JP2017501808A - 厚さが変化する不整合層を伴う超音波振動子および超音波撮像システム - Google Patents

厚さが変化する不整合層を伴う超音波振動子および超音波撮像システム Download PDF

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Abstract

複数の振動子素子を伴う音響層と、音響層に結合された不整合層とを含む、超音波振動子および超音波撮像システム。不整合層が、音響層よりも高い音響インピーダンスを有し、超音波プローブの帯域幅を変更するために変化する厚さを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、概して、複数の振動子素子を含む音響層を含む、超音波振動子および超音波撮像システムに関する。振動子および超音波撮像システムは、超音波振動子の帯域幅を変更するために変化する厚さを有する不整合層を含む。
従来の超音波振動子は、1つ以上の振動子素子を含む音響層の後面に不整合層を含むことが知られている。不整合層は、典型的に、音響層よりも高い音響インピーダンスを伴う材料を含む。不整合層の使用は、より厚い音響層を使用して実現されるのと同じ共振周波数を達成するために、超音波振動子がより薄い音響層を使用することを可能にする。より薄い音響層の使用は、音響層が撮像システムとの電気インピーダンスのより良好な整合を有することを可能にし、所与の周波数の振動子に必要とされる感度を向上させることを助ける。
可能な限り広い全帯域幅を有するように超音波振動子を設計することが一般に望ましい。より広い帯域幅を達成するための既知の一方法は、複数の厚さを有するように音響層を機械加工することを伴う。圧電材料がより厚い領域は、より低い周波数応答を有し、圧電材料がより薄い領域は、より高い周波数応答を有する。異なる周波数応答を有するように圧電材料を機械加工することは、より広い全帯域幅を伴う超音波振動子をもたらす。しかし、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)などの圧電材料を、超音波振動子に要求される許容誤差で複数の異なる厚さを伴って製造することは困難であり、高価である。
したがって、これらおよび他の理由によって、帯域幅の向上を伴う改良された超音波振動子および超音波撮像システムに対するニーズがある。
米国特許出願公開第2013/257224号明細書
本技術の実施形態は、概して、超音波振動子および超音波振動子を製作する方法に関する。
ある実施形態において、超音波振動子は、複数の振動子素子を含む音響層と、音響層に結合された不整合層と、を含む。不整合層は、音響層の音響インピーダンスよりも高い音響インピーダンスを有する。不整合層は、超音波振動子の帯域幅を変更するために変化する厚さを有する。
ある実施形態において、超音波撮像システムは、超音波信号を送受信するための超音波振動子を含み、超音波振動子は、複数の振動子素子を含む音響層を含む。超音波撮像システムは、音響層に結合された不整合層を含む。不整合層は、音響層の音響インピーダンスよりも高い音響インピーダンスを有する。不整合層は、超音波振動子の帯域幅を変更するために変化する厚さを有する。
ある実施形態による超音波撮像システムの概略図である。 ある実施形態による超音波振動子の断面図の概略表示である。 ある実施形態による不整合層の斜視図の概略表示である。 異なる不整合層を伴う2つの振動子の実験結果を示すチャートである。 ある実施形態による超音波振動子の断面図の概略表示である。 ある実施形態による超音波振動子の断面図の概略表示である。 ある実施形態による不整合層の概略表示である。 ある実施形態による超音波振動子の斜視図の概略表示である。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付の図面が参照され、添付の図面には、実践され得る特定の実施形態が例示として示されている。これらの実施形態は、当業者が実施形態を実践可能であるように十分詳細に記述されており、他の実施形態が利用されてもよいこと、ならびに、実施形態の範囲から逸脱せずに論理的な変更、機械的な変更、電気的な変更および他の変更が行われてもよいことを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は、本発明の範囲を限定していると捉えられるべきではない。
本技術の実施形態は、概して、帯域幅の向上を伴う超音波振動子および超音波撮像システムに関する。図面において、同様の要素は、同様の識別子により特定される。
図1は、ある実施形態による超音波撮像システム100の概略図である。超音波撮像システム100は、超音波パルス信号を身体(示されていない)内に放出するように振動子素子104を振動子106内で駆動する、送信ビームフォーマ101および送信器102を含む。振動子素子は、超音波信号を送信するとともに受信するように構成される。振動子106は、1D振動子、1.25D振動子、1.5D振動子、1.75D振動子、E4D振動子、または任意の他のタイプの超音波振動子であり得る。加えて、振動子106は、実施形態に応じて直線変換器または湾曲変換器であり得る。振動子106は、厚さが変化する不整合層107を含む。不整合層107については、以下でより詳細に記述される。超音波パルス信号は、血球または筋肉組織のような身体内の構造により後方散乱されて、素子104に戻るエコーを生成する。エコーは、素子104により電気信号または超音波データに変換され、電気信号は、受信器108により受信される。受信エコーを表す電気信号は、超音波データを出力する受信ビームフォーマ110を通じて送られる。幾つかの実施形態によれば、振動子106は、送信および/または受信ビームフォーミングの全てまたは一部を行うための電子回路を含み得る。例えば、送信ビームフォーマ101、送信器102、受信器108および受信ビームフォーマ110の全てまたは一部は、ある実施形態による振動子106内に置かれてもよい。用語「スキャンする(scan)」または「スキャンする(scanning)」は、本開示において、超音波信号の送受信処理によりデータを取得することを指すために使用され得る。用語「データ」または「超音波データ」は、本開示において、超音波撮像システムを用いて取得される1つのデータ組か2つ以上のデータ組のいずれかを指すために使用され得る。ユーザインターフェイス115は、患者データの入力および/またはパラメータのスキャンまたは表示の選択を含む、超音波撮像システム100の動作を制御するために使用され得る。
超音波撮像システム100は、送信ビームフォーマ101、送信器102、受信器108、および受信ビームフォーマ110を制御するための、プロセッサ116も含む。プロセッサは、送信ビームフォーマ101、送信器102、受信器108、および受信ビームフォーマ110と電子通信している。プロセッサ116は、振動子106とも電子通信している。プロセッサ116は、データを取得するために、振動子106を制御し得る。プロセッサ116は、どの素子104をアクティブにするかを制御し、振動子106から放出されるビームの形状を制御する。プロセッサ116は、表示デバイス118とも電子通信しており、プロセッサ116は、データを表示デバイス118上での表示用の画像に処理し得る。本開示の目的では、用語「電子通信する」は、有線通信と無線通信の両方を含むように規定され得る。プロセッサ116は、ある実施形態によれば中央処理装置(CPU)を含んでもよい。他の実施形態によれば、プロセッサ116は、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)またはグラフィックボードなど、処理機能を実行可能な他の電子構成要素を含んでもよい。他の実施形態によれば、プロセッサ116は、処理機能を実行可能な複数の電子構成要素を含んでもよい。例えば、プロセッサ116は、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、およびグラフィックボードを含む、電子構成要素のリストから選択される2つ以上の電子構成要素を含んでもよい。別の実施形態によれば、プロセッサ116は、RFデータを復調し生データを生成する複合復調器(示されていない)を含んでもよい。別の実施形態において、復調は、処理チェーンのより初期に実行されてもよい。プロセッサ116は、複数の選択可能な超音波モダリティによりデータについての1つ以上の処理動作を実施するように適応されてもよい。データは、エコー信号が受信されるスキャンセッション中にリアルタイムで処理されてもよい。本開示の目的では、用語「リアルタイム」は、故意の遅延を伴わずに実施される手順を含むように規定される。例えば、ある実施形態は、データを7〜20フレーム/秒のリアルタイムフレームレートで取得し表示してもよい。本開示の目的では、用語「フレームレート」は、超音波データの2Dフレームまたは3Dフレームのいずれかに適用され得る。加えて、用語「ボリュームレート」は、4D超音波データに適用されるときのフレームレートを指すために使用され得る。リアルタイムフレームレートが、各ボリュームデータの取得にかかる時間長に依存し得ることが理解されるべきである。ボリューム取得のために、フレームレートは、各ボリュームデータを取得するために要求される時間長に依存する。これにより、比較的大きなボリュームデータを取得するときに、リアルタイムボリュームレートはより遅くなり得る。よって、幾つかの実施形態は、20ボリューム/秒よりも相当に速いリアルタイムボリュームレートを有してもよい一方で、他の実施形態は、7ボリューム/秒よりも遅いリアルタイムボリュームレートを有してもよい。データは、スキャンセッション中にバッファ(示されていない)に一時的に記憶されてもよく、ライブまたはオフライン動作中にリアルタイムよりも少なく処理されてもよい。本発明の幾つかの実施形態は、処理タスクを処理するための複数のプロセッサ(示されていない)を含んでもよい。例えば、RF信号を復調し間引くために第1のプロセッサが利用されてもよい一方で、画像を表示する前にデータを更に処理するために第2のプロセッサが使用されてもよい。他の実施形態が異なるプロセッサ構成を使用してもよいことが理解されるべきである。
超音波撮像システム100は、例えば10Hz〜30Hzのボリュームレートで、データを連続的に取得してもよい。データから生成された画像が同様のレートでリフレッシュされてもよい。他の実施形態は、異なるレートでデータを取得し表示してもよい。例えば、幾つかの実施形態は、ボリュームのサイズおよび意図される用途に応じて、10Hzよりも低いレートまたは30Hzよりも高いレートでデータを取得してもよい。取得データの処理済みフレームを記憶するためにメモリ120が含まれる。ある例示的な実施形態において、メモリ120は、少なくとも数秒に相当する超音波データのフレームを記憶するのに十分な容量である。データのフレームは、取得の順序または時間によるデータの検索を容易にするような方法で記憶される。メモリ120は、任意の既知のデータ記憶媒体を備えてもよい。
任意選択的に、本発明の実施形態は、造影剤を利用して実施されてもよい。造影撮像は、微小気泡を含む超音波造影剤を使用するときに、身体内の解剖構造および血流の強調画像を生成する。造影剤を使用しながらデータを取得した後に、画像解析は、調和成分と直線成分を分離し、調和成分を強調し、強調された調和成分を利用することにより超音波画像を生成することを含む。受信信号からの調和成分の分離は、適当なフィルタを使用して実施される。超音波撮像のための造影剤の使用は、当業者にとって周知であり、したがって更に詳細には記述されない。
本発明の各種の実施形態において、データは、2Dまたは3Dデータを形成するために、他のまたは異なるモード関連モジュール(例えば、Bモード、カラードップラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラ、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度その他)によって、プロセッサ116により処理されてもよい。例えば、1つ以上のモジュールは、Bモード、カラードップラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラ、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度およびそれらの組み合わせその他を生成してもよい。画像ビームおよび/またはフレームは記憶され、メモリ内にデータが取得された時間を示すタイミング情報が記録されてもよい。モジュールは、例えば、画像フレームをビーム空間座標から表示空間座標に変換すべくスキャン変換動作を実施するためのスキャン変換モジュールを含んでもよい。患者について手順が実行される間に、画像フレームをメモリから読み出し、画像フレームをリアルタイムで表示する、ビデオプロセッサモジュールが設けられてもよい。ビデオプロセッサモジュールは、画像が読み出され表示される画像メモリに画像フレームを記憶してもよい。
図2は、ある実施形態による超音波振動子106(図1に示されている)の断面図の概略表示である。振動子106は、音響層202を含み、音響層は、複数の振動子素子を含み得る。ある実施形態によれば、振動子素子は、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)などの圧電材料であってもよい。図2に示される実施形態によれば、音響素子は、直線配列で配置されてもよい。しかし、他の実施形態によれば、振動子素子は、E4D振動子などにおける2D配列を含む、異なる構成で配置されてもよい。振動子106は、レンズ204、第1の整合層206、第2の整合層208、不整合層210、およびベース212を含む。第1の整合層206および第2の整合層208は、音響層202とレンズ204の間に配される。第1の整合層206は、音響層202および第2の整合層208に結合される。第2の整合層208は、第1の整合層206およびレンズ204に結合される。不整合層210は、反対側で整合層としての音響層202およびレンズ204に結合される。ある実施形態によれば、図2に示される構成要素は、エポキシまたは別の接着剤を用いて一つに結合されてもよい。よって、図2に表される層の間には、エポキシまたは別の接着剤の非常に薄い層があってもよい。
ある実施形態によれば、音響層は、PZTであってもよく、PZTは、33.7MRaylの比較的高い音響インピーダンスを有する。しかし、組織内への音響エネルギーの伝達を最大化するために、レンズ204と音響層202の間に整合層206、208が配される。整合層206、208は、異なる音響インピーダンスを伴う振動子106の層の間の境界から反射して戻される音響エネルギーの量を最小化するように選択される。整合層のそれぞれは、例えば、銅、銅合金、グラファイトパターンが埋め込まれた銅、マグネシウム、マグネシウム合金、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属、充填エポキシ、ガラスセラミック、複合セラミック、および/またはmacorを含んでもよい。レンズ204は、超音波を用いて撮像される組織とは異なる音速度を伴うゴムまたは任意の他の材料であってもよい。レンズ204は、形成され、音響層202から放出された超音波ビームをフォーカスするように適応される。レンズ204を形成するために使用される材料は、人体の電気インピーダンスに厳密に整合するように選択されてもよい。整合層206、208は、レンズ204と音響層202の間の組み合わせ距離xをもたらし、距離xは、共振周波数で伝達される超音波の所望の波長の約1/4〜1/2である。
不整合層210は、音響層202に隣接する前面220と、音響層202とは反対側の後面222とを含む。前面220は、音響層202から一様な距離にある表面を規定する。図2に示される実施形態によれば、前面220は平坦面を規定する。しかし、不整合層210は、後面222が凹面を規定するように形成される。図2は、幅方向214に沿う振動子106の断面図である。幅方向214については、図3に関して更に詳細に記述される。図2に示される実施形態によれば、不整合層210の厚さは、幅方向214の曲線に従って変化する。
図3は、ある実施形態による図2による不整合層210の斜視図の概略表示である。不整合層210は、長さ方向224および幅方向214を有する。図3に見られるように、不整合層210は、幅方向214よりも長さ方向224で長い。前面220および後面222も図3に表されている。前面220は平坦面を規定する。不整合層210は、後面222が凹面を規定するように形成される。ある実施形態によれば、不整合層210は、幅方向214で一定の断面を伴う形状である。不整合層210の寸法については、ある例示的な実施形態により記述される。ある実施形態によれば、不整合層210は、音響層が直線配列として構成される、振動子106(図2に示されている)の部分である。直線配列の素子は、長さ方向224に沿って配置される。不整合層210は、音響層202(図2に示されている)よりも高い音響インピーダンスを伴う材料から形成される。不整合層210は、例えば、タングステンカーバイドであってもよく、タングステンカーバイドは、約100MRaylの音響インピーダンスを有する。不整合層210は、音響層202の音響インピーダンスよりも著しく高い音響インピーダンスを伴う任意の他の材料から作ることができる。ある例示的な実施形態によれば、不整合層210は、粉末から粗形状に焼結され、次いで、より正確な寸法を伴う最終形状に機械加工されてもよい。例えば、不整合層210は、概ね平坦な層に焼結され、次いで、後面の形状および寸法は、機械加工工程中に最終化されてもよい。ある例示的な実施形態によれば、不整合層210は、長さ方向224で28mm、幅方向214で15mmであってもよい。不整合層210は、縁厚さ223により示されるように縁の厚さが0.31mm、中心厚さ225により示されるように中心の厚さが0.15mmであってもよい。図3には、中心線226が破線により表されている。中心線226は、不整合層210の幅方向214で中央にある。本開示の目的では、用語「中心」は、不整合層210の中心線に沿う位置を含むように規定される。ある実施形態によれば、不整合層210は、後面222が凹面を規定するように形成される。図3に示される実施形態の凹面は、17.8cmの一定の曲率半径を有する。10〜50cmの曲率半径を伴う凹面は、最も一般的な振動子の寸法にとって適当なものである。しかし、他の実施形態が、異なる曲率半径を伴う凹面を有してもよく、および/または、そうでなければ異なるように形成される凹面を有してもよいことが理解されるべきである。例えば、他の実施形態は、変化する曲率半径を伴う凹面を有する不整合層を含んでもよい。つまり、不整合層の幅方向214の断面は、異なる複数の曲率半径を伴う複合曲線を有する後面を含んでもよい。
図4は、図3に示される不整合層を伴う振動子(「形成された不整合層を伴う振動子」として記載される)を一定の厚さの制御不整合層を伴う振動子(「制御不整合層を伴う振動子」として記載される)と比較する実験結果を示すチャート400である。図3に示される不整合層の寸法については、既に詳細に記述されてきた。制御不整合層は、長さおよび幅については同じであるが、一定の厚さを有する。より具体的に、制御不整合層は、長さ方向で28mm、幅方向で15mm、厚さが0.31mmである。
つぎに図2、図3および図4を参照すると、チャート400は、制御不整合層を伴う振動子によるデータと、形成された不整合層を伴う振動子によるデータとを含む。形成された不整合層を伴う振動子は、図2および図3に関して記述された振動子である。これは、直線フェーズドアレイ振動子であり、図3に関して記述された寸法を伴う不整合層を含む。制御不整合層を伴う振動子は、不整合層が0.31mmの一定の厚さであることを除いて、形成された不整合層を伴う振動子と同一である直線フェーズドアレイ振動子である。
振動子の帯域幅は、中心周波数の割合として測定される。チャートにおいて、FL6が6dB低周波数であり、FH6が6dB高周波数であり、FL20が20dB低周波数であり、FH20が20dB高周波数であり、PW6が6dBパルス幅であり、PW20が20dBパルス幅であり、PW30が30dBパルス幅である。
制御不整合層を伴う振動子は、中心周波数の93.6%の6dB帯域幅を有する一方で、形成された不整合層を伴う振動子は、中心周波数の112%の6dB帯域幅を有する。したがって、厚さが変化する不整合層以外の変化なしに、18.4%広い帯域幅を伴う振動子を製作することが可能である。制御不整合層を伴う振動子は、中心周波数の123%の20dB帯域幅を有する一方で、形成された不整合層を伴う振動子は、中心周波数の137%である帯域幅を有する。したがって、形成された不整合層を伴う振動子は、20dB帯域幅について11%よりも大きな向上を示す。厚さが変化する不整合層の製造は、振動子から追加帯域幅を得るための効率的な方法である。異なる厚さを伴う音響層を作り出すことは、圧電振動子の配列を機械加工するよりも容易でコスト効率が高い。
図5は、ある実施形態による超音波振動子502の断面図の概略表示である。図2および図3に関して前述された同一の構成要素を特定するために、共通の参照数字が使用される。超音波振動子502は、不整合層504およびベース506を含む。不整合層504は、レンズ204に面する前面508と、レンズ204とは反対側の後面510とを規定するように形成される。図5に示される実施形態によれば、不整合層504は、前面508が音響層202から一様な距離にある表面を規定する一方で、後面510が凹面を規定するように形成される。前面508は、音響層202が平坦であるため、図5に示される例示的な実施形態による平坦面を規定する。カーブドアレイプローブなどにおけるように音響層が湾曲している他の実施形態によれば、前面が音響層の曲率に整合する湾曲面を規定するように、不整合層が形成されてもよい。音響層が湾曲している実施形態の場合、不整合層の厚さは、音響層に垂直な方向で測定される。不整合層504は、凹溝を規定するように形成される。凹溝は、不整合層504が縁厚さ512により示されるように縁で、中心厚さ514により示されるように中心よりも大きい厚さを有することによって規定される。中心厚さは、不整合層504の幅方向214の中央位置で得られる。縁厚さは、不整合層の幅方向214で中心から最も遠い位置で得られる。図2に関して記述された例のように、振動子502は、幅方向214よりも長い長さ方向を有する。長さ方向は、図5には見えていない。図5のような断面でみると、不整合層504は、一様な厚さである第1の部分516を含む。不整合層504は、一定角度の第1の表面を規定する第2の部分518と、一定角度の第2の表面を規定する第3の部分520とも含む。不整合層の厚さは、第2の部分518と第3の部分520との両方で幅方向214に沿って直線態様で変化する。図5に示される実施形態は、例示的な一実施形態にすぎない。他の実施形態によれば、表面は、互いに対して異なる角度で配されてもよく、他の実施形態は、異なる数の表面を含んでもよい。
図6は、ある実施形態による超音波振動子602の断面図の概略表示である。図2、図3および図5に関して前述された同一の構成要素を特定するために、共通の参照数字が使用される。超音波振動子602は、不整合層604およびベース606を含む。不整合層604は、レンズ204に面する前面608と、レンズ204とは反対側の後面610とを規定するように形成される。図6に示される実施形態によれば、不整合層604は、前面608が平坦面を規定し、後面610が複数の表面を規定するように、形成される。不整合層604は、異なる厚さを伴う複数の領域を規定するように形成される。不整合層604は、第1の領域611、第2の領域612、第3の領域614、第4の領域616、および第5の領域618を規定する。図6は断面図である。よって、図6に示される領域のそれぞれが、長さ方向に延びる2D表面(示されていない)を表していることが理解されるべきである。第1の領域611は、第1の遷移領域621により第2の領域612に接続される。第3の領域614は、第2の遷移領域620により第1の領域611に接続される。第4の領域616は、第3の遷移領域624により第2の領域612に接続される。第5の領域618は、第4の遷移領域622により第3の領域614に接続される。図6は、振動子602の断面図を表している。ある実施形態において、不整合層604は、幅方向214の断面が一定であってもよい。したがって、図6に示される領域のそれぞれは、2D表面を表してもよい。不整合層604は、幅方向214で中心が縁よりも薄くなるように形成される。中心の厚さは、中心厚さ626により示される一方で、縁の厚さは、縁厚さ628および630により示される。不整合層604は、中間厚さの2つの領域も含む。第2の領域612および第3の領域614は、厚さ632および634により示される厚さをそれぞれ有する。図6に示される実施形態によれば、不整合層604の厚さは、階段関数に従って変化する。つまり、不整合層604の厚さは、幅方向214にわたる遷移領域のそれぞれで突然に変化する。不整合層の厚さが他の実施形態による他の階段関数に従って変化してもよいことが理解されるべきである。例えば、他の実施形態は、一様な厚さの異なる数の離散階段状部または領域を有してもよい。
図7は、図6に示される不整合層604の図の概略表示である。図7は、底面図であり、第1の領域611、第2の領域612、第3の領域614、第4の領域616、および第5の領域618がそれぞれ2Dの領域または表面であることを示している。遷移領域は、図7には見られない。
図8は、ある実施形態による超音波振動子800の斜視図の概略表示である。超音波振動子800は音響層802を含む。音響層802は、2D配列に配置された複数の振動子素子を含む。振動子800は、幅方向801と長さ方向803の両方で完全なビーム誘導を伴うE4D振動子である。ある実施形態によれば、音響層802は、幅方向801と長さ方向803の両方の寸法が共通であってもよい。振動子800は音響レンズ804を含む。振動子800は、音響層802に取り付けられた第1の整合層806と、第1の整合層806およびレンズ804に取り付けられた第2の整合層808とを含む。振動子800は、音響層802に取り付けられた不整合層810を含む。振動子800は、不整合層810に接続されたベース812も含む。
不整合層810は、幅方向801と長さ方向803の両方で厚さが変化する。言い換えれば、不整合層810は、幅方向801に沿って一定の断面を有していない。不整合層810は、後面814が凹面を規定するように形成されてもよい。ある実施形態によれば、凹面は、全ての方向で一定の曲率半径を伴うボウル形状の凹み領域を含んでもよい。他の実施形態によれば、凹面の曲率半径は、方向に基づいて変化してもよい。例えば、不整合層810は、幅方向801の第1の曲率半径および長さ方向803の第2の異なる曲率半径を規定するように形成されてもよい。不整合層は、他の実施形態による他の方法で厚さが変化してもよい。例えば、不整合層の厚さは、1つ以上の方向で曲線に従って変化してもよく、厚さは、1つ以上の方向で階段関数に従って変化してもよい。不整合層は、変化する曲率半径を含む複合曲線を規定するように形成されてもよく、不整合層は、互いに対して異なる角度で配された複数の表面を含む後面を規定するように形成されてもよい。これらの表面の数および向きは、実施形態に応じて変化してもよい。しかし、殆どの実施形態において、中心位置の厚さが縁位置のうちの1つ以上の厚さよりも薄いことが想起される。加えて、振動子素子が2D配列に配置される実施形態の場合、幅方向801と長さ方向803の両方で同じように不整合層の厚さが変化することが望ましい場合がある。
この明細書は、ベストモードを含めて、本発明を開示するために、ならびに、任意の装置もしくはシステムの製作および使用、組み込まれた任意の方法の実施を含めて、当業者が本発明を実践することも可能にするために例示を用いている。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲により規定されており、当業者が思い付く他の例を含み得る。このような他の例は、特許請求の範囲の文言とは相違しない構成要素を有する場合、または、特許請求の範囲の文言から実質的に相違しない均等な構成要素を含む場合、特許請求の範囲内であることを意図される。
100 超音波撮像システム
101 送信ビームフォーマ
102 送信器
104 振動子素子
106、502、602、800 超音波振動子
107、210、504、604、810 不整合層
108 受信器
110 受信ビームフォーマ
115 ユーザインターフェイス
116 プロセッサ
118 表示デバイス
120 メモリ
202、802 音響層
204、804 音響レンズ
206、806 第1の整合層
208、808 第2の整合層
212、506、606、812 ベース
214、801 幅方向
220、508、608 前面
222、510、610、814 後面
223、512、628、630 縁厚さ
224、803 長さ方向
225、514、626 中心厚さ
226 中心線
400 チャート
516 第1の部分
518 第2の部分
520 第3の部分
611 第1の領域
612 第2の領域
614 第3の領域
616 第4の領域
618 第5の領域
621 第1の遷移領域
620 第2の遷移領域
624 第3の遷移領域
622 第4の遷移領域
632、634 中間厚さ

Claims (20)

  1. 超音波振動子(106、502、602、800)であって、
    複数の振動子素子(104)を含む音響層(202、802)と、
    前記音響層(202、802)に結合された不整合層(107、210、504、604、810)であって、前記音響層(202、802)の音響インピーダンスよりも高い音響インピーダンスを有し、前記超音波振動子(106、502、602、800)の帯域幅を変更するために変化する厚さを有する、不整合層(107、210、504、604、810)と、
    を備える超音波振動子(106、502、602、800)。
  2. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、長さ方向(224、803)および幅方向(214、801)を伴う形状を備え、幅方向(214、801)よりも長さ方向(224、803)で長く、厚さが前記幅方向(214、801)に沿って変化する、請求項1に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  3. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記厚さが、前記幅方向(214、801)で縁よりも中心が薄い、請求項2に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  4. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記厚さが、前記幅方向(214、801)に沿って階段関数に従って変化する、請求項3に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  5. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、前記音響層(202、802)に隣接する前面(220、508、608)と、前記音響層(202、802)とは反対側の後面(222、510、610、814)とを含み、前記前面(220、508、608)が、前記音響層(202、802)から一様な距離にある表面を規定する、請求項3に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  6. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記後面(222、510、610、814)が、凹面を規定する、請求項3に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  7. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記後面(222、510、610、814)が、前記幅方向(214、801)で一定の曲率半径を伴う凹面を規定する、請求項6に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  8. 前記一定の曲率半径が、10cmから50cmの間である、請求項7に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  9. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、長さ方向(224、803)および幅方向(214、801)を伴う形状を備え、前記長さ方向(224、803)と前記幅方向(214、801)の寸法が共通である、請求項1に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  10. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記後面(222、510、610、814)が、前記幅方向(214、801)で一定の第1の曲率半径および前記長さ方向(224、803)で一定の第2の曲率半径を伴う凹面を規定する、請求項9に記載の超音波振動子(106、502、602、800)。
  11. 超音波信号を送受信するための超音波振動子(106、502、602、800)を備え、前記超音波振動子(106、502、602、800)が、複数の振動子素子(104)を含む音響層(202、802)と、
    前記音響層(202、802)に結合された不整合層(107、210、504、604、810)であって、前記音響層(202、802)の音響インピーダンスよりも高い音響インピーダンスを有し、前記超音波振動子(106、502、602、800)の帯域幅を変更するために変化する厚さを有する、不整合層(107、210、504、604、810)と、
    を備える超音波撮像システム(100)。
  12. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、長さ方向(224、803)および幅方向(214、801)を伴う形状を備え、前記幅方向(214、801)よりも前記長さ方向(224、803)で長く、前記厚さが前記幅方向(214、801)に沿って変化する、請求項11に記載の超音波撮像システム。
  13. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記厚さが、前記幅方向(214、801)で縁よりも中心が薄い、請求項12に記載の超音波撮像システム(100)。
  14. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、前記音響層(202、802)に垂直な前記幅方向(214、801)の一様な断面を備える、請求項12に記載の超音波撮像システム(100)。
  15. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、前記音響層(202、802)に隣接する前面(220、508、608)と、前記音響層(202、802)とは反対側の後面(222、510、610、814)とを備え、前記前面(220、508、608)が、前記音響層(202、802)から一様な距離にある表面を規定する、請求項14に記載の超音波撮像システム(100)。
  16. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、前記長さ方向(224、803)に配向された凹溝を規定するように形成される、請求項15に記載の超音波撮像システム(100)。
  17. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記厚さが、前記幅方向(214、801)で直線的に変化する、請求項16に記載の超音波撮像システム(100)。
  18. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記厚さが、前記幅方向(214、801)で曲線に従って変化する、請求項16に記載の超音波撮像システム(100)。
  19. 前記不整合層(107、210、504、604、810)の前記厚さが、第1の厚さを伴う領域と、前記第1の厚さよりも大きい第2の厚さを伴う第2の領域とを備える、請求項17に記載の超音波撮像システム(100)。
  20. 前記不整合層(107、210、504、604、810)が、一様な厚さの不整合層(107、210、504、604、810)と比べて少なくとも10%だけ前記超音波振動子(106、502、602、800)の前記帯域幅を増加させる、請求項16に記載の超音波撮像システム(100)。
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