JP2017519933A - 乾性ガス抽出デバイスおよび方法 - Google Patents

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Abstract

湿性ガスフローから乾性ガスを抽出する乾性ガス抽出デバイスを記載する。このデバイスは、内部ガスフロー容積を囲む側壁を有する湿性ガス導管(24)を備える。デバイスは、ガスフロー容積の内側の位置に側壁から離れて配置された少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)をさらに含む。【選択図】図3

Description

本開示は、一般に圧縮機に関し、より詳細には湿性ガス圧縮機に関連する改良に関する。
圧縮機は、圧縮可能な流体、例えばガスの粒子を、機械的エネルギーを使用することによって加速し、最終的にその圧縮可能な流体の圧力を増加させる機械である。圧縮機は多くの異なる用途で使用され、そのような用途には、炭化水素ガスの処理、より具体的にはいわゆる湿性ガスの処理が含まれる。湿性ガスは、当業界で一般的に理解されているように、ある割合の液体物質を含むガスであり、通常は、小さな液滴の形態であり、それが圧縮機を通って主要なガスフローと共に引きずられる。湿性ガスは、一般的に、石油およびガスの用途、例えば炭化水素を抽出するために潜水艦システムに存在する。
ガスフローチャネルを画定するブレードを備えた回転する羽根車によってガスが加速されるいわゆる遠心圧縮機が、石油やガスの用途において、湿性ガス、特に炭化水素を処理するために広く使用されている。
遠心圧縮機には、単一の羽根車を取り付けて、すなわち1段構成とするか、または複数の羽根車を直列に取り付けることができ、後者の場合、それらはしばしば多段圧縮機と呼ばれる。各遠心圧縮機段は、典型的には、容器と、圧縮機吸入側に配置され、圧縮されるガスがそこを通って圧縮機に供給されるガス入口と、シャフトに取り付けられ容器内で回転するように配置された1つまたは複数の羽根車と、を備える。羽根車は、ガス粒子を加速して、ガス粒子に運動エネルギーを与える。羽根車から送出された加速ガスは、各ディフューザを通って流れ、送出されたガスの運動エネルギーがそれぞれの羽根車によって圧力エネルギーに変換される。最後のディフューザを出て送出された圧縮ガスは、最後にボリュートに集められ、圧縮機吐出側に配置されたガス出口を通って送出される。
様々な種類のガスが遠心圧縮機で処理されるが、ガスの中には有毒であったり、場合によって環境に悪影響を与えるものがある。そのため、遠心圧縮機にはシーリングシステムが設けられ、シーリングシステムは通常、羽根車を支持するシャフトの反対側の端部またはその付近に配置される。シーリングシステムは圧縮機容器からのガス漏れを防止する。単一ロータ遠心圧縮機には通常、このシーリングシステムの一部として2つの別個のシールが、すなわちシャフトの各端部に1つずつ設けられ、一方、オーバーハング遠心圧縮機では、通常、羽根車のすぐ下流に配置されたシャフト端をシールすれば十分である。
近年、いわゆる「乾性ガスシール」が、遠心圧縮機の効率的なシーリングを提供するためにますます普及してきている。乾性ガスシールは、非接触の乾式機械面シールと表現することができ、係合または回転リング、および主リングまたは固定リングを有する。動作中、回転リング内の溝が流体力学的な力を発生し、その力が固定リングを分離させ、2つのリングの間に隙間を生じさせる。これらのシールは、潤滑油を必要としないことから「乾式」と呼ばれ、これは、とりわけ、保守要件を大幅に削減する。乾性ガスシールには一定した小さな乾性ガスフローが供給されなければならないので、上記の流体力学的効果は圧縮機の運転中も維持される。
遠心圧縮機のための乾性ガスシールの例示的な実施形態が、WO−A−2011061142に開示され、同文献は本明細書に参照により全体が援用される。乾性ガスシールの詳細は、さらに上記の公開およびそこに引用された他の特許文献に見出すことができる。
圧縮機での乾性ガスシールの動作のための乾性ガスは、通常、圧縮機で処理されたガスの一部を取り出して乾性ガスシールに向けて送ることによって供給される。乾性ガスシールがいわゆる湿性ガス圧縮機で使用される場合には、乾性ガスシーリングシステムに向けて送出されるガスから液体粒子が除去されるが、というのは、液体汚染物質が乾性ガスシールを損傷する可能性があり、いずれにしても動作に悪影響を与える可能性があるからである。圧縮機の主ガスフローから迂回されたガスは、いわゆる乾性ガススキッドで処理され、汚染物質および不純物がガスから除去され、その後にガスが乾性ガスシールに送出される。
入口ガスフロー内の汚染物質の量が最小限に抑えられれば、乾性ガススキッドの効率は向上する。したがって、湿性ガス圧縮機で処理されたガス流からガスを抽出する改良されたシステムが必要である。
米国特許第3740163号明細書
乾性ガス抽出デバイスは、湿性ガスフローから乾性ガスを抽出するために提供される。例示的な実施形態によれば、このデバイスは、内部ガスフロー容積を囲む側壁を有する湿性ガス導管を備える。少なくとも1つの乾性ガス吸気口が、側壁から離れて、ガスフロー容積の内側の位置に配置される。突出部が、側壁から内側に延在し、少なくとも1つの乾性ガス吸気口が突出部上に配置される。突出部の断面は、突出部の周囲のフロー状態を最適にする形状にされている。
本明細書および添付の特許請求の範囲の文脈において、「乾性ガス」という用語は、本デバイスが結合されるターボ機械、例えば遠心圧縮機によって処理される主湿性ガスフローよりも少ない湿性含量を有するガスを示すものとして理解されるべきである。
乾性ガス吸気口を、湿性ガスが流れる導管の側壁から離れた位置に配置すると、乾性ガス吸気口を介して抽出されたガスが有する液体の量が減少し、ガスのより効率的な処置が可能となり、抽出された乾性ガスを用いる乾性ガスシールまたは他の補助部品、ターボ機械のデバイスまたは設備の動作が向上する。
いくつかの実施形態によれば、抽出された乾性ガスに含まれる液体の量をさらに減少させるために、乾性ガス吸気口は、湿性ガスフローに対して流れと反対の方向を向いた入口を有する。本明細書で理解される反対流れ方向とは、乾性ガス吸気口に流入する乾性ガスの速度ベクトルが、湿性ガスフローの速度ベクトルに平行な成分を有し、その成分がゼロであるかまたは湿性ガスフローの速度ベクトルと反対を向くような方向である。
いくつかの例示的な実施形態によれば、乾性ガス抽出デバイスは、側壁から内部ガスフロー容積に向かって内側に延びる突出部または横材を含む。少なくとも1つの乾性ガス吸気口が突出部の上に配置されている。突出部または横材は、内部ガスフロー容積の全幅にわたって延在することができ、すなわち、湿性ガス導管を端から端まで横切ることができ、その両端で、ガスフロー容積を囲む側壁に接続され得る。他の実施形態では、突出部または横材は、側壁から片持ち梁状に延在することができ、すなわち側壁から張り出すことができ、側壁から離れた位置に自由遠位端部を有することができる。いくつかの実施形態では、突出部の自由遠位端部は、ガスフロー容積の中心、若しくはその近傍、若しくはその周囲に、または実質的に湿性ガス導管の軸上に存在する位置に配置され得る。
さらなる態様によれば、本明細書で開示されるシステムは、
湿性ガス圧縮機と、
湿性ガス圧縮機の回転部材と静止部材との間に配置された少なくとも1つのシーリングデバイスと、
湿性ガス管と、
上記の乾性ガス抽出デバイスと、
乾性ガス抽出デバイスの乾性ガス吸気口をシーリングデバイスに流体的に接続する乾性ガスフロー通路とを備える。シーリングデバイスは、乾性ガスシールであってよい。乾性ガス抽出デバイスとシーリングデバイスとの間の接続は、直接接続であってよい。他の実施形態では、接続は乾性ガス処理スキッドを介して行われ、乾性ガス抽出デバイスを介して抽出された乾性ガスが、そこでさらに処理され、例えば、濾過または他の方法で処理されて、液体または固体の汚染物質の残留物が除去される。
さらに別の実施形態によれば、本開示は、湿性ガス導管を流れる湿性ガスフローから乾性ガスを抽出するための方法に関し、方法は
湿性ガス導管内に配置された少なくとも1つの乾性ガス吸気口を湿性ガス導管の壁から離して配置するステップと、
乾性ガスフローを湿性ガス導管から乾性ガス吸気口を通して移動させるステップとを含む。
いくつかの実施形態によれば、上記方法は、少なくとも1つの乾性ガス吸気口を、湿性ガスフローに対して流れと反対の向きに配置するステップをさらに含む。
さらなる態様によれば、本明細書に開示される主題は、湿性ガス圧縮機内の乾性ガスシーリング機構を動作させる方法に関するものであり、
湿性ガス導管内に配置された少なくとも1つの乾性ガス吸気口を湿性ガス供給導管の壁から離れた位置に配置するステップと、
乾性ガスフローを、乾性ガス吸気口を通して湿性ガス導管からを移動させるステップと
乾性ガスフローを乾性ガスシーリング機構に供給するステップとを含む。
特徴および実施形態は以下に開示され、本明細書の不可欠な部分を形成する添付の特許請求の範囲にさらに記載される。上記の簡単な説明は本発明の様々な実施形態の特徴を述べ、それによって、以下の詳細な説明がより良く理解され、技術への本発明の貢献がより良く理解されるであろう。もちろん、以下に記載され、添付の特許請求の範囲に記載される本発明の他の特徴が存在する。この点に関して、本発明のいくつかの実施形態を詳細に説明する前に、本発明の様々な実施形態は、以下の説明に記載され図面に示された構造の詳細および構成要素の配置にその適用において限定されないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施され実行される。また、本明細書で使用される表現および用語は説明のためのものであり、限定的であると見なすべきではないことを理解されたい。
このように、当業者は、本開示が基礎とする概念が、本発明のいくつかの目的を実行するための他の構造、方法、および/またはシステムを設計するための基礎として容易に利用できることを理解されよう。したがって、特許請求の範囲は本発明の精神および範囲から逸脱しない限り同等の構成を含むと見なされることが重要である。
本発明の開示された実施形態およびそれに付随する多くの利点のより完全な理解は、添付の図面に関連して検討するとき以下の詳細な説明を参照することによってそれらがより良く理解されると、容易に得られるであろう。
本明細書に開示された主題が具体化され得る多段遠心圧縮機の断面図である。 導管内の湿性ガスフローの断面図である。 本開示によるデバイスの第1の実施形態の、図4のIII−III線による断面図である。 図3のIV−IV線による断面図である。 図3のV−V線による断面図である。 図3のVI−VI線による断面図である。 本明細書に開示される主題のさらなる実施形態の図8のVII−VII線による断面図である。 図7のVIII−VIII線による断面図である。 図7のIX−IX線による断面図である。 図7のX−X線による断面図である。 本明細書に開示される主題のさらなる実施形態の、図12のXI−XI線による断面図である。 図11のXII−XII線による断面図である。 図11のXIII−XIII線による断面図である。 図11のXIV−XIV線による断面図である。
例示的な実施形態の以下の詳細な説明は添付の図面を参照する。異なる図面における同じ参照番号は同一または類似の要素を識別する。さらに、図面は必ずしも縮尺通りに描かれていない。また、以下の詳細な説明は本発明を限定するものではない。代わりに、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって規定される。
本明細書を通じて、「一実施形態」または「1つの実施形態」または「いくつかの実施形態」の参照は、一実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造または特性が、開示される主題の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書の様々な箇所における「一実施形態では」または「1つの実施形態では」または「いくつかの実施形態では」という語句の出現は必ずしも同じ実施形態を指しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造または特性は1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせられてもよい。
本明細書に開示される主題による乾性ガス抽出システムを以下で説明するための文脈を提供するために、図1は多段遠心圧縮機10を概略的に示し、乾性ガスシーリングシステムが使用されてもよい。図1の概略図によれば、圧縮機10は、圧縮機軸14を回転自在に収容する容器12を備える。複数の遠心羽根車16が圧縮機軸14に取り付けられ、圧縮機ロータ18を形成する。便宜上、図1には5つの羽根車16が示されている。圧縮機の羽根車および段の数は単なる例示である。異なる数の羽根車および圧縮機段、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、6つまたはそれ以上の羽根車を設けることができることを理解されたい。圧縮機軸14の両端に配置されたベアリング20は、圧縮機ロータ18を半径方向および軸方向に支持する。
圧縮機10は、その吸入側に、22で概略的に示されたガス入口と、その吐出側に、24で概略的に示されたガス出口とをさらに備える。ガスは、吸入圧力で、ガス入口22を通って圧縮機によって取り込まれ、ガス出口24を通って、吸入圧力よりも高い吐出圧力で送出される。
シーリングシステム26は、羽根車が配置されている容器の内部からベアリング20の方へそしてそこから周囲へガスが漏れるのを低減または防止するために設けられている。1つまたは両方のシーリングシステム26は、詳細には示されていないが、1つまたは複数の乾性ガスシールから構成することができる。乾性ガスシールは、例えば、WO−A−2011/061142に開示されているように構成することができる。
圧縮機10は、バランシングドラム27をさらに備え、バランシングドラム27は、ガスを処理する際に羽根車16によって発生する軸方向の推力を補償する。バランシングドラムラビリンスシール28がバランシングドラムの周囲に設けられる。バランス管29は、羽根車16に対向するバランシングドラム27に隣接して配置されたチャンバ30を第1圧縮機段の入口に接続し、チャンバ30内の圧力、すなわちバランシングドラム27の外側の圧力が、導管22を経由して処理ガスが入る箇所の圧力と同じレベルに維持されるようにする。
さらに、図1を参照すると、参照番号41は乾性ガス処理スキッドを概略的に示しており、該スキッドは、管43を介してシーリングシステム26に設けられた乾性ガスシールに接続される。乾性ガス処理スキッド41には、圧縮機10の中または周りの好適な位置から取られたガスが供給され得る。いくつかの実施形態によれば、ガスは最後の圧縮機段かまたはその下流で抽出される。これは、高圧および高温のガスを乾性ガスシールに利用できるようになるため、特に有利である。
例示的な実施形態によれば、ガスは、ガス出口導管24またはその下流に配置され得る乾性ガス抽出デバイス45によって抽出される。図1において、乾性ガス抽出デバイス45は、圧縮機10の吐出フランジに概略的に示される。ガス吐出管47は、乾性ガス抽出デバイス45を乾性ガス処理スキッド41に接続する。
圧縮機10によって処理されたガスが少量の液体を含むとき、導管内、特にガス出口導管24内の流体フローは、図2に概略的に示されているように環状フローになる。フローのガス状部分Gはガス出口導管24の中央部分に集中し、液体部分Lは、導管24の周辺領域に沿って、すなわちガス出口導管24の壁の内面に隣接して集中する。本明細書で提案されるように、ガスが、ガスフローから導管24の側壁から離れたところで抽出され、それにより、少量の液体汚染物質が、抽出されたガスのフローに沿って引きずられる。この目的のために、1つまたは複数の乾性ガス吸気口が、ガス出口導管24の内部または他の湿性ガス導管内に配置される。このようにして、湿性ガス導管内の主フロー内の、液体部分が湿性ガス導管の壁面に沿った箇所よりも少ない位置からガスが抽出される。
本開示による乾性ガス抽出デバイスの例示的な第1実施形態を図3〜図6に示す。本実施形態によれば、乾性ガス抽出デバイス45は、フランジ53内に形成可能な湿性ガス導管51を備える。フランジ53は、湿性ガスが流れる内部ガスフロー容積を囲む側壁を形成する。内部ガスフロー容積は、図3および図4に示すように、円形の断面を有することができる。しかし、他の断面形状も可能である。湿性ガス導管51は、ガス吐出導管またはガス出口導管24の2つの連続的に配置された部分の間に配置され得る。図3〜図6の例示的な実施形態では、24Aおよび24Bは、ガス出口導管24の2つの部分を示す。導管24は一般的に、圧縮ガスが圧縮機10から図示されないガス処理管の後続の構成部品に向かって送出されるガス管のいずれの部分でもよい。24Fは、乾性ガス抽出デバイス45のフランジ53がそれらの間に装着される、ガス出口導管部24A、24Bの2つのフランジを模式的に示している。
いくつかの実施形態によれば、突出部55は、フランジ53から湿性ガス導管51の内部に向かって延びている。突出部55は横材の形態であってもよい。突出部55は、フランジ53の内面から概して半径方向に突出することができる。いくつかの実施形態では、図3〜図6に示すように、横材または突出部55は、湿性ガス導管51の全内径にわたって延び、その両端で横材55がフランジ53に接続される。他の実施形態では、横材55は、フランジ53の内径よりも短く、湿性ガス導管51の内部容積の内側に張り出すように延在することができる。
図3〜図6に示す実施形態では、乾性ガス吸気口57は、突出部55の半径方向の延長線に沿う中間位置に設けられている。図面に示される例示的な実施形態では、乾性ガス吸気口57は、およそフランジ53の中心軸A−Aに、またはその近傍に配置される。他の実施形態では、乾性ガス吸気口は、ガス導管51の側壁の近くに配置することができる。横材または突出部55は、添付の例示的な図面に示されるよりも短くすることができる。重要なことは、乾性ガス吸気口57が湿性ガス導管51の内面から離れて位置することである。乾性ガス吸気口57は、好都合には流れに対向するように向けられ、すなわち乾性ガス吸気口57は突出部55上に配置されて、ガス出口導管24を通るガスのフローの方向とは反対の方向を向く。ガス出口導管24内の主ガスフローの方向は、図3および図4の矢印Fで表される。
図4に示すように、突出部または横材55は、乾性ガス吸気口57が位置する領域において横材55の周りに最適なフロー条件を有するように形作られた断面を有することができる。いくつかの実施形態によれば、突出部55は、フローFの方向に対して上流側に面する先頭側または先頭縁、下流に面する後方側または後方縁を有し得る。図3〜図6に示す実施形態では、乾性ガス吸気口57は、突出部55の後方側に配置されている。突出部55の先頭側または先頭縁、並びに残りの表面は、摩擦損失を低減するように構成される。さらに、突出部55の断面は、突出部55の後方、すなわち乾性ガス吸気口57の前方における渦巻きの形成を防止または低減するように有利に構成され得る。
乾性ガス吸気口57は、乾性ガス吸気口57からフランジ53の周囲に設けられた継手61に向かって延びるガス通路59を介してガス吐出管47と流体的に連通している。
乾性ガス吸気口57の位置および向きは、乾性ガス吸気口57に入るガスが、湿性含量、すなわちある割合の液相を有し、その割合が湿性ガス導管51を通って流れる湿性ガスの平均液体含有量よりも実質的に低くなるようにされる。したがって、減少した量の液体が乾性ガス処理スキッド41に入る。
圧縮機10と乾性ガス抽出デバイス45は次のように動作する。湿性ガスは、ガス入口22で圧縮機10に吸入され、圧縮されてガス出口24を通って送られる。少量のガスが乾性ガス抽出デバイス45を通って抽出され、乾性ガス処理スキッド41に送られる。処理された乾性ガスは、管43を介してシーリング機構46内の乾性ガスシールに送出される。乾性ガス吸気口57の位置のために、ほとんどの湿性内容物が抽出ガスから除去されるので、少量の残留液相だけが乾性ガス処理スキッド41のガスから除去される必要がある。
図7〜図10は、本開示による乾性ガス抽出デバイス45のさらなる例示的な実施形態を示す。同じ参照符号は、図3〜図6に示されるものと同じまたは同様の構成要素を示す。図7〜図10の実施形態は、乾性ガス吸気口57の位置に関して、図3〜図6の実施形態と異なる。
図7〜図10の実施形態では、乾性ガス吸気口57は、突出部55の先頭側と後方側の中間に位置している。前述の実施形態では、乾性ガス吸気口57は、主ガスフロー方向(F)と乾性ガス吸気口57を通る抽出されたガスの方向との間に形成された角度が約180°になるように配向されるのに対し、図7〜図10の実施形態では、乾性ガス吸気口57を通る乾性ガスフローは、主ガスのフロー方向Fに対して約90°に配向される。乾性ガス吸気口57の向きは、いずれの場合においても、主ガスフローから乾性ガス吸気口57の中へ液体および場合によっては固体物の進入を減少させるようになっている。図7〜図10の乾性ガス吸気口57の位置にために、乾性ガス吸気フロー上の突出部55の周りの渦巻きがもたらし得る悪影響が最小限に抑えられる。
図示されていないさらなる例示的な実施形態では、2つの対向する乾性ガス吸気口が、突出部55の2つの側面に設けられ得る。
好ましい実施形態では、乾性ガス吸気口は、湿性ガス導管51のほぼ中心軸A−Aに位置し、この場所では液体物質の量はより少ない。ただし、他の実施形態では、乾性ガス吸気口は湿性ガス導管51の中心軸とその内面との中間に位置され得る。
図11〜図14は、本開示による乾性ガス抽出デバイス45のさらに例示的な実施形態を示す。同じ参照番号は、図3〜図10と同じまたは同等の構成要素を示すために使用される。図11〜図14の例示的な実施形態では、突出部または横材55は、湿性ガス導管51の内径よりも短い。したがって、突出部または横材55は、湿性ガス導管51の中空の断面容積の中に片持ち梁状に突出する。いくつかの実施形態では、横材または突出部55は、湿性ガス導管51の内部容積中に導管51のほぼ半径分だけ延びて、突出部または横材55の遠位端が湿性ガス導管51の中心軸A−Aに、またはその近傍に概略配置され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの乾性ガス吸気口57が、特に図11および図12に示すように、中心軸A−Aまたはその周りで、突出部または横材55の遠位端に配置される。
図示されていない他の実施形態では、少なくとも1つの吸気口57は、突出部55の近位端および遠位端の中間の位置、すなわち湿性ガス導管51の中央位置に位置する自由端と湿性ガス導管51の内面の間に配置され得る。さらに別の実施形態(図示せず)では、突出部または横材55は、中心軸A−Aを超えて湿性ガス導管51の直径未満にわたって延び、乾性ガス吸気口57は、横材突出部55の片側または両側の、湿性ガス導管51の中心軸A−Aの周りに配置され得る。
突出部または横材55の形状および寸法、並びに乾性ガス吸気口57の位置および数にかかわらず、乾性ガス吸気口は湿性ガス導管51の内面から離れた位置に配置され、その場所に、ガスフローに含まれている液体(および場合によっては固体)物質の主要部分が集まる。乾性ガス吸気口を湿性ガス導管51の断面の内側の位置に配置することにより、乾性ガス吸気口に入るガスとともに引きずられる液体および場合によっては固体物質が少なくなり、乾性ガス処理スキッドがより効率的に動作し得る。
本明細書に記載された主題の開示された実施形態は、図面に示され、いくつかの例示的な実施形態に関連して具体的かつ詳細に上記に完全に記述されているが、本明細書に記載された新規な教示、原理および概念、並びに添付の特許請求の範囲に列挙される主題の利点から実質的に逸脱することなく、多くの修正、変更、省略が当業者には可能であることが明らかである。したがって、開示された技術革新の適切な範囲は、そのような修正、変更および省略のすべてを包含するように添付の特許請求の範囲の最も広い解釈によってのみ決定されるべきである。さらに、任意のプロセスまたは方法ステップの順序または順番は、代替実施形態に従って変更または再配列されてもよい。
10 圧縮機
14 圧縮機軸
12 容器
16 羽根車
18 圧縮機ロータ
20 ベアリング
22 ガス入口
24 ガス出口、ガス出口導管
26 シーリングシステム
27 バランシングドラム
28 バランシングドラムラビリンスシール
29 バランス管
30 チャンバ
41 乾性ガス処理スキッド
45 乾性ガス抽出デバイス
47 ガス吐出管
51 湿性ガス導管
53 フランジ
55 横材、突出部
57 乾性ガス吸気口
59 ガス通路
61 継手

Claims (13)

  1. 湿性ガスフローから乾性ガスを抽出する乾性ガス抽出デバイス(45)であって、
    内部ガスフロー容積を囲む側壁を有する湿性ガス導管(51)と、
    前記側壁から離れて、前記ガスフロー容積の内側の位置に配置される少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)と、
    前記側壁から内側に延在し、前記少なくとも1つの乾性ガス吸気口が配置される突出部(55)と、を備え、
    前記突出部(55)の断面が、前記突出部(55)の周りのフロー状態を最適にする形状にされている
    乾性ガス抽出デバイス(45)。
  2. 前記少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)は、前記湿性ガス導管(51)内の湿性ガスの流れ方向に対して流れと反対の方向を向いた入口(22)を有する、請求項1記載のデバイス。
  3. 前記突出部(55)は、前記内部ガスフロー容積を横切って延在し、前記突出部(55)は、第1の端部および第2の端部を有し、対向する位置で前記側壁に接続されている、請求項1または2記載のデバイス(45)。
  4. 前記突出部(55)は先頭側および後方側を有し、前記後方側が、前記湿性ガス導管(51)内の湿性ガス流入方向に対して前記先頭側の下流に配置される、請求項1乃至3のいずれか1項記載のデバイス(45)。
  5. 前記少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)は、前記先頭側から離れて、前記先頭側と前記後方側との間、または前記後方側で、前記突出部(55)に位置する、請求項4記載のデバイス(45)。
  6. 前記少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)は、実質的に前記湿性ガス導管(51)の軸上にある位置に配置されている、請求項1乃至5のいずれか1項記載のデバイス(45)。
  7. 前記内部ガスフロー容積を囲むフランジ(53)をさらに備え、前記突出部(55)が前記フランジ(53)を跨って直径方向に延びる、請求項1乃至6のいずれか1項記載のデバイス(45)。
  8. 湿性ガス圧縮機(10)と、
    前記湿性ガス圧縮機(10)の回転部材(14)と静止部材(12)との間に配置された少なくとも1つのシーリングデバイス(26)と、
    湿性ガス管(51)と、
    前記湿性ガス管(51)に配置された、請求項1乃至7のいずれか1項記載のデバイス(45)と、
    少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)を前記少なくとも1つのシーリングデバイス(26)に流体的に接続する乾性ガスフロー通路(43)と、
    を備えるシステム。
  9. 前記湿性ガス管(51)は、前記湿性ガス圧縮機(10)の吐出側(24)で圧縮ガスを受け取るように配置される、請求項8記載のシステム。
  10. 前記シーリングデバイス(26)が乾性ガスシール(26)を備える、請求項8または9記載のシステム。
  11. 湿性ガス導管(51)を流れる湿性ガスフローから乾性ガスを抽出する方法であって、
    請求項1乃至7のいずれか1項記載の乾性ガス抽出デバイス(45)を用意するステップと、
    乾性ガス吸気口(57)を通して前記湿性ガス導管(51)から乾性ガスフローを移動させるステップと、
    を含む、方法。
  12. 前記少なくとも1つの乾性ガス吸気口(57)を、前記湿性ガスフローに対して流れと反対の向きに配置するステップを含む、請求項11記載の方法。
  13. 前記乾性ガスフローを少なくとも1つの乾性ガスシール(26)に向けて送出するステップをさらに含む、請求項11または12記載の方法。
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