JP2017518889A - 研磨粒子、及びこれを含む研磨物品 - Google Patents

研磨粒子、及びこれを含む研磨物品 Download PDF

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Abstract

外辺部を有する基部面と、外辺部に当接する連続する複数の側壁と、連続する複数の切子面を含む多切子面と、により境界付けられている、セラミック成形研磨粒子。連続する複数の側壁はそれぞれ外辺部に当接し、集合的に連続する複数の側壁は、外辺部全体に当接している。連続する複数の側壁の隣接する対は互いに、対応する角縁部に当接する。多切子面は、連続する複数の側壁により基部面から離間されている。少なくとも1つのV字溝が、角縁部の1つから多切子面をまたいで、角縁部に接しない連続する複数の側壁の1つまで延びている。多切子面の10%未満が基部面に平行である。複数の成形研磨粒子、及びこれらを含む被覆された研磨物品もまた開示される。【選択図】図1

Description

研磨粒子、及び研磨粒子を用いて作製した研磨物品は、商品の製造において、種々の材料及び表面の研磨、仕上げ、又は研削に有用である。
したがって、研磨粒子、及び研磨粒子が組み込まれる研磨物品のコスト、性能又は寿命を改善する必要性が引き続き存在する。
成形研磨粒子、及び特に(例えばαアルミナから製造した)セラミック成形研磨粒子は、過去約10年にわたり、研磨業界に革新をもたらしてきた。成形研磨粒子は、その製造方法により付与される、ランダムではない形状を有する。成形研磨粒子は一般的に、無作為に粉砕された研磨粒子と比較して優れた性能を有することができる。研磨粒子の形状を調節することで、研磨粒子が組み込まれる研磨物品の、得られる性能を調節することができる。
米国特許出願公開第2011/0146867(A1)号(Boden et al.)に記載されている一般的な方法に従うと、溝を有するαアルミナ成形研磨粒子は、ゲル化され、形状にモールドされ、その形状を維持するために乾燥され、か焼され、次いで焼結される酸化アルミニウム一水和物の分散液から作製することができる。
ステンレス鋼材料を研削することは、炭素鋼よりもより困難であることが知られている。事実、被覆された研磨物品において、ステンレス鋼の仕上げのための材料は通常、スーパーサイズ層(又は単に「スーパーサイズ」)として知られている最上層に提供される。このようなスーパーサイズ層には一般に、研削助剤としても知られる、研磨材の研磨(例えば研削)性能を向上させるハロゲン含有粒子(例えばKBF、及び/又はNaAlF(氷晶石))が非常に満たされている。しかし、ハロゲンは通常、ステンレス鋼内では、また特に核産業において、汚染物質として認識されている。ハロゲンが存在することにより、オーステナイト溶接、例えば304ステンレス鋼とニッケル系合金の溶接における応力腐食割れを促進することもまた知られている。
一態様では、本開示は、
外辺部を有する基部面と、
上記外辺部に当接する連続する複数の側壁であって、上記連続する複数の側壁のそれぞれが上記外辺部に当接し、集合的に上記連続する複数の側壁は上記外辺部全体に当接し、上記連続する複数の側壁の隣接する対は、それぞれの角縁部に沿って互いに当接している、連続する複数の側壁と、
連続する切子面を含む多切子面であって、上記多切子面は上記連続する複数の側壁により上記基部面から離間しており、少なくとも1つのV字溝は、複数の上記角縁部のうちの第1の角縁部から多切子面を横切り、上記角縁部のうちの第1の角縁部に接しない連続する複数の側壁のうちの1つまで延びる、多切子面と、
により境界付けられている、セラミック形成粒子であって、
全面積に基づいて、多切子面の10%未満が上記基部面に平行である、
セラミック成形研磨粒子を提供する。
通常は、2種以上のセラミック成形研磨粒子が特定用途及び/又は研磨物品に用いられる。したがって、第2の態様では、本開示は、本開示に従った複数のセラミック成形研磨粒子を提供する。セラミック成形研磨粒子は、研磨業界が明記した公称等級に対応する粒度分布を有するように選択されてよい。
第3の態様では、本開示は、裏材に結合させた、本開示に従った複数のセラミック成形研磨粒子を含む、被覆された研磨物品を提供する。
予想していないことに、かつ有利には、本開示に従ったセラミック成形研磨粒子は、ハロゲン含有研削助剤を添加することなく、研削助剤を含有する従来の被覆された研磨物品同様に性能を発揮する、あるいは、被覆された研磨粒子の研磨性能を向上させる、被覆された研磨物品を作製するのに使用可能な、十分に改善された研磨特性を示す。
本明細書で使用する場合、性質(例えば平面性)を指して用いられる用語「名目上」とは、製造許容度により生じる性質の僅かな変化が含まれることを意味する。例えば、「名目上平面状」には、製造工程で生じる無作為な孔又は無作為な湾曲といった、意図しない表面欠陥を有する表面を含む。
本明細書で使用する場合、研磨粒子の表面を指して用いられる用語「実質的に平面状」とは、表面が、通常は平面的形質を有し、平面性に周期的に僅かなずれを有し得ることを含む。
本開示の特徴及び利点は、発明を実施するための形態、及び添付の特許請求の範囲を考慮することで更に深い理解が得られるであろう。
本開示の一実施形態に従った、代表的なセラミック成形研磨粒子100の概略斜視図である。 本開示の一実施形態に従った、代表的なセラミック成形研磨粒子200の概略斜視図である。 本開示の一実施形態に従った、代表的なセラミック成形研磨粒子300の概略斜視図である。 本開示の一実施形態に従った、代表的なセラミック成形研磨粒子400の概略斜視図である。 本開示の一実施形態に従った、代表的なセラミック成形研磨粒子500の概略斜視図である。 セラミック成形研磨粒子CSAP2の顕微鏡写真である。 本開示の一実施形態に従った、代表的な被覆された研磨物品700の概略側面図である。 316ステンレス鋼棒を加工物と使用した、比較例A及びB、並びに実施例1の、全削り取り対サイクル数のプロットである。 1045炭素鋼棒を加工物として使用した、比較例A及びB、並びに実施例1の、全削り取り対サイクル数のプロットである。 716 INCONEL合金棒を加工物として使用した、比較例A及びB、並びに実施例1の、全削り取り対サイクル数のプロットである。
明細書及び図中で繰り返し使用される参照記号は、本開示の同じ又は類似の特徴又は要素を表すことを意図する。多数の他の変更例及び実施形態が、当業者によって考案され得ることを理解すべきであり、それらは、本開示の原理の範囲及び趣旨の範囲内に含まれる。図面は縮尺通りに描かれていない場合がある。
図1を参照すると、代表的なセラミック成形研磨粒子100が図示されている。セラミック成形研磨粒子100の材料は、セラミック材料(例えばαアルミナ)を含む。
セラミック成形研磨粒子100は、外辺部115を有する基部面110、連続する複数の側壁120a、120b、120c、及び多切子面130により境界付けられている。連続する複数の側壁120a、120b、120cのそれぞれは、外辺部115に当接する。集合的に、連続する複数の側壁120a、120b、120cは外辺部115全体に当接する。連続する複数の側壁120a及び120b、120b及び120c、並びに120a及び120cの隣接する対は互いに、対応する角縁部122a、122b、122cに沿って当接する。
多切子面130は、連続する切子面135を含む。多切子面130は、連続する複数の側壁120a、120b、120cにより基部面110から離間される。3つのV字溝140a、140b、140cは、それぞれの角縁部122a、122b、122cから共通点150を通り、多切子面130を横切ってそれぞれの複数の側壁120b、120c、及び120aまで延びる。カスプ160のそれぞれは、2つの切子面135及び1つの側壁120で形成される。
図1に示すように、基部面、それぞれの連続する複数の側壁及び切子面は平面状である。しかしながら、これは要件ではない。いくつかの好ましい実施形態では、基部面、連続する複数の側壁、及び切子面のそれぞれは少なくとも実質的に平面状であるか、又は少なくとも名目上平面状(例えば平面状)である。別の好ましい実施形態では、基部面、連続する複数の側壁、及び切子面のいずれか若しくは全て(又はこれらの任意の部分組み合わせ)は、湾曲状(例えば凹状、凸状、若しくはこれらの組み合わせ)であってよいか、又は更なるとポログラフィー形質を有してよい。
第2の実施形態では、図2に示すように、セラミック成形研磨粒子200は、外辺部215を有する基部面210、連続する複数の側壁220a、220b、220c、及び多切子面230により境界付けられている。連続する複数の側壁220a、220b、220cのそれぞれは、外辺部215に当接する。集合的に、連続する複数の側壁220a、220b、220cは外辺部215全体に当接する。連続する複数の側壁220a及び220b、220b及び220c、並びに220a及び220cの隣接する対は互いに、対応する角縁部222a、222b、222cに沿って当接する。
多切子面230は、連続する切子面235を含む。多切子面230は、連続する複数の側壁220a、220b、220cにより基部面210から離間される。2つのV字溝240a、240cはそれぞれの角縁部222a、222cから多切子面230を横切り、それぞれの複数の側壁220c、220bまで延びる。カスプ260は2つの切子面及び1つの側壁から形成される。
第3の実施形態では、図3に示すように、セラミック成形研磨粒子300は、外辺部315を有する基部面310、連続する複数の側壁320a、320b、320c、320d、及び多切子面330により境界付けられている。連続する複数の側壁320a、320b、320c、320dのそれぞれは外辺部315に当接する。集合的に、連続する複数の側壁320a、320b、320c、320dは外辺部315全体に当接する。連続する複数の側壁320a及び320b、320b及び320c、320c及び320d、320d及び320aの隣接する対は互いに、それぞれの角縁部322a、322b、322c、322dに沿って当接している。
多切子面330は、連続する切子面335を含む。多切子面330は、連続する複数の側壁320a、320b、320c、320dにより基部面310から離間される。2つのV字溝340a、340bはそれぞれ、角縁部322a、322bから多切子面330を横切り、角縁部322c、322dまで延びる。2つの更なるV字溝340c、340dは隣接しない対の側壁320a及び320c、320b及び320dの間に、多切子面330を横切って延びている。カスプ360のそれぞれは、2つの切子面及び1つの側壁で形成される。
第4の実施形態では、図4に示すように、セラミック成形研磨粒子400は、外辺部415を有する基部面410、連続する複数の側壁420a、420b、420c、及び多切子面430により境界付けられている。連続する複数の側壁420a、420b、420cのそれぞれは、外辺部415に当接する。集合的に、連続する複数の側壁420a、420b、420cは外辺部415全体に当接する。連続する複数の側壁420a及び420b、420b及び420c、420c及び420aの隣接する対は互いに、角縁部422a、422b、422cに沿って当接している。
多切子面430は、連続する切子面435を含む。多切子面430は、連続する複数の側壁420a、420b、420cにより基部面410から離間される。V字溝440は、対応する角縁部422cから多切子面430を横切り、側壁420bまで延びる。カスプ460はそれぞれ、1つの切子面及び2つの側壁で形成される。
第5の実施形態では、図5に示すように、セラミック成形研磨粒子500は、外辺部515を有する基部面510、連続する複数の側壁520a、520b、520c、及び多切子面530により境界付けられている。連続する複数の側壁520a、520b、520cのそれぞれは、外辺部515に当接する。集合的に、連続する複数の側壁520a、520b、520cは外辺部515全体に当接する。連続する複数の側壁520a及び520b、520b及び520c、並びに520a及び520cの隣接する対は互いに、対応する角縁部522a、522b、522cに沿って当接する。
多切子面530は、連続する切子面535を含む。多切子面530は、連続する複数の側壁520a、520b、520cにより基部面510から離間される。2つのV字溝540a、540bはそれぞれの角縁部522a、522bから多切子面530を横切り、それぞれの側壁520b、520cまで延びる。V字溝540cは側壁520bから多切子面530を横切り、側壁520aまで延びる。カスプ560aは2つの切子面及び1つの側壁で形成される一方、カスプ560bは1つの切子面及び2つの側壁で形成され、カスプ560cは3つの切子面で、側壁なしで形成される。
本開示の実践に有用なセラミック成形研磨粒子は、任意のセラミック材料を含んでよいか、それから本質的に構成されているか、又はそれで構成されてよい。有用なセラミック材料としては、例えば、結晶性セラミック及びガラスセラミックが挙げられる。セラミック材料は溶融又は焼結され、かつ多結晶であるのが好ましい。しかしながら、これは要件ではない。有用なセラミック材料としては、例えば、αアルミナ、溶融アルミナ−ジルコニア、及び溶融オキシニトリドが挙げられる。本開示に従った成形セラミック研磨粒子での使用に好適な、ゾル−ゲル由来のセラミック材料に関する更なる詳細は、例えば米国特許第4,314,827号(Leitheiser et al.)、同第4,518,397号(Leitheiser et al.)、同第4,623,364号(Cottringer et al.)、同第4,744,802号(Schwabel)、同第4,770,671号(Monroe et al.)、同第4,881,951号(Wood et al.)、同第4,960,441号(Pellow et al.)、同第5,139,978号(Wood)、同第5,201,916号(Berg et al.)、同第5,366,523号(Rowenhorst et al.)、同第5,429,647号(Larmie)、同第5,547,479号(Conwell et al.)、同第5,498,269号(Larmie)、同第5,551,963号(Larmie)、同第5,725,162号(Garg et al.)、及び同第6,054,093号(Torre et al.)に見出すことができる。
αアルミナ、マグネシウムアルミナスピネル、及び希土類の六方晶系アルミン酸塩の晶子から構成されるセラミック成形研磨粒子は、例えば米国特許第5,213,591号(Celikkaya et al.)、並びに米国特許出願公開第2009/0165394(A1)号(Culler et al.)及び同第2009/0169816(A1)号(Erickson et al.)に記載されている方法に従ったゾルゲルαアルミナ前駆体粒子を使用して調製することができる。αアルミナ砥粒は、米国特許第5,551,963号(Larmie)に開示されているように、ジルコニアを含有してもよい。あるいは、αアルミナ砥粒は、米国特許第6,277,161号(Castro)に開示されているように、ミクロ構造又は添加剤を有することができる。セラミック成形研磨粒子を製造するための方法に関する更なる情報は同時係属中の米国出特許願公開第2009/0165394(A1)号(Culler et.al)に開示されている。
本開示で用いられるセラミック成形研磨粒子は通常、精密機械加工を使用して切断される工具(即ち、成形型)を用いて作製することができ、これは例えば鍛造又はパンチングなど他の製造の代替手段よりも、形状のより高い精細度を提供する。典型的には、工具表面のキャビティは、鋭い縁部に沿って合わさる平坦面を形成し、正4面体の面を形成する。得られるセラミック成形研磨粒子は、工具表面のキャビティの形状に対応する、それぞれの名目上の平均形状を有する。ただし、名目上の平均形状からの変化(例えば、無作為な変化)は、製造中に発生する場合があり、このような変化を示すセラミック成形研磨粒子は、本開示に使用されるセラミック成形研磨粒子の定義内に含まれる。
本開示に従ったセラミック成形研磨粒子は研磨物品内に組み込むことができるか、又は遊離形態で用いることができる。研磨粒子は、概して、使用前に、定められた粒径分布に等級分けされる。そのような分布は典型的には、粗粒子から微粒子までのある範囲の粒径を有している。研磨の技術分野において、この範囲は、ときには「粗い」画分、「統制された」画分、及び「細かい」画分と呼ばれる。研磨業界が許可した等級基準に従い等級分けした研磨粒子は、各公称等級に対する粒径分布を数量的限界内で指定している。このような工業的に認められた等級分け規格(すなわち、研磨工業規格の公称等級)としては、アメリカ規格協会(ANSI)規格、研磨製品の欧州生産者連盟(FEPA)規格及び日本工業規格(JIS)規格として知られているものが挙げられる。ANSI等級表記(すなわち、公称等級として指定される)としては、ANSI 4、ANSI 6、ANSI 8、ANSI 16、ANSI 24、ANSI 36、ANSI 40、ANSI 50、ANSI 60、ANSI 80、ANSI 100、ANSI 120、ANSI 150、ANSI 180、ANSI 220、ANSI 240、ANSI 280、ANSI 320、ANSI 360、ANSI 400、及びANSI 600が挙げられる。FEPA等級表記としては、P8、P12、P16、P24、P36、P40、P50、P60、P80、P100、P120、P150、P180、P220、P320、P400、P500、P600、P800、P1000、及びP1200が挙げられる。JIS等級表記としては、JIS8、JIS12、JIS16、JIS24、JIS36、JIS46、JIS54、JIS60、JIS80、JIS100、JIS150、JIS180、JIS220、JIS240、JIS280、JIS320、JIS360、JIS400、JIS600、JIS800、JIS1000、JIS1500、JIS2500、JIS4000、JIS6000、JIS8000、及びJIS10,000が挙げられる。
あるいは、セラミック成形研磨粒子は、ASTM E−11「Standard Specification for Wire Cloth and Sieves for Testing Purposes」に適したU.S.A.Standard Test Sievesを使用して公称スクリーニング等級に等級分けすることができる。ASTM E−11は、指定の粒径に従って材料を分類するための、枠内に装着した織金網の媒体を使用する試験用ふるいの設計及び構造の要件を規定している。典型的な表記は、−18+20のように表される場合があり、これは、研磨粒子がASTM E−11の18号ふるいの規格に一致する試験用ふるいを通過するものであり、ASTM E−11の20号ふるいの規格に一致する試験用ふるいに残るものであることを意味する。一実施形態では、セラミック成形研磨粒子は、粒子の大部分が18号のメッシュ試験用ふるいを通過し、かつ20、25、30、35、40、45、又は50号メッシュ試験ふるいに保持されることができるような粒径を有する。本開示の各種実施形態では、セラミック成形研磨粒子は、−12+14、−14+16、−16+14、−18+20、−20+25、−25+30、−30+35、−35+40、−40+45、−45+50、−50+60、−60+70、−70+80、−80+100、−100+120、−120+140、−140+170、−170+200、−200+230、−230+270、−270+325、−325+400、−400+450、−450+500、又は−500+635を含む公称スクリーニング等級を有することができる。
一態様では、本開示は、研磨業界が規定する公称等級、又は公称スクリーニング等級を有する複数のセラミック成形研磨粒子を提供し、ここで、複数の研磨粒子の少なくとも一部は、本開示に従ったセラミック成形研磨粒子である。別の態様では、本開示は、研磨業界が規定した公称等級又は公称スクリーニング等級を有する複数のセラミック成形研磨粒子を提供するための、本開示に従って作製したセラミック成形研磨粒子の等級分けを含む方法を提供する。
連続する複数の側壁は、基部面を多切子面から分離する。切子面と共に、側壁は多切子面の周辺端部にてカスプを形成する。例えば、カスプは2つの側壁及び1つの切子面、2つの切子面及び1つの側壁、3つの切子面及び1つの側壁、又は2つの切子面及び2つの側壁で形成されてよい。図1ではカスプのそれぞれは側壁に接するが、別の実施形態において、多切子面は、連続する複数の側壁のいずれにも接しない1つ以上の更なるカスプを含んでよい(例えば図5を参照)。複数の側壁は、基部面から延びるにつれて、多切子面の中心に向かって内側に先細りするのが好ましいが、これは要件ではない。テーパー角(研磨粒子を作製するために使用した成形型の抜き勾配に対応)は、基部面に対して直角の線と比較して、好ましくは5〜11°、より好ましくは7〜9°の値を有する。
連続する複数の側壁の数は、切子面及び基部面の形状に依存する。3以上の任意の数字の連続する複数の側壁が存在してよい。連続する複数の側壁の数は、三角形、長方形又は正方形、及び六角形の基部面に対応して、それぞれ3、4、又は6個であるのが好ましい。
多切子面は連続する複数の切子面を含むが、切子面は同様に他の要素を含んでよい。好ましい実施形態では、多切子面は少なくとも名目的に、切子面の全体から構成される(例えば、切子面から構成される)(例えば、図1に示す通り)。しかしながら、これは要件ではない。いくつかの実施形態では、切子面のいずれの部分も、基部面に対して平行ではない。しかし、他の実施形態においては、切子面のいくつかの部分かが基部面に対して平行であってよい。このような実施形態において、このような切子面により占有される多切子面の累積部分は、多切子面の面積の10%未満、8%未満、6%未満、4%未満、2%未満、あるいは1%未満であってよい。
多切子面に配置されるカスプは、基部面に対して少なくとも名目的に等しい(例えば等しい)か、又は等しくない高さを有してよい。
好ましい実施形態では、セラミック成形研磨粒子は複数工程プロセスに従って作製することができる。このプロセスは、任意のセラミック前駆体分散体材料を使用して行うことができる。
手短かに言えば、この方法は、対応するセラミックに転換可能な、種結晶を有するか又は有しないセラミック前駆体分散体のいずれか(例えば、αアルミナに転換可能なベーマイトゾルゲル)の作製工程、成形研磨粒子の所望の外形を有する1つ以上の成形型のキャビティをセラミック前駆体分散体で満たし、セラミック前駆体分散体を乾燥させて前駆体セラミック成形研磨粒子を形成する工程、前駆体セラミック成形研磨粒子を成形型のキャビティから取り除く工程、前駆体セラミック成形研磨粒子をか焼して、か焼前駆体セラミック成形研磨粒子を形成し、次いでか焼前駆体セラミック成形研磨粒子を焼成し、セラミック成形研磨粒子を形成する工程、を含む。このプロセスを、αアルミナ含有セラミック成形研磨粒子との関係においてより詳細に説明する。
第1のプロセス工程は、セラミックに変換可能なセラミック前駆体の、種結晶を有するか又は有しない分散体を提供する工程を伴う。セラミック前駆体分散体は、揮発性成分である液体を含む場合が多い。一実施形態において、揮発性成分は水である。分散体は、成形型のキャビティを充填して成形型表面を複製することを可能にするために、研磨材分散体の粘度を十分に低くするのに十分な量でありながらも、後に成形型のキャビティから液体を除去することが実現不可能なほど高価にならない程度の量の液体を含まなくてはならない。一実施形態において、セラミック前駆体分散体は、酸化アルミニウム一水和物(ベーマイト)の粒子などのセラミックに変換可能な粒子を2重量%〜90重量%、及び水などの揮発性成分を少なくとも10重量%、又は50重量%〜70重量%、又は50重量%〜60重量%含む。逆に、いくつかの実施形態におけるセラミック前駆体分散体は、30重量%〜50重量%、又は40重量%〜50重量%の固形分を含有する。
有用なセラミック前駆体分散体の例としては、酸化ジルコニウムゾル、酸化バナジウムゾル、酸化セリウムゾル、酸化アルミニウムゾル、及びこれらの組み合わせが挙げられる。有用な酸化アルミニウム分散体としては、例えば、ベーマイト分散体及び他の酸化アルミニウム水和物分散体が挙げられる。ベーマイトは、既知の技術によって調製すること、あるいは市販のものを入手することができる。市販されているベーマイトの例としては、Sasol North America,Inc.からDISPERAL及びDISPALとして、又はBASF CorporationからHIQ−40として入手可能な製品が挙げられる。これらの酸化アルミニウム一水和物は比較的純粋である。すなわち、これらは、存在しても比較的少量の、一水和物以外の水和物相を含み、かつ大きい表面積を有する。
結果として生じるセラミック成形研磨粒子の物理的特性は、一般に、セラミック前駆体分散体で使用される材料の種類によって異なる。本明細書で使用される「ゲル」とは、液体に分散した固体の3次元ネットワークである。
セラミック前駆体分散体は、変性剤、又は変性剤の前駆体を含有することができる。変性用添加剤は、研磨粒子のいくつかの望ましい特性を強化するため、又は後の焼結工程の有効性を増加させるために機能することができる。変性用添加剤又は変性用添加剤の前駆体は、溶解性の塩の形状であってよく、典型的には、水溶性の塩であってよい。これらは、典型的には、金属含有化合物からなり、マグネシウム、亜鉛、鉄、ケイ素、コバルト、ニッケル、ジルコニウム、ハフニウム、クロム、イットリウム、プラセオジウム、サマリウム、イッテルビウム、ネオジム、ランタン、ガドリニウム、セリウム、ジスプロシウム、エルビウム、チタン、及びこれらの混合物の酸化物の前駆体であってよい。セラミック前駆体分散体中に存在できるこれらの添加剤の具体的な濃度は、当上記技術に基づき様々であり得る。
典型的には、変性用添加剤又は変性用添加剤の前駆体の導入によって、セラミック前駆体分散体はゲルになる。セラミック前駆体分散体は、一定時間熱を加えて分散体中の液体量を蒸発によって低減することによって、ゲルに誘発されることもできる。
セラミック前駆体分散体は、成核剤を含有することもできる。本開示に好適な成核剤としては、αアルミナ、α酸化鉄若しくはその前駆体、酸化チタン及びチタン酸塩、酸化クロム、又はこの変換の成核剤となる他の任意の物質の微粒子を挙げることができる。成核剤を使用する場合、その量は、αアルミナの変換を引き起こすために十分でなくてはならない。αアルミナ前駆体分散液の成核は、米国特許第4,744,802号(Schwabel)に開示されている。
解膠剤をセラミック前駆体分散体に加えて、より安定したヒドロゾル又はコロイドセラミック前駆体分散体を作製することができる。好適な解膠剤は、酢酸、塩酸、ギ酸、及び硝酸のような一塩基酸又は酸化合物である。多塩基酸を使用することができるが、多塩基酸はセラミック前駆体分散体を急速にゲル化し、取り扱い又は追加的な成分の導入を困難にする。ベーマイトの一部の商業的供給源は、安定したセラミック前駆体分散体の形成を助ける(吸収されたギ酸又は硝酸のような)酸タイターを含有する。
セラミック前駆体分散体は、例えば、ゾルゲルアルミナ前駆体の場合、酸化アルミニウム一水和物を、解膠剤を含有する水と単に混合するか、又は、解膠剤が添加される酸化アルミニウム一水和物スラリーを形成することで、任意の好適な手段により形成することができる。消泡剤又は他の好適な化学物質を加えて、混合中に気泡を形成する、又は空気が混入する傾向を低下させることができる。湿潤剤、アルコール、又はカップリング剤のような追加的な化学物質を所望により追加することができる。
第2のプロセス工程は、成形型の少なくとも1つの主表面に形成される少なくとも1つの成形型のキャビティ、好ましくは複数のキャビティを有する成形型を提供する工程を伴う。いくつかの実施形態において、成形型は、例えば、ベルト、シート、連続ウェブ、輪転グラビアロールなどの被覆ロール、被覆ロール上に装着されるスリーブ、又はダイであり得る、生産工具として形成される。1つの実施形態では、生産工具は高分子材料を含む。好適な高分子材料の例としては、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ(エーテルスルホン)、ポリ(メチルメタクリレート)、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、又はこれらの組み合わせなどの熱可塑性樹脂、あるいは熱硬化性材料が挙げられる。一実施形態においては、工具全体が高分子材料又は熱可塑性材料で製造される。別の実施形態において、乾燥工程中にセラミック前駆体分散体と接触する、複数のキャビティの表面などの工具表面は、高分子材料又は熱可塑性材料を含み、工具の他の部分は他の材料で作製され得る。好適な高分子被覆を金属工具に適用して、実施例の方法によって表面張力特性を変更することができる。
高分子用具又は熱可塑性生産工具は、金属製マスター工具から複製され得る。このマスター工具は、生産工具に所望の逆パターンを有する。マスター工具は、生産工具と同様の方法で製造することも可能である。一実施形態において、マスター金型を例えばニッケルのような金属で製造し、ダイヤモンドターニング加工することができる。一実施形態において、マスター工具は、少なくとも部分的にステレオリソグラフィを用いて形成される。高分子シート材料をマスター工具と共に加熱して、2つを一緒に加圧成形することにより、マスター工具パターンにて高分子材料がエンボス加工されるようにすることができる。高分子又は熱可塑性材料はまた、マスター工具上へと押出又はキャスティングされ、次に加圧成形することもできる。熱可塑性材料を冷却し固化させて、生産工具が製造される。熱可塑性生産工具が使用される場合、熱可塑性生産工具を歪めて寿命を制限するような過度の熱を生成しないよう注意が必要である。生産工具又はマスター工具の設計及び製造に関する更なる情報は、米国特許第5,152,917号(Pieper et al.)、同第5,435,816号(Spurgeon et al.)、同第5,672,097号(Hoopman et al.)、同第5,946,991号(Hoopman et al.)、同第5,975,987号(Hoopman et al.)、及び同第6,129,540号(Hoopman et al.)に見出すことができる。
キャビティへは、成形型の上面又は底面にある開口部からアクセスすることができる。場合によっては、キャビティは、成形型の全厚さまで延びることができる。あるいは、キャビティは、成形型の厚さの一部分のみにわたって延びることができる。一実施形態において、上面は実質的に均一の深さを有するキャビティを備える成形型の底面と実質的に平行である。成形型の少なくとも1つの面、すなわちキャビティが形成される面は、揮発性成分の除去工程の間、周囲の外気に曝露したままにすることができる。
キャビティは、セラミック成形研磨粒子を作製するための特定の三次元形状を有する。深さの寸法は、上面から底面の最下点までの垂直距離と等しい。所与の成形型のキャビティは、同じ形であってもよく、又は異なる形であってもよい。
一実施形態では、キャビティの形状は、頂部から見たときに三角形であり、キャビティの底部表面(即ち、セラミック成形研磨粒子の多切子面に対応する)が、上部表面の開口部よりも僅かに小さい傾斜状の側壁を有すると説明することができる。傾斜側壁は、成形された研磨粒子の前駆体を成形型から容易に取り出せるようにし、研磨粒子の研削性能を改善させると考えられる。
成形型キャビティの形状には円形、長方形、正方形、六角形、星形、又はこれらの組み合わせ等を用いることができ、これらは全て、実質的に均一な深さ寸法を有している。深さの寸法は、上面から底面の最下点までの垂直距離と等しい。加えて、キャビティは、角錘、台形角錐、切頭球、切頭回転楕円、円錐、及び台形円錐のような他の立体形状の逆の形を有することができる。所与のキャビティの深さは、均一であってもよく、又はその長さ及び/若しくは幅に沿って変化してもよい。所与の成形型のキャビティは、同じ形であってもよく、又は異なる形であってもよい。
第3のプロセス工程は、成形型のキャビティをセラミック前駆体分散体で(例えば、従来の技術によって)充填する工程を伴う。いくつかの実施形態において、ナイフロールコーター又は真空スロットダイコーターを使用することができる。必要に応じて、成形型からの粒子の取り出しを支援するために離型剤を使用してよい。典型的な離型剤としては、例えば、ピーナッツオイル又は鉱油、魚油のような油、シリコン、ポリテトラフルオロエチレン、ステアリン酸亜鉛、及びグラファイトが挙げられる。一般に、水又はアルコール等の液体中のピーナッツオイルといった離型剤は、成形型の開放が望まれる場合、約0.1mg/in(0.6mg/cm)〜約3.0mg/in(20mg/cm)、又は約0.1mg/in(0.6mg/cm)〜約5.0mg/in(30mg/cm)の離型剤が成形型の単位面積あたりに存在するように、セラミック前駆体分散体と接する生産工具の表面に塗布される。いくつかの実施形態において、成形型の上面はセラミック前駆体分散体で被覆される。セラミック前駆体分散体は、ポンプで上面上に送り込まれることができる。
次に、スクレーパ又はならし棒を使用して、セラミック前駆体分散体を成形型のキャビティ内に完全に押し入れることができる。キャビティに入らないセラミック前駆体分散体の残余部分は、成形型の上面から取り除いて再利用することができる。いくつかの実施形態では、少量のセラミック前駆体分散体が上面に残る場合があり、他の実施形態では上面には分散体が実質的に存在しない。スクレーパ又はならし棒により加えられる圧力は通常、100psi(0.6(MPa))未満、50psi(0.3(MPa))未満、あるいは10psi(60(kPa))未満である。いくつかの実施形態において、セラミック前駆体分散体の露出面は、上面を実質的に越えて延出しない。
キャビティの露出面が成形セラミック研磨粒子の平面状基部面となることを容易にするために、キャビティを(例えばマイクロノズル合金を使用して)溢れるほど埋め、セラミック前駆体分散体をゆっくりと乾燥させるのが望ましい。
第4のプロセス工程は、揮発性成分を除去して分散液を乾燥させることを伴う。望ましくは、揮発性成分は速い蒸発速度で除去される。いくつかの実施形態において、蒸発による揮発性成分の除去は、この揮発性成分の沸点を超える温度で生じる。乾燥温度の上限は、成形型を製造する材料に依存することが多い。ポリプロピレン工具では、温度はこのプラスチックの融点未満でなくてはならない。
一実施形態において、約40〜50固形分%の水分散体及びポリプロピレン製の成形型では、乾燥温度は、約90℃〜約165℃、又は約105℃〜約150℃、又は約105℃〜約120℃であり得る。高い温度は生産速度の向上をもたらすことができるが、ポリプロピレン工具の劣化をもたらし、成形型としての耐用年数を制限し得る。
乾燥中、セラミック前駆体分散体は縮小し、しばしばキャビティ壁からの収縮を引き起こす。例えば、キャビティが平坦壁を有する場合には、得られるセラミック成形研磨粒子は、少なくとも3つの凹状の主面を有する傾向があり得る。キャビティ壁を凹状にすることで(これによりキャビティの容積が増加する)、実質的に平面状の主要側壁を有するセラミック成形研磨粒子を得ることができる。必要な凹型の程度は、一般に、セラミック前駆体分散体の固形分によって異なる。
第5のプロセス工程は、得られた前駆体セラミック成形研磨粒子を成形型のキャビティからの取り出すことを伴う。前駆体セラミック成形研磨粒子は、成形型のキャビティから粒子を取り出すために重力、振動、超音波振動、真空、又は加圧空気のプロセスを、単独で又は組み合わせで成形型に対して用いることによって、キャビティから取り出すことができる。
前駆体セラミック成形研磨粒子を成形型の外で更に乾燥させることができる。セラミック前駆体分散体を、成形型内で望ましいレベルまで乾燥させる場合には、この追加的な乾燥工程は必要ない。しかし、場合によっては、この追加的な乾燥工程を採用して、成形型内にセラミック前駆体分散体が滞留する時間を最低限にすることが経済的である場合がある。典型的には、前駆体セラミック成形研磨粒子は、50℃〜160℃、又は120℃〜150℃の温度で、10〜480分、又は120〜400分の間乾燥される。
第6のプロセス工程は、前駆体セラミック成形研磨粒子のか焼工程を伴う。か焼工程の間、本質的に全ての揮発性材料が除去され、セラミック前駆体分散体中に存在していた様々な成分は、金属酸化物へと変換される。前駆体セラミック成形研磨粒子は、一般に、400℃〜800℃の温度に加熱され、遊離水及び90重量%を超すあらゆる結合揮発性材料が除去されるまで、この温度範囲内に維持される。選択的工程において、所望により、含浸プロセスによって変性用添加剤を導入することができる。か焼された前駆体セラミック成形研磨粒子の孔に、水溶性の塩を含浸によって導入することができる。次に、前駆体セラミック成形研磨粒子を再び予備か焼する。このオプションは、米国特許第5,164,348号(Wood)に更に詳しく記載されている。
第7のプロセス工程は、か焼された前駆体セラミック成形研磨粒子を焼結して、セラミック粒子を形成する工程を伴う。焼結前は、か焼された前駆体セラミック成形研磨粒子は完全には緻密化されていないので、セラミック成形研磨粒子として使用するための所望の硬度が足りない。焼結は、か焼された前駆体セラミック成形研磨粒子を1000℃〜1650℃の温度まで加熱することによって行われる。このレベルの変換を達成するためにか焼された前駆体セラミック成形研磨粒子をこの焼結温度に曝露しなくてはならない時間の長さは、様々な要因にもよるが、通常、5秒〜48時間が典型的である。別の実施形態において、焼結工程の持続時間は1分間〜90分間の範囲である。
焼結後、セラミック成形研磨粒子は10GPa(ギガパスカル)、16GPa、18GPa、20GPa、又はそれ以上のビッカース硬度を有することができる。
例えば、材料を、か焼温度から焼結温度に急激に加熱すること、並びに/又はセラミック前駆体分散体を遠心分離してスラッジ及び/若しくは廃棄物を除去することといった他の工程を使用して、記載されたプロセスを変更することができる。更に、所望により、2つ以上のプロセス工程を組み合わせることによってこのプロセスを修正することができる。本開示のプロセスを変更するのに使用可能な従来のプロセス工程は、米国特許第4,314,827号(Leitheiser)により完全に記載されている。
所望により、研磨業界が規定した公称等級又は公称スクリーニング等級を有するセラミック成形研磨粒子は、他の既知の研磨材又は非研磨粒子と混合することができる。いくつかの実施形態では、複数の研磨粒子の総重量を基準として、研磨業界が規定した公称等級又は公称スクリーニング等級を有する複数の研磨粒子の、少なくとも5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、あるいは100重量%は、本開示に従い作製したセラミック成形研磨粒子である。
セラミック成形研磨粒子と共に混合するのに適している粒子としては、従来の砥粒、希釈グレイン、又は米国特許第4,799,939号及び同5,078,753号に記載されているもの等の侵食性凝集体が挙げられる。従来の研磨グレインの代表的な例としては、溶融酸化アルミニウム、シリコンカーバイド、ガーネット、溶融アルミナジルコニア、キュービック窒化ホウ素、ダイヤモンドなどが挙げられる。希釈グレインの代表的な例としては、大理石、せっこう、及びガラスが挙げられる。異なるセラミック成形研磨粒子(例えば三角形及び正方形)のブレンドを使用してもよい。
セラミック成形研磨粒子は、表面被覆も有してもよい。表面被覆は、研磨物品の研磨グレインと結合剤との接着を改善することで知られており、又はセラミック成形研磨粒子の静電蒸着を支援するために使用することができる。このような表面被覆は、米国特許第5,213,591号(Celikkaya et al.)、同第5,011,508号(Wald et al.)、同第1,910,444号(Nicholson)、同第3,041,156号(Rowse et al.)、同第5,009,675号(Kunz et al.)、同第5,085,671号(Martin et al.)、同第4,997,461号(Markhoff−Matheny et al.)、及び同第5,042,991号(Kunz et al.)に記載されている。加えて、表面被覆は、成形研磨粒子のキャッピングを防ぐことがある。キャッピングとは、研磨中の加工物からの金属粒子が成形研磨粒子の頂上部に溶着される現象を表す用語である。上記の機能を発揮する表面被覆は、当業者には既知である。
ここで図7を参照すると、被覆された研磨物品700は、裏材710の主表面715上に適用される結合剤物質の第1層(以下、メイク層720と称される)を有する裏材710を含む。複数のセラミック成形研磨粒子730がメイク層720に付着されるか、又はメイク層720内に部分的に埋め込まれる。セラミック成形研磨粒子上に結合剤物質の第2層があり、これは以下、サイズ層740と称される。メイク層720及びサイズ層740の目的は、セラミック成形研磨粒子730を裏材710に固定することである。集合的に、メイク層720、サイズ層740及びセラミック成形研磨粒子730が研磨層760を形成する。任意のスーパーサイズ層770が研磨層760上に配置される。
セラミック成形研磨粒子は、カスプ又は頂点が、示すように裏材から離れるように、又は裏材に向いて配向することができる。
代表的な有用な裏材としては、例えば、不織布(例えばニードルタック、メルトスパン、スパンボンド、水流交絡、又はメルトブロウン不織布)、ニット、ステッチボンド、及び織布(例えば生地)等の布地;紙;メッシュ;ポリオレフィンフィルム(例えば二軸延伸ポリプロピレン、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、セルロースエステルフィルムを含むポリプロピレン)等の高分子フィルム(下地処理フィルムを含む);ホイル;フォーム(例えば天然スポンジ材料又はポリウレタンフォーム);これらの材料の2つ以上の組み合わせ;並びにこれらの処理形が挙げられる。裏材はまた、2種類の材料(例えば、紙/フィルム、布/紙、フィルム/布)の積層体であり得る。
メイク層及びサイズ層は結合剤物質(例えば樹脂性接着剤)を含む。メイク層の結合剤物質は、サイズ層の結合剤物質と同一であるか、又は異なってよい。これらの層に好適な結合剤材料の例としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、アクリレート樹脂、アミノプラスト樹脂、メラミン樹脂、アクリレート化エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、及びこれらの組み合わせが挙げられる。いくつかの実施形態ではフェノール樹脂が好ましく、粉末形態及び液体状態の両方で用いることができる。有機結合剤材料はまた、その特性を改善又は変更するために、他の結合剤材料で改質されてもよい。メイク層、サイズ層、又は両方の層は、当上記技術分野において既知の添加剤、例えば充填剤、研削助剤、湿潤剤、界面活性剤、染料、顔料、カップリング剤、可塑剤、接着促進剤、及びこれらの組み合わせ等を更に含んでよい。充填剤の例としては、炭酸カルシウム、シリカ、タルク、粘土、メタケイ酸カルシウム、ドロマイト、硫酸アルミニウム、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
研削助剤は粒子材料として定義され、その添加が研磨の化学的及び物理的な工程に顕著な影響を及ぼし、それによって改善された性能をもたらす。前述したように、セラミック成形研磨粒子は、開口部22が研削助剤リザーバとして作用する結果、増大した性能を有することができると考えられている。セラミック成形研磨粒子の静電蒸着の前に、成形研磨粒子20は研削助剤で満たした開口部22を有することにより、その機能を発揮することができると考えられている。
研削助剤は、広範な様々な材料を包含し、また無機系又は有機系であり得る。研削助剤の薬品群の例としては、ワックス、有機ハロゲン化合物、ハロゲン化物塩、並びに金属及びその合金が挙げられる。有機ハロゲン化合物は、典型的には、研磨中に分解し、ハロゲン酸又はガス状のハロゲン化合物を放出する。このような材料の例としては、テトラクロロナフタレン、ペンタクロロナフタレン等の塩素化ワックス、及びポリ塩化ビニルが挙げられる。ハロゲン塩の例としては、塩化ナトリウム、カリウムクリオライト、ナトリウムクリオライト、アンモニウムクリオライト、テトラフルオロホウ酸カリウム、テトラフルオロホウ酸ナトリウム、フッ化ケイ素、塩化カリウム、塩化マグネシウムが挙げられる。金属の例としては、スズ、鉛、ビスマス、コバルト、アンチモン、カドミウム、鉄、及びチタンが挙げられる。他の研削助剤としては、イオウ、有機イオウ化合物、グラファイト、及び金属硫化物が挙げられる。異なる研削助剤の組み合わせを使用することも、本開示の範囲内である。場合によっては、これにより相乗効果を生じる場合がある。1つの実施形態では、研削助剤はクリオライト又はテトラフルオロホウ酸カリウムであった。このような添加剤の量は、所望の性状をもたらすために調整されてよい。スーパーサイズ被覆を使用することもまた、本開示の範囲内である。スーパーサイズ層は通常、結合剤及び研削助剤を含有する。結合剤は、フェノール樹脂、アクリレート樹脂、エポキシ樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、及びこれらの組み合わせのような材料から生成することができる。
本開示に従った被覆(及び他の)研磨物品は、粉砕された研磨粒子(即ち、セラミック成形研磨粒子の破損から生じるのではない研磨粒子、及び研磨業界の規定の公称等級に対応する研磨粒子、又はこれらの組み合わせ)を更に含んでよい。粉砕された研磨粒子は、典型的には、セラミック成形研磨粒子よりも細かいサイズ等級又は複数のサイズ等級(例えば、複数のサイズ等級が用いられる場合)であるが、これは要件ではない。
有用な粉砕された研磨粒子としては、例えば、溶融酸化アルミニウム、褐色融解酸化アルミニウム、熱処理酸化アルミニウム、白色溶融酸化アルミニウム、商品名「3M CERAMIC ABRASIVE GRAIN」で3M Company(St.Paul,Minnesota)から市販されているもの等のセラミック酸化アルミニウム材料、黒色炭化ケイ素、緑色炭化ケイ素、二ホウ化チタン、炭化ホウ素、タングステンカーバイド、炭化チタン、ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素、ざくろ石、溶融アルミナジルコニア、アルミニウムオキシニトリド、ゾルゲル由来の研磨粒子、酸化鉄、酸化クロム、セリア、ジルコニア、チタニア、ケイ酸塩、酸化スズ、シリカ(石英、ガラビーズ、ガラスバブル、及びガラス繊維等)、ケイ酸塩(タルク、粘土類(例えば、モンモリロナイトなど)、長石、雲母、ケイ酸カルシウム、メタケイ酸カルシウム、アルミノケイ酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム等)、フリント、及びエメリーの粉砕粒子が挙げられる。ゾルゲル由来の研磨粒子の例は、米国特許第4,314,827号(Leitheiser et al.)、同第4,623,364号(Cottringer et al.)、同第4,744,802号(Schwabel)、同第4,770,671号(Monroe et al.)、及び同第4,881,951号(Monroe et al.)に見出すことができる。研磨粒子は、例えば米国特許第4,652,275号(Bloecher et al.)及び同4,799,939号(Bloecher et al.)に記載されているもの等の研磨材アグロメレートを含むことができることも、また考慮される。
研磨粒子を所望により、1つ以上のカップリング剤で処理して、研磨粒子の結合剤への接着を向上させてよい。研磨粒子を、結合剤物質と組み合わせる前にカップリング剤で処理してもよいし、又は、カップリング剤を結合剤物質に含むことで、in situで研磨粒子を表面処理してよい。カップリング剤は、研磨分野の当業者に周知である。カップリング剤の例としては、オルガノシランカップリング剤(例えば、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン)、チタン酸塩、及びジルコン酸塩が挙げられる。
被覆研磨分野で既知の、メイク層及びサイズ層を有する被覆された研磨物品の製造に関する詳細は、例えば米国特許第4,734,104号(Broberg)、同第4,737,163号(Larkey)、同第5,203,884号(Buchanan et al)、同第5,152,917号(Pieper et al.)、同第5,378,251号(Culler et al.)、同第5,417,726号(Stout et al.)、同第5,436,063号(Follett et al.)、同第5,496,386号(Broberg et al.)、同第5,609,706号(Benedict et al.)、同第5,520,711号(Helmin)、同第5,954,844号(Law et al.)、同第5,961,674号(Gagliardi et al.)、同第4,751,138号(Bange et al.)、同第5,766,277号(DeVoe et al.)、同第6,077,601号(DeVoe et al.)、同第6,228,133号(Thurber et al.)、及び同第5,975,988号(Christianson)に見出すことができる。
セラミック成形研磨粒子を結合研磨物品、不織布研磨物品、又は研磨ブラシで利用可能であることもまた、本開示の範囲内である。結合研磨材は、結合剤により互いに結合し、成形された塊を形成する複数のセラミック成形研磨粒子を含むことができる。結合研磨材に使用される結合剤は、金属、有機、又はガラス質であってよい。不織布研磨材は、有機結合剤により不織繊維ウェブ内で結合された複数のセラミック成形研磨粒子を含む。
本開示の選択された実施形態
第1の実施形態において、本開示は、
外辺部を有する基部面と、
上記外辺部に当接する連続する複数の側壁であって、上記連続する複数の側壁のそれぞれが上記外辺部に当接し、集合的に上記連続する複数の側壁は上記外辺部全体に当接し、上記連続する複数の側壁の隣接する対は、それぞれの角縁部に沿って互いに当接している、連続する複数の側壁と、
連続する複数の切子面を含む多切子面であって、上記多切子面は上記連続する複数の側壁により上記基部面から離間しており、少なくとも1つのV字溝は、複数の上記角縁部のうちの第1の角縁部から多切子面を横切り、複数の上記角縁部のうちの第1の角縁部に接しない連続する複数の側壁の1つまで延びる、多切子面と、
により境界付けられている、セラミック成形研磨粒子であって、
全面積に基づいて、上記多切子面の10%未満が上記基部面に平行である、セラミック成形研磨粒子を提供する。
第2の実施形態において、本開示は、上記基部面が実質的に平面状である、第1の実施形態によるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第3の実施形態において、本開示は、上記基部面が三角形である、第1又は第2の実施形態によるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第4の実施形態において、本開示は、上記少なくとも1つのV字溝が、共通点で交差する少なくとも3つのV字溝を含む、第1〜第3の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第5の実施形態において、本開示は、全面積に基づいて、上記多切子面の1%未満が上記基部面に平行である、第1〜第4の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第6の実施形態において、本開示は、上記多切子面のいずれの部分も上記基部面に平行ではない、第1〜第5の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第7の実施形態において、本開示は、上記多切子面は、上記連続する複数の側壁の上記連続する複数の切子面と比較して、少なくとも4倍多くの連続する複数の切子面を含む、第1〜第6の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第8の実施形態において、本開示は、上記多切子面及び上記連続する複数の側壁は共同して、少なくとも6つのカスプを画定する、第1〜第7の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第9の実施形態において、本開示は、上記多切子面が、上記連続する複数の側壁と接しない、中央に配置された錐体を含む、第1〜第8の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第10の実施形態において、本開示は、上記多切子面は上記連続する複数の切子面から構成される、第1〜第9の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第11の実施形態において、本開示は、少なくとも上記多切子面が成形プロセスにより形成される、第1〜第10の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第12の実施形態において、本開示は、上記連続する複数の側壁が、上記基部面から延びるにつれて内側に先細りする、第1〜第11の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第13の実施形態において、本開示は、上記セラミック成形研磨粒子がαアルミナを含む、第1〜第12の実施形態のいずれか1つによるセラミック成形研磨粒子を提供する。
第14の実施形態において、本開示は、第1〜第13の実施形態のいずれか1つによる、複数のセラミック成形研磨粒子を提供する。
第15の実施形態において、本開示は、研磨業界が規定した公称等級又は公称スクリーニング等級の少なくとも1つに相当する粒度分布を有する、第14の実施形態による複数のセラミック成形研磨粒子を提供する。
第16の実施形態において、本開示は、裏材に結合させた、第14又は第15の実施形態による複数のセラミック成形研磨粒子を含む被覆された研磨物品を提供する。
第17の実施形態において、本開示は、
上記裏材上に、少なくとも部分的に配置されたメイク層と、
上記メイク層上に少なくとも部分的に配置されたサイズ層と
を更に含む、第16の実施形態による被覆された研磨物品を提供する。
第18の実施形態において、本開示は、上記被覆された研磨物品は、上記サイズ層上に少なくとも部分的に配置されたスーパーサイズ層を更に含み、上記スーパーサイズ層は研削助剤を含む、第16又は第17の実施形態による被覆された研磨物品を提供する。
第19の実施形態において、本開示は、上記被覆された研磨物品は、研削助剤を含むスーパーサイズ層を含まない、第16又は第17の実施形態による被覆された研磨物品を提供する。
第20の実施形態において、本開示は、上記被覆された研磨物品が研削助剤を含まない、第16又は第17の実施形態による被覆された研磨物品を提供する。
以下の非限定的な実施例によって本開示の目的及び利点を更に例示するが、これら実施例で引用される特定の材料及びそれらの量、並びに他の条件及び詳細は、本開示を不当に制限するものと解釈されるべきではない。
[実施例]
特に記載が無い限り、実施例及びこれ以降の明細書における部、%、比率などはいずれも重量基準である。実施例を調製するために使用した種々の原材料の概略を、表1(以下)に記載する。
Figure 2017518889
セラミック成形研磨粒子の調製
CSAP1の調製
以下の配合を用いて、ベーマイトゾルゲルを調製することにより、CSAP1の成形研磨粒子を作製した:DISPERAL酸化アルミニウム一水和物粉末(Sasol North America,Houston,Texasから、1600重量部)を、水(2400重量部)及び70%の含水硝酸(72重量部のHNO)を含有する溶液を11分間、高剪断混合することにより分散させた。結果として生じるゾルゲルは、少なくとも1時間置いてから塗布した。ゾルゲルは、28ミル(0.71mm)の深さ及び各辺110ミル(2.78mm)の正三角形の成形型のキャビティを有する生産工具に押し入れた。成形型の、側壁と底部間の角度は98°であった。離型剤(メタノール中の1%ピーナッツオイル)を使用して、生産工具に塗布されるピーナッツオイル約0.5mg/in(0.08mg/cm)を生産工具に被覆した。生産工具のシートを空気対流炉に45℃で5分間配置することにより、余剰メタノールを除去した。生産工具の開口部が完全に満たされるように、ゾルゲルをパテナイフでキャビティに押し入れた。ゾルゲルで被覆された生産工具を45℃の空気対流炉に少なくとも45分間配置し、乾燥させた。超音波ホーンを通過させることにより、前駆体成形研磨粒子を生産工具から取り出した。前駆体成形研磨粒子を約650℃でか焼し、その後1.2%のMgO、1.2%のY、及び2.4%のLa(酸化物として報告)の混合硝酸溶液で飽和させた。飽和前駆体成形研磨粒子を乾燥させた後、粒子を再び650℃でか焼し、約1400℃で焼結した。か焼及び焼結工程は共に、ロータリーチューブキルンを用いて実施した。得られるセラミック成形研磨粒子をキルンから出して室温空気中に移し、ここで粒子を金属容器に収集して室温まで冷却させた。
CSAP2の調製
生産工具のキャビティが、図1に示す三角形プリズムの形質を有するセラミック成形研磨粒子をもたらしたことを除いて、CSAP1と同様にCSAP2を調製した。ここで、3倍の回転対称軸を有する、セラミック成形研磨粒子のV溝は0.249mmの名目深さを有し、各側長さは2.189mmの名目長さを有し、名目の粒子厚さは0.794mmであった。
研磨ディスクの調製
比較例A
比較例Aの研磨ディスクは、0.83mm(33ミル)の厚さを有するバルカナイズドファイバー裏材(DYNOS GmbH,Troisdorf,Germanyから、DYNOS VULCANIZED FIBREとして入手)の、7インチのディスク((17.8cm)直径及び7/8インチ(2.2cm)直径のアーバーホール)を、レゾールフェノール樹脂49.15重量部、充填剤40.56重量部、界面活性剤1 0.1部、及び水10.19重量部からなる、メイク被覆組成物3.5グラム/ディスク(g/ディスク)で被覆することにより調製した。次いで、ディスクを研磨粒子CSAP1 15.0g/ディスクで、その後、レゾールフェノール樹脂29.42重量部、研削助剤1 50.65重量部、界面活性剤1 1.81重量部、及び水18.12重量部からなるサイズ被覆組成物13.0g/ディスクで、静電被覆した。次いで、ディスクを90℃で90分間加熱した。次いで、部分硬化したディスクを、エポキシ樹脂30.96重量部、研削助剤2 56.34重量部、界面活性剤2 0.78部、硬化剤0.36部、消泡剤0.04部、及び水11.52重量部からなるスーパーサイズ被膜10gで更に被覆した。その後、10時間102℃で硬化させ、得られた研磨ディスクを曲げた。
比較例B
スーパーサイズ被膜を貼り付けないことを除いて、比較例Aのものと同一の、比較例Bの研磨ディスクを調製した。
[実施例]
(実施例1)
研磨粒子CSAP1を研磨粒子CSAP2で置き換えたことを除いて比較例Bのものと同一の、実施例1の研磨ディスクを調製した。
研削試験
以下の手順を使用して、実施例1、並びに比較例A及びBの研磨ディスクを試験した。
直径7インチ(17.8cm)の研磨ディスクを、7インチ(17.8cm)のリブ付きディスクパッド平面皿(3M Company(St.Paul,Minnesota)から入手した「80514 EXTRA HARD RED」)を装備した回転研磨盤に取り付けた。次に、研削盤を稼動させ、研磨ディスクを0.75in×0.75in(1.9cm×1.9cm)断面積の予め計量した304ステンレス鋼棒(加工物)の末端面に、12ポンド(5.5kg)の荷重下で押し付けた。この荷重下で、この加工物を押し付けて得られる研削盤の回転速度を、5000rpmとした。加工物を、これらの条件下で、合計20回にわたる10秒研削間隔(サイクル)で研磨した。それぞれの10秒サイクルの後、加工物を室温まで冷却させ、計量して、切削した鋼の量を測定した。試験結果(平均4つのディスク)を、合計の削り取りとして図8に報告した。
研削試験を、1045炭素鋼加工物(50サイクル実施、結果を図9に報告)、及び716 INCONEL合金加工物(16サイクル実施、結果を図10に報告)で繰り返した。
特許証のための上記出願において引用された全ての参考文献、特許、及び特許出願は、一貫した形でそれらの全文が参照により本明細書に組み込まれている。これらの組み込まれた参照と本明細書との間に部分的に不一致又は矛盾がある場合、先行する記述の情報が優先するものとする。当業者が請求項の開示を実行することを可能にするために与えられた先行する記述は、本請求項及びの全ての等価物によって定義される本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (20)

  1. 外辺部を有する基部面と、
    前記外辺部に当接する連続する複数の側壁であって、前記連続する複数の側壁のそれぞれは前記外辺部に当接し、集合的に前記連続する複数の側壁は前記外辺部全体に当接し、前記連続する複数の側壁の隣接する対は、それぞれの角縁部に沿って互いに当接している、連続する複数の側壁と、
    連続する複数の切子面を含む多切子面であって、前記多切子面は前記連続する複数の側壁により前記基部面から離間しており、少なくとも1つのV字溝は、複数の前記角縁部のうちの第1の角縁部から前記多切子面を横切り、複数の前記角縁部のうちの前記第1の角縁部に接しない前記連続する複数の側壁のうちの1つまで延びる、多切子面と、により境界付けられている、セラミック形成粒子であって、
    全面積に基づいて、前記多切子面の10%未満が前記基部面に平行である、セラミック成形研磨粒子。
  2. 前記基部面は、実質的に平面である、請求項1に記載のセラミック成形研磨粒子。
  3. 前記基部面は、三角形である、請求項1又は2に記載のセラミック成形研磨粒子。
  4. 前記少なくとも1つのV字溝は、共通点で交差する少なくとも3つのV字溝を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  5. 全面積に基づいて、前記多切子面の1%未満が前記基部面に平行である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  6. 前記多切子面のいずれの部分も前記基部面に平行ではない、請求項1〜5のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  7. 前記多切子面は、前記連続する複数の側壁の少なくとも4倍の連続する複数の切子面を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  8. 前記多切子面及び前記連続する複数の側壁は共同して、少なくとも6つのカスプを画定する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  9. 前記多切子面は、前記連続する複数の側壁と接しない、中央に配置された錐体を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  10. 前記多切子面は、前記連続する複数の切子面から構成される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  11. 少なくとも前記多切子面は、成形プロセスにより形成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  12. 前記連続する側壁は、前記基部面から延びるにつれて内側に先細りする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  13. 前記セラミック成形研磨粒子は、αアルミナを含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のセラミック成形研磨粒子。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の複数のセラミック成形研磨粒子。
  15. 研磨業界が規定した公称等級又は公称スクリーニング等級のうちの少なくとも1つに相当する粒度分布を有する、請求項14に記載の複数のセラミック成形研磨粒子。
  16. 裏材に結合させた、請求項14又は15に記載の複数のセラミック成形研磨粒子を含む、被覆された研磨物品。
  17. 前記裏材上に少なくとも部分的に配置されたメイク層と、
    前記メイク層上に少なくとも部分的に配置されたサイズ層とを更に含む、請求項16に記載の被覆された研磨物品。
  18. 前記被覆された研磨物品は、前記サイズ層上に少なくとも部分的に配置されたスーパーサイズ層を更に含み、前記スーパーサイズ層は、研削助剤を含む、請求項16又は17に記載の被覆された研磨物品。
  19. 前記被覆された研磨物品は、研削助剤を含むスーパーサイズ層を含まない、請求項16又は17に記載の被覆された研磨物品。
  20. 前記被覆された研磨物品は、研削助剤を含まない、請求項16又は17に記載の被覆された研磨物品。
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