JP2017502666A5

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Info

Publication number: JP2017502666A5
Application number: JP2016542737A
Authority: JP
Filing date: 2014-12-29
Publication date: 2018-02-15
Anticipated expiration: 2034-12-29

Claims

バイオリアクター（２；１２；３２）と、音響定在波細胞分離器（５；１５；３５）と、フィルター（７；１７；３７）とを備える細胞培養用の装置（１；１１；３１）であって、バイオリアクターの出口（３；１３；３３）が音響定在波細胞分離器の入口（４；１４；３４）に流体連通し、音響定在波細胞分離器の培地出口（６；１６；３６）がフィルター（７；１７；３７）に流体連通する、装置。
フィルターが、保持液側（２０）及び透過液側（２１）を有する、ホローファーバフィルタカートリッジなどのクロスフローフィルター装置（１７）であり、音響定在波細胞分離器（１５）の培地出口（１６）が保持液側の入口（２２）に流体連通し、音響定在波細胞分離器の細胞濃縮液出口（１８）及び保持液側の出口（２３）がバイオリアクターの入口（１９）に流体連通しており、当該装置が、透過液側（２１）から透過液（２４）を回収するように構成されている、請求項１に記載の装置（１１）。
出口（３３）が、バイオリアクター（３２）から上清を吸引するように構成された吸引チューブである、および／又は
バイオリアクター（２；１２；３２）がフレキシブルバッグを備える、請求項１又は２に記載の装置（３１）。
フィルター（７；１７；３７）に流体連通し、フィルター（７；１７；３７）から濾液（８；３８）又は透過液（２４）を受け入れるように配置された１以上の分離カラム（８７；９７，９８）をさらに備える、請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載の装置（１；１１；３１）。
細胞培養の方法であって、
ａ）請求項１乃至請求項４のいずれか一項に記載の装置（１；１１；３１）を設けるステップと、
ｂ）バイオリアクター（２；１２；３２）に培地及び細胞を導入するステップと、
ｃ）バイオリアクター（２；１２；３２）で細胞を培養するステップと、
ｄ）音響定在波細胞分離器（５；１５；３５）及びフィルター（７；１７；３７）を介して、濾液（８；３８）又は透過液（２４）を引き出すステップと
を含む方法。
ステップａ）は、請求項６の装置（３１）を設けることを含み、
当該方法が、ステップｄ）の前に、凝集剤又は沈殿剤をバイオリアクター（２；１２；３２）に添加すること、及び上清及び沈殿を生成できるようにすることを含むステップｃ’）を含む、請求項５に記載の方法。
バイオリアクター（８２；９２）と、音響定在波細胞分離器（８５；９５）と、１以上の分離カラム（８７；９７，９８）とを備える生体分子回収用の装置（８１；９１）であって、
バイオリアクターの出口（８３；９３）が音響定在波細胞分離器（８５；９５）の入口（８４；９４）に流体連通し、
音響定在波細胞分離器の培地出口（８６；９６）が１以上の分離カラム（８７；９７，９８）に流体連通し、
装置（８１；９１）は、培地出口（８６；９６）と１以上の分離カラム（８７；９７，９８）との間にフィルターを任意で備えない、装置（８１；９１）。
擬似移動床又は周期的向流プロセスのような連続分離に適した複数の分離カラム（８７）を備える、請求項７に記載の装置（８１）。
１以上の分離カラム（８７；９７，９８）が、体積加重平均粒径８０μｍ以上の粒子のような分離マトリックス粒子の充填床を含み、
任意で、分離マトリックス粒子が充填されたガードカラム（９７）の入口（９９）が音響波細胞分離器（９５）の培地出口（９６）に流体連通するとともに、ガードカラムの出口（１００）が分離マトリックス粒子が充填されたメインカラム（９８）の入口（１０１）に流体連通する請求項７又は８に記載の装置（８１；９１）。
細胞培養物から生体分子を回収する方法であって、
ａ）請求項７乃至請求項９のいずれか一項に記載の装置（８１；９１）を設けるステップと、
ｂ）バイオリアクター（８２；９２）に培地及び細胞を導入するステップと、
ｃ）バイオリアクター（８２；９２）で細胞を培養して細胞培養物を生成するステップと、
ｄ）音響定在波細胞分離器（８５；９５）に、細胞培養物の少なくとも一部分を引き出すステップと、
ｅ）音響定在波細胞分離器（８５；９５）の細胞培養物から細胞を分離して細胞除去フラクションを生成するステップと、
ｆ）細胞除去フラクションを１以上の分離カラム（８７；９７，９８）に搬送するステップと
を含む方法。