JP2017512970A - 気流バッフルシステム - Google Patents

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Abstract

気流バッフルシステムは、ベースと気流ダイバータ板とを有する気流バッフルを備える。取付アームは、ベースに連結されている。取付アームに連結されている磁石は、機器キャビネットの上端部に磁着することができる。取付アームは、ベースに対する水平面で選択的に枢動し、複数の角度方向に選択的に固定可能である。磁石の位置は、取付アームの長さに沿うように調整可能であり、磁石は、取付アームに対する水平軸を中心に磁石を枢動させる可撓性連結により、取付アームに連結されている。気流ダイバータ板は、ベースに傾斜方向かつ垂直方向に取り付け可能である。一体的なまたは分離可能なライザは、機器キャビネットの上端部に対する気流ダイバータ板の垂直位置の調整を可能にする。

Description

本発明は、気流管理装置に関するものであって、特に、データセンター及び他の用途のための気流バッフルシステムに関する。
現代のデータセンターは、通常サーバキャビネット列に収容された多数のコンピュータサーバを収納しており、複数のサーバは、キャビネット内に密な間隔に置かれた位置関係になるように取り付けられている。運転中においては、密に配列されたサーバは、大量の熱を発生し、機器の過熱及び誤作動を防止するために、これを排除しなければならない。個々のサーバユニットには、一般に内部ファンが装備されており、当該ユニットに冷却用空気を引き込む。しかしながら、機器の密度が高いため、キャビネットの前面に冷気を供給する大量の空調システムを設け、個々のサーバが、これらの内部ファンによって吸い込み可能にするのが慣例である。
サーバの電力出力が徐々に増大し、その冷却費用が非常に重要になってきているため、冷却システムの運転効率はますます問題になってきている。冷却費用を抑える重要な観点は、キャビネットの前面の冷気とデータセンターの暖気との混合を防止するか、または最小限に抑えることである。混合がサーバの外で起こる場合、空調装置の容量を増強しなければならず、資本的支出が増す。さらに、空調装置に戻る空気間の温度差が小さくなるために、空調装置の効率が損なわれる。
効率を改善するために現代のデータセンターで採用されている技術の中に、サーバキャビネット列をホットアイル及びコールドアイルに配列することがある。通常、2列のサーバキャビネットを背中合わせに向けて、列の前面に冷気を供給し(コールドアイルを形成し)、2列間のホットアイルで暖気を回収してから空調ユニットに戻す。この技術は、以前の配列よりも改善されているが、それでも、かなりの量の冷気がサーバに迂回して、暖気と混合してしまう。
現代のデータセンターで採用されている他の技術は、完全な空気閉じ込め(つまり、完全な囲い)及び部分的な空気閉じ込めである。完全な空気閉じ込めは、サーバキャビネット列間のアイル、例えば、コールドアイルを完全に閉鎖することを含む。完全な空気閉じ込めでは、隣接するサーバキャビネット列の上端部間にルーフバッフルを連結し、上部隔壁を作り出し、隣接する列の端部でキャビネットの側部間にドア(または壁)を連結し、側部隔壁を作り出す。サーバルームの床及びキャビネットは、完全な囲いの残りの側面を供する。コールドアイルでは、例えば、フロアパネルの貫通孔から、囲まれたコールドアイルに空気が流れ込んで、サーバに届けられる。
部分的な空気閉じ込めシステムでは、当該システムは、隣接するキャビネット列間の区画を完全には囲まない。部分的空気閉じ込めシステムの目的及び意図は、望ましくない気流を阻害することであるが、同時にオープンアイル構成の利点も提供する。
本発明の気流バッフルシステムは、特に現代のデータセンターに適するように設計され、工具不要かつモジュラー式の再利用可能な空気閉じ込めシステムを提供する。本発明のシステムは、高度に設定可能であるとともに、隣接するホットアイルとコールドアイルとの間の熱気と冷気との混合を、効率的かつ費用対効果の高い形になるように、効果的に分離する。
気流バッフルシステムは、密な間隔に置かれた機器キャビネットの隣接する列によって形成されるアイル内の気流を管理するのに適しており、また他の用途に適する。気流バッフルシステムは、ベースと気流ダイバータ板とを有する気流バッフルを備える。ベースは、機器キャビネットの上端部に着脱可能に取り付けることができるとともに、機器キャビネットのアイル対向縁部に隣接して機器キャビネットの上端部に接触することができる接触部を有する。気流ダイバータ板は、ベースによって支持され、ベースから上方に延びている。少なくとも1つの取付アームは、ベースに連結され、磁石は、取付アームに連結され、取付アームから下垂している。磁石は、ベースの接触部から離間した機器キャビネットの上端部に磁着することができる。
取付アームは、ベースの幅に沿う複数の位置においてベースに連結することができるとともに、それによって取付アームは機器キャビネットの幅に沿う複数の位置に配置することができる。
ベースは、ベースの幅に沿う複数の取付穴を有することができるとともに、取付アームは、取付穴のいずれかでベースに連結可能である。
取付アームは、調整可能な留め具によってベースに連結することができるとともに、調整可能な留め具の操作によって、取付アームは、選択的に、ベースに対する水平面で枢動し、水平面で複数の角度方向に固定可能である。
磁石は、取付アームに対する水平軸を中心に磁石を枢動させることができる可撓性連結によって取付アームに連結することができる。磁石と取付アームとの間には、弾性的に圧縮可能なグロメットが配設されており、グロメットは、取付アームに対する任意の水平軸を中心に磁石を枢動させることができる。磁石は、取付アームの長さに沿う複数の位置において取付アームに選択的に固定可能である。
取付アームは、その長さに沿うスロットを有することができるとともに、調整可能な留め具をスロットに通すことによって、磁石は取付アームに連結される。調整可能な留め具の操作によって、磁石は、選択的に、スロットに沿う任意の位置において取付アームに対して可動及び固定可能である。
気流ダイバータ板は、気流に影響することができる上部と、気流ダイバータ板をベースに取り付けることができる下部と、を有することができる。気流ダイバータ板は、少なくとも第1位置及び第2位置においてベースに着脱可能に取り付け可能である。気流ダイバータ板の第1位置においては、上部は、水平面に対する第1角度方向であり、気流ダイバータ板の第2位置においては、上部は、第1角度方向よりも垂直な、水平面に対する第2角度方向である。第2角度方向は、実質的に垂直にすることができる。
ベースは、幅に沿うように、気流ダイバータ板の下部を受け止め、支持するような大きさ及び形状に形成された上向き開口溝を有することができる。上向き開口溝は、垂直方向に対して第1角度に整列され、気流ダイバータ板の下部は、気流ダイバータ板の上部に対して第2角度に整列されており、第1角度及び第2角度の合計は実質的に180度である。
ベースは、機器キャビネットの上端部に対して気流ダイバータ板の垂直位置を調整することができる調整可能なライザを有することができる。ライザは、上部及び下部を有することができるとともに、下部は、機器キャビネットの上端部に連結することができるとともに、ベースの接触部を有し、取付アーム及び磁石が連結されている。上部は、機器キャビネットの上端部に対して気流ダイバータ板の垂直位置を調整するために、選択的に、下部に対して垂直方向に可動であり、下部に対して固定可能である。
ベースは、高さ固定部を有することができ、ライザは、ベースの高さ固定部から分離可能である。取付アーム及び磁石は、ベースの高さ固定部またはライザに選択的に連結可能である。気流バッフルは、下部に対してライザの上部を移動する手段と、下部に対してライザの上部を固定する手段と、を有することができる。
データセンターで1列に配列されている複数の機器キャビネットと、複数の機器キャビネットのそれぞれに取り付けられ、列の長さに沿う実質的に連続的な気流隔壁を形成する上記気流バッフルと、をさらに備えることができる。
本発明により構成された気流バッフルシステムの第1実施形態の斜視図であり、データセンター環境において示されるものである。 図1のシステムの気流バッフルの上面斜視図である。 図1のシステムの気流バッフルの側立面図である。 図1のシステムの気流バッフルの底面斜視図である。 気流バッフルシステムの第2実施形態の斜視図である。 図5の気流バッフルシステムのベースの側立面図である。 図5の気流バッフルシステムの気流ダイバータ板の側立面図である。 図5の気流バッフルシステムの側立面図であり、気流ダイバータ板を傾斜した方向に示すものである。 図5の気流バッフルシステムの側立面図であり、気流ダイバータ板を垂直方向に示すものである。 図5の気流バッフルシステムの斜視図であり、低い位置にあるライザを示している。 図10の気流バッフルシステムの斜視図であり、高い位置にあるライザを示している。 図10の気流バッフルシステムのライザの斜視図である。 図10の気流バッフルシステムのライザの斜視図であり、ライザの高さを調整して固定するメカニズムを示している。 図13のライザの側立面図である。
図1に示すように、気流バッフルシステム10は、データセンター及び同類のものの気流管理に特に適しており、通常は高さの等しい複数の機器キャビネット12を有しており、列間にアイル18を形成する離間した列14,16に並んで(通常、隣接して)配列されている。このような機器キャビネット12は、通常、コンピュータサーバ、コンピュータネットワーク機器及び他の電子機器を収容しており、これらの機器は、適正な動作温度を維持するために、調整(冷)空気を必要とする。「コールドアイル」の場合、機器キャビネット12の前面がアイル18に面し、調整空気をフリーアクセスフロアの床下給気プレナムまたは別の適した方法によりアイル18に供給することができる。通常、調整空気は機器の内部ファンまたは他の手段によって電子機器に吸い込まれ、結果として生じる加熱された空気が機器キャビネット12の裏面から出て「ホットアイル」に入り、調整空気源に戻る。
図1〜図4に示すように、第1実施形態では、気流バッフルシステム10は、機器キャビネット12の上端部22に取り付け可能な1つ以上の気流バッフル20を備える。各気流バッフル20は、機器キャビネット12のアイル対向縁部24(例えば、通常、「コールド」アイルの前縁部または「ホット」アイルの背縁部)に沿うようにまたはこれに隣接するように機器キャビネット12に着脱可能に取り付け可能な長尺のベース26と、剛性を有しており、好ましくは平坦であり、または湾曲しており、ベース26から上方に片持ち支持されるように延びる気流ダイバータ板28と、を有する。
ベース26は、ベース26の底部32に、気流バッフル20を機器キャビネット12の上端部22の金属部に着脱可能に磁着する1つ以上の磁石30を備えることができる(図4参照)。さらに、ベース26は、ベース26の前縁部36に、機器キャビネット12のアイル対向縁部24に係合する下垂リップ34を備えてもよい(図3参照)。
好ましくは、ベース26の長手軸(長軸)に沿うように測定したベース26の幅は、機器キャビネット12のアイル対向縁部24に平行な水平方向に測定した機器キャビネット12の幅に実質的に等しい。例えば、ベース26は、24インチ幅の機器キャビネット12の場合には、約23.75インチまたは23.875インチの幅を有することができるとともに、30インチ幅の機器キャビネット12の場合には、約29.75インチまたは29.875インチの幅を有することができるとともに、31.5インチ幅の機器キャビネット12の場合には、約31.25インチまたは31.375インチの幅を有することができる。好ましくは、気流ダイバータ板28の幅は、ベース26の幅に実質的に等しい。しかしながら、気流ダイバータ板28の幅はそれよりも大きくまたは小さくすることができるとともに、例えば、気流ダイバータ板28の幅は、600mm、750mm及び800mmの機器キャビネット12の幅または他の幅に実質的に等しくすることができる。あるいは、ベース26及び気流ダイバータ板28の幅は、整数台の機器キャビネット12(例えば、1台、2台、または3台の機器キャビネット12等)に実質的に等しくすることができる。
気流ダイバータ板28は、約18インチの長さ(ベース26から気流ダイバータ板28の自由端33まで測定した長さ)を有することができる。気流ダイバータ板28は、気流バッフル20が機器キャビネット12に取り付けられたときに、気流ダイバータ板28が機器キャビネット12に対して固定角(θ)(例えば、水平面から30度)となるように整列し、かつ気流ダイバータ板28が約15インチ分(水平に測定した長さ)アイル18内に張り出すように、ベース26に対して固定することができる。あるいは、各気流ダイバータ板28は、水平、垂直、または別の角度になるように整列させることができる。
好ましくは、気流ダイバータ板28は、最大限の光透過率を得るために、無色または色付けしたポリカーボネート等の透明材料から構成することができる。しかしながら、他の透明、半透明または不透明な材料も気流ダイバータ板に適する。気流ダイバータ板28は、情報技術機器の防火に関するNFPA規格に適合するかもしくはこれを上回り、及び/又は、UL94V−0の等級であることが好ましい。
気流バッフル20は、アイル18の片側または両側において、列14,16の複数の隣接する機器キャビネット12のそれぞれに取り付け、列14,16の片方の列または両方の列の全長に沿う実質的に連続した空気隔壁を形成することができる(図1参照)。各気流ダイバータ板28は、気流ダイバータ板28が機器キャビネット12の上端部22から上方に、かつアイル18の中心に向かって突出するように、水平面に対して角度(θ)になるように整列させることができる。好ましくは、列14,16の各気流バッフル20の気流ダイバータ板28は、実質的に連続した空気隔壁を形成するように、同一の角度または実質的に同一の角度になるように整列される。
列14,16の機器キャビネット12が全部同一の高さであり、かつ気流ダイバータ板28が同一の角度になるように整列されている場合、気流ダイバータ板28の側縁部35は、平行に密に整列する(例えば、約0.25〜0.50インチ離間する)。気流バッフル20が形成する空気隔壁の効力を高めるために、隣接するバッフルの片方または両方の気流ダイバータ板28は、隣接する気流ダイバータ板28の側縁部35に取り付けるガスケット(または他の可撓性もしくは剛性を有するインサート)を有し、その間の隙間を封止することができる。
機器キャビネット12に取り付けられると、気流バッフル20の気流ダイバータ板28は、熱気と冷気との混合を阻止する。具体的には、気流ダイバータ板28が上方に傾斜した角度になるようにコールドアイル内に張り出す場合、アイル18内の圧力が高まり、それにより調整空気の流れを電子機器に引き込む。気流ダイバータ板28がホットアイルのいずれかの側に垂直に延びている場合、加熱された空気を機器キャビネット12の上に向け、それによって熱気と冷気との混合を阻止する。
通常、列14,16の隣接する機器キャビネット12は、互いに隣接している。しかしながら、例えば、支柱の存在により、連続する機器キャビネット12間に隙間が必要な場合等、同一の列の機器キャビネット12間には隙間が存在することがある。機器キャビネット12間に隙間が存在する場合に備えるために、例えば、実質的に気流ダイバータ板28の大きさ及び形状の気流ダイバータ隙間板を、離間している機器キャビネット12に連結されている隣接する気流バッフル20の気流ダイバータ板28間に着脱可能に取り付けてもよい。気流ダイバータ隙間板は、前述のガスケットまたは別の適した支持機構によって、隣接する気流ダイバータ板28に連結することができる。よく理解されているように、このような気流ダイバータ隙間板は、例えば、気流バッフル20を同一の列の他の全ての機器キャビネット12に装着し、気流バッフル20を気流ダイバータ隙間板に相互連結し、機器キャビネット12の列の長さに沿う連続した空気隔壁を効果的に生み出すことにより、連続ラック列(機器キャビネット12間に隙間がないもの)を採用することもできるであろう。
アプリケーションニーズに応じて、気流バッフル20は、角度位置(例えば、コールドアイルの上に張り出す位置)に設置することができるとともに、または代わりに垂直位置に設置し、熱気と冷気との混合防止を改善することもできる。気流バッフル20をコールドアイルに隣接する機器キャビネット12のアイル対向(前面)縁部24に角度位置に配置し、ホットアイルに隣接する同一の機器キャビネット12のアイル対向(背面)縁部24に垂直に配置する等、気流バッフル20は機器キャビネット12の前面、及び/又は、背面の頂端部の両方に取り付けることができる。
気流バッフル20は、モジュラー式のものであって、アイル18の両側の各機器キャビネット12の上端部22全体に配置することができるとともに、または個々に使用し、高温箇所をスポット減少させることができる。気流バッフル20は、フリーアクセスフロアまたはスラブ環境の両方において、及び他の環境においても、気流の効率を改善することができるとともに、及び/又は、サーバの入口温度を下げることができる。
気流バッフル20が、角度を付けて配置され、例えば、フリーアクセスフロア環境でコールドアイルのタイルから出る冷たい気流を対処する位置に配置される場合、気流バッフル20は、垂直な気流の遮断を作り出し、コールドアイルを加圧し、天井に空気が逃げる前に、機器キャビネット12内に収納されているサーバまたは他の機器に冷気をよりよく利用させることで、室内からの非調整空気の流入を減少または排除することができる。角度のある気流バッフル20は、コールドアイルからの熱気の戻りも隔離する。気流バッフル20が、コールドアイルに隣接したラックの前縁部の上に垂直位置に配置される場合、その目的は、熱シールドとしての機能を高め、サーバの熱排気が、サーバの冷たい入口側に戻ることから隔離することである。気流バッフル20が、垂直に配置され、ホットアイルから出る熱気流を対処する位置に配置される場合、気流バッフル20は、熱シールド隔壁を作り出し、コールドアイルに戻ろうとする熱気の流れを遮断し、また熱気を天井に向けて集中させる煙突効果を生じる助けとなる。
図5〜図9に示すように、第2実施形態では、気流バッフルシステム110は、長尺のベース126と、ベース126から上方に片持ち支持されるように延びる気流ダイバータ板128と、を有する気流バッフル120を備える。第2実施形態(及び他の全ての実施形態)の気流バッフル120は、第1実施形態に関して本明細書で述べた気流バッフル20と同様の構造を有し、同一の目的及び環境に適しており、同一の構成である。
気流バッフル120(及び他の全ての実施形態)のベース126及び気流ダイバータ板128は、幅及び長さの寸法を含め、第1実施形態の気流バッフル20と同一の全体寸法を有することができる。
複数の気流バッフル120は、機器キャビネットの片方の列または両方の列の全長に沿う実質的に連続した空気隔壁を形成するために、アイルの片側または両側の列の機器キャビネットの複数の隣接した機器キャビネットのそれぞれに取り付けられていてもよく、また各気流ダイバータ板128は、気流ダイバータ板128が機器キャビネットの上端部から上方かつアイルの中心に向かって張り出すように、水平面に対してある角度になるように整列することができる。あるいは、各気流ダイバータ板128は、水平、垂直、または別の角度になるように整列させることができる。好ましくは、1列の機器キャビネットの各気流バッフル120の気流ダイバータ板128は、実質的に連続した空気隔壁を形成するように、同一の角度または実質的に同一の角度になるように整列される。
ベース126は、一体的な剛性を有する金属押出部にすることができるとともに、または互いに連結する個別のコンポーネントを備えることができる。ベース126は、その幅に沿うように、機器キャビネットの上端部に、そのアイル対向縁部に隣接して気流バッフル120を支持するための接触部154を有することができる。接触部154は、下方に延びて垂直に整列するフランジであることが好ましく、当該フランジは、ベース126の幅(または実質的に全幅)に沿う長尺の支持支点を供する底(自由)縁部を有する。
ベース126の中間部150は、接触部154の上端部から水平方向後方に延びている。中間部150は、接触部154の底縁部よりも高い位置にあることが好ましい。
ベース126は、接触部154に対して気流ダイバータ板128の反対側に、ベース126の幅に沿う水平方向後方に延びる取付フランジ156を有することができる。好ましくは、取付フランジ156は、接触部154及び中間部150よりも高い位置にあることが好ましい。取付フランジ156には、ベース126の幅に沿うように、複数の取付穴158を設けることができる。
複数の(好ましくは2本の)長尺の取付アーム160は、取付フランジ156に装着されるとともに、接触部154に対して気流ダイバータ板128とは反対の方向(気流ダイバータ板128から離間する方向)に、取付フランジ156から外側に延びることができる。各取付アーム160は、少なくとも約5インチの長さであることが好ましい。各取付アーム160は、着脱可能、調整可能な留め具162(つまみねじもしくは同様なもの、または別の適した調整可能な留め具等)を取付フランジ156の取付穴158に通し、取付アーム160の端部の対応する取付穴に差し込むことにより、取付フランジ156に連結することができる。取付アーム160の位置は、調整可能な留め具162を取り外し、取付アーム160を取付フランジ156から切り離し、取付アーム160を別の取付穴158に移動し、取付アーム160を調整可能な留め具162で取付フランジ156に再連結することにより、取付フランジ156に沿うように調整することができる。取付アーム160は、取付フランジ156から水平方向に垂直外側に延びることができるとともに、または取付フランジ156の下に枢支することができるとともに、または任意の角度位置にすることができる。取付アーム160は、選択的に、ベース126に対する水平面で枢動し(例えば、180度)、調整可能な留め具162の操作によって、水平面で複数の角度方向に固定可能(好ましくは無段階に調整可能)である。代わりに、または追加として、取付フランジ156は、取付アーム160の位置の調整を可能にするスロット(図示せず)を備えることができる。
磁石164は、気流バッフル120を機器キャビネットまたは他の金属構造物に着脱可能に磁着するために、各取付アーム160に装着されている。好ましくは、各取付アーム160は、取付アーム160の長さに沿うスロットを備え、調整可能な留め具168(つまみねじもしくは同様なもの、または同様な調整可能な留め具等)を取付アーム160の上端部からスロットを通し、磁石164に差し込むことにより、対応する磁石164を取付アーム160に連結しており、取付アーム160に沿う磁石164の位置は、調整可能な留め具168の操作により、選択的に調整及び固定される。代わりに、または追加として、取付アーム160は、磁石164の位置の調整を可能にする複数の取付穴(図示せず)を備えることができる。
磁石164は、平坦な底面170を有する実質的に円盤形にすることができる。磁石164の底面170は、ベース126の接触部154の底縁部と同一の高さにすることができるとともに、静止位置において、底面170は、接触部154の底縁部に接触する平面上に配置することができるとともに、かつ当該平面と実質的に平行にすることができる。好ましくは、磁石164と取付アーム160との連結は、磁石164が複数の(または全ての)水平軸を中心として枢動できるようにし、磁石164の底面170を含めた磁石164の方向は、様々な対象取付面(例えば、機器キャビネットの上端部)への磁着を最大化するために、当該対象取付面に適合するように調整できるようにする。一例として、環状のエラストマー製グロメット172は、調整可能な留め具168をグロメット172の中央開口部から磁石164に差し込むことにより、磁石164と取付アーム160との間に配設することができる(図6参照)。調整可能な留め具168を締めることにより、取付アーム160に沿うように磁石164の位置を固定するとき、グロメット172は圧縮する。しかしながら、グロメット172のエラストマー特性により、磁石164が取付アーム160に対して枢動できるため、対象取付面に対して調整することができる。
取付フランジ156から延びる長尺の取付アーム160に連結された磁石164は、ベース126の接触部154から離間しており、気流ダイバータ板128の重量のバランスを取るために、接触部154によって作られる支点の反対側に対抗力(モーメント)を付与しており、ある一定の構成では、気流ダイバータ板128は、片持ち支持されるようにアイル内に延びることができる。
ベース126は、気流ダイバータ板128を支持するために、ベース126の幅に沿うように(すなわち、ベース126の長手軸に平行に)上向き開口溝174を有する。上向き開口溝174は、1対の対向する平行な側壁178,180と、気流ダイバータ板128を支持する底部176と、を有することができる。上向き開口溝174は、上向き開口溝174の底部176を形成するベース126の中間部150よりも上方に配設するのが好ましい。上向き開口溝174は、気流ダイバータ板128を密な間隔、着脱可能に受け止めるような大きさ及び形状に形成されている。上向き開口溝174は、気流ダイバータ板128の厚さ(対向する側壁178,180の間で測定した厚さ)と実質的に等しい、またはそれよりやや大きい開口寸法を有することが好ましい。例えば、気流ダイバータ板128は、約0.175インチの厚さを有することができるとともに、上向き開口溝174は、約0.200インチの開口を有することができる。
上向き開口溝174は、水平に対して(例えば、取り付けたときに、ベース126の接触部154に対して)前方に傾斜した角度(例えば、約60度)、例えば、対向する側壁178,180に平行かつその中間の平面から測定して、垂直に対して約30度の角度(θ)になるように整列させることが好ましい。
気流ダイバータ板128は、気流ダイバータ板128の高さ及び表面積の大部分を形成する上部182と、高さの小部分(例えば、約1〜2インチ)を有する下部184と、を有することができる。下部184は、上部182に対して90度よりも大きい内角(θ)(例えば、約150度)になるように整列させることが好ましい。
ベース126の上向き開口溝174は、下部184によって気流ダイバータ板128を着脱可能に受け止め支持するような大きさ及び形状に形成されている。1つ以上の取付ねじ186(または他の適した着脱可能な留め具もしくは他の留め具)を下部184に接触するまで上向き開口溝174に通し、気流ダイバータ板128を固定することができる。
好ましくは、気流ダイバータ板128は、上向き開口溝174に少なくとも2つの位置において取り付けることができるとともに、内角(θ)が下方に向いた第1位置を有しており、当該第1位置においては、気流ダイバータ板128の上部182は、前方に延びるとともに、水平に対してある角度、例えば、水平に対して約30度の角度(θ)になるように整列されている(図8参照)。あるいは、気流ダイバータ板128は、内角が上方に向いた第2(反転)位置に取り付けることができるとともに、上部182は、垂直に整列されている(図9参照)。上向き開口溝174と気流ダイバータ板128の下部184との他の相対角度も考えられる。しかしながら、上向き開口溝174と気流ダイバータ板128の下部184との相対角度は、気流ダイバータ板128の1つの位置において、上部182が水平及び垂直に対してある角度(つまり、水平に対して90度未満の角度)になるように整列し、第2(反転)位置において、気流ダイバータ板128の上部182が垂直に整列するように、補完的であることが好ましい。気流ダイバータ板128の内角θ(例えば、約150度)と、垂直方向に形成される上向き開口溝174の角度θ(例えば、約30度)と、の合計は、実質的にまたはほぼ180度であることが好ましい。あるいは、上向き開口溝174と気流ダイバータ板128の下部184との相対角度は、第1及び第2(反転)位置において、気流ダイバータ板128の上部182が、水平に対して、それぞれ90度未満の2つの異なる角度になるように整列するようにする。
図10〜図14に示すように、第3実施形態の気流バッフルシステム210では、同じ列の機器キャビネットが不均一な高さの場合に備えて、または他の用途のために、ベース226は、気流ダイバータ板228を列の他の気流ダイバータ板228と共通の高さに調整するライザ290を有することができる。ライザ290は、機器キャビネットの上端部に連結することができる下部292を有することができるとともに、機器キャビネットの上端部に対して気流ダイバータ板228の高さを調整するために、下部292に対して垂直方向に選択的に可動及び固定可能である上部294を有することができる。ライザ290の上部294は、気流ダイバータ板228の高さを調整することができるように、下部292の中に摺動するように受け止められている。
ベース226は、第1及び第2実施形態の前述のベース26,126に対応する高さ固定部296を有することができるとともに、ライザ290と一体的または分離可能であり、気流ダイバータ板228を支持する。ライザ290の上部294は、ベースの高さ固定部296と補完的な形状にし、ベースの高さ固定部296に連結し、ベースの高さ固定部296を支持するように適応させることができる。
ライザ290の下部292は、接触部250、後方に延びる取付フランジ256、取付アーム260及び磁石264を有し、前述の実施形態のベース26,126と同様な寸法及び取付構造を有することが好ましい。
つまみねじまたは他の適した留め具等の調整可能な留め具297は、下部292に対して上部294(及び気流ダイバータ板228)の垂直高さを選択的に調整及び固定するために、ライザ290の側端部に隣接するライザ290の前面に配設することができる。ライザ290は、ライザ290の高さを調整するシザー機構298または他の適した機構を備えることができる。シザー機構298は、ライザ290の高さ調整の単一制御点を供するとともに、ライザ290の前面からアクセス可能なノブ300によって動作することができる。
ライザ290の代わりに、または追加として、隣接する機器キャビネットの高さが異なる場合、気流ダイバータ板228の間にシールを設けるために、隣接する気流ダイバータ板228の間にオプションの垂直バッフルを垂直に取り付けることができる。これらの垂直バッフルは、実質的に菱形に形成することができる。
さらなる実施形態では、気流ダイバータ板は、調整可能であり、ベースに対して枢動するようにしてもよく、機器キャビネットに対する気流ダイバータ板の角度は、90度または270度以上まで調整できるようにすることもできる。例えば、気流ダイバータ板は、機器キャビネット(またはサーバ)の前面の平坦面に沿う垂直方向の下向き方向から、機器キャビネットの上端部の平坦面に沿う水平方向に向けて、ベースに対して回転させることができる。ベース上にあり、機器キャビネットの前面からアクセス可能な押しボタン(または別の適した機構)は、気流ダイバータ板の位置の調整をすることができる。あるいは、気流バッフルは、気流ダイバータ板の角度を調整するための遠隔制御システムを有することができる。
気流ダイバータ板は、消火システムの作動時に、消火剤(例えば、水系、ドライケミカルまたは別の薬剤)の障害物として気流ダイバータ板を着脱できる手段を有することができる。例えば、気流ダイバータ板は、熱感知スプリング、ヒュージブルリンク、電動アクチュエータ、もしくは他の手段、例えば、気流ダイバータ板を消火剤展開の障害物にならない位置に回転させる手段、気流ダイバータ板を収縮させる手段、及び/又は、気流ダイバータ板を(例えば、紐によって)ベースから脱落させる手段、を有することができるとともに、または消火剤の散布の障害物を取り除く別の手段、を有することができる。
本明細書で図示及び説明した本発明の特定の形態は、本開示の明確な教示から逸脱することなく当該形態に一定の変更を行えるため、代表的なものであることのみを意図していることは理解されるべきである。したがって、本発明の完全な範囲の判断にあたっては、以下の添付の請求項を参照するべきである。

Claims (18)

  1. 密な間隔に置かれた機器キャビネットの隣接する列によって形成されるアイル内の気流を管理するのに適した気流バッフルシステムであって、
    前記気流バッフルシステムは、気流バッフルと、取付アームと、磁石と、を備え、
    前記気流バッフルは、ベースと、気流ダイバータ板と、を有しており、
    前記ベースは、機器キャビネットの上端部に着脱可能に取り付けることができるとともに、前記機器キャビネットのアイル対向縁部に隣接する前記機器キャビネットの前記上端部に接触することができる接触部を有しており、
    前記気流ダイバータ板は、前記ベースによって支持されるとともに、前記ベースから上方に延びており、
    前記取付アームは、前記ベースに連結されており、
    前記磁石は、前記取付アームに連結され、前記取付アームから下垂しており、前記ベースの前記接触部から離間した前記機器キャビネットの前記上端部に磁着することができる気流バッフルシステム。
  2. 前記取付アームは、前記ベースの幅に沿う複数の位置において前記ベースに連結可能であり、それによって前記取付アームは前記機器キャビネットの幅に沿う複数の位置に配置することができる請求項1に記載の気流バッフルシステム。
  3. 前記ベースは、前記ベースの幅に沿う複数の取付穴を有しており、
    前記取付アームは、前記取付穴のいずれかで前記ベースに連結可能である請求項2に記載の気流バッフルシステム。
  4. 前記取付アームは、調整可能な留め具によって前記ベースに連結されており、
    前記調整可能な留め具の操作によって、前記取付アームは、選択的に、前記ベースに対する水平面で枢動し、前記水平面で複数の角度方向に固定可能である請求項1に記載の気流バッフルシステム。
  5. 前記磁石は、前記取付アームに対する水平軸を中心に前記磁石を枢動させることができる可撓性連結によって、前記取付アームに連結されている請求項1に記載の気流バッフルシステム。
  6. 前記磁石と前記取付アームとの間には、弾性的に圧縮可能なグロメットが配設されており、
    前記グロメットは、前記取付アームに対する任意の水平軸を中心に前記磁石を枢動させることができる請求項5に記載の気流バッフルシステム。
  7. 前記磁石は、取付アームの長さに沿う複数の位置において、前記取付アームに選択的に固定可能である請求項1に記載の気流バッフルシステム。
  8. 前記取付アームはその長さに沿うスロットを有しており、
    前記磁石は、調整可能な留め具を前記スロットに通すことによって前記取付アームに連結されており、
    前記調整可能な留め具の操作によって、前記磁石は、選択的に、前記スロットに沿う任意の位置において前記取付アームに対して可動及び固定可能である請求項7に記載の気流バッフルシステム。
  9. 前記取付アームは、前記ベースの幅に沿う複数の位置において前記ベースに連結可能であり、それによって前記取付アームは前記機器キャビネットの幅に沿う複数の位置に配置することができる請求項8に記載の気流バッフルシステム。
  10. 前記取付アームは、調整可能な留め具によって前記ベースに連結されており、
    前記調整可能な留め具の操作によって、前記取付アームは、選択的に、前記ベースに対する水平面で枢動し、前記水平面の複数の角度方向に固定可能である請求項9に記載の気流バッフルシステム。
  11. 前記気流ダイバータ板は、気流に影響することができる上部と、前記気流ダイバータ板を前記ベースに取り付けることができる下部と、を有しており、
    前記気流ダイバータ板は、少なくとも第1位置及び第2位置において前記ベースに着脱可能に取り付け可能であり、
    前記気流ダイバータ板の前記第1位置において、前記上部は、水平面に対する第1角度方向であり、
    前記気流ダイバータ板の前記第2位置において、前記上部は、前記第1角度方向よりも垂直な方向である、前記水平面に対する第2角度方向である請求項1に記載の気流バッフルシステム。
  12. 前記第2角度方向は、実質的に垂直である請求項11に記載の気流バッフルシステム。
  13. 前記ベースは、その幅に沿うように、前記気流ダイバータ板の前記下部を受け止め支持するような大きさ及び形状に形成された上向き開口溝を有しており、
    前記溝は垂直方向に対して第1角度になるように整列されており、
    前記板の前記下部は前記気流ダイバータ板の前記上部に対して第2角度になるように整列されており、
    前記第1角度と前記第2角度との合計は、実質的に180度である請求項11に記載の気流バッフルシステム。
  14. 前記ベースは、前記機器キャビネットの前記上端部に対して前記気流ダイバータ板の垂直位置を調整することができる調整可能なライザをさらに有してなる請求項1に記載の気流バッフルシステム。
  15. 前記ライザは、上部及び下部を有しており、
    前記下部は、前記機器キャビネットの前記上端部に連結することができるとともに、前記ベースの前記接触部を有しており、前記取付アーム及び前記磁石が連結されており、
    前記上部は、前記機器キャビネットの前記上端部に対する前記気流ダイバータ板の垂直位置を調整するために、選択的に、前記下部に対して垂直方向に可動であり、前記下部に対して固定可能である請求項14に記載の気流バッフルシステム。
  16. 前記ベースは、高さ固定部を有しており、
    前記ライザは、前記ベースの前記高さ固定部から分離可能であり、
    前記取付アーム及び前記磁石は、前記ベースの前記高さ固定部または前記ライザに選択的に連結可能である請求項15に記載の気流バッフルシステム。
  17. 前記下部に対して前記ライザの前記上部を移動する手段と、
    前記下部に対して前記ライザの前記上部を固定する手段と、をさらに備える請求項16に記載の気流バッフルシステム。
  18. データセンターに1列に配列されている複数の機器キャビネットと、
    前記複数の機器キャビネットのそれぞれに取り付けられ、前記列の長さに沿う実質的に連続した気流隔壁を形成する前記気流バッフルと、をさらに備える請求項1に記載の気流バッフルシステム。

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