JP2017516634A - 大動脈起始部の移行部(sinotubular junction)に経カテーテル的に挿入されるデバイス - Google Patents

大動脈起始部の移行部(sinotubular junction)に経カテーテル的に挿入されるデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2017516634A
JP2017516634A JP2017516213A JP2017516213A JP2017516634A JP 2017516634 A JP2017516634 A JP 2017516634A JP 2017516213 A JP2017516213 A JP 2017516213A JP 2017516213 A JP2017516213 A JP 2017516213A JP 2017516634 A JP2017516634 A JP 2017516634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
catheter
aortic
aortic root
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017516213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6637969B2 (ja
JP2017516634A5 (ja
Inventor
ベルナール・パン
マルコ・ヴォラ
エンリコ・パスクウィーノ
Original Assignee
セントレ・ホスピタリエ・ユニヴェルシテール・デ・サン−エティエンヌ
エイオーティックラブ・エス・アー・エール・エル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セントレ・ホスピタリエ・ユニヴェルシテール・デ・サン−エティエンヌ, エイオーティックラブ・エス・アー・エール・エル filed Critical セントレ・ホスピタリエ・ユニヴェルシテール・デ・サン−エティエンヌ
Publication of JP2017516634A publication Critical patent/JP2017516634A/ja
Publication of JP2017516634A5 publication Critical patent/JP2017516634A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6637969B2 publication Critical patent/JP6637969B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/01Filters implantable into blood vessels
    • A61F2/013Distal protection devices, i.e. devices placed distally in combination with another endovascular procedure, e.g. angioplasty or stenting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/24Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body
    • A61F2/2412Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body with soft flexible valve members, e.g. tissue valves shaped like natural valves

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

ガイドワイヤ、および周囲組織を保護する手段を含むカテーテル(1)を用いて、大動脈起始部の移行部に経カテーテル的に挿入されるデバイスは、前記カテーテル(1)内に案内されるように摺動する能力を備えるように取り付けられる、弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリ(E)を含み、前記アセンブリ(E)は、各大動脈起始部(RA)において、弁機能および塞栓症状から守る保護機能を果たす安全チャンバを作り出すことができる配置を有し、前記配置は、必要に応じて、また必要なとき、カテーテル(1)の外側に展開されるかまたはカテーテル(1)内に後退されるかが可能な部分(2a)に両端のうちの一方で固定される管状本体(2)を含み、前記部分(2a)は、血流を遮断することなく、大動脈起始部のバルサルバ洞に固定される座部により自然大動脈弁を覆う前記部分の展開位置において血液の逆流を防ぐために、収縮期の間は開き拡張期の間は閉じることに対応する一時的な弁機能を再現することができる手段と組み合わされる、ろ過配置を有することを特徴とする。

Description

本発明は、心臓介入治療および血管低侵襲手術の技術分野に関し、より詳細には、経カテーテルアプローチによる介入治療のための導入デバイスに関する。
本発明は、制限としてみなされるべきではないが、例えば、経カテーテルアプローチ、より具体的には頭文字TAVIとして当業者に知られている経カテーテルアプローチによる弁置換または弁の埋め込みである、任意のタイプの外科的介入治療についての有利な応用例を有する。
経カテーテルアプローチにより実施される任意の介入治療では、執刀医は細心の注意を払う必要がある。というのも、例えば介入心臓治療では、例えば血液の体外循環がある開胸手術とは異なり、血液循環が迂回されないからである。
TAVI処置の間の大動脈弁からの破片の発生は、処置後の梗塞につながる術後冠動脈塞栓症を引き起こす恐れがあり、その一方で、脳塞栓症は、医原性脳卒中を引き起こす恐れがある。
激しく石灰化した自然大動脈弁を介したTAVIによる大動脈弁の埋め込みでは、しばしば、弁傍漏れが起こることが分かっている。弁傍漏れは、中期的にみて、患者の生命を危険にさらす恐れがある。弁傍漏れ現象は、TAVI生体補綴物と患者の大動脈輪の不完全な付着を引き起こす不規則な石灰化に起因する。
TAVIでより良好な結果を得るために、補綴物の開口部を不完全にさせる恐れのある歪を避け、同様に、自然大動脈弁輪と生体補綴物との間の接触を向上させるために、表面に可能な限り適切に弁を配置することが重要であることが分かっている。これは、TAVIに影響を及ぼし患者の中期的な生存を左右する弁傍漏れを最低限に抑える目的を有する。
従来の技術から進めて、例えば中程度の経カテーテル脱石灰化から自然弁尖の完全な除去のまでの埋め込み部位の改造を得るために、様々な処置および介入治療が経カテーテルアプローチで完全に安全に実施可能になるようにする目的で、自然弁の機能に取って代わるのに適したデバイスを一時的に適合することができることが重要であることが分かっている。心臓の鼓動があり体外循環がない経カテーテルによる大動脈弁の脱石灰化で生じる主な課題の1つは、大動脈起始部に入り下流の大動脈弓に入るカルシウム片の移動を回避することである。この現象は、現在実施されている大動脈弁を脱石灰化しない標準的なTAVI処置の間よりも、経カテーテル脱石灰化処置においてより顕著であることは疑いの余地がない。
この課題を解決しこれらの目的を達成するために、ガイドワイヤ、およびカテーテルの配置中、周囲組織を保護する手段を含むカテーテルを用いて、大動脈起始部の移行部に経カテーテルアプローチによって導入されるデバイスが考えられ開発された。
本発明によれば、デバイスは、前記カテーテル内に案内されるように摺動する能力を備えるように取り付けられる、弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリを含む。前記アセンブリは、大動脈起始部において、弁機能および塞栓症状に対する保護機能を実施する安全チャンバ(safety chamber)を形成することができる配置(arrangement)を有する。
これらの機能の結果、デバイスは、例えば、大動脈弁のフラップ(flap)内およびその上から石灰化した組織および病的増殖物を除去する、または任意の所与のタイプの弁を所定位置に適合させるなど、経カテーテルアプローチによる様々な介入治療を実施することを可能にする。介入治療は、生理学的循環のもとで、体外循環を用いないで行われる。
この安全チャンバを作り出す課題を解決するために、弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリの配置は、必要に応じて、また必要なとき、カテーテルの外側に展開されるかカテーテルの内側に後退されるかのいずれかが可能な部分に両端のうちの一方で固定される管状本体を含む。前記部分は、血流を遮断することなく、大動脈起始部のバルサルバ洞に固定される座部(seat)により自然大動脈弁を覆う前記部分の展開位置において血液の逆流を防ぐために、収縮期の間は開き拡張期の間は閉じることに対応する一時的な弁機能を再現することができる手段と組み合わされる、ろ過配置を有する。
自然弁の接合部(commissure)を再現する課題を解決するように、塞栓フィルタの部分は、略円錐の形状であり、角度をもって互いにオフセットされるシェルを有し、シェルの輪郭は、自然弁の接合部を包囲し、前記シェルは、ろ過膜と組み合わされて取り付けられる。
これらの配置の結果、円錐は、大動脈起始部の床部に、大動脈輪の縁と接触した状態で自然と位置することができ、冠状動脈口の下にある状態で動き、それと同時に自然弁の接合部を一周することができる。
大動脈起始部の、接合部の領域における弁状塞栓フィルタの位置決めは、経カテーテル脱石灰化介入治療の間における急性の大動脈弁閉鎖不全を回避するのに非常に重要である。
弁状塞栓フィルタの能動(active)部分の一実施形態では、ろ過膜は、一方で、血液の流れが通過することを可能にしつつ組織片をブロックするのに適した多孔性のメッシュ網からなる下側層と、他方で、収縮期圧によって決定される単純な変形によって、一時的な弁として機能する軟質の延伸性のポリマー材料で作られる上側層とを含む。
層は、円錐形状の底辺の周辺部に溶接によって一緒に固定され、前記溶接は、大動脈起始部の基部(base)に弁フィルタの最適な座部をもたらすため、軟質かつ海綿状である。
メッシュ状下側層は、本体の端部に固定され、本体の延長になり、その一方で、上側層は、弁として機能し、自由であり、円錐形状の頂点において開いた状態にある。
別の特徴によれば、カテーテルは、大動脈を介した導入および誘導の間、周囲の組織を保護することができる放射線不透過性の端部を有する。この端部は、塞栓フィルタとして機能するアセンブリの管状本体内に後退可能である。端部は、有利には、滅菌放射線不透過性溶液が充填される膨張可能バルーンである。
添付の図面を参照して本発明を以下により詳細に説明する。
弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリを具体的に示す部分斜視図である。 部分的に断面が示されている、図1に対応する図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。 本発明を厳格に限定するものとしてみなされるべきではない大動脈弁への適用の際の、本発明によるデバイスを使用した経カテーテル介入治療の主な工程を示す図である。
本発明によるデバイスは、カテーテル(1)内に案内されるように摺動する能力を備えるように取り付けられる、弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリ(E)を含む。以下の説明に示されるように、カテーテル(1)は、このタイプの介入治療で現在実施されているような、ガイドワイヤ(g)を用いて大動脈起始部(RA)に導入されるアセンブリ(E)を備える。
ろ過アセンブリ(E)は、大動脈起始部(RA)において、弁機能および塞栓症状に対する保護機能を果たす安全チャンバを作り出すことができる配置を有する。このアセンブリ(E)は、カテーテル(1)内を自由に摺動するように取り付けられる本体(2)を含む。もちろん、カテーテル(1)および本体(2)は、軟質材料で作られる。
管状本体(2)は、その両端のうちの一方で、略円錐の形状であり安全チャンバ自体を作り出すことができる部分(2a)に固定される。この部分(2a)は、必要に応じて、また必要なとき、カテーテル(1)の外側に展開されるか、またはカテーテル(1)の内側に後退されるかが可能である。この部分(2a)は、収縮期の間は開き、拡張期の間は閉じることに対応する一時的な弁機能を再現することができる手段と組み合わせられたろ過配置を有する。
したがって、求められる目標は、安全チャンバを構築するこの部分(2a)の展開位置における血液の逆流を防ぐことであり、目的は、血流を遮断することなく、大動脈起始部、より正確には輪部とバルサルバ洞の起始部との間の移行部に固定される座部により自然大動脈弁を覆うことである。
図面、特に図1、2に示されるように、塞栓フィルタの部分(2a)は、略椎体であり、角度をもって互いにオフセットしているシェル(3)を有する。例えば、これらのシェルは、自然弁の接合部の位置を再現するために、互いに120°オフセットされる。シェル(3)によって形成される円錐部の底辺は、例えば、大動脈起始部の床部に自然と位置することができ、冠動脈口の下に動くことができ、それと同時に、自然弁の3つの接合部を一周することができる。二尖大動脈弁の場合、略円錐形が適用可能であり、シェルを2つしか有さないことに留意されたい。
これらの機能によって、弁状塞栓フィルタの適切な位置決めが可能になり、このことが重要である。
シェル(3)は、ろ過膜(4)と組み合わせて取り付けられる。ろ過膜(4)は、下側層として表されている層(4a)を含む。層(4a)は、血液の流れの通過を可能にしながらも組織片をブロックするのに適した多孔性のメッシュ網からなる。さらに、このろ過膜(4)は、上側層として表されている別の層(4b)を有する。層(4b)は、単純な変形によって一時的な弁として機能するために、軟質の延伸性の薄いポリマー材料で作られる。
層(4a)、(4b)は、シェル(3)によって形成される円錐形部分の底辺に一緒に固定される。有利には、この固定は、円錐形部分(2a)の底辺の周辺部において溶接(5)によって行われる。溶接部は、大動脈起始部の基部における弁状フィルタのための最適な座部をもたらすために、軟質かつ海綿状である。
メッシュ状の下側層(4a)は、任意の既知の適切な手段によって本体(2)の端部に固定されその延長になる。例えば、この固定は、溶接によって同じように行うことができる。その結果、弁として機能する上側層(4b)は、自由になり、円錐形の頂点において開いたままになる。
カテーテル(1)は、大動脈内への導入および誘導の間、周囲の組織を保護することができる、放射線不透過性の端部を有する。以下の説明に示されるように、端部は、塞栓フィルタとして機能するアセンブリ内に後退することができ、結果的に、アセンブリの本体(2)およびカテーテル(1)内に後退することができる。有利には、この端部は、滅菌した放射線不透過性の溶液が充填された膨張可能バルーン(6)によって形成される。
図3〜20を参照すると、図面には、大動脈弁を配置するための様々なシーケンスが示されている。デバイスは、三尖弁、僧帽弁および肺動脈弁のような他の心臓弁用だけでなく、埋め込み部位の改造を達成するために、脱石灰化器具のような器具の導入用としても使用可能であることに留意されたい。
図3は、大動脈起始部を示しており、図4は、狭窄した大動脈弁を通るように、既知の方法で係合されるガイドワイヤ(g)の配置後の、同じ起始部を示している。
弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリ(E)とバルーン(6)とを備えるカテーテル(1)を含む導入デバイス全体は、ガイドワイヤ(g)を用いて下行大動脈に導入される(図5)。デバイス全体は、小さな開胸により、または内視鏡トロカールを用いて、または代替として経カテーテルアプローチにより、大腿動脈または鎖骨下動脈もしくは腋窩動脈のような他の末梢血管を介して、経大動脈アクセスに続く上行大動脈の直接の接続(juncture)により、大動脈起始部に直接導入されることに留意されたい。
導入カテーテル全体が、移行部に位置決めされる(図6)。デバイスが所定位置についたら、バルーンの端部は、その直径が導入デバイス、具体的には管状本体(2)の内径よりも小さくなるように収縮される(図7)。次いで、バルーン(6)は、デバイスから完全に引き抜かれる(図8)。
次いで、デバイスは、大動脈起始部へと前進される(図9)。
次いで、カテーテル(1)は、弁状フィルタのアセンブリ(E)を覆うシース(1a)を形成する端部の部分がアセンブリ(E)を解放するように引き抜かれ(図10における矢印F)、アセンブリ(E)が部分的に展開される(図10)。次いで、冠血流を遮断することなく、ろ過アセンブリが軟質溶接によって生じるその外側部分により冠動脈口近くのバルサルバ洞内で支承されるようになるまで、管状本体(2)が大動脈起始部から押し進められる(図11)。
軟質の延伸性ポリマー材料で作られる膜の上側層(4b)は、完全な弁機能を確実にする弁として働き(図12)、その一方で、下側層(4a)のメッシュ網は、組織片をブロックする。示されるように、シェル(3)は、自然弁の接合部に整合し、それによって、大動脈起始部の床部におけるデバイスの良好な封止および完璧な着座が可能になる。
図13に示されるように、弁状円錐形フィルタの開口部は、カテーテル(1)に及ぼされる作用によって変更される。カテーテル(1)の端部(1a)は、制限的にフィルタの開口を変更するために前記フィルタと協働するシースを形成する(図13)。
カテーテル(1)の安定位置を検証したら、カテーテルを用いて、例えば弁(V)である(図14)選択された医用デバイスを導入することができる。必要なら、弁を配置する前に、任意の既知の適切な手段により脱石灰化を行うことができる。
除去予定の尖頭の組織が限られており、逆流が少し(medium)からやや多い(moderate)場合、導入デバイスを除去してよく、経カテーテル弁を埋め込むことができることに留意されたい。
その逆に、組織アブレーションが完了しフラップが完全に除去にされた場合は、外科的介入の間に患者の生命を脅かす恐れがある大動脈弁閉鎖不全を防止するように一時的な弁機能を確実にするために、導入デバイスを所定の位置に保つことが重要である。
円錐形フィルタの弁機能が終了したら、デバイスを引き抜くことができる。
デバイスの引き抜きに伴ってろ過膜が閉じられ、それによって、確実に、捕らえられた破片が塞栓を引き起こさなくなる。弁状フィルタは、大動脈弁の起始部から徐々に引き抜かれ(図15)、カテーテルに次第に再導入される。カテーテル(1)のシース(1a)は、円錐部分の端部に達するまで、膜のポリマー材料と、ポリマーフィルタとの間に下方に摺動し(図16、17および18)、間隔が詰まると、シェル(3)は、徐々に傾けられ、フィルタ内に捕らえられた破片を取り除くために、ポリマー材料の上を摺動しながらカテーテル(1)内に後退される。
引き抜き手順が完了し弁状フィルタが完全に閉じたら、デバイスを大動脈から完全に安全に引き抜くことができる(図19)。次いで、単にガイドワイヤを除去すればよい(図20)。
利点は、この説明から明確になる。

Claims (8)

  1. ガイドワイヤ、および周囲組織を保護する手段を含むカテーテル(1)を用いて、大動脈起始部の移行部に経カテーテル的に挿入されるデバイスであって、カテーテル(1)内に案内されるように摺動する能力を備えるように取り付けられる、弁状塞栓フィルタとして機能するアセンブリ(E)を含み、該アセンブリ(E)は、大動脈起始部(RA)において、弁機能および塞栓症状に対する保護機能を確実にする安全チャンバを形成することができる配置を有し、該配置は、必要に応じて、また必要なとき、該カテーテル(1)の外側に展開されるかまたは該カテーテル(1)の内側に後退されるかが可能な部分(2a)に両端のうちの一方で固定される管状本体(2)を含み、部分(2a)は、血流を遮断することなく、大動脈起始部のバルサルバ洞に固定される座部により自然大動脈弁を覆う該部分の展開位置において血液の逆流を防ぐために、収縮期の間は開き拡張期の間は閉じることに対応する一時的な弁機能を再現することができる手段と組み合わされる、ろ過配置を有することを特徴とする、前記デバイス。
  2. 塞栓フィルタの部分は、略円錐の形状であり、角度をもって互いにオフセットされるシェル(3)を有し、該シェルの輪郭は、自然弁の接合部を包囲し、シェルは、ろ過膜(4)と組み合わされて取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. ろ過膜(4)は、一方で、血液が流れることを可能にしつつ組織片をブロックするのに適した多孔性のメッシュ網からなる下側層(4a)と、他方で、単純な変形によって、一時的な弁として機能する軟質の延伸性のポリマー材料で作られる上側層(4b)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  4. 層は、円錐形の底辺の周辺部に溶接によって一緒に固定され、溶接は、大動脈起始部の基部に弁フィルタのための最適な座部をもたらすため、および、カテーテル(1)が円錐形の端部に到達するまで膜(4)のポリマー材料とポリマーフィルタ間で下方に摺動されるとき、円錐形の端部が、捕らえられる破片を取り除くために摺動することによってポリマー材料によりカテーテル内に後退されるまで次第に閉じられることを可能にするために、軟質かつ海綿状であることを特徴とする、請求項3に記載のデバイス。
  5. メッシュ状下側層は、本体の端部に固定され、該本体の延長になり、その一方で、上側層は、弁として機能し、自由であり、円錐形状の頂点において開いた状態にあることを特徴とする、請求項3に記載のデバイス。
  6. カテーテル(1)は、大動脈を介した導入および誘導の間、周囲の組織を保護することができる放射線不透過性の端部を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデバイス。
  7. 端部は、塞栓フィルタとして機能するアセンブリ(E)の管状本体内に後退可能であることを特徴とする、請求項6に記載のデバイス。
  8. 端部は、滅菌放射線不透過性溶液が充填される膨張可能バルーン(6)であることを特徴とする、請求項6に記載のデバイス。
JP2017516213A 2014-06-05 2015-06-04 大動脈起始部の移行部(sinotubular junction)に経カテーテル的に挿入されるデバイス Active JP6637969B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1455144A FR3021863A1 (fr) 2014-06-05 2014-06-05 Dispositif d'introduction transcatheter dans la racine aortique au niveau de la jonction sino tubulaire
FR1455144 2014-06-05
PCT/FR2015/051488 WO2015185870A1 (fr) 2014-06-05 2015-06-04 Dispositif d'introduction transcatheter dans la racine aortique au niveau de la jonction sino tubulaire

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017516634A true JP2017516634A (ja) 2017-06-22
JP2017516634A5 JP2017516634A5 (ja) 2018-07-12
JP6637969B2 JP6637969B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=51688166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017516213A Active JP6637969B2 (ja) 2014-06-05 2015-06-04 大動脈起始部の移行部(sinotubular junction)に経カテーテル的に挿入されるデバイス

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10568729B2 (ja)
EP (1) EP3151783B1 (ja)
JP (1) JP6637969B2 (ja)
CN (1) CN106794059B (ja)
CA (1) CA2953211C (ja)
FR (1) FR3021863A1 (ja)
WO (1) WO2015185870A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8579964B2 (en) 2010-05-05 2013-11-12 Neovasc Inc. Transcatheter mitral valve prosthesis
US9308087B2 (en) 2011-04-28 2016-04-12 Neovasc Tiara Inc. Sequentially deployed transcatheter mitral valve prosthesis
US9554897B2 (en) 2011-04-28 2017-01-31 Neovasc Tiara Inc. Methods and apparatus for engaging a valve prosthesis with tissue
US9345573B2 (en) 2012-05-30 2016-05-24 Neovasc Tiara Inc. Methods and apparatus for loading a prosthesis onto a delivery system
US9572665B2 (en) 2013-04-04 2017-02-21 Neovasc Tiara Inc. Methods and apparatus for delivering a prosthetic valve to a beating heart
FR3021860A1 (fr) * 2014-06-05 2015-12-11 Bernard Pain Dispositif transcatheter pour l'ablation de tissus calcifies au niveau des volets d'une valve aortique
CN113069242A (zh) 2015-12-15 2021-07-06 内奥瓦斯克迪亚拉公司 经中隔递送系统
US10617509B2 (en) 2015-12-29 2020-04-14 Emboline, Inc. Multi-access intraprocedural embolic protection device
JP7006940B2 (ja) 2016-01-29 2022-01-24 ニオバスク ティアラ インコーポレイテッド 流出の閉塞を回避するための人工弁
ES2986575T3 (es) 2016-05-16 2024-11-12 Valve Medical Ltd Vaina de válvula temporal inversora
US20180140419A1 (en) 2016-11-21 2018-05-24 Neovasc Tiara Inc. Methods and systems for rapid retraction of a transcatheter heart valve delivery system
EP3403615A1 (en) 2017-05-17 2018-11-21 Aorticlab Sarl Transcatheter valve prosthesis for blood vessel
CA3073834A1 (en) 2017-08-25 2019-02-28 Neovasc Tiara Inc. Sequentially deployed transcatheter mitral valve prosthesis
EP3681419B1 (en) 2017-09-12 2024-05-22 Aorticlab Srl Transcatheter device for the treatment of calcified heart valve leaflets
EP3876870B1 (en) 2018-11-08 2023-12-20 Neovasc Tiara Inc. Ventricular deployment of a transcatheter mitral valve prosthesis
KR20250010748A (ko) 2019-02-13 2025-01-21 엠볼린, 인크. 통합 색전 보호 장치를 구비한 카테터
AU2020233892A1 (en) 2019-03-08 2021-11-04 Neovasc Tiara Inc. Retrievable prosthesis delivery system
AU2020256195B2 (en) 2019-04-01 2022-10-13 Neovasc Tiara Inc. Controllably deployable prosthetic valve
EP3718505A1 (en) 2019-04-05 2020-10-07 Aorticlab Sarl Transcatheter anti embolic filter for arterial and venous vessels
CN113924065B (zh) 2019-04-10 2026-01-30 内奥瓦斯克迪亚拉公司 具有自然血流的假体瓣膜
US11779742B2 (en) 2019-05-20 2023-10-10 Neovasc Tiara Inc. Introducer with hemostasis mechanism
US11311376B2 (en) 2019-06-20 2022-04-26 Neovase Tiara Inc. Low profile prosthetic mitral valve
CN112494176A (zh) * 2021-01-06 2021-03-16 四川大学华西医院 一种主动脉通道球囊
US20250275846A1 (en) * 2022-04-17 2025-09-04 Emboline, Inc. Embolic protection for mitral and tricuspid valve procedures

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002047539A2 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Viacor, Inc. Apparatus and method for replacing aortic valve
JP2006507862A (ja) * 2002-11-13 2006-03-09 ビアカー・インコーポレーテッド 心臓弁処置方法及び装置
JP2016510616A (ja) * 2013-03-14 2016-04-11 バルブ メディカル リミテッド 臨時バルブおよび臨時バルブフィルタ

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4056854A (en) * 1976-09-28 1977-11-08 The United States Of America As Represented By The Department Of Health, Education And Welfare Aortic heart valve catheter
US6896690B1 (en) * 2000-01-27 2005-05-24 Viacor, Inc. Cardiac valve procedure methods and devices
US6692513B2 (en) * 2000-06-30 2004-02-17 Viacor, Inc. Intravascular filter with debris entrapment mechanism
WO2006007862A1 (de) 2004-07-16 2006-01-26 Gebr. Wunderlich Gmbh & Co. Kg Sportboden und verfahren zur herstellung einer elastischen dämpfungsschicht
US9554900B2 (en) * 2011-04-01 2017-01-31 W. L. Gore & Associates, Inc. Durable high strength polymer composites suitable for implant and articles produced therefrom
EP2522307B1 (en) * 2011-05-08 2020-09-30 ITSO Medical AB Device for delivery of medical devices to a cardiac valve
US20130331929A1 (en) * 2011-09-09 2013-12-12 Endoluminal Sciences Pty Ltd. Means for Controlled Sealing of Endovascular Devices
US8735702B1 (en) * 2012-03-21 2014-05-27 Deborah R. Miles Portable dissipating medium used for removal of vibrational interference in a bowed string of a violin family instrument
JP2015510819A (ja) * 2012-03-21 2015-04-13 ネクエオン メドシステムズ, インコーポレーテッド 経皮的大動脈弁置換及び修復術中にシースの遠位端に原位置で連結されたフィルタシステムにより塞栓をフィルタする装置及び方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002047539A2 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Viacor, Inc. Apparatus and method for replacing aortic valve
JP2006507862A (ja) * 2002-11-13 2006-03-09 ビアカー・インコーポレーテッド 心臓弁処置方法及び装置
JP2016510616A (ja) * 2013-03-14 2016-04-11 バルブ メディカル リミテッド 臨時バルブおよび臨時バルブフィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3151783A1 (fr) 2017-04-12
CA2953211A1 (en) 2015-12-10
CN106794059B (zh) 2018-12-07
FR3021863A1 (fr) 2015-12-11
WO2015185870A1 (fr) 2015-12-10
JP6637969B2 (ja) 2020-01-29
US10568729B2 (en) 2020-02-25
US20170119517A1 (en) 2017-05-04
CA2953211C (en) 2022-08-23
EP3151783B1 (fr) 2019-03-27
CN106794059A (zh) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6637969B2 (ja) 大動脈起始部の移行部(sinotubular junction)に経カテーテル的に挿入されるデバイス
JP7439032B2 (ja) 拡張型ステント、弁アセンブリ、およびシステム
US12440324B2 (en) Embolic protection devices and methods of use
CN103491903B (zh) 假体心脏瓣膜受控扩张的经导管假体心脏瓣膜输送系统和方法
JP5607276B2 (ja) 医療用デバイスを心臓弁に送達するデバイス及び方法
JP4904362B2 (ja) 患者の心臓の欠陥を治療するための自己拡張可能な医療器具
US9289282B2 (en) System and method for treating valve insufficiency or vessel dilatation
US20160220367A1 (en) Balloon valvuloplasty delivery system
US8968233B2 (en) Arteriovenous shunt having a moveable valve
CN102917669A (zh) 人造心脏瓣膜的膨胀和收缩受控的经导管传送系统和方法
US11771556B2 (en) Intervention guidance device
US20140067049A1 (en) Integrated Dilation Balloon and Valve Prosthesis Delivery System
Nunes et al. The Technological Basis of a Balloon-Expandable TAVR System: Non-occlusive Deployment, Anchorage in the Absence of Calcification and Polymer Leaflets
HK1260517B (zh) 用於对接心脏瓣膜的装置和系统
HK1220351B (en) Embolic protection devices

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6637969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250