JP2017516366A - Tdlsによるマルチチャネルリンク集約 - Google Patents

Tdlsによるマルチチャネルリンク集約 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラムプロダクトを提供する。1つの態様において、装置は、第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立するようにと、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、第2の装置との第2のリンクを確立するようにと、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からデータを受信/第2の装置にデータを提供するように構成されているプロセッサを含み、第1のリンクを介して受信または提供されるデータは、第1のリンクに関係付けられている第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、第2のリンクを介して受信または提供されるデータは、第2のリンクに関係付けられている第2のMACアドレスを含んでいる。プロセッサは、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2の装置からデータを受信/第2の装置にデータを提供するようにさらに構成されている。【選択図】図3B

Description

関連出願への相互参照
[0001]
本願は、「TDLSによるマルチチャネルリンク集約」と題され2014年4月3日に出願された、米国特許出願番号第14/244,735号の利益を主張し、ここにその全体が参照によって明示的に組み込まれている。
背景
[分野]
[0002]
本開示は、一般的に、通信システムに関連し、さらに特に、ワイヤレス通信システムにおいて、トンネリングされたダイレクトリンクセットアップ(TDLS)動作を使用して、複数のチャネルリンクを集約することに関連する。本開示は、ワイヤレス通信システムにおいて、複数の帯域アソシエーションを使用して、複数のチャネルリンクを集約することにさらに関連する。
[背景]
[0003]
多くの電気通信システムにおいて、通信ネットワークは、いくつかの相互対話する空間的に隔てられたデバイス間でメッセージを交換するのに使用される。ネットワークは、地理的範囲にしたがって分類されてもよく、地理的範囲は、例えば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、パーソナルエリアであってもよい。このようなネットワークは、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、または、パーソナルエリアネットワーク(PAN)として、それぞれ表されるだろう。ネットワークは、さまざまなネットワークノードおよびデバイスを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技術(例えば、回線スイッチング対パケットスイッチング)にしたがって、送信のために用いられる物理媒体のタイプ(例えば、ワイヤード対ワイヤレス)にしたがって、使用される通信プロトコルのセット(例えば、インターネットプロトコルスーツ、同期光ネットワーキング(SONET)、イーサネット(登録商標)等)にしたがって、も異なる。
[0004]
ネットワークエレメントが移動体であり、したがって、動的接続性のニーズを有するとき、または、ネットワークアーキテクチャが固定的よりもむしろアドホックのトポロジーにおいて形成される場合に、ワイヤレスネットワークが好まれることが多い。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光等の周波数帯域における電磁波を使用する、無誘導伝搬モードにおいて無形物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、固定されたワイヤードネットワークと比較されるとき、ユーザの移動性および迅速なフィールド配備を有利に促進する。
概要
[0005]
発明のシステム、方法、およびデバイスは、それぞれ、いくつかの態様を有しており、これらのうちのいずれも、その望ましい属性を単独で担うことはない。後続する特許請求の範囲により表した本発明の範囲を限定することなく、いくつかの特徴をこれから簡単に議論する。この議論を考慮した後に、および、特に「詳細な説明」と題されたセクションを読んだ後に、本発明の特徴が、ワイヤレスネットワーク中のデバイスに対する改善された狭帯域チャネル選択を含む利点をどのように提供するかを理解するだろう。
[0006]
本開示の1つの態様は、処理システムを含む、ワイヤレス通信のための装置を提供する。処理システムは、第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立するようにと、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、第2の装置との第2のリンクを確立するようにと、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からデータを受信するようにと、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置にデータを提供するように構成されており、第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立し、第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、第1のリンクを介して受信されるデータ、または、第1のリンクを介して提供されるデータは、第1のMACアドレスを含み、第2のリンクを介して受信されるデータ、または、第2のリンクを介して提供されるデータは、第2のMACアドレスを含む。処理システムは、第1の帯域を介して第2の装置との第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立し、第2の帯域を介して第2の装置との第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立し、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2の装置からデータを受信/第2の装置にデータを提供するようにも構成されていてもよい。
[0007]
本開示の別の態様は、装置におけるワイヤレス通信の方法を提供する。方法は、第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立することと、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、第2の装置との第2のリンクを確立することと、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からデータを受信することと、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置にデータを提供することとを含み、第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立し、第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、第1のリンクを介して受信されるデータ、または、第1のリンクを介して提供されるデータは、第1のMACアドレスを含み、第2のリンクを介して受信されるデータ、または、第2のリンクを介して提供されるデータは、第2のMACアドレスを含む。装置における別の方法は、第1の帯域を介して第2の装置との第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立することと、第2の帯域を介して第2の装置との第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立することと、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2の装置からデータを受信/第2の装置にデータを提供することとを含んでいてもよい。
[0008]
本開示の1つの態様は、ワイヤレス通信の装置を提供する。装置は、第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立する手段と、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、第2の装置との第2のリンクを確立する手段と、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からデータを受信する手段と、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置にデータを提供する手段とを含み、第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立し、第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、第1のリンクを介して受信されるデータ、または、第1のリンクを介して提供されるデータは、第1のMACアドレスを含み、第2のリンクを介して受信されるデータ、または、第2のリンクを介して提供されるデータは、第2のMACアドレスを含む。装置は、第1の帯域を介して第2の装置との第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立する手段と、第2の帯域を介して第2の装置との第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立する手段と、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2の装置からデータを受信/第2の装置にデータを提供する手段とを含んでいてもよい。
[0009]
本開示の別の態様は、装置におけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトは、第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立するための実行可能な命令と、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、第2の装置との第2のリンクを確立するための実行可能な命令と、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からデータを受信するための実行可能な命令と、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置にデータを提供するための実行可能な命令とを有するコンピュータ読取可能な媒体を具備し、第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立し、第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、第1のリンクを介して受信されるデータ、または、第1のリンクを介して提供されるデータは、第1のMACアドレスを含み、第2のリンクを介して受信されるデータ、または、第2のリンクを介して提供されるデータは、第2のMACアドレスを含む。コンピュータ読取可能な媒体は、第1の帯域を介して第2の装置との第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立するための実行可能な命令と、第2の帯域を介して第2の装置との第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立するための実行可能な命令と、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2の装置からデータを受信/第2の装置にデータを提供するための実行可能な命令とをさらに有していてもよい。
[0010]
本開示のさらなる態様は、ワイヤレス通信のためのワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、少なくとも1つのアンテナと、処理システムとを含む。処理システムは、第1の帯域を介して、第2のワイヤレスノードとの第1のリンクを、少なくとも1つのアンテナを介して確立するようにと、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、第2のワイヤレスノードとの第2のリンクを、少なくとも1つのアンテナを介して確立するようにと、少なくとも1つのアンテナを使用して、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2のワイヤレスノードからデータを受信するようにと、少なくとも1つのアンテナを使用して、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2のワイヤレスノードにデータを提供するように構成されており、第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立し、第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、第1のリンクを介して受信されるデータ、または、第1のリンクを介して提供されるデータは、第1のMACアドレスを含み、第2のリンクを介して受信されるデータ、または、第2のリンクを介して提供されるデータは、第2のMACアドレスを含む。
[0011]
処理システムは、少なくとも1つのアンテナを使用して、第1の帯域を介して第2のワイヤレスノードとの第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立し、少なくとも1つのアンテナを使用して、第2の帯域を介して第2のワイヤレスノードとの第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立し、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2のワイヤレスノードからデータを受信/第2の装置にデータを提供するようにも構成されていてもよい。
[0012] 図1は、本開示の態様が用いられてもよい、例示的なワイヤレス通信システムを示している。 [0013] 図2は、図1のワイヤレス通信システム内で用いられてもよい、例示的なワイヤレスデバイスの機能ブロックダイヤグラムを示している。 [0014] 図3Aは、実施形態にしたがった、TDLSを使用するリンク集約の例を図示しているダイヤグラムである。 [0015] 図3Bは、実施形態にしたがった、TDLSを使用するリンク集約の例を図示しているダイヤグラムである。 [0016] 図4は、実施形態にしたがった、仮想STAとSTAとの間のオフチャネルTDLSリンクを生成させる例を図示しているダイヤグラムである。 [0017] 図5は、実施形態にしたがった、複数帯域アソシエーションを使用するリンク集約の例を図示しているダイヤグラムである。 [0018] 図6は、実施形態にしたがった、複数帯域を介してAPとSTAとを関係付け、複数アソシエーションをバインディングする例を図示しているダイヤグラムである。 [0019] 図7は、ワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャートである。 [0020] 図8は、ワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャートである。 [0021] 図9は、例示的なワイヤレス通信デバイスの機能ブロックダイヤグラムである。
詳細な説明
[0022]
添付した図面を参照して、新規なシステム、装置、および方法のさまざまな態様を以下でより完全に説明する。しかしながら、この開示は、多くの異なる形態で具現化してもよく、この開示全体を通して提示される、何らかの特定の構造または機能に限定されるものとして解釈すべきではない。むしろ、この開示が、徹底的および完全になるように、および、本開示の範囲を当業者に完全に伝えるように、これらの態様を提供する。本開示の範囲が、ここで開示した新規なシステム、装置、および方法の任意の態様を、本発明の他の何らかの態様と無関係に実現するかまたは本発明の他の何らかの態様と組み合わせて実現するかにかかわらずカバーすることを意図していることを、ここでの教示に基づいて当業者は正しく認識すべきである。例えば、ここで明らかにする任意の数の態様を使用して、装置を実現してもよい、または、方法を実施してもよい。さらに、ここで明らかにする本発明のさまざまな態様に加えて、または、ここで明らかにする発明のさまざまな態様以外の、他の構造、機能性、または、構造および機能性を使用して実施される、このような装置または方法をカバーすることを、本発明の範囲は意図している。ここで開示する任意の態様は、請求項のうちの1つ以上のエレメントによって具現化してもよいことを理解すべきである。
[0023]
特定の態様をここで説明するが、これらの態様の多くのバリエーションおよび置換は本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点に言及するが、本開示の範囲が、特定の利益、使用、または目的に限定されることを意図していない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システムコンフィギュレーション、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるように意図しており、そのうちのいくつかを、例として、図面中で、および、好ましい態様の以下の説明中で示している。詳細な説明および図は、限定よりむしろ、本開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物により規定される。
[0024]
人気のあるワイヤレスネットワーク技術は、さまざまなタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含んでいるかもしれない。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近くのデバイスを互いに相互接続するのに使用してもよい。ここで説明するさまざまな態様は、ワイヤレスプロトコルのような、任意の通信標準規格に適用してもよい。
[0025]
いくつかの態様において、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)通信、直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS)通信、OFDM通信とDSSS通信との組み合わせ、または、他のスキームを使用して、802.11プロトコルにしたがって送信してもよい。802.11プロトコルのインプリメンテーションは、センサ、計測、およびスマートグリッドネットワークに対して使用してもよい。有利なことに、802.11プロトコルを実現するあるデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実現するデバイスよりも、より少ない電力を消費するかもしれない、ならびに/あるいは、例えば約1キロメートルまたは1キロメートルより長い、比較的長い範囲に渡ってワイヤレス信号を送信するのに使用されるかもしれない。
[0026]
いくつかのインプリメンテーションにおいて、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスするコンポーネントであるさまざまなデバイスを含む。例えば、アクセスポイント(「AP」)とクライアント(局または「STA」としても呼ばれる)との2つのタイプのデバイスがあってもよい。一般的に、APは、WLANに対するハブまたは基地局として機能してもよく、STAは、WLANのユーザとして機能してもよい。例えば、STAはラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、移動体電話機等であってもよい。例において、STAは、WiFi(登録商標)(例えば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続して、インターネットへのまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的な接続性を取得する。いくつかのインプリメンテ―ションにおいて、STAもAPとして使用してもよい。
[0027]
アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワーク制御装置(「RNC」)、eノードB、基地局制御装置(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または、他の何らかの専門用語も含んでいてもよく、これらのものとして実現してもよく、あるいは、これらのものとして知られていてもよい。
[0028]
局(「STA」)は、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または、他の何らかの専門用語も含んでいてもよく、これらのものとして実現してもよく、あるいは、これらのものとして知られていてもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話機、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、パーソナルデジタルアシスタント(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または、ワイヤレスモデムに接続される他の何らかの適切な処理デバイスを含んでいてもよい。したがって、ここで教示する1つ以上の態様は、電話機(例えば、セルラ電話機またはスマートフォン)中に、コンピュータ(例えば、ラップトップ)中に、ポータブル通信デバイス中に、ヘッドセット中に、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)中に、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽デバイスまたはビデオデバイス、あるいは、衛星ラジオ)中に、ゲームデバイスまたはシステム中に、グローバルポジショニングシステムデバイス中に、あるいは、ワイヤレス媒体を介して通信するように構成されている他の何らかの適切なデバイス中に、組み込んでもよい。
[0029]
用語「関係付ける」、または、「アソシエーション」、または、これらの何らかの変形には、本開示の文脈内で可能である最も広い意味が与えられる。例として、第1の装置が第2の装置に関係付けられているとき、2つの装置は、直接関係付けられていても、または、中間の装置が存在していてもよいことを理解すべきである。簡潔さの目的で、2つの装置の間のアソシエーションを確立させるプロセスは、他の装置による「アソシエーション応答」が後に続く、装置のうちの1つによる「アソシエーション要求」を要求するハンドシェークプロトコルを使用して説明されるだろう。ハンドシェークプロトコルは、例として、認証を提供するためのシグナリングのような他のシグナリングを要求するかもしれないことが、当業者によって理解されるだろう。
[0030]
「第1」、「第2」等のような呼称を使用するここでのエレメントの任意の参照は、一般的に、これらのエレメントの量または順序を限定するものではない。むしろ、これらの呼称は、2つ以上のエレメント間、または、エレメントのインスタンス間で識別する便利な方法としてここで使用される。よって、第1のエレメントと第2のエレメントの参照は、2つのエレメントのみを用いることができること、または、第1のエレメントが第2のエレメントに先行しなければならないこと、を意味しているのではない。さらに、エレメントの組み合わせのうちの少なくとも1つ(例えば、「A、B、またはC、のうちの少なくとも1つ」)を規定する専門用語は、規定されたエレメントのうちの1つ以上(例えば、A、または、B、または、C、または、これらの任意の組み合わせ)を指している。
[0031]
上記で議論するように、ここで説明しているあるデバイスは、例えば、802.11標準規格を実現してもよい。このようなデバイスは、STAまたはAPまたは他のデバイスとして使用されようとなかろうと、スマートな計測に対して、またはスマートグリッドネットワークにおいて使用してもよい。このようなデバイスは、センサアプリケーションを提供するか、または、ホームオートメーションにおいて使用してもよい。デバイスは、ヘルスケアの文脈で、例えばパーソナルヘルスケアに対して、代わりに使用してもよく、さらに使用してもよい。デバイスは、監視のために使用して、(例えば、ホットスポットによる使用のための)拡張された範囲のインターネット接続性を可能にし、または、機械対機械通信を実現してもよい。
[0032]
図1は、本開示の態様が用いられてもよい、例示的なワイヤレス通信システム100を示している。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス標準規格、例えば、802.11標準規格に準拠して、動作してもよい。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信するAP104を含んでいてもよい。
[0033]
AP104とSTA106との間のワイヤレス通信システム100における送信のために、さまざまなプロセスおよび方法を使用してもよい。例えば、OFDM/OFDMA技術にしたがって、AP104とSTA106との間で信号を送ってもよく、受信してもよい。このケースの場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムとして呼ばれることがある。代替的に、CDMA技術にしたがって、AP104とSTA106との間で信号を送ってもよく、受信してもよい。このケースの場合、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムとして呼ばれることがある。
[0034]
AP104からSTA106のうちの1つ以上への送信を促進する通信リンクは、ダウンリンク(DL)108として呼ばれることがあり、STA106のうちの1つ以上からAP104への送信を促進する通信リンクは、アップリンク(UL)110として呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は、フォワードリンクまたはフォワードチャネルとして呼ばれることがあり、アップリンク110は、リバースリンクまたはリバースチャネルとして呼ばれることがある。いくつかの態様において、DL通信は、ユニキャストまたはマルチキャストトラフィック表示を含んでいてもよい。
[0035]
AP104が、著しいアナログデジタル変換(ADC)クリッピングノイズを起こすことなく、1つより多くのチャネル上で同時にUL通信を受信するように、AP104は、いくつかの態様において、隣接するチャネル干渉(ACI)を抑制する。例えば、各チャネルに対して別々の有限インパルス応答(FIR)フィルタを有することによって、または、増加されたビット幅によるより長いADCバックオフ周期を有することによって、AP104は、ACIの抑制を改善させてもよい。
[0036]
AP104は、基地局として機能してもよく、基本サービスエリア(BSA)102中にワイヤレス通信カバレッジを提供してもよい。AP104に関係付けられ、通信のためにAP104を使用するSTA106とともにAP104は、基本サービスセット(BSS)として呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有していなくてもよく、むしろSTA106間のピアツーピアネットワークとして機能してもよいことに着目すべきである。したがって、ここで説明するAP104の機能は、代替的にSTA106のうちの1つ以上によって実行してもよい。
[0037]
AP104は、1つ以上のチャネル(例えば、各チャネルが周波数帯域幅を含んでいる複数の狭帯域チャネル)上で、ダウンリンク108のような通信リンクを介して、システム100の他のノードSTA106にビーコン信号(または単に「ビーコン」)を送信してもよく、これは、他のノードSTA106が、AP104と他のノードSTA106とのタイミングを同期させることを助けてもよく、あるいは、他の情報または機能性を提供してもよい。このようなビーコンは、周期的に送信してもよい。1つの態様において、連続する送信間の期間は、スーパーフレームとして呼ばれることがある。ビーコンの送信は、多数のグループまたは間隔に分割してもよい。1つの態様において、ビーコンは、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム期間、送信方向情報、受信方向情報、隣接リスト、および/または、拡張された隣接リスト、のような情報を含んでいてもよいが、これらに限定されず、これらのうちのいくつかは、以下でさらに詳細に説明する。したがって、ビーコンは、いくつかのデバイス間で共通の(例えば、共有される)情報と、所定のデバイスに特有の情報との両方を含んでいてもよい。
[0038]
いくつかの態様において、STA106は、AP104に通信を送るために、および/または、AP104から通信を受信するために、AP104と関係付くように要求されるかもしれない。1つの態様において、関係付けのための情報は、AP104によるビーコンブロードキャスト中に含まれる。このようなビーコンを受信するために、STA106は、例えばカバレッジ領域に渡って、広いカバレッジサーチを実行してもよい。サーチはまた、例えば、灯台の方法で、カバレッジ領域をスイープすることによって、STA106によって実行してもよい。関係付けのための情報を受信した後、STA106は、アソシエーションプローブまたはアソシエーション要求のような基準信号を、AP104に送信してもよい。いくつかの態様において、AP104は、バックホールサービスを使用して、例えば、インターネットまたは公衆電話交換ネットワーク(PSTN)のような、より大きなネットワークと通信してもよい。
[0039]
図2は、図1のワイヤレス通信システム100内で用いられてもよい、ワイヤレスデバイス202の例示的な機能ブロックダイヤグラムを示している。ワイヤレスデバイス202は、ここで説明するさまざまな方法を実現するように構成されていてもよいデバイスの例である。例えば、ワイヤレスデバイス202は、AP104を、または、STA106のうちの1つを含んでいてもよい。
[0040]
ワイヤレスデバイス202は、プロセッサ204を含んでいてもよく、プロセッサ204は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御する。プロセッサ204は、中央処理ユニット(CPU)としても呼ばれることがある。メモリ206は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含んでいてもよく、命令およびデータをプロセッサ204に提供してもよい。メモリ206の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含んでいてもよい。プロセッサ204は典型的に、メモリ206内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理および演算動作を実行する。メモリ206中の命令は、ここで説明する方法を実現するために実行可能であってもよい。
[0041]
プロセッサ204は、1つ以上のプロセッサによって実現される処理システムのコンポーネントを備えていてもよく、または、1つ以上のプロセッサによって実現される処理システムのコンポーネントであってもよい。1つ以上のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロ制御装置、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、制御装置、状態機械、ゲート論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは、情報の計算または他の操作を実行できる他の何らかの適切なエンティティ、の任意の組み合わせにより実現してもよい。
[0042]
処理システムは、ソフトウェアを記憶する機械読取可能な媒体も備えていてもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、その他のものとして呼ばれるかにかかわらず、何らかのタイプの命令を意味するように広く解釈すべきである。命令は、(例えば、ソースコードのフォーマットの、バイナリコードフォーマットの、実行可能なコードのフォーマットの、または、コードの他の何らかの適切なフォーマットの)コードを含んでいてもよい。命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されるときに、ここで説明するさまざまな機能を処理システムに実行させる。
[0043]
ワイヤレスデバイス202は、ハウジング208も含んでいてもよく、ハウジング208は、ワイヤレスデバイス202と遠隔ロケーションとの間でデータを送信および受信できるようにする、送信機210および/または受信機212を含んでいてもよい。送信機210および受信機212は、トランシーバ214に組み合わせてもよい。アンテナ216が、ハウジング208に取り付けられ、電気的にトランシーバ214に結合されていてもよい。ワイヤレスデバイス202はまた、(示されていない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または、複数のアンテナを含んでいてもよい。
[0044]
ワイヤレスデバイス202は、信号検出器218も備えていてもよく、信号検出器218は、トランシーバ214によって受信される信号のレベルを検出して定量化しようとするために使用してもよい。信号検出器218は、総エネルギー、シンボル当たりの副搬送波毎のエネルギー、電力スペクトル密度、および、他の信号として、このような信号を検出してもよい。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するために、デジタル信号プロセッサ(DSP)220も含んでいてもよい。DSP220は、送信のためのパケットを発生させるように構成されていてもよい。いくつかの態様において、パケットは、物理レイヤデータユニット(PPDU)を備えていてもよい。
[0045]
ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様において、ユーザインターフェース222をさらに備えていてもよい。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/または、ディスプレイを備えていてもよい。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝える、および/または、ユーザからの入力を受け取る、何らかのエレメントまたは何らかのコンポーネントを含んでいてもよい。
[0046]
ワイヤレスデバイス202のさまざまなコンポーネントは、バスシステム226によって、互いに結合されていてもよい。バスシステム226は、データバスを含んでいてもよく、データバスに加えて、例えば、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスも含んでいてもよい。他の何らかのメカニズムを使用して、ワイヤレスデバイス202のコンポーネントを互いに結合してもよく、または、ワイヤレスデバイス202のコンポーネントが入力を受け取ってもよく、または、ワイヤレスデバイス202のコンポーネントが入力を互いに提供してもよい。
[0047]
多数の別々のコンポーネントを図2中に図示しているが、コンポーネントのうちの1つ以上を組み合わせても、または、共通して実現してもよい。例えば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上記で説明した機能性を実現するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上記で説明した機能性を実現するためにも使用してもよい。さらに、図2中で図示しているコンポーネントのそれぞれは、複数の別々のエレメントを使用して実現してもよい。
[0048]
デュアルバンドデュアルコンカレント(DBDC)動作のできるWLANデバイス(例えば、AP104またはSTA106)には、トンネリングされたダイレクトリンクセットアップ(TDLS)動作を活用して、複数のチャネルの使用(デュアルバンド動作)を可能にすることによって、基本サービスセット(BSS)の改善された集約スループットが提供される。TDLSにより、デバイスは、ワイヤレスネットワークにアクセスした後に、相互間のリンクを自動的に生成させることができるようになり、AP104を通してデータを送信する必要性が取り除かれ、輻輳によって生じる遅延が防がれる。
[0049]
図3Aは、実施形態にしたがった、TDLSを使用するリンク集約の例を図示しているダイヤグラム300である。DBDCインプリメンテーションは、STA106が、2.4GHz帯域および5GHz帯域上で同時に動作することによって、より高いスループットを達成できるようにする。図3Aを参照すると、インプリメンテーションにおいて、STA106とAP104との間の第1のリンク(リンク1)は、1つのインターフェース(例えば、2.4GHz帯域または5GHz帯域)上で、STA106とAP104とを関係付けることによって生成させてもよい。第2のリンク(リンク2)は、その後、STA106と、AP104内に含まれている仮想STA306との間にオフチャネルTDLSリンクを生成させることによって、別のインターフェース上で、STA106とAP104との間に生成させてもよい。1つの態様において、仮想STA306が、最初に、AP104に関係付けられる。アソシエーションが成功した後に、仮想STA306は、STA106へのTDLSリンクを開始する。AP104と仮想STA306は、異なる媒体アクセス制御(MAC)アドレスを有していてもよい。
[0050]
図4は、実施形態にしたがった、仮想STA306とSTA106との間のオフチャネルTDLSリンクを生成させる例を図示しているダイヤグラム400である。最初に、STA106とAP104は、認証手順を実行し、STA106は、402において、認証要求をAP104に送る。AP104は、404において、認証応答をSTA106に送ることによって応答する。認証が成功した後、STA106は、406において、アソシエーション要求をAP104に送る。アソシエーション要求は、STA106がオフチャネルTDLSリンクをサポートすることができるとの表示を含んでいてもよい。AP104は、408において、アソシエーション応答をSTA106に送る。
[0051]
STA106とAP104との間のアソシエーションが成功した後に、AP104内の仮想STA306は、410において、TDLS発見要求をAP104に送ることによって、STA106へのTDLSリンクを開始する。412において、AP104は、TDLS発見要求をSTA106に転送する。414において、STA106は、TDLSリンクへの興味を示すTDLS発見応答を仮想STA306に送る。
[0052]
仮想STA306とSTA106は、その後、AP104を介してTDLSセットアップ手順を実行する。416において、仮想STA306は、TDLSセットアップ要求をAP104に送る。418において、AP104は、TDLSセットアップ応答をSTA106に転送する。420において、STA106は、TDLSセットアップ応答(またはTDLSセットアップ要求)をAP104に送る。422において、AP104は、TDLSセットアップ応答(またはTDLSセットアップ要求)を仮想STA306に転送する。
[0053]
TDLSセットアップが成功した後、424において、仮想STA306は、TDLSチャネルスイッチ要求をSTA106に送る。426において、TDLSチャネルスイッチ応答を仮想STA306に送ることによって、STA106は応答する。428において、AP104とSTA106との間のデータ送信および/またはデータ受信が、1つのチャネル(例えば、2.4GHz帯域または5GHz帯域)上で生じてもよい一方で、仮想STA306とSTA106との間のデータ送信および/またはデータ受信が、TDLSリンクを介して、同時にオフチャネル上で生じてもよい。
[0054]
図3Bは、実施形態にしたがった、TDLSを使用するリンク集約の例を図示しているダイヤグラム350である。図3Bを参照すると、STA106とAP104との間の第1のリンク(リンク1)は、1つのインターフェース(例えば、2.4GHz帯域または5GHz帯域)上で、STA106とAP104とを関係付けることによって生成させることができる。第2のリンク(リンク2)は、その後、STA106と、AP104内に含まれている仮想STA306との間にオフチャネルTDLSリンクを生成させることによって、別のインターフェース上で、STA106とAP104との間に生成させてもよい。外部ネットワークにリンクされてもよいゲートウェイ308に、AP104が接続されていてもよい。
[0055]
インプリメンテーションにおいて、STA106からのすべてのアップリンクトラフィック(アップリンクデータ)は、第1のリンク(リンク1)を通して流れる。STA106におけるアドレス解決プロトコル(ARP)テーブルは、ゲートウェイ308のレイヤ2アドレスにデータを送るために、すべてのアップリンクIPアドレスを翻訳してもよい。802.11MACレイヤが、AP104のMACアドレス(基本サービスセットID(BSSID))を埋めてもよい。
[0056]
ダウンリンクトラフィック(ダウンリンクデータ)は、第1のリンク(リンク1)または第2のリンク(リンク2)を通して流れてもよい。インプリメンテーションにおいて、ダウンリンクデータは、ダウンリンクストリームとアップリンクストリームとの間の低減されたコンテンションを確実にするようにリンクのうちの1つを通して流れるように制限されていてもよい。例えば、所定の送信制御プロトコル(TCP)のダウンリンクデータフレームは、第2のリンク(リンク2)310に制限されていてもよく、対応するアップリンクTCP肯定応答(ACK)は、第1のリンク(リンク1)を介して送られてもよい。
[0057]
さらなるインプリメンテーションにおいて、アップリンクデータは、第2のリンク(リンク2)312を通して流れてもよい。アップリンクデータが第2のリンク312を通して流れることができるように、AP104は、仮想STA306のMACアドレスを、ゲートウェイ308のMACアドレスに設定してもよい。第2のリンク(リンク2)セットアップを有するSTA106は、その後、第2のリンク(リンク2)312を使用して、AP104に対するアップリンクデータフレームを自動的に転送するだろう。代替的に、アップリンクデータが、第2のリンク312を通して流れることができるように、STA106におけるARPテーブルを使用してもよい。例えば、ARPテーブル中のゲートウェイIPアドレスが、仮想STA306のMACアドレスを指すように設定されてもよい。STA106は、その後、AP104に対するすべてのアップリンクトラフィックを第2のリンク(リンク2)312にシフトするだろう。
[0058]
図5は、実施形態にしたがった、複数帯域アソシエーションを使用するリンク集約の例を図示しているダイヤグラム500である。図5を参照すると、STA106は、複数の帯域(例えば、2.4GHz帯域と5GHz帯域;または、ベースチャネルと2次チャネル)上で、AP104と通信することができる。インプリメンテーションにおいて、STA106とAP104は、異なる帯域上で独立して関係付けられてもよい。STA106は、独立したアソシエーションの両方がSTA106に属していることを示してもよい。IPアドレスを、ベースチャネル上で取得してもよい。アドレス解決プロトコル(ARP)キャッシュは、ベースチャネルMACアドレスに関して実行してもよい。AP104は、ダウンリンクフローに対して、どのチャネル(ベースチャネルまたは2次チャネル)を使用するかを決定してもよい。
[0059]
インプリメンテーションにおいて、STA106は、標準規格アソシエーションプロトコルを使用して、各帯域においてAP104に関係付けられるかもしれない。これは、認証およびキー導出を含んでいてもよい。第2の帯域における第2のアソシエーションは、AP104からのメッセージによってトリガされるかもしれない。代替的に、AP104からのデュアルバンド能力の表示に基づいて第2のアソシエーションを実行するように、STA106が自律的に決定してもよい。AP104からのデュアルバンド能力は、例えば、プローブ応答、アソシエーション応答、またはビーコンを介して示されるかもしれない。
[0060]
さらなるインプリメンテーションにおいて、AP104(またはSTA106)は、独立したアソシエーションをバインディングして、2.4GHz帯域(2.4GHzリンク)と5GHz帯域(5GHzリンク)とを介してデータを通信することによって、システムスループットを集約してもよい。例えば、データの少なくとも第1の部分が2.4GHzリンクを介して通信され、データの少なくとも第2の部分が5GHzリンクを介して通信されるように、独立したアソシエーションをバインディングしてもよい。
[0061]
態様において、AP104は、バインディングされている2.4GHzリンクと5GHzリンクとが、同一のSTA106に確実に関係付けられるようにしてもよい。例えば、AP104は、2.4GHz帯域上でのアソシエーションの間に、STA106とのシークレットトークンを生成させてもよい。その後、AP104は、5GHz帯域上でのアソシエーションの間に、シークレットトークンの知識を確認する、STA106からのメッセージを受信するかもしれない。5GHz帯域を介したシークレットトークンの確認の際に、AP104は、2.4GHzリンクと5GHzリンクとが同一のSTA106に確実に関係付けられるようにする。代替的に、AP104は、2.4GHzリンクと5GHzリンクとを介してデータを通信するために同一の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを利用して、2つのリンクが同一のSTA106に確実に関係付けられるようにしてもよい。
[0062]
インプリメンテーションにおいて、帯域のうちの1つ(2.4GHz帯域または5GHz帯域)における接続が、データが利用可能でない限り活動停止状態のままである(が、関係付けられている状態にある)ことが許容される場合に、より高い電力効率を取得できる。例えば、配信トラフィック表示メッセージ(DTIM)間隔が、5GHz帯域上でより大きくなってもよい。AP104は、2.4GHz帯域上でメッセージを送ることによって、5GHz帯域上で起動をトリガしてもよい。メッセージは、5GHz帯域上でのトラフィック利用可能性を示してもよい。さらに、メッセージは、2.4GHz帯域を介して送信されるビーコン中に含まれていてもよい。STA106は、スケジューリングされていない自動電力セーブ配信(U−APSD)トリガ動作を使用して、5GHz帯域上でデータを取り出してもよい。
[0063]
図6は、実施形態にしたがった、複数帯域を介してAP104とSTA106とを関係付け(リンクさせ)、複数アソシエーション(リンク)をバインディングする例を図示しているダイヤグラム600である。最初に、STA106とAP104は、2.4GHz帯域を介して認証手順を実行し、STA106は、602において、認証要求をAP104に送る。AP104は、604において、認証応答をSTA106に送ることによって応答する。認証が成功した後、STA106は、606において、2.4GHz帯域におけるアソシエーション要求をAP104に送る。608において、AP104は、アソシエーション応答をSTA106に送る。アソシエーション応答は、AP104が追加的なチャネル(例えば、5GHz帯域)をサポートすることができるとの表示を含んでいてもよい。610において、STA106とAP104は、2.4GHz帯域に対するキー導出を実行する。2.4GHz帯域に対するキー導出は、AP104とSTA106のみに知られているシークレットトークン(例えば、暗号化されたトークン)の生成を含んでいてもよい。
[0064]
AP104とSTA106との間の2.4GHz帯域におけるアソシエーションが成功した後に、AP104は、612において、5GHz帯域におけるアソシエーションをトリガしてもよい。614において、STA106は、5GHz帯域における認証要求をAP104に送る。616において、AP104は、認証応答をSTA106に送ることによって応答する。認証が成功した後、STA106は、618において、5GHz帯域におけるアソシエーション要求をAP104に送る。620において、AP104は、アソシエーション応答をSTA106に送る。622において、STA106とAP104は、5GHz帯域に対するキー導出を実行する。5GHzに対するキー導出は、2.4GHz帯域におけるSTA106とのアソシエーションの間に生成されたシークレットトークン(例えば、暗号化されたトークン)の、AP104による受信を含んでいてもよい。AP104によるシークレットトークンの受信は、STA106によるシークレットトークンの知識を確認する。シークレットトークンの受信は、STA106との2.4GHzアソシエーションが、STA106との5GHzアソシエーションに適切にバインディングされてもよいことを、AP104にさらに示す。624において、AP104とSTA106との間の5GHz帯域におけるアソシエーションが成功した後、STA106がシークレットトークンを認識しているとの確認に基づいて、AP104は、2.4GHzアソシエーションと5GHzアソシエーションとをバインディングしてもよい。
[0065]
図7は、ワイヤレス通信の例示的な方法700のフローチャートである。方法700は、装置(例えば、図2のワイヤレスデバイス202)を使用して実行してもよい。装置は、例えば、STA106またはAP104として実現してもよい。図2のワイヤレスデバイス202のエレメントに関してプロセス700を以下に説明するが、他のコンポーネントを使用してここで説明するステップのうちの1つ以上を実現してもよい。
[0066]
ブロック705において、装置は、第1の帯域(例えば、2.4GHz帯域)を介して、第2の装置との第1のリンクを確立してもよい。例えば、装置と第2の装置との間の第1のリンクは、標準規格アソシエーションプロトコルを介して確立され第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられているリンクであってもよい。第1のリンクを確立することは、第1のリンクに対する第1の暗号化キーを確立することを含んでいてもよい。ブロック710において、装置は、トンネリングプロトコル(例えば、TDLSプロトコル)を使用して、第2の帯域(例えば、5GHz帯域)を介して、第2の装置との第2のリンク(例えば、TDLSリンク)を確立してもよい。第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられていてもよい。第2のリンクを確立することは、第2のリンクに対する第2の暗号化キーを確立することを含んでいてもよい。トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立するかもしれない。第1のリンクを確立することと、第2のリンクを確立することは、例えば、プロセッサ204、送信機210、および/または受信機212によって実行してもよい。
[0067]
AP(例えば、AP104)として装置が実現されるときは、プロセス700はブロック715に進む。ブロック715において、装置は、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からアップリンクデータを受信する。その後、ブロック720において、装置は、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置に対してダウンリンクデータを提供(例えば、送信)する。アップリンクデータを受信することは、例えば、プロセッサ204および/または受信機212によって実行してもよい。ダウンリンクデータを提供することは、例えば、プロセッサ204および/または送信機210によって実行してもよい。
[0068]
態様において、第1のリンクを介して受信されるアップリンクデータ、または、第1のリンクを介して提供されるダウンリンクデータは、第1のMACアドレス(例えば、AP MACアドレス)を含んでいるかもしれない。第2のリンクを介して受信されるアップリンクデータ、または、第2のリンクを介して提供されるダウンリンクデータは、第2のMACアドレス(例えば、AP中に含まれている仮想STAのMACアドレス)を含んでいるかもしれない。
[0069]
さらなる態様において、第2のリンクに関係付けられている第2のMACアドレスは、第1のリンクに基づいて第2の装置に提供してもよい。例えば、第2の装置におけるARPテーブル中のゲートウェイIPアドレスは、AP中に含まれている仮想STAのMACアドレスを指してもよい。第2のリンクを介して第2の装置から受信されるアップリンクデータは、提供される第2のMACアドレスを含んでいてもよい。
[0070]
別の態様において、装置は、ゲートウェイ(例えば、ゲートウェイ308)に接続されていてもよい。したがって、ブロック715において実行される受信することは、第2のリンクに関係付けられているMACアドレスを、ゲートウェイのMACアドレスに設定することを含んでいるかもしれない。したがって、アップリンクデータは、第2のリンクを介して第2の装置から受信されてもよく、ゲートウェイのMACアドレスを含んでいるかもしれない。
[0071]
STA(例えば、STA106)として装置が実現されるときは、プロセス700は、ブロック710からブロック725に進む。ブロック725において、装置は、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置に対してアップリンクデータを提供(例えば、送信)する。その後、ブロック730において、装置は、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からダウンリンクデータを受信する。アップリンクデータを提供することは、例えば、プロセッサ204および/または送信機210によって実行してもよい。ダウンリンクデータを受信することは、例えば、プロセッサ204および/または受信機212によって実行してもよい。
[0072]
態様において、第1のリンクを介して提供されるアップリンクデータ、または、第1のリンクを介して受信されるダウンリンクデータは、第1のMACアドレス(例えば、AP MACアドレス)を含んでいるかもしれない。第2のリンクを介して提供されるアップリンクデータ、または、第2のリンクを介して受信されるダウンリンクデータは、第2のMACアドレス(例えば、AP中に含まれている仮想STAのMACアドレス)を含んでいるかもしれない。
[0073]
別の態様において、第2のリンクに関係付けられている第2のMACアドレスは、第1のリンクに基づいて識別される。例えば、装置におけるARPテーブル中のゲートウェイIPアドレスは、AP中に含まれている仮想STAのMACアドレスを指してもよい。第2のリンクを介して第2の装置に提供されるアップリンクデータは、識別される第2のMACアドレスを含んでいてもよい。さらなる態様において、第2の装置は、ゲートウェイ(例えば、ゲートウェイ308)に接続されていてもよい。したがって、アップリンクデータは、第2のリンクを介して第2の装置に提供され、ゲートウェイのMACアドレスを含んでいるかもしれない。
[0074]
図8は、ワイヤレス通信の例示的な方法800のフローチャートである。方法800は、装置(例えば、図2のワイヤレスデバイス202)を使用して実行してもよい。装置は、例えば、STA106またはAP104として実現してもよい。図2のワイヤレスデバイス202のエレメントに関してプロセス800を以下に説明するが、他のコンポーネントを使用してここで説明するステップのうちの1つ以上を実現してもよい。プロセス800の機能のうちの任意の1つは、図7のブロック705、710、715、720、725、および730に関して上記で議論した機能のうちのいずれかと組み合わせて、または、いずれかに対する代替として、実行してもよい。
[0075]
ブロック805において、装置は、第1の帯域(例えば、2.4GHz帯域)を介して、第2の装置との第1のアソシエーションを実行して、第1のリンクを確立してもよい。ブロック810において、装置は、第2の帯域(例えば、5GHz帯域)を介して、第2の装置との第2のアソシエーションを実行して、第2のリンクを確立してもよい。ブロック815において、装置は、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して、第2の装置とデータを通信(例えば、第2の装置からデータを受信、および/または、第2の装置にデータを提供)してもよい。態様において、データの少なくとも第1の部分は、第1の帯域を介して通信され、データの少なくとも第2の部分は、第2の帯域を介して通信される。第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立すること、第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立すること、および、第1のリンクを第2のリンクにバインディングすることは、例えば、プロセッサ204、送信機210、および/または受信機212によって実行してもよい。
[0076]
インプリメンテーションにおいて、第1のアソシエーションを実行して第1の帯域を介して第1のリンクを確立するときに、暗号化されたトークンを生成させてもよい。したがって、バインディングすることは、暗号化されたトークンの知識を確認する、第2の装置からのメッセージを、第2の帯域を介して受信することを含んでもよい。代替的に、バインディングは、第1の帯域と第2の帯域とを介してデータを通信するために、同一の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを利用することを含んでいてもよい。
[0077]
図9は、例示的なワイヤレス通信デバイス900の機能ブロックダイヤグラムである。ワイヤレス通信デバイス900は、第1の帯域を介して第2のデバイスとの第1のリンクを確立するようにと、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して第2のデバイスとの第2のリンクを確立するように構成されている受信機905、処理システム910、および送信機915を含んでいてもよく、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して、第2のリンクを確立する。受信機905は、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2のデバイスからアップリンク/ダウンリンクデータを受信するように構成されていてもよい。送信機915は、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2のデバイスにアップリンク/ダウンリンクデータを提供するように構成されていてもよい。さらに、受信機905、処理システム910、および送信機915は、第1の帯域を介して第2のデバイスとの第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立するようにと、第2の帯域を介して第2の装置との第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立するようにと、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して第2のデバイスとデータを通信するように構成されていてもよい。さらに、受信機905、処理システム910、および/または送信機915は、図7のブロック705、710、715、720、725、および730に、ならびに、図8のブロック805、810、および815に関して上記で議論した1つ以上の機能を実行するように構成されていてもよい。受信機905は、受信機212に対応していてもよい。処理システム910は、プロセッサ204に対応していてもよい。送信機915は、送信機210に対応していてもよい。
[0078]
さらに、第1の帯域を介して第2の装置との第1のリンクを確立する手段、トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して第2の装置との第2のリンクを確立し、トンネリングプロトコルは、第1のリンクを使用して第2のリンクを確立する手段、第1の帯域を介して第2の装置との第1のアソシエーションを実行して第1のリンクを確立する手段、第2の帯域を介して第2の装置との第2のアソシエーションを実行して第2のリンクを確立する手段、および、第1のリンクを第2のリンクにバインディングして、第1の帯域と第2の帯域とを介して第2の装置とデータを通信する手段は、受信機905、処理システム910、および/または、送信機915を備えていてもよい。第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からアップリンクデータを受信する手段と、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、第2の装置からダウンリンクデータを受信する手段は、受信機905を備えていてもよい。第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、ダウンリンクデータを第2の装置に提供する手段と、第1のリンクまたは第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、アップリンクデータを第2の装置に提供する手段は、送信機915を備えていてもよい。
[0079]
ここで使用したような、アイテムのリスト「のうちの少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバーを含む、これらのアイテムの任意の組み合わせを指す。例として、「A、B、またはC、のうちの少なくとも1つ」は、AまたはBまたはC、あるいは、これらの任意の組み合わせ(例えば、A−B、A−C、B−C、およびA−B−C)をカバーすることを意図している。
[0080]
上記で説明した方法のさまざまな動作は、さまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路、ならびに/あるいはモジュールのような、動作を実行することが可能な何らかの適切な手段によって実行してもよい。一般的に、図面中に図示した何らかの動作は、動作を実行することが可能な対応する機能手段によって実行してもよい。
[0081]
本開示に関連して説明した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで説明した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで実現してもよい、または、実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替において、プロセッサは、何らかの商業的に入手可能なプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーションのような、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実現してもよい。
[0082]
1つ以上の態様において、説明されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実現してもよい。ソフトウェアで実現する場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能な媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能な媒体上で送信されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できコンピュータによってアクセスできる他の何らかの媒体を含むことができる。また、任意の接続は、コンピュータ読取可能な媒体と適切に呼ばれる。例えば、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、ディスク(disk)は、普通、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)は、レーザによりデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様において、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的ではないコンピュータ読取可能な媒体(例えば、有形の媒体)を含んでもよい。さらに、いくつかの態様において、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を含んでいてもよい。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0083]
ここで開示した方法は、説明した方法を達成するための1つ以上のステップまたはアクションを含んでいる。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換してもよい。言い換えると、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正してもよい。
[0084]
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせにおいて実現してもよい。ソフトウェアにおいて実現する場合、機能は、コンピュータ読取可能な媒体上で1つ以上の命令として記憶させてもよい。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できコンピュータによってアクセスできる他の何らかの媒体を含むことができる。ここで使用したような、ディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびブルーレイディスクを含むが、ディスク(disk)は、普通、磁気的にデータを再生する一方で、ディスク(disc)は、レーザにより光学的にデータを再生する。
[0085]
したがって、ある態様は、ここで提示した動作を実行するためのコンピュータプログラムプロダクトを含んでいてもよい。例えば、このようなコンピュータプログラムプロダクトは、その上に記憶されている(および/またはエンコードされている)命令を有するコンピュータ読取可能な媒体を含んでいてもよく、命令は、1つ以上のプロセッサによって、ここで説明した動作を実行するように実行可能である。ある態様に対して、コンピュータプログラムプロダクトは、パッケージングマテリアルを含んでいてもよい。
[0086]
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を通して送信できる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者回線(DSL)、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義中に含まれる。
[0087]
さらに、ここで説明した方法および技術を実行するモジュールおよび/または他の適切な手段を、ユーザ端末および/または基地局によって、適宜、ダウンロードできる、および/または、そうでなければ取得できることを、正しく認識すべきである。例えば、このようなデバイスは、ここで説明した方法を実行する手段の転送を促進するようにサーバに結合できる。代替的に、記憶手段をデバイスに結合または提供する際に、ユーザ端末および/または基地局がさまざまな方法を取得することができるように、ここで説明したさまざまな方法を、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体等)を介して提供することができる。さらに、ここで説明した方法および技術をデバイスに提供するための他の何らかの適切な技術を利用することができる。
[0088]
特許請求の範囲は、上記で示した正確なコンフィギュレーションおよびコンポーネントに限定されないことを理解すべきである。上記で説明した方法および装置のアレンジメント、動作、および詳細において、さまざまな改良、変更、およびバリエーションを特許請求の範囲から逸脱することなく行ってもよい。
[0089]
上記は本開示の態様に向けられているが、本開示の他の態様およびさらなる態様が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案することができ、その範囲は、下記の特許請求の範囲によって決定される。
[0090]
先の説明は、ここで説明したさまざまな態様を当業者が実施することができるように提供している。これらの態様に対するさまざま改良が当業者に容易に明らかとなり、ここで規定した一般的な原理を他の態様に適用してもよい。したがって、特許請求の範囲は、ここで示した態様に限定されることを意図しているのではなく、言語的な特許請求の範囲と一貫した全範囲を与えられるべきである。単数形のエレメントに対する参照は、特にそのように述べていない限り「1つ、および、1つのみ」を意味するのではなく、むしろ、「1つ以上」を意味するように意図している。特に別の方法で述べていない限り、用語「いくつか」は1つ以上を指す。当業者に知られているまたは後に知られるようになる、本開示全体を通して説明したさまざまな態様のエレメントに対するすべての構造上および機能上の均等物は、参照によってここに明示的に組み込まれ、特許請求の範囲によって含まれるように意図している。さらに、ここで開示するものは、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に規定されているか否かにかかわらず、公開専用であることを意図するものではない。フレーズ「ための手段」を使用してエレメントを明白に規定していない限り、または、方法の請求項のケースにおいて、フレーズ「ためのステップ」を使用してエレメントを規定していない限り、請求項のどのエレメントも、35U.S.C.§112(f)の提供のもとで解釈されるべきでない。

Claims (18)

  1. ワイヤレス通信のための装置において、
    第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立するようにと、
    トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、前記第2の装置との第2のリンクを確立するようにと、
    前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2の装置からデータを受信するようにと、
    前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2の装置にデータを提供するように構成されている処理システムを具備し、
    前記第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、
    前記トンネリングプロトコルは、前記第1のリンクを使用して、前記第2のリンクを確立し、前記第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、
    前記第1のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第1のリンクを介して提供されるデータは、前記第1のMACアドレスを含み、
    前記第2のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第2のリンクを介して提供されるデータは、前記第2のMACアドレスを含む装置。
  2. 前記処理システムは、
    前記第1のリンクに対する第1の暗号化キーを確立することによって、前記第1のリンクを確立するようにと、
    前記第2のリンクに対する第2の暗号化キーを確立することによって、前記第2のリンクを確立するように構成されている請求項1記載の装置。
  3. 前記第2のリンクに関係付けられている前記第2のMACアドレスは、前記第1のリンクを介して、前記第2の装置に提供されるか、または、前記第2の装置から受信される請求項1記載の装置。
  4. 前記装置は、ゲートウェイに接続されるように構成されており、
    前記処理システムは、前記第2のリンクに関係付けられている前記第2のMACアドレスを前記ゲートウェイのMACアドレスに設定することによって、受信するように、または、提供するように構成されており、
    前記第2のリンクを介して、前記第2の装置から受信されるデータ、または、前記第2の装置に提供されるデータは、前記ゲートウェイの前記MACアドレスを含む請求項1記載の装置。
  5. 前記処理システムは、
    前記第1のリンクを前記第2のリンクにバインディングして、前記第1の帯域と前記第2の帯域とを介して、前記第2の装置から前記データを受信するように、または、前記第2の装置に前記データを提供するようにさらに構成されている請求項1記載の装置。
  6. 前記データの少なくとも第1の部分は、前記第1の帯域を介して受信されるか、または、前記第1の帯域を介して提供され、前記データの少なくとも第2の部分は、前記第2の帯域を介して受信されるか、または、前記第2の帯域を介して提供される請求項5記載の装置。
  7. 前記処理システムは、暗号化されたトークンを作成することによって、前記第1のリンクを確立するように構成されており、
    前記処理システムは、前記暗号化されたトークンの知識を確認するメッセージを、前記第2の装置から、前記第2の帯域を介して受信することによって、バインディングするように構成されている請求項5記載の装置。
  8. 前記処理システムは、前記第1の帯域と前記第2の帯域とを介して、前記データを受信するために、または、前記データを提供するために、同一のMACアドレスを利用することによって、バインディングするように構成されている請求項5記載の装置。
  9. 装置におけるワイヤレス通信の方法において、
    第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立することと、
    トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、前記第2の装置との第2のリンクを確立することと、
    前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2の装置からデータを受信することと、
    前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2の装置にデータを提供することとを含み、
    前記第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、
    前記トンネリングプロトコルは、前記第1のリンクを使用して、前記第2のリンクを確立し、前記第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、
    前記第1のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第1のリンクを介して提供されるデータは、前記第1のMACアドレスを含み、
    前記第2のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第2のリンクを介して提供されるデータは、前記第2のMACアドレスを含む方法。
  10. 前記第1のリンクを確立することは、前記第1のリンクに対する第1の暗号化キーを確立することを含み、
    前記第2のリンクを確立することは、前記第2のリンクに対する第2の暗号化キーを確立することを含む請求項9記載の方法。
  11. 前記第2のリンクに関係付けられている前記第2のMACアドレスは、前記第1のリンクを介して、前記第2の装置に提供されるか、または、前記第2の装置から受信される請求項9記載の方法。
  12. 前記装置は、ゲートウェイに接続されるように構成されており、
    前記受信すること、または、前記提供することは、
    前記第2のリンクに関係付けられている前記第2のMACアドレスを前記ゲートウェイのMACアドレスに設定することを含み、
    前記第2のリンクを介して、前記第2の装置から受信されるデータ、または、前記第2の装置に提供されるデータは、前記ゲートウェイの前記MACアドレスを含む請求項9記載の方法。
  13. 前記第1のリンクを前記第2のリンクにバインディングして、前記第1の帯域と前記第2の帯域とを介して、前記第2の装置から前記データを受信することを、または、前記第2の装置に前記データを提供することをさらに含む請求項9記載の方法。
  14. 前記データの少なくとも第1の部分は、前記第1の帯域を介して受信されるか、または、前記第1の帯域を介して提供され、前記データの少なくとも第2の部分は、前記第2の帯域を介して受信されるか、または、前記第2の帯域を介して提供される請求項13記載の方法。
  15. 前記第1のリンクを確立することは、暗号化されたトークンを作成することを含み、
    前記バインディングすることは、前記暗号化されたトークンの知識を確認するメッセージを、第2の装置から、前記第2の帯域を介して受信することを含む請求項13記載の方法。
  16. 前記バインディングすることは、前記第1の帯域と前記第2の帯域とを介して、前記データを受信すること、または、前記データを提供することのために、同一のMACアドレスを利用することを含む請求項13記載の方法。
  17. 装置におけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、前記コンピュータプログラムプロダクトは、
    第1の帯域を介して、第2の装置との第1のリンクを確立するための実行可能な命令と、
    トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、前記第2の装置との第2のリンクを確立するための実行可能な命令と、
    前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2の装置からデータを受信するための実行可能な命令と、
    前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2の装置にデータを提供するための実行可能な命令とを有するコンピュータ読取可能な媒体を具備し、
    前記第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、
    前記トンネリングプロトコルは、前記第1のリンクを使用して、前記第2のリンクを確立し、前記第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、
    前記第1のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第1のリンクを介して提供されるデータは、前記第1のMACアドレスを含み、
    前記第2のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第2のリンクを介して提供されるデータは、前記第2のMACアドレスを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  18. ワイヤレス通信のためのワイヤレスノードにおいて、
    少なくとも1つのアンテナと、
    第1の帯域を介して、第2のワイヤレスノードとの第1のリンクを、前記少なくとも1つのアンテナを介して確立するようにと、
    トンネリングプロトコルを使用して、第2の帯域を介して、前記第2のワイヤレスノードとの第2のリンクを、前記少なくとも1つのアンテナを介して確立するようにと、
    前記少なくとも1つのアンテナを使用して、前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2のワイヤレスノードからデータを受信するようにと、
    前記少なくとも1つのアンテナを使用して、前記第1のリンクまたは前記第2のリンクのうちの少なくとも1つを介して、前記第2のワイヤレスノードにデータを提供するように構成されている処理システムとを具備し、
    前記第1のリンクは、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレスに関係付けられ、
    前記トンネリングプロトコルは、前記第1のリンクを使用して、前記第2のリンクを確立し、前記第2のリンクは、第2のMACアドレスに関係付けられ、
    前記第1のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第1のリンクを介して提供されるデータは、前記第1のMACアドレスを含み、
    前記第2のリンクを介して受信されるデータ、または、前記第2のリンクを介して提供されるデータは、前記第2のMACアドレスを含むワイヤレスノード。
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