JP2017519198A - 個々の製品領域の中の製品の正味重量を測定する方法 - Google Patents

個々の製品領域の中の製品の正味重量を測定する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、製品領域の中の製品(3a〜3e)の正味重量である重量ProduktbereichNettを確かめるための方法に関するものであり、複数で連結された製品領域が1つの製品チェーン(1)を形成し、製品チェーン1の全体重量である重量Gesamtbruttoが確かめられ、製品チェーン1がX線装置でX線検査され、それにより製品チェーン1のそれぞれ定義された領域を通過するX線に相当する値を確かめ、この確認された値から全体の製品チェーン1についての全体値であるグレー値Gesamtbruttoを確かめ、個々の製品3a〜3eが中に含まれる製品領域La〜Leが確かめられた値の評価によって選択又は設定され、製品領域La〜Leの値であるグレー値ProduktbereichBruttoが確かめられた値から形成され、上記から製品領域La〜Leの総重量である重量ProduktbereichBruttoが確かめられ、個々の製品3a〜3eのために使用される正味重量である重量ProduktbereichNettoが近似的に重量である重量Bruttoとされ、又は重量である重量Bruttoと所定の重量である重量TARAとの差、又は製品(3a〜3e)を含まない製品領域La〜Leの確かめられた重量である重量TARAとの差から、正味重量(重量ProduktbereichNetto)が確かめられる。さらに本発明は、このような種類の方法を実施する装置も対象とする。【選択図】図1

Description

本発明は、個々の製品領域の中の製品の正味重量を測定する方法に関する。このような方法は、特に食料品産業で包装済パックを製作するときに使用される。通常、チューブバッグ(例えばチップス袋)が外装包装袋として利用される。
このようなチューブバッグは薄いフィルムで出来ており、これがロールから繰り出されて当初は長い平坦なウェブとして存在しており、次いで畳まれて、側方(継目)で閉じられる。こうして出来たチューブが引き続いて下面で閉じられ、それにより、充填可能な袋又はバッグが出来る。これに包装する製品を充填してから、上面としての役目をする分離線のところで同じく閉じられる。
第1のパッケージの上側の密封部は、同時に、後続の第2のパッケージのための下側の密封部としての役目を果たす。次いで、閉じられた第1のチューブバッグを後続の要素すなわち第2の袋から切断(分断)し、個別に二次処理することが出来る。
二次処理としては、例えば袋の密閉性、表示、内容物などの検査や点検が考慮の対象となる。袋の内容物、すなわち袋に含まれている製品の質量は、通常、分断された袋の坪量によってチェックされる。許容されない不純物があるかどうかの検査は、金属探知機やX線検査機によって行われる。袋の上にある表示の分析は、画像認識(バーコードスキャナなど)を用いて実施することが出来る。
製品充填と袋検査の全体の手順は、別々の機械設備で行うことも出来るし、充填/包装/点検が可能な1つのコンパクトな機械で実質的に実施することも出来る。
少なからぬケースにおいて、袋を充填の直後に分断するのではなく、1本の連続した製品のストランド又はチェーンとして二次処理することが好ましく、もしくは望ましい。この場合の包装体は、充填されて密封されたチューブバッグからなる1本の連続した製品チェーンの形態で存在する。
充填されたチューブバッグがまだ1本の連続した製品チェーンとして存在し、例えば充填機械の充填要素をモニター、制御又は調節するために当該相互結合構造のまま坪量しないといけない場合、ヘッド調整を果たすのに必要な個々の袋の正確な製品質量を測定することが必要である。
測定プロセスは、製品質量の所定の正味重量又は場合によっては法的に要求される正味重量を許容範囲内(例えば+/−0.1g)で保証するために、充填時に高い精度が必要とされる。
さらに、工業生産される包装済パックの製造は、通常、非常に高い速度又は非常に高い処理量で行われるため、パックの移動中に坪量しなければならず、すなわち、坪量すべきパッケージは坪量中に動いていて静止していない(動的坪量)。
この動的坪量は、原則として連続式の坪量と不連続式の坪量に区別される。連続坪量の場合は、坪量するほぐれたバラ物の絶え間ない(連続した)流れについて時間的な質量流量を測定するコンベヤベルト秤が用いられる。不連続坪量の場合は(いわゆるキャッチ秤(catch weighers)と呼ばれる)個別坪量と、及び、離散した(分離した)個々のパッケージ又は容器の個々の重量値を測定することが出来る(いわゆるチェック秤(check weighers)と呼ばれる)自動検査秤としての自動秤が用いられる。
しかし、前述の1本の連続した製品チェーンの重量を測定する場合、コンベヤベルト秤でもチェック秤又はキャッチ秤でも、連続して結合された袋は機械的な連結力を相互に及ぼし合って、所謂「シャンティング(shunting)」により許容出来ない測定誤差を生じるので、個々の袋の中にある製品の重量を十分に正確に測定することが出来ない。
その主な原因は、コンベヤベルト秤では測定結果として質量流のみを測定可能であるが、その時間的な推移からは個々の袋の中の個別重量についての大まかな推定しか出来ないということがある。一方、不連続坪量秤としてのチェック秤やキャッチ秤は、通常、秤プラットフォームの上に、単独で(個々に)坪量すべきパッケージが一つだけあると仮定するものであるが、製品チェーンの隣接する袋間の「シャンティング(shunting)」により、不正確な測定結果しか出すことが出来ない。
この状況がいっそう困難になるのは、坪量装置が包装済パックの生産における単独の測定検査装置として100パーセントの精度を保証して法的必要条件を満たす必要がある場合である。したがって当該坪量装置は公的な型式認可を取っていなければならず、シリアル装置は定期的な度量衡試験(再検定)に合格しなければならない。このことは高い測定精度に加えて、測定の高い再現性をも必要とする。
したがって本発明の課題は、複数で連結された(機械的に連結された)製品領域(ただ1つのチャンバ又は一つの製品領域を有する複数の包装、又は複数のチャンバを有する好ましくは個別化された包装)を有する製品チェーン内部の個々の製品領域の中の製品の正味充填量(特に正味重量)の測定を高い精度と速度で可能にする方法及びこれを実施する装置を提供することにある。
この課題は、本発明に従って、請求項1の構成要件を有する方法と、請求項11の構成要件を有する装置によって解決される。
本発明の目的のため、X線放射とは、放射源(特にX線源)による放射、及び放射感度のある検出器(特にカメラ)による検査をいう。
以下において、重量の用語は、物理学的に正しい名称は質量であるが、サンプル品すなわち製品の重量に関して、用語法ならびに取引で通常使用される名称である、例えば総重量又は全体重量、正味重量、風袋重量(TARA)などを使用する。
下記の方法は、部分的(準自動的)又は全面的に手動式又は好ましくは自動式に、例えば制御部によって、特に評価装置及び/又は制御装置によって実施することが出来る。さらに二次処理ステップ、例えば仕訳、分類、廃棄(又はこれらに対応する装置、例えば仕訳装置、分類装置などの制御)も、本発明に基づいて測定される値に基づいて行うことが出来る。
本発明によると、複数で連結された(機械的に連結された)製品領域からなる製品チェーン(好ましくは各々の製品チェーン)が、全体として坪量されるだけでなく(重量Gesamtbrutto)、全体としてX線照射もなされる。各々の製品チェーンが(毎回ごとに)坪量されるのが好ましい。その別案として、1回の坪量により基準値(例えばグレー値)が形成され、各々の製品チェーンがこの基準値と比較されることだけによって、全体重量(重量Gesamtbrutto)を測定することが出来る。X線装置による製品チェーンのX線照射の結果として、製品チェーンの定義された領域又は製品チェーン全体を貫通する、すなわち製品又は包装材料により吸収されないX線放射に対応する値(グレー値)が測定される。
前述したように得られた値からの全体の、特に積算又は積分された全体値(グレー値Gesamtbrutto)の測定は行ごとに行うことが出来、又は、製品チェーン全体のただ1つのX線写真又はただ1つのX線画像から行うことも出来る。製品チェーンについての個々の値も、同じく行ごとでも、製品チェーン全体のただ1つのX線写真からでも(画像評価によって)得ることが出来る。
単純な除算(重量Gesamtbrutto/グレー値重量Gesamtbrutto)により、製品チェーンについて大まかな基準値RefBruttoを単位[グレー値あたりのグラム]で測定することが出来る。ただし、これは製品と包装材料との間の密度差を考慮していない。製品そのものも、様々に異なる材料又は穀類(食料品)からなっていることがあり、それは例えば袋入りスープ(麺類、豆類、肉片など)を入れた袋の場合などである。
さらに本発明によると、それぞれ個々の製品が中に含まれている領域(製品領域)が設定され、又は測定された値の評価によって選択される。このような選択は、例えば測定される値の検出された飛躍的な増加又は減少を通じて行うことが出来る。製品チェーンの実質的に一定の幅を有する製品チェーンの長手方向に動く製品流では、このような(製品)領域は長手方向区画として存在する。勿論、任意の平坦な領域を(包絡曲線又は個々の製品を包囲する輪郭線を画像評価によって)測定し、又は(特に製品の事前に既知の位置及び/又は寸法の場合に)設定することも考えられる。
同様に、隣接する2つの包装の間の直線状の分離線の位置、又は2つの製品の間の間隔を、得られた値の評価によって測定又は決定して、(チャンバの中の)個々の包装された製品を互いに区別出来るようにすることが出来る。例えば、分離線(分離が検知されて(理論上の)分離線(理論上の包装)が決定される)を得られたグレー値の分析により検知又は決定し(隣接する最大値又は特定の値よりも上の領域の間隔の半分、場合により平均値形成などを含む)、これを基礎として、それぞれ製品が中に含まれている(又は含まれていない)領域(袋区域)を定義することが考えられる。このような定義された分離線は、存在する実際の継目と、特に封止継目と、一致していなくてよい。
各製品領域への製品チェーンの前述した下位区分が行われてから、本発明によると、製品を含む各々の領域(袋区域)について、又は「理論上の」各々の包装について、分離線から分離線までに(又は包絡曲線の内部で)得られた値の、特にグレー値の積算又は積分によって値(グレー値ProduktbereichBrutto)が測定される。
前述した値から、本発明により、製品が中に含まれている個々の領域の重量(重量ProduktbereichBrutto)を次の関係

重量ProduktbereichBrutto=グレー値ProduktbereichBrutto×重量Gesamtbrutto/グレー値GesamtBrutto=グレー値ProduktbereichBrutto×RefBrutto

から決定することが出来る。
包装材料の重量が、製品領域の中の製品の正味重量よりも非常に小さいとき、十分な近似として、本発明による方法に基づいて測定された総重量である重量ProduktbereichBruttoを製品の正味重量(重量ProduktbereichNetto)とみなすことが出来る。この想定は、個々の製品領域(マルチチャンバ包装の1つのチャンバ、又は個別チャンバ包装)について、又は製品チェーン全体について下すことが出来る。
本発明によると、正味充填量のその他の指定事項、例えば1つの包装に含まれる製品の正味容量なども、測定された正味重量から得ることが出来る。このような指定事項は、測定された正味重量から、事前に既知である製品チェーンのパラメータを用いたうえで、換算によって簡単な仕方により得ることが出来る。例えば正味容量は、所定の好ましくは均一な製品密度のとき、測定された正味重量との乗算によって簡単な仕方により得ることが出来る。
本発明による方法は、好ましくは、複数で連結された(機械的に連結された)製品領域を有する製品チェーンにおける個々の製品領域の正味充填量の測定を、そのような製品チェーンの移動中に可能とし、別の処理工程は充填及び密封工程の後に続ける。したがって、異物や不純物のための検査やラベルの点検などの品質管理手段は後に続けることが可能であり、生産ラインの中の任意の位置において、本発明による方法を充填と製品チェーンの配置の後に(一体的構成要素として)一体化したり、又は独立した点検装置として構成したりすることができる。
本発明の別の実施形態では、製品を含まない製品領域の重量(製品領域の風袋重量)である重量TARAが事前に既知であってよく、又はこれを測定することが出来る。同様に、製品チェーンの風袋重量(重量GesamtTARA)が事前に既知であってよく、又はこれを測定することが出来る。
上述した近似とは異なり、1つの包装にある製品の正味重量(重量ProduktbereichNetto)、又は製品チェーンの正味重量(重量GesamtNetto)を、総重量と所定の風袋重量との差、又は測定された風袋重量との差から、測定することも出来る。
重量ProduktbereichNetto=重量ProduktbereichBrutto−重量TARA
又は
重量GesamtNetto=重量GesamtBrutto−重量GesamtTARA
本発明の別の実施形態では、単位長さあたりの(例えば1メートルあたりのグラムで表した)、又は単位面積あたりの(例えば1平方センチメートルあたりのグラムで表した)、包装材料の重量(重量TARA/L)が事前に既知であってよく、又はこれを測定することが出来る。それにより、製品を含んでいない個々の製品領域の重量(重量TARA)を、重量TARA/Lと、製品領域の検知された面積又は製品チェーンの検知された全体面積(又は幅が一定のときのその長さである長さProduktbereich又は長さGesamt)とから計算することが出来る。面積又は長さは、X線照射(及び相応の画像評価)によって測定出来るのが好ましい。又は別案として、光学式のセンサ、例えば光バリアや光学式のカメラを利用することも出来る。

重量TARA=重量TARA×領域の面積/L
領域の面積=長さProduktbereich×(一定の)幅
1つの包装の中にある製品の正味重量(重量ProduktbereichNetto)は、やはり総重量(重量ProduktbereichBrutto)と、製品を含まない包装の重量(重量TARA)との差から算出することが出来る。

重量ProduktbereichNetto=重量ProduktbereichBrutto−重量TARA
本発明の別の実施形態では、製品チェーン内部で製品を含まない少なくとも1つの下位区域(例えば長方形)が事前定義され(風袋区域)、これについてグレー値又はグレー値数(グレー値RegionTARA)及び風袋区域の面積である面積RegionTARAが測定される(以下、グレー値数とグレー値は同種として用いる)。複数の風袋区域も定義してその平均のグレー値数を測定出来るのが好ましい。そこから除算により、寸法の(好ましくは長さ又は面積の)少なくとも1つのパラメータに基づいてグレー値TARAを形成することが出来る。
下位区域の定義は、得られたグレー値の分析前に様々な態様で成立させることが出来、因果性検査による評価中に予想される値範囲へと変更することが出来る。さらに、グレー値そのものの分析によって(製品領域の測定に準じて)風袋区域を定義することも考えられる(画像評価又は閾値考察によって、すなわち、例えば一定の低い値を有する領域、つまり最小値又はグレー値閾値の下回り)。
以前に選択された(製品がないことが保証された)風袋区域の重量(重量RegionTARA)が既知であれば、又は、例えばグレー値数(グレー値RegionTARA)と基準値(RefBrutto)との乗算によって測定されていれば、引き続き、袋全体の風袋重量を計算することが出来る。このことは、X線画像における製品領域の面積Produktbereichに対する風袋区域の面積RegionTARAの比率を通じて行われるが、それが許容される理由は、製品を含む領域(製品区域)にも、風袋を形成する包装材料が製品の周囲に存在するからである。

重量RegionTARA=RefBrutto×グレー値RegionTARA

重量TARA=重量RegionTARA×面積Produktbereich/面積RegionTARA
任意の寸法の空の包装(例えば切取り包装)の風袋区画を用いた(好ましくは1回の)基準測定から、その重量(重量AbschnittTARA)とグレー値(グレー値AbschnittTARA)及び面積(又は長さ)を事前に測定出来ている場合には、風袋測定を改善するために、RefBruttoに代えて、より良く適しているRefTARAを使用することが出来る。

RefTARA=重量AbschnittTARA/グレー値AbschnittTARA
以上に挙げた方式は、最初に測定される製品チェーンの全体重量(重量Gesamtbrutto)及び製品チェーンの全体グレー値(グレー値Gesamtbrutto)が製品と包装材料との混合であることを無視しているが、これらはそれぞれ相違する密度値を有している。
したがって本発明の1つの好ましい実施形態では、全体の製品チェーンの風袋重量(重量GesamtTARA)が測定される。
このことは、例えば単位長さあたり(例えば1メートルあたりのグラム)又は単位面積あたり(例えば1平方センチメートルあたりのグラム)の包装材料の重量(重量LangeTARA)が事前に既知であり、又は測定され、これが製品チェーンの検知された面積である面積Gesamt(又は幅が一定のときはその長さである長さGesamt)と乗算され、そこから全体の製品チェーンの風袋重量(重量KetteTARA)が計算されることによって行われる。製品チェーンの面積又は長さは、X線照射(及び相応の画像評価)によって測定出来るのが好ましい。

重量GesamtTARA=重量LangeTARA×長さGesamt
次いで、製品チェーンの総重量(重量Gesamtbrutto)と製品チェーンの風袋重量(重量GesamtTARA)との差から、製品チェーンの正味重量(重量GesamtNetto)を計算することが出来る。

重量GesamtNetto=重量Gesamtbrutto−重量GesamtTARA
次いで、全体の製品チェーンの測定された正味重量(重量GesamtNetto)を、個々の袋に正しい割合で分割することが出来る。このことは本発明によると、単純な比率計算によって行われる。それぞれの袋区域の積算されたグレー値(グレー値ProduktbereichBrutto)が、製品チェーンの全体グレー値(グレー値GesamtBrutto)に対して比率をとられる。

重量ProduktbereichNetto=重量GesamtNetto×(グレー値ProduktbereichBrutto/グレー値Gesamtbrutto
この方式は、誤差を含んでいる可能性がある大まかな基準値RefBruttoをもはや使ってはいないが、各々の袋についてのグレー値を積分するときに、製品と包装材料がそれぞれ相違する密度値を有することを同じく無視している。というのも製品区域では、製品がその上下にある包装フィルムと重なり合うからである。
したがって本発明の別の好ましい実施形態では、袋のグレー値(グレー値ProduktbereichBrutto)が積分される前にX線画像の正規化が実行される。
上述したとおり、まず全体の製品チェーンの風袋重量(重量GesamtTARA)が測定される。
そのために、少なくとも1つの包装の少なくとも1つの下位区域があらためて事前定義され(風袋区域)、そのためにグレー値数(グレー値RegionTARA)が、寸法及び面積である面積RegionTARAの少なくとも1つのパラメータに基づいて測定される。複数の風袋区域を定義して、その平均のグレー値数を測定出来るのも好ましい。
下位区域の定義は、得られたグレー値の分析前に様々な態様で存在することが出来、因果性検査による評価中に予想される値範囲へと変更することが出来る。さらに、グレー値そのものの分析によって風袋区域を定義することも考えられる(例えば一定の低い値を有する領域、つまり最小値)。
以前に選択された(製品がないことが保証された)風袋区域の重量(重量RegionTARA)が既知であれば、又は、例えばグレー値数(グレー値RegionTARA)と基準値(RefBrutto)との乗算によって測定されていれば、引き続き、製品チェーン全体の風袋重量である重量GesamtTARAを計算することが出来る。このことは、X線画像における製品チェーンの面積Gesamtに対する風袋区域の面積RegionTARAの比率を通じて行われるが、それが許容される理由は、製品を含む領域(製品区域)にも、風袋を形成する包装材料が製品の周囲に存在するからである。

重量RegionTARA=RefBrutto×グレー値RegionTARA

重量GesamtTARA=重量RegionTARA×面積Gesamt/面積RegionTARA
任意の寸法の空の包装の風袋区画を用いた(好ましくは1回の)基準測定から、その重量(重量AbschnittTARA)とグレー値(グレー値AbschnittTARA)及び面積(又は長さ)を事前に測定出来ている場合には、風袋測定を改善するために、RefBruttoに代えて、より良く適しているRefTARAを使用することが出来る。

RefTARA=重量AbschnittTARA/グレー値AbschnittTARA
次いで、製品チェーンの総重量(重量Gesamtbrutto)と製品チェーンの風袋重量(重量GesamtTARA)との差から、製品チェーンの正味重量(重量GesamtNetto)を計算することが出来る。

重量GesamtNetto=重量Gesamtbrutto−重量GesamtTARA
本発明の好ましい実施形態では、これに続いてX線画像の正規化を実行することが出来る。そのために、例えば風袋区域の平均のグレー値数が全体のX線画像から減算され、次いで、例えば生じた全部の負のグレー値数が破棄(消去)される。そうすれば、製品に割り当てられる純粋なグレー値数だけで構成される、正規化されたX線画像が得られる。
次いで、以前に測定されていた全体の製品チェーンの正味重量(重量GesamtNetto)を、個々の袋又は製品領域に正しい割合で分割することが出来る。
このことは本発明によると、単純な比率計算によって行われる。それぞれの(正規化された)製品領域の積算されたグレー値(グレー値ProduktbereichNormiert)が、製品チェーンの(正規化された)全体グレー値に対して比率をとられる。ただし、今回は製品と包装材料の混合された当初のグレー値(グレー値Gesamtbrutto)が使われるのではなく、製品チェーンのすべての正規化されたグレー値の新たに計算された合計(グレー値GesamtNormiert)が使われる。

重量ProduktbereichNetto=重量GesamtNetto×(グレー値ProduktbereichNormiert/グレー値GesamtNormiert
本発明による解決法の利点は、総全体重量を(例えば空の製品チェーン又はそのための包装材料の坪量によって)、及び場合により風袋全体重量も、適当な秤を用いて測定出来ることにある。そして、デジタル式の減算によって生じる正味全体重量も検定可能であり、デジタル式の比率形成(パーセンテージ分割)によって得られる個々の袋の中の正味重量も同様である。
1つ又は複数の秤は本装置の構成要素であるか、又は別個に配置されていてよい。
重量測定は、X線照射の前、途中、又は後で行うことが出来る。重量測定は、秤を用いる代わりに、X線照射そのものによって、例えばいわゆる比較X線坪量によって行うことも出来る(そこでは既知の基準パッケージの少なくとも1回の重量基準測定により、他のすべてのパッケージの重量を、グレー値と基準パッケージのグレー値との閾値比較によって測定する)。
本発明による解決法のさらに別の利点は、正確に測定された正味全体重量の割合に応じた分割を単一のX線画像から導き出すことが出来、外部要因や長期効果によって影響を受けている場合があるX線装置のキャリブレーションに左右されないという事実にある。
この解決法のさらに別の利点は、複雑なジオメトリー評価又は面積考察が必要ではなく、長方形や三角形のような単純なジオメトリーを用いて作業が出来ることにある。又は、各区域の周囲(輪郭)の正確なジオメトリー評価を適用して、いっそう高い精度を実現することも考えられる。
本発明による解決法のさらに別の利点は、上に挙げた風袋区域が適用されるとき、当該風袋区域について点検値KRegionTARAを決定出来ることにある。

RegionTARA=グレー値RegionTARA/面積RegionTARA
点検値は、限界値に対する許容されない誤差を認識して、例えば警告メッセージを操作者に生起するために見積もることが出来る。点検値は、生産プロセスの進行中に風袋を恒常的にモニターするのに役立ち、風袋の変動を報知することが出来る。ただし、特定の風袋面積に対する風袋グレー値の変化は、包装材料の密度変化だけに原因を帰さなくてもよく、場合により、例えばX線管の電圧の変動など、X線装置における変化によっても引き起こされることがある。
既知の(未充填の)風袋区画(上記参照)を用いて風袋基準測定が事前に実施されていれば、風袋区域の点検値KRegionTARAを区画の点検値KTARAと比較したり、これに対する比率を取ったりすることが出来、それは、例えば全体の測定構造についての修正値Korrを生起するためである。例えば測定された袋の風袋重量を、又はさらに袋の正味重量を、修正値Korrと乗算することが出来る。
このような修正は、上記の追加又は代替として、最新のKRegionTARAを時間的に以前のKRegionTARAと比較し、「移動平均値」を風袋について測定して、「移動平均値」の追跡を可能にすることが出来る。

TARA=グレー値KAbschnittTARA/面積AbschnittTARA
Korr=KRegionTARA/KTARA
本発明の解決法では、場合によっては発生しうるX線ジオメトリーの角度誤差を、(X線画像による)製品ジオメトリーの正確な位置認識に基づいて、既知の方法で修正することが出来る。
本発明の解決法では、薄いフィルムからなる包装材料について、実地で非常に良好な結果がもたらされている。というのも、そこでは単純な吸収法則を問題なく適用することが出来、一定の吸収係数(アルファ)を想定出来るからである。
ただし本発明による解決法は、1つの好ましい解決法においては、吸収係数(アルファ)の修正を追加することも出来る。このような修正は周波数の影響、すなわち吸収係数(アルファ)の密度依存性を考慮するものであり、又はX線検知器の雑音、X線管での電圧変化、例えばアルミニウム(蒸着)などのような、例えば金属材料による包装フィルムのコーティングなど、他の効果も考慮することが出来る。
修正は、例えば製品を含むものと含まないものとの代表的な袋の重量及びグレー値数の1回の予備測定により決定される修正値を用いて作業することが出来る。
本発明では、上に挙げた修正を改善するために、X線装置を複数のエネルギーレベルで作動させることが出来る(キーワード:デュアル・エネルギー)。
本発明では、上に挙げた下位区域を任意に、すなわち包装横断的にも選択することが出来る。
本発明の別の実施形態では、複数の下位区域(風袋区域)を上述したように事前定義することが出来る。そして、寸法の少なくとも1つのパラメータに依存するグレー値数(グレー値TARA)をすべての風袋区域にわたって測定することが出来、特に、個別グレー値に変化があるときに平均値形成が考えられる。
本発明の別の実施形態では、複数の製品チェーンを平行に相並んで処理することが出来、それにより、本発明による正味充填量の測定が、相並んで存在する互いに結合されていない製品チェーンの包装について同時に行われる。
又は、勿論、1つの製品チェーンが運動方向にだけでなく、運動方向に対して横向きにも連結された包装を相並んで(複数の行と列からなる)アレイの形式で有していることも考えられる。マルチトラックのケースでは、複数の個別秤又は1つの共通の前置又は後置された秤を、製品チェーンを坪量するために利用することが出来る。
本発明は、1本の連続した製品チェーンや、それぞれ1つのチャンバ又は単一の製品領域だけを有する連結された容器のアレイだけに限定されるものではなく、例えば主製品(例えばヨーグルト)とシリアル(例えばフルーツやチョコレート砕片)のように、場合によりすでに個別化されているが、複数の別々の連結されたチャンバ又は製品領域(及びそれに伴って複数で連結された製品領域を有する製品チェーン)を有している容器の正味充填量の決定にも同じく適している。このような種類の容器は、従来技術では、比較的厚いエンドレスフィルムの連続する要素から深絞りによって形成し、充填後に初めて分離されるので、生産の進行中に未充填の容器(風袋)を別個に坪量することは不可能であり、したがって充填工程の制御も不可能である。別案として周知の従来技術では、個々のチャンバの充填の前と後での複数回の坪量へと方針転換することが出来る。しかしそれにより複数の秤が必要であるか、又は1つだけの秤での時間集中的な坪量が、生産ラインの複雑なロジスティクスの進行で必要になるという不都合がある。
例えば円形のプレス素材からの深絞りによる1チャンバカップの製造では、深絞りされる材料の厚みはプレス素材の絞られる内側領域で変化するものの、X線画像では、深絞りされたカップは当初の平坦なプレス素材と同一の仕方で表される。したがって、本発明による方法は複雑な深絞りされた容器の場合にも適用することが出来、例えば打ち抜かれた(空の)中間領域を幾何学的に分析する必要がない。
チューブバッグの中のばらばらの製品(例えば粉末)の場合にも、多くの場合に断裂が多く入っている製品領域の高いコストのかかる画像工学的な分析は必要ない。しかもこのことは、X線照射が適用されるエネルギーレベルにもしばしば強く影響を受ける。
包装材料がその長さ又は幅にわたって大きく変動する厚みを有しているときには、本発明のさらに別の実施形態が適用される。その場合には本発明により、未充填の包装の風袋X線画像が撮影される。この風袋X線画像が、引き続いて充填状態でX線照射された総X線画像からピクセル単位で減算される。そのために、X線照射の際に物体の出来る限り同一の位置決めが必要である。別案として、画像処理によって、及び製品チェーンでのいわゆるレジスタマークの利用によって、両方のX線画像におけるピクセルの合同な割当を事後的に成立させることが出来る。上述したこの方法は、特に、風袋(及びこれに伴って包装材料の相対的な厚み変動)が正味充填量(正味量)に比べて非常に大きい薬品分野で適用することが出来る。
本発明による方法は、様々な実施形態で、正味充填量を点検及びモニター(記録)するだけでなく、充填用の設備の一部分、例えば充填装置の充填要素を、モニター、制御、又は調節するのに使用することも可能である。
特別に高い処理速度を可能にするために、個々の包装の中にある製品の正味重量又は正味充填量(重量Netto)の測定を動的に、すなわち包装又は製品チェーンの移動中に行うことが出来る。この場合、サイクル化されていない、すなわち連続的で一様な製品チェーンの移動さえ可能である。
上述した本発明の好ましい実施形態では、製品を含まない包装の重量(重量TARA)はX線及び評価によって自動的に測定され、それにより正味充填量を計算し、設定事項に応じて、特に包装済パックの規則に応じて点検し、及び/又は包装にラベル付けする。
平坦に構成された製品チェーンと並んで、又はこれに追加して、多層に構成された製品チェーンに本発明による方法を適用することも考えられる。そのために、X線装置は互いにオフセットされた複数のX線源とX線検知器とを有することが出来、それにより奥行き表現(三次元)を可能にする。
「袋」処理工程(図5のフローチャート参照)
1.チェーンを坪量する
2.チェーンをX線照射する
3.袋の総重量を測定する
4.袋の風袋重量を測定する
5.袋の正味重量を計算する
6.場合により修正を実行する
方法ステップ「チェーン」(図6のフローチャート参照)
1.チェーンを坪量する
2.チェーンをX線照射する
3.チェーンの風袋重量を測定する
4.チェーンの正味重量を計算する
5.チェーンの正味重量を各袋に割り振る
6.場合により修正を実行する
上記以外の好ましい実施形態は、従属請求項から明らかとなる。
次に、図面に示された実施例を参照しながら本発明について詳しく説明する。
図面には次のものが示されている:
チューブバッグの充填と処理をするために本発明の方法に基づいて作動する生産ライン(第1の実施例)の一区画を示す平面図である。 図1のI−I’線に沿った断面図である。 カップの充填と処理をするために本発明の方法に基づいて作動する生産ライン(第2の実施例)の一区画を示す平面図である。 図3のII−II’線に沿った断面図である。 態様「袋」のフローチャートである。 態様「袋」のフローチャートである。 態様「袋」のフローチャートである。 態様「チェーン」のフローチャートである。 態様「チェーン」のフローチャートである。 態様「チェーン」のフローチャートである。 態様「チェーン」のフローチャートである。 マルチ・チャンバ・カップを示す平面図である。 図7のマルチ・チャンバ・カップを示す斜視図である。 図7及び図8の複数のマルチ・チャンバ・カップからなる1段組の製品チェーンである。 図7及び図8の複数のマルチ・チャンバ・カップからなる製品チェーンのアレイである。 (a)は互いに分離(下位区分)されているが、連結された複数の袋を有する袋チェーン(製品チェーン)を示す側面図である。(b)は図11(a)の袋チェーンを示す平面図である。(c)は図11(b)の袋チェーンのグレー値画像である。(d)は図11(c)の修正(浄化)されたグレー値画像である。(e)は製品領域を図示したうえで反転表示された図11(d)のグレー値画像である。(f)は風袋区域を図示したうえで反転表示された図11(d)のグレー値画像である。
図1に示す製品チェーン1又は製品要素は、中に含まれる製品3aから3eの、分離されていない複数で連結された(例えば袋の形態の)個別包装4a〜4eを有している。ロールにある一定の幅のフィルムウェブからのピロー形成、製品での充填、ならびに封止継目(溶着、プレスなど)により連結された包装への下位区分又は分断(製品チェーン1を分離しない)は、例えばWO2011/050355A1に記載されているような通常の仕方で行われる。1つの個別包装4a〜4eの正味充填量、特に正味重量を測定するためには、個々の袋の間の実際の封止継目27,29,31,33,35が不均等に溶着されていて、したがって封止継目27,29,31,33,35の剛性が変化しており、そのために、それぞれ2つの隣接する袋の間で常に異なる力作用が生じることが主問題となる。したがって製品チェーン1の内部の一区画の坪量が、例えば包装済パックの規則の要求事項を満たさない不正確な結果につながる。
そこで本発明による方法では、X線源とセンサ、特にラインセンサとで構成される図面には示さないX線装置によって製品チェーン1がX線照射され、それにより、製品チェーンの寸法(幅が一定のときの長さ、面積など)に基づいてグレー値が得られる。そのために、ラインセンサが例えば製品流方向Bに対して紙面で垂直に製品チェーン1の下方に、かつX線源が製品チェーン1の上方に、それぞれ定置に配置されていてよく、それにより、製品チェーンがその先頭51から最後53まで完全に、それぞれの長手方向位置に対応してグレー値で検出される。勿論、適当なセンサ(カメラ、大型フィルムなど)によって製品チェーンを全体として一度に検出し、個々のグレー値を長手方向位置及び/又は面積ごとに全体画像から取得することも考えられる(適当な画像処理を用いての読出し)。製品チェーン1の得られたグレー値から、積算又は積分によって全体の製品チェーン1についてのグレー値Gesamtbruttoを測定することが出来る。
さらに製品チェーン1は、図面には詳しくは示さない坪量装置により全体として坪量され、それによって製品チェーンの重量(重量Gesamtbrutto)が測定される。
製品3a〜3eとは違って場合により困難にしか検知可能でないX線技術上の分離部を、特に個々の包装4a〜4eの間の封止継目41,43,45,47を、近似として十分な仕方で定義するために、上記に代えて、得られたグレー値をこれに関して分析することが出来る。例えば、グレー値の最大値を製品チェーン1における長手方向位置(方向B)に対応させることが考えられる。このような最大値は、製品が包装4a〜4eの内部にある領域内部の1つの点を表しており、このグレー値はいずれの場合でも製品3a〜3eを含めた包装の上面及び下面を含んでいる。
分離部41,43,45,47を定義するために、隣接する2つの最大値の間の間隔を測定して、これを半分にすることが出来る。図1は一例として、(グレー値の)最大値5dと5eの間の測定された(評価された)間隔Aを示しており、それにより、間隔中心A/2の点で封止継目47が定義されている。これに準じて封止継目41,43及び45も、隣接する(グレー値の)最大値5aと5b、5bと5c、5cと5dの間の間隔の半分として定義される。
勿論、封止継目41,43,45,47を別の形式で、例えば製品領域に関わるグレー値の分析と、隣接する製品領域の範囲外での、例えばその距離を半分にすることによる封止継目41,43,45,47の定義とを通じて定義することも考えられる。以下に示すとおり、封止継目41,43,45,47の実際の位置の測定は、出来る限り正確な正味充填量の、特に正味重量(重量Netto)の測定にとって決定的なわけではなく、もしくは必要ですらない。実際の製品領域内部における封止継目41,43,45,47の位置の望ましくない誤差を含む定義は、簡単な仕方によりほぼ回避することが出来、もしくは因果性検査(例えばそのために上回ってはならないグレー段階)によって排除することが出来る。
これに準じて製品チェーン1の長さLを通じて、それぞれの長さL,L,L,L及びLを有する各区画が定義される。図1から明らかなように、区画端部は例えば封止継目41及び45のケースのように、実際の封止継目の中央に一致させることが出来る。
それに対して製品チェーンの先頭51と最後53は、製品チェーン1のグレー値の評価を通じて通常はX線工学的に単純な仕方により正確に検知することが出来(最初又は最後のグレー値)、その際に、製品チェーンの範囲外ではグレー値の欠如に基づき、これに関して定義された境界を、出来る限り正確な正味充填量、特に正味重量(重量Netto)の測定のためにシフトさせる必要もない。
このようにして下位区分された個々の包装又は包装区画又は製品領域4a〜4eを通じて、それぞれの長さL,L,L,L及びLに関してグレー値を、例えば得られたグレー値の積算又は積分により、これらの領域について測定することが出来る。それに応じて各々の区画について、それぞれ中に製品を含んでいるそれぞれの個別包装についてグレー値(グレー値Brutto)が存在する。包装、特にフィルムを一緒に検出するために、X線装置がそのために相応に正確に調節される。
次に、長さ(及び位置)L,L,L,L及びLのそれぞれの区画又は製品領域の内部で、製品チェーン1の包装領域内部又は領域内部に位置しているが製品5a〜5eは中に存在しない、少なくとも1つの下位区域(風袋区域)が設定又は定義される。その例が図1では風袋区域7,9,11,13,15,17,19,21,23によって、それぞれ異なる位置と長さで表されている。ここでは長さと寸法に関して非常に相違する製品3a〜3eは、各風袋区域の相違する位置を明確化するためだけのものとして理解されるべきであり、それは、それぞれの包装区画内部での製品3a〜3eの位置と領域は、通常、製品チェーン1ではわずかな程度に互いに相違しているからである。
このようなゾーンが経験値を用いて事前定義されていてよく、又は、製品チェーンについて得られたグレー値に基づいて、相応のアルゴリズム(画像評価)を適用したうえで定義することも出来る。例えば、実質的に一定のグレー値を有する領域を風袋区域として定義することが出来る。
チューブバッグ又は製品チェーン1は相上下して積層されたフィルムで形成されているので、製品区域だけでなく袋全体が、場合により突合せ個所を介して長さ全体にわたって重なり合う2つのフィルム(上側フィルムと下側フィルム)で包まれる。必要な場合に、重なり合うフィルム区画をより良く考慮に入れるために、風袋区域を長手方向に対して横向きに配置するのが好ましい場合があり、それにより、重なり合いが(少なくとも中心線のところで)一緒に検出され、それが好ましくは幅全体にわたることさえある。場合により、風袋区域を正確に封止継目区域に入れることも出来る。
又は、出来る限り正確な正味充填量の測定、特に正味重量(重量ProduktbereichNetto)の測定に不都合な影響を及ぼすことなく、風袋領域を、領域(隣接する包装区画)を全般的に横切るように定義することも出来る。そのために、例えば封止継目の測定された位置を利用することが出来、風袋領域を当該領域で、又は当該領域から所定の程度だけ突き出すように定義することが出来る。勿論、隣接する製品領域の最後と先頭の境界を上述したように測定し、そして製品領域又は包装区画4d、4eを横切る製品3dと3eとの間の中間領域の中に風袋区域25を規定することも可能である。
それぞれの風袋区域について、その外延(長さ及び/又は面積)に基づいてグレー値が測定され、長さL,L,L,L及びLで、それぞれの区画又は製品領域4a〜4eに投影される。このようにして、製品を含んでいない包装のグレー値(グレー値TARA)を決定することが出来る。
このグレー値TARA、及びすでに測定又は存在している値であるグレー値Gesamtbrutto及び重量Gesamtbruttoから、次式に従って、製品を含まない包装区画の重量である重量TARAを決定することが出来る。

重量TARA=グレー値TARA×重量Gesamtbrutto/グレー値Gesamtbrutto
すでに測定又は存在している値であるグレー値ProduktbereichBrutto及びグレー値Gesamtbrutto及び重量Gesamtbruttoから、下記の式に従って、製品を含んでいる包装区画のそれぞれの重量である重量ProduktbereichBruttoを決定することが出来る。

重量ProduktbereichBrutto=グレー値ProduktbereichBrutto×重量Gesamtbrutto/グレー値Gesamtbrutto
以上より、こうして得られた両方の値から、1つの包装区画に含まれる製品の正味重量である重量Netto又は重量ProduktbereichNettoを次のように計算することが出来る:

重量Netto=重量ProduktbereichBrutto−重量TARA
=重量ProduktbereichBrutto×重量Gesamtbrutto/グレー値Gesamtbrutto−グレー値TARA×重量Gesamtbrutto/グレー値Gesamtbrutto
=重量Gesamtbrutto×(グレー値ProduktbereichBrutto−グレー値TARA)/グレー値Gesamtbrutto
この正味重量である重量Netto又は重量ProduktbereichNettoから、簡単な仕方により、その他の種類の正味充填量も測定することが出来る。例えば液体の製品の場合、測定された正味重量である重量Nettoを、その液体について既知である密度と乗算することで正味容量を測定することが出来る。
図2から明らかなように、製品3aは包装区画4aの内部で相応の広がり(厚み)をもって、周りを包むフィルム63の折り重なり61又は重なり合いの下方中心にある。したがって、図2に破線で図示する(折り重なり)領域65では、フィルム63は重なり合いの結果としてほぼ2倍の材料密度で存在する。
製品3aで充填されていない包装の左側と右側の領域は、用途に応じて空気又は保護ガスが充填されていてよく、又は真空にすることが出来る。
図3及び図4に示す第2の実施例は、別の種類の製品チェーンすなわちカップチェーン71、例えば3×2アレイの形態の6個パックのヨーグルトへの本発明による方法の適用を示している。
このカップチェーン71は、相並んで配置された2つのトラック又は列(カップ73a〜c及び73d〜f)と、相前後して配置された3つの行(カップ73a,d;73b,e及び73c,f)とを製品流Bの方向に有している。ここではカップ73a〜73fは、上で説明した実施例における包装区画と同様に分離されておらず、互いに結合されている(機械的に連結されている)。
すでに充填されて場合によりすでに密封されたカップ73a〜73fについては、機械的な結合に基づき、簡単かつ迅速な仕方により個々のカップの正味充填量を測定することは、上述したチューブバッグの要素又は製品チェーン1の場合と同じく困難又は不可能である。
第1の実施例についての上記の実施形態を同様に適用することが出来るが、ただし、製品チェーン1が2トラック又は2列のカップアレイ71で置き換えられるという相違がある。カップ73a〜73fは深絞りによって製作されるので、周回するカップ縁部77a〜fの内部に配置された(事前定義された、又は評価により決定された)風袋区域を用いて、第1の実施例で説明したのと同様に、正味容量を測定することが出来る。製品領域と製品を含まない領域との区別、ならびに下位区分の定義も、すでに説明した仕方で行うことが出来る。
ただし、包装の形態が(深絞りプロセスに基づいて)さらに若干厳密に定義されていれば、簡単な仕方で風袋区域を設定することが出来る。縁部領域77a〜77fの位置と寸法が最小の誤差しか有しておらず、風袋区域が、例えば縁部領域77cの区域79,81が、正確に設定され得るからである。
それに対して封止継目29,31,33,35ならびに先頭51及び最後53は、チューブバッグの製造に基づいてこれよりも大きい誤差を含むので(封止継目の不正確さ、変形、傾斜など)、この実施形態での風袋区域の決定は、場合により因果性検査を含めて、特にグレー値の評価とこれに続く定義(決定)によるのが好ましい場合があり得る。
風袋区域について測定された(各長さ又は面積あたりの)グレー値は、簡単な仕方で(風袋区域の長さと包装長さ、又は風袋区域の面積と包装面積の比率から)、包装の風袋値(グレー値TARA)をなすように推計することが出来る。製品分離部(封止継目、下位区分など)の間隔は、包装の長さならびに包装材料の幅として、特に処理前に既知だからである(ピロー形成又は深絞りプロセスの前のフィルム幅)。すなわち本発明の好ましい実施形態では、純粋なフィルム割合だけが存在している少なくとも1つの風袋位置で(風袋区域)、風袋フィルム材料についてのグレー値が測定される。このことは、既知の長さと面積について行うことが出来、それにより、引き続いて全体の袋長さについての風袋を正確に計算することが出来る。
このようなプロセスは自動的に、迅速に、かつ高い正確性(例えば0.1gの精度)で進行するという利点がある。したがって、基準値(RefTARA,RefBrutto)の覚え込みと周期的な再確認が必ずしも必要ではない。風袋は、包装チェーンもしくはアレイの各々の袋について個別的にグレー値から決定される。このときフィルム厚みや包装ジオメトリーの変化による風袋の変動を、自動的に認識及び/又は修正することが出来る。風袋は、チェーンの各々の袋について個別的にグレー値から決定される。
このような包装ごとの風袋の測定、及び製品純重量又は正味重量の測定にあたってのその斟酌は、抜き取り検査で測定される平均の風袋値を適用するよりもはるかに正確である。
図5及び図6に示す進行計画である態様「袋」及び態様「チェーン」については、正味充填量又は正味重量を測定するために上述した様々なステップを、固定的な時間的順序で行わなくてもよいということが言える。むしろ、様々なステップを様々な時点で互いの前又は後に行うことが出来る。さらに、図5及び図6に示すフローチャートから明らかなように、それぞれ異なる(請求項1に対案として権利申請される)方式を同一の目的の達成のために適用することが出来る。
これら両方のフローチャートは、便宜上、連結された特に1列のチェーンの形態で相互に製品チェーンをなすように結合された1チャンバ袋の例について記載されている。勿論、図示している手順はマルチ・チャンバ・カップや袋にも転用することが出来、その場合、フローチャートで使用している概念「袋」が概念「製品領域」で置き換えられる。
それに応じてチャート(図5及び図6)では次のような概念化が適用される:
グレー値ProduktbereichBruttoに代えてグレー値BeutelBrutto
重量ProduktbereichNettoに代えて重量BeutelNetto
重量TARAに代えて重量BeutelTARA
重量ProduktbereichBruttoに代えて重量BeutelBrutto
重量GesamtNettoに代えて重量KetteNetto
基本的に、図5と図6の手順が相違するのは、袋の態様(図5)では早期の時点でグレー値BeutelBrutto又はグレー値ProduktbereichBruttoが測定されて、重量BeutelNetto又は重量ProduktbereichNettoが、重量BeutelBruttoと重量BeutelTARA又は重量TARAとの差から決定されることによる。そのために重量BeutelTARAは近似的にゼロとして想定されるか(重量BeutelBruttoに比べて重量が非常に小さいと見込まれる場合)、又は上述した仕方で決定される。
それに対して態様「チェーン」(図6)では、前述したとおり、近似的に、又はチェーンの風袋重量の測定により、チェーンの正味重量である重量KetteNetto又は重量GesamtNettoが決定される。最後のステップとして、この重量GesamtNettoが、個々の袋又は製品領域のグレー値割合に応じて分割され、そこから重量BeutelNetto又は重量Nettoが決定される。
両方の進行計画において右側の分枝では、事前に測定された点検値KTARAに対し、風袋区域についての点検値KRegionTARAが守られていない場合に、警告を利用者に出力出来るという選択肢が示されている。このような警告があったときには、例えば誤差に基づいて修正値Korrを決定して、上述したように適用することが可能である(例えば精度改善のため)。
図7に示すマルチ・チャンバ・カップ91は、本例で示すとおり、互いに分離された2つの製品領域93及び95を含んでいる。製品領域93には例えば製品97として希望される量のヨーグルトがあり、それに対して、これから分離される領域95には製品99として例えばシリアル、フルーツ加工品などがある。それに応じてマルチ・チャンバ・カップ91は、それぞれ異なる製品97及び99を含むそれぞれ異なる製品領域93及び95で、種類でも量でも相違するように充填されなければならない。本発明の方法により、カバーフィルムの装着前だけでなく、その装着後にさえ、量ばかりでなく種類も(相応にグレー値として具現する異なる密度に基づいて)チェックし、充填生産設備を制御装置により相応に制御することが可能である。
複数の、すなわち本例に示す2つの製品領域がカップ91の内部に存在することで、このカップ91を本発明に基づき製品チェーンとみなすことが出来る。
勿論、図7及び斜視図として図8に示すようなこの種のマルチ・チャンバ・カップは、図9に示すような1列の製品チェーンの形態で、すなわち例えば複数で連結された4つのカップを有するように配置することも出来る。
又はこれに加えて、図10に示すように、この種のマルチ・チャンバ・カップ91が、1チャンバカップや袋と同様にアレイ又はマトリクス(複数の列と複数の行を有する)として存在することも考えられる。図10に示すとおり、このようなマトリクスは例えば3つの列と4つの行、すなわち12のマルチ・チャンバ・カップ91で構成することが出来る。
このようなカップの内部で製品領域を(理論上で)互いに分離するために、例えば、画像パターン認識(又は画像処理)の途中で、又はこれに続いて、直線状の傾いた分離線Tを両方の製品領域93及び95の間で定義することが可能である。又は、勿論、製品領域を特に全体グレー値画像の画像評価を通じて直接的に、例えば周回する線又は包絡曲線93及び95の形態で規定することも可能である
図9に示すような1列の製品チェーンのケースでは、追加的に、隣接するカップを直線状の垂直方向の分離線L,L,Lにより、検知されたグレー値の画像評価又は閾値分析を通じて互いに区別することが出来る。
図10に示すように複数の、例えば3つの列が存在しているとき、追加的に、これらの列を同じくグレー値の画像評価又は閾値分析により、直線状の水平方向の線W及びWによって(理論的に、又は充填重量もしくは充填量の測定のために)互いに分離することが出来る。勿論その際には、直線状の(水平方向の、垂直方向の、又は傾いた)分離線を有する簡略化された態様に代えて、包絡曲線によってそれぞれ1つの製品領域又は複数の製品領域を(例えば2つ及びそれに伴い1つのカップを)1つの単位として把握することも可能である。いずれのケースにおいても、図示するようにマルチ・チャンバ・カップ91の場合でも、各々の製品領域93及び95について、ならびにそれぞれ個々のカップ91について(単独であれ1列の製品チェーンであれ製品チェーンとしてのアレイであれ)製品領域を個別に、ならびに好ましくは1つのカップも単位として把握し、正味充填量を、特に正味重量を測定するために、本発明の方法を当該領域に適用することが可能である。
図11a〜11fには、互いに分離(下位区分)されているが連結された複数の袋103を有する袋チェーン101を用いて、本発明による方法が図示されている。このような種類の袋チェーン101は、比較的少ない個数から比較的多い任意の個数まで、例えば2つ、3つ、4つ、5つ、6つから10又はそれ以上の袋103を含むことが出来る。
図11cから明らかなように、製品チェーン101が全幅(平面図又は輪郭)でX線照射され、その際に典型的なグレー値画像が図11cに示すように生じる。ここでは、様々な形状で希望される製品105(たとば粉末)により充填されて互いに分離された領域又は製品領域が明らかとなっており、オリジナル画像では、製品を含まない領域にも、様々なピクセル又はグレー値段階が示されている。例えばノイズなどの許容差や誤差に基づいて生じるこのような測定誤差は、二次処理前に画像分析又は画像評価によって修正又は浄化出来るのが好ましく、それにより、図11dに示すような浄化された画像が生じる。
そして、実際の表示であるか反転された表示であるかに関わりなく、図11e及び11fに示すように、垂直方向の(赤色で図示する)理論上の分離線を用いて(一定の幅で)、隣接する製品の間で製品領域107を定義することが出来る。分離線(長方形107の垂直方向の線)は、製品を含まない領域の内部に位置している。勿論、製品領域107は、図示しているように平坦な領域107によって、例えば図11eのように長方形に(赤色の縁取りとして図示)、又は製品105の周りの任意の包絡曲線として定義することが出来る。
図11fに示すように、製品を含まない領域は例えば長方形の領域として、風袋区域109,111,113,115,117として決定することが出来、それにより、あとで重量TARA、重量GesamtTARA、さらには点検値KRegionTARA(風袋区域について)、KTARA(区画又は製品領域について)、及び基準値RefTARAを測定する。
1 製品チェーン
3a〜e 製品
4a〜e それぞれ個々の包装又は包装区画
5a〜e グレー値の最大値
7,9,11,13,15,17,19,21,23 風袋区域
25 横断する風袋区域
27,29,31,33,35,53 実際の封止継目
41,43,45,47 定義された封止継目(理論上の分離線)
51=27 製品チェーンの先頭(実際の最初の封止継目)
53 製品チェーンの最後(実際の最後の封止継目)
61 折り重なり
63 フィルム(ピロー)
65 折り重なり領域(破線)
71 カップチェーン又はカップのアレイ
73a〜f カップ
75c 製品
77c 周回する縁部領域
79,81 風袋区域
91 マルチ・チャンバ・カップ
93 製品97を含む製品領域
96 製品999を含む製品領域
97 製品
99 別の製品
101 袋チェーン
103 個々の袋
105 袋の内部の製品
107 製品領域
109 風袋区域(垂直方向)又は風袋領域
111 横断する風袋区域(垂直方向)又は風袋領域
113 風袋区域(垂直方向)又は風袋領域
115 風袋区域(垂直方向)又は風袋領域
117 横断する風袋区域(水平方向)又は風袋領域
A 5dと5eの間の間隔
A/2 定義41,43,45,47についての間隔の半分
B 製品チェーンの運動方向
T 領域93と95の間の直線状の傾いた分離線
〜L カップ91の間の直線状の垂直方向の分離線
,W カップ91の各列の間の直線状の水平方向の分離線
製品チェーン長さ
〜L 包装の定義された長さ
I−I’ 切断線
II−II’ 切断線
グレー値Gesamtbrutto 全体の製品チェーンについてのグレー値
重量Gesamtbrutto 製品チェーンの重量
重量ProduktbereichNetto 製品の正味重量(包装又は包装材料なしでの製品領域の内部)
グレー値ProduktbereichBrutto 製品及び包装を含む製品領域のグレー値
重量ProduktbereichBrutto 製品及び包装を含む製品領域の重量
グレー値TARA 製品を含まない製品領域のグレー値
重量TARA 製品を含まない製品領域の重量、すなわち包装の重量
重量GesamtTARA 全体の製品チェーンの風袋重量
RefBrutto 製品チェーンの基準値(RefBrutto=重量Gesamtbrutto/グレー値Gesamtbrutto
重量GesamtNetto 製品チェーンの正味重量
重量GesamtTARA 製品を含まない製品チェーンの重量、すなわち製品チェーンの包装材料の全体重量
長さProduktbereich 製品領域の長さ
長さGesamt 製品チェーンの長さ
面積Gesamt X線画像における製品チェーンの面積
風袋区域 製品が中に含まれていない製品チェーンの下位区域
グレー値RegionTARA 風袋区域のグレー値
面積RegionTARA 風袋区域の面積
重量RegionTARA 風袋区域の重量
RefTARA 空の包装の区画又は製品領域の基準値(RefTARA=重量TARA/グレー値TARA
グレー値ProduktbereichNormiert (正規化された)製品領域のグレー値
グレー値GesamtNormiert 製品チェーンの正規化されたすべてのグレー値の計算された合計
RegionTARA 風袋区域についての点検値
TARA 区画又は製品領域の点検値
Korr 修正値(=KRegionTARA/KTARA

Claims (12)

  1. 複数で連結された製品領域が1つの製品チェーン(1)を形成する前記製品領域の中の製品(3a〜3e)の正味重量(重量ProduktbereichNetto)を測定する方法であって、
    a)前記製品チェーン(1)の全体重量(重量Gesamtbrutto)が測定され、
    b)前記製品チェーン(1)がX線装置でX線照射され、前記製品チェーン(1)の規定領域を貫通するX線に対応する値を測定し、
    c)測定された値から、前記製品チェーン(1)全体の全体値(グレー値Gesamtbrutto)が測定され、
    d)個々の前記製品(3a〜3e)を内部に有する製品領域(L〜L)が、測定された値の分析によって選択又は特定され、
    e)前記製品領域(L〜L)の値(グレー値ProduktbereichBrutto)が測定された値から形成され、さらに、
    f)上記から前記製品領域(L〜L)の総重量(重量ProduktbereichBrutto)が測定され、及び
    g)前記重量ProduktbereichBruttoに近似する、個々の前記製品(3a〜3e)の正味重量(重量ProduktbereichNetto)として使用され、又は前記重量ProduktbereichBruttoと、所定の重量(重量TARA)との差、又は前記製品(3a〜3e)を含まない前記製品領域(L〜L)の測定された重量(重量TARA)との差から、前記正味重量(重量ProduktbereichNetto)が測定され、
    又は前記ステップf)〜g)に代えて、
    g’)前記重量GesamtBruttoに近似する、前記製品チェーン(1)の正味重量(重量GesamtNetto)として使用され、又は前記重量GesamtBruttoと所定の重量(重量GesamtTARA)との差、又は前記製品(3a〜3e)を含まない前記製品チェーン(1)の測定された重量(重量GesamtTARA)との差から、正味重量(重量GesamtNetto)が測定され、及び
    h)前記製品領域(L〜L)の値(グレー値ProduktbereichBrutto)に応じて前記製品チェーン(1)の正味重量(重量GesamtNetto)を割ることによって、個々の前記製品(3a〜3b)の正味重量(重量ProduktbereichNetto)が測定されることを特徴とする方法。
  2. 前記製品領域(L〜L)を選択するために個々の隣接する製品領域(5a〜5e)の間の分離線(41,43,45,47)又は個々の前記製品(3a〜3e)の周りの包絡曲線が、測定された値の評価によって決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. a)前記製品(3a〜3e)を含まない前記製品領域(L〜L)の単位面積あたりの重量(重量TARA/L)が、事前に既知であるか又は測定され、
    b)当該重量TARA/Lと前記製品領域(L〜L)の面積との乗算によって前記製品(3a〜3e)を含まない前記製品領域(L〜L)の重量(重量TARA)が測定され、
    又は前記ステップb)に代えて、
    b’)前記重量TARA/Lと前記製品チェーン(1)の面積との乗算によって前記製品(3a〜3e)を含まない前記製品チェーン(1)の重量(重量GeesamtTARA)が測定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 単位面積あたりの前記重量(重量TARA/L)は、前記製品チェーン(1)の製品を含まない下位区域(7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,79,81)が事前定義されるか、又は測定された値から選択され、かつ、当該目的のため前記重量(重量TARA/L)が値(重量TARA)から測定されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記製品チェーン(1)の少なくとも2つの下位区域(7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,79,81)が事前定義され、その平均値から単位面積あたりの重量(重量TARA/L)が測定されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 複数の前記製品チェーン(1)が平行に相並んで処理されることを特徴とする、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. 複数の列と行の包装(73a〜73f)からなるアレイ(71)が前記製品チェーン(1)として処理されることを特徴とする、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  8. 測定された正味重量(重量ProduktbereichNetto)に基づいて充填装置がモニターされ、制御され、又は調節されることを特徴とする、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 正味重量(重量ProduktbereichNetto)の測定は前記製品チェーン(1,71)の移動中に行われることを特徴とする、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  10. 測定された値(グレー値Brutto、グレー値TARA)が、それぞれの領域について設定又は測定された基準値(RefBrutto、RefTARA)又は基準領域により有効性に関してチェックされることを特徴とする、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  11. 先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法を実施する装置であって、
    a)それぞれ個々の製品領域(4a〜4e)に製品(3a〜3e)が含まれている前記製品チェーン(1)の重量である重量Gesamtbruttoを測定するために構成された秤を有している装置において、
    b)前記装置は全体の前記製品チェーン(1)についての値(グレー値Gesamtbrutto)の測定を可能にするX線装置を含んでおり、
    c)前記装置は個々の製品(3a〜3e)が中に含まれる前記製品領域(L〜L)を選択するための評価装置を含んでおり、
    d)前記評価装置は前記製品領域(L〜L)の値(グレー値ProduktbereichBrutto)がX線によって測定されるように構成されており、
    e)個々の製品(3a〜3e)の正味重量である重量ProduktbereichNettoが測定されることを特徴とする装置。
  12. 前記X線装置は前記製品チェーン(1)の製品を含まない少なくとも1つの事前定義された下位区域(7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,79,81,109)について値(グレー値TARA)が測定されるように構成されていることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
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