JP2017511078A - デバイス間通信のための同期化ソース選択のためのシステム、方法、及びデバイス - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置(UE)は、スキャン設定情報に基づきデバイス間同期化ソースをスキャンするよう構成される。UEは、デバイス間同期化ソースがスキャン設定情報の1つ以上の報告要件を満足するとの決定に応答して、発展型汎用地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)ノードB(eNB)へデバイス間同期化ソースの検出を報告するよう構成される。UEは、UEを同期化ソースとして有効にするeNBからの通信を受け、デバイス間同期化ソースを含む1つ以上の範囲内のUEへ同期化基準を提供する信号を送信するよう構成される。

Description

本開示は、デバイス間通信に関係があり、特に、デバイス間通信のための同期化ソース選択に関係がある。
[関連出願]
本願は、米国特許法第119条(e)の定めにより、整理番号P67695Zにより2014年5月8日付けで出願された米国特許仮出願第61/990615号を基礎とする優先権を主張する。この基礎出願は、その全文を参照により本願に援用される。
デバイス間通信のためのカバレッジ外シナリオを例示する概略図である。
デバイス間通信のための部分ネットワークカバレッジシナリオを例示する概略図である。
デバイス間通信のためのカバレッジ内シナリオを例示する概略図である。
デバイス間通信のためのセル間カバレッジシナリオを表す概略図である。
一実施形態に従って部分カバレッジシナリオにおけるデバイス間同期化を表す略ブロック図である。
一実施形態に従ってセル間カバレッジシナリオにおけるデバイス間同期化を表す略ブロック図である。
一実施形態に従って、リアクティブアプローチに従うデバイス間(D2D)同期化のための方法を表す略フローチャート図である。
一実施形態に従って、無線通信デバイスのコンポーネントを表す略ブロック図である。
一実施形態に従って、基地局のコンポーネントを表す略ブロック図である。
一実施形態に従って、プロアクティブアプローチに従うD2D同期化のための方法を表す略フローチャート図である。
一実施形態に従って、プロアクティブアプローチに従うD2D同期化のための他の方法を表す略フローチャート図である。
一例に従う無線デバイス(例えば、UE)の図を表す。
本開示の実施形態に従うシステム及び方法の詳細な説明は以下で与えられる。いくつかの実施形態が記載されるが、本開示は、いずれか1つの実施形態に制限されず、代わりに、多数の代案、変更、等価物を包含することが理解されるべきである。加えて、多数の具体的な詳細が、本願で開示されている実施形態の完全な理解を提供するために、以下の記載において示されているが、いくつかの実施形態は、それらの詳細な一部又は全てによらなくても実施されてよい。更には、明りょうさのために、関連する技術で知られている特定の技術項目は、本開示を不必要に不明りょうにしないために、詳細に記載されないことがある。
無線モバイル通信技術は、ノード(例えば、送信局又はトランシーバノード)と無線デバイス(例えば、モバイル通信デバイス)との間でデータを伝送するために様々な標準及びプロトコルを使用する。いくつかの無線デバイスは、ダウンリンク(DL;downlink)伝送では直交周波数分割多重アクセス(OFDMA;orthogonal frequency division multiple access)を、アップリンク(UP;uplink)伝送ではシングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA;single carrier frequency division multiple access)を用いて通信する。信号伝送ために直交周波数分割多重化(OFDM;orthogonal frequency division multiplexing)を使用する標準及びプロトコルは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP;3rd Generation Partnership Project)ロングタームエボリューション(LTE;long term evolution)リリース8、9及び10;WiMAX(登録商標)(Worldwide interoperability for Microwave Access)として業界団体に広く知られている電気電子技術者協会(IEEE;Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16標準(例えば、802.16e、802.16m);並びにWi−Fi(登録商標)として業界団体に広く知られているIEEE802.11−2012標準を含む。
3GPP無線アクセスネットワーク(RAN;radio access network)LTEシステムにおいて、ノードは、ユーザ装置(UE;user equipment)として知られる無線デバイスと通信する、発展型汎用地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN;Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)ノードB(エボルブドノードB、エンハンスドノードB、eノードB、又はeNBとも一般に表記される。)と無線ネットワークコントローラ(RNC;Radio Network Controller)との組み合わせであってよい。DL伝送は、ノード(例えば、eNB)から無線ノード(例えば、UE)への通信であってよく、UL伝送は、無線デバイスからノードへの通信であってよい。
近接に基づくアプリケーション及び近接サービス(ProSe)は、新興の社会工学のトレンドに相当する。近接に基づく通信は、デバイス・ツー・デバイス(D2D)又はピア・ツー・ピアサービス又は通信とも本願では称され、ネットワーク基盤を使用するのではなく移動局間の直接通信を可能にすることによってネットワークスループットを増大させる効果的な方法であり、多種多様な用途を有する。例えば、D2Dは、局所的ソーシャルネットワーク、コンテンツ共有、位置に基づくマーケティング、サービス広告、公の安全なネットワーク、モバイル間アプリケーション、及び他のサービスのために提案されている。D2D通信は、コアネットワーク又はRANに対する負荷を軽減すること、直接的な短い通信経路によりデータレートを増大させること、公の安全な通信経路を提供すること、及び他の機能を提供することというそれらの能力により関心が持たれている。LTEにおけるProSe機能の導入は、3GPP産業がこの発展途上の市場にサービスを提供すると同時に、いくつかの公的サービスの差し迫った必要に報いることを可能にする。この併用は、結果として現れるシステムが、可能であれば、公的サービス及び非公的サービスの両方のために使用され得るので、スケールメリットの利点を可能にすることができる。
モバイルデバイス間のそのような直接通信経路を実現する様々な代案がある。一実施形態では、D2DエアインターフェイスPC5(すなわち、D2D通信のためのインターフェイス)は、Bluetooth(登録商標)又はWi−Fiのような何らかのタイプの短距離技術によって、あるいは、周波数分割デュプレクス(FDD;frequency division duplex)システムにおけるULスペクトル及び時分割デュプレクス(TDD;time division duplex)システムにおけるULサブフレームのような、免許を受けたLTEスペクトルを再利用することによって、実現されてよい。更には、D2D通信は、一般に、2つの部分に分割され得る。第1の部分はデバイス検出(device discovery)であり、これによって、UEは、それらが範囲内にあり且つ/あるいはD2D通信に利用可能であると決定することができる。近接検出は、ネットワーク基盤によって支援されてよく、少なくとも部分的にネットワーク基盤によって実施されてよく、且つ/あるいは、ネットワーク基盤から全く独立して実施されてよい。第2の部分は、UE間の直接通信(direct communication)又はD2Dデータ通信であり、UE間のD2Dセッションとともに、ユーザ又はアプリケーションデータの実際の通信を確立するプロセスを含む。D2D通信は、モバイルネットワークオペレータ(MNO;mobile network operator)の連続制御下であってもなくてもよい。例えば、UEは、D2D通信に参加するために、eNBとのアクティブ接続を有する必要がなくてよい。D2D通信(すなわち、第2の部分)は、D2D検出(すなわち、第1の部分)のサポートなしで独立して、D2Dが可能なUEによって実施及び操作され得る。
一般に、3つの異なった配置シナリオは、ネットワーク内カバレッジ、部分ネットワークカバレッジ、及びネットワーク外カバレッジを含め、D2D通信のためにサポートされる必要がある。図1Aは、U102がUE104と直接通信しているネットワーク外カバレッジシナリオを表す。UE102、104は、eNBのカバレッジ外にあるか、あるいは、eNBと直接通信することができない。図1Bは、UE106がeNB110のカバレッジ内にあり、いずれのeNB110のカバレッジ内にもないUE108と通信している部分ネットワークカバレッジシナリオを表す。図1Cは、全てネットワークカバレッジ内にあり、互いとD2D通信を行っている複数のUE116〜120によるネットワーク内カバレッジシナリオを表す。図1Dは、第1のeNB110のカバレッジ内にあるUE112が、第2のeNB110のカバレッジ内にあるUE114とD2D通信を行っていることを表す。
上記のシナリオの夫々におけるD2D通信に当てはまる共通の本質的問題の1つは、D2D UEが他のUEと同期してD2D通信のための時間及び周波数同期化を達成するために如何にして同期化プロトコルを設計するかである。ネットワーク内カバレッジシナリオに関して、同期化プロシージャは、まあまあ容易である。LTE RAN1ワーキンググループによる同意に従って、eNBである同期化ソースは、D2D UEである同期化ソースよりも高い優先順位を有し、従って、カバレッジ内にある全てのD2Dが可能なUEは、サービングセルに接続し、検出されたプライマリ同期化信号(PSS;primary synchronization signal)又はセカンダリ同期化信号(SSS;secondary synchronization source)に基づき同期化情報を得る。しかし、状況は、部分ネットワークカバレッジ及びネットワーク外カバレッジシナリオに関してやや複雑になり、同期D2D通信の設計目標を達成するようそれらの場合について如何にして同期化プロシージャを設計すべきかは、依然として未解決問題である。
いくつかの実施形態において、本開示は、図1B及び1Dのシナリオのような、UEが異なるカバレッジエリア内にあるシナリオについての同期化問題に対処する。例えば、UEが異なるカバレッジエリア内(すなわち、異なるセル又は1つのUEがカバレッジ外)にある場合に、UEは同期していないことがある。一実施形態において、eNBは、基準信号受信電力(RSRP;reference signal received power)報告に従ってD2D同期化信号(synchronization signal)(D2DSS)を送信すべきカバレッジ境界エリアにあるUEを指定してよい。いくつかの実施形態において、これは、D2DSSの不必要な送信に起因して好ましくないことがある。そのような不必要な送信は、UEの電力消費量を増大させるとともに、使用効率又は無線スペクトルリソースを低下させ得る。
本願は、カバレッジ内にある同期化ソースを選択する方法のような、関連するネットワーク及びUEの挙動に関する詳細とともに、同期化プロシージャを開示する。図2及び3は、例となる実施形態に従う動作の例を表す。図2は、複数のカバレッジ内UE202〜208及び複数のカバレッジ外UE210〜212による部分ネットワークシナリオのための同期化プロシージャを表す。UE202、204、210及び212は、D2Dクラスタ214の部分として示されている。一実施形態において、UE202は、同期化ソースとして選択され、D2DSS及び物理デバイス・ツー・デバイス共有チャネル(PD2DSCH;physical device-to-device shared channel)メッセージを同期化情報とともに送信する。UE210及び212は、UE202及び204並びにeNB110と同期するための同期化情報を受ける。図3は、セル1のカバレッジエリア内にあるUE302及び304及びセル2のカバレッジエリア内にあるUE306、308によるセル間D2D通信シナリオのための同期化プロシージャを表す。具体的に、UE302は、同期化ソースとして選択されてよく、D2DSS又はPD2DSCHを用いてセル1のタイミング情報を伝播する。同様に、UE306は、セル2における同期化ソースとして選択されてよく、D2DSS又はPD2DSCHを用いてセル2のタイミング情報を伝播する。
一実施形態において、同期化ソース(例えば、図3のUE302及び図2のUE202)は、システム情報ブロックType1(SIB1)メッセージを復号した後に、ネットワークカバレッジの外にあるUE(例えば、UE2及びUE3)又は近傍セルのそれへPD2DSCHを介してeNB試行のリソースプール構成を転送してもよい。更には、1つの設計目標は、D2D通信性能を犠牲にすることなしに同期化ノードの数を最小限にすることを含んでよい。例えば、最小限の数のSSノードを有することは、シグナリングオーバーヘッドを減らすとともに、UEの電力消費量を最小限とするために好ましい。一実施形態において、夫々のeNB110は、同期化情報を送信しているUEの数を制限するよう、専用のRRCシグナリングを介して同期化ソースとしてUEを明示的に設定してよい。他の実施形態では、UEは、3GPP標準において又はeNB110によって定義された基準のような、事前設定された基準に基づき、同期化ソースとしていつ動作すべきかを自立的に判断してよい。
本願は、2つの一般的アプローチ、すなわち、リアクティブスキーム及びプロアクティブスキームを提示する。リアクティブスキームでは、ネットワークが、同期化ソースとしてのUEの選択及び再選択を制御する。例えば、ネットワーク(すなわち、eNB110)は、カバレッジ内にあるどのD2D UEが同期化信号を送信するかを周期的に決定する。一実施形態において、ネットワークカバレッジ内にある1つのUEは、ネットワークが自身をD2DSS伝送のための同期化ソースとして動作するよう設定することを条件付きで要求する。例えば、UEは、UEがキャンプオンしているeNBから発せられていないタイミング情報を含むD2DSSを検出することに応答して、同期化ソースとしての設定を要求してよい。他の例として、UEは、eNB−UEインターフェイスを有さず、直接リンクを通じてしか通信することができないUEのための同期化ソースとしての設定を要求してよい。将来のLTEリリースでは、eNB−UEエアインターフェイスをサポートしないが、Wi−Fiのような、免許不要のスペクトル、又は3GPP LTEネットワークのスペクトルのような、免許を受けたスペクトルを介して、D2DインターフェイスのようなUE−UEインターフェイスをサポートする新しいUEカテゴリが導入され得る点に留意されたい。この新しいカテゴリのデバイスは、低減された複雑性、低い電力消費量、及び低いコストから恩恵を受けることができる。
リアクティブスキームが使用され得る場合の一例は、独立した同期化ソースの検出である。スキームは、それらの動作のミューティング又はそれらのタイミングとネットワークとのアライメントを含んでよい。独立した同期化ソース(I−SS;independent synchronization source)の存在は、同期化ソースの周期スキャンを行う他のD2D対応UE(例えば、RRC_IDLEモードにあるUE)によって最初に検出されてよい。一実施形態において、信号スキャンインターバルは、D2DSS周期とスキャン切り替え時間との合計以上である。eNBタイミングを伝播するD2D対応UEは、適切な規則が定義されている場合に、I−SSにその非同期動作を中止させることができる。例えば、予め定義された階層レベルを有するゲートウェイ(gateway)同期化ソース(G−SS)が検出される場合にI−SSがD2DSS伝送を中止すべき規則が存在してよい。この場合に、カバレッジ内のUE(I−SSを検出したもの)はG−SSになり、eNBタイミングを用いて周期的にD2DSSを送信して、I−SSでの同期ソース再選択プロシージャをトリガすることを開始してよい。このリアクティブアプローチは、UE又はセル固有の時間スキャンインターバルの割り当てを必要とし得る。ネットワーク設定に応じて、UEは、G−SSの役割を自立的に果たし、予め割り当てられた同期化リソースでのD2DSS信号の周期伝送を開始してよい。代替的に、UEは、I−SS検出をeNBに報告し、eNB命令に従ってD2DSS周期伝送を開始してよい。I−SS検出の報告は、例えば、複数のUEが同時にI−SSを検出する場合に、同じI−SSを同じeNBに報告するよう複数のUEをトリガし得る点に留意されるべきである。そのような状況を回避するよう、UE固有の時間スキャンインターバルは、異なるUEによる同時のI−SS検出の確率を下げるよう割り当てられてよい。一実施形態において、eNBは、1つ以上の特定のUEがI−SSの検出を報告し且つ/あるいは直接通信のためのスケジューリング要求を供給すると、D2DSSを送信するよう1つ以上の特定のUE(又は他の送信機)を構成してよい。
図4は、eNBによって制御されたリアクティブ同期化ソース有効化スキームのための方法400の通信フローの例を表す。一実施形態において、カバレッジ内のUE402及び対応するeNB110は、カバレッジ外のUE406をミュートするか又はそれと同期するよう、記載されているように通信し及び/又は動作を実施してよい。カバレッジ外のUE406は、別のeNBのカバレッジ内にあるか、他のeNB又はセルへ接続されていないか、あるいは、eNB−UEインターフェイスを用いてeNBと通信することができないUEを含んでよい。
方法400は開始し、期間408で、カバレッジ内のUE402はeNB110と同期し、RRC接続はセットアップされる。例えば、カバレッジ内のUE402は、セル探索プロシージャに応答してeNB110との同期を取得してよく、ランダムアクセスプロシージャを実施することでD2D対応eNBとの無線リソース制御(RRC;radio resource control)接続を確立してよい。カバレッジ内のUE402は、期間408に応答して、選択されたセルにキャンプオンされる。
期間410で、eNBは、カバレッジ内のUE402へスキャン設定情報を供給する。これは、例えば、カバレッジ内のUE402についてのD2D通信機能情報がeNB110へ転送されることに応答して、起こってよい。スキャン設定情報は、いつカバレッジ内のUE402が同期化ソースをスキャンすべきか、及び/又はいつ報告がeNB110へ送信されるべきかを示してよい。例えば、スキャン設定情報は、カバレッジ内のUE402がRRC_CONNECTEDモードにある場合に、カバレッジ内のUE402について適用可能であってよい。スキャン設定情報はeNB110によって明示的に示されるものとして図示されているが、スキャン設定情報の部分又は全ては、スキャン設定情報の全て又は部分を明示することが不要であるように標準として組み立てられてよい。
一実施形態において、スキャン設定情報は、スキャン報告を送信するようカバレッジ内のUE402をトリガする報告基準を含んでよい。スキャン報告を送信することは、周期的であるか、又は単一のイベントであってよい。イベントによりトリガされる報告基準のための複数の実施形態は本願で与えられる。第1の代案において、複数のサブ条件は、カバレッジ内のUE402がスキャン報告を送信するために満足される必要があってよい。第1の条件は、少なくとも1つのD2DSSが検出されることを含んでよい。具体的に、検出されたD2DSSは、eNB110のカバレッジの外にあるUE(例えば、図2のUE210、212を参照)によって、又は他のeNBからの同期化情報を中継するUE(例えば、UE302、304とは異なるセルカバレッジエリア内にある図3のUE306、308を参照。)によって、送信される必要があってよい。第2の条件は、検出されたD2DSSのうちの少なくとも1つが、UEがキャンプオンしているネットワークと同期していないことを含んでよい(例えば、検出されたD2DSSとeNB110との間のタイミング差は、予め定義された閾値よりも大きい。)。カバレッジ外のUE406によって送信された検出されたD2DSSが、他のカバレッジ内同期化信号マルチホップ転送により、キャンプオンされたeNB110と既に同期している場合に、カバレッジ内のUE402が同期化ソースになる状況を回避することが狙いである。第3の条件は、RRC_CONNECTEDモードにあるカバレッジ内のUE402が同期化ソースとして既に設定されていないことである。
第2の代案において、第1の代案の上記のサブ条件のうちの1つ以上は要求されてよく、追加の要件も含まれてよい。第2の代案において、追加の要件は、サービングセル(すなわち、eNB110)についての測定結果がサービングセル信号強度閾のような閾パラメータ以下であることを含んでよい。例えば、セル固有の基準信号(CSR;cell specific reference signal)のRSRP又はPSS若しくはSSSの信号強度は、パラメータよりも小さい必要があってよい。一実施形態において、閾値は、カバレッジ内のUE402がネットワーク境界の近くだが依然としてネットワークカバレッジ内である場合に同期化ソースとしてのカバレッジ内のUE402の選択を制限するよう設定されてよい。一実施形態において、閾パラメータは、SIBによって設定され得るRSRP閾を含んでよい。例えば、閾パラメータは、複数の利用可能な値の中から設定されてよい。例となる値は、−115から−60dBmの間の値が5dBずつインクリメントされるとして、組{−∞,−115,−110,・・・,−60,+∞}デシベル−ミリワット(dBm)からの値を含んでよい。
一実施形態に従って、専用のRRCメッセージを通じてD2D同期化ソースとしてeNBによって指示されたカバレッジ内のUE402に関して、D2DSSリソースにおける夫々のサブフレームにおいて、UEは、サブフレームが、送信スケジューリング割り当て又はD2Dデータにかかわらずカバレッジ内のUE402の観点からセルラー伝送と衝突しない場合に、D2DSSを送信すべきである。代替的に、D2D同期化ソースになるカバレッジ内のUE402に関して、eNBが、それに同期化ソースになるよう専用シグナリングによって指示しなかった場合に、UEは、サブフレームがカバレッジ内のUE402の観点からセルラー伝送と衝突せず、UEがスケジューリング割り当て又はD2Dデータ周期内でスケジューリング割り当て又はD2Dデータを送信している場合に、D2DSSを送信すべきである。他の条件、例えば、カバレッジ内のUE402が適切な機能を備えるかどうか、も要求されてよい。追加の要件は、スケジューリング割り当て又はデータが送信されるスケジューリング割り当て又はD2Dデータ周期内にサブフレームがあることを含んでよい。追加の要件は、カバレッジ内のUE402がRRC_CONNECTEDモードにあること及び/又はUEがD2DSSと同じ期間内にスケジューリング割り当て又はD2Dデータを送信していないことを含んでよい。
第3の代案において、第1及び第2の代案の上記のサブ条件のうちの1つ以上は、更なる他の追加の要件に加えて、要求されてよい。具体的に、第2の代案は、検出されたD2DSSの信号強度が閾値よりも少なくとも大きいか又は該閾値と等しいことを要求してよい。例えば、ネットワークカバレッジ内/外のUE又はセル間のUEからの少なくとも1つの検出されたD2DSSについてのRSRP又は基準信号受信品質(RSRQ;reference signal received quality)は、ピア信号品質又はピア信号強度閾を上回ることを要求されるべきである。
一実施形態において、スキャン設定情報は、カバレッジ内のUE402が同期化ソースをスキャンすべき場合のための1つ以上のサブ条件を含んでよい。例えば、ネットワーク設定に応じて、カバレッジ内のUE402は、予め定義された又はeNB110によって設定されたサブ条件の一部又は全てが満足される場合にスキャンプロシージャをトリガしてよい。例えば、上記の代案のサブ条件のうちの1つ以上は、eNB110からの信号についての測定されたRSRPがセル強度閾を上回ることのように、スキャンの前に満足される必要があってよい。一実施形態において、入場(entering)条件は、イベントがトリガされるためにeNB110によって設定された“timeToTrigger”パラメータに対応する存続期間に満足されなければならない。一実施形態において、カバレッジ内のUE402は、その速さに応じてtimeToTriggerパラメータを調整する。
一実施形態において、スキャン設定情報は、報告がeNB110へ送信されるための報告フォーマットを示してよい。報告形成情報は、カバレッジ内のUE402がスキャン報告に含めるべき量又はパラメータを示してよい。一実施形態において、カバレッジ内のUE402は、同期化ソースのアイデンティティ、階層レベル、及び検出されたD2DSS信号の強さのうちの1つ以上を報告する。他の実施形態に従って、報告フォーマット(報告されるパラメータ又は関連メトリクスのリスト)は、スキャン設定の部分として設定されることに代えて事前設定(指定)されてよい。
期間402は、同期化ソースを有効にする様々な動作及び方法を含む。期間414で、カバレッジ内のUE402は、先に期間410に関連して論じられたように、近くにある潜在的なD2DSSを検出するよう同期化ソーススキャン動作を実施し、E−UTRANからのスキャン設定情報を適用する。例えば、カバレッジ内のUE402は、カバレッジ外のUE406を検出してよい。一実施形態において、スキャン設定情報は、通信標準に基づき、又は如何なる他の方法においても、再構成されてよい。カバレッジ内のUE402が同期化ソースの存在を検出する場合に、それは、検出された同期化ソースのアイデンティティ、階層レベル、検出されたD2DSS信号の強さを含むD2DSSからのいくつかの情報項目を取得してよい。eNB110は、カバレッジ内のUE402がD2DSS信号の存在をスキャンすべきリソース、又はスキャンが行われるべき時間インターバルのような、スキャン実行を簡単にするパラメータを、カバレッジ内のUE402に提供してよい。
期間416で、カバレッジ内のUE402は、スキャン設定情報に関して先に論じられた報告フォーマットによって示される情報を含め、E−UTRAN(すなわち、eNB110)へスキャン報告を転送する。一実施形態において、報告は、受信電力が低下する順序で配置された複数の検出されたD2DSSを含む。例えば、最も強いD2DSS受信電力を有する同期化セルが最初に含まれてよい。更には、カバレッジ内のUE402は、スキャン報告イベントをトリガされた後に多数の周期報告を提供するよう構成されてよい。例えば、このようなイベントによりトリガされる周期報告は、パラメータ“reportAmount”及び“reportInterval”を用いて達成され得る。これらのパラメータは、eNB110によって事前設定又は設定されてよく、周期報告の数及びそれらの間の期間を夫々指定する。イベントによりトリガされる周期報告が設定される場合に、スキャン報告の数についてのカバレッジ内のUE402によるカウントは、新しいD2DSSがエントリ条件を満足するときはいつでもゼロにリセットされてよい。カバレッジ内のUE402が周期測定報告を実施するよう構成される場合には、カバレッジ内のUE402は、周期報告タイマが満了するとき直ぐに報告を開始してよい。
時間418で、eNB110は、同期化ソースとしてカバレッジ内のUE402を有効にする。一実施形態において、eNB110は、カバレッジ内のUE402が同期化ソースとして選択されるとの報告が時間416でのスキャン結果報告に従うかどうかを判定する。例えば、eNB110は、カバレッジ内のUE402から、同じ同期化ソースのうちの1つ以上を検出した他のUEへの報告における情報を比較し、同期が合わないUEと通信するよう最も近くにあるか又は別なふうに最も良く位置しているUEを選択してよい。一実施形態において、eNB110は、カバレッジ内のUE402を同期化ソースとして有効にし、D2DSS又はPD2DSCHについての伝送電力のようなパラメータを含むUE402への専用のRRCシグナリングを送信してよい。一実施形態において、パラメータは、カバレッジ内のUE402が、UEがRRC_CONNECTEDモードにある場合にD2DSSを送信すべきことを示してよい。一実施形態において、パラメータは、カバレッジ内のUE402が、カバレッジ外のUE406よりも高い階層レベルを有することを示す。
時間420で、カバレッジ内のUE402は、カバレッジ外のUE406及び/又はD2Dクラスタ内の他のUEへ同期化基準を提供するよう周期的にD2DSS/PD2DSCHを送信する。カバレッジ内のUE402は、eNB110から同期化基準のためのタイミング情報を得て、それを更に伝播してよい。一実施形態において、カバレッジ外のUE406がカバレッジ内のUE402からのD2DSSを検出した後、カバレッジ外のUE406は、カバレッジ内のUE402と同期し、それによりeNB110と同期してよい。一実施形態において、カバレッジ内のUE402は、D2D通信がカバレッジ内のUE402の上位レイヤによってトリガされる場合にのみ、同期化基準としてD2DSS/PD2DSCHを送信してよい。例えば、アプリケーションレイヤ、RRCレイヤ、又は他のレイヤは、D2D通信が起こるべきであることを示してよく、次いで、D2DSS/PD2DSCHは送信されてよい。一実施形態において、上位レイヤに基づきD2DSS/PD2DSCHの送信をトリガすることは、カバレッジ内のUE402での電力消費を最小限とするのを助けることができる。一実施形態において、カバレッジ内のUE402は、専用のRRCシグナリングを通じてeNBによってD2D同期化ソースとして指示された後、UE402の観点からセルラー通信と衝突しないD2DSS/PD2DSCHリソースにおける各サブフレームにおいて常に同期化基準としてD2DSS/PD2DSCHを送信してよい。
D2D同期化のための他のアプローチは、プロアクティブスキームである。プロアクティブアプローチでは、ネットワークは、ネットワーク近傍又はカバレッジホールにおけるI−SSの出現を阻止するために、D2DSS信号を周期的に送信するようD2D対応UEを構成してよい。例えば、eNB110は、周期的な同期化リソースを割り当てし直し、全てのD2D対応UEを、D2DSS信号を周期的に送信するよう構成してよい。代替的に、eNB110は、D2DSS信号の自発的送信を開始するよう満足されるべき具体的な条件を設定してよい。例えば、RSRP閾は、eNB110によって事前設定されるか又は信号により伝えられてよい。それにより、D2DSS(又は、eNB110の場合には、セル固有の基準信号(CRS))の受信電力が閾値を下回る場合に、カバレッジ内のUE402は、D2DSS伝送を自立的に開始してよい。eNB110に対する閾値だけでなく他のUE同期化ソースに対する閾値もeNB110によって設定され、信号により伝えられ得ることが留意されるべきである。
E−UTRAN(例えば、eNB110)は、伝送電力、無線リソース区間、又は同様のもののような、D2DSS構成のための追加のパラメータを更に供給してよい。一実施形態において、D2DSS構成は、少なくともいくつかの環境において、RRC_IDLE状態にあるカバレッジ内のUE402が依然として条件付きで同期化ソースとして動作することができるように、システム情報(例えば、SIB)においてeNB110によってブロードキャストされ得る。
一実施形態において、次の2つの条件は、カバレッジ内のUE402において考慮又は評価されてよい。すなわち、カバレッジ内のUE402は、カバレッジ外のUE406(例えば、図2を参照)又は他のeNB(例えば、図3を参照)から発せられた如何なるD2DSSも検出し、そして、E−UTRANサービングセル(例えば、eNB110)からの測定されたRSRP又はPSS/SSS信号品質は、設定された閾値を下回る。そのような条件を検出することに応答して、カバレッジ内のUEは、自立的に同期化ソースになり、eNBで発生したタイミングを、eNB110が設定した時間/周波数リソースにおいてD2DSSを送信することによって転送し始めてよい。同様に、図4に表されているリアクティブアプローチにおいて定義されている他の条件のいずれかも、タイミング情報を自立的に転送すべきかどうか及び/又はいつ転送すべきかを判定するために、カバレッジ内のUE402によって考慮されてよい。例えば、カバレッジ内のUE402は、検出されたD2DSSとキャンプオンしているeNB110との間のタイミング差及び検出されたD2DSSの信号強さ、又は同様のものに関する情報を考慮してよい。一実施形態において、プロアクティブアプローチは、RRC_IDLEモードにあるUEが同期化ソースとなることを可能にし、一方、リアクティブアプローチは、eNB110との要求される通信により、UEがRRC_IDLEモードにおいて同期化ソースとなることを認めない。
図5は、先に論じられたリアクティブアプローチ及びプロアクティブアプローチのうちの1つ以上に従って動作するよう構成されたUE500の略ブロック図である。例えば、UE500は、図4に関して論じられたカバレッジ内のUE402及び/又はカバレッジ外のUE406の機能を実装してよい。UE500は、通信コンポーネント502、同期化コンポーネント504、設定コンポーネント506、スキャンコンポーネント508、報告コンポーネント510、アクティベーションコンポーネント512、及びタイミング送信コンポーネント514を含む。コンポーネント502〜514は、単なる例として与えられており、全てが全ての実施形態において含まれなくてもよい。コンポーネント502〜514の夫々は、UE500に含まれてよく、あるいは、UE500によって実装されてよい。
通信コンポーネント502は、基地局及び/又は1つ以上のピアUEと通信するよう構成される。例えば、通信コンポーネント502は、ボイスサービス及びデータサービスのようなネットワークサービスを得ること、スキャン設定情報のような構成情報を受信すること、又は同様のことのために、eNBと通信してよい。通信コンポーネント502は、D2D通信及び近接サービスのために1つ以上のD2D対応UEと通信するよう更に構成されてよい。
同期化コンポーネント504は、同期化ソースと同期するよう構成される。例えば、UE500がeNBの範囲内にある場合には、同期化コンポーネント504は、eNBから受信されたタイミング情報に基づきeNBと同期してよい。同様に、UE500がネットワークカバレッジの外にある場合には、UE500は、他のUE又はカバレッジ内のUEのような、最も高い検出された階層レベルを有する同期化ソースと同期してよい。
設定コンポーネント506は、eNB110からスキャン設定情報を受信するよう構成される。スキャン設定情報は、リアクティブ又はプロアクティブアプローチに関連して論じられた設定のような、本願で論じられる情報又は設定のいずかを含んでよい。一実施形態において、設定コンポーネント506は、UE500が同期化ソースをいつスキャンすべきかを示すスキャン設定情報を受信する。例えば、設定コンポーネント506は、UE500がeNB110のカバレッジ内にある間にeNB110がセル信号強度閾を下回ることに応答してUE500がD2D同期化ソースをスキャンすべきことを示すセル信号強度閾を受信してよい。一実施形態において、スキャン設定情報は、タイミング情報を含む、D2DSS又はPD2DSCHのスキャンのような、同期化ソースをスキャンすべき1つ以上のリソース区間(周波数バンド及び/又はタイミング)を示してよい。
一実施形態において、スキャン設定情報は、1つ以上の報告要件を含んでよい。例えば、報告要件は、UE500がいつeNB110へ報告を送るのか、及びどのような情報を報告が含むのかを示してよい。一実施形態において、報告要件は、1つ以上の報告トリガを含んでよい。一実施形態において、報告要件は、検出されたD2D同期化ソースがeNB110と同期していないことを含んでよい。一実施形態において、報告要件は、基地局信号強度のための閾値を含んでよい。一実施形態において、報告要件は、報告がD2D同期化ソースのアイデンティティ、D2D同期化ソースの階層レベル、及びD2D同期化ソースから受信された信号の信号強度のうちの1つ以上を含むべきことを示してよい。そのような詳細は、例えば、スキャンの間にD2DSSから導出されてよい。
スキャン設定情報は、UE500が同期化ソースとしていつそれ自身を自立的にアクティブにすべきかに関する情報を更に含んでよい。例えば、上記のスキャン又は報告設定のうちの1つ以上は、1つ以上の近くのD2D UEの受信のためのタイミング情報又は他の同期化情報の送信をトリガするために使用されてよい。一実施形態において、スキャン設定情報は、タイミング情報を有するピア同期化信号を送信するための周期時間又は周波数リソースを含むD2D区間を含む。
スキャンコンポーネント508は、D2D同期化ソースをスキャンするよう構成される。例えば、スキャンコンポーネント508は、eNB110から受信及び/又は事前設定されたスキャン設定情報に基づき、UE500と同期が合っていないピア同期化ソースをスキャンしてよい。一実施形態において、スキャンコンポーネント508は、eNB110からの信号(例えば、RSRP又はRSRQに基づく。)がセル信号強度閾又はセル品質閾を下回ることに応答してD2D同期化ソースをスキャンするよう構成される。
報告コンポーネント510は、同期が合っていない同期化ソースの検出をeNB110へ報告するよう構成される。一実施形態において、報告コンポーネント510は、eNB110から受信されたスキャン設定情報において受信された報告要件に基づきeNB110に報告する。例えば、報告コンポーネント510は、1つ以上の報告トリガ条件を評価し、それらの条件が満足される場合にeNB110に報告してよい。一実施形態において、報告コンポーネント510は、検出されたD2DSS又はPD2DSCHから導出され得る検出されたD2D同期化ソースに関する詳細を含んでよい。例えば、報告は、同期化ソースのアイデンティティ、同期化ソースの階層レベル、及び同期化ソースから受信された信号の信号強度又は信号品質のうちの1つ以上を含んでよい。
アクティベーションコンポーネント512は、D2D同期化ソースとしてUE500をアクティブにするよう構成される。一実施形態において、アクティベーションコンポーネント512は、同期化ソースとしてUE500を有効にするeNB110からの信号を受信することに応答して、同期化ソースとしてUE500をアクティブにする。一実施形態において、eNB110からの信号は、階層レベル(例えば、検出された同期化ソースよりも高い階層レベル)、タイミング情報の伝送電力、タイミング情報を送信するタイミング、及び/又はタイミング情報が送信されるべき周波数リソースを含むUE500についての1つ以上の詳細を含んでよい。
一実施形態において、アクティベーションコンポーネント512は、自立的に同期化ソースとしてUE500をアクティブにする。例えば、アクティベーションコンポーネント512は、UE500がD2DSS又はPD2DSCHにおいてタイミング情報を送信することをいつ開始すべきかを判定するために1つ以上のトリガ情報を評価してよい。一実施形態において、トリガ条件は、eNB110から受け取られてよく、あるいは、3GPP LTEのような通信標準に基づきUE500によって保持されてよい。例となるトリガ条件は、eNB110からの信号がセル信号強度閾を下回ること、同期が合っていないUEが検出されていること、又は同様のことを含んでよい。一実施形態において、アクティベーションコンポーネント512は、UEがアイドルモード(例えば、RRC_IDLE)にある間、同期化ソースとしてUE500を自立的にアクティブにするよう構成される。
タイミング送信コンポーネント514は、同期化基準を提供する信号を送信するよう構成される。一実施形態において、タイミング送信コンポーネント514は、UE500に、eNB110から得られたタイミング情報を含むD2DSS又は物理デバイス・ツー・デバイス共有チャネル信号(PDSCH)を送信させる。送信された信号は、UE500の範囲内にある1つ以上のUEに対する同期化基準となってよい。一実施形態において、タイミング送信コンポーネント514は、アクティベーションコンポーネントが同期化ソースとして無線通信デバイスを自立的にアクティブにすることに応答して、ピア同期化信号を用いて、eNB110から発せられたタイミング情報を転送する。一実施形態において、タイミング送信コンポーネント514は、UE500がRRC_IDLEモードにある場合にタイミング情報を転送してよい。一実施形態において、タイミング送信コンポーネント514は、UE500の上位レイヤによるトリガに応答してタイミング情報を送信する。
図6は、先に論じられたリアクティブアプローチ及びプロアクティブアプローチのうちの1つ以上に従って動作するよう構成されたeNB110の略ブロック図である。例えば、eNB110は、図4のeNB110の機能を実装してよい。eNB110は、通信セッションコンポーネント602、スキャン設定コンポーネント604、報告受取コンポーネント606、選択コンポーネント608、及び権能割賦コンポーネント610を含む。コンポーネント602〜610は、単なる例として与えられており、全てが全ての実施形態に含まれなくてもよい。コンポーネント602〜610の夫々は、eNB110に含まれてよく、あるいは、eNB110によって実装されてよい。
通信セッションコンポーネント602は、1つ以上のUEと通信し、1つ以上のUEとの通信セッションを確立するよう構成される。例えば、通信セッションコンポーネント602は、eNB110の範囲内にあるUEと通信して、通信セッションを確立及び維持することが可能であってよい。一実施形態において、通信セッションコンポーネント602は、UEとの接続又は通信セッションを確立しながら、UEと同期するよう基準信号又は他のタイミング情報を提供してよい。
スキャン設定コンポーネント604は、eNB110の範囲内にある1つ以上のUEへスキャン設定情報を提供してよい。例えば、スキャン設定コンポーネント604は、設定コンポーネント506に関して先に論じられたスキャン設定情報のような、本願で論じられるスキャン設定情報のいずれかを提供してよい。
報告受取コンポーネント606は、報告コンポーネント510によって提供される報告のような、UE500からのスキャン報告を受けるよう構成される。一実施形態において、報告は、UE500によって検出された同期化ソースのアイデンティティ、信号強度、又は階層レベルのような、本願で論じられる報告情報のいずれかを含んでよい。一実施形態において、報告受取コンポーネント606は、複数の異なるUEから複数の報告を受けるよう構成される。
選択コンポーネント608は、UEを同期化ソースとして選択すべきかどうかを判定する。例えば、選択コンポーネント608は、報告がUE500から受け取られた後、UE500を選択すべきかどうかを判定してよい。選択コンポーネント608は、同じ1つ以上の同期が合っていない同期化ソースを識別するスキャン報告を送信した複数のUEの中から1つを選択してよい。例えば、選択コンポーネント608は、特定の同期化ソースについて最良の信号強度を有するUEを選択してよい。
権能割賦コンポーネント610は、信号をUEへ送って、それを同期化ソースとして有効にする。例えば、権能割賦コンポーネント610は、同期化ソースとしてUE500を有効にするメッセージを送ってよい。権能割賦コンポーネント610は、同期化情報を近くのD2Dデバイスへ提供するために、階層レベル、伝送電力、又は他の情報のうちの1つ以上を含む、選択されたUEへの1つ以上の同期化詳細を提供してよい。
図7は、D2D同期化のための例となる方法700を表す略フローチャート図である。方法700は、図5のUE500のような無線通信デバイスによって実施されてよい。
方法700は開始し、同期化コンポーネント504は、eNB110のような基地局と同期するよう構成される(702)。例えば、無線通信デバイスは、基地局への接続及び/又は基地局との通信セッションの確立があると同期してよい(702)。
アクティベーションコンポーネント512は、1つ以上のトリガ条件に基づき同期化ソースとして無線通信デバイスを自立的にアクティブにする(704)。トリガ条件は、スキャン設定情報又はプロアクティブアプローチに関して先に論じられた条件のいずれかを含んでよい。一実施形態において、トリガ条件は基地局から受け取られてよい。他の実施形態では、トリガ条件は、通信標準に基づき無線通信デバイスで事前設定される。
タイミング送信コンポーネント514は、基地局から発せられたタイミング情報を、ピア同期化信号を用いて転送する(706)。一実施形態において、タイミング送信コンポーネント514は、アクティベーションコンポーネント512が同期化ソースとして無線通信デバイスを自立的にアクティブにすること(704)に応答して、タイミング情報を転送する(706)。タイミング送信コンポーネント514は、タイミング情報を含むD2DSS又はPD2DSCHを送信してよい。一実施形態において、自立的にアクティブにするステップ704及び転送するステップ706のうちの1つ以上は、無線通信デバイスがアイドルモードのままである間に起こってよい。
図8は、D2D同期化のための例となる方法800を表す略フローチャート図である。方法800は、図6のeNB110のような基地局によって実施されてよい。
方法800は開始し、通信セッションコンポーネント602は、eNB110のカバレッジエリア内にある1つ以上のUEと通信し(802)、そして、通信セッションコンポーネント602は、1つ以上のUEと同期する(804)。例えば、通信セッションコンポーネント602は、UEのための同期化基準としてのタイミング情報を含む1つ以上の信号を送信してよい。
スキャン設定コンポーネント604は、同期化信号伝送のための同期化伝送条件を設定するための1つ以上のUEへのシグナリングを提供する(806)。例えば、スキャン設定情報は、スキャン要件、報告要件、アクティブ化の要件、又は本願で論じられるその他スキャン設定情報のいずれかを含んでよい。一実施形態において、同期化伝送条件は、eNBのカバレッジ内の1つ以上のUEが同期化信号をいつ自立的に送信すべきかを特定する。UEは、次いで、いつそれら自身を同期化ソースとしてアクティブにし、タイミング情報を転送すべきかを判定するよう、同期化伝送条件を自立的に評価してよい。
図9は、UE、移動局(MS;mobile station)、モバイル無線デバイス、モバイル通信デバイス、タブレット、ハンドセット、又は他のタイプのモバイル無線デバイスのような、モバイルデバイスの実例を提供する。モバイルデバイスは、ノード、マクロノード、低電力ノード(LPN;low power node)、又は送信局(例えば、基地局(BS;base station)、eNB、ベースバンドユニット(BBU;base band unit)、リモートレディオヘッド(RRH;remote radio head)、張り出し無線装置(RRE;remote radio equipment)、中継局(RS;relay station)、無線装置(RE;radio equipment)、又は他のタイプの無線広域ネットワーク(WWAN;wireless wide area network)AP)と通信するよう構成された1つ以上のアンテナを含んでよい。モバイルデバイスは、3GPP LTE、WiMAX、高速パケットアクセス(HSPA;High Speed Packet Access)、Bluetooth、及びWi−Fiを含む、少なくとも1つの無線通信標準を用いて通信するよう構成されてよい。モバイルデバイスは、夫々の無線通信標準のための別個のアンテナ又は複数の無線通信標準のための共有アンテナを用いて通信してよい。モバイルデバイスは、WLAN、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN;wireless personal area network)、及び/又はWWANにおいて通信してよい。
図9は、モバイルデバイスから入力及び出力されるオーディオのために使用され得るマイクロホン及び1つ以上のスピーカの実例を更に提供する。表示スクリーンは、液晶表示(LCD;liquid crystal display)スクリーン又は他のタイプの表示スクリーン(例えば、有機発光ダイオード(OLED;organic light emitting diode)ディスプレイ)であってよい。表示スクリーンは、タッチスクリーンとして構成されてよい。タッチスクリーンは、容量型、抵抗型、又は他のタイプのタッチスクリーン技術を使用してよい。アプリケーションプロセッサ及びグラフィクスプロセッサは、処理及び表示機能を提供するよう内部メモリへ結合されてよい。不揮発性メモリポートも、データ入力/出力オプションをユーザに提供するために使用されてよい。不揮発性メモリポートは、モバイルデバイスのメモリ機能を拡張するためにも使用されてよい。キーボードは、モバイルデバイスと一体化されるか、あるいは、モバイルデバイスへ無線により接続されてよく、更なるユーザ入力を提供する。仮想キーボードも、タッチスクリーンを用いて提供されてよい。
[例]
以下の例は、更なる実施形態に関連する。
例1は、セル探索を実施し、第1のeNBと同期するよう構成されるUEである。UEは、第1のeNBに対応する第1のサービングセルにキャンプオンするよう構成される。UEは、D2D同期化情報伝送に関連したD2D情報を取得するよう構成され、このとき、UEは、第1のeNBによって送信された専用のD2D構成情報メッセージ及びシステム情報メッセージのうちの1つ以上においてD2D同期化情報伝送に関連した情報を受信する。UEは、1つ以上のトリガ条件に応答して、第1のeNBのカバレッジ外にある1つ以上のD2D UEへ同期化基準を提供するD2D同期化情報を送信するよう構成される。1つ以上のトリガ条件は、UEのRRC状態に基づく。
例2において、例1のUEは、専用のD2D構成情報メッセージにおいてD2D同期化情報伝送に関連した情報を受信するよう構成される。D2D同期化情報伝送に関連した情報は、D2D同期化に利用可能なリソースに関する情報と、第1の閾値とを含む。UEは、第1のeNBについての測定された信号品質又は信号強度が第1の閾値を下回ることに応答して、D2D同期化に利用可能な前記リソースにおいてD2D同期化情報を送信するよう構成される。
例3において、例1乃至2のいずれかのUEは、専用のD2D構成情報メッセージにおいてD2D同期化情報伝送に関連した情報を受信する。D2D同期化情報伝送に関連した情報は、UEが、第1のeNBのカバレッジ内にある間、D2D同期化情報を送信することを許可されるかどうかを設定する第1のインジケータを含む。
例4において、例1乃至3のいずれかのUEのRRC状態は、RRC_IDLE状態及びRRC_CONNECTED状態のうちの1つを含む。
例5において、例1乃至4のいずれかのUEは、UEが前記RRC_CONNECTED状態にあること、及び第1のインジケータがUEにD2D同期化情報を送信し始めるよう指示する値を含むことに応答して、D2D同期化情報を送信し始めるよう構成される。
例6において、例1乃至4のいずれかのUEは、第1のeNBによって設定された報告基準に基づき1つ以上の測定報告を送信するよう更に構成される。このとき、第1のeNBは、1つ以上の測定報告に応答して第1のインジケータの値を設定する。
例7において、例1乃至6のいずれかのUEは、スキャン設定情報に基づき報告基準を評価する測定を実施するよう更に構成される。
例8において、例1乃至7のいずれかのUEは、(1)第1のeNBのカバレッジ外にある1つ以上のD2Dユーザ装置から少なくとも1つのD2DSSを検出すること、(2)少なくとも1つのD2D同期化情報が第1のeNBと同期していないと決定すること、及び(3)UEがRRC_CONNECTED状態にあり、D2D同期化情報を送信し始めるよう構成されていないことを含む報告基準に基づき、1つ以上の測定報告を送信するよう構成される。
例9において、例8における報告基準は、(1)第2の閾値が目下設定されておらず、且つ、(2)第1のeNBのRSRP、PSSの強さ、及びSSSの強さのうちの1つ以上の測定結果が第1の閾値を下回る場合に、1つ以上の測定報告を送信することを更に含む。
例10において、例8の、専用のD2D構成情報メッセージによって提供されるD2D同期化情報伝送の動作に関連した情報は、第2の閾値を更に含み、報告基準は、第1のeNBのRSRP、PSSの強さ、SSSの信号強さのうちの1つ以上の測定結果が第2の閾値を下回る場合に1つ以上の測定報告を送信することを更に含む。
例11において、例10の報告基準は、少なくとも1つの検出されたD2DSSの信号強さが、第1のeNBによって設定された第3の閾値を上回ることを更に含む。
例12において、例6乃至11のいずれかの1つ以上の測定報告は、D2DSSを送信する前記1つ以上のD2Dユーザ装置のアイデンティティ、D2DSSを送信する1つ以上のD2Dユーザ装置の階層レベル、及びD2DSSの信号強さのうちの1つ以上を含む。
例13において、例1乃至12のいずれかにおける、UEがRRC_CONNECTED状態にある場合のための1つ以上のトリガ条件は、UEが、UEがD2D同期化情報を送信することを許可されていることを示す第1のインジケータについて値により設定されていないこと、UEがD2D同期化情報を送信する能力があること、UEがシステム情報メッセージにおいて第1の閾値を受信すること、及び第1のeNBのRSRPが第1の閾値を下回ることを含む。
例14において、例1乃至13のいずれかにおける、UEユーザ装置がRRC_IDLE状態にある場合のための1つ以上のトリガ条件は、UEがD2D同期化情報を送信する能力があること、UEがシステム情報メッセージにおいて第1の閾値を受信すること、及び第1のeNBのRSRPが第1の閾値を下回ることを含む。
例15において、例1乃至14のいずれかにおける、同期化基準を提供するようD2D同期化情報を送信することは、UEの上位レイヤによってD2Dデータ通信トリガに応答して送信することを含む。
例16において、例1乃至15のいずれかにおける、同期化基準を提供するようD2D同期化情報を送信することは、D2DSS及びPD2DSCHのうちの1つ以上を送信することを含む。
例17は、通信セッションコンポーネント、報告受取コンポーネント、及び権能割賦コンポーネントを含む基地局である。通信セッションコンポーネントは、第1の無線通信デバイスを有する1つ以上の範囲内無線通信デバイスと同期するよう構成される。報告受取コンポーネントは、同期が合わない無線通信デバイスの検出を示す第1の無線通信デバイスからの報告を受けるよう構成される。権能割賦コンポーネントは、同期が合わない無線通信デバイスよりも高い階層レベルにより同期化ソースとして第1の無線通信デバイスを構成する該第1の無線通信デバイスへの信号を送信するよう構成される。
例18において、例17の報告受取コンポーネントは、1つ以上の範囲内無線通信デバイスの中の1つ以上の更なる無線通信デバイスから1つ以上の更なる報告を受けるよう構成される。
例19において、例17乃至18のいずれかの基地局は、同期化ソースとして第1の無線通信デバイスを選択すべきかどうかを判定するよう構成される選択コンポーネントを更に含む。権能割賦コンポーネントは、同期化ソースとして第1の無線通信デバイスを選択するとの決定に応答して、同期化ソースとして第1の無線通信デバイスを構成する信号を送信するよう構成される。
例20において、例17乃至19のいずれかの基地局は、1つ以上の範囲内無線通信デバイスへスキャン設定情報を提供するよう構成されるスキャン設定コンポーネントを更に含む。
例21において、例17乃至20のいずれかのスキャン設定情報は、基地局へ報告をいつ送信すべきかを示す1つ以上の報告要件を含む。1つ以上の報告要件は、受信された同期化信号が基地局と同期しないとの要件、及び受信された同期化情報が信号強度閾よりも大きいとの要件のうちの1つ以上を含む。
例22において、例17乃至21のいずれかにおけるスキャン設定情報は、基地局からの信号がセル信号強度閾を下回ることに応答して1つ以上の範囲内無線通信デバイスが同期化信号をスキャンするとの要件を含む。
例23は、スキャン設定情報に基づきデバイス・ツー・デバイス同期化ソースをスキャンするよう構成されるUEである。UEは、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースがスキャン設定情報の1つ以上の報告要件を満足するとの決定に応答して、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースの検出をeNBに報告するよう構成される。UEは、同期化ソースとしてUEを有効にするeNBからの通信を受け、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースを含む1つ以上の範囲内UEへ同期化基準を提供する信号を送信するよう構成される。
例24において、例23のUEは、eNBからスキャン設定情報を受信するよう更に構成され、スキャン設定情報は1つ以上の報告要件を含む。
例25において、例23乃至24のいずれかのUEは、eNBと同期するよう更に構成される。
例26において、例23乃至25のいずれかにおける、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースが1つ以上の報告要件を満足すると決定することは、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースがeNBと同期していないと決定することを含む。
例27において、例23乃至26のいずれかにおけるスキャン設定情報は、セル信号強度閾を含む。UEは、eNBからの信号がセル信号強度閾を下回ることに応答して、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースをスキャンするよう構成される。
例28において、例23乃至27のいずれかにおける、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースの検出を報告することは、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースのアイデンティティ、デバイス・ツー・デバイス同期化ソースの階層レベル、及びデバイス・ツー・デバイス同期化ソースから受信された信号の信号強度のうちの1つ以上を報告することを含む。
例29において、例23乃至28のいずれかにおける、同期化基準を提供する信号を送信することは、UEの上位レイヤによるトリガに応答して送信することを含む。
例30において、例23乃至29のいずれかにおける、同期化基準を提供する信号を送信することは、デバイス・ツー・デバイス同期化信号及びPDSCHのうちの1つ以上を送信することを含む。
例31は、同期化コンポーネント、アクティベーションコンポーネント、及びタイミング送信コンポーネントを含む無線通信デバイスである。同期化コンポーネントは、基地局と同期するよう構成される。アクティベーションコンポーネントは、1つ以上のトリガ条件に基づき同期化ソースとして無線通信デバイスを自立的にアクティブにするよう構成される。タイミング送信コンポーネントは、アクティベーションコンポーネントが同期化ソースとして無線通信デバイスを自立的にアクティブにすることに応答して、ピア同期化信号を用いて、基地局から発せられたタイミング情報を転送するよう構成される。
例32において、例31の無線通信デバイスは、同期が合わないピア無線通信デバイスをスキャンするよう構成されるスキャンコンポーネントを更に含む。
例33において、例31乃至32のいずれかにおける1つ以上のトリガ条件は、同期が合わないピア無線通信デバイスの検出を含む。
例34において、例31乃至33のいずれかにおける1つ以上のトリガ条件は、基地局信号強度閾を含む。アクティベーションコンポーネントは、基地局信号強度閾に満たない基地局からの信号の信号強度を測定することに応答して、無線通信デバイスを自立的にアクティブにするよう構成される。
例35において、例31乃至34のいずれかの無線通信デバイスは、基地局から1つ以上のトリガ条件を受けるよう構成される設定コンポーネントを更に含む。
例36において、例31乃至35のいずれかの無線通信デバイスは、タイミング情報を含むピア同期化信号を送信するための周期時間及び周波数リソースを割り当てる基地局からの信号を受信するよう構成される設定コンポーネントを更に含む。
例37において、例31乃至36のいずれかのアクティベーションコンポーネントの1つ以上は、無線通信デバイスがアイドルモードにある間に、同期化ソースとして無線通信デバイスを自立的にアクティブにするよう構成され、例31乃至36のいずれかのタイミング送信コンポーネントは、無線通信デバイスがアイドルモードにある間にタイミング情報を転送するよう構成される。
例38は、eNBのカバレッジエリア内の1つ以上のUEと通信するよう構成されるeNBである。eNBは、カバレッジエリア内の1つ以上のUEと同期するよう構成される。eNBは、同期化信号伝送のための同期化伝送条件を構成する1つ以上のUEへのシグナリングを提供するよう構成される。同期化伝送条件は、eNBのカバレッジエリア内の1つ以上のUEが同期化信号を自立的に送信すべき場合を特定する。
例39において、例38の同期化伝送条件は、(1)eNBの信号品質がセル信号品質閾を下回る場合にカバレッジエリア内の1つ以上のUEが同期化信号を自立的に送信すべきことを示すセル信号品質閾、及び(2)同期が合わないUEの信号品質のうちの1つ以上を含む。
例40において、例38乃至39のいずれかのeNBは、1つ以上の全てのUEが同期信号を周期的に送信するための周期同期化リソースを割り当てるカバレッジエリア内の1つ以上のUEへの信号を送信するよう更に構成される。
例41は、UEにおいてセル探索を実施して第1のeNBと同期する方法であって、UEが第1のeNBに対応する第1のサービングセルにキャンプオンする方法である。方法は、D2D同期化情報伝送に関連したD2D情報を取得するステップを含み、このとき、UEは、第1のeNBによって送信された専用のD2D構成情報メッセージ及びシステム情報メッセージのうちの1つ以上において、D2D同期化情報伝送に関連した情報を受信する。方法は、1つ以上のトリガ条件に応答して、第1のeNBのカバレッジ外にある1つ以上のD2D UEへ同期化基準を提供するようD2D同期化情報を送信するステップを含む。1つ以上のトリガ条件はUEのRRC状態に基づく。
例42において、例41における、D2D同期化情報伝送に関連した情報を受信することは、専用のD2D構成情報メッセージにおいて受信することを含む。D2D同期化情報伝送に関連した情報は、D2D同期化に利用可能なリソースに関する情報と、第1の閾値とを含む。UEは、第1のeNBについての測定された信号品質又は信号強度が第1の閾値を下回ることに応答して、D2D同期化に利用可能なリソースにおいてD2D同期化情報を送信するよう構成される。
例43において、例41乃至42のいずれにおける、D2D同期化情報伝送に関連した情報を受信することは、専用のD2D構成情報メッセージにおいて受信することを含む。D2D同期化情報伝送に関連した情報は、UEが、第1のeNBのカバレッジ内にある間、D2D同期化情報を送信することを許可されるかどうかを設定する第1のインジケータを含む。
例44において、例43におけるUEのRRC状態は、RRC_IDLE状態及びRRC_CONNECTED状態のうちの1つを含む。
例45において、例44の方法は、UEがRRC_CONNECTED状態にあること、及び第1のインジケータがUEにD2D同期化情報を送信し始めるよう指示する値を含むことに応答して、D2D同期化情報を送信し始めるステップを更に含む。
例46において、例45の方法は、第1のeNBによって設定された報告基準に基づき1つ以上の測定報告を送信するステップを更に含み、第1のeNBは、1つ以上の測定報告に応答して第1のインジケータの値を設定する。
例47において、例46の方法は、スキャン設定情報に基づき前記報告基準を評価する測定を実施するステップを更に含む。
例48において、例43乃至47のいずれかにおける、1つ以上の測定報告を送信することは、第1のeNBのカバレッジ外にある1つ以上のD2D UEから少なくとも1つのD2DSSを検出すること、少なくとも1つのD2DSSが第1のeNBと同期していないと決定すること、及びUEがRRC_CONNECTED状態にあり、D2D同期化情報を送信し始めるよう構成されていないことを含む報告基準に基づき送信することを含む。
例49において、例43乃至47のいずれかにおける報告基準は、第2の閾値が目下設定されておらず、且つ、第1のeNBのRSRP、PSSの強さ、及びSSSの強さのうちの1つ以上の測定結果が第1の閾値を下回る場合に、1つ以上の測定報告を送信することを更に含む。
例50において、例43乃至49のいずれかにおける、専用のD2D構成情報メッセージによって提供されるD2D同期化情報伝送の動作に関連した情報は、第2の閾値を更に含み、報告基準は、第1のeNBのRSRP、PSSの強さ、SSSの信号強さのうちの1つ以上の測定結果が第2の閾値を下回る場合に1つ以上の測定報告を送信することを更に含む。
例51において、例43乃至49のいずれかにおける報告基準は、少なくとも1つの検出されたD2DSSの信号強さが、第1のeNBによって設定された第3の閾値を上回ることを更に含む。
例52において、例46乃至51のいずれかの1つ以上の測定報告は、D2DSSを送信する1つ以上のD2Dユーザ装置のアイデンティティ、D2DSSを送信する1つ以上のD2Dユーザ装置の階層レベル、及びD2DSSの信号強さのうちの1つ以上を含む。
例53において、例41乃至52のいずれかにおける、UEがRRC_CONNECTED状態にある場合のための1つ以上のトリガ条件は、UEが、UEがD2D同期化情報を送信することを許可されていることを示す第1のインジケータについて値により設定されていないこと、UEがD2D同期化情報を送信する能力があること、UEがシステム情報メッセージにおいて第1の閾値を受信すること、及び第1のeNBのRSRPが第1の閾値を下回ることを含む。
例54において、例41乃至42のいずれかにおける、UEがRRC_IDLE状態にある場合のための1つ以上のトリガ条件は、UEがD2D同期化情報を送信する能力があること、UEがシステム情報メッセージにおいて第1の閾値を受信すること、及び第1のeNBのRSRPが第1の閾値を下回ることを含む。
例55において、例41乃至54のいずれかにおける、同期化基準を提供するようD2D同期化情報を送信することは、UEの上位レイヤによってD2Dデータ通信トリガに応答して送信することを含む。
例56において、例41乃至55のいずれかにおける、同期化基準を提供するようD2D同期化情報を送信することは、D2DSS及びPD2DSCHのうちの1つ以上を送信することを含む。
例57は、例41乃至56のいずれかの方法を実施する手段を含む装置である。
例58は、実行される場合に例41乃至56のいずれかの方法を実施するか又は例57の装置を実現するマシン読み出し可能な命令を含むマシン読み出し可能なストレージである。
様々な技術又はその特定の態様若しくは部分は、フロッピー(登録商標)ディスケット、CD−ROM、ハードドライブ、非一時的なコンピュータ読み出し可能記憶媒体、又は何らかの他のマシン読み出し可能記憶媒体のような有形な媒体において具現されているプログラムコード(又は命令)の形をとってよい。プログラムコードがコンピュータのようなマシンにロードされて該マシンによって実行される場合に、マシンは、様々な技術を実装する装置になる。プログラム可能なコンピュータでのプログラムコード実行の場合に、コンピュータデバイスは、プロセッサと、プロセッサによって読み出し可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性メモリ及び/又は記憶素子を含む。)と、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスとを含んでよい。揮発性及び不揮発性メモリ及び/又は記憶素子は、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、光学ドライブ、磁気ハードドライブ、又は電気データを記憶するための他の媒体であってよい。eNB(又は他の基地局)及びUE(又は他の移動局)は、トランシーバコンポーネント、カウンタコンポーネント、プロセッシングコンポーネント、及び/又はクロックコンポーネント若しくはタイマコンポーネントを更に含んでよい。本願で記載される様々な技術を実装又は利用してよい1つ以上のプログラムは、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)、再利用可能な制御、及び同様のものを使用してよい。そのようなプログラムは、コンピュータシステムとやり取りするために高水準手続き型又はオブジェクト指向プログラミング言語において実装されてよい。なお、プログラムは、必要に応じて、アセンブリ又はマシン言語において実装されてよい。いずれの場合にも、言語は、コンパイル済み又は解釈済みの言語であり、ハードウェア実装と組み合わされてよい。
本明細書で記載される機能ユニットの多くは、1つ以上のコンポーネントとして実装されてよいことが理解されるべきである。それは、それらの実施非依存性を特に強調するために使用される語である。例えば、コンポーネントは、カスタムの大規模集積(VLSI;very large scale integration)回路若しくはゲートアレイを有するハードウェア回路、ロジックチップのような市販の半導体、トランジスタ、又は他のディスクリート部品として実装されてよい。コンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、プログラムロジックデバイス、又は同様のもののような、プログラム可能なハードウェアデバイスにおいても実装されてよい。
コンポーネントは、様々なタイプのプロセッサによる実行のためにソフトウェアにおいても実装されてよい。実行可能コードの識別されたコンポーネントは、例えば、コンピュータ命令の1つ以上の物理的又は論理的ブロックを有してよく、それらのブロックは、例えば、オブジェクト、プロシージャ、又はファンクションとして体系化されてよい。それでもなお、識別されたコンポーネントの実行ファイルは、物理的に一緒に位置する必要はなく、別々の場所に記憶されたディスクリート命令を有してよい。ディスクリート命令は、論理的にまとめられる場合に、コンポーネントを有し、コンポーネントの定められた目的を達成する。
実際に、実行可能コードのコンポーネントは、単一の命令又は多数の命令であってよく、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラムの間で、且ついくつかのメモリデバイスにわたって、分散されてさえよい。同様に、動作データは、識別され、コンポーネント内に本願では表されてよく、如何なる適切な形でも具現され、如何なる適切なタイプのデータ構造内でも体系化されてよい。動作データは、単一のデータセットとして収集されてよく、あるいは、少なくとも部分的に、単にシステム又はネットワーク上の電子信号として、存在してよい。コンポーネントは、所望の機能を実行するよう動作可能なエージェントを含め、受動的又は能動的であってよい。
「例」との本願中の言及は、その例に関連して記載される特定の機構、構造、又は特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。よって、本明細書の様々な箇所における「例において」との表現の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態に言及しているわけではない。
本願で使用されるように、複数の項目、構造要素、構成要素、及び/又は材料は、便宜上、共通のリストにおいて提示されてよい。なお、それらのリストは、リストの各員が別個の一意的な要素として個別的に識別されるかのように解釈されるべきである。よって、そのようなリストの個々の要素は、特段示されない限りは、共通のグループにおけるその提示に単に基づき同じリストのいずれかの他の要素と事実上等価なものとして解釈されるべきではない。加えて、本開示の様々な実施形態及び例は、それらの様々なコンポーネントの代案とともに本願において参照されてよい。そのような実施形態、例、及び代案は、互いの事実上の等価物として解釈されるべきではなく、本開示の別個の自立した表現として解釈されるべきであることが理解される。
上記は、明りょうさのためにいくらか詳細に記載されてきたが、特定の変更及び修正がその原理から逸脱することなしに行われてよいことは明らかである。本願で記載されるプロセス及び装置の両方を実装する多くの代替の方法が存在することが留意されるべきである。然るに、本実施形態は、実例であって制限と見なされるべきではない。
当業者に明らかなように、多くの変更は、本開示の基礎をなす原理から逸脱することなしに上記の実施形態の詳細に対して行われてよい。本開示の適用範囲は、従って、続く特許請求の範囲によってのみ決定されるべきである。

Claims (22)

  1. ユーザ装置であって
    セル探索を実施し、第1のサービングするeNBと同期し、該第1のeNBに対応する第1のサービングセルにキャンプオンし、
    前記第1のeNBによって送信された専用のD2D構成情報メッセージ及びシステム情報メッセージのうちの1つ以上においてD2D同期化情報伝送に関連した情報を受信することで、該D2D同期化情報伝送に関連したD2D情報を取得し、
    当該ユーザ装置のRRC状態に基づく1つ以上のトリガ条件に応答して、前記第1のeNBのカバレッジ外にある1つ以上のD2Dユーザ装置へ同期化基準を提供するようD2D同期化情報を送信する
    よう構成されるユーザ装置。
  2. 当該ユーザ装置は、前記専用のD2D構成情報メッセージにおいて前記D2D同期化情報伝送に関連した情報を受信し、該D2D同期化情報伝送に関連した情報は、D2D同期化に利用可能なリソースに関する情報と、第1の閾値とを有し、
    当該ユーザ装置は、前記第1のeNBについての測定された信号品質又は信号強度が前記第1の閾値を下回ることに応答して、D2D同期化に利用可能な前記リソースにおいて前記D2D同期化情報を送信するよう構成される、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 当該ユーザ装置は、前記専用のD2D構成情報メッセージにおいて前記D2D同期化情報伝送に関連した情報を受信し、該D2D同期化情報伝送に関連した情報は、当該ユーザ装置が、前記第1のeNBのカバレッジ内にある間、前記D2D同期化情報を送信することを許可されるかどうかを設定する第1のインジケータを有する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  4. 当該ユーザ装置の前記RRC状態は、RRC_IDLE状態及びRRC_CONNECTED状態のうちの1つを有する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  5. 当該ユーザ装置は、
    当該ユーザ装置が前記RRC_CONNECTED状態にあること、及び
    前記第1のインジケータが、当該ユーザ装置に前記D2D同期化情報を送信し始めるよう指示する値を有すること
    に応答して、前記D2D同期化情報を送信し始めるよう構成される、
    請求項4に記載のユーザ装置。
  6. 当該ユーザ装置は、前記第1のeNBによって設定された報告基準に基づき1つ以上の測定報告を送信するよう更に構成され、
    前記第1のeNBは、前記1つ以上の測定報告に応答して前記第1のインジケータの値を設定する、
    請求項5に記載のユーザ装置。
  7. 当該ユーザ装置は、スキャン設定情報に基づき前記報告基準を評価する測定を実施するよう更に構成される、
    請求項6に記載のユーザ装置。
  8. 当該ユーザ装置は、
    前記第1のeNBのカバレッジ外にある前記1つ以上のD2Dユーザ装置から少なくとも1つのD2D同期化信号を検出すること、
    前記少なくとも1つのD2D同期化情報が前記第1のeNBと同期していないと決定すること、及び
    当該ユーザ装置がRRC_CONNECTED状態にあり、前記D2D同期化情報を送信し始めるよう構成されていないこと
    を有する報告基準に基づき、前記1つ以上の測定報告を送信するよう構成される、
    請求項6に記載のユーザ装置。
  9. 前記報告基準は、
    第2の閾値が目下設定されておらず、且つ
    前記第1のeNBのRSRP、PSSの強さ、及びSSSの強さのうちの1つ以上の測定結果が前記第1の閾値を下回る
    場合に、前記1つ以上の測定報告を送信することを更に含む、
    請求項8に記載のユーザ装置。
  10. 前記専用のD2D構成情報メッセージによって提供される前記D2D同期化情報伝送の動作に関連した情報は、第2の閾値を更に含み、
    前記報告基準は、前記第1のeNBのRSRP、PSSの強さ、SSSの信号強さのうちの1つ以上の測定結果が前記第2の閾値を下回る場合に前記1つ以上の測定報告を送信することを更に含む、
    請求項8に記載のユーザ装置。
  11. 前記報告基準は、
    前記少なくとも1つの検出されたD2D同期化信号の信号強さが、前記第1のeNBによって設定された第3の閾値を上回ること
    を更に含む、請求項10に記載のユーザ装置。
  12. 前記1つ以上の測定報告は、
    前記D2D同期化信号を送信する前記1つ以上のD2Dユーザ装置のアイデンティティ、
    前記D2D同期化信号を送信する前記1つ以上のD2Dユーザ装置の階層レベル、及び
    前記D2D同期化信号の信号強さ
    のうちの1つ以上を有する、請求項6に記載のユーザ装置。
  13. 当該ユーザ装置がRRC_CONNECTED状態にある場合のための前記1つ以上のトリガ条件は、
    当該ユーザ装置が、当該ユーザ装置が前記D2D同期化情報を送信することを許可されていることを示す第1のインジケータについて値により設定されていないこと、
    当該ユーザ装置が、前記D2D同期化情報を送信する能力があること、
    当該ユーザ装置が、前記システム情報メッセージにおいて第1の閾値を受信すること、及び
    前記第1のeNBのRSRPが前記第1の閾値を下回ること
    を有する、請求項1に記載のユーザ装置。
  14. 当該ユーザ装置がRRC_IDLE状態にある場合のための前記1つ以上のトリガ条件は、
    当該ユーザ装置が、前記D2D同期化情報を送信する能力があること、
    当該ユーザ装置が、前記システム情報メッセージにおいて第1の閾値を受信すること、及び
    前記第1のeNBのRSRPが前記第1の閾値を下回ること
    を有する、請求項1に記載のユーザ装置。
  15. 前記同期化基準を提供するよう前記D2D同期化情報を送信することは、当該ユーザ装置の上位レイヤによってD2Dデータ通信トリガに応答して送信することを有する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  16. 前記同期化基準を提供するよう前記D2D同期化情報を送信することは、D2D同期化信号及び物理D2D共有チャネル信号のうちの1つ以上を送信することを有する、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  17. 第1の無線通信デバイスを有する1つ以上の範囲内無線通信デバイスと同期するよう構成される通信セッションコンポーネントと、
    同期が合わない無線通信デバイスの検出を示す前記第1の無線通信デバイスからの報告を受けるよう構成される報告受取コンポーネント、
    前記同期が合わない無線通信デバイスよりも高い階層レベルにより同期化ソースとして前記第1の無線通信デバイスを構成する該第1の無線通信デバイスへの信号を送信するよう構成される権能割賦コンポーネントと
    を有する基地局。
  18. 前記報告受取コンポーネントは、前記1つ以上の範囲内無線通信デバイスの中の1つ以上の更なる無線通信デバイスから1つ以上の更なる報告を受けるよう構成される、
    請求項17に記載の基地局。
  19. 前記同期化ソースとして前記第1の無線通信デバイスを選択すべきかどうかを判定するよう構成される選択コンポーネントを更に有し、
    前記権能割賦コンポーネントは、前記同期化ソースとして前記第1の無線通信デバイスを選択するとの決定に応答して、前記同期化ソースとして前記第1の無線通信デバイスを構成する前記信号を送信するよう構成される、
    請求項17に記載の基地局。
  20. 前記1つ以上の範囲内無線通信デバイスへスキャン設定情報を提供するよう構成されるスキャン設定コンポーネントを更に有する
    請求項17に記載の基地局。
  21. 前記スキャン設定情報は、当該基地局へ報告をいつ送信すべきかを示す1つ以上の報告要件を有し、該1つ以上の報告要件は、
    受信された同期化信号が当該基地局と同期しないとの要件、及び
    受信された同期化情報が信号強度閾よりも大きいとの要件
    のうちの1つ以上を有する、請求項19に記載の基地局。
  22. 前記スキャン設定情報は、当該基地局からの信号がセル信号強度閾を下回ることに応答して前記1つ以上の範囲内無線通信デバイスが同期化信号をスキャンするとの要件を有する、
    請求項19に記載の基地局。
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