JP2017518709A - ビーコン負荷低減のための改良されたシグナリングのためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

密集したネットワークにおいて、ノード(たとえば、局)は、多数のアクセスポイントからビーコンを受信することがある。これにより、大量のビーコンをノードが受信することがあり、通信媒体を効率的に利用するためのノードの能力に影響を与えることがある。したがって、いくつかの実施形態では、ノードは、1つまたは複数のアクセスポイントからノードが見ているビーコン負荷を検出または決定することが可能であってよく、ビーコン負荷が総ビーコン負荷閾値または個々のアクセスポイントのビーコン負荷閾値の1つ以上であるかどうかを決定することができる。総ビーコン負荷閾値または個々のビーコン負荷閾値は、ノード、アクセスポイント、ユーザ、またはネットワークの少なくとも1つによって決定されてよく、ノードは、ビーコン負荷を減らすように、ノードがそこからビーコンを受信する各アクセスポイントに対して要求することができる。【選択図】図1b

Description

[0001]本出願は一般に、ワイヤレスネットワーク通信に関し、より詳細には、1つまたは複数のワイヤレスアクセスポイントから受信されるビーコン負荷に関して、ワイヤレスデバイスのビーコン負荷を減らすための、システム、方法、およびデバイスに関する。
[0002]多くの通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)として指定される。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用される交換/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために利用される物理媒体のタイプ(たとえば、有線対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期光ネットワーキング)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
[0003]ワイヤレスネットワークは、しばしば、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的な接続性が必要であるときに、または、ネットワークアーキテクチャが固定されたトポロジーではなくアドホックなトポロジーで形成される場合に好まれる。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用する非誘導伝搬モードでは、無形の物理媒体を利用する。ワイヤレスネットワークは、有利には、固定された有線ネットワークと比較すると、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを容易にする。
[0004]ワイヤレスネットワーク中の1つまたは複数のデバイスは、ワイヤレスネットワーク中の他の接続されたデバイスにビーコンを提供するように構成され得る。これらのビーコンは、ワイヤレスネットワーク上での一貫した通信を確実にするために、同期を維持して必要な情報を通信するために、接続されているデバイスによって使用され得る。ワイヤレスネットワークに接続される各デバイスは、ワイヤレスネットワークと関連付けられたビーコンを受信する。加えて、2つ以上のワイヤレスネットワークに接続されるデバイスは、2つ以上のワイヤレスネットワークと関連付けられたビーコンを受信し得る。したがって、複数のワイヤレスネットワークに接続されるデバイスは、単一のワイヤレスネットワークに接続されるデバイスよりも大量または大負荷のビーコンを受信することがある。したがって、閾値を下回るようにビーコン負荷を低減するように、デバイスがアクセスポイントに対して要求することを可能にするための、システム、方法、およびデバイスが望まれている。
[0005]本発明のシステム、方法、およびデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独で本発明の望ましい属性を担当するとは限らない。以下の特許請求の範囲によって表される本発明の範囲を限定することなく、ここでいくつかの特徴が簡単に論じられる。この議論を考慮した後、特に「発明を実施するための形態」と題されるセクションを読んだ後で、本発明の様々な実施形態の特徴が、撮像機器を用いた、行為の瞬間のユーザによる改善されたキャプチャを含む利点をどのように提供するかが理解されるだろう。
[0006]本開示において説明される主題の1つの態様は、ビーコン負荷を検出し、少なくとも1つの他のデバイスからのビーコン負荷が減らされることを要求するための、装置を提供する。装置は、装置のビーコン負荷を検出し、検出されたビーコン負荷が基準を満たす場合にビーコン負荷を減らすための要求を生成するように構成される、処理システムと、その要求を送信のために出力するためのインターフェースとを備える。
[0007]本開示において説明される主題の別の態様は、装置による通信の方法を提供し、この方法は、1つまたは複数のデバイスから受信されたビーコン負荷を処理することを備え、該処理することは、1つまたは複数のデバイスからの受信されたビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定することと、受信されたビーコン負荷が基準を満たさない場合、ビーコン負荷を減らすための要求を生成することと、1つまたは複数のデバイスへの送信のために、ビーコン負荷を減らすための要求を出力することとを含む。
[0008]本開示において説明される主題のさらに別の態様は、ワイヤレス通信のためのワイヤレスノードを提供し、ワイヤレスノードは、アンテナと処理システムとを備える。処理システムは、ワイヤレスノードのビーコン負荷を処理し、ビーコン負荷はアンテナを介して受信された少なくとも1つのビーコンを備える、ビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定し、ビーコン負荷が基準を満たす場合、ビーコン負荷を減らすための要求を生成するように構成され得る。
[0009]本開示において説明される主題の追加の態様は、命令が符号化されたコンピュータ可読記憶デバイスを備えるコンピュータプログラム製品を提供し、この命令は、実行されると、ワイヤレス通信の方法を装置に実行させ、この方法は、1つまたは複数のデバイスからビーコン負荷を受信することと、1つまたは複数のデバイスからの受信されたビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定することと、受信されたビーコン負荷が基準を満たさない場合、ビーコン負荷を減らすための要求を生成することと、1つまたは複数のデバイスへビーコン負荷を減らすための要求を送信することとを備える。
[0010]上で言及された態様、ならびに本技術の他の特徴、態様、および利点が、添付の図面を参照して様々な実施形態に関連してここで説明される。しかしながら、示される実施形態は例にすぎず、限定的であることは意図されていない。図面全体で、文脈が別段規定しない限り、同様のシンボルは一般に、同様のコンポーネントを特定する。以下の図の相対的な寸法は、縮尺通りに描かれていないことがあることに留意されたい。
単一のワイヤレスネットワーク、単一のアクセスポイント、および複数のワイヤレスアクセス端末を伴う、ワイヤレスネットワークシステムの1つの可能な編成を示す図。 各々が少なくとも1つのアクセスポイントを備える複数のワイヤレスネットワークと、複数のワイヤレスネットワーク間に散らばっている複数のワイヤレスアクセス端末とを伴う、ワイヤレスネットワークシステムの1つの可能な編成を示す図。 図1aおよび図1bのデバイスの1つまたは複数のワイヤレスアクセス端末のある実施形態を示す図。 図1aおよび図1bのデバイス間で情報を通信するために使用され得るメッセージの構造のある実施形態を示す図。 ワイヤレス通信装置とアクセスポイントとの間で交換される通信を示す図。 ワイヤレス通信装置と複数のアクセスポイントとの間で交換される通信を示す図。 ワイヤレスアクセス端末によってアクセスポイントからのビーコン負荷の低減を要求するための方法のフローチャートを表す図。 図1および図2のワイヤレス通信システム内で利用され得るワイヤレス通信装置の機能ブロック図。
[0019]添付の図面を参照して、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されてよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示される新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様を包含するものであることを、当業者は理解されたい。たとえば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。加えて、本発明の範囲は、本明細書に記載された本発明の様々な態様に加えて、またはそれ以外の、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実践されるような装置または方法を包含することが意図される。本明細書で開示されるいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。
[0020]特定の態様が本明細書において説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換が本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点が言及されるが、本開示の範囲は特定の利益、使用法、または目的に限定されることは意図されない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図され、それらのうちのいくつかが例として、図および好適な態様についての以下の説明において示される。詳細な説明および図面は、限定的ではなく、本開示の例示にすぎず、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲とその均等物によって定義される。
[0021]ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを利用して、近くのデバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明される様々な態様は、Wi−Fi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意のメンバーなどの、任意の通信規格に適用され得る。たとえば、本明細書で説明される様々な態様は、サブ1GHz帯域を使用するIEEE802.11ahプロトコルの一部として使用され得る。
[0022]いくつかの態様では、サブギガヘルツ帯域中のワイヤレス信号は、直交周波数分割多重化(OFDM)、直接シーケンススペクトル拡散(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11ahプロトコルに従って送信され得る。802.11ahプロトコルの実装形態は、センサ、メータリング、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利には、802.11ahプロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力を消費することがあり、および/または比較的長い距離、たとえば約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するために使用されることがある。
[0023]いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスするコンポーネントである様々なデバイスを含む。たとえば、3つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(「AP」)と、リレーと、(アクセス端末、局、または「STA」とも呼ばれる)クライアントとがあり得る。一般には、APは、WLANのためのハブまたは基地局として働き、リレーデバイスは、WLANのためのAPと、WLANのユーザとして働く1つまたは複数のSTAとの間の、通信リンクを提供する。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話などであり得る。ある例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的な接続性を得るために、Wi−Fi(たとえば、802.11ahなどのIEEE802.11プロトコル)準拠のワイヤレスリンクを介して、リレーデバイスを通じてAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAは、リレーデバイスとしても使用され得る。いくつかの実装形態では、STAは、APとしても使用され得る。STAまたはAPは、ワイヤレス通信ネットワーク中のノードまたはワイヤレスノードと呼ばれることがある。STAまたはAPは、ワイヤレス通信ネットワーク中のワイヤレスデバイスまたはアクセス端末と呼ばれることがある。
[0024]開示される別の態様は、ワイヤレス通信のためのワイヤレスノードである。ワイヤレスノードは、アンテナと、1つまたは複数のデバイスが装置と通信することを許可される時間枠の開始時間を示すメッセージを生成するように構成された処理システムと、開始時間は絶対的な時間基準に基づく、アンテナを使用して生成されたメッセージを送信するように構成された送信機とを含む。
[0025]アクセスポイント(「AP」)はまた、NodeB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eNodeB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地局装置(「BTS:Base Transceiver Station」)、基地局(「BS」)、送受信機機能(「TF」)、無線ルータ、無線送受信機、もしくは何らかの他の用語を備え、それらのいずれかとして実装され、またはそれらのいずれかとして知られ得る。
[0026]局「STA」は、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、もしくは何らかの他の用語を備え、それらのいずれかとして実装され、またはそれらのいずれかとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、携帯電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスもしくはゲームシステム、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0027]ワイヤレスデバイスは、アクセス端末(「AT」)またはSTA、STA動作またはAP動作の少なくとも1つを有するAPまたはリレー可能ワイヤレスデバイスを備えてよく、すなわち、ワイヤレスデバイスは、AT動作またはSTA動作、AP動作、あるいはAT/STA動作とAP動作の両方を有し得る。
[0028]上で論じられたように、本明細書で説明されるデバイスのいくつかは、たとえば802.11ah規格を実装し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されるか、リレーデバイスとして使用されるか、APとして使用されるか、または他のデバイスとして使用されるかにかかわらず、スマートメータリングのために使用されてよく、またはスマートグリッドネットワークにおいて使用されてよい。そのようなデバイスは、センサの適用例を提供することができ、またはホームオートメーションで使用され得る。その代わりに、またはそれに加えて、デバイスは、たとえば個人の健康管理のために、健康管理の状況で使用され得る。デバイスはまた、監視のために、拡張された範囲のインターネット接続性(たとえば、ホットスポットとともに使用される)を可能にするために、またはマシンツーマシン通信を実装するために使用され得る。
[0029]図1aを参照すると、単一のワイヤレスネットワークと、アクセスポイントと、複数のワイヤレスデバイスとを伴う、ワイヤレスネットワークシステムの例示的な実施形態が示されており、全体的に100と指定されている。アクセスポイント105aは、ワイヤレスネットワーク110aの中心に図示されている。ワイヤレスネットワーク110aは一般に、アクセスポイント105aの範囲を図示する。ワイヤレスデバイス115a〜115dは、ワイヤレスネットワーク110a全体に散らばっているように図示されている。ワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、ワイヤレスネットワークシステム100を利用し得る任意のデバイスを備え得る。
[0030]上で論じられたように、ワイヤレスネットワーク110aは一般に、アクセスポイント105aのワイヤレス範囲を図示する。この範囲は、アクセスポイント105aがワイヤレスネットワーク110aを介してワイヤレスアクセス端末115a〜115dと通信できる、カバレッジエリアを示し得る。ワイヤレスネットワーク110a上で通信するために、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、ワイヤレスネットワーク110aに関連付けられ得る。関連付けられたワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、ワイヤレスネットワーク110aのメンバーであると見なされ得る。ワイヤレスネットワーク110aのメンバーであるワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、ワイヤレスネットワーク110aのメンバーである他のワイヤレスアクセス端末115a〜115dと通信することができる。ワイヤレスネットワーク110aのメンバーは、ワイヤレスネットワーク110a上での通信に、能動的または受動的に参加し得る。これらの通信は、他のワイヤレスアクセス端末115a〜115dに、またはアクセスポイント105aに向けられ得る。ワイヤレスネットワーク110aのメンバーとして、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、アクセスポイント105aからビーコンを受信し得る。これらのビーコン(この図には示されない)は、適切な接続と関連付けとを維持するために、アクセスポイント105aとワイヤレスアクセス端末115a〜115dとの間で、情報を、たとえば、タイミング同期情報、特定のワイヤレスアクセス端末115a〜115dに送信されるべき情報のインジケータ、または、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dとアクセスポイント105a〜105bとの間のネットワーク接続のためのパラメータを、通信することができる。いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dが関連付けられたすべてのアクセスポイント105a〜105bからビーコンを受信し得る。
[0031]アクセスポイント105aまたは105bと、関連付けられたメンバーワイヤレスアクセス端末115a〜115dとの間のビーコンは、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dと、アクセスポイント105aまたは105bと、他のワイヤレスアクセス端末115a〜115dとの間でデータ通信のために使用されるものと同じチャネル上で通信される。したがって、アクセスポイント105aからビーコンを受信するとき、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、他の目的で、たとえば、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dが有し得る他の義務により要求され得るようなデータまたは他の情報の送信または受信のために、ネットワーク媒体を利用することが不可能であり得る。ワイヤレスアクセス端末115a〜115dが単一のアクセスポイント105aまたは105bだけからビーコンを受信するとき、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dによるネットワーク媒体の使用率は、ビーコン負荷により悪影響を受けることがある。ここで、いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dのビーコン負荷は、受信ビーコンおよび/または処理ビーコンによって占有される時間の百分率または量として定義され得る。いくつかの他の実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dのビーコン負荷は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dにおいて受信されるビーコンの数として定義され得る。しかしながら、複数のアクセスポイント105a〜105bが多くのビーコンをワイヤレスアクセス端末115a〜115dに送信している他の実施形態では、ビーコン負荷は、データまたは他の通信のためにネットワーク媒体を利用するためのワイヤレスアクセス端末115a〜115dの能力に、悪影響を与え得る。いくつかの実施形態では、すべての関連付けられたアクセスポイント105a〜105bまたはワイヤレスネットワーク110a〜110bからワイヤレスアクセス端末115a〜115dによって受信されるビーコンの量は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dのワイヤレスアクセス端末の総ビーコン負荷と呼ばれ得る。他の実施形態では、ビーコン負荷は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dが個々のアクセスポイントから、または単一のワイヤレスネットワーク上で受信できる、ビーコンの数を示す尺度を指し得る。この実施形態では、ビーコン負荷は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dが関連付けられたそれぞれのアクセスポイント105a〜105bに対して存在し得る。したがって、ワイヤレスアクセス端末115a〜115dは、各々の関連付けられたアクセスポイント105a〜105bからのワイヤレスアクセス端末115のビーコン負荷を備える、総ビーコン負荷を有し得る。
[0032]図1bを参照すると、各々がアクセスポイントを備える複数のワイヤレスネットワークと、ワイヤレスネットワーク内に散らばっている複数のワイヤレスアクセス端末とを伴う、ワイヤレスネットワークシステムの例示的な実施形態が図示されており、全体的に100と指定されている。3つのワイヤレスネットワークが示され、110a〜110cと指定されており、各ワイヤレスネットワーク110a〜110cはそれぞれ、ワイヤレスアクセスポイント105a〜105cを備える。ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、ワイヤレスネットワーク110の間に散らばっていることがある。したがって、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fのいくつかは、2つ以上のワイヤレスネットワーク110内にあり得る。
[0033]アクセスポイント105a〜105cは、それぞれのワイヤレスネットワーク110a〜110cの通信を管理し得る。アクセスポイント105a〜105cの機能は、図1aのアクセスポイント105aを参照して論じられたものと同様であり得る。
[0034]ワイヤレスネットワーク110a〜110cの複数のワイヤレスネットワーク110a〜110c内のワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fがワイヤレスネットワーク110a〜110cを介して通信できるアクセスポイント105a〜105cの各々から、ビーコンを受信することができる。たとえば、ワイヤレスアクセス端末115eは、アクセスポイント105bとアクセスポイント105cの両方からビーコンを受信することができ、ワイヤレスアクセス端末115eはワイヤレスネットワーク110bと110cの両方のメンバーである。同様に、ワイヤレスアクセス端末115cは、ワイヤレスネットワーク110a、110b、および110cのメンバーであり、アクセスポイント105a、105b、および105cの各々からビーコンを受信し得る。ワイヤレスアクセス端末115a、115b、および115dは、単一のワイヤレスネットワーク110a〜110cだけのメンバーであることがあり、それらが関連付けられた単一のアクセスポイント105a〜105cだけからビーコンを受信することがある。
[0035]ワイヤレスアクセス端末115a、115b、115d、および115fに対するビーコン負荷と比較してより大きい、ワイヤレスアクセス端末115cおよび115eに対するビーコン負荷は、ワイヤレスアクセス端末115cおよび115eがネットワーク媒体を利用するための能力の低下をもたらし得る。したがって、ワイヤレスアクセス端末115cおよび115eは、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fが関連付けられたアクセスポイント105a〜105cに、それぞれのビーコン負荷が閾値を超えていればそれぞれのビーコン負荷を減らすように要求するために、ある方法を利用することができる。アクセスポイント105a〜105cにビーコン負荷を減らすように要求するための方法を利用するかどうかの決定は、ビーコン負荷を閾値の限度と比較することを伴い得る。いくつかの実施形態では、閾値の限度は、ビーコン負荷の上側の限度を、受信/送信されるビーコンの数とビーコニングプロセスによって消費される時間の量とのいずれかで、または、何らかの他の適切な尺度で表し得る。ワイヤレスアクセス端末115a〜115fのビーコン負荷が閾値の限度以上である場合、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、ビーコン負荷の低減を要求し得る。たとえば、ワイヤレスアクセス端末115cに対する閾値の限度が毎秒5個のビーコンという最大値である場合、ワイヤレスアクセス端末115cが毎秒5個以上のビーコンというビーコン負荷を有するとき、ワイヤレスアクセス端末115cは、ワイヤレスアクセス端末115cが関連付けられたアクセスポイント105a、105b、または105cの少なくとも1つのビーコン負荷低減を要求することができる。同様に、ワイヤレスアクセス端末115cに対する閾値の限度が、毎分のデータ送信ごとに5ミリ秒(ms)のビーコニングという最大値である場合、ビーコニング時間が5ms以上であるとき、ワイヤレスアクセス端末115cは、ビーコン負荷低減を要求することができる。いくつかの実施形態では、上で論じられたビーコン負荷は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115f上での総ビーコン負荷を表し得る。総ビーコン負荷が閾値の限度を超える場合、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、総ビーコン負荷に寄与するオブザ関連付けられたアクセスポイント105a〜105cのいずれかまたはすべてに、ビーコン負荷を減らすように要求することができる。いくつかの他の実施形態では、上で論じられたビーコン負荷は、特定のアクセスポイント105a〜105cからのワイヤレスアクセス端末115a〜115f上でのビーコン負荷を表し得る。そのような実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、ビーコン負荷を減らすように特定のアクセスポイント105a〜105cに要求することができる。
[0036]いくつかの実施形態では、総ビーコン負荷が閾値の限度を超えるとき、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fが関連付けられたアクセスポイント105a〜105cのサブセットからのビーコン負荷低減を要求することができる。たとえば、ビーコン負荷が閾値の限度を超えるとき、ワイヤレスアクセス端末115cは、アクセスポイント105aに対して、ワイヤレスアクセス端末115cに対するビーコン負荷を減らしながら、現在のビーコン負荷を維持することをアクセスポイント105bおよび105cに許容するように、要求することができる。いくつかの他の実施形態では、ビーコン負荷低減要求は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fに関連付けられたワイヤレスアクセスポイント105a、105b、および105cの各々がビーコン負荷を減らすことを要求され得るという点で、すべての関連付けられたアクセスポイント105に対して同じであり得る。いくつかの実施形態では、そのようなアクセスポイント105a、105b、および105cは各々、各アクセスポイント105a〜105cに対して、同じ数もしくは百分率のビーコン、または同じ時間のビーコニングの分だけ、ビーコン負荷を減らすように求められ得るが、他の実施形態は、ビーコン負荷を減らすようにすべての関連付けられたアクセスポイント105a〜105cに要求し得るものの、ビーコン負荷低減の量が各アクセスポイント105a〜105cに対して変化するのを許容し得る。
[0037]いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、任意の個々のアクセスポイント105a〜105cと関連付けられたビーコン負荷が閾値の限度以上であるかどうかを検出または決定するために、関連付けられたアクセスポイント105a〜105cの各々からのビーコン負荷を閾値と比較することができる。そのような例では、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、閾値を超えるビーコン負荷を伴うアクセスポイント105a〜105cに対して、ビーコン負荷を減らすように要求することができる。いくつかの他の実施形態では、総ビーコン負荷(すべてのアクセスポイント105a〜105cからのすべてのビーコン負荷の組合せ)が全体の閾値の限度以上である場合、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、低減後の総ビーコン負荷が閾値の限度を下回るには、総ビーコン負荷がどれだけ減らされる必要があるかを検出または決定することができ、それに従ってビーコン負荷低減を要求することができる。
[0038]ビーコン負荷が閾値の限度以上である場合、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、所定のインクリメントプロセスに従って、ビーコン負荷低減を自動的に要求することができ、閾値の限度をビーコン負荷が満たすまで、さらなるビーコン負荷低減要求を行い続けることができる。たとえば、ワイヤレスアクセス端末115eがアクセスポイント105bからのビーコン負荷を閾値の限度と比較し、ビーコン負荷が閾値を超えることを検出または決定する場合、プロセスは、(ビーコン負荷を測定する方法に応じて)1つのビーコンメッセージまたは1msというビーコン負荷低減を要求するように、ワイヤレスアクセス端末115eに指示することができる。続いて、ビーコン負荷が閾値を超え続ける場合、プロセスは次いで、3つのビーコンメッセージまたは3msへと低減要求をインクリメントすることができる。したがって、このプロセスは、ビーコン負荷が閾値の限度を下回るまで、ビーコン負荷低減要求における低減の量を増やし続けることができる。他の実施形態では、プロセスは、低減の量が常に一定であり不変の量であるように、漸次的な低減要求とは対照的に、一定のビーコン負荷低減要求を維持することができる。さらに他の実施形態では、プロセスは、ビーコン負荷と閾値の限度との比較に応じて、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fによって動的に調整可能であり得るので、ビーコン負荷低減要求における低減の量は、単一の要求の後で閾値の量未満にビーコン負荷を減らす。他の実施形態では、プロセスは、低減の量を任意に選択することができる。別の実施形態では、低減の量はユーザが選択可能であり得る。ビーコン負荷または総ビーコン負荷をそれぞれの閾値未満に減らした後で、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fは、閾値の限度が再び超えられるまで、ビーコン負荷低減要求を出さなくてよい。
[0039]図2は、ワイヤレス通信システム100内で利用され得るワイヤレスデバイス202において利用され得る様々なコンポーネントを示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明される様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、たとえば、アクセスポイント105a、またはワイヤレスアクセス端末115a〜115fの1つを備え得る。
[0040]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204はまた、中央処理装置(CPU)、ハードウェアプロセッサ、または処理システムとも呼ばれ得る。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含み得るメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に提供する。メモリ206の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。プロセッサ204は、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算と算術演算とを実行する。メモリ206内の命令は、本明細書で説明される方法を実施するように実行可能であり得る。
[0041]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサにより実装された処理システムを備えてよく、またはその処理システムのコンポーネントであってよい。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別のハードウェアコンポーネント、専用ハードウェアの有限状態機械、または情報の計算もしくは他の操作を実行することができる任意の他の適切なエンティティの任意の組合せにより実装され得る。
[0042]処理システムはまた、実行されると、リレーに適合するワイヤレスデバイスのリレー動作を修正するための1つまたは複数の方法と関連付けられた1つまたは複数のステップを装置に実行させるコードを備える、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。コードは、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、または任意の他の適切なコードのフォーマットを含み得る。1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、コードまたは命令は、本明細書で説明される様々な機能を処理システムに実行させる。
[0043]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔地との間でのデータの送信と受信とを可能にする送信機210および受信機212を含み得る。さらに、送信機210および受信機212は、ワイヤレスデバイス202と、たとえばAP、リレーデバイス、またはSTAを含む遠隔地との間でのセットアップおよび/または構成のパケットもしくはフレームの送信と受信とを可能にするように構成され得る。送信機210および受信機212は、送受信機214へと組み合わされ得る。アンテナ216は、筐体208に取り付けられ、送受信機214に電気的に結合され得る。代替的に、または追加で、ワイヤレスデバイス202は、筐体208の一部として形成されたアンテナ216を含んでよく、または内部アンテナであってよい。ワイヤレスデバイス202は、複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機、および/または複数のアンテナも含み得る(図示せず)。送信機210または送受信機214は、アクセスポイント105への送信のための要求を出力するためのインターフェースとして利用され得る。
[0044]ワイヤレスデバイス202はまた、送受信機214によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る、信号検出器218を含み得る。信号検出器218は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス202はまた、信号の処理に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220を含み得る。DSP220は、送信のためのデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットは物理レイヤデータユニット(PPDU)を備え得る。いくつかの態様では、PPDUはパケットまたはフレームと呼ばれる。
[0045]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイス202はさらに、ユーザインターフェース222を備え得る。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を搬送し、および/またはそのユーザから入力を受け取る、任意の要素またはコンポーネントを含み得る。
[0046]ワイヤレスデバイス202の様々なコンポーネントは、筐体208に収容され得る。さらに、ワイヤレスデバイス202の様々なコンポーネントは、バスシステム226(またはバスインターフェース)によって一緒に結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバス、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス202のコンポーネントの各々は、バスシステム226に接続され得る。バスシステム226またはバスインターフェースは、タイムソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路などの、当技術分野においてよく知られている様々な他のデバイスまたは回路に、ワイヤレスデバイス226をつなぐことができる。ワイヤレスデバイス202のコンポーネントは、何らかの他の機構を使用して、一緒に結合されるか、または互いに入力を受け入れ、もしくは与え得ることを当業者は理解されよう。
[0047]図2には、いくつかの別個のコンポーネントが示されているが、コンポーネントの1つまたは複数が組み合わされてよく、または共通に実装されてよいことを、当業者は認識されよう。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上で説明された機能を実装するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上で説明された機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示されているコンポーネントの各々は、複数の別々の要素を使用して実装され得る。
[0048]図3は、図1aおよび図1bのデバイス間で、具体的には、アクセスポイント105a〜105cとワイヤレスアクセス端末115a〜115fとの間でビーコン負荷情報を通信するために使用され得るメッセージの構造のある実施形態を示す。図3は、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fのビーコン負荷属性を別のワイヤレスアクセス端末115a〜115fまたはアクセスポイント105a〜105cに通信するための、ビーコン負荷情報要素(IE)300のある実施形態を示す。ビーコン負荷IE300が図3に示されるよりも多数または少数のコンポーネントを有し得ることを、当業者は理解されよう。示されるように、ビーコン負荷IE300は、特許請求の範囲内の実装形態のいくつかの顕著な特徴を説明するために有用な要素の見本を含み、示されていない1つまたは複数の追加のフィールドを含んでよく、またはすべての実施形態で利用されるとは限らない1つまたは複数のフィールドを含んでよい。ビーコン負荷IE300は要素IDフィールド305を含み、要素IDフィールド305は、たとえば1バイトの長さであってよく、特定のビーコン負荷IE300を識別する整数値を含み得る。ビーコン負荷IE300は長さフィールド310をさらに含んでよく、長さフィールド310も、1バイトの長さであってよく、ビーコン負荷IE300中の後続のフィールドの長さをオクテット単位で示す整数値を含んでよい。図示されるビーコン負荷IE300の長さフィールドの値は、たとえば、ビーコン負荷属性の全長に4を加えたものであり得る。ビーコン負荷IE300はさらに組織固有識別子(OUI)フィールド315を含んでよく、OUIフィールドは、長さが3バイトであってよく、Wi−Fi Alliance(登録商標)(WFA)またはベンダー固有のOUIを表す整数値を含んでよい。ビーコン負荷IE300はさらに、OUIタイプフィールド320を含んでよく、OUIタイプフィールド320は、1バイトの長さであってよく、ビーコン負荷IE300のタイプおよび/またはバージョンを特定する値を含んでよい。ビーコン負荷IE300はさらに、ビーコン負荷属性フィールド325を含んでよく、ビーコン負荷属性フィールド325は可変の長さであってよく、その中にビーコン負荷属性を含んでよい。
[0049]図3に示されるように、ビーコン負荷IE300に含まれ得るビーコン負荷属性フィールド325は、ビーコン負荷属性IDフィールド330を含んでよく、ビーコン負荷属性IDフィールド330は、1バイトの長さであってよく、ビーコン負荷属性のタイプがあるビーコン負荷閾値属性であることを示す「1」という値を含んでよい。ビーコン負荷属性フィールド325はまた、1バイトの長さフィールド335を含んでよく、長さフィールド335は、属性中の後続のフィールドの長さを示す整数値を含み得る。ビーコン負荷属性フィールド325は、個々のアクセスポイントからの、または、すべてのアクセスポイント105a〜105cに対して組み合わされた全体の、ワイヤレスアクセス端末に対して許容される最大ビーコン負荷を示し得る1バイトのビーコン負荷閾値フィールド340を含み得る。個々の閾値と全体の閾値の区別は、ビーコン負荷インジケータビットフィールド360中のインジケータビットによって示され得る。ビーコン負荷属性フィールド325はまた、1バイトの長さの総ビーコン負荷フィールド345を含むことがあり、総ビーコン負荷閾値フィールドは、ワイヤレスアクセス端末115の現在の総ビーコン負荷を含み得る。ビーコン負荷属性フィールド325はまた、アクセスポイント105a〜105cであり得る個々のアクセスポイントのビーコン負荷を表す、1バイトのターゲットアクセスポイント1ビーコン負荷フィールド350を含み得る。ビーコン負荷属性フィールド325はまた、ターゲットアクセスポイントの基本サービスセット識別情報(BSSID)を表す、6バイトのターゲットアクセスポイントBSSIDフィールド355を含み得る。ビーコン負荷属性フィールド325はまた、1バイトのビーコン負荷低減量フィールド360を含んでよく、このフィールドは、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fがターゲットアクセスポイント105a〜105cに対してビーコン負荷を減らすように要求している量を示す、整数値を含み得る。上で論じられたように、いくつかの実施形態では、この値は、とりわけ、ワイヤレスアクセス端末115a〜115fが低減するように要求しているビーコン負荷の量である、ビーコンの数または時間を表し得る。
[0050]ビーコン負荷属性フィールド325はまた、ビーコン負荷インジケータビットフィールド365を含んでよく、このフィールドは、ビーコン負荷低減要求の特定のパラメータまたは要素を示すことが各々意図されている、個々のビットを備える。たとえば、「1」に設定されたビーコン負荷低減要求ビットは、ビーコン負荷IE300が、アクセスポイント105a〜105またはワイヤレスアクセス端末115a〜115fからのビーコン負荷を減らすための要求を伝えることが意図されることを、示し得る。加えて、ターゲットデバイスが要求されたビーコン負荷低減量を受け入れたことを示すために、ビーコン負荷低減受入れビットが「1」に設定され得る。ビーコン負荷閾値フィールド340中のビーコン負荷閾値が、関連付けられたアクセスポイントからのすべてのビーコン負荷の組合せの総ビーコン負荷閾値であることが意図されることを示すために、追加のビーコン負荷総ビットが「1」に設定され得る。バイトの残りの5ビットは今後の使用のために確保され得る。限定はされないが、デバイス位置を要求することを含む追加のフィールド(図示せず)は、ビーコン負荷属性325のビーコン負荷属性フィールドに含まれ得る。加えて、ビーコン負荷属性フィールド325のビーコン負荷属性の構造は、ビーコン負荷低減のためのもっとも重要なフィールドが属性中のある特定の位置に位置するように、フォーマットされ得る。いくつかの他の実施形態では、ビーコン負荷IE300はさらに、検出されたビーコン負荷のためのフィールドと、基本サービスセット識別情報ごとのビーコン負荷のためのフィールドと、少なくとも1つのデバイスへの送信のための提案されるビーコン負荷低減基準のためのフィールドとを備え得る。送信のための提案されるビーコン負荷低減基準は、たとえばビーコン負荷がビーコン負荷閾値未満となるような、提案されるビーコン負荷の低減の量を備え得る。
[0051]図4aは、ワイヤレス通信装置とアクセスポイントとの間で交換される通信を示す。図4aは、一実装形態による、ワイヤレスアクセス端末115a〜115f(ワイヤレス通信装置またはワイヤレスアクセス端末115aに対応する)とアクセスポイント105aとの間でのビーコン負荷低減を要求するための方法のコールフロー図であり、全体的に400aと指定されている。一実施形態では、ビーコン負荷低減要求は、ワイヤレスアクセス端末115aのためのビーコン負荷閾値の決定または受信(図示せず)とともに開始し得る。いくつかの実施形態では、ビーコン負荷閾値は、ワイヤレスアクセス端末115aの製造業者によって決定され得る。他の実施形態では、ビーコン負荷閾値は、第三者のワイヤレスアクセス端末115b〜115fによって決定され得る。いくつかの他の実施形態では、ビーコン負荷閾値は、ワイヤレスアクセス端末115aが通信しているアクセスポイント105aによって、またはワイヤレスアクセス端末115a自体によって決定され得る。そのような実施形態では、アクセスポイント105a〜105cは、ワイヤレスアクセス端末115aのためのビーコン負荷閾値を含むメッセージ(すなわち、図3からのビーコン負荷IE300)を生成して送信する(この図には示されていない)ことができる。その後、ワイヤレスアクセス端末115aは、そのビーコン負荷を検出または決定し、ビーコン負荷をビーコン負荷閾値と比較することができる。ワイヤレスアクセス端末115aのビーコン負荷がビーコン負荷閾値より小さい場合、ワイヤレスアクセス端末115aは、いずれのアクセスポイント105aのビーコン負荷低減も要求しない。ワイヤレスアクセス端末115aのビーコン負荷がビーコン負荷閾値以上である場合、ワイヤレスアクセス端末115aは、ワイヤレスアクセス端末115aが通信しているアクセスポイント105aの少なくとも1つのビーコン負荷低減のための要求を生成することができる。いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、1つだけのアクセスポイント105aと通信していることがあり、ワイヤレスアクセス端末115a上でのビーコン負荷を減らすようにアクセスポイント105aに対して要求することがある。いくつかの他の実施形態では、ノード405が2つ以上のアクセスポイント105aと通信していることがあり、ワイヤレスアクセス端末115aは、ビーコン負荷を減らすようにアクセスポイント105aの1つまたは複数に対して要求することがある。
[0052]ワイヤレスアクセス端末115aは、アクセスポイント105aから1つまたは複数のビーコン415を受信し得る。ビーコン負荷がビーコン負荷閾値に等しい、またはそれを超えると決定すると、ワイヤレスアクセス端末115aは、ビーコン負荷低減要求420を生成することができる。いくつかの実施形態では、ビーコン負荷低減要求420を生成することは、ビーコン負荷閾値未満になるためにワイヤレスアクセス端末115aのビーコン負荷がどれだけ減らされなければならないかを決定することと、それに従ってビーコン負荷を減らすようにターゲットアクセスポイント105aに対して要求することとを備え得る。いくつかの他の実施形態では、要求を生成することは、ビーコン負荷低減要求420に含めるべき要求の量を検出または決定するために、上で論じられたプロセスを利用することを備え得る。ビーコン負荷低減要求420は、ビーコン送信頻度および/またはビーコン送信サイズを減らすように、アクセスポイント105aに対して要求することができる。ビーコン送信サイズ(ビーコンサイズ)は、アクセスポイント105から受信されたビーコンを処理するために必要とされるビーコンまたは時間に含まれる、ビーコンの長さまたは情報の量を備え得る。いくつかの実施形態では、ビーコン負荷低減要求420は、アクセスポイント105aがビーコン負荷を減らすように要求される、ビーコンの量を備え得る。この量は、現在のビーコン負荷からビーコン負荷閾値を差し引くことと、得られるビーコン負荷がビーコン負荷閾値より小さくなることを確実にするために、この差し引かれた値よりもビーコン負荷を低減すべき量が大きくなければならないと決定することとによって、決定され得る。いくつかの実施形態では、この量は、他の数学的な式または方法を介して決定され得る。ビーコン負荷低減要求420は、送信のために要求を出力するためのインターフェースを介して、ワイヤレスアクセス端末115aからアクセスポイント105aへの送信のために処理され得る。インターフェースは、通信のためにデータまたは情報を準備すること、または、ワイヤレスアクセス端末115aからアクセスポイント105aにデータまたは情報をアクティブに通信することの、任意の方式を表し得る。いくつかの実施形態では、この送信は、アンテナおよび/もしくは送信回路を介して、または送受信機を介して出力され得る。
[0053]いくつかの代替的な実施形態では、ビーコン負荷が減らされるように要求される量は、ワイヤレスアクセス端末115aの総ビーコン負荷がビーコン負荷閾値より小さくなるには各ターゲットアクセスポイント105aがどれだけビーコン負荷を減らさなければならないかということの、ワイヤレスアクセス端末115aによる計算に基づき得る。ビーコン負荷低減要求は、ワイヤレスアクセス端末115aの検出されたビーコン負荷を、総ビーコン負荷閾値または個々のアクセスポイント105aのビーコン負荷閾値以下となるように減らすであろう、新たなビーコン送信頻度または新たなビーコン送信サイズの少なくとも1つに基づき得る。
[0054]いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、ビーコン負荷を同じ量だけ、たとえば50%減らすように、各アクセスポイント105aに対して要求することができる。いくつかの他の実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、ビーコン負荷を個々の量だけ減らすように、個々のアクセスポイント105aに対して要求することができ、たとえば、アクセスポイント105aはビーコン負荷を50%減らすが、アクセスポイント105bはビーコン負荷を10%減らす。いくつかの実施形態では、個別化された低減要求は、ワイヤレスアクセス端末115aの総ビーコン負荷に対する、または特定のアクセスポイント105aのビーコン負荷閾値に対する、ターゲットアクセスポイント105aが寄与するビーコン負荷に基づき得る。別の実施形態では、ビーコン負荷低減要求は、総ビーコン負荷がビーコン負荷閾値を超える量によって決定されるような量だけ、低減を要求することができる。
[0055]図4bは、ワイヤレス通信装置と複数のアクセスポイントとの間で交換される通信を示す。図4bは、一実装形態による、ワイヤレスアクセス端末115a〜115f(ワイヤレス通信装置またはワイヤレスアクセス端末115aに対応する)と2つのアクセスポイント105aおよび105bとの間でのビーコン負荷低減を要求するための方法のコールフロー図であり、全体的に400bと指定されている。一実施形態では、ビーコン負荷低減要求は、上で論じられたように、ワイヤレスアクセス端末115aのためのビーコン負荷閾値の決定または受信(図示せず)とともに開始し得る。次いで、図4bに示されるように、ワイヤレスアクセス端末115aは、アクセスポイント105aおよび105bから1つまたは複数のビーコン負荷415aと415bとを受信することができる。示されるコールフロー図では、ビーコン負荷415aと415bの一方または両方は、個々にビーコン負荷閾値を超え、または、ワイヤレスアクセス端末115aの総ビーコン負荷にビーコン負荷閾値を超えさせ得る。したがって、ワイヤレスアクセス端末115aは、ビーコン負荷を減らすようにアクセスポイント105aと105bの一方または両方に要求すべき量を検出または決定し、ビーコン負荷を減らすように要求されているターゲットアクセスポイント105aまたは105bに送信すべきビーコン負荷低減要求420を生成する。そのビーコン負荷低減要求は次いで、ワイヤレスアクセス端末115aからアクセスポイント105aおよび105bに送信されるものとして示されている。それに応答して、アクセスポイント105a〜105bは、ビーコン負荷低減要求420aを受信した後で、減らされたビーコン負荷425aと425bとをワイヤレスアクセス端末115aに送信するものとして示されている。
[0056]上で論じられたように、ビーコン負荷低減要求420は、ビーコン負荷IE300の形態であり得る。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105aおよび105bは、ビーコン負荷低減要求420への応答(この図には示されていない)を生成して送信することができる。この応答は、アクセスポイントがワイヤレスアクセス端末115aによって要求されるようにビーコン負荷を減らすことに同意するか否かを示し得る。いくつかの実施形態では、ビーコン負荷インジケータビット360の中の予備のビットの1つが、低減要求の受入れまたは拒絶を示すために使用され得る。アクセスポイント105a〜105bが低減要求に同意しない場合、アクセスポイントは、同意する低減の量を提案し、その情報をビーコン負荷IE300においてワイヤレスアクセス端末115aに送信することができる。これは、優先順位の問題、他の義務などが原因でアクセスポイント105a〜105bが負荷を低減できないという、アクセスポイント105a〜105bによる決定によるものであり得る。そして、ワイヤレスアクセス端末115aには、更新された低減に同意すること、または新たな低減パラメータを提案することという、選択肢があり得る。
[0057]図5は、アクセスポイントからのワイヤレスアクセス端末によるビーコン負荷を減らすための方法500のフローチャートを指す。ある実施形態では、ワイヤレスアクセス端末、たとえばワイヤレスアクセス端末115aが、方法500を実行することができる。ブロック505において、ワイヤレスアクセス端末115aは、1つまたは複数のアクセスポイント105aから受信される、受信されたビーコン負荷を処理することができる。アクセスポイント105aから受信されたビーコンの組み合わされた総数、およびビーコンを受信して処理するために必要な時間の量は、デバイスのビーコン負荷を備え得る。加えて、ビーコンは、ワイヤレスアクセス端末115aが特定のアクセスポイント105aから受信し得るビーコンのすべてを備え得る。いくつかの実施形態では、上で論じられたように、ビーコン負荷は、2つ以上のアクセスポイント105aから受信され得る。そのような実施形態では、各アクセスポイント105aから受信されたビーコン負荷は、サイズが異なることがあり、受信して処理するために異なる量の時間を必要とすることがある。受信されたビーコン負荷を処理することは、ワイヤレスアクセス端末115aの組み合わされたビーコン負荷が基準を下回る(すなわち、満たす)かどうかを、検出または決定することを備え得る。いくつかの実施形態では、この基準は、単一のアクセスポイントからのビーコン負荷閾値、または、すべてのアクセスポイントからの総ビーコン負荷閾値を備え得る。いくつかの実施形態では、上で論じられたように、ワイヤレスアクセス端末115aは、アクセスポイント105aまたはネットワーク上の他のワイヤレスアクセス端末115aから基準を受信することができる。いくつかの他の実施形態では、この基準は、ワイヤレスアクセス端末115aの製造業者によって確立され得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、固有の閾値を決定することができる。この閾値は、他の義務に、または、ワイヤレスアクセス端末115aによって決定されるような他のアクセスポイント105aからのビーコン負荷の優先順位に基づき得る。他の実施形態では、この基準は管理サーバから受信され得る。さらに他の実施形態では、この基準はアクセスポイント105aによって確立され、ワイヤレスアクセス端末115aに通信され得る。いくつかの実施形態では、この基準がワイヤレスアクセス端末115aへ別のワイヤレスアクセス端末115aまたはアクセスポイント105aから通信される場合、この基準はビーコン負荷IE300を使用して通信され得る。いくつかの他の実施形態では、この基準は任意のIE構造を介して通信され得る。
[0058]いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、個々のアクセスポイント105aからのビーコン負荷がビーコン負荷閾値以上であるかどうかを検出または決定することができる。いくつかの代替的な実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、すべてのアクセスポイント105aからの総ビーコン負荷が総ビーコン負荷閾値以上であるかどうかを検出または決定することができる。ビーコン負荷閾値を、ワイヤレスアクセス端末115aのすべてのアクセスポイント105aの総ビーコン負荷に適用するか、またはワイヤレスアクセス端末115aの個々のアクセスポイント105aだけのビーコン負荷に適用するかの選択は、上で論じられたビーコン負荷インジケータビット360の総ビーコン負荷閾値ビットの値に基づき得る。代替的に、ビーコン負荷閾値の適用のこの選択は、ワイヤレスアクセス端末115aによって行われ得る。
[0059]ブロック510において、ワイヤレスアクセス端末115aは、ビーコン負荷が、単一のアクセスポイントに対するビーコン負荷閾値、または総ビーコン負荷閾値のいずれかの基準を満たさない場合、ターゲットアクセスポイント105aのビーコン負荷を減らすための要求を生成することができる。たとえば、ターゲットアクセスポイント105aからビーコン負荷を減らすための要求を生成することは、減らすべきビーコン負荷の量を決定することと、受信者アクセスポイント105aが理解できるフォーマットされた低減要求を生成することとを備え得る。上で論じられたように、低減の量は、プロセス、事前に設定された低減の量(すなわち、製造業者または通信規格によって確立される)、第三者のデバイス、ワイヤレスアクセス端末、ユーザ、アクセスポイント、または管理サーバの少なくとも1つによって決定され得る。加えて、ビーコン負荷を減らすための生成された要求は、上で論じられたようにビーコン負荷IE300に適合し得る。
[0060]ブロック515において、ワイヤレスアクセス端末115aは、1つまたは複数のターゲットデバイスへの送信のために、ビーコン負荷低減要求を出力することができる。いくつかの実施形態では、ターゲットデバイスは、そのビーコン負荷が個々のアクセスポイント105aに対する閾値を超える、アクセスポイント105aを備え得る。別の実施形態では、ターゲットデバイスは、ワイヤレスアクセス端末115aの総ビーコン負荷が総ビーコン負荷閾値を超える場合、または、アクセスポイント105の各々がビーコン負荷閾値を超える個々のビーコン負荷を有する場合、ワイヤレスアクセス端末115aが通信しているすべてのアクセスポイント105aを備え得る。総ビーコン負荷閾値は、ワイヤレスアクセス端末115aが、それを超えるすべてのソースからの組み合わされたビーコン負荷を有してはならない、最大閾値を備え得る。ワイヤレスアクセス端末115aが総ビーコン負荷閾値を超える総ビーコン負荷を有する場合、1つまたは複数のアクセスポイント105からワイヤレスアクセス端末115aへのビーコン負荷は減らされ得る。ビーコン負荷低減要求が複数のターゲットデバイスに送信される場合、対応する受信アドレスは、ブロードキャストアドレスであってよく、図3のビーコン負荷IEは、それぞれのターゲットデバイスに対するフィールドを含むべきである。
[0061]いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115がそれぞれのビーコン負荷を減らすように2つ以上のアクセスポイント105に要求し得るとき、減らされるべきビーコン負荷の量、または提案されるビーコン負荷低減は、異なるアクセスポイント105の各々に対しては異なり得る。したがって、第1のデバイス(たとえば、アクセスポイント105a)のための提案されるビーコン負荷低減は、第2のデバイス(たとえば、アクセスポイント105b)のための提案されるビーコン負荷低減より小さく、またはそれより大きく(またはそれに等しく)てよい。ビーコン負荷のこの量は、ワイヤレスアクセス端末115がビーコン負荷を減らすようにアクセスポイント105に対して要求する、ビーコンの数、時間の量、またはビーコンのサイズを表し得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレスアクセス端末115aは、少なくとも第2のデバイスから受信される通信を処理することができる。少なくとも第2のデバイスからの通信のこの処理は、ワイヤレスアクセス端末115aに対する総ビーコン負荷閾値またはビーコン負荷閾値を表し得る基準を特定することを備えてよく、その閾値を超えると、ワイヤレスアクセス端末115aは、関連付けられたアクセスポイント105にそれぞれのビーコン負荷を減らすように要求し得る。
[0062]図6は、図1および図2のワイヤレス通信システム内で利用され得るワイヤレス通信装置の機能ブロック図である。ワイヤレス通信装置は、図6に示される簡略化されたワイヤレス通信装置600よりも多くのコンポーネントを有し得ることを、当業者は理解されよう。示されたワイヤレス通信装置600は、特許請求の範囲内の実装形態のいくつかの顕著な特徴を説明するために有用なコンポーネントのみを含む。ワイヤレス通信装置600は、ビーコン受信および決定回路605と、ビーコン負荷低減要求回路610と、低減要求送信回路615とを含み得る。
[0063]いくつかの態様では、ビーコン受信および決定回路605、ビーコン負荷低減要求回路610、および/または低減要求送信回路615の1つまたは複数は、上で論じられたワイヤレスアクセス端末115a〜115fの1つまたは複数の中で実装され得る。
[0064]いくつかの実装形態では、ビーコン受信および決定回路605は、ブロック505に関して上で論じられた機能の1つまたは複数を実行するように構成され得る。ビーコン受信および決定回路605は、プログラマブルチップ、プロセッサ、メモリ、受信機、およびネットワークインターフェースの1つまたは複数を含み得る。たとえば、ビーコン受信および決定回路605は、プロセッサ204と、受信機212、または送受信機214とを含み得る。いくつかの実装形態では、ビーコンを受信してビーコン負荷が閾値を超えるかどうかを決定するための手段、および/またはビーコン負荷を受信して閾値を決定するための手段は、ビーコン受信および決定回路605を含み得る。
[0065]いくつかの実装形態では、ビーコン負荷低減要求回路610は、ブロック510に関して上で論じられた1つまたは複数の機能を実行するように構成され得る。ビーコン負荷低減要求回路610は、プログラマブルチップ、プロセッサ、メモリ、ユーザインターフェース、およびネットワークインターフェースの1つまたは複数を含み得る。たとえば、ビーコン負荷低減要求回路610は、プロセッサ204、メモリ206、および/またはユーザインターフェース222を含み得る。いくつかの実装形態では、ビーコン負荷低減要求を生成するための手段、およびビーコン負荷を減らすようにアクセスポイント105に要求するための手段は、ビーコン負荷低減要求回路610を含み得る。
[0066]いくつかの実装形態では、低減要求送信回路615は、ブロック515に関して上で論じられた機能の1つまたは複数を実行するように構成され得る。低減要求送信回路615は、プログラマブルチップ、プロセッサ、メモリ、ユーザインターフェース、送信機、およびネットワークインターフェースの1つまたは複数を含み得る。たとえば、低減要求送信回路615は、プロセッサ204、ユーザインターフェース222、送受信機214、および/または送信機210を含み得る。いくつかの実装形態では、ビーコン負荷低減メッセージを送信するための手段、および/または、ビーコン負荷に基づいてメッセージを送信するための手段は、低減要求送信回路615を含み得る。
[0067]本明細書で使用される「決定すること」という用語は、多種多様な行為を包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造において探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)、受信された情報を処理することなどを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。さらに、本明細書で使用される「チャネル幅」は、いくつかの態様では帯域幅を包含することがあり、または帯域幅と呼ばれることもある。
[0068]本明細書で使用されるインターフェースという用語は、2つ以上のデバイスを一緒に接続するように構成されたハードウェアまたはソフトウェアを指し得る。たとえば、インターエースは回路を備え得る。インターフェースは、プロセッサまたはバスの一部であってよく、デバイス間での情報またはデータの通信を可能にするように構成され得る。インターフェースは、チップまたは他のデバイスへと組み込まれ得る。たとえば、いくつかの実施形態では、インターフェースは、あるデバイスからの情報または通信を別のデバイスにおいて受信するように構成される受信機を備え得る。(たとえば、プロセッサまたはバスの)インターフェースは、フロントエンドデバイスまたは別のデバイスによって処理される情報またはデータを受信することができ、または受信された情報を処理することができる。いくつかの実施形態では、インターフェースは、情報またはデータを別のデバイスに送信または通信するように構成される送信機を備え得る。したがって、インターフェースは、情報またはデータを送信することができ、または、(たとえば、バスを介した)送信のために出力する情報またはデータを準備することができる。
[0069]本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cを包含することが意図される。
[0070]上で説明された方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアのコンポーネント、回路、ならびに/あるいはモジュールなどの、動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。一般に、図に示されるどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
[0071]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0072]1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェアで実装される場合、例示的なハードウェア構成は図2において説明されるものと同様のデバイスを備え得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の入手可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲に含まれるべきである。
[0073]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示される動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明される動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
[0074]本明細書において開示されている方法は、説明されている方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは行為を備える。方法のステップおよび/または行為は、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたは行為の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または行為の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0075]ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
[0076]さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適宜ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを理解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは提供すると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。その上、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[0077]特許請求の範囲は、上で示された厳密な構成およびコンポーネントに限定されないことを理解されたい。上で説明された方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
[0078]上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様が、その基本的範囲から逸脱することなく考案されてよく、その範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (22)

  1. 通信するための装置であって、
    前記装置のビーコン負荷を検出することと、前記検出されたビーコン負荷が基準を満たす場合にビーコン負荷を減らすための要求を生成することとを行うように構成される、処理システムと、
    送信のために前記要求を出力するためのインターフェースと
    を備える、装置。
  2. 前記処理システムは、少なくとも1つのデバイスから受信された通信を処理することと、前記通信から前記基準を特定すること、前記基準は、前記装置に対する少なくとも総ビーコン負荷閾値を備える、と、前記ビーコン負荷が前記総ビーコン負荷閾値以上であるかどうかを決定することとを行うようにさらに構成される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記処理システムは、ビーコン送信頻度を減らすための要求またはビーコンサイズを減らすための要求の少なくとも1つを備えるように、前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を生成することを行うようにさらに構成される、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記処理システムは、前記ビーコン負荷が前記総ビーコン負荷閾値に等しくないように、または前記総ビーコン負荷閾値を超えないように、減らされるべき前記ビーコン負荷の量を決定することを行うようにさらに構成される、
    請求項2に記載の装置。
  5. 減らされるべき前記ビーコン負荷の前記量の前記決定は、前記ビーコン負荷から前記総ビーコン負荷閾値より大きい値を差し引くことを備える、
    請求項4に記載の装置。
  6. 前記処理システムは、少なくとも1つのデバイスに起因する前記ビーコン負荷の部分を決定することと、前記少なくとも1つのデバイスへの送信のために前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を生成することとを行うようにさらに構成される、
    請求項1に記載の装置。
  7. 前記処理システムは、前記少なくとも1つのデバイスによって減らされるべき前記ビーコン負荷の量を決定することと、前記少なくとも1つのデバイスへの送信のために前記少なくとも1つのデバイスにより減らされるべき前記ビーコン負荷の前記量を含むように前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を生成することとを行うようにさらに構成される、
    請求項2に記載の装置。
  8. 前記処理システムは、前記装置の前記ビーコン負荷を前記総ビーコン負荷閾値以下となるように減らすであろう、前記少なくとも1つのデバイスに対する新たなビーコン送信頻度または新たなビーコン送信サイズの少なくとも1つを決定することを行うようにさらに構成される、
    請求項2に記載の装置。
  9. 前記処理システムは、前記ビーコン負荷が前記総ビーコン負荷閾値を超えないように、前記少なくとも1つのデバイスに対して減らすべき提案されるビーコン負荷を計算することを行うようにさらに構成され、前記少なくとも1つのデバイスの第1に対して減らすべき前記提案されるビーコン負荷が、前記少なくとも1つのデバイスの第2に対して減らすべき前記提案されるビーコン負荷と異なる、
    請求項2に記載の装置。
  10. 前記ビーコン負荷を減らすための前記生成された要求は、前記検出されたビーコン負荷、基本サービスセット識別情報ごとのビーコン負荷、または、少なくとも1つのデバイスへの送信のための提案されるビーコン負荷低減基準の少なくとも1つを備える、
    請求項1に記載の装置。
  11. 装置による通信の方法であって、
    1つまたは複数のデバイスから受信されるビーコン負荷を処理すること、前記処理することは、前記1つまたは複数のデバイスからの前記受信されたビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定することを含む、と、
    前記受信されたビーコン負荷が前記基準を満たさない場合、前記ビーコン負荷を減らすための要求を生成することと、
    前記1つまたは複数のデバイスへの送信のために、前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を出力することと
    を備える、方法。
  12. 少なくとも第2のデバイスから受信される通信を処理することと、
    少なくとも前記第2のデバイスから受信された前記通信から前記基準を特定することと
    をさらに備え、前記基準は、前記装置に対する少なくとも総ビーコン負荷閾値を備え、前記1つまたは複数のデバイスからの前記受信されたビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定することは、前記1つまたは複数のデバイスからの前記ビーコン負荷が前記総ビーコン負荷閾値以上であるかどうかを決定することを備える、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を生成することは、ビーコン送信頻度またはビーコンサイズの少なくとも1つを減らすための前記要求を生成することを備える、
    請求項11に記載の方法。
  14. 前記ビーコン負荷が前記総ビーコン負荷閾値に等しくないように、または前記総ビーコン負荷閾値を超えないように、減らされるべき前記ビーコン負荷の量を決定することをさらに備える、
    請求項12に記載の方法。
  15. 減らされるべき前記ビーコン負荷の前記量を決定することは、前記ビーコン負荷から前記総ビーコン負荷閾値より大きい値を差し引くことを備える、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記1つまたは複数のデバイスの各々に起因する前記ビーコン負荷の部分を決定することと、前記ビーコン負荷の前記部分に起因する、前記1つまたは複数のデバイスの各々への前記ビーコン負荷へと減らすための前記要求を送信することとをさらに備える、
    請求項11に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数のデバイスによって減らされるべき前記ビーコン負荷の量を決定することをさらに備え、前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を生成することは、前記1つまたは複数のデバイスによって減らされるべき前記ビーコン負荷の前記量を含むように前記ビーコン負荷を減らすための要求を生成することを備える、
    請求項12に記載の方法。
  18. 前記装置の前記検出されたビーコン負荷を前記総ビーコン負荷閾値以下となるように減らすであろう、前記1つまたは複数のデバイスに対する新たなビーコン送信頻度または新たなビーコン送信サイズの少なくとも1つを決定することをさらに備える、
    請求項12に記載の方法。
  19. 前記ビーコン負荷が前記総ビーコン負荷閾値を超えないように、前記1つまたは複数のデバイスに対して減らすべき提案されるビーコン負荷を計算することをさらに備え、前記1つまたは複数のデバイスの第1のデバイスに対して減らすべき前記提案されるビーコン負荷は、前記1つまたは複数のデバイスの第2のデバイスに対して減らすべき前記提案されるビーコン負荷と異なる、
    請求項12に記載の方法。
  20. 前記ビーコン負荷を減らすための要求を生成することは、検出されたビーコン負荷、基本サービスセット識別情報ごとのビーコン負荷、または、提案されるビーコン負荷低減基準の少なくとも1つを含むように、前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を生成することを備える、
    請求項11に記載の方法。
  21. ワイヤレス通信のためのワイヤレスノードであって、
    アンテナと、
    処理システムと
    を備え、前記処理システムは、
    前記ワイヤレスノードのビーコン負荷を処理すること、ビーコン負荷は前記アンテナを介して受信された少なくとも1つのビーコンを備える、と
    前記ビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定することと、
    前記ビーコン負荷が前記基準を満たす場合、ビーコン負荷を減らすための要求を生成することと
    を行うように構成される、ワイヤレスノード。
  22. 実行されると、装置にワイヤレス通信の方法を実行させる命令が符号化された、コンピュータ可読記憶デバイスを備えるコンピュータプログラム製品であって、前記方法は、
    1つまたは複数のデバイスからビーコン負荷を受信することと、
    前記1つまたは複数のデバイスからの前記受信されたビーコン負荷が基準を満たすかどうかを決定することと、
    前記受信されたビーコン負荷が前記基準を満たさない場合、前記ビーコン負荷を減らすための要求を生成することと、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記ビーコン負荷を減らすための前記要求を送信することと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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