JP2017520197A - 無接続アクセスのための装置および方法 - Google Patents

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Abstract

本開示の特定の形態は一般にワイヤレスデバイスによる無接続アクセスのための技術に関する。こうした無接続アクセスは、ネットワークへの従来の接続アクセス(例えば、無線リソース制御(RRC)接続)を確立することに関連するオーバーヘッドを伴わないデータの送信を可能にする。結果として、機械型通信(MTC)デバイスなどの送信すべき比較的少ないデータを有するデバイスは効率的にアイドルモードを出て、無接続モード中にデータを送信し、後に従来の方法よりも短い時間期間でアイドルモードに戻ることが可能であり得る。【選択図】図5

Description

[0001] 本出願は2014年7月11日に出願された米国仮特許出願62/023,794および2015年7月15日に出願された米国特許出願14/736,946の優先権を主張するものであり、これらの両方全体が参照により明示的に本明細書に組み込まれる。
[0002] 本開示の特定の形態は、一般に、例えば機械型通信(MTC:machine type communications)を行うようにネットワークへの無接続アクセスを行うための方法および装置に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって多数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。そのようなマルチプルアクセスシステムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP(登録商標))、ロング・ターム・エボリューション(LTE(登録商標))システム、ロング・ターム・エボリューション・アドバンスト(LTE−A)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートできる。各端末は、順方向および逆方向リンク上における送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(または、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(または、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005] MTCデバイスのような特定タイプのデバイスは送るべき少量のデータだけを持ち得、あまり頻繁でなくこのデータを送り得る。このような場合、ネットワーク接続を確立するために必要なオーバーヘッドの量がこの接続中に送られる実際のデータに比べて非常に高いことがある。
[0006] 本開示の特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。 この方法は、概して、UEがアイドルモードにある間に、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを基地局(BS)へ送信することと、無線リソース制御(RRC)接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを与えることと、無接続アクセス中のUEによる送信のために基地局からアップリンク承認を伴う応答を受信することと、無接続アクセス中にBSへ送信することと、解除のインジケーションの受信に伴ってアイドルモードへ戻ることとを含む。
[0007] 本開示の特定の態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。 この方法は、概して、アイドルモードにあるユーザ機器(UE)から、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを受信することと、UEから、RRC接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを受信することと、UEへ、無接続アクセス中のUEによる送信のためにBSからのアップリンク承認を伴う応答を送信することと、無接続アクセス中にUEからの送信を受信することとを含む。
[0008] 本開示の特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、UEがアイドルモードにある間に、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージをBSへ送信するための手段と、無線リソース制御(RRC)接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを与えるための手段と、無接続アクセス中のUEによる送信のためにBSからアップリンク承認を伴う応答を受信するための手段と、無接続アクセス中にBSへ送信するための手段と、解除のインジケーションの受信に伴ってアイドルモードへ戻るための手段とを含む。
[0009] 本開示の特定の態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、アイドルモードにあるユーザ機器(UE)から、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを受信するための手段と、UEから、RRC接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを受信するための手段と、UEへ、無接続アクセス中のUEによる送信のためにBSからのアップリンク承認を伴う応答を送信するための手段と、無接続アクセス中にUEからの送信を受信するための手段とを含む。
[0010] 本開示の特定の態様は、また上述された動作を行うことが可能な様々な装置(例えば、少なくとも1つのプロセッサを備える装置)、並びに上述された動作を行うためにその上に記憶された命令を有する対応コンピュータ可読媒体を提供する。
[0011] 本開示の態様は、同様の参照文字が全体を通じて相応に識別する図面と併せて考慮される場合に以下に記載の詳細な説明からより明白になるであろう。
図1は、本開示の特定の複数の態様に従う一例の多元接続ワイヤレス通信システムを例示する。 図2は、本開示の特定の態様に従うアクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図を例示する。 図3は、本開示の特定の態様に従う、ワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々なコンポーネントを例示する。 図4は、本開示の特定の態様に従う、LTEランダムアクセスチャネル(RACH)競合ベース手順を例示するコールフロー図を例示する。 図5は、本開示の特定の態様に従う、ユーザ機器(UE)によって行われ得る無接続アクセスのための実例的動作を例示する。 図6は、本開示の特定の態様に従う、基地局(BS)によって行われ得る無接続アクセスのための実例的動作を例示する。 図7は、本開示の特定の態様に従う、第1例の無接続アクセスを例示するコールフロー図である。 図8は、本開示の特定の態様に従う、第2例の無接続アクセスを例示するコールフロー図である。 図9は、本開示の特定の態様に従う、接続モードへの代替を伴う一例の無接続アクセスを例示する。 図10は、本開示の特定の態様に従う、ネットワークページングを伴う一例の無接続アクセスを例示する。
詳細な説明
[0022] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスによる無接続アクセスのための技術を提供する。以下により詳細に説明されるように、こうした無接続アクセスはネットワークへの従来の接続アクセスを確立することに関連するオーバーヘッドを伴わないデータの送信を可能にする。結果として、MTCデバイスなどの送信すべき比較的少ないデータを有するデバイスは効率的にアイドルモードを出て、無接続モード中にデータを送信し、後にアイドルモードに戻ることが可能であり得る。MTCデバイスの例は、単一のバッテリー充電で何年も動作する(ことにより放置される)様々なワイヤレスセンサまたは他のタイプのデータモニタリング、生成、または中継デバイスを含む。MTCデバイスの追加の例は、ロボット、ドローン、着用可能デバイス(例えば、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートウォッチ、スマートブレスレット、スマートリング、など)を含む。
[0023] 以下において、本開示の様々な態様が添付の図面を参照してより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されることがあり得、この開示全体を通して提示されるいずれかの特定構成(specific structure)または機能にも限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、この開示を徹底的かつ完全なものとし、本開示の範囲が当業者に十分に伝わるように、提供されるものである。本明細書における教示に基づき、当業者は、ここに開示された開示の任意の態様が、本開示の他のなんらかの態様と独立して実施されようと、それらと組み合わされて実現されようと、本開示の範囲は、それらの態様をカバーすることを意図している、ということを理解すべきである。例えば、本明細書に記載の任意の数の態様を使用して、装置が実施され得、または方法が実践され得る。加えて、本開示の範囲は、他の構成および機能、すなわち、ここに説明された開示の様々な態様に加えた構成および機能、または、それらの態様以外の構成および機能を使用して実践された、そのような装置または方法をカバーすることを意図している。本明細書に開示された開示の任意の態様は、特許請求の範囲の1つ以上の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
[0024] 「実例的(exemplary)」という言葉は、「例、事例、または例示としての役目を果たす」を意味するように本明細書で使用される。「実例的」であるとして本明細書に説明されたいずれの態様も、他の態様よりも好ましいまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきではない。
[0025] 特別な態様がここに説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内に含まれる。好ましい態様のいくつかの恩恵および利点が説明されるが、本開示の範囲は、特定の恩恵、使用、または目的に限定されることを意図しない。そうではなく、本開示の態様は、異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図され、そのうちのいくつかは、図面および好ましい態様の以下の説明において、例として示される。詳細な説明および図面は単に、限定というよりはむしろ本開示の例示であり、本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定義されている。
実例的ワイヤレス通信システム
[0026] 本明細書で説明される技術は、符合分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々なワイヤレス通信ネットワークに対して使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、同義でしばしば使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000、等のような無線技術を実施し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))およびローチップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信のための全世界システム(GSM(登録商標))のような無線テクノロジーを実施し得る。OFDMAネットワークは、次世代UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などの無線技法を実施し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書において説明されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」という名称の団体からの文書において説明されている。
[0027] シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、送信機側でシングルキャリア変調を利用し、受信機側で周波数領域等化(frequency domain equalization)を利用する送信技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと類似の性能および本質的に同じ全体の複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、それの特有のシングルキャリア構造が原因で、より低いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有する。SC−FDMAは、特に、送信電力効率という点で、より低いPAPRがモバイル端末に大いに利益をもたらすアップリンク通信において、大きな注目を集めている。
[0028] アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eNodeB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えることができ、これらとして実施され得、または、これらとして既知であり得る。
[0029] アクセス端末(「AT」)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の用語のものを備えることができ、これらとして実施され得、または、これらとして既知であり得る。いくつかの実施形態において、アクセス端末は、セルラ電話、スマートフォン、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、無線ローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、または無線モデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを備え得る。いくつかのATは、基地局、他の遠隔デバイス、または何らかのたのエンティティと通信し得るセンサ、メータ、位置タグ、モニタデバイス、等の遠隔デバイスを含むMTC ATであり得る。MTCは、通信の少なくとも一端にある少なくとも1つの遠隔デバイスを伴う通信を参照し得、人間対話を必ずしも必要としない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形式を伴い得る。MTC ATは、MTCサーバおよび/または例えば公衆携帯電話網(PLMN:Public Land Mobile Networks)を通じた他のMTCデバイスとのMTC通信が可能なATを含み得る。従って、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、デスクトップ)、MTCデバイス、携帯通信デバイス、携帯コンピューティングデバイス(例えば、ラップトップ、携帯情報端末、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽または映像デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、または、有線媒体または無線媒体を介して通信するように構成された何らかの他の適切なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。このようなワイヤレスノードは、例えば、有線または無線通信リンクを介した、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラー・ネットワークのような広域ネットワーク)のための接続、またはネットワークへの接続を提供し得る。
[0030] 図1を参照すると、一態様に従う多元接続ワイヤレス通信システムが例示される。アクセスポイント100(AP)は、複数のアンテナグループを含み、1つのグループはアンテナ104および106を含み、別の1つのグループはアンテナ108および110を含み、さらに追加の1つのグループはアンテナ112および114を含み得る。図1では、各アンテナグループにつき2つのアンテナのみが示されているが、より多くのアンテナまたはより少ないアンテナが各アンテナグループのために利用され得る。アクセス端末116(AT)はアンテナ112および114と通信していることがあり得、アンテナ112および114は、順方向リンク120を介してアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118を介してアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122はアンテナ104および106と通信していることがあり得、アンテナ104および106は、順方向リンク126を介してアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムにおいて、通信リンク118、120、124、および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用し得る。
[0031] アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。本開示の一態様において、各アンテナグループは、アクセスポイント100によってカバーされるエリアのセクタ内において複数のアクセス端末へ通信するように設計され得る。
[0032] アクセス端末130はアクセスポイント100と通信していることがあり得、アクセスポイント100からのアンテナは、順方向リンク132上でアクセス端末130へ情報を送信し、逆方向リンク134上でアクセス端末130から情報を受信する。
[0033] 順方向リンク120および126上の通信で、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用し得る。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、それのカバレージ中にランダムに分散された複数のアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを通して全てのそれのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
[0034] 図2は、多入力多出力(MIMO)システム200における送信機システム210(例えば、一態様でアクセスポイント)および受信機システム250(例えば、態様でアクセス端末)の一態様のブロック図を例示する。システム210およびシステム250の各々は送信および受信の両方の能力を持つ。システム210またはシステム250が送信、受信、または同時に送受信しているかは、アプリケーションに依存する。送信機システム210では、多数のデータストリームのためのトラフィックデータがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214へ供給される。 別の態様において、送信システム210はアクセス端末であり得、受信機システム250はアクセスポイントであり得る。
[0035] 本開示の一態様において、各データストリームは、該当する送信アンテナを介して送信され得る。TXデータプロセッサ214は、各データストリームのためのトラフィックデータを、そのデータストリームのために選択された特定の符号化方式に基づいて、フォーマット、符号化、およびインターリーブして符号化されたデータを提供する。
[0036] 各データストリームのための符号化データは、OFDM技術を使用してパイロットデータとともに多重化され得る。パイロットデータは、既知の手法で典型的に処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る、既知のデータパターンであり得る。この後、各データストリームのための多重化されたパイロットデータと符号化データは、そのデータストリームのために選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて変調シンボルを提供する。各データストリームのためのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定され得る。メモリ232は、送信機システム210のためのデータおよびソフトウェアを記憶し得る。
[0037] この後、全てのデータストリームのための変調シンボルがTX MIMOプロセッサ220へ供給され、TX MIMOプロセッサ220はこの後、変調シンボルを処理し得る(例えば、OFDMのために)。TX MIMOプロセッサ220は、この後、N変調シンボルストリームをN送信機(TMTR)222aないし222tへ供給する。本開示の特定の態様において、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元であるアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
[0038] 各送信機222は、1つまたは複数のアナログ信号を供給するために該当するシンボルストリームを受信および処理し、さらにMIMOチャネルを介した送信に適した被変調信号を供給するためにこれらアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)する。送信機222aないし222tからのN個の変調信号は、この後、それぞれNT個のアンテナ224aないし224tから送信される。
[0039] 受信機システム250では、送信された被変調信号が、N個のアンテナ252aないし252rによって受信され得、各アンテナ252からの受信された信号が、該当する受信機(RCVR)254aないし254rに供給され得る。各受信機254は、該当する受信された信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを供給し、これらサンプルをさらに処理して、対応する「受信された」シンボルストリームを供給し得る。
[0040] その後、RXデータプロセッサ260は、N個の受信機254からN個の受信されたシンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出された」シンボルストリームを供給する。RXデータプロセッサ260は、この後各検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのためのトラフィックデータをリカバーする。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210においてTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって行われるものに対して補完的であり得る。
[0041] プロセッサ270は、どのプリコーディングマトリクスを使用すべきかを周期的に決定する。プロセッサ270は、マトリクスインデックスの部分とランク値の部分とを備える逆方向リンクメッセージを形成(formulate)する。メモリ272は、受信機システム250のためのデータおよびソフトウェアを記憶し得る。逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。逆方向リンクメッセージはこの後データソース236からのいくつかのデータストリームに関するトラフィックデータの受信もするTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254aないし254rによって調整され、送信機システム210へ送り返される。
[0042] 送信機システム210では、受信機システム250からの被変調信号がアンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理され、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。プロセッサ230は、この後ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディングマトリクスを使用すべきかを判断し、この後、抽出されたメッセージを処理する。
[0043] アクセス端末250のプロセッサ270、RXデータプロセッサ260、TXデータプロセッサ238、または他のプロセッサ/要素、またはこれらの組合せの何れか1つ、および/またはアクセスポイント210のプロセッサ230、TX MIMOプロセッサ220、TXデータプロセッサ214、RXデータプロセッサ242、または他のプロセッサ/要素、またはこれらの組合せの何れか1つは、以下に論じられる本開示の特定の態様に従って、無接続アクセスのための手順を行うように構成され得る。一態様では、プロセッサ270、RXデータプロセッサ260、およびTXデータプロセッサ238のうちの少なくとも1つが、以下に論じられる無接続アクセスのためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順を行うためにメモリ272に記憶されたアルゴリズムを実行するように構成され得る。他の態様では、プロセッサ230、TX MIMOプロセッサ220、TXデータプロセッサ214、およびRXデータプロセッサ242のうちの少なくとも1つが、以下に論じられる無接続アクセスのためのRACH手順を行うためにメモリ232に記憶されたアルゴリズムを実行するように構成され得る。
[0044] 図3は、図1に例示されたワイヤレス通信システム内で採用され得るワイヤレスデバイス302で利用され得る様々なコンポーネントを例示する。ワイヤレスデバイス302は、本明細書において説明される様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302は、基地局(例えば、アクセスポイント100)またはユーザ端末(例えば、アクセス端末116、アクセス端末122、など)であり得る。
[0045] ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304はまた、中央処理ユニット(CPU)とも称され得る。読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、位相変化メモリ、などを含み得るメモリ306は、命令およびデータをプロセッサ304へ供給し得る。メモリ306の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ3044は、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理および算術演算を典型的に行う。メモリ306内の命令は、本明細書で説明される方法を実施して、例えばUEが無接続アクセス中にデータを効率的に送信することを可能にするために実行可能であり得る。
[0046] ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302と遠隔ロケーションとの間でのデータの送信および受信を可能にするために送信機310および/または受信機312を含み得るハウジング308を含み得る。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に統合され得る。単数のまたは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に結合され(例えば、電気的に)得る。ワイヤレスデバイス302はまた、(示されない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含み得る。
[0047] ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出し、定量化しようとすることに使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、このような信号を、総エネルギー、シンボルあたりの副搬送波ごとのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用するための、デジタル信号プロセッサ(DSP)320も含み得る。
[0048] ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスをデータバスに加えて含み得るバスシステム322によって一緒に結合され得る。プロセッサ304は、以下に論じられる本開示の態様に従って、無接続アクセスを行うためにメモリ306に記憶された命令をアクセスするように構成され得る。
[0049] 図4は、本開示の特定の態様に従う、例のLTEランダムアクセスチャネル(RACH)競合ベース手順のためのメッセージフロー400を例示する。402では、UE116がFDDについてゼロの初期タイミングアドバンス(TA)だとして、プリアンブル(MSG1)をBS100へ送り得る。典型的に、プリアンブルはセルに割り振られた複数のプリアンブルのセットのうちからUEによってランダムに選定され、MSG3のための要求サイズにリンクされ得る。BS100は、ランダムアクセス応答(RAR)を備えるMSG2を送り得る。MSG2は、またMSG3のための承認をインジケートし得る。UEは、この承認を使用して、スケジュールされた送信を含むMSG3を送り得る。eNBはMSG3を復号して、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージをエコーバックするか、またはセル無線ネットワーク仮識別子(C−RNTI)でスクランブルされたUL承認(例えば、DCI(ダウンリンク制御情報)0)を競合解決(MSG4)として送るかのどちらかをし得る。
無接続アクセスを行うための方法および装置
[0050] いくつかの場合において、上述されたRACH手順は、ワイヤレスデバイスによる無接続アクセスを提供するために修正され得る。このような場合に、アイドルモードにあってネットワークをアクセスすることを試みるUE(例えば、MTCデバイス)は、要求アクセスが「無接続アクセス」を求めることのインジケーションを与えて、UEがRRC接続モードに入ることに関連するオーバーヘッドなしにデータを送信できるようにし得る。
[0051] 電力を保全するために、特定のタイプのデバイス(例えば、MTCデバイス、拡張MTC(eMTC:enhanced MTC)デバイス、など)は、ほとんどの時間低電力状態(例えば、アイドル状態)にあることが期待される。モバイル終点(MT:mobile terminated)、またはモバイル起点(MO:mobile originated)データ通信が要求される都度、デバイスがアイドル状態から接続状態に遷移する。この遷移は、典型的に、実際のデータ送受信が続き得る、ランダムアクセスおよび競合解決、無線リソース制御(RRC)接続セットアップ、サービス要求、セキュリティアクティベーション、データ無線ベアラ(DRB)確立という、いくつかのステップを必要とする。接続状態に入るための信号交換の完了のためにかかる時間の量は実際のデータ送受信自体にかかる時間よりも大きいことがある。UEは、典型的に、データの量が少なくとも、接続状態に遷移してデータ送受信を完了するまでアイドル状態に戻ることができない。それゆえ、実際のデータ交換のためにかかる時間よりも多くの時間の量がかかることを考慮すると、この処理は電力効率的でないかもしれない。それゆえ、人用とされているものは、UEが従来の方法よりもより迅速にアイドル状態に戻ることを可能にする、データを交換するための装置および技術である。
[0052] 本開示の態様は、データを送信または受信するためにアイドル状態から遷移するときのシグナリングオーバヘッドを低減する役に立ち得る無接続アクセスを提供するものである。この無接続アクセスは全RRC接続セットアップを必要とせずに速い遷移を可能にし得る。
[0053] 図5は、本開示の特定の態様に従う、無接続アクセスのために図1のアクセス端末116のようなUEによって行われ得る実例的動作500を例示する。
[0054] 502で、UEは、アイドルモードにある間に、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージ(例えば、RACHプリアンブル)をBSへ送信する。504で、UEはRRC接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを与える。以下に詳細に説明されるように、このインジケーションはランダムアクセスメッセージ自体(例えば、拡張(enhanced)MSG1)において、または後の時間に(例えば、拡張MSG3において)与えられ得る。
[0055] 506で、UEは無接続アクセス中のUEによる送信のためにBSからUL承認を伴う応答を受信する。508で、UEは無接続アクセス中にBSへデータを送信する。この送信は、セキュリティおよび/または非アクセス層(NAS)制御メッセージを含み得る。510で、UEは解除のインジケーションの受信に伴ってアイドルモードへ戻る。以下に詳細に説明されるように、解除のインジケーションは暗黙的または明示的であり得る。
[0056] 図6は、本開示の特定の態様に従う、UEに無接続アクセスを提供するために図1のBS100のようなBSによって行われる実例的動作600を例示する。動作600は、図5の動作500に対して補完的であると考えられ得る。
[0057] 602で、BSはアイドルモードにあるUE(例えば、図2のUE250)から、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを受信する。604で、BSは、UEから、UEがRRC接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信するための無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを受信する。606で、BSは、UEへ、無接続アクセス中のUEによる送信のためにBSからUL承認を伴う応答を送信する。608で、BSは無接続アクセス中のUEからの送信を受信する。610で、BSはUEへ解除のインジケーションを与える。図5および図6に対して説明された例の動作は、図7〜図10に例示されるコールフロー図を使用してより詳細に説明される。
[0058] 図7は、本開示の態様に従う、無接続アクセスのための、UE(例えば、UE116)およびBS(例えば、BS100)間のメッセージ交換を示す例のコールフロー図700を例示する。示されるように、UEは、アイドルモードにある間に、現存する「レガシー」フォーマットRACHプリアンブル(MSG1)を送信し、従来の応答(MSG2)を受信し得る。この応答はランダムアクセス応答であって、例えばTAおよびUL承認を含み得る。
[0059] この例において、従来のMSG3よりもむしろ、UEは、無接続アクセス(例えば、「RRC:無接続」のような理由値(cause value)を介して)を要求アクセスが求めることのインジケーションを与える拡張MSG3を送信し得る。拡張MSG3は、またUE(UE ID)に対応する識別子、暗号化NASメッセージ、セキュリティ/NAS制御メッセージ、暗号化データ、および/または他のデータのような他の情報を含み得る。例示されるように、BS100はこの後UE IDに基づいてUE116を識別し、アクセスを確認して、NASおよびデータメッセージを保存し(例えば、メモリ306に)得る。例示されるように、BS100は、競合解決メッセージ(例えば、UE IDをエコーする)を備えるMSG4を送信し得る。この競合解決メッセージは、競合解決のインジケーションの役目を果たし得、また接続解除の暗黙的インジケーションとしても使用され得る。すなわち、UEは競合解決メッセージを接続解除とみなしてアイドルモードへ戻り得る。この間、BS100は保存されたNASおよび/またはデータメッセージをコアネットワーク(CN)へ転送し得る。
[0060] いくつかの場合には、BSがデバイス(例えば、本明細書において説明される無接続アクセスが可能な拡張MTC、またはeMTCデバイス)のために追加のRACHリソースを構成し得る。例えば、BSはシステム情報ブロック(SIB)において追加のRACHをブロードキャストし得る。さらなるRACHプリアンブルグループを構成することによって、UEはそのRACHプリアンブルの選択によって送信しなくてはならないデータの量を暗黙的にインジケート可能であり得る。
例えば、第1のグループからのプリアンブルを選択することは、UEが送信すべき第1の量のデータを持つことをインジケートし得る一方で、第2のグループからのプリアンブルを選択することは、UEが送信すべき第2の量のデータを持つことをインジケートし得る。2つのRACHグループはSIBにおいて(例えば、情報を搬送するために)シグナリングされ得る。いくつかの場合において、BSまたはコアネットワークは無接続アクセスのためのUEを構成し得、UEがそうするように構成されたときにだけ無接続アクセスが行われる。
[0061] 図8は、本開示の態様に従う、無接続アクセスのための、UE116およびBS100間のメッセージの交換を示す他の例のコールフロー図800を例示する。この例において、レガシーMSG1を送信するよりもむしろ、UEは要求アクセスが無接続アクセスを求めることをインジケートするために拡張MSG1(拡張RACH)を(例えば、「RRC:無接続」のような理由値を介して)送信し得る。拡張MSG1は、またUE識別(ID)(例えば、NAS ID、C−RNTI、MACID、GUTI、IMSI、など)を含み、オプションでバッファステータス報告を含み得る。この情報に基づいて、BS100はUE116に対するアクセスを識別して承認し得る。結果として、BS100は、UL承認を伴うRA応答において競合解決のインジケーションを含むMSG2を送り(例えば、拡張MSG1において与えられたUE IDをエコーバックし)得る。特定の態様では、MSG2がTAを含み得る。UE116は、この後暗号化NASメッセージ、セキュリティ/NAS制御メッセージ、暗号化データ、および/または他のデータのような情報を含む拡張MSG3を送信するためにこのUL承認を使用し得る。例示されるように、BS100はこの後NASおよび/またはデータメッセージを保存して、接続解除メッセージ(例えば、接続解除の明示的インジケーション)を送り得る。この時点で、UEはアイドルへ戻り得る。例示されるように、BSはNASおよび/またはデータメッセージをコアネットワーク(CN)へ例えば、保存のために転送し得る。
[0062] 図7または図8の無接続アクセス技術のどちらかにおいて、UEがその送信を完了した後、UEはアイドル状態に戻り得る。いくつかの場合に、UEは、暗黙的解除(競合解決メッセージを介して)または明示的RRC接続解除メッセージを受信した後にアイドル状態に戻り得る。代替として、UEはそのMSG3のためのアクノリッジ(例えば、HARQ ACK)の受信に伴ってアイドル状態に戻り得る。いくつかの場合に、UEは、タイマーがeNBからのさらなるメッセージなしに切れた後(例えば、既知の時間期間後)にアイドル状態に戻り得る。
[0063] いくつかの場合に、無接続アクセスのために本明細書において提供される技術は様々な問題に対処し得る。例えば、この技術は、例えば、ランダムアクセス手順をリスタートして接続アクセスのための従来のランダムアクセスに後戻りすることによって競合解決失敗に対処し得る。図9のコールフロー図に例示されるように、UE116は無接続アクセスのための要求を送り得るが、BS100はUEコンテキストを見つけられないか、無接続アクセスのための要求が承認されるべきでない(例えば、無接続アクセスが失敗する)と判断することがある。このようなシナリオでは、無接続アクセスについての失敗した要求に応答して、UEが従来の接続アクセスに後戻りし得る。例えば、BS100はUE IDおよびRRC接続セットアップを含むUE116への競合解決を送り得る。UE116はRRC接続モードに入るために従来のRRC接続セットアップ手順をこの後行い得る。
[0064] 図10のコールフロー図に例示されるように、無接続アクセス中に送信されたデータは、ネットワークがデータ送信に対して応答(例えばACK/NACKを介するアクノリッジ/否定アクノリッジ)を与えるようにネットワークと通信され(例えば、転送され)得る(例えば、NASおよびデータ配信手順)。この応答(例えば、NACK)はページング要求を介してコアネットワーク702によって与えられ得る。このページング要求はNACKと一緒にUE IDを含み得る。応答において、BS100はページングメッセージにおいてUE116へ応答を送り得る(アイドル状態にあるUEは依然としてページングメッセージをモニタするので)。ページングメッセージはページング要求からの情報(例えば、UE IDおよびNAS NACK)を含み得る。
[0065] いくつかの場合において、もし応答が否定的(例えば、NACK)であれば、図10に示されるネットワークページが与えられるだけであり得る。この場合において、もしNACKページが受信されなければ、UEは送信が成功裡に受信されたとみなし得る。もしNACKページが受信されれば、UEはアクセス手順を再度行い得る。
[0066] いくつかの場合において、ネットワークはACKおよびNACKの両方についてUEをページングし得る。この場合、ページメッセージが否定アクノリッジ(NACK)を持つならば、UEが再度アクセス手順を行い得る。いくつかの場合において、データを送った(例えば、無接続アクセスにおいて)後にUEによって受信されたページングメッセージが任意のタイプのアクノリッジを欠くならば、UEはアクセス手順を行い得る。
[0067] 上述された場合のいずれかにおいて、ネットワークへのアクセスを得ることを試みるとき、アクセスは、本明細書で説明されるように接続アクセス(従来の)または無接続アクセスとなり得る。いくつかの場合において、どのアクセスが使用されるかはネットワークインジケーション(例えば、RCC接続セットアップメッセージ)に依存し得る。
[0068] 上述された方法の様々な動作は、対応する機能を行うことが可能な任意の適した手段によって行われ得る。この手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されるわけではない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア/ファームウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般に、図において例示される動作が存在する場合、それらの動作は、同様の番号を有する対応する対応するミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。
[0069] 本明細書において使用される場合、「決定すること」という用語は、幅広い動作を含む。例えば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確かめること、等を含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータをアクセスすること)、等を含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含み得る。
[0070]その上、「または/あるいは/もしくは(or)」という用語は、排他的な「または/あるいは/もしくは」というよりはむしろ包括的な「または/あるいは/もしくは」を意味するように意図される。すなわち、そうではないと指定されていない、またはコンテキストから明らかでない限り、例えば、「XはAまたはBを用いる」というフレーズは、自然な包括的置換のうちのいずれかを意味するように意図される。すなわち、「XはAまたはBを用いる」という句は次に示すいずれの例、XはAを用いる; XはBを用いる; XはAとBの両方を用いる、によっても満たされる。それに加えて、本明細書および添付された請求項の範囲において使用される「a」および「an」という冠詞は、そうではないと指定されるか、単数形を指すとコンテキストから明らかでない限り「1つまたは複数」を意味すると一般的に解釈されるべきである。項目のリストのうちの「少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバを含む、それらの項目のうちの任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図される。
[0071] 上述された方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路、および/またはモジュールのような、動作を遂行することが可能である任意の適した手段によって遂行され得る。一般に、図において例示される任意の動作は、動作を行うことが可能な対応する機能的な手段によって行われ得る。
[0072] 本開示に関連して説明された、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書において説明された機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェア・コンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせで、実施または行われ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン(state machine)であり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実施され得る。
[0073] 本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、またはプロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで、具現化され得る。ソフトウェア/ファームウェアモジュールは、当該技術分野において知られる任意の形態の記憶媒体内に存在し得る。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、相変化メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、等を含む。ソフトウェア/ファームウェアモジュールは、単一の命令、または多くの命令を備え、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間において、および多数の記憶媒体にわたって、分散され得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに統合され得る。
[0074] ここに開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに置き換えられ得る。言い換えれば、ステップまたは動作の特有の順序が指定されない限り、特有のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなしに修正され得る。
[0075] 説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせ内において実施され得る。ソフトウェア/ファームウェア内において実施される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上において1つまたは複数の命令として記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の入手可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送または記憶するよう使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここにおいてディスク(disk)が通常、磁気的にデータを再生する一方で、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。
[0076] このように、特定の態様は、本明細書において提示された動作を行うためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、その上に命令が記憶(および/または符号化)されたコンピュータ可読媒体を備えることができ、命令は、本明細書で説明された動作を行うために1つ以上のプロセッサによって実行可能である。ある態様のために、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含み得る。
[0077] ソフトウェア/ファームウェア命令はまた、送信媒体上で送信され得る。例えば、ソフトウェア/ファームウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
[0078] さらに、本明細書で説明された方法および技法を行うためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、ダウンロードされ得る、および/または、そうでなければ、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によって取得され得ることが認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を行うための手段の転送を容易にするためにサーバに結合され得る。代替として、本明細書で説明された様々な方法は、デバイスに記憶手段を結合または提供する際にユーザ端末および/または基地局が様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供され得る。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が、利用され得る。例えば送信するための手段および与えるための手段は図3の送信機310のような送信機によって、または図3のアンテナ316のようなアンテナによって行われ得る。例えば与えるための手段は、また図3のプロセッサ304のようなプロセッサによって行われ得る。例えば、受信するための手段は図3の受信機312のような受信機によって、または図3のアンテナ316のようなアンテナによって行われ得る。例えば、戻るための手段は図3のプロセッサ304のようなプロセッサによって行われ得る。
[0079] 本願の特許請求の範囲が、上述のまさにその構成およびコンポーネントのみに限定されないことが、理解されるべきである。様々な修正、変更、および変形が、上記に説明された方法および装置の配置、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく行われ得る。
[0080] 前述の内容が本開示の態様に向けられる一方、本開示の他のおよびさらなる態様は、その基本的な範囲から逸脱することなく考案されることがあり得、その範囲は、次の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    前記UEがアイドルモードにある間に、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを基地局(BS)へ送信することと、
    無線リソース制御(RRC)接続モードに入らずに前記アイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを与えることと、
    前記無接続アクセス中の前記UEによる送信のために前記基地局からアップリンク承認を伴う応答を受信することと、
    前記無接続アクセス中に前記BSへ送信することと、
    解除のインジケーションの受信に伴って前記アイドルモードへ戻ることと
    を備える、方法。
  2. 前記ランダムアクセス要求メッセージはランダムアクセスプリアンブルを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記無接続アクセス中に前記BSへ送信するときに与えられる、請求項1に記載の方法。
  4. 競合解決メッセージを前記解除の前記インジケーションとみなすことをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記ランダムアクセス要求メッセージを送信するときに与えられる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセス要求メッセージを送信するときに前記UEの識別を与えることと、
    前記BSから前記アップリンク承認を伴う前記応答とともに競合解決のインジケーションを受信することと
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記無接続アクセス中の前記送信のアクノリッジを伴うページングメッセージについてモニタすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. アクノリッジが既知の時間期間後に受信されない場合にアイドルモードに戻ることをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 無接続アクセスについての失敗した要求に応答して、RRC接続モードに入ることでデータを送信するためにシステムアクセスのための要求を送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    アイドルモードにあるユーザ機器(UE)から、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを受信することと、
    前記UEから、RRC接続モードに入らずに前記アイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを受信することと、
    前記UEへ、前記無接続アクセス中の前記UEによる送信のために前記BSからのアップリンク承認を伴う応答を送信することと、
    前記無接続アクセス中に前記UEからの送信を受信することと
    を備える、方法。
  11. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記無接続アクセス中に前記BSへ送信するときに前記UEによって与えられる、請求項10に記載の方法。
  12. 競合解決メッセージを前記無接続アクセスの解除のインジケーションとして送信することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記ランダムアクセス要求メッセージとともに前記UEから受信される、請求項10に記載の方法。
  14. 前記ランダムアクセス要求メッセージとともに前記UEの識別を受信することと、
    前記UEへ、前記アップリンク承認を伴う前記応答とともに競合解決のインジケーションを送信することと
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記無接続アクセス中に前記UEから受信されたメッセージを保存することと、
    保存された前記メッセージをコアネットワークへ転送することと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  16. 前記コアネットワークから、転送された前記メッセージの1つまたは複数のアクノリッジとともにページング要求を受信することと、
    前記アクノリッジとともにページングメッセージを前記UEへ送信することと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. 転送された前記メッセージの否定アクノリッジが前記コアネットワークから受信された場合にだけ前記UEへページングメッセージを送信することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  18. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    前記UEがアイドルモードにある間に、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージをBSへ送信するための手段と、
    無線リソース制御(RRC)接続モードに入らずにアイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを与えるための手段と、
    前記無接続アクセス中の前記UEによる送信のために前記BSからアップリンク承認を伴う応答を受信するための手段と、
    前記無接続アクセス中に前記BSへ送信するための手段と、
    解除のインジケーションの受信に伴って前記アイドルモードへ戻るための手段と
    を備える、装置。
  19. 前記ランダムアクセス要求メッセージはランダムアクセスプリアンブルを備える、請求項18に記載の装置。
  20. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記無接続アクセス中に前記BSへ送信するときに与えられる、請求項18に記載の装置。
  21. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記ランダムアクセス要求メッセージを送信するときに与えられる、請求項18に記載の装置。
  22. 前記ランダムアクセス要求メッセージを送信するときに前記UEの識別を与えるための手段と、
    前記BSから前記アップリンク承認を伴う前記応答とともに競合解決のインジケーションを受信するための手段と
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記無接続アクセス中の前記送信のアクノリッジを伴うページングメッセージについてモニタするための手段をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  24. 無接続アクセスについての失敗した要求に応答して、RRC接続モードに入ることでデータを送信するためにシステムアクセスのための要求を送信するための手段をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  25. 基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    アイドルモードにあるユーザ機器(UE)から、システムアクセスのための要求としてランダムアクセス要求メッセージを受信するための手段と、
    前記UEから、RRC接続モードに入らずに前記アイドルモードに戻る前にデータを送信する無接続アクセスを要求が求めることのインジケーションを受信するための手段と、
    前記UEへ、前記無接続アクセス中の前記UEによる送信のために前記BSからのアップリンク承認を伴う応答を送信するための手段と、
    前記無接続アクセス中に前記UEからの送信を受信するための手段と
    を備える、装置。
  26. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記無接続アクセス中に前記BSへ送信するときに前記UEによって与えられる、請求項25に記載の装置。
  27. 無接続アクセスを前記要求が求めることの前記インジケーションは前記ランダムアクセス要求メッセージとともに前記UEから受信される、請求項25に記載の装置。
  28. 前記ランダムアクセス要求メッセージとともに前記UEの識別を受信するための手段と、
    前記UEへ、前記アップリンク承認を伴う前記応答とともに競合解決のインジケーションを送信するための手段と
    をさらに備える、請求項27に記載の装置。
  29. 前記無接続アクセス中に前記UEから受信されたメッセージを保存するこための手段と、
    保存された前記メッセージをコアネットワークへ転送するための手段と
    をさらに備える、請求項25に記載の装置。
  30. 前記コアネットワークから、転送された前記メッセージの1つまたは複数のアクノリッジとともにページング要求を受信するための手段と、
    前記アクノリッジとともにページングメッセージを前記UEへ送信するための手段と
    をさらに備える、請求項29に記載の装置。
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