JP2017517218A - 共有スペクトルアクセスのための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

ユーザの複数のティアが共有スペクトルリソースのセットにアクセスすることを許可される共有スペクトルアクセスを開示する。第1スペクトルティアから優先アクセスを受信した第2ティアユーザは、共有チャネルに関連するクリアチャネルアセスメント(CCA)期間中に、利用可能な共有チャネル上で予約信号を送信する。第2ティアユーザよりも低い優先度で共有スペクトルにアクセスする第3ティアユーザは、第2ティアユーザ存在が検出されたとき、第2ティアユーザとタイミングを同期させることを試みる。第3ティアユーザは、第3ティアユーザが予約信号を検出したとき、共有チャネル上での送信を阻止されることになる。第2ティアユーザは、したがって、第3ティアユーザからの干渉の可能性がより低い共有チャネル上で送信し、第3ティアユーザは、第3ティアユーザがクリアなCCAを検出したとき、共有チャネルのいずれか上で送信することが可能になる。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年6月5日に出願された「SHARED SPECTRUM ACCESS」と題する米国仮特許出願第62/008,209号、および2015年4月30日に出願された「SHARED SPECTRUM ACCESS」と題する米国実用特許出願第14/700,423号の利益を主張する。
[0002]本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ユーザの複数のティア(multiple tiers of users)の間の共有スペクトルアクセスに関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。通常、多元接続ネットワークである、そのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例はユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):3rd Generation Partnership Project)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局またはノードBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
[0005]基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、および/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、ネイバー基地局(neighbor base stations)からの送信、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの干渉、または他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭遇することがある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方で性能を劣化させることがある。
[0006]モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティにおいて展開されるともに、干渉および輻輳ネットワークの可能性が増大する。モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンス(user experience)を進化および向上させるためにもUMTS技術を進化させる研究および開発が続けられている。
[0007]本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、第2ティア送信機(a second tier transmitter)において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信することと、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第2ティア送信機において、送信のためのデータを決定することと、第2ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネルに関連するクリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)期間中にチャネル予約信号(a channel reserving signal)を送信することと、第2ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のためのデータを送信することとを含む。
[0008]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信の方法は、第3ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信することと、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第3ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視することと、第3ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネル上でCCAを実施することと、第3ティア送信機によって、CCAをクリアとして検出したことに応答して1つまたは複数の共有チャネル上でデータを送信することとを含む。
[0009]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、第2ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信するための手段と、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第2ティア送信機において、送信のためのデータを決定することと、第2ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネルに関連するCCA期間中にチャネル予約信号を送信するための手段と、第2ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のためのデータを送信するための手段とを含む。
[0010]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、第3ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信するための手段と、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第3ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視するための手段と、第3ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネル上でCCAを実施するための手段と、第3ティア送信機によって、CCAをクリアとして検出したことに応答して1つまたは複数の共有チャネル上でデータを送信するための手段とを含む。
[0011]本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体。このプログラムコードは、第2ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信するためのコードと、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第2ティア送信機において、送信のためのデータを決定するためのコードと、第2ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネルに関連するCCA期間中にチャネル予約信号を送信するためのコードと、第2ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のためのデータを送信するためのコードとを含む。
[0012]本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体。このプログラムコードは、第3ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信するためのコードと、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第3ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視するためのコードと、第3ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネル上でCCAを実施するためのコードと、第3ティア送信機によって、CCAをクリアとして検出したことに応答して1つまたは複数の共有チャネル上でデータを送信するためのコードとを含む。
[0013]本開示の追加の態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、第2ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信することと、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第2ティア送信機において、送信のためのデータを決定することと、第2ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネルに関連するCCA期間中にチャネル予約信号を送信することと、第2ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のためのデータを送信することとを行うように構成される。
[0014]本開示の追加の態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、第3ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信することと、ここにおいて、利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、第3ティア送信機によって、利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視することと、第3ティア送信機によって、1つまたは複数の共有チャネル上でCCAを実施することと、第3ティア送信機によって、CCAをクリアとして検出したことに応答して1つまたは複数の共有チャネル上でデータを送信することとを行うように構成される。
[0015]ワイヤレス通信システムの詳細を示すブロック図。 [0016]複数のセルを有するワイヤレス通信システムの詳細を示すブロック図。 [0017]1つの1次システムと1つの2次システムとを含む異なるワイヤレス通信システムに結合された権限を付与された共有アクセス(ASA:Authorized Shared Access)コントローラの態様を示すブロック図。 [0018]1つの1次システムと複数の2次システムとを含む異なるワイヤレス通信システムに結合されたASAコントローラの態様を示すブロック図。 [0019]ASAをサポートするための2次システム内の異なるワイヤレス通信システムおよび要素に結合されたASAコントローラの態様を示すブロック図。 [0020]本開示の態様による、マルチティアシステム(a multi-tiered system)を示すブロック図。 [0021]本開示の一態様に従って構成された共有アクセススペクトル(SAS:Shared Access Spectrum)展開を示すブロック図。 [0022]本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 [0023]本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 [0024]本開示の一態様に従って構成されたSAS展開を示すブロック図。 [0025]本開示の一態様に従って構成されたSAS展開を示すタイムライン。
詳細な説明
[0026]添付の図面に関して以下に示す詳細な説明は、様々な可能な構成を説明するものであり、本開示の範囲を限定するものではない。そうではなく、詳細な説明は、本発明の主題の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細は、あらゆる場合において必要とされるとは限らないことと、いくつかの事例では、よく知られている構造および構成要素は提示を明快にするためにブロック図の形式で示されることとが当業者には明らかであろう。
[0027]本開示は、一般に、ワイヤレス通信ネットワークとも呼ばれる、2つまたはそれ以上のワイヤレス通信システム間での権限を付与された共有アクセス(authorized shared access)を与えることまたはそのアクセスに関与することに関する。様々な実施形態では、本技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、LTE(登録商標)ネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、ならびに他の通信ネットワークなど、ワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。本明細書で説明する「ネットワーク」および「システム」という用語は互換的に使用され得る。
[0028]CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))と低チップレート(LCR)とを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。
[0029]TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。3GPPは、GERANとしても示されるGSM EDGE(GSM進化型高速データレート(enhanced data rates for GSM evolution))無線アクセスネットワーク(RAN)のための規格を定義する。GERANは、基地局(たとえば、AterおよびAbisインターフェース)と基地局コントローラ(Aインターフェースなど)とを結合するネットワークとともにGSM/EDGEの無線構成要素である。無線アクセスネットワークはGSMネットワークの構成要素を表し、それを通して、通話およびパケットデータが公衆交換電話網(PSTN)およびインターネットからユーザ端末またはユーザ機器(UE)としても知られる加入者ハンドセットにルーティングされ、また加入者ハンドセットからPSTNおよびインターネットにルーティングされる。モバイルフォン事業者のネットワークは、1つまたは複数のGERANを備え得、それは、UMTS/GSMネットワークの場合、UTRANに結合され得る。事業者ネットワークはまた、1つまたは複数のLTEネットワーク、および/または1つまたは複数の他のネットワークを含み得る。様々な異なるネットワークタイプは、異なる無線アクセス技術(RAT)と無線アクセスネットワーク(RAN)とを使用し得る。
[0030]OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。特に、ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体から提供されている文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は知られているかまたは開発されている。たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、およびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。明快のために、本装置および技法のいくつかの態様は、以下ではLTE実装形態に関してまたはLTE中心の方法で説明されることがあり、以下の説明の部分ではLTE用語が例示的な例として使用されることがあるが、その説明は、LTE適用例に限定されるものではない。実際、本開示は、異なる無線アクセス技術または無線エアインターフェースを使用した、ネットワーク間のワイヤレススペクトルへの共有アクセスに関係する。
[0031]また、キャリアグレード(carrier-grade)WiFi(登録商標)に適合し得る、無認可スペクトル(unlicensed spectrum)中に含まれるLTE/LTE−Aに基づくニューキャリアタイプが提案されており、それにより、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AがWiFiの代替になる。LTE/LTE−Aは、無認可スペクトル中で動作するとき、LTE概念を活用し得、無認可スペクトル中での効率的な動作を提供することと、規制要件を満たすこととのために、ネットワークまたはネットワークデバイスの物理レイヤ(PHY)およびメディアアクセス制御(MAC)態様にいくつかの変更を導入し得る。使用される無認可スペクトルは、たとえば、数百メガヘルツ(MHz)程度から数十ギガヘルツ(GHz)程度までにわたり得る。動作中、そのようなLTE/LTE−Aネットワークは、ローディングと利用可能性とに応じて認可スペクトルまたは無認可スペクトルの任意の組合せで動作し得る。したがって、本明細書で説明するシステム、装置および方法は他の通信システムおよび適用例に適用され得ることが当業者には明らかであり得る。
[0032]システム設計は、ビームフォーミングおよび他の機能を容易にするためにダウンリンクおよびアップリンクのための様々な時間周波数基準信号をサポートし得る。基準信号は、知られているデータに基づいて生成される信号であり、パイロット、プリアンブル、トレーニング信号、サウンディング信号(sounding signal)などと呼ばれることもある。基準信号は、チャネル推定、コヒーレント復調、チャネル品質測定、信号強度測定など、様々な目的のために受信機によって使用され得る。複数のアンテナを使用するMIMOシステムは、概して、アンテナ間での基準信号の送信の協調を提供するが、LTEシステムは、概して、複数の基地局またはeNBからの基準信号の送信の協調を提供しない。
[0033]いくつかの実装形態では、システムは時分割複信(TDD)を利用し得る。TDDでは、ダウンリンクとアップリンクとは同じ周波数スペクトルまたはチャネルを共有し、ダウンリンク送信とアップリンク送信とは同じ周波数スペクトル上で送られる。したがって、ダウンリンクチャネル応答はアップリンクチャネル応答と相関し得る。相反性(reciprocity)により、アップリンクを介して送られた送信に基づいてダウンリンクチャネルを推定することが可能になり得る。これらのアップリンク送信は、(復調後に基準シンボルとして使用され得る)アップリンク制御チャネルまたは基準信号であり得る。アップリンク送信は、複数のアンテナを介した空間選択性チャネル(space-selective channel)の推定を可能にし得る。
[0034]LTE実装形態では、ダウンリンクのために、すなわち、基地局、アクセスポイントまたはeノードB(eNB)からユーザ端末またはUEまで、直交周波数分割多重(OFDM)が使用される。OFDMの使用は、スペクトルフレキシビリティについてのLTE要件を満たし、高いピークレートで極めて広いキャリアのためのコスト効率の高いソリューションを可能にし、定着した技術である。たとえば、OFDMは、IEEE802.11a/g、802.16、欧州通信規格協会(ETSI:European Telecommunications Standards Institute)によって規格化された高性能無線LAN−2(HIPERLAN−2(High Performance Radio LAN-2)、ここにおいてLANはローカルエリアネットワークを表す)、ETSIの合同技術委員会によって公開されたデジタル・ビデオ・ブロードキャスティング(DVB:Digital Video Broadcasting)などの規格、および他の規格において使用される。
[0035]時間周波数物理リソースブロック(ここではリソースブロック、または簡潔のために「RB」としても示される)は、OFDMシステムにおいて、トランスポートデータに割り当てられた間隔(intervals)またはトランスポートキャリア(たとえば、サブキャリア)のグループとして定義され得る。RBは、時間および周波数期間にわたって定義される。リソースブロックは、スロットにおける時間および周波数のインデックスによって定義され得る時間周波数リソース要素(ここではリソース要素、または簡潔のために「RE」としても示される)から構成される。LTE RBおよびREのさらなる詳細は、たとえば、3GPP TS36.211などの3GPP仕様に記載されている。
[0036]UMTS LTEは、20MHzから1.4MHZまでのスケーラブルなキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブキャリア帯域幅が15kHzであるときは12個のサブキャリアとして定義され、またはサブキャリア帯域幅が7.5kHzであるときは24個のサブキャリアとして定義される。例示的な実装形態では、時間領域において、10ms長であり、それぞれ1ミリ秒(ms)の10個のサブフレームからなる、定義された無線フレームがある。あらゆるサブフレームは2つのスロットからなり、各スロットが0.5msである。この場合、周波数領域におけるサブキャリア間隔は15kHzである。(スロットごとに)これらのサブキャリアのうち12個を合わせると、RBが構成され、したがって、この実装形態では、1つのリソースブロックは180kHzである。6つのリソースブロックは1.4MHzのキャリアに適合し(fit in)、100個のリソースブロックは20MHzのキャリアに適合する。
[0037]本開示の様々な他の態様および特徴について以下でさらに説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示する特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎず、限定するものではないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様から独立して実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つまたはそれ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本明細書に記載する態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置が実装され得るか、またはそのような方法が実施され得る。たとえば、方法は、システム、デバイス、装置の一部として実装され、および/あるいはプロセッサまたはコンピュータ上での実行のためにコンピュータ可読媒体に記憶された命令として実装され得る。さらに、1つの態様は、1つの請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
[0038]図1に、後でさらに説明する態様が実装され得る、権限を付与された共有アクセス(ASA)を用いたLTEシステムであり得る、多元接続ワイヤレス通信システムの一実装形態の詳細を示す。発展型ノードB(eNB)100(基地局、アクセスポイントまたはAPとしても知られる)は、あるグループが104と106とを含み、別のグループが108と110とを含み、追加のグループが112と114とを含む、複数のアンテナグループを含み得る。図1では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。ユーザ機器(UE)116(ユーザ端末、アクセス端末、またはATとしても知られる)はアンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク(ダウンリンクとしても知られる)120を介してUE/アクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク(アップリンクとしても知られる)118を介してUE116から情報を受信する。第2のUE122はアンテナ104および106と通信していることがあり、アンテナ104および106は、順方向リンク126を介してUE122に情報を送信し、逆方向リンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。
[0039]周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。たとえば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用し得る。時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは共有され得る。
[0040]アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、しばしば、eNBのセクタと呼ばれる。すなわち、各アンテナグループは、eNB100によってカバーされるエリアのセクタ中のUEに通信するように設計される。順方向リンク120および126を介した通信では、eNB100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122について順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、ビームフォーミングを使用して、それのカバレージ中にランダムに分散されたUEに送信するeNBは、単一のアンテナを介してすべてのそれのUEに送信するeNBよりも、隣接セル中のUEへの干渉を引き起こすことが少ない。eNBは、UEとの通信のために使用される固定局であり得、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の等価な用語で呼ばれることもある。UEは、アクセス端末、AT、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の等価な用語で呼ばれることもある。UE116および122などのUEは、たとえば、GERANおよび/またはUTRANネットワークなどの他の通信ネットワーク(図示せず)の他のノードとともに動作するようにさらに構成され得る。その上、eNB100などの基地局は、リダイレクションコマンド(redirection command)の使用によってなど、他のネットワークの基地局への、サービスされているUEのハンドオーバを容易にするように構成され得る。
[0041]図2に、後で説明する態様などの態様が実装され得る、ASAを用いたLTEシステムなどの多元接続ワイヤレス通信システム200の一実装形態の詳細を示す。多元接続ワイヤレス通信システム200は、セル202、204、および206を含む複数のセルを含む。一態様では、セル202、204、および206は、複数のセクタを含むeNBを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成され得、各アンテナは、セルの一部分におけるUEとの通信を担当する。たとえば、セル202において、アンテナグループ212、214、および216は各々異なるセクタに対応し得る。セル204において、アンテナグループ218、220、および222は各々異なるセクタに対応する。セル206において、アンテナグループ224、226、および228は各々異なるセクタに対応する。セル202、204、および206は、各セル202、204、または206の1つまたは複数のセクタと通信していることがある、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえば、ユーザ機器またはUEを含むことができる。たとえば、UE230および232はeNB242と通信していることがあり、UE234および236はeNB244と通信していることがあり、UE238および240はeNB246と通信していることがある。セルおよび関連する基地局はシステムコントローラ250に結合され得、システムコントローラ250は、マルチモード協調および動作、ならびに本明細書で説明する他の態様、に関係する、本明細書でさらに説明する機能を実施するために使用され得るような、たとえば、MMEおよびSGWを含む、コアまたはバックホールネットワークの一部であり得るか、あるいはコアまたはバックホールネットワークへの接続性を与え得る。
[0042]事業者のシステムは、異なるRATを使用する、(たとえば、認可スペクトルと無認可スペクトルとの任意の組合せ上での使用を可能にするLTEネットワーク構成を含む、図2および図3に示されているLTEネットワーク構成に加えて)複数のタイプであり得る複数のネットワークを含み得る。たとえば、あるタイプは、データ処理を中心とする(data-centric)LTEシステムであり得る。別のタイプは、W−CDMAシステムなどのUTRANシステムであり得る。さらに別のタイプは、場合によってはデュアル転送モード(DTM:dual transfer mode)対応であり得るGERANシステム(本明細書ではDTM GERANとしても示される)であり得る。いくつかのGERANネットワークは非DTM対応(non-DTM capable)であり得る。UEなどのマルチモードユーザ端末は、これらならびに他のネットワーク(たとえば、WiFiまたはWiMax(登録商標)ネットワークなど)などの複数のネットワークにおいて動作するように構成され得る。
[0043]権限を付与された共有アクセス(ASA)は、(本明細書では1次ライセンシーと(primary licensee)も呼ぶ)(1つまたは複数の)インカンベント(incumbent)システム、しばしば、軍隊など、政府機関、によって時間、地理、および/または周波数において未使用のスペクトルの部分が規制ライセンスを介して(1つまたは複数の)商業ライセンシーに対して許可され、それにより、そのスペクトルが(1つまたは複数の)1次またはインカンベントシステムによって使用されない時間および場所でのそのスペクトル上での商業サービスの提供(provision of the commercial services)が可能になる、スペクトル認可モデル(spectrum licensing model)である。本明細書では、ASAを実装するためのアーキテクチャについて説明し、ASA技術の一実装形態を示すが、その技術を図示の実施形態に限定するものではない。
[0044]本開示では以下の用語が使用される。
ASA−1 1次ライセンシーとASAコントローラとの間のインターフェース
ASA−2 ASAコントローラとASAネットワーク管理システムとの間のインターフェース
ASA−3 ASAネットワークマネージャとASAネットワーク要素との間のインターフェース
ASAコントローラ どのASAスペクトルがASAネットワークによる使用のために利用可能であるかに関する情報をネットワークコントローラから受信し、どのASAスペクトルが利用可能であるかをASAネットワークマネージャに通知するためにASAネットワークマネージャに制御情報を送るエンティティ
ASAネットワークマネージャ 限定はしないがASAスペクトル中で動作するデバイスを含む、それのネットワークを制御および管理するASAネットワーク事業者によって操作されるエンティティ
ASAライセンシー ASAスペクトルを使用するためのASAライセンスを取得したワイヤレスネットワーク事業者
権限を付与された共有アクセス 1次ライセンシーによって未使用であるスペクトルの部分をASA事業者が利用するスペクトル認可のタイプ
ASAスペクトル 1次ライセンシーによって十分に利用されず、ASA事業者による使用のために認可されたスペクトル。ASAスペクトル利用可能性は、ロケーション、周波数、および時間によって指定される
排除ゾーン(Exclusion Zone) インカンベントまたは1次システムを保護するように、ASAネットワークが動作することを許可されない地理的領域
インカンベントまたは1次ASAライセンシー 周波数帯域を利用し続けるが、常にすべてのロケーションにおいて周波数帯域全体を使用するとは限らない、周波数の帯域を利用する権利を最初に保持するエンティティ
インカンベントネットワークコントローラ ASAスペクトル中で動作するそれのネットワークを制御および管理するインカンベントまたは1次ライセンシーによって操作されるエンティティ。
[0045]ASAアーキテクチャを実装するために様々なエンティティが使用される。一態様では、ASAアーキテクチャ300は、図3に示されているように、単一のインカンベントまたは1次システムのネットワークコントローラ312と、単一のASAネットワークのASAネットワークマネージャ314とに結合されたASAコントローラ302を含み得る。インカンベントシステムは1次ASAライセンシーであり得、ASAネットワークは2次ASAライセンシーであり得る。
[0046]ネットワークコントローラ312は、指定された時間およびロケーションにおいてASAスペクトルがインカンベントまたは1次システムによってどのように使用されるかに気づいている。ネットワークコントローラ312は、ASAスペクトルのインカンベントまたは1次ユーザ使用に関する情報をASAコントローラ302に与える。この情報をASAコントローラ302に与えるために、ネットワークコントローラ312が使用することができるいくつかの方法がある。たとえば、ネットワークコントローラ312は、排除時間とともに排除ゾーンのセットを指定し得る。別のオプションは、ネットワークコントローラ312がロケーションのセットにおいて最大許容干渉(maximum allowed interference)を指定することである。ネットワークコントローラ312は、このインカンベントまたは1次ユーザ保護情報をASA−1インターフェース316を介してASAコントローラ302に送るが、その態様について以下でより詳細に説明する。インカンベントまたは1次ユーザ保護情報は、ASAコントローラ302によってデータベース306に記憶され得る。
[0047]ASAコントローラ302は、どのASAスペクトルがASAネットワークによって使用され得るかを決定するために、ネットワークコントローラ312からの情報を使用する。任意の所与のロケーションについて任意の所与の時間にどのASAスペクトルが使用され得るかを決定するためにASAコントローラ302によって使用される方法は、ASAプロセッサ304によってアクセスされるルールデータベース308において指定される。ルールデータベース308は規制ルール(regulatory rules)を記憶する。これらのルールは、ASA−1インターフェースまたはASA−2インターフェースのいずれかを通して変更されないことがあり、ASAコントローラ302を管理する個人または団体によって更新されることがある。ルールデータベース308中のルールによって算出された、どのASAスペクトルが利用可能であるかは、ASAスペクトル利用可能性データベース310に記憶され得る。
[0048]ASAコントローラ302は、スペクトル利用可能性データベースに基づいて、どのASAスペクトルが利用可能であるかに関する情報をASA−2インターフェース318を介してASAネットワークマネージャ314に送り得る。ASAネットワークマネージャ314は、それの制御下の基地局の地理的ロケーション、また、送信電力、サポートされる動作周波数などを含むこれらの基地局の送信特性に関する情報を知るかまたは決定し得る。ASAネットワークマネージャ314は、所与のロケーションまたは地理的領域においてどのASAスペクトルが利用可能であるかを発見するために、ASAコントローラ302に照会し得る。また、ASAコントローラ302は、ASAスペクトル利用可能性に対する任意の更新をリアルタイムでASAネットワークマネージャ314に通知し得る。これは、ASAスペクトルがもはや利用可能でない場合、ASAコントローラ302がASAネットワークマネージャ314に通知することを可能にし、その結果、そのASAネットワークがそのスペクトルを使用することを中止することができ、その結果、ネットワークコントローラ312は、リアルタイムでASAスペクトルへの排他的アクセスを取得することができる。
[0049]ASAネットワークマネージャ314は、コアネットワーク技術に応じて、標準ネットワーク要素に組み込まれ得る。たとえば、ASAネットワークがロングタームエボリューション(LTE)ネットワークである場合、ASAネットワークマネージャは、オペレーション、アドミニストレーションおよびメンテナンス(OAM:operations, administration and maintenance)サーバに組み込まれ得る。インターフェースASA−1およびASA−2に関するさらなる情報は、以下の開示において見つけられ得る。
[0050]図3において、単一のネットワークコントローラ312および単一のASAネットワークマネージャ314が、両方ともASAコントローラ302に接続されて示されている。図4に示されているシステム400の場合のように、複数のASAネットワーク(たとえば、ASAネットワークA、ASAネットワークBおよびASAネットワークC)がASAコントローラ402に接続されることも可能である。ASAネットワークAは、ASAコントローラ402に結合されたASAネットワークAマネージャ414を含み、ASAネットワークBは、ASAコントローラ402に結合されたASAネットワークBマネージャ420を含み、ASAネットワークCは、ASAコントローラ402に結合されたASAネットワークCマネージャ422を含む。この場合、複数のASAネットワークは同じASAスペクトルを共有し得る。ASAスペクトルのこの共有が達成され得るいくつかの方法がある。1つの方法は、所与の領域中について、各ネットワークがASAスペクトル内のサブバンドに制限されることである。各ASAネットワークが各サブバンドに対する権利をどのように取得するかは本明細書の範囲外であり、規制スペクトルオークションプロセス(regulatory spectrum auctioning process)において対処され得る。ASAネットワークがASAスペクトルを共有するための別の方法は、緊密なタイミング同期を使用すること、および異なるネットワークのチャネルアクセスのスケジューリングである。一例として、このASA共有手法がLTEネットワークのために研究された。システム400は、(図3中のデータベース308と同様の)データベース406に対してインカンベントまたは1次ユーザ保護情報を与えるために、ASA−1インターフェース416を介してASAコントローラ402と通信するインカンベントまたは1次システムのネットワークコントローラ412をさらに含み得る。ASAコントローラ402は、(図3中のルールデータベース308と同様の)ルールデータベース408と(図3中のASAスペクトル利用可能性データベース310と同様の)ASAスペクトル利用可能性データベース410とに結合されたプロセッサ404を含み得る。ASAコントローラ402は、ASA−2インターフェース418を介してASAネットワークマネージャ414、420および422と通信し得る。インカンベントまたは1次システムは1次ライセンシーであり得、ASAネットワークA、B、Cは2次ライセンシーであり得る。
[0051](1つまたは複数の)ASAネットワークマネージャは、所望のスペクトル使用制御を達成するために、eNBなど、様々なネットワーク要素と対話する必要があり得る。これは、無線アクセスネットワーク512中のeNB516、518と、OAM510中に組み込まれたASAネットワークマネージャノードとの間のASA−3インターフェースを含むシステム500を示す図5に示されているように、ASA−3インターフェースの使用によって容易にされ得る。無線アクセスネットワーク512はコアネットワーク514に結合され得る。ASAコントローラ502は、ASA−2インターフェース508を介してOAM510と、ASA−1インターフェース506を介して1次ユーザ(ライセンシー)ノード(たとえば、ネットワークコントローラ)504とに結合され得る。
[0052]また、同じASAスペクトルのために複数のネットワークコントローラ504を有することが可能である。単一のネットワークコントローラは、所与のASA周波数帯域のためのインカンベントまたは1次ユーザ保護に関する完全な情報を与えることができる。その理由で、アーキテクチャは単一のネットワークコントローラに限定され得る。しかしながら、複数のネットワークコントローラがサポートされ得るが、それを単一のネットワークコントローラに制限することがより簡単で、よりセキュアであり得ることに留意されたい。
[0053]図3〜図5の上述の要素はASAアーキテクチャに限定されない。そうではなく、図3〜図5の要素は、マルチティア共有アクセスシステム(multi-tiered shared access system)など、他の共有アクセスシステムのために使用されることも企図される。
[0054]上記で説明したように、権限を付与された共有アクセス(ASA)は、国防組織など、インカンベントシステムまたはユーザのために指定された帯域への一時的アクセスを与える。一構成では、インカンベントユーザは、それの時間変動要件(time-varying requirements)を、権限を付与された共有アクセスシステムに開示し、権限を付与された共有アクセスコントローラは、開示された時間変動要件に基づいて、モバイルネットワーク事業者のためのリソース許可(resource grants)を決定する。すなわち、モバイルネットワーク事業者は、インカンベントユーザによって利用可能にされた(すなわち、使用されない)スペクトルリソースへのアクセスを許可される。本開示では、スペクトルリソースはリソースと呼ばれることがある。
[0055]さらに、本開示では、スペクトルリソースは空間におけるスペクトル使用を指すことがある。一例として、スペクトル帯域FはゾーンY中で利用可能であり得る。本例では、帯域の一部分(F1)は、ゾーンYのための特定の地理的エリア(Y1)のために指定され得る。したがって、本例では、残りの帯域(F−F1)は、すべてのゾーンY中で利用可能であり得る。さらに、帯域の一部分(F1)は、特定の地理的エリア(Y1)の外側で利用可能であり得る。
[0056]場合によっては、スペクトル共有にさらなるグラニュラリティ(granularity)を追加することが望ましいことがある。本開示の態様は、スペクトルリソースを共有するための、3ティアシステムなどのマルチティアシステムを対象とする。一構成では、スペクトルリソースは3.5GHz帯域からのリソースであり得る。さらに、一構成では、3ティアシステムは、インカンベントシステム/ユーザ(incumbent systems/users)のために指定された第1スペクトルティアと、優先アクセスシステム/ユーザ(priority access systems/user)(たとえば、緊急サービス)のために指定された第2スペクトルティアと、一般的アクセスシステム/ユーザのために指定された第3スペクトルティアとを含む。一般的アクセスシステムは無認可システムであり得る。本開示では、スペクトルティアのために指定されたシステムはユーザと呼ばれることもある。さらに、本開示では、スペクトルティアはティアと呼ばれることもある。3つのティアについて説明するが、本開示は4つまたはそれ以上のティアをも企図する。
[0057]図6に、本開示の一態様による、マルチティアシステムを示すブロック図を示す。図6に示されているように、マルチティアシステムは複数のティア1〜4を有し得る。各ティアは、インカンベントシステム、一般的アクセスシステム、および/または優先アクセスシステムなど、特定のシステムのために指定され得る。一構成では、スペクトルコントローラが、上位レベルティアから未使用スペクトルを示す情報を受信し得る。スペクトルコントローラは、次いで、示された未使用スペクトルに基づいて、利用可能スペクトルを下位レベルティアに通知し得る。
[0058]たとえば、第1ティアのシステムAが、それの未使用スペクトルをスペクトルコントローラに報告し得る。さらに、本例では、第1ティアのシステムAの未使用スペクトルに基づいて、スペクトルコントローラは、利用可能なスペクトルを第2ティアの、システムAおよびシステムBなどのシステムに通知し得る。その上、第2ティアのシステムは、第1ティアから利用可能な未使用スペクトルをスペクトルコントローラに報告し得、スペクトルコントローラは、次いで、第2ティアおよび第1ティアの未使用スペクトルに基づいて、利用可能なスペクトルを第3ティアのシステムに通知し得る。最終的に、第3ティアのシステムは、第2ティアから利用可能なそれらの未使用スペクトルをスペクトルコントローラに報告し得、スペクトルコントローラは、次いで、第3ティア、第2ティア、および第1ティアの未使用スペクトルに基づいて、利用可能なスペクトルを第4ティアのシステムに通知し得る。各ティアは、別々に管理されるように説明されるが、ティア内の複数のライセンシーが1つのエンティティによって管理され得、他のライセンシーは別のエンティティによって管理され得る。たとえば、各システムに割り振られたリソース上に固定境界があるか、またはいくつかの他の管理手法があり得る。
[0059]上記で示唆したように、ワイヤレス通信のために使用できる利用可能なワイヤレススペクトルは複数の方法で共有され得る。垂直共有は、インカンベントまたは1次システムと1つまたは複数の他のシステムとの間のスペクトルの共有である。一例では、インカンベントまたは1次ユーザは、機関または軍隊の支部など、政府事業体(governmental entit)であり得る。インカンベントまたは1次ユーザは、スペクトルを常に、全国的に、または全体として使用するとは限らないことがある。その場合、規制当局は、スペクトルが1次またはインカンベントユーザによって使用されない時間および場所でスペクトルを使用することを1つまたは複数の商業エンティティに認可し得る。垂直共有では、インカンベント/1次ユーザと2次ユーザとの間に共通カスタマー(common customers)がいない。スペクトルは水平方向にも共有され得る。水平共有では、スペクトルは競合システム間で共有される。水平共有シナリオでは、インカンベントまたは1次ユーザがいることもいないこともある。インカンベントまたは1次ユーザが存在する場合、インカンベントまたは1次ユーザは優先度の非対称階層(asymmetric hierarchy of priority)を導入し得る。たとえば、一部のユーザは、他のユーザに優先してスペクトルにアクセスし得る。水平共有方式では、存在する場合にインカンベントまたは1次ユーザと、他のユーザとの間に共通カスタマーがあり得る。たとえば、5GHz無認可帯域のある部分では、認可されたインカンベントまたは1次ユーザがいない。したがって、すべてのユーザ間は同等である。しかしながら、他の帯域では、スペクトルは単一の会社に対して認可されるが、アクセスは、ワイヤレス・インターネット・サービスプロバイダ(WISP)など、複数の2次ユーザにリースされ得る。
[0060]垂直共有シナリオでは、概して、2つの認可パラダイム、厳格認可およびハイブリッド認可(strict licensing and hybrid licensing)がある。上記で参照したASAは厳格認可パラダイムに分類され、認可された共有アクセス(ASAまたはLSA:Licensed Shared Access)と呼ばれることもある。ASAライセンシーは、インカンベントまたは1次ユーザとASAライセンシーとの間のバイナリスペクトル共有構成(binary spectrum sharing arrangement)における規制者からいくつかのアクセス権を獲得する。スペクトルアクセスシステム(SAS:Spectrum Access System)と呼ばれることがあるハイブリッド認可は、ユーザの1つのセット(たとえば、第2ティアユーザまたは「2T」)がスペクトルにアクセスする際に他のセット(たとえば、3T、4Tなど)に優先することになる、非インカンベントまたは1次ユーザ間の非対称階層を与える。たとえば、米国における3.5GHzスペクトルは、現在、米国政府、すなわち米海軍(1次またはインカンベントユーザ)によって占有されている。モバイルネットワーク事業者(MNO:Mobile network operators)などは、スペクトルのための認可を取得することを希望している。他のアクセスエンティティに優先するエンティティは第2ティアアクセスライセンシー(2T)と呼ばれることがある。3.5GHzスペクトルにアクセスし得る他のユーザは、一般的な、権限を付与されたアクセス(GAA:general authorized access)ユーザと呼ばれることがある第3ティアユーザまたは3Tである。これらの3Tユーザは3.5GHzスペクトルにアクセスし得るが、2Tユーザのほうがアクセスの際に優先する。
[0061]本開示の様々な態様は、SASを通したハイブリッド認可を対象とする。本開示によるSASは、超優先インカンベント(super-priority incumbent)から優先2Tユーザへ、3Tユーザへという優先度における厳格な階層をもつユーザの3つのティアを可能にする。本開示によるSASはまた、個々のデバイスがSASデータベースに登録しないようなネットワーク制御型アーキテクチャを採用する。その上、SAS展開は2Tユーザに対して予測可能なQoSを保証する。
[0062]本開示による様々なSAS展開は、2つのティア(たとえば、インカンベントユーザおよび2Tユーザ)のみが存在するとき、ASAモデルにディジェネレート(degenerate)し得、単一の第3ティア(たとえば、3Tユーザ)のみが存在するとき、無認可モデルにディジェネレートし得る。
[0063]図7は、本開示の一態様に従って構成されたSAS展開70を示すブロック図である。SAS展開70は、スペクトル共有の2つのティアのみが存在するときのネットワークを示す。インカンベントユーザ700は、SAS−1インターフェースを介してSASコントローラ701との1次接続を維持する。SAS−1インターフェースは、特徴および機能において、ASA展開に関して上記で説明したASA−1インターフェースと同等である。SAS展開70を通して共有されるスペクトルは、SAS−2インターフェースを介して2Tオペレーション、アドミニストレーションおよびメンテナンス(OAM)サーバ702において管理される。SAS−2インターフェースは、特徴および機能において、上記で説明したASA−2インターフェースと同等である。したがって、SAS展開70において所与の時間に利用可能な2つのティアのみがある場合、SASモデルは厳格認可LSA/ASAモデルにディジェネレートする。
[0064]2Tコアネットワーク703は、SAS展開70の共有スペクトルへのアクセスを制御する際に2T OAMサーバ702を管理する。2T無線アクセスネットワーク704は、eNB705〜706による共有スペクトルへの、権限を付与されたアクセスを与える際に2T OAMサーバ702を通して対話する。SAS展開70は、認可スペクトル上で通常のLTEアクセス技術を使用して、ならびに補足ダウンリンク(SD:supplemental downlink)モードまたはキャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)モードのために認可スペクトルと無認可スペクトルとの任意の組合せを使用するLTE/LTE−Aアクセス技術を使用して、2T RAN704による共有スペクトルへのアクセスを与える。
[0065]図8は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック800において、2T送信機などの第2ティア送信機が、インカンベントなどの第1スペクトルティアから、1つまたは複数の共有チャネルを含む利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信する。これらの共有チャネルは、認可、無認可、またはそれらの様々な組合せであり得る。この第1のブロックは、利用可能なスペクトルのステータスを検査する。第2ティアまたは2T送信機は、SAS−2インターフェースを使用してSASコントローラおよびデータベースに照会する2T OAMサーバからの指示を取得する。2T OAMサーバは、時間、地理、チャネルなどにおける最大許容受信機パワースペクトル密度(maximum allowed receiver power spectral density)などの情報を含むスペクトルステータスを受信する。この情報は、共有スペクトルリソースへのアクセス情報とともに、照会する2T OAMサーバに関連する2T中の基地局に与えられる。
[0066]ブロック801において、第2ティア送信機は、それが送信すべきデータを有するか否かを決定する。2T基地局または他の送信機は、SASネットワーク展開上への送信のためのデータがあるかどうかを決定することになる。送信のためのデータが現在検出されない場合、第2ティア送信機はそのような送信データについて監視し続けることになる。
[0067]第2ティア送信機が、それが送信すべきデータを有すると決定した場合、ブロック802において、2T基地局などの第2ティア送信機は、利用可能なスペクトル内の任意の共有チャネルに関連するクリアチャネルアセスメント(CCA)期間中にチャネル予約信号を送信する。チャネル予約信号は、データ自体の送信、またはCUBSなどの他のタイプの信号の送信を含み得る。CCAは、共有チャネル上に送信することを試みる送信機によって実施され得る。この目的は、送信機が、共有チャネルがすでに使用中であるか否か、または別の送信機が共有チャネル上で信号を送信しているかどうか、を検出することである。CCA検査を実施する送信機がクリアチャネルを検出することができない場合、送信機は、CCA検査を再試行する前の時間の長さの間、そのチャネル上での送信をバックオフする(back off)ことになる。たとえば、CCAは、認可チャネルまたは無認可チャネル上に送信することを試みるときに実施され得る。
[0068]ブロック803において、第2ティア送信機は、利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のためのデータを送信する。これらの利用可能な共有スペクトルリソースはまた、認可チャネルと無認可チャネルとの任意の組合せを含み得る。2T基地局またはeNBなど、第2ティア送信機は、利用可能な共有チャネルのいずれかを使用して送信し得る。しかしながら、2T送信機は、SASコントローラからのこれらのチャネルに対する排他的権利をすでに有するので、2T送信機は、最初にクリアチャネルを検出することなしに共有チャネルにアクセスし得る。この送信は、信号がCCA期間中に送信されるとき、ブロック802を通して保護される。したがって、CCA期間中の2T送信が3Tユーザへの媒体アクセスを否認するので、エリア中にあり得る3Tユーザは共有チャネル上での送信を防がれるであろう。
[0069]図9は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック900において、第3ティア送信機が、第1スペクトルティアから、1つまたは複数の共有チャネルを含む共有スペクトルリソースの利用可能性の指示を受信する。これらの共有チャネルは、認可チャネルと無認可チャネルとの任意の組合せを含み得る。第3ティア送信機は、3T基地局またはeNB、あるいは無線アクセスネットワーク内の複数の3T eNBの通信を容易にする3T無線アクセスネットワークを含み得る。第3ティア送信機は、SAS−2インターフェースを使用してSASコントローラおよびデータベースに照会することによって、利用可能な共有スペクトルリソースのステータスを検査する。受信される指示は、時間、地理、チャネルなどにおける最大許容受信機パワースペクトル密度などの情報とともにスペクトルステータスを含む。
[0070]ブロック901において、第3ティア送信機は、利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視する。3T基地局は、すべての利用可能なチャネルにおいて任意の2T基地局の存在を検出することを試みる。3T基地局は、2T基地局によって送信された任意の同期信号およびシステム情報について監視する。
[0071]ブロック902において、第2ティア送信機が検出されたかどうかの決定が行われる。検出された場合、ブロック903において、第3ティア送信機は、それのタイミングを検出された第2ティア送信機に同期させる。3T基地局は、2T送信機を検出すると、それのタイミングを2T送信機と同期させ、したがって、2Tシステムと連動する(coupling with)。
[0072]ブロック904において、第3ティア送信機は、利用可能な共有スペクトルリソースの共有チャネルのCCA検査を実施する。したがって、2Tユーザが検出されたとき、3Tユーザは、2Tユーザがその上で検出されないチャネルのうちの1つを選択し得るか、または2Tユーザがすべてのチャネル上で検出された場合、3Tユーザは、2Tユーザと同じチャネルを占有し得る。しかしながら、3Tユーザは、共有チャネル上への送信の前にCCA検査を実施しなければならないので、2Tユーザは、それが送信すべきデータを有するとき、CCA期間中に信号を常に送信し、それは3TユーザのCCA検査が失敗することを引き起こすので、3Tユーザはどの2T送信にも干渉しないことがあり得る。
[0073]ブロック905において、第3ティア送信機がクリアなCCAを検出することができない場合、第3ティア送信機は、ブロック901において、第2ティア送信機の存在について再び監視する。そうではなく、第3ティア送信機がクリアなCCAを検出した場合、ブロック906において、第3ティア送信機は共有チャネル上でデータを送信することになる。
[0074]3Tユーザは、2Tユーザの存在について監視するとき、チャネルのすべて上で、またはチャネルのすべてよりも少ないチャネル上で2Tユーザを検出し得る。上述のように、2Tユーザが、利用可能な共有チャネルのいくつか上でのみ検出された場合、3Tユーザは、その上でCCA検査を実施し、潜在的に送信するために、「オープン」チャネルを選択し得る。そうではなく、2Tユーザがすべての利用可能な共有チャネル上で検出されたとき、3Tユーザは、同じチャネルを占有し、すべてのLBTプロトコルが正常に満たされ得るときのみ単に送信し得る。2Tユーザの存在が検出された場合、3Tユーザと2Tユーザとの間のタイミングの同期は、3TユーザのCCA期間と2TユーザのCCA期間とが重複することを可能にする。2TユーザはCCA期間中に信号を送信するので、同期したタイミングは、3TユーザがCCA検査中に2Tユーザの送信を検出し、3Tユーザが干渉信号を送信するのを防ぐ可能性を高めることになる。これは、3Tユーザに優先する2Tユーザのためのサービス品質を保証する。
[0075]3Tユーザがどの2Tユーザをも検出しないことも考えられる。そのようなシナリオでは、3T送信機は、2T送信機とタイミングを同期させる機会を有しないことになる。しかしながら、3Tユーザは、共有チャネル上で送信するより前にCCA検査を常に実施しなければならないので、2T送信との衝突の可能性はより低い。この潜在的シナリオでは、3Tユーザが2Tの存在について監視することを繰り返すための、長すぎない期間(たとえば、10〜60秒)を選択することが有益であり得る。ダウンリンクシステムタイミングを2Tにスレーブする(slave)。これは、CCAタイミングがチャネルにおいて2Tと3Tとにわたって整合されることを保証する。
[0076]図10は、本開示の一態様に従って構成されたSAS展開80を示すブロック図である。図10に示されたSAS展開80は、図8におけるSAS展開80の例とは異なる時間インスタンスを示している。図10に示された時間期間において、現在、3Tユーザが存在する。インカンベント800は、SAS−1インターフェースを介してSASコントローラ801との1次接続を維持し続ける。SAS展開80を通して2Tユーザと共有されるスペクトルは、SAS−2インターフェースを介して2T OAMサーバ802において管理され続け、共有スペクトルリソースへのアクセスが2T RAN804のeNB805〜806と2Tコアネットワーク803とに与えられる。しかしながら、3Tユーザも、現在、共有スペクトルリソースへの第3ティアのアクセスを管理するために、SAS−3インターフェースを介してSASコントローラ801と直接対話する。SAS−3インターフェースは、SASコントローラ801と、3T−1 RAN1000中でサービスされる3T eNB1001〜1002、および3T eNB1003〜1004など、3T基地局と、の間の直接インターフェースを与える。
[0077]3T eNB1001〜1004の3Tユーザ展開は、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aのスタンドアロンモードを使用し得る。2TユーザがSAS展開80中に存在するので、3T eNB1001〜1004は、その存在を検出し、2T eNB805〜806とタイミングを同期させる。2Tユーザへの同期は同期コネクタ1005〜1007によって示されている。上述のように、3Tユーザと2Tユーザとの同期は、無認可チャネルが2Tユーザによる送信のために保護されるように、CCA期間中にeNB805〜806によって送信された信号が3T eNB1001〜1004によって検出されることを可能にする。2Tユーザが送信していないときのみ、無認可チャネル上での3Tユーザのデータ送信を可能にするために、3TユーザのCCA検査がクリアになる。
[0078]図11は、本開示の一態様に従って構成されたSAS展開を示すタイムラインである。SAS展開は、2Tユーザ1101と3Tユーザ1102との間で共有するために利用可能な無認可SASスペクトル1100を含む。時間t0において、2Tユーザ1101は共有SASスペクトル1100を使用しない。したがって、3Tユーザ1102は共有SASスペクトル1100を占有し、使用する。3Tユーザ1102は、時間t0において、共有SASスペクトル1100へのアクセス上で任意の送信が開始する前にCCA検査を実施する。時間t1において、2Tユーザ1101は、それが送信のためのデータを有することを検出し、共有SASスペクトル1100にアクセスする。2Tユーザ1101は、CCA検査を実施することなしに共有SASスペクトル1100にアクセスする。2Tユーザ1101が時間t1において共有SASスペクトル1100にアクセスするゆえに、3Tユーザ1102は、同じく時間t1において2Tユーザ1101の存在を検出する。時間t1と時間t1+δとの間に、3Tユーザ1102は、それのタイミングを2Tユーザ1101のタイミングに同期させ、それの次のCCA検査中に送信を検出する。したがって、時間t1+δにおいて開始して、3Tユーザ1102はまた、共有SASスペクトル1100への送信アクセスを否認される。
[0079]2Tユーザ1101は、時間t1と時間t2との間に、共有SASスペクトル1100を占有し、その上に信号とデータとを送信する。時間t2において、2Tユーザ1101は共有ASAスペクトル1100を明け渡す(vacate)。時間t2における次のCCA検査によって、3Tユーザ1102は、クリアなCCAを検出し、時間t2において再び共有SASスペクトル1100にアクセスし始める。
[0080]本開示の様々な態様では、利用可能なSASスペクトルリソースの共有チャネルが2Tユーザによって占有されるとき、3Tユーザは、ダウンリンクシステムタイミングを対応する2Tユーザと整合させ得る。そのような各3Tユーザは、極めて短い時間スケールにおいて、2Tユーザによって占有された共有チャネルの3Tユーザによる日和見的使用(opportunistic usage)を可能にする、LBTプロトコルプロシージャを実施する。たとえば、2Tユーザは、300sの間共有チャネルを占有し、10sの間共有チャネルを明け渡し、次いで、別の300sの間共有チャネルを再び占有し得る。その場合、3Tユーザは、チャネルの2Tユーザの使用の間の10s間隔の間、共有チャネルを使用することができる。
[0081]2Tユーザをもたないチャネルでは、3Tユーザは、原則として、WiFiを含む任意の技術を使用して送信し得ることに留意されたい。しかしながら、WiFiは、同一チャネル展開(co-channel deployment)において2Tのサービス品質を維持する(preserve 2T quality of service)ことができない。したがって、3Tユーザは、2Tユーザがチャネルに入ったかまたはチャネルを完全に明け渡したとき、WiFiから、認可スペクトルと無認可スペクトルとの任意の組合せを用いたLTE/LTE−Aを使用する送信に切り替える必要があろう。
[0082]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0083]図8〜図9の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
[0084]さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明した構成要素、方法、または相互作用の順序あるいは組合せは例にすぎないこと、および本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で例示し、説明したもの以外の方法で組み合わせられるかまたは実施され得ることを容易に認識されよう。
[0085]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0086]本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として存在し得る。
[0087]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む通信媒体と、コンピュータ記憶媒体との両方を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、接続はコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0088]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成(composition)が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙(disjunctive list)を示す。
[0089]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるようにするために提供したものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (20)

  1. 第2ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信することと、ここにおいて、前記利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、
    前記第2ティア送信機において、送信のためのデータを決定することと、
    前記第2ティア送信機によって、前記1つまたは複数の共有チャネルに関連するクリアチャネルアセスメント(CCA)期間中にチャネル予約信号を送信することと、
    前記第2ティア送信機によって、前記利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のための前記データを送信することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  2. 送信のための前記データを前記送信することが、前記1つまたは複数の共有チャネルの少なくとも一部分上で送信することを含み、ここにおいて、前記1つまたは複数の共有チャネルが少なくとも1つの無認可チャネルを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2ティア送信機によって、前記1つまたは複数の共有チャネルに関連するすべてのクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを無視すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第1ティアユーザによって使用されないとき、前記第2ティア送信機が、前記利用可能な共有スペクトルリソースにアクセスすることを認可される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記指示が、第1スペクトルティアから前記第2ティア送信機において受信される、請求項1に記載の方法。
  6. 第3ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信することと、ここにおいて、前記利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、
    前記第3ティア送信機によって、前記利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視することと、
    前記第3ティア送信機によって、前記1つまたは複数の共有チャネル上でクリアチャネルアセスメント(CCA)を実施することと、
    前記第3ティア送信機によって、前記CCAをクリアとして検出したことに応答して前記1つまたは複数の共有チャネル上でデータを送信することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  7. 前記第3ティア送信機において、前記少なくとも1つの第2ティア送信機を検出したことに応答して、前記少なくとも1つの第2ティア送信機とタイミングを同期させること
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記複数のチャネルのすべてよりも少ないチャネル上での前記少なくとも1つの第2ティア送信機の検出に応答して、
    前記少なくとも1つの第2ティア送信機の存在がその上で検出されない前記複数のチャネルのうちのチャネルを選択することをさらに含み、ここにおいて、CCAを前記実施すること、およびデータを前記送信することが、前記選択されたチャネル上で行われる、
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記監視することが、前記第3ティア送信機によって周期的に実施される、請求項6に記載の方法。
  10. 前記指示が、第1スペクトルティアから前記第3ティア送信機において受信される、請求項6に記載の方法。
  11. 第2ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信するための手段と、ここにおいて、前記利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、
    前記第2ティア送信機において、送信のためのデータを決定するための手段と、
    前記第2ティア送信機によって、前記1つまたは複数の共有チャネルに関連するクリアチャネルアセスメント(CCA)期間中にチャネル予約信号を送信するための手段と、
    前記第2ティア送信機によって、前記利用可能な共有スペクトルリソース上で送信のための前記データを送信するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のために構成された装置。
  12. 送信のための前記データを送信するための前記手段が、前記1つまたは複数の共有チャネルの少なくとも一部分上で送信するための手段を含み、ここにおいて、前記1つまたは複数の共有チャネルが少なくとも1つの無認可チャネルを含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第2ティア送信機によって、前記1つまたは複数の共有チャネルに関連するすべてのクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを無視するための手段
    をさらに含む、請求項11に記載の装置。
  14. 第1ティアユーザによって使用されないとき、前記第2ティア送信機が、前記利用可能な共有スペクトルリソースにアクセスすることを認可される、請求項11に記載の装置。
  15. 前記指示が、第1スペクトルティアから前記第2ティア送信機において受信される、請求項11に記載の装置。
  16. 第3ティア送信機において、利用可能な共有スペクトルリソースの指示を受信するための手段と、ここにおいて、前記利用可能な共有スペクトルリソースが1つまたは複数の共有チャネルを含む、
    前記第3ティア送信機によって、前記利用可能な共有スペクトルリソースの複数のチャネルを少なくとも1つの第2ティア送信機の存在について監視するための手段と、
    前記第3ティア送信機によって、前記1つまたは複数の共有チャネル上でクリアチャネルアセスメント(CCA)を実施するための手段と、
    前記第3ティア送信機によって、前記CCAをクリアとして検出したことに応答して前記1つまたは複数の共有チャネル上でデータを送信するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のために構成された装置。
  17. 前記第3ティア送信機において、前記少なくとも1つの第2ティア送信機を検出したことに応答して、前記少なくとも1つの第2ティア送信機とタイミングを同期させること
    をさらに含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記複数のチャネルのすべてよりも少ないチャネル上での前記少なくとも1つの第2ティア送信機の検出に応答して実行可能な、前記少なくとも1つの第2ティア送信機の存在がその上で検出されない前記複数のチャネルのうちのチャネルを選択するための手段をさらに含み、ここにおいて、CCAを実施するための前記手段、およびデータを送信するための前記手段が、前記選択されたチャネル上で行われる、
    請求項16に記載の装置。
  19. 監視するための前記手段が、前記第3ティア送信機によって周期的に実施される、請求項16に記載の装置。
  20. 前記指示が、第1スペクトルティアから前記第3ティア送信機において受信される、請求項16に記載の装置。
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