JP2017505186A - 医用インプラント送出システムのためのバルブ - Google Patents

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Abstract

医用器具を送出するのに用いるバルブは、第1及び第2の端部と、ガイドワイヤを受け入れるための開口を画定する砂時計形状の中央部とを備える。中央部の周囲でのねじれの印加は、開口を閉じてガイドワイヤに対してシールする。

Description

本発明は、医用インプラントのための送出システム、特に、埋め込みできるステントグラフトのための送出システムで用いるバルブに関する。
血管内ステントグラフトは、管腔(例えば大動脈)の壁内に形成された動脈瘤への血液の流れを排除するように形成される。これは、ステントグラフトをそれが動脈瘤を跨いで密封するように送出し、位置決めして、展開するようになっているシステムを用いて、通常は患者の脚内の動脈を介して動脈瘤にアクセスすることによって達成される。
ステントグラフトを動脈瘤の場所へと送出するために、ステントグラフトは、通常は折り畳まれて(すなわち、直径が減少されて)、送出システム内に取り込まれ(この場合、ステントグラフトがカテーテルシースによって折り畳み形態に保持される)、動脈瘤へ向けて送出され、動脈瘤において、ステントグラフトは、前述したようにその直径を拡張させて動脈瘤を密封することにより位置決めされて展開される。
ステントグラフトを収容するステントグラフト送出システムは、患者の動脈系内に既に配置されているガイドワイヤ上にわたって患者内へと挿入される。このタイプの「ワイヤ経由」技術は、血管内外科手術(血管内から血管手術を行う)において非常に良く知られており、様々なカテーテルに基づく器具及び装置を同じガイドワイヤ上にわたって通すことにより患者の動脈内に配置できるようにする。そのような器具及び装置の例としては、診断用カテーテル、血管形成術・成形用バルーン、スネア、ステント、咬合器、及び、血管内ステントグラフトが挙げられる。
ステントグラフトがガイドワイヤ上の所定位置に位置付けられた時点で、(例えば)ステントグラフトを遠隔的に操作してステントグラフトを正確な位置へ(長手方向及び回転方向の両方で)移動させるとともにステントグラフトの形状を制御するために、一連の制御ワイヤを操作する外科医によってステントグラフトの展開が行われる。その後、ステントグラフトは、ステントグラフトが動脈瘤の場所で直径を拡張させることができるようにするべくカテーテルシースを部分的に引き抜くことによって展開されてもよい。制御ワイヤは、外科医により操作される制御機構から送出カテーテルを通過して、ステントグラフトに接続される。シース内でバルブを使用することが必要であり、シースは、複数数の制御ワイヤとガイドワイヤ、ステントグラフト、及び、他の送出システム構成要素の様々な組み合わせとがシースを通過できるようにするが、患者の血液が送出シースから漏れ出ことを防止する。
好ましくは、送出システムは、シース及びバルブを患者の動脈内に残しつつ制御ワイヤ及び他の機構を患者からシース及びバルブを通じて完全に除去できるように形成される。これは、シースを通じて血液を失うことなく、また、シースを他のカテーテル又はシースと交換する必要性を伴うことなく、バルブ及びシースに挿通されて患者の動脈内へ導入されるべき他の器具又は装置のためのアクセス導管をもたらす。このように、本明細書中に記載されるバルブは、ステントグラフト送出システムの必須の構成要素としての第1の用途と、バルブ付き血管アクセスシースの構成要素としての第2の用途とを有する。当業者は、バルブの他の用途を特定することができる。
欧州特許出願公開第0550069号明細書(Guy)、米国特許出願公開第2011/251565号明細書(Malewicz)、国際特許出願公開第98/17341号明細書(Mayo Foundation)、国際特許出願公開第03/048616号明細書(Cook, Inc)、及び、米国特許出願公開第2010/036504号明細書(Sobrino-Serrano et al.)には様々なバルブが開示される。
米国特許出願公開第2010/0224802号明細書(Mialhe)は、バルブをねじって通路壁の可撓部をねじり変形させることによって少なくとも部分的にシールされ得る円筒状の通路を含む医療器具用のバルブを開示する。このシステムの不利点は、外科医が行う必要がある他の全ての作業に加えて、バルブをシールするためにこのシステムが外科医からの積極的な介入を要するという点である。
米国特許第7,753,952号明細書(Mialhe)は、同様の欠点を伴う同様のバルブを開示する。このタイプの他のバルブは、米国特許第7,445,623号明細書、米国特許第8,118,275号明細書、及び、米国特許第6,808,520号明細書(これらの全ては同じ出願人の名においてなされる)に開示される。
仏国特許第2,863,504号明細書(Mialhe)は、(ねじれ下において)閉位置で固定され得るがユーザの介入によって解放できる同様のバルブを開示する。特に、径方向溝が可動部を角度位置で固定する。
これらの従来技術のバルブに伴う主な不利点は、バルブを操作するためにそれらが外科医の介入を要するという点である。しかしながら、ガイドワイヤがバルブ穴の内径とほぼ同じ直径であるとき(バルブが「シール」位置にあるとき)に良好なシールを達成するなどの更なる課題が存在する。また、従来技術のバルブは、幅広い範囲の直径のガイドワイヤ又は他の器具及び装置をそれらがバルブを通じてシース内へ導入されるときに扱うことも困難である。
従来技術のバルブの大部分は、ガイドワイヤがバルブ内に挿入されるときにバルブ穴を拡張させることができるように屈曲するシリコーンシールを使用する。シリコーンシールの拡張範囲は、バルブのシール特性を決定するのに重要な特性である。一般に、シリコーンは500〜1000%の拡張範囲を有し、このことは、1mm穴が5〜10mmの範囲内の直径まで拡張できることを意味する。ステントグラフト送出システムにおいて効果的に動作するべく、バルブは、外径が0.9mm〜6mmの範囲のガイドワイヤの周囲にシールをもたらすことが求められる。これは、(0.9mmガイドワイヤの周囲に有効なシールを与えるために)0.5mmの内径を伴うとともに最大6mmの拡張を伴う穴を有するバルブを必要とする。しかしながら、これは、従来技術のシリコーンバルブによっては不可能な1200%の拡張比を必要とする。
欧州特許出願公開第0550069号明細書 米国特許出願公開第2011/251565号明細書 国際特許出願公開第98/17341号明細書 国際特許出願公開第03/048616号明細 米国特許出願公開第2010/036504号明細書 米国特許出願公開第2010/0224802号明細書 米国特許第7,753,952号明細書 米国特許第7,445,623号明細書 米国特許第8,118,275号明細書 米国特許第6,808,520号明細書 仏国特許第2,863,504号明細書
本出願人の発明の実現は、バルブ穴を閉鎖するためにねじれ下に置くことができる「砂時計」形態を有することが好ましいバルブを提供することによって前記技術的課題に少なくとも部分的に対処できることである。これは、更なる圧縮を与えるために事前にねじられた形態で及び/又はOリングが装着された状態でもたらされ得る。
本発明の第1の態様によれば、医用器具を(好ましくは血管内技術を使用して)送出するのに用いるバルブであって、長手方向軸に沿って配置される第1の端部及び第2の端部を有する本体と、第1の端部と第2の端部との間に通路を画定する壁と、第1及び第2の端部間に配置されて開口を画定する手段とを備え、開口が非応力状態時に第1の直径を有し、前記第1の直径が第1及び第2の端部の少なくとも一方の通路の内径よりも小さく、前記手段が可撓性材料から形成され、それにより、第1の直径よりも大きい外径を有する要素が開口内に挿入されるときに、開口の直径が、要素を受け入れて要素の周囲にシールを形成するために増大するとともに、前記手段にねじれが加えられるときに、開口の直径が減少する、バルブが提供される。
その端部の一方又は両方の通路(すなわち、好ましくは砂時計形状の通路)の内径よりも小さい非応力状態の直径を有する開口を設けることにより、従来技術のバルブよりもかなり幅広い範囲の直径をシール可能なバルブを提供できることが分かってきた。
好ましくは、開口は、最大で1mm、最も好ましくは0.5mm〜0.9mmの第1の直径を有する。
開口を画定する手段は、バルブの第1及び第2の端部間に通路を画定する壁の内面によって形成されることが好ましく、また、壁と同じタイプの材料(例えばシリコーン)から形成されることが好ましい。
バルブの第1の端部は、開口を画定する前記手段に対してねじれを加えるためにバルブの長手方向軸の周りで第2の端部に対して回転できてもよい。好ましい実施形態において、バルブは、第2の端部に対する第1の端部の回転位置をロックするための手段を更に備え、それにより、開口を画定する手段がねじれ下に保持される。
バルブをロックするための前記手段を設ける利点は、バルブを「事前にねじられた」形態で設けることができ、バルブが使用されるべきことが意図される一連のシナリオを網羅するためにねじれの度合いが固定されることである。例えば、180°〜900°の範囲、最も好ましくは約250°〜600°の範囲の事前ねじれをバルブに与えることができる。好ましい実施形態では、360°の事前ねじれが使用される。事前にねじられたバルブを設けることは、外科医がバルブを操作するためにバルブを自分自身でねじる必要がなく、それにより、ステントグラフトを展開するために必要なガイドワイヤを操作するべく外科医の手が自由な状態のままであることを意味する。
1つの実施形態において、バルブは、バルブ開口の直径の増大に抵抗するための手段、例えば、開口を画定する前記手段の周りに配置される環状要素(又はOリング)等を更に備えてもよく、この場合、環状要素は弾性材料から形成される。例えば、砂時計の最も狭いポイントにおけるバルブの外径に等しい或いはそれよりも僅かに大きい内径を有するOリングが、該Oリングの弾性に起因して、バルブのシール能力を高めるように効果的に作用する。したがって、特定の内径及び/又は拡張に対する抵抗を有するOリングを外科医の要求にしたがって選択できる。
好ましい実施形態において、バルブの第1及び第2の端部間に通路を画定する壁は、第1及び第2の端部間で長手方向引張(長手方向応力と称される)状態にある。例えば、その非応力状態で10mmの長さである通路は、18mmの長さまで伸張され得る。一般に、120%〜150%の長手方向応力が好ましい。長手方向応力下にあるバルブがそうでないバルブよりも良好なシール特性を有することが分かってきた。
バルブは、拡張状態でありつつ適切な「保管寿命」を有するべきである。バルブの形態は、材料をゼロ又は非常に僅かなクリープが生じる状態で使用できるようにする付加的な拡張性を与える。
好ましくは、バルブは、高い拡張性及び非常に低いクリープを有する材料、例えばシリコーンゴムから製造されるが、同様の特性を有する他の材料を使用できる。
有利に、バルブは、例えばePTFEから形成される管状ライナーを含み、この管状ライナーは、バルブの幾つかの特徴の性能を向上させることが分かってきた。特に、管状ライナーは、要素をバルブに挿通させるために必要な力を減らすことが分かってきており、液体潤滑剤の必要性を除去することが分かってきており、バルブルーメンの隣り合う面の付着又は「固着」を防止することによってバルブの寿命を維持することが分かってきており、また、管状ライナーは、バルブに挿通される要素を中心線に従うように案内し、それにより、バルブ構成要素の位置合わせに支障を来し得る衝突のリスクを最小限に抑える。
前述の実施形態に代わる実施形態では、バルブが開口を画定する手段を複数備えてもよく、これらの手段は、バルブの第1及び第2の端部間に連続的に配置される。これは、高圧状況において特に効果的なシールを与える。
ここで、図面を参照して、本発明の多くの好ましい実施形態を一例として説明する。
本発明に係るバルブの平面図を示す。 図1に示されるバルブの一方の端部からの端面図である。 図1に示されるバルブの他方の端部からの端面図である。 図1のバルブの断面図である。
図面を参照すると、図1は、基端部10及び先端部20の両方がプラスチック材料の円形断面から形成されるバルブ100を示す。基端部及び先端部10、20は、それらの中心に基端開口15及び先端開口25をそれぞれ有する。
「砂時計」バルブ壁30がシリコーンから形成されて基端部及び先端部10/20間に配置される。バルブ壁30の形状は、図4において更に詳しく分かる。バルブ壁30は、基端部10に嵌まり込む基端フランジ31を有するとともに、先端部20に嵌まり込む先端フランジ32を有する。バルブ壁30は、使用時にガイドワイヤを受け入れるための開口34をくびれ部33が有する砂時計形状を成す。
構成部分のそれぞれにおける寸法(好ましい寸法のみである)が図1〜図4に示される。
使用時、ガイドワイヤ(図示せず)が、基端開口15に挿通されて、バルブ開口35に通され、先端開口25から抜け出る。その後、バルブ100は、バルブ壁30にねじれを加えて開口34の内径を閉鎖するために、先端部20を基端部10に対して回転させることによりガイドワイヤの周囲でシールするべく閉じられ得る。バルブはねじれ位置へとロックされ得る、或いは、別の実施形態では、バルブは、それが置かれるべき用途に応じて事前にねじられた状態にされ得る。
ガイドワイヤを解放するために、ガイドワイヤを単にバルブ100から引き抜くことができ、或いは、もう一つの方法として、ガイドワイヤをより容易に除去できるようにするべくバルブのねじれを最初に解放することができる。
記載される実施形態及び従属請求項の随意的な好ましい特徴及び変更の全ては、本明細書中で教示される発明の全ての態様において使用できる。また、従属請求項の個々の特徴、及び、記載される実施形態の随意的な好ましい特徴及び変更の全ては、組み合わせることができるとともに、互いに置き換え可能である。
本出願が優先権を主張する基礎となる英国特許出願公開第1402149.7号明細書及びこの出願に添付する要約書における開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (16)

  1. 医用器具を送出するのに用いるバルブであって、
    長手方向軸に沿って配置される第1の端部及び第2の端部を有する本体と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に通路を画定する壁と、
    前記第1及び第2の端部間に配置されて開口を画定する手段と、
    を備え、
    前記開口が非応力状態時に第1の直径を有し、前記第1の直径が前記第1及び第2の端部の少なくとも一方の前記通路の内径よりも小さく、
    前記手段が可撓性材料から形成され、
    それにより、前記第1の直径よりも大きい外径を有する要素が前記開口内に挿入されるときに、前記開口の直径は、前記要素を受け入れて前記要素の周囲にシールを形成するために増大するとともに、
    前記手段にねじれが加えられるときに、前記開口の直径が減少する、バルブ。
  2. 前記開口が最大で1mmの第1の直径を有する、請求項1に記載のバルブ。
  3. 前記第1の直径は、前記第1及び第2の端部の両方の前記通路の内径よりも小さい、請求項1又は請求項2に記載のバルブ。
  4. 前記壁は、前記通路が砂時計形状であるように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載のバルブ。
  5. 開口を画定する前記手段は、前記壁の内面によって形成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のバルブ。
  6. 前記手段は、前記壁と同じタイプの材料から形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のバルブ。
  7. 前記第1の端部は、開口を画定する前記手段に対してねじれを加えるために前記長手方向軸の周りで前記第2の端部に対して回転できる、請求項1から6のいずれか一項に記載のバルブ。
  8. 前記第2の端部に対する前記第1の端部の回転位置をロックするための手段を更に備え、それにより、開口を画定する前記手段がねじれ下に保持される、請求項7に記載のバルブ。
  9. 前記第1の端部は、前記第2の端部に対して360°回転された位置へとロックされる、請求項8に記載のバルブ。
  10. 開口を画定する前記手段は、静止状態で前記開口が前記第1の直径よりも小さい直径を有するような永久ねじれ状態にあるように構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載のバルブ。
  11. 前記開口の直径の増大に抵抗するための手段を更に備える、請求項1から10のいずれか一項に記載のバルブ。
  12. 前記手段は、開口を画定する前記手段の周りに配置される環状要素を備え、前記環状要素が弾性材料から形成される、請求項11に記載のバルブ。
  13. 通路を画定する前記壁は、前記本体の前記第1及び第2の端部間で長手方向引張状態にある、請求項1から12のいずれか一項に記載のバルブ。
  14. 前記壁は、静止長さの120%〜150%である長さまで長手方向軸に沿って伸張される、請求項13に記載のバルブ。
  15. 開口を画定する手段を複数備え、複数の前記手段が前記第1及び第2の端部間に連続して配置される、請求項1から14のいずれか一項に記載のバルブ。
  16. 管状ライナーを更に備える、請求項1から15のいずれか一項に記載のバルブ。
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