JP2017512839A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017512839A5 JP2017512839A5 JP2017503779A JP2017503779A JP2017512839A5 JP 2017512839 A5 JP2017512839 A5 JP 2017512839A5 JP 2017503779 A JP2017503779 A JP 2017503779A JP 2017503779 A JP2017503779 A JP 2017503779A JP 2017512839 A5 JP2017512839 A5 JP 2017512839A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- production
- egg
- item
- optionally
- biosecurity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 59
- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 claims description 54
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 23
- 241000271566 Aves Species 0.000 claims description 20
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 235000014103 egg white Nutrition 0.000 claims description 16
- 210000000969 egg white Anatomy 0.000 claims description 16
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 8
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 6
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 6
- 230000001488 breeding Effects 0.000 claims description 5
- 210000004369 Blood Anatomy 0.000 claims description 4
- 210000002969 Egg Yolk Anatomy 0.000 claims description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000008280 blood Substances 0.000 claims description 4
- 230000012447 hatching Effects 0.000 claims description 4
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 claims description 4
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 claims description 4
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 4
- 210000001519 tissues Anatomy 0.000 claims description 4
- 235000013345 egg yolk Nutrition 0.000 claims description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 2
- 230000000249 desinfective Effects 0.000 claims description 2
- 201000009910 diseases by infectious agent Diseases 0.000 claims description 2
- 239000012153 distilled water Substances 0.000 claims description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 2
- 238000002372 labelling Methods 0.000 claims description 2
- 238000003752 polymerase chain reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 210000003278 Egg Shell Anatomy 0.000 description 1
- 230000017448 oviposition Effects 0.000 description 1
- 230000032696 parturition Effects 0.000 description 1
Description
本発明の一つまたは複数の態様の詳細が添付図面および以下の詳細な説明に述べられる。本発明の他の特徴、目的および利点が詳細な説明および図面ならびに特許請求の範囲から明らかになる。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
建物内の生産ユニット中のトランスジェニックトリから卵を収集する工程;
該卵を該建物内の回収ユニットに移す工程;および
該回収ユニット中で該卵から卵白を回収する工程
を含み、該回収ユニットが、優良製造規範に準拠する少なくとも一つの区域を有する、
タンパク質を生産する方法。
(項目2)
目に見える割れおよびサイズに関して卵を検査する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目3)
収集から20分以内に、目に見えて汚れた卵を蒸留水を用いて手で拭く工程を含む、項目2記載の方法。
(項目4)
拭いても取れない汚れまたは物質が付着した卵を廃棄する工程を含む、項目3記載の方法。
(項目5)
卵にアルコール(たとえば70%エタノール)を噴霧して該卵の殻を完全にずぶ濡れにする工程、該殻が目に見えて乾くまで該卵を乾燥させる工程、および次いで該卵にアルコール(たとえば70%エタノール)を噴霧して該殻を完全にずぶ濡れにする工程を含む、項目2記載の方法。
(項目6)
収集された卵を、生産室識別情報、産物および産卵日で標識された容器に入れる工程を含む、項目1記載の方法。
(項目7)
容器が、箱番号、卵の数または世代の少なくとも一つで標識されている、項目6記載の方法。
(項目8)
トランスジェニックトリを、生産ユニット中のバイオセキュリティ区域内の複数の生産室に収容する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目9)
空気を生産室に導入する前に該空気を高性能微粒子吸収(high-efficiency particulate absorption)フィルタに通す工程を含む、項目8記載の方法。
(項目10)
400〜20,000羽のトランスジェニックトリを収容する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目11)
複数の生産室の各生産室に100〜1,000羽のトランスジェニックトリを収容する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目12)
複数の生産室の各生産室を毎日清掃する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目13)
複数の生産室内の気圧が該複数の生産室からアクセス可能な隣接する室内より高くなるようにバイオセキュリティ区域への気流を制御する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目14)
複数の生産室それぞれへの気流を独立的に制御する工程を含む、項目13記載の方法。
(項目15)
バイオセキュリティ区域内でトランスジェニックトリを繁殖させる工程を含む、項目8記載の方法。
(項目16)
バイオセキュリティ区域内でトランスジェニックトリをふ化させる工程を含む、項目15記載の方法。
(項目17)
少なくとも1日二回(たとえば三回、四回または五回)卵を収集する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目18)
卵を手作業で収集する工程を含む、項目17記載の方法。
(項目19)
卵を、収集から4時間、3時間、2時間または1時間以内に、2℃〜10℃にセットされた内部温度の貯蔵ユニットに入れる工程を含む、項目1記載の方法。
(項目20)
卵を貯蔵する前に該卵を回収ユニットに移す工程を含む、項目19記載の方法。
(項目21)
卵を、収集から4時間以内、3時間以内、2時間以内または1時間以内に建物内の回収ユニットに移す工程を含む、項目1記載の方法。
(項目22)
回収ユニット中の準備室内で卵を清潔にする工程を含む、項目1記載の方法。
(項目23)
準備室内で卵を清潔にする工程が、卵をアルコール(たとえば70%エタノールリンス)で清潔にする工程を含む、項目22記載の方法。
(項目24)
卵を準備室から優良製造規範基準に準拠するクリーンルームの中に移す工程を含む、項目22記載の方法。
(項目25)
卵を手作業で割る工程および中身を無菌組織培養皿に入れる工程を含む、項目24記載の方法。
(項目26)
無菌組織培養皿から卵黄を分離する工程を含む、項目25記載の方法。
(項目27)
卵白を複数の無菌容器に入れる工程を含む、項目25記載の方法。
(項目28)
卵黄を複数の無菌容器に入れる工程を含む、項目27記載の方法。
(項目29)
出所の生産室、産物および産卵日を識別するために複数の無菌容器の各容器を標識する工程を含む、項目27記載の方法。
(項目30)
複数の無菌容器の各容器の外部を消毒する工程を含む、項目27記載の方法。
(項目31)
卵白を含む複数の無菌容器の各容器を貯蔵フリーザの中に移す工程を含む、項目27記載の方法。
(項目32)
卵を、手作業で割り始めてから6時間以内、5時間以内、4時間以内、3時間以内、2時間以内または1時間以内に貯蔵フリーザの中に移す工程を含む、項目31記載の方法。
(項目33)
生産ユニットに入る前にシャワーを浴び、着替えを完了する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目34)
少なくとも一つの生産室を収容するバイオセキュリティ区域に入る前に使い捨てカバーオールおよびシューズカバーを着用する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目35)
バイオセキュリティ区域から出る前に使い捨てカバーオールおよびシューズカバーを脱ぐ工程を含む。項目34記載の方法。
(項目36)
生産ユニットを離れる前にシャワーを浴び、着替えを完了する工程を含む、項目33記載の方法。
(項目37)
月に一度トランスジェニックトリから血液を採取する工程、ならびに該トリの感染症および/または他の全般的健康に関して分析する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目38)
トランスジェニックトリから採取した血液のポリメラーゼ連鎖反応分析を実施する工程を含む、項目37記載の方法。
(項目39)
トランスジェニックトリのために放射線照射飼料を提供する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目40)
建物内の、バイオセキュリティ区域を含む卵生産ユニット;および
該建物内の、優良製造規範に準拠する少なくとも一つの区域を含む、卵白回収ユニット
を含む、タンパク質生産施設。
(項目41)
卵白回収ユニットが、優良製造規範に準拠する回収室を含む、項目40記載の施設。
(項目42)
バイオセキュリティ区域内に400〜20,000羽のトランスジェニックトリを含む、項目40記載の施設。
(項目43)
卵生産ユニットがバイオセキュリティ区域内に複数の生産室を含み、各生産室が、200〜1,000羽のトリを収容するように構成されている、項目40記載の施設。
(項目44)
各生産室内に400〜1,000羽のトランスジェニックトリを含む、項目43記載の施設。
(項目45)
高性能微粒子吸収フィルタを含む、生産室のための空気処理システムを含む、項目40記載の施設。
(項目46)
空気処理システムが、複数の生産室それぞれ内の気圧が該複数の生産室からアクセス可能な隣接する室内より高くなるようにバイオセキュリティ区域への気流を制御するように動作可能である、項目40記載の施設。
(項目47)
バイオセキュリティ区域内に一つまたは複数の育雛室を含む、項目40記載の施設。
(項目48)
バイオセキュリティ区域内にオスのトリを収容する繁殖室を含む、項目40記載の施設。
(項目49)
バイオセキュリティ区域内にふ化室を含む、項目40記載の施設。
(項目50)
回収された卵白を貯蔵するための一つまたは複数のフリーザを含む、項目40記載の施設。
(項目51)
バイオセキュリティ区域と生産ユニットの他の部分との間の人員アクセスのために配置された少なくとも二つのエアロックを含む、項目40記載の施設。
(項目52)
回収室と卵白回収ユニットの他の部分との間の人員アクセスのために配置された少なくとも二つのエアロックを含む、項目40記載の施設。
(項目53)
エアロックが、HEPAろ過されるか、またはISOクラス7に準拠する、項目51記載の施設。
(項目54)
回収室が、低バイオバーデン環境を有するか、またはISOクラス7に準拠する、項目40記載の施設。
(項目55)
回収ユニットが少なくとも一つのHEPAろ室を含む、項目40記載の施設。
(項目56)
HEPAろ過室が回収室である、項目40記載の施設。
(項目57)
HEPAろ過室がISOクラス8規格に準拠する、項目54記載の施設。
(項目58)
HEPAろ過室と回収室の外の回収ユニットの一部分との間の共通の壁に開口部を含む、項目54記載の施設。
(項目59)
フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ−2℃〜−80℃の温度に維持されている、項目49記載の施設。
(項目60)
フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ約−20℃の温度に維持されている、項目49記載の施設。
(項目61)
フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ約−80℃の温度に維持されている、項目49記載の施設。
(項目62)
卵を貯蔵するためにバイオセキュリティ区域内に低温室を含む、項目40記載の施設。
(項目63)
低温室が、2℃〜10℃にセットされた内部温度を有する、項目62記載の施設。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
建物内の生産ユニット中のトランスジェニックトリから卵を収集する工程;
該卵を該建物内の回収ユニットに移す工程;および
該回収ユニット中で該卵から卵白を回収する工程
を含み、該回収ユニットが、優良製造規範に準拠する少なくとも一つの区域を有する、
タンパク質を生産する方法。
(項目2)
目に見える割れおよびサイズに関して卵を検査する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目3)
収集から20分以内に、目に見えて汚れた卵を蒸留水を用いて手で拭く工程を含む、項目2記載の方法。
(項目4)
拭いても取れない汚れまたは物質が付着した卵を廃棄する工程を含む、項目3記載の方法。
(項目5)
卵にアルコール(たとえば70%エタノール)を噴霧して該卵の殻を完全にずぶ濡れにする工程、該殻が目に見えて乾くまで該卵を乾燥させる工程、および次いで該卵にアルコール(たとえば70%エタノール)を噴霧して該殻を完全にずぶ濡れにする工程を含む、項目2記載の方法。
(項目6)
収集された卵を、生産室識別情報、産物および産卵日で標識された容器に入れる工程を含む、項目1記載の方法。
(項目7)
容器が、箱番号、卵の数または世代の少なくとも一つで標識されている、項目6記載の方法。
(項目8)
トランスジェニックトリを、生産ユニット中のバイオセキュリティ区域内の複数の生産室に収容する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目9)
空気を生産室に導入する前に該空気を高性能微粒子吸収(high-efficiency particulate absorption)フィルタに通す工程を含む、項目8記載の方法。
(項目10)
400〜20,000羽のトランスジェニックトリを収容する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目11)
複数の生産室の各生産室に100〜1,000羽のトランスジェニックトリを収容する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目12)
複数の生産室の各生産室を毎日清掃する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目13)
複数の生産室内の気圧が該複数の生産室からアクセス可能な隣接する室内より高くなるようにバイオセキュリティ区域への気流を制御する工程を含む、項目8記載の方法。
(項目14)
複数の生産室それぞれへの気流を独立的に制御する工程を含む、項目13記載の方法。
(項目15)
バイオセキュリティ区域内でトランスジェニックトリを繁殖させる工程を含む、項目8記載の方法。
(項目16)
バイオセキュリティ区域内でトランスジェニックトリをふ化させる工程を含む、項目15記載の方法。
(項目17)
少なくとも1日二回(たとえば三回、四回または五回)卵を収集する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目18)
卵を手作業で収集する工程を含む、項目17記載の方法。
(項目19)
卵を、収集から4時間、3時間、2時間または1時間以内に、2℃〜10℃にセットされた内部温度の貯蔵ユニットに入れる工程を含む、項目1記載の方法。
(項目20)
卵を貯蔵する前に該卵を回収ユニットに移す工程を含む、項目19記載の方法。
(項目21)
卵を、収集から4時間以内、3時間以内、2時間以内または1時間以内に建物内の回収ユニットに移す工程を含む、項目1記載の方法。
(項目22)
回収ユニット中の準備室内で卵を清潔にする工程を含む、項目1記載の方法。
(項目23)
準備室内で卵を清潔にする工程が、卵をアルコール(たとえば70%エタノールリンス)で清潔にする工程を含む、項目22記載の方法。
(項目24)
卵を準備室から優良製造規範基準に準拠するクリーンルームの中に移す工程を含む、項目22記載の方法。
(項目25)
卵を手作業で割る工程および中身を無菌組織培養皿に入れる工程を含む、項目24記載の方法。
(項目26)
無菌組織培養皿から卵黄を分離する工程を含む、項目25記載の方法。
(項目27)
卵白を複数の無菌容器に入れる工程を含む、項目25記載の方法。
(項目28)
卵黄を複数の無菌容器に入れる工程を含む、項目27記載の方法。
(項目29)
出所の生産室、産物および産卵日を識別するために複数の無菌容器の各容器を標識する工程を含む、項目27記載の方法。
(項目30)
複数の無菌容器の各容器の外部を消毒する工程を含む、項目27記載の方法。
(項目31)
卵白を含む複数の無菌容器の各容器を貯蔵フリーザの中に移す工程を含む、項目27記載の方法。
(項目32)
卵を、手作業で割り始めてから6時間以内、5時間以内、4時間以内、3時間以内、2時間以内または1時間以内に貯蔵フリーザの中に移す工程を含む、項目31記載の方法。
(項目33)
生産ユニットに入る前にシャワーを浴び、着替えを完了する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目34)
少なくとも一つの生産室を収容するバイオセキュリティ区域に入る前に使い捨てカバーオールおよびシューズカバーを着用する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目35)
バイオセキュリティ区域から出る前に使い捨てカバーオールおよびシューズカバーを脱ぐ工程を含む。項目34記載の方法。
(項目36)
生産ユニットを離れる前にシャワーを浴び、着替えを完了する工程を含む、項目33記載の方法。
(項目37)
月に一度トランスジェニックトリから血液を採取する工程、ならびに該トリの感染症および/または他の全般的健康に関して分析する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目38)
トランスジェニックトリから採取した血液のポリメラーゼ連鎖反応分析を実施する工程を含む、項目37記載の方法。
(項目39)
トランスジェニックトリのために放射線照射飼料を提供する工程を含む、項目1記載の方法。
(項目40)
建物内の、バイオセキュリティ区域を含む卵生産ユニット;および
該建物内の、優良製造規範に準拠する少なくとも一つの区域を含む、卵白回収ユニット
を含む、タンパク質生産施設。
(項目41)
卵白回収ユニットが、優良製造規範に準拠する回収室を含む、項目40記載の施設。
(項目42)
バイオセキュリティ区域内に400〜20,000羽のトランスジェニックトリを含む、項目40記載の施設。
(項目43)
卵生産ユニットがバイオセキュリティ区域内に複数の生産室を含み、各生産室が、200〜1,000羽のトリを収容するように構成されている、項目40記載の施設。
(項目44)
各生産室内に400〜1,000羽のトランスジェニックトリを含む、項目43記載の施設。
(項目45)
高性能微粒子吸収フィルタを含む、生産室のための空気処理システムを含む、項目40記載の施設。
(項目46)
空気処理システムが、複数の生産室それぞれ内の気圧が該複数の生産室からアクセス可能な隣接する室内より高くなるようにバイオセキュリティ区域への気流を制御するように動作可能である、項目40記載の施設。
(項目47)
バイオセキュリティ区域内に一つまたは複数の育雛室を含む、項目40記載の施設。
(項目48)
バイオセキュリティ区域内にオスのトリを収容する繁殖室を含む、項目40記載の施設。
(項目49)
バイオセキュリティ区域内にふ化室を含む、項目40記載の施設。
(項目50)
回収された卵白を貯蔵するための一つまたは複数のフリーザを含む、項目40記載の施設。
(項目51)
バイオセキュリティ区域と生産ユニットの他の部分との間の人員アクセスのために配置された少なくとも二つのエアロックを含む、項目40記載の施設。
(項目52)
回収室と卵白回収ユニットの他の部分との間の人員アクセスのために配置された少なくとも二つのエアロックを含む、項目40記載の施設。
(項目53)
エアロックが、HEPAろ過されるか、またはISOクラス7に準拠する、項目51記載の施設。
(項目54)
回収室が、低バイオバーデン環境を有するか、またはISOクラス7に準拠する、項目40記載の施設。
(項目55)
回収ユニットが少なくとも一つのHEPAろ室を含む、項目40記載の施設。
(項目56)
HEPAろ過室が回収室である、項目40記載の施設。
(項目57)
HEPAろ過室がISOクラス8規格に準拠する、項目54記載の施設。
(項目58)
HEPAろ過室と回収室の外の回収ユニットの一部分との間の共通の壁に開口部を含む、項目54記載の施設。
(項目59)
フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ−2℃〜−80℃の温度に維持されている、項目49記載の施設。
(項目60)
フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ約−20℃の温度に維持されている、項目49記載の施設。
(項目61)
フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ約−80℃の温度に維持されている、項目49記載の施設。
(項目62)
卵を貯蔵するためにバイオセキュリティ区域内に低温室を含む、項目40記載の施設。
(項目63)
低温室が、2℃〜10℃にセットされた内部温度を有する、項目62記載の施設。
Claims (15)
- 建物内の生産ユニット中のトランスジェニックトリから卵を収集する工程;
該卵を該建物内の回収ユニットに移す工程;および
該回収ユニット中で該卵から卵白を回収する工程
を含み、該回収ユニットが、優良製造規範に準拠する少なくとも一つの区域を有する、
タンパク質を生産する方法。 - (i)目に見える割れおよびサイズに関して卵を検査する工程、
(ii)収集から20分以内に、目に見えて汚れた卵を蒸留水を用いて手で拭く工程、および任意選択で、拭いても取れない汚れまたは物質が付着した卵を廃棄する工程、
(iii)該卵にアルコール(たとえば70%エタノール)を噴霧して該卵の殻を完全にずぶ濡れにする工程、該殻が目に見えて乾くまで該卵を乾燥させる工程、および次いで該卵にアルコール(たとえば70%エタノール)を噴霧して該殻を完全にずぶ濡れにする工程、
(iv)収集された卵を、生産室識別情報、産物および産卵日で標識された容器に入れる工程であって、任意選択で、該容器が、箱番号、卵の数または世代の少なくとも一つで標識されている工程、ならびに/または
(v)トランスジェニックトリを、生産ユニット中のバイオセキュリティ区域内の複数の生産室に収容する工程
を含む、請求項1記載の方法。 - (i)空気を生産室に導入する前に該空気を高性能微粒子吸収(high-efficiency particulate absorption)フィルタに通す工程、
(ii)400〜20,000羽のトランスジェニックトリを収容する工程、
(iii)複数の生産室の各生産室に100〜1,000羽のトランスジェニックトリを収容する工程、
(iv)該複数の生産室の各生産室を毎日清掃する工程、
(v)該複数の生産室内の気圧が該複数の生産室からアクセス可能な隣接する室内より高くなるようにバイオセキュリティ区域への気流を制御する工程、および任意選択で、該複数の生産室それぞれへの気流を独立的に制御する工程、ならびに/または
(vi)該バイオセキュリティ区域内でトランスジェニックトリを繁殖させる工程、および任意選択で、該バイオセキュリティ区域内でトランスジェニックトリをふ化させる工程
を含む、請求項2記載の方法。 - 少なくとも1日二回(たとえば三回、四回または五回)卵を収集する工程であって、任意選択で該卵が手作業で収集される工程を含む、請求項1記載の方法。
- (i)卵を、収集から4時間、3時間、2時間または1時間以内に、2℃〜10℃にセットされた内部温度の貯蔵ユニットに入れる工程、および任意選択で、該卵を貯蔵する前に該卵を回収ユニットに移す工程、
(ii)該卵を、収集から4時間以内、3時間以内、2時間以内または1時間以内に建物内の回収ユニットに移す工程、ならびに/または
(iii)該回収ユニット中の準備室内で卵を清潔にする工程であって、任意選択で、該準備室内で卵を清潔にする工程が、該卵をアルコール(たとえば70%エタノールリンス)で清潔にする工程を含む工程
を含む、請求項1記載の方法。 - 卵を準備室から優良製造規範基準に準拠するクリーンルームの中に移す工程を含む、請求項5記載の方法。
- 卵を手作業で割る工程および中身を無菌組織培養皿に入れる工程、および任意選択で、該無菌組織培養皿から卵黄を分離する工程を含む、請求項6記載の方法。
- 卵白を複数の無菌容器に入れる工程、および任意選択で、卵黄を複数の無菌容器に入れる工程を含む、請求項7記載の方法。
- (i)出所の生産室、産物および産卵日を識別するために複数の無菌容器の各容器を標識する工程、
(ii)該複数の無菌容器の各容器の外部を消毒する工程、ならびに/または
(iii)卵白を含む該複数の無菌容器の各容器を貯蔵フリーザの中に移す工程であって、任意選択で、卵を、手作業で割り始めてから6時間以内、5時間以内、4時間以内、3時間以内、2時間以内または1時間以内に各容器が貯蔵フリーザの中に移される工程
を含む、請求項8記載の方法。 - (i)生産ユニットに入る前にシャワーを浴び、着替えを完了する工程、および任意選択で、該生産ユニットを離れる前にシャワーを浴び、着替えを完了する工程、ならびに/または
(ii)少なくとも一つの生産室を収容するバイオセキュリティ区域に入る前に使い捨てカバーオールおよびシューズカバーを着用する工程、および任意選択で、該バイオセキュリティ区域から出る前に使い捨てカバーオールおよびシューズカバーを脱ぐ工程
を含む、請求項1記載の方法。 - 月に一度トランスジェニックトリから血液を採取する工程、ならびに該トリの感染症および/または他の全般的健康に関して分析する工程、および任意選択で、トランスジェニックトリから採取した血液のポリメラーゼ連鎖反応分析を実施する工程を含む、請求項1記載の方法。
- トランスジェニックトリのために放射線照射飼料を提供する工程を含む、請求項1記載の方法。
- 建物内の、バイオセキュリティ区域を含む卵生産ユニット;および
該建物内の、優良製造規範に準拠する少なくとも一つの区域を含む、卵白回収ユニット
を含む、タンパク質生産施設。 - (i)卵白回収ユニットが、優良製造規範に準拠する回収室を含み、任意選択で、該回収室が、低バイオバーデン環境を有するか、またはISOクラス7に準拠する、
(ii)バイオセキュリティ区域が400〜20,000羽のトランスジェニックトリを含む、
(iii)卵生産ユニットが該バイオセキュリティ区域内に複数の生産室を含み、各生産室が、200〜1,000羽のトリを、好ましくは各生産室内に400〜1,000羽のトランスジェニックトリを収容するように構成されている、
(iv)施設が、高性能微粒子吸収フィルタを含む、生産室のための空気処理システムを含み、任意選択で、該空気処理システムが、該複数の生産室それぞれ内の気圧が該複数の生産室からアクセス可能な隣接する室内より高くなるように該バイオセキュリティ区域への気流を制御するように動作可能である、
(v)該施設が、該バイオセキュリティ区域内に一つまたは複数の育雛室を含む、
(vi)該施設が、該バイオセキュリティ区域内にオスのトリを収容する繁殖室を含む、
(vii)該施設が、該バイオセキュリティ区域内にふ化室を含む、
(viii)該施設が、回収された卵白を貯蔵するための一つまたは複数のフリーザを含む、
(ix)該施設が、該バイオセキュリティ区域と該生産ユニットの他の部分との間の人員アクセスのために配置された少なくとも二つのエアロックを含み、任意選択で、該エアロックが、HEPAろ過されるか、またはISOクラス7に準拠する、
(x)該施設が、該回収室と該卵白回収ユニットの他の部分との間の人員アクセスのために配置された少なくとも二つのエアロックを含む、
(xi)該回収ユニットが少なくとも一つのHEPAろ過室を含み、好ましくは、該HEPAろ過室が該回収室であり、任意選択で、該HEPAろ過室がISOクラス8規格に準拠し、任意選択で、該施設が、該HEPAろ過室と回収室の外の該回収ユニットの一部分との間の共通の壁に開口部を含む、かつ/または
(xi)該施設が、卵を貯蔵するためにバイオセキュリティ区域内に低温室を含み、任意選択で、該低温室が、2℃〜10℃にセットされた内部温度を有する、
請求項13記載の施設。 - フリーザが、卵白回収ユニット中に位置し、かつ−2℃〜−80℃の温度に、好ましくは、約−20℃の温度にまたは約−80℃の温度に維持されている、請求項14記載の施設。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201461974242P | 2014-04-02 | 2014-04-02 | |
US61/974,242 | 2014-04-02 | ||
PCT/US2015/023778 WO2015153708A1 (en) | 2014-04-02 | 2015-04-01 | Producing therapeutic proteins |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019091259A Division JP2019131617A (ja) | 2014-04-02 | 2019-05-14 | 治療用タンパク質の生産 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017512839A JP2017512839A (ja) | 2017-05-25 |
JP2017512839A5 true JP2017512839A5 (ja) | 2018-05-17 |
Family
ID=54208546
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017503779A Pending JP2017512839A (ja) | 2014-04-02 | 2015-04-01 | 治療用タンパク質の生産 |
JP2019091259A Pending JP2019131617A (ja) | 2014-04-02 | 2019-05-14 | 治療用タンパク質の生産 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019091259A Pending JP2019131617A (ja) | 2014-04-02 | 2019-05-14 | 治療用タンパク質の生産 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20150282503A1 (ja) |
EP (1) | EP3125685A4 (ja) |
JP (2) | JP2017512839A (ja) |
WO (1) | WO2015153708A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190350173A1 (en) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | Texha Production Association, Limited Liability Company | Eggoist multi-level system of floor equipment for commercial poultry maintenance |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3486982A (en) * | 1966-12-29 | 1969-12-30 | Parke Davis & Co | Apparatus for harvesting liquid viral products from eggs |
US4721062A (en) * | 1985-04-04 | 1988-01-26 | Quail Roost Quail Farms | Method of raising roosting fowl |
WO1992020222A1 (en) * | 1991-05-23 | 1992-11-26 | Smith, Christine, Anne | Egg harvester |
US20020009527A1 (en) * | 1992-12-30 | 2002-01-24 | Bobby J Bland | Contamination-resistant animal feedstuffs |
DE69406926T2 (de) * | 1993-07-14 | 1998-06-18 | Wisconsin Alumni Res Found | Cholesterinreduzierte eier |
US6825396B2 (en) * | 1996-06-12 | 2004-11-30 | Board Of Trustees Operating Michigan State University | Methods for tissue specific synthesis of protein in eggs of transgenic hens |
US6240877B1 (en) * | 1997-01-27 | 2001-06-05 | Edward G. Bounds | Egg injection apparatus and method |
WO1999019472A1 (en) * | 1997-10-16 | 1999-04-22 | University Of Georgia Research Foundation, Inc. | Vectors comprising a magnum-specific promoter for avian transgenesis |
US7129390B2 (en) * | 1997-10-16 | 2006-10-31 | Avigenics, Inc | Poultry Derived Glycosylated Interferon Alpha 2b |
AUPR510601A0 (en) * | 2001-05-17 | 2001-06-14 | Smith, Christine Anne | Egg harvester |
US7550650B2 (en) * | 2001-09-18 | 2009-06-23 | Synageva Biopharma Corp. | Production of a transgenic avian by cytoplasmic injection |
ES2295126T3 (es) * | 2001-09-26 | 2008-04-16 | Ovagen International Ltd. | Un metodo para producir huevos de ave y aves con estado libre de contaminacion especifica. |
EP1528101A1 (en) * | 2003-11-03 | 2005-05-04 | ProBioGen AG | Immortalized avian cell lines for virus production |
US20090180989A1 (en) * | 2005-10-05 | 2009-07-16 | Synageva Biopharma Corp. | Compositions and methods for delivering nucleotide sequences to vertebrates |
EP2124533B1 (en) * | 2007-01-10 | 2016-01-06 | Natratec International Ltd. | Methods and compositions for increasing the hatchability of hatchery eggs |
US20090038551A1 (en) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Jon Baker | Milk production in a controlled environment |
US8431770B2 (en) * | 2008-01-07 | 2013-04-30 | Synageva Biopharma Corp. | Method of producing sialytransferase-modified proteins |
CN102575858B (zh) * | 2009-08-16 | 2015-02-04 | G-Con制造有限公司 | 组件式自足可移动的净化房 |
EP2338331A1 (en) * | 2009-12-22 | 2011-06-29 | Research Center Pharmaceutical Engineering GmbH | Methods and compositions for biologically controlling microbial growth on clean room equipment |
EP2549858A4 (en) * | 2010-03-24 | 2014-10-08 | Food Processing Systems | EXTENDED OPENING SYSTEM |
AU2010351630B2 (en) * | 2010-04-20 | 2015-09-10 | Hatchtech Group B.V. | Method for brooding or growing poultry |
-
2015
- 2015-04-01 US US14/675,896 patent/US20150282503A1/en not_active Abandoned
- 2015-04-01 JP JP2017503779A patent/JP2017512839A/ja active Pending
- 2015-04-01 WO PCT/US2015/023778 patent/WO2015153708A1/en active Application Filing
- 2015-04-01 EP EP15772401.4A patent/EP3125685A4/en not_active Withdrawn
-
2017
- 2017-08-02 US US15/667,241 patent/US20180064136A1/en not_active Abandoned
-
2019
- 2019-05-14 JP JP2019091259A patent/JP2019131617A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Lawyer et al. | Laboratory colonization and mass rearing of phlebotomine sand flies (Diptera, Psychodidae) | |
CN1279809C (zh) | 赤眼蜂人工繁殖生产方法 | |
Kim et al. | Dissemination and tracking of Salmonella spp. in integrated broiler operation | |
JP5246472B2 (ja) | 除菌清浄システム | |
WO2020188506A1 (ja) | 自動養蚕システム、自動養蚕方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2021058179A (ja) | 自動養蚕システム、自動養蚕方法、プログラム及び記憶媒体 | |
CN1321564C (zh) | 平腹小蜂人工繁殖生产方法 | |
JP2017512839A5 (ja) | ||
Rivas et al. | Environmental fungal loads in an indoor–outdoor African penguin (Spheniscus demersus) exhibit | |
Laing et al. | 2.0 Mass-production of Trichogramma minutum Riley on factitious host eggs | |
Magwood | Studies in hatchery sanitation: 3. The effect of air-borne bacterial populations on contamination of egg and embryo surfaces | |
JP2019131617A (ja) | 治療用タンパク質の生産 | |
CN105454155A (zh) | 一种低发病率的生猪养殖方法 | |
CN104782575A (zh) | 一种烟蓟马的采集及饲养方法 | |
Thermote | Effective hygiene within the hatchery | |
CN206963722U (zh) | 蜡螟集卵盒 | |
TWI358264B (en) | Processes for producing blood powder | |
Binazzi et al. | An effective method for Graphosoma lineatum (L.) long-term rearing. | |
Hickman et al. | Small animal enclosures and housing | |
CN109479954A (zh) | 一种有机百合干的烘干方法 | |
CN203087243U (zh) | 新型种蛋熏蒸室 | |
Haydon | Addressing the prevalence of respiratory allergy in the home environment | |
Pacheco et al. | 17 Asthma and allergy to animals | |
CN213759688U (zh) | 一种具有杀菌消毒功能的鸡舍 | |
Wiley et al. | Large-scale snake colonies for venom production: Considerations and challenges |