JP2017504830A - 導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子 - Google Patents

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Abstract

本発明は、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子を提供し、本導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路と、入力直線導波路に接続された屈曲導波路とを含む入力導波路; 第一の変換直線導波路と、第二の変換直線導波路と、第一の変換直線導波路及び第二の変換直線導波路を接続するテーパ型導波路とを含む変換導波路であって、第一の変換直線導波路が入力直線導波路に隣接して配置され、入力直線導波路と結合されて、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成する、変換導波路;及び、光信号を出力するのに用いられる出力直線導波路を含む出力導波路を含み、出力直線導波路は、第二の変換直線導波路に隣接して配置され、第二の変換直線導波路と結合されて、第二の偏光モードにおける分割及び変換を達成する。本偏光スプリッタ兼偏光回転子は挿入損失を減らすことができ、製造が簡単である。

Description

本発明は通信機器の分野に係り、特に導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子に関する。
インターネットの発展、特にクラウドコンピューティング、クラウドストレージ、及びモバイルインターネットの登場に伴い、通信ネットワークの送信速度及び通信品質に対する要求が高まっている。バックプレーンやエネルギー消費等の技術的制限のため、既存の電子スイッチングでは、スイッチング性能に対して高まり続ける要求に合致することが既にできなくなってきている。全光スイッチングは、低エネルギー消費や大容量等の利点を有し、将来のブロードバンド通信の開発方向である。
フォトニック集積チップ、特にシリコンフォトニックチップは、高帯域や低電力消費等の利点を有し、既存のCMOSプロセスと互換性が有り、将来の全光スイッチングの開発方向及び主要技術である。シリコンフォトニックチップの導波路の寸法制限や複屈折効果等の理由により、シリコンフォトニックチップ中のTEモード(Transverse Electric Wave,電気的横波、電磁波の伝播方向に沿って電場成分がない)及びTMモード(Transverse Magnetic Wave,磁気的横波、電磁波の伝播方向に沿って磁場成分がない)の有効屈折率は異なる。結果として、TEモード及びTMモードは導波路内において異なる送信速度及び送信特性を有する。従って、大半のシリコンフォトニックデバイスは偏光の影響を受け易く、つまり、TEモード又はTMモードのいずれかにおいてのみ使用可能である。
偏光の影響を打ち消すための現状で主流な方法は、偏光ダイバーシティ技術(Polarization diversity technology)を用いること、つまり、偏光ビームスプリッタ(Polarization Beam Splitter)を用いて導波路内においてTEモード及びTMモードを分割して、別々に処理することである。TEモードはTMモードよりも良い性能を有するので、相対的に好ましい解決策は、偏光回転子(Polarization Rotator)を用いて、分割されたTMモードをTEモードに変換して、処理を行い、偏光回転子を用いて、処理された信号をTMモードに再変換することである。消光比及び変換効率を改善するため、実際には、偏光ビームスプリッタと偏光回転子とを両方とも使用する必要がある。大半の既存のデバイスは、偏光分割又は偏光変換の一方の機能しか行うことができず、使用時にはカスケード接続が必要とされるが、これは挿入損失及びデバイス長を増大させる。
図1は、偏光分割及び偏光変換を行うことができるデバイスであり、デバイス全体がSOI(Silicon-On-Insulator,シリコン・オン・インシュレータ)構造に基づいていて、導波路の被覆層は窒化シリコン(Si)である。デバイスは、幅が徐々に変化しているテーパ型導波路101と、非対称な指向性結合器102との複数の部分で構成されている。テーパ型導波路101は入力端(幅w0)においてシングルモード導波路であり、出力端(幅w3)においてマルチモード導波路である。TM光がテーパ型導波路101を通過すると、TM0モードがTE1モードに変換され、変換後に得られたTE1モードは、非対称な結合器102を用いて、幅W4の導波路に結合され、モードが結合後にTEモードに変換されて、光が屈曲導波路103(S字屈曲)を通過して、上部ポートから放出される。他方、非対称な結合器102の有効屈折率が幅w4の導波路のいずれのモードの有効屈折率とも異なるので、入射TE光は、テーパ型導波路101を通過する際に変化せず、非対称な結合器102を通過する際に結合されない。光は下部ポートから放出され、偏光分割及び変換が実現される。
しかしながら、TM0モードからTE1モードへの変換、TE1モードからTE0モードへの結合はどちらも導波路の長さの影響を受け易く、デバイスのプロセスエラーに対する許容範囲は小さく、テーパ型導波路101を通過後に変換されていないTM0モードと、導波路w4に完全に結合されていないTE1モードとが、導波路内に残り、TE0と共に下部ポートから出力されて、デバイスの消光比の減少をもたらす。また、複数の部分のテーパ型導波路が用いられているので、デバイスの全体的な挿入損失及び製造の困難性が増大する。
図2は、偏光分割及び偏光変換の両方を行うことができる他のデバイスであり、デバイス全体は、絶縁テーパ型導波路104、Y字ビームスプリッタ105、π/2位相シフト部106、及び、MMI107(Multimode Interference)で構成されている。
TEモード及びTMモードの光がチップに入射する場合、TM0モードの光については、テーパ型導波路104がTM0モードをTE1モードに変換して、TE1モードの光を二つの経路に分割し、一方の経路の光は、π/位相シフト部106を含む導波路を通過するので、光の位相が変化し、その経路の光は、処理されない他方の経路の光と共にMMI107に入力され、二つのビームに対する干渉イメージングがMMI107内で行われ、最終的に、TE0モードが下部導波路で出力される。TE0モードの光については、光がテーパ型導波路104を通過する際には変化が生じず、その出力はTE0モードの光のままであり、Y字ビームスプリッタ105によって二つの経路に分割され、一方の経路の光は、π/2位相シフト部106を含む導波路を通過するので、光の位相が変化し、その経路の光は、処理されない他方の経路の光と共にMMI107に入力されて、二つのビームに対する干渉イメージングがMMI107内で行われて、最終的に、TE0モードが上部導波路で出力される。このようにして、TE/TMモードの偏光ビーム分割と、TMモードからTEモードへの偏光変換とが実現される。
しかしながら、こうしたデバイスは非常に複雑な構造を有し、テーパ型導波路104、Y字ビームスプリッタ105、π/2位相シフト部106、及び他の構造の複数の部分を用いる。結果として、デバイスの製造の困難性が相対的に高く、デバイスの挿入損失が非常に高い。
本発明は、損入損失を減らすことができて製造が簡単である導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子を提供する。
第一の態様によると、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子が提供され、本導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路を含む入力導波路; 第一の変換直線導波路と、第二の変換直線導波路と、第一の変換直線導波路及び第二の変換直線導波路を接続するテーパ型導波路とを含む変換導波路であって、第一の変換直線導波路が入力直線導波路に隣接して配置され、入力直線導波路と結合され、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成する、変換導波路; 及び、光信号を出力するのに用いられる出力直線導波路を含む出力導波路を含み、出力直線導波路は第二の変換直線導波路に隣接して配置され、第二の変換直線導波路と結合され、第二の偏光モードにおける分割及び変換を達成する。
第一の態様の第一の可能な実施形式では、第一の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が入力直線導波路内のTM0モードの有効屈折率と同じであり、第二の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が出力導波路内のTE0モードの有効屈折率と同じである。
第一の態様の第二の可能な実施形式では、入力直線導波路の幅が第一の幅であり、第一の変換直線導波路の幅が第二の幅であり、第一の幅及び第二の幅が、第一の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が入力直線導波路内のTM0モードの有効屈折率と同じであることを可能にし、出力直線導波路の幅が第一の幅であり、第二の変換直線導波路の幅が第三の幅であり、第三の幅及び第一の幅が、第二の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が出力導波路内のTE0モードの有効屈折率と同じであることを可能にする。
第一の態様の第三の可能な実施形式では、入力導波路及び出力導波路が変換導波路の同じ側に配置される。
第一の態様の第四の可能な実施形式では、入力導波路及び出力導波路が変換導波路の両側に別々に配置される。
第一の態様の第五の可能な実施形式では、入力導波路が、入力直線導波路に接続されている屈曲導波路を更に含み、屈曲導波路が、入力直線導波路と第一の変換直線導波路との間の結合を分割するように構成される。
第一の態様の第六の可能な実施形式では、屈曲導波路が円形導波路又はS字導波路である。
第一の態様の第七の可能な実施形式では、入力導波路、変換導波路、及び出力導波路の物質がシリコン、窒化シリコン、ポリマー、又は半導体である。
第一の態様の第八の可能な実施形式では、入力導波路、変換導波路、及び出力導波路の被覆層の屈折率が、基板の屈折率と異なる。
第一の態様の第九の可能な実施形式では、少なくとも一つの電極が、入力直線導波路、第一の変換直線導波路、第二の変換直線導波路、及び出力直線導波路に加えられ、電極は、電極が配置される導波路の有効屈折率を変更するように構成される。
第一の態様の第十の可能な実施形式では、電極は偏光選択スイッチとして用いられる。
多様な実施形態で提供される導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、偏光分割及び偏光変換の両方の機能を果たすことができ、単純な構造、安定した性能、比較的低い挿入損失、短い全長を有し、これは高密度モノリシック集積にとって有用である。他の偏光変換デバイスと比較して、本導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は単純な構造を有し、機械加工及び製造方法がCMOSプロセスと互換性があり、導波路寸法の互換性が高く、他のデバイス又はシステムとの集積を簡単に行うことができる。
本発明の実施形態又は従来技術の技術的解決策をより明確に説明するため、以下、実施形態を説明するのに必要な添付図面について簡単に説明する。以下説明の添付図面が本発明の一部の実施形態のみを示すものであり、当業者が創作的活動を行わずに添付図面から他の図面を導き出し得ることは明らかである。
偏光分割及び偏光変換を行うことができる既存のデバイスの構造図である。 偏光分割及び偏光変換を行うことができる他の既存のデバイスの構造図である。 本発明の実施形態1に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。 本発明の一実施形態に係る導波路の有効屈折率と導波路幅との間の関係性の図である。 本発明の一実施形態に係る第一の変換直線導波路及び入力直線導波路内のTM0モード及びTE1モードのモード場分布図である。 本発明の一実施形態に係る幅w0及びw1の隣接した導波路内の混合モードの概略図である。 本発明の一実施形態に係るTM0モードとTE1モードとの間の変換関係性である。 本発明の一実施形態に係る導波路w0内のTM0モードと導波路w2内のTE1モードとの間の変換の概略図である。 本発明の一実施形態に係るTE0モード及びTM0モードの分割と、TM0モードのTE0モード辺の変換との概略変換図である。 本発明の実施形態2に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。 本発明の実施形態3に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。 本発明の実施形態4に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。 本発明の実施形態5に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。 本発明の実施形態4及び実施形態5に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子を偏光回転子として用いる際における入力端から入力された信号のモード変換の概略図である。 本発明の実施形態4及び実施形態5に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子を偏光回転子として用いる際における出力端から入力された信号に対して行われる可逆変換の概略図である。 本発明の実施形態6に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。 本発明の実施形態7に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の構造図である。
以下、本発明の実施形態の添付図面を参照して、本発明の実施形態の技術的解決策について明確且つ完全に説明する。説明される実施形態が本発明の実施形態の単に一部であって全部ではないことは明らかである。当業者が本発明の実施形態に基づいて創作的活動を行わずに得る他の全ての実施形態は本発明の保護範囲内にある。
まず、本発明に適用される重要な原理について説明する。隣接して配置された二つの光導波路が、伝播モードについて同じ有効屈折率を有する場合には、エネルギー結合及びモード変換が生じ得る。有効屈折率(effective refractive index)は光導波路を表す重要なパラメータであり、導波路の寸法と、導波路物質の屈折率とに関係している。導波路の寸法及び物質が決定されると、導波路の有効屈折率も決定される。また、有効屈折率は送信光信号のモードにも関係している。光信号が導波路内を異なるモードで伝わる際には、同じ導波路が異なる有効屈折率を有し、有効屈折率の具体的な値はエミュレーションソフトウェアを用いて計算可能である。
本発明のこの実施形態で提供される導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、入力導波路と、変換導波路と、出力導波路とを含む。上記原理を用いて、信号入力端に対して、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、入力導波路及び変換導波路が入力端で同じ有効屈折率を有することを可能にし、隣接して配置される入力導波路及び変換導波路が結合されて、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成するようになる。信号出力端に対して、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、出力導波路及び変換導波路が出力端で同じ有効屈折率を有することを可能にし、隣接して配置される出力導波路及び変換導波路が結合されて、第二の偏光モードにおける分割及び変換を達成するようになる。このようにして、TE及びTMの混合入力光信号が、信号入力端で入力されて、入力導波路と変換導波路との間で生じるエネルギー結合及びモード変換と、変換導波路と出力導波路との間で生じるエネルギー結合及びモード変換とを経ることで、TE及びTMの混合入力光信号を分割して、出力用にTM光をTE光に変換する。
図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態1に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子10を示し、入力導波路11と、変換導波路12と、出力導波路13とを含む。入力導波路11と、変換導波路12と、出力導波路13とはシリコン基板上に配置される。
入力導波路11は、光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路112と、入力直線導波路112に接続された屈曲導波路113とを含む。
変換導波路12は、第一の変換直線導波路121と、第二の変換直線導波路123と、第一の変換直線導波路121及び第二の変換直線導波路123を接続するテーパ型導波路125とを含み、第一の変換直線導波路121は、変換導波路12の入力端に位置し、入力直線導波路112に隣接して配置され、入力直線導波路121と結合されて、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成する。第二の変換直線導波路123は変換導波路12の出力端に位置する。
出力導波路13は、光信号を出力するのに用いられる出力直線導波路131を含み、出力直線導波路131は、第二の変換直線導波路123に隣接して配置され、第二の変換直線導波路123と結合されて、第二の変換モードにおける分割及び変換を達成する。
入力直線導波路112及び第一の変換直線導波路121は同じ方向に沿って延伸し、延伸方向に垂直な所定の間隔で隣接して配置される。第二の変換直線導波路123及び第一の変換直線導波路121は同じ軸方向に延伸している。第二の変換直線導波路123及び出力直線導波路131は同じ方向に沿って延伸し、延伸方向に垂直な所定の間隔で隣接して配置される。
TE/TM混合モード光信号は入力導波路11に入力され得て、TE1モードに対する第一の変換直線導波路121の有効屈折率は、TM0モードに対する入力直線導波路112の有効屈折率と同じである。TE1モードに対する第二の変換直線導波路123の有効屈折率は、TE0モードに対する出力直線導波路131の有効屈折率と同じである。隣接する導波路間に生じるエネルギー結合及びモード変換の上記条件に従って、入力直線導波路112は第一の変換直線導波路121と結合されて、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成し、第二の変換直線導波路123は出力直線導波路131と結合されて、第二の偏光モードにおける分割及び変換を達成する。屈曲導波路113は、入力直線導波路112と第一の変換直線導波路121との間の結合を分割するように構成される。
第一の変換直線導波路121と、第二の変換直線導波路123と、出力直線導波路131との適切な幅(導波路幅)を選択すると、TE1モードに対する第一の変換直線導波路121の有効屈折率は、TM0モードに対する入力直線導波路112の有効屈折率と同じになり、TE1モードに対する第二の変換直線導波路123の有効屈折率は、TE0モードに対する出力直線導波路131の有効屈折率と同じになる。
具体的には、入力直線導波路112の幅は第一の幅w0であり、第一の変換直線導波路121の幅は第二の幅w1であり、第二の変換直線導波路123の幅は第三の幅w2であり、出力直線導波路131の幅は第一の幅w0である。
図4を参照すると、図4は、導波路の有効屈折率と導波路幅との間の関係性の図を示す。図4から、幅w0の標準的な導波路について、適切な導波路幅w1が
βtm0(w0)=βte1(w1)
を満たすように選択され、つまり、TM0モードに対する幅w0の導波路の有効屈折率は、TE1モードに対する幅w1の導波路の有効屈折率と同じであり、エネルギー結合及びモード変換を達成することができる。例えば、図4に示されるように、適切なw0及びw1を選択すると、TM0からTM1へのモード変換を達成することができる。
図5を参照すると、図5は、幅w0の導波路におけるTM0モードと、幅w1の導波路におけるTE1モードとのモード場分布図を示す。TM0モード及びTE1モードの二つの混合モードが、幅w0及びw1の隣接して配置された二つの導波路にそれぞれ存在している。混合モードは図6に示されている。
図6を参照すると、TM0モード及びTE1モードの二つの混合モードが存在しているため、幅w0の導波路内のTM0モードと幅w1の導波路内のTE1モードとの間の変換が生じ、つまり、本実施形態では、入力直線導波路112及び第一の変換直線導波路121が結合された後において、TM0モードがTE1モードに変換されて、図7に示されるように、変換効率は略90%から95%である。入力直線導波路112と第一の変換直線導波路121との結合長は略数十マイクロメートルであり、具体的な値は導波路幅や導波路物質等のパラメータに関係していて、実際の要求に応じて設定される。
TM0モードがTE1モードに変換される場合、TE0モードに対する幅w0の導波路の有効屈折率がいずれのモードに対する幅w1の導波路の屈折率とも異なるので、入力直線導波路112及び第一の変換直線導波路121が結合されている場合には、TE0モードでの結合は生じない。このようにして、入力直線導波路112の幅w0と、第一の変換直線導波路121の幅w1とに対する適切な値を選択して、TM/TEモードを含み入力直線導波路112に入力される混合モードから、TM0モードを分割して、第一の変換直線導波路121と結合させて、TE1モードに変換することができる。
テーパ型導波路125は、第一の変換直線導波路121及び第二の変換直線導波路123を接続し、移行機能を果たす。テーパ型導波路125の接続を用いると、導波路幅は変化して、導波路内の光信号のモードは変化せず、エネルギー損失がほとんどない。本実施形態では、テーパ型導波路125は断熱テーパ型導波路であり、テーパ型導波路125の入口幅はw1であり、テーパ型導波路125の出口幅はw2であり、幅が徐々に増大する。第一の変換直線導波路121内の光信号がテーパ型導波路125を通過した後、光信号のモードは変化せず、TE1モードのままである。
入力直線導波路112と第一の変換直線導波路121との間のモード変換の原理と同様に、第二の変換直線導波路123の幅w2と、出力直線導波路131の幅w0とについても適切な値が以下の条件を満たすように選択される:
βte0(w0)=βte1(w2)
つまり、TE1モードに対する幅w2の導波路の有効屈折率は、TE0モードに対する幅w0の導波路の有効屈折率と同じであり、エネルギー結合及びモード変換を達成することができる。例えば、図4に示されるように、適切なw0及びw1を選択すると、TE1からTE0へのモード変換を達成することができる。
この場合、幅w2の導波路内のTE1モードと幅w1の導波路内のTE0モードとの間の変換が生じ、つまり、本実施形態では、第二の変換直線導波路123及び出力直線導波路131が結合された後、TE1モードがTE0モードに変換されて、TE0モードの光信号が、出力直線導波路131を介して出力される。図8に示されるように、TE1モードのTE0への変換効率は95%よりも高く、結合長は略数十マイクロメートルであり、具体的な値は導波路の幅や物質等のパラメータに関係している。幅w0の出力直線導波路131内のTM0モードの有効屈折率は、幅w2の第二の変換直線導波路123内のいずれのモードの有効屈折率とも異なるので、TM0モードでの結合は生じない。
図9を参照すると、図9は、本発明の一実施形態に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子10におけるエネルギー結合及びモード変換の概略手順図を示す。
TE0/TM0混合モードの光信号が入力直線導波路112に入力される。入力直線導波路112と第一の変換直線導波路121との間の結合及びモード変換が行われた後、TM0モードが、入力光信号から分割されて、TE1モードに変換されて、第一の変換直線導波路121に結合される。
結合が達成された後、入力直線導波路112内の光信号は、屈曲導波路113に送られる。TE0モードは屈曲導波路を介して出力される。TM0モードは屈曲導波路内においてTE0モードよりも大きな損失を有しているので、屈曲導波路113の屈曲度を増大させることによって、残存しているTM0モードを減らし得て、消光比を改善するという目的を達成する。
光信号のモードはテーパ型導波路125内で変化せず、つまり、第一の変換直線導波路121及び第二の変換直線導波路123の両方においてTE1モードである。
第二の変換直線導波路123内のTE1モードの光信号については、出力直線導波路131と第二の変換直線導波路123との間の結合及びモード変換が行われた後、TE1モードがTE0モードに変換されて、出力用に出力直線導波路131に結合される。
本発明のこの実施形態に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子10では、多様な導波路は、高屈折率を有する物質製、例えば、シリコン、窒化シリコン、ポリマー、半導体製である。二酸化シリコンが基板用に選択され得て、被覆層の物質は、基板の物質とは異なり、例えば、空気、又は低屈折率を有する他の物質であり得て、モード間結合及び変換を増強することができる。
本発明のこの実施形態に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子10は、偏光分割及び偏光変換の両方の機能を果たすことができ、単純な構造及び安定した性能を有する。
本発明のこの実施形態に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子10は比較的低い挿入損失(挿入損失は、光エネルギーが挿入デバイス内に伝わった後における光エネルギーの入射光強度に対する出射光強度の比を表す)を有し、挿入損失の値は0.5dBから1dBの範囲内にあり、高い変換効率を有する。その全長は短く、50μm未満であり得て、高密度モノリシック集積にとって有用である。また、波長に対する感度が低くて、Cバンド(C band)全体において使用することができる。
他の偏光変換デバイスと比較して、本発明のこの実施形態に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子10は単純な構造を有し、機械加工及び製造方法がCMOSプロセスと互換性があり、導波路寸法に対する互換性が高く、他のデバイス又はシステムとの集積を簡単に実現することができる。
図10を参照すると、本発明の実施形態2に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は実施形態1のものと同様であり、入力導波路21と、変換導波路22と、出力導波路23とを含む。入力導波路21及び出力導波路23は、変換導波路22の両側に別々に配置される。
入力導波路21は、光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路212と、入力直線導波路212に接続された屈曲導波路213とを含む。実施形態1からの相違点は屈曲導波路213が円形導波路である点である。
勿論、屈曲導波路213の形状は、実施形態1のS字導波路や実施形態2の円形に限定されず、他の形状にもなり得て、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子を他のデバイスに接続する際には、実際の要求に応じた適切な形状を選択し得て、空間を効果的に利用し得て、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、他のデバイスに接続されている際に高い柔軟性を有する。
図11を参照すると、本発明の実施形態3に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は実施形態2のものと同様であり、相違点は、入力導波路21及び出力導波路23が変換導波路22の同じ側に配置される点である。このようにして、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子が他のデバイスに接続される際には、実際の要求に応じた適切な配置が選択され得て、空間を効果的に利用し得て、導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、他のデバイスに接続されている際に高い柔軟性を有する。
図12を参照すると、本発明の実施形態4に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、偏光回転子として用いられ、実施形態4に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、実施形態1のものと同様に、入力導波路41と、変換導波路42と、出力導波路43とを含む。相違点は、入力導波路41が、光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路412のみを含む点である。変換導波路42は第一の変換直線導波路421と、第二の変換直線導波路423と、第一の変換直線導波路421及び第二の変換直線導波路423を接続するテーパ型導波路425とを含む。入力導波路41及び出力導波路43は変換導波路42の両側に別々に配置される。
実施形態1において詳細に説明したエネルギー結合及びモード変換の原理と同じく、入力直線導波路412が変換導波路42の第一の変換直線導波路421と結合された後、入力TM0モードはTE1モードに変換されて、変換導波路42に結合される。変換導波路42の第二の変換直線導波路423が出力導波路43と結合された後、変換導波路42内のTE1はTE0モードに変換されて、出力導波路43に結合される。
入力直線導波路412の幅w0、第一の変換直線導波路の幅w1、第二の変換直線導波路の幅w2、及び、出力導波路43の幅w0の選択される値は、実施形態1のものと同じである。
図13を参照すると、本発明の実施形態5に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は実施形態4のものと同様であり、相違点は、入力導波路41及び出力導波路43が変換導波路42の同じ側に配置される点である。
図14及び図15を参照すると、本発明の実施形態4及び実施形態5に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は、偏光回転子として用いられる際に可逆性を有し、つまり、光信号を出力導波路43からも入力し得て、出力導波路43と変換導波路42との間の結合及びモード変換と、変換導波路42と入力導波路41との間の結合及びモード変換とを経た後に、入力導波路41から出力し得る。
具体的には、出力導波路43への入力の際に、TE0モードの光信号は、出力導波路43と変換導波路42との間の結合及び変換を経て、TE1モードに変換される。変換導波路42と入力直線導波路412との間の結合及びモード変換の後、TE1がTM0モードに変換されて、入力導波路41から出力される。
図16及び図17を参照すると、本発明の実施形態6に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子は実施形態1から実施形態3のものと同様であり、入力導波路61と、変換導波路62と、出力導波路63とを含む。入力導波路61は、光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路612と、入力直線導波路612に接続された屈曲導波路613とを含む。変換導波路62は、第一の変換直線導波路621と、第二の変換直線導波路623と、第一の変換直線導波路621及び第二の変換直線導波路623を接続するテーパ型導波路625とを含む。出力導波路63は、光信号を出力するのに用いられる出力直線導波路631を含む。
実施形態6と実施形態1から実施形態3との間の相違点は、制御電極601が本発明の実施形態6に係る導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子の導波路内に配置されている点である。制御電極601の機能は、導波路の屈折率を変更することであり、制御電極601の形成原理は、熱電極又は電流注入電極であり得る。導波路の屈折率は、制御電極601の電流を制御することによって変更され得て、導波路の中心波長を微調整する機能を達成する。
制御電極601は、入力直線導波路61、第一の変換直線導波路621、第二の変換直線導波路623、及び出力直線導波路63内に配置され得る。一つ以上の制御電極が存在し得る。
図16を参照すると、実施形態6では、制御電極601は、出力直線導波路612及び出力直線導波路631内に配置される。
図17を参照すると、実施形態7では、制御電極601は、第一の変換直線導波路621及び第二の変換直線導波路623内に配置される。
制御電極601の電流を制御することによって、導波路の屈折率を変更し得るので、一実施形態では、電極601は偏光選択スイッチとして用いられる。つまり、入力導波路61と変換導波路62との間、又は、変換導波路62と出力導波路63との間等のエネルギー結合及びモード変換を行うかどうかを、制御電極601の電流値を変更することによって制御する。
最後に、上記実施形態は本発明の技術的解決策を説明するためだけのものであって、本発明を限定するものではない点に留意されたい。上記実施形態を参照して、本発明を詳細に説明してきたが、当業者は、本発明の実施形態の技術的解決策の要旨及び範囲から逸脱せずに、上記実施形態で説明された技術的解決策を更に修正して、その技術的特徴について等価な置換を行い得ることを理解するものである。
11 入力導波路
112 入力直線導波路
113 屈曲導波路
12 変換導波路
121 第一の変換直線導波路
123 第二の変換直線導波路
125 テーパ型導波路
13 出力導波路
131 出力直線導波路
変換導波路12は、第一の変換直線導波路121と、第二の変換直線導波路123と、第一の変換直線導波路121及び第二の変換直線導波路123を接続するテーパ型導波路125とを含み、第一の変換直線導波路121は、変換導波路12の入力端に位置し、入力直線導波路112に隣接して配置され、入力直線導波路112と結合されて、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成する。第二の変換直線導波路123は変換導波路12の出力端に位置する。
この場合、幅w2の導波路内のTE1モードと幅w0の導波路内のTE0モードとの間の変換が生じ、つまり、本実施形態では、第二の変換直線導波路123及び出力直線導波路131が結合された後、TE1モードがTE0モードに変換されて、TE0モードの光信号が、出力直線導波路131を介して出力される。図8に示されるように、TE1モードのTE0への変換効率は95%よりも高く、結合長は略数十マイクロメートルであり、具体的な値は導波路の幅や物質等のパラメータに関係している。幅w0の出力直線導波路131内のTM0モードの有効屈折率は、幅w2の第二の変換直線導波路123内のいずれのモードの有効屈折率とも異なるので、TM0モードでの結合は生じない。
制御電極601は、入力直線導波路612、第一の変換直線導波路621、第二の変換直線導波路623、及び出力直線導波路631内に配置され得る。一つ以上の制御電極が存在し得る。
図16を参照すると、実施形態6では、制御電極601は、入力直線導波路612及び出力直線導波路631内に配置される。

Claims (11)

  1. 光信号を入力するのに用いられる入力直線導波路を備える入力導波路と、
    第一の変換直線導波路と、第二の変換直線導波路と、前記第一の変換直線導波路及び前記第二の変換直線導波路を接続するテーパ型導波路と、を備える変換導波路であって、前記第一の変換直線導波路が、前記入力直線導波路に隣接して配置され、前記入力直線導波路と結合され、第一の偏光モードにおける分割及び変換を達成する、変換導波路と、
    前記光信号を出力するのに用いられる出力直線導波路を備える出力導波路であって、前記出力直線導波路が、前記第二の変換直線導波路に隣接して配置され、前記第二の変換直線導波路と結合され、第二の偏光モードにおける分割及び変換を達成する、出力導波路と、を備える導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  2. 前記第一の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が前記入力直線導波路内のTM0モードの有効屈折率と同じであり、前記第二の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が前記出力導波路内のTE0モードの有効屈折率と同じである、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  3. 前記入力直線導波路の幅が第一の幅であり、前記第一の変換直線導波路の幅が第二の幅であり、前記第一の幅及び前記第二の幅が、前記第一の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が前記入力直線導波路内のTM0モードの有効屈折率と同じであることを可能にし、前記出力直線導波路の幅が前記第一の幅であり、前記第二の変換直線導波路の幅が第三の幅であり、前記第三の幅及び前記第一の幅が、前記第二の変換直線導波路内のTE1モードの有効屈折率が前記出力導波路内のTE0モードの有効屈折率と同じであることを可能にする、請求項2に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  4. 前記入力導波路及び前記出力導波路が前記変換導波路の同じ側に配置されている、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  5. 前記入力導波路及び前記出力導波路が前記変換導波路の両側に別々に配置されている、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  6. 前記入力導波路が、前記入力直線導波路に接続されている屈曲導波路を更に備え、前記屈曲導波路が、前記入力直線導波路と前記第一の変換直線導波路との間の結合を分割するように構成されている、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  7. 前記屈曲導波路が円形導波路又はS字導波路である、請求項6に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  8. 前記入力導波路、前記変換導波路、及び前記出力導波路の物質が、シリコン、窒化シリコン、ポリマー、又は半導体である、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  9. 前記入力導波路、前記変換導波路、及び前記出力導波路の被覆層の屈折率が、基板の屈折率と異なる、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  10. 少なくとも一つの電極が、前記入力直線導波路、前記第一の変換直線導波路、前記第二の変換直線導波路、及び前記出力導波路に加えられていて、前記電極が、前記電極が配置されている導波路の有効屈折率を変更するように構成されている、請求項1に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
  11. 前記電極が偏光選択スイッチとして用いられる、請求項10に記載の導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子。
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