JP2017516615A - 使い捨て式歯ブラシ - Google Patents

使い捨て式歯ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2017516615A
JP2017516615A JP2017513595A JP2017513595A JP2017516615A JP 2017516615 A JP2017516615 A JP 2017516615A JP 2017513595 A JP2017513595 A JP 2017513595A JP 2017513595 A JP2017513595 A JP 2017513595A JP 2017516615 A JP2017516615 A JP 2017516615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disposable toothbrush
head portion
toothbrush
head
capsule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017513595A
Other languages
English (en)
Inventor
ヒョンイル、チョ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2017516615A publication Critical patent/JP2017516615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/0095Removable or interchangeable brush heads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B11/00Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water
    • A46B11/0003Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water containing only one dose of substance, e.g. single-use toothbrushes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B11/00Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water
    • A46B11/001Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs
    • A46B11/002Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs pressurised at moment of use manually or by powered means
    • A46B11/0058Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs pressurised at moment of use manually or by powered means with a metered dosage
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B17/00Accessories for brushes
    • A46B17/04Protective covers for the bristles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/002Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions
    • A46B5/0033Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions bending or stretching or collapsing
    • A46B5/005Brushes with a telescopic or similarly moveable portion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B7/00Bristle carriers arranged in the brush body
    • A46B7/04Bristle carriers arranged in the brush body interchangeably removable bristle carriers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/026Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups where the surface of the brush body or carrier is not in one plane, e.g. not flat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/04Arranged like in or for toothbrushes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46DMANUFACTURE OF BRUSHES
    • A46D1/00Bristles; Selection of materials for bristles
    • A46D1/02Bristles details
    • A46D1/0207Bristles characterised by the choice of material, e.g. metal
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1066Toothbrush for cleaning the teeth or dentures

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

使い捨て式歯ブラシであって、ハンドル部と、ハンドル部と連結しているヘッド部であって、そのヘッド部の表面部に複数のエラストマーのブラシ毛を備えたヘッド部と、エラストマーのブラシ毛の上端部を露出した状態で、ヘッド部の表面部に装着されている織物媒体と、織物媒体の後ろのヘッド部に形成されているキャビティに配置される少なくとも1種類の急速放出型薬剤を含む、カプセル型ビードと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、2014年5月19日に出願の米国特許出願第14/281,814号の優先権を主張し、その全体の内容は参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、使い捨て式歯ブラシに関し、より詳細には、ユーザが出張中または旅行中、あるいは打ち合わせに出かける時に容易に携行可能な使い捨て式歯ブラシに関し、この歯ブラシは、任意の場所で便利に使用可能であり、かつ使用後自由に廃棄可能である。
一般に、健康な体は健康な歯によって保証されることができると言われているように、健康な歯を持つことは健康体のバロメータである。それでもなお、人々が出張または旅行で家に不在の時、あるいは打ち合わせで出かけている時、比較的サイズが大きいために歯ブラシを携行するのを嫌う人が多く、したがって、歯ブラシと共に歯磨剤を持ち歩く負担のために、しばしば歯のブラッシングを軽視する。
一方、外出時に歯ブラシおよび歯磨剤を携行する代わりに、近くの店舗または自動販売機からその場でさらなる歯ブラシおよび歯磨剤を購入する人もいる。このことは、個人の経済的負担となり得るものであり、このような軽率な消費によって、国への資源の無駄遣いがさらに生じる。
したがって、家から離れた外で使用するための、経済的であり携行し易い歯ブラシが必要となる。
[従来技術の説明]
例示的な従来技術として、米国特許出願公開第2009−0320226号明細書が、口腔ケア器具を開示している。ここでは、歯磨剤保管部がヘッド部に設けられ、フィルム・マトリックスがヘッド部に装着されている。この従来技術の参照となる口腔ケア器具には欠点がある。というのは、フィルム・マトリックスが平面対平面で接触してヘッド部に簡単に装着されているので、その間の接触領域があまりにも小さく、強力に接着できないからである。歯のブラッシングの方向に対してフィルム・マトリックスを制限する独立した制限部がないので、フィルム・マトリックスは、ヘッド部から容易に取り外される。
さらに、上述の口腔ケア器具にはフィルム・マトリックスのヘッド部が圧縮された形状で歯磨剤の材料から構成され、このことによって、エラストマーのブラシ毛を通してフィルム・ヘッド部に装着することが困難となるという欠点がある。そのうえ、フィルム・マトリックスが比較的大きな形状であるために、容易に溶解しない。
さらに、例示的な従来技術において教示されているゲル・カプセルの壁は、歯にこすりつけると容易に破断する、もろくて薄い壁として記載されている。この脆性は、携帯型歯ブラシでは望ましくないものとなり、ユーザのポケットまたは財布の内側で不注意に押圧されることがあり、ユーザのバッグ内で他の化粧品類を押す可能性があり、あるいは、偶発的に水分にさらされるかもしれず、ゲル・カプセルが折り合い悪くカプセル内に含まれる歯磨剤を爆発、または溶解させ、放出する可能性がある。
さらに、上述の口腔ケア器具は、以下の点において不都合である。すなわち、口腔ケア器具の後端にあるようじ部は、外径が内側から外側に向けて小さくなる形状をしており、このことによって、ようじ部を使用して歯間に奥深くに詰まった異物を除去することが不便となる。さらに、ようじ部はこのように不意に過剰な力を歯間に及ぼす可能性があり、このことによって歯間の隙間が広がり、かつ歯肉を傷めるリスクが高くなる可能性がある。
最後に、従来技術は、歯磨剤または口臭除去用洗浄剤の制御された除去が不可能であるという点で不利である。歯科医師会(Dentists and Dental Health Associations)は、適切な歯磨き作業は少なくとも2分間続けるべきであるということで世界的に同意している。人は、通常、前歯を磨くことによって歯磨き処理を開始し、ついで奥歯に向かって後ろに進んでいくか、あるいは、口の一方側から始め、反対側に向かって進んでもよい。上述のような歯ブラシによって、洗浄剤が直ちに同時に放出され、ユーザが奥歯または口の反対側の歯に達するまでにほとんどが放散する。したがって、洗浄剤がよりゆっくりと放出され、2分間の歯磨き作業中に、多くの等しい量の歯磨剤または他の洗浄剤がユーザの口の各領域に分布するような歯ブラシが必要となる。同様に、正確な量の洗浄剤を供給する手段を設けることが有利となり、それによって、使用の度にユーザが過剰に歯磨剤をブラシにつけるときに生じる無駄が回避される。
したがって、本発明は、従来技術で生じる前述の問題を解決するためになされたものであり、本発明の一目的は、携行が容易であり、ヘッド部に少なくとも1種類の急速放出型薬剤を備える使い捨て式歯ブラシであって、急速放出型薬剤が、使用時に容易に織物媒体(fabric medium)で溶解され、織物媒体から放出されるが、使用前には不注意に放出するのを防ぐ使い捨て式歯ブラシを提供する。
本発明のさらなる目的は、急速放出型薬剤が吸収される織物媒体をヘッド部に容易に固着できる、使い捨て式歯ブラシを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、急速放出型薬剤を収容する織物媒体とヘッド部との間の結合力を構造的な方法で比較的簡単に強化することのできる、使い捨て式歯ブラシを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、カプセルが意図的に破断した場合に薬剤が放出されるように、急速放出型薬剤をカプセルに保存した使い捨て式歯ブラシを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、歯間に深部に残る異物を都合よく除去することができ、異物を除去するときに歯間の隙間が広がるのを防ぐことができ、歯肉を傷めるリスクを実質的に回避することのできる、使い捨て式歯ブラシを提供することである。
本目的を達成するために、ハンドル部と、ハンドル部と連結しているヘッド部であって、そのヘッド部の表面部に複数のエラストマーのブラシ毛を備えたヘッド部と、エラストマーのブラシ毛の上端部を露出した状態で、ヘッド部の表面部に装着されている織物媒体と、織物媒体の後ろのヘッド部に形成されているキャビティに配置される少なくとも1種類の急速放出型薬剤を含む、カプセル型ビード(bead)とを備える使い捨て式歯ブラシが提供される。
本発明は、上述の本発明の実施形態に関する以下の詳細な例をさらに提供する。本発明の好ましい実施形態によると、織物媒体が、スポンジ状の洗浄部材であって、複数のエラストマーのブラシ毛がスポンジ状洗浄部を介して伸長可能である洗浄部材を備えてもよい。一実施形態において、スポンジ状の洗浄部が、複数列の不規則な洗浄面を含んでいてもよい。
本発明の代替の好ましい実施形態において、織物媒体が、複数のエラストマーのブラシ毛が伸長する実質的に平坦な織物面を含んでいてもよい。
いずれかの好ましい実施形態において、カプセル型ビードが、粉砕可能なゲル・カプセルを含んでいてもよい。さらに、歯ブラシのヘッド部に形成されるキャビティが、粉砕可能なゲル・カプセルに隣接して配置される突出部を含んでいてもよく、粉砕可能なゲル・カプセルがユーザの歯による圧力を受けると、突出部が粉砕可能なゲル・カプセルを破断する。
任意の実施形態において、織物媒体が、少なくとも1種類の急速放出型薬剤を備えたマイクロファイバ素材でできていてもよい。さらに、急速放出型薬剤が、織物媒体のマイクロファイバと織物媒体の外表面との隙間に装着されてもよい。本発明の任意の実施形態によると、急速放出型薬剤が、歯磨剤および口臭リムーバのうちの少なくとも1つであってもよい。
本発明のいずれの好ましい実施形態において、織物媒体がヘッド部の径方向外側に脱線するのを防止するように複数の固定型突出部をヘッド部の周縁にさらに含んでいてもよい。本発明のいずれの好ましい実施形態によっても、それぞれの固定型突出部が、上端部を構成する半球状の突出部と、半球状の突出部をヘッド部の前面部と一体的に連結しているステム部とから成っていてもよい。
本発明のいずれの好ましい実施形態によっても、エンボシング・パターンを有するマイクロファイバ素材で作られる織物媒体が、ヘッド部の裏面部にさらに設けられていてもよい。ヘッド部の裏面部は、織物媒体が外側に脱線するのを防止するための複数の不規則なパターンを備えていてもよい。
一方、本発明のいずれの好ましい実施形態によるハンドル部は、ハンドル部の後端に固着された歯間ブラシと、歯間ブラシを保護するために、ハンドル部の後端に着脱可能に連結されている保護キャップとをさらに含んでいてもよい。ここでは、保護キャップが、透明材料から少なくとも部分的に作られていてもよい。
本発明の任意の好ましい実施形態によると、接触力を増加させるために、ナーリング部(knurling part)がハンドル部の外表面にさらに設けられていてもよい。
本発明の好ましい任意の実施形態によると、エラストマーのブラシ毛が残りの部分に対して高い中心部を有するように、ヘッド部のエラストマーのブラシ毛が凸状のパターンで形成されてもよい。本発明の好ましい任意の実施形態によると、ハンドル部が折畳み構造または伸縮自在の構造で設けられていてもよい。
本発明の代替実施形態によると、使い捨て式歯ブラシであって、ハンドル部と、ハンドル部と連結しているヘッド部と、ヘッド部の表面部に付着しているスポンジ状の洗浄部材を含む織物媒体と、ヘッド部に織物媒体の後ろで形成されているキャビティに配置される少なくとも1種類の急速放出型薬剤剤を含むカプセル式ビードとを備える使い捨て式歯ブラシを提供してもよい。
本発明の代替実施形態によると、使い捨て式歯ブラシであって、ハンドル部と、ハンドル部と連結しており、ヘッド部の表面部に複数のエラストマーのブラシ毛を備えるヘッド部と、複数のエラストマーのブラシ毛の間に挿入可能な織物媒体とを備え、織物媒体が、少なくとも1種類の急速放出型薬剤を備えたマイクロファイバ素材でできている使い捨て式歯ブラシを提供してもよい。
したがって、理解されたいのは、たとえば歯磨剤、口臭リムーバなどの急速放出型薬剤を収容するために、この急速放出型薬剤をカプセル式ビードに含めてもよいという点において、本発明の使い捨て式歯ブラシが、有利であるということである。さらに、使用時に、カプセル式ビードを圧砕し、かつ/または穿孔して、急速放出型薬剤を織物媒体に容易に吸収することができるようにしてもよく、急速放出型薬剤が織物媒体から制御されて均等に拡散して歯磨き効果を増加させる。
さらに、ここで注目されたいのは、複数の固着突出部がヘッド部の表面部に設けられて、織物媒体とヘッド部の表面部との間の結合力を構造上強化することである。
さらに、理解されたいのは、歯間に深部に詰まった異物を便利に除去し、異物を除去するときに歯間の隙間が広がるのを防ぎ、歯肉を傷めるリスクを実質的に回避するべく、歯間ブラシがハンドル部の後端に設けられていることである。
本発明の上記及びほかの目的、特徴、利点は、以下の詳細な説明と図面とともにより明確になるであろう。
図1は、歯ブラシヘッドの表面部に配置されるブラシ毛の分解全体図であり、前記ヘッドは複数列のスポンジ状の洗浄部材を構成する織物媒体の後ろで歯ブラシヘッドの表面部に形成されたキャビティに配置されるカプセル式ビードをさらに備える。 図2は、ヘッドに配置されたカプセル式ビードを有する歯ブラシヘッドの分解全体図である。 図3は、スポンジ状の洗浄部材を構成する織物媒体の分解全体図であり、その後ろでカプセル式ビードが配置される。 図4は、表面にブラシ毛を有し、複数列のスポンジ状洗浄部材を構成する織物媒体を有する歯ブラシの組み立て全体図であり、その後ろでカプセル式ビードが配置される(不図示)。 図5は、スポンジ状の洗浄部材とカプセル式ビードを有する歯ブラシの分解全体図である。 図6は、カプセル式ビードを破裂させるために使用される突出部材を有するスポンジ状の洗浄部材の分解全体図である。 図7は、複数のエラストマーのブラシ毛が伸長する実質的に平坦な表面を構成する織物媒体を有する歯ブラシの分解全体図であり、歯ブラシのヘッド内に形成されたキャビティに配置されるカプセル式ビードをカバーする。 図8は、カプセル式ビードをカバーする多孔性織物媒体を有する歯ブラシの分解全体図である。 図9は、歯ブラシが組み立てられる時に織物媒体の下方に配置されるカプセル式ビードを破裂するのを補助するために、織物媒体の下側から伸びる突起を有する織物媒体部材の全体図である。 図10は、小さいサイズのカプセル式ビードに適合させた歯ブラシヘッドの分解全体図である。 図11は、丸いカプセル式ビードに適合させた歯ブラシヘッドの分解全体図である。 図12は、スポンジ状の洗浄部材とカプセル式ビードを受け入れる受け入れ区画(compartment)を有する歯ブラシの全体図である。 図13は、カプセル式ビードをカバーする実質的に平坦な織物媒体層と、カプセル式ビードを受け入れる受け入れ区画を有する歯ブラシの全体図である。 図14は、ヘッド部内にカプセル式ビードを有し、ネジ止め式ヘッドを有する歯ブラシの分解全体図である。 図15は、歯ブラシのハンドル内にカプセル式ビードキャビティを有し、ネジ止め式ヘッドを有する歯ブラシの分解全体図である。 図16は、ヘッド部内にカプセル式ビードキャビティを有し、スナップオン式ヘッドを有する歯ブラシの分解全体図である。 図17は、歯ブラシのハンドル内にカプセル式ビードキャビティを有し、スナップオン式ヘッドを有する歯ブラシの分解全体図である。 図18は、カプセル式ビードを受け入れるために構成された電気歯ブラシの分解図である。 図19は、歯ブラシのヘッド部の表面に配置されたブラシ毛に挿入された折り畳み織物媒体を有する歯ブラシの全体図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面である図1から図19を参照しつつ記載する。
図1は、本発明の一実施形態の分解図である。本実施形態において、歯ブラシ4が、ハンドル部12と、ヘッド部11と、1および2で表示されている2つの部分で示すスポンジ状洗浄部材を含む織物媒体と、およびカプセル式ビード3とを備える。ヘッド部11は、ハンドル部12に接続され、複数のエラストマーのブラシ毛7を備える。織物媒体1および2は、スポンジ状素材からなり、孔6を通って延びるエラストマーのブラシ毛7の上端部を露出させつつ、ヘッド部11の表面部に装着されている。ヘッド部11は、カプセル式ビード3を受けるために、歯ブラシ4のヘッド部11において形成されているキャビティ8をさらに備える。洗浄部材1および2がヘッド部11に連結されると、スポンジ状洗浄部材2に形成されているキャビティ10によって、カプセル3のための空間がもたらされる。スポンジ状洗浄部材1は、スポンジ状洗浄部材2の周辺で嵌合するので、複数のブラシ毛7もまたスポンジ状洗浄部材1の孔5を介して嵌合し、複数列の不規則な洗浄表面がスポンジ状洗浄部材1および2によってもたらされる。カプセル式ビード3が破断されると、ビード3内に含まれる洗浄剤が、スポンジ部材1および2を通りユーザの口に浸透することができる。
いくつかの実施形態において、ユーザがユーザの歯間の粒子状物質を除去できるように、随意選択的な着脱可能なようじ部9を含んでもよい。他の実施形態において、着脱可能なようじ部9の代わりに、またはそれに加えて、歯間ブラシ(図示せず)を歯ブラシ4のハンドル部12の底部に設けてもよい。歯間ブラシを保護するために、保護キャップ(図示せず)をハンドル部12の後端に着脱可能に連結してもよい。さらに、ハンドル部12の後端に設けられている歯間ブラシを外見上露出させるように、保護キャップが透明素材から作られることが望ましい。このような構成によって、歯ブラシの特徴を消費者に視覚的に自然にアピールするという効果があってもよい。一方、ハンドル部12および歯間ブラシ(図示せず)は、インサート成形法によって単純に製造してもよい。この歯間ブラシ構造によって、歯間に形成された隙間に詰まる可能性のある異物をユーザが容易に除去することができる。
カプセル式ビード3は、急速放出型薬剤を含む粉砕可能なゲル・カプセルを備えていてもよく、これによりカプセルがユーザの歯間で圧砕されると、急速放出型薬剤は、織物媒体1および2および複数のブラシ毛7に放出し、ユーザの歯を洗浄するかまたはユーザの息を新鮮にするために使用可能である。
図2は、カプセル式ビード101の歯ブラシ・ヘッド102への配置を示す。カプセル式ビード101は、歯ブラシのヘッド102に形成されているキャビティ103に嵌合可能である。スポンジ状洗浄部材(図示せず)が、ブラシ毛105にわたり嵌合可能である。いくつかの実施形態において、突出部104がキャビティ103内に配置されてもよく、ユーザが歯ブラシのヘッド102で噛むことにより圧力が加えられると、カプセル式ビード101を破断するのを助ける。
図3は、スポンジ状洗浄部材201を示す。カプセル式ビード202は、歯ブラシ・ヘッド(図示せず)内でスポンジ状洗浄部材201のキャビティ204の後ろに形成されるキャビティにおいて配置されでもよい。ついで、スポンジ状洗浄部材201は、歯ブラシ(図示せず)のブラシ毛にわたって配置可能であるので、ブラシ毛がブラシ毛の孔203を通って嵌合し延びる。
図4は、組立てられた歯ブラシ301を示す。歯ブラシ301は、歯ブラシ301のヘッド304に配置されているスポンジ状洗浄部材302を有する。前述のように、カプセル式ビード(図示せず)が、歯ブラシ301のヘッド304に形成されているキャビティ(図示せず)内に設置可能である。ブラシ毛303はスポンジ状洗浄部材302を通って嵌合し、ユーザの歯を洗浄するのを助ける。使用時、ブラシ毛303はユーザの歯間の粒子に到達することができ、一方で、複数列のスポンジ状洗浄部材302の不規則な洗浄表面が、ユーザの歯の表面を洗浄し研磨することができるので、歯ブラッシング作業が徹底的なものとなる。
いくつかの実施形態において、図5に示すように、ブラシ毛は必要でない。スポンジ状洗浄部材412が、従来技術において既知の任意の様式の歯ブラシ・ヘッド410に装着可能である。カプセル式ビード411が、スポンジ状洗浄部材412のキャビティ414と歯ブラシ・ヘッド410に形成されたキャビティ415との間に嵌合可能である。
いくつかの実施形態において、図6に示すように、カプセル式ビードを破断する助けとなるさらなる手段を設けてもよい。スポンジ状洗浄部材331は、カプセル式ビード330を保持するためのキャビティ333を有していてもよい。圧力がスポンジ状洗浄部材331に及ぶと、突出部材334がカプセル式ビード330を破断するのを助けることができる。随意選択の小孔332によって、洗浄剤をより早く散布することができる。いくつかの実施形態において、小孔332を除去し、スポンジ状洗浄部材331を通して洗浄剤をよりゆっくり浸透させることができる。あるいは、スポンジ状洗浄部材の他に、あるいはそれに加えて、図2に示すように、突出部材334を歯ブラシ・ヘッドに形成されているキャビティに配置可能である。
好ましい一代替実施形態において、図7に示すように、織物媒体は、歯ブラシ・ヘッドの表面部に配置されるほぼ平坦な織物表面であってもよい。歯ブラシ・ヘッド320は、カプセル式ビード322を保持するために、キャビティ323がその内部に形成されている。織物媒体321は、カプセル式ビード322にわたり嵌合可能であり、従来技術において既知の任意の手段を介して歯ブラシ・ヘッド320に装着可能である。ユーザが歯ブラシ・ヘッド320を噛むことによってカプセル式ビード322が破断すると、カプセル式ビードに含まれる洗浄剤が、織物媒体321を通りブラシ毛324に浸透可能である。ブラシ毛324は、ユーザの歯を洗浄するのを助けることができる。いくつかの実施形態において、ブラシ毛324は、織物媒体321そのものに配置可能である。他の実施形態において、ブラシ毛324は、歯ブラシ・ヘッド320に直接に配置可能であり、織物媒体321を通って嵌合可能であるか、あるいは織物媒体321を包囲可能である。カプセル式ビードが破断すると、織物媒体321は、歯ブラシ・ヘッド320内で破断したビードの殻片を保持する役割も果たすことができる。このことは少なくとも望ましい、というのは、カプセル式ビードの殻が吸収できない素材から構成されてもよく、したがって、カプセル式ビードの殻部分を捕捉することによって片を吐き出す必要がなくなる。
粉砕可能なゲル・カプセルであるカプセル式ビードを設けることによって、急速放出型洗浄剤を放出するために、カプセル殻を溶解する水または唾液を必要とすることなく、かつカプセル殻を摩耗するのに長期にわたるブラッシングを必要とすることなく、ユーザが歯ブラシ・ヘッドを迅速かつ容易に噛むことができる。カプセルが破断されたあと、ユーザは、通常、自分の歯を磨き続けてもよい。さらに、溶解性ではなく圧縮可能なカプセルの性質によって、使用しないときに不注意にカプセルが破裂するのを阻止する点において、歯ブラシを持ち運ぶ可能性が改良され、歯ブラシの保存期間が改良される。
一方、織物媒体321をヘッド部320に組立てている間、織物媒体321をヘッド部320に容易に装着するように、ヘッド部320のエラストマーのブラシ毛324に対応する複数の連結孔を織物媒体321に作ることができる別個の組立工具(図示せず)を使用するのが望ましい。
織物媒体321がヘッド部320の径方向外側に脱線するのを補足的に防止するために、複数の固定突出部(図示せず)が、ヘッド部320の周縁にさらに設けられていてもよい。それぞれの固定突出部(図示せず)は、上端部を構成する半球状の突出部と、半球状の突出部をヘッド部の表面部と一体的に連結するステム部分とからなっていてもよい。したがって、このような固定突出部の構造によって、織物媒体321と固定突出部(図示せず)との間の緊締力により、織物媒体321とヘッド部320の表面部との間の結合力を強化することができる。
いくつかの実施形態において、ヘッド部320のエラストマーのブラシ毛324が、中心部が上昇し残りの部分が下降する凸状パターンで形成されてもよい。このようなエラストマーのブラシ毛324の凸状構造によって、ユーザが地面に対して傾斜した姿勢で自らの歯を磨く場合でも、エラストマーのブラシ毛324と歯とが接触する可能性を向上させることができ、それによって、歯磨き効果が高まる。
さらなる織物媒体(図示せず)が、エンボシング・パターンのマイクロファイバ素材でできていてもよく、ヘッド部320の裏面部にさらに装着されてもよい。ヘッド部320の裏面部における織物媒体の構造によって、細菌または粒子を除去するために、ユーザが自らの舌部または歯肉を簡単にこすり洗いすることができる。好ましくは、例示的実施形態として、織物媒体(図示せず)が外側に脱線するのを防止するために、複数の不規則なパターン(図示せず)がヘッド部320の裏面に形成されてもよい。このような不規則なパターン構造は、その間の接触領域を増加させる役割を果たし、織物媒体とヘッド部320の裏面との間の結合力を高める。
いくつかの実施形態において、図8に示すように、織物媒体401が小孔405を有していてもよい。カプセル式ビード402は、歯ブラシ・ヘッド400に形成されているキャビティ403に嵌合可能である。カプセル式ビード402が圧砕されると、その中に含まれる洗浄剤が小孔405を通りブラシ毛404内に放散可能である。
いくつかの実施形態において、織物媒体が、急速放出型薬剤を収容するようマイクロファイバ素材から構成されていてもよく、急速放出型薬剤は織物媒体に安定して付着可能である。使用時、織物媒体の吸収作用によって、急速放出型薬剤を容易に溶解することができ、カプセル式ビードに含まれる急速放出型薬剤と共に利用すると、歯磨き効果が増加する。
一実施形態において、急速放出型薬剤が、織物媒体のマイクロファイバの隙間および織物媒体の外表面に分散して付着可能である。急速放出型薬剤がこのように織物媒体に付着されると、大きな塊またはフィルムの形状で固化されている薬剤と比較して、急速放出型薬剤は、織物媒体の吸収作用の助けを借りて、唾液または水に比較的良好に溶解可能であり、それによって、歯磨き効果が向上する。
急速放出型薬剤は、歯磨剤および口臭リムーバのうちの少なくとも1つから構成されてもよい。歯磨剤または口臭リムーバは、複数の成分の混合物で構成され、この混合物は、安定した方法で、織物媒体に付着され、かつ/または、カプセル式ビードに含まれる。さらに、混合物は、空気中に粒子状で良好に保存される一方で、唾液または水と接触すると、即座に容易に溶解可能に構成される。
いくつかの実施形態において、図9に示すように、織物媒体371は、ブラシ毛372を有する面の反対側の織物媒体371の側面に配置されている突出部373を有していてもよい。ユーザが歯ブラシ・ヘッドを噛むことによって圧力が加えられると、突出部373はカプセル式ビード(図示せず)を破断するのを助けることができる。
カプセル式ビードのサイズは、本発明にとって特に重要なものではない。図10に示すように、カプセル式ビード381は、歯ブラシ・ヘッド380よりかなり小さくてもよい。より小型なカプセル式ビード381を有する実施形態について、歯ブラシ・ヘッド380に形成されるキャビティ382はより小型でもよい。任意の実施形態において、ブラシ毛383は、歯ブラシ・ヘッド380の表面部に固着可能であり、スポンジ状洗浄部材(図示せず)を介して嵌合し、ユーザが自らの歯を洗浄するのを助けることができる。
任意に成形されたカプセル式ビードが本発明によって予測される。図11は、環状に成形されたカプセル式ビード391を示し、過去の図に示されている卵円状のカプセル式ビードと対照的である。歯ブラシ・ヘッド390に形成されるキャビティ392は、カプセル式ビード391に対して相補型の円形状に作られてもよい。ブラシ毛393は、スポンジ状の洗浄部材(図示せず)に嵌合可能であり、ユーザが自らの歯を洗浄するのを助ける。
歯ブラシのサイズは、本発明にとって特に重要なものではない。いくつかの実施形態において、歯ブラシは、従来の歯ブラシと同じサイズであってもよい。他の実施形態において、本発明の歯ブラシは、従来の歯ブラシより大きくてもよく、または小さくてもよい。一実施形態において、本発明の歯ブラシは、従来の歯ブラシの約半分のサイズであってもよい。このことによって、歯ブラシをポケットなどに携行し、必要に応じてポケットから取り出すのが容易となり、外出中に使用するのに便利となる。たとえば、食後に、ユーザは使い捨て式歯ブラシを使用して自らの歯を磨くことができる。他の実施形態において、ハンドル部は、折畳み構造または伸縮自在の構造を備えていてもよい。このような折畳み構造または伸縮自在の構造によって、歯ブラシを容易に携行できるようになる。
任意の実施形態において、ナーリング部がハンドル部の外表面に形成されてもよく、ハンドル部との接触力が増加する。ユーザが従来の歯ブラシと比べて比較的短い歯ブラシを使用するとき、このようなナーリング部の構造によって、ハンドル部が急に滑りユーザの手から逸脱するのを防止することができる。
いくつかの実施形態において図12に示すように、カプセル式ビードは、歯ブラシ420のコンパートメント423に保持されてもよい。カプセル式ビード(図示せず)はシール式コンパートメント423に設置されてもよく、コンパートメントは密封されている。カプセル式ビード(図示せず)が圧砕されると、洗浄剤がスポンジ状洗浄部材421を通ってユーザの口に浸透可能である。随意選択のブラシ毛422が、ユーザの口を洗浄するのを助けるために使用可能である。
図13は、ほぼ平坦な織物媒体表面453を有する実施形態におけるシール式コンパートメント452を示す。カプセル式ビード(図示せず)は、歯ブラシ450のシール式コンパートメント452に設置可能であり、ついで、コンパートメント452が密封可能である。ブラシ毛453は、歯ブラシ450のヘッドに配置されてもよい。カプセル式ビード(図示せず)が圧砕されると、カプセル式ビードに含まれる洗浄剤が織物媒体453に浸透し、制御された均等な方法でユーザの歯に散在可能である。
いくつかの実施形態において、図14に示すように、歯ブラシのヘッドがハンドル部から着脱可能であってもよい。歯ブラシ310は、ヘッド部311およびハンドル部316を有していてもよい。ヘッド部311は、ハンドル部316の内側に配置されている隆起部313と係合可能なねじ部材312を有していてもよい。カプセル式ビード(図示せず)は、ヘッド部311に形成されているキャビティ314に嵌合可能である。カプセル式ビードは、ほぼ平坦な織物部分またはスポンジ状の洗浄部材のいずれかを含んでいてもよい織物媒体(図示せず)で覆ってもよい。ブラシ毛315は、ヘッド部311に配置可能である。他の実施形態において、ネジ部312が、歯ブラシ310のハンドル部316にあってもよく、ネジ部312を受けるための隆起部313が、歯ブラシ310のヘッド部311に配置されていてもよい。
着脱可能な歯ブラシの他の実施形態において、図15に示すように、カプセル式ビード(図示せず)を保持するキャビティ352が、ネジ部353自体に配置されてもよい。歯ブラシのハンドル350に配置されているネジ部353が、歯ブラシのヘッド部357内に配置されている受け用の隆起部354にはめ込まれると、キャビティ352がヘッド部357の中心付近に配置されることになる。ヘッド部357の中心は織物媒体356から外れていてもよいので、カプセル式ビードが破壊されると、カプセル式ビードに含まれる洗浄剤が織物媒体356に浸透することができる。ブラシ毛355はまた、歯ブラシに配置可能である。
ハンドル部とヘッド部との他の連結手段が、本発明によって熟考される。図16は、スナップオン接続部を示す。歯ブラシのハンドル部340は、受け部343を有していてもよい。歯ブラシのヘッド部341は、受け部343に挿入可能な係合部342を有していてもよい。このことが実行されると、フランジ347が係合部346と係合して、歯ブラシのハンドル部340およびヘッド部341を共に保持することができる。ヘッド部341は、カプセル式ビード(図示せず)を保持するためのキャビティ344と、ユーザの歯を洗浄するためのブラシ毛345とを有していてもよい。
図17に示すように、カプセル式ビード(図示せず)を保持するキャビティ363は、係合部362自体に配置可能である。歯ブラシのハンドル360に配置されている係合部362が、歯ブラシのヘッド361に配置されている受け部365に挿入されると、キャビティ363はヘッド部361の中心付近に配置される。幅部(flanges)364が係合部366と係合可能であり、歯ブラシ・ヘッド361内でキャビティ363を適切に配置することが保証される。ヘッド部361の中心は、織物媒体367を含んでいてもよく、カプセル式ビードが破壊されると、カプセル式ビードに含まれる洗浄剤が織物媒体367に浸透可能となる。ブラシ毛368は、歯ブラシに含まれていてもよい。
いくつかの実施形態において、図18に示すように、歯ブラシ440が電気歯ブラシであってもよい。この歯ブラシ440は、コード444によってプラグ446に装着可能である。この歯ブラシ440は、ヘッドにスポンジ状洗浄部材441と、随意選択的にブラシ毛442を含んでいてもよい。この歯ブラシ440はまた、カプセル式ビード(図示せず)を受けるための随意選択的な受け用コンパートメント443を含んでいてもよい。ユーザがスイッチ445によって歯ブラシ440のスイッチを入れると、スポンジ状洗浄部材441および/またはブラシ毛442が、ユーザの歯を洗浄するのを助けるために振動してもよい。いくつかの実施形態において、振動運動によって、カプセル式ビード(図示せず)が自動的に破壊されてもよい。
図19は、織物インサート473が歯ブラシ471のブラシ毛472間に挿入されている実施形態を示す。織物インサートは、その上に配置される急速放出型洗浄剤を有していてもよい。ユーザが歯ブラシ471を使用するとき、ブラシ毛472間に位置する織物インサート473が洗浄剤を放出し、ユーザの口を新鮮にすることができる。急速放出型洗浄剤を含む織物インサート473は、ウェットであってもよいし乾燥していてもよい。
本発明の好ましい実施形態を説明の便宜上記載してきたが、当業者は、添付の請求項に開示されている本発明の範囲および趣旨を逸脱しない範囲で、さまざまな改変、追加、および置換が可能であることを理解するであろう。
本目的を達成するために、ハンドル部と、ハンドル部と連結しているヘッド部であって、そのヘッド部の表面部に複数のエラストマーのブラシ毛を備えたヘッド部と、エラストマーのブラシ毛の上端部を露出した状態で、ヘッド部の表面部に装着されている織物媒体と、織物媒体の後ろのヘッド部に形成されているキャビティに配置される少なくとも1種類の急速放出型薬剤を含む、カプセル型ビードとを備える使い捨て式歯ブラシが提供される。

Claims (20)

  1. 使い捨て式歯ブラシであって、
    ハンドル部と、
    ハンドル部と連結しているヘッド部であって、そのヘッド部の表面部に複数のエラストマーのブラシ毛を備えたヘッド部と、
    エラストマーのブラシ毛の上端部を露出した状態で、ヘッド部の表面部に装着されている織物媒体と、
    織物媒体の後ろのヘッド部に形成されているキャビティに配置される少なくとも1種類の急速放出型薬剤を含む、カプセル型ビードと、を備える使い捨て式歯ブラシ。
  2. 請求項1記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記織物媒体が、スポンジ状の洗浄部材であって、複数のエラストマーのブラシ毛がスポンジ状洗浄部を介して伸長する。
  3. 請求項2記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記スポンジ状の洗浄部が、複数列の不規則な洗浄面を備えている。
  4. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記織物媒体が、複数のエラストマーのブラシ毛が伸長する実質的に平坦な織物面を備える。
  5. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記カプセル型ビードが、粉砕可能なゲル・カプセルを含んでいる。
  6. 請求項5に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    歯ブラシのヘッド部に形成されるキャビティが、粉砕可能なゲル・カプセルに隣接して配置される突出部を備えており、粉砕可能なゲル・カプセルが圧力を受けると、突出部が粉砕可能なゲル・カプセルを破断する。
  7. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記織物媒体が、少なくとも1種類の急速放出型薬剤を備えたマイクロファイバ素材でできている。
  8. 請求項7に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記急速放出型薬剤が、織物媒体のマイクロファイバと織物媒体の外表面との隙間に装着されている。
  9. 請求項7に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記急速放出型薬剤が、歯磨剤および口臭リムーバのうちの少なくとも1つである。
  10. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    織物媒体がヘッド部の径方向外側に脱線するのを防止するように複数の固定型突出部をヘッド部の周縁にさらに備えている。
  11. 請求項10に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記複数の固定型突出部が、上端部を構成する半球状の突出部と、半球状の突出部をヘッド部の前面部と一体的に連結しているステム部とから構成される。
  12. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    エンボシング・パターンを有するマイクロファイバ素材で作られる織物媒体が、ヘッド部の裏面部にさらに設けられている。
  13. 請求項12に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    ヘッド部の裏面部は、織物媒体が外側に脱線するのを防止するための複数の不規則なパターンを備える。
  14. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記ハンドル部は、ハンドル部の後端に固着された歯間ブラシと、歯間ブラシを保護するために、ハンドル部の後端に着脱可能に連結されている保護キャップとをさらに備えている。
  15. 請求項14に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    前記保護キャップが、透明材料から少なくとも部分的に作られている。
  16. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    接触力を増加させるために、ナーリング部(knurling part)がハンドル部の外表面にさらに設けられている。
  17. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    エラストマーのブラシ毛が残りの部分に対して高い中心部を有するように、ヘッド部のエラストマーのブラシ毛が凸状のパターンで形成される。
  18. 請求項1に記載の使い捨て式歯ブラシにおいて、
    ハンドル部が折畳み構造または伸縮自在の構造で設けられている。
  19. 使い捨て式歯ブラシであって、
    ハンドル部と、
    ハンドル部と連結しているヘッド部と、
    ヘッド部の表面部に付着しているスポンジ状の洗浄部材を含む織物媒体と、
    ヘッド部に織物媒体の後ろで形成されているキャビティに配置される少なくとも1種類の急速放出型薬剤剤を含むカプセル式ビードと、を備える使い捨て式歯ブラシ。
  20. 使い捨て式歯ブラシであって、
    ハンドル部と、
    ハンドル部と連結しており、ヘッド部の表面部に複数のエラストマーのブラシ毛を備えるヘッド部と、
    複数のエラストマーのブラシ毛の間に挿入可能な織物媒体とを備え、前記織物媒体が、少なくとも1種類の急速放出型薬剤を備えたマイクロファイバ素材でできている、使い捨て式歯ブラシ。
JP2017513595A 2014-05-19 2015-05-19 使い捨て式歯ブラシ Pending JP2017516615A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/281,814 US9510667B2 (en) 2010-08-16 2014-05-19 Disposable toothbrush
US14/281,814 2014-05-19
PCT/US2015/031608 WO2015179419A1 (en) 2014-05-19 2015-05-19 Disposable tooth brush

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017516615A true JP2017516615A (ja) 2017-06-22

Family

ID=54554640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017513595A Pending JP2017516615A (ja) 2014-05-19 2015-05-19 使い捨て式歯ブラシ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9510667B2 (ja)
JP (1) JP2017516615A (ja)
KR (2) KR102263243B1 (ja)
WO (1) WO2015179419A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUA201699881U1 (it) * 2016-04-18 2017-10-18 Dambrogio Enzo Spazzolino da denti con serbatoio sotto le setole.
US11051606B2 (en) 2019-06-28 2021-07-06 Colgate-Palmolive Company Oral care implement and method of assembling the same
WO2022229586A1 (en) * 2021-04-30 2022-11-03 Threezero 000 Ltd Disposable toothbrush
USD1025611S1 (en) 2022-09-14 2024-05-07 Ranir, Llc Toothbrush

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4628564A (en) * 1983-04-27 1986-12-16 Youssef Kamal A Toothbrush
JPH02130238U (ja) * 1989-04-05 1990-10-26
JP3043427U (ja) * 1997-05-14 1997-11-18 株式会社明星金属工業所 歯磨き用ペースト入り簡易歯ブラシ
US20050233279A1 (en) * 2004-04-16 2005-10-20 Zeh Mark A Oral composition applicator devices including movable applicator surface and related methods
US20090320226A1 (en) * 2008-06-26 2009-12-31 Colgate-Palmolive Oral Care Implement
US20120036665A1 (en) * 2010-08-16 2012-02-16 Hyunyil Cho Disposable toothbrush

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4866809A (en) * 1988-07-15 1989-09-19 Randy Pelletier Collapsible toothbrush construction
FR2773961B1 (fr) * 1998-01-26 2000-03-10 Synthelabo Brosse a dents comportant des moyens perfectionnes de fixation des elements de friction
EP1164891A1 (en) * 1999-03-10 2002-01-02 Tri-Concepts (Proprietary) Limited A disposable toothbrush
US20020175101A1 (en) * 2001-05-24 2002-11-28 Gary Dean Albert Disposable toothbrush
US20030108846A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable oral hygiene device and methods of making same
US7836539B2 (en) * 2002-08-09 2010-11-23 Colgate-Palmolive Company Oral care implement
US7331731B2 (en) * 2002-09-05 2008-02-19 Colgate-Palmolive Company Oral care toothbrush
US20050071939A1 (en) * 2003-10-07 2005-04-07 Wong Peng Soon Dual head toothbrush
EP1639913B1 (de) * 2004-09-22 2011-11-23 Trisa Holding AG Bürste, insbesondere Zahnbürste, und Verfahren zu deren Herstellung
US7740412B2 (en) * 2005-01-28 2010-06-22 S.C. Johnson & Son, Inc. Method of cleaning using a device with a liquid reservoir and replaceable non-woven pad
KR20090036935A (ko) * 2007-10-10 2009-04-15 이유경 치약 성분의 칫솔모

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4628564A (en) * 1983-04-27 1986-12-16 Youssef Kamal A Toothbrush
JPH02130238U (ja) * 1989-04-05 1990-10-26
JP3043427U (ja) * 1997-05-14 1997-11-18 株式会社明星金属工業所 歯磨き用ペースト入り簡易歯ブラシ
US20050233279A1 (en) * 2004-04-16 2005-10-20 Zeh Mark A Oral composition applicator devices including movable applicator surface and related methods
US20090320226A1 (en) * 2008-06-26 2009-12-31 Colgate-Palmolive Oral Care Implement
US20120036665A1 (en) * 2010-08-16 2012-02-16 Hyunyil Cho Disposable toothbrush

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015179419A1 (en) 2015-11-26
KR102263243B1 (ko) 2021-06-09
US9510667B2 (en) 2016-12-06
KR20170086402A (ko) 2017-07-26
KR20190052163A (ko) 2019-05-15
US20150374111A1 (en) 2015-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101849164B1 (ko) 일회용 칫솔
TWI388296B (zh) 具有珠粒維持之口腔保健用具
TWI462709B (zh) 可快速釋放味道的口腔保健用具
US8695611B2 (en) Dual tip oral care implement
JP2017516615A (ja) 使い捨て式歯ブラシ
US20120055497A1 (en) Oral hygiene implement and method of use
US6019773A (en) Tongue cleaner
TW201238525A (en) Oral care kit
US20160135934A1 (en) Mouth cleaner
TWI430779B (zh) 口腔保健器具及其組裝方法
US20080282487A1 (en) Disposable oral hygiene applicator
KR101306364B1 (ko) 일회용 칫솔
KR102542048B1 (ko) 영아용 구강관리기
US11278109B2 (en) Disposable device for oral hygiene
JP3206395U (ja) 口腔内清掃用具
JP4700085B2 (ja) 歯清掃用デバイス
JPS6241617Y2 (ja)
JP2006109989A (ja) 歯磨き用具
JP2013081738A (ja) 組み立て歯ブラシ
JP2014030581A (ja) 口腔内清掃用具
WO2005063142A1 (fr) Dispositif de brossage des dents
TH65608A (th) แปรงสีฟันสำหรับใช้แล้วทิ้ง

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180213

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190702