JP2017501412A - 被覆された平板製品を曲げることによってその摩耗性を判定する方法および装置 - Google Patents

被覆された平板製品を曲げることによってその摩耗性を判定する方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、被覆された平板製品(1)、好ましくは金属平板製品、特に、合金化溶融亜鉛めっき鋼板材などの鋼板材、の摩耗性を判定するための方法に関する。さまざまな平板製品について判定された摩耗性のより良好な比較可能性を実現可能にするために、このような方法が提案される。本方法においては、曲げられる特定の平板製品(1)の厚みおよび/または強度に関する情報に基づき、規定された基準に従って、曲げ装置(4)によって特定の平板製品(1)を曲げるための少なくとも1つの曲げパラメータが選択され、選択された曲げパラメータに従って平板製品は曲げ装置(4)において曲げられ、これにより摩耗(25)を発生させ、特定の平板製品(1)の摩耗(25)に基づき、所定の方法で摩耗性が分析される。【選択図】図2

Description

本発明は、被覆された平板製品、好ましくは金属平板製品、特に鋼板材、の摩耗性を判定するための方法に関する。本発明は、被覆された平板製品、好ましくは金属平板製品、特に鋼板材、の摩耗性を判定するために、これら平板製品を曲げるための曲げ装置であって、曲げられた平板製品を部分的に受け入れるための曲げ用間隙と、平板製品を曲げ用間隙内に少なくとも部分的に曲げ入れるための少なくとも1つの曲げ手段とが設けられた、曲げ装置にも関する。
多くの用途に極めて重要な、被覆された平板製品の1つの特性は、被覆の耐摩耗性である。したがって、このような平板製品の製造時は、被覆の摩耗の傾向が特に重視される。被覆された平板製品とは、特に、金属、鋼、軽金属、または複合材料製の平板製品であり、例えば、条片、薄板、ブランク、または厚板の形態を取ることができる製品であると理解されたい。これら製品は熱間または冷間圧延製品であることがより好ましい。被覆の例は、例えば鋼板材の溶融亜鉛めっきまたは電解亜鉛めっきによって設けることができる、亜鉛被覆である。次に、このような平板製品を合金化溶融亜鉛めっきすることができる。被覆されていない平板製品は基板と称され得る。基板は、被覆を少なくとも片面、好ましくは両面で支持する。
このような平板製品の被覆には高い要求が課せられるので、品質管理のために、さまざまな平板製品の摩耗性の比較判定にかなりの関心が寄せられている。合金化溶融亜鉛めっきによって被覆された、すなわち亜鉛めっきおよび焼鈍の両方が行われた、鋼帯は、例えば自動車産業において、例えばアウタパネル、リインフォース、またはインナパーツとして、使用されるので、高い表面要件を満たす必要がある。これに関連して、特に問題となり得るのは、パウダリングとして公知のものである。これは、成形加工中の亜鉛被覆の一種の摩耗であり、被覆の粒子が剥離する。これは、一般に、被覆の二次元剥離を伴うフレーキングとは区別され得る。
被覆された平板製品のパウダリングの傾向は、粘着条片曲げ試験と称される試験を用いて評価可能である。この試験においては、粘着条片がワーク試料に貼り付けられる。この粘着条片の領域においてワーク試料が鋭く曲げられ、通常、パウダリングが発生する。曲げた後に、ワーク試料の曲げられた領域に粘着条片を貼り付けることもできる。剥離した被覆の粒子は粘着条片に付着した状態になる。これら粒子は、必要であれば、ワーク試料をその初期状態に曲げ戻した(平坦化)後に、取り除くことができる。次に、これら粒子が灰色層として現れるように、粘着条片を白色の背景に貼り付ける。折り曲げ線に沿って曲げた場合、剥離した粒子も線状になる。この線が被覆の粒子によって黒色化されることによって、および/または被覆の粒子の線の幅に基づき、摩耗性の判定が可能である。これは、粉化度とも称される。
摩耗性の判定は、主に定性的に行われるので、或る平板製品の摩耗性の有意な評価は、他の複数の平板製品の摩耗性との比較によってのみ可能である。ただし、この評価が可能であるのは、複数の平板製品が同じ方法で被覆され、それぞれの摩耗性が全く同じ方法で判定された場合に限られる。例えば、これら被覆平板製品が厚みおよび/または強度の点でそれぞれ異なる場合は、摩耗が少ないほど摩耗性がより良好であることを必ずしも示唆するものではなく、この逆もあり得る。
したがって、本発明の課題は、さまざまな平板製品について判定された摩耗性のより良好な比較可能性を実現するように、先に詳細に説明した上記方法および装置を設計および開発することである。
この課題は、請求項1によると、上記種類の方法によって解決される。この方法においては、曲げられる各平板製品の厚みおよび/または強度に関する情報に基づき、設定された基準に従って、曲げ装置によって各平板製品を曲げるための少なくとも1つの曲げパラメータが選択され、選択された曲げパラメータに従って平板製品は何れの場合も曲げ装置において曲げられて摩耗が引き起こされ、各平板製品の摩耗に基づき、所定の方法で、各平板製品の摩耗性が分析される。
したがって、本発明は、厚みおよび/または強度がそれぞれ異なる複数の平板製品をそれぞれ異なる方法で曲げることによって、これら平板製品の摩耗性の比較可能性を実現できることを確認した。ここで、曲げの差は、調査対象の平板製品の厚みおよび/または強度に実際に基づき、事前に個々に決定される。これにより、それぞれ異なる平板製品であっても、摩耗が多いほど摩耗の傾向が大きいこと、およびこの逆、を実際に示唆するように、かなり再現可能な荷重を曲げる際に実現できる。更に、上記の方法では、摩耗性の判定の再現可能性を向上させることができる。
したがって、特定の用途のために、基本的にそれぞれ異なる平板製品であっても、それぞれの摩耗性を高い有意性で比較できる。すなわち、この方法で判定された摩耗性は、特定の試験手順について、および特定の平板製品について、品質要件を満たすために必要な最小限の摩耗性を実証する必要がある品質管理に関して使用可能であるだけではない。むしろ、複数の異なる平板製品の摩耗性の相互比較が可能である。したがって、判定された摩耗性を用いて、例えば特定の用途に対する複数の異なる平板製品の適合性を評価できる。これは、或る製品の製造に特定の平板製品が使用されるかどうか、または或る製品が特定の用途のために選択されるかどうか、に影響を及ぼし得る。
本方法を実施するには、曲げられる各平板製品の厚みおよび/または強度に関する情報が既知である必要がある。必要であれば、この情報は測定によって事前に得られる。このような情報は、厚みおよび/または強度を直接示す(測定)変数であると理解されることが好ましい。ただし、この情報は、平板製品のサイズおよび/または強度に依存する情報も含む。
この情報に基づき、特定の平板製品の曲げ工程の前に、少なくとも1つの曲げパラメータが設定または選択される。この選択を行うための複数の基準は、事前に設定される。ここで、これら基準は、理論的および/または経験的に決定可能である。一例として、これら曲げパラメータは、平板製品を曲げる方法またはその程度のどちらか一方を決定できる。これら曲げパラメータは、例えば、平板製品を何によってどの程度曲げるかを決定できる。
これにより、1つの平板製品から別の平板製品に再現可能な、匹敵する曲げ荷重を保証できる。更に、必要であれば、曲げ荷重が平板製品の破断を引き起こさないことを保証できる。ただし、他方では、平板製品の破損を引き起こす曲げ荷重に近い曲げ荷重を実現できる。曲げ荷重は、曲げ強さの少なくとも75%、特に少なくとも85%、好ましくは90%、になり得ることが好ましい。曲げ荷重は、破断を引き起こす曲げ荷重、および/または破断を引き起こす引張り強さ、の少なくとも95%、または95%と99%の間、であると特に有利であることが実証されている。この場合、これは、回避すべきワークの破断が発生する点のすぐ下である。厚みおよび/または強度が大きい平板製品ほど曲げを浅くすることが基本的に好適である。その理由は、このような平板製品はより早期に壊れ、ひいては小さな曲げ量でも破断を早々と引き起こすからである。
曲げによって発生する摩耗量の比較可能性を保証するために、各平板製品の摩耗が所定の方法で分析される。ここでは、特に、光学的および/またはグラフィカルな分析方法を伴う。摩耗の分析により、曲げている間に発生する摩耗の量および/または摩耗性を示す特徴的な変数が得られる。これは、粘着条片に付着した摩耗の測定値、または摩耗を示すグレースケール値、を含み得る。
本方法の第1の好適な構成において、各平板製品を曲げるための曲げパラメータが、この平板製品の強度に関する情報に基づき、設定された基準に従って、決定される。これにより、曲げている間に平板製品に作用する荷重は、さまざまな平板製品に対してかなり一定に維持されるべく設定可能である。匹敵する曲げ荷重下での摩耗の程度は、平板製品への被覆の付着および/または被覆の品質、ひいては被覆された平板製品の基板の品質、によってかなりの程度まで決定される。基本的に、引張り強さが大きいほど、塑性変形に対する抵抗がより高く、材料の延性がより低い。したがって、引張り強さが低い場合に比べ、より慎重に曲げる必要がある。したがって、ワーク試料を鋭く曲げず(より大きな曲げ角度)および/またはより大きな半径(曲げ半径)で行う必要がある。
代わりに、または加えて、判定された複数の摩耗性を、それぞれの平板製品の摩耗に基づき、少なくともほぼ同じ方法で分析すると、摩耗性の比較可能性を向上させることができる。したがって、標準化された方法の使用が可能である。標準化された方法とは、そのパフォーマンスが先行ステップの曲げ方法、ひいては平板製品の厚みおよび/または強度、に依存しない方法である。各平板製品の摩耗に基づく摩耗性が全く同じ方法で分析されると特に適切であり得る。
平板製品の厚みおよび/または強度に応じて、所定の基準に従って、選択可能な1つの曲げパラメータは、曲げ角度、すなわち、平板製品の2つの表面を曲げ合わせることができる最大角度、および/または平板製品を曲げるために使用される曲げ手段の曲げ楔の半径、である。したがって、曲げ楔の半径は、折り曲げ線に沿って曲げられた平板製品のアールを決定する。この場合、曲げの半径は、曲げ楔の半径にほぼ相当する。したがって、2つの曲げパラメータ、すなわち、曲げ角度および曲げ楔の半径、は、曲げ工程において平板製品に作用する荷重をかなりの程度まで決定する。これに関連して、曲げ手段は、曲げている間に平板製品に押し当たってこれを曲げる手段であると理解されたい。特に、曲げ手段は、曲げ装置内の平板製品のための2つの支持点の間で、平板製品に押し当たる。平板製品と曲げ手段との間の接触は、曲げ装置の曲げ用間隙の領域で発生することが好ましい。ここで、ワーク試料が厚いほど、基本的に浅い曲げ角度で破断するので、ワーク試料が厚いほど曲げ角度を浅くすることが基本的に好適である。更に、厚いワーク試料は、破断を回避するために、慎重に曲げる必要があるため、曲げ楔の半径は、平板製品が厚くなるほど大きくなることが基本的に好適である。
良好な結果が実現されたのは、曲げ角度が60°と120°の間、特に80°と110°の間、より好ましくは90°と100°の間、のときである。ここで、最大4つの、特に最大3つの、より好ましくは最大2つの、異なる曲げ角度を適用すれば十分であり得る。この2つの曲げ角度は、90°および100°にし得る。使用される曲げ楔の半径は、例えば0.2と2.5mmの間にできる。ここで、最大6つの、特に最大4つの、異なる曲げ楔半径の使用が好ましい。ここで、曲げ楔の半径は、1mmと6mmの間であることが好ましい。したがって、半径が1mm、2mm、3mm、および/または6mmの曲げ楔を使用できることが好ましい。曲げ楔の半径および曲げ角度の上記値は、例えば、0.5mmと3mmの間、特に1mmと2.5mmの間、の厚み、および/または250MPaと1500MPaの間、特に300MPaと1200MPaの間、の引張り強さを有する平板製品の摩耗性の一様な判定を可能にする。ただし、ここでは、簡略化のために、曲げられるワーク試料の引張り強さに関して、最大4つの引張り強さ間隔が区別されれば、少なくとも1つの曲げパラメータを選択するために十分であり得る。同じ理由により、少なくとも1つの曲げパラメータの選択のために、2つの引張り強さ間隔のみが区別され得ることがより好ましい。これら引張り強さ間隔は、例えば、一方では最大700MPaの引張り強さを含み、他方では700MPaを超え最大1200MPaまでの引張り強さを含むことができる。
曲げ楔の半径の調整または選択のために、平板製品を曲げる前に、何れの場合も選択された曲げ楔の半径に応じて、対応する曲げ手段、特に適切な曲げ楔、が選択されることは良い考えである。ここで、平板製品は、何れの場合も、選択された曲げ手段によって曲げられる。したがって、単一の曲げ手段の曲げ楔の半径の厄介な変更を曲げ工程の前に行う必要はない。むしろ、簡略化のために、曲げ楔の半径がそれぞれ異なる複数の曲げ手段から、所定の基準により特定の平板製品を曲げるために望ましい曲げ楔の半径を有する曲げ手段が選択される。
所定の曲げ角度も曲げ工程中にかなり精密に実現できることを保証するために、何れの場合も平板製品を曲げる前に、選択された曲げ角度に応じて、曲げ手段の突入深さを選択できる。曲げ用間隙内への曲げ手段の、好ましくは曲げ楔の、突入深さは、実現される曲げ角度を少なくともかなりの程度まで決定する。
これに関連して、簡略化のために、未だ曲げられていない平板製品との接点から曲げ用間隙内の最終位置までの曲げ工程中の曲げ手段の移動距離を突入深さとして取ることができる。したがって、突入深さは、曲げ手段が曲げ用間隙内にどの程度突入するかを決定する。ここで、突入深さの設定および調整を極めて容易かつ正確に行えるという事実を利用できる。
曲げられる平板製品の厚みおよび/または強度に関する情報に基づき曲げ工程を規定できるようにするために、この情報を曲げ装置に、特に制御装置に、伝達することは良い考えである。あるいは、曲げ工程の前に、この情報が曲げ装置、および/または各平板製品に対応付けられた測定装置、において、各平板製品について求められるようにすることも勿論可能である。ただし、これは、設計および方法の点からより複雑になり得る。
曲げている間に引き起こされる摩耗に基づき、摩耗性を再現可能な方法で判定できるようにするために、摩耗の少なくとも一部を受け止めるために、何れの場合も、曲げる前、曲げている間、または曲げた後に、粘着手段、好ましくは粘着条片、を各平板製品に貼り付けることは良い考えである。曲げた後に粘着手段を貼り付ける場合は、曲げている間に摩耗が既に失われ、この失われた摩耗が以降の摩耗分析において考慮されない場合もあり得る。曲げている間に粘着条片を貼り付けることも実際には可能であるが、手間が極めてかかるので、あまり好ましくない。粘着手段は、何れも場合も曲げた後に、特に平板製品の曲げ戻し後すなわち平坦化後に、平板製品から取り外される。そうすることの目的は、各平板製品の摩耗性を判定するための有意な摩耗分析の実施を可能にするために、何れの場合もできる限り多くの摩耗を各粘着手段に残しておくことである。したがって、曲げた後の平板製品を少なくとも部分的に曲げ戻す、すなわち平坦な元の形状に戻す(平坦化)ことも良い考えである。平坦な状態では、被覆から放れた摩耗がより容易にはがれる。これは、ピンチングの結果として、実際に剥離した被覆の粒子が粘着手段と共に取り外せなくなることを防止する。曲げられた平板製品を平らにするために、曲げられた平板製品を平らな支持体の表面に載置し、同様に平らなスタンプによって押し下げることができる(平坦化)。
上記の目的は、請求項10の前提部分に記載の装置によっても達成される。本装置においては、少なくとも1つの平板製品を曲げる際に少なくとも1つの曲げパラメータを制御するための制御装置が設けられる。この制御装置は、厚みおよび/または強度に関する情報に基づき、所定の基準に従って、少なくとも1つの曲げパラメータを少なくとも2つの曲げ工程の間で変更するために設けられる。
制御装置は、曲げられる平板製品の厚みおよび/または強度に応じて、少なくとも1つの曲げパラメータを制御する。したがって、厚みおよび/または強度が十分に異なる複数の平板製品が曲げ装置上で曲げられる場合、曲げパラメータは、2つの曲げ工程の間で、制御装置によって変更される。曲げパラメータが平板製品の厚みおよび/または強度に応じて制御装置によってどの程度変更されるかは、事前に設定された基準に基づき決定される。
同様に、さまざまな平板製品を曲げる際に、匹敵する荷重が実現される。したがって、曲げている間に実現される摩耗の程度の比較も可能である。このとき、それぞれの摩耗に基づき、摩耗性が比較可能な方法で判定される場合は、さまざまな平板製品の摩耗性はかなりの程度まで比較可能である。最後に、本方法に関連して既に説明されている各利点が実現される。本方法の説明は、何れも場合も基本的に装置の説明に移転可能であり、この逆の移転も可能である。
曲げ装置の第1の好適な構成においては、好ましくは曲げ楔の形態の、曲げ手段が複数設けられる。これら曲げ手段から、平板製品の厚みおよび/または強度に関する情報に基づき、所定の基準に従って、例えば適した曲げ楔半径を有する、適した曲げ手段を選択して曲げに使用することができる。これを簡略化するために、曲げ装置の使用者による手動介入が不要になるように、少なくとも2つの曲げ工程の間で、制御装置の命令に従って、何れの場合も曲げに使用される曲げ手段を、特に自動的に、切り替える曲げ手段交換装置を設けることができる。
曲げ手段交換装置は、複数の曲げ手段を支持するタレット頭部を備えることができる。タレット頭部によって、何れの場合も曲げに使用される曲げ手段を、少なくとも2つの曲げ工程の間で、切り替えることができる。タレット頭部の形態の構成は、所望の曲げ手段が有効になる、すなわち曲げのために使用可能になる、所望の位置までタレット頭部を回転させるだけで曲げ手段の簡単な切り替えを可能にする。
何れの場合も平板製品を曲げ手段の周りに特定の曲げ角度でかなり精密に曲げるために、何れの場合も曲げに使用される曲げ手段および/または曲げ用間隙を移動装置に対応付けることができる。移動装置は、少なくとも1つの曲げ手段を制御装置によって指定された最大突入深さまで確実に突入させる。ここで、曲げ用間隙は曲げ手段に対して移動される、および/または曲げ手段は曲げ用間隙に対して移動される、ことが好ましい。制御装置は、特に、曲げられる平板製品の厚みおよび/または強度に基づき、指定された基準に従って、突入深さも指定する。したがって、曲げ用間隙内へ曲げ手段の最大突入深さは、特に連続する2つの曲げ工程の間で、変化させることができる。
制御装置は、曲げられる平板製品の厚みおよび/または強度に関する情報を受信するための少なくとも1つのインタフェースと、この情報を処理するための1つの処理装置とを有することも適切である。次に、曲げられる平板製品と共に、平板製品の厚みおよび/または強度に関する情報も曲げ装置に提供することができる。これにより、制御装置、特に処理装置、は、対応する平板製品を曲げるための特定の命令に従って、少なくとも1つの曲げパラメータを選択できる。
ここで、制御装置は、連続する少なくとも2つの曲げ工程の間で、引張り強さに関する情報に基づき、所定の基準に従って、少なくとも1つの曲げパラメータを変更するべく設計されることが好ましい。
<例>
特定の平板製品を、この平板製品の厚みおよび引張り強さに関する情報に基づき、曲げるための曲げ角度および曲げ楔の半径を制御装置が指定するための基準を以下の表に一例として示す。
Figure 2017501412
以下においては、単一の実施形態を示す図面を用いて本発明をより詳細に説明する。
図面の内容は以下のとおりである。
粘着条片が設けられた被覆平板製品の上面図である。 本発明による曲げ装置および未だ曲げられていない状態の図1の平板製品の側面図である。 図2の曲げ装置および曲げられた状態の図2の平板製品の側面図である。 平坦化装置および図3の平板製品の側面図である。 粘着条片が設けられた図3の平板製品の平坦化後の上面図である。 本発明による方法の概略流れ図である。
図1は、摩耗性を調査する合金化溶融亜鉛めっき被覆鋼帯の形態の被覆平板製品1の上面図を示す。この調査のために、好ましくはプラスチック製の、特に透明プラスチック製の、粘着条片2の形態の粘着手段が平板製品1に貼り付けられる。粘着条片2が設けられた平板製品1は、図2に示された曲げ装置4の台座3に載置される。そこで、平板製品1は、ローラダイ5として公知のダイ上の開始位置に載置される。曲げられていない平板製品1の平面に平行に位置合わせされた2つの平行軸線7を中心に回転可能な2つのローラ6を有するローラダイ5の代わりに、平板製品1に曲げを生じさせるV字形スロットを有するVダイと称される別のダイを設けることもできる。互いに平行に配置された2つの支持体を有し、これら支持体の曲げ用間隙に隣接する部分が丸みを帯びたダイ、または固定された、すなわち回転不能な、複数のローラを有するダイ、の使用も可能である。この程度まで好適な、図示のローラダイ5は、直径50mmのローラ6を2つ備える。ただし、他のローラ直径の使用も基本的に可能である。2つのローラ6は、その間に曲げ用間隙8を形成する。図2の曲げられていない初期状態の平板製品1の平面に平行な間隙8の最小幅は、曲げ用間隙8の最も狭い点において6mmである。この曲げ用間隙は、可変にすることも基本的に可能である。このために、少なくとも1つのローラをばねマウントにすることによって、ローラ、特に対応する少なくとも1つのばね、に加えられる力が大きいほど曲げ用間隙が広がるようにすることもできる。少なくとも1つのばねマウント式ローラに加わる力が或る量を超えた場合に曲げ用間隙が広がるようにすることもできる。
曲げられていない平板製品1の上方に4つの曲げ楔11、12、13、14を有するタレット頭部10の形態の曲げ手段交換装置9が設けられる。タレット頭部10は、所望の曲げ楔11、12、13、14によって平板製品1を曲げることができるように、曲げられていない平板製品1の平面に平行な軸線15を中心に同様に回転可能である。このためには、タレット頭部10を対応する位置まで回転させるだけでよい。タレット頭部10の回転先位置は、制御装置16によって指定される。曲げられる平板製品1の厚みおよび強度、特に引張り強さ、に関する情報がインタフェース(図示せず)を介して制御装置16に伝達され、処理装置(同じく図示せず)によって処理される。この情報に基づき、制御装置16は、所望の曲げ楔半径を有する曲げ楔11によって平板製品1が曲げられるように、タレット頭部10の回転を制御する。曲げ楔の半径の選択基準は、予め設定されている。これらの基準は、メモリユニットに記憶されていることが好ましい。平板製品1の厚みと強度の特定の組み合わせのために、平板製品1を曲げるために用いられる曲げ楔の半径および曲げ角度αを経験的に事前に決定しておくことが好ましい。これらは、他の厚みおよび強度を有する複数の平板製品1の曲げと摩耗の発生の点において比較可能である。
4つの曲げ楔11、12、13、14を有するタレット頭部10は移動装置17に固着される。移動装置17は、平板製品1の方向に向いた曲げ楔11を曲げ用間隙8内まで移動できるように、設計される。曲げ楔11が曲げ用間隙8内に移動される程度は、制御装置16によって制御される。ここで、制御装置16は、曲げられる平板製品1の厚みと強度に関する情報に基づき、曲げ楔11を曲げ用間隙8内にどの程度移動させるかを決定する。ここで、曲げ楔11が曲げ用間隙8内に深く入り込むほど、曲げ角度αがより小さくなる、すなわち、曲げ合わされる平板製品1の面18、19の間の角度が小さくなる。ここで、所与のダイの曲げ角度αは、曲げ楔の突入深さと称される距離に基本的に直接相関する。突入深さを図3に示す。ここで、突入深さE1は約100°の曲げ角度αに相当し、突入深さE2は約90°の曲げ角度αに相当する。ここで、突入深さは、曲げられていない平板製品1の表面と、曲げ楔11、12、13、14のそれぞれの曲げ工程中の最大挿入位置における曲げ楔11、12、13、14の下面との間の距離によって与えられる。
曲げた後、曲げられた平板製品1は曲げ装置4から取り出され、図4による平坦化装置20において、平らな下面22を有するスタンプ21と平らな支持体23との間で平坦化される。ここで、平板製品1は逆に曲げられ、平板製品1は平らな形態に戻る。これにより、図5による平板製品1が得られる。この平板製品1は、折り曲げ線24を中心に粘着条片2に沿って曲げられたことによって、粘着条片2に沿って摩耗25が引き起こされている。摩耗25は、粘着条片2の長手方向に帯状に存在し、粘着条片2に付着している。したがって、摩耗25を粘着条片2と一緒に平板製品1から取り外し、その後に分析することによって、摩耗性を示すことができる。したがって、摩耗性は、黒色化の度合いとして表されることも、摩耗の帯25のグレースケールとして公知の程度として表されることもできる。ただし、代わりに、摩耗の帯25の幅を求め、この幅を摩耗性を表すために用いることもできる。基本的に、曲げている間に発生する摩耗25が大きいほど、この帯がより広く、より黒くなる。粘着条片2を摩耗25と共に評価する方法および摩耗性の判定は、粘着条片曲げ試験として公知の、またはV曲げ試験としても公知の、試験に関して従来技術に記載されているように実施可能である。
図6は、上記種類の方法のシーケンスの概略表現である。上記の方法、およびこの程度まで好適な方法、によると、初めに粘着条片を、好ましくは合金化溶融亜鉛めっき被覆薄鋼板の形態の、被覆された平板製品に取り付ける。好ましくは次に、この平板製品を曲げ装置のダイ上の台座に載置する。更に、平板製品の厚みおよび強度が曲げ装置の制御装置に送られる。平板製品の厚みおよび強度に関する情報に基づき、曲げ楔の半径と突入深さとが曲げ工程のために選択されて設定される。次に、平板製品は、曲げ楔によって曲げられる。曲げ楔は、平板製品と共に、曲げ用間隙内に所定の距離だけ突入する。次に、平板製品は曲げ装置から取り出され、平坦化装置において再度加圧されて平らにされる、すなわち曲げ戻される。あるいは、平坦化装置を曲げ装置に組み込むこともできる。これが特に可能であるのは、タレット頭部10が、複数の曲げ楔に加え、平坦化表面を有する平坦化スタンプも備え、曲げられた平板製品を平らにするために、平坦化スタンプを平板製品の平坦化用ダイと連動させるために、タレット頭部10が平坦化スタンプを所定位置に回転させることができる場合である。次に、粘着条片は、曲げている間に発生した摩耗と共に、好ましくは平板製品から取り外され、この粘着条片に基づき、対応する平板製品の摩耗性が判定される。
平板製品のための上記の方法ステップは、厚みおよび/または強度の点で異なるさまざまな平板製品のために次々に実施される。同様に判定された摩耗性は、それぞれの違いにも拘らず、かなりの程度まで互いに比較可能である。

Claims (15)

  1. 被覆された複数の平板製品(1)、好ましくは金属平板製品、特に鋼板材、例えば合金化溶融亜鉛めっき鋼板材など、の摩耗性を判定するための方法であって、
    曲げられるそれぞれの前記平板製品(1)の厚みおよび/または強度に関する情報に基づき、設定された基準に従って、前記それぞれの平板製品(1)を曲げ装置(4)によって曲げるための少なくとも1つの曲げパラメータが選択され、
    前記それぞれの平板製品(1)は、何れの場合も、前記選択された曲げパラメータに従って前記曲げ装置(4)において曲げられて摩耗(25)を発生させ、
    前記それぞれの平板製品(1)の前記摩耗(25)に基づき、前記摩耗性が所定の方法で分析される、方法。
  2. 曲げられる前記それぞれの平板製品(1)の引張り強さに関する情報に基づき、設定された基準に従って、前記それぞれの平板製品(1)を曲げ装置(4)によって曲げるための少なくとも1つの曲げパラメータが選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記摩耗性は、前記それぞれの平板製品(1)の前記摩耗(25)に基づき、少なくともほぼ同じ方法で分析される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記曲げ装置(4)において前記それぞれの平板製品(1)を曲げるための曲げ角度(α)および/または曲げ楔の半径の形態で、少なくとも1つの曲げパラメータが選択される、請求項1〜3の何れか一項に記載の方法。
  5. 何れの場合も前記選択された曲げ楔の半径に応じて前記それぞれの平板製品(1)を曲げる前に、対応する曲げ手段、特に適切な曲げ楔(11、12、13、14)、が選択され、前記それぞれの平板製品(1)が何れの場合も前記選択された曲げ楔(11、12、13、14)によって曲げられる、請求項4に記載の方法。
  6. 何れの場合も前記選択された曲げ角度(α)に応じて前記それぞれの平板製品(1)を曲げる前に、曲げ用間隙(8)内への曲げ手段、好ましくは曲げ楔(11、12、13、14)、の突入深さ(E1、E2)が選択される、請求項4または5に記載の方法。
  7. 未だ曲げられていない前記平板製品(1)との接点から前記曲げ用間隙(8)内の最終位置までの前記曲げ手段の曲げ工程中の移動距離を前記突入深さ(E1、E2)として取ることができる、請求項6に記載の方法。
  8. 曲げられる前記それぞれの平板製品(1)の前記厚みおよび/または前記強度に関する情報が前記曲げ装置(4)に送られる、請求項1〜7の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記摩耗(25)の少なくとも一部を受け止めるために粘着手段、好ましくは粘着条片(2)が、前記平板製品を曲げる前、曲げている間、または曲げた後に、前記それぞれの平板製品(1)に貼り付けられ、前記粘着手段は、それぞれの前記粘着手段に付着した前記摩耗(25)の部分と共に、前記それぞれの平板製品(1)から取り外され、前記それぞれの粘着手段に付着した前記摩耗(25)の前記部分は、前記それぞれの平板製品の摩耗性を判定するために分析される、請求項1〜8の何れか一項に記載の方法。
  10. 被覆された複数の平板製品(1)、好ましくは金属平板製品、特に鋼板材、例えば合金化溶融亜鉛めっき鋼板材など、の摩耗性を判定するために、好ましくは請求項1〜9の何れか一項により、前記複数の平板製品(1)を曲げるための曲げ装置(4)であって、
    前記曲げられた平板製品(1)を部分的に受け入れるための曲げ用間隙(8)と、前記平板製品(1)を少なくとも部分的に前記曲げ用間隙(8)内に曲げ入る少なくとも1つの曲げ手段とが設けられた、曲げ装置(4)において、
    前記少なくとも1つの平板製品(1)を曲げる際に少なくとも1つの曲げパラメータを制御するための制御装置(16)が設けられることと、
    前記制御装置(16)は、前記厚みおよび/または前記強度に関する情報に基づき、所定の基準に従って、前記少なくとも1つの曲げパラメータを少なくとも2つの曲げ工程の間で変更するために設けられることと、を特徴とする曲げ装置(4)。
  11. 複数の曲げ手段、好ましくは複数の曲げ楔(11、12、13、14)、が設けられることと、前記制御装置(16)の複数の命令に従って、曲げに使用される前記複数の曲げ手段を少なくとも2つの曲げ工程の間で切り替えるための曲げ手段交換装置(9)が設けられることと、を特徴とする、請求項10に記載の曲げ装置。
  12. 複数の曲げ手段を支持するタレット頭部(10)が設けられることと、曲げに使用される前記複数の曲げ手段を、少なくとも2つの曲げ工程の間で、好ましくはとりわけ、前記タレット頭部(10)の回転によって、切り替えることができることと、を特徴とする、請求項11に記載の曲げ装置。
  13. 前記制御装置(16)によって指定された前記曲げ用間隙(8)内への最大突入深さ(E1、E2)まで前記少なくとも1つの曲げ手段を突入させるために、曲げに使用される前記曲げ手段および/または前記曲げ用間隙(8)は移動装置(17)に対応付けられることと、前記移動装置(17)によって引き起こされる前記曲げ手段の前記最大突入深さ(E1、E2)を、いくつかの命令に従って前記制御装置(16)によって、少なくとも2つの曲げ工程の間で変更可能であることと、を特徴とする、請求項10〜12の何れか一項に記載の曲げ装置。
  14. 前記制御装置(16)は、曲げられる前記複数の平板製品(1)の前記厚みおよび/または前記強度に関する前記情報を受信するための少なくとも1つのインタフェースと前記情報を処理するための1つの処理装置とを有する、ことを特徴とする、請求項10〜13の何れか一項に記載の曲げ装置。
  15. 前記制御装置(16)は、前記引張り強さに関する情報に基づき、所定の基準に従って、前記少なくとも1つの曲げパラメータを少なくとも2つの曲げ工程の間で変更するために設けられる、ことを特徴とする、請求項10〜14の何れか一項に記載の曲げ装置。
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