JP2017520182A - スイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局 - Google Patents

スイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局 Download PDF

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Abstract

スイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局が開示され、これらは無線通信分野に関する。スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ(102)、可動接触子(104)、コントローラ(106)を含み、コントローラ(106)は遠隔電気的チルトユニットの位相シフタ(108)に接続され、可動接触子(104)は位相シフタ(108)の駆動ロッド(1082)と共に移動するように構成され、可動接触子(104)が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチ(102)は閉じるようにトリガされる。スイッチアセンブリによれば、基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタ(108)は、機械的常開スイッチ(104)の駆動機構として用いられ、それにより、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。

Description

本出願は参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、2014年6月6日に中国特許庁に出願した「SWITCH ASSEMBLY, SWITCH ASSEMBLY CONTROL METHOD, CONTROLLER, AND BASE STATION」という名称の中国特許出願第201410249347.X号明細書の優先権を主張するものである。
本発明は無線通信分野に関し、具体的にはスイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局に関する。
無線通信基地局では、信号または電源に対してゲーティングが行われるシナリオが通常関与する。信号または電源に対してゲーティングが行われるとき、通常は対応するゲーティングスイッチが配置されることが必要である。
従来技術では基地局においてゲーティングスイッチとして、集積半導体チップスイッチまたはリレースイッチが通常用いられる。アンテナアレイに対する内部テストが、例として用いられる。基地局がアンテナアレイに対して内部テストを行うときは、信号源によって発生されたテスト信号が、テストされることになるアンテナアレイに送られる必要がある。具体的には信号源とアンテナアレイとの間に、ゲーティングスイッチとして集積半導体チップスイッチまたはリレースイッチが配置され得る。コントローラは、ゲーティングスイッチを開くまたは閉じるように制御する。
本発明を実現する過程において発明者は、従来技術は少なくとも以下の問題を有することを見出した。
現在用いられているスイッチは、集積半導体チップスイッチまたはリレースイッチである。集積半導体チップスイッチは非線形要素であり、ポート間の間隔は比較的小さく、これは基地局信号への干渉を容易に引き起こし、相互変調歪みを容易に引き起こす。リレースイッチの体積は比較的大きく、これは設置を比較的難しくする。
集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題を解決するために、本発明の実施形態は、スイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局を提供する。技術的解決策は以下の通りである。
第1の態様によればスイッチアセンブリが提供され、これは遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられ、スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを含み、
コントローラは遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、可動接触子は位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、可動接触子が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされ、
コントローラは動作命令を受け取るように構成され、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられ、
コントローラは制御命令を位相シフタに送るように構成され、
位相シフタは制御命令を受け取り、制御コマンドに従って、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するように構成される。
第1の態様の第1の可能な実装方法では、制御コマンドは較正コマンドであり、
コントローラは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るように構成される。
第1の態様の第2の可能な実装方法では、駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にあり、
位相シフタは、制御命令が第1の制御命令であるときは、第1の制御命令に従って駆動ロッドを駆動して最大ストロークに移動するように構成される。
第1の態様の第3の可能な実装方法では、駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にあり、
位相シフタは、制御命令が第2の制御命令であるときは、第2の制御命令に従って駆動ロッドを駆動して最小ストロークに移動するように構成される。
第1の態様の第4の可能な実装方法では、基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、
コントローラは、制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成される。
第2の態様によれば、スイッチアセンブリ制御方法が提供され、これは第1の態様によるスイッチアセンブリにおいて用いられ、方法は、
コントローラによって動作命令を受け取るステップであって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、ステップと、
コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップであって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、ステップと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実装方法では、コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップは、
アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るステップを含み、制御命令は較正コマンドである。
第2の態様の第2の可能な実装方法では、コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップは、
第1の制御命令を位相シフタに送るステップを含み、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第2の態様の第3の可能な実装方法では、コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップは、
第2の制御命令を位相シフタに送るステップを含み、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第2の態様の第4の可能な実装方法では、基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、方法は、
制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するステップと、
バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するステップと
をさらに含む。
第3の態様によれば、コントローラが提供され、これは第1の態様によるスイッチアセンブリにおいて用いられ、コントローラは、
動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュールであって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、動作命令受信モジュールと、
制御命令を位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュールであって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、制御命令送出モジュールと
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方法では、制御命令送出モジュールは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るように構成され、制御命令は較正コマンドである。
第3の態様の第2の可能な実装方法では、制御命令送出モジュールは、第1の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第3の態様の第3の可能な実装方法では、制御命令送出モジュールは、第2の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第3の態様の第4の可能な実装方法では、基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、コントローラは、
制御命令送出モジュールが制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するように構成された検出情報取得モジュールと、
バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成された決定モジュールと
をさらに含む。
第4の態様によれば基地局が提供され、基地局は、
第1の態様、または第1の態様のいずれかの可能な実装方法による、遠隔電気的チルトユニットおよびスイッチアセンブリを含む。
本発明の実施形態において提供される技術的解決策の有益な効果は、以下の通りである。
基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタは、機械的常開スイッチの駆動機構として用いられ、機械的常開スイッチの可動接触子は、位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、コントローラは、機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる動作命令を受け取った後に、位相シフタに制御命令を送り、位相シフタは制御コマンドに従って駆動ロッドを駆動し、それにより可動接触子は指定された位置に移動し、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に述べるために、以下は実施形態を述べるために必要な添付の図面を簡潔に述べる。明らかに以下の説明における添付の図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を示し、当業者は創造的な努力なしに、これらの添付の図面からさらに他の図面を導き出し得る。
本発明の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図である。 本発明の他の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図である。 本発明の他の実施形態による駆動ロッドストロークの概略図である。 本発明の他の実施形態による他の駆動ロッドストロークの概略図である。 本発明の他の実施形態による遠隔電気的チルトアンテナテストの概略図である。 本発明の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートである。 本発明の他の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートである。 本発明の実施形態によるコントローラの装置構造図である。 本発明の他の実施形態によるコントローラの装置構造図である。 本発明の実施形態による基地局の構成ブロック図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明らかにするために、以下ではさらに本発明の実施形態を添付の図面を参照して詳しく述べる。
図1を参照すると、図1は本発明の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図を示す。スイッチアセンブリは、RET(Remote Electrical Tilt unit、遠隔電気的チルトユニット)を含む基地局で用いられ得る。スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ102、可動接触子104、およびコントローラ106を含む。
コントローラ106は遠隔電気的チルトユニットの位相シフタ108に接続され、可動接触子104は位相シフタ108の駆動ロッド1082と共に移動するように構成され、可動接触子104が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチ102は閉じるようにトリガされる。
コントローラ106は動作命令を受け取るように構成され、動作命令は機械的常開スイッチ102を制御して閉じるようにコントローラ106に指示するために用いられる。
コントローラ106は、制御命令を位相シフタ108に送るように構成される。
位相シフタ108は、制御命令を受け取り、制御コマンドに従って、可動接触子104が指定された位置に移動するように駆動ロッド1082を駆動するように構成される。
遠隔電気的チルトアンテナは、ダウンチルト角を電子的に調整するアンテナである。遠隔電気的チルトアンテナの原理は、同一直線上アレイのアンテナ要素の位相、垂直および水平成分の振幅値、および合成された成分のフィールド強度の値を変化させ、それによりアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を調整し、アンテナのカバレッジ範囲を調整することである。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナのダウンチルト角は、基地局内部に配置された遠隔電気的チルトユニットRETを用いることによって調整され得る。本発明の実施形態において提供される方法によれば、RET内の位相シフタの駆動ロッドに対応する機械的常開スイッチが配置され、位相シフタの駆動ロッドは、機械的常開スイッチの可動接触子を駆動するように制御され、機械的常開スイッチを制御して閉じるために、RET内の既存の駆動構造が用いられる。機械的常開スイッチは機械部品であり、ポート間の間隔が比較的大きいので、基地局信号への干渉は容易には引き起こされず、相互変調歪みは引き起こされず、機械部品の信頼性は非線形要素のそれより高い。さらに本発明のこの実施形態におけるスイッチアセンブリでは、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はなく、それによりスイッチアセンブリのサイズは低減され、設置の難しさは低減される。
結論として、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタは、機械的常開スイッチの駆動機構として用いられ、機械的常開スイッチの可動接触子は、位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、コントローラは、機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる動作命令を受け取った後に、位相シフタに制御命令を送り、位相シフタは制御コマンドに従って駆動ロッドを駆動し、それにより可動接触子は指定された位置に移動し、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
図2を参照すると、図2は本発明の他の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図を示す。スイッチアセンブリは、RETを含む基地局において用いられ得る。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナに対して内部テストが行われるときに、信号源と遠隔電気的チルトアンテナのアンテナアレイとの間の接続を接続または切断するためにスイッチアセンブリが用いられることが、例として用いられる。スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ202、可動接触子204、およびコントローラ206を含む。
コントローラ206は、遠隔電気的チルトユニットの位相シフタ208に接続され、可動接触子204は、位相シフタ208の駆動ロッド2082と共に移動するように構成され、可動接触子204が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチ202は閉じるようにトリガされる。
コントローラ206は動作命令を受け取るように構成され、動作命令は機械的常開スイッチ202を制御して閉じるようにコントローラ206に指示するために用いられる。
コントローラ206は、位相シフタ208に制御命令を送るように構成される。
位相シフタ208は、制御命令を受け取り、制御コマンドに従って、可動接触子204が指定された位置に移動するように駆動ロッド2082を駆動するように構成される。
遠隔電気的チルトアンテナは、ダウンチルト角を電子的に調整するアンテナである。遠隔電気的チルトアンテナの原理は、同一直線上アレイのアンテナ要素の位相、垂直および水平成分の振幅値、および合成された成分のフィールド強度の値を変化させ、それによりアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を調整し、アンテナのカバレッジ範囲を調整することである。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナのダウンチルト角は、基地局内部に配置された遠隔電気的チルトユニットRETを用いることによって調整され得る。
機械的常開スイッチが弾性金属ブレードを用いることによって開かれるまたは閉じられることが例として用いられる。弾性金属ブレードは、可動接触子の移動経路上に配置され、可動接触子が移動するときに弾性金属ブレードは接触され得る。可動接触子が指定された位置に移動したときに、弾性金属ブレードはスイッチの両端を接続してもよく、可動接触子が指定された位置から離れたときは、弾性金属ブレードは元の状態に復元され、それによりスイッチは開かれる。
本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、RET内の位相シフタの駆動ロッドに対応する機械的常開スイッチが配置され、位相シフタの駆動ロッドは、機械的常開スイッチの可動接触子を駆動するように制御され、機械的常開スイッチを制御して閉じるために、RET内の既存の駆動構造が用いられる。機械的常開スイッチは機械部品であり、ポート間の間隔が比較的大きいので、基地局信号への干渉は容易には引き起こされず、相互変調歪みは引き起こされず、機械部品の信頼性は非線形要素のそれより高い。さらに本発明のこの実施形態におけるスイッチアセンブリでは、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はなく、それによりスイッチアセンブリのサイズは低減され、設置の難しさは低減される。
制御コマンドは較正コマンドであり、コントローラ206は、AISG(Antenna Interface Standards Group、アンテナインターフェイス標準グループ)プロトコルに従って、位相シフタ208に較正コマンドを送るように構成される。
RETの位相シフタはもともとAISGプロトコルをサポートするので、本発明のこの実施形態におけるコントローラは、位相シフタによってもともとサポートされるプロトコルに従って、位相シフタを制御し得る。特殊な制御コマンドを開発する必要はなく、スイッチを制御して閉じる目的を達成するように、既存の較正コマンドにおけるパラメータを設定する必要があるだけであり、それにより開発および配備の難しさはさらに低減される。
位相シフタ208は、制御命令が第1の制御命令であるときは、第1の制御命令に従って駆動ロッド2082を駆動して最大ストロークに移動するように構成される。駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
あるいは位相シフタ208は、制御命令が第2の制御命令であるときは、第2の制御命令に従って駆動ロッド2082を駆動して最小ストロークに移動するように構成される。駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
常開スイッチを制御して開くまたは閉じることに加えて、位相シフタは、アンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するようにさらに構成される。従って位相シフタが機械的常開スイッチを制御して閉じるときの駆動ロッドのストロークは、位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときのストローク範囲の外になるように設定される必要があり、それにより位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときに、機械的常開スイッチを閉じることによって引き起こされる障害を回避する。具体的にはそれは以下のように設定され得る。位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークまたは最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動する。機械的常開スイッチが弾性金属ブレードを用いることによって開かれるまたは閉じられることが例として用いられる。図3に示される駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。あるいは図4に示される他の駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。
基地局に対応するアンテナアレイ210があり、アンテナアレイ210は給電線212の一端に接続され、給電線212の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットRETにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチ202の一端はカプラ214を用いて、アンテナアレイ210が給電線212に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチ202の他端は信号源216に接続され、機械的常開スイッチ202が閉じたときは、信号源216によって発生された信号は、アンテナアレイ210が給電線212に接続されたポートを用いて給電線212に送られる。
コントローラ206は、制御命令を位相シフタ208に送った後に、給電線212がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイ210に対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成される。
図5に示される遠隔電気的チルトアンテナテストの概略図によれば、基地局に外部から接続されたN個のアンテナアレイがあり、各アンテナアレイは1つのRETに対応し、アンテナアレイとRETとの間の対応は未知である。各アンテナアレイはカプラを用いて1つのスイッチユニットに接続され、スイッチユニットは同じ信号源に接続され、スイッチユニットは同じコントローラによって制御される。スイッチユニットは、機械的常開スイッチ、可動接触子、および位相シフタを含む。アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチは異なるRETの位相シフタ側にそれぞれ配置され、可動接触子は駆動ロッドの上部に配置される。各位相シフタと、各アンテナアレイの機械的常開スイッチとの間の関係は既知である。位相シフタとアンテナアレイとの間の既知の関係は、RETと、RETによってその垂直指向性図のダウンチルト角が制御されるアンテナアレイとの間の対応ではないことが留意されるべきである。すなわちRET内の位相シフタは、アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチを制御して閉じ得るが、アンテナアレイの垂直指向性図のダウンチルト角を制御することはできないことがあり得る。
運用および保守技術者がアンテナアレイに対応するRETを決定する必要があるときは、対応するテスト命令がコントローラに送られ、コントローラは、テスト命令に従って、制御コマンドをアンテナアレイに対応するスイッチアセンブリ内の位相シフタに送る。例えば運用および保守技術者が、図5のアンテナアレイ1に対応するRETを決定する必要があるときは、アンテナアレイ1が選択され、視覚テストインターフェイスを用いてテストされる。コントローラは制御コマンドを、アンテナアレイ1に対応する位相シフタに送る。制御コマンド1を受け取った後に位相シフタは、可動接触子を指定された位置に駆動し、それにより対応する機械的常開スイッチは閉じて、アンテナアレイ1は信号源に接続される。信号源によって送られる信号はカプラを用いて給電線に入り、これは給電線の他方の側に対応するポートにおけるバックグラウンドノイズ(すなわちバックグラウンドノイズ)を変化させる。基地局側における受信器は、給電線の各ポートから受け取った信号に対して、バックグラウンドノイズテストを行う。コントローラは、各ポートのバックグラウンドノイズテスト情報を取得し、それに従ってバックグラウンドノイズが変化するポートに対応するRETが、アンテナアレイ1に対応するRETであると決定する。
結論として、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタは、機械的常開スイッチの駆動機構として用いられ、機械的常開スイッチの可動接触子は、位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、コントローラは、機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる動作命令を受け取った後に、位相シフタに制御命令を送り、位相シフタは制御コマンドに従って駆動ロッドを駆動し、それにより可動接触子は指定された位置に移動し、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドが位相シフタに送られ、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、制御命令に従って位相シフタが、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するときは、駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
図6を参照すると、図6は本発明の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートを示す。方法は、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられてもよく、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。アンテナテスト方法は、以下を含み得る。
ステップ302:コントローラは動作命令を受け取り、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる。
ステップ304:コントローラは位相シフタに制御命令を送り、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる。
スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを含み、コントローラは遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、可動接触子は位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、可動接触子が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。
結論として、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
図7を参照すると、図7は本発明の他の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートを示す。方法は、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられてもよく、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナに対して内部テストが行われるときに、信号源と遠隔電気的チルトアンテナのアンテナアレイとの間の接続を接続または切断するためにスイッチアセンブリが用いられることが、例として用いられる。アンテナテスト方法は以下を含み得る。
ステップ402:コントローラは動作命令を受け取り、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる。
スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを含み、コントローラは遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、可動接触子は位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、可動接触子が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。
ステップ404:コントローラは位相シフタに制御命令を送り、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる。
制御命令は較正コマンドであり、コントローラは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送る。
RETの位相シフタはもともとAISGプロトコルをサポートするので、本発明のこの実施形態におけるコントローラは、位相シフタによってもともとサポートされるプロトコルに従って、位相シフタを制御し得る。特殊な制御コマンドを開発する必要はなく、スイッチを制御して閉じる目的を達成するように、既存の較正コマンドにおけるパラメータを設定する必要があるだけであり、それにより開発および配備の難しさはさらに低減される。
コントローラは第1の制御命令を位相シフタに送り、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられる。駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
あるいはコントローラは第2の制御命令を位相シフタに送り、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる。駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
常開スイッチを制御して開くまたは閉じることに加えて、位相シフタは、アンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するようにさらに構成される。従って位相シフタが機械的常開スイッチを制御して閉じるときの駆動ロッドのストロークは、位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときのストローク範囲の外になるように設定される必要があり、それにより位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときに、機械的常開スイッチを閉じることによって引き起こされる障害を回避する。具体的にはそれは以下のように設定され得る。位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークまたは最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動する。機械的常開スイッチが弾性金属ブレードを用いることによって開かれるまたは閉じられることが例として用いられる。図3に示される駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。あるいは図4に示される他の駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。
ステップ406:給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定する。
基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られる。
図5に示される遠隔電気的チルトアンテナテストの概略図によれば、基地局に外部から接続されたN個のアンテナアレイがあり、各アンテナアレイは1つのRETに対応し、アンテナアレイとRETの間の対応は未知である。各アンテナアレイはカプラを用いて1つのスイッチユニットに接続され、スイッチユニットは同じ信号源に接続され、スイッチユニットは同じコントローラによって制御される。スイッチユニットは、機械的常開スイッチ、可動接触子、および位相シフタを含む。アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチは異なるRETの位相シフタ側にそれぞれ配置され、可動接触子は駆動ロッドの上部に配置される。各位相シフタと、各アンテナアレイの機械的常開スイッチとの間の関係は既知である。位相シフタとアンテナアレイとの間の既知の関係は、RETと、RETによってその垂直指向性図のダウンチルト角が制御されるアンテナアレイとの間の対応ではないことが留意されるべきである。すなわちRET内の位相シフタは、アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチを制御して閉じることがあるが、アンテナアレイの垂直指向性図のダウンチルト角を制御することはできないことがあり得る。
運用および保守技術者がアンテナアレイに対応するRETを決定する必要があるときは、対応するテスト命令がコントローラに送られ、コントローラは、テスト命令に従って、制御コマンドをアンテナアレイに対応するスイッチアセンブリ内の位相シフタに送る。例えば運用および保守技術者が、図5のアンテナアレイ1に対応するRETを決定する必要があるときは、アンテナアレイ1が選択され、視覚テストインターフェイスを用いてテストされる。コントローラは制御コマンドを、アンテナアレイ1に対応する位相シフタに送る。制御コマンド1を受け取った後に位相シフタは、可動接触子を指定された位置に駆動し、それにより対応する機械的常開スイッチは閉じて、アンテナアレイ1は信号源に接続される。信号源によって送られる信号はカプラを用いて給電線に入り、これは給電線の他方の側に対応するポートにおけるバックグラウンドノイズ(すなわちバックグラウンドノイズ)を変化させる。基地局側における受信器は、給電線の各ポートから受け取った信号に対して、バックグラウンドノイズテストを行う。コントローラは、各ポートのバックグラウンドノイズテスト情報を取得し、それに従ってバックグラウンドノイズが変化するポートに対応するRETが、アンテナアレイ1の垂直指向性図のダウンチルト角を制御するRETであると決定する。
結論として、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、コントローラは、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドを位相シフタに送り、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本発明のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる制御命令が送られ、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
図8を参照すると、図8は本発明の実施形態によるコントローラの装置構造図を示す。コントローラは、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられることがあり、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。コントローラは、
動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュール501であって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、モジュールと、
制御命令を位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュール502であって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、モジュールと
を含み得る。
結論として、本発明のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
図9を参照すると、図9は本発明の他の実施形態によるコントローラの装置構造図を示す。コントローラは、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられることがあり、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナに対して内部テストが行われるときに、信号源と遠隔電気的チルトアンテナのアンテナアレイとの間の接続を接続または切断するためにスイッチアセンブリが用いられることが、例として用いられる。コントローラは、
動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュール601であって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、動作命令受信モジュールと、
制御命令を位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュール602であって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、制御命令送出モジュールと
を含み得る。
制御命令送出モジュール602は、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るように構成され、制御命令は較正コマンドである。
制御命令送出モジュール602は、第1の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられる。
駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
制御命令送出モジュール602は、第2の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる。
駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、コントローラは、
制御命令送出モジュール602が制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するように構成された検出情報取得モジュール603と、
バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成された決定モジュール604と
をさらに含む。
結論として、本発明のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに本発明のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドが位相シフタに送られ、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本発明のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる制御命令が送られ、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
図10を参照すると、図10は本発明の実施形態による基地局の構成ブロック図を示す。基地局は、
上記の図1または図2のいずれか1つに示される遠隔電気的チルトユニット001およびスイッチアセンブリ002を含む。
結論として、本発明のこの実施形態において提供される基地局によれば、コントローラは制御命令を基地局内のRETの既存の位相シフタに送り、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに、本発明のこの実施形態において提供される基地局によれば、コントローラは、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドを位相シフタに送り、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本発明のこの実施形態において提供される基地局によれば、コントローラは、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる制御命令を送り、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
当業者は、実施形態のステップのすべてまたはいくつかは、ハードウェア、または関係するハードウェアに指示するプログラムによって実現され得ることを理解し得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクを含み得る。
上記の説明は単に本発明の例示的実施形態であるが、本発明を限定するものではない。本発明の趣旨および原理から逸脱せずになされる任意の変更、等価な置き換え、および改良は、本発明の保護範囲に包含されるものとする。
本出願は参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、2014年6月6日に中国特許庁に出願した「SWITCH ASSEMBLY, SWITCH ASSEMBLY CONTROL METHOD, CONTROLLER, AND BASE STATION」という名称の中国特許出願第201410249347.X号明細書の優先権を主張するものである。
出願は無線通信分野に関し、具体的にはスイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局に関する。
無線通信基地局では、信号または電源に対してゲーティングが行われるシナリオが通常関与する。信号または電源に対してゲーティングが行われるとき、通常は対応するゲーティングスイッチが配置されることが必要である。
従来技術では基地局においてゲーティングスイッチとして、集積半導体チップスイッチまたはリレースイッチが通常用いられる。アンテナアレイに対する内部テストが、例として用いられる。基地局がアンテナアレイに対して内部テストを行うときは、信号源によって発生されたテスト信号が、テストされることになるアンテナアレイに送られる必要がある。具体的には信号源とアンテナアレイとの間に、ゲーティングスイッチとして集積半導体チップスイッチまたはリレースイッチが配置され得る。コントローラは、ゲーティングスイッチを開くまたは閉じるように制御する。
出願を実現する過程において発明者は、従来技術は少なくとも以下の問題を有することを見出した。
現在用いられているスイッチは、集積半導体チップスイッチまたはリレースイッチである。集積半導体チップスイッチは非線形要素であり、ポート間の間隔は比較的小さく、これは基地局信号への干渉を容易に引き起こし、相互変調歪みを容易に引き起こす。リレースイッチの体積は比較的大きく、これは設置を比較的難しくする。
集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題を解決するために、本出願の実施形態は、スイッチアセンブリ、スイッチアセンブリ制御方法、コントローラ、および基地局を提供する。技術的解決策は以下の通りである。
第1の態様によればスイッチアセンブリが提供され、これは遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられ、スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを含み、
コントローラは遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、可動接触子は位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、可動接触子が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされ、
コントローラは動作命令を受け取るように構成され、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられ、
コントローラは制御命令を位相シフタに送るように構成され、
位相シフタは制御命令を受け取り、制御命令に従って、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するように構成される。
第1の態様の第1の可能な実装方法では、制御命令は較正コマンドであり、
コントローラは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るように構成される。
第1の態様の第2の可能な実装方法では、駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にあり、
位相シフタは、制御命令が第1の制御命令であるときは、第1の制御命令に従って駆動ロッドを駆動して最大ストロークに移動するように構成される。
第1の態様の第3の可能な実装方法では、駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にあり、
位相シフタは、制御命令が第2の制御命令であるときは、第2の制御命令に従って駆動ロッドを駆動して最小ストロークに移動するように構成される。
第1の態様の第4の可能な実装方法では、基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、
コントローラは、制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成される。
第2の態様によれば、スイッチアセンブリ制御方法が提供され、これは第1の態様によるスイッチアセンブリにおいて用いられ、方法は、
コントローラによって動作命令を受け取るステップであって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、ステップと、
コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップであって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、ステップと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実装方法では、コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップは、
アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るステップを含み、制御命令は較正コマンドである。
第2の態様の第2の可能な実装方法では、コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップは、
第1の制御命令を位相シフタに送るステップを含み、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第2の態様の第3の可能な実装方法では、コントローラによって制御命令を位相シフタに送るステップは、
第2の制御命令を位相シフタに送るステップを含み、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第2の態様の第4の可能な実装方法では、基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、方法は、
制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するステップと、
バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するステップと
をさらに含む。
第3の態様によれば、コントローラが提供され、これは第1の態様によるスイッチアセンブリにおいて用いられ、コントローラは、
動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュールであって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、動作命令受信モジュールと、
制御命令を位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュールであって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、制御命令送出モジュールと
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方法では、制御命令送出モジュールは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るように構成され、制御命令は較正コマンドである。
第3の態様の第2の可能な実装方法では、制御命令送出モジュールは、第1の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第3の態様の第3の可能な実装方法では、制御命令送出モジュールは、第2の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
第3の態様の第4の可能な実装方法では、基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、コントローラは、
制御命令送出モジュールが制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するように構成された検出情報取得モジュールと、
バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成された決定モジュールと
をさらに含む。
第4の態様によれば基地局が提供され、基地局は、
第1の態様、または第1の態様のいずれかの可能な実装方法による、遠隔電気的チルトユニットおよびスイッチアセンブリを含む。
出願の実施形態において提供される技術的解決策の有益な効果は、以下の通りである。
基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタは、機械的常開スイッチの駆動機構として用いられ、機械的常開スイッチの可動接触子は、位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、コントローラは、機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる動作命令を受け取った後に、位相シフタに制御命令を送り、位相シフタは制御命令に従って駆動ロッドを駆動し、それにより可動接触子は指定された位置に移動し、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
出願の実施形態における技術的解決策をより明確に述べるために、以下は実施形態を述べるために必要な添付の図面を簡潔に述べる。明らかに以下の説明における添付の図面は、単に本出願のいくつかの実施形態を示し、当業者は創造的な努力なしに、これらの添付の図面からさらに他の図面を導き出し得る。
出願の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図である。 出願の他の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図である。 出願の他の実施形態による駆動ロッドストロークの概略図である。 出願の他の実施形態による他の駆動ロッドストロークの概略図である。 出願の他の実施形態による遠隔電気的チルトアンテナテストの概略図である。 出願の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートである。 出願の他の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートである。 出願の実施形態によるコントローラの装置構造図である。 出願の他の実施形態によるコントローラの装置構造図である。 出願の実施形態による基地局の構成ブロック図である。
出願の目的、技術的解決策、および利点をより明らかにするために、以下ではさらに本出願の実施形態を添付の図面を参照して詳しく述べる。
図1を参照すると、図1は本出願の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図を示す。スイッチアセンブリは、RET(Remote Electrical Tilt unit、遠隔電気的チルトユニット)を含む基地局で用いられ得る。スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ102、可動接触子104、およびコントローラ106を含む。
コントローラ106は遠隔電気的チルトユニットの位相シフタ108に接続され、可動接触子104は位相シフタ108の駆動ロッド1082と共に移動するように構成され、可動接触子104が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチ102は閉じるようにトリガされる。
コントローラ106は動作命令を受け取るように構成され、動作命令は機械的常開スイッチ102を制御して閉じるようにコントローラ106に指示するために用いられる。
コントローラ106は、制御命令を位相シフタ108に送るように構成される。
位相シフタ108は、制御命令を受け取り、制御命令に従って、可動接触子104が指定された位置に移動するように駆動ロッド1082を駆動するように構成される。
遠隔電気的チルトアンテナは、ダウンチルト角を電子的に調整するアンテナである。遠隔電気的チルトアンテナの原理は、同一直線上アレイのアンテナ要素の位相、垂直および水平成分の振幅値、および合成された成分のフィールド強度の値を変化させ、それによりアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を調整し、アンテナのカバレッジ範囲を調整することである。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナのダウンチルト角は、基地局内部に配置された遠隔電気的チルトユニットRETを用いることによって調整され得る。本出願の実施形態において提供される方法によれば、RET内の位相シフタの駆動ロッドに対応する機械的常開スイッチが配置され、位相シフタの駆動ロッドは、機械的常開スイッチの可動接触子を駆動するように制御され、機械的常開スイッチを制御して閉じるために、RET内の既存の駆動構造が用いられる。機械的常開スイッチは機械部品であり、ポート間の間隔が比較的大きいので、基地局信号への干渉は容易には引き起こされず、相互変調歪みは引き起こされず、機械部品の信頼性は非線形要素のそれより高い。さらに本出願のこの実施形態におけるスイッチアセンブリでは、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はなく、それによりスイッチアセンブリのサイズは低減され、設置の難しさは低減される。
結論として、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタは、機械的常開スイッチの駆動機構として用いられ、機械的常開スイッチの可動接触子は、位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、コントローラは、機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる動作命令を受け取った後に、位相シフタに制御命令を送り、位相シフタは制御命令に従って駆動ロッドを駆動し、それにより可動接触子は指定された位置に移動し、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
図2を参照すると、図2は本出願の他の実施形態によるスイッチアセンブリの構造図を示す。スイッチアセンブリは、RETを含む基地局において用いられ得る。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナに対して内部テストが行われるときに、信号源と遠隔電気的チルトアンテナのアンテナアレイとの間の接続を接続または切断するためにスイッチアセンブリが用いられることが、例として用いられる。スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ202、可動接触子204、およびコントローラ206を含む。
コントローラ206は、遠隔電気的チルトユニットの位相シフタ208に接続され、可動接触子204は、位相シフタ208の駆動ロッド2082と共に移動するように構成され、可動接触子204が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチ202は閉じるようにトリガされる。
コントローラ206は動作命令を受け取るように構成され、動作命令は機械的常開スイッチ202を制御して閉じるようにコントローラ206に指示するために用いられる。
コントローラ206は、位相シフタ208に制御命令を送るように構成される。
位相シフタ208は、制御命令を受け取り、制御命令に従って、可動接触子204が指定された位置に移動するように駆動ロッド2082を駆動するように構成される。
遠隔電気的チルトアンテナは、ダウンチルト角を電子的に調整するアンテナである。遠隔電気的チルトアンテナの原理は、同一直線上アレイのアンテナ要素の位相、垂直および水平成分の振幅値、および合成された成分のフィールド強度の値を変化させ、それによりアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を調整し、アンテナのカバレッジ範囲を調整することである。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナのダウンチルト角は、基地局内部に配置された遠隔電気的チルトユニットRETを用いることによって調整され得る。
機械的常開スイッチが弾性金属ブレードを用いることによって開かれるまたは閉じられることが例として用いられる。弾性金属ブレードは、可動接触子の移動経路上に配置され、可動接触子が移動するときに弾性金属ブレードは接触され得る。可動接触子が指定された位置に移動したときに、弾性金属ブレードはスイッチの両端を接続してもよく、可動接触子が指定された位置から離れたときは、弾性金属ブレードは元の状態に復元され、それによりスイッチは開かれる。
出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、RET内の位相シフタの駆動ロッドに対応する機械的常開スイッチが配置され、位相シフタの駆動ロッドは、機械的常開スイッチの可動接触子を駆動するように制御され、機械的常開スイッチを制御して閉じるために、RET内の既存の駆動構造が用いられる。機械的常開スイッチは機械部品であり、ポート間の間隔が比較的大きいので、基地局信号への干渉は容易には引き起こされず、相互変調歪みは引き起こされず、機械部品の信頼性は非線形要素のそれより高い。さらに本出願のこの実施形態におけるスイッチアセンブリでは、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はなく、それによりスイッチアセンブリのサイズは低減され、設置の難しさは低減される。
制御命令は較正コマンドであり、コントローラ206は、AISG(Antenna Interface Standards Group、アンテナインターフェイス標準グループ)プロトコルに従って、位相シフタ208に較正コマンドを送るように構成される。
RETの位相シフタはもともとAISGプロトコルをサポートするので、本出願のこの実施形態におけるコントローラは、位相シフタによってもともとサポートされるプロトコルに従って、位相シフタを制御し得る。特殊な制御命令を開発する必要はなく、スイッチを制御して閉じる目的を達成するように、既存の較正コマンドにおけるパラメータを設定する必要があるだけであり、それにより開発および配備の難しさはさらに低減される。
位相シフタ208は、制御命令が第1の制御命令であるときは、第1の制御命令に従って駆動ロッド2082を駆動して最大ストロークに移動するように構成される。駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
あるいは位相シフタ208は、制御命令が第2の制御命令であるときは、第2の制御命令に従って駆動ロッド2082を駆動して最小ストロークに移動するように構成される。駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
常開スイッチを制御して開くまたは閉じることに加えて、位相シフタは、アンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するようにさらに構成される。従って位相シフタが機械的常開スイッチを制御して閉じるときの駆動ロッドのストロークは、位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときのストローク範囲の外になるように設定される必要があり、それにより位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときに、機械的常開スイッチを閉じることによって引き起こされる障害を回避する。それは以下のように設定され得る。位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークまたは最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動する。機械的常開スイッチが弾性金属ブレードを用いることによって開かれるまたは閉じられることが例として用いられる。図3に示される駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。あるいは図4に示される他の駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。
基地局に対応するアンテナアレイ210があり、アンテナアレイ210は給電線212の一端に接続され、給電線212の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットRETにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチ202の一端はカプラ214を用いて、アンテナアレイ210が給電線212に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチ202の他端は信号源216に接続され、機械的常開スイッチ202が閉じたときは、信号源216によって発生された信号は、アンテナアレイ210が給電線212に接続されたポートを用いて給電線212に送られる。
コントローラ206は、制御命令を位相シフタ208に送った後に、給電線212がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイ210に対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成される。
図5に示される遠隔電気的チルトアンテナテストの概略図によれば、基地局に外部から接続されたN個のアンテナアレイがあり、各アンテナアレイは1つのRETに対応し、アンテナアレイとRETとの間の対応は未知である。各アンテナアレイはカプラを用いて1つのスイッチユニットに接続され、スイッチユニットは同じ信号源に接続され、スイッチユニットは同じコントローラによって制御される。スイッチユニットは、機械的常開スイッチ、可動接触子、および位相シフタを含む。アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチは異なるRETの位相シフタ側にそれぞれ配置され、可動接触子は駆動ロッドの上部に配置される。各位相シフタと、各アンテナアレイの機械的常開スイッチとの間の関係は既知である。位相シフタとアンテナアレイとの間の既知の関係は、RETと、RETによってその垂直指向性図のダウンチルト角が制御されるアンテナアレイとの間の対応ではないことが留意されるべきである。すなわちRET内の位相シフタは、アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチを制御して閉じ得るが、アンテナアレイの垂直指向性図のダウンチルト角を制御することはできないことがあり得る。
運用および保守技術者がアンテナアレイに対応するRETを決定する必要があるときは、対応するテスト命令がコントローラに送られ、コントローラは、テスト命令に従って、制御命令をアンテナアレイに対応するスイッチアセンブリ内の位相シフタに送る。例えば運用および保守技術者が、図5のアンテナアレイ1に対応するRETを決定する必要があるときは、アンテナアレイ1が選択され、視覚テストインターフェイスを用いてテストされる。コントローラは制御命令を、アンテナアレイ1に対応する位相シフタに送る。制御命令を受け取った後に位相シフタは、可動接触子を指定された位置に駆動し、それにより対応する機械的常開スイッチは閉じて、アンテナアレイ1は信号源に接続される。信号源によって送られる信号はカプラを用いて給電線に入り、これは給電線の他方の側に対応するポートにおけるバックグラウンドノイズ(すなわちバックグラウンドノイズ)を変化させる。基地局側における受信器は、給電線の各ポートから受け取った信号に対して、バックグラウンドノイズテストを行う。コントローラは、各ポートのバックグラウンドノイズテスト情報を取得し、それに従ってバックグラウンドノイズが変化するポートに対応するRETが、アンテナアレイ1に対応するRETであると決定する。
結論として、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、基地局内の遠隔電気的チルトユニットの配置された位相シフタは、機械的常開スイッチの駆動機構として用いられ、機械的常開スイッチの可動接触子は、位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、コントローラは、機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる動作命令を受け取った後に、位相シフタに制御命令を送り、位相シフタは制御命令に従って駆動ロッドを駆動し、それにより可動接触子は指定された位置に移動し、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドが位相シフタに送られ、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリによれば、制御命令に従って位相シフタが、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するときは、駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
図6を参照すると、図6は本出願の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートを示す。方法は、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられてもよく、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。スイッチアセンブリ制御方法は、以下を含み得る。
ステップ302:コントローラは動作命令を受け取り、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる。
ステップ304:コントローラは位相シフタに制御命令を送り、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる。
スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを含み、コントローラは遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、可動接触子は位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、可動接触子が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。
結論として、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
図7を参照すると、図7は本出願の他の実施形態によるスイッチアセンブリ制御方法の方法フローチャートを示す。方法は、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられてもよく、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナに対して内部テストが行われるときに、信号源と遠隔電気的チルトアンテナのアンテナアレイとの間の接続を接続または切断するためにスイッチアセンブリが用いられることが、例として用いられる。スイッチアセンブリ制御方法は以下を含み得る。
ステップ402:コントローラは動作命令を受け取り、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる。
スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを含み、コントローラは遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、可動接触子は位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、可動接触子が指定された位置に到達したときに、機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされる。
ステップ404:コントローラは位相シフタに制御命令を送り、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる。
制御命令は較正コマンドであり、コントローラは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送る。
RETの位相シフタはもともとAISGプロトコルをサポートするので、本出願のこの実施形態におけるコントローラは、位相シフタによってもともとサポートされるプロトコルに従って、位相シフタを制御し得る。特殊な制御命令を開発する必要はなく、スイッチを制御して閉じる目的を達成するように、既存の較正コマンドにおけるパラメータを設定する必要があるだけであり、それにより開発および配備の難しさはさらに低減される。
コントローラは第1の制御命令を位相シフタに送り、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられる。駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
あるいはコントローラは第2の制御命令を位相シフタに送り、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる。駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
常開スイッチを制御して開くまたは閉じることに加えて、位相シフタは、アンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するようにさらに構成される。従って位相シフタが機械的常開スイッチを制御して閉じるときの駆動ロッドのストロークは、位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときのストローク範囲の外になるように設定される必要があり、それにより位相シフタがアンテナの垂直指向性図のダウンチルト角を制御するときに、機械的常開スイッチを閉じることによって引き起こされる障害を回避する。それは以下のように設定され得る。位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークまたは最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動する。機械的常開スイッチが弾性金属ブレードを用いることによって開かれるまたは閉じられることが例として用いられる。図3に示される駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最大ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。あるいは図4に示される他の駆動ロッドストロークの概略図によれば、位相シフタが駆動ロッドを制御して最小ストロークに移動するときは、可動接触子は駆動ロッドと共に指定された位置に移動し、機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。
ステップ406:給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定する。
基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られる。
図5に示される遠隔電気的チルトアンテナテストの概略図によれば、基地局に外部から接続されたN個のアンテナアレイがあり、各アンテナアレイは1つのRETに対応し、アンテナアレイとRETの間の対応は未知である。各アンテナアレイはカプラを用いて1つのスイッチユニットに接続され、スイッチユニットは同じ信号源に接続され、スイッチユニットは同じコントローラによって制御される。スイッチユニットは、機械的常開スイッチ、可動接触子、および位相シフタを含む。アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチは異なるRETの位相シフタ側にそれぞれ配置され、可動接触子は駆動ロッドの上部に配置される。各位相シフタと、各アンテナアレイの機械的常開スイッチとの間の関係は既知である。位相シフタとアンテナアレイとの間の既知の関係は、RETと、RETによってその垂直指向性図のダウンチルト角が制御されるアンテナアレイとの間の対応ではないことが留意されるべきである。すなわちRET内の位相シフタは、アンテナアレイに対応する機械的常開スイッチを制御して閉じることがあるが、アンテナアレイの垂直指向性図のダウンチルト角を制御することはできないことがあり得る。
運用および保守技術者がアンテナアレイに対応するRETを決定する必要があるときは、対応するテスト命令がコントローラに送られ、コントローラは、テスト命令に従って、制御命令をアンテナアレイに対応するスイッチアセンブリ内の位相シフタに送る。例えば運用および保守技術者が、図5のアンテナアレイ1に対応するRETを決定する必要があるときは、アンテナアレイ1が選択され、視覚テストインターフェイスを用いてテストされる。コントローラは制御命令を、アンテナアレイ1に対応する位相シフタに送る。制御命令を受け取った後に位相シフタは、可動接触子を指定された位置に駆動し、それにより対応する機械的常開スイッチは閉じて、アンテナアレイ1は信号源に接続される。信号源によって送られる信号はカプラを用いて給電線に入り、これは給電線の他方の側に対応するポートにおけるバックグラウンドノイズ(すなわちバックグラウンドノイズ)を変化させる。基地局側における受信器は、給電線の各ポートから受け取った信号に対して、バックグラウンドノイズテストを行う。コントローラは、各ポートのバックグラウンドノイズテスト情報を取得し、それに従ってバックグラウンドノイズが変化するポートに対応するRETが、アンテナアレイ1の垂直指向性図のダウンチルト角を制御するRETであると決定する。
結論として、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、コントローラは、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドを位相シフタに送り、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本出願のこの実施形態において提供されるスイッチアセンブリ制御方法によれば、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる制御命令が送られ、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
図8を参照すると、図8は本出願の実施形態によるコントローラの装置構造図を示す。コントローラは、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられることがあり、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。コントローラは、
動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュール501であって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、モジュールと、
制御命令を位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュール502であって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、モジュールと
を含み得る。
結論として、本出願のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
図9を参照すると、図9は本出願の他の実施形態によるコントローラの装置構造図を示す。コントローラは、図1または図2に示されるスイッチアセンブリにおいて、機械的常開スイッチを制御して閉じるために用いられることがあり、スイッチアセンブリは、遠隔電気的チルトユニットを含む基地局において用いられる。基地局に外部から接続された遠隔電気的チルトアンテナに対して内部テストが行われるときに、信号源と遠隔電気的チルトアンテナのアンテナアレイとの間の接続を接続または切断するためにスイッチアセンブリが用いられることが、例として用いられる。コントローラは、
動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュール601であって、動作命令は機械的常開スイッチを制御して閉じるようにコントローラに指示するために用いられる、動作命令受信モジュールと、
制御命令を位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュール602であって、制御命令は、位相シフタに指示して、可動接触子が指定された位置に移動するように駆動ロッドを駆動するために用いられる、制御命令送出モジュールと
を含み得る。
制御命令送出モジュール602は、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って位相シフタに較正コマンドを送るように構成され、制御命令は較正コマンドである。
制御命令送出モジュール602は、第1の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第1の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられる。
駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
制御命令送出モジュール602は、第2の制御命令を位相シフタに送るように構成され、第2の制御命令は、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる。
駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、可動接触子は指定された位置にある。
基地局に対応するアンテナアレイが存在し、アンテナアレイは給電線の一端に接続され、給電線の他端に含まれたN個のポートは基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、アンテナアレイが給電線に接続されたポートに接続され、機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、機械的常開スイッチが閉じたときは、信号源によって発生された信号は、アンテナアレイが給電線に接続されたポートを用いて給電線に送られ、コントローラは、
制御命令送出モジュール602が制御命令を位相シフタに送った後に、給電線がN個の遠隔電気的チルトユニットに接続されたポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するように構成された検出情報取得モジュール603と、
バックグラウンドノイズ検出情報に従って、アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成された決定モジュール604と
をさらに含む。
結論として、本出願のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、制御命令は基地局内のRETの既存の位相シフタに送られ、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに本出願のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドが位相シフタに送られ、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本出願のこの実施形態において提供されるコントローラによれば、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる制御命令が送られ、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
図10を参照すると、図10は本出願の実施形態による基地局の構成ブロック図を示す。基地局は、
上記の図1または図2のいずれか1つに示される遠隔電気的チルトユニット001およびスイッチアセンブリ002を含む。
結論として、本出願のこの実施形態において提供される基地局によれば、コントローラは制御命令を基地局内のRETの既存の位相シフタに送り、位相シフタは駆動ロッドを駆動し、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子は、指定された位置に移動して機械的常開スイッチを閉じるようにトリガする。機械的常開スイッチは機械部品であり、機械的常開スイッチの可動接触子のために専用の駆動構造が配置される必要はないので、スイッチアセンブリのサイズは低減され、集積半導体チップ無線周波数スイッチが非線形要素であるため基地局信号に対して干渉が引き起こされるという従来技術の問題、およびリレースイッチの体積が比較的大きいため設置が比較的難しいという問題は解決され、それによって基地局信号に対して引き起こされる干渉を回避しつつ、設置の難しさを低減する。
さらに、本出願のこの実施形態において提供される基地局によれば、コントローラは、可動接触子を制御して移動し常開スイッチを制御して開くまたは閉じるように、ASIG較正コマンドを位相シフタに送り、それによって開発および配備の難しさをさらに低減する効果を達成する。
最後に、本出願のこの実施形態において提供される基地局によれば、コントローラは、位相シフタに指示して、駆動ロッドを最大ストロークまたは最小ストロークに移動するように駆動するために用いられる制御命令を送り、それにより駆動ロッドと共に移動する可動接触子はスイッチを閉じるようにトリガし、それによってアンテナアレイが通常に垂直指向性図のダウンチルト角を調整するときに、機械的常開スイッチが閉じるようにトリガされ得る障害の発生を回避する。
当業者は、実施形態のステップのすべてまたはいくつかは、ハードウェア、または関係するハードウェアに指示するプログラムによって実現され得ることを理解し得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクを含み得る。
上記の説明は単に本出願の例示的実施形態であるが、本出願を限定するものではない。本出願の趣旨および原理から逸脱せずになされる任意の変更、等価な置き換え、および改良は、本出願の保護範囲に包含されるものとする。

Claims (16)

  1. 遠隔電気的チルトユニットを備えた基地局において用いられるスイッチアセンブリであって、前記スイッチアセンブリは、機械的常開スイッチ、可動接触子、およびコントローラを備え、
    前記コントローラは前記遠隔電気的チルトユニットの位相シフタに接続され、前記可動接触子は前記位相シフタの駆動ロッドと共に移動するように構成され、前記可動接触子が指定された位置に到達したときに、前記機械的常開スイッチは閉じるようにトリガされ、
    前記コントローラは動作命令を受け取るように構成され、前記動作命令は前記機械的常開スイッチを制御して閉じるように前記コントローラに指示するために用いられ、
    前記コントローラは制御命令を前記位相シフタに送るように構成され、
    前記位相シフタは前記制御命令を受け取り、前記制御コマンドに従って、前記可動接触子が前記指定された位置に移動するように前記駆動ロッドを駆動するように構成される、スイッチアセンブリ。
  2. 前記制御コマンドは較正コマンドであり、
    前記コントローラは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って前記位相シフタに前記較正コマンドを送るように構成される、請求項1に記載のスイッチアセンブリ。
  3. 前記駆動ロッドが最大ストロークにあるときは、前記可動接触子は前記指定された位置にあり、
    前記位相シフタは、前記制御命令が第1の制御命令であるときは、前記第1の制御命令に従って前記駆動ロッドを駆動して前記最大ストロークに移動するように構成される、請求項1に記載のスイッチアセンブリ。
  4. 前記駆動ロッドが最小ストロークにあるときは、前記可動接触子は前記指定された位置にあり、
    前記位相シフタは、前記制御命令が第2の制御命令であるときは、前記第2の制御命令に従って前記駆動ロッドを駆動して前記最小ストロークに移動するように構成される、請求項1に記載のスイッチアセンブリ。
  5. 前記基地局に対応するアンテナアレイが存在し、前記アンテナアレイは給電線の一端に接続され、前記給電線の他端に備えられたN個のポートは前記基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、前記機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、前記アンテナアレイが前記給電線に接続されたポートに接続され、前記機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、前記機械的常開スイッチが閉じたときは、前記信号源によって発生された信号は、前記アンテナアレイが前記給電線に接続された前記ポートを用いて前記給電線に送られ、
    前記コントローラは、前記制御命令を前記位相シフタに送った後に、前記給電線が前記N個の遠隔電気的チルトユニットに接続された前記ポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得し、前記バックグラウンドノイズ検出情報に従って、前記アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成される、請求項1に記載のスイッチアセンブリ。
  6. 請求項1に記載のスイッチアセンブリにおいて用いられるスイッチアセンブリ制御方法であって、
    コントローラによって動作命令を受け取るステップであって、前記動作命令は前記機械的常開スイッチを制御して閉じるように前記コントローラに指示するために用いられる、ステップと、
    前記コントローラによって制御命令を前記位相シフタに送るステップであって、前記制御命令は、前記位相シフタに指示して、前記可動接触子が前記指定された位置に移動するように前記駆動ロッドを駆動するために用いられる、ステップと
    を含む、方法。
  7. 前記コントローラによって制御命令を前記位相シフタに送る前記ステップは、
    アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って前記位相シフタに前記較正コマンドを送るステップを含み、前記制御命令は前記較正コマンドである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記コントローラによって制御命令を前記位相シフタに送る前記ステップは、
    第1の制御命令を前記位相シフタに送るステップを含み、前記第1の制御命令は、前記位相シフタに指示して、前記駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
    前記駆動ロッドが前記最大ストロークにあるときは、前記可動接触子は前記指定された位置にある、請求項6に記載の方法。
  9. 前記コントローラによって制御命令を前記位相シフタに送る前記ステップは、
    第2の制御命令を前記位相シフタに送るステップを含み、前記第2の制御命令は、前記位相シフタに指示して、前記駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
    前記駆動ロッドが前記最小ストロークにあるときは、前記可動接触子は前記指定された位置にある、請求項6に記載の方法。
  10. 前記基地局に対応するアンテナアレイが存在し、前記アンテナアレイは給電線の一端に接続され、前記給電線の他端に備えられたN個のポートは前記基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、前記機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、前記アンテナアレイが前記給電線に接続されたポートに接続され、前記機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、前記機械的常開スイッチが閉じたときは、前記信号源によって発生された信号は、前記アンテナアレイが前記給電線に接続された前記ポートを用いて前記給電線に送られ、前記方法は、
    前記制御命令を前記位相シフタに送った後に、前記給電線が前記N個の遠隔電気的チルトユニットに接続された前記ポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するステップと、
    前記バックグラウンドノイズ検出情報に従って、前記アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するステップと
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  11. 請求項1に記載のスイッチアセンブリにおいて用いられるコントローラであって、
    動作命令を受け取るように構成された動作命令受信モジュールであって、前記動作命令は前記機械的常開スイッチを制御して閉じるように前記コントローラに指示するために用いられる、動作命令受信モジュールと、
    制御命令を前記位相シフタに送るように構成された制御命令送出モジュールであって、前記制御命令は、前記位相シフタに指示して、前記可動接触子が前記指定された位置に移動するように前記駆動ロッドを駆動するために用いられる、制御命令送出モジュールと
    を備える、コントローラ。
  12. 前記制御命令送出モジュールは、アンテナインターフェイス標準グループAISGプロトコルに従って前記位相シフタに前記較正コマンドを送るように構成され、前記制御命令は前記較正コマンドである、請求項11に記載のコントローラ。
  13. 前記制御命令送出モジュールは、第1の制御命令を前記位相シフタに送るように構成され、前記第1の制御命令は、前記位相シフタに指示して、前記駆動ロッドを最大ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
    前記駆動ロッドが前記最大ストロークにあるときは、前記可動接触子は前記指定された位置にある、請求項11に記載のコントローラ。
  14. 前記制御命令送出モジュールは、第2の制御命令を前記位相シフタに送るように構成され、前記第2の制御命令は、前記位相シフタに指示して、前記駆動ロッドを最小ストロークに移動するように駆動するために用いられ、
    前記駆動ロッドが前記最小ストロークにあるときは、前記可動接触子は前記指定された位置にある、請求項11に記載のコントローラ。
  15. 前記基地局に対応するアンテナアレイが存在し、前記アンテナアレイは給電線の一端に接続され、前記給電線の他端に備えられたN個のポートは前記基地局内のN個の遠隔電気的チルトユニットにそれぞれ接続され、ただしN≧2であり、前記機械的常開スイッチの一端はカプラを用いて、前記アンテナアレイが前記給電線に接続されたポートに接続され、前記機械的常開スイッチの他端は信号源に接続され、前記機械的常開スイッチが閉じたときは、前記信号源によって発生された信号は、前記アンテナアレイが前記給電線に接続された前記ポートを用いて前記給電線に送られ、前記コントローラは、
    前記制御命令送出モジュールが前記制御命令を前記位相シフタに送った後に、前記給電線が前記N個の遠隔電気的チルトユニットに接続された前記ポートにおいてバックグラウンドノイズ検出情報を取得するように構成された検出情報取得モジュールと、
    前記バックグラウンドノイズ検出情報に従って、前記アンテナアレイに対応する遠隔電気的チルトユニットを決定するように構成された決定モジュールと
    をさらに備える、請求項11に記載のコントローラ。
  16. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遠隔電気的チルトユニットおよびスイッチアセンブリを備える、基地局。
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