JP2017516043A - 差込み式スリーブ - Google Patents

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Abstract

特に棒状、ケーブル状、又は管状の対象物に固定するための差込み式スリーブが、前記対象物の一区分(2a)を収容するための開口(110)と、環状の溝(120)であって、該環状の溝内に配置された、前記区分(2a)の外面に当付け可能なエラストマ材料から成るリングシール部材(140)を有する環状の溝(120)と、を有した第1の端部(100)を有している。前記差込み式スリーブは、さらに、前記リングシール部材(140)に前記差込み式スリーブの長手方向でせん断時に連結可能な、前記リングシール部材(140)を軸方向で圧縮しこれにより半径方向で狭める実質的にスリーブ状の緊締エレメント(150)を有しており、前記緊締エレメント(150)は、流体の圧力媒体による外的な負荷により前記緊締エレメントが軸方向で伸長するように形成されかつ構成されている。

Description

本発明は、独立請求項である請求項1の上位概念に記載の差込み式スリーブに関する。
複数の管、特にプラスチック管を接続するためにはしばしば、差込み式スリーブが使用される。この差込み式スリーブには、互いに向かい合って位置する2つの側から、接続したい管の端部区分を導入し、次いで、このスリーブ内で密に固定する。選択的に、この差込み式スリーブは、一方の管の端部に形成されていてもよい。
広く公知の形式のこのような差込み式スリーブでは、固定はエラストマ材料から成るリングシール部材によって行われ、このリングシール部材は接続部に必要なシール性も同時に提供する。リングシール部材は、差込み式スリーブに設けられた環状の溝内に位置し、接続したい1つの若しくは複数の管の端部区分を導入する際に、差込み式スリーブの内壁と、端部区分の外面との間で圧縮されるので、このリングシール部材は端部区分の外面に密着し、管の端部区分に摩擦接続的に保持される。
このような差込み式スリーブの利点は、構造的に極めて単純であり、管を接続するために他の補助手段が不要であることにある。しかしながら多様な使用目的に関わる重要な欠点は、このような差込み式スリーブは、接続したい管の端部区分を差込み式スリーブに導入するのには比較的大きな力が必要であることにある。何故ならば、リングシール部材を著しく圧縮する必要があるが、これにより端部区分の導入に対して大きな抵抗が加えられるからである。寸法設定を適切にすることにより、リングシール部材の必要な圧縮を、ひいては加えられる抵抗を減じることはできるが、同時に、達成可能な引き抜き強度も減じられてしまい、このことは多くの使用例において望ましくない、又は許容できない。
電気ケーブルを接続する場合、差込み式スリーブは、例えばケーブル接続ねじのために、引張り負荷を軽減するために使用される。シール性と所定の引き抜き力を保証しなければならない多くのケーブル接続では、差込み式スリーブには、柔軟なゴムから成るリングシール部材が配置されており、このリングシール部材は、ユニオンナットによって軸方向で緊締され、これにより半径方向内側で圧縮される。この場合、リングシール部材はケーブル外被に押し付けられ、これによりケーブルを密に保持する。しかしながら、管の接続についてはこのようなユニオンナットを用いる差込み式スリーブは限定的にしか適していない。
本発明は、先行技術の上記欠点を回避しながら、自在に装着可能な差込み式スリーブであって、簡単な構造と、実際に力をかけない組み付けを特徴とし、同時に、確実なシールと極めて高い引き抜き強度とを達成可能な差込み式スリーブが提供されることを課題とする。
本発明のこの課題は、独立請求項1の特徴部に記載の差込み式スリーブにより解決される。
本発明による差込み式スリーブの好適かつ特に有利な別の構成は、従属請求項に記載されている。
本発明による差込み式スリーブの本質の最も一般的な形式は以下の通りである。特に棒状、ケーブル状、又は管状の対象物に固定するための差込み式スリーブが、前記対象物の一区分を収容するための開口と前記区分の外面に当付け可能なクランプエレメントとを有した第1の端部を有していて、さらに、押圧力を受けて前記クランプエレメントに前記差込み式スリーブの長手方向で連結可能な、前記クランプエレメントに軸方向力を負荷する実質的にスリーブ状の緊締エレメントを有しており、前記クランプエレメントは、前記軸方向力が負荷される際に、半径方向で狭まるように形成され、構成されており、前記緊締エレメントは、流体の圧力媒体による外的な負荷により前記緊締エレメントが軸方向で伸長させられ、これにより前記クランプエレメントに前記軸方向力が負荷されるように構成され、配置されている。
本発明の本質の好適な構成は以下の通りである:特に棒状、ケーブル状、又は管状の対象物に固定するための差込み式スリーブが、前記対象物の一区分を収容するための開口と、環状の溝であって、該環状の溝内には、前記区分の外面に当付け可能なリングシール部材が配置されている環状の溝とを有した第1の端部を有していて、さらに、押圧力を受けて前記リングシール部材に前記差込み式スリーブの長手方向で連結可能な、前記リングシール部材を軸方向で圧縮しこれにより半径方向で狭める実質的にスリーブ状の緊締エレメントを有しており、前記緊締エレメントは、流体の圧力媒体による外的な負荷により前記緊締エレメントが軸方向で伸長させられるように形成されかつ構成されている。
選択的に、前記クランプエレメントは、その外面がほぼ円錐状のリングエレメントを有しており、該リングエレメントは、前記第1の端部に形成された、好適にはほぼ同じ形の対応円錐状の対応面と協働して、前記リングエレメントが、前記軸方向力の負荷により前記対応面に対して相対的に軸方向で摺動可能であり、この際に半径方向で狭められるようになっている。
緊締エレメントの特別な構成により、一方では、対象物の区分を、実際に力をかけずに差込み式スリーブ内に導入することができ、他方では、極めて良好なシール作用と極めて高い引き抜き強度とを達成することができる。
本発明の好適な態様では、前記緊締エレメントは、初期形状から死点形状を越えて終端形状へと変位可能であるように形成されており、前記緊締エレメントの長さは、前記初期形状では最も短く、前記死点形状では最も大きく、前記終端形状では、前記死点形状よりもやや小さいが、前記初期形状よりは大きい。
本発明の別の好適な態様によれば、前記緊締エレメントはスナップ機能を有していて、前記緊締エレメントは前記死点形状から瞬発的に前記終端形状へと変位し、外的力作用を加えることなく前記終端形状のまま留まるようになっている。
本発明の別の好適な態様によれば、前記緊締エレメントは、前記初期形状ではほぼ樽状に外方に向かって湾曲又は屈曲しており、前記死点形状ではほぼまっすぐ伸ばされていて、前記終端形状ではほぼクッション状に内側に向かって湾曲又は屈曲されているように、形成されている。
好適には、前記第1の端部に環状の室が形成されていて、前記緊締エレメントは前記室内で長手方向で前記クランプエレメントに並設されており、かつ、長手方向で実質的に、前記室の輪郭を画成する端面側の画成面から前記クランプエレメントまで延在しており、前記緊締エレメントは少なくとも中央区分で半径方向内側に向かって変形可能に形成されており、前記緊締エレメントの半径方向内側への変形により長手方向での伸長が生じ、前記緊締エレメントの前記伸長により、前記クランプエレメントに前記軸方向力が負荷される。
有利には、差込み式スリーブは、流体の圧力媒体用に、前記環状の室に開口する接続部を有している。
好適には、接続部には、取り外し可能又は破断可能な封止部材が設けられている。
本発明の好適な別の態様では、前記緊締エレメントが、第1の支持リングと、該第1の支持リングに対して間隔を置いて配置された第2の支持リングと、前記両支持リングの間に配置された複数対のプレート状のリンクとを有しており、1つの対のうちの前記リンクがそれぞれ、長手方向で互いに相並んで配置されていて、互いに旋回可能に枢着されており、1つの対のうちそれぞれ一方のリンクが前記第1の支持リングに、1つの対のうちそれぞれ他方のリンクが前記第2の支持リングに、傾動可能に枢着されており、1つの対のうちの両リンクがそれぞれ互いに傾けられて配置されている。
この場合、好適には、リンクと支持リングとは、1つの弾性的なシールホースによって取り囲まれている。
好適な実施の形態によれば、クランプエレメントはリングシール部材を有しており、該リングシール部材は、一方では溝の周面に、他方では溝の肩部に支持されており、前記第1の端部に前記溝に接続する環状の室が形成されていて、前記緊締エレメントが前記室内で長手方向で前記リングシール部材に並んで配置されており、かつ、長手方向で実質的に、前記室の端面側の画成面から前記リングシール部材まで延在しており、前記緊締エレメントは少なくとも中央区分で半径方向内側に向かって変形可能に形成されており、前記緊締エレメントの半径方向内側への変形により長手方向での前記緊締エレメントの伸長が生じ、前記緊締エレメントの前記伸長により、前記リングシール部材が軸方向で圧縮される。
好適には、前記差込み式スリーブは、安定性改善のために、管状の対象物内に導入可能な支持スリーブを有している。
好適には、差込み式スリーブには、前記緊締エレメントが初期形状にあるのか、又は終端形状にあるのかを表示する表示部材が設けられている。
本発明の別の好適な態様によれば、差込み式スリーブは、前記第1の端部と一体の、又は前記第1の端部に結合された、前記第1の端部とほぼ同様に形成され構成された第2の端部を有している。これにより差込み式スリーブを、2つの対象物、特に管を接続するために使用することができる。
好適にはこの場合、クランプエレメント若しくは具体的にはリングシール部材が両端部において、両端部の互いに向かい合う面に配置されている。
好適にはこの場合、第1の端部及び第2の端部に、流体の圧力媒体のためにそれぞれ固有の接続部が設けられている。選択的に、差込み式スリーブは、流体の圧力媒体のために両端部に共通の1つの接続部を有していてもよい。
以下に、図示した実施の形態につき、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明による差込み式スリーブの第1の実施形態を非緊締状態で示す縦断面図である。 図1と同様の縦断面図を緊締状態で示した図である。 図1の差込み式スリーブの緊締エレメントを個別に示した斜視図である。 図2の差込み式スリーブの緊締エレメントを個別に示した斜視図である。 緊締エレメントの細部を概略的に示した図である。 本発明による差込み式スリーブの第2の実施形態を緊締状態で示す縦断面図である。 本発明による差込み式スリーブの第3の実施形態を緊締状態で示す縦断面図である。 差込み式スリーブの細部を示す図である。 本発明による差込み式スリーブの第4の実施形態を緊締状態で示す縦断面図である。 本発明による差込み式スリーブの第5の実施形態を非緊締状態で示す縦断面図である。 本発明による差込み式スリーブの第5の実施形態を緊締状態で示す縦断面図である。 図11の差込み式スリーブの細部を示す図である。 クランプ確保板を示す図である。 本発明による差込み式スリーブの第6の実施形態を非緊締状態で示す縦断面図である。 本発明による差込み式スリーブの第6の実施形態を緊締状態で示す縦断面図である。 図14の差込み式スリーブの細部を示す図である。 図15の差込み式スリーブの細部を示す図である。 本発明による差込み式スリーブの第7の実施形態を非緊締状態で示す縦断面図である。 本発明による差込み式スリーブの第7の実施形態を緊締状態で示す縦断面図である。 図18の差込み式スリーブの細部を示す図である。 図19の差込み式スリーブの細部を示す図である。
以下の説明に関し次の規則が適用される。1つの図面において全ての部分に符号が付与されていない場合、それぞれ対応する明細書部分に関連する別の図面が参照される。軸方向若しくは長手方向とは、実際に使用される場合に、差込み式スリーブによって接続すべき対象物が差込み式スリーブ内に導入される方向、若しくは、差込み式スリーブが前記対象物に被せ嵌められる方向を意味する。従って、半径方向とは、それぞれ長手方向に対して垂直な方向を意味する。
図1及び図2に示した、全体を符号Mで示した差込み式スリーブは、この場合、管1の端部区分1aに形成されている。差込み式スリーブは、開口110を備えた第1の端部100を有していて、差込み式スリーブMによって接続すべき管2の端部区分2aが、開口110から、差込み式スリーブに形成された当接肩部111に到るまで差込み式スリーブ内に導入される。端部100には、リング状の肩部121と周面122とを有した環状の溝120と、リング状の側方の画成面131と周面132とを有した環状の室130とが形成されている。溝120内には、エラストマ(又はその他の)材料から成るリングシール部材140の形態のクランプエレメントが挿入されていて、このリングシール部材140は、溝120の肩部121と周面122とに支持されている。室130内には、全体を符号150で示された実質的にスリーブ状の緊締エレメントが配置されていて、この緊締エレメントは、長手方向で室130の側方の画成面131からリングシール部材140まで延在している。リングシール部材140とスリーブ状の緊締エレメント150とは、差込み式スリーブ内に位置する管2の端部区分2aを取り囲んでいる。差込み式スリーブの端部100の外側には、流体の圧力媒体のための接続部160が配置されていて、この接続部は、孔161を介して室130へと開口している。接続部160を介して、例えば管路171経由で圧力媒体容器170から差込み式スリーブの室130へと流体の圧力媒体が供給される。圧力媒体容器ではなくて、適切な圧力媒体ポンプ若しくは圧縮機が設けられていてもよい。
スリーブ状の緊締エレメント150の詳細な構成は、図3及び図4の斜視図により明らかである。緊締エレメント150は、第1の支持リング151と、この第1の支持リング151に軸方向で間隔を置いて位置する第2の支持リング152とを有している。両支持リング151と152との間には、複数の、例えば10対のプレート状のリンク153と154とが懸吊されていて、これらリンクは一緒に、緊締エレメント150の1つの周面を形成している。両支持リング151と152とプレート状のリンク153と154とは、1つの弾性的なシールホース155によって取り囲まれていて、このシールホース155は一方の側で半径方向外側に突出する固定フランジ155cを有している。シールホース155の内面には、リンク153と154を取り囲むポケット155aと155bとが設けられている。リンク153は、特に図5に示した概略的な断面図にも示されている。
各対のプレート状のリンク153と154は長手方向で相並んで配置されていて、(限定的に)旋回可能に互いに枢着されている。各対のうち一方のリンク153は一方の支持リング151に、他方のリンク154は他方の支持リング152に(限定的に)旋回可能若しくは傾動可能に枢着されている。各対の両リンク153と154はそれぞれ互いに傾けられているので、緊締エレメント150の、リンク153と154により形成される周面は、両支持リング151と152の間の真ん中において、支持リングの近傍におけるよりも大きな直径を有している。即ち、緊締エレメント150は、周面の領域で若しくはリンク153と154の領域で、実質的に、樽状に膨らんだ、若しくは屈曲された形状を有していて、この形状を以下では初期形状と記載する。
以下に、差込み式スリーブMの機能形式を説明する。
差込み式スリーブMを管2の端部区分2aに固定するために、若しくは逆に端部区分2aを差込み式スリーブMに固定するために、管2の端部区分2aを、図1に示したように、開口110から差込み式スリーブMの端部100へと導入する。この時点では、リングシール部材140はまだ緊締されていない、若しくは圧縮されていないので、端部区分2aの導入は実際には力をかけずに行うことができる。
次いで、差込み式スリーブMにおける端部区分2aの固定が緊締エレメント150によって行われる。このために、緊締エレメント150の、リンク153と154により形成された周面の外面に流体の圧力媒体が負荷される。通常は圧縮空気であってよい圧力媒体をこのために、接続部160を介して室130へと導入する。緊締エレメント150を圧力負荷することにより、緊締エレメント150は半径方向内側に向かって変形し、リンク153と154との間の角度は、それぞれ対になったリンク153と154が1つの平面に位置するほど平らになる。周面のこのような内向きの変形により、両支持リング151と152は互いに離れるように押されるので、緊締エレメント150は長手方向で伸張する。これにより、緊締エレメント150の支持リング151は軸方向でリングシール部材140に対して押し付けられ、軸方向でリングシール部材140を圧縮する。リングシール部材のエラストマ材料は殆ど圧縮不能であるので、リングシール部材140は半径方向内側に向かって狭められ、この際に、管2の端部区分2aの外面を大きな力で押し、これにより端部区分は摩擦接続により保持される。
リンク153と154により形成される周面が、各対のリンク153と154が一平面に位置するほどまで内側に向かって変形した場合、緊締エレメント150は長手方向でその最も大きな伸長に達する。緊締エレメント150のこのように伸ばされた形状は、以下では死点形状と記載する。
図1及び図2によりわかるように、リンク153と154とは、支持リングに枢着された領域で、管2の端部区分2a上方に、小さな半径方向の間隔を置いて位置している。これにより、緊締エレメント150の、リンク153と154により形成される周面が、リンク153と154とが管2の端部区分2aの外面に接するまで、死点形状を越えてさらに僅かに半径方向内側に向かって変形することができる。この場合、リンク153と154とは互いに小さい角度をなしている。リンク153と154のこの位置では、緊締エレメント150の形状は実質的に僅かにクッション形に湾曲若しくは屈曲している。緊締エレメントのこのような形状は、以下では終端形状と記載する。緊締エレメント150の終端形状は死点形状から僅かにしか逸れていないので、この終端形状における緊締エレメントの全長は、死点形状における全長よりも僅かにしか小さくない。この結果さらに、緊締エレメント150によりリングシール部材140に加えられる軸方向の押圧力は僅かにしか小さくならず、リングシール部材140から管2の端部区分2aに加えられる保持力はこれにより実際には殆ど損なわれない。図2には、差込み式スリーブが作動状態若しくは緊締状態で示されていて、緊締エレメント150は終端形状となっている。図4には、緊締エレメント150がこの終端形状で示されている。
リンク153と154の特別な構成及び配置により、緊締エレメント150にスナップ機能を与える一種のトグルレバーシステムが形成される。これは、圧力媒体により発生する内向き変形が、死点形状を越えるとすぐに、瞬発的に緊締エレメント150が終端形状へと変形することを意味する。終端形状は安定的であって、緊締エレメントは、この終端形状において外的な力を作用させずとも不動であるので、接続を維持するために、圧力媒体をさらに付与する必要はない。
特に図2によりわかるように、差込み式スリーブMには、緊締エレメントがどの状態にあるかを表示する表示部材が設けられている。表示部材はこの場合、ピン180として形成されていて、このピンは、緊締エレメント150のリンク153と154とによって形成される周面上に直立しており、半径方向外側に向かって開口161内へと延在している。緊締エレメント150の非作動状態(図1)では、ピン180は、外部から見えるほど開口161から突出している。緊締エレメント150の作動状態(図2)では、ピン180は、さらに内部に位置していて見えなくなっている。表示部材180の代わりに、例えば、図8に示したように、接続部160に封止部材162を設けることもでき、この封止部材162は、圧力媒体供給のためには除去され、破断される。
さらに、差込み式スリーブMには、差込み式スリーブ内に管が導入されていない状態で、緊締エレメントが終端形状を越えて内方に向かって変形する可能性を阻止する安全手段を備えることができる。この手段は例えば、リンク153と154の相互の旋回若しくは傾動を制限する構成により得られる。
本発明による差込み式スリーブは、接続部160を介して差圧を付与することにより極めて簡単に再び解除することができる。この場合、緊締エレメント150が再び図1に示した初期状態となるまで、シールホース155に組み込まれているポケット155aと155bが、リンク153と154とを半径方向外側に向かって連行する。この場合、緊締エレメントが軸方向で短縮することにより、リングシール部材140からは再び負荷が除去され、管区分2aを実際には力をかけずに、差込み式スリーブMから引き出すことができる。
図6には、本発明による差込み式スリーブの実施の形態が示されている。この実施の形態では、差込み式スリーブMは独立部品として形成されていて、2つの管3と4とを接続している。
この実施の形態による差込み式スリーブMは、図1及び図2に示した差込み式スリーブの端部100と同様に形成され構成された2つの端部100と200とを有している。両端部100と200は鏡像対照的に配置されていて、一体に形成されている。選択的には両端部は別個の部品として形成されていてよく、適当な形式で互いに接続されいてよい。両端部100と200は1つの共通の開口110を有していて、この開口に、互いに対向する側から、接続したい管3若しくは4のそれぞれ1つの端部区分3aと4aとが導入される。差込み式スリーブの端部100と200は、図1及び図2に示した端部100と同様に形成され、構成されているので、機能が同じ部分には、図1及び図2と同じ符号を付与している。
圧力媒体の供給は、この実施の形態では、各端部100と200にそれぞれ配置された2つの別個の接続部160を介して行われる。しかしながら両端部の室130を連通するように接続することもでき、この場合、圧力媒体の供給は1つの共通の接続部で十分である。
図7の実施の形態では、差込み式スリーブは同様に、独立部品として形成されていて、この場合、ケーブルスリーブを形成している。差込み式スリーブの端部100は、貫通開口110を有していて、この開口110からケーブル5が導入される。その他の点では、差込み式スリーブは、図1及び図2の実施の形態と同様に形成され、構成されているので、機能が同じ部分には、図1及び図2と同じ符号を付与している。
シール効果及び緊締力(引き抜き強度)を増強するために、差込み式スリーブの端部ごとに、直列配置のような形式で、それぞれ対応する緊締エレメントを備えた2つ以上のリングシール部材を設けることもできる。管表面を相応に構成することにより、接続を形状接続的に形成することもできる。摩擦力を高める手段(例えば砂)をリングシール部材の接触区域に導入することにより、保持力をさらに強化することができる。リングシール部材140は通常、エラストマ材料から成っているが、特別な使用例のためには、硬質ゴム、金属、又はエラストマプラスチックとは異なる材料から成っていてもよい。リングシール部材は中空に形成されてもよい。シールリングは、(保持すべき対象物若しくは管に関して)特別に高い静止摩擦係数を有した材料から製造されてもよく、この場合、この特性は、シールリングを製造する際に、特別な物質(例えば、砂)を出発材料に加えることにより得ることができる。
シール効果の改善若しくは引き抜き力の向上は、クランプ位置の領域におけるクランプすべき対象物若しくは管の摩擦を高める表面構造によっても得られ、例えば、溝を設けることによって、又は砂等を添加することによって得られる。
上述した実施の形態では、緊締エレメント150はプレート状のリンク153と154を備えている。しかしながら、圧力媒体の外部からの負荷に基づく緊締エレメントの内向き変形により、緊締エレメントの軸方向の伸長が達成され、かつ、緊締エレメントが、必要な緊締力をリングシール部材に伝達するのに十分剛性的に形成されていることが保証されているならば、緊締エレメントの別の構成形式も可能であることは言うまでもない。特に、緊締エレメントは、例えば適切なプラスチック又は金属から一体に形成されてもよい。
上記説明からわかるように、管の固定及びシールは、軸方向に圧縮されたゴム弾性的なエレメント(リングシール部材)により行われる。過圧下にある液体又は気体の媒体による面(緊締エレメントの周面)への力作用により、管軸線に対して半径方向内側に向かって作用する一次力が形成される。(緊締エレメントのリンクにより形成される)機械的な変換エレメントが、この力をさらに変換し、強化し、管軸線に対して平行な方向で、クランプ・シールエレメント(リングシール部材)へと導入する。保持及びシール機能は、同じゴム弾性的なエレメントにより発揮される。
管状の緊締エレメント(円形又は多角形)は、管軸線に対して平行に向けられた個別の複数のリンクから成っていて、これらのリンクは、半径方向外側から作用する力が加えられた際に、軸方向に伸長することができ、この場合、力作用を発揮することができるように形成されている。これらのリンクは、半径方向外側から作用する力を変換する際に、軸方向へ向けられた力への強力な変換が行われるように設計されている。
これらのリンクは、所定の直線的な伸長が超過されると、これらのエレメントがその長さを(殆ど完全に)維持し(スナップ機能)、圧力媒体により加えられる外部から作用する力がなくなっても、戻ることはないように、設計されている。
管は力をかけることなく、接合させることができる。機械的な接続工程は、外的な反応力やトルクを発生させることはない。接続は、最低限の準備(切断や、場合によっては切断縁のクリーニング)しか必要としない。接続工程が行われたあと、冷却時間や硬化時間を要さない。接続のために迅速に負荷され、その後の作業をすぐに行うことができる。
緊締されたプラスチック管への大きな面圧により、管は部分的にくびれ、これにより、いわば形状接続が形成される。このようなくびれが不都合なものであったり、大きすぎる場合には、図9の実施の形態に示したように、管内壁を支持スリーブ175によって補強することができる。 この場合、支持スリーブ175の外周面に、例えば溝によって摩擦を高めるような構造化を施すように構成することができる。クランプ力の作用下で、壁の薄い管は、支持スリーブの表面構造に適合し、ひいては、引き抜き力を高める効果を発揮する。その他の点では、図9の差込み式スリーブは、図1及び図2の実施の形態と同様に形成され、構成されているので、機能が同じ部分には、図1及び図2と同じ符号を付与している。
図10〜図13には、本発明による差込み式スリーブの変化実施例が示されている。この場合、引き抜き力をさらに高めるために、クランプエレメント150とリングシール部材140との間に、クランプ確保板185が配置されている。クランプ確保板185は、図13に(縮小化されて)平面図で示されている。その他の点では、図10〜図12の差込み式スリーブは、図1及び図2の実施の形態と同様に形成され、構成されているので、機能が同じ部分には、図1及び図2と同じ符号を付与している。
クランプ確保板185は、公知の形式で、内側に向けられ、ワッシャ平面から外に向かって曲げられた歯若しくは爪185aを有していて、これらの歯若しくは爪185aは、緊締エレメント150の非作動状態では管区分2aの表面に接触しない、又は極めて僅かにしか接触しない(図10)。緊締エレメント150が緊締されると(図11)、クランプ確保板185は変形し、その歯若しくは爪185aが、図12に詳しく示したように、管区分2aの表面に食い込む。これにより引き抜き強度は高まる。スペーサリングによって分離された複数のクランプ確保板を設けることもできる。
図14〜図17に示した本発明による差込み式スリーブの実施の形態では、リングシール部材の代わりに、クランプエレメントとしてリングエレメント190が設けられている。その他の点では、図14〜図17の差込み式スリーブは、図1及び図2の実施の形態と同様に形成され、構成されているので、機能が同じ部分には、図1及び図2と同じ符号を付与している。
リングエレメント190は、円錐状の外面191を有していて、この外面191は、緊締エレメント150から離れる方向で先細りしている。差込み式スリーブの端部100には、リングエレメント190の円錐面191と協働する、同様の対応面192が設けられている。(軸方向で実質的に圧縮不能な)リングエレメント190が、緊締エレメント150の第1の支持リング151に接触している。緊締エレメント150の非作動状態では、リングエレメント190の内径は、保持したい管2の端部区分2aの外径よりも僅かに大きい(図14及び図16の詳細図)。緊締エレメント150の作動状態では、リングエレメント190は、緊締エレメント150の長さが変化することにより軸方向に摺動し、この際、リングエレメント190の円錐状の外面191は対応面192に沿って滑動し、この場合、リングエレメント190は半径方向に押しつぶされる。これにより、リングエレメント190は管2の端部区分2aの外面に密に押し付けられ、これにより管をしっかりとクランプする(図15及び図17の詳細図)。リングエレメントは場合によっては、(例えば、ドリルチャックの形式で)セグメント化されて形成されていてもよい。
最後に、図18〜図21に本発明による差込み式スリーブのさらに別の実施の形態を示している。この差込み式スリーブは、図1及び図2に示した実施の形態と図14〜図17に示した実施の形態の組み合わせである。この実施の形態では、クランプエレメントとして、リングシール部材140もリングエレメント190も設けられている。その他の点では、図18〜図21の差込み式スリーブは、図1及び図2の実施の形態と同様に形成され、構成されているので、機能が同じ部分には、図1及び図2と同じ符号を付与する。この変化実施例では、特に図20及び図21に詳しく示されているように、緊締エレメント150がリングエレメント190を押し、これによりリングエレメント190がリングシール部材140を圧縮する。
勿論、図6及び図7に示した実施の形態も、図9〜図21に示した実施の形態と対応するように形成することもできる。
本発明による差込み式スリーブは特に、管接続部材の製造に適している。しかしながら本発明は、例えばケーブル接続等に使用することもできる。差込み式スリーブは、横断面が円形の接続部品に限定されるものではない。さらに、差込み式スリーブは、カバー又は閉鎖キャップとして使用することもできる。

Claims (15)

  1. 特に棒状、ケーブル状、又は管状の対象物に固定するための差込み式スリーブであって、前記対象物の一区分(2a)を収容するための開口(110)と前記区分(2a)の外面に当付け可能なクランプエレメント(140;190)とを有した第1の端部(100)を備えた差込み式スリーブにおいて、
    押圧力を受けて前記クランプエレメント(140;190)に前記差込み式スリーブの長手方向で連結可能な、前記クランプエレメント(140;190)に軸方向力を負荷する実質的にスリーブ状の緊締エレメント(150)が設けられており、前記クランプエレメント(140;190)は、前記軸方向力が負荷される際に、半径方向で狭まるように成形されかつ構成されており、前記緊締エレメント(150)は、流体の圧力媒体による外的な負荷により前記緊締エレメント(150)が軸方向で伸長させられ、これにより前記クランプエレメント(140;190)に前記軸方向力が負荷されるように構成されかつ配置されていることを特徴とする、差込み式スリーブ。
  2. 前記緊締エレメント(150)は、初期形状から死点形状を越えて終端形状へと変位可能に形成されており、前記緊締エレメント(150)の長さは、前記初期形状では最も短く、ただし前記死点形状では最も大きく、前記終端形状では、前記死点形状よりもやや小さいが、前記初期形状よりは著しく大きい、請求項1記載の差込み式スリーブ。
  3. 前記緊締エレメント(150)はスナップ機能を有していて、前記緊締エレメント(150)は前記死点形状から瞬発的に前記終端形状へと変位し、外的力作用を加えることなく前記終端形状のまま留まるようになっている、請求項2記載の差込み式スリーブ。
  4. 前記緊締エレメント(150)は、前記初期形状ではほぼ樽状に外方に向かって湾曲又は屈曲しており、前記死点形状ではほぼまっすぐ伸ばされていて、前記終端形状ではほぼクッション状に内側に向かって湾曲又は屈曲されているように、形成されている、請求項2又は3記載の差込み式スリーブ。
  5. 前記第1の端部(100)に環状の室(130)が形成されていて、前記緊締エレメント(150)は前記室(130)内で長手方向で前記クランプエレメント(140;190)に並設されており、かつ、長手方向で実質的に、前記室(130)の輪郭を画成する端面側の画成面(131)から前記クランプエレメント(140;190)まで延在しており、前記緊締エレメント(150)は少なくとも中央区分で半径方向内側に向かって変形可能に形成されており、前記緊締エレメント(150)の半径方向内側への変形により長手方向での伸長が生じ、前記緊締エレメント(150)の前記伸長により、前記クランプエレメント(140;190)に前記軸方向力が負荷される、請求項1から4までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  6. 前記差込み式スリーブが、流体の圧力媒体用に、前記環状の室(130)に開口する接続部(160)を有している、請求項5記載の差込み式スリーブ。
  7. 前記緊締エレメント(150)が、第1の支持リング(151)と、該第1の支持リングに対して間隔を置いて配置された第2の支持リング(152)と、前記両支持リング(151,152)の間に配置された複数対のプレート状のリンク(153,154)とを有しており、1つの対のうちの前記リンク(153,154)がそれぞれ、長手方向で相並んで配置されていて、互いに旋回可能に枢着されており、1つの対のうちそれぞれ一方のリンク(153)が前記第1の支持リング(151)に、1つの対のうちそれぞれ他方のリンク(154)が前記第2の支持リング(152)に、傾動可能に枢着されており、1つの対のうちの両リンク(153,154)がそれぞれ互いに傾けられて配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  8. 前記リンク(153,154)と前記支持リング(151,152)とは、弾性的なシールホース(155)によって取り囲まれている、請求項7記載の差込み式スリーブ。
  9. 前記クランプエレメントは、環状の溝(120)内に配置されたリングシール部材(140)を有しており、前記リングシール部材(140)は、一方では前記溝(120)の周面(122)に、他方では前記溝(120)の肩部(121)に支持されており、前記緊締エレメント(150)は前記室(130)内で、前記リングシール部材(140)に長手方向で並んで配置されており、かつ長手方向で、実質的に前記室(130)の端面側の画成面(131)から前記リングシール部材(140)まで延在しており、前記緊締エレメント(150)の前記伸長により、前記リングシール部材(140)は軸方向で圧縮される、請求項1から8までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  10. 前記クランプエレメントは、その外面がほぼ円錐状のリングエレメント(190)を有しており、該リングエレメントは、前記第1の端部(100)に形成された、好適にはほぼ同じ形の対応円錐状の対応面(192)と協働して、前記リングエレメント(190)が、前記軸方向力の負荷により前記対応面(192)に対して相対的に軸方向で摺動可能であり、この際に半径方向で狭められるようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  11. 前記差込み式スリーブが、前記クランプエレメント(140;190)と前記緊締エレメント(150)との間に、少なくとも1つのクランプ確保板(185)を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  12. 前記差込み式スリーブが、管状の対象物内に導入可能な支持スリーブ(175)を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  13. 前記差込み式スリーブが、前記緊締エレメント(150)が初期形状にあるのか、又は終端形状にあるのかを表示する表示部材(180)を有している、請求項2から12までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  14. 前記差込み式スリーブが、前記第1の端部(100)と一体の、又は前記第1の端部(100)に結合された、前記第1の端部(100)とほぼ同様に形成され、構成された第2の端部(200)を有している、請求項1から13までのいずれか1項記載の差込み式スリーブ。
  15. 前記クランプエレメント(140;190)が前記両端部(100,200)内で、前記両端部(100,200)の互いに向かい合う面に配置されている、請求項14記載の差込み式スリーブ。
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