JP2011070374A - サーバ収納ユニットおよびサーバ収納設備ならびにマウントフレーム - Google Patents

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【課題】データセンター等において、多様な種類の多数のサーバを柔軟に効率的に収納し、電源および空調を効率的に供給することができるサーバ収納ユニットを提供する。
【解決手段】複数のサーバ100を収納するサーバ収納ユニット1であって、2つの分電盤10と、分電盤10の上部に平行に横架された複数のガイドレール20と、ガイドレール20の下部に直交して懸架するような位置で装着された複数のマウントフレーム31とを有し、マウントフレーム31は、ガイドレール20に沿って分電盤10の間を水平方向に摺動可能なように構成され、サーバ100の幅員に合わせて間隔を調整した2つのマウントフレーム31の間にサーバ100を多段に収納することが可能であり、ガイドレール20のうちの少なくとも1本は、内部に電源ケーブルが通され、所定の間隔で設けられた引出部から引き出してサーバ100に接続することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ等の機器を収納する技術に関し、特に、データセンター等のコンピュータ室において多数のサーバ等の機器を高密度に収納するサーバ収納ユニットおよびサーバ収納設備ならびにマウントフレームに適用して有効な技術に関するものである。
従来、データセンター等に収納される多数のサーバやルータ等のICT(Information and Communication Technology)機器(以下では単に「サーバ」と記載する場合がある)は、コンピュータ室に設置されたサーバラック内に収納されて稼働している。
これらのサーバを収納目的としたサーバラックとしては、現在ではいわゆる19インチラックが主に用いられており、そのほとんどがEIA(Electronic Industries Alliance:米国電子機械工業会)のTIA/EIA−310−Dという規格に準拠している。これらのサーバラックにはEIA規格に準拠したサーバを収納することが可能である。
一般的にサーバラックに必要とされる機能としては、例えば、(1)データセンター等の建物に適切に締結することによる免震・耐震の機能、(2)各種のサーバを収納(マウント)する機能、(3)収納されたサーバに対して電源を供給する機能、(4)通信ケーブルを入線させ支持する機能、(5)収納されたサーバを冷却するための冷気を取り込み、サーバが発する熱を排出する機能、(6)物理的なセキュリティの機能、などがある。
データセンター等において上記のような機能を有するサーバラック等によりサーバを収納する際の技術としては、例えば、特開2009−109045号公報(特許文献1)には、複数のラック列が並列に配置された施設において、対向するラック列間の空間が冷却空間領域と排熱空間領域とに交互に配置され、ラック列の所定の箇所には送風ラックを配置し、送風ラックの一方の面に水平又は下向き方向に送風する給気ファンを設けて空気調和機からの冷却空気を冷却空間領域に供給し、冷却空間領域の冷却空気は電子装置を通過させて排熱空間領域に排気し、送風ラックの反対側の面に排熱空間領域の空気を吸い込む排気ファンを設けて空気調和機に還気するコンピュータ室の空気調和システム及びその送風ラックが開示されている。
特開2009−109045号公報
上述したように、サーバの収納のために一般的に用いられるサーバラックは、ほとんどがEIA規格に準拠したものとなっており、EIA規格に準拠したサーバは収納することが可能である。しかしながら、これらのサーバラックにおいても筐体自体のサイズや仕様は様々である。また、データセンター等に収納される多数のサーバの中にはEIA規格に準拠していないサーバも存在し、これらを収納するにはEIA規格に準拠しない専用のものやオーダーメイドのサーバラックが必要となる。このように現状ではデータセンター等で多様な種類の多数のサーバを収納するには種類やサイズが異なる種々のサーバラックを設置可能とする必要があり、コストが高くなってしまう。
一方、データセンター等のコンピュータ室においては、サーバラック、およびこれに電源を供給するための分電盤、電源・通信ケーブルなどはそれぞれ独立して配置されている。このため、例えば、電源・通信ケーブルのケーブルルートが煩雑化し、さらに、煩雑化したケーブルが風道を塞いで空調効率を低下させ、温度条件を悪化させる場合が生じている。このような状況は、例えばブレードサーバなど、近年のサーバ収納の高密度化によってさらに生じ易くなっている。また、サーバラックを設置する毎に床への設置工事が発生するなど、サーバの収納にかかるコストも高くなっている。
そこで本発明の目的は、データセンター等のコンピュータ室において、多様な種類の多数のサーバを柔軟に効率的に収納し、これらのサーバに電源および空調を効率的に供給することができるサーバ収納ユニットおよびサーバ収納設備ならびにこれらに用いられるマウントフレームを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるサーバ収納ユニットは、2つの分電盤と、2つの前記分電盤の上部に平行に横架された複数のガイドレールと、前記ガイドレールの下部に前記各ガイドレールに直交して懸架するような位置で装着された複数のマウントフレームとを有し、前記マウントフレームは、前記ガイドレールに沿って、2つの前記分電盤の間を水平方向に摺動可能なように構成され、収納する前記サーバの幅員に合わせて間隔を調整した2つの前記マウントフレームの間に前記サーバを多段に収納することが可能であり、前記ガイドレールのうちの少なくとも1本は、中空状であり、内部に前記分電盤からの電源を供給するための電源ケーブルが通され、所定の間隔で設けられた引出部から前記電源ケーブルを引き出して前記サーバに接続することが可能であることを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、サーバラック筐体を廃して可動式のマウントフレームのみとし、さらに分電盤、ケーブルルートを一体化することにより、サーバラックに必要とされる基本的な機能を有しつつ、サーバ収納の高密度化に対応して、多様な種類の多数のサーバを柔軟に効率的に収納し、これらのサーバに電源および空調を効率的に供給することができる。
本発明の実施の形態1であるサーバ収納ユニットの構成例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるガイドレールおよびマウントフレームの構成例を示した断面図である。 本発明の実施の形態1におけるサーバの収納例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態2であるサーバ収納ユニットの構成例について概要を示した図である。 従来のサーバラックおよびその配置の例について概要を示した図である。 従来のサーバラックにおいてサーバを収納する場合の例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、以下においては、本発明の特徴を分かり易くするために、従来の技術と比較して説明する。
<概要>
図5は、データセンター等における従来のサーバラックおよびその配置の例について概要を示した図である。データセンター等のコンピュータ室では、一般的に、床50の上に複数のサーバを収納可能なサーバラック30と、サーバラック30に電源を供給する分電盤10とが独立して配置される。ここで、床50は、一般的にはフリーアクセスフロア(二重床)となっており、本来の床面と上げ底にした床面との間の床下の空間を利用して、分電盤10からサーバラック30および収納された各サーバに電源を供給するための電源ケーブル41や、各サーバに接続される通信ケーブル42が配線される。
このようにサーバラック30と分電盤10、および電源ケーブル41、通信ケーブル42がそれぞれ独立して配置されているため、床下のケーブルルートが煩雑となり、適切な管理がされない場合がある。また、一般的にはデータセンター等においては床下の空間から冷風を供給する方式が主流であるため、煩雑に配置されたケーブルは風道を塞ぎ、空調効率を低下させる場合がある。
また、従来技術のサーバラック30は筐体(囲い)を有し、その内部にサーバを収納(マウント)する形態をとる。図6は、従来のサーバラック30においてサーバを収納する場合の例について概要を示した図である。図6において、サーバラック30の筐体(図示しない)の内部には、両側にサーバ100を収納するためのマウントフレーム31を有している。また、収納するサーバ100の前面の両側には、マウントフレーム31にサーバ100を固定するための固着部を有している。この固着部とマウントフレーム31とをネジ等により固定することで、サーバ100をサーバラック30に収納する。
ここで、複数のサーバ100を上下に重ねるようにしてマウントフレーム31に固定することで多数のサーバ100を多段に収納することが可能であるが、基本的には同一のサーバラック30には幅員が同じサーバ100しか収納することができない。従って、異なる幅員のサーバ100を収納するには別のサーバラック30を用意する必要がある。
また、複数のサーバ100を上下に重ねて収納することにより、サーバ100の上下は他のサーバ100に塞がれるため、冷却用の冷風は、一般的にはサーバラック30の前面(もしくは背面や側面)側からサーバ100に供給され、背面(もしくは前面や側面)側から排気されることになるが、一般的なサーバラック30の前面および背面の有効開口率は最大でも65%程度であるため、床下から冷風を供給しても適切に内部のサーバに冷風が供給されず、サーバラック30の内部に熱溜りが発生する場合がある。
また、サーバラック30を設置する毎に床50に対する設置工事が発生するため、サーバの収納にかかるコストも高くなる。
そこで、本発明の一実施の形態であるサーバ収納ユニットは、サーバラック30の筐体を廃して可動式のマウントフレーム31のみとし、さらに分電盤10、および電源ケーブル41を一体化する。これにより、サーバラックに必要とされる基本的な機能を有しつつ、多様な種類の多数のサーバを柔軟に効率的に収納し、これらのサーバに電源および空調を効率的に供給する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1であるサーバ収納ユニットの構成例について概要を示した図である。サーバ収納ユニット1は、両側に分電盤10を有し、各分電盤10の上部に平行に横架された2本のガイドレール20によって連結されている。2本のガイドレール20の下部には、これらに直交して懸架するような位置で複数のマウントフレーム31が装着されており、これらマウントフレーム31は、ガイドレール20に沿って分電盤10の間を水平方向に摺動可能なように構成されている。
このうち少なくとも1本以上のガイドレール20には、分電盤10からの電源ケーブルが内部に通されており、電源供給用のバスダクトの機能も兼ね備える。なお、本実施の形態ではガイドレール20を2本横架しているが、強度を確保する等の理由から、マウントフレーム31を装着することが可能である限り、2本以上の本数であってもよい。ただし、サーバ収納ユニット1の放熱性能を考慮した場合、少ない本数で上部の開口部を大きくする方が望ましい。
隣接する2つのマウントフレーム31の間には、複数のサーバ100が多段に収納され、サーバ列110を構成している。各サーバの収納方法は、例えば、図6で示したものと同様の方法をとることができる。また、これ以外に、マウントフレーム31およびサーバ100の側面からネジ等により固定することも可能である。このサーバ列110は、複数有することが可能である。
図2は、本実施の形態のサーバ収納ユニット1におけるガイドレール20およびマウントフレーム31の構成例を示した断面図である。図2では、ガイドレール20に直交し、かつ任意のマウントフレーム31を含む面での断面の状態を示している。ガイドレール20の内部は中空状となっており、分電盤10からの電源を供給するための電源ケーブル41が通されている。これらのケーブルは、ガイドレール20の側面等に所定の間隔で設けられ、スイッチ等を有する引出部21から適宜引き出して、マウントフレーム31に収納されたサーバ100に接続することができる。
マウントフレーム31をガイドレール20に装着する手法は特に限定されず、種々のものを採用することができる。例えば、図2に示すように、ガイドレール20の底面にT字型の断面形状の溝部を設け、また、マウントフレーム31の上部にT字型の断面形状の凸部を設けて、ガイドレール20の溝部にマウントフレーム31の凸部を遊挿することで、ガイドレール20から吊るされた状態でマウントフレーム31を装着(掛着)することができる。
また、図示しないが、床面およびガイドレール20の底面に溝部を設け、マウントフレーム31の下部および上部に凸部を設けて、各溝部にマウントフレーム31の凸部を遊挿することで、床面に支持された状態でマウントフレーム31をガイドレール20に装着するようにしてもよい。また、マウントフレーム31の下部に例えばキャスター等の移動補助部材を設け、これによって床面に支持される状態としてもよい。
また、例えば、マウントフレーム31の凸部の形状・構造や移動補助部の着脱等により、マウントフレーム31をガイドレール20に着脱可能な構造とし、サーバを収納する際にマウントフレーム31を適宜増設して、サーバを収納していないマウントフレーム31を取り外しておくようにすることも可能である。
なお、通信ケーブル42については、サーバ収納ユニット1の床下から供給する構成としてもよいし、分電盤10によって支持して、ガイドレール20の内部を電源ケーブル41と同様に通して供給する構成とすることも可能である。
図3は、本実施の形態のサーバ収納ユニット1におけるサーバの収納例について概要を示した図である。図3では、サーバ列111、サーバ列112、およびサーバ列113にてそれぞれ幅員の異なるサーバを収納した場合の例を示している。上述したように、マウントフレーム31がガイドレール20に沿って分電盤10の間を水平方向に自在に摺動可能なように構成されているため、幅員の異なるサーバに対して、それぞれ2つのマウントフレーム31の間隔を適宜調整するのみで収納することが可能である。
なお、サーバが収納されたマウントフレーム31については、例えば、サーバ列111やサーバ列112のように、移動不可となるように位置を固定してもよいし、サーバ列113のように、サーバおよびマウントフレーム31を一体としてガイドレール20に沿って摺動させ、移動可能なようにすることも可能である。
また、図3の例では、サーバ列111、サーバ列112、およびサーバ列113の各サーバはそれぞれ個別の1組のマウントフレーム31によって収納されているが、例えば、サーバ列111とサーバ列112の間にあるマウントフレーム31を、サーバ列111とサーバ列112とで共用して、1つのマウントフレーム31の両側にサーバ列111とサーバ列112のサーバを収納する構成とすることも可能である。
以上に説明したように、本実施の形態のサーバ収納ユニット1によれば、サーバラックの筐体を廃して、ガイドレール20に沿って摺動可能なマウントフレーム31のみとすることで、多様な種類・サイズ(幅員)の多数のサーバを柔軟に効率的に収納することができる。また、サーバ列を追加する際にサーバラックの設置作業が不要となり、床に対する設置工事が不要となる。また、サーバラックの筐体を有していないオープン型であるため、空調を効率的に供給できるとともに、高い放熱性能を有し、空調負荷を低減させることができる。
さらに、両側に分電盤10を有してこれらをガイドレール20で連結し、ガイドレール20に電源ケーブル41を通して、マウントフレーム31、分電盤10、およびケーブルルートを一体化した構成とすることで、配線長を極小化し、効率のよい電源供給を可能とするとともに、煩雑化したケーブルルートによる空調効率の低下を抑止することができる。
<実施の形態2>
図4は、本発明の実施の形態2であるサーバ収納設備の構成例について概要を示した図である。図4の例に示すサーバ収納設備2は、床50、天井60、および図示しない壁面によって囲われた閉じた領域を有し、この領域内の床50上に、上述の実施の形態1で示したサーバ収納ユニット1を1つ以上並べて配置し、給排気設備や物理セキュリティを施したものである。なお、このサーバ収納設備2は、例えば、独立したデータセンター等の建造物として構成してもよいし、データセンター等の中で顧客や提供機能等の単位でパーティション等により囲われたエリアとして構成してもよい。また、コンテナやプレハブなどのサーバ収納モジュール等として構成することも可能である。
床50において、例えば、サーバ収納ユニット1に並行する位置に設けられた保守通路の一部には、その下部(床下)に冷却用の冷風を供給する給気ダクト81を有する。このとき、床50における給気ダクト81の上部の床面には、例えば、エキスパンドメタルなど通気性を有するプレートによってカバーされた歩行可能な開口部(図示しない)を設ける。
また、給気ダクト81が配置された保守通路とは異なる保守通路の上方の天井60の上部には、サーバ冷却後の排気を回収する排気ダクト82を有する。このとき、天井60における排気ダクト82の下部には開口部を設ける。給気ダクト81および排気ダクト82の数や配置される通路の位置などは特に限定されず、空調効率を考慮して適宜配置することができるが、サーバ収納ユニット1は高い放熱性能を有するため、給気ダクト81および排気ダクト82の数は極小化することができる。
なお、床50は、床下に給気ダクト81を配置することが可能であり、給気ダクト81の上部に開口部を設けることが可能なものであれば、例えば、フリーアクセスフロアであってもよいし、サーバ収納ユニット1のガイドレール20がケーブルルートとなっており、また、収納サーバの増加に伴う床50へのサーバラックの設置工事が不要となることから、他の簡易な床構造としてもよい。また、天井60は、排気ダクト82(および天井60の開口部)に向けたスムーズな気流が生ずるよう下面は可能な限り平坦な形状であるほうが望ましい。
さらに、データセンター等の建造物や、パーティション等で囲われた閉じたエリアとして構成されるサーバ収納設備2は、人の出入りや物品の搬入出を行うための扉70を有する。扉70には、物理的なセキュリティを確保するため、例えば、IDカードや生体認証などを利用した入退室・セキュリティ管理機能などを備え、入室が許可された人・物のみが入室し、また管理者等が入退室の履歴のトラッキング等を行うことを可能とする。
以上に説明したように、本実施の形態のサーバ収納設備2によれば、給排気設備および物理セキュリティ機能を備えたデータセンターや、データセンター内での顧客単位での閉じたエリアを構成することができる。このとき、実施の形態1におけるサーバ収納ユニット1を用いることにより、給排気設備および床構造の簡素化・効率化を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、データセンター等のコンピュータ室において多数のサーバ等の機器を高密度に収納するサーバ収納ユニットおよびサーバ収納設備ならびにマウントフレームに利用可能である。
1…サーバ収納ユニット、2…サーバ収納設備、
10…分電盤、20…ガイドレール、21…引出部、31…マウントフレーム、41…電源ケーブル、42…通信ケーブル、50…床、60…天井、70…扉、81…給気ダクト、82…排気ダクト、
100…サーバ、101…固着部、110〜113…サーバ列。

Claims (3)

  1. 複数のサーバを収納するサーバ収納ユニットであって、
    2つの分電盤と、
    2つの前記分電盤の上部に平行に横架された複数のガイドレールと、
    前記ガイドレールの下部に前記各ガイドレールに直交して懸架するような位置で装着された複数のマウントフレームとを有し、
    前記マウントフレームは、前記ガイドレールに沿って、2つの前記分電盤の間を水平方向に摺動可能なように構成され、収納する前記サーバの幅員に合わせて間隔を調整した2つの前記マウントフレームの間に前記サーバを多段に収納することが可能であり、
    前記ガイドレールのうちの少なくとも1本は、中空状であり、内部に前記分電盤からの電源を供給するための電源ケーブルが通され、所定の間隔で設けられた引出部から前記電源ケーブルを引き出して前記サーバに接続することが可能であることを特徴とするサーバ収納ユニット。
  2. 請求項1に記載のサーバ収納ユニットにおいて用いられるマウントフレームであって、
    前記ガイドレールに対して着脱可能であることを特徴とするマウントフレーム。
  3. 床、天井、および壁面に囲われた領域内において複数のサーバを収納するサーバ収納設備であって、
    前記床上に並べて配置された、1または複数の請求項1に記載のサーバ収納ユニットと、
    前記床において、前記サーバ収納ユニットと並行する位置に設けられた保守通路のうちの1つ以上の前記保守通路の床下に配置された給気ダクトと、
    前記給気ダクトが配置された前記保守通路とは異なる1または複数の前記保守通路の上方の前記天井の上部に配置された排気ダクトと、
    入退室に係るセキュリティ機能を有する、前記壁面に配置された1または複数の扉とを有することを特徴とするサーバ収納設備。
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