JP2017500679A - メディアリソースフィードバック方法、装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

メディアリソースフィードバック方法、装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は、メディアリソースフィードバック方法、装置、プログラム及び記録媒体に関し、ネットワーク通信技術分野に属する。前記方法は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会し、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックする。本発明は、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク通信技術分野に関し、特に、メディアリソースフィードバック方法及び装置に関する。
電子機器機能の増加に伴って、ユーザの電子機器に対する使用頻度も大幅に高くなっている。ホームネットワークでは、ユーザは、随時に、所持した電子機器を用いてエクストラネットのメディアリソース、例えば、音楽、ビデオなどを取得することができる。
電子機器を用いてメディアリソースを取得する際、電子機器が先ずアクセスメディアリソースのアクセスアドレスをルータへ送信し、ルータが当該アクセスアドレスを対応するサーバへ転送し、サーバが当該アクセスアドレスに基づいて、対応するメディアリソースをルータへフィードバックし、ルータが当該メディアリソースを当該電子機器へ転送する。
出願人は、本発明を実現させる過程において、関連技術には少なくとも以下の欠陥があることを見出した。すなわち、ルータが同じアクセスアドレスを繰り返して受信した場合、これらの同じアクセスアドレスをエクストラネットのサーバへ転送し、エクストラネットのサーバが同じメディアリソースをフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまう。
ルータが同じアクセスアドレスを繰り返して受信した場合、アクセスアドレスをエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決するために、本発明は、メディアリソースフィードバック方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、メディアリソースフィードバック方法を提供する。前記方法は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信するステップと、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップと、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするステップと、を含む。
好ましくは、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップを含み、または、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するステップと、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップと、を含む。
好ましくは、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップの前に、前記メディアリソースの種類を特定するステップをさらに含み、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、前記種類に対応する記憶空間において、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップを含む。
好ましくは、前記方法は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていなければ、前記データ標識情報を前記メディアリソースに対応するサーバへ転送するステップと、前記サーバによりフィードバックされた前記メディアリソースを受信し、前記サーバから受信された前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするステップと、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップと、をさらに含み、前記データ標識情報は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースを前記ルータへフィードバックするように前記サーバをトリガするために用いられる。
好ましくは、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップは、前記メディアリソースのデータ標識情報を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するステップを含み、または、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて前記データ標識情報を処理し、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するステップと、前記文字列を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するステップと、を含む。
好ましくは、前記メディアリソースを記憶するステップは、前記メディアリソースの種類を特定するステップと、前記メディアリソースを前記種類に対応する記憶空間に記憶するステップと、を含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、メディアリソースフィードバック装置を提供する。前記装置は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信するように構成される要求受信モジュールと、前記要求受信モジュールによって受信された前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成されるリソース照会モジュールと、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていることを前記リソース照会モジュールが照会していれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される第1のフィードバックモジュールと、を備える。
好ましくは、前記リソース照会モジュールは、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成される第1の照会サブモジュールを備え、または、前記リソース照会モジュールは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される第1の処理サブモジュールと、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成される第2の照会サブモジュールと、を備える。
好ましくは、前記装置は、前記メディアリソースの種類を特定するように構成される特定モジュールをさらに備え、前記リソース照会モジュールは、さらに、前記特定モジュールによって特定された前記種類に対応する記憶空間において、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会するように構成される。
好ましくは、前記装置は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていないことを前記リソース照会モジュールが照会していれば、前記データ標識情報を前記メディアリソースに対応するサーバへ転送するように構成されるリソース転送モジュールと、前記サーバによりフィードバックされた前記メディアリソースを受信し、前記サーバから受信された前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される第2のフィードバックモジュールと、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するように構成されるリソース記憶モジュールと、をさらに備え、前記データ標識情報は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースを前記ルータへフィードバックするように前記サーバをトリガするために用いられる。
好ましくは、前記リソース記憶モジュールは、前記メディアリソースのデータ標識情報を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するように構成される第1の記憶サブモジュールを備え、または、前記リソース記憶モジュールは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて前記データ標識情報を処理し、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される第2の処理サブモジュールを備え、前記第1の記憶サブモジュールは、さらに、前記文字列を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するように構成される。
好ましくは、前記第1の記憶サブモジュールは、前記メディアリソースの種類を特定するように構成される特定サブモジュールと、前記メディアリソースを前記種類に対応する記憶空間に記憶するように構成される第2の記憶サブモジュールと、を備える。
本発明の実施例の第3の態様によれば、メディアリソースフィードバック装置を提供する。前記装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、前記プロセッサは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会し、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される。
本発明の実施例で提供される技術案は、下記の格別な効果を含むことができる。端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書の文字記載とともに本開示の仕組みを解釈するために用いられる。
一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。 別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。 別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係るメディアリソースをフィードバックする装置を示すブロック図である。
以下、例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一符号は、同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。即ち、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。当該メディアリソースフィードバック方法は、ルータに用いられ、図1に示すように、以下のステップを含む。
ステップ101では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信する。
メディアリソースは、ネットワークにおける各種のリソース、例えば、音楽リソース、ビデオリソースまたは画像リソースなどであっても良い。
ステップ102では、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会する。
ステップ103では、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックする。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法では、ルータでは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
図2は、別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。当該メディアリソースフィードバック方法は、ルータに用いられ、図2に示すように、当該メディアリソースフィードバック方法は、以下のステップを含む。
ステップ201では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信する。
メディアリソースは、ネットワークにおける各種のリソース、例えば、音楽リソース、ビデオリソースまたは画像リソースなどであっても良い。
当該アクセス要求は、一般的にはデータ標識情報が携帯されており、ここで言うデータ標識情報は、アクセスアドレスまたはサーバでのメディアリソースの標識であっても良い。
良く見られているデータ標識情報は一般的には、アクセスアドレスであり、当該アクセスアドレスは一般的には、メディアリソースを提供するネットワークアドレスであり、すなわち、統一リソース識別子URL(英文:Uniform Resource Locator)であり、アクセスアドレスは一般的には、ネットワークでの対応するメディアリソースの記憶位置を標識するためのものである。
当該アクセス要求は、ルータへ送信されるとき、端末が開放型システム相互接続(英文:Open System Interconnection; OSIと略称する)七層プロトコルによって層別にパッケージ化して成されたものであり、ルータが受信した当該アクセス要求は一般的には、当該データ標識情報がパッケージ化されているアクセス要求であり、当該アクセス要求は、1つのデータパケットと理解されても良い。
ルータは、当該データ標識情報がパッケージ化されているデータパケットを取得した後、OSI七層プロトコル層によって当該データパケットをデカプセル化して、パケット内のデータ標識情報を取得する。
好ましくは、ルータは、端末から送信された、データ標識情報がパッケージ化されているデータパケットを受信したときに、当該データパケットを傍受することができる。
ここでは、Netfilterフレームワークを用いてデータパケットを傍受しても良く、インターネットプロトコルバージョン4(英文:Internet Protocol version 4;IPv4と略称する)には5つのフック関数を定義しており、データパケットがこれらキー位置を経過したとき、対応するフック関数が呼び出される。当該データパケットがインターネットプロトコル(英文:Internet Protocol;IPと略称する)によって校正された後、1番目のフック関数NF_IP_PRE_ROUTINGに到達して処理され、当該フック関数は、当該データパケットをエクストラネットサーバへ転送するか、それとも本ルータへ送信するかを特定するためのものである。当該データパケットを解析する必要があるため、フック関数NF_IP_PRE_ROUTINGが、全てのデータパケットを本ルータの上位層プロトコルへ転送して解析するように設けられても良く、解析結果に応じて、データパケットを転送するか否かを特定する。ルータの上位層プロトコルへ転送されたデータパケットを、ルータ内のOSIプロトコルによってデカプセル化して、この前に端末から送信されたメディアリソースのデータ標識情報に還元させる。
すなわち、ルータは、端末から送信されたアクセス要求に対応するデータパケットを受信した後、当該データパケットを上位層プロトコルへ転送してデカプセル化させ、中のデータ標識情報を取得するのであるが、デフォルトされた、当該データパケットを対応するエクストラネットサーバへ転送するのではない。
ステップ202では、当該アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会する。
好ましくは、ルータには、比較的に多くのメディアリソースを記憶することができるため、メディアリソースを便利に照会するために、メディアリソースの種類に応じて、これらメディアリソースを種類別に記憶しても良い。このとき、ルータは、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップの前に、メディアリソースの種類を特定するステップを含んでも良い。対応的に、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かをルータが照会するステップは、種類に対応する記憶空間において、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップを含んでも良い。
すなわち、ルータの照会效率を向上させるために、ルータは、記憶されるメディアリソースを種類別に管理し、同一種類のメディアリソースを同一ディレクトリに記憶しても良い。対応的に、ルータにおけるメディアリソースを照会するとき、先ず、メディアリソースの種類を特定し、さらに、該当するメディアリソース種類に対応する記憶空間において、データ標識情報に対応するメディアリソースが記憶されているか否かを照会する。
好ましくは、データ標識情報に基づいてメディアリソースの種類を照会するとき、メディアリソースに対応するデータ標識情報(例えば、アクセスアドレス)のサフィックスに応じて、メディアリソースの種類を特定しても良い。メディアリソースのアクセスアドレスがhttp://www.xxx.com/music/123.mp3であることを例とすると、要求するのが123.mp3という名称のファイルであることが分かり、サフィックスmp3によれば、要求するのが音楽ファイルであることが分かる。ルータは、メディアリソースの種類を特定した後、当該音楽種類に対応する記憶空間では、名称がデータ標識情報と同じメディアリソースが記憶されているか否かを照会する。
好ましくは、ルータが、要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップは、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップを含んでも良い。
異なるメディアリソースが同じ名称を有して、メディアリソースを間違ってフィードバックする課題を回避するために、ルータはメディアリソースを記憶するとき、メディアリソースの名称をメディアリソースのデータ標識情報で置換してメディアリソースを記憶しても良い、すなわち、データ標識情報をインデックスとしてこれらのメディアリソースを記憶しても良い。したがって、ルータは、名称がデータ標識情報であるメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会しても良い。
例えば、データ標識情報がアクセスアドレスである場合、ルータは、対応するメディアリソースの名称を当該アクセスアドレスで置換して当該メディアリソースを記憶しても良く、それから、名称が当該アクセスアドレスであるメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会しても良い。
好ましくは、ルータは、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するとき、ルータの記憶空間において、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを直接に照会しても良く、ルータにおける、メディアリソース種類に対応する記憶空間において、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会しても良い。
よく見られているように、データ標識情報が一般的にはアクセスアドレスであるため、メディアリソースのアクセスアドレスがとても長く、大量のメディアリソースはメディアリソースのアクセスアドレスを名称としてルータに記憶される場合、大量の記憶空間を占用し、かつ、アクセスアドレスに基づいて整合するとき、整合複雑度も高く、整合時間も長くなる。よって、メディアリソースの記憶空間及びメディアリソースを照会するときの整合複雑度及び照会時間をできるだけ低減するために、ルータは、メディアリソースのデータ標識情報を処理しても良い、すなわち、処理後のメディアリソースの名称の文字をデータ標識情報の文字よりも少なくしても良い。
メディアリソースのデータ標識情報を処理するとき、所定の処理規則によってメディアリソースのデータ標識情報を処理して、文字がデータ標識情報よりも少ない文字列を取得しても良い。一般的には、所定の処理規則に基づいてデータ標識情報の文字を処理して取得した文字列は、データ標識情報に唯一に対応するものである。ここで言う所定の処理規則は、ハッシュアルゴリズム、または、他の類似する、データ標識情報の文字を短縮できるアルゴリズムであっても良い。
例を挙げると、あるメディアリソースのデータ標識情報(例えば、アクセスアドレス)がhttp://www.xxx.com/music/123.mp3であり、文字数が32ビットであり、当該メディアリソースのアクセスアドレスをハッシュ演算し、得られた演算結果はADF2JLSD2JL093JSDLADであり、文字が20ビットであり、ハッシュ演算して得られた文字列の文字数は、データ標識情報の文字数よりも少ない。
所定の処理規則によりデータ標識情報を処理して文字列を取得した後、当該文字列を名称として当該データ標識情報に対応するメディアリソースを記憶しても良い。対応的に、ルータが、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップは、以下のステップを含んでも良い。
第1、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得する。
第2、文字列と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会する。
同様に、ルータの照会效率を向上するために、ルータに記憶されているメディアリソースを種類別に管理し、同一種類のメディアリソースをルータ記憶空間の同一ディレクトリに記憶しても良い。ルータにおけるメディアリソースの照会については、先ず、メディアリソースの種類を特定し、さらに、該当するメディアリソース種類に対応する記憶空間において、取得された文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会する。
すなわち、ルータは、当該文字列と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するとき、ルータの記憶空間において、当該文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを直接に照会しても良く、ルータにおける、メディアリソース種類に対応する記憶空間において、当該文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会しても良い。
例を挙げると、表1を参照し、それは、ルータがメディアリソースを種類別に記憶して生成した表であり、表1に示すように、ルータは、メディアリソースを音楽、ビデオ及び画像に分類する。各メディアリソース種類ディレクトリには、当該メディアリソース種類に従属している、名称をインデックスとするメディアリソースが記憶されている。すなわち、メディアリソースを記憶するとき、メディアリソース種類を一級のインデックスとし、メディアリソースの名称を二級のインデックスとして記憶する。
対応的に、メディアリソースを照会するとき、先ず、一級のインデックスで照会し、対応する種類が照会されており、それから、当該種類に対応する記憶空間では、二級のインデックスでメディアリソースを照会し、指定名称を有するメディアリソースが照会された。例えば、依然として表1を参照すると、種類が音楽であって処理後の名称が「ADF01JFSD4R」であるメディアリソースを照会するとき、先ず、メディアリソースの種類「音楽」を特定し、それから、音楽に対応する記憶空間において、名称が「ADF01JFSD4R」であるメディアリソースを照会する。
ステップ203では、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、ルータに記憶されている当該メディアリソースを端末へフィードバックする。
同じアクセス要求をエクストラネットのサーバへ繰り返して転送して、エクストラネットのサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックし、さらに、ネットワークトラフィック量を増やして、ルータの応答速度を低減してしまうため、ルータは、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていることを照会した後、直接にメディアリソースを端末へフィードバックし、かつ、当該データ標識情報に対応するデータパケットを廃棄しても良い、すなわち、データ標識情報がパッケージ化されたデータパケットをエクストラネットのサーバへ転送しなくても良く、これによって、ルータの応答速度を向上させるとともに、ユーザの体験をも向上させる。
ステップ204では、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていなければ、メディアリソースをルータへフィードバックするようサーバをトリガするためのデータ標識情報を、メディアリソースに対応するサーバへ転送し、サーバがフィードバックしたメディアリソースを受信し、サーバから受信されたメディアリソースを端末へフィードバックし、データ標識情報に基づいて当該メディアリソースを記憶する。
ステップ202においてデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていないことを照会していれば、ルータは、メディアリソースのデータ標識情報をOSI七層プロトコルによって層別にパッケージ化してデータパケットを形成し、かつ、当該メディアリソースデータ標識情報がパッケージ化されているデータパケットを、データ標識情報に対応するサーバへ転送する必要があり、サーバは、データパケットを受信し、データパケットをOSI七層プロトコル層によってデカプセル化して、パケット内のデータ標識情報を取得し、サーバでの対応するメディアリソースを照会し、メディアリソースをルータへフィードバックする。ルータは、サーバがフィードバックしたメディアリソースを所定の規則に基づいて記憶する。なお、ルータがサーバへ送信した、データ標識情報がパッケージ化されているデータパケットは、メディアリソースをルータへフィードバックするようサーバをトリガする機能を有する。
好ましくは、ルータがデータ標識情報に基づいてメディアリソースを記憶するステップは、メディアリソースのデータ標識情報をメディアリソースの名称として、当該メディアリソースを記憶するステップを含んでも良い。
異なるメディアリソースが同じ名称を有して、メディアリソースを間違ってフィードバックする課題を回避するために、ルータはメディアリソースを記憶するとき、メディアリソースの名称をメディアリソースのデータ標識情報で置換してメディアリソースを記憶しても良い、すなわち、データ標識情報をインデックスとしてこれらメディアリソースを記憶しても良い。したがって、ルータはメディアリソースを記憶するとき、当該メディアリソースに対応するデータ標識情報を直接に当該メディアリソースの名称として記憶しても良い。
好ましくは、ルータがデータ標識情報に基づいてメディアリソースを記憶するステップは、下記のステップを含んでも良い。
1)処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいてデータ標識情報を処理し、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得する。
2)当該文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶する。
同様に、通常のデータ標識情報がアクセスアドレスであるため、メディアリソースのアクセスアドレスがとても長く、大量のメディアリソースはメディアリソースのデータ標識情報を名称としてルータに記憶される場合、大量の記憶空間を占用し、かつ、データ標識情報に基づいて整合するとき、整合複雑度も高く、整合時間も長くなる。よって、メディアリソースの記憶空間及びメディアリソースを照会するときの整合複雑度及び照会時間をできるだけ低減するために、ルータは、メディアリソースのデータ標識情報を処理しても良い、すなわち、処理後のメディアリソースの名称の文字をデータ標識情報の文字よりも少なくしても良い。
メディアリソースのデータ標識情報を処理するとき、所定の処理規則によってメディアリソースのアクセスアドレスを処理して、文字がデータ標識情報よりも少ない文字列を取得しても良い。一般的には、所定の処理規則に基づいてデータ標識情報の文字を処理して取得した文字列は、データ標識情報に唯一に対応するものである。ここで言う所定の処理規則は、ステップ202に対する説明と同じであるため、ここでは再び述べない。
これから分かるように、ルータは、サーバから取得したメディアリソースを記憶するとき、当該メディアリソースのデータ標識情報に対して所定の処理演算を施して対応する文字列を取得し、かつ、当該文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースをルータに記憶しても良い。
同様に、ルータが後続でメディアリソースを照会する速度を向上させるために、メディアリソースを種類別に記憶し、同一種類のメディアリソースをルータ記憶空間の同一ディレクトリに記憶しても良い。したがって、ルータがメディアリソースを記憶するステップは、以下のステップを含んでも良い。
1)メディアリソースの種類を特定する。
2)メディアリソースを当該種類に対応する記憶空間に記憶する。
ルータは、先ず、メディアリソースの種類を特定しても良く、メディアリソース種類を特定する方法は、ステップ202と同じであるため、ここでは再び述べない。その後、ルータは、メディアリソースのアクセスアドレスに対して所定の処理、演算を施して対応する文字列を取得し、文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを当該種類に対応する記憶空間に記憶する。
これから分かるように、ルータは、メディアリソースを記憶するとき、データ標識情報を直接にメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶しても良く、所定の処理規則に基づいてデータ標識を処理し、処理後の文字列を取得し、当該文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶しても良い。メディアリソースを記憶するとき、直接に記憶しても良く、先ず、メディアリソースの種類を取得し、それから、メディアリソースを当該種類に対応する記憶空間に記憶しても良い。
以下、pc(personal computer、パーソナルコンピュータ)ブラウザがオンラインで音楽をプレーすることを例として、本方法の過程を具体的に紹介する。
1.当該例示は主として、pcデバイス、ルータ(router)及びパブリックネットワークにあるwebサーバ(web server)という3つの物理実体デバイスに係る。
ここでのpcデバイスは、1つまたは複数であっても良く、webサーバも、1つまたは複数であっても良い。
ここでのpcデバイスは、さらに、タブレットコンピュータ、携帯電話、マルチメディアプレイヤーなどのクライアントで置換されても良い。
2.pcは、1つの音楽ファイルを要求し、当該要求には、当該音楽ファイルのアクセスアドレスが携帯されており、例えば、当該音楽ファイルのアクセスアドレスがhttp://www.xxx.com/music/123.mp3であり、この要求は、pcにおいてOSI7層モデル層プロトコルによってパッケージ化されて1つのデータパケットを形成する。
好ましくは、ここの音楽ファイルは、ビデオファイル、画像ファイルなどで置換されても良い。
3.当該データパケットがルータのコアを経過したとき、傍受され、ルータは当該データパケットを傍受した後、当該データパケットを解析する。(具体的な傍受技術は、Netfilterフレームワークを用いても良い。簡単に言えば、データパケットがルータにおける1番目のHOOK関数NF_IP_PRE_ROUTINGによって処理された後、ルーティングコードに入り、ルーティングコードは、当該データパケットを転送するか、それとも自機へ送信するかを決定する必要がある。好ましくは、ルーティングコードをユーザ定義しても良く、ユーザ定義したルーティングコードは、受信された全てのデータを自機へ送信し、自機はこれらのデータパケットを解析し、その中のデータ標識情報を取得し、かつ、当該データ標識情報に基づいて、対応するメディアリソースがルータに存在しているか否かを照会する。)
4.データパケットを解析した後、要求に含まれるアクセスアドレスURLが「http://www.xxx.com/music/123.mp3」であることが得られ、このとき、ルータは、当該アクセスアドレスのサフィックスに基づいて、これが音楽ファイルであると判断でき、それから、ルータのハードディスクでは、http://www.xxx.com/music/123.mp3に対応するファイルがあるか否かを照会し(例えば、ハッシュ関数によって当該アクセスアドレスhttp://www.xxx.com/music/123.mp3をハッシュし、ハッシュした文字列「ADF2JLSD2JL093JSDLAD」が得られ、名称がADF2JLSD2JL093JSDLADのファイルがあるか否かを照会しても良い)、このファイルがあれば、当該ファイルをpcに返信し、データパケットをパブリックネットワークへ転送しない。このファイルがなければ、ルータは、データパケットをパブリックネットワークのwebサーバへ転送し、webサーバは、音楽ファイルをルータに返信し、ルータは、当該音楽をローカルにキャッシュし、記憶時の具体的なネームが当該アクセスアドレスをハッシュしたネームであり、最後に、ファイルをpcに返信する。
以上により、任意のクライアントでの任意のアプリケーションについては、要求するのがステップ3での音楽であれば、ルータは当該音楽がキャッシュされている場合、直接にクライアントに返信し、パブリックネットワークを要求する必要がなく、これによって、ルータはパブリックネットワークに接続されていなくても、クライアントがオンラインで音楽を聴くことを確保でき、プライベートホーム音楽クラウドセンターとなる。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法では、ルータでは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法では、メディアリソースの種類を特定し、種類に対応する記憶空間では、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会し、または、データ標識情報を処理して得られた文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会することにより、照会時間を少なくし、照会効率を向上させることができる。
図3は、一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。当該メディアリソースフィードバック装置は、ルータに用いられ、図3に示すように、当該メディアリソースフィードバック装置は、要求受信モジュール302と、リソース照会モジュール304と、第1のフィードバックモジュール306と、を備える。
当該要求受信モジュール302は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信するように構成される。
当該リソース照会モジュール304は、要求受信モジュール302から受信されたアクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
当該第1のフィードバックモジュール306は、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていることをリソース照会モジュール304が照会していれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック装置では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
図4は、別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。当該メディアリソースフィードバック装置は、ルータに用いられ、図4に示すように、当該メディアリソースフィードバック装置は、要求受信モジュール402と、リソース照会モジュール404と、第1のフィードバックモジュール406と、を備える。
当該要求受信モジュール402は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信するように構成される。
当該リソース照会モジュール404は、要求受信モジュール402から受信されたアクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
当該第1のフィードバックモジュール406は、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていることをリソース照会モジュール404が照会していれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
好ましくは、リソース照会モジュール404は、第1の照会サブモジュール404aを備える。
第1の照会サブモジュール404aは、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
または、リソース照会モジュール404は、第1の処理サブモジュール404bと、第2の照会サブモジュール404cと、を備える。
第1の処理サブモジュール404bは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される。
第2の照会サブモジュール404cは、文字列と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
好ましくは、当該メディアリソースフィードバック装置は、特定モジュール407をさらに備える。
特定モジュール407は、メディアリソースの種類を特定するように構成される。
リソース照会モジュール404は、さらに、特定モジュール407が特定した種類に対応する記憶空間において、文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会するように構成される。
好ましくは、当該メディアリソースフィードバック装置は、リソース転送モジュール408と、第2のフィードバックモジュール410と、リソース記憶モジュール412と、をさらに備える。
リソース転送モジュール408は、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていないことをリソース照会モジュール404が照会していれば、データ標識情報をメディアリソースに対応するサーバへ転送するように構成され、当該データ標識情報は、データ標識情報に対応するメディアリソースをルータへフィードバックするようにサーバをトリガするために用いられる。
第2のフィードバックモジュール410は、サーバによってフィードバックされたメディアリソースを受信し、サーバから受信されたメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
リソース記憶モジュール412は、データ標識情報に基づいてメディアリソースを記憶するように構成される。
好ましくは、リソース記憶モジュール412は、第1の記憶サブモジュール412aを備える。
第1の記憶サブモジュール412aは、メディアリソースのデータ標識情報をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶するように構成される。
または、リソース記憶モジュール412は、第2の処理サブモジュール412bを備える。
第2の処理サブモジュール412bは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいてデータ標識情報を処理し、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される。
第1の記憶サブモジュール412aは、さらに、文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶するように構成される。
好ましくは、第1の記憶サブモジュール412aは、特定サブモジュール412a1と、第2の記憶サブモジュール412a2と、を備える。
特定サブモジュール412a1は、メディアリソースの種類を特定するように構成される。
第2の記憶サブモジュール412a2は、メディアリソースを種類に対応する記憶空間に記憶するように構成される。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック装置では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
本発明で提供されるメディアリソースフィードバック装置では、メディアリソースの種類を特定し、種類に対応する記憶空間において、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会し、または、データ標識情報を処理して得られた文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会することにより、照会時間を少なくし、照会効率を向上させることができる。
前記実施例に係る装置における各モジュールが操作を実行する具体的な形態は、当該方法に関する実施例において詳細に記述されており、ここでは詳しく説明しない。
本発明の一例示的な実施例は、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法を実現可能なメディアリソースフィードバック装置を提供する。当該メディアリソースフィードバック装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、プロセッサは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
図5は、一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック用装置を示すブロック図である。例えば、装置500はサーバとして提供されてもよい。図5を参照すると、装置500は、1つまたは複数のプロセッサがさらに含まれた処理ユニット522と、処理ユニット522により実行可能な指令、例えばアプリケーションプログラムを記憶するメモリ532に代表されるメモリリソースとを含む。メモリ532に記憶されたアプリケーションプログラムは、1つ以上のそれぞれが一組の指令に対応するモジュールを含んでもよい。また、前記メディアリソースフィードバック方法を実行するために、処理ユニット522は指令を実行するように構成される。
装置500は、装置500の電源管理を実行するように構成された電源ユニット526と、装置500をインターネットに接続させるように構成された有線又は無線ネットワークインターフェース550と、入力/出力(I/O)インターフェース558とを備えてもよい。装置500はメモリ532に記憶された操作システム、例えばWindows(登録商標) ServerTM、Mac OS XTM、Unix(登録商標)TM, Linux(登録商標)TM、FreeBSDTMなどに基づいて操作できる。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号が201410641975.2であって、出願日が2014年11月06日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全てを本願に援用する。
本発明は、ネットワーク通信技術分野に関し、特に、メディアリソースフィードバック方法装置、プログラム及び記録媒体に関する。
電子機器機能の増加に伴って、ユーザの電子機器に対する使用頻度も大幅に高くなっている。ホームネットワークでは、ユーザは、随時に、所持した電子機器を用いてエクストラネットのメディアリソース、例えば、音楽、ビデオなどを取得することができる。
電子機器を用いてメディアリソースを取得する際、電子機器が先ずアクセスメディアリソースのアクセスアドレスをルータへ送信し、ルータが当該アクセスアドレスを対応するサーバへ転送し、サーバが当該アクセスアドレスに基づいて、対応するメディアリソースをルータへフィードバックし、ルータが当該メディアリソースを当該電子機器へ転送する。
出願人は、本発明を実現させる過程において、関連技術には少なくとも以下の欠陥があることを見出した。すなわち、ルータが同じアクセスアドレスを繰り返して受信した場合、これらの同じアクセスアドレスをエクストラネットのサーバへ転送し、エクストラネットのサーバが同じメディアリソースをフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまう。
ルータが同じアクセスアドレスを繰り返して受信した場合、アクセスアドレスをエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決するために、本発明は、メディアリソースフィードバック方法装置、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、メディアリソースフィードバック方法を提供する。前記方法は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信するステップと、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップと、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするステップと、を含む。
好ましくは、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップを含み、または、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するステップと、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップと、を含む。
好ましくは、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップの前に、前記メディアリソースの種類を特定するステップをさらに含み、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、前記種類に対応する記憶空間において、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップを含む。
好ましくは、前記方法は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていなければ、前記データ標識情報を前記メディアリソースに対応するサーバへ転送するステップと、前記サーバによりフィードバックされた前記メディアリソースを受信し、前記サーバから受信された前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするステップと、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップと、をさらに含み、前記データ標識情報は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースを前記ルータへフィードバックするように前記サーバをトリガするために用いられる。
好ましくは、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップは、前記メディアリソースのデータ標識情報を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するステップを含み、または、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて前記データ標識情報を処理し、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するステップと、前記文字列を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するステップと、を含む。
好ましくは、前記メディアリソースを記憶するステップは、前記メディアリソースの種類を特定するステップと、前記メディアリソースを前記種類に対応する記憶空間に記憶するステップと、を含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、メディアリソースフィードバック装置を提供する。前記装置は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信するように構成される要求受信モジュールと、前記要求受信モジュールによって受信された前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成されるリソース照会モジュールと、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていることを前記リソース照会モジュールが照会していれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される第1のフィードバックモジュールと、を備える。
好ましくは、前記リソース照会モジュールは、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成される第1の照会サブモジュールを備え、または、前記リソース照会モジュールは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される第1の処理サブモジュールと、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成される第2の照会サブモジュールと、を備える。
好ましくは、前記装置は、前記メディアリソースの種類を特定するように構成される特定モジュールをさらに備え、前記リソース照会モジュールは、さらに、前記特定モジュールによって特定された前記種類に対応する記憶空間において、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会するように構成される。
好ましくは、前記装置は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていないことを前記リソース照会モジュールが照会していれば、前記データ標識情報を前記メディアリソースに対応するサーバへ転送するように構成されるリソース転送モジュールと、前記サーバによりフィードバックされた前記メディアリソースを受信し、前記サーバから受信された前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される第2のフィードバックモジュールと、前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するように構成されるリソース記憶モジュールと、をさらに備え、前記データ標識情報は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースを前記ルータへフィードバックするように前記サーバをトリガするために用いられる。
好ましくは、前記リソース記憶モジュールは、前記メディアリソースのデータ標識情報を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するように構成される第1の記憶サブモジュールを備え、または、前記リソース記憶モジュールは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて前記データ標識情報を処理し、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される第2の処理サブモジュールを備え、前記第1の記憶サブモジュールは、さらに、前記文字列を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するように構成される。
好ましくは、前記第1の記憶サブモジュールは、前記メディアリソースの種類を特定するように構成される特定サブモジュールと、前記メディアリソースを前記種類に対応する記憶空間に記憶するように構成される第2の記憶サブモジュールと、を備える。
本発明の実施例の第3の態様によれば、メディアリソースフィードバック装置を提供する。前記装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、前記プロセッサは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会し、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される。
本開示の実施例の第4の態様によれば、プロセッサに実行されることにより、本開示の実施例の第1の態様に記載のメディアリソースフィードバック方法を実現するプログラムを提供する。
本開示の実施例の第5の態様によれば、本開示の実施例の第4の態様に記載のプログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明の実施例で提供される技術案は、下記の格別な効果を含むことができる。端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書の文字記載とともに本開示の仕組みを解釈するために用いられる。
一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。 別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。 別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例に係るメディアリソースをフィードバックする装置を示すブロック図である。
以下、例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一符号は、同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。即ち、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。当該メディアリソースフィードバック方法は、ルータに用いられ、図1に示すように、以下のステップを含む。
ステップ101では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信する。
メディアリソースは、ネットワークにおける各種のリソース、例えば、音楽リソース、ビデオリソースまたは画像リソースなどであっても良い。
ステップ102では、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会する。
ステップ103では、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックする。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法では、ルータでは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
図2は、別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック方法を示すフローチャートである。当該メディアリソースフィードバック方法は、ルータに用いられ、図2に示すように、当該メディアリソースフィードバック方法は、以下のステップを含む。
ステップ201では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信する。
メディアリソースは、ネットワークにおける各種のリソース、例えば、音楽リソース、ビデオリソースまたは画像リソースなどであっても良い。
当該アクセス要求は、一般的にはデータ標識情報が携帯されており、ここで言うデータ標識情報は、アクセスアドレスまたはサーバでのメディアリソースの標識であっても良い。
良く見られているデータ標識情報は一般的には、アクセスアドレスであり、当該アクセスアドレスは一般的には、メディアリソースを提供するネットワークアドレスであり、すなわち、統一リソース識別子URL(英文:Uniform Resource Locator)であり、アクセスアドレスは一般的には、ネットワークでの対応するメディアリソースの記憶位置を標識するためのものである。
当該アクセス要求は、ルータへ送信されるとき、端末が開放型システム相互接続(英文:Open System Interconnection; OSIと略称する)七層プロトコルによって層別にパッケージ化して成されたものであり、ルータが受信した当該アクセス要求は一般的には、当該データ標識情報がパッケージ化されているアクセス要求であり、当該アクセス要求は、1つのデータパケットと理解されても良い。
ルータは、当該データ標識情報がパッケージ化されているデータパケットを取得した後、OSI七層プロトコル層によって当該データパケットをデカプセル化して、パケット内のデータ標識情報を取得する。
好ましくは、ルータは、端末から送信された、データ標識情報がパッケージ化されているデータパケットを受信したときに、当該データパケットを傍受することができる。
ここでは、Netfilterフレームワークを用いてデータパケットを傍受しても良く、インターネットプロトコルバージョン4(英文:Internet Protocol version 4;IPv4と略称する)には5つのフック関数を定義しており、データパケットがこれらキー位置を経過したとき、対応するフック関数が呼び出される。当該データパケットがインターネットプロトコル(英文:Internet Protocol;IPと略称する)によって校正された後、1番目のフック関数NF_IP_PRE_ROUTINGに到達して処理され、当該フック関数は、当該データパケットをエクストラネットサーバへ転送するか、それとも本ルータへ送信するかを特定するためのものである。当該データパケットを解析する必要があるため、フック関数NF_IP_PRE_ROUTINGが、全てのデータパケットを本ルータの上位層プロトコルへ転送して解析するように設けられても良く、解析結果に応じて、データパケットを転送するか否かを特定する。ルータの上位層プロトコルへ転送されたデータパケットを、ルータ内のOSIプロトコルによってデカプセル化して、この前に端末から送信されたメディアリソースのデータ標識情報に還元させる。
すなわち、ルータは、端末から送信されたアクセス要求に対応するデータパケットを受信した後、当該データパケットを上位層プロトコルへ転送してデカプセル化させ、中のデータ標識情報を取得するのであるが、デフォルトされた、当該データパケットを対応するエクストラネットサーバへ転送するのではない。
ステップ202では、当該アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会する。
好ましくは、ルータには、比較的に多くのメディアリソースを記憶することができるため、メディアリソースを便利に照会するために、メディアリソースの種類に応じて、これらメディアリソースを種類別に記憶しても良い。このとき、ルータは、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップの前に、メディアリソースの種類を特定するステップを含んでも良い。対応的に、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かをルータが照会するステップは、種類に対応する記憶空間において、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップを含んでも良い。
すなわち、ルータの照会效率を向上させるために、ルータは、記憶されるメディアリソースを種類別に管理し、同一種類のメディアリソースを同一ディレクトリに記憶しても良い。対応的に、ルータにおけるメディアリソースを照会するとき、先ず、メディアリソースの種類を特定し、さらに、該当するメディアリソース種類に対応する記憶空間において、データ標識情報に対応するメディアリソースが記憶されているか否かを照会する。
好ましくは、データ標識情報に基づいてメディアリソースの種類を照会するとき、メディアリソースに対応するデータ標識情報(例えば、アクセスアドレス)のサフィックスに応じて、メディアリソースの種類を特定しても良い。メディアリソースのアクセスアドレスがhttp://www.xxx.com/music/123.mp3であることを例とすると、要求するのが123.mp3という名称のファイルであることが分かり、サフィックスmp3によれば、要求するのが音楽ファイルであることが分かる。ルータは、メディアリソースの種類を特定した後、当該音楽種類に対応する記憶空間では、名称がデータ標識情報と同じメディアリソースが記憶されているか否かを照会する。
好ましくは、ルータが、要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップは、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップを含んでも良い。
異なるメディアリソースが同じ名称を有して、メディアリソースを間違ってフィードバックする課題を回避するために、ルータはメディアリソースを記憶するとき、メディアリソースの名称をメディアリソースのデータ標識情報で置換してメディアリソースを記憶しても良い、すなわち、データ標識情報をインデックスとしてこれらのメディアリソースを記憶しても良い。したがって、ルータは、名称がデータ標識情報であるメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会しても良い。
例えば、データ標識情報がアクセスアドレスである場合、ルータは、対応するメディアリソースの名称を当該アクセスアドレスで置換して当該メディアリソースを記憶しても良く、それから、名称が当該アクセスアドレスであるメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会しても良い。
好ましくは、ルータは、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するとき、ルータの記憶空間において、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを直接に照会しても良く、ルータにおける、メディアリソース種類に対応する記憶空間において、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会しても良い。
よく見られているように、データ標識情報が一般的にはアクセスアドレスであるため、メディアリソースのアクセスアドレスがとても長く、大量のメディアリソースはメディアリソースのアクセスアドレスを名称としてルータに記憶される場合、大量の記憶空間を占用し、かつ、アクセスアドレスに基づいて整合するとき、整合複雑度も高く、整合時間も長くなる。よって、メディアリソースの記憶空間及びメディアリソースを照会するときの整合複雑度及び照会時間をできるだけ低減するために、ルータは、メディアリソースのデータ標識情報を処理しても良い、すなわち、処理後のメディアリソースの名称の文字をデータ標識情報の文字よりも少なくしても良い。
メディアリソースのデータ標識情報を処理するとき、所定の処理規則によってメディアリソースのデータ標識情報を処理して、文字がデータ標識情報よりも少ない文字列を取得しても良い。一般的には、所定の処理規則に基づいてデータ標識情報の文字を処理して取得した文字列は、データ標識情報に唯一に対応するものである。ここで言う所定の処理規則は、ハッシュアルゴリズム、または、他の類似する、データ標識情報の文字を短縮できるアルゴリズムであっても良い。
例を挙げると、あるメディアリソースのデータ標識情報(例えば、アクセスアドレス)がhttp://www.xxx.com/music/123.mp3であり、文字数が32ビットであり、当該メディアリソースのアクセスアドレスをハッシュ演算し、得られた演算結果はADF2JLSD2JL093JSDLADであり、文字が20ビットであり、ハッシュ演算して得られた文字列の文字数は、データ標識情報の文字数よりも少ない。
所定の処理規則によりデータ標識情報を処理して文字列を取得した後、当該文字列を名称として当該データ標識情報に対応するメディアリソースを記憶しても良い。対応的に、ルータが、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するステップは、以下のステップを含んでも良い。
第1、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得する。
第2、文字列と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会する。
同様に、ルータの照会效率を向上するために、ルータに記憶されているメディアリソースを種類別に管理し、同一種類のメディアリソースをルータ記憶空間の同一ディレクトリに記憶しても良い。ルータにおけるメディアリソースの照会については、先ず、メディアリソースの種類を特定し、さらに、該当するメディアリソース種類に対応する記憶空間において、取得された文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会する。
すなわち、ルータは、当該文字列と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するとき、ルータの記憶空間において、当該文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを直接に照会しても良く、ルータにおける、メディアリソース種類に対応する記憶空間において、当該文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会しても良い。
例を挙げると、表1を参照し、それは、ルータがメディアリソースを種類別に記憶して生成した表であり、表1に示すように、ルータは、メディアリソースを音楽、ビデオ及び画像に分類する。各メディアリソース種類ディレクトリには、当該メディアリソース種類に従属している、名称をインデックスとするメディアリソースが記憶されている。すなわち、メディアリソースを記憶するとき、メディアリソース種類を一級のインデックスとし、メディアリソースの名称を二級のインデックスとして記憶する。
対応的に、メディアリソースを照会するとき、先ず、一級のインデックスで照会し、対応する種類が照会されており、それから、当該種類に対応する記憶空間では、二級のインデックスでメディアリソースを照会し、指定名称を有するメディアリソースが照会された。例えば、依然として表1を参照すると、種類が音楽であって処理後の名称が「ADF01JFSD4R」であるメディアリソースを照会するとき、先ず、メディアリソースの種類「音楽」を特定し、それから、音楽に対応する記憶空間において、名称が「ADF01JFSD4R」であるメディアリソースを照会する。
ステップ203では、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、ルータに記憶されている当該メディアリソースを端末へフィードバックする。
同じアクセス要求をエクストラネットのサーバへ繰り返して転送して、エクストラネットのサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックし、さらに、ネットワークトラフィック量を増やして、ルータの応答速度を低減してしまうため、ルータは、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていることを照会した後、直接にメディアリソースを端末へフィードバックし、かつ、当該データ標識情報に対応するデータパケットを廃棄しても良い、すなわち、データ標識情報がパッケージ化されたデータパケットをエクストラネットのサーバへ転送しなくても良く、これによって、ルータの応答速度を向上させるとともに、ユーザの体験をも向上させる。
ステップ204では、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていなければ、メディアリソースをルータへフィードバックするようサーバをトリガするためのデータ標識情報を、メディアリソースに対応するサーバへ転送し、サーバがフィードバックしたメディアリソースを受信し、サーバから受信されたメディアリソースを端末へフィードバックし、データ標識情報に基づいて当該メディアリソースを記憶する。
ステップ202においてデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていないことを照会していれば、ルータは、メディアリソースのデータ標識情報をOSI七層プロトコルによって層別にパッケージ化してデータパケットを形成し、かつ、当該メディアリソースデータ標識情報がパッケージ化されているデータパケットを、データ標識情報に対応するサーバへ転送する必要があり、サーバは、データパケットを受信し、データパケットをOSI七層プロトコル層によってデカプセル化して、パケット内のデータ標識情報を取得し、サーバでの対応するメディアリソースを照会し、メディアリソースをルータへフィードバックする。ルータは、サーバがフィードバックしたメディアリソースを所定の規則に基づいて記憶する。なお、ルータがサーバへ送信した、データ標識情報がパッケージ化されているデータパケットは、メディアリソースをルータへフィードバックするようサーバをトリガする機能を有する。
好ましくは、ルータがデータ標識情報に基づいてメディアリソースを記憶するステップは、メディアリソースのデータ標識情報をメディアリソースの名称として、当該メディアリソースを記憶するステップを含んでも良い。
異なるメディアリソースが同じ名称を有して、メディアリソースを間違ってフィードバックする課題を回避するために、ルータはメディアリソースを記憶するとき、メディアリソースの名称をメディアリソースのデータ標識情報で置換してメディアリソースを記憶しても良い、すなわち、データ標識情報をインデックスとしてこれらメディアリソースを記憶しても良い。したがって、ルータはメディアリソースを記憶するとき、当該メディアリソースに対応するデータ標識情報を直接に当該メディアリソースの名称として記憶しても良い。
好ましくは、ルータがデータ標識情報に基づいてメディアリソースを記憶するステップは、下記のステップを含んでも良い。
1)処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいてデータ標識情報を処理し、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得する。
2)当該文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶する。
同様に、通常のデータ標識情報がアクセスアドレスであるため、メディアリソースのアクセスアドレスがとても長く、大量のメディアリソースはメディアリソースのデータ標識情報を名称としてルータに記憶される場合、大量の記憶空間を占用し、かつ、データ標識情報に基づいて整合するとき、整合複雑度も高く、整合時間も長くなる。よって、メディアリソースの記憶空間及びメディアリソースを照会するときの整合複雑度及び照会時間をできるだけ低減するために、ルータは、メディアリソースのデータ標識情報を処理しても良い、すなわち、処理後のメディアリソースの名称の文字をデータ標識情報の文字よりも少なくしても良い。
メディアリソースのデータ標識情報を処理するとき、所定の処理規則によってメディアリソースのアクセスアドレスを処理して、文字がデータ標識情報よりも少ない文字列を取得しても良い。一般的には、所定の処理規則に基づいてデータ標識情報の文字を処理して取得した文字列は、データ標識情報に唯一に対応するものである。ここで言う所定の処理規則は、ステップ202に対する説明と同じであるため、ここでは再び述べない。
これから分かるように、ルータは、サーバから取得したメディアリソースを記憶するとき、当該メディアリソースのデータ標識情報に対して所定の処理演算を施して対応する文字列を取得し、かつ、当該文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースをルータに記憶しても良い。
同様に、ルータが後続でメディアリソースを照会する速度を向上させるために、メディアリソースを種類別に記憶し、同一種類のメディアリソースをルータ記憶空間の同一ディレクトリに記憶しても良い。したがって、ルータがメディアリソースを記憶するステップは、以下のステップを含んでも良い。
1)メディアリソースの種類を特定する。
2)メディアリソースを当該種類に対応する記憶空間に記憶する。
ルータは、先ず、メディアリソースの種類を特定しても良く、メディアリソース種類を特定する方法は、ステップ202と同じであるため、ここでは再び述べない。その後、ルータは、メディアリソースのアクセスアドレスに対して所定の処理、演算を施して対応する文字列を取得し、文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを当該種類に対応する記憶空間に記憶する。
これから分かるように、ルータは、メディアリソースを記憶するとき、データ標識情報を直接にメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶しても良く、所定の処理規則に基づいてデータ標識を処理し、処理後の文字列を取得し、当該文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶しても良い。メディアリソースを記憶するとき、直接に記憶しても良く、先ず、メディアリソースの種類を取得し、それから、メディアリソースを当該種類に対応する記憶空間に記憶しても良い。
以下、pc(personal computer、パーソナルコンピュータ)ブラウザがオンラインで音楽をプレーすることを例として、本方法の過程を具体的に紹介する。
1.当該例示は主として、pcデバイス、ルータ(router)及びパブリックネットワークにあるwebサーバ(web server)という3つの物理実体デバイスに係る。
ここでのpcデバイスは、1つまたは複数であっても良く、webサーバも、1つまたは複数であっても良い。
ここでのpcデバイスは、さらに、タブレットコンピュータ、携帯電話、マルチメディアプレイヤーなどのクライアントで置換されても良い。
2.pcは、1つの音楽ファイルを要求し、当該要求には、当該音楽ファイルのアクセスアドレスが携帯されており、例えば、当該音楽ファイルのアクセスアドレスがhttp://www.xxx.com/music/123.mp3であり、この要求は、pcにおいてOSI7層モデル層プロトコルによってパッケージ化されて1つのデータパケットを形成する。
好ましくは、ここの音楽ファイルは、ビデオファイル、画像ファイルなどで置換されても良い。
3.当該データパケットがルータのコアを経過したとき、傍受され、ルータは当該データパケットを傍受した後、当該データパケットを解析する。(具体的な傍受技術は、Netfilterフレームワークを用いても良い。簡単に言えば、データパケットがルータにおける1番目のHOOK関数NF_IP_PRE_ROUTINGによって処理された後、ルーティングコードに入り、ルーティングコードは、当該データパケットを転送するか、それとも自機へ送信するかを決定する必要がある。好ましくは、ルーティングコードをユーザ定義しても良く、ユーザ定義したルーティングコードは、受信された全てのデータを自機へ送信し、自機はこれらのデータパケットを解析し、その中のデータ標識情報を取得し、かつ、当該データ標識情報に基づいて、対応するメディアリソースがルータに存在しているか否かを照会する。)
4.データパケットを解析した後、要求に含まれるアクセスアドレスURLが「http://www.xxx.com/music/123.mp3」であることが得られ、このとき、ルータは、当該アクセスアドレスのサフィックスに基づいて、これが音楽ファイルであると判断でき、それから、ルータのハードディスクでは、http://www.xxx.com/music/123.mp3に対応するファイルがあるか否かを照会し(例えば、ハッシュ関数によって当該アクセスアドレスhttp://www.xxx.com/music/123.mp3をハッシュし、ハッシュした文字列「ADF2JLSD2JL093JSDLAD」が得られ、名称がADF2JLSD2JL093JSDLADのファイルがあるか否かを照会しても良い)、このファイルがあれば、当該ファイルをpcに返信し、データパケットをパブリックネットワークへ転送しない。このファイルがなければ、ルータは、データパケットをパブリックネットワークのwebサーバへ転送し、webサーバは、音楽ファイルをルータに返信し、ルータは、当該音楽をローカルにキャッシュし、記憶時の具体的なネームが当該アクセスアドレスをハッシュしたネームであり、最後に、ファイルをpcに返信する。
以上により、任意のクライアントでの任意のアプリケーションについては、要求するのがステップ3での音楽であれば、ルータは当該音楽がキャッシュされている場合、直接にクライアントに返信し、パブリックネットワークを要求する必要がなく、これによって、ルータはパブリックネットワークに接続されていなくても、クライアントがオンラインで音楽を聴くことを確保でき、プライベートホーム音楽クラウドセンターとなる。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法では、ルータでは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法では、メディアリソースの種類を特定し、種類に対応する記憶空間では、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会し、または、データ標識情報を処理して得られた文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会することにより、照会時間を少なくし、照会効率を向上させることができる。
図3は、一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。当該メディアリソースフィードバック装置は、ルータに用いられ、図3に示すように、当該メディアリソースフィードバック装置は、要求受信モジュール302と、リソース照会モジュール304と、第1のフィードバックモジュール306と、を備える。
当該要求受信モジュール302は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信するように構成される。
当該リソース照会モジュール304は、要求受信モジュール302から受信されたアクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
当該第1のフィードバックモジュール306は、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていることをリソース照会モジュール304が照会していれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック装置では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
図4は、別の例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック装置を示すブロック図である。当該メディアリソースフィードバック装置は、ルータに用いられ、図4に示すように、当該メディアリソースフィードバック装置は、要求受信モジュール402と、リソース照会モジュール404と、第1のフィードバックモジュール406と、を備える。
当該要求受信モジュール402は、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求を受信するように構成される。
当該リソース照会モジュール404は、要求受信モジュール402から受信されたアクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
当該第1のフィードバックモジュール406は、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていることをリソース照会モジュール404が照会していれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
好ましくは、リソース照会モジュール404は、第1の照会サブモジュール404aを備える。
第1の照会サブモジュール404aは、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
または、リソース照会モジュール404は、第1の処理サブモジュール404bと、第2の照会サブモジュール404cと、を備える。
第1の処理サブモジュール404bは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される。
第2の照会サブモジュール404cは、文字列と同じ名称のメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会するように構成される。
好ましくは、当該メディアリソースフィードバック装置は、特定モジュール407をさらに備える。
特定モジュール407は、メディアリソースの種類を特定するように構成される。
リソース照会モジュール404は、さらに、特定モジュール407が特定した種類に対応する記憶空間において、文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会するように構成される。
好ましくは、当該メディアリソースフィードバック装置は、リソース転送モジュール408と、第2のフィードバックモジュール410と、リソース記憶モジュール412と、をさらに備える。
リソース転送モジュール408は、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていないことをリソース照会モジュール404が照会していれば、データ標識情報をメディアリソースに対応するサーバへ転送するように構成され、当該データ標識情報は、データ標識情報に対応するメディアリソースをルータへフィードバックするようにサーバをトリガするために用いられる。
第2のフィードバックモジュール410は、サーバによってフィードバックされたメディアリソースを受信し、サーバから受信されたメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
リソース記憶モジュール412は、データ標識情報に基づいてメディアリソースを記憶するように構成される。
好ましくは、リソース記憶モジュール412は、第1の記憶サブモジュール412aを備える。
第1の記憶サブモジュール412aは、メディアリソースのデータ標識情報をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶するように構成される。
または、リソース記憶モジュール412は、第2の処理サブモジュール412bを備える。
第2の処理サブモジュール412bは、処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいてデータ標識情報を処理し、データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される。
第1の記憶サブモジュール412aは、さらに、文字列をメディアリソースの名称として、メディアリソースを記憶するように構成される。
好ましくは、第1の記憶サブモジュール412aは、特定サブモジュール412a1と、第2の記憶サブモジュール412a2と、を備える。
特定サブモジュール412a1は、メディアリソースの種類を特定するように構成される。
第2の記憶サブモジュール412a2は、メディアリソースを種類に対応する記憶空間に記憶するように構成される。
上述により、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック装置では、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に対応するメディアリソースがルータに存在していれば、メディアリソースを端末へフィードバックすることにより、ルータが要求に基づいてメディアリソースのアクセス要求を取得し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、当該データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、当該メディアリソースを端末へフィードバックすることができるため、ルータが同じメディアリソース取得要求を繰り返して受信した場合、メディアリソース取得要求をエクストラネットサーバへ繰り返して転送し、エクストラネットサーバが同じメディアリソースを繰り返してフィードバックすることに起因して、ネットワークトラフィック量が増えてしまうという課題を解決し、ネットワークトラフィック量を節約するという効果を奏する。
本発明で提供されるメディアリソースフィードバック装置では、メディアリソースの種類を特定し、種類に対応する記憶空間において、データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会し、または、データ標識情報を処理して得られた文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会することにより、照会時間を少なくし、照会効率を向上させることができる。
前記実施例に係る装置における各モジュールが操作を実行する具体的な形態は、当該方法に関する実施例において詳細に記述されており、ここでは詳しく説明しない。
本発明の一例示的な実施例は、本発明で提供されるメディアリソースフィードバック方法を実現可能なメディアリソースフィードバック装置を提供する。当該メディアリソースフィードバック装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、プロセッサは、端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されているか否かを照会し、データ標識情報に対応するメディアリソースがルータに記憶されていれば、ルータに記憶されているメディアリソースを端末へフィードバックするように構成される。
図5は、一例示的な実施例に係るメディアリソースフィードバック用装置を示すブロック図である。例えば、装置500はサーバとして提供されてもよい。図5を参照すると、装置500は、1つまたは複数のプロセッサがさらに含まれた処理ユニット522と、処理ユニット522により実行可能な指令、例えばアプリケーションプログラムを記憶するメモリ532に代表されるメモリリソースとを含む。メモリ532に記憶されたアプリケーションプログラムは、1つ以上のそれぞれが一組の指令に対応するモジュールを含んでもよい。また、前記メディアリソースフィードバック方法を実行するために、処理ユニット522は指令を実行するように構成される。
装置500は、装置500の電源管理を実行するように構成された電源ユニット526と、装置500をインターネットに接続させるように構成された有線又は無線ネットワークインターフェース550と、入力/出力(I/O)インターフェース558とを備えてもよい。装置500はメモリ532に記憶された操作システム、例えばWindows(登録商標) ServerTM、Mac OS XTM、Unix(登録商標)TM, Linux(登録商標)TM、FreeBSDTMなどに基づいて操作できる。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号が201410641975.2であって、出願日が2014年11月06日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全てを本願に援用する。

Claims (13)

  1. 端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータが受信するステップと、
    前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップと、
    前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするステップと、を含むことを特徴とするメディアリソースフィードバック方法。
  2. 前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、
    前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップを含み、
    または、
    前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、
    処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するステップと、
    前記文字列と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップの前に、
    前記メディアリソースの種類を特定するステップをさらに含み、
    前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップは、前記種類に対応する記憶空間において、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するステップを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていなければ、前記データ標識情報を前記メディアリソースに対応するサーバへ転送するステップと、
    前記サーバによりフィードバックされた前記メディアリソースを受信し、前記サーバから受信された前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするステップと、
    前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップと、をさらに含み、
    前記データ標識情報は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースを前記ルータへフィードバックするように前記サーバをトリガするために用いられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップは、
    前記メディアリソースのデータ標識情報を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するステップを含み、
    または、
    前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するステップは、
    処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて前記データ標識情報を処理し、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するステップと、
    前記文字列を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記メディアリソースを記憶するステップは、
    前記メディアリソースの種類を特定するステップと、
    前記メディアリソースを前記種類に対応する記憶空間に記憶するステップと、を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. 端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信するように構成される要求受信モジュールと、
    前記要求受信モジュールによって受信された前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成されるリソース照会モジュールと、
    前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていることを前記リソース照会モジュールが照会していれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される第1のフィードバックモジュールと、を備えることを特徴とするメディアリソースフィードバック装置。
  8. 前記リソース照会モジュールは、
    前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成される第1の照会サブモジュールを備え、
    または、前記リソース照会モジュールは、
    処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて、前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報を処理して、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される第1の処理サブモジュールと、
    前記文字列と同じ名称のメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会するように構成される第2の照会サブモジュールと、を備えることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記メディアリソースの種類を特定するように構成される特定モジュールをさらに備え、
    前記リソース照会モジュールは、さらに、前記特定モジュールによって特定された前記種類に対応する記憶空間において、前記文字列と同じ名称のメディアリソースが記憶されているか否かを照会するように構成されることを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  10. 前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていないことを前記リソース照会モジュールが照会していれば、前記データ標識情報を前記メディアリソースに対応するサーバへ転送するように構成されるリソース転送モジュールと、
    前記サーバによりフィードバックされた前記メディアリソースを受信し、前記サーバから受信された前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成される第2のフィードバックモジュールと、
    前記データ標識情報に基づいて前記メディアリソースを記憶するように構成されるリソース記憶モジュールと、をさらに備え、
    前記データ標識情報は、前記データ標識情報に対応するメディアリソースを前記ルータへフィードバックするように前記サーバをトリガするために用いられることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  11. 前記リソース記憶モジュールは、
    前記メディアリソースのデータ標識情報を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するように構成される第1の記憶サブモジュールを備え、
    または、前記リソース記憶モジュールは、
    処理されるデータ標識情報の文字を少なくするための所定の処理規則に基づいて前記データ標識情報を処理し、前記データ標識情報に唯一に対応する文字列を取得するように構成される第2の処理サブモジュールを備え、
    前記第1の記憶サブモジュールは、さらに、前記文字列を前記メディアリソースの名称として、前記メディアリソースを記憶するように構成されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記第1の記憶サブモジュールは、
    前記メディアリソースの種類を特定するように構成される特定サブモジュールと、
    前記メディアリソースを前記種類に対応する記憶空間に記憶するように構成される第2の記憶サブモジュールと、を備えることを特徴とする請求項10または11に記載の装置。
  13. プロセッサと、
    プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
    前記プロセッサは、
    端末から送信された、特定のメディアリソースの取得を要求するためのアクセス要求をルータで受信し、
    前記アクセス要求に含まれるデータ標識情報に基づいて、前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されているか否かを照会し、
    前記データ標識情報に対応するメディアリソースが前記ルータに記憶されていれば、前記ルータに記憶されている前記メディアリソースを前記端末へフィードバックするように構成されることを特徴とするメディアリソースフィードバック装置。
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