JP2017502374A - サードパーティ・システムのためのメディア・プラグイン - Google Patents

Abstract

一実施形態では、方法が、サードパーティ・システムによってホストされるサードパーティ・ウェブサイト上でメディア・プラグインを表示することの要求を受け取る工程と、メディア・プラグインを表示することの要求に関連付けられているメディア・コンテンツを決定する工程と、サードパーティ・ウェブサイトが、ソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているユーザによって閲覧されているか否かを判定する工程とを含む。この方法は、少なくとも決定されたメディア・コンテンツ、およびユーザがソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているか否かの判定に基づいて１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを決定する工程と、サードパーティ・ウェブサイト上のメディア・プラグインにおける表示用に決定された１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを提供する工程とをさらに含む。サードパーティ・システムは、ソーシャルネットワーキング・システムとは別個である。ユーザ選択可能なオブジェクトは、選択されると、決定されたメディア・コンテンツに関係するアクションを引き起こす。

Description

本開示は、一般にソーシャル・ネットワーキングに関し、より詳細には、サードパーティ・システムのためのメディア・プラグインを提供することに関する。

ソーシャルネットワーキング・システム（ソーシャルネットワーキング・ウェブサイトを含む場合がある）は、そのソーシャルネットワーキング・システムのユーザ（人または組織など）がそのソーシャルネットワーキング・システムと、およびそのソーシャルネットワーキング・システムを通じて互いと対話することを可能にすることができる。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザからの入力を用いて、そのユーザに関連付けられているユーザ・プロフィールを作成して、ソーシャルネットワーキング・システムに記憶することができる。ユーザ・プロフィールは、人口統計学的情報、通信チャネル情報、およびユーザの個人的な関心に関する情報を含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザからの入力を用いて、そのユーザと、ソーシャルネットワーキング・システムのその他のユーザとの関係のレコードを作成および記憶すること、ならびにサービス（例えば、ウォール投稿、写真共有、イベント編成、メッセージング、ゲーム、または広告）を提供して、ユーザ同士の間における社会的な交流を容易にすることも可能である。

ソーシャルネットワーキング・システムは、そのサービスに関連したコンテンツまたはメッセージを、１つまたは複数のネットワークを通じて、ユーザのモバイルまたはその他のコンピューティング・デバイスへ送信することができる。ユーザは、自分のユーザ・プロフィールおよびソーシャルネットワーキング・システム内のその他のデータにアクセスするためにソフトウェア・アプリケーションを自分のモバイルまたはその他のコンピューティング・デバイス上にインストールすることもできる。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザにつながっているその他のユーザの集約されたストーリのニュース・フィードなど、ユーザに表示するためのコンテンツ・オブジェクトのパーソナライズされたセットを生成することができる。

スマートフォン、タブレット・コンピュータ、またはラップトップ・コンピュータなど、モバイル・コンピューティング・デバイスは、ＧＰＳ受信機、コンパス、ジャイロスコープ、または加速度計など、その場所、方向、または向きを決定するための機能を含むことがある。そのようなデバイスは、ＢＬＵＥＴＯＯＴＨ（登録商標）通信、近距離通信（ＮＦＣ）、もしくは赤外線（ＩＲ）通信、またはワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク（ＷＬＡＮ）もしくはセルラー電話ネットワークなど、ワイヤレス通信のための機能をも含む。そのようなデバイスは、１つまたは複数のカメラ、スキャナ、タッチ・スクリーン、マイクロフォン、またはスピーカをも含むことがある。モバイル・コンピューティング・デバイスはまた、ゲーム、ウェブ・ブラウザ、またはソーシャルネットワーキング・アプリケーションなど、ソフトウェア・アプリケーションを実行することができる。ソーシャルネットワーキング・アプリケーションを用いて、ユーザは、自分のソーシャル・ネットワーク内の他のユーザと接続し、通信し、情報を共有することができる。

幾つかの実施形態による、ソーシャルネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境の図。 幾つかの実施形態による、ソーシャルネットワーキング・システムの例示的なソーシャル・グラフの図。 幾つかの実施形態による、ソーシャルネットワーキング・システムからのメディア・プラグインを有する例示的なサードパーティ・ウェブサイトの図。 幾つかの実施形態による、図３のサードパーティ・ウェブサイト上に表示され得る例示的なビデオ・プレーヤの図。 幾つかの実施形態による、サードパーティ・ウェブサイトにメディア・プラグインを提供するための例示的な方法の図。 幾つかの実施形態による、例示的なコンピュータ・システムの図。

特定の実施形態は、例えばモバイル・デバイス、パーソナル・コンピュータ、または任意の他のコンピューティング・システムを使用してサードパーティ・ウェブサイト上に表示され得るソーシャルネットワーキング・システムからのコンテキスト的なメディア・プラグインを提供することによって、ユーザのメディア閲覧体験を高める。メディア・プラグインは、選択されたとき特定のメディア・コンテンツに関連付けられている特定のアクションを引き起こすグラフィカル・ユーザ・インターフェースにおけるユーザ選択可能なオブジェクトを含むことができる。例えば、メディア・プラグインが特定のＴＶショーのためにサードパーティ・ウェブサイト上で表示される場合、メディア・プラグインは、例えば特定のＴＶショーの特定のエピソードを見ることなど、アクションを引き起こすユーザ選択可能なボタンを含んでもよい。サードパーティ・ウェブサイト上のメディア・プラグイン内に表示されるようにソーシャルネットワーキング・システムによって提供される特定のユーザ選択可能なオブジェクトは、サードパーティ・ウェブサイトを閲覧しているユーザが現在ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているか否か、またはユーザが以前にある種の構成情報をソーシャルネットワーキング・システムに提供したか否かに基づいてもよい。

幾つかの実施形態では、メディア・プラグインのユーザ選択可能なボタンは、ウォッチ・ボタン、記録ボタン、リマインド・ボタン、イベント・ボタン、およびメッセージ・ボタンのうちの１つまたは複数を含むことができる。ウォッチ・ボタンは、ユーザが例えばビデオ・プレーヤによりメディア・コンテンツを直ちに閲覧し始めることを可能にする。ビデオ・プレーヤは、サードパーティ・ウェブサイトに埋め込まれているソーシャルネットワーキング・システムのビデオ・プレーヤ、ユーザのブラウザのビデオ・プレーヤ、別のサードパーティ・ウェブサイト上のビデオ・プレーヤ、またはユーザのコンピュータ・システムのネイティブ・ビデオ・プレーヤを含むことができる。記録ボタンは、例えばＴＶショーを記録するようにユーザのセットトップ・ボックス（ＳＴＢ）またはデジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）にコマンドを送る。リマインド・ボタンは、ある種のメディア・コンテンツ（例えば、ＴＶショーの次の放送）がいつ利用可能であるかについてリマインダまたはユーザのための通知を設定する。イベント・ボタンは、ある種のメディア・コンテンツのためにソーシャルネットワーキング・システム上でイベント（例えば、映画の放送の将来の時間および日付）を作成する。メッセージ・ボタンは、メディア・コンテンツについてソーシャルネットワーキング・システムの他のユーザとチャットする、またはそのユーザにメッセージを送るためのインタフェースをユーザに提供する。

図１は、ソーシャルネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境１００を示している。ネットワーク環境１００は、ネットワーク１１０によって互いにつながっているクライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、およびサードパーティ・システム１７０を含む。図１は、クライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、サードパーティ・システム１７０、およびネットワーク１１０の特定の構成を示しているが、本開示は、クライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、サードパーティ・システム１７０、およびネットワーク１１０の任意の適切な構成を想定している。
限定ではなく、例として、クライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、およびサードパーティ・システム１７０のうちの複数は、ネットワーク１１０を迂回して、互いに直接つながることが可能である。別の例として、クライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、およびサードパーティ・システム１７０のうちの複数は、物理的にまたは論理的に、全体としてまたは部分的に互いに同一場所に配置されることが可能である。その上、図１は、特定の数のクライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、サードパーティ・システム１７０、およびネットワーク１１０を示しているが、本開示は、任意の適切な数のクライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、サードパーティ・システム１７０、およびネットワーク１１０を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク環境１００は、複数のクライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、サードパーティ・システム１７０、およびネットワーク１１０を含むことができる。

本開示は、任意の適切なネットワーク１１０を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク１１０の１つまたは複数の部分は、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク（ＶＰＮ）、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、無線ＬＡＮ（ＷＬＡＮ）、ワイド・エリア・ネットワーク（ＷＡＮ）、無線ＷＡＮ（ＷＷＡＮ）、メトロポリタン・エリア・ネットワーク（ＭＡＮ）、インターネットの一部分、公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）の一部分、セルラー電話ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。ネットワーク１１０は、１つまたは複数のネットワーク１１０を含むことができる。

リンク１５０は、クライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、およびサードパーティ・システム１７０を通信ネットワーク１１０に、または互いに接続することができる。本開示は、任意の適切なリンク１５０を想定している。特定の実施形態においては、１つまたは複数のリンク１５０は、１つもしくは複数の有線リンク（例えば、デジタル・サブスクライバ・ライン（ＤＳＬ）もしくはデータ・オーバ・ケーブル・サービス・インタフェース仕様（ＤＯＣＳＩＳ）など）、無線リンク（例えば、Ｗｉ−Ｆｉもしくはワールドワイド・インターオペラビリティー・フォー・マイクロウェーブ・アクセス（ＷｉＭＡＸ）など）、または光リンク（例えば、同期光ネットワーク（ＳＯＮＥＴ）もしくは同期デジタル階層（ＳＤＨ）など）を含む。特定の実施形態においては、１つまたは複数のリンク１５０はそれぞれ、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、ＶＰＮ、ＬＡＮ、ＷＬＡＮ、ＷＡＮ、ＷＷＡＮ、ＭＡＮ、インターネットの一部分、ＰＳＴＮの一部分、セルラー・テクノロジーベースのネットワーク、衛星通信テクノロジーベースのネットワーク、別のリンク１５０、または複数のそのようなリンク１５０の組合せを含む。リンク１５０は、ネットワーク環境１００の全体を通じて必ずしも同じである必要はない。１つまたは複数の第１のリンク１５０は、１つまたは複数の点において１つまたは複数の第２のリンク１５０とは異なることが可能である。

特定の実施形態においては、クライアント・システム１３０は、クライアント・システム１３０によって実装またはサポートされる適切な機能を実行することができる、ハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含む電子デバイスであることが可能である。限定ではなく、例として、クライアント・システム１３０は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータもしくはラップトップ・コンピュータ、ネットブック、タブレット・コンピュータなどのコンピュータ・システム、ｅブック・リーダ、ＧＰＳデバイス、カメラ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ハンドヘルド電子デバイス、セルラー電話、スマートフォン、その他の適切な電子デバイス、またはそれらの任意の適切な組合せを含むことがで
きる。本開示は、任意の適切なクライアント・システム１３０を想定している。クライアント・システム１３０は、クライアント・システム１３０のネットワーク・ユーザがネットワーク１１０にアクセスすることを可能にすることができる。クライアント・システム１３０は、自分のユーザがその他のクライアント・システム１３０のその他のユーザと通信することを可能にすることができる。

特定の実施形態においては、クライアント１３０は、ＭＩＣＲＯＳＯＦＴ ＩＮＴＥＲＮＥＴ ＥＸＰＬＯＲＥＲ、ＧＯＯＧＬＥ ＣＨＲＯＭＥ、またはＭＯＺＩＬＬＡ ＦＩＲＥＦＯＸなどのウェブ・ブラウザ１３２を含むことができ、１つまたは複数のアドオン、プラグイン、またはツールバー（ＴＯＯＬＢＡＲ）もしくはＹＡＨＯＯ ＴＯＯＬＢＡＲなどのその他の拡張を有することができる。クライアント・システム１３０のユーザは、ウェブ・ブラウザ１３２を特定のサーバ（サーバ１６２、またはサードパーティ・システム１７０に関連付けられているサーバなど）へ導くユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）またはその他のアドレスを入力することができ、ウェブ・ブラウザ１３２は、ハイパー・テキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）要求を生成して、そのＨＴＴＰ要求をサーバに通信することができる。サーバは、そのＨＴＴＰ要求を受け入れて、そのＨＴＴＰ要求に応答して１つまたは複数のハイパー・テキスト・マークアップ言語（ＨＴＭＬ）ファイルをクライアント・システム１３０に通信することができる。クライアント・システム１３０は、ユーザに提示するためにサーバからのＨＴＭＬファイルに基づいてウェブページをレンダリングすることができる。本開示は、任意の適切なウェブページ・ファイルを想定している。限定ではなく、例として、ウェブページは、特定のニーズに従って、ＨＴＭＬファイル、拡張可能ハイパー・テキスト・マークアップ言語（ＸＨＴＭＬ）ファイル、または拡張可能マークアップ言語（ＸＭＬ）ファイルからレンダリングすることができる。そのようなページは、限定ではなく、例として、ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴ（登録商標）、ＪＡＶＡ（登録商標）、ＭＩＣＲＯＳＯＦＴ ＳＩＬＶＥＲＬＩＧＨＴで書かれたスクリプトなどのスクリプト、ＡＪＡＸ（Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴ（登録商標）ａｎｄ ＸＭＬ）などのマークアップ言語とスクリプトの組合せなどを実行することもできる。本明細書においては、ウェブページへの参照は、適切な場合には、（そのウェブページをレンダリングするためにブラウザが使用することができる）１つまたは複数の対応するウェブページ・ファイルを含み、その逆もまた同様である。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、オンライン・ソーシャル・ネットワークをホストすることができるネットワークアドレス可能なコンピューティング・システムであることが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、例えば、ユーザ・プロフィール・データ、コンセプト・プロフィール・データ、ソーシャル・グラフ情報、またはオンライン・ソーシャル・ネットワークに関連したその他の適切なデータなどのソーシャルネットワーキング・データを生成すること、記憶すること、受け取ること、および送信することが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ネットワーク環境１００のその他のコンポーネントによって直接、またはネットワーク１１０を通じてアクセスされることが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、１つまたは複数のサーバ１６２を含むことができる。それぞれのサーバ１６２は、単一のサーバ、または複数のコンピュータもしくは複数のデータセンターにわたる分散サーバであることが可能である。サーバ１６２は、限定ではなく、例として、ウェブ・サーバ、ニュース・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、広告サーバ、ファイル・サーバ、アプリケーション・サーバ、Ｅｘｃｈａｎｇｅサーバ、データベース・サーバ、プロキシ・サーバ、本明細書において記述されている機能もしくはプロセスを実行するのに適している別のサーバ、またはそれらの任意の組合せなど、さまざまなタイプのものであることが可能である。特定の実施形態においては、それぞれのサーバ１６２は、サーバ１６２によって実装またはサポートされる適切な機能を実行するためのハードウェア、ソフトウェア、もしくは組
み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含むことができる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６４は、１つまたは複数のデータ・ストア１６４を含むことができる。データ・ストア１６４は、さまざまなタイプの情報を記憶するために使用されることが可能である。特定の実施形態においては、データ・ストア１６４内に記憶されている情報は、特定のデータ構造に従って編成されることが可能である。特定の実施形態においては、それぞれのデータ・ストア１６４は、リレーショナル・データベースであることが可能である。特定の実施形態は、クライアント・システム１３０、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、またはサードパーティ・システム１７０が、データ・ストア１６４内に記憶されている情報を管理すること、取り出すこと、修正すること、追加すること、または削除することを可能にするインタフェースを提供することができる。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、１つまたは複数のソーシャル・グラフを１つまたは複数のデータ・ストア１６４内に記憶することができる。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフは、複数のノード（複数のユーザ・ノード（それぞれが、特定のユーザに対応している）、または複数のコンセプト・ノード（それぞれが、特定のコンセプトに対応している）を含むことができる）と、ノード同士をつなげる複数のエッジとを含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザに、その他のユーザと通信および対話する能力を提供することができる。特定の実施形態においては、ユーザたちは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０を通じてオンライン・ソーシャル・ネットワークに参加し、次いで、自分たちがつながりたいと望むソーシャルネットワーキング・システム１６０のその他の複数のユーザにつながり（例えば、関係）を付加することができる。本明細書においては、「友達」という用語は、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０を通じて、つながり、関連付け、または関係を形成しているソーシャルネットワーキング・システム１６０のその他の任意のユーザを示すことができる。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によってサポートされるさまざまなタイプのアイテムまたはオブジェクトに関してアクションを取る能力をユーザに提供することができる。限定ではなく、例として、それらのアイテムおよびオブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザが属することが可能であるグループもしくはソーシャル・ネットワーク、ユーザが関心を抱く可能性があるイベントもしくはカレンダー・エントリー、ユーザが使用することができるコンピュータベースのアプリケーション、ユーザがサービスを通じてアイテムを購入もしくは販売することを可能にするトランザクション、ユーザが実行することができる広告との対話、またはその他の適切なアイテムもしくはオブジェクトを含むことができる。ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０において、またはサードパーティ・システム１７０の外部システム（ソーシャルネットワーキング・システム１６０とは別個のものであって、ネットワーク１１０を通じてソーシャルネットワーキング・システム１６０に結合されている）によって表されることが可能である任意のものと対話することができる。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、さまざまなエンティティ同士をリンクできることが可能である。限定ではなく、例として、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザたちが互いに対話すること、ならびにサードパーティ・システム１７０もしくはその他のエンティティからのコンテンツを受け取ることを可能にすることができ、またはユーザたちがアプリケーション・プログラミング・インタフェース（ＡＰＩ）もしくはその他の通信チャネルを通じてこれらのエンティティと対話することを可能にすることができる。

特定の実施形態においては、サードパーティ・システム１７０は、１つもしくは複数のタイプのサーバ、１つもしくは複数のデータ・ストア、１つもしくは複数のインタフェース（ＡＰＩを含むが、それには限定されない）、１つもしくは複数のウェブ・サービス、１つもしくは複数のコンテンツ・ソース、１つもしくは複数のネットワーク、または（例えば、サーバが通信することができる）その他の任意の適切なコンポーネントを含むことができる。サードパーティ・システム１７０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０を運営しているエンティティとは異なるエンティティによって運営されることが可能である。しかしながら、特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０およびサードパーティ・システム１７０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０またはサードパーティ・システム１７０のユーザにソーシャルネットワーキング・サービスを提供するために互いに連携して機能することができる。この意味において、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、サードパーティ・システム１７０などのその他のシステムがインターネットを通じてソーシャルネットワーキング・サービスおよび機能をユーザに提供するために使用することができるプラットフォーム、またはバックボーンを提供することができる。

特定の実施形態においては、サードパーティ・システム１７０は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダを含むことができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダは、コンテンツ・オブジェクトの１つまたは複数のソースを含むことができ、それらのソースは、クライアント・システム１３０に通信されることが可能である。限定ではなく、例として、コンテンツ・オブジェクトは、ユーザにとって関心がある物またはアクティビティに関する情報、例えば、映画の開始時刻、映画のレビュー、レストランのレビュー、レストランのメニュー、製品の情報およびレビュー、またはその他の適切な情報などを含むことができる。限定ではなく、別の例として、コンテンツ・オブジェクトは、インセンティブ・コンテンツ・オブジェクト、例えば、クーポン、ディスカウント・チケット、ギフト券、またはその他の適切なインセンティブ・オブジェクトを含むことができる。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０はまた、ユーザによって生成されたコンテンツ・オブジェクトを含み、それらのコンテンツ・オブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０とのユーザの対話を高めることができる。ユーザによって生成されたコンテンツは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に付加、アップロード、送信、または「投稿（ポスト）」することができる任意のものを含むことができる。限定ではなく、例として、ユーザは、クライアント・システム１３０からソーシャルネットワーキング・システム１６０へ投稿を通信する。投稿は、ステータス更新もしくはその他のテキスト・データ、ロケーション情報、写真、映像、リンク、音楽、またはその他の類似したデータもしくはメディアなどのデータを含むことができる。コンテンツは、ニュース・フィードまたはストリームなどの「通信チャネル」を通じてサードパーティによってソーシャルネットワーキング・システム１６０に付加されることも可能である。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、さまざまなサーバ、サブシステム、プログラム、モジュール、ログ、およびデータ・ストアを含むことができる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ウェブ・サーバ、アクション・ロガー、ＡＰＩ要求サーバ、関連性およびランク付け・エンジン、コンテンツ・オブジェクト分類子、通知コントローラ、アクション・ログ、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト露出ログ、推測モジュール、認可／プライバシ・サーバ、検索モジュール、広告ターゲティング・モジュール、ユーザインタフェース・モジュール、ユーザ・プロフィール・ストア、つながりストア、サードパーティ・
コンテンツ・ストア、またはロケーション・ストアのうちの１つまたは複数を含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、適切なコンポーネント、例えば、ネットワーク・インタフェース、セキュリティー・メカニズム、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワークオペレーション・コンソール、その他の適切なコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組合せを含むこともできる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザ・プロフィールを記憶するための１つまたは複数のユーザ・プロフィール・ストアを含むことができる。ユーザ・プロフィールは、例えば、経歴情報、人口統計学的情報、挙動情報、ソーシャルな情報、またはその他のタイプの記述的情報、例えば、職業経験、学歴、趣味もしくは好み、関心、親近感、またはロケーションを含むことができる。関心情報は、１つまたは複数のカテゴリに関連した関心を含むことができる。カテゴリは、一般的または具体的であることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザが、あるブランドの靴に関する記事に対して「いいね！（ｌｉｋｅ）」の表明をした場合には、カテゴリは、そのブランド、または「靴」もしくは「衣類」という一般的なカテゴリであることが可能である。ユーザに関するつながり情報を記憶するために、つながりストアが使用されることが可能である。つながり情報は、類似のもしくは共通の職業経験、グループ・メンバーシップ、趣味、学歴を有しているか、または何らかの形で関連しているか、もしくは共通の属性を共有しているユーザ同士を示すことができる。つながり情報は、さまざまなユーザおよびコンテンツ（内部および外部の両方）の間におけるユーザ定義のつながりを含むこともできる。ネットワーク１１０を通じてソーシャルネットワーキング・システム１６０を１つもしくは複数のクライアント・システム１３０または１つもしくは複数のサードパーティ・システム１７０にリンクさせるために、ウェブ・サーバが使用されることが可能である。ウェブ・サーバは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０と、１つまたは複数のクライアント・システム１３０との間においてメッセージを受け取って回送するためにメール・サーバまたはその他のメッセージング機能を含むことができる。ＡＰＩ要求サーバは、サードパーティ・システム１７０が、１つまたは複数のＡＰＩを呼び出すことによってソーシャルネットワーキング・システム１６０からの情報にアクセスすることを可能にすることができる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０の上のまたは外のユーザのアクションに関してウェブ・サーバから通信を受け取るために、アクション・ロガーが使用されることが可能である。アクション・ログとともに、サードパーティコンテンツ・オブジェクトへのユーザの露出についてのサードパーティコンテンツオブジェクト・ログが保持されることが可能である。通知コントローラは、コンテンツ・オブジェクトに関する情報をクライアント・システム１３０に提供することができる。情報は、通知としてクライアント・システム１３０へプッシュされることが可能であり、または情報は、クライアント・システム１３０から受け取られた要求に応答してクライアント・システム１３０からプルされることが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザの１つまたは複数のプライバシ設定を実施するために、認可サーバが使用されることが可能である。ユーザのプライバシ設定は、ユーザに関連付けられている特定の情報がどのように共有されることが可能であるかを特定する。認可サーバは、ユーザが、例えば、適切なプライバシ設定を設定することなどによって、自分のアクションをソーシャルネットワーキング・システム１６０によって記録されること、またはその他のシステム（例えば、サードパーティ・システム１７０）と共有されることのオプト・インまたはオプト・アウトを行うことを可能にすることができる。サードパーティ・システム１７０などのサードパーティから受け取られたコンテンツ・オブジェクトを記憶するために、サードパーティコンテンツオブジェクト・ストアが使用されることが可能である。ユーザに関連付けられているクライアント・システム１３０から受け取られたロケーション情報を記憶するために、ロケーション・ストアが使用されることが可能である。広告価格設定モジュールが、ソーシャルな情報、現在時刻、ロケーション情報、またはその他の適切な情報を組み合わせて、関連がある広告を、通知の形式でユーザに提供することができる。

図２は、例示的なソーシャル・グラフ２００を示している。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、１つまたは複数のソーシャル・グラフ２００を１つまたは複数のデータ・ストア内に記憶することができる。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ２００は、複数のノード（複数のユーザ・ノード２０２、または複数のコンセプト・ノード２０４を含むことができる）と、ノード同士をつなげる複数のエッジ２０６とを含むことができる。図２において示されている例示的なソーシャル・グラフ２００は、教示上の目的から、２次元の視覚的マップ表示で示されている。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０、クライアント・システム１３０、またはサードパーティ・システム１７０は、適切なアプリケーションに関してソーシャル・グラフ２００および関連したソーシャル・グラフ情報にアクセスすることができる。ソーシャル・グラフ２００のノードおよびエッジは、データ・オブジェクトとして、例えば（ソーシャル・グラフ・データベースなどの）データ・ストア内に記憶されることが可能である。そのようなデータ・ストアは、ソーシャル・グラフ２００のノードまたはエッジの１つまたは複数の検索可能なまたはクエリ可能なインデックスを含むことができる。

特定の実施形態においては、ユーザ・ノード２０２は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザに対応することができる。限定ではなく、例として、ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０と、またはソーシャルネットワーキング・システム１６０を通じて対話または通信する個人（人間のユーザ）、エンティティ（例えば、企業、ビジネス、もしくはサードパーティ・アプリケーション）、または（例えば、個人もしくはエンティティの）グループであることが可能である。特定の実施形態においては、あるユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０とのアカウントに登録した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのユーザに対応するユーザ・ノード２０２を作成し、そのユーザ・ノード２０２を１つまたは複数のデータ・ストア内に記憶することができる。本明細書において記述されているユーザおよびユーザ・ノード２０２は、適切な場合には、登録されているユーザ、および登録されているユーザに関連付けられているユーザ・ノード２０２を示すことができる。追加として、または代替として、本明細書において記述されているユーザおよびユーザ・ノード２０２は、適切な場合には、ソーシャルネットワーキング・システム１６０に登録されていないユーザを示すことができる。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード２０２は、ユーザによって提供された情報、またはソーシャルネットワーキング・システム１６０を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザは、自分の名前、プロフィール画像、連絡先情報、生年月日、性別、婚姻状況、家族状況、勤務先、学歴、好み、関心、またはその他の人口統計学的情報を提供することができる。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード２０２は、ユーザに関連付けられている情報に対応する１つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられることが可能である。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード２０２は、１つまたは複数のウェブページに対応することができる。

特定の実施形態においては、コンセプト・ノード２０４は、コンセプトに対応することができる。限定ではなく、例として、コンセプトは、場所（例えば、映画館、レストラン、ランドマーク、もしくは都市など）、ウェブサイト（例えば、ソーシャルネットワーク・システム１６０に関連付けられているウェブサイト、もしくはウェブアプリケーション・サーバに関連付けられているサードパーティ・ウェブサイトなど）、エンティティ（例えば、人、企業、グループ、スポーツ・チーム、もしくは有名人など）、ソーシャルネットワーキング・システム１６０内に、もしくはウェブアプリケーション・サーバなどの外部サーバ上に配置されることが可能であるリソース（例えば、オーディオ・ファイル、営業ファイル、デジタル写真、テキスト・ファイル、構造化文書、もしくはアプリケーションなど）、物的もしくは知的財産（例えば、彫塑、絵画、映画、ゲーム、曲、着想、写真
、もしくは執筆作品など）、ゲーム、アクティビティ、着想もしくは理論、別の適切なコンセプト、または複数のそのようなコンセプトに対応することができる。コンセプト・ノード２０４は、ユーザによって提供されたコンセプトの情報、またはソーシャルネットワーキング・システム１６０を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられることが可能である。限定ではなく、例として、コンセプトの情報は、名前もしくはタイトル、１つもしくは複数のイメージ（例えば、本の表紙のイメージ）、ロケーション（例えば、住所もしくは地理的ロケーション）、（ＵＲＬに関連付けられることが可能である）ウェブサイト、連絡先情報（例えば、電話番号もしくはＥメール・アドレス）、その他の適切なコンセプト情報、またはそのような情報の任意の適切な組合せを含むことができる。特定の実施形態においては、コンセプト・ノード２０４は、コンセプト・ノード２０４に関連付けられている情報に対応する１つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられることが可能である。特定の実施形態においては、コンセプト・ノード２０４は、１つまたは複数のウェブページに対応することができる。

特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ２００内のノードは、ウェブページ（「プロフィール・ページ」と呼ばれる場合もある）を表すこと、またはウェブページによって表されることが可能である。プロフィール・ページは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によってホストされること、またはソーシャルネットワーキング・システム１６０にとってアクセス可能であることが可能である。プロフィール・ページは、サードパーティ・サーバ１７０に関連付けられているサードパーティ・ウェブサイト上にホストされることも可能である。限定ではなく、例として、特定の外部ウェブページに対応するプロフィール・ページは、その特定の外部ウェブページであることが可能であり、そのプロフィール・ページは、特定のコンセプト・ノード２０４に対応することができる。プロフィール・ページは、その他のユーザのうちのすべてまたは選択されたサブセットによって閲覧できることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザ・ノード２０２は、対応するユーザ・プロフィール・ページを有することができ、そのユーザ・プロフィール・ページにおいては、対応するユーザが、コンテンツを付加すること、言明を行うこと、またはその他の形で自分自身を表現することが可能である。限定ではなく、別の例として、コンセプト・ノード２０４は、対応するコンセプト・プロフィール・ページを有することができ、そのコンセプト・プロフィール・ページにおいては、１人または複数のユーザが、特にコンセプト・ノード２０４に対応するコンセプトに関連して、コンテンツを付加すること、言明を行うこと、または自分自身を表現することが可能である。

特定の実施形態においては、コンセプト・ノード２０４は、サードパーティ・システム１７０によってホストされているサードパーティ・ウェブページまたはリソースを表すことができる。サードパーティ・ウェブページまたはリソースは、数ある要素の中でも、コンテンツ、選択可能なもしくはその他のアイコン、または、アクションもしくはアクティビティを表す（例えば、ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴ（登録商標）、ＡＪＡＸ、もしくはＰＨＰコードで実装されることが可能である）その他の対話可能なオブジェクトを含むことができる。限定ではなく、例として、サードパーティ・ウェブページは、「いいね！」、「チェックイン」、「食べる」、「推奨する」、または別の適切なアクションもしくはアクティビティなどの選択可能なアイコンを含むことができる。サードパーティ・ウェブページを閲覧しているユーザは、それらのアイコンのうちの１つ（例えば、「食べる」）を選択することによってアクションを実行して、クライアント・システム１３０に、そのユーザのアクションを示すメッセージをソーシャルネットワーキング・システム１６０へ送信させることができる。そのメッセージに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザに対応するユーザ・ノード２０２と、サードパーティ・ウェブページまたはリソースに対応するコンセプト・ノード２０４との間においてエッジ（例えば、「食べる」エッジ）を作成して、エッジ２０６を１つまたは複数のデータ・ストア内に記憶することができる。

特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ２００内の１対のノードが、１つまたは複数のエッジ２０６によって互いにつながることが可能である。１対のノードをつなげるエッジ２０６は、それらの１対のノードの間における関係を表すことができる。特定の実施形態においては、エッジ２０６は、１対のノードの間における関係に対応する１つまたは複数のデータ・オブジェクトまたは属性を含むことまたは表すことが可能である。限定ではなく、例として、第１のユーザは、第２のユーザが第１のユーザの「友達」であるということを示すことができる。この表示に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、「友達要求」を第２のユーザに送信することができる。第２のユーザがその「友達要求」を承認した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャル・グラフ２００内で第１のユーザのユーザ・ノード２０２を第２のユーザのユーザ・ノード２０２につなげるエッジ２０６を作成して、エッジ２０６をソーシャル・グラフ情報としてデータ・ストア１６４のうちの１つまたは複数の中に記憶することができる。図２の例においては、ソーシャル・グラフ２００は、ユーザ「Ａ」のユーザ・ノード２０２と、ユーザ「Ｂ」のユーザ・ノード２０２との間における友達関係を示すエッジ２０６と、ユーザ「Ｃ」のユーザ・ノード２０２と、ユーザ「Ｂ」のユーザ・ノード２０２との間における友達関係を示すエッジとを含む。本開示は、特定のユーザ・ノード２０２同士をつなげる特定の属性を伴う特定のエッジ２０６を記述している、または示しているが、本開示は、ユーザ・ノード２０２同士をつなげる任意の適切な属性を伴う任意の適切なエッジ２０６を想定している。限定ではなく、例として、エッジ２０６は、友達関係、家族関係、ビジネスもしくは雇用関係、ファン関係、フォロワー関係、ビジター関係、サブスクライバ関係、上下関係、互恵的関係、非互恵的関係、別の適切なタイプの関係、または複数のそのような関係を表すことができる。その上、本開示は一般に、ノード同士をつながっているものとして記述しているが、本開示はまた、ユーザ同士またはコンセプト同士をつながっているものとして記述している。本明細書においては、つながっているユーザ同士またはコンセプト同士への言及は、適切な場合には、１つまたは複数のエッジ２０６によってソーシャル・グラフ２００内でつながっているそれらのユーザ同士またはコンセプト同士に対応するノード同士を示すことができる。

特定の実施形態においては、ユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４との間におけるエッジ２０６は、ユーザ・ノード２０２に関連付けられているユーザによって、コンセプト・ノード２０４に関連付けられているコンセプトに対して実行された特定のアクションまたはアクティビティを表すことができる。限定ではなく、例として、図２において示されているように、ユーザは、コンセプトに対して「いいね！を表明すること」、「通うこと」、「プレイすること」、「聴くこと」、「料理すること」、「勤務すること」、または「観ること」を行った可能性があり、それらの各々は、エッジ・タイプまたはサブタイプに対応することができる。コンセプト・ノード２０４に対応するコンセプト・プロフィール・ページは、例えば、選択可能な「チェックイン」アイコン（例えば、クリック可能な「チェックイン」アイコンなど）、または選択可能な「お気に入りに追加」アイコンを含むことができる。同様に、ユーザがこれらのアイコンをクリックした後に、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、それぞれのアクションに対応するユーザのアクションに応答して「お気に入り」エッジまたは「チェックイン」エッジを作成することができる。限定ではなく、別の例として、あるユーザ（ユーザ「Ｃ」）が、特定のアプリケーション（オンライン音楽アプリケーションであるＳＰＯＴＩＦＹ）を使用して特定の曲（「イマジン」）を聴く場合がある。このケースにおいては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのユーザに対応するユーザ・ノード２０２と、その曲およびアプリケーションに対応するコンセプト・ノード２０４との間において、（図２に示されているような）「聴いた」エッジ２０６および「使用した」エッジを作成して、そのユーザがその曲を聴いてそのアプリケーションを使用したということを示すことができる。その上、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、その曲に対応するコンセプ
ト・ノード２０４と、そのアプリケーションに対応するコンセプト・ノード２０４との間において、（図２に示されているような）「再生した」エッジ２０６を作成して、その特定の曲がその特定のアプリケーションによって再生されたということを示すことができる。このケースにおいては、「再生した」エッジ２０６は、外部アプリケーション（ＳＰＯＴＩＦＹ）によって外部オーディオ・ファイル（「イマジン」という曲）に関して実行されたアクションに対応する。本開示は、ユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４とをつなげる特定の属性を伴う特定のエッジ２０６について記述しているが、本開示は、ユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４とをつなげる任意の適切な属性を伴う任意の適切なエッジ２０６を想定している。その上、本開示は、単一の関係を表すユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４との間におけるエッジについて記述しているが、本開示は、１つまたは複数の関係を表すユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４との間におけるエッジを想定している。限定ではなく、例として、エッジ２０６は、ユーザが特定のコンセプトに対して「いいね！」の表明をしているということ、およびその特定のコンセプトを使用したということの両方を表すことができる。あるいは、別のエッジ２０６は、（図２において、ユーザ「Ｅ」を表すユーザ・ノード２０２と、「ＳＰＯＴＩＦＹ」を表すコンセプト・ノード２０４との間において示されているような）ユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４との間におけるそれぞれのタイプの関係（または、単一の関係が複数集まったもの）を表すことができる。

特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャル・グラフ２００内でユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４との間においてエッジ２０６を作成することができる。限定ではなく、例として、（例えば、ユーザのクライアント・システム１３０によってホストされているウェブ・ブラウザまたは専用のアプリケーションを使用することなどによって）コンセプト・プロフィール・ページを閲覧しているユーザは、「いいね！」アイコンをクリックまたは選択することにより、コンセプト・ノード２０４によって表されているコンセプトを自分が気に入っているということを示すことができ、その「いいね！」アイコンをクリックまたは選択することは、ユーザのクライアント・システム１３０に、そのコンセプト・プロフィール・ページに関連付けられているそのコンセプトをそのユーザが気に入っているということを示すメッセージをソーシャルネットワーキング・システム１６０へ送信させることができる。そのメッセージに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのユーザとコンセプト・ノード２０４との間における「いいね！」エッジ２０６によって示されているように、そのユーザに関連付けられているユーザ・ノード２０２とコンセプト・ノード２０４との間においてエッジ２０６を作成することができる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、エッジ２０６を１つまたは複数のデータ・ストア内に記憶することができる。特定の実施形態においては、エッジ２０６は、特定のユーザ・アクションに応答してソーシャルネットワーキング・システム１６０によって自動的に形成されることが可能である。限定ではなく、例として、第１のユーザが、画像をアップロードすること、映画を観ること、または曲を聴くことを行った場合には、エッジ２０６は、第１のユーザに対応するユーザ・ノード２０２と、それらのコンセプトに対応するコンセプト・ノード２０４との間において形成されることが可能である。本開示は、特定の様式で特定のエッジ２０６を形成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なエッジ２０６を形成することを想定している。

特定の実施形態では、広告は、テキスト（ＨＴＭＬリンクされてもよい）、１つもしくは複数の画像（ＨＴＭＬリンクされてもよい）、１つもしくは複数のビデオ、オーディオ、１つもしくは複数のＡＤＯＢＥ ＦＬＡＳＨファイル、これらの好適な組合せ、あるいは、１つもしくは複数のウェブページ上、１つもしくは複数の電子メール内、またはユーザによって要求された検索結果と共に提示される任意の好適なデジタル・フォーマットにある任意の他の好適な広告であってよい。追加として、または代替として、広告は、１つ
または複数のスポンサ付きのストーリ（例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０上のニュース・フィードまたはティッカ・アイテム）であってもよい。スポンサ付きのストーリは、広告主が、例えば、ソーシャル・アクションをユーザのプロフィール・ページまたは他のページの所定のエリア内で提示させる、広告主に関連付けられている追加の情報と共に提示させる、他のユーザのニュース・フィードもしくはティッカ内でバンプアップさせる、もしくは別の方法で強調させる、または別の方法で促進させることによって促進する、ユーザによるソーシャル・アクション（あるページに「いいね」を表明すること、あるページ上のポストに対して「いいね」を表明する、またはコメントすること、あるページに関連付けられているイベントに対してＲＳＶＰすること、あるページ上にポストされた質問に対して投票すること、ある場所にチェックインすること、アプリケーションを使用する、もしくはゲームをプレイすること、またはあるウェブサイトに「いいね」を表明する、もしくは共有することなど）であってよい。広告主は、支払いをしてソーシャル・アクションを促進させることができる。限定するものとしてではなく一例として、広告は、スポンサ付きのコンテンツがスポンサ付きでないコンテンツよりも促進される検索結果ページの検索結果の間に含まれてもよい。

特定の実施形態では、広告は、ソーシャルネットワーキング・システム・ウェブページ、サードパーティ・ウェブページ、または他のページ内で表示するように要求されてもよい。広告は、ページの上部にあるバナー・エリア内、ページの側部にある列内、ページのＧＵＩ内、ポップアップ・ウィンドウ内、ドロップダウン・メニュー内、ページの入力フィールド内、ページのコンテンツの上部の上、またはページに関連する他のところなど、ページの専用部分内で表示されてよい。追加として、または代替として、広告は、アプリケーション内で表示されてもよい。広告は、専用ページ内で表示され、ユーザがページにアクセスする、またはアプリケーションを使用することができる前に、広告と対話する、または広告を見ることを必要としてもよい。ユーザは、例えば、ウェブ・ブラウザを通じて広告を閲覧してもよい。

ユーザは、任意の好適な方法で広告と対話することができる。ユーザは、クリックして、または別の方法で広告を選択することができる。広告を選択することによって、ユーザは（またはユーザによって使用されるブラウザもしくは他のアプリケーション）、広告に関連付けられているページに誘導されてもよい。広告に関連付けられているページでは、ユーザは、広告に関連付けられている製品もしくはサービスを購入すること、広告に関連付けられている情報を受信すること、または広告に関連付けられているニュースレターを購読することなど、追加のアクションをとることができる。オーディオまたはビデオを有する広告が、その広告の（「再生ボタン」のような）構成要素を選択することによって再生されてもよい。あるいは、広告を選択することによって、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザの特定のアクションを実行または修正してもよい。

また、広告は、ユーザが対話することができるソーシャルネットワーキング・システム機能を含むことができる。限定するものとしてではなく一例として、広告は、ユーザが広告に関連付けられているアイコンまたはリンクを選択することによって広告に「いいね」を表明する、または別の方法で推薦することを可能にしてもよい。限定するものとしてではなく別の例として、広告は、ユーザが広告主に関係するコンテンツを（例えば、クエリを実行することによって）検索することを可能にしてもよい。同様に、ユーザは、（例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０を通じて）別のユーザと広告を共有しても、広告に関連付けられているイベントに（例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０を通じて）ＲＳＶＰしてもよい。追加として、または代替として、広告は、そのユーザを対象とするソーシャルネットワーキング・システム・コンテキストを含むことができる。限定するものとしてではなく一例として、広告は、広告の主題に関連付けられているアクションをとったソーシャルネットワーキング・システム１６０内のユーザの
友達についての情報を表示することができる。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、様々なソーシャル・グラフ・エンティティのソーシャル・グラフ親和性（本明細書では「親和性（ａｆｆｉｎｉｔｙ）」と呼ばれることがある）を互いに決定することができる。親和性は、ユーザ、コンセプト、コンテンツ、アクション、広告、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている他のオブジェクト、またはそれらの任意の好適な組合せなど、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている特定のオブジェクト間の関係の強さまたは関心のレベルを表すことができる。また、親和性は、サードパーティ・システム１７０または他の好適なシステムに関連付けられているオブジェクトに関して決定されてもよい。各ユーザ、主題、またはコンテンツのタイプごとのソーシャル・グラフ・エンティティについての全体的な親和性が確立されてもよい。全体的な親和性は、ソーシャル・グラフ・エンティティに関連付けられているアクションまたは関係の継続的な監視に基づいて変化し得る。本開示は、特定の親和性を特定の方法で決定することについて述べているが、本開示は、任意の好適な親和性を任意の好適な方法で決定することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、親和性係数（本明細書では「係数」と呼ばれることがある）を使用してソーシャル・グラフ親和性を測定または定量化することができる。この係数は、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている特定のオブジェクト間の関係の強さを表し、またはそれを定量化することができる。また、この係数は、ユーザが特定のアクションを実施する予測確率をそのアクションへのユーザの関心に基づいて測定する確率または関数を表すことができる。このようにして、ユーザの将来のアクションをユーザの以前のアクションに基づいて予測することができ、この係数は、少なくとも一部にはユーザのアクションの履歴に基づいて計算され得る。係数を使用し、オンライン・ソーシャル・ネットワーク内にあっても外側にあってもよい任意の数のアクションを予測することができる。限定するものとしてではなく一例として、これらのアクションは、メッセージを送ること、コンテンツをポストすること、もしくはコンテンツにコメントすることなど、様々なタイプの通信、プロフィール・ページ、メディア、もしくは他の好適なコンテンツにアクセスすること、もしくはそれらを閲覧することなど、様々なタイプの観察アクション、同じグループにいること、同じ写真にタグ付けされていること、同じ場所でチェックインされていること、もしくは同じイベントに参加することなど、２つ以上のソーシャル・グラフ・エンティティについての様々なタイプの一致情報、または他の好適なアクションを含むことができる。本開示は、親和性を特定の方法で測定することについて述べているが、本開示は、親和性を任意の好適な方法で測定することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、様々なファクタを使用し、係数を計算することができる。これらのファクタは、例えば、ユーザ・アクション、オブジェクト間の関係のタイプ、場所情報、他の好適なファクタ、またはそれらの任意の組合せを含んでもよい。特定の実施形態では、係数を計算するとき、異なるファクタが、異なるように重み付けされてもよい。各ファクタについての重みは、静的なものであってもよく、またはこれらの重みは、例えばユーザ、関係のタイプ、アクションのタイプ、ユーザの場所などに従って変化してもよい。ファクタのためのレーティングをそれらの重みに従って組み合わせ、ユーザについての全体的な係数を決定することができる。限定するものとしてではなく一例として、特定のユーザ・アクションには、レーティングと重みが共に割り当てられてもよく、一方、特定のユーザ・アクションには、関連付けられている関係に、レーティングと相関重み（例えば、その結果重みが合計で１００％になる）が割り当てられる。特定のオブジェクトに向かうユーザの係数を計算するために、ユーザのアクションに割り当てられるレーティングは、例えば全体的な係数の６０％を備え
ることができ、一方、ユーザとオブジェクトの間の関係は、全体的な係数の４０％を備えることができる。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、係数を計算するために使用される様々なファクタのための重みを決定するとき、例えば、情報がアクセスされて以来の時間、減衰ファクタ、アクセスの頻度、情報に対する関係もしくはそれについての情報がアクセスされたオブジェクトに対する関係、オブジェクトに接続されたソーシャル・グラフ・エンティティに対する関係、ユーザ・アクションの短期的もしくは長期的な平均、ユーザ・フィードバック、他の好適な変数、またはそれらの任意の組合せなど、様々な変数を考慮することができる。限定するものとしてではなく一例として、係数は、その係数を計算するとき、より最近のアクションがより関係のあるものとなるように、特定のアクションによってもたらされる信号の強さを時間と共に減衰させる減衰ファクタを含んでもよい。レーティングおよび重みは、係数が基づくアクションの継続的な追跡に基づいて継続的に更新されてもよい。各ファクタについてのレーティング、およびファクタに割り当てられた重みを割り当てる、組み合わせる、平均するなどのために、任意のタイプのプロセスまたはアルゴリズムを使用することができる。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、履歴上のアクションおよび過去のユーザ応答、またはユーザを様々なオプションおよび測定用応答にさらすことによってユーザから提供されるデータでトレーニングされた機械学習アルゴリズムを使用して係数を決定してもよい。本開示は、係数を特定の方法で計算することについて述べているが、本開示は、係数を任意の好適な方法で計算することを企図する。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザのアクションに基づいて係数を計算することができる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのようなアクションを、オンライン・ソーシャル・ネットワーク上、サードパーティ・ウェブサイト１７０上、他の好適なシステム上、またはそれらの任意の組合せで監視することができる。任意の好適なタイプのユーザ・アクションを追跡または監視してよい。典型的なユーザ・アクションは、プロフィール・ページを閲覧すること、コンテンツを作成またはポストすること、コンテンツと対話すること、グループに参加すること、イベントへの出席をリストまたは確認すること、場所でチェックインすること、特定のページに対して「いいね」を表明すること、ページを作成すること、およびソーシャル・アクションを容易にする他のタスクを実施することを含む。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、特定のタイプのコンテンツとのユーザのアクションに基づいて係数を計算することができる。コンテンツは、オンライン・ソーシャル・ネットワーク、サードパーティ・システム１７０、または別の好適なシステムに関連付けられてもよい。コンテンツは、ユーザ、プロフィール・ページ、ポスト、ニュース・ストーリ、ヘッドライン、インスタント・メッセージ、チャット・ルーム会話、電子メール、広告、写真、ビデオ、音楽、他の好適なオブジェクト、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザのアクションを解析し、アクションの１つまたは複数が主題、コンテンツ、他のユーザなどに対する親和性を示すか否かを判定することができる。限定するものとしてではなく一例として、ユーザが「コーヒー」またはその変形形態に関係するコンテンツを頻繁にポストすることがある場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのユーザがコンセプト「コーヒー」に関して高い係数を有すると判定することができる。特定のアクションまたはアクションのタイプに他のアクションより高い重みおよび／またはレーティングを割り当ててもよく、これは、全体的な計算後の係数に影響を及ぼし得る。限定するものとしてではなく一例として、第１のユーザが第２のユーザに電子メールを送る場合、そのアクションのための重みまたはレーティングは、第１のユーザが単に第２のユーザのためのユーザプロフィール・ページを閲覧する場合より高くてもよい。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、特定のオブジェクト間の関係のタイプに基づいて係数を計算することができる。ソーシャル・グラフ２
００を参照して、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、係数を計算するとき、特定のユーザ・ノード２０２およびコンセプト・ノード２０４を接続するエッジ２０６の数および／またはタイプを解析することができる。限定するものとしてではなく一例として、配偶者タイプ・エッジ（２人のユーザが結婚していることを表す）によって接続されているユーザ・ノード２０２には、友達タイプ・エッジによって接続されているユーザ・ノード２０２より高い係数が割り当てられてもよい。換言すれば、アクションに割り当てられた重みおよび特定のユーザについての関係に応じて、全体的な親和性は、ユーザの友達についてのコンテンツに対するより、ユーザの配偶者についてのコンテンツに対して高いと判定されてもよい。特定の実施形態では、ユーザが別のオブジェクトに対して有する関係が、そのオブジェクトについての係数を計算することに関して、ユーザのアクションの重みおよび／またはレーティングに影響を及ぼすことがある。限定するものとしてではなく一例として、ユーザが第１の写真においてタグ付けされているが、第２の写真に対して「いいね」と表明しているだけである場合、コンテンツとのタグ付けタイプの関係を有することにはコンテンツとの「いいね」タイプの関係を有することより高い重みおよび／またはレーティングが割り当てられてもよいので、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのユーザが第２の写真より第１の写真に関して高い係数を有すると判定することができる。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、１人または複数のユーザが特定のオブジェクトに対して有する関係に基づいて、第１のユーザについての係数を計算することができる。換言すれば、他のユーザがあるオブジェクトに対して有するコネクションおよび係数が、そのオブジェクトについての第１のユーザの係数に影響を及ぼすことがある。限定するものとしてではなく一例として、第１のユーザが１人または複数の第２のユーザに接続されている、またはそれらの第２のユーザについて高い係数を有し、それらの第２のユーザが特定のオブジェクトに接続されている、または特定のオブジェクトについて高い係数を有する場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、第１のユーザもまた、その特定のオブジェクトについて比較的高い係数を有するであろうと判定することができる。特定の実施形態では、係数は、特定のオブジェクト間の分離度に基づいてもよい。より低い係数は、ソーシャル・グラフ２００内で第１のユーザに間接的に接続されているユーザのコンテンツ・オブジェクトへの関心を第１のユーザが共有することになる可能性が低くなることを表し得る。限定するものとしてではなく一例として、ソーシャル・グラフ２００内でより近い（すなわち、分離度がより少ない）ソーシャル・グラフ・エンティティは、ソーシャル・グラフ２００内でより遠く離れているエンティティより高い係数を有し得る。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、場所情報に基づいて係数を計算することができる。互いに地理的に近いオブジェクトは、より遠いオブジェクトより関係する、または互いにより関心があるものであると考えられてもよい。特定の実施形態では、特定のオブジェクトに向かうユーザの係数は、そのユーザに関連付けられている現在の場所（またはユーザのクライアント・システム１３０の場所）に対するオブジェクトの場所の近さに基づいてもよい。第１のユーザは、第１のユーザにより近い他のユーザまたはコンセプトにより関心があり得る。限定するものとしてではなく一例として、ユーザが空港から約１．６ｋｍ（１マイル）、ガソリンスタンドから約３．２ｋｍ（２マイル）離れている場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザに対する空港の近さに基づいて、ガソリンスタンドより空港について高い係数をそのユーザが有すると判定することができる。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、係数情報に基づいてユーザに関して特定のアクションを実施することができる。係数を使用し、アクションへのユーザの関心に基づいてユーザが特定のアクションを実施することになるか否かを予測することができる。広告、検索結果、ニュース・ストーリ、メディア、メッセージ、通知、または他の好適なオブジェクトなど、任意のタイプのオブジェクトをユーザに対
して生成または提示するとき、係数が使用されてもよい。また、係数は、適宜、そのようなオブジェクトをランク付けし順序付けるために使用されてもよい。このようにして、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザの関心および現在の状況に関係のある情報を提供し、ユーザがそのような情報を関心のあるものであると見出すことになる可能性を高めることができる。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、係数情報に基づいてコンテンツを生成することができる。ユーザ特有の係数に基づいて、コンテンツ・オブジェクトが提供または選択されてもよい。限定するものとしてではなく一例として、係数を使用し、ユーザのためのメディアを生成することができ、ユーザには、メディア・オブジェクトに関してユーザが高い全体的な係数を有するメディアが提示され得る。限定するものとしてではなく別の例として、係数を使用し、ユーザのための広告を生成することができ、ユーザには、広告オブジェクトに関してユーザが高い全体的な係数を有する広告が提示され得る。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、係数情報に基づいて検索結果を生成することができる。特定のユーザについての検索結果は、照会するユーザに関して検索結果に関連付けられている係数に基づいてスコア付けまたはランク付けされてもよい。限定するものとしてではなく一例として、より高い係数を有するオブジェクトに対応する検索結果は、検索結果ページ上で、より低い係数を有するオブジェクトに対応する結果より高くランク付けされてもよい。

特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、特定のシステムまたはプロセスからの係数を求める要求に応答して係数を計算することができる。ユーザが所与の状況においてとり得る（またはユーザがそのアクションの対象となり得る）可能性が高いアクションを予測するために、何らかのプロセスがユーザについて計算された係数を要求し得る。その要求は、係数を計算するために使用される様々なファクタに使用するために重みのセットをも含むことができる。この要求は、オンライン・ソーシャル・ネットワーク上で動作するプロセスから、サードパーティ・システム１７０から（例えば、ＡＰＩもしくは他の通信チャネルを介して）、または別の好適なシステムから到来し得る。要求に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、係数を計算する（または前もって計算し記憶した場合、係数情報にアクセスする）ことができる。特定の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、特定のプロセスに関して親和性を測定することができる。異なるプロセス（オンライン・ソーシャル・ネットワークの内部および外部）が、特定のオブジェクトまたはオブジェクトのセットについて係数を要求することがある。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、親和性の尺度を要求した特定のプロセスに関係のある親和性の尺度を提供することができる。このようにして、各プロセスは、そのプロセスが親和性の尺度を使用することになる異なるコンテキストに合わせて調整される親和性の尺度を受け取る。

ソーシャル・グラフ親和性および親和性係数との関連で、特定の実施形態は、２００６年８月１１日に出願された米国特許出願第１１／５０３０９３号明細書、２０１０年１２月２２日に出願された米国特許第１２／９７７０２７号明細書、２０１０年１２月２３日に出願された米国特許出願第１２／９７８２６５号明細書、および２０１２年１０月１日に出願された米国特許出願第１３／６３２８６９号明細書に開示されている１つまたは複数のシステム、構成要素、用紙、機能、方法、動作、またはステップを使用することができ、それらのそれぞれを本願明細書に援用する。

図３は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって提供されるメディア・プラグイン３２０を有する例示的なサードパーティ・ウェブサイト３１０を示す。サードパーティ・ウェブサイト３１０は、モバイル・デバイス１３０、デスクトップ・コンピュータ１３０、または任意の他のクライアント・システム１３０など、任意のクライアント・システム１３０上の任意のブラウザ内で表示されてよい。サードパーティ・ウェブサイ
ト３１０は、下記でさらに述べるように、ソーシャルネットワーキング・システム１６０とは別個であるサードパーティ・システム１７０によって提供され得る。

一般に、メディア・プラグイン３２０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０のユーザに、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関係する１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト（例えば、下記のユーザ選択可能なオブジェクト３２２）を提供する。例えば、ユーザが特定のＴＶショーのためにサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧している場合、メディア・プラグイン３２０がその特定のＴＶショーのためにサードパーティ・ウェブサイト３１０上で表示されてもよく、その特定のＴＶショーのメディア・コンテンツに関係するアクションを実施するための１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト（例えば、ボタン）を提供することができる。特定の例として、ユーザがＴＶシリーズ「イン・ザ・シティ」のためにサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧している場合、メディア・プラグイン３２０は、「イン・ザ・シティ」の特定のエピソードを見るためのボタン、「イン・ザ・シティ」の特定のエピソードを記録するためのボタン、「イン・ザ・シティ」の特定のエピソードに関係するソーシャルネットワーキング・システム１６０上のイベントを作成するためのボタンなどを含んでもよい。

幾つかの実施形態では、メディア・プラグイン３２０のユーザ選択可能なオブジェクトは、コンテキストに基づくものであってもよい。例えば、メディア・プラグイン３２０のユーザ選択可能なオブジェクトは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否か、および／またはユーザがある種の構成情報をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供したか否かに基づいてもよい。例えば、ＴＶシリーズ「イン・ザ・シティ」のためにサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザが現在サードパーティ・システム１７０にログインしており、ユーザがどのケーブル・プロバイダを使用するかについての情報をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供した場合には、メディア・プラグイン３２０は、「イン・ザ・シティ」の特定のエピソードを見る、または記録するためのユーザ選択可能なオブジェクトを含んでもよい。しかし、ＴＶシリーズ「イン・ザ・シティ」のためにサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザが現在サードパーティ・システム１７０にログインしておらず、必要とされる構成情報をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供していない場合には、メディア・プラグイン３２０は、例えばＴＶシリーズ「イン・ザ・シティ」のためのリマインダを設定するためのユーザ選択可能なオブジェクトだけを含んでもよい。メディア・プラグイン３２０のユーザ選択可能なオブジェクト３２２の様々な実施形態について、下記でより詳細に論じる。

サードパーティ・ウェブサイト３１０は、任意のサードパーティ（例えば、ＮＢＣ．ｃｏｍ、ＩＭｄＢ．ｃｏｍなど）によって提供される任意のウェブサイトであってよい。特定の実施形態では、クライアント・システム１３０を使用するユーザは、ネットワーク１１０を通じてサードパーティ・ウェブサイト３１０に接続し、それと通信することができる。サードパーティ・ウェブサイト３１０は、例えば、ユーザ・データおよびウェブ・ページ情報を記憶するサードパーティ・システム１７０の１つまたは複数のデータ・ストアに通信可能に接続され得るサードパーティ・システム１７０のウェブ・サーバによってサービスを受けてもよい。ユーザ・データは、例えば、ユーザ名、ユーザ・プロフィール写真、およびユーザ・プロフィール情報（例えば、場所、所属、関心）を含んでもよい。ウェブ・ページ情報は、例えば、ページ・レイアウト情報、スクリプト、テキスト（例えば、ＡＳＣＩＩまたはＨＴＭＬ）などウェブ・ページ・コンテンツ、メディア・データ（例えば、グラフィックス、写真、ビデオ・クリップ）、および実行可能なコード・オブジェクト（例えば、ブラウザ・ウィンドウまたはフレーム内で実行可能なゲーム）を含んでもよい。特定の実施形態では、ユーザは、クライアント・システム１３０上でホストされる
ウェブ・ブラウザまたは専用クライアント・アプリケーションを使用し、サードパーティ・システム１７０のウェブ・サーバにＨＴＴＰ要求を送り、ウェブ・サーバに１つまたは複数のデータ・ストアにアクセスさせ、ウェブ・ブラウザまたは専用クライアント・アプリケーション内に表示される１つまたは複数のページまたはフレームを構築させることによって、サードパーティ・ウェブサイト３１０にアクセスすることができる。

ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ネットワーク１１０を通じてサードパーティ・ウェブサイト３１０と通信し、それにアクセスすることができ、逆も同様である。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザのためにサードパーティ・システム１７０によって構築されるサードパーティ・ウェブサイト３１０は、現在サードパーティ・ウェブサイト３１０上でアクティブであるユーザの友達のプロフィール写真を表示するフレームなど、ソーシャルネットワーキング・システム１６０からの情報を含むことができる。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザのユーザ・プロフィール・ページは、そのユーザがサードパーティ・ウェブサイト３１０上でポストした埋込みビデオ・クリップを含むことができる。幾つかの実施形態では、第１のウェブサイトによって構築されるウェブ・ページは、ウェブ・ページのＨＴＭＬドキュメント内にＵＲＬを組み込むことによってクライアント・システム１３０に第２のウェブサイトからのコンテンツにアクセスさせ、それを表示させる１つまたは複数のインライン・リファレンス、および／または、クライアント・システム１３０上でホストされるクライアント・アプリケーションに第２のウェブサイトにアクセスさせ、スクリプト・コードによって指定されるコンテンツ（例えば、プロフィール写真）を動的に提供させるスクリプト・コード（例えば、ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴ（登録商標）、ＰＨＰ、ＡＪＡＸ）を含むことができる。幾つかの実施形態では、クライアント・システム１３０上で第２のウェブサイトによってインストールされるブラウザ・クッキーを使用し、第２のウェブサイトにアクセスするのを容易にすることができる。例えば、特定のユーザのためにソーシャルネットワーキング・システム１６０に送信される要求は、その特定のユーザがソーシャルネットワーキング・システムのユーザＩＤおよびパスワード情報を手動で入力する必要なしに、その特定のユーザのために（例えば、その特定のユーザの友達のプロフィール写真にアクセスしそれを表示するために）自動認証およびソーシャルネットワーキング・システム１６０に対するアクセスを可能にするためのブラウザ・クッキーまたは他のトークンを含むことができる。

幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０の登録ユーザは、ある種の構成情報または設定をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供することができる。構成情報は、ユーザのオーバー・ザ・トップ（ＯＴＴ）コンテンツ・プロバイダ（例えば、ＮｅｔＦｌｉｘ、Ｈｕｌｕ、Ａｍａｚｏｎ Ｖｉｄｅｏ、ＹｏｕＴｕｂｅ（登録商標）など）、マルチプルシステム・オペレータ（ＭＳＯ）（例えば、Ｃｏｍｃａｓｔ、Ｔｉｍｅ Ｗａｒｎｅｒ、ＡＴ＆Ｔ Ｕ−ｖｅｒｓｅ、Ｄｉｓｈ Ｎｅｔｗｏｒｋなど）、またはユーザの任意の他のコンテンツ・プロバイダについての任意の情報を含むことができる。例えば、構成情報は、ユーザのためのＭＳＯ加入パッケージのインジケーション（例えば、ユーザがＣｏｍｃａｓｔからの「基本」ケーブル・パッケージに加入する）、ユーザのＭＳＯのインジケーション（例えば、ユーザのケーブル・プロバイダがＴｉｍｅ Ｗａｒｎｅｒである）、ユーザのセットトップ・ボックス（ＳＴＢ）のためのログイン情報、ユーザのデジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）のためのログイン情報、オンデマンド・インターネット・ストリーミング・メディアのプロバイダ（例えば、ＮｅｔＦｌｉｘ、Ｈｕｌｕなど）に対するユーザのための加入情報、およびユーザの場所のインジケーションを含むことができる。この構成情報は、例えばサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のＴＶショーを閲覧することができる時間およびチャネルを決定するために、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって記憶および使用されてもよい。

サードパーティ・ウェブサイト３１０は、それだけには限らないがＴＶショー、映画、クリップ、ビデオなどを含む任意の適切なメディア・コンテンツに関連付けられてもよい。図３の示されている実施形態では、サードパーティ・ウェブサイト３１０のメディア・コンテンツは、ＨＢＯで毎週木曜日、太平洋標準時午後８：００に放送される「イン・ザ・シティ」という名称のＴＶショーである。サードパーティ・ウェブサイト３１０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０のメディア・コンテンツのためのメディア・コンテンツ画像３３０およびメディア・コンテンツ情報３４０を含むことができる。例えば、メディア・コンテンツ情報３４０は、メディア・コンテンツのための放送時間３４０ａ、およびサードパーティ・ウェブサイト３１０のメディア・コンテンツの特定のエピソードのためのエピソード説明３４０ｂを含むことができる。

サードパーティ・ウェブサイト３１０は、１つまたは複数のメディア・プラグイン３２０を含む。メディア・プラグイン３２０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって提供され、サードパーティ・ウェブサイト３１０のプロバイダによってサードパーティ・ウェブサイト３１０内に組み込まれる任意の適切なプラグインである。本明細書では、「プラグイン」は、サードパーティ・ウェブサイト３１０の開発者が自分達のウェブサイトと容易に一体化することができるコードまたはスクリプトのブロック内の「ドロップ」として、サードパーティ・ウェブサイト３１０の開発者に対してソーシャルネットワーキング・システム１６０によって提供される任意のコードまたはスクリプトである。プラグイン・コードまたはスクリプトは、ウェブ・ブラウザによって実行されたとき、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２をサードパーティ・ウェブサイト３１０上に現れさせる。幾つかの実施形態では、プラグイン・コードまたはスクリプトは、さらに、ソーシャル・コンテンツ３２４またはソーシャル・ボタン３２６をサードパーティ・ウェブサイト３１０上に現れさせる。幾つかの実施形態では、メディア・プラグイン３２０は、１つまたは複数のアクションを引き起こす１つまたは複数のＵＲＬを含むことができる。例えば、メディア・プラグイン３２０は、下記のビデオ・プレーヤ４１０などビデオ・プレーヤを表示するためのＵＲＬを含んでもよい。

メディア・プラグイン３２０は、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２を含む。メディア・プラグイン３２０内で表示される特定のユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、下記のように、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって決定され、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツ、またはサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否かによって決まり得る。ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上に表示され得る任意の適切なオブジェクトであってよい。例えば、ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、テキスト、グラフィカル・ボタン、画像、スクリーン・キャプチャ、またはサードパーティ・ウェブサイト３１０上でレンダリングされ得る任意の他のオブジェクトであってもよい。ユーザ選択可能なオブジェクト３２２の様々な例示的な実施形態が下記に開示されている。

幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、ウォッチ・ボタン３２２ａを含むことができる。ウォッチ・ボタン３２２ａは、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツ（例えば、ＴＶショー）に関連付けられているメディア（例えば、特定のエピソード）を直ちに再生し始めるために、任意の適切なアクションを引き起こし、または任意の適切なコマンドを提供することができる。幾つかの実施形態では、ウォッチ・ボタン３２２ａは、選択されると、適切なチャネルに同調しサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関連付けられているメディアを表示し始めるために、ユーザのセットトップ・ボックス（ＳＴＢ）に命令を送るこ
とができる。下記でより詳細に述べるように、幾つかの実施形態は、ユーザのＳＴＢを適切なチャネルに同調し適切なメディアを表示し始めるために、ユーザによって提供された構成情報を使用することができる。幾つかの実施形態では、ウォッチ・ボタン３２２ａは、選択されると、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関連付けられているビデオを任意の適切なビデオ・プレーヤで再生し始めるために命令を送ることができる。例えばウォッチ・ボタン３２２ａが選択されると、サードパーティ・ウェブサイト３１０上のソーシャルネットワーキング・システム１６０の埋込みビデオ・プレーヤ内で、ＴＶシリーズ「イン・ザ・シティ」の特定のエピソードのビデオが再生し始めてもよい。他の実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０を参照して下記でより詳細に述べるように、他のタイプのビデオ・プレーヤが、ウォッチ・ボタン３２２ａが選択されると起動されてもよい。幾つかの実施形態では、ウォッチ・ボタン３２２ｃは、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしており、ソーシャルネットワーキング・システム１６０に適切な構成情報を提供した場合だけサードパーティ・ウェブサイト３１０上に提示されてもよい。

幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、記録ボタン３２２ｂを含むことができる。記録ボタン３２２ｂは、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツ（例えば、ＴＶショー）に関連付けられているメディア（例えば、特定のエピソード）を記録するために、任意の適切なアクションを引き起こすことも、任意の適切なコマンドを提供することもできる。幾つかの実施形態では、記録ボタン３２２ｂは、選択されると、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関連付けられているメディアを記録するようにデジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）またはＳＴＢを設定するために、ユーザのＤＶＲまたはＳＴＢに命令を送ることができる。下記でより詳細に述べるように、幾つかの実施形態は、適切な命令を提供し適切なメディアを記録するようにユーザのＤＶＲまたはＳＴＢを設定するために、ユーザによって提供された構成情報を使用することができる。幾つかの実施形態では、記録ボタン３２２ｂは、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしており、ソーシャルネットワーキング・システム１６０に適切な構成情報を提供した場合だけサードパーティ・ウェブサイト３１０上に提示されてもよい。

幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、リマインド・ボタン３２２ｃを含むことができる。リマインド・ボタン３２２ｃは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否かに応じて、異なるアクションを引き起こすことができる。例えば、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしている場合、リマインド・ボタン３２２ｃは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０内でリマインダを設定させ、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関連付けられているメディアがいつ利用可能になるかユーザに思い出させることができる。特定の例として、ログインしているユーザがＴＶショー「イン・ザ・シティ」のためにサードパーティ・ウェブサイト３１０上でリマインド・ボタン３２２ｃを選択した場合、「イン・ザ・シティ」の次のエピソードがいつ放送されるかユーザに思い出させるために、リマインダがソーシャルネットワーキング・システム１６０内で設定されてもよい。しかし、ソーシャルネットワーキング・システム１６０にログインしていないユーザがリマインド・ボタン３２２ｃを選択した場合、そのユーザには、ソーシャルネットワーキング・システム１６０にログインするためのオプションが提示されてもよい。ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０にログインした後、次いでリマインダがソーシャルネットワーキング・システム１６０内で設定され、「イン・ザ・シティ」の次のエピソードがいつ放送されるかユーザに思い出させることができる。

幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、イベント・ボタン３２２ｄを含むことができる。イベント・ボタン３２２ｄは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０内でソーシャル・イベントを作成させる。一般に、ソーシャルネットワーキング・システム１６０内のイベントは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザによって計画される任意の社交的行事（例えば、誕生パーティ、卒業式など）である。イベントを計画するユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０の他のユーザをイベントに参加するように招待することができる。ソーシャル・ボタン３２６の状況では、イベント・ボタン３２２ｄは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のログインしているユーザによって選択されると、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のウェブページをそのユーザに提示し、その中でイベントが作成されてもよい。幾つかの実施形態では、イベントの幾つかの部分に、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関係する情報が事前に追加されてもよい。例えば、ログインしているユーザがＴＶショー「イン・ザ・シティ」のためにサードパーティ・ウェブサイト３１０上でイベント・ボタン３２２ｄを選択した場合、ユーザには、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のウェブページが提示されてもよく、その中で「イン・ザ・シティ」のためのイベントが作成されてもよい。「イン・ザ・シティ」のためのイベントの幾つかの部分に、「イン・ザ・シティ」のための適切な情報が事前に追加されてもよい（例えば、イベントの時間が「イン・ザ・シティ」の次の放送時間に設定されてもよく、イベントの詳細に、「『イン・ザ・シティ』の次のエピソードを私と一緒に見よう」などテキストが事前に追加されてもよい、など）。幾つかの実施形態では、イベント・ボタン３２２ｄは、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしており、ソーシャルネットワーキング・システム１６０に適切な構成情報を提供した場合だけサードパーティ・ウェブサイト３１０上に提示されてもよい。

幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、メッセージ・ボタン３２２ｅを含むことができる。メッセージ・ボタン３２２ｅは、選択されると、メッセージング（例えば、チャット）インタフェースをユーザに対して提示させる。幾つかの実施形態では、メッセージング・インターフェースは、サードパーティ・ウェブサイト３１０上で直接提示されてもよい（例えば、埋込みチャット・インターフェース、ポップアップ・インターフェースなど）。他の実施形態では、メッセージ・ボタン３２２ｅが選択されると、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のウェブサイトがユーザに対して表示されてもよい。ソーシャルネットワーキング・システム１６０のウェブサイトは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０の他のユーザとサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツについてチャットすることを可能にするインタフェースを提供してもよい。幾つかの実施形態では、チャット・インターフェースの一部分に、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関係する情報が事前に追加されてもよい。例えば、ログインしているユーザがＴＶショー「イン・ザ・シティ」のためにサードパーティ・ウェブサイト３１０上でメッセージ・ボタン３２２ｅを選択した場合、チャット・インターフェースに、「今、『イン・ザ・シティ』を見ています。それについてチャットしたいと思わない？」などテキストが事前に追加されてもよい。

幾つかの実施形態では、メディア・プラグイン３２０は、ソーシャル・コンテンツ３２４を含むことができる。ソーシャル・コンテンツ３２４は、ソーシャル・グラフ２００からソーシャルネットワーキング・システム１６０によって決定されるサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関連付けられている任意のソーシャル・コンテンツである。幾つかの実施形態では、ソーシャル・コンテンツ３２４は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０の何人の他のユーザがサードパーティ・ウェブサ
イト３１０の特定のメディア・コンテンツを閲覧し、「いいね」を表明し、共有し、またはそれについてコメントをポストしたかというインジケーションを含むことができる。特定の例として、メディア・コンテンツがＴＶショー「イン・ザ・シティ」である図３の例示的なサードパーティ・ウェブサイト３１０を考えてみる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャル・グラフ２００に照会し、ユーザの友達の２６人がＴＶショー「イン・ザ・シティ」に対して「いいね」を表明していると判定することができる。次いで、「友達Ａと２５人の他の友達がこのショーに対して『いいね』と言っています」というソーシャル・コンテンツ３２４ａが生成され、メディア・プラグイン３２０内で表示するために提供され得る。別の例では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャル・グラフ２００に照会し、２，２００人を超える他のユーザが「イン・ザ・シティ」に対して「いいね」を表明しており、６７８人の他のユーザが「イン・ザ・シティ」を共有していると判定することができる。次いで、「２．２千件の『いいね』、６７８件のシェア」というソーシャル・コンテンツ３２４ｂが生成され、メディア・プラグイン３２０内で表示するために提供され得る。幾つかの実施形態では、ソーシャル・コンテンツ３２４は、フェイスパイル３２４ｃをも含むことができる。フェイスパイル３２４ｃは、例えば、ソーシャル・グラフ２００を使用して決定されるサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに対して「いいね」を表明しているソーシャルネットワーキング・システム１６０の他のユーザ（例えば、友達）の画像、アイコン、またはアバターを含むことができる。

ソーシャル・ボタン３２６は、ユーザがサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに関連付けられている１つまたは複数のアクションを実施することを可能にする任意のユーザ選択可能なオプションである。例えば、ソーシャル・ボタン３２６は、ユーザが、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツに対して「いいね」を表明することを示すため、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツについてコメントするため、およびサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツを共有するために選択することができるグラフィカル・ボタンを含むことができる。ソーシャル・ボタン３２６は、選択されると、ソーシャルネットワーキング・システム１６０内で任意の適切なアクションを引き起こすことができる。例えば、ユーザがサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツ（例えば、「イン・ザ・シティ」）に対して「いいね」を表明するためにソーシャル・ボタン３２６ａを選択した場合、エッジ２０６がソーシャル・グラフ２００に追加され、ユーザが「イン・ザ・シティ」に対して「いいね」を表明することを示すことができる。別の例として、ユーザが「イン・ザ・シティ」を「共有」するためにソーシャル・ボタン３２６ｂを選択した場合、ユーザの友達のニュース・フィード内にポストが現れ、ユーザが「イン・ザ・シティ」を共有したことを示してもよい。

メディア・コンテンツ画像３３０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０のメディア・コンテンツに関連付けられている任意の画像またはグラフィックであってよい。幾つかの実施形態では、メディア・コンテンツ画像３３０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０のメディアに関連付けられているビデオから取り込まれた画像であってもよい。例えば、メディア・コンテンツ画像３３０は、ＴＶショー「イン・ザ・シティ」から取り込まれた画像であってもよい。

図４は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上で表示され得る例示的なビデオ・プレーヤ４１０を示す。幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０は、ウォッチ・ボタン３２２ａがユーザによって選択されたとき起動されてもよい。幾つかの実施形態では、ウォッチ・ボタン３２２ａは、ビデオ・プレーヤ４１０を起動するために１つまたは複数のＵＲＬを含むことができる。例えば、ウォッチ・ボタン３２２ａは、ビデオ・プレーヤ４１０の第１のＵＲＬ（例えば、ネットワーク１１０内でビデオ・プレーヤ４１０が位置
するところを指すＵＲＬ）と、ビデオ・プレーヤ４１０内で表示されることになるコンテンツの第２のＵＲＬ（例えば、ビデオ・プレーヤ４１０内で表示されることになるビデオが位置するところを指すＵＲＬ）とを含んでもよい。下記のように、ビデオ・プレーヤ４１０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって決定される様々なタイプのビデオ・プレーヤであってよい。

幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のビデオ・プレーヤであってよい。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０上でビデオ・プレーヤ４１０を展開しホストすることができる。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のビデオ・プレーヤ４１０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によってホストされていてもサードパーティ・ウェブサイト３１０内にインラインで（例えば、埋め込まれて）現れることができる。ＨＴＭＬフレーム要素（例えば、ｉｆｒａｍｅ）など任意の適切な技術を使用し、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のビデオ・プレーヤ４１０をサードパーティ・ウェブサイト３１０内に埋め込むことができる。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のビデオ・プレーヤ４１０は、標準化されたコントロール（例えば、一時停止、再生、巻戻し）を含むことができる。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のビデオ・プレーヤ４１０は、ビデオ・プレーヤ４１０内で再生されているビデオに関係するソーシャル・コンテンツ４２０を含むことができる。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャル・グラフ２００から、ビデオ・プレーヤ４１０内で現在再生中である特定のビデオを閲覧した、「いいね」を表明した、共有した、現在見ているなどのユーザの１人または複数の他の友達を決定することができる。別の例では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ビデオ・プレーヤ４１０内で現在再生中である特定のビデオについてのソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザによる１つまたは複数の会話またはコメントを決定することができる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ビデオ・プレーヤ４１０内で再生中であるビデオの上部にソーシャル・コンテンツ４２０を表示することができる。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ビデオ・プレーヤ４１０内で現在再生中である特定のビデオに関係する１つまたは複数の広告４３０を決定し、ビデオ・プレーヤ４１０内で再生中であるビデオの上部に広告４３０を表示することができる。幾つかの実施形態では、ソーシャル・コンテンツ４２０および広告４３０は、ビデオ・プレーヤ４１０内で再生中であるビデオと時間同期されてもよい。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザが以前にビデオ・プレーヤ４１０内で再生中であるビデオについて、ビデオの２５秒マークでコメントをポストした場合、別のユーザがそのビデオを閲覧するときビデオ・プレーヤ４１０内で再生中であるビデオの上部に２５秒マークでユーザのコメントが現れてもよい。

幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０は、ユーザのブラウザのビデオ・プレーヤであってもよい。例えば、ユーザが特定のブラウザ（例えば、Ｍｏｚｉｌｌａ Ｆｉｒｅｆｏｘ、Ｇｏｏｇｌｅ Ｃｈｒｏｍｅ、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｘｐｌｏｒｅｒなど）を使用している場合、ビデオ・プレーヤ４１０は、その特定のブラウザによって展開される、または他の方法で提供されるビデオ・プレーヤであってもよい。幾つかの実施形態では、特定のブラウザによって提供されるビデオ・プレーヤ４１０は、ユーザがウォッチ・ボタン３２２ａを選択したときインラインで（例えば、埋め込まれて）現れてもよい。

幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０は、コンテンツ・プロバイダのビデオ・プレーヤであってもよい。例えば、ユーザがウォッチ・ボタン３２２ａを選択したとき、「イン・ザ・シティ」の制作者またはプロバイダ（例えば、ＨＢＯ）のビデオ・プレー
ヤが現れてもよい。コンテンツ・プロバイダのビデオ・プレーヤ４１０は、例えば、サードパーティ・ウェブサイト３１０上のポップアップ・ビデオ・プレーヤとして、またはコンテンツ・プロバイダに関連付けられている別のウェブサイト上のビデオ・プレーヤ（例えば、ＨＢＯのビデオ・プレーヤ４１０を含むＨＢＯ．ｃｏｍ上のウェブページへのリダイレクト）として現れてもよい。そのような実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０内に現れるビデオは、コンテンツ・プロバイダによってホストされてもよい。

幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤ４１０は、ユーザのコンピュータ・システムのネイティブ・ビデオ・プレーヤであってもよい。例えば、ユーザがＮｅｔｆｌｉｘなどＯＴＴプロバイダとのアカウントを有する場合、ユーザは、自分のコンピュータ上にすでにインストールされているＯＴＴプロバイダからのネイティブ・ビデオ・プレーヤまたはアプリケーションを有することがある。そのような実施形態では、ＯＴＴからのネイティブ・ビデオ・プレーヤまたはアプリケーションは、ユーザがウォッチ・ボタン３２２ａを選択したとき現れてもよい。

動作時には、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上でメディア・プラグイン３２０を表示するためにサードパーティ・ウェブサイト３１０の開発者にコードを提供する。メディア・プラグイン３２０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって決定される１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２を含む。メディア・プラグイン３２０の１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上で取り上げられる、表示される、論じられるなどのメディア・コンテンツ（例えば、ＴＶショー、映画など）に関係する。幾つかの実施形態では、メディア・プラグイン３２０は、上記のように、ソーシャル・コンテンツ３２４およびソーシャル・ボタン３２６をも含むことができる。

メディア・プラグイン３２０のためのコードがサードパーティ・ウェブサイト３１０の開発者によってサードパーティ・ウェブサイト３１０に組み込まれた後で、ユーザが、任意のクライアント・システム１３０を使用してブラウザ上でサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧することを要求したとき、メディア・プラグイン３２０がサードパーティ・ウェブサイト３１０上でレンダリングされ得る。ユーザに対してサードパーティ・ウェブサイト３１０上でメディア・プラグイン３２０を表示するために、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、最初にサードパーティ・ウェブサイト３１０上でメディア・プラグイン３２０を表示することの要求を受け取る。この要求は、ユーザのブラウザ、サードパーティ・システム１７０、サードパーティ・システム１７０のウェブ・サーバ、または任意の他のサーバもしくはコンピュータ・システムによって送られてもよい。幾つかの実施形態では、この要求は、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザのクッキー、トークン、または識別子を含むことができる。例えば、識別子は、ユーザのユーザ名、ユーザのユーザ識別番号、ユーザのＩＰアドレス、またはサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザの任意の他の識別であってもよい。幾つかの実施形態では、この要求は、閲覧されているサードパーティ・ウェブサイト３１０のメディア・コンテンツのためのコンテンツ識別子を含むことができる。例えば、コンテンツ識別子は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上で取り上げられる、論じられる、または他の方法で提示されるＴＶショー、映画、ビデオ、クリップなどを識別するための任意の適切な番号またはテキストであってもよい。幾つかの実施形態では、コンテンツ識別子は、メディア・コンテンツのためのソーシャルネットワーキング・システム１６０上のページＩＤであってもよい。例えば、サードパーティ・ウェブサイト３１０がＴＶショー「イン・ザ・シティ」のためのウェブサイトである場合、コンテンツ識別子は、「イン・ザ・シティ」のためのソーシャルネットワーキング・システム１６０内のページＩＤであってもよい。幾つかの実施形態では、メディア・プラグイン３２０を表示することの要求は、
メディア・プラグイン３２０が表示されることになるウェブページの識別子を含むことができる。例えば、この要求は、メディア・プラグイン３２０が表示されることになるサードパーティ・ウェブサイト３１０のＵＲＬを含むことができる。

サードパーティ・ウェブサイト３１０上でメディア・プラグイン３２０を表示することの要求を受け取った後で、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、メディア・プラグイン３２０を表示することの要求に関連付けられているメディア・コンテンツを決定することができる。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、メディア・プラグイン３２０が表示されることになるサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のＴＶショーまたは映画を決定することができる。幾つかの実施形態では、メディア・コンテンツは、メディア・プラグイン３２０を表示することの要求から決定されてもよい。例えば、この要求がメディア・プラグイン３２０が表示されることになるサードパーティ・ウェブサイト３１０のＵＲＬを含む場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツを決定するために、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、そのＵＲＬを使用し、サードパーティ・ウェブサイト３１０を受け取り、解析することができる。特定の例として、要求が「イン・ザ・シティ」のためのサードパーティ・ウェブサイト３１０から受け取られた場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、メディア・コンテンツが「イン・ザ・シティ」のためのものであると決定するために、そのＵＲＬを使用し、「イン・ザ・シティ」のためのサードパーティ・ウェブサイト３１０のコピーを取り込み、次いでウェブページの様々な部分（例えば、タイトル、見出しなど）を解析することができる。別の例として、この要求が「イン・ザ・シティ」のためのコンテンツ識別子を含む場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツが「イン・ザ・シティ」であると決定するために、コンテンツ識別子を求めてソーシャル・グラフ２００を検索することができる。

幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているユーザによってサードパーティ・ウェブサイト３１０が閲覧されているか否かを判定することができる。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているユーザによってサードパーティ・ウェブサイト３１０が閲覧されているか否かを判定するために、メディア・プラグイン３２０を表示することの要求内に含まれるクッキー、トークン、またはユーザ識別子を使用することができる。例えば、メディア・プラグイン３２０を表示することの要求がサードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザの特定のユーザ名を含む場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否かを判定するために、提供されたユーザ名を使用して、そのデータベースを検索する、または他の方法で解析することができる。別の例として、メディア・プラグイン３２０を表示することの要求が、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザのＩＰアドレスを含む場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否かを判定するために、提供されたＩＰアドレスを使用して、そのデータベースを検索する、または他の方法で解析することができる。

サードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツを決定し、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否かを判定した後で、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上のメディア・プラグイン３２０内で表示するために１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２を決定する。決定される１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、決定された
メディア・コンテンツ、およびソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているか否かの判定に基づいてもよい。例えば、決定されたコンテンツがＴＶショー「イン・ザ・シティ」であり、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０にログインしている場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザが「イン・ザ・シティ」の次のエピソードを閲覧するためにソーシャルネットワーキング・システム１６０上でイベントを作成することを可能にするイベント・ボタン３２２ｄを提供することができる。別の例として、決定されたコンテンツがＴＶショー「イン・ザ・シティ」であり、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０にログインしている場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザが「イン・ザ・シティ」のエピソードを直ちに見始めることを可能にするウォッチ・ボタン３２２ａを提供してもよい。幾つかの実施形態では、決定される１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、下記のように、ユーザが構成情報または設定（例えば、ケーブル・プロバイダ情報）をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供しているか否かにさらに基づくことができる。１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２は、上記のように、ウォッチ・ボタン３２２ａ、記録ボタン３２２ｂ、リマインド・ボタン３２２ｃ、イベント・ボタン３２２ｄ、およびメッセージ・ボタン３２２ｅを含むことができる。

幾つかの実施形態では、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしているとソーシャルネットワーキング・システム１６０が判定した場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザが以前、構成情報をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供したか否かを判定することができる。ユーザが以前、構成情報をソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供した場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、どのユーザ選択可能なオブジェクト３２２をメディア・プラグイン３２０内で表示するか否かを判定するためにその構成情報を使用することができる。例えば、ユーザが自分のケーブル・プロバイダとしてＣｏｍｃａｓｔを使用することを示す構成情報を提供した場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ウォッチ・ボタン３２２ａを提供することができる。提供されるウォッチ・ボタン３２２ａは、「イン・ザ・シティ」のエピソードを閲覧するためにＣｏｍｃａｓｔのビデオ・プレーヤを起動するように構成されてもよい。別の例では、ユーザがユーザのケーブル・プロバイダおよびユーザのＳＴＢまたはＤＶＲのためのログイン情報を示す構成情報を提供した場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、記録ボタン３２２ｂを提供してもよい。提供される記録ボタン３２２ｂは、「イン・ザ・シティ」の将来のエピソードを記録するために、その構成情報を使用して、コマンドまたは命令をユーザのＳＴＢまたはＤＶＲに送るように構成されてもよい。この場合には、コマンドは、ユーザのケーブル・プロバイダによって提供される「イン・ザ・シティ」のための適切な時間およびチャネルを含むことになる。

幾つかの実施形態では、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしておらず、構成情報を提供していないとソーシャルネットワーキング・システム１６０が判定した場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、少ない数のユーザ選択可能なオブジェクト３２２をメディア・プラグイン３２０内で提供してもよい。例えば、サードパーティ・ウェブサイト３１０を閲覧しているユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０に現在ログインしておらず、構成情報を提供していないとソーシャルネットワーキング・システム１６０が判定した場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、リマインド・ボタン３２２ｃだけをメディア・プラグイン３２０内で提供してもよい。リマインド・ボタン３２２ｃを選択することにより、ソーシャルネットワーキング・システム１６０にログインするようにユーザを促すことができる。ユーザが構成情報を提供していない場合、またはソーシャルネットワーキング・システム１６０が他の状況でユーザのコンテンツ・プロバイダを決定することができない場合、リマインド・ボタン３２２ｃは、ユーザ
が「イン・ザ・シティ」を閲覧するための適切な時間およびチャネルを含み得る特定のリマインダの代わりに、サードパーティ・ウェブサイト３１０のメディア・コンテンツのための一般的なリマインダ（例えば、「『イン・ザ・シティ』は、ＨＢＯで毎週木曜日、太平洋標準時午後８時、中央標準時午後７時に放送されます」）を設定させてもよい。

幾つかの実施形態では、ユーザによってソーシャルネットワーキング・システム１６０に提供される構成情報は、ユーザについての場所情報を含んでもよい。例えば、構成情報は、ユーザが米国カリフォルニア州メンロ・パーク在住であることを示すことがある。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、この場所情報を使用し、どのユーザ選択可能なオブジェクト３２２をメディア・プラグイン３２０内で表示するか否かを判定することができる。例えば、オンライン・ストリーミングが特定のメディア・コンテンツに利用可能でない国にユーザが在住している場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ウォッチ・ボタン３２２ａをユーザに提供しないと決定してもよい。

上記で論じたように、幾つかの実施形態は、メッセージ（例えば、チャット）インタフェースをユーザに対して提示させるメッセージ・ボタン３２２ｅを提供することができる。メッセージング・インターフェースは、サードパーティ・ウェブサイト３１０上で直接提示されても（例えば、埋込みチャット・インターフェース、ポップアップ・インターフェースなど）、ソーシャルネットワーキング・システム１６０のウェブサイト上で提示されてもよい。ソーシャルネットワーキング・システム１６０のウェブサイトは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０の他のユーザとサードパーティ・ウェブサイト３１０の特定のメディア・コンテンツについてチャットすることを可能にするインタフェースを提供してもよい。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、下記で論じるように、提供されたチャット・インターフェースにおいて追加の機能を提供してもよい。

幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ユーザが参加することができる複数の利用可能なチャット・ルームを表示するチャット・インターフェースを提供することができる。例えば、ユーザがメッセージ・ボタン３２２ｅを選択したとき、ユーザ、またはユーザにとって関係のあるメディア・コンテンツに関係する異なるチャット・ルームをグラフィカルにリストするインタフェースが現れてもよい。次いで、ユーザは、参加するためのチャット・ルームの１つを選択することができる。幾つかの実施形態では、提供されるリスト内の各チャット・ルームは、ソーシャル・グラフ２００からのソーシャル・コンテンツを含むことができる。例えば、各チャット・ルームは、何人の他のユーザがそのチャット・ルームに参加しているかというグラフィカルな表現を含んでもよい。それらの他のユーザは、ソーシャル・グラフ２００によるユーザのコネクション（例えば、友達）であってもよい。

幾つかの実施形態では、利用可能なチャット・ルームのグラフィカルなリストは、任意の適切な順序で順序付けられてよい。幾つかの実施形態では、利用可能なチャット・ルームのリストは、チャット・ルームの参加者の数の順序で配置される（例えば、最も多い参加者から最も少ない参加者までリストされる）。幾つかの実施形態では、利用可能なチャット・ルームのリストは、ユーザにとって利用可能なメディア・コンテンツの順序で配置される（例えば、ユーザのケーブル加入パッケージに従ってユーザが閲覧することができるＴＶショーのためのチャット・ルームが最初にリストされる）。幾つかの実施形態では、利用可能なチャット・ルームのリストは、時間の順序で配置される（例えば、現在放送されているショーが最初にリストされ、ほとんど終わったショーが下部にプッシュされる、など）。

幾つかの実施形態では、利用可能なチャット・ルームのリストは、ユーザについてのソ
ーシャル係数および／または好みアルゴリズムの順序で配置される。幾つかの実施形態は、本明細書に援用する「ソーシャルネットワーキング・システムにおけるコンテキスト的に関係のある親和性予測（Ｃｏｎｔｅｘｔｕａｌｌｙ Ｒｅｌｅｖａｎｔ Ａｆｆｉｎｉｔｙ Ｐｒｅｄｉｃｔｉｏｎ ｉｎ ａ Ｓｏｃｉａｌ Ｎｅｔｗｏｒｋｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）」という名称の米国特許出願第１２／９７８，２６５号明細書に記載の係数を使用することができる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、個々のユーザのための特定のメディア・コンテンツの係数を決定する際にソーシャル・グラフ２００からの以下の情報を使用することができる。
・ 特定のメディア・コンテンツに対して「いいね」を表明したユーザの友達の数
・ 特定のメディア・コンテンツに対して「いいね」を表明したソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザの総数
・ 特定のメディア・コンテンツを閲覧したユーザの友達の数
・ 特定のメディア・コンテンツを閲覧したソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザの総数
・ 好みアルゴリズム（例えば、特定のコンテンツに対して「いいね」を表明したユーザは、この他のコンテンツに対しても「いいね」を表明するであろう）
次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、各コンテンツについてユーザに関連付けられている係数を決定するために上記の情報を組み合わせることができる。例えば、特定のメディア・コンテンツのためのソーシャル・グラフ２００のクエリが以下の結果を生み出したシナリオを考えてみる。
・ 特定のメディア・コンテンツに対して「いいね」を表明したユーザの友達の数＝５
・ 特定のメディア・コンテンツに対して「いいね」を表明したソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザの総数＝１０００
・ 特定のメディア・コンテンツを閲覧したユーザの友達の数＝２
・ 特定のメディア・コンテンツを閲覧したソーシャルネットワーキング・システム１６０のユーザの総数＝２５０
これらの例示的な結果の組合せは、このユーザについてのこの特定のメディア・コンテンツについて５＋１０００＋２＋２５０＝１２５７の係数を生み出すことになる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、このユーザについて他のメディア・コンテンツの係数を決定するために同様の計算を実施する。幾つかの実施形態では、次いで、すべてのメディア・コンテンツの、得られる係数が、このユーザについてランク付けされる。次いで、所定の数の上位ランクのメディア・コンテンツが、利用可能なチャット・ルームをランク付けするために使用され得る（例えば、最高ランクのメディア・コンテンツのためのチャット・ルームが最初にリストされ得る）。

上記で論じたように、ソーシャルネットワーキング・システム１６０によって好みアルゴリズムを使用し、利用可能なチャット・ルームの順序を決定することができる。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、最初に、ソーシャルネットワーキング・システム１６０上で、ユーザが見た、「いいね」を表明した、または他の形で対話した第１のメディア・コンテンツを決定することができる。幾つかの実施形態では、第１のメディア・コンテンツは、ソーシャル・グラフ２００を使用して決定されてもよい。第１のメディア・コンテンツが決定された後、次いでソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャル・グラフ２００を検索し、ソーシャルネットワーキング・システム１６０上で、第１のメディア・コンテンツをやはり見た、「いいね」を表明した、または他の形でそれと対話した他のユーザまたはユーザの友達を決定することができる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、ソーシャルネットワーキング・システム１６０上で、決定されたユーザまたは友達が見た、「いいね」を表明した、または他の形で対話した第２のメディア・コンテンツを求めてソーシャル・グラフ２００を検索することができる。幾つかの実施形態では、重み付けファクタを、どのメディア・コンテンツをユーザに推奨するか否かを判定する際に使用することができる。例えば、ユーザの友
達によって閲覧された第２のメディア・コンテンツは、ユーザのための推奨を決定する際に、友達でないユーザによって閲覧された第２のメディア・コンテンツより高い重みを有してもよい。

例示のためのものにすぎない一例として、第１のユーザが過去にＴＶショー「ガレージ・トーク」に対して「いいね」を表明したシナリオを考えてみる。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、やはり「ガレージ・トーク」に対して「いいね」を表明した他のユーザまたは第１のユーザの友達を決定するために、ソーシャル・グラフ２００に照会することができる。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、友達ＡおよびユーザＢもまた「ガレージ・トーク」に対して「いいね」を表明したと判定することができる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、やはり「ガレージ・トーク」に対して「いいね」を表明した他のユーザまたは友達によって「いいね」が表明された他のメディア・コンテンツを求めてソーシャル・グラフ２００に照会することができる。例えば、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、「ガレージ・トーク」に対して「いいね」を表明した友達ＡおよびユーザＢが「ショップ・ジャーナル」および「カーズ・ガロア」に対しても「いいね」を表明したと判定することができる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、チャット・インターフェースにおいて「ショップ・ジャーナル」および「カーズ・ガロア」のためのチャット・ルームを表示してもよい。例えば友達Ａが「ショップ・ジャーナル」に対して「いいね」を表明し、ユーザＢ（第１のユーザの友達ではない）が「カーズ・ガロア」に対して「いいね」を表明した場合には、「ショップ・ジャーナル」のためのチャット・ルームがリスト内でより高いところに現れてもよい。

幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、チャット・インターフェース内において行われる会話のタグ付けを向上させることができる。例えば、ユーザがペイトリオッツとコルツとの特定のフットボール試合のためにＮＦＬ．ｃｏｍ上でメッセージ・ボタン３２２ｅを選択するシナリオを考えてみる。次いで、ユーザには、特定のフットボール試合を見ながらユーザがソーシャルネットワーキング・システム１６０の他のユーザと会話することを可能にするチャット・インターフェースが提示され得る。ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、会話を検出し、会話に適用するために適切なタグ（例えば、ハッシュタグ）を決定しようと試みることができる。例えば、会話が特定のフットボール試合（例えば、ペイトリオッツとコルツとの試合）と同じ期間中に行われた場合、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、それらの時間を相関させ、会話全体が特定のフットボール試合についてのものであったと推定することができる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、適切なタグ（例えば、＃ＰａｔｓｖＣｏｌｔｓ）を会話に適用することができる。別の例として、ソーシャルネットワーキング・システム１６０は、会話のための適切なタグを決定するために、キーワードを求めて会話を調べてもよい。

図５は、サードパーティ・ウェブサイト３１０上でメディア・プラグインを提供するための例示的な方法５００を示す。この方法は、ステップ５１０で始まることができ、サードパーティ・システムによってホストされるサードパーティ・ウェブサイト上でメディア・プラグインを表示することの要求を受け取る。幾つかの実施形態では、メディア・プラグインは、上記のメディア・プラグイン３２０である。幾つかの実施形態では、サードパーティ・ウェブサイトは、上記のサードパーティ・ウェブサイト３１０である。幾つかの実施形態では、サードパーティ・システムは、上記のサードパーティ・システム１７０である。幾つかの実施形態では、サードパーティ・システムは、ソーシャルネットワーキング・システム１６０などソーシャルネットワーキング・システムとは別個である。例えば、サードパーティ・システムは、ソーシャルネットワーキング・システムと提携せず、それによって所有されず、制御されず、提供されない。幾つかの実施形態では、この要求は
、ユーザのウェブ・ブラウザ、サードパーティ・システムのウェブ・サーバ、またはサードパーティ・ウェブサイトをユーザに提供するために使用される任意の他の適切なシステムもしくはソフトウェアからソーシャルネットワーキング・システム１６０によって受け取られる。

ステップ５２０では、メディア・プラグインを表示することの要求に関連付けられているメディア・コンテンツが決定される。幾つかの実施形態では、メディア・コンテンツは、ステップ５１０のメディア・プラグインが表示されることになるサードパーティ・ウェブサイト上で表示される任意のＴＶショー、映画、クリップ、ビデオ、トレーラなどである。例えば、ステップ５１０のメディア・プラグインが特定のＴＶショーのためにサードパーティ・ウェブサイト上で表示される場合、ステップ５２０のメディア・コンテンツは、その特定のＴＶショーであってよい。幾つかの実施形態では、ステップ５２０の要求内の情報が、メディア・コンテンツを決定するために使用される。例えば、要求内に含まれる識別（例えば、ＩＤ番号、テキストなど）が、メディア・コンテンツを決定するために使用される。幾つかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システムのページＩＤがメディア・コンテンツを決定するために使用される。

ステップ５３０では、サードパーティ・ウェブサイトが、ソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているユーザによって閲覧されているか否かを判定される。幾つかの実施形態では、ステップ５２０の要求内の情報が、ユーザがソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているか否かを判定するために使用される。例えば、ユーザのユーザＩＤまたはＩＰアドレスを使用し、ユーザがソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているか否かを判定してもよい。

ステップ５４０では、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトが、ステップ５１０のメディア・プラグインにおける表示用に決定される。幾つかの実施形態では、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトが、少なくともステップ５２０の決定されたメディア・コンテンツ、およびステップ５３０のユーザがソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているか否かの判定に基づいて決定される。幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクトは、ステップ５２０の決定されたメディア・コンテンツに関係するアクションを引き起こす。幾つかの実施形態では、これらのアクションは、決定されたメディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧するためのリマインダを作成すること、決定されたメディア・コンテンツに関連付けられているメディアのためにソーシャルネットワーキング・システム上でイベントを作成すること、決定されたメディア・コンテンツについてソーシャルネットワーキング・システムの他のユーザとチャットするためのインタフェースを提示すること、決定されたメディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動すること、決定されたメディア・コンテンツに関連付けられているメディアを記録するためにユーザのＤＶＲに命令を提供すること、決定されたメディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧できるチャネルに別のデバイス（例えば、ＳＴＢまたはＤＶＲ）を同調するための命令を提供すること、および決定されたメディア・コンテンツに関係するソーシャルネットワーキング・システムのソーシャル・グラフにエッジを作成するための命令を提供することを含むことができる。幾つかの実施形態では、ユーザ選択可能なオブジェクトは、上記のウォッチ・ボタン３２２ａ、記録ボタン３２２ｂ、リマインド・ボタン３２２ｃ、イベント・ボタン３２２ｄ、およびメッセージ・ボタン３２２ｅのうちの１つまたは複数を含む。幾つかの実施形態では、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているユーザによって選択されると、ユーザと、ソーシャル・グラフ２００などソーシャル・グラフにおける１つまたは複数の他のノードとの間に１つまたは複数のエッジを生成するように動作可能である。ソーシャル・グラフは、ノードと、それらのノードを接続するエッジとを含み、ノードは、それぞれソーシ
ャルネットワーキング・システムの特定のユーザに関連付けられているユーザ・ノードを含む。

幾つかの実施形態では、ステップ５４０の決定された１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、決定されたメディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動するように動作可能であるビジュアル・ボタンを含む。幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤは、サードパーティ・ウェブサイト内に埋め込まれているソーシャルネットワーキング・システムのビデオ・プレーヤである。幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤは、コンテンツ・プロバイダによってホストされるコンテンツ・プロバイダのビデオ・プレーヤである。幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤは、特定のＯＴＴまたはＭＳＯに関連付けられているネイティブ・ビデオ・プレーヤである。幾つかの実施形態では、ビデオ・プレーヤは、ユーザのウェブ・ブラウザのビデオ・プレーヤである。

ステップ５５０では、ステップ５４０の決定された１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトが、サードパーティ・ウェブサイト上のメディア・プラグインにおける表示用に提供される。例えば、ソーシャルネットワーキング・システムは、ステップ５４０の決定されたユーザ選択可能なオブジェクトを指すＵＲＬをサードパーティ・システムに返すことができる。ステップ５５０の後、方法５００は終了してもよい。

幾つかの実施形態では、方法５００は、ユーザのために構成情報を決定することをさらに含むことができる。幾つかの実施形態では、構成情報は、ユーザがソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしていると判定された場合、決定される。幾つかの実施形態では、構成情報は、ユーザによって提供され、ソーシャルネットワーキング・システムによって記憶される。幾つかの実施形態では、ステップ５４０で決定された１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、ユーザのために決定された構成情報にさらに基づく。幾つかの実施形態では、構成情報は、ユーザのためのＭＳＯ加入パッケージのインジケーション、ユーザのＭＳＯのインジケーション、ユーザのセットトップ・ボックスのためのログイン情報、ユーザのＤＶＲのためのログイン情報、オンデマンド・インターネット・ストリーミング・メディアのプロバイダに対するユーザのための加入情報、およびユーザの場所のインジケーションのうちの１つまたは複数を含む。

特定の実施形態において、適宜に図５の方法の１つまたは複数の工程を繰り返すことができる。本開示では特定の順序で発生する図５の方法の特定の工程を説明し示しているが、本開示は任意の適切な順序で発生する図５の方法の任意の適切な工程を企図する。さらに、本開示では図５の方法の特定の工程を実行する特定のコンポーネント、デバイス、またはシステムを説明し示しているが、本開示は図５の方法の任意の適切な工程を実行する任意の適切なコンポーネント、デバイス、またはシステムの任意の適切な組合せを企図する。

図６は、例示的なコンピュータ・システム６００を示している。特定の実施形態においては、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００が、本明細書において記述されているまたは示されている１つまたは複数の方法の１つまたは複数の工程を実行する。特定の実施形態においては、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００が、本明細書において記述されているまたは示されている機能を提供する。特定の実施形態においては、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００上で稼働するソフトウェアが、本明細書において記述されているもしくは示されている１つもしくは複数の方法の１つもしくは複数の工程を実行し、または本明細書において記述されているもしくは示されている機能を提供する。特定の実施形態は、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００の１つまたは複数の部分を含む。本明細書においては、コンピュータ・システムへの言及は、適切
な場合には、コンピューティング・デバイスを包含することができる。その上、コンピュータ・システムへの言及は、適切な場合には、１つまたは複数のコンピュータ・システムを包含することができる。

本開示は、任意の適切な数のコンピュータ・システム６００を想定している。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るコンピュータ・システム６００を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム６００は、組み込みコンピュータ・システム、システムオンチップ（ＳＯＣ）、シングルボード・コンピュータ・システム（ＳＢＣ）（例えば、コンピュータオンモジュール（ＣＯＭ）もしくはシステムオンモジュール（ＳＯＭ）など）、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップもしくはノートブック・コンピュータ・システム、対話キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、モバイル電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらのうちの複数の組合せであることが可能である。適切な場合には、コンピュータ・システム６００は、１つもしくは複数のコンピュータ・システム６００を含むこと、単一型もしくは分散型であること、複数のロケーションにわたること、複数のマシンにわたること、複数のデータセンターにわたること、または、クラウド（１つもしくは複数のネットワーク内の１つもしくは複数のクラウド・コンポーネントを含むことができる）内に常駐することが可能である。適切な場合には、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、本明細書において記述されているまたは示されている１つまたは複数の方法の１つまたは複数の工程を、実質的な空間上のまたは時間上の制限を伴わずに実行することができる。限定ではなく、例として、１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、本明細書において記述されているまたは示されている１つまたは複数の方法の１つまたは複数の工程をリアルタイムで、またはバッチ・モードで実行することができる。１つまたは複数のコンピュータ・システム６００は、適切な場合には、本明細書において記述されているまたは示されている１つまたは複数の方法の１つまたは複数の工程を別々の時点で、または別々のロケーションで実行することができる。

特定の実施形態においては、コンピュータ・システム６００は、プロセッサ６０２、メモリ６０４、ストレージ６０６、入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース６０８、通信インタフェース６１０、およびバス６１２を含む。本開示は、特定の数の特定のコンポーネントを特定の構成で有する特定のコンピュータ・システムについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な数の任意の適切なコンポーネントを任意の適切な構成で有する任意の適切なコンピュータ・システムを想定している。

特定の実施形態においては、プロセッサ６０２は、コンピュータ・プログラムを構成している命令などの命令を実行するためのハードウェアを含む。限定ではなく、例として、命令を実行するために、プロセッサ６０２は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ６０４、またはストレージ６０６から命令を取り出し（またはフェッチし）、それらの命令をデコードして実行し、次いで、１つまたは複数の結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ６０４、またはストレージ６０６に書き込むことができる。特定の実施形態においては、プロセッサ６０２は、データ、命令、またはアドレスのための１つまたは複数の内部キャッシュを含むことができる。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部キャッシュを含むプロセッサ６０２を想定している。限定ではなく、例として、プロセッサ６０２は、１つまたは複数の命令キャッシュ、１つまたは複数のデータ・キャッシュ、および１つまたは複数の変換ルックアサイド・バッファ（ＴＬＢ）を含むことができる。命令キャッシュ内の命令は、メモリ６０４またはストレージ６０６内の命令のコピーであることが可能であり、命令キャッシュは、プロセッサ６０２によるそれらの命令の取り出しをスピードアップすることができる。データ・キャッシュ内のデータは、プロセッサ６０２において実行される命令が機能する際に基づくメモリ６０４もしくはストレージ６０６内のデータのコピー、プロセッサ６０２において実行される後続の命令に
よるアクセスのための、もしくはメモリ６０４もしくはストレージ６０６への書き込みのためのプロセッサ６０２において実行された以前の命令の結果、またはその他の適切なデータであることが可能である。データ・キャッシュは、プロセッサ６０２による読み取りオペレーションまたは書き込みオペレーションをスピードアップすることができる。ＴＬＢは、プロセッサ６０２のための仮想アドレス変換をスピードアップすることができる。特定の実施形態においては、プロセッサ６０２は、データ、命令、またはアドレスのための１つまたは複数の内部レジスタを含むことができる。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部レジスタを含むプロセッサ６０２を想定している。適切な場合には、プロセッサ６０２は、１つまたは複数の演算ロジック・ユニット（ＡＬＵ）を含むこと、マルチコア・プロセッサであること、または１つもしくは複数のプロセッサ６０２を含むことが可能である。本開示は、特定のプロセッサについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なプロセッサを想定している。

特定の実施形態においては、メモリ６０４は、プロセッサ６０２が実行するための命令、またはプロセッサ６０２が機能する際に基づくデータを記憶するためのメイン・メモリを含む。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム６００は、命令をストレージ６０６または別のソース（例えば、別のコンピュータ・システム６００など）からメモリ６０４にロードすることができる。次いでプロセッサ６０２は、命令をメモリ６０４から内部レジスタまたは内部キャッシュにロードすることができる。命令を実行するために、プロセッサ６０２は、命令を内部レジスタまたは内部キャッシュから取り出し、それらの命令をデコードすることができる。命令の実行中または実行後に、プロセッサ６０２は、１つまたは複数の結果（それらは、中間の結果または最終的な結果である場合がある）を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込むことができる。次いでプロセッサ６０２は、それらの結果のうちの１つまたは複数をメモリ６０４に書き込むことができる。特定の実施形態においては、プロセッサ６０２は、（ストレージ６０６またはその他の場所ではなく）１つもしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ６０４内の命令のみを実行し、（ストレージ６０６またはその他の場所ではなく）１つもしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ６０４内のデータ上でのみ機能する。１つまたは複数のメモリ・バス（それらは各々、アドレス・バスおよびデータ・バスを含むことができる）は、プロセッサ６０２をメモリ６０４に結合することができる。バス６１２は、以降で記述されているような１つまたは複数のメモリ・バスを含むことができる。特定の実施形態においては、１つまたは複数のメモリ管理ユニット（ＭＭＵ）が、プロセッサ６０２とメモリ６０４との間に常駐し、プロセッサ６０２によって要求されるメモリ６０４へのアクセスを容易にする。特定の実施形態においては、メモリ６０４は、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）を含む。このＲＡＭは、適切な場合には、揮発性メモリであることが可能である。適切な場合には、このＲＡＭは、ダイナミックＲＡＭ（ＤＲＡＭ）またはスタティックＲＡＭ（ＳＲＡＭ）であることが可能である。その上、適切な場合には、このＲＡＭは、シングルポートＲＡＭまたはマルチポートＲＡＭであることが可能である。本開示は、任意の適切なＲＡＭを想定している。メモリ６０４は、適切な場合には、１つまたは複数のメモリ６０４を含むことができる。本開示は、特定のメモリについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なメモリを想定している。

特定の実施形態においては、ストレージ６０６は、データまたは命令のためのマス・ストレージを含む。限定ではなく、例として、ストレージ６０６は、ハード・ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサル・シリアル・バス（ＵＳＢ）ドライブ、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。ストレージ６０６は、適切な場合には、取り外し可能なまたは取り外し不能な（すなわち、固定された）媒体を含むことができる。ストレージ６０６は、適切な場合には、コンピュータ・システ
ム６００の内部または外部に存在することが可能である。特定の実施形態においては、ストレージ６０６は、不揮発性のソリッドステート・メモリである。特定の実施形態においては、ストレージ６０６は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）を含む。適切な場合には、このＲＯＭは、マスクプログラムＲＯＭ、プログラマブルＲＯＭ（ＰＲＯＭ）、消去可能ＰＲＯＭ（ＥＰＲＯＭ）、電気的消去可能ＰＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、電気的書替え可能ＲＯＭ（ＥＡＲＯＭ）、またはフラッシュ・メモリ、またはこれらのうちの複数の組合せであることが可能である。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るマス・ストレージ６０６を想定している。ストレージ６０６は、適切な場合には、プロセッサ６０２とストレージ６０６との間における通信を容易にする１つまたは複数のストレージ・コントロール・ユニットを含むことができる。適切な場合には、ストレージ６０６は、１つまたは複数のストレージ６０６を含むことができる。本開示は、特定のストレージについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なストレージを想定している。

特定の実施形態においては、Ｉ／Ｏインタフェース６０８は、コンピュータ・システム６００と１つまたは複数のＩ／Ｏデバイスとの間における通信のための１つまたは複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。コンピュータ・システム６００は、適切な場合には、これらのＩ／Ｏデバイスのうちの１つまたは複数を含むことができる。これらのＩ／Ｏデバイスのうちの１つまたは複数は、人とコンピュータ・システム６００との間における通信を可能にすることができる。限定ではなく、例として、Ｉ／Ｏデバイスは、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカ、スチル・カメラ、スタイラス、タブレット、タッチ・スクリーン、トラックボール、映像カメラ、別の適切なＩ／Ｏデバイス、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。Ｉ／Ｏデバイスは、１つまたは複数のセンサを含むことができる。本開示は、任意の適切なＩ／Ｏデバイス、およびそれらのＩ／Ｏデバイスのための任意の適切なＩ／Ｏインタフェース６０８を想定している。適切な場合には、Ｉ／Ｏインタフェース６０８は、プロセッサ６０２がこれらのＩ／Ｏデバイスのうちの１つまたは複数を駆動することを可能にする１つまたは複数のデバイス・ドライバまたはソフトウェア・ドライバを含むことができる。Ｉ／Ｏインタフェース６０８は、適切な場合には、１つまたは複数のＩ／Ｏインタフェース６０８を含むことができる。本開示は、特定のＩ／Ｏインタフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なＩ／Ｏインタフェースを想定している。

特定の実施形態においては、通信インタフェース６１０は、コンピュータ・システム６００と、１つもしくは複数のその他のコンピュータ・システム６００または１つもしくは複数のネットワークとの間における通信（例えば、パケットベースの通信など）のための１つまたは複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、通信インタフェース６１０は、イーサネット（登録商標）もしくはその他の有線ベースのネットワークと通信するためのネットワーク・インタフェース・コントローラ（ＮＩＣ）もしくはネットワーク・アダプタ、またはＷＩ−ＦＩネットワークなどの無線ネットワークと通信するための無線ＮＩＣ（ＷＮＩＣ）もしくは無線アダプタを含むことができる。本開示は、任意の適切なネットワーク、およびそのネットワークのための任意の適切な通信インタフェース６１０を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム６００は、アド・ホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク（ＰＡＮ）、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、ワイド・エリア・ネットワーク（ＷＡＮ）、メトロポリタン・エリア・ネットワーク（ＭＡＮ）、またはインターネットの１つまたは複数の部分、またはこれらのうちの複数の組合せと通信することができる。これらのネットワークのうちの１つまたは複数の１つまたは複数の部分は、有線または無線であることが可能である。例として、コンピュータ・システム６００は、無線ＰＡＮ（ＷＰＡＮ）（例えば、ブルートゥース（登録商標）ＷＰＡＮなど）、ＷＩ−ＦＩネットワーク、ＷＩ−ＭＡＸネットワーク、セルラー電話ネット
ワーク（例えば、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ（ＧＳＭ（登録商標））ネットワークなど）、またはその他の適切な無線ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せと通信することができる。コンピュータ・システム６００は、適切な場合には、これらのネットワークのうちの任意のネットワークのための任意の適切な通信インタフェース６１０を含むことができる。通信インタフェース６１０は、適切な場合には、１つまたは複数の通信インタフェース６１０を含むことができる。本開示は、特定の通信インタフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な通信インタフェースを想定している。

特定の実施形態においては、バス６１２は、コンピュータ・システム６００のコンポーネント同士を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、バス６１２は、アクセラレイティッド・グラフィックス・ポート（ＡＧＰ）もしくはその他のグラフィックス・バス、エンハンスト・インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ（ＥＩＳＡ）バス、フロントサイド・バス（ＦＳＢ）、ハイパートランスポート（ＨＴ）インターコネクト、インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ（ＩＳＡ）バス、インフィニバンド・インターコネクト、ローピンカウント（ＬＰＣ）バス、メモリ・バス、マイクロ・チャネル・アーキテクチャ（ＭＣＡ）バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト（ＰＣＩ）バス、ＰＣＩエクスプレス（ＰＣＩｅ）バス、シリアル・アドバンスト・テクノロジー・アタッチメント（ＳＡＴＡ）バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション・ローカル（ＶＬＢ）バス、または別の適切なバス、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。バス６１２は、適切な場合には、１つまたは複数のバス６１２を含むことができる。本開示は、特定のバスについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なバスまたはインターコネクトを想定している。

本明細書においては、１つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、１つもしくは複数の半導体ベースのもしくはその他の集積回路（ＩＣ）（例えば、フィールドプログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）もしくは特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）など）、ハード・ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）、ハイブリッド・ハード・ドライブ（ＨＨＤ）、光ディスク、光ディスク・ドライブ（ＯＤＤ）、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピー（登録商標）・ディスケット、フロッピー（登録商標）・ディスク・ドライブ（ＦＤＤ）、磁気テープ、ソリッドステート・ドライブ（ＳＳＤ）、ＲＡＭドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、その他の任意の適切な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せであることが可能である。

本明細書においては、「または（もしくは）」は、包含的であり、排他的ではない（ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く）。したがって、本明細書においては、「ＡまたはＢ」は、「Ａ、Ｂ、またはその両方」を意味する（ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く）。その上、「および（ならびに）」は、包括的および個別的の両方である（ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く）。したがって、本明細書においては、「ＡおよびＢ」は、「まとめて、または個別に、ＡおよびＢ」を意味する（ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く）。

本明細書では、「ショー」は、任意の適切なメディア・コンテンツを含む。例えば、「ショー」は、ＴＶショー、映画、ビデオ・ゲーム、または任意の他のメディア・コンテン
ツを指すことができる。本明細書では、「ショー」は、話を簡単にするために使用され、ＴＶショーだけを指すことを意図していない。

本開示の範囲は、当技術分野における標準的な技術者が理解するであろう、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に対するすべての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。本開示の範囲は、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に限定されない。その上、本開示は、本明細書における各々の実施形態を、特定のコンポーネント、要素、機能、オペレーション、または工程を含むものとして記述し、示しているが、これらの実施形態のいずれも、当技術分野における標準的な技術者が理解するであろう、本明細書の任意の箇所において記述されているまたは示されているコンポーネント、要素、機能、オペレーション、または工程のうちの任意のものの任意の組合せまたは順列を含むことができる。さらに、特定の機能を実行するように適合されている、実行するようにアレンジされている、実行することができる、実行するように構成されている、実行することを可能にされている、実行するように機能できる、または実行するように機能する装置もしくはシステム、または装置もしくはシステムのコンポーネントへの添付の特許請求の範囲における言及は、その装置、システム、コンポーネント、またはその特定の機能が、アクティブ化されているか否か、オンにされているか否か、またはロック解除されているか否かを問わず、その装置、システム、またはコンポーネントが、そうするように適合されている、そうするようにアレンジされている、そうすることができる、そうするように構成されている、そうすることを可能にされている、そうするように機能できる、またはそうするように機能する限り、その装置、システム、コンポーネントを包含する。

Claims (20)

1. ソーシャルネットワーキング・システムの１つまたは複数のコンピューティング・デバイスが、サードパーティ・システムによってホストされるサードパーティ・ウェブサイト上でメディア・プラグインを表示することの要求を受け取る工程であって、前記サードパーティ・システムは、前記ソーシャルネットワーキング・システムとは別個である、工程と、
   前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピュータ・システムが、前記メディア・プラグインを表示するための前記要求に関連付けられているメディア・コンテンツを決定する工程と、
   前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピュータ・システムが、前記サードパーティ・ウェブサイトが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているユーザによって閲覧されているか否かを判定する工程と、
   前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピュータ・システムが、少なくとも決定された前記メディア・コンテンツと、前記ユーザが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているか否かの前記判定とに基づいて、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを決定する工程であって、前記ユーザ選択可能なオブジェクトは、決定された前記メディア・コンテンツに関係するアクションを引き起こすように動作可能である、オブジェクト決定工程と、
   前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピュータ・システムが、前記サードパーティ・ウェブサイト上の前記メディア・プラグインにおける表示用に決定された前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを提供する工程と、を備える方法。
2. 前記サードパーティ・ウェブサイト上の前記メディア・プラグインにおける表示用に決定された前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、決定された前記メディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動するように動作可能であるビジュアル・ボタンを含み、前記ビデオ・プレーヤは、
   前記サードパーティ・ウェブサイト内に埋め込まれている前記ソーシャルネットワーキング・システムのビデオ・プレーヤ、
   決定された前記メディア・コンテンツのコンテンツ・プロバイダのビデオ・プレーヤ、
   前記ユーザのコンピューティング・システム上にインストールされているネイティブ・ビデオ・プレーヤ、または
   前記ユーザのウェブ・ブラウザのビデオ・プレーヤのうちの１つを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピュータ・システムが、前記ユーザが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしていると判定された場合、前記ユーザのための構成情報を決定する工程をさらに備え、前記構成情報は、前記ユーザによって提供されるとともに前記ソーシャルネットワーキング・システムによって記憶され、前記オブジェクト決定工程は、前記ユーザのための決定された前記構成情報にさらに基づく、請求項１に記載の方法。
4. 前記構成情報は、
   前記ユーザのためのマルチプルシステム・オペレータ（ＭＳＯ）加入パッケージのインジケーションと、
   前記ユーザのＭＳＯのインジケーションと、
   前記ユーザのセットトップ・ボックス（ＳＴＢ）のためのログイン情報と、
   前記ユーザのデジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）のためのログイン情報と、
   オンデマンド・インターネット・ストリーミング・メディアのプロバイダに対する前記
   ユーザのための加入情報と、
   前記ユーザの場所のインジケーションとのうちの１つまたは複数を含む、請求項３に記載の方法。
5. 決定された前記メディア・コンテンツに関係する前記アクションは、
   決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧するためのリマインダを作成することと、
   決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアのために前記ソーシャルネットワーキング・システム上でイベントを作成することと、
   決定された前記メディア・コンテンツについて前記ソーシャルネットワーキング・システムの他のユーザとチャットするためのインタフェースを提示することと、
   決定された前記メディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動することと、
   決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを記録するために前記ユーザのＤＶＲまたはＳＴＢに命令を提供することと、
   決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧できるチャネルに別のデバイスを同調するための命令を提供することと、
   前記ソーシャルネットワーキング・システムのソーシャル・グラフにエッジを作成するための命令を提供することであって、前記エッジは決定された前記メディア・コンテンツに関係することと、のうちの１つを備える、請求項１に記載の方法。
6. 前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、グラフィカル・ユーザ・インターフェースにおける選択可能なボタンを含む、請求項１に記載の方法。
7. 前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているユーザによって選択されると、ユーザとソーシャル・グラフにおける１つまたは複数の他のノードとの間に１つまたは複数のエッジを生成するように動作可能であり、前記ソーシャル・グラフは、複数のノードと前記ノードを接続するエッジとを含み、前記ノードは、前記ソーシャルネットワーキング・システムの特定のユーザに各々関連付けられているユーザ・ノードを含む、請求項１に記載の方法。
8. 前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、チャット・インターフェースを起動するように動作可能なメッセージ・ボタンを含み、前記チャット・インターフェースは、１つまたは複数の選択可能なチャット・ルームを含み、前記チャット・ルームは、
   前記ユーザに関連付けられている１つまたは複数のソーシャル係数と、
   前記ユーザに関連付けられている好みアルゴリズムと、
   各チャット・ルームの参加者の数と、
   前記ユーザにとって利用可能なメディア・コンテンツとのうちの１つまたは複数に従って順序付けられる、請求項１に記載の方法。
9. 前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、チャット・インターフェースを起動するように動作可能なメッセージ・ボタンを含み、前記方法は、
   前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピューティング・デバイスが、前記チャット・インターフェース内における会話に適用するために１つまたは複数のタグを決定する工程と、
   決定された前記１つまたは複数のタグを前記会話に適用する工程と、をさらに備える、請求項１に記載の方法。
10. ソーシャルネットワーキング・システムの１つまたは複数のコンピューティング・システムにおける１つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、実行時、
    サードパーティ・システムによってホストされるサードパーティ・ウェブサイト上でメディア・プラグインを表示することの要求を受け取る工程であって、前記サードパーティ・システムは、前記ソーシャルネットワーキング・システムとは別個である、工程と、
    前記メディア・プラグインを表示するための前記要求に関連付けられているメディア・コンテンツを決定する工程と、
    前記サードパーティ・ウェブサイトが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているユーザによって閲覧されているか否かを判定する工程と、
    少なくとも決定された前記メディア・コンテンツと、前記ユーザが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているか否かの前記判定とに基づいて、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを決定する工程であって、前記ユーザ選択可能なオブジェクトは、決定された前記メディア・コンテンツに関係するアクションを引き起こすように動作可能である、オブジェクト決定工程と、
    前記サードパーティ・ウェブサイト上の前記メディア・プラグインにおける表示用に決定された前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを提供する工程と、を行う論理を具体化する、媒体。
11. 前記サードパーティ・ウェブサイト上の前記メディア・プラグインにおける表示用に決定された前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、決定された前記メディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動するように動作可能であるビジュアル・ボタンを含み、前記ビデオ・プレーヤは、
    前記サードパーティ・ウェブサイト内に埋め込まれている前記ソーシャルネットワーキング・システムのビデオ・プレーヤ、
    決定された前記メディア・コンテンツのコンテンツ・プロバイダのビデオ・プレーヤ、
    前記ユーザのコンピューティング・システム上にインストールされているネイティブ・ビデオ・プレーヤ、または
    前記ユーザのウェブ・ブラウザのビデオ・プレーヤのうちの１つを含む、請求項１０に記載の媒体。
12. 前記論理は、実行時、前記ユーザが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしていると判定された場合、前記ユーザのための構成情報を決定する工程を行うようにさらに構成されており、前記構成情報は、前記ユーザによって提供されるとともに前記ソーシャルネットワーキング・システムによって記憶され、前記オブジェクト決定工程は、前記ユーザのための決定された前記構成情報にさらに基づく、請求項１０に記載の媒体。
13. 前記構成情報は、
    前記ユーザのためのマルチプルシステム・オペレータ（ＭＳＯ）加入パッケージのインジケーションと、
    前記ユーザのＭＳＯのインジケーションと、
    前記ユーザのセットトップ・ボックス（ＳＴＢ）のためのログイン情報と、
    前記ユーザのデジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）のためのログイン情報と、
    オンデマンド・インターネット・ストリーミング・メディアのプロバイダに対する前記ユーザのための加入情報と、
    前記ユーザの場所のインジケーションとのうちの１つまたは複数を含む、請求項１２に記載の媒体。
14. 決定された前記メディア・コンテンツに関係する前記アクションは、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧するためのリマインダを作成することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアのために前記ソー
    シャルネットワーキング・システム上でイベントを作成することと、
    決定された前記メディア・コンテンツについて前記ソーシャルネットワーキング・システムの他のユーザとチャットするためのインタフェースを提示することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを記録するために前記ユーザのＤＶＲまたはＳＴＢに命令を提供することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧できるチャネルに別のデバイスを同調するための命令を提供することと、
    前記ソーシャルネットワーキング・システムのソーシャル・グラフにエッジを作成するための命令を提供することであって、前記エッジは決定された前記メディア・コンテンツに関係することと、のうちの１つを備える、請求項１０に記載の媒体。
15. ソーシャルネットワーキング・システムの１つまたは複数のプロセッサと、
    前記１つまたは複数のプロセッサに結合され、前記プロセッサによって実行可能な命令を含むメモリと、を備え、前記１つまたは複数のプロセッサは、前記命令の実行時、
    サードパーティ・システムによってホストされるサードパーティ・ウェブサイト上でメディア・プラグインを表示することの要求を受け取る工程であって、前記サードパーティ・システムは、前記ソーシャルネットワーキング・システムとは別個である、工程と、
    前記メディア・プラグインを表示するための前記要求に関連付けられているメディア・コンテンツを決定する工程と、
    前記サードパーティ・ウェブサイトが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているユーザによって閲覧されているか否かを判定する工程と、
    少なくとも決定された前記メディア・コンテンツと、前記ユーザが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしているか否かの前記判定とに基づいて、１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを決定する工程であって、前記ユーザ選択可能なオブジェクトは、決定された前記メディア・コンテンツに関係するアクションを引き起こすように動作可能である、オブジェクト決定工程と、
    前記サードパーティ・ウェブサイト上の前記メディア・プラグインにおける表示用に決定された前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトを提供する工程と、を行うように構成されているシステム。
16. 前記サードパーティ・ウェブサイト上の前記メディア・プラグインにおける表示用に決定された前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、決定された前記メディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動するように動作可能であるビジュアル・ボタンを含み、前記ビデオ・プレーヤは、
    前記サードパーティ・ウェブサイト内に埋め込まれている前記ソーシャルネットワーキング・システムのビデオ・プレーヤ、
    決定された前記メディア・コンテンツのコンテンツ・プロバイダのビデオ・プレーヤ、
    前記ユーザのコンピューティング・システム上にインストールされているネイティブ・ビデオ・プレーヤ、または
    前記ユーザのウェブ・ブラウザのビデオ・プレーヤのうちの１つを含む、請求項１５に記載のシステム。
17. 前記ソーシャルネットワーキング・システムの前記１つまたは複数のコンピュータ・システムが、前記ユーザが現在前記ソーシャルネットワーキング・システムにログインしていると判定された場合、前記ユーザのための構成情報を決定する工程をさらに備え、前記構成情報は、前記ユーザによって提供されるとともに前記ソーシャルネットワーキング・システムによって記憶され、前記オブジェクト決定工程は、前記ユーザのための決定された前記構成情報にさらに基づく、請求項１５に記載のシステム。
18. 前記構成情報は、
    前記ユーザのためのマルチプルシステム・オペレータ（ＭＳＯ）加入パッケージのインジケーションと、
    前記ユーザのＭＳＯのインジケーションと、
    前記ユーザのセットトップ・ボックス（ＳＴＢ）のためのログイン情報と、
    前記ユーザのデジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）のためのログイン情報と、
    オンデマンド・インターネット・ストリーミング・メディアのプロバイダに対する前記ユーザのための加入情報と、
    前記ユーザの場所のインジケーションとのうちの１つまたは複数を含む、請求項１７に記載のシステム。
19. 決定された前記メディア・コンテンツに関係する前記アクションは、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧するためのリマインダを作成することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアのために前記ソーシャルネットワーキング・システム上でイベントを作成することと、
    決定された前記メディア・コンテンツについて前記ソーシャルネットワーキング・システムの他のユーザとチャットするためのインタフェースを提示することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関係するビデオを閲覧するためにビデオ・プレーヤを起動することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを記録するために前記ユーザのＤＶＲまたはＳＴＢに命令を提供することと、
    決定された前記メディア・コンテンツに関連付けられているメディアを閲覧できるチャネルに別のデバイスを同調するための命令を提供することと、
    前記ソーシャルネットワーキング・システムのソーシャル・グラフにエッジを作成するための命令を提供することであって、前記エッジは決定された前記メディア・コンテンツに関係することと、のうちの１つを備える、請求項１５に記載のシステム。
20. 前記１つまたは複数のユーザ選択可能なオブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システムに現在ログインしているユーザによって選択されると、ユーザとソーシャル・グラフにおける１つまたは複数の他のノードとの間に１つまたは複数のエッジを生成するように動作可能であり、前記ソーシャル・グラフは、複数のノードと前記ノードを接続するエッジとを含み、前記ノードは、前記ソーシャルネットワーキング・システムの特定のユーザに各々関連付けられているユーザ・ノードを含む、請求項１５に記載のシステム。