JP2017503591A - ジョイスティックを有する操舵可能な外科装置と方法 - Google Patents

ジョイスティックを有する操舵可能な外科装置と方法 Download PDF

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Abstract

本開示の一つの典型的側面に係る外科装置は、とりわけ、当該外科装置の遠位端における治具と、ボールを含むジョイスティックとを含む。ジョイスティックの動きは、治具の動きをもたらす。外科装置さらに、ジョイスティックのボールを受容するソケットを含むハウジングを含む。

Description

関節鏡処置のような外科処置中において、剛性の外科器具を介してはアクセス不可能な解剖学的組織へのアクセスを許容するべく、操舵可能な外科装置が使用される。
このような装置の一つは、Arthrex社のNav−X(登録商標)である。Nav−X(登録商標)は例えば、可動ハンドピースと、当該ハンドピースから延びる剛性シャフトと、当該装置の遠位端において治具を支持する関節端とを含む。外科医は使用中、ハンドピースを動かすことによって、かつ、自分の手又は患者の軟組織を支点として、治具を位置決めする。
国際公開第2013/116692(A1)号 米国特許出願公開第2007/225562(A1)号明細書 米国特許出願公開第2012/150155(A1)号明細書
本開示の一つの典型的側面に係る外科装置は、とりわけ、当該外科装置の遠位端における治具と、ボールを含むジョイスティックとを含む。ジョイスティックの動きは、治具の動きをもたらす。外科装置さらに、ジョイスティックのボールを受容するソケットを含むハウジングを含む。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、外科装置は支点アセンブリを含む。支点アセンブリは、ジョイスティックの第1方向の動きが、治具の第1方向の動きをもたらすように構成される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、支点アセンブリは、当該外科装置のハウジング内の内部キャビティの中に中間部材を含む。中間部材は、ジョイスティックに動作可能に接続される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、中間部材は、ボール継手を介してジョイスティックに動作可能に接続される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、少なくとも一つの接続ワイヤが中間部材に固定される。少なくとも一つの接続ワイヤは、中間部材の動きからの機械的な力を治具へと伝達するべく構成される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、中間部材は半球状ディスク部分を含む。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、外科装置はさらに、ハウジングに接続されたシャフトを含む。シャフトは、剛性部分及び関節部分を有する。治具は、関節部分に接続され、少なくとも一つの接続ワイヤがシャフトを通って当該関節部分へと延びる。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、支点アセンブリは、固定ボールに対して可動なカップ部分を含む。固定ボールはハウジングに剛性接続される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、固定ボールは複数の通路を含み、少なくとも一つの接続ワイヤは、当該固定ボールにおいて当該通路を通って延びる。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、ジョイスティックは、ニュートラル軸に対して枢動し、2次元入力を許容するべく構成される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、ジョイスティックは、前方向及び後ろ方向の一方に可動であるのと同時に、左方向及び右方向の一方にも動く。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、ジョイスティックは、当該ジョイスティックのボールに、スティックを介して接続された入力面を含む。スティック及び入力面は、ハウジング内のオリフィスを通るように突出する。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、外科装置は、治具に電力を供給するべく制御ユニットに電気的に接続される。
上記外科装置のさらなる非制限的実施形態において、外科装置は、ジョイスティックをニュートラル位置へと付勢するべく構成された弾性部材を含む。
本開示の一つの典型的側面に係る方法は、とりわけ、外科装置の治具の位置を、ジョイスティックを動かすことによって調整することを含む。
上記方法のさらなる非制限的実施形態において、ジョイスティックがニュートラル軸から離れるように後ろ方向に動くことが、治具の下方向の動きをもたらす。
上記方法のさらなる非制限的実施形態において、ジョイスティックが後ろ方向へと後ろ向きに動くことが、ボール継手がジョイスティック及び中間部材間を上方に動くことをもたらす。
上記方法のさらなる非制限的実施形態において、ボール継手の上方の動きが、中間部材の前方回転をもたらす。
上記方法のさらなる非制限的実施形態において、カップ部分の前方回転が、機械的な力が治具へと伝達されることをもたらす。
上記方法のさらなる非制限的実施形態において、治具の位置が、ジョイスティックを前方向及び後ろ方向の一方に動かすのと同時に、当該ジョイスティックを左方向及び右方向の一方に動かすことによって調整される。
上記段落、特許請求の範囲、又は以下の説明及び図面の実施形態、例及び代替は、様々な側面又は個々の特徴のいずれかを含めて、独立して又は任意の組み合わせで受け取ることができる。一実施形態に関連して説明される特徴は、かかる特徴と両立する限り、すべての実施形態に適用可能である。
図面は以下のように簡単に説明することができる。
外科装置及び制御システムの一例を示す。 図1の外科装置の、図1の2−2線から見た断面図であり、ニュートラルの、すなわち中心の位置にあるジョイスティックを例示する。 図1の外科装置の他の断面図であり、ジョイスティックの動きの一例を示す。 外科装置の他例の断面図である。 図4の外科装置の他の断面図である。 図4の外科装置のさらなる断面図である。
図1は、外科装置12を含むシステム10を例示する。この例において、外科装置12は、制御ユニット14に電気的に接続される。制御ユニット14は、外科装置12の動作を調整する。理解すべきことだが、制御ユニット14は、プロセッサ、メモリ及びストレージのような、制御ユニットに設けられるべく一般に知られている特徴を含む。
この例において、制御ユニット14は、導電ワイヤ16を介して外科装置12に電力を供給するべく構成される。導電ワイヤ16は、外科装置12内のモータに接続され、又は外科装置12内を外科装置12の遠位端に設けられた治具18へと引き回される。治具18の一例は、切除装置である。
電力を必要としない他の治具も本開示の範囲内となる。これらの例において、制御ユニット14は、外科装置12の動作にとって必要でなくてもよい。電力を必要としない治具の例は、あご状挟み具のような締め付け装置を含む。例示しないが、接続ワイヤは、当該あご状挟み具を外科医が操作できるように、可動指輪(すなわち引き金)から治具18へと引き回されてよい。
外科装置12の例は、ハンドグリップ部分22及びジョイスティック支持部分24を与えるハウジング20を含む。シャフト26が、ジョイスティック支持部分24から突出し、ジョイスティック支持部分24及び治具18間に延びる。この例において、シャフトは、ハウジング20に近接する剛性部分28と、剛性部分28の遠位端の関節部分30とを含む。以下に述べるように、関節部分30は、治具18を支持し、剛性部分28に対して可動である。
ジョイスティック32は、ハウジング20により支持され、ユーザ(例えば外科医)による操作を目的として少なくとも部分的にハウジング20から突出する。ジョイスティック32は、入力面34、スティック36及びボール38を含む。ジョイスティック32の詳細は、図1の2−2線から見た断面図である図2に例示される。
図2を参照すると、ハウジング20は、ジョイスティック32のボール38を受容するソケット40を含む。ボール38及びソケット40は、ジョイスティック32の2次元の動きを許容する(以下に詳述される)第1ボール継手41を与える。入力面34及びスティック36は、ハウジング20のオリフィス42を通って突出する。ジョイスティック32の動きは、ハウジング20の、オリフィス42の周縁を与える部分によって規制される。
図2において、ジョイスティック32は、スティック36がニュートラル軸Aに沿って延びるニュートラルの、すなわち中心の位置にあるように例示される。いくつかの例において、ジョイスティック32は、ばね又は他の弾性部材によってニュートラル軸Aに向けて付勢される。ジョイスティック32は可動であり、ニュートラル軸Aに対して枢動するべく構成される。具体的には、ジョイスティック32は、この例において、2次元入力を許容する。すなわち、ジョイスティック32は軸Aから、Dに例示される前方向及び後ろ方向に、Dに例示される左方向及び右方向に、並びに方向D及びDの組み合わせで、外れるように枢動することができる。すなわち、ジョイスティックは、前方向及び後ろ方向Dの一方に可動であるのと同時に、左方向及び右方向Dの一方に動く。以下に詳述されるように、ジョイスティック32の動き、治具18の対応する動きをもたらす。
ハウジング20はさらに、支点アセンブリ46を取り囲む内部キャビティ44を含む。この例において、ジョイスティックのボール38は、ボール38及び内部キャビティ44間のオリフィス50を通ってボール38から延びる突起48を含む。突起48は、終端にボール52を含む。ボール52は、この例においてソケット54に受容される。ボール52及びソケット54は、ボール38及び中間部材58間に第2ボール継手56を与える。
中間部材58は、内部キャビティ44の中を動くように構成される。この例において、中間部材58は、内部キャビティ44の中にディスク59を含む。中間部材58はソケット54の反対側に、固定ボール62を覆うように設けられたカップ部分60を含む。固定ボール62は、ハウジング20に剛性接続されている。カップ部分60及び固定ボール62が第3ボール継手63を与える。カップ部分60は複数のオリフィス64、66を含み、固定ボール62は、接続ワイヤ72、74を中間部材58から関節部分30へと、シャフト26(接続ワイヤ72、74を引き回すための孔を含む)を介して引き回すための通路68、70を含む。この例において、ボール継手63は、ジョイスティック32からの入力と接続ワイヤ72、74との間の支点として、すなわち枢動点として作用する。
接続ワイヤ72、74はそれぞれ、一端がディスク59に固定されて他端が関節部分30に固定された単一の個別のワイヤによって与えられる。代替的に、接続ワイヤ72、74は、カップ部分60に接続してもよい。ワイヤ72、74は、長さ方向において相対的に剛性であるが、曲がるように構成される。このようにして接続ワイヤ72、74は、ディスク59からの機械的な力を関節部分30へと伝達するように構成される。これにより、治具18の動きがもたらされる。代替的に、接続ワイヤ72、74は、治具18に直接接続することもできる。図2には(図2が断面図であるがゆえに)接続ワイヤ72、74が2つのみ例示されるが、図示の例が4つの接続ワイヤを含むことを理解されたい。ただし、本開示は、異なる数の接続ワイヤを含む装置に拡張される。
代替的に、接続ワイヤ72、74は、オリフィス64、66にわたってループを形成する単一片のワイヤによって与えられてもよい。この例において、ワイヤは依然として、オリフィス64、66に隣接するカップ部分に固定される。ワイヤの両端が、ディスク59の動きが治具18へと伝達されるように関節部分30に固定される。
図3は、ジョイスティック32の動きの一例を示す。図3において、ジョイスティック32は、第2軸Aまわりに画定された第2位置まで、ニュートラル軸Aから外れるように後ろ方向Dに動かされている。ジョイスティック32が後ろ向きに動くことにより、ボール継手56は方向Dへと図3において上方に動く。ボール継手56が方向Dへと動くことにより、方向Dのディスク59の前方回転が生じる。このディスク59の回転が下側接続ワイヤ74を引っ張り(図3内の用語「PULL」を参照)、かつ、上側接続ワイヤ72を押し出す(図3内の用語「PUSH」を参照)。接続ワイヤ72、74は、関節部分30を、初期のニュートラル位置Pから第2位置Pまで、実質的に下方向Dへと曲げる。
再びであるが、図3に例示されるように、ジョイスティック32が後ろ方向Dに動くことにより、治具18の下方向Dの動きがもたらされる。例示されてはいないが、ジョイスティック32の(ユーザの視点に対する)前方向の動きが治具18の上方向の動きをもたらし、ジョイスティック32の左方向の動きが治具18の左方向の動きをもたらし、以下同様となる。換言すれば、ジョイスティックが動く方向が、治具18の動く方向に直接的に対応する。このようにして本開示は、患者の軟組織又は操作者の(例えば外科医の)手のような外部支点を必要とすることなく、治具18の直感的な操舵を与える。
特定の支点アセンブリ46が例示されているが、他の種類の支点もここでは使用し得ることも理解すべきである。例えば、この例において支点アセンブリ46は、複数のボール継手を含む。他の種類の継手も本開示の範囲内にある。
図4〜6は、本開示に係る外科装置の他例112を例示する。そうでないことが記載又は図示されない範囲において、図4〜6の実施形態は、図1〜3の実施形態に対応し、同じ部材は、最初に「1」を付した参照番号を有する。
図4を参照すると、外科装置112は、ジョイスティック132のボール152に接続された支点アセンブリ146を含む。支点アセンブリ146は、機能面で支点アセンブリ46に類似する。しかしながら、ディスク59及びカップ部分60を含む中間部分の代わりに、支点アセンブリ146の中間部分は、半球状ディスク部分176によって与えられる。半球状ディスク部分176は、ハウジング120に剛性的に取り付けられた固定ソケット部材178の中を可動である。半球状ディスク部分176及び固定ソケット部材178は一緒になって、ボール継手63に類似した動きを与えるボール継手180を与える。
上述のように、ジョイスティックは、ばね又は他の弾性部材によってニュートラル軸へと付勢される。弾性部材182の一例が外科装置112に設けられる。恐らくは図6に最もよく見えるように、弾性部材182は、ボール138を囲むソケットに固定されるソケット取り付け部分184、及びボール係合部分186を含む。ボール係合部分186は、ボール138における溝188に受容される。この例においてボール係合部分186は、溝188の中にぴったりと嵌まるサイズとされる。ボール138がニュートラル位置から離れるように動くにつれて、弾性部材182は、ジョイスティック132をニュートラル位置へと付勢するように構成される。弾性部材182は、ゴムのような任意の種類の弾性材料から作られてよい。
図4〜6においては示されないが、外科装置112は、図1〜3の例のものと同様の接続ワイヤを。半球状ディスク部分176及び治具間に含む。この例において半球状ディスク部分176は、接続ワイヤのための4つの取り付け箇所190を含む。先の実施形態のときのような接続ワイヤが、シャフト126を通るように引き回されて治具の位置を調整する。
さらに、図5に見えるように、外科装置112は、半球状ディスク部分176及びシャフト126間にケーブル拡張器192を含む。複数の接続ワイヤがケーブル拡張器192の外径194まわりに引き回され、当該接続ワイヤは、半球状ディスク部分176におけるよりもさらに互いから離間される。
ケーブル拡張器192の外径194まわりに接続ワイヤを引き回すことは、ジョイスティック132の動きを治具において誇張できる利点を有する。一つの例において、ケーブル拡張器192は、複数の接続ワイヤを、半球状ディスク部分176における間隔に対して3倍だけ分離させる。すなわち、複数の接続ワイヤは、ケーブル拡張器192においてさらに3倍離間される。この例において、ジョイスティック132が30°動くことにより、治具は90°動く。この特徴により、ユーザ(例えば外科医)が治具の位置を調整するのに必要な努力の量が低減される。
上述のように、治具18は、電動治具であり得る。治具に電力を供給するべく、外科装置のコンポーネントは、制御ユニット14のような電源から治具へと電導ワイヤを引き回すための導管として作用するオリフィスを含む。
図5を参照すると、外科装置112は、電導ワイヤWのための導管の一例を与える。この例において、ワイヤWは、ハンドグリップ部分122においてハウジング120の中に入り、弾性部材182においてオリフィス196を通るように配向される。ワイヤWはその後、ボール138の中の溝188を貫通し、ボール138の突起148における他のオリフィス198を貫通する。次に、ワイヤWは、半球状ディスク部分176及びケーブル拡張器192それぞれにおいてオリフィス200及び202を貫通する。最後に、ワイヤWはシャフト126を貫通して治具へと至る。この配列により、ワイヤWと、外科装置112の(ボール138及び半球状ディスク部分176のような)可動コンポーネントとの干渉が防止される。再びであるが、これは、一つのみのワイヤ引き回し配列である。他の種類の配列も本開示の範囲内にある。
理解すべきことだが、「前」、「後ろ」、「右」、「左」、「遠位」及び「近位」のような用語は、説明を目的としてここに使用されており、限定とみなすべきではない。「一般に」、「実質的に」及び「約」のような用語は、境界線のない用語となることを意図するわけではなく、当業者が当該用語を解釈する態様に整合するように解釈すべきである。
異なる例も、例示される複数の特定のコンポーネントを含むが、本開示の実施形態は、これらの特定の組み合わせに限られない。当該例の一例からのコンポーネント又は特徴のいくつかを、当該例の他例からの特徴又はコンポーネントと組み合わせて使用することもできる。
当業者であれば、上述の実施形態が典型的かつ非制限的であることがわかる。すなわち、本開示の修正も特許請求の範囲内となる。したがって、以下の特許請求の範囲を精査してその真の範囲及び内容を決定するべきである。

Claims (20)

  1. 外科装置であって、
    前記外科装置の遠位端にある治具と、
    ボールを含むジョイスティックと、
    前記ジョイスティックのボールを受容するソケットを含むハウジングと
    を含み、
    前記ジョイスティックの動きが前記治具の動きをもたらす外科装置。
  2. 前記ジョイスティックの第1方向の動きが前記治具の前記第1方向の動きをもたらすように配列された支点アセンブリをさらに含む請求項1に記載の外科装置。
  3. 前記支点アセンブリは、前記外科装置のハウジング内の内部キャビティの中に中間部材を含み、
    前記中間部材は前記ジョイスティックに動作可能に接続される請求項2に記載の外科装置。
  4. 前記中間部材は、ボール継手を介して前記ジョイスティックに動作可能に接続される請求項3に記載の外科装置。
  5. 少なくとも一つの接続ワイヤが前記中間部材に固定され、
    前記少なくとも一つの接続ワイヤは、前記中間部材の動きからの機械的な力を前記治具へと伝達するように構成される請求項3に記載の外科装置。
  6. 前記中間部材は半球状ディスク部分を含む請求項5に記載の外科装置。
  7. 前記ハウジングに接続されたシャフトをさらに含み、
    前記シャフトは剛性部分及び関節部分を含み、
    前記治具が前記関節部分に接続され、
    前記少なくとも一つの接続ワイヤは、前記シャフトを通って前記関節部分へと延びる請求項5に記載の外科装置。
  8. 前記支点アセンブリは、前記ハウジングに剛性接続された固定ボールに対して可動なカップ部分を含む請求項5に記載の外科装置。
  9. 前記固定ボールは複数の通路を含み、
    前記少なくとも一つの接続ワイヤが前記固定ボールにおける前記通路を通って延びる請求項8に記載の外科装置。
  10. 前記ジョイスティックは、2次元入力を許容するようにニュートラル軸に対して枢動するべく構成される請求項1に記載の外科装置。
  11. 前記ジョイスティックは、前方向及び後ろ方向の一方に可動であるのと同時に、左方向及び右方向の一方にも動く請求項10に記載の外科装置。
  12. 前記ジョイスティックは、前記ジョイスティックの前記ボールにスティックを介して接続された入力面を含み、
    前記スティック及び入力面は、前記ハウジングにおけるオリフィスを通って突出する請求項1に記載の外科装置。
  13. 前記外科装置は、前記治具に電力を供給するべく制御ユニットに電気的に接続される請求項1に記載の外科装置。
  14. 前記ジョイスティックをニュートラル位置へと付勢するべく構成された弾性部材をさらに含む請求項1に記載の外科装置。
  15. 方法であって、
    ジョイスティックを動かすことによって外科装置の治具の位置を調整することを含む方法。
  16. 前記ジョイスティックがニュートラル軸から離れるように後ろ方向に動くことが、前記治具の下方向の動きをもたらす請求項15に記載の方法。
  17. 前記ジョイスティックの後ろ向きの動きが、前記ジョイスティック及び中間部材間のボール継手の上方の動きをもたらす請求項16に記載の方法。
  18. 前記ボール継手の上方の動きが、前記中間部材の前方回転をもたらす請求項17に記載の方法。
  19. 前記中間部材の前回転によって機械的な力が前記治具に伝達される請求項18に記載の方法。
  20. 前記ジョイスティックを前方向及び後ろ方向の一方に動かすのと同時に前記ジョイスティックを左方向及び右方向の一方に動かすことによって前記治具の位置が調整される請求項15に記載の方法。
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