様々な構成及び実施例の完全な理解を提供するために、下記の説明では、多数の特定の詳細が説明される。しかしながら、様々な実施例は、特定の詳細なしで実践され得る。他の場合において、周知の方法、手順、コンポーネント、及び回路は、特定の実施例を不明瞭にしないために、詳細に説明されなかった。さらに、実施例の様々な態様は、集積された半導体回路(“ハードウェア”)、1つ又は複数のプログラムに体系化されたコンピュータ読み取り可能命令(“ソフトウェア”)、及び/又はハードウェアとソフトウェアのいくらかの組み合わせのような、様々な手段を用いて実行され得る。説明を容易にするために、“ロジック”に対する言及は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそのいくらかの組み合わせのいずれかを意味するものとする。
電力供給ネットワークは、一般の計算性能、及び特にターボ性能(turbo performance)に対する制限になり得る。全体の電力消費量(又は、全体のシステム電力消費量)を制限するかもしれない電力供給ネットワークの異なる階層がある。CPU(中央処理装置)電力だけを制御するとともに、保護帯域を有するプラットフォームの残りに固定量を割り当てることにより問題は解決され得る。保護帯域が十分ではない場合に、これは、最適でない設定、又は、シャットダウンの危険性をもたらす。
構成及び/又は少なくとも1つの実施例は、例えば、プラットフォームコンポーネントから獲得された1つ又は複数の入力値/指示値、制御値(又は、パラメータ)の設定値、及び制御方策を含んでいる様々な情報に基づいて、全体のプラットフォーム電力消費量(又は、全体のシステム電力消費量)を対象にし得る。このやり方は、例えば、プラットフォーム電力の遠隔測定を使用することにより、補完され得る。例えば、プラットフォーム上の(例えば、電流)センサは、電流消費量をサンプリングするとともに、電流消費量がそれによりサンプリングされて制御されることになるCPUのVRに、この情報を提供し得る。
全体のプラットフォーム電力消費量(又は、全体のシステム電力消費量)の制御を行うことは、より小さな(複数の)電源ユニットの使用、比較的少ない設計保護帯域、及び/又は、システムシャットダウンに対して削減された危険性を有するより強いシステムを可能にし得る。これは、サーバのみならず、タブレット、電話、及びウルトラブックのようなスモールフォームファクタにとって重要であり得る。
構成及び実施例は、(例えば、1つ又は複数のプロセッサコアを有する)1つ又は複数のプロセッサを含むシステムにおいて適用され得る。
図1は、実例の構成による、電子システム100(又は、計算システム)の構成図を例示する。他の構成が同様に提供され得る。
電子システム100は、1つ又は複数のプロセッサ102−1から102−Nまで(ここでは、複数のプロセッサ102、又はプロセッサ102と言われる)を含み得る。複数のプロセッサ102は、相互接続又はバス104を介して通信し得る。各プロセッサは、様々なコンポーネントを含むことができ、それらのうちのいくつかは、明瞭化のために、単にプロセッサ102−1を参照して論じられる。したがって、残りのプロセッサ102−2から102−Nまでのそれぞれは、プロセッサ102−1を参照して論じられた同じ又は同様のコンポーネントを含み得る。
プロセッサ102−1は、1つ又は複数のプロセッサコア106−1から106−Mまで(下記では、複数のコア106、又はコア106と言われる)、キャッシュ108、及び/又はルータ110を含み得る。複数のプロセッサコア106は、単一の集積回路(IC)チップ上に実装され得る。さらに、チップは、(キャッシュ108のような)1つ若しくは複数の共有キャッシュ及び/若しくはプライベートキャッシュ、(バス若しくは相互接続112のような)バス若しくは相互接続、グラフィック及び/若しくはメモリ制御器、又は、他のコンポーネントを含み得る。
ルータ110は、プロセッサ102−1及び/又はシステム100の様々なコンポーネントの間で通信するために使用され得る。さらに、プロセッサ102−1は、1つより多いルータ110を含み得る。さらに、多数のルータ110は、プロセッサ102−1の内部又は外部の様々なコンポーネントの間のデータの経路指定を可能にするように通信するかもしれない。
キャッシュ108は、複数のコア106のような、プロセッサ102−1の1つ又は複数のコンポーネントによって利用されるデータ(例えば、命令を含む)を記憶し得る。例えば、キャッシュ108は、プロセッサ102のコンポーネントによるより速いアクセス(例えば、複数のコア106によるより速いアクセス)のために、メモリ114に記憶されたデータを局所的にキャッシュし得る。図1において示されたように、メモリ114は、複数のプロセッサ102と相互接続104を介して通信し得る。キャッシュ108(それは共有され得る)は、ミッドレベルキャッシュ(MLC)、ラストレベルキャッシュ(LLC)などであり得る。同様に、複数のコア106のそれぞれは、レベル1(L1)キャッシュ(116−1)(同様に“L1キャッシュ116”と言われる)、又は、レベル2(L2)キャッシュのような他のレベルのキャッシュを含み得る。さらに、プロセッサ102−1の様々なコンポーネントは、バス(例えば、バス112)、及び/又は、メモリ制御器若しくはハブを通して、キャッシュ108と直接的に通信し得る。
システム100は、電力をシステム100の1つ又は複数のコンポーネントに提供するために、電源120(例えば、直流(DC)電源、又は交流(AC)電源)を同様に含み得る。例えば、電源120は、プラットフォーム電源であり得る。プラットフォーム電源は、PSUであり得る。電源120は、1つ若しくは複数のバッテリパック及び/又は電源装置を含み得る。電源120は、電圧レギュレータ(VR)130を通してシステム100のコンポーネントと接続され得る。さらに、図1が1つの電源120及び1つの電圧レギュレータ130を例示するとしても、追加の電源及び/又は電圧レギュレータが利用され得る。例えば、複数のプロセッサ102のうちの1つ又は複数は、対応する(複数の)電圧レギュレータ及び/又は(複数の)電源を有し得る。(複数の)電圧レギュレータ130は、単一の電源プレーン(例えば、複数のコア106の全てに電力を供給する)、又は複数の電源プレーン(各電源プレーンが異なるコア又はコアのグループに電力を供給し得る)を介して、プロセッサ102に接続され得る。
さらに、図1が電源120及び電圧レギュレータ130を別個のコンポーネントとして示す一方、電源120及び電圧レギュレータ130は、システム100の他のコンポーネントに組み込まれ得る。例えば、VR130の全て又は一部分は、電源120及び/又はプロセッサ102に組み込まれ得る。
図1に示されたように、プロセッサ102は、プロセッサ102のコンポーネント(例えば、複数のコア106)に対する電力の供給を制御するために、電力制御ロジック140を更に含み得る。ロジック140は、システム100の様々なコンポーネントと通信された情報のようなロジック140の動作に関連している情報を記憶するために、(キャッシュ108、L1キャッシュ116、メモリ114、又はシステム100における別のメモリのような)ここで論じられた1つ又は複数の記憶装置に対するアクセスを有し得る。図示されたように、ロジック140は、VR130、並びに/又は、複数のコア106及び/若しくは電源120のようなシステム100の他のコンポーネントに接続され得る。
例えば、ロジック140は、1つ又は複数のセンサ150の状態を示す(例えば、1つ若しくは複数のビット又は信号の形式の)情報を受け取るように接続され得る。(複数の)センサ150は、温度、動作周波数、動作電流、動作電圧、電力消費量、及び/又はコア間通信動作などのようなシステム/プラットフォームの電力/熱の挙動に影響を及ぼす様々な要因における変化を感知するために、複数のコア106、相互接続104又は112、プロセッサ102の外部のコンポーネントなどのようなシステム100の(複数の)コンポーネントの直近に提供され得る。
ロジック140は、VR130、電源120、及び/又は(複数のコア106のような)システム100の個々のコンポーネントに、それらの動作を変更するように命令し得る。例えば、ロジック140は、VR130及び/又は電源120(若しくはPSU)に対して、それらの出力を調整するように指示し得る。ロジック140は、複数のコア106に、それらの動作周波数、動作電流、電力消費量などを変更するように要求し得る。コンポーネント140及び150がプロセッサ102−1に含まれるように図示されるとしても、これらのコンポーネントは、システム100におけるどこか別の場所で提供され得る。例えば、電力制御ロジック140は、VR130において提供され得る、電源120において提供され得る、相互接続104に直接的に接続されて提供され得る、複数のプロセッサ102のうちの1つ若しくは複数(又は、その代わりに全部)の中に提供され得る、などのようになる。さらに、図1において示されたように、電源120及び/又は電圧レギュレータ130は、電力制御ロジック140と通信するとともに、それらの電力仕様を報告し得る。
図2は、実例の実施例による、電子システムの構成図である。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。電子システムは、電力管理システム200を含み得る。
電力指示値(例えば、電力消費値(例えば、供給された)、電力消費性能、及び/又は電力消費状態)が、通信リンク204、又は、ブリックに対して直列のセンス抵抗器及び/若しくは全体のシステム(ブリック及びバッテリ)に対して直列のセンス抵抗器、それぞれ抵抗器206及び抵抗器208、を介して、インテリジェントブリック(intelligent brick)202から、(例えば、デジタル方式で)提供され得る。ブリックは、一般に、AC(交流)を電子装置により使用されるべきであるDC(直流)に変換することが可能である(図1の電源装置120のような)電源装置のことを指し得る。さらに、インテリジェントブリックは、一般に、単なる電力変換に加えて、(ここで論じられた機能のような)他の機能を実行することが可能である電源装置のことを指し得る。
図2は、抵抗器206を横断する電圧をサンプリングしてデジタル化信号を提供するための内部の(集積された)ADC(A/D変換器)210を有するバッテリ充電器を示す。図2は、同様に、抵抗器208を横断する電圧をサンプリングしてデジタル化信号を提供するためのシステムADC212を示す。(充電器又はADC210、及びシステムADC212からの)デジタル化信号は、システムにより消費された/システムに対して供給された電力(すなわち、瞬間的なプラットフォーム電力)を示し得る。
図2において示されたように、ADC210及び212は、抵抗器206及び208をそれぞれ横断する電圧をサンプリングし得る。ADCは、(ADC212のように)専用にされることができる、埋め込み型制御器214に組み込まれることができる、(CPU電源装置216内の、図1のVR130のような)VRに組み込まれることができる、及び/又は、チップに組み込まれることができる。制御は、電力制御ロジック140(同様に、ここではPMU(電力管理ユニット)又はPCU(電力制御ユニット)と言われる)、埋め込み型制御器214により実行され得る。
図2において、電力管理システム200は、CPU/プロセッサ102の内容物を、制御ロジック140と、プロセッサ220に属する残りの部分とに分割し得る。プラットフォーム電源装置/複数のプラットフォーム電源装置222は、同様に、プラットフォームの残り224(すなわち、例えば1つ又は複数のプロセッサ102以外)に電力を供給するために含まれ得る。システム200は、同様に、メモリを含み得る。(例えば、アイテム210及び212からの)電力測定値は、例えば、ロジック140及び/又は埋め込み型制御器214に同様に提供され得る。
図3は、実例の実施例による、電力モニタシステムを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図3に関して論じられた電力制御は、携帯端末のような電子装置のプラットフォームに電力を提供し得る。プラットフォームは、ディスプレイ、プロセッサ、制御器などを含み得る。
図3は、電源302、電力モニタ304、プロセッサ306、及びシステムの他の部分308(又は、プラットフォーム)を示す。電源302は、電力を電力モニタ304に提供し得る。電力モニタ304において受け取られた電力は、負荷のような、電子装置の他の部分に提供され得る。少なくとも1つの実施例において、電力モニタ304は、電子装置の一部分であり得る。
電力モニタは、同様に、電力計及び/又は電力センサと言われ得る。
電力モニタ304は、電源302からの受け取られた電力に基づく電力情報を提供するとともに、情報をシステムの他の部分308及びプロセッサ306に供給し得る。少なくとも1つの実施例において、電力モニタ304は、アナログの方法で電力情報を提供し得る。少なくとも1つの実施例において、電力モニタ304は、デジタルの方法で電力情報を提供し得る。提供される電力情報は、全体のシステム電力情報(又は、全体のシステム電力消費量)であり得る。電力モニタ304は、受け取られた電力に基づいて、全体のシステム電力情報を提供し得る。
電力モニタ304は、瞬時電力値(PSYS)をプロセッサ306に提供し得る。瞬時電力値PSYSは、電力モニタ304において測定されたか、又は判定された全体のシステム電力消費量(又は、全体のシステム電力情報)であり得る。
1つの実例として、電力モニタ304は、電子装置の充電器の一部分を含み得る。1つの実例として、電力モニタ304は、専用のシリコンセンサを含み得る。電力モニタ304は、電源302から受け取られた全体のプラットフォーム電力(例えば、システムの他の部分308及びプロセッサ306により消費された電力)を監視するとともに、測定された瞬時電力と比例する電気信号(アナログ又はデジタル形式)を生成し得る。全体のシステム電力情報は、全体の瞬時電力値を含み得る。
瞬時電力値(PSYS)は、プロセッサ306に提供され得る。プロセッサ306は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ306の性能を変更し得る。プロセッサ306は、受け取られた全体のシステム電力情報に基づいて、性能(又は、性能パラメータ)を変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ306は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。これは、監視されたプロセッサ306の電力及び固定されたプラットフォーム電力オフセットから成る“擬似の”全体のシステム電力情報に基づいて、プロセッサが性能を変更し得る他の構成に対する改善になる。すなわち、電力モニタ304により提供される全体のシステム電力情報は、固定されたプラットフォーム電力値及び監視されたプロセッサ電力から成る“仮定された”全体のシステム電力より正確である。
プロセッサ306は、電流値IMONを同様に受け取り得る。電流値IMONは、プロセッサ306によりプロセッサの電力消費量を判定するために使用され得る。電流値IMONは、プロセッサ306に電力を供給する電圧レギュレータの平均出力電流に比例するアナログ信号である。電流値IMONは、プロセッサ306の電圧レギュレータ130(図1)により供給される。
図3は、同様に、電源302からの電力が、電力モニタ304から例えばディスプレイを有する負荷のようなシステムの他の部分308に提供されるとともに、電力モニタ304により監視され得る、ということを示す。電力は、プロセッサ306に同様に提供され得る。
図4は、実例の実施例による、電子装置の電力モニタシステムを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図4において示された実施例は、図3の実施例の更に詳細な実施例である。図4において示されたコンポーネントは、携帯端末のような電子装置において提供され得る。電子装置のシステム(又は、プラットフォーム)の他のコンポーネントが同様に提供され得る。
図4の実施例は、(全体のシステム電力情報のような)電力値のアナログ値を使用するアナログ電力モニタ及び/又は方式を含み得る。少なくとも1つの実施例において、電力モニタは、全体のシステム電流を感知するためのシリコンセンサを含み得る。シリコンセンサは、アナログ信号を提供し得る。
図4は、電力モニタ314、コア電圧レギュレータ315(又は、プロセッサ電圧レギュレータ)、プロセッサ316、及び制御器318を示す。電力モニタ314は、アナログ電力モニタであり得る。少なくとも1つの実施例において、プロセッサ316は、中央処理装置(CPU)であり得る。少なくとも1つの実施例において、制御器318は、埋め込み型制御器であり得る。例えば、埋め込み型制御器は、プロセッサ316の中に提供され得る。
電力モニタ314は、電源302(図3)のような電源から電力を受け取り得る。
電力モニタ314は、受け取られた電力に基づいて、電力情報を提供し得る。1つの実例として、電力モニタ314は、瞬時電力値PSYSをコア電圧レギュレータ315(又は、プロセッサ電圧レギュレータ)に提供し得る。瞬時電力値PSYSは、電力モニタ314において測定されたか、又は判定された全体のシステム電力消費量(又は、全体のシステム電力情報)であり得る。
少なくとも1つの実施例において、電力モニタ314は、瞬時電力値PSYSのアナログ値を提供し得る。アナログ値は、アナログ測定又は判定により、測定され得るか、又は判定され得る。
瞬時電力値PSYSのアナログ値は、コア電圧レギュレータ315(又は、プロセッサ電圧レギュレータ)に提供されることができ、それは、絶えず監視された/しっかりと調整された電圧を、プロセッサ316に提供する。
電力モニタ314は、プロセッサ316に、そしてシステムの1つ又は複数のコンポーネントに供給されるべきシステム電力を受け取り得る。電力モニタ314は、システム電力に対応する情報を提供し得る。
コア電圧レギュレータ315は、瞬時電力値PSYSのアナログ値をデジタル値に変換するとともに、デジタル化されたPSYS値をプロセッサ316に提供し得る。コア電圧レギュレータ315は、(デジタル化された方法で)全体のシステム電力情報をプロセッサ316に提供し得る。デジタル化されたPSYS値は、バス313に沿ってプロセッサ316に提供され得る。少なくとも1つの実施例において、バス313は、(インテル社によって提供されたシリアルVIDのための通信プロトコルを利用する)SVIDバスであり得る。
電力モニタ314は、同様に、電流値(又は、熱温度値)を制御器318に提供し得る。電流値(又は、熱温度値)は、制御器318と電力モニタ314との間の双方向通信を提供する通信リンクに沿って提供され得る。少なくとも1つの実例において、これは、電力モニタ314からの生成された電力信号(電力値PSYS)の、そしてプラットフォームの最大の電力消費性能に特有である、適切なスケーリングを提供し得る。
制御器318は、熱管理のためのプラットフォーム環境制御インタフェース(PECI)のようなインタフェース317を越えて、情報をプロセッサ316に提供し得る。
図4において示されたように、プロセッサ316は、電力モニタ314から電力情報を受け取り得る。プロセッサ316(又は、他の装置)は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ316の性能を変更し得る。プロセッサ316は、受け取られた全体のシステム電力情報に基づいて、性能(又は、性能パラメータ)を変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ316は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。プロセッサ316は、システム電力に対応する情報に少なくとも一部分基づいて、プロセッサ316の性能を変更し得る。システム電力に対応する情報は、瞬時電力に対応する値を含み得る。
図5は、実例の実施例による、電子装置の電力モニタシステムを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図5において示された実施例は、図3の実施例の更に詳細な実施例である。図5において示されたコンポーネントは、電子装置において提供され得る。電子装置のシステム(又は、プラットフォーム)の他のコンポーネントが同様に提供され得る。
図5の実施例は、(全体のシステム電力情報のような)電力値のデジタル値を使用するデジタル電力モニタ及び/又は方式を含み得る。少なくとも1つの実施例において、電力モニタは、全体のシステム電流を感知するためのシリコンセンサを含み得る。シリコンセンサは、デジタル化されたデータを、バスを通してプロセッサに直接的に提供し得る。図5の実施例は、デジタルシステムである。電力モニタ324は、電力信号(電力値PSYS)を監視するとともに、プロセッサ316に対するSVIDバスインタフェースのようなデジタルインタフェース/バス325を介した即時の伝送のために、直接的にデジタル化(又は、量子化)し得る。この実施例は、電力信号(電力値PSYS)を量子化するための(図4における)コア電圧レギュレータ315又は他のアナログ/デジタル変換手段に頼らないかもしれない。
図5は、電力モニタ324、プロセッサ316、及び制御器318を示す。電力モニタ324は、例えばデジタル電力モニタであり得る。少なくとも1つの実施例において、プロセッサ316は、中央処理装置(CPU)であり得る。少なくとも1つの実施例において、制御器318は、埋め込み型制御器318であり得る。例えば、埋め込み型制御器318は、プロセッサ316の中に提供され得る。
電力モニタ324は、電源302(図3)のような電源から電力を受け取り得る。
電力モニタ324は、受け取られた電力に基づいて、電力情報を提供し得る。1つの実例として、電力モニタ324は、瞬時電力値PSYSをプロセッサ316に直接的に提供し得る。瞬時電力値PSYSは、電力モニタ324において測定されたか、又は判定された全体のシステム電力消費量(又は、全体のシステム電力情報)であり得る。
少なくとも1つの実施例において、電力モニタ324は、瞬時電力値PSYSのデジタル値を提供し得る。デジタル値は、電力モニタ324におけるデジタル測定又は判定により、測定され得るか、又は判定され得る。
瞬時電力値PSYSのデジタル値は、SVIDバスのようなバス325に沿ってプロセッサ316に直接的に提供され得る。
電力モニタ324は、プロセッサ316に、そしてシステムの1つ又は複数のコンポーネントに供給されるべきシステム電力を受け取り得る。電力モニタ324は、システム電力に対応する情報を提供し得る。
電力モニタ324は、同様に、電流値を制御器318に提供し得る。電流値(又は、熱温度値)は、プラットフォーム制御器(又は、システム制御器)と電力モニタ324との間の双方向通信を提供する通信リンクに沿って提供され得る。少なくとも1つの実例において、これは、電力モニタ324からの生成された電力信号(電力値PSYS)の、そしてプラットフォームの(又は、システムの)最大の電力消費性能に特有である、適切なスケーリングを提供し得る。
制御器318は、熱管理のためのプラットフォーム環境制御インタフェース(PECI)のようなインタフェース317を越えて、情報をプロセッサ316に提供し得る。
図5において示されたように、プロセッサ316は、電力モニタ324から電力情報を受け取り得る。プロセッサ316(又は、他の装置)は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ316の性能を変更し得る。プロセッサ316は、受け取られた全体のシステム電力情報に基づいて、性能(又は、性能パラメータ)を変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ316は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。プロセッサ316は、システム電力に対応する情報に少なくとも一部分基づいて、プロセッサ316の性能を変更し得る。システム電力に対応する情報は、瞬時電力に対応する値を含み得る。
少なくとも1つの実施例において、電力モニタ314、324は、充電器の一部分であり得る。少なくとも1つの実施例において、電力モニタ314、324は、シリコンセンサを含み得る。
図6は、実例の実施例による、電子装置の電力モニタシステムを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図6において示された実施例は、図3の実施例の更に詳細な実施例である。図6の実施例は、電力モニタ312からのアナログデータに基づいて情報を提供するために、図4の実施例の特徴を含む。図6において示されたコンポーネントは、電子装置において提供され得る。電子装置のシステム(又は、プラットフォーム)の他のコンポーネントが同様に提供され得る。
図6の実施例は、(全体のシステム電力情報のような)電力値のアナログ値を使用するアナログ電力モニタ及び/又は方式を含み得る。
図6は、ブリック202(又は、ACアダプタ)、充電器210、シリコンセンサ350、コア電圧レギュレータ315、プロセッサ360、及びシステムの他の部分370を示す。
少なくとも1つの実施例において、シリコンセンサ350は、(全体のシステム電力情報、又は全体のシステム電流のような)電力情報を判定し得るか、又は受け取り得る。例えば、図6は、ISYSのような感知された全電流に基づいて、電力情報を受け取るか、又は判定するためのシリコンセンサ350を示す。シリコンセンサ350は、入力ノードと出力ノードを横断する瞬間電圧を監視し、等価電力を計算するとともに、監視された電力に比例した信号(電圧モード又は電流モード)を生成し得る。アナログ情報が、コア電圧レギュレータ315に提供され得る。シリコンセンサ350は、システム電力に対応する情報の少なくとも一部分を提供し得る。
シリコンセンサ350は、等価な全体のシステム電力を計算するために、この情報を使用して全体のシステム電流ISYSを感知し得る。シリコンセンサ350は、アナログ信号をコア電圧レギュレータ315に提供し得る。
コア電圧レギュレータ315は、感知されたシステム電流ISYSのアナログ値をデジタル値に変換するとともに、SVIDバスのようなバス356に沿ってデジタル化された感知電流をプロセッサ360に提供し得る。コア電圧レギュレータ315は、全体のシステム電力情報の一部分をアナログ値として受け取るとともに、全体のシステム電力情報の一部分のデジタル化された値をプロセッサ316に提供し得る。
シリコンセンサ350は、電流値をプロセッサ360に同様に提供し得る。1つの実例として、電流値は、シリコンセンサ350からプロセッサ360の埋め込み型制御器まで提供され得る。少なくとも1つの実例において、状態信号/制御信号が提供され得る。
プロセッサ360は、シリコンセンサ350を含み得る電力モニタから電力情報を受け取り得る。プロセッサ360(又は、他の装置)は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ360の性能を変更し得る。プロセッサ360は、受け取られた全体のシステム電力情報(又は、全体のシステム電流)に基づいて、性能(又は、性能パラメータ)を変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ360は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。
図6において示されたように、バス356は、コア電圧レギュレータ315(又は、変換装置)とプロセッサ360との間に提供され得る。コア電圧レギュレータ315(又は、変換装置)は、全体のシステム電力情報の一部分のデジタル化された値をバス356に提供し得る。バス356は、全体のシステム電力情報の一部分のデジタル化された値をプロセッサに提供し得る。
図7は、実例の実施例による、電子装置の電力モニタシステムを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図7において示された実施例は、図3の実施例の更に詳細な実施例である。図7の実施例は、電力モニタ324からのデジタルデータに基づいて情報を提供するために、図5の実施例の特徴を含む。図7において示されたコンポーネントは、電子装置において提供され得る。電子装置のシステム(又は、プラットフォーム)の他のコンポーネントが同様に提供され得る。
図7の実施例は、(全体のシステム電力情報のような)電力値のデジタル値を使用するデジタル電力モニタ及び/又は方式を含み得る。
図7は、ブリック202、充電器210、シリコンセンサ350、プロセッサ360、及びシステムの他の部分370を示す。図7は、同様に、SVIDバスのようなバス367を介してプロセッサ360に接続されるコア電圧レギュレータ315を示す。
少なくとも1つの実施例において、シリコンセンサ350は、(全体のシステム電力情報、又は全体のシステム電流のような)電力情報を判定し得るか、又は受け取り得る。例えば、図7は、ISYSのような感知された全電流に基づいて、電力情報を受け取るか、又は判定するためのシリコンセンサ350を示す。デジタル情報は、バス357に沿ってプロセッサ360に直接的に提供され得る。
シリコンセンサ350は、全体のシステム電流ISYSを感知し得る。シリコンセンサ350は、デジタル信号をプロセッサ360に提供し得る。
プロセッサ360は、シリコンセンサ350を含み得る電力モニタから電力情報を受け取り得る。プロセッサ360(又は、他の装置)は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ360の性能を変更し得る。プロセッサ360は、受け取られた全体のシステム電力情報(又は、全体のシステム電流)に基づいて、性能(又は、性能パラメータ)を変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ360は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。
上記で説明された図6及び図7の実施例は、ハイブリッドパワーブースト電力スキームのアナログバージョン及びデジタルバージョンに関連する。ハイブリッドパワーブースト電力スキームは、シリコンセンサを示す。下記の図8A〜図9Bは、狭VDC(narrow VDC)スキームに関連し、そしてシリコンセンサを示す。
図8A及び図8Bは、実例の実施例による、電子装置の電力モニタシステムを示す。図8Bは、狭VDC(narrow VDC)スキームにおいて使用されるシリコンセンサを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図8Aの実施例は、(全体のシステム電力情報のような)電力値のアナログ値を使用するアナログ電力モニタ及び/又は方式を含み得る。
図8Aは、ブリック202、充電器210、コア電圧レギュレータ315、プロセッサ360、及びシステムの他の部分370を示す。図8Bは、シリコンセンサ350を有する回路を示す。
少なくとも1つの実施例において、シリコンセンサ350は、(全体のシステム電力情報、又は全体のシステム電流のような)電力情報を判定し得るか、又は受け取り得る。例えば、図8Bは、ISYSのような感知された全電流に基づいて、電力情報を受け取るか、又は判定するためのシリコンセンサ350を示す。アナログ情報が、コア電圧レギュレータ315に提供され得る。
シリコンセンサ350は、全体のシステム電流ISYSを感知し得る。シリコンセンサ350は、アナログ信号をコア電圧レギュレータ315に提供し得る。
コア電圧レギュレータ315は、感知されたシステム電流ISYSのアナログ値をデジタル値に変換するとともに、SVIDバスのようなバス377に沿ってデジタル化された感知電流をプロセッサ360に提供し得る。
シリコンセンサ350は、電流値をプロセッサ360に同様に提供し得る。1つの実例として、電流値は、シリコンセンサ350からプロセッサ360の埋め込み型制御器まで提供され得る。
プロセッサ360は、シリコンセンサ350を含み得る電力モニタから電力情報を受け取り得る。プロセッサ360(又は、他の装置)は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ360の性能を変更し得る。プロセッサ360は、受け取られた全体のシステム電力情報(又は、全体のシステム電流)に基づいて、性能パラメータを変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ360は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。
図9A及び図9Bは、実例の実施例による、電子装置の電力モニタシステムを示す。図9Bは、狭VDC(narrow VDC)スキームにおいて使用されるシリコンセンサを示す。他の実施例及び構成が同様に提供され得る。
図9Aの実施例は、(全体のシステム電力情報のような)電力値のデジタル値を使用するデジタル電力モニタ及び/又は方式を含み得る。
図9Aは、ブリック202、充電器210、シリコンセンサ350、プロセッサ360、及びシステムの他の部分370を示す。図9Bは、シリコンセンサ350を有する回路を示す。図9Aは、同様に、SVIDバスのようなバス387を介してプロセッサ360に接続されるコア電圧レギュレータ315を示す。
少なくとも1つの実施例において、シリコンセンサ350は、(全体のシステム電力情報、又は全体のシステム電流のような)電力情報を判定し得るか、又は受け取り得る。例えば、図9Bは、ISYSのような感知された全電流に基づいて、電力情報を受け取るか、又は判定するためのシリコンセンサ350を示す。デジタル情報は、バス387に沿ってプロセッサ360に提供され得る。
シリコンセンサ350は、全体のシステム電流ISYSを感知し得る。シリコンセンサ350は、デジタル信号をプロセッサ360に提供し得る。
プロセッサ360は、シリコンセンサ350を含み得る電力モニタから電力情報を受け取り得る。プロセッサ360(又は、他の装置)は、受け取られた電力情報に基づいて、プロセッサ360の性能を変更し得る。プロセッサ360は、受け取られた全体のシステム電力情報(又は、全体のシステム電流)に基づいて、性能パラメータを変更(又は、調整)し得る。すなわち、プロセッサ360は、全体のシステム電力情報を受け取り得る。
電子装置は、携帯端末、携帯機器、モバイルコンピューティングプラットフォーム、モバイルプラットフォーム、ラップトップコンピュータ、タブレット、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ、モバイルインターネット装置、スマートフォン、携帯情報端末、表示装置、テレビ受信機(TV)などのうちのいずれか1つであり得る。
下記の実例は、更なる実施例と関係がある。
実例1は、電子装置であって、プロセッサに、そしてシステムの1つ又は複数のコンポーネントに供給されるべきシステム電力を受け取るとともに、上記システム電力に対応する情報を提供するための電力モニタと、上記システム電力に対応する上記情報に少なくとも一部分基づいて性能を変更するプロセッサとを備える、電子装置である。
実例3において、実例1の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分がアナログ値を含み、当該電子装置が上記アナログ値をデジタル化するための変換装置を備える、ということを含むことができる。
実例4において、実例1及び実例3の主題は、任意に、上記のデジタル化されたアナログ値を上記プロセッサに提供するために、上記変換装置に、そして上記プロセッサに接続されたバスを含むことができる。
実例5において、実例1の主題は、任意に、上記電力モニタが、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を提供するためのシリコンセンサを含む、ということを含むことができる。
実例6において、実例1の主題は、任意に、上記電力モニタが、シリコンセンサを含み、当該電子装置が、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を上記プロセッサに提供するために、上記シリコンセンサに、そして上記プロセッサに接続されたバスを備える、ということを含むことができる。
実例7において、実例1の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報が、瞬時電力に対応する値を含むことができる、ということを含むことができる。
実例8は、プロセッサに、そしてシステムの1つ又は複数のコンポーネントに供給されるべきシステム電力を受け取るステップと、上記システム電力に対応する情報を提供するステップと、上記システム電力に対応する上記情報に少なくとも一部分基づいて上記プロセッサの性能を変更するステップとを含む、方法である。
実例9において、実例8の主題は、任意に、上記システム電力に対応する情報を提供するステップが、バッテリ充電器が上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を提供するステップを含む、ということを含むことができる。
実例10において、実例8の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分がアナログ値を含み、当該方法が上記アナログ値をデジタル化するステップを含む、ということを含むことができる。
実例11において、実例8及び実例10の主題は、任意に、バスを介して上記のデジタル化されたアナログ値を上記プロセッサに提供するステップを含むことができる。
実例12において、実例8の主題は、任意に、上記システム電力に対応する情報を提供するステップが、シリコンセンサが上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を提供するステップを含む、ということを含むことができる。
実例13において、実例8の主題は、任意に、上記システム電力に対応する情報を提供するステップが、バスを介してシリコンセンサから上記プロセッサに上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を提供するステップを含む、ということを含むことができる。
実例14において、実例8の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報が、瞬時電力に対応する値を含むことができる、ということを含むことができる。
実例15は、電子装置であって、プロセッサに、そしてシステムの1つ又は複数のコンポーネントに供給されるべきシステム電力を受け取るとともに、上記システム電力に対応する情報を提供するための第1の手段と、上記システム電力に対応する上記情報に少なくとも一部分基づいて上記プロセッサの性能を変更するための第2の手段とを備える、電子装置である。
実例16において、実例15の主題は、任意に、上記第1の手段が、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を提供するためのバッテリ充電器を含む、ということを含むことができる。
実例17において、実例15の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分がアナログ値を含み、当該電子装置が上記アナログ値をデジタル化するための変換装置を備える、ということを含むことができる。
実例18において、実例15及び実例17の主題は、任意に、上記のデジタル化されたアナログ値を上記プロセッサに提供するために、上記変換装置に、そして上記プロセッサに接続されたバスを含むことができる。
実例19において、実例15の主題は、任意に、上記第1の手段が、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を提供するためのシリコンセンサを含む、ということを含むことができる。
実例20において、実例15の主題は、任意に、上記第1の手段が、シリコンセンサを含み、当該電子装置が、上記システム電力に対応する上記情報の少なくとも一部分を上記プロセッサに提供するために、上記シリコンセンサに、そして上記プロセッサに接続されたバスを備える、ということを含むことができる。
実例21において、実例15の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報が、瞬時電力に対応する値を含むことができる、ということを含むことができる。
実例22は、1つ又は複数の命令を含む機械読み取り可能な媒体であって、上記命令が実行された場合に、プロセッサに、プロセッサに、そしてシステムの1つ又は複数のコンポーネントに供給されるべきであるシステム電力に対応する情報を受け取り、上記システム電力に対応する上記情報に少なくとも一部分基づいて上記プロセッサの性能を変更するための1つ又は複数の動作を実行させる、機械読み取り可能な媒体である。
実例23において、実例22の主題は、任意に、上記システム電力に対応する上記情報が、電力モニタにより提供されるべき情報に対応する、ということを含むことができる。
実例24において、実例22及び実例23の主題は、任意に、上記電力モニタがバッテリ充電器を含む、ということを含むことができる。
実例25において、実例22及び実例23の主題は、任意に、上記電力モニタがシリコンセンサを含む、ということを含むことができる。
“一実施例”、“実施例”、“実例の実施例”などへのこの明細書におけるあらゆる参照は、実施例に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの実施例に含まれる、ということを意味する。明細書中の様々な場所におけるそのような言い回しの出現は、必ずしも同じ実施例を全て参照しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性があらゆる実施例に関連して説明される場合に、実施例のうちの他のものに関連してそのような特徴、構造、又は特性に影響を及ぼすことは、当業者の理解の範囲内にあると思われる。
実施例がその多くの実例となる実施例を参照して説明されたが、この開示の原理の精神及び範囲に含まれることになる多数の他の修正及び実施例が当業者によって考案され得る、ということが理解されるべきである。さらに、詳しくは、様々な変形及び修正が、構成要素及び/又は主題の組み合わせ構成の配置において、当該開示、図面、及び添付の請求項の範囲内で可能である。構成要素及び/又は配置における変形及び修正に加えて、代替的用途が同様に当業者には明白であろう。