JP2017503580A - 固体製品ディスペンサー - Google Patents

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Abstract

流体中の固体製品の溶液を分配する方法及び装置。独立した装置は、流体が入る入口部分と、流体が製品に遭遇及び溶解して溶液を形成する反応部分と、溶液が装置を出る出口部分とを含む。流体は、単一方向又は複数の方向から、及び上面又は底面から製品に遭遇してもよい。装置は、固体製品の所望の部分に流体を導くための流体ダイバータを含むことができる。装置は、個別の形の固体製品を受容するよう構成されてもよく、蓋又はゲートを含んで、流体が製品に望ましくなく接触することを防止してもよい。【選択図】図1A

Description

流体中に固体製品を溶解することから形成される溶液は古くから知られており、多くの用途に利用されてきた。したがって、所望の溶液を手動で作製する必要なく作製するために、溶液形成装置が開発されてきた。その代わりに、流体が装置に供給され、その中で溶液が形成されて装置から流れ出る。そのような装置を用いて、洗浄溶液及び殺菌溶液、又はその他の所望の溶液を作製してもよい。
そのような溶液形成装置の多くは、装置が流体供給源に固定的に接続されたインラインシステムであった。そのような装置では、溶液を所望するか否かに関わらず、流体が装置を通過する。望ましくない溶液の形成を防止するために、製品を装置から除去して混合のおそれを排除するか、又は流体の代替の経路を設定することが必要である。固体製品を継続的に装置から除去及び交換することは、ユーザにとってつまらない面倒な作業であることがあり、流体の流れの経路を変更することは、システムにとってコストがかかる、及び/又は不都合な変形であることがあった。
さらに、溶液は飲むと危険であることがあるので、飲用水道の場合、溶液が給水源へと逆流することを防止することが必要であることがある。このように、以前の溶液形成装置の多くは、形成された溶液が装置を通って給水源へと逆流することを妨げる何らかの逆流防止装置を必要とする。しかしながら、そのような逆流防止装置は、溶液形成装置の設計のコスト及び複雑さを増大させる。
本発明の実施形態は、固体製品を流体中に溶解して溶液を作製し、溶液を分配する方法、及びディスペンサーに関する。ディスペンサーは一般に独立しており、流体を適用することができる流体ダイバータを含むことができる。ディスペンサーは、固体製品を受容するための製品ガイドを含むことができる。いくつかの実施形態において、製品ガイドは、例えば製品ガイド内に製品を縦に配置したときに、固体製品の高さを囲むことができる。製品ガイドは、一部の固体製品を封入するための壁を含むことができる。流体ダイバータは、入射流体が固体製品の少なくとも一部と遭遇する反応部分へと入射流体を導くことができる。反応部分において、流体が製品を溶解して溶液を形成する。溶液は、出口部分、例えばアウトプットドレインを通って装置を出る。
いくつかの実施形態において、流体ダイバータは固体製品より上に配置され、製品ガイドに組み合わせられる。流体ダイバータは、インプットされた流体を固体製品の基部へ向かって製品ガイドの外部周辺へ方向転換するよう構成することができる。ディスペンサーは、ディスペンサーの外壁と製品ガイドとの間に配置され、流体を通して方向転換することができる垂直なチャネルを含むことができる。いくつかの実施形態において、垂直なチャネルは、製品ガイドの壁の外面の実質的に全体の周辺に延在することができる。更なる実施形態において、流体ダイバータは、流体ダイバータの外縁を完全に又はほとんど完全に囲んで流体を分散させるよう構成することができる。そのような実施形態において、流体は垂直なチャネルを通って導かれ、固体製品の基部に全ての側面から接触することができる。流体は、垂直なチャネルから内側へと流れて、製品を溶解して溶液を作製し、中央アウトプットドレインを通ってディスペンサーを出ることができる。
他の実施形態において、ダイバータは、固体製品の下に配置された充填チャンバーへと流体を導くよう構成することができる。これらの実施形態では、流体は充填チャンバーを溢れて、反応部分の基部の開口を経て、反応部分の中へと上って流れる。流体は固体製品の基部に接触して溶解し、溶液を形成して、壁に囲まれている可能性がある反応部分から溢れる。一旦溶液が反応部分を壁の上まで満たすと、溶液は環状アウトプットチャネル内へ溢れ、アウトプットドレインへ流れる。
流体ダイバータは、代替的に、固体製品の上面へと流体を導くよう構成することができる。例えば、ダイバータは、ダイバータの一連の開口部へと入射流体を拡散して、流体が開口を通って流れて固体製品の上面に遭遇することができるように構成することができる。開口は、所望の流れパターンに適応するよう形成し、大きさを設定し、配置することができる。
ディスペンサーの特定の実施形態は、流体が固体製品へと望ましくなく導かれることを防止するためのカバーを含むことができる。いくつかの実施形態において、流体が垂直なチャネルに直接適用されることなく最初に流体ダイバータに適用されるように、カバーは、製品ガイドを囲む垂直なチャネルを実質的に覆うよう環状に成形することができる。カバーは、流体ダイバータの上に配置された格子を含むことができる。格子は、格子を通して流体を流体ダイバータに適用することができるが、しかしながら、格子は、流体が流体ダイバータからディスペンサーの外に飛び散ることを防止するようなものであることができる。
ディスペンサーは、ディスペンサーを支持部材に固定するためのハンドルを含むことができる。ハンドルは、ハンドルとディスペンサー本体の一部、例えば外壁との間の支持部材上に圧迫力を適用するように、スプリング式であることができる。ディスペンサーは、外壁に成形されハンドルに近接するタブを含むことができる。いくつかの実施形態において、ディスペンサーは、外壁とタブとの間に、支持部材のリップ又は端を受容するためのノッチを含むことができる。タブ及び/又はハンドルは、支持部材の一部を係合させて、ディスペンサーと支持部材との間の係合部分の摩擦係数を上昇させるための高摩擦面を含むことができる。ノッチ及び/又は高摩擦面は、支持部材によって支持されたとき、ディスペンサーに安定性を提供するよう機能することができる。
本発明の様々な実施形態は、分配溶液の特性を変化させるよう導くことができる。異なる構成は、異なるエネルギー及び流れパターンで固体製品に影響を与える流体につながる。特定用途に使用される実施形態は、所望の特性、例えば高濃度、又は経時的に一定の濃度に基づいて選択することができる。固体製品を分配する方法及び装置は、本発明の範囲内である。本発明の一つ又は複数の例及び実施形態の詳細を、添付の図面及び以下の記載で説明する。他の構成、目的、及び利点は、本発明の詳細な説明及び図面、並びに請求項から明らかである。
図1Aは、本発明の実施形態の斜視図を示す。
図1Bは、図1Aに示すものと同様の本発明の実施形態の上面図を示す。
図1Cは、図1Bのライン1−1で取った図1Bの実施形態の断面図を示す。
図2は、本発明の代替の実施形態を示す。 図3は、本発明の代替の実施形態を示す。
図4Aは、本発明の実施形態の上面図を示す。
図4Bは、本発明の実施形態の立面図を示す。
図4Cは、図4Aのライン4−4でとった本発明の実施形態の断面斜視図である。
図5Aは、本発明の別の実施例の斜視図である。
図5Bは、図5Aの本発明の実施形態の上面図である。
図5Cは、図5Bのライン5−5でとった実施形態の断面図である。
図6は、図5Cに示すものと同様の製品ディスペンサーの断面図である。
図7Aは、製品ディスペンサーの実施形態の斜視図である。
図7Bは、例えば図7Aのボックス7からとったディスペンサーの実施形態のハンドルの図である。
図7Cは、図7Aに示すようなディスペンサーの上面図である。
図7Dは、ライン7−7でとった図7Cの実施形態の断面図である。
図8は、流体が固体製品の上面に適用されるディスペンサーの斜視図である。
本発明は、適切な濃度の溶液を作製するための、使いやすく、費用効果的で、反復可能な手段を作製することを目的とする。本発明の実施形態は、固体製品と、入射流体、例えば水とから形成される溶液を分配するよう設計されている。本発明の多くの用途は洗浄プロセスのための溶液を作製することを含むことがあるので、固体製品としては、限定されないが、殺菌剤、洗剤、又はフロアケア製品などの多くの異なる製品が挙げられる。多くの場合、コスト、性能、又は更には規制的理由から、溶液の特定の濃度を達成し、維持することが望ましい。
図1Aは、本発明の実施形態の斜視図を示す。この固体製品ディスペンサー100の実施形態は、入射流体を受容する入口部分102と、流体が固体製品と遭遇する反応部分104と、その2つの溶液が分配される出口部分106とを含む。反応部分は、流体中に溶解して溶液を作製することが意図された固体製品112を含む。流体は、入口部分102に供給されることによって、この実施形態に導入される。そこから、流体は、固体製品と接触する反応部分へと流れ込む。流体は固体製品112の接触部分を溶解し、流体内へと溶解し、それによって溶液を作製する。この溶液は反応部分から出口部分へと通り続け、出口部分で本発明から分配される。図1Aに示す本発明の実施形態は、反応部分の中に少なくとも部分的に収容され、固体製品を保持するよう構成された製品ガイド110を更に含む。本発明の特定の実施形態は、特定の画定方法で成形されていることがある特定の製品を保持するよう設計されていてもよい。したがって、様々な実施形態の製品ガイドは、特定の固体製品を受容するよう独自の形であってよい。
図1Aの製品112及び製品ガイド110は五角形として示されているが、これらは三角形、六角形、又は長方形のような任意の他の形状でも同様に示すことができる。本発明のいくつかの実施形態において、固体製品の形状は固体製品それ自体を表示する。例えば、五角形の製品は洗剤を含んでもよく、六角形の製品は殺菌剤を含んでもよく、四角形の製品はフロアケア製品を含んでもよい。したがって、製品ガイドの形状が所望の使用製品を示してもよいので、異なる所望の用途のために本発明の異なる実施形態を使用してもよい。本発明の更なる実施形態は、誤った形状の、したがって誤った組成の製品が使用されることを防止する、製品ロックアウトを含んでもよい。本発明の実施形態は、様々な材料、例えば金属、プラスチック、複合材等を含んでもよい。更なる実施形態は、ポリプロピレンを含んでもよい。
図1Bは、図1Aに示すものと同様の本発明の実施形態の上面図を示す。入口部分102、反応部分104、及び出口部分106、並びに製品ガイド110、及び固体製品112を示す。図1Cは、図1Bのライン1−1で取った図1Bの実施形態の断面図を示す。示すように、この実施形態は、入口部分102への流体入射が導入傾斜路114に作用するように、入口部分102の一部として導入傾斜路114を更に含む。流体は、反応部分104内へと導入傾斜路114を流れ落ちる。導入傾斜路114は、入口部分102へと入射する流体に対してある角度に配向された表面を提供してもよい。この場合、角度の関係は、ディスペンサーから外へ又は固体製品112の上へのいずれかへ、流体が望ましくなく飛び散ることを最小化してもよい。さらに、導入傾斜路は、入射流体が反応部分の方へ進むにつれて入射流体が広がることを促進する織物面を含んでもよい。製品112の表面上へ入射流体が望ましくなく飛び散ることを少なくとも防止するために、いくつかの実施形態はゲート116を含んでもよい。いくつかの実施形態において、ゲートは、入口部分と反応部分との境界を更に提供してもよい。更なる実施形態において、ゲートは、入口部分と反応部分との間の流体の流速を更に調整してもよく、高さを調整して流れの速度を変えてもよい。
本発明の特定の実施形態において、ディスペンサーは、図1Cに示す、ディスペンサーの底面上に位置するようなペグ122を含んでもよく、ペグ122は、流体がそれらの間の空間を通って流れる際、反応部分104の底より上に固体製品112を支持することを意図する。理想的には、作動中、流体がペグ122を通って流れる際に、流体が固体製品112の少なくとも一部に接触するように、ペグ122は流体の深さより短い。より高いペグ122は、より短いペグ122よりも、ディスペンサーの基部の更に上に製品112を支持し、それによって製品112を流体の更に外に支持し、それらの間の接触面積の量を変更する。具体的な入射流速又はその特定範囲のいずれかに応じて固体製品112と流体との間に所望量の相互作用が起こることがあるように、ディスペンサー内に実装する前に研究室又は工場でペグ高さを最適化してもよい。エンドユーザがペグ122の高さを変えることが可能な、調節可能又は交換可能なペグもまた考えられる。ペグ122は、ペグプレートに固定され、ユーザがそれ自体を完全に交換可能であってもよい。ペグの数又は面密度は実施形態によって様々であるが;しかしながら、ペグの数がより少ないと、ペグの単位面積当たりの固体製品の質量が大きくなり、固体製品112がペグ122上へ沈んでそれらを埋めてしまう潜在的なリスクを生じることが理解されよう。しかしながら、ペグ122が多すぎると、流体がディスペンサーの中を流れる能力を抑制することがある。ペグ122を通って流れて固体製品112と接触した後、流体は開口部を介してディスペンサーの外側へと、出口部分106を通ってディスペンサーを出てもよい。
図2は、本発明の代替の実施形態を示す。図2のディスペンサーは、閉じると反応部分204内の固体製品を覆う、閉鎖可能な蓋224を更に含む。いくつかの実施形態において、蓋は、入口部分202に面する固体製品の上面及び側面を覆い、入射流体への望ましくない曝露、例えば入口部分202からの飛び跳ね、又はディスペンサーの誤った作動から遮蔽する。蓋224は、取付手段、例えばヒンジ226、若しくは本技術分野において知られる他の取付方法によってディスペンサーに取り付けてもよく、又は、蓋224はディスペンサーから完全に取り外し可能でもよい。図3は、蓋がないが、跳ね除け318を更に含む本発明の実施形態を示す。跳ね除け318はゲート316と連動して、そうでなければ跳ね上がってゲートを超えることのある流体をブロックすることによって、流体と固体製品との望ましくない接触を防止するよう機能する。
形成される溶液中の固体製品の濃度はいくつかの要因に依る。流体の温度及び流速、並びに流体に接触している固体製品の量、それらの間の何らかの特定の化学物質は、溶液の濃度に影響を及ぼすことがある。所望の濃度は用途によって様々であるが、しかしながら、所望の濃度を達成し、かつ維持することができることは有利である。したがって、いくつかの実施形態において、流体によって固体製品が底面に渡って均一に溶解されることが好ましい。これは、そうでなければ不均一な溶解が固体製品の表面に変形を生じ、入射流体に暴露される表面積の変化につながることがあるので、有利であることがある。これは、溶液中の固体製品の濃度の望ましくない変化に繋がることがある。
図4A及び4Bは、単一の表面の実質的に全体にわたって固体製品の均一な溶解を生じ及び/又は維持するための部品を含む、本発明の実施形態を示す。図4Aは、本発明の実施形態の上面図を示す。図1Cに示す実施形態と同様に、図4Aの実施形態はディスペンサーの底面上にペグ422を含むが、しかしながら、これらのペグ422は、固体製品を封入するゲート416の外縁を越えて入口部分へ向かって延在することを認めることができ、固体製品を支持しておらず、むしろ製品より「上流」のディスペンサー中のペグを提供している。流体が入口部分を介してディスペンサーに入り、最初にペグ422の前面に入射する際、乱流が生じ、その結果入射流体が上方へ移動することがある。これらのペグ上に固体製品412が位置する場合、上方へ移動した流体が製品と接触して、不均一性及び/又は望ましくない浸食を引き起こすことがある。したがって、この実施形態では、製品に流体が到達する前に、この最初のペグとの接触、並びに誘起される流体の乱流及び潜在的な上方への移動が起こり、製品に流体が到達するまでに、流体は定常状態の流れパターンに達してもよいように、ペグ422は固体製品が保持される領域の外に延在している。この実施形態では、入口部分とゲートの最も近い点との間に3列のペグ422が配置されている。
他の状況では、ディスペンサー中の流体力学によって、反応部分にわたって横方向に不均一性の流速が生じることがある。いくつかの例において、例えば、製品はディスペンサーの中央に比べて端の近くでより急速に浸食され、このことは、おそらくより速く好ましい流体が端の周辺に流れることを示唆している。図4Bは、そのような不均一性を修正することを助けることを意図した本発明の実施形態の立面図を示す。ディスペンサーの、溶液が分配される出口部分406を示す。出口部分406を通して、ペグ422はディスペンサーの反応部分の、本願明細書において殻(hull)428という基部であるように見えるが;しかしながら、殻は、反応部分の基部に限定される必要はない。この実施形態において、殻428は、その断面が文字「V」に似たV字型の殻428aを含む。V字型の殻428aは、流体が反応部分を通って流れている間、ディスペンサーの端から中央へ向かってより多くの流体を引き出すよう機能する。これは、上述した端の近くの浸食が強化されること低減し、固体製品の底面に渡ってより均一な溶解プロセスにつながり、作動の間、所望の濃度が維持される可能性がより高くなる。当業者であれば、本明細書に示す殻の「V」形状は、そのような方法を達成するのに用いてもよい唯一の形状ではないことを認めるであろう。例えば「U」形状、放物線形状、又は任意の他の形状などの、流体の流れのいくらかを端から離して中央の経路へ向かって、入口から出口へと方向転換してもよい他の殻形状が考えられる。
図4cは、図4Aにおけるライン4−4でとった断面による、図4A及び4Bに示した特徴を含む本発明の実施形態の断面斜視図である。この実施形態において、流体は、導入傾斜路414を含む入口部分402へと入る。流体は、ディスペンサーの底に沿ってペグ422へと流体を導く導入傾斜路414に接触して流れ落ちる。流体は、流体中に乱流を誘起することのある第一系列のペグ422に接触する。しかしながら、流体が第一系列のペグ422を通過したあと、誘起された乱流の多くは実質的におさまり、この点以降では一般に定常状態の流体の流れにつながることが仮定される。いくつかの実施形態において、流体の流れが定常状態に到達する程度に十分に長い流路を提供するために、第一系列のペグは、少なくとも3列のペグを含む。第一系列のペグ422を越えて、流体は、理想的には定常状態でゲート416の下の隙間420を通って、その中のペグ422の上に固体製品を保持するよう構成された製品ガイドで囲まれた領域内へと流入する。製品ガイド410内に固体製品が置いてあれば、流体は固体製品に接触してそれを浸食し、流体中の製品の溶液を形成する。溶液は出口部分406へと流れ、ディスペンサーを出る。図4cに示すような実施形態は、殻、例えば上記のV字型の殻428aをさらに含んで、固体製品の均一な溶解を補助してもよい。図4cの反応部分は特定形状の製品を保持するよう設計されているが、しかしながら、図4cに示すものと同様の実施形態は、異なる形状の製品を受容するよう構成されていてもよいことが理解されよう。
したがって、記載の図に示す実施形態は、一般に1つの線形方向に特徴付けられた流体の流れを有するが、しかしながら、本発明の他の実施形態は同様に他の流れパターンを含んでもよい。例えば、流体は、入口部分を経てディスペンサーに入り、反応部分内を第一の方向に流れ、出口部分から第一の方向とは異なる第二の方向に流れ出てもよい。当業者であれば、多くの構成が本発明の範囲内であることを認めるであろう。そのような他の代替の構成を以下に記載する。
図5A、5B及び5Cは、入口部分502、反応部分504、及び出口部分506を含む、本発明の更に他の実施形態を示す。図5Aは、入口部分502、反応部分504、及び出口部分506部分を示す本発明の実施形態の斜視図である。図5Bは、図5Aの本発明の実施形態の上面図であり、図5Cは、図5Bの5−5でとった実施形態の断面図である。この実施形態では、流体は、入口部分502を介して受容され、導入傾斜路514に接触する。流体は傾斜路514を下り、壁534によって形成された環状チャンネル532内へ流れる。他に流れる場所がないので、流体は環状チャンネル532内に溜まり、液面の上昇を引き起こす。一旦液面が壁534の高さに達し、入口部分502に更なる流体が加えられると、環状チャンネル532内の流体は壁534を超えて、ディスペンサーの反応部分504内へと溢れる。流体は、ペグ522の配置によって支持された固体製品を収容する製品ガイド510の境界の下を流れる。流体は、ペグ522上に支持された固体製品の少なくとも一部に接触しつつ、ペグ522を通って流れる。流体は製品を浸食し、流体で溶液を形成する。最終的に溶液はアウトプットドレイン536を介してディスペンサーの出口部分506から流出する。液面が上昇して固体製品512のより多くの表面に接触しないように、又はディスペンサーが溢れないように、ディスペンサーから出る充分な流速を可能にする程度に充分にアウトプットドレイン536が大きいことは重要である。
上記に開示した実施形態は、壁の高さが均一であれば、流体が均一に環状チャンネルを満たし、溢流して、全ての側面から製品へ向かって流れるので、流体が固体製品のそれぞれの側面に作用することを可能にする。これは、前述の実施形態の実質的に単一方向の流れパターンとは対照的に、固体製品全体に渡るより均一な溶解パターンに寄与することがある。図5Cの実施形態は、円形(環状)のチャネルを示すが、しかしながら他の形状を使用してもよい。上述のように、様々な固体製品は様々な画定方法で成形されていることがあり、したがって、特定の所望の製品を受容するように、チャネル及び/又はチャネルを形成する壁は、所望の製品に似た形状であってもよく、又は任意の他の形状で配置されてもよい。
図5A〜5Cに示すものに似た実施形態は、実質的に逆に作動するよう変更することができる。図6は、図5Cに示すものに似た製品ディスペンサーの断面図である。図6は、図5Cについて記載したものと似たものであることができる壁634に囲まれた製品ガイド610を含むディスペンサー600を示す。ディスペンサー600は、流体を受容するための入口部分602を含むことができる。いくつかの実施形態において、ディスペンサー600は、ディスペンサー600の設計に従い流体の流れを導くよう構成された流体ダイバータ640を含むことができる。図示の実施形態では、入口部分602からの流体は、流体ダイバータ640によって充填チャンバー642内へと導かれる。作動中、流体は、反応部分604の開口644に達するまで、充填チャンバー642内に溜まることができる。
一旦流体が開口644まで充填チャンバー642を満たすと、流体は開口642を経て反応チャンバー604内に入り始めることができる。図6に示されていないが、反応チャンバー604は、一般的な又はいくつかの実施形態において特定の、固体製品を保持するよう構成することができる。上記の実施形態と同様に、一連のペグ622によって製品を支持することができ、流体は、製品を溶解して溶液を作製するために、これらを通って製品の下を流れることができる。図6の例示的な実施形態において、充填チャンバー642からの流体は、ペグの間を流れて製品を溶解して、反応部分604内で溶液を形成することができる。いくつかの実施形態において、流体は反応部分604内に入り続けるので、形成された溶液は製品ガイド610の下の隙間620を通って流れ、壁634の高さに達するまで溶液の液面を上昇させる。
溶液が壁634の高さに達すると、溶液は壁を超えて図5Cの環状チャンネル532に似た環状アウトプットチャネル632内へと流れることができる。いくつかの実施形態において、環状アウトプットチャネル632は、その中の全ての溶液をアウトプットドレイン636へと導くよう構成されている。いくつかの実施形態において、アウトプットドレイン636は、入口部分602の反対側のディスペンサー600の側面に位置することができ、例えば、シンク又はバケツに排水するよう配置することができる。
特定の実施形態による他のディスペンサーを図7A〜7Dに示す。図7Aは、製品ディスペンサーの実施形態の斜視図である。図7Aに示すディスペンサー700は、ディスペンサー700の内部と、流体を受容するための入口部分702とを囲む外壁754を含む。入口部分702は、流体を通して導くことができる環状カバー750を含むことができる。いくつかの実施形態において、環状カバー750は、固体製品へと入射流体を導くことができる流体ダイバータの上に配置することができる。いくつかの実施形態において、例えば以下に更に記載するように、環状カバー750は、環状カバー750の開口部に導かれた流体を流体ダイバータに接触させるよう配置することができる。図7Aに示すように、カバー750は、入射流体が通って導かれる格子751を含むことができる。格子751は、入射流体をディスペンサー700の外側から環状カバー750を通して導くことを可能にしつつ、流体がディスペンサー700から望ましくなく外へ飛び散ることを防止することができる。カバー750は、カバー750を開くことを可能にすることができるヒンジ726を介して、ディスペンサー700に固定することができる。カバー750は、望ましくなく開くことがないように、ラッチ752を介して固定して閉じることができる。
いくつかの実施形態において、ディスペンサー700はハンドル748を含む。ハンドル748を用いて、人又は他の取付物によって保持されているディスペンサー700を支持することができる。ハンドル748は、ヒンジ726を介してディスペンサー700に取り付けることができる。いくつかの実施形態において、環状カバー726及びハンドル748は、同じヒンジ構造の異なる部分を介してディスペンサー700に取り付けられている。例えば、いくつかの実施形態において、ハンドル748は、ディスペンサー700に対してスプリング式であることができ、ハンドル748の下部を回転させてディスペンサー700から離すのに充分な力(例えば5〜10ポンドより大きい、いくつかの実施形態において5〜20ポンドより大きい)を適用することを必要とすることができる。そのような実施形態において、ディスペンサー700は、スプリング式ハンドルによって表面に固定することができる。環状カバー750は、スプリング式でないハンドル748と同一の構造に取り付けることができる。いくつかの実施形態において、カバー750とハンドル748とは、別々の取付機構によってディスペンサー700に取り付けられる。
図7Bは、例えば図7Aのボックス7からとった、ディスペンサーの実施形態のハンドルの図である。図7Bの実施形態において、ディスペンサー700は、ディスペンサーの外壁754とそこから突出したタブ764とが接合する所に、ハンドル748に近接するノッチ766を含む。いくつかの例において、ノッチ766は、ディスペンサーを受容及び支持するための支持部材のリップ又は端、例えばシンク又はバケツの端又はパーティションを受容しつつ、ハンドルがその表面自体に係合することができる。いくつかの実施形態において、ノッチ766は、0.25インチ(6.35ミリメートル)より小さい端の上のディスペンサー700を安定させるようなサイズにすることができる。いくつかの状況において、ディスペンサー700は、ハンドルが支持部材の側面に係合したとき、ノッチ766によって受容されるには大きすぎる(例えばいくつかの実施形態において0.25インチ(6.35ミリメートル)より大きい)か、又はそうでなくとも受容される位置にない上面を有する支持部材に係合することができる。ディスペンサーのタブ764は、ディスペンサー700を支持するために支持部材の上面に係合するための第一の高摩擦面768を含むことができる。第一の高摩擦面768は、ディスペンサーのハンドル748を支持部材に係合させたときディスペンサー700が支持部材の上面に沿って滑ることを防止するように、第一の高摩擦面768は、タブ764と支持部材の上面との間の摩擦係数を上昇させるよう機能することができる。
いくつかの実施形態において、ディスペンサーハンドル748は、ハンドル748の下部に近接する第二の高摩擦面770を含むことができる。第二の高摩擦面770は、ハンドル748が閉じているときに支持部材の側面に係合するよう配置することができる。いくつかの実施形態において、ハンドルを閉じるスプリング力が、ハンドル748の第二の高摩擦面770とディスペンサー700の外壁754との間に支持部材を圧迫しつつ、第一の高摩擦面768及びノッチの少なくとも1つが支持部材の上面に係合する。第二の高摩擦面770を支持部材に対して圧迫して、ディスペンサー700が支持部材に対して滑ることを防止することができる。
第一の高摩擦面768及び第二の高摩擦面770は、任意の適切な材料を含んで、ハンドル748とディスペンサー700のための支持部材との間に適切な摩擦を提供することができる。いくつかの実施形態において、高摩擦面768、770は、一般的なエラストマー、例えばシリコーンを含むことができる。材料は、ディスペンサー700の一般的な動作環境に基づいて選択することができる。例えば、材料は、表面が濡れている、油っぽい、及び/又は石けんがついている場合に摩擦を増加させる/安定性を向上させるように選択することができる。いくつかの実施形態において、第一の高摩擦面768及び第二の高摩擦面770は、ショアA50〜60のデュロメーターを有することができる。第一の高摩擦面768及び第二の高摩擦面770の位置は、シンク及びバケツを含む様々な支持部材上で安定性を提供するよう最適化することができる。ディスペンサー770に更なる安定性を提供するために、外壁754が支持部材に係合する最も低い点とは実質的に異なる高さで第二の高摩擦面770が支持部材に係合するよう、ハンドル748を構成することができる。
図7Cは、図7Aに示すようなディスペンサーの上面図である。ディスペンサーは流体ダイバータ740と、流体ダイバータ740の上に配置された環状カバー750とを含む。示すように、いくつかの実施形態において、環状カバー750の内径(例えば、カバーの最上部の直径)は、流体ダイバータ740の直径より小さい。環状カバー750は、ヒンジ726によってディスペンサー700に取り付けることができ、ラッチ752によって固定して閉じることができる。図7Cのディスペンサー700は、ヒンジ726を介して取り付けられ、いくつかの実施形態においてスプリング式であり、ディスペンサー700と支持面との係合を促進するハンドル748を更に含む。
図7Dは、ライン7−7でとった図7Cの実施形態の断面図である。図7Dのディスペンサー700は、固体製品を受容するよう構成された壁を含む製品ガイド710を含む。いくつかの実施形態において、製品ガイドは固体製品の高さを囲むことができる。固体製品は、ディスペンサーの作動中存在するが、しかしながら、ディスペンサー700の更なる部品をよりよく図示するために示していない。ディスペンサー700は、固体製品をディスペンサーの底面から離して支持し、流体が下を流れて固体製品に接触することができるよう構成されたペグ722を含むことができる。ディスペンサーは、内面を有する外壁754を含むことができる。外壁754の内面は、外壁754の内面と製品ガイド710との間に垂直なチャネル756を画定することができる。いくつかの実施形態において、垂直なチャネル756は、製品ガイド710の壁の外面の実質的に全体の周辺に延在する。構造、例えば外壁754と製品ガイド710との間の支持構造が、垂直なチャネル756の中に存在することができることが理解されよう。ディスペンサー700は、製品ガイド710の下であってディスペンサー700の底より上に隙間720を含んで、流体が隙間720を通って製品ガイド710の下を流れることを可能にすることができる。
ディスペンサー700は、流体を受容し、流体を固体製品の一部へと方向転換するよう構成された流体ダイバータ740を含むことができる。示された実施例では、流体ダイバータ740は製品ガイド710より上に配置されている。いくつかの実施形態において、流体が製品ガイド710の上を通って入ることができないように、流体ダイバータ740は製品ガイド710に係合し、包囲し、又は重なっている。流体ダイバータ740は、製品ガイド710の外の垂直なチャネル756へと、固体製品の下部の方へ向かって、流体を方向転換することができる。
流体ダイバータ740は、流体を垂直なチャネル756へ落とし、ディスペンサー700の反応部分704内へと導くことができる。反応部分は、流体が固体製品の一部に接触し、溶解して、溶液を形成するように、固体製品を支持し、流体を受容するよう構成することができる。図示の実施形態では、流体は、垂直なチャネル756を通って進み、製品ガイド710の下の隙間720を通り、固体製品と接触することができる。流体及び製品は、反応部分704中で溶液を形成し、アウトプットドレイン736を通ってディスペンサー700を出ることができる。いくつかの実施形態において、流体が垂直なチャネルから反応部分を通ってアウトプットドレイン736へと内側へ流れるように、アウトプットドレイン736は、反応部分704の中央付近に位置する。
流体ダイバータ740は、製品ガイド710の外面に沿った流体の膜化(sheeting)を促進するよう構成することができる。すなわち、流体ダイバータ740の設計は、流体を製品ガイド710の輪郭に追従させつつ、流体を製品ガイド710の外側の垂直なチャネル756の中に流すことができる。代替として、流体ダイバータは、流体をディスペンサー700の外壁754の内側の輪郭に追従させることができる。いくつかの実施形態において、流体ダイバータ740は、製品ガイド710の上の実質的に中央に位置する頂点762と、製品ガイド710の最上部に向かって、頂点から半径方向に外へ及び下方へ延びた単一の表面とを含む。頂点762から製品ガイド710の方へ延在する角又は隆起がないように、単一の表面は滑らかな表面であることができる。
頂点762付近のダイバータ740に流体が衝突すると、流体は、ダイバータ740の半径方向最外部に達する前に、ダイバータ740の外周の実質的に全体の周辺に広がるように、流体ダイバータ740を設計することができる。このようにして、流体は、垂直なチャネル756を通って下方に進み、全ての側面から固体製品に接触することができる。全ての側面から均一に製品を溶解することは、経時的に一定な浸食速度及び溶液濃度につながることができる。いくつかの実施形態において、ディスペンサー700は、流体ダイバータ740の上に配置され、内径780を有する環状カバー750を含む。環状カバー750の内径780(例えば、図7Dに示す実施形態の環状カバー750の最上部)が、流体ダイバータ740の直径770より小さく、ダイバータ740の上の実質的に中央に位置する場合、環状カバー750は、流体が最初に流体ダイバータ740に接触することなくディスペンサー700に入ることを防止するよう機能することができる。環状カバー750は、例えば、垂直なチャネル756を覆って、流体が一つの側面のみから直接チャネル756に入ることを防止することができる。カバー750の内径780とダイバータ740の直径770との関係は、ダイバータ740に入射する流体がダイバータ740の外周の全体に導かれ、その結果全ての側面から固体製品に接触するよう調整することができるよう調整することができる。
作動の間、流体が通り過ぎて固体製品の一部を溶解するので、固体製品に摩耗パターンが確立されることがある。そのようなパターンは、流体と接触する固体製品の表面積を変える可能性があり、したがって、生成される溶液の濃度に(多くの場合緩和する)影響を及ぼす可能性がある。いくつかの実施形態において、ディスペンサー700は、製品ガイド710の下のペグ722の間に配置された土台758を含むことができる。そのような実施形態において、土台758の上面は、ペグ722の上面より高くすることができ、製品がペグ722に接触する前に使用する量の固体製品を受容及び支持するよう構成することができる。いくつかの実施形態において、土台は、土台の正味の表面積がペグの正味の表面積より著しく小さくなるように構成されている。
流体がペグ722を通って進むにつれてペグ722を通る画定された流路が現れ、固体製品に摩耗パターンを生じる。場合により、摩耗パターンが現れるにつれて固体製品の溶解が少なくなり、得られる溶液の濃度が低減する可能性がある。しかしながら、使用を通して、溶解されている固体製品の表面は柔らかくなる可能性がある。固体製品の質量は比較的少ない数の土台758によって支持されているので、質量が比較的小さい面積に分散している。したがって、固体製品の表面がより柔らかくなるにつれ、土台758は固体製品の表面を突き刺して、製品がペグ722に接触するまで沈むことを可能にしてもよい。いくつかの実施形態において、ペグ722は土台758より大きい正味の表面積を構成するので、製品は沈むのを止めてペグ722上に静止することができる。製品を低下させることは、流体に暴露される製品の量を効果的に増加させ、濃度を上昇させるよう機能することができる。したがって、製品が沈むことに起因する濃度の増加が、固体製品に確立された摩耗パターンによる濃度の減少に対して反対に作用することができるように、ペグ722及び土台758を最適化することができる。図7Dに示す土台758は「カヌー形」であるが、しかしながら、製品を支持し、製品が柔らかいときに適切に沈むことを可能にする適切な間隔、及び正味の表面積を維持しつつ、様々な形状(例えば楕円形、卵形、円錐台形、単一断面の形、下方へ向かって増加する断面の形、例えば円錐台形)が可能であることが理解されよう。
図7Dのディスペンサー700は、アウトプットドレイン736の下に配置された滴受け760を更に含む。滴受け760は、ディスペンサー700の使用後に反応部分704から過剰な溶液が望ましくなく滴ることを防止するよう少量の体積の溶液を保持する小さなリザーバとして構成される。いくつかの実施形態において、作動の間、溶液は反応部分704を出るとすぐに滴受け760に遭遇する。しかしながら、滴受け760は、ディスペンサー700の処理量に著しく影響を及ぼさないように充分少ない量の溶液を保持しつつ、使用後に反応部分104からの残留溶液及び/又はインプットされた流体をなお捕獲するよう設計することができる。これは、ディスペンサー700が使用されていないとき、溶液及び/又は流体が望ましくなく漏れること、及び滴ることを防止することができる。滴受け760は、限られた体積を保持するだけである。滴受け760によって保持される溶液の体積がこの限られた体積を超えると、滴受け760の外縁又は(円形であれば)円周を超えて溶液が溢れ出て、滴受け760が存在しない場合にアウトプットドレイン736を出る溶液と同様の態様で、ディスペンサー700から下方へ落下する。
多くの実施形態は、インプットされた流体を固体製品の底面に接触させるよう導くことを含むが、しかしながら、いくつかの実施形態は、流体を固体製品の上面にあてる機能を含む。図8は、流体が固体製品の上面に適用されるディスペンサーの斜視図である。図8は、流体ダイバータ840を含むディスペンサー800を示す。流体ダイバータ840は、通過する流体ダイバータ840の上面へと流体を適用することを可能にするよう構成された、一連の開口846を含む。いくつかの例において、ダイバータ840の開口846はスクリーンを含むことができる。
作動の間、流体は開口846を通って進み、反応部分内のダイバータ840の下の固体製品に遭遇することができる。流体は固体製品を溶解して溶液を作製することができ、溶液はアウトプットドレイン836を介してディスペンサー800を出ることができる。アウトプットドレイン836は、図8に示すようにディスペンサー800の底面側に位置することができ、又は例えば図6に示すアウトプットドレインのように、ディスペンサー800の側壁に配置することができる。ダイバータ840及び開口846の形状を様々な実施形態において変化させて、所望のアウトプット溶液濃度を達成することができる。図8の実施形態において、流体ダイバータ840はドーム型のスクリーンを含む。開口846は、円形、卵形、又は任意の他の形状を含むことができ、あらゆる様々な構成で配置することができる。
本発明の様々な実施形態を記載した。一般的な構成において、本発明の実施形態は三区画シンクと共に使用してもよく;多段階処置、例えば食器洗浄のため、それぞれの区画に異なる溶液が所望される。そのような構成において、本発明の第一の実施形態が、シンクの第一の区画に第一の固体製品を含む溶液を分配するよう構成され、一方、本発明の第二の実施形態が、シンクの第二の区画に第二の固体製品を含む溶液を分配するよう構成されていてもよい。したがって、シンクを使用して、ユーザは、流体、例えばシンクによって便宜に供給される水を本発明の実施形態のそれぞれに適用し、それによって、シンクの別々の区画に所望の第一の溶液及び第二の溶液を分配してもよい。例えば、三区画シンクにおいて、本発明の実施形態を用いてシンクの第一の区画で洗剤溶液を製造し、第三の区画で殺菌剤溶液を製造しつつ、第二の区画に水のみを出して、シンクを使用順に組織することができる。更なる固体製品を含む本発明の更なる実施形態を、更なる溶液を必要とする方法において使用してもよい。
本発明の実施形態は、分配された溶液を受容するための容器又はその近くにディスペンサーを取り付けるための取付部材を含んでもよい。例えば、ディスペンサーは、出口部分から溶液が流れ出たときシンク内に直接流入するように、シンクの端に取付部材を介して取り付け可能であってもよい。さらに、シンクの蛇口が本発明の入口部分に流体を便宜に導くように取り付けられてもよい。ディスペンサーは、代替の容器、例えばモップバケツ等に取り付けられてもよい。この例示的な構成において、ディスペンサーは、モップバケツに取り付けられ、作製された溶液、例えば床洗浄溶液がバケツ内に直接流入するよう配置されてもよい。本発明の他の実施形態は、流体源に近いことがある場所の壁にディスペンサーを取り付けることを可能にしてもよい。そのような構成において、流体源はディスペンサーの入口部分に流体を供給して、溶液は出口部分からあらゆる所望の場所、例えばシンク区画又はバケツ内へと流出してもよい。例示的な取付部材としては、例えば、図7Aの実施形態に示すスプリング式ハンドルが挙げられる。
更に、様々な固体製品(例えば異なる形の製品ガイドを含む)を保持するよう構成された本発明の実施形態は、同様の又は似た取付部材を有してもよく、これらの実施形態を容器、壁、又は当業者によって認められるその他の取付場所に区別せず取り付けることを可能にしてもよい。本明細書に記載の実施形態は、様々な構成で、固定位置及び移動可能な位置を含む様々な場所に取り付けて使用することができる。記載のディスペンサーは、大気条件下で作動することができるような設計である。すなわち、それらは溶液を作製するために加圧流体源を必要としない。したがって、自立型ディスペンサーは、すばやく容易に流体源に着脱することができる。
本発明から分配される溶液の濃度は、様々な要因に影響されることがある点はすでに記載した。しばしば、濃度を特定の範囲内にすることが所望されることがある。したがって、特定の作動条件のための所望範囲内の濃度を達成するため、本発明の要素を工場又は研究室の設定に調整してもよい。さらに、あらゆる典型的な作動条件の範囲、例えば温度華氏90〜140度(約32.2℃〜60℃)で流速4〜8ガロン/分について所望範囲内の濃度を達成するために、要素を最適化してもよい。中でも、最適化してもよい要素としては、ペグのサイズ、形状、及び数密度とともに、殻の形状、及び深さが挙げられる。当業者であれば、本発明の更なる部材を変形及び最適化して所望の濃度変化を達成してもよいことが理解されよう。
所望の濃度を達成することに加えて、いくつかの操作の過程を通して所望範囲内に濃度を維持することは重要でありうる。濃度は、パラメータ、例えば温度及び流速に加えて、入射流体に暴露される固体製品の表面積、及び入射流体のエネルギーに影響を受ける可能性がある。したがって、流体に暴露される製品の表面積が実質的に一定のままであるように、いくつかの実施形態は、実質的に平面の溶解パターンを達成するよう構成される。更に、いくつかの実施形態は、望ましく高い濃度を達成する程度に充分な入射エネルギーを有するインプット流体を提供するよう構成される。例えば、流体が固体製品に高速で衝突するように、流体を重力によってある距離を加速させることによって、エネルギーを提供することができる。したがって、流体が加速される高さを用いて、出力溶液の濃度を調整することができる。
図示の実施形態に示し上記で記載したように、製品ガイドは個別の形の固体製品を受容するような形であってもよい。多くの場合、この固体製品は、図1Aの五角形の構成で示す製品ガイドと同じ形状であり、異なる形の製品、例えば六角形の製品が製品ガイドに入ることを更に妨げる。本発明の異なる実施形態は、例えば五角形の2つの成形製品ブロックが製品ガイド内に互いに積み重なった、複数の固体製品ブロックのスタックを保持するよう更に構成されてもよい。少なくとも2つの製品ブロックのスタックを製品ガイド内に維持することは、第1のものが完全に溶解しても、溶解して溶液を形成するのに利用できる製品が残っているので有利であることがある。そうでなければ、流体がディスペンサーに入って製品ブロックに遭遇せず、実質的に元のままディスペンサーから出続けることがある。
本発明の様々な実施形態を記載した。本明細書に記載の実施形態は本来例示的なものであり、いかなる場合も本発明の範囲を制限するものではないことを認識すべきである。むしろ、それらは様々な構成及びその実施形態を説明する例として役立つ。これら及び他の実施形態は、以下の請求項の範囲内である。

Claims (29)

  1. 流体と固体製品との溶液を分配するための独立製品ディスペンサーであって、前記独立製品ディスペンサーは:
    壁を有し、前記固体製品の高さを囲む製品ガイドと;
    インプットされた前記流体を受容し、前記固体製品の少なくとも一部へ向かって方向転換するための流体ダイバータと;
    前記流体が前記固体製品の一部に接触して溶解し、溶液を形成するように、前記固体製品を支持し、前記流体ダイバータからの前記流体を受容するよう構成された、反応部分と;
    前記溶液を分配するためのアウトプットドレインと
    を含む、独立製品ディスペンサー。
  2. 前記流体ダイバータは、前記固体製品より上に配置され、前記製品ガイドに組み合わせられ、インプットされた前記流体を前記製品ガイドの外部周辺へ、固体製品の基部へ向かって方向転換するよう構成され;
    前記反応部分は、前記流体が前記固体製品の基部に接触して溶解するように、前記流体ダイバータから前記流体を受容する、請求項1に記載のディスペンサー。
  3. 前記流体ダイバータは、前記流体を前記反応部分へ向かって前記製品ガイドの輪郭に追従させるよう構成された、請求項2に記載のディスペンサー。
  4. 前記流体ダイバータは、前記流体が全ての側面から前記固体製品に接触するよう、前記流体を前記反応部分へと導く、請求項2に記載のディスペンサー。
  5. 前記流体ダイバータは、前記製品ガイドより上の実質的に中央に位置する頂点と、前記頂点から前記製品ガイドの最上部へ向かって半径方向に延在する単一の表面とを含む、請求項2に記載のディスペンサー。
  6. 前記流体ダイバータが前記製品ガイドの最上部に係合しており、前記係合は、前記流体が前記製品ガイドの最上部に入ることを防止する、請求項5に記載のディスペンサー。
  7. 内面を有する外壁を更に含み、前記外壁の前記内面と前記製品ガイドの前記壁との間に垂直なチャネルを画定する、請求項2に記載のディスペンサー。
  8. 前記垂直なチャネルは、前記製品ガイドの前記壁の外面の実質的に全体の周辺に延在する、請求項7に記載のディスペンサー。
  9. 入射流体が最初に前記流体ダイバータに作用せずに前記垂直なチャネルに直接流れ込むことができないように、少なくとも前記垂直なチャネルの上であって前記垂直なチャネルを覆うよう配置された環状カバーを更に含む、請求項7に記載のディスペンサー。
  10. 前記環状カバーは、前記流体ダイバータの上に配置された格子を含む、請求項9に記載のディスペンサー。
  11. 前記流体が前記垂直なチャネルから内側へ流れて、前記反応部分を通り、前記アウトプットドレインを通って出るように、前記アウトプットドレインが前記製品ガイドの下の中央にある、請求項7に記載のディスペンサー。
  12. 前記アウトプットドレインの下に配置された滴受けを更に含む、請求項11に記載のディスペンサー。
  13. 前記反応部分内に前記固体製品を少なくとも支持するためのペグであって、前記流体が前記ディスペンサーを通って前記アウトプットドレインへと進む際に、前記ペグの間の空間を通って流れるように配置された、ペグと;
    前記固体製品の底面を受容するための土台であって、前記固体製品を上から前記反応部分内へと降ろしたとき、前記ペグの前に前記土台が前記固体製品を受容するように、前記土台は前記ペグの上面より高い上面を有する、土台と
    を含む、請求項1に記載のディスペンサー。
  14. 前記土台は、前記固体製品を使用したとき、前記固体製品が前記ペグ上に下がるように、前記土台が前記固体製品の底面を突き刺すよう構成された、請求項13に記載のディスペンサー。
  15. 前記流体は大気圧で前記ディスペンサーを通って流れる、請求項1に記載のディスペンサー。
  16. 前記流体ダイバータは、前記固体製品より上に配置されたドーム型のスクリーンであって、前記流体を前記スクリーンの開口を通して前記固体製品の上面へと導くよう構成されたドーム型のスクリーンを含む、請求項1に記載のディスペンサー。
  17. 前記流体ダイバータは、前記固体製品を支持する前記反応部分の下に配置された充填チャンバーを含み、前記充填チャンバーが前記流体で満たされたとき、前記流体が前記充填チャンバーから前記反応部分へと導かれる、請求項1に記載のディスペンサー。
  18. 前記反応部分が壁を含み、
    (i)前記流体が前記充填チャンバーから前記反応部分に入り、前記固体製品に遭遇し、溶液を形成し;
    (ii)前記溶液は、前記壁の上を超えて前記アウトプットドレインへと流れるまで、前記反応部分に溜まる、請求項17に記載のディスペンサー。
  19. 前記溶液は、前記アウトプットドレインに到達する前に、前記壁の上を超えて環状アウトプットチャネル内へ流れる、請求項18に記載のディスペンサー。
  20. 前記反応部分は中央の開口を含み、前記流体は前記充填チャンバーから前記中央の開口を通って前記反応部分へと流れる、請求項17に記載のディスペンサー。
  21. 支持部材の表面に係合して前記ディスペンサーを支持するよう構成されたスプリング式ハンドルを更に含む、請求項1に記載のディスペンサー。
  22. 外壁と、前記外壁から前記ハンドルへ向かって突出したタブとを更に含み;前記タブ及び外壁は、前記タブと前記外壁とが接合する所に位置する、前記支持部材のリップ又は隆起を受容するためのノッチを画定する、請求項21に記載のディスペンサー。
  23. 前記ディスペンサーの前記支持部材に係合するための、タブ及びスプリング式ハンドルの少なくとも1つに配置された少なくとも1つの高摩擦面を更に含む、請求項22に記載のディスペンサー。
  24. 前記製品ガイドは特定の固体製品を受容するような形である、請求項1に記載のディスペンサー。
  25. 流体と固体製品との溶液を分配するための独立製品ディスペンサーであって、
    インプットされた流体を受容し、固体製品の外側周辺及び基部へ向かって方向転換するための流体ダイバータと;
    前記固体製品を収容し、前記流体が前記固体製品の基部に接触して溶解し、溶液を形成するように、前記流体ダイバータから前記流体を受容するよう構成された、反応部分と;
    前記溶液を分配するためのアウトプットドレインと
    と含む、独立製品ディスペンサー。
  26. 前記ディスペンサーと共に使用するための特定の固体製品を受容する形の製品ガイドを更に含む、請求項25に記載のディスペンサー。
  27. 固体製品の溶液を分配する方法であって、前記方法は:
    独立の自由流動性製品ディスペンサーを提供することであって、前記ディスペンサーは:インプットされた流体を受容し、前記固体製品の少なくとも一部へ向かって方向転換するための流体ダイバータと;前記固体製品を受容して溶液を形成する反応部分と;前記溶液を分配するための出口部分とを含む、ことと;
    前記流体を前記流体ダイバータへ導くことと
    を含み、
    それによって前記流体ダイバータは前記流体を前記反応部分へと導き、前記流体は前記固体製品と接触し、前記製品を溶解し、それによって前記液体と前記製品との溶液を作製し;
    前記溶液を前記出口部分から分配する、方法。
  28. 前記流体ダイバータに前記流体を導くことは、前記流体を前記固体製品の上の前記流体ダイバータの上面に導くことを含み、前記ダイバータは、前記流体を前記固体製品の基部の周辺に向かって導く、請求項27に記載の方法。
  29. 前記ディスペンサーがスプリング式ハンドルを更に含み、前記方法は、前記スプリング式ハンドルを介して前記ディスペンサーを流体源の近くに固定することを更に含む、請求項27に記載の方法。
JP2016543659A 2013-12-30 2014-11-21 固体製品ディスペンサー Active JP6480461B2 (ja)

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