JP2017504697A - 洗浄製品及びその調製方法 - Google Patents

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Abstract

海洋生物資源をベースとする洗浄製品が、最適化された方法を使用することにより、担体としての廃棄物マイクロナノ骨格材料、並びに補助材料としての、海藻活性物質、生物学的活性触媒及び脱イオン水を、特定の割合及び適切な温度で使用することによって調製される。【選択図】なし

Description

本発明は、洗剤製品の調製の技術分野に属し、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品及び調製方法に特に関する。
現在、市場には、洗濯石鹸、洗濯用粉末、液体の洗濯用洗剤及び洗濯用ボールなどの広範囲の洗浄製品がある。しかしながら、その大部分は全て人工的に合成され、それらは人体に対してある種の有害性を有するだけでなく、洗浄後に環境汚染を惹起するであろう廃水を排出する。それ故、より健康によく且つより環境にやさしい天然の洗浄製品が依然として、当技術分野において必要とされている。
今日までに、先行技術において、多くの健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品に関する多数の報告がされてきたが、不十分な浸透力、低い汚れ除去効率、複雑で多様な成分、及び配合の顕著な難しさという欠点が未だある。一方、化学成分を使用して、人工的に合成された化合物から調製された他の洗濯用粉末、液体の洗濯用洗剤又は洗濯石鹸は、ヒトの皮膚にある種の有害性を有し且つ環境汚染を引き起こし易い。
本発明は、貝殻粉末が強い吸収力及び天然の界面活性物質を有し、生物学的活性触媒が天然に存在するという事実に基づいて、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を開発する。成分の適当な選択及び特定の最適化により、上記健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品は、単純な及び効果的な成分、優れた洗浄効果及び健康によくて環境にやさしいという多くの優れた性質を同時に有し、極めて強い汚れ除去力、吸着能力並びに滅菌及び消毒能力を有し、汚染物を分解することができて、環境にやさしく及び手に無害である。
本発明においては、担体としての廃棄物であるマイクロナノ貝殻骨格(shell skeleton)材料、並びに補助材料としての、海藻活性物質、生物学的活性触媒及び脱イオン水が、最適化されたプロセスを使用して、ある一定の比、適切な温度で調合されて、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を形成する。
本発明の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品の組成は、マイクロナノ貝殻骨格材料、海藻活性物質、生物学的活性触媒及び脱イオン水を含む。
本発明の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品の各成分の質量による含有率は、100質量部に基づいて以下の通りである。
成分 質量部
マイクロナノ貝殻骨格材料 10〜40
海藻活性物質 10〜30
生物学的活性触媒 5〜25
脱イオン水 残余
前記海藻活性物質は、藻類から抽出されたアルギン酸ナトリウムである。
本発明の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品では、マイクロナノ貝殻骨格材料の質量部は、10〜40部であり、この範囲はその中に任意の部分範囲、例えば、12〜28部、15〜30部、28〜36部及び30〜40部などを含む。
本発明の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品では、海藻活性物質の質量部は、10〜30部、例えば、10〜12部、12〜15部及び15〜20部などである。
本発明の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品では、生物学的活性触媒の質量部は、5〜25部、例えば、5〜10部、8〜17部及び10〜25部などである。
前記マイクロナノ貝殻骨格材料を調製する方法は、1)酸及び塩基を使用して、貝殻表面にある有機及び無機汚染物を貝殻から逐次的に除去するステップ;2)処理された貝殻を、電熱型吹き込み乾燥ボックスに入れて乾燥させるステップ;3)乾燥された貝殻を、粉砕機を使用して粉砕し、200〜300メッシュの篩を通すステップ;4)得られた貝殻粉末を活性化するステップであって、上記貝殻粉末を低温予備焼結状態にして、その中の水が完全脱水まで蒸発されることを可能にする、ステップ;及び5)得られた貝殻粉末をマッフル炉に入れて、600〜1000℃の高温で2〜4時間、孔変更技術を使用して焼結して、マイクロナノ貝殻骨格材料を調製するステップを含む。
上のステップ1)において、前記貝殻は、イガイ(mussel)、ホタテガイ(scallop)、カキ(oyster)及びアコヤガイ(Pinctada martensii)のうちの1種又は複数種であり;前記酸は、塩酸、硝酸及び硫酸のうちの1種又は複数種であり;及び前記塩基は水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムである。
上のステップ2)において、前記貝殻の乾燥温度は85℃である。
前記海藻活性物質を抽出する方法は以下の通りである:1)藻類を浸漬して不純物及び水溶性成分、例えば、フコイダン及び無機塩を除去し、次に藻類を取り出して、洗浄し、均一なブロックに切り;2)0.001〜0.01mol/Lの希塩酸で処理して、次に炭酸ナトリウムを加え、40〜80℃で0.5〜3時間、攪拌下に反応させ;3)消化液を濾過して粗粒子を除去し、次に希釈のための水を加え、その後、希塩酸を、綿状の沈殿が現れ始めるまでゆっくり加えて、6〜15時間静置し、最後に、アルギン酸が凝集して酸凝塊(acid clot)になるように、希塩酸をゆっくり加えてpHを1.5〜2.5に調節し;及び4)その酸凝塊を回収して、酸凝塊を洗浄、脱水、粉砕し、粉末状炭酸ナトリウムを攪拌下に加え、さらに6〜10wt%の水酸化ナトリウムを加えて、攪拌下に均一に混合し、3〜8時間静置して、酸凝塊をアルギン酸ナトリウムに完全に変換する、すなわち、海藻活性物質を得る。
上記の藻類は、マコンブ(Laminaria japonica)及びホンダワラ(Hainan Sargassum)のうちの1種又は複数種である。
生物学的活性触媒を調製する方法は、以下の通りである:1)特定の真菌を洗浄して清浄化し、それを電熱型吹き込み乾燥ボックスに入れて40〜80℃で乾燥し、粉砕機で粉砕して、200〜300メッシュの篩に通し;2)調製された原料を、圧力下で加熱処理するために、材料と液体の比が(1:8)〜(1:12)となるように水中に入れ、加水分解温度は100℃であり、加水分解時間は2〜5時間で制御され;3)加熱処理及び加水分解の完了後分離して、上記溶液のpHを8〜9.5に調節し、減圧下で濾過して濾液を得;及び4)得られた濾液の減圧蒸留を、ロータリーエバポレーターを60〜80℃で使用して実施し、元の濾液の25〜40%に濃縮して、生物学的活性触媒を得る。
上記の特定の真菌は、ドンコ(snake butter)、シイタケ及びエノキタケ(needle mushroom)のうちの1種又は複数種である。
本発明の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製する方法は、マイクロナノ貝殻骨格材料、海藻活性物質、生物学的活性触媒及び脱イオン水を、上記の比に従って15〜50℃で攪拌し、分子の多相の組合せ(molecular multiphase combination)を実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製することを含む。
日常生活で使用するための海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品は、本発明で調製される。その製品はマイクロナノ貝殻骨格材料を主成分として用いて調製され、使用される全ての原料は如何なる化学的添加剤及び人工的に合成された洗剤も添加されていない天然活性材料であり、環境にやさしく、無毒性及び無害であり、衣服における人工的に及び化学的に合成された洗剤の残留物を避けている。それに加えて、本発明の洗浄製品は、強い浸透力、強い汚れ除去力、及び明白な滅菌効果を有し、汚染物を分解することができて、二次汚染を生じない。したがって、本発明の洗浄製品は、広範な工業化の見込み及び市場的価値を有する。
[特定の実施形態]
本発明を、下で特定の実施形態により詳細に説明することにするが、これらの例示の実施形態は、本発明の保護の実際の範囲に対して如何なる形にせよ如何なる限定となることも意図されない。
実施形態1
1.マイクロナノ貝殻骨格材料を調製する方法:1)酸及び塩基を使用して、有機及び無機汚染物をホタテガイ及びカキの表面から逐次的に除去する;2)処理されたホタテガイ及びカキを、電熱型吹き込み乾燥ボックスに入れて85℃で乾燥する;3)乾燥されたホタテガイ及びカキを、粉砕機を使用して粉砕し、200メッシュの篩を通す;4)得られた貝殻粉末を活性化する、すなわち、その貝殻粉末を低温予備焼結状態にしてその中の水が完全脱水まで蒸発されることを可能にする;及び5)得られた貝殻粉末をマッフル炉に入れて、800℃の高温で4時間、孔変更技術を使用して焼結して、マイクロナノ貝殻骨格材料を調製する。
2.前記海藻活性物質の抽出は、1)マコンブを浸漬して不純物及び水溶性成分、例えば、フコイダン及び無機塩を除去し、次にそのマコンブを取り出して、洗浄し、均一なブロックに切ること;2)0.005mol/Lの希塩酸により25℃で処理して、次に炭酸ナトリウムを加え、攪拌下に65℃で1.5時間反応させること;3)その消化液を濾過して粗粒子を除去し、濾過した後、希塩酸を、上記希釈された材料液体に、綿状の沈殿が現れ始めるまでゆっくり加え、次に10時間静置して、最後に、アルギン酸が凝集して酸凝塊になるように、希塩酸をゆっくり加えてpHを約2に調節すること;及び4)酸凝塊を回収して、酸凝塊を洗浄、脱水、粉砕して、粉末状炭酸ナトリウムを攪拌下に加え、約8wt%の水酸化ナトリウムをさらに加えて、攪拌下で均一に混合し、5時間静置して、その変換プロセスを完了させてアルギン酸ナトリウムを生成させることを含む。
3.生物学的活性触媒の調製は以下の通りである:1)ドンコ及びシイタケを洗浄して清浄化し、それを電熱型吹き込み乾燥ボックスに入れて65℃で乾燥させ、粉砕機で粉砕して、200メッシュの篩に通し;2)調製された原料を、圧力下で加熱処理するために、材料と液体の比が1:9となるように水中に入れ、加水分解温度は100℃であり、加水分解時間は3時間で制御され;3)加熱処理及び加水分解の完了後分離して、上記溶液のpHを9に調節して、減圧下で濾過して濾液を得;4)得られた濾液の減圧蒸留を、ロータリーエバポレーターを70℃で使用して実施して、元の濾液の1/3に濃縮して、生物学的活性触媒を得る。
合計を100質量部として、10質量部の上記の調製されたマイクロナノ貝殻骨格材料、15質量部の上記の調製された海藻活性物質、8質量部の上記の調製された生物学的活性触媒及び残余の脱イオン水を、均一に混合して、35℃で攪拌し、分子の多相の組合せを実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製し、第1群と名づける。
実施形態2
合計を100質量部として、20質量部の実施形態1で調製されたマイクロナノ貝殻骨格材料、20質量部の実施形態1で調製された海藻活性物質、10質量部の実施形態1で調製された生物学的活性触媒及び残余の脱イオン水を、均一に混合して、35℃で攪拌し、分子の多相の組合せを実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製し、第2群と名づける。
実施形態3
合計を100質量部として、25質量部の実施形態1で調製されたマイクロナノ貝殻骨格材料、20質量部の実施形態1で調製された海藻活性物質、15質量部の実施形態1で調製された生物学的活性触媒及び残余の脱イオン水を、均一に混合して、35℃で攪拌し、分子の多相の組合せを実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製し、第3群と名づける。
実施形態4
合計を100質量部として、20質量部の実施形態1で調製されたマイクロナノ貝殻骨格材料、18質量部の実施形態1で調製された海藻活性物質、20質量部の実施形態1で調製された生物学的活性触媒及び残余の脱イオン水を、均一に混合して、35℃で攪拌し、分子の多相の組合せを実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製し、第4群と名づける。
実施形態5
合計を100質量部として、30質量部の実施形態1で調製されたマイクロナノ貝殻骨格材料、20質量部の実施形態1で調製された海藻活性物質、15質量部の実施形態1で調製された生物学的活性触媒及び残余の脱イオン水を、均一に混合して、35℃で攪拌し、分子の多相の組合せを実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製し、第5群と名づける。
性能試験の実験
1.汚れ除去効果試験:同じ種類の均一な汚れにより汚された、長方形の同じ寸法の白色布ストリップを洗浄機に入れて、次に実施形態1〜5で調製された同じ重量の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を加え、それらを分散させた後、洗浄機を始動して同じ時間洗浄し、次に白色度の計器(白色度計)を使用してそれらの白色度及び清浄度を測定する。
実験ステップ:
(1)清浄な白色布ストリップの白色度及び清浄度を、3回測定の平均値を取って参照標準として測定する;
(2)5片の汚れた布ストリップを実験群として取り、洗浄前の5群の汚れた布ストリップの白色度及び清浄度をそれぞれ試験して、3回測定の平均値を取る;
(3)5群の汚れた布ストリップを、上記の方法により洗浄し、次に風乾して、汚れた布ストリップの洗浄後の白色度及び清浄度を決定し、3回測定の平均値を取る;及び
(4)以下の式を使用して汚れ除去効率を計算する:
汚れ除去効率(%)=[(汚れた布ストリップの洗浄後の白色度及び清浄度−汚れた布ストリップの洗浄前の白色度及び清浄度)/(清浄な白色布ストリップの白色度及び清浄度−汚れた布ストリップの洗浄前の白色度及び清浄度)]×100%。実験結果を表1に示す。
2.滅菌効果試験:黄色ブドウ球菌及び大腸菌を滅菌試験ための細菌の種として使用し、実施形態1〜5で調製された海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を滅菌剤として使用する。
実験ステップ:
(1)黄色ブドウ球菌及び大腸菌の0.5mLの細菌懸濁液と、4.5mLの本発明の実施形態1〜5で調製された海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品とをそれぞれ均一に混合し、静置して10分間作用させた後、2種の細菌−滅菌剤懸濁液をそれぞれ得る;及び
(2)0.5mLの各細菌−滅菌剤懸濁液を取り、4.5mLの中和剤を加え、それを均一に混合した後、一体化を8分間行って、0.5mLのそれぞれ均一に混合された液体をプレートに接種して、添加物のない寒天を注いで均一に混合し、培養を37℃で36時間実施し、コロニーの数を数えて、滅菌率を計算した。実験結果を表2に示す。
結果の分析:
Figure 2017504697
表1における結果から、本発明の健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を用いた洗浄後の汚れ除去効率は、80%以上に達することが見てとれ、成分の適当な選択及び特定の組合せにより、上記洗浄製品は、優れた汚れ除去効果を示すことがわかる。
Figure 2017504697
表2における結果から、静菌実験で、本発明の健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を使用して90%以上に達する滅菌率の優れた効果が得られることが見てとれ、成分の適当な選択及び特定の組合せにより、上記洗浄製品は優れた滅菌及び消毒能力を伴うことがわかる。
まとめると、本発明の健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品は、単純な成分、便利な調製、その他の利点を有し、成分の適当な選択及び特定の組合せにより優れた汚れ除去効果を示し、優れた滅菌及び消毒能力も伴い、驚異的効果を達成して、広範な工業化の見込み及び市場的価値を有する。
これらの実施形態の使用は、本発明の保護の範囲を限定することを意図するのではなく、本発明を説明するためにのみ使用されていることが理解されるべきである。それに加えて、本発明の技術的内容を読んだ後には、当業者は、本発明に種々の変更、改変及び/又は変形を施すであろう。これら全ての等価形態は、本出願に添付された特許請求の範囲の保護の範囲内に入るということも理解されるべきである。

Claims (10)

  1. 製品の組成が、マイクロナノ貝殻骨格材料、海藻活性物質、生物学的活性触媒及び脱イオン水を含むことを特徴とする、海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  2. 100質量部に基づいて、前記製品の各成分の質量による含有率が、
    成分 質量部
    マイクロナノ貝殻骨格材料 10〜40
    海藻活性物質 10〜30
    生物学的活性触媒 5〜25
    脱イオン水 残余
    であることを特徴とする、請求項1に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  3. 前記海藻活性物質が藻類から抽出されたアルギン酸ナトリウムであることを特徴とする、請求項2に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  4. 前記マイクロナノ貝殻骨格材料を調製する方法が、1)酸及び塩基を使用して、貝殻表面にある有機及び無機汚染物を貝殻から逐次的に除去するステップ;2)処理された貝殻を、電熱型吹き込み乾燥ボックスに入れて乾燥させるステップ;3)乾燥された貝殻を、粉砕機を使用して粉砕し、200〜300メッシュの篩を通すステップ;4)得られた貝殻粉末を活性化するステップであって、前記貝殻粉末を低温予備焼結状態にして、その中の水が完全脱水まで蒸発されることを可能にする、ステップ;及び5)得られた貝殻粉末をマッフル炉に入れて、600〜1000℃の高温で2〜4時間、孔変更技術を使用して焼結して、前記マイクロナノ貝殻骨格材料を調製するステップを含むことを特徴とする、請求項2に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  5. ステップ1)において、前記貝殻が、イガイ、ホタテガイ、カキ及びアコヤガイのうちの1種又は複数種であり;前記酸が、塩酸、硝酸及び硫酸のうちの1種又は複数種であり;及び前記塩基が、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムであることを特徴とする、請求項4に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  6. 前記海藻活性物質を抽出する方法が、1)藻類を浸漬して不純物及び水溶性成分、例えば、フコイダン及び無機塩を除去し、次に前記藻類を取り出して、洗浄し、均一なブロックに切るステップ;2)0.001〜0.01mol/Lの希塩酸で処理して、次に炭酸ナトリウムを加え、40〜80℃で0.5〜3時間、攪拌下に反応させるステップ;3)消化液を濾過して粗粒子を除去し、次に希釈のための水を加え、その後、希塩酸を、綿状の沈殿が現れ始めるまでゆっくり加えて、6〜15時間静置し、最後に、アルギン酸が凝集して酸凝塊になるように、希塩酸をゆっくり加えてpHを1.5〜2.5に調節するステップ;及び4)前記酸凝塊を回収し、前記酸凝塊を洗浄、脱水、粉砕し、粉末状炭酸ナトリウムを攪拌下に加え、さらに6〜10wt%の水酸化ナトリウムを加えて、攪拌下に均一に混合し、3〜8時間静置して、前記酸凝塊をアルギン酸ナトリウムに完全に変換するステップであって、前記海藻活性物質を得る、ステップ
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  7. 前記藻類が、マコンブ及びホンダワラのうちの1種又は複数種であることを特徴とする、請求項6に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  8. 前記生物学的活性触媒を調製する方法が、1)特定の真菌を洗浄して清浄化し、それを電熱型吹き込み乾燥ボックスに入れて40〜80℃で乾燥し、粉砕機で粉砕して、200〜300メッシュの篩に通すステップ;2)調製された原料を、圧力下で加熱処理するために、材料と液体の比が(1:8)〜(1:12)となるように水中に入れるステップであって、加水分解温度が100℃であり、加水分解時間が2〜5時間で制御される、ステップ;3)加熱処理及び加水分解の完了後、分離して、溶液のpHを8〜9.5に調節し、減圧下で濾過して濾液を得るステップ;及び4)得られた濾液の減圧蒸留を、ロータリーエバポレーターを60〜80℃で使用して実施し、元の濾液の25〜40%に濃縮して、前記生物学的活性触媒を得るステップ
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  9. 前記特定の真菌が、ドンコ、シイタケ及びエノキタケのうちの1種又は複数種であることを特徴とする、請求項8に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品。
  10. 請求項2〜9のいずれか一項に記載の海洋生物資源をベースとする健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製する方法であって、前記方法の特定の操作のステップが、マイクロナノ貝殻骨格材料、海藻活性物質、生物学的活性触媒及び脱イオン水を、所定の比に従って15〜50℃で攪拌し、分子の多相の組合せを実施して濃厚な液体、すなわち、海洋生物資源をベースとする前記健康によく環境にやさしいマイクロナノ洗浄製品を調製するステップを含むことを特徴とする、マイクロナノ洗浄製品を調製する方法。
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