる。多くの実施形態では、眼瞼係合構造はそれぞれ、眼瞼に接触するような形状の、表面を備える。多くの実施形態では、制御装置は、眼瞼がてこの作用を用いて容易に移動することを可能にする、レバー等の延在部を備える。制御装置は、眼瞼係合構造の移動に応答して弾性的に変形する、弾性構造を備えてもよい。弾性構造は、ばね等の偏向可能レバーまたはリザーバの壁等の弾性的に変形可能な構造を備えてもよい。眼瞼係合構造のてこの作用を用いた弾性結合は、移動に対する眼瞼係合構造の抵抗を低下させ、眼瞼が、瞬きをし、涙および栄養剤を眼に提供する等の自然機構を果たし得るように、眼瞼の自然移動を可能にする。
制御デバイスは、遠近調整用眼鏡、コンタクトレンズ、スマートコンタクトレンズ、処置用薬物送達リザーバ、遠近調整用コンタクトレンズ、人工瞳孔、遠近調整用眼内レンズ、ならびにコンピュータインターフェースおよび視覚的ディスプレイ等の多くの装置のうちの1つ以上に結合されることができる。制御デバイスは、機械的結合、機械的連結、有線または無線接続、電磁、および光学結合を用いて等、多くの方法のうちの1つ以上で、装置に結合されることができ、制御デバイスは、結合回路を備えてもよい。眼鏡は、可変屈折力を有する眼鏡を含んでいてもよい。遠近調整用コンタクトレンズは、流体コンタクトレンズまたは電子光学遠近調整用コンタクトレンズを含んでいてもよい。
多くの実施形態では、制御デバイスは、流体遠近調整用コンタクトレンズと統合される。コンタクトレンズは、コンタクトレンズを制御するために、眼瞼に係合し、コンタクトレンズに対して1つまたはそれを上回る眼瞼に伴って移動するように構成される、1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造を備えてもよい。コンタクトレンズに対する眼瞼係合構造の移動は、ユーザが、遠近調整等のコンタクトレンズの機能を制御し、コンタクトレンズの位置を眼上に維持することを可能にすることができる。多くの実施形態では、眼瞼係合構造は、眼瞼に係合し、ユーザが眼瞼裂を狭小化させることに応答して、眼瞼に伴って移動するような形状にされる。眼瞼係合構造は、眼瞼に係合するための多くの方法のうちの1つ以上で成形されることができる。多くの実施形態では、眼瞼係合構造は、眼瞼に係合するために、コンタクトレンズ本体から突出する。眼瞼係合構造は、多くの方法のうちの1つ以上で成形されることができ、ボール構造、内巻き構造、U形状構造、または凹面構造のうちの1つ以上を備えてもよい。眼瞼係合構造は、眼瞼の1つまたはそれを上回る複数の点(puncta)に係合するように構成されることができ、1つの点(punctum)内に嵌合するようなサイズにされ、かつそのような形状にされる突出部を備えてもよい。
1つ以上の眼瞼係合構造は、眼瞼に係合するための多くの方法のうちの1つ以上で構成されることができ、単一眼瞼係合構造または複数の眼瞼係合構造を備えてもよい。多くの実施形態では、複数の眼瞼係合構造は、ユーザが、遠近調整、または処置用薬剤送達、または両方のために、眼瞼係合構造を容易に制御し得るように、対向する眼瞼に係合するための場所において、コンタクトレンズ上に配列される。コンタクトレンズは、例えば、眼の上側眼瞼および下側眼瞼のそれぞれに係合するための複数の眼瞼係合構造を備えてもよい。
1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造は、多くの方法のうちの1つ以上でコンタクトレンズに結合されることができる。多くの実施形態では、眼瞼係合構造は、眼瞼に接触する眼瞼係合構造の部分から力をコンタクトレンズに伝達する結合構造を用いて、コンタクトレンズに結合される。結合構造は、延在部、レバーアーム、スライダ、または偏向可能延在部のうちの1つを備えてもよい。多くの実施形態では、結合構造は、コンタクトレンズのリザーバから眼瞼係合構造まで外向きに延在する。偏向可能延在部は、コンタクトレンズ本体上に配置される可逆的に変形可能なリザーバから延在するウィングを含んでいてもよく、ウィングは、眼瞼を受容するような形状にされる眼瞼係合部分を備えてもよい。
多くの実施形態では、結合構造は、部材がリザーバに対して押勢されると、液体をリザーバから放出するために、可逆的に変形可能なリザーバ等の変形可能構造に対して押勢される、偏向可能構造を備える。偏向可能部材の偏向は、眼瞼係合構造が、流体をリザーバから放出するために、抵抗が低下されたことにより、1つ以上の眼瞼に伴って迅速に移動し、力を変形可能リザーバに印加することを可能にし得る。1つ以上のチャネルは、眼瞼の対応する移動より低速で流体を1つ以上のチャネルから放出するために、リザーバに結合されることができる。眼瞼の移動よりゆっくりであるこの放出速度は、眼瞼が、流体の実質的量をリザーバから移動させずに、眼の瞬きに伴って迅速に移動することを可能にする。本流体移動の遅延は、ユーザが、焦点を変化させずに、遠方の物体を見ながら、瞬きすることを所望し得る、遠近調整用コンタクトレンズと併用するために非常に好適である。本配列はまた、薬物送達と併用されることができ、リザーバは、処置用薬剤を備えてもよい。
眼瞼係合構造は、コンタクトレンズ内にカプセル化された予成形モジュールの1つ以上の構成要素を用いて、リザーバに結合されることができる。コンタクトレンズのモジュールは、シリコーンヒドロゲル材料等のソフトコンタクトレンズ材料内に埋め込むために好適なモジュールを備えていてもよい。モジュールは、コンタクトレンズ鋳型内に設置可能である、予成形された構造支持体を備えてもよい。モジュールは、モジュールをソフトコンタクトレンズ材料内に保持するための1つ以上のアンカを備えてもよい。モジュールは、コンタクトレンズを用いて遠近調整または薬物送達およびそれらの組み合わせを提供するための1つ以上の構成要素を備えてもよい。
多くの実施形態では、コンタクトレンズは、遠近調整用コンタクトレンズを含んでいてもよい。遠近調整用コンタクトレンズは、周辺または外側流体リザーバに結合される、内側中心光学流体リザーバを備え、チャネルがその間に延在してもよい。眼瞼係合構造は、近方視のための光学矯正を提供するために、眼瞼に係合し、外側リザーバから内側光学リザーバへの流体の移送を提供することができる。眼瞼が開放すると、内側光学リザーバは、流体を外側リザーバに戻す。内側リザーバ内の付加的流体は、眼瞼の移動に応答して、付加的屈折力を提供することができる。多くの実施形態では、眼瞼係合構造は、コンタクトレンズ本体から延在する突出部を備え、眼瞼係合構造の移動は、眼瞼が一体となるにつれて、流体を内側光学流体リザーバに押勢させる。
代替として、または組み合わせて、コンタクトレンズは、眼瞼係合構造の移動に応答して、ある量の処置用薬剤を放出するために、眼瞼係合構造に結合される処置用薬剤のリザーバを備えてもよい。コンタクトレンズは、適切な量の処置用薬剤を提供するために、眼瞼係合構造の複数の内向きおよび外向きサイクルに応答してある量の処置用薬剤を放出する、放出機構を具備することができる。処置用薬剤は、人工涙または緑内障薬剤のうちの1つ以上等の多くの公知の処置用薬剤のうちの1つ以上を備えてもよい。
(参照による引用)
本明細書に記載される全ての刊行物、特許、および特許出願は、各個々の刊行物、特許、または特許出願が、具体的かつ個々に、参照することによって組み込まれることが示される場合と同程度において、参照することによって本明細書に組み込まれる。
本発明の新規特徴が、添付の請求項に具体的に記載される。本発明の特徴および利点のより深い理解は、本発明の原理が利用される例証的実施形態を記載する以下の発明を実施するための形態および付随の図面を参照することによって得られるであろう。
図1は、実施形態による、眼瞼係合構造を備える、遠近調整用コンタクトレンズを示す。
図2は、実施形態による、内向きに湾曲したリザーバ壁を備える、遠近調整用コンタクトレンズを示す。
図3は、実施形態による、複数の点(puncta)係合構造を備える、遠近調整用コンタクトレンズを示す。
図4は、実施形態による、眼瞼係合構造を有する、遠近調整用コンタクトレンズを示す。
図5は、実施形態による、遠近調整用コンタクトレンズモジュールの側面図を示す。
図6Aは、実施形態による、ボール形状の係合構造を備える、眼瞼係合構造を示す。
図6Bは、実施形態による、眼瞼の少なくとも一部を受容するような形状にされる内巻き構造を備える、眼瞼係合構造を示す。
図7は、実施形態による、スライダ構造を備える、眼瞼係合構造を示す。
図8は、実施形態による、コンタクトレンズ鋳型内に設置するために構成される、予成形された自己支持モジュールを示す。
(詳細な説明)
本開示の実施形態は、眼のコンタクトレンズおよび処置用遮蔽体との組み合わせのための改良された方法および装置を提供する。本明細書に開示される実施形態は、シリコーンヒドロゲルレンズおよびコラーゲンレンズ等の多くの先行技術レンズおよび遮蔽体のうちの1つ以上と非常に好適である。本明細書に開示される実施形態は、例えば、遠近調整用コンタクトレンズおよび薬物送達のためのコンタクトレンズ等の流体コンタクトレンズとの組み合わせに好適である。本明細書に開示される実施形態は、光学的に透過性の材料を含むモジュールを備える、遠近調整用コンタクトレンズとの組み合わせに非常に好適である。本明細書に開示される移動可能眼瞼係合構造は、安定性をコンタクトレンズに提供し、移動可能眼瞼係合構造と、例えば、コンタクトレンズ内に埋め込まれる1つまたはそれを上回る光学的に透過性の構造との結合を伴う、コンタクトレンズの断裂を阻止するために、コンタクトレンズ内に埋め込まれる1つまたはそれを上回る光学的に透過性の構造と組み合わせられることができる。コンタクトレンズ内に埋め込まれる構造は、例えば、シリコーンヒドロゲルレンズまたはコラーゲン遮蔽体等のソフトコンタクトレンズを含み得る、コンタクトレンズ内のモジュールに係留するための、例えば、1つまたはそれを上回る係留構造等、コンタクトレンズの光学域内に1つまたはそれを上回る光学的に透過性の構造を備えてもよい。
多くの実施形態では、本明細書に開示される方法および装置は、2013年1月28日に出願され、「An accommodating soft contact lens」と題された米国特許出願第61/757,457号、2014年1月28日に出願され、「Accommodating soft contact lens」と題されたPCT特許出願第PCT/US2014/013427号(代理人整理番号44910−703.601)、2013年7月23日に出願され、「Manufacturing process of an accommodating contact lens」と題された米国特許出願第61/857,462号、および2014年1月30日に出願され、「Manufacturing process of an accommodating soft contact lens」と題されたPCT特許出願第PCT/US2014/013859号(弁理士整理番号44910−704.601)(それらの全開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明される遠近調整用コンタクトレンズと組み合わせられる。
液体
多くの実施形態では、流体液体材料は、例えば、眼瞼の力を用いて機械的に刺激されると、読取のための視軸にわたって空間の中に流動し得る。眼瞼の機械的力が作用しないと、流体材料は、光学流体リザーバに逆流し、それによって、良好な遠見視力を可能にし得る。多くの実施形態では、リザーバは、コンタクトレンズデバイスの側方側面上に位置し、例えば、リザーバの少なくとも一部は、コンタクトレンズに対して3時および9時の位置に位置することができる。リザーバは、周辺コンタクトレンズ本体内等、多くの付加的および代替場所のうちの1つ以上に位置することができる。多くの実施形態では、流体チャネルは、リザーバから中心光学およびその逆に延在する流体連通のための経路を提供する。代替として、または遠近調整用コンタクトレンズ実施形態と組み合わせて、リザーバが、眼瞼移動に応答して、処置用薬剤を送達するために提供されることができる。多くの実施形態では、液体は、光学アーチファクトを阻止するために、ソフトコンタクトレンズ材料に類似する屈折率を備える。
制御デバイス
多くの実施形態では、制御デバイスは、眼瞼移動および/または眼瞼裂狭小化と流体リザーバから中心光学への流体移動を結合する、1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造を備える。多くの実施形態では、眼瞼裂の狭小化は、読取を刺激するための力を提供する。実施形態に関連する研究は、ユーザが遠方視から近方視に遷移するとき、眼瞼裂開口部が狭小化することを示唆している。本明細書に開示される実施形態は、ユーザに、レンズの焦点を調節するための容易な方法を提供することができる。多くの実施形態では、人が使用し得る眼を細めることは、より多くの屈折力を誘発し、より小さい物でさえ見えるようにする。本明細書に開示される実施形態は、より多くの眼瞼裂狭小化がより多くの屈折力を提供して、眼瞼狭小化と屈折力との間の線形応答を提供するように構成されることができる。眼瞼裂が開くと、レンズは、遠方視に調節する。
多くの実施形態では、眼瞼係合構造は、少なくともある程度の可撓性をそれらにもたらす、ウィング構造を備える。眼瞼裂が狭小化すると、ウィングは、レンズの中心に向かって内向きに移動し、流体を内側光学リザーバに向かって押勢させるように、圧縮力を外側リザーバチャンバ内に生成することができる。この力が、ほぼゼロ(眼瞼裂狭小化がない)に向かって戻ると、流体は、リザーバに戻り、中心光学アドレンズ(add lens)の屈折力を低下させる。
多くの実施形態では、リザーバの境界近傍に内向きに湾曲した構造が、提供される。わずかに堅くかつ弾性の外側境界は、曲線が本外側チャンバ内の内容物を内側中心光学に向かって移動および圧縮させ得るように、眼瞼が若干圧縮すると、内向きに湾曲することができる。眼瞼広大化に応じて、眼瞼は、湾曲区分を解放し、良好な遠方視のために、自然的にその非荷重位置に戻り、流体を光学からリザーバに引き込むみ得る。リザーバの上方および下方境界もまた、同一理由から、湾曲され得る。
制御デバイスは、ユーザが流体の流動を光学リザーバから中心光学に刺激するための多くの方法のうちの1つ以上で構成されることができる。多くの実施形態では、ユーザは、下を向くことによって眼瞼裂が狭小化し得るため、単に、下を見ることができる。代替として、または組み合わせて、ユーザは、近方視を提供するために、眼を細めることを通して意図的に眼瞼裂を狭小化させることができる。
図1は、眼瞼係合構造120を備える、遠近調整用コンタクトレンズ100を示す。眼瞼係合構造は、眼2の上側眼瞼4および下側眼瞼6に結合され、眼瞼をコンタクトレンズに対して移動させる、ウィング構造130等の延在部を備える。延在部は、例えば、アーム、レバー、またはウィングのうちの1つ以上を備えてもよい。遠近調整用コンタクトレンズ100は、ソフトコンタクトレンズ材料110と、流体遠近調整モジュール150とを備える。流体モジュールは、瞳孔10上に配置される内側中心光学流体リザーバ160と、1つまたはそれを上回る周辺または外側流体リザーバ180と、1つまたはそれを上回るチャネル170と、流体モジュールを眼瞼係合構造に結合する、結合構造126とを備える。
本明細書に説明されるように、眼瞼が、眼瞼裂を狭小化させるように移動すると、ウィングは、レンズの中心に向かって内向きに移動し、圧縮力を結合構造を通して外側リザーバのチャンバに伝達することができる。本圧縮力は、外側リザーバ内の流体169を押勢し、チャネルを通して内側光学リザーバに向かって移動させ、中心アドレンズの屈折力を増加させる。眼瞼が開き、眼瞼裂が広大化すると、この力は、ゼロに向かって戻り、流体は、リザーバに戻り、中心アドレンズの屈折力を低下させる。
実施形態では、ウィングは、力をリザーバに提供するように構成される、レバーアームを備える。リザーバへの本てこ作用力は、眼瞼の力に対する眼瞼係合構造の抵抗を低下させ、改良されたユーザ快適性を提供することができる。
図2は、実施形態による、内向きに湾曲したリザーバ壁182を備える、遠近調整用コンタクトレンズ100を示す。流体モジュールの外側流体リザーバ180は、眼瞼裂が狭小化し、眼瞼係合構造のウィング構造130が眼の中心に向かって内向きに圧縮すると、曲線が眼の中心に向かって内向きに撓むように、内向き曲線を伴う弾性外壁を備える。本外側リザーバ壁の撓みは、外側リザーバのチャンバを圧縮し、リザーバ内の流体169を延在部170内のマイクロチャネルを通して内側中心光学リザーバ160に向かって移動させることができる。眼瞼裂が広大化され、圧縮力が解放されると、湾曲外壁は、自然にそれらの非荷重位置に戻り、流体を内側光学リザーバから外側リザーバに引き戻すことができる。
図3は、複数の点(puncta)係合構造122を備える、遠近調整用コンタクトレンズ100を示す。コンタクトレンズ100は、流体モジュール150と、眼瞼係合構造120とを備え、眼瞼係合構造は、複数の点係合構造と、ウィング構造130とを備える。複数の点係合構造は、上側眼瞼に係合される複数の点係合構造が上側点(punctum)に係合し、下側眼瞼に係合される複数の点係合構造が下側点(punctum)に係合するように、眼の複数の点8に係合するように構成される。各点係合構造は、点に延在するように好適なサイズにされる長さを備え、点内に嵌合するようなサイズにされ、そしてそのように成形される突出部を備えてもよい。複数の点係合構造およびウィング構造は、複数の点係合構造にかかる力が、てこの作用の増加に伴って、ウィング構造に、そしてウィング構造から、外側リザーバに伝達され得るように、ともに結合されてもよい。
ユーザが眼を細めると、圧縮力が、複数の点係合構造に送達され得る。複数の点係合構造はさらに、力をウィング構造に伝達し、ウィング構造に外側リザーバ180の内向きに湾曲した外壁182を圧縮させ得る。圧縮力は、湾曲外壁を内向きに撓ませ、外側リザーバ内の流体169を中心光学リザーバ160の中に移動させ、中心アドレンズの屈折力を増加させる。複数の点係合構造は、ユーザが、外側リザーバにかかるより高い圧縮力を発生させ、それによって、中心アドレンズの屈折力を増加させるので、眼を細め得るため、コンタクトレンズの遠近調整の向上したユーザ制御を可能にすることができる。ユーザが、眼を細めることを止めると、眼を細めることによって付与された付加的圧縮力は、解放され、流体の少なくとも一部が内側光学リザーバから外側リザーバに戻り、それによって、中心アドレンズの屈折力を低下させ、遠方視をより良好に遠近調整することを可能にする。
図4は、実施形態による、眼瞼係合構造120を有する、遠近調整用コンタクトレンズ100を示す。眼瞼係合構造は、コンタクトレンズの本体から離れて突出する、フットプレート構造135を備える。流体モジュール150の外側リザーバ180は、延在部170と界面接触しない全3つの境界上に内向きに湾曲した壁180を備えてもよい。
眼瞼裂が狭小化されると、フットプレート構造は、内向きに湾曲した外側リザーバ壁の角184で内向きに圧縮し、この角を眼の中心に向かって押動させる。本圧縮力は、外壁を内向きに撓ませ、流体169を外側リザーバからチャネル170を通して内側光学リザーバ160の中に押動させ、それによって、中心アドレンズの屈折力を増加させることができる。眼瞼裂が広大化すると、圧縮力は、解放され、流体は、内側光学リザーバから外側リザーバの中に引き戻され得る。
図5は、実施形態による、ソフトコンタクトレンズ材料内へのカプセル化に先立った遠近調整用コンタクトレンズモジュール150の側面図を示す。モジュールは、内側光学リザーバ160と、1つまたはそれを上回るチャネル170と、内向きに湾曲した外壁182を有する外側リザーバ180とを備える。内側光学リザーバ160は、上部表面162と、底部表面166と、壁164と、内側リザーバチャンバ168とを備える。外側リザーバは、本明細書に説明されるように、眼瞼係合構造120に結合される。眼瞼係合構造は、矢印129によって示される方向に支点125を中心として回転移動し得るようなレバーを備え得る結合構造126を通して、外側リザーバに結合される。眼瞼裂の狭小化は、眼瞼係合構造を眼の表面に向かって下向きに移動させ、結合構造のレバーを通して外側リザーバの内向きに湾曲した壁を圧縮させることができる。本明細書に説明されるように、外側リザーバ壁の結果として生じる撓みは、外側リザーバのチャンバを圧縮させ、流体169を外側リザーバから内側光学リザーバのチャンバの中に移動させることができる。眼瞼裂の広大化は、眼瞼係合構造をその非荷重位置に戻し、外側リザーバ壁にかかる圧縮力を解放させ、流体を内側光学リザーバから外側リザーバの中に逆流させることができる。
眼瞼係合構造は、眼瞼に係合するための多くの構造のうちの1つ以上を備えてもよい。例えば、眼瞼係合構造は、内巻き構造、U形状構造、凹面構造、またはボール構造を備えてもよい。図6Aは、ボール形状の構造の中に形成される突出部124を備える、眼瞼係合構造120を示す。ボール形状の構造は、本明細書に説明されるようなフットプレート構造の実施形態であり得る。図6Bは、眼瞼の少なくとも一部を受容するように構成される内巻き構造の中な形状にされる突出部124を備える、眼瞼係合構造120を示す。内巻き構造は、本明細書に説明されるようなウィング構造またはフットプレート構造を備えてもよい。多くの他の実施形態も、企図される。
眼瞼係合構造はまた、コンタクトレンズに係合するための多くの結合構造のうちの1つ以上を備えてもよい。例えば、眼瞼係合構造は、レバー、アーム、またはスライダを備えてもよい。
再び、図5を参照すると、結合構造126は、圧縮力を外側リザーバに付与するように、支点125の周囲に回転力を付与する、レバーを備えてもよい。
図7は、スライダ構造128を備える、眼瞼係合構造120を示す。眼瞼係合構造120は、眼瞼裂の狭小化が、外側リザーバを圧縮するために、眼瞼係合構造を眼の中心に向かって摺動させるように、スライダ構造128上で摺動可能に移動可能であってもよい。
図8は、実施形態による、コンタクトレンズ鋳型内に設置するために構成される、予形成された自己支持流体モジュール150を示す。示される自己支持非荷重構成では、このモジュールは、眼瞼に係合するようなサイズにされる。適切なサイズのモジュールの少なくとも一部は、鋳型内に設置され、コンタクトレンズを形成するために使用されることができる。モジュールは、ソフトコンタクトレンズ材料110内に埋め込まれ得る複数のアンカ構造152を備える、光学的に透過性の材料を含む。モジュールはまた、眼瞼係合構造120とモジュールを結合するための結合構造126を備え、結合構造は、モジュールのリザーバから延在する。内側光学リザーバ160と、延在部170と、外側リザーバ180と、結合構造とを有する、自己支持流体モジュールは、次いで、鋳型内に設置され、ソフトコンタクトレンズ材料内にカプセル化され、本明細書に説明されるような遠近調整用コンタクトレンズ100を形成し得る。
眼瞼係合構造は、遠近調整用コンタクトレンズの遠近調整を誘起させずに、眼が瞬きすることを可能にするように構成されてもよい。そのような構成は、ユーザが、焦点を変更せずに、遠方の物体を見ながら瞬きをすることを所望し得るとき、有用な特徴であり得る。そのような構成を達成するために、眼瞼係合構造は、第1の時間周波数応答特性を備えるように構成されてもよく、流体モジュールは、第1の周波数応答特性が第2の周波数応答特性を上回る周波数を備えるように、第2の周波数応答特性を備えるように構成されてもよい。眼瞼係合構造は、例えば、ばねとして作用し、眼瞼の迅速移動を可能にし、眼の瞬きに伴って、圧力をモジュールに短期間にのみ印加する、偏向可能部材を用いて、リザーバに結合されることができる。例えば、延在部170内の1つまたはそれを上回るチャネルは、外側リザーバに結合され、迅速瞬きにおける眼瞼の移動よりも遅い速度で流体をチャネルから放出してもよい。この異なる放出速度は、眼瞼が、実質的量の流体をリザーバから移動させることなく、その結果、中心アドレンズの屈折力を再調節せずに、眼の瞬きに伴って迅速に移動することを可能にし得る。
コンタクトレンズは、眼瞼係合構造の移動に応答してある量の処置用薬剤を放出するために、眼瞼係合構造に結合される処置用薬剤のリザーバを備えてもよい。コンタクトレンズは、適切な量の処置用薬剤を提供するために、眼瞼係合構造の複数の内向きおよび外向きサイクルに応答してある量の処置用薬剤を放出する、放出機構を具備することができる。処置用薬剤は、人工涙または緑内障薬剤のうちの1つ以上等、多くの公知の処置用薬剤のうちの1つ以上を備えてもよい。リザーバは、例えば、レバーまたはリザーバの壁の蛇腹のうちの1つ以上等の制御デバイスを用いて圧送を促進するための1つまたはそれを上回る構造を備えてもよい。
本発明の好ましい実施形態が、本明細書に図示および説明されたが、そのような実施形態が一例として提供されるにすぎないことは、当業者に明白となるであろう。多数の変形例、変更、および代用が、現時点で、本発明から逸脱することなく、当業者に想起されるであろう。本明細書に説明される本発明の実施形態の種々の代替が、本発明を実践する際に採用されてもよいことを理解されたい。以下の請求項は、本発明の範囲を定義し、これらの請求項およびその均等物の範囲内の方法および構造は、それによって網羅されることが意図される。

Claims (23)

  1. コンタクトレンズに対して眼瞼に伴って移動するように構成される、1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造を備える、コンタクトレンズ。
  2. 制御デバイスをさらに備え、前記制御デバイスは、眼の眼瞼裂の開閉に応答して、前記遠近調整用コンタクトレンズの遠近調整量を制御するために、前記1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造に結合される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造は、アーム、レバー、またはウィングのうちの1つ以上を含む延在部を用いて、前記コンタクトレンズのリザーバに結合される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  4. 前記延在部は、眼瞼が閉鎖すると、てこの作用を前記眼瞼係合構造に提供し、前記眼瞼係合構造の移動に対する抵抗を減少させるようなサイズにされる、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記眼瞼係合構造は、前記眼瞼の一部を受容するような形状の表面を備え、前記延在部は、前記眼瞼の力によるてこの作用を前記リザーバに提供するために、前記リザーバと前記眼瞼係合構造との間に延在する、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  6. 前記延在部は、前記リザーバを弾性的に変形させるために、前記リザーバに結合される、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  7. 前記眼瞼係合構造は、レバー、ボール、突出部、スライダまたは支点のうちの1つ以上を用いて、前記コンタクトレンズに結合される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  8. 前記眼瞼係合構造は、前記コンタクトレンズに対する前記眼瞼係合構造の移動を可能にし、前記コンタクトレンズの並進を阻止するために、前記コンタクトレンズに結合される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  9. 前記眼瞼係合構造は、複数の場所において対向する眼瞼に係合する複数の構造を備える、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  10. 前記眼瞼係合構造は、前記眼の1つ以上の複数の点に係合するように構成される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  11. 前記眼瞼係合構造は、前記レンズの移動を阻止するために、対向する場所において複数の眼瞼に係合するための複数の対向する構造を備える、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  12. 前記コンタクトレンズは、流体モジュールを備え、前記流体モジュールは、前記眼瞼係合構造と前記流体モジュールを結合するための結合構造を備え、前記結合構造は、前記モジュールの支持構造から前記眼瞼係合構造まで延在し、前記流体モジュールは、ソフトコンタクトレンズ材料内に埋め込まれる複数のアンカ構造を備える光学的に透過性の材料を含み、前記流体モジュールは、外側リザーバおよび内側光学リザーバを備え、前記流体モジュールは、前記ソフトコンタクトレンズ材料内への留置に先立って、前記リザーバおよび前記結合構造を備える自己支持モジュールを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  13. 前記眼瞼係合構造は、第1の時間周波数応答特性を備え、前記流体モジュールは、第2の周波数応答特性を備え、第1の時間周波数応答特性は、前記眼瞼係合構造の移動が前記流体チャンバの移動より速いことを可能にするために、前記第2の周波数応答特性を上回る周波数を備える、請求項12に記載のコンタクトレンズ。
  14. 前記コンタクトレンズは、前記眼瞼係合構造に結合され、前記眼瞼に伴う前記眼瞼係合構造の移動に応答して、流体を移動させるための流体チャンバを備える、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  15. 前記流体チャンバは、遠近調整用コンタクトレンズの流体または前記眼に送達されるべき処置用薬剤のうちの1つ以上を備える、請求項14に記載のコンタクトレンズ。
  16. 前記眼瞼係合構造は、前記眼瞼が前記コンタクトレンズ本体上を移動するとき、前記眼瞼係合構造の移動を可能にするために、ボール構造、内巻き構造、U形状構造、または凹面構造のうちの1つ以上を用いて、前記眼瞼に結合される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  17. 前記眼瞼係合構造は、遠近調整モジュールに結合され、前記遠近調整モジュールは、前記眼が、前記眼瞼係合構造の移動に伴って瞬きすることを可能にし、潤滑剤または栄養剤のうちの1つ以上を前記眼に提供するために、前記眼が瞬きするとき、前記モジュールの遠近調整を阻止するように構成される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  18. 前記眼瞼係合構造は、前記眼瞼係合構造が前記コンタクトレンズに対して移動することに応答して、所定量の処置用薬剤を放出するために、処置用薬剤のリザーバに結合される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  19. 前記請求項のいずれかに記載のコンタクトレンズを提供するステップを含む、眼瞼とコンタクトレンズを結合する方法。
  20. 装置を制御するために、眼瞼に伴って移動するように構成される1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造を備える、制御デバイス。
  21. 前記1つまたはそれを上回る眼瞼係合構造は、前記眼瞼係合構造が、前記眼瞼が開閉すると、前記眼瞼に伴って移動することを可能にするために、偏向可能構造に弾性的に結合される、請求項20に記載の制御デバイス。
  22. 前記制御デバイスは、機械的結合、機械的連結、有線接続、無線接続、電磁結合、光学結合のうちの1つ以上を用いて、装置に結合するように構成される、請求項20に記載の制御デバイス。
  23. 前記装置は、遠近調整用眼鏡、コンタクトレンズ、スマートコンタクトレンズ、処置用薬物送達リザーバ、遠近調整用コンタクトレンズ、人工瞳孔、遠近調整用眼内レンズ、コンピュータインターフェース、または視覚的ディスプレイのうちの1つ以上を備える、請求項22に記載の制御デバイス。
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