JP2017508930A - リミテッド−スリップディファレンシャル用の非同時ギヤ噛合い現象 - Google Patents

リミテッド−スリップディファレンシャル用の非同時ギヤ噛合い現象 Download PDF

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Abstract

ディファレンシャルギヤ機構は、ディファレンシャルケース50、第1サイドギヤ60、第2サイドギヤ62、第1ピニオンギヤ68及び第2ピニオンギヤ70を含む。第1サイドギヤ62は、ディファレンシャルケース50内に回転可能に取付けられ、第1外径100を有する。第2サイドギヤ62は、ディファレンシャルケース50内に回転可能に取付けられ、第2外径102を有する。第1ピニオンギヤ68は、第1噛合い現象中、第1サイドギヤ60に噛合わされて回転する。第2ピニオンギヤ70は、第2噛合い現象中、第2サイドギヤ62に噛合わされて回転する。第1及び第2ピニオンギヤ68,70は、第1及び第2ピニオンギヤ68,70と第1及び第2サイドギヤ60,62との間でトルクを伝達して第1及び第2サイドギヤ60,62を回転させるように構成されたトルク伝達構造を形成する。第1外径100と第2外径102とは異なり、第1噛合い現象と第2噛合い現象とが時間的にオフセットされる。【選択図】図3

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2013年3月19日提出の米国特許出願第61/955295号の優先権を主張する。上記出願の開示は、参照することにより本説明に含まれる。
(分野)
本開示は、一般的には、ディファレンシャルギヤアセンブリに関し、また、より具体的には、スタッガード(交互)噛合い現象を生じるサイドギヤを有するディファレンシャルギヤ構造に関するものである。
ディファレンシャルギヤ機構は、アクスルアセンブリに設けられて、駆動軸から一対の出力軸にトルクを伝達するために使用される。駆動軸は、ディファレンシャルのハウジングに取付けられたリングギヤに噛合うべベルギヤを使用してディファレンシャルを駆動する。自動車用途において、ディファレンシャルは、アクスルアセンブリの両側に取付けられたタイヤが異なる速度で回転できるようにする。これは、車両の旋回時に、外側のタイヤが内側のタイヤよりも長い距離の円弧上を進むので、重要である。このため、外側のタイヤは、より長い走行距離を補償するために内側のタイヤよりも速く回転しなければならない。ディファレンシャルは、ディファレンシャルケース及びギヤ構造を含み、このギヤ構造は、駆動軸から一対の出力軸にトルクを伝達できるようにすると同時に、必要なときに出力シャフトを異なる速度で回転できるようにする。このギヤ構造は、一般的に、それぞれの出力軸に取付けられて回転する一対のサイドギヤを含むことができる。一連のクロスピンシャフトすなわちピニオンギヤシャフトがディファレンシャルケースに固定的に取付けられて、これと一体的に回転する。対応する複数のピニオンギヤは、ピニオンギヤシャフトに取付けられて回転し、また、両方のサイドギヤに噛合わされている。
いくつかのディファレンシャルギヤ機構は、トラクションを改善するディファレンシャルを含む。一般的には、クラッチパックがサイドギヤの一方と、隣接するディファレンシャルケースの表面との間に配置される。このクラッチパックすなわちロッキング機構は、ギヤケースと一方のサイドギヤとの間の相対回転を制限するように作動する。このようなディファレンシャルにおいて、クラッチパックすなわちロッキング機構の係合(差動の制動)は、異なるいくつかのアプローチの一つによって達成される。いくつかの構造は、クラッチパックを解放状態、ロック状態及び部分的なロック状態の間で移動させるように作動するピストンを含む。いくつかの構造では、油圧流体が供給されてピストンを作動させる。
ここに提供される背景技術の説明は、本開示の背景を一般的に示すことを目的とする。この背景技術の欄において説明される範囲の本発明者の説明は、出願時における従来技術として特に認められていない本説明の特徴と同様に、本開示に対する従来技術として明示されるものでも黙示されるものでもない。
本開示の一例に従って構成されたディファレンシャルギヤ機構は、ディファレンシャルケース、第1サイドギヤ、第2サイドギヤ、第1及び第2ピニオンを含むことができる。ディファレンシャルケースは、ディファレンシャルケースの回転軸と同軸の第1及び第2出力シャフト開口を形成することができる。第1サイドギヤは、ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第1外径を有する。第2サイドギヤは、ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第2外径を有する。第1ピニオンギヤは、第1噛合い現象中に第1サイドギヤに噛合わされて回転することができる。第2ピニオンギヤは、第2噛合い現象中に第2サイドギヤに噛合わされて回転することができる。第1及び第2ピニオンギヤは、第1及び第2ピニオンギヤと第1及び第2サイドギヤとの間でトルクを伝達して第1サイドギヤ及び第2サイドギヤを回転軸回りに回転させるように構成されたトルク伝達構造を形成する。第1及び第2外径は、第1及び第2噛合い現象が時間的にオフセットされるように、異なっている。
更なる特徴に従って、第1及び第2噛合い現象は、異なる角度位置で生じることができる。第1及び第2噛合い現象は、位相を異ならせることができる。第1サイドギヤ及び第1ピニオンギヤは、協働して第1噛合い率を提供する。第2サイドギヤ及び第2ピニオンギヤは、協働して第2噛合い率を提供する。第1噛合い率と第2噛合い率とは、異ならせることができる。第1サイドギヤ及び第1ピニオンギヤは、協働して第1接触長さを提供する。第2サイドギヤ及び第2ピニオンギヤは、協働して第2接触長さを提供する。第1接触長さと第2接触長さとは、異ならせることができる。
他の特徴に従って、第1ピニオンギヤは、それぞれが第1ピニオン歯先を有する一連の第1ピニオンギヤ歯を含むことができる。第1ピニオン歯先と対応する第1サイドギヤの歯との間のそれぞれの一連の第1接触は、第1シーケンス接触時間に生じる。第2ピニオンギヤは、それぞれが第2ピニオン歯先を有する一連の第2ピニオンギヤ歯を含むことができる。第2ピニオン歯先と対応する第2サイドギヤの歯との間のそれぞれの一連の第2接触は、第2シーケンス接触時間に生じる。それぞれの第1シーケンス接触時間は、それぞれの第2シーケンス接触時間からオフセットされる。第1サイドギヤと第1ピニオンギヤとは、協働して第1作用線を提供することができる。第2サイドギヤと第2ピニオンギヤとは、協働して第2作用線を提供することができる。第1作用線と第2作用線とは、異なることができる。
本開示の他の実施例に従ったディファレンシャルギヤ機構は、ディファレンシャルケース、第1サイドギヤ、第2サイドギヤ、第1及び第2ピニオンを含むことができる。ディファレンシャルケースは、ディファレンシャルケースの回転軸に同軸上に配置された第1及び第2出力シャフト開口を形成することができる。第1サイドギヤは、ディファレンシャルケース内に回転可能取付けられて、第1外径を有することができる。第2サイドギヤは、ディファレンシャルケース内に回転可能取付けられて、第2外径を有することができる。第1ピニオンギヤは、第1噛合い現象中に第1サイドギヤと噛合わされて、回転することができる。第2ピニオンギヤは、第2噛合い現象中に第2サイドギヤと噛合わされて、回転することができる。第1及び第2ピニオンギヤは、第1及び第2ピニオンギヤと第1及び第2サイドギヤとの間でトルクを伝達して第1及び第2サイドギヤを回転軸回りに回転させるように構成されたトルク伝達機構を形成する。第1サイドギヤと第1ピニオンギヤとは、協働して第1噛合い率を提供することができる。第2サイドギヤと第2ピニオンギヤとは、協働して第2噛合い率を提供することができる。第1噛合い率と第2噛合い率とは、異なることができる。
他の特徴に従って、第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、位相をずらすことができる。第1サイドギヤと第1ピニオンギヤとは、協働して第1接触長さを提供することができる。第2サイドギヤと第2ピニオンギヤとは、協働して第2接触長さを提供することができる。第1接触長さと第2接触長さとは、異なることができる。第1外径と第2外径とは、第1噛合い現象と第2噛合い現象とが時間的にオフセットされるように、異なることができる。第1サイドギヤと第1ピニオンギヤは、協働して第1作用線を提供することができる。第2サイドギヤと第2ピニオンギヤは、協働して第2作用線を提供することができる。第1作用線と第2作用線とは、異なることができる。
本開示の他の実施例に従ったディファレンシャルギヤ機構は、ディファレンシャルケース、第1サイドギヤ、第2サイドギヤ、第1及び第2ピニオンを含むことができる。ディファレンシャルケースは、ディファレンシャルケースの回転軸に同軸上に配置された第1及び第2出力シャフト開口を形成することができる。第1サイドギヤは、ディファレンシャルケース内に回転可能取付けられて、第1外径を有することができる。第2サイドギヤは、ディファレンシャルケース内に回転可能取付けられて、第2外径を有することができる。第1ピニオンギヤは、第1噛合い現象中に第1サイドギヤと噛合わされて、回転することができる。第2ピニオンギヤは、第2噛合い現象中に第2サイドギヤと噛合わされて、回転することができる。第1及び第2ピニオンギヤは、第1及び第2ピニオンギヤと第1及び第2サイドギヤとの間でトルクを伝達して第1及び第2サイドギヤを回転軸回りに回転させるように構成されたトルク伝達機構を形成する。第1ピニオンギヤは、それぞれが第1ピニオン歯先を有する一連の第1ピニオンギヤ歯を含むことができる。第1ピニオン歯先と対応する第1サイドギヤの歯との間のそれぞれの一連の第1接触は、第1シーケンス接触時間で生じる。第2ピニオンギヤは、それぞれが第2ピニオン歯先を有する一連の第2ピニオンギヤ歯を含むことができる。第2ピニオン歯先と対応する第2サイドギヤの歯との間のそれぞれの一連の第2接触は、第2シーケンス接触時間で生じる。それぞれの第1シーケンス接触時間は、それぞれの第2シーケンス接触時間からオフセットされることができる。
本開示は、この詳細な説明及び添付図面から、より完全に理解されるようになるであろう。
図1は、本開示の一実施形態に従って構成されたディファレンシャルギヤアセンブリを含む例示的な車両ドライブラインの概略図である。 図2は、図1のディファレンシャルアセンブリの第1及び第2サイドギヤ並びに第1及び第2ピニオンギヤの断面図である。 図3は、図2の第1サイドギヤと第1ピニオンギヤとの間の例示的な噛合い現象を示す図である。 図4は、図2の第2サイドギヤと第2ピニオンギヤとの間の例示的な噛合い現象を示す図である。
はじめに図1を参照して、例示的な車両ドライブラインが示され、全体として、参照符号10によって特定されている。ここで説明される例示的な車両ドライブライン10は、リミテッドスリップディファレンシャルを有する後輪駆動車両用であるが、当然のことながら、本開示の教示は、他のディファレンシャルギヤ機構または一般的なギヤ機構に使用することができる。
ドライブライン10は、一般的に、クラッチアセンブリ22及びディファレンシャルギヤアセンブリすなわちディファレンシャルギヤ機構24を有するリミテッドスリップディファレンシャルアセンブリ20を含むことができる。リミテッドディファレンシャルギヤアセンブリ20は、駆動車輪40及び42にそれぞれ連結される一対のアクスルシャフト30及び32を駆動するように作動する。一般的に、リミテッドスリップディファレンシャルアセンブリ20は、バイアストルクが要求される現象が生じるまでの通常の作動条件においては、一般的なオープンディファレンシャルとして機能する。トラクションの損失が検知又は予想されたとき、クラッチアセンブリ22は、その状態に対して適切なトルクバイアス比を発生させるために選択的に作動することができる。
リングギヤ48は、ディファレンシャルギヤアセンブリ20のディファレンシャルケース50に固定される。リングギヤ48は、入力ピニオンシャフト54の駆動ピニオン52に噛合わされて回転することができる。一般的に、入力ピニオンシャフ54は、変速機(図示せず)を介してエンジン(図示せず)によって駆動されることができる。入力ピニオンシャフト54は、回転運動を駆動ピニオン52からリングギヤ48を介して伝達して、ディファレンシャルケース50を駆動することができる。
リングギヤ48は、ディファレンシャルケース50に回転しないように固定されている。ディファレンシャルギヤアセンブリ24は、アクスルシャフト30及び32(及び第1及び第2駆動車輪40及び42)にそれぞれ取付けられて回転する第1及び第2サイドギヤ60及び62を含む。第1及び第2ピニオンギヤシャフト64及び66は、ディファレンシャルケース50に固定的に取付けられて、これと一体的に回転する。第1及び第2ピニオンギヤ68及び70は、対応するピニオンギヤシャフト64及び66に取付けられて回転し、第1及び第2サイドギヤ60及び62の両方に噛合っている。2つのピニオンギヤが図示されているが、当然のことながら、ディファレンシャルギヤアセンブリ24には、2つよりも多くのピニオンギヤが含まれてもよい。以下に、より完全に説明するが、オープン構造では、ディファレンシャルギヤアセンブリ24は、アクスルシャフト30及び32が異なる速度で回転するのを許容するように作用する。
クラッチアセンブリ22は、一般的にクラッチパック72及びクラッチアクチュエータ(図示せず)を含むことができる。クラッチパック72は、複数の環状の摩擦ディスク78の間に挟み込まれた複数の環状プレート74を含む。複数の環状プレート74は、ディファレンシャルケース50及びディファレンシャルギヤアセンブリ24の一方に連結されて回転することができる。複数の環状の摩擦ディスク78は、ディファレンシャルケース50及びディファレンシャルギヤアセンブリ24の他方に連結されて回転することができる。
複数の環状プレート74及び環状の摩擦ディスク78は、互いの間に差し挟まれて、クラッチアセンブリ32が解放位置にあるとき、互いにほぼ非接触の関係でずれながら回転する。しかしながら、当業者には当然のことながら、ここで使用される「非接触」という用語は、相対的なものであって、クラッチアセンブリ22が解放状態にあるとき、環状プレート74及び環状の摩擦ディスク78が完全に接触しないことを示す必要性を意味しない。環状プレート74及び環状の摩擦ディスク78は、互いに対して摩擦係合状態へ軸方向に移動可能であり、これにより、クラッチアセンブリ22が閉状態または部分的な閉状態にあるとき、環状プレート74と環状の摩擦ディスク78との間の相対回転が減少する。この方法で、クラッチアセンブリ22がその閉位置にあるとき、第1及び第2サイドギヤ60及び62、同様に、第1及び第2アクスルシャフト30及び32並びに駆動車輪40及び42は、一体的に回転する。
クラッチアセンブリ22は、解放状態において、第1サイドギヤと60と第2サイドギヤ62とが互いに独立して、例えば異なる速度で回転することを許容することができる。また、クラッチアセンブリ22は、サイドギヤ60及び62が一体的または部分的に一体的に(独立しないで)、例えば、ほぼ同じ速度で回転する閉状態または部分的な閉状態において作動することができる。クラッチアセンブリ22は、例えば、クラッチアクチュエータのピストン(図示せず)に作用してクラッチパック72を開閉及び部分的な閉状態の間で選択的に作動させることができる加圧された油圧流体を利用する油圧クラッチとすることができる。他の構造を考慮することもできる。
図2〜4も参照して、ディファレンシャルギヤアセンブリ24の更なる特徴について説明する。第1サイドギヤ60は、ディファレンシャルケース50内に回転可能に取付けられて、第1外径100を有している。第2サイドギヤ62は、ディファレンシャルケース50内に回転可能に取付けられて、第2外径102を有している。第1外径100は、第2外径とは異なっている。図示の実施形態では、第1外径102は、第1外径100よりも小さい。
第1ピニオンギヤ68は、第1噛合い現象中に第1ギヤ噛合い部110(図2及び図3参照)で第1サイドギヤ60に噛合わされて回転する。第2ピニオンギヤ70は、第2噛合い現象中に第2ギヤ噛合い部112(図2及び図4参照)で第1サイドギヤ60に噛合わされて回転する。第1及び第2ピニオンギヤ68及び70は、第1及び第2ピニオンギヤ68及び70と第1及び第2サイドギヤ60及び62との間でトルクを伝達するように構成されるトルク伝達構造を形成して、第1及び第2サイドギヤ60及び62を回転軸120回りに回転させる。第1外径100と第2外径102とが異なるので、第1ギヤ噛合い部110と第2ギヤ噛合い部112とが異なる。その際、噛み合い現象は、時間的にズレ(オフセット)がある。
図3について検討すると、第1サイドギヤ60及び第1ピニオンギヤ68は、第1噛合い現象中の第1ギヤ噛合い部110で示されている。第1サイドギヤ60は、それぞれが歯先132を有する第1サイドギヤ歯130を含む。対応する歯元134は、隣接する第1サイドギヤ歯130の間に設けられている。第1サイドギヤ60は、転がり角138を規定する。第1ピニオンギヤ68は、それぞれが歯先152を有する第1ピニオンギヤ歯150を含む。対応する歯元154は、隣接する第1ピニオンギヤ歯150の間に設けられている。作用線158は、第1サイドギヤ60と第1ピニオンギヤ68との間に形成される。
図4について検討すると、第2サイドギヤ62及び第2ピニオンギヤ70は、第2噛合い現象中の第2ギヤ噛合い部112で示されている。第2サイドギヤ62は、それぞれが歯先172を有する第2サイドギヤ歯170を含む。対応する歯元174は、隣接する第2サイドギヤ歯170の間に設けられている。第2サイドギヤ62は、転がり角178を規定する。第2ピニオンギヤ70は、それぞれが歯先192を有する第2ピニオンギヤ歯190を含む。対応する歯元194は、隣接する第1ピニオンギヤ歯190の間に設けられている。作用線198は、第2サイドギヤ62と第2ピニオンギヤ70との間に形成される。
ディファレンシャルアセンブリが同じギヤ形状を有するサイドギヤを含むとき、対応するピニオンギヤとの噛合い現象は、同時に発生する。すなわち、一つのギヤの歯先は、所与の位置でその噛合い相手の歯元に接触する。全てのピニオンギヤは、この回転接点を分配する。この位置は、転がり角で特定され、この転がり角は、ギヤの回転角である。本開示のディファレンシャルアセンブリ24は、同じギヤ形状を有するサイドギヤを有するディファレンシャルアセンブリに対して多くの利点を提供する。第1及び第2サイドギヤ60及び62が異なる直径を有するので、第1及び第2サイドギヤ60及び62と第1及び第2ピニオンギヤ68及び70との噛合い現象は、交互に行われる。更に、当然のことながら、図面は、2つのピニオンギヤを特定しているが、3つ以上のピニオンギヤがディファレンシャルアセンブリ24に含まれてもよい。これにより、ギヤの噛合い現象のタイミングは、ずらされる(オフセットされる)。噛合い率、接触長さ、及び、歯先−歯元接触現象は、両方の第1及び第2サイドギヤ60及び62で異なる。異なる直径を有する第1及び第2サイドギヤ60及び62を設けることにより、噛み合い現象は、異なる角度の位置で生じて、それぞれの第1及び第2サイドギヤ60及び62に対して噛み合い現象の周波数の僅かな位相のずれを生じさせる。その際、第1及び第2噛合い現象は、位相が一致しない。一例では、第1及び第2噛合い現象は、2〜4度の間のずれ(オフセット)を生じる。ディファレンシャルアセンブリ24は、低騒音で作動することができ、作動中の応力の増幅を低減することができる。
図3について再度検討すると、第1ピニオンギヤ68は、それぞれが第1ピニオン歯先152を有する一連のピニオンギヤ歯150を含む。それぞれの第1ピニオン歯先152と対応する第1サイドギヤ60の歯130との間の一連の第1接触は、第1シーケンス時間で生じる。同様に、図4を参照して、第2ピニオンギヤ70は、それぞれが第2ピニオン歯先192を有する一連のピニオンギヤ歯190を含む。それぞれの第2ピニオン歯先192と対応する第1サイドギヤ62の歯170との間の一連の第2接触は、第2シーケンス時間で生じる。第1接触の各第1シーケンス時間は、第2接触の各第2シーケンス時間からオフセットしている。作用線158は、作用線198と異なっている。転がり角138は、転がり角178と異なっている。
以上の実施形態の説明は、図示及び説明の目的で提供されている。これは、網羅的なものではなく、すなわち、本開示を限定するものではない。特定の実施形態の個々の要素または特徴は、一般的にその特定の実施形態に限定されず、該当箇所は、特に図示せず、又は、説明されなくても、選択された実施形態において、置き換えが可能であり、使用することができる。同様なものは、多様な形で変更することができる。そのようなバリエーションは、本開示から逸脱するものとはみなされず、そのような全ての変形例は、本開示の範囲内に含まれるものとする。

Claims (20)

  1. その回転軸に同軸上に配置された第1及び第2出力シャフト開口を形成するディファレンシャルケースと、
    前記ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第1外径を有する第1サイドギヤと、
    前記ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第2外径を有する第2サイドギヤと、
    第1噛合い現象中に前記第1サイドギヤに噛合って回転する第1ピニオンギヤと、
    第2噛合い現象中に前記第2サイドギヤに噛合って回転する第2ピニオンギヤと、を備え、
    前記第1及び第2ピニオンギヤは、前記第1及び第2ピニオンギヤと前記第1及び第2サイドギヤとの間でトルクを伝達して前記第1及び第2サイドギヤを回転軸回りに回転させるように構成されたトルク伝達構造を形成し、
    前記第1外径と前記第2外径とは異なり、前記第1噛合い現象と第2噛合い現象とが時間的にオフセットされることを特徴とするディファレンシャルアセンブリ。
  2. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、異なる角度位置で生じることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  3. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、同位相で生じないことを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  4. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、2〜4度の間でオフセットされていることを特徴とする請求項3に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  5. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して第1噛合い率を提供し、前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して第1噛合い率を提供し、第1噛合い率と第2噛合い率とは、異なることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  6. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して第1接触長さを提供し、前記第2サイドギヤと前記第2ピニオンギヤとは、協働して第2接触長さを提供し、第1接触長さと第2接触長さとは、異なることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  7. 前記第1ピニオンギヤは、それぞれが第1ピニオン歯先を有する一連の第1ピニオンギヤ歯含み、それぞれの前記第1ピニオン歯先と対応する第1サイドギヤの歯との間の一連の第1接触は、第1シーケンス接触時間で生じることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  8. 前記第2ピニオンギヤは、それぞれが第2ピニオン歯先を有する一連の第2ピニオンギヤ歯含み、それぞれの前記第2ピニオン歯先と対応する第2サイドギヤの歯との間の一連の第2接触は、第2シーケンス接触時間で生じ、それぞれの第1シーケンス接触時間は、それぞれの第2シーケンス接触時間からオフセットされていることを特徴とする請求項7に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  9. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して、第1作用線を提供し、前記第2サイドギヤと前記第2ピニオンギヤとは、協働して、第2作用線を提供し、第1作用線と第2作用線とは、異なることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  10. その回転軸に同軸上に配置された第1及び第2出力シャフト開口を形成するディファレンシャルケースと、
    前記ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第1外径を有する第1サイドギヤと、
    前記ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第2外径を有する第2サイドギヤと、
    第1噛合い現象中に前記第1サイドギヤに噛合って回転する第1ピニオンギヤと、
    第2噛合い現象中に前記第2サイドギヤに噛合って回転する第2ピニオンギヤと、を備え、
    前記第1及び第2ピニオンギヤは、前記第1及び第2ピニオンギヤと前記第1及び第2サイドギヤとの間でトルクを伝達して前記第1及び第2サイドギヤを回転軸回りに回転させるように構成されたトルク伝達構造を形成し、
    前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して第1噛合い率を提供し、前記第2サイドギヤと前記第2ピニオンギヤとは、協働して第2噛合い率を提供し、第1噛合い率と第2噛合い率とは、異なることを特徴とするディファレンシャルアセンブリ。
  11. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、同位相で生じないことを特徴とする請求項10に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  12. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、2〜4度の間でオフセットされていることを特徴とする請求項11に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  13. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して第1接触長さを提供し、前記第2サイドギヤと前記第2ピニオンギヤとは、協働して第2接触長さを提供し、第1接触長さと第2接触長さとは、異なることを特徴とする請求項10に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  14. 前記第1外径と前記第2外径とは異なり、前記第1噛合い現象と第2噛合い現象とが時間的にオフセットされることを特徴とする請求項10に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  15. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して、第1作用線を提供し、前記第2サイドギヤと前記第2ピニオンギヤとは、協働して、第2作用線を提供し、第1作用線と第2作用線とは、異なることを特徴とする請求項10に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  16. その回転軸に同軸上に配置された第1及び第2出力シャフト開口を形成するディファレンシャルケースと、
    前記ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第1外径を有する第1サイドギヤと、
    前記ディファレンシャルケース内に回転可能に取付けられて、第2外径を有する第2サイドギヤと、
    第1噛合い現象中に前記第1サイドギヤに噛合って回転する第1ピニオンギヤと、
    第2噛合い現象中に前記第2サイドギヤに噛合って回転する第2ピニオンギヤと、を備え、
    前記第1及び第2ピニオンギヤは、前記第1及び第2ピニオンギヤと前記第1及び第2サイドギヤとの間でトルクを伝達して前記第1及び第2サイドギヤを回転軸回りに回転させるように構成されたトルク伝達構造を形成し、
    (i)前記第1ピニオンギヤは、それぞれが第1ピニオン歯先を有する一連の第1ピニオンギヤ歯含み、それぞれの前記第1ピニオン歯先と対応する第1サイドギヤの歯との間の一連の第1接触は、第1シーケンス接触時間で生じ、
    (ii)前記第2ピニオンギヤは、それぞれが第2ピニオン歯先を有する一連の第2ピニオンギヤ歯含み、それぞれの前記第2ピニオン歯先と対応する第2サイドギヤの歯との間の一連の第2接触は、第2シーケンス接触時間で生じ、それぞれの第1シーケンス接触時間は、それぞれの第2シーケンス接触時間からオフセットされていることを特徴とするディファレンシャルアセンブリ。
  17. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、異なる角度位置で生じることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  18. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは協働して第1噛合い率を提供し、前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは協働して第1噛合い率を提供し、第1噛合い率と第2噛合い率とは、異なることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  19. 第1噛合い現象と第2噛合い現象とは、位相が異なることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルアセンブリ。
  20. 前記第1サイドギヤと前記第1ピニオンギヤとは、協働して第1接触長さを提供し、前記第2サイドギヤと前記第2ピニオンギヤとは、協働して第2接触長さを提供し、第1接触長さと第2接触長さとは、異なることを特徴とする請求項16に記載のディファレンシャルアセンブリ。
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