JP2017520976A - マイクロホンおよびマイクロホンの動作方法 - Google Patents

マイクロホンおよびマイクロホンの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】過大な音圧が印加された場合でも高い検出精度を確保することができるマイクロホンおよびその動作方法を提供すること。【解決手段】変換器と、通常モードと破壊モードとを切り替えるためのモード制御部とを有し、前記モード制御部は、前記変換器の出力信号が第1閾値以上となった場合に、前記破壊モードへの切り替えを行い、前記出力信号が第2閾値以下となった場合に、前記通常モードへの切り替えを行うように構成されていることを特徴とするマイクロホン。【選択図】図2

Description

本発明は、マイクロホン、特にシングルエンド変換器または差動変換器を有するMEMS(Micro Electro Mechanical System、微小電気機械システム)コンデンサマイクロホンおよびその動作方法に関する。
コンデンサマイクロホンでは、過大な音圧が印加されると、振動板の破壊が生じることがある。
米国特許第5870482号には、振動板の破壊を防止するために振動板の移動を制限した小型シリコンコンデンサマイクロホンが開示されている。また、欧州特許出願公開第1599067号には、コンデンサマイクロホンにおける振動板の破壊を検出および制御するための方法が開示されている。
本発明の目的は、過大な音圧が印加された場合でも高い検出精度を確保することができるマイクロホンおよびその動作方法を提供することである。
本発明の一態様は、マイクロホンに関する。本発明に係るマイクロホンは、音声入力信号を電気信号に変換するための変換器を有する。変換器は、例えばMEMS技術を用いて製造される。本発明に係るマイクロホンは、音声入力信号を変換器の静電容量の変化として検出するコンデンサ(またはキャパシタ)マイクロホンである。本発明における変換器は、振動板および1つまたは複数のバックプレートを備えるシングルエンド変換器あるいは差動変換器である。
本発明に係るマイクロホンは、変換器の振動板とバックプレート間にバイアス電圧を印加するための電圧源を備える。バイアス電圧を調整することで、変換器の感度を調整することができる。電圧源には、チャージポンプなどの電圧発生器が含まれる。
音声(すなわち、圧力波)が入力されると、振動板が撓み、振動板とバックプレートの間の距離が変化する。その結果、変換器の静電容量が変化する。マイクロホンに過大な音圧が印加されると、振動板とバックプレート間の電界により振動板が大きく撓んでバックプレートに接触し、固着する(振動板の破壊)ことがある。
本発明に係るマイクロホンは、2つの動作モード、すなわち、通常モードと破壊モードを有する。本発明に係るマイクロホンは、モード制御部を備える。モード制御部は、変換器の出力信号を連続的に監視し、変換器の出力信号が所定の第1閾値以上となった場合に、動作モードを破壊モードに切り替える。また、モード制御部は、変換器の出力信号が所定の第2閾値以下となった場合に、動作モードを通常モードに切り替える。なお、変換器により生成された出力信号は、閾値と比較される前に増幅等の処理がなされてもよい。
モード制御部は、ASIC(特定用途向け集積回路)等の電子回路の一部である。マイクロホンは、例えば、変換器を備えたMEMSダイと、MEMSダイに電気的に接続された電子回路を備えたASICダイとを有する。
変換器の出力信号が第1閾値以上である場合、振動板の破壊が発生しているか、または発生しやすい状態にある。この場合、モード制御部は、電子回路内の各処理要素を破壊モードに切り替えるように構成される。動作モードが破壊モードに切り替わる際、内部フラグが設定される。モード制御部は、例えば変換器の出力信号の処理を破壊モードに切り替えることができる。また、破壊モードに切り替えることで、例えば、増幅器の利得や変換器に印加されるバイアス電圧を調整してもよい。
変換器の出力信号が第2閾値以下となった場合、過大な音圧の印加が終了したことを示す。この場合、モード制御部は、電子回路内の各処理要素を通常モードに切り替えるように構成される。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンは、破壊モードに切り替わる際に、バイアス電圧を低下させるように構成される。すなわち、破壊モードでは、通常モード時に印加されるバイアス電圧(通常電圧)よりも低い電圧が印加される。これにより、振動板とバックプレートを分離し、振動板の破壊を解消することができる。また、振動板の破壊が生じていない場合でも、バイアス電圧を低減することでこれを未然に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンは、破壊モードに切り替わる際にバイアス電圧を維持するように構成される。すなわち、本実施形態では破壊モードにおいても通常電圧が印加されるため、振動板の破壊が維持される。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンは、破壊モードから通常モードに切り替わる際に、バイアス電圧が一旦低減された後、増加されるように構成される。すなわち、バイアス電圧は、振動板をバックプレートから分離するために通常電圧よりも低く設定された後、再度通常電圧に設定される。これにより、破壊モードにおいて通常電圧を維持しながら振動板の破壊を解消することができる。なお、本実施形態は、破壊モード時のバイアス電圧を通常電圧より低い値に設定する(すなわち、バイアス電圧を通常電圧に戻さない)場合にも適用可能である。これにより、振動板の破壊をより確実に解消することができる。
本発明に係るマイクロホンは、変換器の出力信号を監視し、出力信号が第2閾値以下となった場合に通常モードに切り替わるように構成されるため、過大な音圧の印加が終了する前にマイクロホンが通常モードに切り替わることを防止することができる。そのため、振動板の破壊を確実に解消することができる。
本発明に係るマイクロホンは、出力信号が少なくとも所定時間第2閾値以下となった場合に破壊モードから通常モードに切り替わるように構成される。上記所定時間は、少なくとも200ms以上、好ましくは400ms以上である。
破壊モード時のマイクロホン(変換器)の感度は、通常モード時よりも低い。この感度の低下は、破壊モード中のバイアス電圧の低下に起因する。また、破壊モード時にバイアス電圧が低減されず、振動板の破壊が生じた場合にも、変換器の感度は低下する。変換器の感度は、例えば5dB〜25dB、好ましくは10dB〜20dB低減される。変換器の感度が低下することで、過大な音圧が印加されている間、マイクロホンの出力信号レベルを低下させることができる。すなわち、過大な音圧が印加されている間、スピーカからの音声出力を低下させることができる。
出力信号の第1閾値は、第2閾値よりも大きい。2つの閾値の差は、変換器の感度差を表す。2つの閾値の差は、例えば5dB〜25dB、好ましくは10dB〜20dBである。第1閾値は、例えば120〜140dBSPLの範囲である。第2閾値は、例えば100〜130dBSPLの範囲である。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンは、増幅器と、増幅器の利得を調整するための利得制御部とを有する。本発明に係るマイクロホンは、1つまたは複数の増幅器を有することで、変換器の感度を調整することができる。本発明に係るマイクロホンは、特に破壊モードにおいて増幅器の利得を調整できるように構成される。
このような構成は、破壊モード時の変換器の感度低下が好ましくない場合に有用である。すなわち、利得制御部を介して増幅器の利得を調整することで、破壊モード時の変換器の感度低下を完全にまたは部分的に補償することができる。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンは、デジタル出力を行うためのA/D(アナログ/デジタル)変換器を有する。変換器により生成された信号は、増幅器によって処理された後、A/D変換器に供給される。増幅器の利得は、利得制御部により調整される。本発明に係るマイクロホンはさらに、デジタル変換器を有する。デジタル変換器の利得も、利得制御部により調整される。すなわち、利得制御部は、デジタル変換器と増幅器の利得を調整可能に構成される。これにより、破壊モード時の変換器の感度低下を補償することができる。
本発明の一実施形態に係るマイクロホンは、変換器により生成された信号を処理するための前置増幅器および増幅器を有する。前置増幅器および/または増幅器の利得を利得制御部により調整することで、破壊モード時の変換器の感度低下を補償することができる。
本発明の別の態様は、マイクロホン、特に上述のマイクロホンの動作方法に関する。上述のマイクロホンに関して開示された構成は、明示的な記載がない場合でも、本動作方法に関して開示された構成に適用可能である。その逆も同様である。
本発明に係る方法において、マイクロホンは、はじめに通常モードで動作される。このとき、変換器にはバイアス電圧として通常電圧が印加される。変換器の出力信号が第1閾値以上になると、マイクロホンは破壊モードに切り替わる。破壊モードに切り替わる際、バイアス電圧が低下または維持される。変換器の出力信号が第2閾値以下になると、マイクロホンは通常モードに切り替わる。
本発明のさらなる構成、改良および利点は、以下の実施例の記載により明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るマイクロホンの動作の流れ図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るバイアス電圧を時間の関数として表した概略図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係るバイアス電圧を時間の関数として表した概略図である。 図5は、シングルエンド変換器および感度補償部を備える本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。 図6は、差動変換器および感度補償部を備える本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。 図7は、シングルエンド変換器および感度補償部を備える本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。 図8は、差動変換器および感度補償部を備える本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。 図9は、シングルエンド変換器および感度補償部を備える本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。 図10は、シングルエンド変換器および感度補償部を備える本発明の一実施形態に係るマイクロホンの概略図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、図面において同一の参照番号が付された構成要素は、同一の構成要素、同種の構成要素あるいは同一の機能を有する構成要素である。
図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロホン1の概略図を示す。マイクロホン1は、コンデンサマイクロホンである。マイクロホン1は、音声入力信号を電気信号に変換するための変換器2を有する。変換器2は、例えばシリコン、ガリウムヒ素などの半導体材料を含むMEMS変換器として構成される。変換器2は、振動板および1つまたは複数のバックプレートを備え、振動板とバックプレート間の距離は、例えば1〜10μmの範囲に設定される。変換器2は、例えば差動変換器またはシングルエンド変換器として構成される。音声信号が入力されると、振動板がバックプレート方向に撓み、変換器2の静電容量が変化する。その結果、マイクロホン1の電子回路4の入力3に電気信号が発生する。
電子回路4は、バイアスライン7を通じて変換器2にバイアス電圧、特に直流バイアス電圧を印加するための電圧源6を備える。電圧源6は、例えばディクソン(Dickson)チャージポンプなどのチャージポンプを含む。バイアス電圧は、例えば8〜15Vの範囲に設定される。
電子回路4は、変換器2により生成された電気信号を処理するための要素を備える。例えば、電子回路4は増幅器9を備える。増幅器9は、変換器2からの信号レベルを調整し、および/または、高インピーダンス信号を低インピーダンス信号に変換する。マイクロホン1はさらに、アナログまたはデジタル出力5を有する。
電子回路4は、マイクロホン1の動作モードを設定するためのモード制御部8を備える。モード制御部8は、変換器2により生成された出力電気信号を監視する。モード制御部8は、信号レベルに応じて、マイクロホン1、特に電圧源6の動作モードを通常モードと破壊モードの間で切り替える。電圧源6の動作モードが切り替わる際にモード制御部8の内部フラグが設定され、モード制御部8の動作モードが切り替わる。通常モード時、変換器2には電圧源6により通常電圧Vが印加される。変換器2の出力信号レベルが第1閾値以上になると、電圧源6が破壊モードに切り替わる。電子回路4は、図1には示されていない他の処理要素を備えていてもよい。例えば、モード制御部8により生成された信号は、電圧源6に送信される前に他の処理要素によってさらに処理されてもよい。
電気信号が第1閾値以上である場合、変換器2の破壊が発生しているか、または発生しやすい状態にある。変換器2が破壊しているとき、変換器2の振動板はバックプレートに接触している。マイクロホン1は、例えば145dBの音圧が印加されることで破壊される。これにより、変換器の静電容量は大きく変化する。振動板とバックプレート間の電界により振動板がバックプレートに固着され、バイアス電圧が低下するまで変換器2の破壊が維持される。
マイクロホン1の動作の詳細は、図2に示される。
図2は、本発明の一実施形態に係るマイクロホンの動作、特に動作モードの設定の流れ図を示す。
はじめに、マイクロホン1は、通常モードMで動作される。マイクロホン1には、電圧源6により通常電圧Vが印加される。音声入力10がなされると、変換器2により電気信号が生成され、モード制御部8に送信される。変換器2の電気信号は、モード制御部8に供給される前にさらに処理される(例えば、図1に示すように、増幅器9により増幅される)。モード制御部8では、変換器2の電気信号が現在の動作モードMに応じて処理される(図中のクエリ「M=M?」に対応)。マイクロホン1が通常モードMで動作している場合(図中の
Figure 2017520976
)、モード制御部8は、入力信号Sの値を第1閾値Sと比較する(図中のクエリ
Figure 2017520976
に対応)。第1閾値Sは、例えば130dBSPLである。信号レベルSが第1閾値Sを下回る(すなわち、S<S)場合(図中の「×」)、通常モードMが維持される(図中の「M=M」に対応)。
信号レベルSが第1閾値S以上(すなわち、
Figure 2017520976
)になると(図中の
Figure 2017520976
)、マイクロホン1は破壊モードMに切り替わる(図中の「M=M」に対応)。すなわち、モード制御部8により破壊モードMを指示する信号が生成され、電子回路内の各処理要素(例えば、電圧源6)の動作モードが変更される。
その後、モード制御ルーチンが再開される。変換器2により生成された電気信号は、モード制御部8によって分析される。マイクロホン1が破壊モードである(すなわち、M≠M)場合(図中の「×」)、モード制御部8は、信号レベルSを第2閾値Sと比較し、破壊モードMを維持するか、または、通常モードMに切り替えるかを判定する。
第2閾値Sは、第1閾値Sよりも小さい。振動板の破壊時には、変換器2の感度が約15〜20dB低下する。したがって、変換器2により生成される電気信号レベルは、非破壊時よりも低くなる。第2閾値Sは、第1閾値Sよりも約10〜20dB低く設定される。第2閾値Sは、例えば110dBSPLに設定される。
信号レベルSが第2閾値S以上(すなわち、
Figure 2017520976
)である場合(図中の
Figure 2017520976
)、破壊モードMが維持される(図中の「M=M」に対応)。信号レベルSが第2閾値Sを下回る(すなわち、S<S)と(図中の「×」)、マイクロホン1は通常モードMに切り替わる(図中の「M=M」に対応)。
上述の実施形態では、信号レベルが第1閾値S以上となった場合、および、信号レベルが第2閾値S以下となった場合に動作モードが切り替わる。
本発明の一実施形態では、信号レベルが所定時間第2閾値Sを下回った場合に、マイクロホン1が通常モードMに切り替わる。例えば、信号レベルが500ms以上の間第2閾値S以下となった場合に、マイクロホン1が通常モードに切り替わる。したがって、大きな音圧が高い頻度で印加される場合、マイクロホン1の破壊モードが維持される。そのため、大きな音圧が継続して印加される場合にスピーカの音声出力が過大となることを防止することができる。
図3は、第1実施形態に係るマイクロホン1の破壊時のバイアス電圧Vを時間Tの関数として表した概略図である。
はじめに、マイクロホン1は通常モードMで動作される。マイクロホン1には、電圧源6により通常電圧Vが印加される。信号レベルSは、第1閾値Sよりも低い。時間Tにおいて、モード制御部8により信号レベルSが第1閾値S以上であることが検知され、マイクロホン1が破壊モードMに切り替わる。
本実施形態では、破壊モードにおいてもバイアス電圧Vが印加され、振動板の破壊が維持される。したがって、振動板の撓みが制限され、変換器2の電気信号レベルは非破壊時に比べ10〜20dB低くなる。
モード制御部8は、信号レベルを連続的に監視する。信号レベルが第2閾値S以上である間、破壊モードMが維持される。
時間Tでは、信号レベルが第2閾値Sを下回り、マイクロホン1が通常モードMに切り替わる。その際、バイアス電圧は振動板とバックプレートが分離する電圧(振動板分離電圧)よりも低い電圧Vまで低減される。バイアス電圧Vは、例えば100ms間維持される。時間Tにおいて、バイアス電圧は再度通常電圧Vに設定される。
図2に関連して説明したように、マイクロホン1は、出力信号レベルが少なくとも所定時間第2閾値Sを下回った場合に破壊モードから通常モードに切り替わるように構成される。例えば、信号レベルが第2閾値Sを下回り、その後第1閾値S以上となった場合、マイクロホン1の動作モードは破壊モード、バイアス電圧は通常電圧Vとなる。
電気信号を連続的に監視することで、マイクロホン1の動作モードを音圧レベルの関数として設定することができる。マイクロホン1が破壊モードである場合、信号レベルが第2閾値S以上、すなわち、大きな音圧が継続的にまたは高い頻度で印加されていることを示す。マイクロホン1は、大音圧の印加が終了すると通常モードに切り替わる。その際、バイアス電圧が振動板分離電圧以下に設定され、振動板がバックプレートから分離される。したがって、大きな音圧が継続的にまたは高い頻度で印加される場合にマイクロホン1の破壊が継続することを防止することができる。
破壊モード時にマイクロホン1の感度が低下することで、大きな音圧が印加されている間、マイクロホン1の出力信号レベルを低く一定に保つことができる。本実施形態では、破壊モード時にも通常電圧Vが印加されるため、振動板の破壊が維持される。したがって、大きな音圧が印加されている間、マイクロホン1の出力信号レベルを低減し、スピーカからの音声出力を低下させることができる。
図4は、第2実施形態に係るマイクロホン1の破壊時のバイアス電圧Vを時間Tの関数として表した概略図である。
はじめに、マイクロホン1は通常モードMで動作される。マイクロホン1には、電圧源6により通常電圧Vが印加される。時間Tにおいて、モード制御部8により信号レベルSが第1閾値S以上であることが検知され、マイクロホン1が破壊モードMに切り替わる。本実施形態では、破壊モードに切り替わる際バイアス電圧がVに低下する。バイアス電圧Vの値は、振動板分離電圧よりも小さく、図3に示すVよりも大きい。また、Vの値は、通常電圧Vよりも小さい。Vの値は、例えば1〜4Vの範囲である。Vの値は、例えば8〜15Vの範囲である。バイアス電圧をより低く設定することで、通常電圧の場合と比較して出力信号を10〜20dB低減することができる。
破壊モードでは、大音圧が印加されている間、振動板がバックプレートに押し付けられる。バイアス電圧Vは振動板分離電圧よりも低いため、大音圧の印加が終了すると、振動板はバックプレートから分離される。また、大音圧の印加がさらに継続する場合でも、出力信号は許容可能なレベルに維持される。
モード制御部は、信号レベルを連続的に監視する。信号レベルが第2閾値S以上である間、破壊モードMが維持される。
時間Tでは、信号レベルが第2閾値Sを下回り、マイクロホン1が通常モードMに切り替わる。このとき、バイアス電圧は通常電圧Vに設定される。
本実施形態においても、大きな音圧が印加されている間、マイクロホン1の出力信号は低く一定に保たれる。したがって、過大な音圧が継続的にまたは高い頻度で印加された場合でも、適度な音声出力を得ることができる。
大音圧の印加が終了すると、マイクロホン1は通常モードMに切り替わる。本実施形態においても、信号レベルが所定時間第2閾値Sを下回った場合に、破壊モードから通常モードMに切り替わる。そのため、通常モードに切り替わった後も振動板の破壊が継続することを回避することができる。
いくつかの用途では、大音圧の印加中においてマイクロホンの感度を低下させることが好ましくない場合がある。そのような場合、以下で述べる感度補償を行うことが考えられる。
図5は、本発明の第1実施形態に係るマイクロホン1に感度補償部を付加した概略図を示す。
電子回路4は、破壊モード時のマイクロホン1の感度低下を補償するための利得制御部11を備える。マイクロホン1の感度低下は、図4に関連して説明したように、破壊モード時のバイアス電圧の低下により生じる。また、図3に関連して説明したように、破壊モード時にバイアス電圧が低減されない場合でも、振動板の破壊によってマイクロホン1の感度は低下する。
マイクロホン1は、シングルエンド変換器12を有する。シングルエンド変換器12は、1つのバックプレートが配置されたコンデンサを備える。シングルエンド変換器12の出力信号は、コンデンサの静電容量の変化することで生成される。図1および図2に関連して説明したように、シングルエンド変換器12により生成された出力信号は、増幅器9によって処理され、モード制御部8に供給される。モード制御部8は、利得制御部11にマイクロホン1の現在の動作モードを示す信号を送信する。
利得制御部11は、現在の動作モードに応じ、増幅器9の利得を調整する。すなわち、利得制御部11により、バイアス電圧の低下によるマイクロホン1の感度低下が補償されるように増幅器9の利得が調整される。
また、利得制御部11は、電圧源6により印加されるバイアス電圧を調整する。モード制御部8により破壊モードへの切り替えを指示する信号が生成されると、利得制御部11はバイアス電圧をΔV低下させる。
モード制御部8により通常モードへの切り替えを指示する信号が生成されると、利得制御部11はバイアス電圧をΔV増加させる(すなわち、バイアス電圧をVに設定する)とともに、マイクロホン1の感度が最初の通常モード時と同等になるように増幅器9の利得を調整する。
図5に示すマイクロホン1は、アナログ出力マイクロホンである。アナログ出力マイクロホンにおいては、アナログ出力の電圧範囲が制限されるため、感度を完全に補償することは困難である。そこで、マイクロホン1として、例えば図7に示すデジタル出力マイクロホンを用いることが考えられる。
図6は、本発明の第2実施形態に係るマイクロホン1に感度補償部を付加した概略図を示す。
本実施形態に係るマイクロホン1は、2つのバックプレートの間に振動板が配置された差動変換器13を有する。すなわち、差動変換器13は、振動板と第1バックプレートからなる第1コンデンサと、振動板と第2バックプレートからなる第2コンデンサとを備える。変換器13の第1の信号は、第1コンデンサの静電容量の変化を表し、第2の信号は、第2コンデンサの静電容量の変化を表す。第1の信号は、第1増幅器14により処理され、第2の信号は、第2増幅器15によって処理される。第1増幅器14および第2増幅器15は、いずれも可変増幅器である。
モード制御部8は、第1および第2増幅器14、15から供給された第1および第2の信号を受信し、現在の動作モードを示す信号を生成して利得制御部11に送信する。図5に関連して説明したように、利得制御部11は、第1および第2増幅器14、15の利得および電圧源6により印加されるバイアス電圧を調整する。
図6に示すマイクロホン1は、例えばアナログ出力マイクロホンである。また、マイクロホン1は、例えば図8に示すデジタル出力マイクロホンであってもよい。
図7は、図5に示すマイクロホン1にデジタル出力5を付加した概略図を示す。
増幅器9から供給されたアナログ出力信号は、アナログ−デジタル(A/D)変換器16に送られ、デジタル出力信号に変換される。A/D変換器16は、例えばシグマ−デルタA/D変調器として構成される。
デジタル出力信号は、利得調整が可能なデジタル変換器17に供給される。デジタル変換器17は、マルチビットデジタル信号をシングルビットデジタル信号に変換するように構成されている。
通常モードにおいて、増幅器9およびデジタル変換器17の利得は、利得制御部11により、その積が一定になるように調整される。例えば、アナログ変換器16の出力信号レベルが一定値を超えると、A/D変換器16のオーバーフローを回避するために、利得制御部11により増幅器9の利得が低減される。同時に、利得制御部11は、全体利得が一定になるようにデジタル変換器17の利得を増加させる。すなわち、アナログ領域における増幅器の利得の変化がデジタル領域の利得の変化によって補償される。
破壊モードにおいても、増幅器9およびデジタル変換器17の利得は、利得制御部11により、その積が一定になるように調整される。これにより、バイアス電圧の低下に起因する感度低下を補償することができる。
図8は、図6に示すマイクロホン1にデジタル出力5を付加した概略図を示す。
図7に関連して説明した構造的および機能的特性を備えるA/D変換器16およびデジタル変換器17を有する。
図9は、図5に示す実施形態と類似の実施形態に係るマイクロホン1の概略図を示す。
本実施形態に係るマイクロホン1は、利得調整可能な前置増幅器18と増幅器19とを有する。シングルエンド変換器12により生成された出力信号が、可変前置増幅器18に供給される。本実施形態においても、図5に関連して説明した利得調整が行われる。前置増幅器18により処理された出力信号は、さらに増幅器19によって処理され、マイクロホン1の出力5に供給される。
図10は、図9に示す実施形態と類似の実施形態に係るマイクロホン1の概略図を示す。
本実施形態では、シングルエンド変換器12により生成された出力信号が、非可変前置増幅器20に供給され、可変前置増幅器20により処理された後、さらに利得調整可能な増幅器21によって処理される。本実施形態においても、図5に関連して説明した利得調整が行われる。
1:マイクロホン
2:変換器
3:入力
4:電子回路
5:出力
6:電圧源
7:バイアスライン
8:モード制御部
9:増幅器
10:音声入力
11:利得制御部
12:シングルエンド変換器
13:差動変換器
14:第1増幅器
15:第2増幅器
16:アナログ−デジタル変換器
17:デジタル変換器
18:可変前置増幅器
19:増幅器
20:前置増幅器
21:可変増幅器
M:マイクロホンの動作モード
:通常モード
:破壊モード
S:変換器の出力信号
:第1閾値
:第2閾値
T:時間
:通常電圧

Claims (15)

  1. 変換器(2)と、通常モード(M)と破壊モード(M)とを切り替えるためのモード制御部(8)とを有し、
    前記モード制御部(8)は、前記変換器(2)の出力信号(S)が第1閾値(S)以上となった場合に、前記破壊モード(M)への切り替えを行い、前記出力信号(S)が第2閾値(S)以下となった場合に、前記通常モード(M)への切り替えを行うように構成されていることを特徴とするマイクロホン(1)。
  2. 前記変換器(2)にバイアス電圧を印加するための電圧源(6)をさらに有し、
    前記マイクロホン(1)が前記破壊モード(M)に切り替わる際に、前記バイアス電圧が低減されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン(1)。
  3. 前記変換器(2)にバイアス電圧を印加するための電圧源(6)をさらに有し、
    前記マイクロホン(1)が前記破壊モード(M)に切り替わる際に、前記バイアス電圧が維持されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン(1)。
  4. 前記マイクロホン(1)が前記破壊モード(M)から前記通常モード(M)に切り替わる際に、前記バイアス電圧が一旦低減された後、増加されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  5. 前記マイクロホン(1)は、前記出力信号(S)が少なくとも所定時間前記第2閾値(S)以下となった場合に、前記破壊モード(M)から前記通常モード(M)に切り替わるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  6. 前記所定時間は、400ms以上であることを特徴とする請求項5に記載のマイクロホン(1)。
  7. 前記第1閾値(S)は、前記第2閾値(S)よりも大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  8. 前記第1閾値(S)は、120〜140dBSPLの範囲内であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  9. 前記第2閾値(S)は、100〜130dBSPLの範囲内であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  10. 前記破壊モード(M)時の前記マイクロホン(1)の感度は、前記通常モード(M)時よりも低いことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  11. 増幅器(9、14、15、19、21)と、前記増幅器(9、14、15、19、21)の利得を調整するための利得制御部(11)とを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  12. 前記増幅器(9、14、15、19、21)により、前記破壊モード(M)時の前記変換器(2)の感度の低下が補償されることを特徴とする請求項11に記載のマイクロホン(1)。
  13. デジタル変換器(17)をさらに有し、
    前記利得制御部(11)は、前記デジタル変換器(17)の利得を調整するように構成されていることを特徴とする請求項11または12に記載のマイクロホン(1)。
  14. 前置増幅器(18、20)をさらに有し、
    前記利得制御部(11)は、前記前置増幅器(18、20)と前記増幅器(19、21)の少なくとも一方の利得を調整するように構成されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載のマイクロホン(1)。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載のマイクロホン(1)の動作方法であって、
    前記マイクロホン(1)が前記通常モード(M)で動作され、
    前記変換器(2)の出力信号(S)が前記第1閾値(S)以上となった場合に、前記破壊モード(M)に切り替わり、
    前記出力信号(S)が前記第2閾値(S)以下となった場合に、前記通常モード(M)に切り替わることを特徴とする方法。
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